JPH11239877A - スプール巻き溶接ワイヤの移送用構造物 - Google Patents
スプール巻き溶接ワイヤの移送用構造物Info
- Publication number
- JPH11239877A JPH11239877A JP10040633A JP4063398A JPH11239877A JP H11239877 A JPH11239877 A JP H11239877A JP 10040633 A JP10040633 A JP 10040633A JP 4063398 A JP4063398 A JP 4063398A JP H11239877 A JPH11239877 A JP H11239877A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スプール巻き溶接ワイヤの梱包作業を簡単容
易とし、荷崩れや錆を生じることなく、スプール巻き溶
接ワイヤの取出し作業も容易とすることを目的とする。 【解決手段】 移送用パレット上にスプール巻き溶接ワ
イヤがフランジを水平にして円柱状に複数段また複数列
積層されて、移送用パレットとスプール巻き溶接ワイヤ
とがプラスチックフイルムで巻締めて一体化されている
ことを特徴とするスプール巻き溶接ワイヤの移送用構造
物。
易とし、荷崩れや錆を生じることなく、スプール巻き溶
接ワイヤの取出し作業も容易とすることを目的とする。 【解決手段】 移送用パレット上にスプール巻き溶接ワ
イヤがフランジを水平にして円柱状に複数段また複数列
積層されて、移送用パレットとスプール巻き溶接ワイヤ
とがプラスチックフイルムで巻締めて一体化されている
ことを特徴とするスプール巻き溶接ワイヤの移送用構造
物。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、スプール巻き溶接
ワイヤの移送用構造物に関し、特に、溶接ワイヤを巻回
したスプールすなわちスプール巻き溶接ワイヤの複数個
を、移送用に１組に梱包したスプール巻き溶接ワイヤの
移送用構造物に関する。
ワイヤの移送用構造物に関し、特に、溶接ワイヤを巻回
したスプールすなわちスプール巻き溶接ワイヤの複数個
を、移送用に１組に梱包したスプール巻き溶接ワイヤの
移送用構造物に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来スプール巻き溶接ワイヤの移送用構
造物は、図４に示すように移送用パレット１の上にダン
ボール箱２を載置し、このダンボール箱２の上開口か
ら、スプール巻き溶接ワイヤ３を、その中心軸を垂直に
して降ろし、スプールのフランジを水平にして例えば５
個を１組の円柱状に積み重ね、ダンボール箱２内に、例
えば８組の円柱が垂直に立っているように、５×８個の
スプール巻き溶接ワイヤ３を収納し、積重ねのフランジ
間に錆止め紙（図示せず）を介挿し、円柱状の空間にダ
ンボール紙の角筒（図示せず）を挿入してスプール間空
間を充填している。移送用パレット１とスプール巻き溶
接ワイヤ３およびダンボール箱２は、梱包バンド複数組
の十字掛け（図示せず）で一体に結束される。この梱包
バンドが移送中の荷崩れを防ぐ。
造物は、図４に示すように移送用パレット１の上にダン
ボール箱２を載置し、このダンボール箱２の上開口か
ら、スプール巻き溶接ワイヤ３を、その中心軸を垂直に
して降ろし、スプールのフランジを水平にして例えば５
個を１組の円柱状に積み重ね、ダンボール箱２内に、例
えば８組の円柱が垂直に立っているように、５×８個の
スプール巻き溶接ワイヤ３を収納し、積重ねのフランジ
間に錆止め紙（図示せず）を介挿し、円柱状の空間にダ
ンボール紙の角筒（図示せず）を挿入してスプール間空
間を充填している。移送用パレット１とスプール巻き溶
接ワイヤ３およびダンボール箱２は、梱包バンド複数組
の十字掛け（図示せず）で一体に結束される。この梱包
バンドが移送中の荷崩れを防ぐ。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】スプール巻き溶接ワイ
ヤを水平（ワイヤ巻回の中心軸が垂直）にして、ダンボ
ール箱の上開口から底に降ろして積み重ねるため、スプ
