JP3002467B1 - 引扉用ラッチ装置 - Google Patents

引扉用ラッチ装置

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JP3002467B1
JP3002467B1 JP5365499A JP5365499A JP3002467B1 JP 3002467 B1 JP3002467 B1 JP 3002467B1 JP 5365499 A JP5365499 A JP 5365499A JP 5365499 A JP5365499 A JP 5365499A JP 3002467 B1 JP3002467 B1 JP 3002467B1
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敏幸 松田
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株式会社ナイキ
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Abstract

【要約】 【課題】 扉や扉枠から突出せず、かつ、扉を略180
°まで大きく開くことができ、扉閉止時の使用性と外観
の向上を図ることができる開き扉の支持構造を提供する
こと。 【解決手段】 開き扉1の端部を扉枠2の端部に枢軸3
により回動自在に支持しする開き扉1の支持構造を、枢
軸3から半径方向に延出され、枢軸3を中心に回動する
軸受部材4と、枢軸3とその中心軸が略平行となるよう
に配設されるとともに、軸受部材4の延出端部に一方の
接合板6が固定され、他方の接合板8を開き扉1に固定
するようにしたヒンジ7と、このヒンジ7の一方の接合
板6と開き扉1とを離反する方向に付勢するばね部材9
とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、引扉用ラッチ装置
に係り、特に、地震などの揺れによって引扉(本明細書
において、引違扉を含む。)がスライドして開放される
ことにより、調度品、収納物等が飛び出さないように、
引扉を扉枠側に係合、固定できるようにした、書棚等の
家具における引扉用ラッチ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、書棚等の家具における引扉の場
合、開き扉と異なり、ラッチ機構は一般的に採用されて
いないものが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来の書棚
等の家具は、地震などの揺れによって引扉がスライドし
て開放されることにより、調度品、収納物等が飛び出
し、調度品、収納物等が破損するだけでなく、飛び出た
調度品、収納物等が人に当たる危険性があった。
【0004】これに対処するため、住戸の引戸に設けら
れるような強固なラッチ装置を取り付けることも考えら
れるが、この種のラッチ装置は、係脱操作が複雑である
ため、書棚等の家具の引扉の場合には、その使い勝手が
著しく悪化するという問題があった。
【0005】本発明は、上記従来の書棚等の家具におけ
る引扉の有する問題点に鑑み、引扉の引手部を利用して
ラッチ装置を設け、引扉側に設けたラッチレバーのラッ
チと扉枠側に設けたラッチ掛け具とを、特別な操作をす
ることなく係脱自在にすることにより、地震などの揺れ
によって引扉がスライドして開放されることを防止しな
がら、使い勝手が良好な引扉のラッチ装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の引扉用ラッチ装置は、引扉を扉枠側に閉じ
た状態に固定する引扉用ラッチ装置であって、扉の開き
方向に延出された尾部を有して、この尾部が上下に揺動
し得るように扉側に枢着されたラッチレバーと、扉の引
手部内に突出するように付勢されるとともに、退入自在
に配設され、突出した状態で前記ラッチレバーの尾部を
上昇した位置で支持する支持部材と、前記ラッチレバー
の尾部が上昇した状態でラッチレバーのラッチと係合
し、ラッチレバーの尾部が下降した状態で係合を解除す
る扉枠側に取り付けられるラッチ掛け具とからなり、扉
を閉鎖する際に、前記ラッチレバーがラッチ掛け具に当
接することにより、ラッチレバーの尾部が上昇する方向
にラッチレバーを揺動させ、ラッチレバーのラッチをラ
ッチ掛け具に係合させるようにしたことを特徴とする。
なお、ここでいう扉枠とは、引扉の周囲が単に側板で囲
