JPH0453955Y2 - - Google Patents

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JPH0453955Y2
JPH0453955Y2 JP16881386U JP16881386U JPH0453955Y2 JP H0453955 Y2 JPH0453955 Y2 JP H0453955Y2 JP 16881386 U JP16881386 U JP 16881386U JP 16881386 U JP16881386 U JP 16881386U JP H0453955 Y2 JPH0453955 Y2 JP H0453955Y2
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JP
Japan
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toothed belt
carriage
belt
carriage frame
fixture
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JP16881386U
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JPS6372061U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、歯付きプーリと噛合する歯付きベ
ルトの周回移動によつて、プラテンの長手方向に
沿つて往復移動されるキヤリツジに搭載された印
字ヘツドによりプラテン上の印字用紙に印字が行
われるようにした印字装置に係り、特に前記歯付
きベルトの両端部をキヤリツジに固定するための
固定具の構造に関するものである。
(従来の技術) 従来のこの種の印字装置においては、第4図に
示すように、ほぼL字状をなす固定具21を一対
のねじ22によりキヤリツジフレーム5aに取着
してその固定具21とキヤリツジフレーム5aと
の間に歯付きベルト8の両端部を挟持固定してい
た。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、前記の従来構成は、単に歯付きベル
ト8の両端部を固定具21とキヤリツジフレーム
5aとの間に挟持しただけにすぎないものである
ため、組付け時において、特別の治具等により歯
付きベルト8の端部をベルト自体の張力に抗して
所定位置に保持していないと、キヤリツジフレー
ム5aに対するベルト端部の固定位置がずれて、
歯付きベルト8が弛緩したり斜めになつたりする
おそれがあつて、組付け操作が非常に面倒であつ
た。又、印字装置の動作時においても、キヤリツ
ジ5の往復移動に伴いベルト端部の固定位置にず
れが生じて、歯付きベルト8が弛緩したり斜めに
なつたりするという問題があつた。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) この考案は、前記のような問題点に着目してな
されたものであつて、歯付きベルトの両端部をキ
ヤリツジフレームに固定するための固定具には、
キヤリツジフレームに固定され、そのキヤリツジ
フレームとの間で前記歯付きベルトを挟持する挟
持部と、その挟持部上に形成され、歯付きベルト
の歯と噛合する噛合部と、歯付きベルトの両端と
係合し、その歯付きベルトの長手方向の位置決め
を行うための係合部とを設けたものである。
(作用及び効果) 従つて、この印字装置においては、歯付きベル
トの先端部を保持するための治具等を全く必要と
せず、歯付きベルトの先端部に固定具を係合させ
た状態で、その固定具をキヤリツジフレームに取
着するという至極簡単な操作により、ベルト端部
をキヤリツジフレームに対し位置ずれなく正確に
固定することができ、しかも、印字動作時におい
て、ベルト端部の固定位置にずれが生じて歯付き
ベルトが弛緩したり斜めになつたりするおそれを
確実に防止することもできる。
(実施例) 以下、この考案を具体化した印字装置の一実施
例を第1図〜第3図に従つて詳細に説明する。
第1図に示すように、印字用紙Pを周回支持す
るプラテン1は印字装置のフレーム2の両側板2
a間に回転可能に取着され、その前方にはガイド
軸3及びガイドレール4が平行に延長配置されて
いる。キヤリツジ5はガイド軸3及びガイドレー
ル4上においてプラテン1に沿つて往復移動可能
に支持され、その上部にはプラテン1上の印字用
紙Pに対して印字を行うための印字ヘツド6が搭
載されている。
一対の歯付きプーリ7はキヤリツジ5の往復移
動範囲の両側に位置するように、フレーム2上に
回転可能に支持されている。歯付きベルト8は両
プーリ7間に張設され、その両端部が固定具9を
介してキヤリツジ5のフレーム5aの両側に固定
されている。また、図示しない駆動モータによる
プーリ7の回転に伴い歯付きベルト8が周回移動
されて、キヤリツジ5がプラテン1に沿つて往復
移動される。そして、印字ヘツド6によりプラテ
ン1上の印字用紙Pに対して印字が行われる。
次に、前記固定具9の構成を第2図及び第3図
に従つて詳述すると、この固定具9は合成樹脂に
より一体に形成されている。歯付きベルト8をキ
ヤリツジフレーム5との間で挟持するための挟持
部10は固定具9の中央に設けられ、その上下に
は固定ねじ11を挿通するための一対の挿通孔1
2が形成されると共に、裏面側端部には歯付きベ
ルト8の屈曲を防止するための円弧部10aが形
成されている。また、歯付きベルト8を通すため
の凹所13は挟持部10の一側縁に形成され、そ
の両端縁にはキヤリツジフレーム5のエツジ(図
示せず)に係合可能な一対の係合爪14が突設さ
れている。
歯付きベルト8を通すための透孔15は挟持部
10の他端部に形成され、その開口縁の一側には
歯付きベルト8の歯8aと噛合する噛合部16が
設けられている。係合部17は前記円弧部10a
の反対側において透孔15の開口縁の他側外面に
突設され、歯付きベルト8の端面と係合してその
歯付きベルト8の長手方向の位置決めを行うよう
になつている。
さて、この固定具9を使用して歯付きベルト8
の両端部をキヤリツジ5のフレーム5aに固定す
る場合には、歯付きベルト8の端部を固定具9の
凹所13から前記円弧部10a及び挟持部10の
裏面を経て透孔15内に挿通し、その端面を係合
部17に係合させると共に、歯8aを噛合部16
に噛合させる。この状態で固定具9を固定ねじ1
1によりキヤリツジフレーム5aに取着すると、
歯付きベルト8が挟持部10とキヤリツジフレー
ム5aとの間に挟着保持され、ベルト端部がキヤ
リツジフレーム5aに対して位置ずれなく正確に
固定される。
又、この歯付きベルト8の端部の固定状態で
は、ベルト8の歯8aが固定具9の噛合部16に
噛合しているため、印字装置の印字動作時に、キ
ヤリツジ5の往復移動に伴つて、ベルト端部の固
定位置にずれが生じ、歯付きベルト8が弛緩した
り斜めになつたりすることは全くない。
尚、キヤリツジフレーム5に歯付きベルト8の
幅に応じた切欠部を設けることにより、歯付きベ
ルト8の上下方向のガタが確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化した印字装置の部分
平面図、第2図は歯付きベルトの端部の固定構成
を分解して示す部分斜視図、第3図は同構成の部
分断面図、第4図は従来の構成の部分斜視図であ
る。 1……プラテン、5……キヤリツジ、5a……
キヤリツジフレーム、6……印字ヘツド、7……
プーリ、9……固定具、10……挟持部、16…
…噛合部、17……係合部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 印字ヘツド6が搭載されたキヤリツジ5に固定
    具9を介して固定するとともに、歯付きプーリ7
    と噛合する歯付きベルト8を備え、その歯付きベ
    ルト8の周回移動により前記キヤリツジ5がプラ
    テン1の長手方向に沿つて往復移動されるように
    した印字装置において、 前記固定具9には、 キヤリツジフレーム5aに固定され、そのキヤ
    リツジフレーム5aとの間で前記歯付きベルト8
    を挟持する挟持部10と、 その挟持部10上に形成され、歯付きベルト8
    の歯8aと噛合する噛合部16と、 歯付きベルト8の両端と係合し、その歯付きベ
    ルト8の長手方向の位置決めを行うための係合部
    17と を設けたことを特徴とする印字装置。
JP16881386U 1986-10-31 1986-10-31 Expired JPH0453955Y2 (ja)

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JP16881386U JPH0453955Y2 (ja) 1986-10-31 1986-10-31

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JPS6372061U JPS6372061U (ja) 1988-05-14
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JP5838595B2 (ja) * 2010-09-08 2016-01-06 株式会社リコー 画像形成装置
JP2012076450A (ja) * 2010-09-09 2012-04-19 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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JPS6372061U (ja) 1988-05-14

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