JPH0436284Y2 - - Google Patents

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JPH0436284Y2
JPH0436284Y2 JP1985114268U JP11426885U JPH0436284Y2 JP H0436284 Y2 JPH0436284 Y2 JP H0436284Y2 JP 1985114268 U JP1985114268 U JP 1985114268U JP 11426885 U JP11426885 U JP 11426885U JP H0436284 Y2 JPH0436284 Y2 JP H0436284Y2
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JP
Japan
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timing belt
teeth
trapezoidal
trapezoidal recess
movable body
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JP1985114268U
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JPS6222852U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、印字ヘツド、イメージセンサ、磁
気ヘツド等を保持する移動体をタイミングベルト
により移動させる移動体の駆動装置に関するもの
である。
従来の技術 従来、たとえばプリンタにおいては、印字ヘツ
ドをプラテンに沿つて移動させるため、印字ヘツ
ドをプラテンに沿つて往復動自在に保持されたキ
ヤリアに保持し、このキヤリアを走行するタイミ
ングベルトの一部に連結している。そして、キヤ
リアの移動量を正確にして印字ピツチを正確にす
るためには、タイミングベルトとキヤリアとの遊
びをなくす必要がある。
その一例としては第5図に示すように、キヤリ
ア(図示せず)の保持部材20に取付けられた係
合板21の台形凹部22にタイミングベルト23
の歯24を噛み合わせ、保持部材20に取付けら
れる取付金具25でタイミングベルト23を押え
ている。
また、別の例としては第6図に示すように、キ
ヤリア25の保持部材26に形成されたクランク
状に屈曲する溝27にタイミングベルト23を挿
入するとともに溝27の一側に形成された凸部2
8にタイミングベルト23の歯22を噛み合わせ
て溝27に嵌め込まれた帯体29を押えている。
考案が解決しようとする問題点 しかし、第5図に示す構造のものは、取付金具
25等を用いるため部品点数が多い。また、周り
に部品があるため狭いスペースのなかで取付金具
25をねじ着しなければならず、キヤリアとタイ
ミングベルト23との連結作業が困難である。
第6図に示すものは、タイミングベルト23を
屈曲した状態で溝27に挿入しなければならず、
かつ、凸部28と溝27の他側との間は狭いた
め、タイミングベルト23を溝27に挿入するこ
とは困難である。
この考案は、このような点に鑑みなされたもの
で、部品点数を少なくでき、かつ、移動体にタイ
ミングベルトを容易に連結できる移動体の駆動装
置を得ることを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 先端部に向かうにつれて先細りとなる台形の歯
9がエンドレスの帯体の内面にラツク状に配列さ
れたタイミングベルト11と、このタイミングベ
ルト11が巻回された複数個のプーリ8と、これ
らのプーリ8のうちの一つに連結されそのプーリ
8を駆動するモータ5と、タイミングベルト11
の搬送方向に沿つて直線方向に移動自在に保持さ
れた移動体2と、この移動体2に取り付けられて
互いに対面する押圧部16と歯9に噛み合う複数
個の台形凹部14とでタイミングベルト11を挾
持する弾性材により形成された保持部材13とを
設け、歯9の傾斜角度Bよりも台形凹部14の傾
斜角度Aを大きく設定するとともに歯9の先端部
の歯厚Dよりも台形凹部14の底部の幅Cを小さ
く設定する。
作 用 タイミングベルト11をその歯9の歯筋方向に
向けて台形凹部14と押圧面15との間に挿入す
ると、保持部材13が変形して台形凹部14と押
圧部16とが離反する。この際、歯9と台形凹部
14との間の接触は線接触となるため、歯9と台
形凹部14との接触面積が小さくなり、タイミン
グベルト11の挿入は容易に行なわれる。そし
て、挿入終了後は、タイミングベルト11は押圧
面15に圧接され、かつ、台形凹部14に歯9が
遊びを生じることなく嵌合して固定されるため、
取付金具で固定する必要がなく部品点数が少なく
なり、組立も容易に行なわれる。
実施例 この考案の第一の実施例を第1図および第2図
に基づいて説明する。まず、プラテン(図示せ
ず)の軸心と平行な二本のガイドシヤフト1には
移動体となるキヤリア2がスライド自在に取付け
られている。このキヤリア2にはリボンカセツト
3とデージーホイル4とが搭載されている。
また、正逆回転自在のモータ5に連結された駆
動ギヤ6と噛合する伝達ギヤ7が設けられ、この
伝達ギヤ7は左右一対のプーリ8のうち左側のプ
ーリ8に連結されている。これらのプーリ8には
先端に向うにつれ先細りとなる台形の歯9をエン
ドレスの帯体10の内面にラツク状に配列したタ
イミングベルト11が前記プラテンの軸心と平行
にして巻回されている。
しかして、前記キヤリア2には連結部材12を
介して弾性材よりなる保持部材13が取付けられ
ている。この保持部材13には、相対向させて、
前記歯9と噛み合う複数の台形凹部14と平板状
の押圧部16とが前記タイミングベルト11の走
行方向に沿つて形成されている。ここで、前記台
形凹部14と前記押圧部16との互いに対向する
面は押圧面15として形成されており、前記台形
凹部14と前記押圧部16との間の間隔は、それ
らの押圧面15によつて前記タイミングベルト1
1が押圧されて挾持される間隔に設定されてい
る。また、第2図に示すように、前記台形凹部1
4の角度Aは前記歯9の角度Bよりも大きめに設
定されるとともに、前記台形凹部14の底部の幅
Cは前記歯9の先端の歯厚Dよりも小さめに設定
されている。
このような構成において、タイミングベルト1
1を保持部材13に形成された台形凹部14と押
圧部16との間にその歯9の歯筋方向へ向けて挿
入する。この挿入時に、台形凹部14と押圧部1
6との間隔は、保持部材13が弾性材よりなるた
め広げられる。また、台形凹部14と噛み合う歯