まれるような構成も含むものである。
【0007】上記の構成からなる本発明の引扉用ラッチ
装置は、ラッチレバーの尾部が上昇した状態で支持部材
によって支持されることにより、ラッチレバーのラッチ
とラッチ掛け具の係合状態が保持され、地震などの揺れ
によって引扉がスライドして開放されることを防止する
ことができる。そして、引扉を開放する場合には、引手
部内に突出した状態に配設され、ラッチレバーの尾部を
上昇した位置で支持している支持部材を、引手部内に挿
入した手により自然に操作して退入させることにより、
ラッチレバーの尾部の支持を解除し、ラッチレバーの尾
部を下降させ、ラッチレバーのラッチとラッチ掛け具の
係合状態を解くようにして、引扉を開放するようにす
る。また、引扉を閉鎖する場合には、ラッチレバーがラ
ッチ掛け具に当接することにより、ラッチレバーの尾部
が上昇する方向にラッチレバーを揺動させ、ラッチレバ
ーのラッチをラッチ掛け具に係合させるとともに、支持
部材によりラッチレバーの尾部を支持することにより、
ラッチレバーのラッチとラッチ掛け具の係合状態が保持
されるようにする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の引扉用ラッチ装置
の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0009】図1〜図4に、本発明の引扉用ラッチ装置
の一実施例を示す。このラッチ装置は、引扉1側に取り
付けられる引手部2に配設されるラッチレバー4及びラ
ッチレバー4の支持部材5と、扉枠3側に取り付けられ
るラッチ掛け具8とで、その主要部が構成される。この
場合、引手部2及びラッチ掛け具8には、引手部2及び
ラッチ掛け具8を引扉1又は扉枠3に、嵌合することに
より容易に固定状態に取り付けることができるように、
適宜位置に、爪片2b,8cを形成するようにする。
【0010】ラッチレバー4は、先端に下向きに突出す
るラッチ4aを、後端に扉の開き方向に延出された尾部
4bを、さらに、ラッチ4aの下部に、ラッチレバー4
がラッチ掛け具8に当接することにより、ラッチレバー
4の尾部4bが上昇する方向にラッチレバー4を揺動さ
せるための反転用当接部4cを形成して構成する。そし
て、ラッチレバー4は、尾部4bが上下に揺動するとと
もに、尾部4bがバランス的に下降するように、引扉1
に取り付けられる引手部2に形成したブラケット9に枢
軸7によって軸着されている。
【0011】支持部材5は、引扉1の引手部2内に突出
するように、ばね部材6により付勢されるとともに、引
手部2の引扉1の開き方向側の形成した後室2aに退入
自在に配設され、突出した状態でラッチレバー4の尾部
4bを上昇した位置で支持するように配設するととも
に、図1の一点鎖線で示すように後室2aに退入した状
態では、ラッチレバー4の尾部4bがバランス的に下降
するように、開放するように構成されている。支持部材
5には、ばね部材6を安定して保持するための凹溝5a
を形成するようにする。なお、支持部材5は、本実施例
では、引手部2の引扉1の開き方向側の形成した後室2
aに退入自在に配設するようにしているが、引扉1の裏
側に退入するように構成することもできる。
【0012】ラッチ掛け具8は、ラッチレバー4の尾部
4bが上昇して支持部材5により支持された状態でラッ
チレバー4のラッチ4aと係合するとともに、図2に示
すように、ラッチレバー4の尾部4bが支持部材5から
開放されて下降した状態で、係合を解くラッチ受け部8
aを、また、ラッチ受け部8aの下部には、ラッチレバ
ー4がラッチ掛け具8に当接することにより、ラッチレ
バー4の尾部4bが上昇する方向にラッチレバー4を揺
動させるためにラッチレバー4に形成した反転用当接部
4cが当接するあご部8bを形成して構成する。
【0013】この引扉用ラッチ装置は、引扉1を開放す
る場合には、引手部2内に突出した状態に配設され、ラ
ッチレバー4の尾部4bを上昇した位置で支持している
支持部材5を、引手部2内に挿入した手により自然に操
作して、引手部2の引扉1の開き方向側の形成した後室
2aに退入させることにより、ラッチレバー4の尾部4
bの支持を解除し、ラッチレバー4の尾部4bを下降さ
せ、ラッチレバー4のラッチ4aとラッチ掛け具8のラ
ッチ受け部8aの係合状態を解くようにして、引扉1を
開放することができる。
【0014】一方、引扉1を閉鎖する場合には、ラッチ
