JP2005027875A - 弾球遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】交換ユニット4を構成する保持枠36の下方にブラケット45を、上方に係合部をそれぞれ設ける。また、据え置きユニット3を構成する本体基部5の組付け部の下部に突き当て部15を、その上方に係止部材25を設ける。交換ユニット4を据え置きユニット3に組み付ける場合、交換ユニット4の下部を本体基部5の組付け部の下面においた状態で、交換ユニット4の上方を据え置きユニット3側に押圧する。これにより、ブラケット45が突き当て部15に当接する。また、保持枠36の後面49が本体基部5に設けられた位置決め面19と当接する。そして、係止部材25と係合部とによる係合させることで、交換ユニット4が据え置きユニット3に組み付けられる。
【選択図】 図11
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ店等の遊技場に設置して使用されるパチンコ機等の弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
遊技場に設置される弾球遊技機としてパチンコ機が挙げられる。このパチンコ機には、遊技場の所定箇所に配設するための固定枠内に設けられる本体基部の内部に遊技盤が配設されており、遊技盤の前面には開閉自在な前面扉が本体基部に設けられる。このようなパチンコ機では遊技場に設置されている状態で、且つ前面扉が施錠装置に基づいて閉じられているときには、何人もパチンコ機の内部の遊技盤や電子機器等には触れることができないようになっている。なお、遊技場の作業者がパチンコ機の内部に触れる必要があるときには、前面扉を開いて作業を行うことになる。
【0003】
このようなパチンコ機では、新しい機種への機種替えを行う際には、固定枠毎取り外して新しい機種のパチンコ機を遊技場の所定箇所に配設している。この場合、共通化できる部分(例えばパチンコ機の基本動作を行う部分)も交換してしまうため、効率のよいコストダウンを行うことができないという問題があり、パチンコ機の基本動作を行う部分をパチンコ店等の遊技場に据え置きにし、例えば遊技領域を有する部材となる例えば遊技盤や遊技に関わる制御を行う制御回路装置等の機種に依存する部分を交換部とすることが考えられている。これにより、交換部を新しい機種に対応するものに替えるだけで、効率の良い製造、又はリサイクル及び作業等のコストダウンを行うことが可能となる。
【0004】
しかしながら、遊技盤や新しい遊技性を行う制御装置等の交換を行う場合、前面扉は本体基部に設けられることから据え置きとなり、遊技盤交換における新しい機種への機種替えを行った場合には、見た目のデザイン性に劣ってしまい、遊技者に対して新しい機種というイメージを損ねるものとなる。このため、遊技盤、遊技領域を視認する窓部を備えた前面扉と、遊技盤及び前面扉を保持する保持枠とを1つのユニットとして交換部とすることが考案されている。これにより、新しい機種への機種替え時に前面扉の交換も行え、遊技者に新しい機種であることをアピールし、新しい機種への興趣を与えることが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような場合、新たな遊技機への切り換えを行う際には、古い遊技機の交換部を据え置き部となる本体基部から取り外した後に、新しい遊技機用の交換部を本体基部に組み付けることで、新しい遊技機として設置したこととなる。図14及び図15に示すように、前面扉90及び遊技盤に制御回路装置が取り付けられた遊技盤ユニット91と、これらが組み付けられた保持枠92とからなる交換部を、据え置き部を構成する本体基部93に組み付け固定する際には、まず本体基部93に設けられた突起93aに保持枠92の外壁側方に設けられた凹部92aを係合させ、上記突起93aと凹部92aとの係合を支点として保持枠92を図14中X方向に回動させる。
【0006】