ール巻き溶接ワイヤの梱包作業は重労働である。しかも
ダンボール箱内でのスプール巻き溶接ワイヤの位置決め
は正確でなければならない。位置決めが不正確である
と、ダンボール箱の外径が直方体から崩れて、移送中に
荷崩れを生じる。
ヤを水平（ワイヤ巻回の中心軸が垂直）にして、ダンボ
ール箱の上開口から底に降ろして積み重ねるため、スプ
ール巻き溶接ワイヤの梱包作業は重労働である。しかも
ダンボール箱内でのスプール巻き溶接ワイヤの位置決め
は正確でなければならない。位置決めが不正確である
と、ダンボール箱の外径が直方体から崩れて、移送中に
荷崩れを生じる。
【０００４】また、スプール巻き溶接ワイヤの使用現場
においては、ダンボール箱中のスプール巻き溶接ワイヤ
を、ダンボール箱の上開口部から１個ずつ取り出し、そ
れを溶接機に装着する。取り出し時、特にダンボール底
部にあるスプール巻き溶接ワイヤは非常に取り出しにく
く、ダンボール箱を壊して取り出さなければならない。
においては、ダンボール箱中のスプール巻き溶接ワイヤ
を、ダンボール箱の上開口部から１個ずつ取り出し、そ
れを溶接機に装着する。取り出し時、特にダンボール底
部にあるスプール巻き溶接ワイヤは非常に取り出しにく
く、ダンボール箱を壊して取り出さなければならない。
【０００５】本発明は、スプール巻き溶接ワイヤの梱包
作業を簡単容易にし、荷崩れや錆が生じることなく、さ
らにスプール巻き溶接ワイヤの取出し作業を容易とする
ことを目的とする。
作業を簡単容易にし、荷崩れや錆が生じることなく、さ
らにスプール巻き溶接ワイヤの取出し作業を容易とする
ことを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明のスプール巻き溶
接ワイヤの移送用構造物の要旨は、 （１）移送用パレット上にスプール巻き溶接ワイヤがフ
ランジを水平にして円柱状に複数段また複数列積層され
て、移送用パレットとスプール巻き溶接ワイヤとがプラ
スチックフイルムで巻締めて一体化されていることを特
徴とする。 （２）上記(1) において、円柱状に複数段また複数列積
層されたスプール巻き溶接ワイヤ上面が、防水シートで
被われていることを特徴とする。 （３）上記(1) または(2) において、スプール巻き溶接
ワイヤが、熱収縮性フイルムで被覆されていることを特
徴とする。
接ワイヤの移送用構造物の要旨は、 （１）移送用パレット上にスプール巻き溶接ワイヤがフ
ランジを水平にして円柱状に複数段また複数列積層され
て、移送用パレットとスプール巻き溶接ワイヤとがプラ
スチックフイルムで巻締めて一体化されていることを特
徴とする。 （２）上記(1) において、円柱状に複数段また複数列積
層されたスプール巻き溶接ワイヤ上面が、防水シートで
被われていることを特徴とする。 （３）上記(1) または(2) において、スプール巻き溶接
ワイヤが、熱収縮性フイルムで被覆されていることを特
徴とする。
【０００７】本発明は、移送用パレットの上にスプール
巻き溶接ワイヤを横方向から積層できるので、作業姿勢
に無理がなく梱包作業が容易になる。しかもスプール巻
き溶接ワイヤの位置決めも容易で正確となり、移送中に
荷崩れを生じることがない。また、スプール巻き溶接ワ
イヤを取り出して溶接機に装着する場合も、スプール巻
き溶接用ワイヤを被っているプラスチックフイルムおよ
び防水シートを除いた後、横方向から取り出せるので作
業姿勢に無理がない。
巻き溶接ワイヤを横方向から積層できるので、作業姿勢
に無理がなく梱包作業が容易になる。しかもスプール巻
き溶接ワイヤの位置決めも容易で正確となり、移送中に
荷崩れを生じることがない。また、スプール巻き溶接ワ
イヤを取り出して溶接機に装着する場合も、スプール巻
き溶接用ワイヤを被っているプラスチックフイルムおよ
び防水シートを除いた後、横方向から取り出せるので作
業姿勢に無理がない。
【０００８】さらに、円柱状に複数段また複数列積層し
たスプール巻き溶接ワイヤと移送用パレットがプラスチ
ックフイルムで積層したスプール巻き溶接ワイヤの上面
と移送用パレット間に圧力をかけるように巻き締めて一
体化されているので、移送中に荷崩れすることがない。
たスプール巻き溶接ワイヤと移送用パレットがプラスチ