レバー4の反転用当接部4cがラッチ掛け具8のあご部
8bに当接することにより、ラッチレバー4の尾部4b
が上昇する方向にラッチレバー4を揺動させ、ラッチレ
バー4のラッチ4aをラッチ掛け具8のラッチ受け部8
aに係合させるとともに、支持部材5によりラッチレバ
ー4の尾部4bを支持することにより、ラッチレバー4
のラッチ4aとラッチ掛け具8のラッチ受け部8aの係
合状態が保持されるようにすることができる。
【0015】そして、この状態では、ラッチレバー4の
尾部4bが上昇した状態で支持部材5によって支持され
ることにより、ラッチレバー4のラッチ4aとラッチ掛
け具8のラッチ受け部8aの係合状態が保持され、地震
などの揺れによって引扉1がスライドして開放されるこ
とを防止することができる。
【0016】以上、本発明の引扉用ラッチ装置の実施の
形態を説明したが、上記実施の形態の構成は本発明の趣
旨を逸脱しない範囲において適宜に変更することが可能
である。
【0017】
【発明の効果】本発明の引扉用ラッチ装置によれば、ラ
ッチレバーの尾部が上昇した状態で支持部材によって支
持されることにより、ラッチレバーのラッチとラッチ掛
け具の係合状態が保持され、地震などの揺れによって引
扉がスライドして開放されることを防止することがで
き、これにより、引扉がスライドして開放されることに
より、調度品、収納物等が飛び出し、調度品、収納物等
が破損することを未然に防止できるとともに、飛び出た
調度品、収納物等が人に当たる危険を解消することがで
きる。る。また、この引扉用ラッチ装置は、引扉を開放
する場合には、引手部内に突出した状態に配設され、ラ
ッチレバーの尾部を上昇した位置で支持している支持部
材を、引手部内に挿入した手により自然に操作して退入
させることにより、ラッチレバーの尾部の支持を解除
し、ラッチレバーの尾部を下降させ、ラッチレバーのラ
ッチとラッチ掛け具の係合状態を解くようにして、引扉
を開放することができ、一方、引扉を閉鎖する場合に
は、ラッチレバーがラッチ掛け具に当接することによ
り、ラッチレバーの尾部が上昇する方向にラッチレバー
を揺動させ、ラッチレバーのラッチをラッチ掛け具に係
合させるとともに、支持部材によりラッチレバーの尾部
を支持することにより、ラッチレバーのラッチとラッチ
掛け具の係合状態が保持されるようにすることができ、
これにより、係脱操作が容易で、使い勝手が良好な引扉
のラッチ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の引扉用ラッチ装置の一実施例を示し、
(A)は引扉を閉鎖した状態を示す正面図、(B)は同
平面図である。
【図2】同ラッチレバーのラッチとラッチ掛け具の係合
が解かれた状態(引扉を閉鎖する時の状態)を示す正面
図である。
【図3】(A)はラッチ掛け具の正面図、(B)はラッ
チレバーの正面図である。
【図4】(A)は引手部の平面図、(B)は同正面図、
(C)は同右側面図、(D)は支持部材の正面図、
(E)は同右側面図、(F)はばね部材の正面図であ
る。
【符号の説明】
1 引扉 2 引手部 3 扉枠 4 ラッチレバー 4a ラッチ 4b 尾部 4c 反転用当接部 5 支持部材 6 ばね部材 7 枢軸 8 ラッチ掛け具 8a ラッチ受け部 8b あご部 9 ブラケット

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引扉を扉枠側に閉じた状態に固定する引
    扉用ラッチ装置であって、扉の開き方向に延出された尾
    部を有して、この尾部が上下に揺動し得るように扉側に
    枢着されたラッチレバーと、扉の引手部内に突出するよ
    うに付勢されるとともに、退入自在に配設され、突出し
    た状態で前記ラッチレバーの尾部を上昇した位置で支持
    する支持部材と、前記ラッチレバーの尾部が上昇した状
    態でラッチレバーのラッチと係合し、ラッチレバーの尾
    部が下降した状態で係合を解除する扉枠側に取り付けら
    れるラッチ掛け具とからなり、扉を閉鎖する際に、前記
    ラッチレバーがラッチ掛け具に当接することにより、ラ
    ッチレバーの尾部が上昇する方向にラッチレバーを揺動
    させ、ラッチレバーのラッチをラッチ掛け具に係合させ
    るようにしたことを特徴とする引扉用ラッチ装置。
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