JPH0928891A - 弾球遊技機および弾球遊技機における遊技盤取付方法 - Google Patents

弾球遊技機および弾球遊技機における遊技盤取付方法

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JPH0928891A
JPH0928891A JP20735495A JP20735495A JPH0928891A JP H0928891 A JPH0928891 A JP H0928891A JP 20735495 A JP20735495 A JP 20735495A JP 20735495 A JP20735495 A JP 20735495A JP H0928891 A JPH0928891 A JP H0928891A
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game
lock
ball
board mounting
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JP20735495A
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Sadao Ioki
定男 井置
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Sophia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技盤の交換作業の作業性に優れたパチンコ
遊技機を提供する。 【解決手段】 打球が流下する遊技部を形成した遊技盤
2と、遊技盤を着脱可能に装着する遊技盤装着部9を有
する内枠5と、を備えたパチンコ遊技機において、遊技
盤と遊技盤装着部9との相対向する位置に配設され、永
久磁石21と鉄板製被吸着部22の吸着磁力によって遊
技盤を遊技盤装着部に保持可能な仮止め機構20と、遊
技盤装着部に仮止めした遊技盤をロック部材25のロッ
ク爪を凹部状ロック受部33に係合させてロック可能な
遊技盤ロック機構24とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機や
雀球遊技機など、遊技球を弾発して遊技を行なう弾球遊
技機に関するもので、特に、遊技球が流下する遊技部を
形成した遊技盤を着脱可能に装着した弾球遊技機および
遊技盤取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の代表的な弾球遊技機であるパチン
コ遊技機においては、比較的短期間で遊技盤を交換し
て、集客力を高めている。この様な、パチンコ遊技機
は、一般的には、内枠乃至前面枠と呼ばれる枠体に取付
フレームを設け、該取付フレーム内に遊技盤を前方また
は後方から装填し、枠体に設けた止着具などのロック機
構により遊技盤を取付フレーム内に固定する構成を採用
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のパチンコ遊技機は、遊技盤を交換する作業に多
大の労力と時間を要していた。即ち、取付フレーム内に
新たな遊技盤を装填し、この遊技盤をロックする際に、
遊技盤を一方の手で押えていなくてはならないし、他方
の手でロック機構を操作しなければならないので、不安
定な状態で作業しなければならなかった。しかも、ロッ
ク機構の操作部は、遊技者側から見えると体裁を損ねる
ので枠体の裏側に設けてある。したがって、枠体の表側
に伸ばした一方の手で遊技盤を押え、枠体の裏側に伸ば
した他方の手でロック機構の操作部を操作しなければな
らず、無理な姿勢での作業を強いられることになり、作
業性が極めて劣悪であった。
【0004】また、近年の遊技盤は、入賞装置や可変表
示装置が大型化しており、これらの装置の数も増えてい
るので、全体の重量も増大している。したがって、重た
い遊技盤を片手で押えていても不安定であり、作業が困
難でもあった。
【0005】そこで、本発明は、遊技盤の交換作業の作
業性に優れた弾球遊技機および遊技盤取付方法を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたもので、打球が流下する遊技部を
形成した遊技盤と、該遊技盤を着脱可能に装着する遊技
盤装着部を有する枠体と、を備えた弾球遊技機におい
て、遊技盤と遊技盤装着部との相対向する位置に配設さ
れ、遊技盤から遊技盤装着部への押圧力を受けると逆方
向への移動に抵抗力を発生して遊技盤を保持可能な仮止
め機構と、遊技盤装着部に仮止めした遊技盤をその位置
でロック可能な遊技盤ロック機構とを備えたことを特徴
とする弾球遊技機である。
【0007】請求項2に記載のものは、打球が流下する
遊技部を形成した遊技盤と、該遊技盤を着脱可能に装着
する遊技盤装着部を有する枠体と、を備えた弾球遊技機
において、遊技盤と遊技盤装着部との相対向する位置に
配設され、永久磁石の磁力によって遊技盤を遊技盤装着
