JP2007045501A - ガラス長繊維ケーキの保管・搬送方法及び包装体 - Google Patents

ガラス長繊維ケーキの保管・搬送方法及び包装体 Download PDF

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Abstract

【課題】ガラス長繊維ケーキを、エッジ部の損傷を防止できる効率のよいパレット積みで包装しつつ荷崩れを生じさせないケーキの保管・搬送方法及びそのための包装体を提供する。
【解決手段】パレット7上に筒状アタッチメント6を介在して載置された複数のケーキ1によって包装ユニットを形成し、該包装ユニットをパレット上に筒状アタッチメントがケーキの側端外周部2に当接した状態で1段乃至板状物8を介して複数段を積層して設け、更に必要に応じて最上の包装ユニットの上に保護板9を乗載し、また積層されたケーキ1の集合体を樹脂フィルム10で包被し、シュリンク加工する。
【選択図】図3

Description

本発明は、複数個のケーキをパレット上に積み重ねるガラス長繊維ケーキの包装保管方法及び包装体に関する。
従来より、各種熱硬化性樹脂及び熱可塑性樹脂の強化材として、性能効果とコストのバランスの良さからガラス繊維が好ましく使用されている。ガラス繊維はこのような用途に各種形態で使用される。例えば引抜き成形するガラス繊維強化熱可塑性樹脂ペレット用に使用するガラス長繊維(以下、単に繊維ともいう)としては、ダイレクトワインドロービング(以下、ロービングとする)やガラス長繊維ケーキ(以下、ケーキとする)などの回巻体から引き出された繊維を使用することが提案されている。例えば、特開平5−50517号公報では、熱可塑性樹脂の強化用ガラス繊維としてサイジング剤付着量の局所的なばらつきの少ない繊維を使用するために、ケーキ巻きにしたガラス繊維束を使用している。
上記ロービングは、ブッシングより多数本のモノフィラメントを引き出し、このモノフィラメントにアプリーケータによって集束剤を塗布した後、モノフィラメントを集束部材で集束してガラス繊維ストランド(以下、ストランドということもある)とし、このストランドを往復動する案内部材によって綾振りを行いながら円筒状に巻き取り、その後、加熱乾燥させることによって製造されている(例えば、特許文献1参照)。
また、上記ケーキは、例えば特許文献2、特許文献3等に開示された公知の方法で製造することができる。具体的には、ブッシングから多数本のモノフィラメントを引き出し、このモノフィラメントにアプリーケータによって集束剤を塗布した後、モノフィラメントを集束部材で集束してガラス繊維ストランドとし、このストランドをスパイラルワイヤーで綾振りさせながらケーキに巻き取ることにより製造することができる。図6はチューブ(例えば紙管)5に巻き取ったケーキを模式的に示したものである。図6に示すようにケーキ1は太鼓状の回巻体であり、前記した円筒状のロービングと異なる円錐台状の側端部を有し、該側端部の先端に尖がったエッジ部3を有している。このケーキ1の最外層部4(斜線部)は、集束剤が多く分布している部分で、ケーキ1の内側からストランドを取り出す内取りでは、不要部分として廃棄される。
円筒状のロービングは、複数個を段積みしても底面が安定しているため保管や搬送上で特に問題を生じない。さらに、前記ロービングだけをシュリンクフィルム等で容易に包被できるため、外的負荷による繊維の傷つきを防止できるとともに、これを積み重ねた状態で保管や搬送を安定的にできる。
一方、前記ケーキは、形状が太鼓状であるため保管や搬送時に安定性が劣る、あるいはエッジ部が尖がっているため損傷しやすい、という本質的な問題がある。また、ケーキの保管や搬送時の効率、使用時におけるストランドの引き出し(内取り)などからは、パレットに積むのが効率的であるが、前記エッジ部を下にして積むため、座り安定性が悪いという本質的な問題があるばかりでなく、自重や重ね積みしたときの上段からの荷重などによってエッジ部が特に損傷を受けやすい。
