JPH11239635A - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

Info

Publication number
JPH11239635A
JPH11239635A JP10060506A JP6050698A JPH11239635A JP H11239635 A JPH11239635 A JP H11239635A JP 10060506 A JP10060506 A JP 10060506A JP 6050698 A JP6050698 A JP 6050698A JP H11239635 A JPH11239635 A JP H11239635A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide rail
rail
game board
angle adjuster
ball
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10060506A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3096271B2 (ja
Inventor
Kensaku Nada
健策 名田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP10060506A priority Critical patent/JP3096271B2/ja
Publication of JPH11239635A publication Critical patent/JPH11239635A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3096271B2 publication Critical patent/JP3096271B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技盤の前面側に装着されるガイドレールの
取付角度を簡単に調節できようにして、打球を常に安定
した状態で遊技領域に導くことができるようにする。 【解決手段】 遊技盤4の前面に、発射レール5と該発
射レール5の発射位置7から発射された打球を遊技領域
4a内に誘導するガイドレール16が設けられたパチン
コ遊技機において、ガイドレール16で規制された遊技
領域4a外の遊技盤4の所定位置にガイドレール16の
角度調節具27を設け、該角度調節具27は遊技盤4に
取付ける取付基板28からガイドレール16の外側面に
当接する支持片29を傾動自在に立設すると共に、ガイ
ドレール16の側端縁を鉤持する掛止片30を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機の
遊技盤の前面側に設けられる発射レールおよびガイドレ
ールの立設角度調節可能なパチンコ遊技機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、周知のようにパチンコ遊技機の発
射レールおよびガイドレールは、帯状の金属板により形
成され、該ガイドレールは一側周縁部の適宜間隔位置に
取付孔を設けて該取付孔に予め割ピンを挿着しておき、
該割りピンを遊技盤に設けた透孔に圧入することによ
り、ほぼ円形状に取り付けるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のパ
チンコ遊技機にあっては、長期間の使用あるいはレール
の清掃等によってガイドレールが変形したり、発射レー
ルと打球杆とのバランスが崩れるような事態が発生し、
発射レールから発射された打球がガラス面または遊技盤
面に衝突して、遊技領域内への打球の入球がばらついて
安定した球飛び状態が得られないという問題点を有して
いた。また打球杆を調整する等この球飛びの調節作業に
は、熟練した技術が必要とされていた。
【0004】また、割ピンが緩んでガイドレールが抜け
てしまうと良好な球飛びが得られないという問題があっ
た。
【0005】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたもので、その目的とするところは、発射レールお
よびガイドレールの取付角度を簡単に調節できるように
して、打球を常に安定した状態で遊技領域内に導くこと
ができるようなパチンコ遊技機を提供しようとするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明におけるパチンコ遊技機は、遊技盤の前
面側に、発射レールと該発射レールの発射位置から発射
された打球を遊技領域内に誘導するガイドレールが設け
られたパチンコ遊技機において、ガイドレールで規制さ
れた遊技領域外の遊技盤の所定位置にガイドレールの角
度調節具を設け、該角度調節具は遊技盤に取付ける取付
基板からガイドレールの外側面に当接する支持片を傾動
自在に立設すると共に、ガイドレールの側端縁を鉤持す
る掛止片を設けた。
【0007】さらに、ガイドレールの打球の着地領域範
囲に適度なたわみを付与して良好な球飛びが得られるよ
うに、前記角度調節具をガイドレールの打球の着地領域
範囲より発射レール側に設けるようにした。
【0008】また、前記掛止片の打球の進行方向の側端