部に保持可能な仮止め機構と、遊技盤装着部に仮止めし
た遊技盤をその位置でロック可能な遊技盤ロック機構と
を備えたことを特徴とする弾球遊技機である。
【0008】遊技盤を遊技盤装着部内に入れると、永久
磁石の磁力により遊技盤が保持されて仮止めされた状態
になる。遊技盤を仮止めすると、遊技盤を手で抑えなく
ても、倒れたり落下することはない。したがって、遊技
盤を仮止めしておけば、枠体の裏側に回って両手で配線
作業など他の作業を行うこともできる。そして、仮止め
機構により仮止めした遊技盤をロック機構によりロック
すると、遊技盤の位置がずれることなく固定することが
できる。
【0009】請求項3に記載のものは、請求項1または
2の構成に加えて、遊技盤ロック機構の操作部を枠体の
前面側に配設したことを特徴とする弾球遊技機である。
【0010】ロック機構の操作部を枠体の前面側に配設
すると、枠体の前面側から遊技盤のロック操作を行うこ
とができ、枠体の裏側に手を不自然に伸ばすことなく作
業を行うことができる。
【0011】請求項4に記載のものは、請求項1から3
のいずれかの構成に加えて、遊技盤装着部の一側に軸受
部を備え、他側には遊技盤ロック機構の一部を構成する
ロック部材を備え、遊技盤には、上記軸受部に対応する
一側に回動支持軸を備え、他側には遊技盤ロック機構の
一部を構成するロック受部を備えたことを特徴とする弾
球遊技機である。
【0012】遊技盤の一側に設けた回動支持軸を遊技盤
装着部の軸受部に嵌合すると、遊技盤の一側を遊技盤装
着部に対して回動可能な状態で軸着することができる。
したがって、遊技盤の他側を押したり、或は引いたりす
ることにより、遊技盤を、回動支軸を中心にして遊技盤
を回動することができる。そして、遊技盤を遊技盤装着
部に軽く押圧するだけで、永久磁石の磁力により遊技盤
は吸引されるなどして遊技盤が仮止めされる。この状態
でロック機構のロック部材を遊技盤のロック受部に係合
させると、遊技盤の自由端側がロックされる。
【0013】請求項5に記載のものは、上記遊技盤ロッ
ク機構が、遊技盤に設けられたロック受部と、枠体側に
設けられて、操作部の操作により、ロック受部に係合し
て遊技盤をロックした状態と、ロック受部から離脱した
状態とに変換可能なロック部材とから構成されているこ
とを特徴とする弾球遊技機である。
【0014】操作部を操作してロック部材をロック受部
に係合すると、遊技盤装着部に装着した遊技盤をロック
することができる。したがって、遊技中に振動が加えら
れても、遊技盤の位置がずれたり、外れたりすることを
確実に防止することができる。また、操作部を操作して
ロック部材をロック受部から離脱させるとロックが解除
されるので、遊技盤装着部に装着してあった遊技盤を簡
単に取り外すことができる。
【0015】請求項6に記載のものは、遊技盤装着部
に、遊技盤に当接して遊技盤を所定位置に案内する位置
決め部を設けたことを特徴とする弾球遊技機である。
【0016】遊技盤装着部に遊技盤を入れると、遊技盤
が位置決め部に当接して所定位置に案内される。したが
って、遊技盤の位置を細かく調整しなくても、遊技盤を
所定位置に装着することができる。
【0017】請求項7に記載の遊技盤取付方法は、打球
が流下する遊技部を形成した遊技盤と、該遊技盤を着脱
可能に装着する遊技盤装着部を有する枠体と、を備えた
弾球遊技機において、遊技部を手前に向けた状態で遊技
盤を枠体の遊技盤装着部に当てがって、遊技盤と遊技盤
装着部との相対向する位置に配設されて遊技盤を遊技盤
装着部に保持可能な仮止め機構により遊技盤を仮止めす
る仮止め工程と、遊技盤装着部に仮止めした遊技盤をそ
の位置でロック可能な遊技盤ロック機構の操作部を操作
して遊技盤をロックするロック工程と、を経て遊技盤を
取り付けるものである。
【0018】
【発明の実施の態様】以下、本発明の実施の態様を図面
に基づいて説明する。図1は代表的な弾球遊技機である
パチンコ遊技機1の斜視図、図2はパチンコ遊技機1の
正面図、図3は遊技盤2を装着してクリア部材保持枠3
を開放した状態のパチンコ遊技機1の斜視図、図4はク
リア部材保持枠3および開閉パネル4を開放して遊技盤
2を取り外した状態のパチンコ遊技機1の斜視図、図5
は遊技盤2を装着する枠体である内枠5の裏面図であ
る。
【0019】パチンコ遊技機1は、前後が開放した矩形
の外枠(機枠)6と、該外枠6の一側(本実施例では図
中左側)に上下のヒンジ機構7,7により外枠6の前面
開口部分に対して開閉可能に軸着した額縁状の内枠5
と、該内枠5の一側にヒンジ機構8,8により開閉可能
に軸着して内枠5の上半を全幅にわたって被うようにし
て設けたクリア部材保持枠3と、該クリア部材保持枠3
の下方一側にヒンジ機構により開閉可能に軸着して内枠
5の下半を全幅にわたって被うようにして設けた開閉パ
ネル4などからなり、枠体としての内枠5の窓部から後
方に一体成形した遊技盤装着部9内に遊技盤2を装着し
てクリア部材保持枠3を閉じると、遊技盤2の表面に形
成した遊技部10がパチンコ遊技機1の前面に臨んで、
この遊技部10を遊技者がクリア部材保持枠3の板ガラ
ス11を通して見られるように構成されている。また、
開閉パネル4の表面に上皿12を、開閉パネル4の下側
の内枠5の前面部分には下皿13と打球発射装置の発射
操作ハンドル14をそれぞれ設けてある。
【0020】内枠5は、合成樹脂製であって、図4に示
すように、クリア部材保持枠3の裏側に位置する上横部
5a、左右縦部5b,5c、及び開閉パネル4の裏側に
上半が位置して下半には下皿13や打球発射ハンドル1
4等を設ける下横部5dの四周を矩形に成形するととも
に、この四周に囲まれた開口部の開口縁から後方に向け
て浅い箱状の遊技盤装着部9を一体成形し、遊技盤装着
部9の背面には背面部15を残して開口部16を開設し
てある。そして、遊技盤装着部9の背面部15と側面部
との隅角部内には、遊技盤2の背面乃至後端に当接して
遊技盤2の後退位置を規制し、遊技盤2の側端縁に当接
して遊技盤2の上下左右方向の位置を規制するL字形リ
ブ状の位置決め部17を一体成形する。なお、内枠5
は、上横部5a、左右縦部5b,5c、及び下横部5d
の裏面に補強金属板を固定することにより補強されてお
り、左縦部5bの裏面に固定した補強金属板にヒンジ機
構7を構成する支軸や軸孔を設け、この支軸や軸孔によ
り外枠6に対して軸着されている。
【0021】上記した構成からなる遊技盤装着部9に
は、遊技盤2を仮止めするための仮止め機構20の主要
部を構成する永久磁石21を設ける。本実施例では、図
6に示すように、遊技盤装着部9の背面部15の一側
(本実施態様では内枠5の自由端側)に形成した凹部内
に永久磁石21を埋没させた状態で固定し、該永久磁石
21の表面(前面)を背面部15の前面とほぼ面一にす
る。なお、本願における仮止めとは、本来の稼働状態に
耐え得る取付強度までには至らなくても、自然状態に放
置してもその状態を維持し得る強度で止めた状態を言
う。
【0022】なお、本実施例では、後述するように、遊
技盤2の一側を遊技盤装着部9に軸着するので、軸着側
とは反対側の自由端側にのみ永久磁石21を配設した
が、さらに個数を増やして左右中央や軸着端近くなどに
配設してもよい。要するに、遊技盤2を永久磁石21の
吸着力を利用して遊技盤装着部9に仮止めすることがで
きる位置に配置してあればよい。したがって、本実施態
様では永久磁石21を遊技盤装着部9に設けて、この永
久磁石21に吸着される被吸着部22を遊技盤2に設け
たが、逆に、遊技盤2に永久磁石21を、遊技盤装着部
9に被吸着部22を設けてもよい。
【0023】また、遊技盤装着部9内の一側、本実施態
様では遊技盤装着部9を構成している上面部の一側と下
面部の一側に、軸受部として軸孔23を上下対向する位
置に開設する。そして、軸孔23とは反対側(他側)に
遊技盤ロック機構24の一部を構成するロック部材25
を設けるとともに、遊技盤ロック機構24の操作部26
を設ける。
【0024】図7に示す遊技盤ロック機構24は、内枠
5の自由端側の右縦材5cの前面に操作部26を上下動
可能な状態で設け、該操作部26の下端から延設した連
結杆27の下端にロック部材25の一端を回動可能な状
態で軸着し、該ロック部材25の途中に形成したボス部
を内枠5側に回動可能な状態で軸着し、ロック部材25
の他端に形成したロック爪30を、遊技盤装着部9の側
面部に開設した開口部から遊技盤装着部9内に臨ませて
なる。
【0025】この様な構成からなる遊技盤ロック機構2
4において、内枠5の前面側から操作部26を上下動さ
せると、例えば図7(a)に示すように、ロック部材2
5がほぼ水平に位置してロック爪30が遊技盤装着部9
内に大きく突出した状態で、操作部26を下方に移動す
ると、連結杆27に押圧されてロック部材25の一端が
下降するので、ロック部材25が軸31を中心にして反
時計方向に回動する。したがって、遊技盤装着部9内に
突出したロック爪30の突出長さが短くなる。一方、操
作部26を上方に移動すると、ロック部材25の一端が
連結杆27によって引き上げられるので、ロック部材2
5が軸31を中心にして時計方向に回動する。したがっ
て、ロック爪30が下降しながら遊技盤装着部9内に大
きく突出する。
【0026】この様にして、ロック爪30が遊技盤装着
部9内に大きく突出すると、ロック爪30が突出する位
置に遊技盤2の側面に設けたロック受部33が位置して
いるので、突出したロック爪30が遊技盤2のロック受
部33に係合し、該遊技盤2をロックすることができ
る。なお、図7(b)に示すロック受部33は、V字状
の溝として形成されており、尚且つロック爪30が移動
しながら突出長さを増大する方向に合わせて内法を次第
に減少させて形成してある。したがって、ロック爪30
が十分な突出長さまで突出すると、このロック爪30
は、前後の面或は稜がV字状溝の前後の内縁乃至内面に
同時に係合し、これにより遊技盤2の前後位置を所定位
置に合わせた状態でロックするとともに、前後動のガタ
を防止する。
【0027】なお、上記したロック状態で、操作部26
を上方に移動すると、ロック部材25が軸31を中心に
して反時計方向に回動してロック爪30が上昇しながら
突出長さを減少し、十分に回動するとロック爪30がロ
ック受部33から離脱し、これによりロックが解除され
る。
【0028】遊技盤ロック機構24は、内枠5の前面か
ら操作部26を操作することにより遊技盤装着部9内に
遊技盤2をロックすることができればどのような構成で
もよい。例えば、図8に示す遊技盤ロック機構24は、
ロック部材25のロック爪30の先端に押圧突起34を
形成し、ロック受部33には、遊技盤2を後方の遊技盤
装着部9の背面側に押圧する方向に傾斜した傾斜受部3
5を形成したものである。この遊技盤ロック機構24で
は、操作部26を操作することによりロック部材25を
回動してロック爪30をロック受部33に十分に係合さ
せてロックすると、係合深さが増えるにしたがって押圧
突起34が傾斜受部35を次第に強く圧接する。したが
って、ロック爪30を十分に深く係合してロックする
と、押圧突起34が傾斜受部35を内枠5後方に押圧
し、これにより遊技盤2が十分に後退して所定位置に強
制的に移動させられ、尚且つ前後方向のガタがなくな
る。
【0029】また、図9に示す遊技盤ロック機構24
は、ロック部材25のロック爪30を二股に形成し、ロ
ック受部33は二股ロック爪30が凹部にそれぞれ入り
込んで両ロック爪30間に嵌合する係合片36を備え
る。この遊技盤ロック機構24では、操作部26を操作
することによりロック部材25を回動すると、二股のロ
ック爪30が係合片36を挟んだ状態でそれぞれ凹部内
に入り込む。そして、ロック受部33が十分に回動する
と、二股のロック爪30が係合片36を挟み付けてロッ
クするとともに、遊技盤2の前後位置を規制する。した
がって、ロック爪30を十分に深く係合してロックする
と、これにより遊技盤2が所定位置に強制的に移動させ
られ、この状態でロックされる。
【0030】この様に、遊技盤2をロックする遊技盤ロ
ック機構24や仮止め機構20を備えた内枠5は、施錠
装置の一部を構成するフックによって外枠6の他側の係
止部材に自由端側が施錠され、また、クリア部材保持枠
3は、施錠装置を構成する他のフック37によって自由
端側が内枠5の他側に施錠され、これらは内枠5の上部
一側に設けたシリンダ錠39の鍵穴に差し込んだ鍵を一
方に回動すると内枠5が、他方に回動するとクリア部材
保持枠3が解錠する構成となっている。
【0031】次に、上記した内枠5の遊技盤装着部9に
装着する遊技盤2について説明する。遊技盤2は、前面
に、ガイドレールなどの区画部材により区画して遊技部
10を形成し、該遊技部10内に無数の障害釘40や入
賞装置41などを設けたものである。本実施例における
遊技盤2は、合成樹脂により全体として中空略矩形板状
体に成型したもので、上下左右四周の縁面部42に囲ま
れた前面部43に略円形の遊技部10を凹部状に形成
し、前面部43の円形内縁と遊技面44の外縁との間の
曲面が区画部材として機能し、この区画部材の一部の内
側に内側ガイドレール45を止着して球案内流路46を
形成し、内側ガイドレール45及び区画部材により囲ま
れた遊技部10内の最下位置にアウト口47を開設し、
該遊技部10内には障害釘40…を植設し、センター役
物48や可変表示装置や入賞装置41を設けたりする。
【0032】なお、本実施例では、アウト口47の裏側
の下部にアウト球流下路49を形成し、遊技盤2の厚み
内でアウト球を処理できるように構成してある。また、
障害釘40を植設する遊技面44の裏側には、障害釘4
0の根本を支持するための凸部50を一体成型してあ
る。したがって、合成樹脂製遊技面44に金属製障害釘
40を植設(インサート成型でも、別個打ち込んでもよ
い。)しても、該障害釘40を強固に支持することがで
き、釘調整の際に衝撃が加えられても損傷したりするこ
とはない。
【0033】また、本実施例における遊技盤2には、遊
技盤装着部9に設けた軸受部(軸孔23)に対応する一
側の同一中心線上に回動支持軸51を設け、他側には遊
技盤装着部9に保持可能な仮止め機構20の一部を構成
する被吸着部22を設けるとともに、遊技盤ロック機構
24の一部を構成するロック受部33を設ける。
【0034】回動支持軸51は、操作部52となる部分
を一端に形成した略L字状の軸であり、遊技盤2の前面
部43に開設した長孔53から操作部52が遊技盤2前
面に臨み、上縁面と下縁面に開設した穴から突出する状
態で取り付けられている。そして、軸部と操作部52と
の間の屈曲部に接続したスプリング55の弾性力によ
り、軸部が上縁面(下縁面)の穴から突出する方向に付
勢されている。したがって、操作部52を操作しない自
然状態では、スプリング55の付勢により軸部が穴から
大きく突出しており、スプリング55の付勢に抗して操
作部52を操作して回動支持軸51を移動すると、穴か
ら突出する長さが減少する。したがって、この突出長さ
を縮小した状態で遊技盤2の一側を遊技盤装着部9内に
差入れることができる。そして、操作部52から手を離
すと、スプリング55の付勢により回動支持軸51が移
動し、突出長さが増大し、この伸長した軸部先端が遊技
盤装着部9の軸受部内に嵌合する。
【0035】遊技盤2に設ける仮止め機構20の被吸着
部22は、図6に示すように、遊技盤装着部9に設けた
仮止め機構20の永久磁石21に対応する位置に配設さ
れ、永久磁石21の磁力によって吸着される部材であ
り、本実施態様では、鉄板を略凸状に屈曲成形し、フラ
ンジ部56に開設した取付孔内にビスを通し、該ビス
を、遊技盤2の裏面に突設したボス57の取付孔内にね
じ込むことにより止着されている。なお、被吸着部22
の後端面が永久磁石21に吸着されるので、この後端面
は、遊技盤2の板厚に応じて、遊技盤2仮想背面に合わ
せてある。
【0036】次に、上記した構成からなる遊技盤2を内
枠5の遊技盤装着部9に装着する遊技盤取付方法につい
て説明する。なお、説明の都合上、それまで装着されて
いた遊技盤2は既に取り外してあるものとする。
【0037】遊技盤2を取り外したパチンコ遊技機1
は、図4に示すように、クリア部材保持枠3及び開閉パ
ネル4が大きく開放されており、この状態で新たに装着
する遊技盤2を、遊技部10を手前に向けて持ち上げ
る。そして、この遊技盤2の回動支持軸51側の一側を
遊技盤装着部9内に装填する。この時、上下の操作部5
2を操作することにより、上下に突出している回動支持
軸51の突出長さを短くしてから差し込む。
【0038】なお、下側の回動支持軸51側を上側より
も先に差し込めば、この下側の回動支持軸51を短くし
なくても差し込むことができる。したがって、下側の回
動支持軸51は固定したまま、即ち突出長さを調整でき
ないようにしてあってもよい。固定したままであれば、
構造が簡単になり製造工程も簡素になりコストダウンに
寄与する。また、遊技盤装着部9に回動支持軸51を設
け、遊技盤2には、この回動支持軸51が嵌合する軸孔
23を設けてもよい。この様に構成すると、遊技盤2に
突出する部分が少なくなるので、工場からの搬送を含め
て取り扱いが容易になる。
【0039】この様にして、遊技盤2の回動支持軸51
側の一側を遊技盤装着部9内に差し込んだならば、次
に、位置を合わせて操作部52から手を離す。回動支持
軸51はスプリング55により付勢されているので、操
作部52が放されると、上下の軸部が伸長して遊技盤装
着部9の軸受部(軸孔23)内に嵌合する。したがっ
て、遊技盤2は、一側の上下に設けられている回動支持
軸51により遊技盤装着部9に対して回動可能な状態で
軸着される。
【0040】そして、この状態で遊技盤2の自由端側を
手で遊技盤装着部9側に押圧すると、遊技盤2が回動支
持軸51を中心にして水平方向に回動する。この様に、
遊技盤2の一側を回動支持軸51及び軸孔23により軸
着すると、遊技盤2の裏側にセンター役物48や可変表
示器や大型入賞装置などの部材が突出したり、或は遊技
盤装着部9の開口部の開口縁との隙間が少ない位置に部
品が突出していても、これら突出した部材が遊技盤装着
部9の開口部16内に入るように位置合わせ作業を行わ
なくても、回動支持軸51を中心にして遊技盤2を回動
させるだけで、上記突出部分が開口部16内に自ずと挿
通される。したがって、この点においても遊技盤2の装
着作業の容易化に寄与する。
【0041】なお、遊技盤装着部9の開口部16と、遊
技盤2の裏側に突出する部材との間のクリアランスを設
計上、従来よりも小さく設定することができると、遊技
盤2の裏側に突出する部材を従来よりも広い範囲に配置
することができるので、設計の自由度が増大するととも
に、遊技部10内の部品の配置を工夫することにより遊
技の興趣を高めることができる。また、遊技盤2の裏側
には配線コードが出ており、この配線コードを遊技盤装
着部9の開口部16内に通すことが必要な場合がある
が、遊技盤2の一側が回動支持軸51により軸着されて
いると、配線コードを上記開口部16に通す作業も両手
で効率良く、安心して行うことができる。
【0042】遊技盤2を十分に回動すると、遊技盤2の
縁面部42が位置決め部17に当接して遊技盤2の上下
及び左右の位置が規制されて遊技盤2が所定位置に案内
される。また、遊技盤2を十分に回動して押圧すると、
縁面部42の後端縁が位置決め部17に当接して後退位
置も規制される。さらにまた、遊技盤2が位置決め部1
7の作用により所定の位置に案内されると、遊技盤2の
裏側の設けてある被吸着部22が遊技盤装着部9側の永
久磁石21に当接乃至近接するので、永久磁石21の吸
着力により被吸着部22が吸引される。したがって、遊
技盤2は、作業者が手を離しても、永久磁石21の吸着
力によって遊技盤装着部9内に仮止めされ、その状態を
保持する。このため、作業者は、遊技盤2を遊技盤装着
部9内に取り敢えず押し込めば、安心して手を離すこと
ができ、必要に応じて他の作業を行なうこともできる。
【0043】上記した仮止め工程によって遊技盤2を仮
止めしたならば、次に、内枠5の前面に設けてある操作
部26を操作する。この操作部26を操作すると、前記
したように、遊技盤ロック機構24のロック部材25が
軸31を中心にして回動し、ロック爪30が遊技盤2の
ロック受部33に係合し、当該遊技盤2を所定の位置で
ロックすることができる(ロック工程)。
【0044】そして、上記ロック工程で遊技盤2をロッ
クしたならば、遊技盤2に取り付けられている部材の配
線コードを所定のコネクタに接続するなどの残された作
業を行う。この作業を行う場合、内枠5の裏側で作業す
ることになるが、遊技盤2は既に内枠5側にロックされ
ているので、遊技盤2を片手で押えるなどの不自然な姿
勢をとる必要もなく、内枠5の裏側で自然な姿勢で両手
が作業することができる。
【0045】この様に、本実施態様では、遊技盤2の一
側に回動支持軸51を設け、また、遊技盤2を仮止めす
る仮止め機構20を備えており、しかも遊技盤ロック機
構24の操作部26を内枠5の前面に設けたので、遊技
盤2を内枠5の遊技盤装着部9に装着する際に、パチン
コ遊技機1の前面側から自然な姿勢を崩すことなく作業
を行なうことができる。したがって、作業性に優れてい
る。また、遊技盤装着部9内に遊技盤2を押し入れるだ
けで、当該遊技盤2は仮止めされるので、遊技盤2の重
量が増大していても、作業を容易に行うことができるば
かりでなく、作業の安全性を高めることができる。
【0046】そして、内枠5の遊技盤装着部9に遊技盤
2を装着する作業が終了してクリア部材保持枠3を閉じ
ると、遊技盤2の遊技部10がクリア部材保持枠3の板
ガラス11を通して見える状態となる。また、遊技盤ロ
ック機構24の操作部26は、内枠5の前面の一側に配
置されているが、クリア部材保持枠3を閉じると、操作
部26はこのクリア部材保持枠3に覆い隠される。した
がって、操作部26は遊技者側から見えることがなく、
内枠5の前面に操作部26を設けても、パチンコ遊技機
1の体裁を損ねることがない。また、遊技盤ロック機構
24の操作26がロックした状態でない場合、即ちロッ
クを解除した状態あるいはロックが不完全な状態でクリ
ア部材保持枠3を閉じると、前方に突出した操作部26
がクリア部材保持枠3に当って閉まらない様に構成する
と、ロック忘れや不完全ロックを防止することができ
る。
【0047】なお、上記した実施態様では仮止め機構2
0において永久磁石21の磁力を利用して遊技盤2を仮
止めしたが、この仮止め機構20は、これに限るもので
はなく、遊技盤2と遊技盤装着部9との相対向する位置
に配設され、遊技盤2から遊技盤装着部9への押圧力を
受けると逆方向(即ち、遊技盤2が外れる方向)への移
動に抵抗力を発生して遊技盤2を保持可能であればどの
ような構成でもよい。例えば、遊技盤の裏面側、例えば
遊技盤2と一体成型した被吸着部22の背面に一方の面
ファスナーを添設し、遊技盤装着部の内面に他方の面フ
ァスナーを添設し、遊技盤2を押圧すると該遊技盤2の
面ファスナーが遊技盤装着部9側の面ファスナーに止着
して遊技盤2を仮止めできるように構成してもよい。面
ファスナーは、例えば、ベース面に小さなフープを無数
に形成したものと、ベース面に小さなフックを無数に突
設したものとからなり、フックとフープとを押圧すると
両者が係合することにより剥離抵抗を生じる構成の部材
や、フックとフープの代わりに多数の小突起と該小突起
に係合可能な段部や、小突起同士を係合するものなどで
ある。この様に、仮止め機構に面ファスナーを用いる
と、磁力の影響を受けることがないので、鉄製遊技球が
磁化するおそれもない。
【0048】また、遊技盤2の裏面に弾性係止爪を設
け、遊技盤装着部9には弾性係止爪が係止可能な受段部
を設け、この受段部と弾性係止爪との係合により遊技盤
2を仮止めできるように構成してもよい。
【0049】また、これまで説明した実施態様は、パチ
ンコ遊技機1について説明したが、本発明は、パチンコ
遊技機1に限定されるものではなく、遊技部10を形成
した遊技盤2を備えた弾球遊技機であればどのような遊
技形態の遊技機であってもよい。例えば、雀球遊技機、
スマートボール遊技機などでもよい。また、遊技盤2を
装着する枠体は、合成樹脂製に限定されるものではな
く、木製であってもよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、遊
技盤装着部に遊技盤を装着する際に、仮止め機構が遊技
盤を保持して仮止めすることができるので、この仮止め
状態で遊技盤から手を離すことができる。したがって、
作業者は、作業中に必要に応じて両手を自由に使って他
の作業を行うことができるし、手を離しても遊技盤が落
下したり倒れたりすることもないので、作業性を著しく
向上することができる。
【0051】そして、遊技盤を仮止めした状態で遊技盤
ロック機構により遊技盤をロックすることができるの