ケーキから引き出したストランドは、チョップドストランドの製造、引き抜き成形やフィラメントワインディング、ガラス繊維マット(不織布)などに使用されるが、エッジ部の損傷は毛羽立ち、ストランド切れ、もつれなどのトラブルの原因になり、作業性を著しく悪化させる。特に引き抜き成形のように連続的に樹脂浴を通して、ノズルで引き抜きながら絞り成形する方法では、エッジ部の損傷がある場合はノズル部でフィラメント脱落による毛羽発生やそれによるノズル部での詰まりが発生する。とりわけ前記樹脂が熱可塑性樹脂の場合は、一般的に樹脂の溶融粘度が高いため顕著である。このため、保管・搬送時におけるケーキのエッジ部保護は重要である。
エッジ部を保護するために、ケーキを縦置き(円筒芯部が横の状態)にして専用のラックに、廃棄する不要な最外層部を接点として置く方法がある。しかし、前記縦置きでは重ね置きができず専用ラックが必要となるばかりでなく、この専用ラックでは重ね置きができないために、多くのケーキを載せることができず結果として輸送効率等が劣るものであった。
また、ケーキの芯にチューブを付けたまま横置き(円筒芯部が縦の状態)にすることで、ケーキ幅より突出したチューブによりエッジ部を設置面に当接させずにケーキをチューブで支えることも考えられるが、ケーキ自重に耐えるだけのチューブとケーキの密着力が無い場合が多く、ケーキがずり落ちて設置面に当接してしまい、結果的にケーキ下側のエッジ部を傷つけてしまうといった問題を有していた。
一方、チューブを取り除いた横置きケーキのエッジ部を保管、搬送時に保護する方法が特許文献4に記載されている。すなわち、特許文献4にはチューブを取り除いたケーキの芯部に、適度の剛性を有する円筒形のアタッチメントをケーキの両端部からアタッチメントの端部が外方に突出するように取り付けたケーキ、あるいはコニカル円筒形のアタッチメントを両側端部に被せたケーキを、シュリンクフィルムで全体を外側から包んでケーキとアタッチメントとを密着させ、エッジ部を保護した状態でケーキ収納箱に収納する方法が開示されている。
特開昭59−111938号公報 特開昭55−16851号公報 特開平5−50517号公報 特開昭54−24187号公報
特許文献4の方法では、ケーキの芯部に挿入されている円筒形のアタッチメント、あるいは側端部を覆っているコニカル円筒形のアタッチメントによりエッジ部が保護されるため、ケーキを横置きまたは縦置きしてもエッジ部の損傷は免れる。しかし、ケーキとアタッチメントとをケーキごとにシュリンクフィルムで密着させ、また多数のケーキを搬送する場合は、このようにシュリンクフィルムで密着させたケーキをケーキ収納箱に積み重ねないで1つ又は2つ入れて搬送するため、手間やコストがかかり経済的でないという問題を有していた。
さらに、ケーキごとにシュリンクフィルムとアタッチメントを取り除かなければ、ケーキからストランドを内取りできないため、作業性が悪化するという問題もあった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、多量のケーキを搬送する際に、専用のラックを使う必要がなく、通常使用されているパレットを用いることを可能とし、ケーキの前記エッジ部を保護しつつ荷崩れを生じさせないケーキの保管・搬送方法及びそのための包装体を提供することを目的としている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、次のガラス長繊維ケーキの保管・搬送方法等を提供する。
(1) パレット上に筒状アタッチメントを介在して載置された複数のケーキによって包装ユニットを形成し、該包装ユニットをパレット上に筒状アタッチメントがケーキの側端外周部に当接した状態で1段乃至板状物を介して複数段を積層して設けることを特徴とするガラス長繊維ケーキの保管・搬送方法。