を、ファール球が確実にファール口に向かうように発射
レール側に向けた傾斜面とするのが好ましい。
【0009】また、遊技盤の前面側に、発射レールと該
発射レールの発射位置から発射された打球を遊技領域内
に誘導するガイドレールが設けられたパチンコ遊技機に
おいて、発射レールの所定位置に発射レールの角度調節
具を設け、該角度調節具は発射レールに取付ける取付基
板から発射レールの外側面に当接する支持片を傾動自在
に立設すると共に、発射レールの側端縁を鉤持する掛止
片を設けた。
【0010】このように構成することにより、ガイドレ
ールが変形したりして球飛びが安定しないことがあって
も発射レールまたはガイドレールの傾動を調節すること
により簡単に安定した球飛びを得ることが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に図面に従い本発明の実施の形
態を説明する。図1は本発明に係るパチンコ遊技機の正
面図、図2はガラス扉及び前面板を開放した状態の正面
図である。図において1は機枠、2は機枠1の前面に開
閉自在に装着された前面枠である。該前面枠2の後面に
遊技盤取付枠3を介して着脱自在に遊技盤4が装着さ
れ、該遊技盤4の前面右下側に位置して遊技盤取付枠3
に発射レール5が装着されている。6は発射レール5の
発射位置7に先端が臨む打球杆、8は発射レール5の前
面を覆う前面板であって、遊技盤4の上方部を覆うガラ
ス扉10と共に前面枠2の一側に開閉自在に装着されて
いる。
【0012】前記ガラス扉10には、内、外2枚のガラ
ス11が一定の間隔を保持して装着されている。12は
前面板8の前面に装着された打球供給皿、13は前面枠
2の前面下部に装着され、前記打球供給皿12の余剰球
を受け入れる下部貯留皿、14は打球発射用の操作ハン
ドルである。
【0013】前記遊技盤4の前面には、ファール球口1
5を介して発射レール5の発射位置7から発射された打
球を誘導するためのガイドレール16が遊技盤4に対し
て所定の角度でほぼ円状に植立され、該ガイドレール1
6で区画された領域が遊技領域4aとして構成されてい
る。
【0014】前記発射レール5は、取付板17,レール
本体18およびファール球誘導部材19の三部材によっ
て構成されている。取付板17は、所要の厚みを有する
金属板をプレスにより打抜き加工して一枚板として形成
される。またレール本体18は、ステンレス等の帯状の
金属板により形成され、レール面20と始端を屈曲して
形成した球保持片21を有する。また、レール面20の
中央であり、かつ長さ方向の全長に亘って漸次先端に向
かって浅くなるV字状の誘導溝22を設けている。また
レール面20の一側縁を下方へ直角に曲げ加工すること
によって、前記取付板17に取付ける取付片部23が設
けられている。前記ファール球誘導部材19は、レール
本体18と同じくステンレス等の帯状の金属板により形
成され、全体を凹曲面状としている。
【0015】前記ガイドレール16は、ステンレス等の
帯状の金属板によって形成されており、ガイドレール1
6の取り付けは図4に示すように該ガイドレール16の
遊技盤4に当接する側の一側端に適宜間隔で取付孔24
を複数設け、該取付孔24に割ピン25をあらかじめ挿
着しておき該割ピン25を遊技盤4の透孔26に圧入す
ることにより行なわれる。
【0016】しかして、ガイドレール16の外側であり
打球の着地領域より発射レール5側に位置してガイドレ
ール16の角度調節具27を設けている。該角度調節具
27は、図3に示すようにステンレス等の弾性を有する
帯状の金属板で形成されており、遊技盤4に取付ける取
付基板28からガイドレール16の外側面に当接する支
持片29を傾動自在に立設すると共に、ガイドレール1
6の側端縁を鉤持してガイドレール16を前方へ脱抜不
能にする断面が鉤形に形成された掛止片30を設けてい
る。
【0017】また掛止片30の打球の進行方向の側端部
を、発射レール5側に向けた傾斜面31としている。こ
れは図6に示すように、打球が遊技領域4aまで到達せ
ず戻ってしまうファール球が、掛止片30に当たり飛び
跳ねて発射レール5まで戻らないようにするためで、傾
斜面31にすることによりファール球を遊技盤4側に導
いて確実にファール口15に戻るようにしている。
【0018】このように、構成される角度調節具27
は、図4および図5に示すように支持片29をガイドレ
ール16の外側面に当接させ、掛止片30でガイドレー
ル16の側端縁を鉤持して取付基板28に開設した取付
孔28aに樹脂製の筒体32を介して固定釘33を打ち
込むことにより遊技盤4に固着される。また、筒体32
と支持片28とは適宜間隔を有しており、かつガイドレ
ール16の側端縁が掛止片30によって鉤持されている
ため、ガイドレール16を図5鎖線に示すように内側方
向および外側方向のいずれにも傾動できる。
【0019】したがって、ガイドレール16をペンチ等
の治具によって簡単に最適角度に調節でき、良好な球飛
び状態を得ることができる。また長期間の使用によって
割ピン25が緩んだとしても掛止片30によって、遊技
盤4からガイドレール16が抜けるのを防ぐことができ
る。なお固定釘33の替わりにビス止めにすればハンマ
ーで固定釘を叩く必要がなく、誤ってガイドレール16
等を破損したりすることはない。
【0020】また、前記角度調節具27の設置場所をガ
