JPH11223535A - 記録計 - Google Patents

記録計

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Publication number
JPH11223535A
JPH11223535A JP2584298A JP2584298A JPH11223535A JP H11223535 A JPH11223535 A JP H11223535A JP 2584298 A JP2584298 A JP 2584298A JP 2584298 A JP2584298 A JP 2584298A JP H11223535 A JPH11223535 A JP H11223535A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
timing belt
printer head
holding piece
belt
recorder
Prior art date
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Pending
Application number
JP2584298A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Watanabe
隆 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Azbil Corp filed Critical Azbil Corp
Priority to JP2584298A priority Critical patent/JPH11223535A/ja
Publication of JPH11223535A publication Critical patent/JPH11223535A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイミングベルトをプリンタヘッドに固定す
るためのクランプ部材を別途設けなければならず、部品
点数が増加し複雑な構造となるなどの課題があった。 【解決手段】 プリンタヘッド2は、断面をU字状に湾
曲形成され、当該湾曲面にタイミングベルト1の歯形と
係合する歯形を備えた第1の挟持片2aと、第1の挟持
片2aの両側近傍に対向して配設した1対の第2の挟持
片2b,2bとを備えて構成したので、簡易な構造にて
タイミングベルト1とプリンタヘッド2を強固に固定で
きるとともに、タイミングベルト1の着脱を容易に行う
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリンタヘッド
とこれを駆動するタイミングベルトとを簡易な構造にて
強固に固定できる記録計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の記録計として、例えば、モータや
プーリなどの駆動手段により駆動されるタイミングベル
トと、このタイミングベルトにクランプ部材によってク
ランプ固定され、シャフト部材などにより移動自在に支
持されたプリンタヘッドとを備えたものが提供されてい
る。また、従来の他の記録計として、上記タイミングベ
ルトに平歯車状の歯形を形成するとともに、プリンタヘ
ッドの一部にも当該歯形と係合する歯形を形成し、ラッ
ク(直径無限大の平歯車)どうしが係合するように、当
該プリンタヘッドの一部で当該タイミングベルトを挟持
してなるものも提供されている。これらの記録計は、タ
イミングベルトの駆動を制御することでプリンタヘッド
を任意の位置に移動させ、記録位置を決定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の記録計は以上の
ように構成されているので、タイミングベルトをプリン
タヘッドに固定するためのクランプ部材を別途設けなけ
ればならず、部品点数が増加し複雑な構造となるなどの
課題があった。また、タイミングベルトを記録計本体か
ら取り外す場合には、作業スペースの関係上、当該タイ
ミングベルトにクランプ固定されたプリンタヘッドも一
緒に取り外さなければならず、作業性が悪いなどの課題
があった。
【0004】また、従来の他の記録計にあっては、タイ
ミングベルトとの十分な係合を得るためには、前記プリ
ンタヘッドの一部に形成する歯数を増やす必要があると
ともに、比較的高精度の歯形を必要とするため、製造に
手間がかかるなどの課題があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、簡易な構造にてタイミングベルト
とプリンタヘッドを強固に固定できるとともに、タイミ
ングベルトの着脱が容易な記録計を得ることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る記録計
は、駆動ベルトは歯形を備え、プリンタヘッドは、前記
駆動ベルトの歯形と係合する歯形を有し、かつ、当該駆