ックフイルムで積層したスプール巻き溶接ワイヤの上面
と移送用パレット間に圧力をかけるように巻き締めて一
体化されているので、移送中に荷崩れすることがない。
【０００９】なお、本発明でいうプラスチックフイルム
とは、ポリエチレンフイルム、ポリスチレンフイルム、
ジアリルフタレートフイルム、ポリイミドフイルム、ポ
リアクリレートフイルム、ポリエーテルサルフォンフイ
ルムおよびポリエーテルケトンフイルムなどをいい、厚
さは１５〜２００μｍ、幅は円柱状に複数段また複数列
積層したスプール巻き溶接ワイヤと移送用パレットとを
巻き締めて緊張状態に一体化できる幅であればよい。
とは、ポリエチレンフイルム、ポリスチレンフイルム、
ジアリルフタレートフイルム、ポリイミドフイルム、ポ
リアクリレートフイルム、ポリエーテルサルフォンフイ
ルムおよびポリエーテルケトンフイルムなどをいい、厚
さは１５〜２００μｍ、幅は円柱状に複数段また複数列
積層したスプール巻き溶接ワイヤと移送用パレットとを
巻き締めて緊張状態に一体化できる幅であればよい。
【００１０】また、円柱状に複数段また複数列積層した
スプール巻き溶接ワイヤと移送用パレットとの巻き締め
は、梱包用の機械でプラスチックフイルムを長手方向に
１．５〜３倍に引張り伸ばしながら複数回周回して一体
化するが、好ましくは４〜７回周回する。
スプール巻き溶接ワイヤと移送用パレットとの巻き締め
は、梱包用の機械でプラスチックフイルムを長手方向に
１．５〜３倍に引張り伸ばしながら複数回周回して一体
化するが、好ましくは４〜７回周回する。
【００１１】なお、積層したスプール巻き溶接ワイヤと
移送用パレットとを周回して巻き締め一体化したプラス
チックフイルムの端面は粘着テープで固定するか、プラ
スチックフイルムの端面を束ねて移送用パレットと周回
したプラスチックフイルムとの間に差し込んで固定す
る。さらに、移送用パレットとスプール巻き溶接ワイヤ
との間には、ダンボールまたは防錆紙等の敷物を介在さ
せることが好ましい。
移送用パレットとを周回して巻き締め一体化したプラス
チックフイルムの端面は粘着テープで固定するか、プラ
スチックフイルムの端面を束ねて移送用パレットと周回
したプラスチックフイルムとの間に差し込んで固定す
る。さらに、移送用パレットとスプール巻き溶接ワイヤ
との間には、ダンボールまたは防錆紙等の敷物を介在さ
せることが好ましい。
【００１２】スプール巻き溶接ワイヤは熱収縮性フイル
ムで被覆されているので、円柱状に積層してもスプール
巻き溶接ワイヤのフランジ間での滑りを防ぐので、移送
中の荷崩れが生じにくい。また、熱収縮性フイルムで被
覆されるとともに、円柱状に複数段かつ複数列積層され
たスプール巻き溶接ワイヤ上面は防水シートで被われて
いるので、比較的長い移送および保管においても溶接ワ
イヤは発錆することがない。
ムで被覆されているので、円柱状に積層してもスプール
巻き溶接ワイヤのフランジ間での滑りを防ぐので、移送
中の荷崩れが生じにくい。また、熱収縮性フイルムで被
覆されるとともに、円柱状に複数段かつ複数列積層され
たスプール巻き溶接ワイヤ上面は防水シートで被われて
いるので、比較的長い移送および保管においても溶接ワ
イヤは発錆することがない。
【００１３】なお、円柱状に複数段かつ複数列積層され
たスプール巻き溶接ワイヤ上面を被う防水シートとは、
円柱状に複数段また複数列積層したスプール巻き溶接ワ
イヤと移送用パレットとの巻き締めに用いるプラスチッ
クフイルム、ダンボール、樹脂製、布製および紙製など
の防水可能なシートをいう。さらに、スプール巻き溶接
ワイヤを円柱状に複数段積層した各積層体間の空間部に
は、ダンボール、発泡スチロール等を支柱状にして充填
することによって、さらに移送中の荷崩れが生じにくく
なる。
たスプール巻き溶接ワイヤ上面を被う防水シートとは、
円柱状に複数段また複数列積層したスプール巻き溶接ワ
イヤと移送用パレットとの巻き締めに用いるプラスチッ
クフイルム、ダンボール、樹脂製、布製および紙製など
の防水可能なシートをいう。さらに、スプール巻き溶接
ワイヤを円柱状に複数段積層した各積層体間の空間部に
は、ダンボール、発泡スチロール等を支柱状にして充填
することによって、さらに移送中の荷崩れが生じにくく
