JP2001240121A - パレット包装体 - Google Patents

パレット包装体

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JP2001240121A
JP2001240121A JP2000049798A JP2000049798A JP2001240121A JP 2001240121 A JP2001240121 A JP 2001240121A JP 2000049798 A JP2000049798 A JP 2000049798A JP 2000049798 A JP2000049798 A JP 2000049798A JP 2001240121 A JP2001240121 A JP 2001240121A
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stretch film
stack
glass fiber
sheet
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Hiroshi Kanbayashi
洋 神林
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パレット2上に複数個の繊維ロービング1を
積重し、パレット2と繊維ロービング1とをストレッチ
フィルムで包装したパレット包装体の荷ズレを防止す
る。 【解決手段】 パレット2上に、複数個の繊維ロービン
グ1を並列配置したものを複数段積重させ、ストレッチ
フィルム7で包装する。その後、繊維ロービング1の積
重体の外側面からPETバンド4を巻き付ける。好まし
くは、各段のロービング群1A,1B,1C毎にPET
バンド4A,4B,4Cを巻き付けて締め付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパレット包装体に係
り、特にパレット上にガラス繊維等の繊維のロービング
を複数個載置してその上から包装したパレット包装体に
おいて、荷ズレを防止したパレット包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラス繊維は、通常、円筒状に巻いてロ
ービングとし、図3に示す如くこのロービング11を複
数個連結し、パレット12上に3〜4段積み重ね(図3
においては3段)、この上からフィルム13でシュリン
ク包装してユーザーに供給される。
【0003】なお、実公平4−49048号公報には、
このようなパレット・シュリンク包装体のガラス繊維製
品を引き出して使用する際に、カッター等を使用せず
に、また、製品に傷をつけることなく、包装体のシュリ
ンクフィルム13を容易に切断することができるよう
に、開裂用の線状体14を設けることが記載されてい
る。
【0004】上記のシュリンクフィルム13は通常ポリ
エチレンフィルム、ポリプロピレン等のポリオレフィン
フィルムよりなる。個々のガラス繊維ロービング11も
また、それぞれシュリンクフィルムで包装されている。
【0005】このようなシュリンクフィルムで包装する
ためには、パレットとその上に積み重ねたロービングと
の全体を包むようにシュリンクフィルムを被せて、全体
を加熱してフィルムを熱収縮させる。
【0006】なお、図3において、16はガラス繊維ロ
ービング11の糸口である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のパレット・
シュリンク包装体では、シュリンクフィルム13の締め
付けによってガラス繊維ロービング11を拘束している
ため、ガラス繊維ロービング11の集積体に荷崩れが生
じるおそれがある。
【0008】そこで、このガラス繊維ロービング集積体
の格段毎にPP(ポリプロピレン)バンド等を巻きつけ
て緊締した後、シュリンクフィルム13で包装すること
が考えられる。
【0009】しかしながら、ガラス繊維ロービング集積
体にバンドを巻いてからシュリンクフィルムで包装した
場合、シュリンクフィルムの締付力のために集積体が若
干押し縮められ、バンドに緩みが生じ、バンドの緊締力
が喪失し、荷ズレが生じるおそれがある。
【0010】本発明は、繊維ロービングの荷ズレを確実
に防止することができるパレット包装体を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のパレット包装体
は、パレット上に、複数個の繊維ロービングを並列配置
したものを複数段積重させ、ストレッチフィルムで包装