(2) ケーキの側端外周部に当接した筒状アタッチメントを介在してパレット上に複数のケーキを載置して包装ユニットを形成し、該包装ユニットをパレット上にケーキの上に筒状アタッチメントを側端外周部に当接した状態で被冠して1段設け、又は板状物を介して複数段をケーキの上下に筒状アタッチメントを介在させて積層して設けることを特徴とするガラス長繊維ケーキの保管・搬送方法。
(3) 積層された包装ユニットの最上の包装ユニットの上に保護板を乗載する上記(1)又は(2)のガラス長繊維ケーキの保管・搬送方法。
(4) パレット上に積み重ねたケーキの集合体を樹脂フィルムで包被する上記(1)、(2)又は(3)のガラス長繊維ケーキの保管・搬送方法。
(5) 前記ケーキの集合体を樹脂フィルムで包被した後、該樹脂フィルムをシュリンク加工する上記(4)のガラス長繊維ケーキの保管・搬送方法。
(6) ケーキ内径:A、ケーキ最大外径:B、筒状アタッチメント内径:Cであるとき、1.05×A≦C≦0.95×Bの関係を有している上記(1)〜(5)のいずれかのガラス長繊維ケーキの保管・搬送方法。
(7) 前記筒状アタッチメントに入れ込んだケーキの浮き代(ケーキ下端部と筒状アタッチメントの下端面との距離)が5〜40mmである上記(1)〜(6)のいずれかのガラス長繊維ケーキの保管・搬送方法。
(8) 上記(1)〜(7)のいずれかの保管・搬送方法によって包装されているガラス長繊維ケーキの包装体。
本発明は、ケーキの側端外周部に筒状アタッチメントが当接した状態で、複数のケーキをパレット上に該筒状アタッチメントを介在して載置することにより包装ユニットを形成し、該包装ユニットをパレット上に1段乃至板状物を介して複数段を積層して設けているので、ケーキを横積みしても損傷しやすいエッジ部に外的負荷がかからなくなり、ケーキの保管や搬送時においてエッジ部の損傷を防止できる。これにより、ケーキから引き出したストランドを、チョップドストランドの製造、引き抜き成形やフィラメントワインディング、ガラス繊維マット(不織布)、長繊維強化熱可塑性樹脂成形材料などに使用したとき、毛羽立ち、ストランド切れ、もつれ、引き抜き成形におけるノズル詰まりなどのトラブルを減少させることができるので、作業性を向上できる。
また、輸送効率のよいパレット積みであるので、多数のケーキを低コストで効率よく保管又は搬送できる。
さらにまた、ケーキは横積みされ、かつケーキを個々に樹脂フィルムで包被していないので、開梱とケーキからのストランドの内取りが容易であり、作業性を向上できる。
本発明の好ましい実施形態によれば、パレット上に積み重ねたケーキの集合体を樹脂フィルムで包被することにより、保管や搬送時において前記ケーキの保持を安定させることができるとともに、外的負荷や粉塵等からケーキを保護できる。そして、この樹脂フィルムを更にシュリンク加工することにより、パレット上に積み重ねたケーキの集合体を樹脂フィルムで一体化できるので、特に搬送時においてケーキがパレット上において変動するのを防止できる。
本発明は、上記したようにパレット上に筒状アタッチメントを介在して載置された複数のケーキによって包装ユニットを形成し、該包装ユニットをパレット上に筒状アタッチメントがケーキの側端外周部に当接した状態で1段乃至パレットとほぼ同じ大きさの板状物を介して複数段を積層して設けることを特徴としている。その目的はケーキの保管や搬送のための包装方法であり、本発明におけるガラス長繊維ケーキの保管・搬送方法は、該ケーキの保管にも搬送にも適用できる包装方法を指している。