なる。
【００１４】
【発明の実施の形態】図１は、本発明の実施形態を示す
一例であり、スプール巻き溶接ワイヤの移送用構造物の
概略構成図である。移送用パレット１の上にダンボール
または防錆紙等の敷物４を敷き、図２に示す熱収縮性フ
イルム５で被覆された１０〜２０kgのスプール巻き溶接
ワイヤ３を、その中心軸６を垂直にして、スプールのフ
ランジ７を水平にして複数（図では５個）を円柱状に積
み重ね、該スプール巻き溶接ワイヤ３の円柱を複数列積
層（図では５×８個）する。
一例であり、スプール巻き溶接ワイヤの移送用構造物の
概略構成図である。移送用パレット１の上にダンボール
または防錆紙等の敷物４を敷き、図２に示す熱収縮性フ
イルム５で被覆された１０〜２０kgのスプール巻き溶接
ワイヤ３を、その中心軸６を垂直にして、スプールのフ
ランジ７を水平にして複数（図では５個）を円柱状に積
み重ね、該スプール巻き溶接ワイヤ３の円柱を複数列積
層（図では５×８個）する。
【００１５】次いで、図３に示すように積層されたスプ
ール巻き溶接ワイヤ３の上面を防水シート９で被った後
に、図１に示すようにプラスチックフイルム８を１．５
〜３倍に引き伸ばしながら、移送用パレット１と円柱状
に複数段また複数列積層したスプール巻き溶接ワイヤ３
とを複数回周回しながら積層したスプール巻き溶接ワイ
ヤの上面と移送用パレット間に圧力をかけるように巻締
めて一体化する。
ール巻き溶接ワイヤ３の上面を防水シート９で被った後
に、図１に示すようにプラスチックフイルム８を１．５
〜３倍に引き伸ばしながら、移送用パレット１と円柱状
に複数段また複数列積層したスプール巻き溶接ワイヤ３
とを複数回周回しながら積層したスプール巻き溶接ワイ
ヤの上面と移送用パレット間に圧力をかけるように巻締
めて一体化する。
【００１６】
【実施例】移送用パレット（幅５９０mm、長さ１１５０
mm）上にダンボール紙（幅５６０mm、長さ１１００mm）
を敷き、ＪＩＳ Ｚ３３１３に規定されるＹＦＷ−Ｃ５
０ＤＲ、１．２mm径のフラックス入りワイヤをスプール
（フランジ部径２７０mm、幅１０３mm）に１５kgずつ巻
き取り、熱収縮性フイルムで被覆したものを、前記移送
用パレットに積層した。スプール巻き溶接ワイヤの積層
は、円柱状に５個、縦方向に２列、横方向に４列とし、
合計４０個、６００kgであった。
mm）上にダンボール紙（幅５６０mm、長さ１１００mm）
を敷き、ＪＩＳ Ｚ３３１３に規定されるＹＦＷ−Ｃ５
０ＤＲ、１．２mm径のフラックス入りワイヤをスプール
（フランジ部径２７０mm、幅１０３mm）に１５kgずつ巻
き取り、熱収縮性フイルムで被覆したものを、前記移送
用パレットに積層した。スプール巻き溶接ワイヤの積層
は、円柱状に５個、縦方向に２列、横方向に４列とし、
合計４０個、６００kgであった。
【００１７】防水シートであるポリエチレンフイルム
（厚さ１００μｍ、幅１９００mm、長さ１５００mm）で
スプール巻き溶接ワイヤ積層体の上面を被った。次い
で、ポリエチレンフイルム（厚さ２５μｍ、幅１９００
mm）を梱包機械で長手方向に２倍に引き伸ばしながら、
スプール巻き溶接ワイヤ積層体と移送用パレットとを５
回周回して一体化した。
（厚さ１００μｍ、幅１９００mm、長さ１５００mm）で
スプール巻き溶接ワイヤ積層体の上面を被った。次い
で、ポリエチレンフイルム（厚さ２５μｍ、幅１９００
mm）を梱包機械で長手方向に２倍に引き伸ばしながら、
スプール巻き溶接ワイヤ積層体と移送用パレットとを５
回周回して一体化した。
【００１８】前記移送用パレットと一体化したスプール
巻き溶接ワイヤの移送体を、水平状態から３０°までの
傾斜を１００回繰り返して荷崩れの状態を調べたが、荷
崩れは全く生じなかった。また、移送用パレットと一体
化したスプール巻き溶接ワイヤの移送体５個を、３０日
間倉庫に放置した後、トラックで５００km輸送し、開封
して荷崩れおよび錆の発生状況を調べた。
巻き溶接ワイヤの移送体を、水平状態から３０°までの
傾斜を１００回繰り返して荷崩れの状態を調べたが、荷
崩れは全く生じなかった。また、移送用パレットと一体
化したスプール巻き溶接ワイヤの移送体５個を、３０日
間倉庫に放置した後、トラックで５００km輸送し、開封
