JPH10331927A - ベルト伝動装置 - Google Patents

ベルト伝動装置

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Publication number
JPH10331927A
JPH10331927A JP15600197A JP15600197A JPH10331927A JP H10331927 A JPH10331927 A JP H10331927A JP 15600197 A JP15600197 A JP 15600197A JP 15600197 A JP15600197 A JP 15600197A JP H10331927 A JPH10331927 A JP H10331927A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
pulley
rack
gear
timing belt
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP15600197A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Akatsuka
靖 赤塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP15600197A priority Critical patent/JPH10331927A/ja
Publication of JPH10331927A publication Critical patent/JPH10331927A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/02Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members with belts; with V-belts
    • F16H7/023Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members with belts; with V-belts with belts having a toothed contact surface or regularly spaced bosses or hollows for slipless or nearly slipless meshing with complementary profiled contact surface of a pulley

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pulleys (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベルトの送り量を一定にすること。 【解決手段】 プーリ1の両端に設けた歯車2にタイミ
ングベルト6のラック7を噛合わす一方、プーリ1の中
央に設けた歯車2のピッチ円に相当する径のリム部3に
は、タイミングベルト6の中央に設けたラック7のピッ
チ点に相当する高さの接面9を摩擦接触させることによ
って、滑りを生じさせることなく、一定の送り量でタイ
ミングベルト6を駆動するようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はベルトの伝動装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般にタイミングベルトと呼ばれる歯付
きベルトは、キャリッジを主走査方向に駆動するような
高い送り精度が要求されるシリアル型プリンタのような
装置に使用されるが、このようなベルトを用いても、ド
ライブプーリの偏心精度や歯形精度の如何によっては、
ベルトの送りにムラが生じて印字品質を損ねると行った
不都合が生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
プーリの偏心精度や歯形の精度の如何に拘りなくベルト
の送り精度を常に高く維持することのできる新たなベル
ト伝動装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はこの
ような課題を達成するためのベルト伝動装置として、周
面に歯車及び該歯車のピッチ円に相当する径のリム部を
併設したプーリと、内側に歯車と噛合うラック及びリム
部と摩擦接触する、ラックのピッチ点と同一高さの接面
を併設したエンドレスのベルトと、によって構成したも
のである。
【0005】
【作用】このように構成したことにより、プーリに設け
た歯車にベルトに設けたラックを噛合わす一方、プーリ
に設けた歯車のピッチ円に相当する径のリム部に、ベル
トに設けたラックのピッチ点に相当する高さの接面を摩
擦接触させることによって、滑りを生じさせることな
く、一定の送り量でベルトを駆動すること。
【0006】
【発明の実施の形態】そこで以下に本発明の実施例につ
いて説明する。図1は本発明の一実施例を示したもので
ある。
【0007】図において符号1で示した焼結金属よりな
る円筒状のプーリには、その両側端にインボリュート歯
形をなす歯車2、2が形成され、またこれらの中央部に
は、これらの歯車2、2のピッチ円に相当する径のリム
部3が形成されている。
【0008】他方、このプーリ1に懸架されて駆動され
るエンドレスのタイミングベルト6には、その内側の両
側に、プーリ1の歯車2、2と噛合うインボリュート歯
形をなすラック7、7が形成され、またこれらの中央部
には、ラック7、7のピッチ点の高さに相当する位置
に、リム部3と摩擦接触する平坦な接面9が形成されて
いる。
【0009】このように構成された実施例において、い
ま、2つのプーリ1、1にエンドレスのタイミングベル
ト6を一定の張力を付与して懸け渡した上、図示しない
駆動力伝達機構を介して一方のプーリ1を回転させる
と、これら両者は、通常の巻掛け伝動機構と同様に、タ
イミングベルト6の接面9をプーリ1のリム部3に摩擦
接触させると同時に、ラックアンドピニオン機構と同様
に、タイミングベルト6のラック7をプーリ1の歯車3
に噛合わせた状態で、プーリ1の回転をタイミングベル
ト6に伝える。
【0010】したがって、この機構によるベルトの送り
