JPH11197328A - 弾球遊技機 - Google Patents
弾球遊技機Info
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- JPH11197328A JPH11197328A JP1802498A JP1802498A JPH11197328A JP H11197328 A JPH11197328 A JP H11197328A JP 1802498 A JP1802498 A JP 1802498A JP 1802498 A JP1802498 A JP 1802498A JP H11197328 A JPH11197328 A JP H11197328A
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- JP
- Japan
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- game board
- fixing
- game
- mounting frame
- plate
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 遊技盤を簡単に着脱でき、しかも正確な位置
に取り付けることができるようにすること。 【解決手段】前面枠11の裏面に取り付けられているプ
レート21は、枠型の形状を有し、その中央部には遊技
盤17の形状に沿ったほぼ四角の中央開口部34が形成
されており、上部には取付部材33が取り付けられ、ま
た、中央開口部34の底部には嵌合孔32が設けられて
いる。遊技盤17の上部には、遊技盤固定用の固定部材
23がとりつけられており、底部には、遊技盤17と一
体に嵌合爪31が形成されている。遊技盤17の嵌合爪
31をプレート21の嵌合孔32に嵌合させ固定し、底
辺を支点として遊技盤17を押し込むことにより固定部
材23と取付部材33がかみ合い遊技盤17の固定を行
うようにした。
に取り付けることができるようにすること。 【解決手段】前面枠11の裏面に取り付けられているプ
レート21は、枠型の形状を有し、その中央部には遊技
盤17の形状に沿ったほぼ四角の中央開口部34が形成
されており、上部には取付部材33が取り付けられ、ま
た、中央開口部34の底部には嵌合孔32が設けられて
いる。遊技盤17の上部には、遊技盤固定用の固定部材
23がとりつけられており、底部には、遊技盤17と一
体に嵌合爪31が形成されている。遊技盤17の嵌合爪
31をプレート21の嵌合孔32に嵌合させ固定し、底
辺を支点として遊技盤17を押し込むことにより固定部
材23と取付部材33がかみ合い遊技盤17の固定を行
うようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機等
の弾球遊技機の遊技盤取付構造に関する。
の弾球遊技機の遊技盤取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ機等の弾球遊技機におい
ては、遊技盤の交換を容易にするために、例えば特公平
4−68957号公報に記載されているような方法が開
示されているが、これを図8にしたがって、説明をする
とパチンコ機の前面枠50の裏面側に装着される遊技盤
取付枠51に、遊技盤54の位置を規制するための位置
決めピン52aを上部中央に植設し、位置決めピン52
bを下部中央よりやや左側に植設している。遊技盤54
には、前記位置決めピン52a、52bに対向する位置
に、位置決め孔55a、55bをそれぞれ形成し、前記
位置決めピン52a、52bをそれぞれ嵌合させること
によって遊技盤54の位置が決定される。また、遊技盤
54の固定手段として前記遊技盤取付枠51の外周部に
数箇所の緊締金具53を回動可能に取り付け、前記緊締
金具53を回動して遊技盤54の裏面に圧接させること
により、遊技盤54を遊技盤取付枠51に押圧固定する
ようにしていた。
ては、遊技盤の交換を容易にするために、例えば特公平
4−68957号公報に記載されているような方法が開
示されているが、これを図8にしたがって、説明をする
とパチンコ機の前面枠50の裏面側に装着される遊技盤
取付枠51に、遊技盤54の位置を規制するための位置
決めピン52aを上部中央に植設し、位置決めピン52
bを下部中央よりやや左側に植設している。遊技盤54
には、前記位置決めピン52a、52bに対向する位置
に、位置決め孔55a、55bをそれぞれ形成し、前記
位置決めピン52a、52bをそれぞれ嵌合させること
によって遊技盤54の位置が決定される。また、遊技盤
54の固定手段として前記遊技盤取付枠51の外周部に
数箇所の緊締金具53を回動可能に取り付け、前記緊締
金具53を回動して遊技盤54の裏面に圧接させること
により、遊技盤54を遊技盤取付枠51に押圧固定する
ようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
パチンコ機の遊技盤の取り付け構造にあっては、遊技盤
の取り付けに際して、遊技盤取付枠の位置決めピンと遊
技盤の位置決め孔が正確に嵌合しないことがよくあっ
た。この理由として、以前から遊技盤の材料はブナ材を
使用しており、それを13枚重ね合わせて作成されてい
たが、材料の不足と近年の合板技術の向上でミックスと
いわれるラワン材を9枚重ねその表面にブナ材を張り付
ける構造のものが開発され、それが主流となってきた。
このため、合成接着剤も速乾性で強力なものが開発さ
れ、遊技釘の振動係数も総ブナ材の振動係数に近いもの
となり、しかも安価なものが供給されるようになってき
た。だが、その反面2種類の材料を使用するので膨張係
数が異なり反りやねじれ、伸縮等が発生し易く、合成接
着剤とラワン材との関係で温度変化に敏感になり遊技盤
が変形をきたすようになってきた。遊技盤が変形するこ
とにより、遊技盤の位置決め孔が収縮してしまったり、
遊技盤取付枠の位置決めピンとの位置関係が変わってし
まうということが起こるようになってきた。このため遊
技盤の取付作業時に無理やり遊技盤を遊技盤取付枠に嵌
合させようとするため作業者がけがをすることがたびた
びあった。また、遊技盤を変形した状態で、遊技盤取付
枠に取り付けると遊技盤が、正確な位置に取り付けられ
ていないため、遊技盤取付枠に取り付けられている発射
レールと遊技盤に取り付けられている誘導レールとの位
置関係が変わってしまい遊技をする際に、球飛び不良の
原因にもなっていた。その上、脱着の際には、遊技盤取
付枠の外周部に設けられた遊技盤固定用の緊締金具をす
べて解除位置又は、固定位置に回動させる必要があり、
その作業がいまだ面倒であるため組み立て作業にも時間
がかかっている。本発明は、上述のような欠点の解決に
鑑みなされたものである。
パチンコ機の遊技盤の取り付け構造にあっては、遊技盤
の取り付けに際して、遊技盤取付枠の位置決めピンと遊
技盤の位置決め孔が正確に嵌合しないことがよくあっ
た。この理由として、以前から遊技盤の材料はブナ材を
使用しており、それを13枚重ね合わせて作成されてい
たが、材料の不足と近年の合板技術の向上でミックスと
いわれるラワン材を9枚重ねその表面にブナ材を張り付
ける構造のものが開発され、それが主流となってきた。
このため、合成接着剤も速乾性で強力なものが開発さ
れ、遊技釘の振動係数も総ブナ材の振動係数に近いもの
となり、しかも安価なものが供給されるようになってき
た。だが、その反面2種類の材料を使用するので膨張係
数が異なり反りやねじれ、伸縮等が発生し易く、合成接
着剤とラワン材との関係で温度変化に敏感になり遊技盤
が変形をきたすようになってきた。遊技盤が変形するこ
とにより、遊技盤の位置決め孔が収縮してしまったり、
遊技盤取付枠の位置決めピンとの位置関係が変わってし
まうということが起こるようになってきた。このため遊
技盤の取付作業時に無理やり遊技盤を遊技盤取付枠に嵌
合させようとするため作業者がけがをすることがたびた
びあった。また、遊技盤を変形した状態で、遊技盤取付
枠に取り付けると遊技盤が、正確な位置に取り付けられ
ていないため、遊技盤取付枠に取り付けられている発射
レールと遊技盤に取り付けられている誘導レールとの位
置関係が変わってしまい遊技をする際に、球飛び不良の
原因にもなっていた。その上、脱着の際には、遊技盤取
付枠の外周部に設けられた遊技盤固定用の緊締金具をす
べて解除位置又は、固定位置に回動させる必要があり、
その作業がいまだ面倒であるため組み立て作業にも時間
がかかっている。本発明は、上述のような欠点の解決に
鑑みなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
達成のため、請求項1記載の弾球遊技機は、遊技盤と、
該遊技盤を着脱可能に装着する遊技盤取付枠を備えた弾
球遊技機において、前記遊技盤と前記遊技盤取付枠の相
対向する嵌合部と、前記遊技盤を前記遊技盤取付枠の定
位置に保持固定可能な遊技盤1固定部と、遊技盤を固定
する遊技盤2固定部とを備えたことを特徴とする。遊技
盤と遊技盤取付枠の一側に相対向する嵌合部を設け、こ
の嵌合作用によって、遊技盤を遊技盤取付枠の定位置に
保持固定することが可能な遊技盤1固定部を設けること
により、遊技盤の位置を正確に決定することができる。
このことにより、遊技盤取付枠に取り付けられている発
射レールと遊技盤に取り付けられている誘導レールとの
位置関係が変化することがなくなるため、遊技する場合
に球飛び不良の原因になることもない。また、遊技盤の
位置決定をすることと同時に遊技盤の一側の固定も行う
ことができる。他側には、遊技盤を固定する遊技盤2固
定部を設けたことにより完全に遊技盤を固定することが
できる。
達成のため、請求項1記載の弾球遊技機は、遊技盤と、
該遊技盤を着脱可能に装着する遊技盤取付枠を備えた弾
球遊技機において、前記遊技盤と前記遊技盤取付枠の相
対向する嵌合部と、前記遊技盤を前記遊技盤取付枠の定
位置に保持固定可能な遊技盤1固定部と、遊技盤を固定
する遊技盤2固定部とを備えたことを特徴とする。遊技
盤と遊技盤取付枠の一側に相対向する嵌合部を設け、こ
の嵌合作用によって、遊技盤を遊技盤取付枠の定位置に
保持固定することが可能な遊技盤1固定部を設けること
により、遊技盤の位置を正確に決定することができる。
このことにより、遊技盤取付枠に取り付けられている発
射レールと遊技盤に取り付けられている誘導レールとの
位置関係が変化することがなくなるため、遊技する場合
に球飛び不良の原因になることもない。また、遊技盤の
位置決定をすることと同時に遊技盤の一側の固定も行う
ことができる。他側には、遊技盤を固定する遊技盤2固
定部を設けたことにより完全に遊技盤を固定することが
できる。
【0005】請求項2記載の弾球遊技機は、遊技盤取付
枠の一側に、遊技盤1固定部の一部を構成する嵌合孔を
有し、他側には、遊技盤2固定部の一部を構成する取付
部材を備え、遊技盤には、前記嵌合孔に対向する位置
に、遊技盤1固定部の一部を構成する嵌合爪を設け、他
側には、遊技盤2固定部の一部を構成する固定部材を設
けたことを特徴とする。遊技盤取付枠の一側に、遊技盤
1固定部の一部を構成する嵌合孔を有し、遊技盤には、
前記嵌合孔に対向する位置に、遊技盤1固定部の一部を
構成する嵌合爪を設けることにより、遊技盤取付に際し
て、遊技盤取付枠に設けられた嵌合孔と遊技盤に設けら
れた嵌合爪が嵌合しないという不具合をなくすことがで
きる。この理由としては、遊技盤取付枠は、樹脂により
形成されているため嵌合孔の大きさが時間経過とともに
変形することはないが、遊技盤は、ラワン材などの木材
で形成されているため、時間経過とともに水分が蒸発
し、乾燥すると遊技盤に反りが生じたり、遊技盤と一体
に形成されている嵌合爪も収縮するということになる
が、この場合は嵌合孔の大きさよりも常に小さくなるた
め、嵌合孔に嵌合爪を必ず嵌合させることができる。こ
のことにより遊技盤取付時に無理やり遊技盤を嵌合させ
る必要がないため、作業者がけがをするということをな
くすことができる。したがって、パチンコ機の組立作業
や遊技盤の交換作業時に伴う危険の回避ができる。ま
た、遊技盤取付枠の他側に、遊技盤2固定部の一部を構
成する取付部材を備え、遊技盤の他側には、遊技盤2固
定部の一部を構成する固定部材を設けることにより遊技
盤の固定をおこなうため、複数の部品で構成されている
遊技盤固定用の緊締金具を本発明は一部品で構成される
ので、部品点数の削減及び部品コストの低減をはかるこ
とができる。
枠の一側に、遊技盤1固定部の一部を構成する嵌合孔を
有し、他側には、遊技盤2固定部の一部を構成する取付
部材を備え、遊技盤には、前記嵌合孔に対向する位置
に、遊技盤1固定部の一部を構成する嵌合爪を設け、他
側には、遊技盤2固定部の一部を構成する固定部材を設
けたことを特徴とする。遊技盤取付枠の一側に、遊技盤
1固定部の一部を構成する嵌合孔を有し、遊技盤には、
前記嵌合孔に対向する位置に、遊技盤1固定部の一部を
構成する嵌合爪を設けることにより、遊技盤取付に際し
て、遊技盤取付枠に設けられた嵌合孔と遊技盤に設けら
れた嵌合爪が嵌合しないという不具合をなくすことがで
きる。この理由としては、遊技盤取付枠は、樹脂により
形成されているため嵌合孔の大きさが時間経過とともに
変形することはないが、遊技盤は、ラワン材などの木材
で形成されているため、時間経過とともに水分が蒸発
し、乾燥すると遊技盤に反りが生じたり、遊技盤と一体
に形成されている嵌合爪も収縮するということになる
が、この場合は嵌合孔の大きさよりも常に小さくなるた
め、嵌合孔に嵌合爪を必ず嵌合させることができる。こ
のことにより遊技盤取付時に無理やり遊技盤を嵌合させ
る必要がないため、作業者がけがをするということをな
くすことができる。したがって、パチンコ機の組立作業
や遊技盤の交換作業時に伴う危険の回避ができる。ま
た、遊技盤取付枠の他側に、遊技盤2固定部の一部を構
成する取付部材を備え、遊技盤の他側には、遊技盤2固
定部の一部を構成する固定部材を設けることにより遊技
盤の固定をおこなうため、複数の部品で構成されている
遊技盤固定用の緊締金具を本発明は一部品で構成される
ので、部品点数の削減及び部品コストの低減をはかるこ
とができる。
【0006】請求項3記載の弾球遊技機は、遊技盤を遊
技盤取付枠に、1動作で合着固定可能とすることを特徴
とする。遊技盤を遊技盤取付枠に1動作で遊技盤を合着
固定することができる。この理由としては、前述した遊
技盤取付枠に設けられた嵌合孔と遊技盤に設けられた嵌
合爪によって、嵌合固定された一側を支点として、遊技
盤を遊技盤取付枠に設けられた取付部材と遊技盤に設け
られた固定部材が当接する位置まで押し込むことによ
り、取付部材と固定部材が係止し他側も固定されること
となり、遊技盤をワンタッチで完全に固定することがで
きる。したがって、パチンコ機の組立作業や遊技盤の交
換作業の作業時間を大幅に短縮することができる。
技盤取付枠に、1動作で合着固定可能とすることを特徴
とする。遊技盤を遊技盤取付枠に1動作で遊技盤を合着
固定することができる。この理由としては、前述した遊
技盤取付枠に設けられた嵌合孔と遊技盤に設けられた嵌
合爪によって、嵌合固定された一側を支点として、遊技
盤を遊技盤取付枠に設けられた取付部材と遊技盤に設け
られた固定部材が当接する位置まで押し込むことによ
り、取付部材と固定部材が係止し他側も固定されること
となり、遊技盤をワンタッチで完全に固定することがで
きる。したがって、パチンコ機の組立作業や遊技盤の交
換作業の作業時間を大幅に短縮することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1によれば、遊技盤取付枠
の保持固定可能な遊技盤1固定部と遊技盤2固定部にお
いては、様々な方式が考えられ、例えば、遊技盤1固定
部を遊技盤の底辺とした場合、この底辺を前面側に摺動
させるようにすればたえず遊技盤面と遊技盤を遊技盤を
保持するプレート面が一致するようにすることが可能で
ある。つまり遊技盤とプレート面を相対抗するテーパー
状にすることで遊技盤の自重と遊技盤2固定部の加圧固
定方式により一定の面が保たれるといった構成が考えら
れる。次に、遊技盤1固定部をネジ止めにした場合、簡
略化にはほど遠いが遊技盤とプレート面を一致させる簡
単な方法もあるが、遊技盤がネジの圧力で沈んで面の不
一致が生じることが考えられるので遊技盤面とプレート
面とが接する面を大きくとればこの方式も有用なものと
なりうる。次に、本発明の実施例を図面を参照して説明
することにより、発明の実施の形態を具体的に説明をす
る。
の保持固定可能な遊技盤1固定部と遊技盤2固定部にお
いては、様々な方式が考えられ、例えば、遊技盤1固定
部を遊技盤の底辺とした場合、この底辺を前面側に摺動
させるようにすればたえず遊技盤面と遊技盤を遊技盤を
保持するプレート面が一致するようにすることが可能で
ある。つまり遊技盤とプレート面を相対抗するテーパー
状にすることで遊技盤の自重と遊技盤2固定部の加圧固
定方式により一定の面が保たれるといった構成が考えら
れる。次に、遊技盤1固定部をネジ止めにした場合、簡
略化にはほど遠いが遊技盤とプレート面を一致させる簡
単な方法もあるが、遊技盤がネジの圧力で沈んで面の不
一致が生じることが考えられるので遊技盤面とプレート
面とが接する面を大きくとればこの方式も有用なものと
なりうる。次に、本発明の実施例を図面を参照して説明
することにより、発明の実施の形態を具体的に説明をす
る。
【0008】
【実施例】図1は、パチンコ機の全体を示す正面斜視図
である。図1に示すように、パチンコ機10は、遊技機
の外殻を成すための外枠18とその外枠18には、ヒン
ジ15を支軸に前面枠11が開閉可能に取り付けられて
いる。前面枠11には、裏側から窓部を塞ぐようにして
遊技盤17が取り付けられ、遊技盤17の前面には、図
示は省略されているが役物および釘および入賞口などが
配設された遊技領域が形成されている。
である。図1に示すように、パチンコ機10は、遊技機
の外殻を成すための外枠18とその外枠18には、ヒン
ジ15を支軸に前面枠11が開閉可能に取り付けられて
いる。前面枠11には、裏側から窓部を塞ぐようにして
遊技盤17が取り付けられ、遊技盤17の前面には、図
示は省略されているが役物および釘および入賞口などが
配設された遊技領域が形成されている。
【0009】また、遊技盤17の下方には、上皿16が
開閉可能に取り付けられており、その下には、下皿14
が取り付けられている。下皿14の右端部には発射ハン
ドル13が取り付けられており、発射ハンドル13には
回動可能に発射レバー12が設けられ、発射レバー12
を操作することにより遊技盤17の遊技領域内の任意の
位置に遊技球を発射することができる。発射された遊技
球は、遊技盤17の遊技領域内に設けられている何れか
の図示しない入賞口に入賞したとき上皿16に賞品球を
払い出す。周知である大当たり時は、入賞が短時間に連
続するので多量の賞品球が払い出されることになり、上
皿16が賞品球で満杯になってしまう。このため、上皿
16から溢れだした賞品球は、オーバーフローすること
になりオーバーフローした賞品球は、図示しない内部通
路を通って下皿14に次々と流下し、下皿14に貯留さ
れることになる。
開閉可能に取り付けられており、その下には、下皿14
が取り付けられている。下皿14の右端部には発射ハン
ドル13が取り付けられており、発射ハンドル13には
回動可能に発射レバー12が設けられ、発射レバー12
を操作することにより遊技盤17の遊技領域内の任意の
位置に遊技球を発射することができる。発射された遊技
球は、遊技盤17の遊技領域内に設けられている何れか
の図示しない入賞口に入賞したとき上皿16に賞品球を
払い出す。周知である大当たり時は、入賞が短時間に連
続するので多量の賞品球が払い出されることになり、上
皿16が賞品球で満杯になってしまう。このため、上皿
16から溢れだした賞品球は、オーバーフローすること
になりオーバーフローした賞品球は、図示しない内部通
路を通って下皿14に次々と流下し、下皿14に貯留さ
れることになる。
【0010】次に図2は、上皿16を開いた状態の正面
図で遊技盤17には、誘導レール20が設けられてお
り、前面枠11には、裏面からフレーム21が取り付け
られており、フレーム21の下方左側には、レールカバ
ー24が設けられており、下方右側には、発射レール1
9がビスにより前面から取り付けられている。発射レバ
ー12を操作すると発射レール19から遊技球が誘導レ
ール20に向けて発射されることになるが、発射レール
19と誘導レール20の位置関係が正確になっていない
と球飛び不良の原因となる。この位置関係が正確になら
ない原因として遊技盤17の変形によるものがあり、詳
細は後述するが、本発明においては、遊技盤17の底辺
が遊技盤17の自重で上部よりプレート21の取付枠の
底辺に押しつけられる格好になり遊技盤17の変形等に
よって発射レール19と誘導レール20との直線上のず
れが生じなくなる。次に図3に従って、前面枠11の裏
面の構造について説明する。前面枠11の裏側には、プ
レート21がビスにより前面枠11に取り付けられてお
り、プレート21の右端部上下には、図示しないヒンジ
機構を介して機構板22が開閉可能に取り付けられてい
る。機構板22は、賞品球として払い出すための遊技球
の補給及び賞品球の払い出しならびに入賞球の検出など
の制御をおこなっている。次にプレート21の中央部に
は、遊技盤17が裏面よりはめ込まれており、遊技盤1
7に設けられている固定部材23によりプレート21に
固定されている。
図で遊技盤17には、誘導レール20が設けられてお
り、前面枠11には、裏面からフレーム21が取り付け
られており、フレーム21の下方左側には、レールカバ
ー24が設けられており、下方右側には、発射レール1
9がビスにより前面から取り付けられている。発射レバ
ー12を操作すると発射レール19から遊技球が誘導レ
ール20に向けて発射されることになるが、発射レール
19と誘導レール20の位置関係が正確になっていない
と球飛び不良の原因となる。この位置関係が正確になら
ない原因として遊技盤17の変形によるものがあり、詳
細は後述するが、本発明においては、遊技盤17の底辺
が遊技盤17の自重で上部よりプレート21の取付枠の
底辺に押しつけられる格好になり遊技盤17の変形等に
よって発射レール19と誘導レール20との直線上のず
れが生じなくなる。次に図3に従って、前面枠11の裏
面の構造について説明する。前面枠11の裏側には、プ
レート21がビスにより前面枠11に取り付けられてお
り、プレート21の右端部上下には、図示しないヒンジ
機構を介して機構板22が開閉可能に取り付けられてい
る。機構板22は、賞品球として払い出すための遊技球
の補給及び賞品球の払い出しならびに入賞球の検出など
の制御をおこなっている。次にプレート21の中央部に
は、遊技盤17が裏面よりはめ込まれており、遊技盤1
7に設けられている固定部材23によりプレート21に
固定されている。
【0011】次に図4に従って、遊技盤17の取り付け
構造について説明する。前面枠11の裏面に取り付けら
れているプレート21は、枠型の形状を有し、その中央
部には遊技盤17の形状に沿ったほぼ四角の中央開口部
34が形成されており、上部には取付部材33が取り付
けられ、また、中央開口部34の底部には嵌合孔32が
設けられている。遊技盤17の上部には遊技盤固定用の
固定部材23が取り付けられており、底部には遊技盤1
7と一体に嵌合爪31が形成されている。
構造について説明する。前面枠11の裏面に取り付けら
れているプレート21は、枠型の形状を有し、その中央
部には遊技盤17の形状に沿ったほぼ四角の中央開口部
34が形成されており、上部には取付部材33が取り付
けられ、また、中央開口部34の底部には嵌合孔32が
設けられている。遊技盤17の上部には遊技盤固定用の
固定部材23が取り付けられており、底部には遊技盤1
7と一体に嵌合爪31が形成されている。
【0012】次いで図5に従って、遊技盤の取り付け方
法について説明をする。遊技盤17に設けられた嵌合爪
31をプレート21に設けられた嵌合孔32にはめ込む
ことにより遊技盤17とプレート21の一側を嵌合固定
させる。このことにより、遊技盤17の位置決めおよび
下部の固定が同時に行うことができることになる。その
後、(b)に示すように、遊技盤17の底辺を支点とし
て遊技盤17の上部を矢印R方向に遊技盤17がプレー
ト21にはめ込まれる位置まで押し込むことにより、遊
技盤17に設けられている固定部材23がプレート21
に設けられている取付部材33に係止することにより遊
技盤17がしっかりとワンタッチで簡単に固定されるこ
とになる。また、図2で説明したように遊技盤17は自
重で上部よりプレート21の取付枠の底辺に押しつけら
れる格好になるため遊技盤17の変形等によって、球飛
び不良の原因になることもない。
法について説明をする。遊技盤17に設けられた嵌合爪
31をプレート21に設けられた嵌合孔32にはめ込む
ことにより遊技盤17とプレート21の一側を嵌合固定
させる。このことにより、遊技盤17の位置決めおよび
下部の固定が同時に行うことができることになる。その
後、(b)に示すように、遊技盤17の底辺を支点とし
て遊技盤17の上部を矢印R方向に遊技盤17がプレー
ト21にはめ込まれる位置まで押し込むことにより、遊
技盤17に設けられている固定部材23がプレート21
に設けられている取付部材33に係止することにより遊
技盤17がしっかりとワンタッチで簡単に固定されるこ
とになる。また、図2で説明したように遊技盤17は自
重で上部よりプレート21の取付枠の底辺に押しつけら
れる格好になるため遊技盤17の変形等によって、球飛
び不良の原因になることもない。
【0013】次に図6と図7に従って、遊技盤17の固
定部材23について説明をする。図6は、遊技盤17の
固定部材23の分解斜視図で、図7は、その断面図であ
る。遊技盤17の上部には,開口部45が設けられてお
り、その中に固定部材23とスプリング42がはめ込ま
れている。また、遊技盤17と固定部材23には、貫通
孔43が設けられており、その中をシャフト41が挿通
することにより、固定部材23を遊技盤17に回動可能
に固定している。固定部材23はスプリング42の付勢
により、常に水平に保持されている。
定部材23について説明をする。図6は、遊技盤17の
固定部材23の分解斜視図で、図7は、その断面図であ
る。遊技盤17の上部には,開口部45が設けられてお
り、その中に固定部材23とスプリング42がはめ込ま
れている。また、遊技盤17と固定部材23には、貫通
孔43が設けられており、その中をシャフト41が挿通
することにより、固定部材23を遊技盤17に回動可能
に固定している。固定部材23はスプリング42の付勢
により、常に水平に保持されている。
【0014】次いで、動作についての説明をする。遊技
盤17を取り付ける場合、図7(a)に示す矢印R方向
に遊技盤17を押すと固定部材23の先端斜面部44と
プレート21に設けられている取付部材33の先端部
が、当接することになる。このことにより、固定部材2
3が、シャフト41を支軸にして先端部を前下がりに傾
斜させることになる。(図7(b)に示す)さらに、遊
技盤17を押し進めて行くと、取付部材33が、先端斜
面部44を通り過ぎ、垂直部46まで移動すると固定部
材23がスプリング42の付勢力により水平位置に戻る
ことになる。このことにより取付部材33と固定部材2
3とがかみ合い、しっかりと遊技盤17が固定されるこ
とになる。また、遊技盤17を取り外す場合、固定部材
23の取って部47を下方からスプリング42の付勢力
に反して押しあげることにより、シャフト41を支軸に
して固定部材23を後ろ上がりに傾斜させることにな
る。このことにより、固定部材23の垂直部46と取付
部材33のかみ合いが解除されることになり、遊技盤1
7を簡単に取り外すことができる。
盤17を取り付ける場合、図7(a)に示す矢印R方向
に遊技盤17を押すと固定部材23の先端斜面部44と
プレート21に設けられている取付部材33の先端部
が、当接することになる。このことにより、固定部材2
3が、シャフト41を支軸にして先端部を前下がりに傾
斜させることになる。(図7(b)に示す)さらに、遊
技盤17を押し進めて行くと、取付部材33が、先端斜
面部44を通り過ぎ、垂直部46まで移動すると固定部
材23がスプリング42の付勢力により水平位置に戻る
ことになる。このことにより取付部材33と固定部材2
3とがかみ合い、しっかりと遊技盤17が固定されるこ
とになる。また、遊技盤17を取り外す場合、固定部材
23の取って部47を下方からスプリング42の付勢力
に反して押しあげることにより、シャフト41を支軸に
して固定部材23を後ろ上がりに傾斜させることにな
る。このことにより、固定部材23の垂直部46と取付
部材33のかみ合いが解除されることになり、遊技盤1
7を簡単に取り外すことができる。
【0015】以上、実施例にしたがって、本発明の実施
の形態について説明したが、本発明はこれらの例に限定
されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
さまざまに実施できることは言うまでもない。
の形態について説明したが、本発明はこれらの例に限定
されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
さまざまに実施できることは言うまでもない。
【図1】 実施例のパチンコ機の正面斜視図である。
【図2】 実施例のパチンコ機の上皿を開いた状態の正
面図である。
面図である。
【図3】 実施例の前面枠の裏面斜視図である。
【図4】 実施例の前面枠の裏面斜視分解図である。
【図5】 実施例の遊技盤の取付に関する構成を示す前
面枠の裏面斜視分解図である。
面枠の裏面斜視分解図である。
【図6】 実施例の固定部材の正面斜視分解図である。
【図7】 実施例の固定部材の動作原理図である。
【図8】 従来の前面枠の裏面斜視分解図である。
10…パチンコ機、11…前面枠、12…発射レバー、
13…発射ハンドル、14…下皿、15…ヒンジ、16
…上皿、17…遊技盤、18…外枠、19…発射レー
ル、20…誘導レール、21…プレート、22…機構
板、23…固定部材、24…レールカバー、31…嵌合
爪、32…嵌合孔、33…取付部材、34…中央開口
部、41…シャフト、42…スプリング、43…貫通
孔、44…先端斜面部、45…開口部、46…垂直部、
47…取って部、50…前面枠、51…遊技盤取付枠、
52a…位置決めピン、52b…位置決めピン、53…
緊締金具、54…遊技盤、55a…位置決め孔、55b
…位置決め孔。
13…発射ハンドル、14…下皿、15…ヒンジ、16
…上皿、17…遊技盤、18…外枠、19…発射レー
ル、20…誘導レール、21…プレート、22…機構
板、23…固定部材、24…レールカバー、31…嵌合
爪、32…嵌合孔、33…取付部材、34…中央開口
部、41…シャフト、42…スプリング、43…貫通
孔、44…先端斜面部、45…開口部、46…垂直部、
47…取って部、50…前面枠、51…遊技盤取付枠、
52a…位置決めピン、52b…位置決めピン、53…
緊締金具、54…遊技盤、55a…位置決め孔、55b
…位置決め孔。
Claims (3)
- 【請求項1】 遊技盤と、該遊技盤を着脱可能に装着す
る遊技盤取付枠を備えた弾球遊技機において、 前記遊技盤と前記遊技盤取付枠の相対向する嵌合部と、 前記遊技盤を前記遊技盤取付枠の定位置に保持固定可能
な遊技盤1固定部と、前記遊技盤を固定する遊技盤2固
定部とを備えたことを特徴とする弾球遊技機。 - 【請求項2】 遊技盤取付枠は、一側に遊技盤1固定部
の一部を構成する嵌合孔を有し、 他側には、遊技盤2固定部の一部を構成する取付部材を
備え、 遊技盤には、前記嵌合孔に対向する位置に、遊技盤1固
定部の一部を構成する嵌合爪を設け、 他側には、遊技盤2固定部の一部を構成する固定部材を
設けたことを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。 - 【請求項3】 前記遊技盤は、前記遊技盤取付枠に、1
動作で合着固定可能とすることを特徴とする請求項1ま
たは2記載の弾球遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1802498A JPH11197328A (ja) | 1998-01-13 | 1998-01-13 | 弾球遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1802498A JPH11197328A (ja) | 1998-01-13 | 1998-01-13 | 弾球遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11197328A true JPH11197328A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=11960110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1802498A Pending JPH11197328A (ja) | 1998-01-13 | 1998-01-13 | 弾球遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11197328A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007202839A (ja) * | 2006-02-02 | 2007-08-16 | Olympia:Kk | 弾球遊技機 |
JP2010184148A (ja) * | 2010-06-03 | 2010-08-26 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
-
1998
- 1998-01-13 JP JP1802498A patent/JPH11197328A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007202839A (ja) * | 2006-02-02 | 2007-08-16 | Olympia:Kk | 弾球遊技機 |
JP4589244B2 (ja) * | 2006-02-02 | 2010-12-01 | 株式会社オリンピア | 弾球遊技機 |
JP2010184148A (ja) * | 2010-06-03 | 2010-08-26 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
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