本発明において上記ケーキは従来のものと実質同じである。つまり、前記したようにブッシングで紡糸し集束剤を塗布した多数本のモノフィラメントを集束部材で集束してストランドとし、このストランドをスパイラルワイヤーで綾振りさせながらチューブ5(図6参照)に巻き取り、集束剤を乾燥固化させて得られる。チューブ5にストランドを巻き取るとき、ストランドはスパイラルワイヤーで左右均等に綾振りされるため、ケーキ1は図6に示すように両端から中央に向かってストランドの巻き量が漸増するように、すなわち太鼓状に形成される。そのため、ケーキ1の両側端は略直線状又は湾曲状の傾斜した側端面によって円錐台状の外形を示し、該側端面のケーキ1の芯部(チューブ5)近傍部分がエッジ部3である。したがって、本発明においてケーキ1の側端外周部2は前記側端面のエッジ部3に連続しその外側を形成する領域を指す。なお、図6には太鼓状に巻き取られたケーキ1を模式的に示しているが、ケーキ1の形状は実質太鼓状であればこれに限定されない。
上記ケーキ1の最外層部4は、ケーキ乾燥時の水分蒸発に伴う集束剤の表面移行等により、集束剤が多く分布している部分である。巻き量の厚さにより程度が異なるものの、同様にケーキ1の側端外周部2にも集束剤が多く分布している。このように過度の集束剤が分布しているストランドは、種々の用途において不具合を生じるため、前記したように不要部分として廃棄される。この最外層部4はチューブ5にストランドがある厚さ以上に巻き取られた部分に生成されるので、ケーキ1の側端外周部2にも延在している。この部分は集束剤が多く分布しているため、エッジ部3に比べて硬く損傷し難い特性を有している。
上記チューブ5は外径が約20〜40cmの円筒で、ケーキ1の内径に合わせて選択される。またその長さは、ケーキ1の巻き幅や1個のチューブに巻き取るケーキの数などによって適宜決める。このチューブ5としては、汎用されている例えば紙管が好ましく使用されるが、これに限定されない。
ストランドをチューブ5に巻き取る場合、図6では1本のチューブ5に1個のケーキ1を巻き取っているが、チューブの交換頻度を減らし作業性の向上を図るために、1本のチューブに2個又は3個のケーキを巻き取ることもできる。図4は、1本の長めのチューブ5に2個のケーキ1a、1bを隣接して巻き取ったものである。これら2個のケーキ1a、1bは、チューブ5の芯部を垂直にして横置きすることで、上下に近接して配置されてあたかも一つのケーキのように、保管、運搬において取り扱うことも可能である。通常、1本のチューブにはケーキの安定性や取扱性などから1個又は2個のケーキを巻き取るのが好ましい。エッジ部の保護の点から、チューブ5を抜き取らずに付けたままのケーキが好ましく、また開梱後ケーキを取り出してケーキからすぐにストランドを内取りするような場合にはケーキからチューブを抜き取った状態が好ましい。したがって、本発明のケーキは1本のチューブに巻き取った1個乃至複数個のケーキでチューブを付けた状態のケーキ、及び該ケーキからチューブを抜き取った状態のケーキを含んでいる。
次に、本発明のケーキの保管・搬送方法について図面に従って説明するが、図面は本発明の好ましい実施の形態を例示するもので、本発明はこれに限定されない。
チューブに1個のケーキを巻き取った場合のケーキの保管・搬送方法について、図1乃至図3を参照して説明する。図1はケーキ1の側端外周部2に筒状アタッチメント6を当接した状態を示し、図2は筒状アタッチメント6の縦断面図である。図1において、筒状アタッチメント6はケーキ1の側端外周部2にチューブ5と同心的に当接し、ケーキ1のほぼ最外層部4までの側端面を保護し、特に損傷しやすいエッジ部3を保護する。
本発明において筒状アタッチメント6は、変形や潰れが生じない程度の剛性を持っている厚さと材質の円輪又は底部を有する円輪である。したがって、有底の円輪をも含んでいるが、通常は図2に示すような底部のない円輪が用いられる。この筒状アタッチメント6の材質としては、紙又は軟質のプラスチックなどが例示されるが、例えば段ボールに代表される紙が、軽量とイニシャルコストなどから好ましい。また、紙は、所望の剛性を得るのに一定の厚さが必要であるので、内径端部の角がつぶれて自然に面取り形状となるため、ケーキ接触部に対する損傷を緩和できる利点も持っている。しかし、筒状アタッチメント6の厚さは上記した適度の剛性が得られればよく限定されない。