9はその角度Bが台形凹部14の角度Aよりも小
さく、先端の歯厚Dが台形凹部14の底部の幅C
より大きく形成されているため歯9の先端のみが
台形凹部14と接触して接触面積が小さく抑えら
れる。そのため、これらにより、タイミングベル
ト11の挿入作業を容易に行なえる。
そして、タイミングベルト11の挿入終了後、
タイミングベルト11は押圧面15に挟持され、
かつ、歯9が台形凹部13に遊びを有することな
く噛み合うため、取付金具で固定する必要がなく
部品点数が低減され、かつ、タイミングベルト1
1の保持部材13への連結作業を容易に行なえ
る。
つぎに、この考案の第二の実施例を第3図に基
づいて説明する。前述の第一の実施例と同一部分
は同一符号を用いて説明も省略する(以下同様)。
この実施例は押圧部16の押圧面15と対向する
保持部材13の対向面も押圧面15に形成したも
のである。すなわち、これらの押圧面15の間の
寸法Eを帯体10の前後寸法Fよりも小さくした
もので、タイミングベルト11を一層強く挾持し
うる。なお、本実施例の場合であつても、台形凹
部14側の押圧面15と押圧部16側の押圧面1
5とでタイミングベルト11が挾持される構造で
あることに変わりはない。
ついで、この考案の第三の実施例を第4図に基
づいて説明する。この実施例は台形凹部18の幅
をタイミングベルト11の挿入方向に向うにつれ
小さくしたもので、タイミングベルト11の挿入
がより一層容易に行なえ、かつ、挿入後は歯9が
台形凹部18の奥に楔状に噛み合うため一層確実
にタイミングベルト11が固定される。
考案の効果 この考案は、タイミングベルトの歯に噛み合う
台形凹部と押圧部とでタイミングベルトを挾持す
る弾性材により形成された保持部材を移動体に設
け、歯の傾斜角度よりも台形凹部の傾斜角度を大
きく設定するとともに歯の先端部の歯厚よりも台
形凹部の底部の幅を小さく設定したので、台形凹
部と押圧部との間に挿入したタイミングベルトを
台形凹部と押圧部とによつて挾持し保持すること
ができ、この際、歯が台形凹部に遊びを有するこ
となく噛み合うために移動体とタイミングベルト
とを取付金具等の部材で固定する必要をなくすこ
とができ、したがつて、部品点数の減少と組立て
作業の容易化とを図ることができ、また、タイミ
ングベルトの歯と台形凹部との関係から、歯と台
形凹部との接触を線接触として両者間の接触面積
を小さくすることができ、したがつて、台形凹部
と押圧部との間へのタイミングベルトの挿入作業
の円滑化を図ることができ、これによつて移動体
に対するタイミングベルトの連結作業の容易化を
図ることができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第一の実施例を示す平面
図、第2図はその一部を拡大した平面図、第3図
はこの考案の第二の実施例を示す一部の分解斜視
図、第4図はこの考案の第三の実施例を示すもの
でタイミングベルトと保持部材の台形凹部の形状
とを示す一部を切欠した背面図、第5図は従来例
を示す一部の分解斜視図、第6図は別の従来例を
示す平面図である。 2……キヤリア、5……モーター、8……プー
リ、9……歯、10……帯体、11……タイミン
グベルト、13……保持部材、14……台形凹
部、15……押圧部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 先端部に向かうにつれて先細りとなる台形の
    歯がエンドレスの帯体の内面にラツク状に配列
    されたタイミングベルトと、このタイミングベ
    ルトが巻回された複数個のプーリと、これらの
    プーリのうちの一つに連結されそのプーリを駆
    動するモータと、前記タイミングベルトの搬送
    方向に沿つて直線方向に移動自在に保持された
    移動体と、この移動体に取り付けられて互いに
    対面する押圧部と前記歯に噛み合う複数個の台
    形凹部とで前記タイミングベルトを挾持する弾
    性材により形成された保持部材とを設け、前記
    歯の傾斜角度よりも前記台形凹部の傾斜角度を
    大きく設定するとともに前記歯の先端部の歯厚
    よりも前記台形凹部の底部の幅を小さく設定し
    たことを特徴とする移動体の駆動装置。 2 台形凹部の幅をタイミングベルトの挿入方向
    に向かうにつれ小さくしたことを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の移動体の駆
    動装置。
JP1985114268U 1985-07-25 1985-07-25 Expired JPH0436284Y2 (ja)

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JP1985114268U JPH0436284Y2 (ja) 1985-07-25 1985-07-25

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JP1985114268U JPH0436284Y2 (ja) 1985-07-25 1985-07-25

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Publication Number Publication Date
JPS6222852U JPS6222852U (ja) 1987-02-12
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5757951B2 (ja) * 1978-11-24 1982-12-07 Asahi Chemical Ind

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6222376Y2 (ja) * 1980-09-25 1987-06-06
JPS58185458U (ja) * 1982-06-04 1983-12-09 セイコーエプソン株式会社 シリアルプリンタの印字ヘツド移送機構

Patent Citations (1)

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JPS5757951B2 (ja) * 1978-11-24 1982-12-07 Asahi Chemical Ind

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JPS6222852U (ja) 1987-02-12

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