し、このストレッチフィルムの外側から該繊維ロービン
グの積重体の外側面に線状体を巻き付けたことを特徴と
するものである。
【0012】かかるパレット包装体にあっては、ストレ
ッチフィルムによって集積体を包装し、その上から(即
ち、その外側から)線状体を巻きつけているので、スト
レッチフィルムの締付力によって集積体が縮まった後に
線状体が巻かれることになる。このため、線状体の緊締
力が喪失することがなく、荷ズレが確実に防止される。
【0013】本発明においては、パレットと最下段の繊
維ロービングとの間に、パレットの上面面積よりも面積
の大きい敷きシートを設けるのが好ましく、これによ
り、ストレッチフィルムと敷きシートとが密着すること
で、パレット下面からの塵埃、虫類等の異物の侵入を防
止することができる。
【0014】また、この敷きシートが発泡樹脂製シート
であれば、パレットよりも大面積の敷きシートであって
も容易にストレッチフィルムで被覆して包装することが
でき、しかも、発泡樹脂シートの弾性でパレット上の釘
や木材本来の厚み差、反り等の凹凸を吸収し、安定な包
装体とすることができる。
【0015】また、並列配置された繊維ロービング群を
固定するための線状体を該繊維ロービング群を周回する
ように設けることにより、パレット上の繊維ロービング
の積重体が安定し、使用途中の包装体の移動等も容易に
行えるようになる。
【0016】また、本発明では、最上段の繊維ロービン
グの上面にカバーシートが設けられており、ストレッチ
フィルムは、少なくとも該カバーシートの周縁部を覆う
ように設けられていることが好ましく、これにより、包
装体の上面からの異物の混入も防止される。
【0017】また、ストレッチフィルムは、積重体及び
パレットの側面と積重体の上面にのみ設け、パレットの
下面側には回り込ませないようにすることにより、運搬
時等のフィルムのめくれ等を防止することができる。
【0018】更に、繊維ロービングの積重体のコーナー
部に沿ってカバーを配置して補強するのが、製品の劣化
防止の面で好ましい。
【0019】このような本発明のパレット包装体は、ガ
ラス繊維ロービングのパレット包装に好適である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0021】図1(a)は本発明のパレット包装体の実
施の形態を示す透視斜視図であり、図1(b)はストレ
ッチフィルムを透視していない場合の斜視図である。図
2は、本発明のパレット包装体の他の実施の形態を示す
ストレッチフィルム巻き付け前の状態の斜視図である。
この図2において、図1と同一機能を奏する部材には同
一符号を付してある。
【0022】図1に示すパレット包装体10では、パレ
ット2上にガラス繊維ロービング1が、その軸方向がパ
レット2の上面と垂直となるように立設され、縦方向に
4個、横方向に4個計16個が縦横に並列配置されたガ
ラス繊維ロービング群1A,1B,1Cが3段に積み重
ねられ、計48個のガラス繊維ロービング1の積重体が
パレット2上に配置されている。
【0023】このガラス繊維ロービング1の積重体とパ
レット2との間には敷きシート3が設けられている。
【0024】また、このガラス繊維ロービング1の積重
体の上面にはカバーシート6(図1(a)では図示略)
が被せられている。
【0025】この積重体がストレッチフィルム7で包装
され、その外側から各ガラス繊維ロービング群1A,1
B,1Cを固定するためのPET(ポリエチレンテレフ
タレート)バンド4(4A,4B,4C)が設けられて
いる。
【0026】次にこのパレット包装体10を形成する積
重手順及び包装方法について説明する。
【0027】まず、パレット2上に敷きシート3を敷
く。この敷きシート3は、パレット2の面積よりも大面
積のものが好ましく、このように大面積の敷きシート3
を設けることにより、ストレッチフィルム7を巻き付け
る際や、パレット包装体10の運搬ないし、保管時にお
けるパレット2の下面側からのゴミや虫等の異物の侵入
を防止することができる。即ち、パレット2は隙間が大
きいためシートを敷かないと異物侵入の恐れがあるが、
このシートがパレット2と同等の大きさ或いはそれ以下
では、異物侵入を確実に防止し得ない。これに対して、
パレット2の面積よりも大面積の敷きシート3を設ける
ことにより、パレット2の上面からはみ出した敷きシー
ト3の周縁部とストレッチフィルム7とが密着して、異
物の侵入を確実に防止することができる。この敷きシー
ト3はパレット2よりも一辺の長さが20〜200mm