イドレール16の打球の着地領域範囲を除く発射レール
5側に設けることによって、ガイドレール16の打球の
着地領域範囲に常に適当なたわみを確保させることがで
き、打球が衝突しても、衝撃が緩和されソフトな着地を
可能として良好な球飛びを得ることができる。さらに打
球の着地によるガイドレール16の摩耗も防止されて耐
久性が向上する。
【0021】また図7および図8は、発射レール5の先
端部分に角度調節具27を取付けた実施の形態を示して
いる。該角度調節具27は、前記ガイドレール16の角
度調節具27と同じ構成としているため同一の符号によ
り説明する。この角度調節具27の取付けは、角度調節
具27の支持片29を発射レール5の先端部分のレール
本体18に沿うようにして、掛止片30によってレール
本体18の側端縁を鉤持して取付基板28を取付板17
にねじ止めしている。このように角度調節具27を発射
レール5に取付けることによって、球飛びも支持片29
のわずかな傾動調整により簡単に調節でき、最適な球飛
び状態が得られる。また、新台入替え等によって遊技盤
4のみを交換した場合でも、発射レール5はそのまま使
用でき、新しい遊技盤4への球飛び調節も素早く簡単に
できる。
【0022】また、ガイドレール16および発射レール
5の両方に角度調節具27を設けることにより一層細か
な球飛び調節も可能となる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明のパチンコ遊
技機は、ガイドレールの外側面に当接させて角度調節具
を設けるようにしたものであるから、熟練した技術を必
要とすることなく簡単にガイドレールを所定取付角度に
調節することができ、長期間の使用或いは清掃等により
生じるガイドレールの変形を修正して打球を常に安定し
た状態で遊技領域内に導くことができる。
【0024】さらに、角度調節具をガイドレールの打球
の着地領域範囲を除く発射レール側に設けるようにする
ことにより、ガイドレールの打球の着地領域部分に適当
なたわみを確保させることができ、良好な球飛びを得る
ことができる。
【0025】また、発射レールに角度調整具を設けるこ
とにより、わずかな調整により最適な球飛びが得られ、
遊技盤を交換した場合でもそのまま使用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパチンコ遊技機の正面図である。
【図2】パチンコ遊技機のガラス扉及び前面板を開放し
た状態の正面図である。
【図3】角度調節具の斜視図である。
【図4】遊技盤に角度調節具を取り付けた状態の斜視図
である。
【図5】要部拡大断面図である。
【図6】掛止片の傾斜面を示す断面図である。
【図7】角度調節具を取り付けた発射レールの斜視図で
ある。
【図8】図7の発射レールを取り付けた状態の正面図で
ある。
【符号の説明】
4 遊技盤 4a 遊技領域 5 発射レール 7 発射位置 16 ガイドレール 27 角度調節具 28 取付基板 29 支持片 30 掛止片
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年6月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 パチンコ遊技機
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機の
遊技盤の前面側に設けられる発射レールおよびガイドレ
ールの立設角度調節可能なパチンコ遊技機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、周知のようにパチンコ遊技機の発
射レールおよびガイドレールは、帯状の金属板により形
成され、該ガイドレールは一側周縁部の適宜間隔位置に
取付孔を設けて該取付孔に予め割ピンを挿着しておき、
該割りピンを遊技盤に設けた透孔に圧入することによ
り、ほぼ円形状に取り付けるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のパ
チンコ遊技機にあっては、長期間の使用あるいはレール
の清掃等によってガイドレールが変形したり、発射レー
ルと打球杆とのバランスが崩れるような事態が発生し、
発射レールから発射された打球がガラス面または遊技盤
面に衝突して、遊技領域内への打球の入球がばらついて
安定した球飛び状態が得られないという問題点を有して
いた。また打球杆を調整する等この球飛びの調節作業に
は、熟練した技術が必要とされていた。
【0004】また、割ピンが緩んでガイドレールが抜け
てしまうと良好な球飛びが得られないという問題があっ
た。
【0005】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたもので、その目的とするところは、発射レールお
よびガイドレールの取付角度を簡単に調節できるように
して、打球を常に安定した状態で遊技領域内に導くこと
ができるようなパチンコ遊技機を提供しようとするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明におけるパチンコ遊技機は、遊技盤の前
面側に、発射レールと該発射レールの発射位置から発射
された打球を遊技領域内に誘導するガイドレールが遊技
盤に直接設けられたパチンコ遊技機において、ガイドレ
ールで規制された遊技領域外であり、ガイドレールの打