して荷崩れおよび錆の発生状況を調べた。
【００１９】その結果、いずれの梱包したスプール巻き
溶接ワイヤも荷崩れがなく、スプール巻き溶接ワイヤ２
００個すべて錆の発生はみられなかった。また、梱包時
のスプール巻き溶接ワイヤ積層および開封時の取出し作
業も容易であった。
溶接ワイヤも荷崩れがなく、スプール巻き溶接ワイヤ２
００個すべて錆の発生はみられなかった。また、梱包時
のスプール巻き溶接ワイヤ積層および開封時の取出し作
業も容易であった。
【００２０】
【発明の効果】以上のように、本発明のスプール巻き溶
接ワイヤの移送用構造物によれば、スプール巻き溶接ワ
イヤの梱包作業が簡単容易で、移送中に荷崩れや移送お
よび保管時に錆の発生がなく、さらにスプール巻き溶接
ワイヤの取出し作業が容易である。
接ワイヤの移送用構造物によれば、スプール巻き溶接ワ
イヤの梱包作業が簡単容易で、移送中に荷崩れや移送お
よび保管時に錆の発生がなく、さらにスプール巻き溶接
ワイヤの取出し作業が容易である。
【図１】本発明のスプール巻き溶接ワイヤの移送用構造
物の概略構成図である。
物の概略構成図である。
【図２】スプール巻き溶接ワイヤを示す図である。
【図３】スプール巻き溶接ワイヤ積層体上面を防水シー
トで被った状態を示す図である。
トで被った状態を示す図である。
【図４】従来のスプール巻き溶接ワイヤの移送用構造物
の概略構成図である。
の概略構成図である。
１：移送用パレット ６：スプール中心軸 ２：包装体（ダンボール箱） ７：スプールのフランジ ３：スプール巻き溶接ワイヤ ８：プラスチックフイル
ム ４：敷物 ９：防水シート ５：熱収縮性フイルム
ム ４：敷物 ９：防水シート ５：熱収縮性フイルム
Claims (3)
- 【請求項１】 スプール巻き溶接ワイヤの移送用構造物
において、移送用パレット上にスプール巻き溶接ワイヤ
がフランジを水平にして円柱状に複数段また複数列積層
されて、移送用パレットとスプール巻き溶接ワイヤとが
プラスチックフイルムで巻締めて一体化されていること
を特徴とするスプール巻き溶接ワイヤの移送用構造物。 - 【請求項２】 円柱状に複数段また複数列積層されたス
プール巻き溶接ワイヤ上面が、防水シートで被われてい
ることを特徴とする請求項１記載のスプール巻き溶接ワ
イヤの移送用構造物。 - 【請求項３】 スプール巻き溶接ワイヤが、熱収縮性フ
イルムで被覆されていることを特徴とする請求項１また
は２に記載のスプール巻き溶接ワイヤの移送用構造物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10040633A JPH11239877A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | スプール巻き溶接ワイヤの移送用構造物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10040633A JPH11239877A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | スプール巻き溶接ワイヤの移送用構造物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11239877A true JPH11239877A (ja) | 1999-09-07 |
Family
ID=12585963
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10040633A Pending JPH11239877A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | スプール巻き溶接ワイヤの移送用構造物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11239877A (ja) |
-
1998
- 1998-02-23 JP JP10040633A patent/JPH11239877A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040302 |