動ベルトの一部を湾曲させて挟持するベルト挟持部を備
えたものである。
【0007】この発明に係る記録計は、ベルト挟持部は
第1の挟持片と第2の挟持片とを備え、歯形を前記第1
の挟持片または前記第2の挟持片のいずれか一方に形成
したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による記
録計を示す要部斜視図、図2は他方向から見た記録計を
示す要部斜視図、図3は図1のA−A断面図である。図
1〜図3において、1は所定の歯形を有するタイミング
ベルト(駆動ベルト)であり、図示しないモータやプー
リなどの駆動手段により駆動されるように構成されてい
る。2はプリンタヘッド、2aは断面をU字状に湾曲形
成され、当該湾曲面にタイミングベルト1の歯形と係合
する歯形を備えた第1の挟持片であり、プリンタヘッド
2と一体に形成されている。2bはタイミングベルト1
を第1の挟持片2aと挟持できるように、当該第1の挟
持片2aの両側近傍に対向して配設した1対の第2の挟
持片であり、これもプリンタヘッド2と一体に形成され
ている。3は図示しないインクリボンを打点して印字す
るペン、4,5はプリンタヘッド2の動作時にこれを案
内するシャフトであり、図示しない記録計本体の側面に
固定されている。6はバネ材などにより形成されシャフ
ト5をクランプするシャフトクランプ部材である。な
お、図示しないその他の構成部材は、周知・慣用手段に
より構成されている。
【0009】次に動作について説明する。図示しないモ
ータやプーリなどの駆動手段によりタイミングベルト1
の駆動を制御することで、プリンタヘッド2を任意の位
置に移動させ、記録位置を決定する。タイミングベルト
1は所定の張力を受けているので、第1の挟持片2aは
当該タイミングベルト1によって下方から上方に押圧さ
れ、さらにU字状に湾曲したタイミングベルト1の歯形
が湾曲内方に集まるように変形して第1の挟持片2aの
歯形と強固に係合する。これにより、タイミングベルト
1とプリンタヘッド2とが強固に固定される。タイミン
グベルト1をプリンタヘッド2から取り外す場合には、
タイミングベルト1の張力を弱め、第1の挟持片2aの
前方(図1の手前方向)にスライドさせて引き出せば、
容易に取り外すことができる。なお、タイミングベルト
1をプリンタヘッド2に組み付ける場合には、上記手順
を逆に行えばよい。
【0010】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、簡易な構造にてタイミングベルト1とプリンタヘッ
ド2を強固に固定できるとともに、タイミングベルト1
の着脱が容易な記録計を提供できる効果が得られる。特
に、タイミングベルト1をU字状に湾曲させることで、
当該タイミングベルト1の歯形の湾曲内方への変形を利
用して第1の挟持片2aと強固に固定できるので、第1
の挟持片2aに形成する歯形の数を少なくでき、歯形の
精度を下げても十分な係合力を確保できる効果が得られ
る。
【0011】実施の形態2.図4はこの発明の実施の形
態2による記録計を示す要部断面図であり、図4におい
て、2cは断面を逆Ω字状に形成され、タイミングベル
ト1の歯形と係合する歯形を非湾曲部分に備えた第1の
挟持片であり、プリンタヘッド2と一体に形成されてい
る。2dはタイミングベルト1を第1の挟持片2cと挟
持できるように、当該第1の挟持片2cに対向して配置
した1対の第2の挟持片であり、これもプリンタヘッド
2と一体に形成されている。その他の構成は上記実施の
形態1の場合と同様であるので、説明を省略する。
【0012】次に動作について説明する。タイミングベ
ルト1は所定の張力を受けているので、第1の挟持片2
cは当該タイミングベルト1により下方から上方に押圧
され、さらにタイミングベルト1の歯形と第1の挟持片
2cの歯形とが強固に係合する。これにより、タイミン
グベルト1とプリンタヘッド2とが強固に固定される。
その他の動作は上記実施の形態1の場合と同様であるの
で、説明を省略する。
【0013】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、上記実施の形態1と同様の効果が得られるほか、第
1の挟持片2cの歯形を非湾曲部分のみに形成すればよ
いので、設計・加工がし易くなるという効果が得られ
る。
【0014】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3による記録計を示す要部断面図であり、図5におい
て、2eは断面をU字状に湾曲形成された第1の挟持片
であり、プリンタヘッド2と一体に形成されている。2
fは断面をU字状に湾曲形成され第1の挟持片2eと対
向して配設されるとともに、タイミングベルト1の歯形
と係合する歯形を備えた第2の挟持片であり、これもプ
リンタヘッド2と一体に形成されている。このように本
実施の形態3は、タイミングベルト1の歯形形成部分を
下向きにし、かつ、第2の挟持片2fを1つの湾曲面と
して形成したものである。その他の構成は上記実施の形