球の着地領域範囲より発射レール側の遊技盤にガイドレ
ールの角度調節具を設け、該角度調節具は遊技盤に取付
ける取付基板からガイドレールの外側面に当接する支持
片を傾動自在に立設すると共に、ガイドレールの側端縁
を鉤持する掛止片を設け、該掛止片の側端を発射レール
側に向けた傾斜面とした。
【0007】また、遊技盤の前面側に、発射レールと該
発射レールの発射位置から発射された打球を遊技領域内
に誘導するガイドレールが設けられたパチンコ遊技機に
おいて、発射レールの所定位置に発射レールの角度調節
具を設け、該角度調節具は発射レールに取付ける取付基
板から発射レールの下面に当接する支持片を傾動自在に
立設すると共に、発射レールの側端縁を鉤持する掛止片
を設けた。
【0008】このように構成することにより、ガイドレ
ールが変形したりして球飛びが安定しないことがあって
も発射レールまたはガイドレールの傾動を調節すること
により簡単に安定した球飛びを得ることが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に図面に従い本発明の実施の形
態を説明する。図1は本発明に係るパチンコ遊技機の正
面図、図2はガラス扉及び前面板を開放した状態の正面
図である。図において1は機枠、2は機枠1の前面に開
閉自在に装着された前面枠である。該前面枠2の後面に
遊技盤取付枠3を介して着脱自在に遊技盤4が装着さ
れ、該遊技盤4の前面右下側に位置して遊技盤取付枠3
に発射レール5が装着されている。6は発射レール5の
発射位置7に先端が臨む打球杆、8は発射レール5の前
面を覆う前面板であって、遊技盤4の上方部を覆うガラ
ス扉10と共に前面枠2の一側に開閉自在に装着されて
いる。
【0010】前記ガラス扉10には、内、外2枚のガラ
ス11が一定の間隔を保持して装着されている。12は
前面板8の前面に装着された打球供給皿、13は前面枠
2の前面下部に装着され、前記打球供給皿12の余剰球
を受け入れる下部貯留皿、14は打球発射用の操作ハン
ドルである。
【0011】前記遊技盤4の前面には、ファール球口1
5を介して発射レール5の発射位置7から発射された打
球を誘導するためのガイドレール16が遊技盤4に対し
て所定の角度でほぼ円状に植立され、該ガイドレール1
6で区画された領域が遊技領域4aとして構成されてい
る。
【0012】前記発射レール5は、取付板17,レール
本体18およびファール球誘導部材19の三部材によっ
て構成されている。取付板17は、所要の厚みを有する
金属板をプレスにより打抜き加工して一枚板として形成
される。またレール本体18は、ステンレス等の帯状の
金属板により形成され、レール面20と始端を屈曲して
形成した球保持片21を有する。また、レール面20の
中央であり、かつ長さ方向の全長に亘って漸次先端に向
かって浅くなるV字状の誘導溝22を設けている。また
レール面20の一側縁を下方へ直角に曲げ加工すること
によって、前記取付板17に取付ける取付片部23が設
けられている。前記ファール球誘導部材19は、レール
本体18と同じくステンレス等の帯状の金属板により形
成され、全体を凹曲面状としている。
【0013】前記ガイドレール16は、ステンレス等の
帯状の金属板によって形成されており、ガイドレール1
6の取り付けは図4に示すように該ガイドレール16の
遊技盤4に当接する側の一側端に適宜間隔で取付孔24
を複数設け、該取付孔24に割ピン25をあらかじめ挿
着しておき該割ピン25を遊技盤4の透孔26に圧入す
ることにより行なわれる。
【0014】しかして、ガイドレール16の外側であり
打球の着地領域より発射レール5側に位置してガイドレ
ール16の角度調節具27を設けている。該角度調節具
27は、図3に示すようにステンレス等の弾性を有する
帯状の金属板で形成されており、遊技盤4に取付ける取
付基板28からガイドレール16の外側面に当接する支
持片29を傾動自在に立設すると共に、ガイドレール1
6の側端縁を鉤持してガイドレール16を前方へ脱抜不
能にする断面が鉤形に形成された掛止片30を設けてい
る。
【0015】また掛止片30の打球の進行方向の側端部
を、発射レール5側に向けた傾斜面31としている。こ
れは図6に示すように、打球が遊技領域4aまで到達せ
ず戻ってしまうファール球が、掛止片30に当たり飛び
跳ねて発射レール5まで戻らないようにするためで、傾
斜面31にすることによりファール球を遊技盤4側に導
いて確実にファール口15に戻るようにしている。
【0016】このように、構成される角度調節具27
は、図4および図5に示すように支持片29をガイドレ
ール16の外側面に当接させ、掛止片30でガイドレー
ル16の側端縁を鉤持して取付基板28に開設した取付
孔28aに樹脂製の筒体32を介して固定釘33を打ち
込むことにより遊技盤4に固着される。また、筒体32
と支持片28とは適宜間隔を有しており、かつガイドレ
ール16の側端縁が掛止片30によって鉤持されている
ため、ガイドレール16を図5鎖線に示すように内側方
向および外側方向のいずれにも傾動できる。
【0017】したがって、ガイドレール16をペンチ等
の治具によって簡単に最適角度に調節でき、良好な球飛
び状態を得ることができる。また長期間の使用によって
割ピン25が緩んだとしても掛止片30によって、遊技
盤4からガイドレール16が抜けるのを防ぐことができ