この際、本体基部93に設けられた回転機能を有する操作つまみ94が保持枠92に設けられた開口92bに挿通される。その後、挿通された操作つまみ94を90度回転させて、保持枠92を本体基部93に組み付ける。これにより、交換部を据え置き部に組み付けることが可能となる。しかしながら、交換部は、前面扉、遊技盤ユニット、及びこれら部品が組み付けられた保持枠92から構成されているため、交換部自体の重量が重くなり、新しい機種への切り替えの際の作業性が悪く、新しい機種の交換部を本体基部93に組み付ける際に、誤って交換部を遊技場の床に落としてしまいかねないという問題がある。
【0007】
本発明は、作業者への負担を抑制し、容易に新たな遊技機への交換が行えるようにした遊技機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の弾球遊技機は、遊技領域を有する部材を保持する保持部材を備えた交換部と、前記交換部が組み付けられる据え置き部とから構成し、前記据え置き部は、前記保持部材が組み付けられる組付け部を備え、前記組付け部は、前記保持部材と当接して、保持部材の位置決めを行う当接部を有し、前記組付け部の下部、又は保持部材の下部のいずれか一方に突部を、他方に前記突部と係合する係合部をそれぞれ設け、前記組付け部、又は保持部材のいずれか一方に可動部材を、他方に前記可動部材を係止する係止部をそれぞれ設けたものである。
【0009】
なお、遊技領域を有する部材とは、障害釘や風車等の他に、入賞口等の構造物が矩形状の板の表面に設けられ、その構造物が設けられる領域の外側に金属製のレールを板に配置することで、このレールの内側を遊技媒体の移動範囲とする遊技領域とする遊技盤の他に、この遊技盤と、球通路を有する支持体が一体となる遊技盤ユニット、若しくは発射装置にて発射された遊技媒体を案内する案内通路を含んで遊技領域を区画するレールとが一体成形された遊技領域規制枠、遊技盤、球通路を有する支持体とが一体のユニットから構成された遊技盤ユニット等が挙げられる。また、前記支持体に対し、遊技に関わる制御を行う制御回路装置を組み付けてなる遊技盤ユニットも含むものとする。
【0010】
また、前記可動部材及び係止部と、前記突部及び係合部とは、前記組み付け部の縁部、又は保持部材の縁部において対向する位置に配置されることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1及び図2に示すように、本発明のパチンコ機2は、据え置きユニット(据え置き部)3及び交換ユニット(交換部)4から構成されている。据え置きユニット3は、交換ユニット4を交換することで新機種へ切り替える、所謂面替えを行う場合に、パチンコ店等の遊技場に据え置きとなるユニットである。この据え置きユニット3は、交換ユニット4が組み付けられる組付け部5aを有する本体基部5と、この本体基部5を回動自在に保持する固定枠6とから構成される。
【0012】
本体基部5は、パチンコ機2の基体となる部品である。この本体基部5には、図示はしないが、例えばパチンコ球の払い出しを行う払出し装置や、遊技中の演出を行うスピーカ等の音声装置や、ランプ等の発光装置等のパチンコ機の基本動作を行う装置が組み付けられる。本体基部5は、パチンコ店等の遊技場の所定位置に固定される固定枠6に対して回動自在に組み付けられ、ている。この本体基部5の組付け部5aの下方には、下扉7が本体基部5に対し回動自在に組み付けられる。下扉7は、遊技球を受容する受け皿8や、遊技領域40に向けて遊技球を打ち出す発射装置の打ち出し強さを調整する操作ハンドル9が設けられている。なお、下扉7や操作ハンドル9は、本体基部5に組み付けられていても、交換ユニット4に組み付けられていてもよいものとする。
【0013】
図3に示すように、本体基部5は、交換ユニット3が組み付けられる空間となる組付け部5aを備えている。この組付け部5aの下部には、2箇所の被押圧面(係合部)15,16が設けられており、据え置きユニット3に交換ユニット4を組み付ける際に、後述する矩形状の遊技盤37を着脱自在に保持する枠状の保持枠36の下部に設けられた2つのブラケット(突部)45,46がそれぞれ突き当てられ、保持枠36の下端の浮き上がり及び落下を防止する。
【0014】
組付け部5aの左右両側の端部及び上端部には、保持枠36の後面(遊技盤ユニットが組み付けられる面とは反対側となる面)と当接し、保持枠36を位置決めする位置決め面として機能する当接面17〜22が設けられる。また、上端縁の当接面19,20には、前記保持枠36に設けられた開口(係止部)59,60にそれぞれ係止される係止部材(可動部材)25,26が回動自在に設けられる。係止部材25,26の機能が同一であるため、以下では、係止部材25に付いてのみ説明する。