態1の場合と同様であるので、説明を省略する。
【0015】次に動作について説明する。タイミングベ
ルト1は所定の張力を受けているので、湾曲したタイミ
ングベルト1の歯形と第2の挟持片2fの歯形とが強固
に係合する。これにより、タイミングベルト1とプリン
タヘッド2とが強固に固定される。また、タイミングベ
ルト1の歯形形成部分が下向きになっているので、当該
歯形形成部分にゴミが溜まるのを有効に防止できる。そ
の他の動作は上記実施の形態1の場合と同様であるの
で、説明を省略する。
【0016】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、上記実施の形態1と同様の効果が得られるほか、第
2の挟持片2fを1つの湾曲面として形成すればよく、
上記実施の形態1の第2の挟持片2b,2bのように1
対を形成しなくて済むので、構造を簡略化できる効果が
得られる。また、タイミングベルト1の歯形形成部分が
下向きになっているので、当該歯形部分にゴミが溜まる
のを有効に防止できる効果が得られる。
【0017】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、駆動
ベルトは歯形を備え、プリンタヘッドは、前記駆動ベル
トの歯形と係合する歯形を有し、かつ、当該駆動ベルト
の一部を湾曲させて挟持するベルト挟持部を備えるよう
に構成したので、簡易な構造にて駆動ベルトとプリンタ
ヘッドを強固に固定できるとともに、駆動ベルトの着脱
が容易な記録計を提供できる効果がある。
【0018】また、この発明によれば、ベルト挟持部は
第1の挟持片と第2の挟持片とを備え、歯形を前記第1
の挟持片または前記第2の挟持片のいずれか一方に形成
するように構成したので、ベルト挟持部を簡易な構造と
することができ、製造コストを低減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による記録計を示す要
部斜視図である。
【図2】他方向から見た記録計を示す要部斜視図であ
る。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】この発明の実施の形態2による記録計を示す要
部断面図である。
【図5】この発明の実施の形態3による記録計を示す要
部断面図である。
【符号の説明】
1 タイミングベルト(駆動ベルト) 2 プリンタヘッド 2a,2c,2e 第1の挟持片 2b,2d,2f 第2の挟持片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動手段によって駆動される駆動ベルト
    と、前記駆動ベルトに固定され移動自在に形成されたプ
    リンタヘッドとを備えた記録計において、前記駆動ベル
    トは歯形を備え、前記プリンタヘッドは、前記駆動ベル
    トの歯形と係合する歯形を有し、かつ、当該駆動ベルト
    の一部を湾曲させて挟持するベルト挟持部を備えたこと
    を特徴とする記録計。
  2. 【請求項2】 ベルト挟持部は断面をU字状または逆Ω
    字状に形成した第1の挟持片と、前記第1の挟持片の近
    傍に配設された第2の挟持片とを備え、駆動ベルトの歯
    形と係合する歯形を前記第1の挟持片または前記第2の
    挟持片のいずれか一方に形成したことを特徴とする請求
    項1記載の記録計。
JP2584298A 1998-02-06 1998-02-06 記録計 Pending JPH11223535A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2584298A JPH11223535A (ja) 1998-02-06 1998-02-06 記録計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2584298A JPH11223535A (ja) 1998-02-06 1998-02-06 記録計

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Publication Number Publication Date
JPH11223535A true JPH11223535A (ja) 1999-08-17

Family

ID=12177115

Family Applications (1)

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JP2584298A Pending JPH11223535A (ja) 1998-02-06 1998-02-06 記録計

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JP (1) JPH11223535A (ja)

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