る。なお固定釘33の替わりにビス止めにすればハンマ
ーで固定釘を叩く必要がなく、誤ってガイドレール16
等を破損したりすることはない。
【0018】また、前記角度調節具27の設置場所をガ
イドレール16の打球の着地領域範囲を除く発射レール
5側に設けることによって、ガイドレール16の打球の
着地領域範囲に常に適当なたわみを確保させることがで
き、打球が衝突しても、衝撃が緩和されソフトな着地を
可能として良好な球飛びを得ることができる。さらに打
球の着地によるガイドレール16の摩耗も防止されて耐
久性が向上する。
【0019】また図7および図8は、発射レール5の先
端部分に角度調節具27を取付けた実施の形態を示して
いる。該角度調節具27は、前記ガイドレール16の角
度調節具27と同じ構成としているため同一の符号によ
り説明する。この角度調節具27の取付けは、角度調節
具27の支持片29を発射レール5の先端部分のレール
本体18に沿うようにして、掛止片30によってレール
本体18の側端縁を鉤持して取付基板28を取付板17
にねじ止めしている。このように角度調節具27を発射
レール5に取付けることによって、球飛びも支持片29
のわずかな傾動調整により簡単に調節でき、最適な球飛
び状態が得られる。また、新台入替え等によって遊技盤
4のみを交換した場合でも、発射レール5はそのまま使
用でき、新しい遊技盤4への球飛び調節も素早く簡単に
できる。
【0020】また、ガイドレール16および発射レール
5の両方に角度調節具27を設けることにより一層細か
な球飛び調節も可能となる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明のパチンコ遊
技機は、ガイドレールの外側面に当接させて角度調節具
を設けるようにしたものであるから、熟練した技術を必
要とすることなく簡単にガイドレールを所定取付角度に
調節することができ、長期間の使用或いは清掃等により
生じるガイドレールの変形を修正して打球を常に安定し
た状態で遊技領域内に導くことができる。
【0022】さらに、角度調節具をガイドレールの打球
の着地領域範囲を除く発射レール側に設けるようにする
ことにより、ガイドレールの打球の着地領域部分に適当
なたわみを確保させることができ、良好な球飛びを得る
ことができる。
【0023】また、発射レールに角度調整具を設けるこ
とにより、わずかな調整により最適な球飛びが得られ、
遊技盤を交換した場合でもそのまま使用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパチンコ遊技機の正面図である。
【図2】パチンコ遊技機のガラス扉及び前面板を開放し
た状態の正面図である。
【図3】角度調節具の斜視図である。
【図4】遊技盤に角度調節具を取り付けた状態の斜視図
である。
【図5】要部拡大断面図である。
【図6】掛止片の傾斜面を示す断面図である。
【図7】角度調節具を取り付けた発射レールの斜視図で
ある。
【図8】図7の発射レールを取り付けた状態の正面図で
ある。
【符号の説明】 4 遊技盤 4a 遊技領域 5 発射レール 7 発射位置 16 ガイドレール 27 角度調節具 28 取付基板 29 支持片 30 掛止片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤の前面側に、発射レールと該発射
    レールの発射位置から発射された打球を遊技領域内に誘
    導するガイドレールが設けられたパチンコ遊技機におい
    て、 ガイドレールで規制された遊技領域外の遊技盤の所定位
    置にガイドレールの角度調節具を設け、該角度調節具は
    遊技盤に取付ける取付基板からガイドレールの外側面に
    当接する支持片を傾動自在に立設すると共に、ガイドレ
    ールの側端縁を鉤持する掛止片を設けたことを特徴とす
    るパチンコ遊技機。
  2. 【請求項2】 前記角度調節具をガイドレールの打球の
    着地領域範囲より発射レール側に設けたことを特徴とす
    る請求項1記載のパチンコ遊技機。
  3. 【請求項3】 遊技盤の前面側に、発射レールと該発射
    レールの発射位置から発射された打球を遊技領域内に誘
    導するガイドレールが設けられたパチンコ遊技機におい
    て、 発射レールの所定位置に発射レールの角度調節具を設
    け、該角度調節具は発射レールに取付ける取付基板から
    発射レールの外側面に当接する支持片を傾動自在に立設
    すると共に、発射レールの側端縁を鉤持する掛止片を設
    けたことを特徴とするパチンコ遊技機。
JP10060506A 1998-02-24 1998-02-24 パチンコ遊技機 Expired - Fee Related JP3096271B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10060506A JP3096271B2 (ja) 1998-02-24 1998-02-24 パチンコ遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10060506A JP3096271B2 (ja) 1998-02-24 1998-02-24 パチンコ遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11239635A true JPH11239635A (ja) 1999-09-07