本発明では筒状アタッチメント6がケーキ1の少なくともエッジ部3を保護できるように側端外周部2に当接するのが好ましい。このため、筒状アタッチメント6の大きさ(内径)はケーキ1の内径とケーキ1の最大外経に関連して決めるのが好ましい。これを図1に基づいて説明する。図1に示すようにケーキ内径をA、ケーキ最大外径をBとし、筒状アタッチメント6の内径をCとしたとき、A、B及びCは、1.05×A≦C≦0.95×Bの関係を有しているのが好ましい。1.15×A≦C≦0.95×Bであればより好ましい。C<1.05×Aでは、筒状アタッチメント6をケーキ1の側端外周部2に当接したとき、筒状アタッチメント6が損傷しやすいエッジ部3に接触し、またエッジ部3を十分に保護できなくなるために、ケーキ1の保管中や搬送中にエッジ部3を筒状アタッチメント6等で損傷するおそれが生じる。また、ケーキ1を相対的に小さい筒状アタッチメント6で支承するため、ケーキ1の座りが悪く、かつケーキを入れ込み難くなる。また、C>0.95×Bであると、ケーキ1の浮き代(ケーキの下端部と筒状アタッチメント6の下端面との距離H2)を含めた筒状アタッチメント6の高さが大きくなり、回収時などの作業効率が悪化する。
本発明は、このように筒状アタッチメント6の内径Cを筒状アタッチメント6でエッジ部3を保護できるように選定するのが好ましく、特に側端外周部2の中でも比較的硬く荷重に対して強い最外層部4の端部近傍に筒状アタッチメント6が当接するように選定するのが好ましい。なお、Cを筒状アタッチメント6の内径としたのは、ケーキ1の側端外周部2に筒状アタッチメント6を当接するとき、筒状アタッチメント6の内側端部が主体的に接触することによる。
筒状アタッチメント6の高さH1は、ケーキ1の大きさ、側端外周部2の傾斜度、及びチューブ5の有無などによって変わり限定されないが、前記浮き代H2が5〜40mmになるように選定するのが好ましい。H2が5mm未満であると、ケーキ1を筒状アタッチメント6に入れ込んで載せるとき、エッジ部3が後述の敷き板や板状物に触れやすくなるため損傷するおそれが生じる。また、H2が40mm超の場合には、筒状アタッチメント6の高さH1が過度に大きくなるため、包装作業性が悪化し、更に筒状アタッチメント6の回収時などの作業性も悪化する。H2としては10〜20mmがより好ましい。
本発明は、図3に示すように複数のケーキ1を筒状アタッチメント6を介在させてパレット7上に載置して包装ユニットを形成し、該包装ユニットをパレット7の上に1段乃至パレットとほぼ同じ大きさの板状物8を介して複数段を積層し、好ましくは最上の包装ユニットの上に保護板9を乗載する。本例では、パレット7の上に例えば段ボールのような敷き板11を敷設し、その上に複数個のケーキ1を筒状アタッチメント6を介在させて載置し一段目の包装ユニットを形成している。この場合、ケーキ1は図1に示すように筒状アタッチメント6がケーキ1の側端外周部2に当接した状態で載置される。本例ではパレット7上に3個×3個のケーキを並べて包装ユニットを形成しているが、包装ユニットを形成するケーキ1の個数は、ケーキ1の大きさや種類(1個のチューブに巻き取るケーキの数)及び包装ユニットの段設数などよって適宜選択される。通常は4〜16個程度である。また敷き板11はパレット7の上面がほぼ平坦になっているときは省くことができ、パレット上に直に筒状アタッチメント6を介してケーキ1を載置してもよい。
パレット7の上に載置されたケーキ1は、側端外周部2が筒状アタッチメント6によって敷き板11との間に浮き代H2を以って保持されるため、そのエッジ部3を敷き板11から隔離させることができる。そして、チューブ5を付けたままのケーキ1の場合には、筒状アタッチメント6で側端外周部2を保持しているので、チューブ5がケーキ1の芯部を下方にスライドしても、エッジ部3が敷き板11に接触しないように隔離できる。