で、遊技盤を固定する際に遊技盤の位置がずれたりする
不都合を解消することができる(請求項1,請求項
7)。
【0052】また、請求項2に記載の発明は、仮止め機
構に永久磁石を用い、永久磁石の吸引力を利用して遊技
盤を仮止めするので、遊技盤を遊技盤装着部に当てがう
だけで磁力によって吸着される。したがって、強い力で
遊技盤を押圧する必要もなく、軽労働で遊技盤を取り付
けることができる。
【0053】請求項3に記載の発明は、遊技盤ロック機
構の操作部を枠体の前面枠に配設したので、枠体の裏側
に手を伸ばすことなく枠体の表側だけで遊技盤のロック
操作までを遂行することができる。したがって、遊技盤
交換作業を能率良く行うことができるし、作業中に手を
枠体の裏側まで伸ばす必要もないので、自然な姿勢で作
業を行うことができる。
【0054】この様に、枠体の前面側から遊技盤の交換
作業を無理なく行うことができると、一台の遊技機当た
りの遊技盤交換作業に要する時間を短縮することができ
る。したがって、多数の遊技機を設置した遊技店であっ
ても、閉店後に遊技盤の交換作業を開始しても、短時間
で交換作業を終了することができる。このため、遊技盤
の交換のために休業する必要がなくなるばかりでなく、
作業者の労働条件の改善にも寄与することができる。
【0055】請求項4に記載の発明は、遊技盤の一側を
回動支持軸によって遊技盤装着部に軸着することができ
る。したがって、遊技盤装着部に遊技盤を装着する際
に、先に遊技盤の一側を軸着すれば、この遊技盤を、回
動支持軸を中心にして水平方向に回動することができ
る。このため、遊技盤の裏側に可変表示器や大型入賞装
置などの部材が突出したり、或はこれらの突出した部材
が遊技盤装着部の開口部の開口縁に近い場合であって
も、これら突出した部材が遊技盤装着部の開口部内に入
るように位置合わせ作業を行わなくても、回動支持軸を
中心にして遊技盤を回動させるだけで、上記突出部分が
開口部内に自ずと挿通される。したがって、この点にお
いても遊技盤の装着作業の容易化に寄与する。
【0056】また、遊技盤を遊技盤装着部に軽く押圧す
るだけで、永久磁石の磁力により遊技盤は吸引されるな
どして仮止めされる。したがって、遊技盤の一側を軸着
してしまえば、遊技盤が重くても、後の作業は軽作業で
すみ、仮止め状態でロック機構のロック部材を遊技盤の
ロック受部に係合させると、遊技盤の自由端側を確実に
ロックすることができる。
【0057】請求項5に記載の発明は、操作部を操作し
てロック部材をロック受部に係合するだけで、遊技盤装
着部に装着した遊技盤を確実にロックすることができ
る。したがって、遊技中に振動が加えられても、遊技盤
の位置がずれたり、外れたりすることを確実に防止する
ことができる。また、操作部を操作してロック部材をロ
ック受部から離脱させるとロックが解除されるので、遊
技盤装着部に装着してあった遊技盤を簡単に取り外すこ
とができる。
【0058】請求項6に記載の発明は、遊技盤装着部
に、遊技盤に当接して遊技盤を所定位置に案内する位置
決め部を設けたので、遊技盤を装着する際に遊技盤の位
置合わせを簡単、且つ確実に行うことができる。したが
って、遊技盤の交換作業を一層短時間で簡単に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ遊技機の斜視図である。
【図2】パチンコ遊技機の正面図である。
【図3】遊技盤を装着してクリア部材保持枠を開放した
状態のパチンコ遊技機の斜視図である。
【図4】クリア部材保持枠と開閉パネルを開放して遊技
盤を取り外した状態のパチンコ遊技機の斜視図である。
【図5】内枠の背面図である。
【図6】遊技盤を装着した遊技盤装着部の断面図であ
る。
【図7】(a)は遊技盤ロック機構の第1実施態様の正
面図、(b)は(a)中のA断面図である。
【図8】(a)は遊技盤ロック機構の第2実施態様の正
面図、(b)は(a)中のB断面図である。
【図9】(a)は遊技盤ロック機構の第3実施態様の正
面図、(b)は(a)中のC断面図、(c)は(a)中
のD断面図である。
【図10】(a)は遊技盤の斜視図、(b)は(a)の
遊技盤の被吸着部を設けた部分の背面図、(c)は
(a)の遊技盤の回動支持軸を設けた部分の背面図であ
る。
【図11】遊技盤の中央部分の断面図である。
【図12】遊技盤の回動支持軸を軸孔に嵌合した状態に
おける遊技盤及び遊技盤装着部の断面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ遊技機 2 遊技盤 3 クリア部材保持枠 4 開閉パネル 5 遊技盤を取り付ける枠体としての内枠 6 外枠 7 内枠用のヒンジ機構 8 クリア部材保持枠用のヒンジ機構 9 遊技盤装着部 10 クリア部材としての板ガラス 15 遊技盤装着部の背面部 16 遊技盤装着部の開口部 17 位置決め部 20 仮止め機構 21 永久磁石 22 被吸着部 23 軸受部としての軸孔 24 遊技盤ロック機構 25 ロック部材 26 遊技盤ロック機構の操作部 27 連結杆 31 軸 33 ロック受部 34 押圧突起 35 傾斜受部 36 係合片 37 フック 39 シリンダ錠 40 障害釘 41 入賞装置 42 遊技盤の縁面部 43 遊技盤の前面部 44 遊技面 45 内側ガイドレール 46 球案内路 47 アウト口 48 センター役物 49 アウト球流下路 50 凸部 51 回動支持軸 52 回動支持軸の操作部 53 長孔 54 穴 55 スプリング 56 フランジ部 57 ボス

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 打球が流下する遊技部を形成した遊技盤
    と、該遊技盤を着脱可能に装着する遊技盤装着部を有す
    る枠体と、を備えた弾球遊技機において、 遊技盤と遊技盤装着部との相対向する位置に配設され、
    遊技盤から遊技盤装着部への押圧力を受けると逆方向へ
    の移動に抵抗力を発生して遊技盤を保持可能な仮止め機
    構と、 遊技盤装着部に仮止めした遊技盤をその位置でロック可
    能な遊技盤ロック機構とを備えたことを特徴とする弾球
    遊技機。
  2. 【請求項2】 打球が流下する遊技部を形成した遊技盤
    と、該遊技盤を着脱可能に装着する遊技盤装着部を有す
    る枠体と、を備えた弾球遊技機において、 遊技盤と遊技盤装着部との相対向する位置に配設され、
    永久磁石の磁力によって遊技盤を遊技盤装着部に保持可
    能な仮止め機構と、 遊技盤装着部に仮止めした遊技盤をその位置でロック可
    能な遊技盤ロック機構とを備えたことを特徴とする弾球
    遊技機。
  3. 【請求項3】 遊技盤ロック機構の操作部を枠体の前面
    側に配設したことを特徴とする請求項1または2に記載
    の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 遊技盤装着部は、一側に軸受部を有し、
    他側には遊技盤ロック機構の一部を構成するロック部材
    を備え、 遊技盤には、上記軸受部に対応する一側に回動支持軸を
    備え、他側には遊技盤ロック機構の一部を構成するロッ
    ク受部を備えたことを特徴とする請求項1から3のいず
    れかに記載の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 上記遊技盤ロック機構が、遊技盤に設け
    られた係合部と、枠体側に設けられて、操作部の操作に
    より、ロック受部に係合して遊技盤をロックした状態
    と、ロック受部から離脱した状態とに変換可能なロック
    部材とから構成されていることを特徴とする請求項1か
    ら4のいずれかに記載の弾球遊技機。
  6. 【請求項6】 遊技盤装着部に、遊技盤に当接して遊技
    盤を所定位置に案内する位置決め部を設けたことを特徴
    とする請求項1から5のいずれかに記載の弾球遊技機。
  7. 【請求項7】 打球が流下する遊技部を形成した遊技盤
    と、該遊技盤を着脱可能に装着する遊技盤装着部を有す
    る枠体と、を備えた弾球遊技機において、 遊技部を手前に向けた状態で遊技盤を枠体の遊技盤装着
    部に当てがって、遊技盤と遊技盤装着部との相対向する
    位置に配設されて遊技盤を遊技盤装着部に保持可能な仮
    止め機構により遊技盤を仮止めする仮止め工程と、 遊技盤装着部に仮止めした遊技盤をその位置でロック可
    能な遊技盤ロック機構の操作部を操作して遊技盤をロッ
    クするロック工程と、を含むことを特徴とする弾球遊技
    機における遊技盤取付方法。
JP20735495A 1995-07-24 1995-07-24 弾球遊技機および弾球遊技機における遊技盤取付方法 Pending JPH0928891A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001300074A (ja) * 2000-04-21 2001-10-30 Aruze Corp パチンコ遊技機
JP2001321528A (ja) * 2000-05-18 2001-11-20 Aruze Corp パチンコ遊技機の製造方法および遊技盤の取付け方法
JP2010172780A (ja) * 2010-05-21 2010-08-12 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2013081493A (ja) * 2011-10-05 2013-05-09 Newgin Co Ltd 遊技機
JP2019136599A (ja) * 2017-06-19 2019-08-22 株式会社三洋物産 遊技機
JP2020032282A (ja) * 2019-12-04 2020-03-05 株式会社藤商事 遊技機

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