JP3096271B2 JP3096271B2 (ja) 2000-10-10

Family

ID=13144275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10060506A Expired - Fee Related JP3096271B2 (ja) 1998-02-24 1998-02-24 パチンコ遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3096271B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009011627A (ja) * 2007-07-06 2009-01-22 Olympia:Kk ガイドレールの取付構造
JP2009247379A (ja) * 2008-04-01 2009-10-29 Okumura Yu-Ki Co Ltd パチンコ機の遊技球発射装置
JP2011110325A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 Sammy Corp 遊技機枠ユニット

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5462482U (ja) * 1977-10-06 1979-05-01
JPH05300965A (ja) * 1992-04-27 1993-11-16 Shintaiyou Seisakusho:Kk パチンコ機における誘導レールの取付構造
JPH09201455A (ja) * 1996-01-29 1997-08-05 Heiwa Corp 遊技機の遊技盤
JPH1133173A (ja) * 1997-07-23 1999-02-09 Fukushima Seisakusho:Kk 弾球遊技機

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5462482U (ja) * 1977-10-06 1979-05-01
JPH05300965A (ja) * 1992-04-27 1993-11-16 Shintaiyou Seisakusho:Kk パチンコ機における誘導レールの取付構造
JPH09201455A (ja) * 1996-01-29 1997-08-05 Heiwa Corp 遊技機の遊技盤
JPH1133173A (ja) * 1997-07-23 1999-02-09 Fukushima Seisakusho:Kk 弾球遊技機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009011627A (ja) * 2007-07-06 2009-01-22 Olympia:Kk ガイドレールの取付構造
JP2009247379A (ja) * 2008-04-01 2009-10-29 Okumura Yu-Ki Co Ltd パチンコ機の遊技球発射装置
JP2011110325A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 Sammy Corp 遊技機枠ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JP3096271B2 (ja) 2000-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1371456B1 (en) Interchangeable magazine for a tool
JP4433176B2 (ja) 遊技機
JPH07136943A (ja) 打込機
JPH11239635A (ja) パチンコ遊技機
JP3971880B2 (ja) パチンコ遊技機
US20030062034A1 (en) Arrow rest
JP3741577B2 (ja) 遊技機
JP2005066331A (ja) 遊技機
JP2657359B2 (ja) 弾球遊技機の発射レール
JPH11290510A (ja) パチンコ機のガイドレール
JP3038405B2 (ja) パチンコ機の発射レール
JP2609570B2 (ja) 弾球遊技機の発射レール取付装置
JP2926034B1 (ja) パチンコ遊技機におけるガイドレールの支持構造
JP4817902B2 (ja) 遊技機
JPH119775A (ja) 球発射装置
JPS6327030B2 (ja)
JPH0898920A (ja) 弾球遊技機の遊技球発射装置
JP2005007024A (ja) 遊技機
JPH10263165A (ja) 弾球遊技機
JPH0414997B2 (ja)
JP4399555B2 (ja) 弾球遊技機
JPH07124301A (ja) パチンコ遊技機における発射レール具
JPH063384U (ja) パチンコ機の発射レール取付装置
JP2001062053A (ja) 弾球遊技機
JP2002219252A (ja) 弾球遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees