JPH0140692Y2 - - Google Patents

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JPH0140692Y2
JPH0140692Y2 JP17116081U JP17116081U JPH0140692Y2 JP H0140692 Y2 JPH0140692 Y2 JP H0140692Y2 JP 17116081 U JP17116081 U JP 17116081U JP 17116081 U JP17116081 U JP 17116081U JP H0140692 Y2 JPH0140692 Y2 JP H0140692Y2
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JP
Japan
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guide shaft
carriage
support member
machine frame
guide
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JP17116081U
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JPS5874556U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 この考案はプリンタに関するものであつて、特
にキヤリツジ往復用案内軸を固定するとともに、
キヤリツジ往復駆動用ベルトにテンシヨンを与え
るための構成に関するものである。
目 的 この考案の目的は構成を簡単にすることができ
るとともに、組付作業を容易におこなうことがで
きる新規なプリンタを提供することにある。
実施例 以下この考案を具体化した一実施例を図面にも
とづいて説明すると、第1図に示すようにプリン
タの機枠の左右位置に設けられた両側板1,2間
にはプラテン4が回転可能に支持されている。ま
た、このプラテン4の前方位置において両側板
1,2に形成された軸孔5,6にはプラテン4と
平行をなすキヤリツジ用案内軸7が挿入支持され
ており、この案内軸7により印字ヘツド(図示し
ない)を載置したキヤリツジ8の往復動が案内さ
れる。この案内軸7の右端部には右方の側板2の
外面と係合する位置決め手段としてのストツプリ
ング9が嵌着されており、両側板1,2に対する
案内軸7の左方向の位置決めがなされている。ま
た、この案内軸7の右端面には小さな凹部10が
形成されている。
第1図および第2図に示すように底板3に設け
られた嵌合孔13には、支持部材11がその下端
の嵌合突起12において嵌合支持されており、そ
の支持部材11は第1図において左右方向に若干
傾動可能となつている。第1図に示すようにこの
支持部材11の自由端側すなわち上端部には第1
のねじ孔14が設けられ、この第1のねじ孔14
には調整ねじ15が螺入されている。そして、こ
の調整ねじ15の先端は案内軸7の前記凹部10
に嵌入されており、この調整ねじ15を適宜右ま
たは左へ回転させることにより、支持部材11が
左右に傾動されるとともに、前記案内軸7の左方
向の位置決めがなされる。また、第1のねじ孔1
4の下方において支持部材11には挿通孔16が
形成され、この挿通孔16には錠止部材としての
固定ねじ17が座金18を介して右方から挿通さ
れており、その止めねじ17の先端は右方の側板
2に設けられた第2のねじ孔19に螺入されてい
る。そして、その固定ねじ17を締めつけたと
き、支持部材11の右方への傾動が阻止されると
ともに、調整ねじ15により案内軸7の右方向の
位置決めがなされる。
一方、第1図に示すように左方の側板1の内側
において底板3上には駆動モータ22が配置さ
れ、そのモータ軸上には駆動車としての歯付きの
駆動プーリ23が固着されている。また、第1図
および第2図に示すように支持部材11の中央部
には方形状の透孔20が形成されるとともに、こ
の透孔20の両側部には側板2の方向に向かつて
く字状に屈折する支持部21が形成されている。
そして、この透孔20内には前記駆動プーリ23
と対をなすように案内車としての歯付きのアイド
ルプーリ24が支軸24aに対して回転可能に設
けられており、その支軸24aの両端部が前記支
持部21に係合支持されている。
そして、これ等両プーリ23,24間には歯付
きの駆動ベルト25が右方の側板2に形成した透
孔26内を通つて捲き掛けられている。この駆動
ベルト25の一部には前記キヤリツジ8の下端部
が固定され、駆動ベルト25の左右への移動にと
もないこのキヤリツジ8が案内軸7に沿つて往復
動され、キヤリツジ8上に載置された印字ヘツド
によりプラテン4上の印字用紙(図示しない)に
対して印字がおこなわれる。
さて、以上のように構成されたこのプリンタの
組付方法を説明すると、まず、案内軸7の右端部
にストツプリング9を嵌着してこの案内軸7をプ
リンタの右方から両軸孔6,5に挿入する。そし
て、支持部材11の嵌合突起12を底板3の嵌合
孔13に嵌入したのち、駆動ベルト25が捲き掛
