JPH0898920A - 弾球遊技機の遊技球発射装置 - Google Patents

弾球遊技機の遊技球発射装置

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JPH0898920A
JPH0898920A JP26167994A JP26167994A JPH0898920A JP H0898920 A JPH0898920 A JP H0898920A JP 26167994 A JP26167994 A JP 26167994A JP 26167994 A JP26167994 A JP 26167994A JP H0898920 A JPH0898920 A JP H0898920A
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JP
Japan
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mounting base
plate
rail
boss
mounting
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JP26167994A
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English (en)
Inventor
Kunio Matsumoto
邦夫 松元
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Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 板金製の取り付けベースを用い、発射レール
を固定板に精度良く確実に固定できる弾球遊技機の遊技
球発射装置を提供する。 【構成】 上下幅が発射レール18よりも広く、長さが少
なくとも発射レール18と略同一長さ以上の板金製の取り
付けベース24に、発射レール18側に突出するボス部38を
該発射レール18の長手方向に間隔をおいて複数個設け、
発射レール18の下方に突出する前後一対の板部34,35 の
内、取り付けベース24側に当接する一方の板部35に、各
ボス部38が嵌合する嵌合孔45を形成し、取り付けベース
24と反対側の他方の板部34を各ボス部38の先端面に当接
させ、この他方の板部34を締結具47で各ボス部38に締結
し、取り付けベース24を前記長手方向及び上下方向に複
数個のネジ41により固定板8 に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、弾球遊技機の遊技球発
射装置に関し、発射レールを金属製の取り付けベースを
介して固定板に装着するようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機では、遊技盤
の下側の固定板に断面略M字状の発射レールを装着し、
この発射レール上の発射位置の遊技球を打撃槌により打
撃して発射するようにしている。
【0003】発射レールを固定板に取り付ける取り付け
構造として、従来、特公平4−62755号公報に記載
のように、一端にファール球受け部を有する取り付け台
を発射レールの全長に亘って下側から嵌合し、発射レー
ルの前後一対の板部と取り付け台とにネジを挿入して、
このネジにより発射レールと取り付け台とを固定板に一
体的に固定したものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の取り付け構
造では、ファール球受け部を有する取り付け台によって
発射レールを補強できると共に、ファール球受け部の取
り付け台と発射レールとをネジで固定板に共締めできる
利点がある。しかし、取り付け台と固定板とが共に合成
樹脂製であり、その合成樹脂製の取り付け台で発射レー
ルの前後一対の板部間に嵌合させた状態で、発射レール
をネジで合成樹脂製の固定板に直接締め付けて固定する
ため、発射レールの取り付け精度を出し難い欠点があ
る。
【0005】即ち、遊技球発射装置では、遊技球の発射
時に、発射レール上の発射位置にある遊技球を確実に打
撃するためには、発射レールと打撃槌との相対位置を精
度良く厳密に管理する必要がある。しかし、従来の取り
付け構造では、取り付け台が合成樹脂製であって、成形
時の所謂ヒケ等の問題があり、その成形時の精度の確保
が困難であるにも拘わらず、この取り付け台を発射レー
ルの下側に嵌合させて、発射レールと取り付け台とをネ
ジで共締めによって固定板に固定している。このため、
取り付け台の成形精度が直接発射レールに影響し、取り
付け台の前後方向の寸法が大であれば、発射レールの上
側の球案内溝が狭くなり、また逆に取り付け台の前後方
向の寸法が小であれば、発射レールの上側の球案内溝が
広くなり、更に取り付け台の長手方向の両側で前後方向
の寸法に差があれば、球案内溝が発射レールの両端で前
後方向にずれる等の欠点がある。
【0006】しかも、固定板側も合成樹脂製であり、こ
れに発射レールをネジで固定するため、固定板側に成形
誤差、成形歪み等のバラツキがあれば、そのそのバラツ
キが直接発射レールの取り付け精度に影響し、発射レー
ルが両端で前後方向にずれたり、発射レールの上下が前
後方向に傾斜する等の欠点がある。本発明は、かかる従
来の課題に鑑み、板金製の取り付けベースを用い、発射
レールを固定板に精度良く確実に固定できる弾球遊技機
の遊技球発射装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、遊技盤7 の下側の固定板8 に断面略M字状の発射レ
ール18を装着し、この発射レール18上の発射位置A の遊
技球B を打撃槌19により打撃して発射するようにした弾
球遊技機の遊技球発射装置において、上下幅が発射レー
ル18よりも広く、長さが少なくとも発射レール18と略同
一長さ以上の板金製の取り付けベース24に、発射レール
18側に突出するボス部38を該発射レール18の長手方向に
間隔をおいて複数個設け、発射レール18の下方に突出す
る前後一対の板部34,35 の内、取り付けベース24側に当
接する一方の板部35に、各ボス部38が嵌合する嵌合孔45
を形成し、取り付けベース24と反対側の他方の板部34を
各ボス部38の先端面に当接させ、この他方の板部34を締
結具47で各ボス部38に締結し、取り付けベース24を前記
長手方向及び上下方向に複数個のネジ41により固定板8
に取り付けたものである。
【0008】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明において、取り付けベース24に上下両側に突出
する突出部36,37 を設け、この各突出部36,37 をネジ41
で固定板8 に取り付けたものである。
【0009】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の発明において、各ボス部38の先端面にネジ孔
44を形成し、発射レール18の他方の板部34に、各ボス部
38のネジ孔44に対応する取り付け孔46を形成し、この各
取り付け孔46に挿入したネジ47を各ネジ孔44に螺合させ
て、発射レール18の他方の板部34をボス部38に固定した
ものである。
【0010】
【作用】発射レール18を固定板8 に装着する場合には、
発射レール18の一方の板部35の嵌合孔45に取り付けベー
ス24のボス部38を嵌合させて、この一方の板部35を取り
付けベース24の側面に当接させる。この時、発射レール
18の他方の板部34がボス部38の先端面に当接するので、
この状態で他方の板部34の取り付け孔46にネジ47を挿入
しボス部38のネジ孔44に締め付けると、発射レール18を
取り付けベース24に一体に固定できる。従って、次に取
り付けベース24の取り付け孔39にネジ41を挿入し固定板
8 側の取り付け孔40に螺合して締め付ければ、取り付け
ベース24を固定板8 に固定できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図面は本発明の一実施例を例示する。図6におい
て、1 は矩形枠状の外枠を含むパチンコ機本体、2 はそ
の前枠で、上下一対のヒンジ3 を介して着脱及び開閉自
在に枢着されている。
【0012】前枠2 には窓孔4 が形成されると共に、こ
の窓孔4 に対応してガラス扉5 及び前面板6 が上下に装
着され、またガラス扉5 の背後で窓孔4 に対応するよう
に、前枠2 の後側に、遊技盤7 を着脱自在に装着する門
形枠部(図示省略)と、この門形枠部内の遊技盤7 を下
側から受ける固定板8 とが装着されている。前枠2 の下
部には中央部に下皿9 が、その右側に発射手段10が夫々
設けられている。
【0013】前面板6 は遊技盤7 の下側で前枠2 の窓孔
4 内に開閉自在に装着されており、この前面板6 には上
皿11と、この上皿11からの遊技球B を1個ずつ発射手段
10に供給する球供給手段(図示省略)とが前後に装着さ
れている。遊技盤7 の前側には、発射手段10により発射
された遊技球B を遊技盤7 の上部に案内する外ガイドレ
ール12と内ガイドレール13とが環状に設けられ、このガ
イドレール12,13 の内側に障害釘、入球チャッカー14、
入賞手段15、大入賞手段16、変動図柄表示手段17等が配
置されている。
【0014】発射手段10は、図1に示すように、外ガイ
ドレール12の下端部側に配置された発射レール18と、こ