【0015】
図4及び図5に示すように、係止部材25は、回動軸28を支点に、交換ユニット4を交換自在とする第1位置と、保持枠36を組み付け位置にて保持する第2位置との間(図4中A方向、又は図5中B方向)で回動可能となっている。この係止部材25は、固定用操作部25aと、この固定操作部25aと反対側となる面に設けられた突部25bとを備えている。係止部材25が第1位置にある場合には、前記係止部材25に設けられた突部25bが当接面19に設けられた凹部27によって第1位置に係止し、係止部材25の回動が防止される(図8参照)。
【0016】
また、交換ユニット4を組み付ける場合には、係止部材25の固定用操作部25aを操作して、前記突部25bと凹部27とにおける係止を解除して、第2位置まで回動させるが、保持枠36を組付け部5aに組み付けて第2位置まで係止部材25を回動させると、保持枠36の当接面49,50は当接面19,20に押し当てられる。また、第2位置では、係止部材25はその突部25bが開口59に係合することで係止されるが、更に突部25aの先端は、本体基部5の当接面19に設けられた凹部32に挿入される(図9参照)。
【0017】
図6に示すように、面替えを行う際に交換が行われる交換ユニット4は、前面扉35、保持枠(保持部材)36及び遊技盤ユニット(遊技領域を有する部材)37から構成され、この交換ユニット4は、据え置きユニット3を構成する本体基部5に設けられた組付け部5aに着脱自在に組み付けられる。
【0018】
前面扉35は閉じ位置(図1参照)と、閉じ位置から所定の角度まで回動させた開き位置(図2参照)の間で回動する。なお、開き位置に前面扉35がある時には、遊技領域40が露呈される。この前面扉35のほぼ中央には開口(窓部)35aを備えており、前面扉35の後面に回動自在に設けられたガラス板41により遮蔽される(図2参照)。これにより、前面扉35が閉じ位置にある時には、遊技領域40や遊技領域40に設けられた構造物を、開口35aを遮蔽するガラス板41を介して視認させるようになる。なお、開口35aを遮蔽する部材として、ガラス板41の例を取り上げたが、これに限定する必要はなく、例えば透明なプラスチック等の透光性を有する部材によって上記開口を遮蔽してもよい。
【0019】
図6又は図7に示すように、略中央部に矩形状の孔36aが設けられた一面36bを覆うように立設した枠部36cを有する保持枠36の一側方には、前面扉35が回動自在に、且つ着脱自在に軸支されて組み付けられる他に、遊技盤ユニット37が枠部36cの内部へと着脱自在に組み付けられる。この保持枠36の一面36bの後面、且つその下端縁部には、2つのブラケット45,46が保持枠36の外方に対して略垂直に突出するように組み付けられている。なお、これらブラケット45,46は、交換ユニット4を据え置きユニット3に組み付けた際に、後述する本体基部5に設けられた組付け部5aの下方に設けられた2つの被押圧面15,16にそれぞれ突き当てられる突き当て部となる。
【0020】
また、この保持枠36の後面に示す斜線部47〜51は、被押圧面15,16と、ブラケット45,46とを係合させて本体基部5に保持枠36が組み付けられた際に、当接面17〜22へと当接する当接面である。なお、当接面47は当接面17に、当接面48は当接面18とそれぞれ当接する。同様にして、当接面49は当接面19と、当接面50は当接面20とそれぞれ当接する。また、当接面51は、当接面21,22と当接する。これにより、保持枠36を本体基部5に組み付けると、保持枠36が組み付け位置に位置決めされる。
【0021】
保持枠36の上端縁部には、保持枠36の周縁に連なって設けられた斜面57、58と、この斜面57,58近傍に設けられた開口(係止部)59,60、ストッパ61,62が設けられている。斜面57,58の機能、開口59,60の機能がそれぞれ同一であるので、以下では、斜面57及び開口58についてのみ説明する。図8又は図9の断面図に示すように、斜面57は、係止部材25を第1位置から第2位置へと移動させた際に、係止部材25に設けられた突部25bが摺接して移動させる面である。また、開口59は、第2位置にある係止部材25の突部25bを係止させ、係止部材25の回動を防止させるものである。ストッパ61,62は、係止部材25,26を第2位置以上回動するのを防止するものである。
【0022】
図6に示すように、遊技盤ユニット37は、遊技盤65、及び遊技盤65の裏面に取り付けられる支持体(図示せず)から構成されている。遊技盤の盤面中央には、遊技媒体を躍らせるステージを有するセンター役物66が設けられる他に、遊技盤65の裏面へと遊技球を取り込んで入賞とさせる通常入賞口67、始動入賞口68及びアタッカ69等の構造物が設けられる。なお、これら構造物の外側を金属製のガイドレール70によって区画された領域が遊技領域40となる。また、図示は省略してあるが、遊技領域40には複数の障害釘や風車等が適宜箇所に設けられている。なお、これら構造物は周知であるので、その記載については省略する。支持体は、遊技領域40を流下した遊技球を所定の受け部へと誘導する誘導リブを有している。また、この支持体にはセンター役物66の開口と一致するように、図柄表示装置71が設けられる他に、遊技の際の各種制御を行う制御回路装置(制御用の回路基板を含む)等が組み付けられる。なお、この制御回路装置には、機種毎に異なる(遊技性に関わる)制御情報を記憶したROM、このROMに記憶された制御情報に基づいてランプやスピーカ等の装置を作動制御するCPU、及びCPUにて処理された情報を一時記憶するRAM等を有するものである。
【0023】
次に、本実施形態の作用について説明する。遊技盤65の盤面に通常入賞口、始動入賞口等の構造物の他に、レール70を組み付ける。この遊技盤65の盤面とは反対となる面に支持体を組み付け、例えば所定の入賞口への入賞に基づいて遊技を制御する制御回路装置を組み付け、遊技盤ユニット37を組み立てる。この遊技盤ユニット37を前面扉35が回動自在に、且つ着脱自在に組み付けられた保持枠36に着脱自在に組み付ける。これにより、交換ユニット4が完成する。なお、保持枠36に遊技盤ユニット37を組み付ける時には、保持枠36の後面下部には、ブラケット45,46が組み付けられている。
【0024】
このようにして組み立てられた交換ユニット4を、据え置きユニット3に組み付ける。図10に示すように、交換ユニット4を傾斜させ、交換ユニット4の下部を本体基部5の組付け部5aの下部に載せ、交換ユニット4の上方を据え置きユニット3を構成する本体基部5側に(図10中S方向に)押す。これにより、交換ユニットが回動し、ブラケット45,46が被押圧面15,16とそれぞれが当接し、係合する(図11参照)。また、図12に示すように、保持枠36の当接面47が本体基部5の当接面17に、当接面51が当接面21にそれぞれ当接する。同時に、当接面48が当接面18に、当接面49が当接面19に、当接面50が当接面20に、当接面51が当接面22にそれぞれ当接する。
【0025】
図4及び図8に示すように、前面扉35を開けて固定用操作部25aを操作して、係止部材25を第1位置から第2位置へと(図4中A方向に)回動させる。係止部材25の回動によって、係止部材25に設けられた突部25bと当接面19に設けられた凹部27との係止が解除される。さらに係止部材25を回動させると、係止部材の突部25bが保持枠36の斜面57に乗り上げる。更に、係止部材25を回動させると係止部材25の突部25bが開口59及び凹部32に係合し、係止部材25が第2位置に係止される(図5及び図9参照)。同様にして、係止部材26を回動させて、係止部材26の第2位置への係止を行う。これにより、交換ユニット4が据え置きユニット3に組み付けられる。
【0026】
なお、第2位置まで係止部材25,26を回動させると、保持枠36の当接面49,50が当接面19,20に押し当てられて、交換ユニット4が適正な組み立て角度で保持できるようになる。また、ブラケット45,46が被押圧面15,16に押し当てられるから、交換ユニット4が据え置きユニット3に対して浮き上がることが防止される。また、本体基部5の当接面17〜22に、保持枠36の当接面47〜51が当接した状態で仮保持されるので、保持枠36が本体基部5に位置決めされた状態で係止部材25,26を回動させて保持させることができるようになる。また、交換ユニット4が重い場合でも、容易に交換ユニット4を据え置きユニット3に組み付けることができ、作業性を向上させることができる。
【0027】
このパチンコ機における交換ユニットの交換を行う際には、前面扉35を開け第2位置にある係止部材25,26をそれぞれ第1位置へと(図5中B方向に)回動させる。係止部材25を第2位置から第1位置へと回動させると、係止部材25の突部25bと開口58及び凹部32による係合が解除され、第1位置にて、係止部材25の突部25bと凹部27との係止が行われ、係止部材27が第1位置にて保持される。同様にして、係止部材26を回動させて、第1位置における係止部材の係止を行う。作業者は、前面扉35を閉じて、交換ユニット4を図10中T方向に回動させた後に、交換ユニット4を上方に引き上げる。これにより、ブラケット45,46と被押圧面15,16との係合が解除され、交換ユニット4が据え置きユニット3から取り外すことができる。その後、新しい遊技盤面や、構造物及び制御回路装置が設けられた遊技盤ユニット、又はこの遊技盤面に合わせた新しい前面扉の少なくともいずれかを有する構成からなる交換ユニットを据え置きユニット3に組み付ける。これにより、面替えを行って新しい機種とする場合に、新しい機種のイメージを一新することが可能となる。また、交換ユニットのみの交換とすることで、新しい機種への切り替えの際の費用及び作業者の負担を抑制することができる。
【0028】
なお、本実施形態では、通常入賞口、始動入賞口及びアタッカ等の構造物が設けられ、それら構造物の外周を金属製のガイドレールで区画した遊技領域を有する遊技盤と、制御回路装置が封印可能な収納ケースを介して組み付けられた支持体とからなる遊技盤ユニットを保持枠に組み付けたが、これに限定する必要はなく、通常入賞口、始動入賞口及びアタッカ等の構造物が設けられ、それら構造物の外周を金属製のガイドレールで区画した遊技領域を有する遊技盤が組み付けても良いものとする。また、図13に示すように、センター役物、通常入賞口、始動入賞口及びアタッカ等の構造物を備えた遊技盤101と、この遊技盤101の前面側に配置され、前記構造物の外周を区画するレールと、発射装置にて発射された遊技球を案内する案内通路とが一体に設けられた人工樹脂等からなるの遊技領域規制枠102と、制御回路装置が収納ケースに収納された状態で組み付けられ、その面とは異なる面に、遊技媒体を誘導する誘導リブが設けられた支持体103とからなる遊技盤ユニット104を保持枠に組み付けてもよいものとする。
【0029】
本実施形態では、係合部として被押圧面の例を取り上げたが、これに限定する必要はなく、例えば、係合部を係合穴や切欠きから構成してもよい。係合部を係合穴とした場合には、保持部材を本体基部に組み付ける際に、保持部材に設けられた突部を上記係合穴に挿入させ、このブラケットと係合穴の側壁面とを当接させるようにする。これにより、本実施形態と同様に、保持部材の下部の浮き上がりや、保持部材の落下を防止することができる。
【0030】
本実施形態では、保持枠にブラケットを設け、交換ユニットを据え置きユニットに組み付ける際に、本体基部に設けられた被押圧面に上記ブラケットを突き当てるようにしたが、これに限定する必要はなく、例えば、本体基部の組付け面の下部に突設片を、保持枠の底面に溝部を設け、交換ユニットを据え置きユニットに組み付ける際に、前記溝部に突設片を挿入させた状態で、交換ユニットを据え置きユニットに組み付けるようにすることも可能である。
【0031】
本実施形態では、本体基部に設けられた係止部材と、保持枠の開口との係合によって交換ユニットを据え置きユニットに組み付けるようにしたが、これに限定する必要はなく、保持枠に係止片を有する係止部材を、本体基部に開口をそれぞれ設け、保持枠を本体基部に組み付ける際に、前記係止片を開口に挿通させた後に、この係止部材を回転又は回動させて、係止部材と開口との係合を行って、保持枠を本体基部に保持するようにすることも可能である。
【0032】
【発明の効果】