程度大きいものが好ましい。この値が20mmよりも小
さいとパレット2の各辺から均等に敷きシートの縁部を
はみ出させることが困難である。逆にこの値が200m
mよりも大きいとパレット2からはみ出した敷きシート
3の縁部が地面に接触して汚れの原因となる。
【0028】この敷きシート3の材質には特に制限はな
いが、パレット2の上面には釘の突出や、木材本来の厚
み差や反り等による凹凸が存在することから、このよう
な凹凸を吸収することができるような弾性と厚さのある
ものが好ましく、特に厚さ0.5〜10mm程度、より
好ましくは厚さ2〜5mm程度の発泡樹脂製シートを用
いるのが好ましい。
【0029】パレット2上に敷きシート3を敷いた後
は、ガラス繊維ロービング1を積み重ねる。
【0030】なお、ガラス繊維ロービング1は、通常、
個々にポリオレフィン系フィルム等でシュリンク包装さ
れている。このガラス繊維ロービング1の積み重ねに際
しては、必要に応じてガラス繊維ロービング1,1間の
糸繋ぎも行う。
【0031】次に、必要に応じ、ガラス繊維ロービング
1の積重体の適当な位置に開裂用線状体(図示略)を設
ける。例えば、図示はしないが、積重体の適当な段の外
側表面にセロファンテープ等を使用して木綿糸等の開裂
用線状体を周方向に1回巻き付けるように留め付ける。
この開裂用線状体の始端部と終端部の位置は、パレット
包装体10の解梱作業時に、木綿糸の取り出しに際して
使用する刃物等でガラス繊維ロービング1が損傷しない
ように、隣接するガラス繊維ロービング1,1間とす
る。
【0032】この開裂用線状体は、パレット包装体10
の解梱時に、これを引っ張ることによりストレッチフィ
ルム7を容易に開裂することができるような強度を有す
るものであれば良く、木綿糸の他、PP等の化学繊維の
紐等を用いることができる。
【0033】次いで、ガラス繊維ロービング1の積重体
の上面にカバーシート6を被せ、ストレッチフィルム7
で包装する。このカバーシート6としては、敷きシート
3と同様のものを用いることができる。
【0034】また、ストレッチフィルム7による包装
は、パレット2側から上方へ向かって機械巻きにて連続
的にストレッチフィルム7にテンションを掛けながら螺
旋状に巻き付けることにより、容易に行うことができ
る。
【0035】本発明において、ストレッチフィルムとし
ては、ストレッチ包装の可能なものであれば良く、その
材質としてはPE(ポリエチレン)、EVA(エチレン
・酢酸ビニル共重合体)等が挙げられ、これらのフィル
ムの一方の面が粘着性処理されたものを用いることがで
きる。このストレッチフィルムの膜厚は、包装の強度と
開裂の容易性の面から10〜50μm程度、特に20〜
25μm程度とするのが好ましい。
【0036】このようなストレッチフィルムによる包装
は、専用の機械を用いて、5〜15kgf程度、好まし
くは12kgf程度のテンションをかけながら、容易に
行うことができる。また、ストレッチフィルム7は、繊
維ロービングの大きさ、重量等により、巻き付け回数が
異なるが、重量20kg程度のガラス繊維ロービングを
4×4×3段の計48個パレットに積載する場合は、あ
る一点において3〜5重になる様に巻き付けられること
が好ましい。
【0037】なお、このストレッチフィルム7の巻き付
けに際しては、ストレッチフィルム7をパレット2の下
面にまで回り込ませないようにし、パレット及び積重体
の側面と上面の周縁部に設けるようにすることにより、
パレット包装体10の運搬時にパレット2を横滑りさせ
ても、ストレッチフィルム7のめくれを防止して包装材
の破損等を防止し、ひいては包装体全体の崩れ等のトラ
ブルを防止することができる。
【0038】このストレッチフィルム7で包装した後、
各段のガラス繊維ロービング群1A,1B,1C毎にそ
れぞれPET(ポリエチレンテレフタレート)バンド4
A,4B,4Cを掛けて、適度な締め付け力で固定す
る。このバンドは、並列配置されたガラス繊維ロービン
グ1群を適度な締め付け力で固定できるものであれば良
く、PETバンド以外に、ポリエステル製バンドや、ガ
ラス繊維で補強された伸張強度の高いテープなども用い
ることができる。
【0039】このようなパレット包装体10の解梱に当
っては、まず、PETバンド4を切断した後、ストレッ
チフィルム7のガラス繊維ロービング1と接触しない部
分を必要に応じて刃物等を用いて切開し、開裂用の木綿
糸等の先端を取り出してガラス繊維ロービング1の積重
体から離反する方向にこの木綿糸等を引っ張ることによ