の発射レール18の発射位置A 上の遊技球B を発射方向に
打撃する打撃槌19と、この打撃槌19を発射方向に付勢す
る引張りバネ20と、発射モータ21と、この発射モータ21
の作動により打撃槌19を引張りバネ20のバネ圧に抗して
反発射方向に間欠的に駆動するカム体22、引張りバネ20
のバネ圧を任意に調整する操作ハンドル23とを備えてい
る。
【0015】発射レール18は取り付けベース24を介して
固定板8 の前側に取り付けられている。固定板8 には、
発射レール18の他に、球供給手段から発射レール18上に
供給された遊技球B を発射位置A に止めるためのストッ
パー25と、球供給手段から供給され遊技球を発射レール
18上に案内する案内板26と、外ガイドレール12の途中で
失速したファール球を発射レール18と外ガイドレール12
との間から下皿に戻すためのファール球戻り通路27とが
設けられている。
【0016】打撃槌19は図外の取り付け板に支軸28を介
して回動自在に枢支されると共に、引張りバネ20により
支軸28廻りに発射方向に付勢されている。発射モータ20
は取り付け板に装着され、この発射モータ20の回転軸に
カム体22が固定されている。カム体22は打撃槌19の基部
側のブラケットに枢着されたカムローラ29を介して、打
撃槌19を引張りバネ20に抗して回動させるように構成さ
れている。
【0017】操作ハンドル23は、筒状のハンドル支持体
により回動自在に支持され、回動操作時にハンドル軸を
介して引張りバネ20のバネ圧を任意に調節できるように
なっている。発射レール18の取り付け構造は、図1乃至
図5に示すように構成されている。即ち、固定板8 は、
上端側に遊技盤7 の受け部30を有し、下部側の取り付け
部31がネジ32により前枠2 に後側に固定されている。発
射レール18は、ステンレス等の板金材を断面M字状に折
り曲げ形成したものであって、上側のV字状の球案内溝
33と、この球案内溝33の前後両側から下方に突出する前
後一対の前板部34及び後板部35とを有する。
【0018】取り付けベース24は、上下幅が発射レール
18よりも広く、長さが少なくとも発射レール18と略同一
長さの程度以上に構成された板金製であって、その外ガ
イドレール12側の端部に上下両側に突出する突出部36,3
7 が一体に形成されている。取り付けベース24には、前
方に突出するボス部38が長手方向に略等間隔をおいて4
個設けられると共に、各ボス部38間に位置するように、
各突出部36,37 の上下両端部を含む各位置に上下方向及
び長手方向に間隔をおいて取り付け孔39が形成されてい
る。
【0019】そして、この取り付けベース24は、各取り
付け孔39から固定板8 の取り付け孔40にネジ41を挿入し
螺合することにより、その上縁側を案内板26の下縁側に
当接させた状態で固定板8 に着脱自在に固定されてい
る。なお、取り付けベース24には、後側に吐出する位置
決めピン42が設けられ、この位置決めピン42を固定板8
の位置決め孔43に挿入して位置決めするようになってい
る。各ボス部38は金属製の円柱状であって、前端面の中
央にネジ孔44が形成されている。
【0020】発射レール18の後板部35には、取り付けベ
ース24の各ボス部38に嵌合する嵌合孔45が4個形成さ
れ、発射レール18の取り付け時に、球案内溝33の後側縁
が取り付けベース24の上縁と略同一高さで且つ取り付け
ベース24の上縁と略平行となるように、嵌合孔45に各ボ
ス部38を嵌合させて後板部35を取り付けベース24の前面
側に当接させるようになっている。
【0021】発射レール18の前板部34は、その後板部35
を取り付けベース24の前面側に当接させた時に、各ボス
部38の前端面に当接するようになっており、この前板部
34には各ボス部38のネジ孔44に対応するように取り付け
孔46が形成されている。そして、発射レール18の前板部
34は、ネジ47を取り付け孔46に挿入してボス部38のネジ
孔44に螺合させることにより、各ボス部38の前端面に着
脱自在に固定されている。
【0022】なお、発射レール18の外ガイドレール12側
には、その板部34,35 間に下側からファール球受け部材
48が嵌合されている。ファール球受け部材48は、取り付
けベース24の2個のボス部38が前後方向に嵌脱自在に嵌
合する嵌合部49が形成されている。また発射レール18の
各板部34,35 には、取り付けベース24の上側の2個の取
り付け孔39に対応して切り欠き部50が形成されており、
発射レール18を取り付けベース24に装着した後にも、取
り付けベース24の上側の2個の取り付け孔39にネジ41を
挿入して、取り付けベース24を固定板8 に固定できるよ