以上のように、本発明の弾球遊技機によれば、遊技領域を有する部材を保持する保持部材を備えた交換部と、前記交換部が組み付けられる据え置き部とから構成し、前記据え置き部は、前記保持部材が組み付けられる組付け部を備え、前記組付け部は、前記保持部材と当接して、保持部材の位置決めを行う当接部を有し、前記組付け部の下部、又は保持部材の下部のいずれか一方に突部を、他方に前記突部と係合する係合部をそれぞれ設け、前記組付け部、又は保持部材のいずれか一方に可動部材を、他方に前記可動部材を係止する係止部をそれぞれ設けたので、交換部を据え置き部に対して組み付ける場合や、交換部を交換する所謂面替えの際の作業性を向上させることができる。また、交換部を据え置き部に組み付ける際に、組付け部に設けられた当接部によって保持部材が位置決めされるから、遊技盤面を所定の角度で保持することが可能となる。
【0033】
また、前記可動部材及び係止部と、前記突部及び係合部とは、前記組み付け部の縁部、又は保持部材の縁部において対向する位置に配置されるから、可動部材を係止部によって係止させた場合に、保持部材を当接面に対して確実に位置決めできるとともに、前記突部が係合部に当接されるので、保持部材の下部が前記組付け部に対する浮き上がりを抑制して、可動部材を係止部において係止させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したパチンコ機の外観を示す斜視図である。
【図2】据え置きユニットと交換ユニットとを分解して示す斜視図である。
【図3】本体基部の組付け部を示す斜視図である。
【図4】係止部材が第1位置に位置した状態を示す正面図である。
【図5】係止部材が第2位置に位置した状態を示す正面図である。
【図6】交換ユニットを示す斜視図である。
【図7】保持枠の後面を示す斜視図である。
【図8】図4に示すm−mに沿って示す断面図である。
【図9】図5に示すn−nに沿って示す断面図である。
【図10】交換ユニットを据え置きユニットに組み付ける際の側部正面図である。
【図11】交換ユニットを据え置きユニットに組み付けた際の側部正面図である。
【図12】交換ユニットを据え置きユニットに組み付けた場合の断面図である。
【図13】遊技盤ユニットの構成の一例を示す斜視図である。
【図14】従来の組み付け方法における交換ユニットと据え置きユニットとを示す断面図である。
【図15】従来の組み付け方法により、交換ユニットを据え置きユニットに組み付けた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
2 パチンコ機
3 据え置きユニット
4 交換ユニット
5 本体基部
5a 組付け部
15,16 被押圧面
18〜22 当接面
36 保持枠
37 遊技盤ユニット
40 遊技領域
45,46 ブラケット
47〜51 当接面
57,58 斜面
59,60 開口
Claims (2)
- 遊技領域を有する部材を保持する保持部材を備えた交換部と、前記交換部が組み付けられる据え置き部とから構成し、
前記据え置き部は、前記保持部材が組み付けられる組付け部を備え、
前記組付け部は、前記保持部材と当接して、保持部材の位置決めを行う当接部を有し、
前記組付け部の下部、又は保持部材の下部のいずれか一方に突部を、他方に前記突部と係合する係合部をそれぞれ設け、
前記組付け部、又は保持部材のいずれか一方に可動部材を、他方に前記可動部材を係止する係止部をそれぞれ設けたことを特徴とする弾球遊技機。 - 前記可動部材及び係止部と、前記突部及び係合部とは、前記組み付け部の縁部、又は保持部材の縁部において対向する位置に配置されることを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
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JP2015002925A (ja) * | 2013-06-21 | 2015-01-08 | 株式会社三共 | 遊技機 |
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2003
- 2003-07-14 JP JP2003196584A patent/JP2005027875A/ja active Pending
Cited By (3)
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