は、平ベルト伝動と同様に、もっぱらタイミングベルト
6の接面9とプーリ1のリム部3との摩擦接触により行
われるため、プーリ1の若干の偏心によっても送り量に
ムラを生じることなく行なわれ、他方、駆動力の伝達
は、通常の歯付きベルトの伝動装置のように、プーリ1
に設けた歯車3とタイミングベルト6に設けたラック7
との噛合いにより行われて、接面9とリム部3との間で
の万一の滑りに対処する。
【0011】ところで、この装置ではプーリ1が偏心し
ている場合、面部分でのベルトの送りと歯部分でのベル
トの送りとの間に送り量の差が生じるが、この差は、タ
イミングベルト6に設けるラック7の剛性によって吸収
させることができ、また、プーリ1の歯車3の表面にゴ
ム等の弾性部材をコーティングすることにより、その弾
性変形によっても吸収させることができる。
【0012】図2は、ベルトの送り量の差を吸収するた
めの手段を備えた本発明の第2の実施例を示したもので
ある。すなわち、この実施例では、タイミングベルト6
の両側に設けたラック7の各歯先にスリット8を入れる
ことにより、各歯を巾方向に若干変形させるように構成
したものである。
【0013】したがってこの実施例では、プーリ1が偏
心していて、面部分でのベルト6の送り量と歯部分での
ベルト6の送り量との間に差が生じた場合に、歯車3と
噛合い状態にあるラック7の歯を変形させることによっ
てこの差を吸収することができる。
【0014】しかもこの実施例では、スリット8を設け
ることによって、バックラッシュを埋める程度にラック
7の各歯厚を大きくすることも可能になるため、バック
ラッシュを生じさせることなくタイミングベルト6を逆
送させることができる。
【0015】ところで以上は、中央の接面を挟んで両側
端に歯を設けたベルトとプーリの例によって本発明を説
明したものであるが、歯を中央にして両側に接面を設け
るようにベルトとプーリを構成することも可能であり、
また、ベルトとプーリの各一側に接面を、各他側に歯を
設けるように構成することもできる。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ベル
ト伝動装置のプーリには、その周面に歯車と、該歯車の
ピッチ内に相当する径のリム部を設け、エンドレスベル
トの内面には、この歯車と噛合うラックと、ラックのピ
ッチ点の高さに相当する高さの接面を設けたので、面部
分によってベルトの送りを、歯部分によってベルトに駆
動力の伝達をそれぞれ分担して行わすことにより、プー
リが偏心しているか否かに拘りなく、常に送り量を一定
に、かつ滑りを生じさせることなくベルトを駆動するこ
とができる。
【0017】しかも、ラックの歯先にスリットを形成す
ることにより、歯による送り量と面による送り量との間
に差が生じた場合でも、ラックの歯の変形によりこれを
吸収してベルトを安定的に駆動することができるばかり
でなく、バックラッシュを生じることなくベルトを逆送
りさせることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例をなすベルト伝達装置の一部
を示した斜視図である。
【図2】他の実施例をなすベルト伝達装置の一部を示し
た斜視図である。
【符号の説明】
1 プーリ 2 歯車 3 リム部 6 タイミングベルト 7 ラック 8 スリット 9 接面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周面に歯車及び該歯車のピッチ円に相当
    する径のリム部を併設したプーリと、 内側に上記歯車と噛合うラック及び上記リム部と摩擦接
    触する、上記ラックのピッチ点と同一高さの接面を併設
    したエンドレスのベルトと、からなるベルト伝動装置。
  2. 【請求項2】 上記プーリには、中央部に上記リム部
    を、両端側には上記歯車を形成し、上記ベルトには、中
    央部に上記接面を、両端側には上記ラックを形成したこ
    とを特徴とする請求項1記載のベルト伝動装置。
  3. 【請求項3】 上記ラックの各歯先にスリットを設けた
    ことを特徴とする請求項1または2記載のベルト伝動装
    置。
JP15600197A 1997-05-29 1997-05-29 ベルト伝動装置 Withdrawn JPH10331927A (ja)

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JP15600197A JPH10331927A (ja) 1997-05-29 1997-05-29 ベルト伝動装置

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JPH10331927A true JPH10331927A (ja) 1998-12-15

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ID=15618172

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100817945B1 (ko) * 2005-12-29 2008-04-02 주식회사 탑 엔지니어링 이송용 타이밍 벨트를 이용한 이송장치
KR200448705Y1 (ko) * 2007-12-31 2010-05-07 현대하이스코 주식회사 컨베이어벨트 장치
CN110623512A (zh) * 2019-09-10 2019-12-31 珠海格力电器股份有限公司 一种皮带传动装置及电动窗帘
CN114059497A (zh) * 2021-12-16 2022-02-18 山东交通学院 适用于多种路侧护栏的移动喷洒装置及移动控制方法

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CN114059497B (zh) * 2021-12-16 2023-08-25 山东交通学院 适用于多种路侧护栏的移动喷洒装置及移动控制方法

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031119

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20060526