うになっている。
【0023】上記構成において、発射レール18を固定板
8 に装着する場合には、発射レール18の下側にファール
球受け部材48を嵌め込み、その嵌合部49を後板部35の嵌
合孔45に一致させる。次に、この発射レール18の後板部
35の各嵌合孔45に各ボス部38を嵌合させて、後板部35を
取り付けベース24の前面側に当接させる。すると発射レ
ール18の前板部34が各ボス部38の前端面に当接するの
で、この状態で前板部34の各取り付け孔46にネジ47を挿
入して各ボス部38のネジ孔44に締め付ける。
【0024】これで発射レール18及びファール球受け部
材48を取り付けベース24に一体に固定できるので、次に
位置決めピン42を固定板8 の位置決め孔43に合わせた
後、取り付けベース24の各取り付け孔39にネジ41を挿入
し、固定板8 側の取り付け孔40に螺合して締め付ける。
これで、取り付けベース24を固定板8 に固定することが
できる。
【0025】このように構成すれば、次のような利点が
ある。上下幅が発射レール18よりも広く、長さが発射レ
ールと略同一長さ以上の板金製の取り付けベース24を使
用し、この取り付けベース24の前面側に発射レール18を
装着して、取り付けベース24を発射レール18の長手方向
及び上下方向に複数個のネジ41により固定板8 に固定し
ているので、仮に固定板8 側に成形誤差、成形歪み、反
り等があっても、発射レール18を直接固定板8 に取り付
ける従来の取り付け構造に比較して、発射レール18を精
度良く確実に固定板8 に固定することができる。
【0026】即ち、所定の強度を確保し易い板金製の取
り付けベース24を用いる上に、取り付けベース24が発射
レール18よりも上下幅が広くなっており、この取り付け
ベース24を長手方向及び上下方向に複数個のネジ41で固
定板8 に固定しているので、固定板8 側が成形誤差、成
形歪み、反り等で多少局部的に変形している場合でも、
その変形に影響されることなく発射レール18を精度良く
確実に固定することができる。
【0027】しかも、発射レール18よりも上下幅の広い
取り付けベース24を長手方向及び上下方向に複数個のネ
ジ41で固定板8 に締め付けて固定するので、取り付けベ
ース24によって固定板8 側の変形等を修正することがで
き、発射レール18の取り付け精度が著しく向上する。ま
た取り付けベース24は上下両側に突出する突出部36,37
を有し、この各突出部36,37 をネジ41で固定板8 に取り
付けているため、取り付けベース24を固定板8 に取り付
けた時に、その上下の前後方向への傾斜を確実に防止す
ることができる。
【0028】しかも、取り付けベース24に部分的に突出
部36,37 を形成しているので、両突出部36,37 の端部間
の間隔に合わせて取り付けベース24の全体の上下幅を広
くする場合に比較して、取り付けベース24全体の面積を
小さくすることができる。従って、取り付けベース24の
上下の前後方向への傾斜を確実に防止しながらも、材料
の無駄をなくし、その重量を軽減することができる。
【0029】更に、取り付けベース24の前面側から突出
する複数個のボス部38を、発射レール18の後板部35の嵌
合孔45に嵌合させた状態で、その後板部35を取り付けベ
ース24の前面側に当接させると共に、発射レール18の前
板部34を各ボス部38の前端面に前側から当接させて、こ
の前板部34をネジ47で各ボス部38に締結して固定してい
るので、発射レール18に無理な締め付け力がかからず、
発射レール18の変形等を確実に防止することができる。
【0030】しかも、発射レール18の後板部35を取り付
けベース24と複数個のボス部38とで受けると同時に、発
射レール18の前板部34側をネジ47で各ボス部38に固定し
ているので、発射レール18が断面M字状であるにも拘わ
らず、その前後の各板部34,35 を確実に支持することが
でき、打撃槌19による遊技球B の打撃時に、発射レール
18に多少の衝撃がかかるようなことがあっても、発射レ
ール18が変形し又はその取り付け精度が狂うようなこと
も確実に防止することができる。
【0031】また各ボス部38にネジ孔44を形成し、発射
レール18の前板部34に、各ボス部38のネジ孔44に対応す
る取り付け孔46を形成して、この取り付け孔46に挿入し
たネジ47をボス部38のネジ孔44に螺合させて前板部34を
各ボス部38に固定しているので、ボス部38側に雄ネジを
設ける場合に比較して、組み立て時の作業も容易であ
る。
【0032】取り付けベース24の各取り付け孔39の内、
発射レール18の後板部35が当接する部分の取り付け孔39
に対応して、発射レール18側の各板部34,35 に切り欠き
部50があるので、発射レール18を取り付けベース24に取
り付けた後でも、取り付けベース24を固定板24にネジ41
で固定することができる。
【0033】また取り付けベース24の上下幅が発射レー
ル18よりも大であり、この取り付けベース24に上縁を合
わせて発射レール18を取り付けており、取り付けベース
24の下部側の発射レール18から突出する部分に、下側の
取り付け孔39を形成してネジ41で固定しているので、下
側のネジ41の締め付けは発射レール18に関係なく行うこ
とができる。
【0034】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。例えば、実施例では、固定板8 の前側に取り付けベ
ース24を介して発射レール18を装着しているが、全体の
構造上から固定板8 が前側に位置するような場合でも同
様に実施することができる。また各ボス部38の先端に雄
ネジを設け、これにナットを螺合して締結具を構成して
も良い。更に、パチンコ機以外の各種の弾球遊技機にお
いても、同様に実施可能であることはいうまでもない。
【0035】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、遊技
盤7 の下側の固定板8 に断面略M字状の発射レール18を
装着し、この発射レール18上の発射位置A の遊技球B を
打撃槌19により打撃して発射するようにした弾球遊技機
の遊技球発射装置において、上下幅が発射レール18より
も広く、長さが少なくとも発射レール18と略同一長さ以
上の板金製の取り付けベース24に、発射レール18側に突
出するボス部38を該発射レール18の長手方向に間隔をお
いて複数個設け、発射レール18の下方に突出する前後一
対の板部34,35 の内、取り付けベース24側に当接する一
方の板部35に、各ボス部38が嵌合する嵌合孔45を形成
し、取り付けベース24と反対側の他方の板部34を各ボス
部38の先端面に当接させ、この他方の板部34を締結具47
で各ボス部38に締結し、取り付けベース24を前記長手方
向及び上下方向に複数個のネジ41により固定板8 に取り
付けているので、次のような顕著な効果を奏する。
【0036】 上下幅が発射レール18よりも広く、長
さが少なくとも発射レールと略同一長さ以上の板金製の
取り付けベース24を使用し、この取り付けベース24の側
面に発射レール18を装着して、取り付けベース24を発射
レール18の長手方向及び上下方向に複数個のネジ41によ
り固定板8 に固定しているので、仮に固定板8 側に成形
誤差、成形歪み、反り等があっても、発射レール18を直
接固定板8 に取り付ける従来の取り付け構造に比較し
て、発射レール18を精度良く確実に固定板8 に固定する
ことができる。
【0037】 発射レール18よりも上下幅の広い取り
付けベース24を長手方向及び上下方向に複数個のネジ41
で固定板8 に締め付けて固定するので、取り付けベース
24によって固定板8 側の変形等を修正することができ、
発射レール18の取り付け精度が著しく向上する。
【0038】 取り付けベース24に発射レール18側に
突出する複数個のボス部38を、発射レール18の一方の板
部35の嵌合孔45に嵌合させた状態で、その一方の板部35
を取り付けベース24に当接させると共に、発射レール18
の他方の板部34を各ボス部38の先端面に当接させて、こ
の他方の板部34をネジ47で各ボス部38に締結して固定し
ているので、発射レール18に無理な締め付け力がかから
ず、発射レール18の変形等を確実に防止することができ
る。
【0039】 発射レール18の一方の板部35を取り付
けベース24と複数個のボス部38とで受けると同時に、発
射レール18の他方の板部34側を締結具47で各ボス部38に
固定しているので、発射レール18が断面M字状であるに
も拘わらず、その前後の各板部34,35 を確実に支持する
ことができ、打撃槌19による遊技球の打撃時に、発射レ
ール18に多少の衝撃がかかるようなことがあっても、発
射レール18が変形し又はその取り付け精度が狂うような
ことも確実に防止することができる。
【0040】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明において、取り付けベース24に上下両側
に突出する突出部36,37 を設け、この各突出部36,37 を
ネジ41で固定板8 に取り付けているので、次のような顕
著な効果を奏する。
【0041】 取り付けベース24は上下両側に突出す
る突出部36,37 を有し、この各突出部36,37 をネジ41で
固定板8 に取り付けているため、取り付けベース24を固
定板8 に取り付けた時に、その上下の前後方向への傾斜
を確実に防止することができる。
【0042】 取り付けベース24に部分的に突出部3
6,37 を形成しているので、両突出部36,37 の端部間の
間隔に合わせて取り付けベース24の全体の上下幅を広く
する場合に比較して、取り付けベース24全体の面積を小
さくすることができる。従って、取り付けベース24の上
下の前後方向への傾斜を確実に防止しながらも、材料の
無駄をなくし、その重量を軽減することができる。
【0043】請求項3に記載の本発明によれば、請求項
1又は2に記載の発明において、各ボス部38の先端面に
ネジ孔44を形成し、発射レール18の他方の板部34に、各
ボス部38のネジ孔44に対応する取り付け孔46を形成し、
この各取り付け孔46に挿入したネジ47を各ネジ孔44に螺
合させて、発射レール18の他方の板部34をボス部38に固
定しているので、次のような顕著な効果を奏する。
【0044】 各ボス部38にネジ孔44を形成し、発射
レール18の他方の板部34に、各ボス部38のネジ孔44に対
応する取り付け孔46を形成して、この取り付け孔46に挿
入したネジ47をボス部38のネジ孔44に螺合させて他方の
板部34を各ボス部38に固定しているので、組み立て時の
作業も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すパチンコ機の発射レー
ル取り付け部分の正面図である。
【図2】図1の要部の拡大図である。
【図3】本発明の一実施例を示すパチンコ機の発射レー
ル取り付け部分の分解斜視図である。
【図4】図2のX−X線断面図である。
【図5】図2のY−Y線断面図である。
【図6】本発明の一実施例を示すパチンコ機の正面図で
ある。
【符合の説明】 1 遊技機本体 2 前枠 7 遊技盤 8 固定板 18 発射レール 19 打撃槌 24 取り付けベース 34 前板部(他方の板部) 36,37 突出部 38 ボス部 44 ネジ孔 46 取り付け孔 47 ネジ(締結具) A 発射位置 B 遊技球

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤(7) の下側の固定板(8) に断面略
    M字状の発射レール(18)を装着し、この発射レール(18)
    上の発射位置(A) の遊技球(B) を打撃槌(19)により打撃
    して発射するようにした弾球遊技機の遊技球発射装置に
    おいて、上下幅が発射レール(18)よりも広く、長さが少
    なくとも発射レール(18)と略同一長さ以上の板金製の取
    り付けベース(24)に、発射レール(18)側に突出するボス
    部(38)を該発射レール(18)の長手方向に間隔をおいて複
    数個設け、発射レール(18)の下方に突出する前後一対の
    板部(34)(35)の内、取り付けベース(24)側に当接する一
    方の板部(35)に、各ボス部(38)が嵌合する嵌合孔(45)を
    形成し、取り付けベース(24)と反対側の他方の板部(34)
    を各ボス部(38)の先端面に当接させ、この他方の板部(3
    4)を締結具(47)で各ボス部(38)に締結し、取り付けベー
    ス(24)を前記長手方向及び上下方向に複数個のネジ(41)
    により固定板(8) に取り付けたことを特徴とする弾球遊
    技機の遊技球発射装置。
  2. 【請求項2】 取り付けベース(24)に上下両側に突出す
    る突出部(36)(37)を設け、この各突出部(36)(37)をネジ
    (41)で固定板(8) に取り付けたことを特徴とする請求項
    1に記載の弾球遊技機の遊技球発射装置。
  3. 【請求項3】 各ボス部(38)の先端面にネジ孔(44)を形
    成し、発射レール(18)の他方の板部(34)に、各ボス部(3
    8)のネジ孔(44)に対応する取り付け孔(46)を形成し、こ
    の各取り付け孔(46)に挿入したネジ(47)を各ネジ孔(44)
    に螺合させて、発射レール(18)の他方の板部(34)をボス
    部(38)に固定したことを特徴とする請求項1又は2に記
    載の弾球遊技機の遊技球発射装置。
JP26167994A 1994-09-30 1994-09-30 弾球遊技機の遊技球発射装置 Pending JPH0898920A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006000130A (ja) * 2004-06-15 2006-01-05 Naito Shokai:Kk 遊技機用装飾構造物

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