り、ストレッチフィルム7を開裂する。これにより、製
品のガラス繊維ロービング1を傷つけるなどの不具合を
発生することもなく、円滑に解梱作業を行うことができ
る。
【0040】なお、図1に示すパレット包装体は、本発
明の実施の形態の一例であって、本発明はその要旨を超
えない限り、何ら図示のものに限定されるものではな
い。
【0041】例えば、図2に示す如く、ガラス繊維ロー
ビング1の積重体のコーナー部に予め紙又は樹脂製のカ
バー8を設けてコーナー部を補強した後、その上から、
ストレッチフィルム7で包装しても良い。ここで、カバ
ー8の形状にはとくに制限はないが、図2に示すような
断面が円弧形状の湾曲板形状のものなどが有効である。
このカバー材は、積重体の側部のみを覆うものでも良
く、図2に示す如く、積重体のコーナー部の上面も部分
的に覆うものであっても良い。
【0042】本発明のパレット包装体は、ガラス繊維等
の各種無機繊維の他、各種有機繊維等、あらゆる繊維ロ
ービングのパレット包装体に適用可能である。
【0043】
【実施例】以下に実施例及び比較例を挙げて本発明をよ
り具体的に説明する。
【0044】実施例1 図1に示す本発明のパレット包装体により、個々にポリ
オレフィン系シュリンク包装が施されたガラス繊維ロー
ビング1のパレット包装を行った。1100mm×11
00mmの木製のパレット2上に1200mm×120
0mm×2mm厚みの発泡ポリエチレン製の敷きシート
3を敷き、その上にシュリンク包装された48個のガラ
ス繊維ロービング1を、4個×4個×3段で積み重ね
た。
【0045】その後、最上段のPPバンド4Aの外側表
面にセロファンテープを使用して開裂用のPP(ポリプ
ロピレン)糸を周方向に1回巻き付けるように貼り付け
た。このPP糸の始端部及び終端部の位置は、PP糸取
り出し作業時に使用する刃物でガラス繊維ロービング1
を損傷しないように、ガラス繊維ロービング1,1間の
窪みに位置するようにした。
【0046】この積重体の上面には、1200mm×1
200mm×1mm厚みの発泡ポリエチレン製のカバー
シート6(20μm厚みのPEシートでもよい。)を被
せ、シート端部はセロファンテープで最上段のロービン
グ1の側面に貼り付けた。次いで、機械巻きストレッチ
フィルム(材料:PEフィルムの片面に粘着処理をした
もの、厚さ25μm、幅500mm)7を連続的に12
kgfのテンションをかけてある一点で3重となる様螺
旋状に巻き付けた。このときストレッチフィルム7はパ
レット2の下面まで回り込ませず、パレット及び積重体
の側面と上面の周縁部に被せた。
【0047】次いで、このストレッチフィルム7の外周
から各段毎にガラス繊維ロービング1同士を緊締するよ
うに、水平方向に幅19mmのPETバンド4(4A,
4B,4C)を掛け、適度な締め付け力を加えて固定し
た。
【0048】このようにして包装されたパレット包装体
10は、ストレッチフィルム7の締付があっても、PE
Tバンド4の緊締に緩みは無く、荷ズレが防止される。
また、パレット2上面に敷いた敷きシート3とストレッ
チフィルム7とが密着するため、保管時等に異物等が包
装体内に侵入することがない。さらに、内包装フィルム
にポリオレフィン系シュリンク袋を使用しても、ストレ
ッチフィルム7との融着の問題はない。
【0049】なお、解梱に当っては、ストレッチフィル
ム7のガラス繊維ロービング1と接触しない部分を必要
に応じて刃物等を用いて切断し、開裂用のPP糸の先端
を取り出してガラス繊維ロービング1の積重体から離反
する方向にこのPP系糸を引っ張ることにより、ストレ
ッチフィルム7を容易に開裂して円滑に解梱作業を行う
ことができ、製品のガラス繊維ロービング1を傷つける
などの不具合を発生することもなかった。
【0050】比較例1 実施例1において、バンド4を巻いてからストレッチフ
ィルム7で包装したこと以外は同様にして包装を行っ
た。
【0051】その結果、ストレッチフィルム7の締付に
よりバンド4が緩み、荷ズレが生じた。
【0052】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明のパレット包
装体によれば、繊維ロービングをストレッチフィルムで
包装したパレット包装体の荷ズレを確実に防止すること
ができる。
【0053】請求項3のパレット包装体によれば、パレ
ット下面からの異物の侵入を防止して品質維持性能を高
めることができる。
【0054】請求項4のパレット包装体によれば、パレ
ット上面の凹凸を敷きシートで吸収して安定な包装体と