本発明はこのようにパレット7上に形成した1段の包装ユニットだけでもよいが、該包装ユニットの上にパレットとほぼ同じ大きさの板状物8を介在して更に前記包装ユニットを段設できる。すなわち、図3に示すようにパレット7上に形成した包装ユニットのケーキ1の上に、正確にはケーキ1のチューブ5の上に板状物8を乗載し、該板状物8の上に筒状アタッチメント6を介在させてケーキ1を載置して2段目の包装ユニットを形成し、同様にして包装ユニットを順次に段設する。そして、好ましい実施形態では最上の包装ユニットの上に保護板9を乗載する。前記板状物8としては、例えば段ボール、厚紙、合成樹脂板などを使用できるが、低コストで使い勝手がよい段ボールが優れている。この板状物8は敷き板11と保護板9に転用できる。
図示はしないが、チューブを抜き取ったケーキを複数段積層する場合には、包装ユニットを形成しているケーキの上にも筒状アタッチメント6を載せ、該筒状アタッチメント6の上に板状物を乗載して、次の包装ユニットをケーキの上下に筒状アタッチメントを介在させて積層することにより段設できる。そして、チューブを抜き取ったケーキの場合には、最上の包装ユニットのケーキの上にも筒状アタッチメント6を載せ、保護板はその上に乗載できる。
包装ユニットの段設数としては特に制約はなく、1本のチューブに巻き取ったケーキの個数や、ケーキ自体の巻き幅によって各段の包装ユニットの高さが異なることから、最上の包装ユニットの高さがケーキの積み下ろし可能な程度になるように設定するのが好ましい。積み下ろしの作業性により、段設した包装ユニットの高さとしては1〜1.8mが好ましく、1.2〜1.7mがより好ましい。
また、下段になるにつれ大きな荷重が負荷される為、段数に応じた強度の筒状アタッチメントを選定するのが好ましい。
本発明の好ましい実施形態では、パレット上に積み重ねたケーキの集合体を図3に鎖線で示すように樹脂フィルム10で包被し、更に該樹脂フィルム10をシュリンク加工するのが好ましい。樹脂フィルム10としては、ポリオレフィン系の熱収縮フィルムが好ましく、ポリオレフィンとしてはポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルムなどが例示され、また厚さとしては通常30〜250μm、好ましくは80〜120μmのものが使用できる。保管時におけるケーキの保護と汚染防止を目的としているときは、樹脂フィルムで包被するだけで目的を達成できるが、ケーキを搬送するときには、パレット上に積み重ねた包装ユニット全体を、つまりケーキの集合体を熱収縮性の樹脂フィルムで包被した後、該樹脂フィルムをシュリンク加工し、収縮する樹脂フィルムでケーキと板状物などを一体化するのが好ましい。このように一体化された包装体は、パレット上におけるケーキの変動を防止できるので、ケーキを損傷させずに搬送できる。
上記樹脂フィルムのシュリンク加工は、従来の熱収縮性樹脂フィルムの熱収縮方法と同じ方法で行うことができる。具体的には、パレット上に積み重ねたケーキの集合体を包被している樹脂フィルムに熱風を吹きつける方法、あるいは樹脂フィルムで包被したケーキの集合体を、例えば150℃の高温室に装入し加熱する方法などによってシュリンク加工でき、好ましくはパレットごと投入可能な例えば熱風循環式のオーブン中にて、150℃×60〜90秒程度の加熱によりシュリンクさせる。
また、前記シュリンク加工以外の方法でも、例えば一般的な伸張性片面微粘着フィルム(ストレッチフィルム)を用いて、所定幅のフィルムを引き伸ばしながら、ケーキ集合体に巻き付けて全体を包被しまたは部分的に拘束させることができる。前記ストレッチフィルムとしてはストレッチ包装可能な物であればよく、材質としてはポリエチレン、EVA(エチレン酢酸ビニル共重合体)等が挙げられ、これらフィルムの片方の面が粘着性処理されたものを使用することができる。強度と開裂の容易さからフィルム厚さは10〜50μmが好ましく、20〜25μmがより好ましい。