けられたアイドルプーリ24を支持部材11の透
孔20内に配置し、その支軸24aを支持部21
にて支持する。
この状態で調整ねじ15を締めつけていくと、
ストツプリング9により案内軸7の左方への移動
が阻止されているため、支持部材11の上端部は
しだいに側板2から離隔され、アイドルプーリ2
4が支持部材11とともに右方に移動されて駆動
ベルト25に適宜なるテンシヨン調節がなされ
る。このとき、調整ねじ15は駆動ベルト25の
テンシヨンにより案内軸7を左方に向かつて押圧
するため、ストツプリング9が右方の側板2の外
面に強力に圧接される。
そして、この状態において第2のねじ孔19に
螺入された固定ねじ17を側板2に対して締めつ
けると、調整ねじ15により左方への傾動が阻止
された支持部材11はその固定ねじ17の頭部に
より右方への傾動も阻止されるため右方の側板2
に対して所定の位置に錠止される。したがつて、
案内軸7はその長手方向における右方への抜け止
めがなされるとともに、駆動ベルト25は所定の
テンシヨンが付与された状態に保持される。
こうして、前述した構成によれば、案内軸7の
組み付けと、駆動ベルト25にテンシヨンを調節
するための機構の組み付けとを同時におこなうこ
とができるため、従来のように双方が独立した構
成からなり、別個な組付作業による場合と比較し
て、組付工程をより減少させることが可能であ
る。また、この構成によれば案内軸7の左端部に
はねじ止め、止め輪等による位置決め手段が不要
となるため、部品点数を削減することも可能であ
る。
効 果 以上詳述したようにこの考案は、案内軸の一端
部に一方向の位置決め手段を設けるとともに、案
内車を支持する支持部材を機枠に対し回動可能に
設け、この支持部材の自由端を案内軸の端面に当
接させることによつて、支持部材が、ベルトにテ
ンシヨンを与えるように、案内車を移動可能に支
持する機能と、案内軸を抜け止めする機能とを兼
ねることができ、部品点数が削除され、組付作業
を容易におこなうことができるという優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案を具体化した一実施例を示すも
のであり、第1図はプリンタの一部破断正面図、
第2図はその要部拡大側面図である。 左側板……1、右側板……2、底板……3、プ
ラテン……4、案内軸……7、キヤリツジ……
8、ストツプリング……9、支持部材……11、
調整ねじ……15、固定ねじ……17、駆動プー
リ……23、アイドルプーリ……24、駆動ベル
ト……25。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 印字ヘツドを載置したキヤリツジ8と、 機枠の両側部1,2間にプラテン4と平行とな
    るように支持されたキヤリツジ用案内軸7と、 両側部の一方1に設けられた駆動車23と、 その駆動車と対をなすように他方の側部2に配
    置された案内車24と、 前記両車23,24間に捲き掛けられるととも
    に一部が前記キヤリツジ8に固着された駆動用ベ
    ルト25とを有し、駆動車23を回転させること
    によつて前記キヤリツジ8を案内軸7に沿つて往
    復動させながらプラテン4上の印字用紙に印字を
    行うプリンタにおいて、 前記案内軸7には一端部に前記機枠2と係合し
    て機枠に対する長手方向における一方向の位置決
    め手段9が設けられていることと、 一端が前記機枠に回動可能に支持され前記案内
    車24を回転可能に支持する支持部材11と、 その支持部材11の自由端側に設けられ、一端
    が前記位置決め手段9を機枠に圧接する方向から
    前記案内軸の端面に接触するように配置される当
    接部材15とを有し、 機枠に対して位置決め手段9を前記当接部材1
    5により一方向から圧接することによつて案内軸
    7の長手方向における他方向の抜け止めがなされ
    るように構成したことを特徴とするプリンタ。
JP17116081U 1981-11-17 1981-11-17 プリンタ Granted JPS5874556U (ja)

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JP17116081U JPS5874556U (ja) 1981-11-17 1981-11-17 プリンタ

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JP17116081U JPS5874556U (ja) 1981-11-17 1981-11-17 プリンタ

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Publication Number Publication Date
JPS5874556U JPS5874556U (ja) 1983-05-20
JPH0140692Y2 true JPH0140692Y2 (ja) 1989-12-05

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