することができる。
【0055】請求項5のパレット包装体によれば、繊維
ロービングの積重体の安定性が高まり、移動等を容易に
行えるようになる。
【0056】請求項6のパレット包装体によれば、上面
から異物の混入も防止される。
【0057】請求項7のパレット包装体によれば、運搬
作業性に優れたパレット包装体が提供される。
【0058】請求項8のパレット包装体によれば、コー
ナー部が補強され、製品品質を良好に維持することが可
能となる。
【0059】このような本発明のパレット包装体は、ガ
ラス繊維ロービングのパレット包装に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパレット包装体の実施の形態を示す斜
視図であり、図1(a)は透視図、図1(b)は不透視
図である。
【図2】本発明のパレット包装体の他の実施の形態を示
す斜視図である。
【図3】従来のパレット・シュリンク包装体を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 ガラス繊維ロービング 2 パレット 3 敷きシート 4 PETバンド 6 カバーシート 7 ストレッチフィルム 8 カバー 10 パレット包装体
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 85/672 B65D 85/672 Fターム(参考) 3E037 AA06 BA07 BB20 BC02 BC03 CA05 3E063 AA02 AA21 FF03 FF06 3E067 AA16 AC04 AC15 BA08A BB14A BB15A CA01 CA02 EA27 EC27 EC28 EC29 EC31 FB01 FB06 GD10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パレット上に、複数個の繊維ロービング
    を並列配置したものを複数段積重させ、ストレッチフィ
    ルムで包装し、このストレッチフィルムの外側から該繊
    維ロービングの積重体の外側面に線状体を巻き付けたこ
    とを特徴とするパレット包装体。
  2. 【請求項2】 該繊維ロービングは、各々シュリンク包
    装されていることを特徴とする請求項1に記載のパレッ
    ト包装体。
  3. 【請求項3】 該パレットと該積重体の最下段の繊維ロ
    ービングとの間に、該パレットの上面面積よりも面積の
    大きい敷きシートが設けられていることを特徴とする請
    求項1又は2に記載のパレット包装体。
  4. 【請求項4】 該敷きシートが発泡樹脂製シートである
    ことを特徴とする請求項3に記載のパレット包装体。
  5. 【請求項5】 該並列配置された繊維ロービング群を固
    定するためのバンドが該繊維ロービング群を周回するよ
    うに設けられていることを特徴とする請求項1ないし4
    のいずれか1項に記載のパレット包装体。
  6. 【請求項6】 最上段の繊維ロービングの上面にカバー
    シートが設けられており、前記ストレッチフィルムは、
    少なくとも該カバーシートの周縁部を覆うように設けら
    れていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか
    1項に記載のパレット包装体。
  7. 【請求項7】 該ストレッチフィルムは、該積重体及び
    パレットの側面と積重体の上面にのみ設けられているこ
    とを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載
    のパレット包装体。
  8. 【請求項8】 該積重体のコーナー部に沿ってカバーを
    配置したことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか
    1項に記載のパレット包装体。
  9. 【請求項9】 該繊維ロービングがガラス繊維ロービン
    グであることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか
    1項に記載のパレット包装体。
  10. 【請求項10】 該線状体が合成樹脂製バンド又はガラ
    ス繊維強化テープよりなることを特徴とする請求項1な
    いし9のいずれか1項に記載のパレット包装体。
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