図5は、前記した1本のチューブに巻き取られた2個のケーキ1a、1b(図4参照)をパレット7の上に板状物8を介して3段積層した包装体を示したものである。ケーキ1がこのように2個のケーキ1a及び1bからなっている場合でも、前記1個のケーキと同様にして包装体を形成できる。
縦110cm、横110cmのパレット上にほぼ同じ大きさのダンボールを敷き、内径28cm、外径36cm、巻幅19cmのケーキを1本のチューブに2個巻き取ったものを、内径33cm、厚み5mm、高さ5cmの紙製の筒状アタッチメントを介して上記パレット上に3個×3個並べ、1段目の包装ユニットを形成した。同様にダンボールを介して上記ユニットを3段積層し、最上段のユニット上に保護用のダンボールを乗せて全体をポリエチレンフィルムにて包被し、150℃にてシュリンク加工を行って包装体を作成した。
この包装体をトラックで約100km離れたところへ輸送したところ、各ケーキのエッジ部は元の形状を保っており輸送時における損傷などは見られなかった。
本発明は、ガラス長繊維ケーキを専用ラック等を用いることなく、効率のよいパレット積みで包装できるので、ガラス長繊維ケーキの保管及び搬送に適用できる。
本発明の好ましい実施形態である、ケーキに筒状アタッチメントを当接したときの正面図。 図1の筒状アタッチメントの断面図。 本発明の好ましい実施形態である包装体の断面説明図。 本発明の他の実施形態に係わるケーキの正面図。 本発明の他の実施形態に係わる包装体の断面説明図。 典型的なケーキの正面図。
符号の説明
1:ケーキ、 2:側端外周部、 3:エッジ部、
4:最外層部、 5:チューブ、 6:筒状アタッチメント、
7:パレット、 8:板状物、 9:保護板、
10:樹脂フィルム、 11:敷き板

Claims (8)

  1. パレット上に筒状アタッチメントを介在して載置された複数のケーキによって包装ユニットを形成し、該包装ユニットをパレット上に筒状アタッチメントがケーキの側端外周部に当接した状態で1段乃至板状物を介して複数段を積層して設けることを特徴とするガラス長繊維ケーキの保管・搬送方法。
  2. ケーキの側端外周部に当接した筒状アタッチメントを介在してパレット上に複数のケーキを載置して包装ユニットを形成し、該包装ユニットをパレット上にケーキの上に筒状アタッチメントを側端外周部に当接した状態で被冠して1段設け、又は板状物を介して複数段をケーキの上下に筒状アタッチメントを介在させて積層して設けることを特徴とするガラス長繊維ケーキの保管・搬送方法。
  3. 積層された包装ユニットの最上の包装ユニットの上に保護板を乗載する請求項1又は2に記載のガラス長繊維ケーキの保管・搬送方法。
  4. パレット上に積み重ねたケーキの集合体を樹脂フィルムで包被する請求項1、2又は3に記載のガラス長繊維ケーキの保管・搬送方法。
  5. 前記ケーキの集合体を樹脂フィルムで包被した後、該樹脂フィルムをシュリンク加工する請求項4に記載のガラス長繊維ケーキの保管・搬送方法。
  6. ケーキ内径:A、ケーキ最大外径:B、筒状アタッチメント内径:Cであるとき、1.05×A≦C≦0.95×Bの関係を有している請求項1〜5のいずれか1項に記載のガラス長繊維ケーキの保管・搬送方法。
  7. 前記筒状アタッチメントに入れ込んだケーキの浮き代(ケーキ下端部と筒状アタッチメントの下端面との距離)が5〜40mmである請求項1〜6のいずれか1項に記載のガラス長繊維ケーキの保管・搬送方法。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載のガラス長繊維ケーキの保管・搬送方法によって包装されていることを特徴とするガラス長繊維ケーキの包装体。
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