JP2002127536A - キャリッジ取り付け装置及び該キャリッジ取り付け装置を備えた記録装置 - Google Patents

キャリッジ取り付け装置及び該キャリッジ取り付け装置を備えた記録装置

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JP2002127536A
JP2002127536A JP2000319392A JP2000319392A JP2002127536A JP 2002127536 A JP2002127536 A JP 2002127536A JP 2000319392 A JP2000319392 A JP 2000319392A JP 2000319392 A JP2000319392 A JP 2000319392A JP 2002127536 A JP2002127536 A JP 2002127536A
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JP
Japan
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fixing member
carriage
timing belt
mounting device
unevenness
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Application number
JP2000319392A
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English (en)
Inventor
Masahiro Isono
正博 磯野
Masaki Shimomura
正樹 下村
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易かつ確実に固定部材とタイミングベルト
の凹凸を噛合させてキャリッジをタイミングベルトに固
定することの出来るキャリッジ取り付け装置及びこのよ
うなキャリッジ取り付け装置を備えたプリンタを提供す
ること。 【解決手段】 キャリッジ取り付け装置は、キャリッジ
本体部に突設された第一の固定部材4の下面に形成され
た平歯車状の第一の凹凸4aとタイミングベルト16の
上面に形成された平歯車状の第二の凹凸16aとを噛合
せしめてキャリッジをタイミングベルト16に固定する
キャリッジ取り付け装置であって、第一の固定部材4の
下方位置に、第一の固定部材4の直下部に凹孔5aの形
成された第二の固定部材5を設け、凹孔5aの幅を、第
一の固定部材4の両側面とそれぞれ所定の間隔Lを形成
するように第一の固定部材4の幅より広く形成したもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット式
プリンタ等の記録装置において、記録ヘッドを搭載した
キャリッジを、該キャリッジを駆動するためのタイミン
グベルトに噛合させるためのキヤリッジ取り付け装置及
び該キャリッジ取り付け装置を備えた記録装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図3及び4に、キャリッジ取り付け装置
の従来例を示す。図3は、キャリッジ取り付け装置の従
来例の斜視図、図4はこの従来例の要部正面図である。
【0003】図3及び図4において、キャリッジ11
は、キャリッジ11の本体に突設された軸受け部12に
より、主走査方向と平行にプリンタ本体に設けられたキ
ャリッジガイド軸13上に摺動自在に軸支されている。
【0004】さらに、キャリッジ11は、キャリッジガ
イド軸13側に向かって突設された固定部材14,15
により、キャリッジ11を駆動する無端のタイミングベ
ルト16に固定されている。固定部材14の下面には平
歯状の凹凸が形成されており、タイミングベルト16の
表面に形成された平歯状の凹凸と噛合している。
【0005】キャリッジ11の固定部材14をタイミン
グベルト16と図4に示すような状態に互いの凹凸を噛
合させて固定するには、従来は、キャリッジ11の固定
部材14,15により形成される空隙に、図3の右正面
方向から左背面方向にタイミングベルト16を押し込み
ながら、固定部材14の下面の凹凸とタイミングベルト
16の上面の凹凸とを噛合させ、固定していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、固定部材1
4,15により形成される空隙もタイミングベルト16
の厚さも製造上多少ばらつきを生じる場合があり、固定
部材14,15の空隙よりもタイミングベルト16の厚
さの方が大きくなってしまうときにはタイミングベルト
16を固定部材14,15の空隙中に挟み込むことが出
来ないため、タイミングベルト16の背面を削ってその
厚さを薄くする必要があり、また、逆の場合には、固定
部材14の下面の凹凸とタイミングベルト16の上面の
凹凸とが確実に噛合しない場合があるという欠点があっ
た。
【0007】なお、特開平2-503780号公報(同
特許第2772566号掲載公報)に開示された発明で
は、下側の固定部材15に対応するガイド部材が上側の
固定部材の下面の一部とのみ空隙を形成しているが、こ
の空隙を形成する部分では上記図4に示したものとと同
一の課題を有するものである。
【0008】本発明の課題は、容易かつ確実に固定部材
とタイミングベルトの凹凸を噛合させてキャリッジをタ
イミングベルトに固定することの出来るキャリッジ取り
付け装置及びこのようなキャリッジ取り付け装置を備え
た記録装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本願請求項1に記載の発明に係るキャリッジ取り付
け装置は、キャリッジ本体部に突設された第一の固定部
材の下面に形成された平歯状の第一の凹凸とタイミング
ベルトの上面に形成された平歯状の第二の凹凸とを噛合
せしめて前記キャリッジを前記タイミングベルトに固定
するキャリッジ取り付け装置において、前記第一の固定
部材の下方位置に、該第一の固定部材の直下部に凹孔の
形成された第二の固定部材を設け、前記凹孔の幅を、前
記第一の固定部材の両側面とそれぞれ所定の間隔を形成
するように該第一の固定部材の幅より広く形成したこと
を特徴とするものである。
【0010】本発明によれば、第一の固定部材の下面と
第二固定部材の上面との間に空隙が形成されないので、
タイミングベルトの厚みに多少のばらつきが存在して
も、極めて容易かつ確実に第一の凹凸と第二の凹凸とを
噛合せしめてキャリッジをタイミングベルトに固定する
ことが出来る。
【0011】また、本願請求項2に記載の発明は、請求
項1に記載されたキャリッジ取り付け装置において、前
記第一の固定部材の前記下面の一部に前記第一の凹凸を
形成しない平坦部を設けたことを特徴とするものであ
る。本発明によれば、無担ベルトを伸張させながら第一
の凹凸に第二の凹凸を噛合せしめることによって、キャ
リッジをタイミングベルトにより確実に固定することが
出来る。
【0012】また、本願請求項3に記載の発明は、請求
項2に記載されたキャリッジ取り付け装置において、前
記平坦部が前記下面の略中央部に形成されたことを特徴
とするものである。本発明によれば、第一の凹凸と第二
の凹凸との噛合をより安定して行うことが出来る。
【0013】また、本願請求項4に記載の発明は、請求
項2または3に記載されたキャリッジ取り付け装置にお
いて、前記平坦部が矩形であることを特徴とするもので
ある。本発明によれば、平坦部を容易に形成することが
出来る。
【0014】また、本願請求項5に記載の発明は、請求
項1から4のいずれか1項に記載されたキャリッジ取り
付け装置において、前記第一の固定部材が4角柱状であ
ることを特徴とするものである。本発明によれば、第一
の固定部材を容易に形成することが出来る。
【0015】また、本願請求項6に記載の発明は、請求
項1から5のいずれか1項に記載されたキャリッジ取り
付け装置において、前記所定の間隔は、少なくとも、前
記第一の固定部材の最も外側の前記第一の凹凸の先端と
前記凹孔の上端のエッジ部との間隔が前記タイミングベ
ルトの厚さのばらつきの範囲より大きいことを特徴とす
るものである。本発明によれば、より確実かつ容易にキ
ャリッジをタイミングベルトに取り付けることが出来
る。
【0016】また、本願請求項7に記載の発明にかかる
記録装置は、請求項1から6のいずれか1項に記載した
キャリッジ取り付け装置を備えたことを特徴とするもの
である。本発明によれば、キャリッジを極めて容易かつ
確実にタイミングベルトに取り付けることが出来る生産
性の良いインクジェット式プリンタ等の記録装置を提供
することが出来る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の第1の実施の形
態のキャリッジ取り付け装置の要部を示す正面図であ
る。
【0018】図3に示したのと同様なキャリッジ11の
本体部の裏面には、4角柱状の固定部材4が突出して設
けられ、その下面には、タイミングベルト16の上面に
形成された凹凸16aと噛合する平歯状の凹凸4aが形
成されている。
【0019】キャリッジ11の本体部裏面の固定部材4
の下方位置には、該固定部材4の直下部に凹孔5aの形
成された箱型の固定部材5が突出して設けられている。
凹孔5aの幅(タイミングベルト16の延伸方向の長
さ)は、固定部材4の両側面とそれぞれ所定の間隔Lを
形成するように固定部材4の幅より2Lだけ広く形成さ
れている。間隔Lは、タイミングベルト16の凹凸16
aを固定部材4の凹凸4aに噛合させる際に、固定部材
4の最も外側の凹凸4aの先端と凹孔5aの上端のエッ
ジ部との間隔がタイミングベルト16の厚さのばらつき
の範囲より大きくなるように設定されている。
【0020】キャリッジ11をタイミングベルト16に
取り付けるには、図1の紙面の上方(図3の斜視図の右
正面方向)からタイミングベルト16をその凹凸16a
が固定部材4の下面に形成された凹凸4aと噛合するよ
うに固定部材の4の下面に挿入すればよい。組み付け状
態では、無端のタイミングベルト16は、両端が図示し
ないプーリによってテンションが掛かった状態で架け渡
されるため、前記挿入により、タイミングベルト16は
その凹凸16aが固定部材4の凹凸4aにしっかりと噛
合した状態になる。この際、固定部材4の下面と固定部
材5の上面乃至凹孔5aの下面との間に十分な間隔が保
たれているため、固定部材4及び固定部材5の形成位置
やタイミングベルト16の厚さに多少のばらつきが生じ
ても、タイミングベルト16の凹凸16aを極めて容易
かつ確実に固定部材4の凹凸4aに噛合させてキャリッ
ジ11をタイミングベルト16に固定することが出来
る。なお、固定部材4の形状は、4角柱状に限定される
ものではなく、他の任意の形状を取り得ることは言うま
でもない。
【0021】図2は、本発明の第2の実施の形態のキャ
リッジ取り付け装置の要部を示す正面図である。図にお
いて、図1に示した構成要素と同一の構成要素には同一
の参照符号をつけてその説明を省略する。
【0022】本実施の形態に係る固定部材4’の下面の
略中央部には、凹凸4a’の形成されていない矩形形状
の平坦部4b’が形成されている。平坦部4b’の幅
(タイミングベルト16の延伸方向の長さ)は、本実施
の形態では固定部材4’の幅の約1/4に形成されてい
る。
【0023】本実施の形態において、キャリッジ11を
タイミングベルト16に取り付ける時は、タイミングベ
ルト16をその長さ方向(図2の左右方向)に伸張させ
ながら、タイミングベルト16の凹凸16aと固定部材
4’の下面の凹凸4a’とを噛合させる。このようにキ
ャリッジ11をタイミングベルト16に取り付けること
により、キャリッジ11をタイミングベルト16により
確実に固定することが出来る。
【0024】なお、平坦部4b’の幅が、固定部材4’
の幅の約1/4であることは一例に過ぎず、他の適当な
幅を取り得ることは言うまでもない。また、平坦部4
b’の形成位置は、固定部材4’の下面の略中央部に限
らず、下面の任意の位置であってよい。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、第二の固定部材の第一
の固定部材の直下位置に凹孔を形成し、この凹孔の幅
を、第一の固定部材の両側面とそれぞれ所定の間隔を形
成するように該第一の固定部材の幅より広く形成したの
で、第一の固定部材の下面と第二固定部材の上面との間
に空隙が形成さることがなく、タイミングベルトの厚み
に多少のばらつきが存在しても、極めて容易かつ確実に
第一の固定部材の下面に形成された第一の凹凸とタイミ
ングベルトの上面に形成された第二の凹凸とを噛合せし
めてキャリッジをタイミングベルトに固定することが出
来る。
【0026】また、前記キャリッジ取り付け装置をプリ
ンタが備えることで、キャリッジを極めて容易かつ確実
にタイミングベルトに取り付けることが出来る生産性の
良いプリンタを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のキャリッジ取り付
け装置の要部を示す正面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態のキャリッジ取り付
け装置の要部を示す正面図である。
【図3】従来のキャリッジ取り付け装置の一例の要部斜
視図である。
【図4】図3に示した従来例の要部正面図である。
【符号の説明】
4,4’,5 固定部材 4a,4a’,16a 凹凸 4b’ 平坦部 5a 凹孔 11 キャリッジ 16 タイミングベルト L 間隔

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリッジ本体部に突設された第一の固
    定部材の下面に形成された平歯車状の第一の凹凸とタイ
    ミングベルトの上面に形成された平歯車状の第二の凹凸
    とを噛合せしめて前記キャリッジを前記タイミングベル
    トに固定するキャリッジ取り付け装置において、前記第
    一の固定部材の下方位置に、該第一の固定部材の直下部
    に凹孔の形成された第二の固定部材を設け、前記凹孔の
    幅を、前記第一の固定部材の両側面とそれぞれ所定の間
    隔を形成するように該第一の固定部材の幅より広く形成
    したことを特徴とするキャリッジ取り付け装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第一の固定部材
    の前記下面の一部に前記第一の凹凸を形成しない平坦部
    を設けたことを特徴とするキャリッジ取り付け装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記平坦部が前記下
    面の略中央部に形成されたことを特徴とするキャリッジ
    取り付け装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3において、前記平坦部
    が矩形であることを特徴とするキャリッジ取り付け装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれか1項におい
    て、前記第一の固定部材が4角柱状であることを特徴と
    するキャリッジ取り付け装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれか1項におい
    て、前記所定の間隔は、少なくとも、前記第一の固定部
    材の最も外側の前記第一の凹凸の先端と前記凹孔の上端
    のエッジ部との間隔が前記タイミングベルトの厚さのば
    らつきの範囲より大きいことを特徴とするキャリッジ取
    り付け装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれか1項に記載し
    たキャリッジ取り付け装置を備えたことを特徴とする記
    録装置。
JP2000319392A 2000-10-19 2000-10-19 キャリッジ取り付け装置及び該キャリッジ取り付け装置を備えた記録装置 Pending JP2002127536A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009292154A (ja) * 2009-09-18 2009-12-17 Seiko Epson Corp キャリッジ搬送用ベルトとキャリッジとの連結保持構造及び該連結保持構造を備えた記録装置

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JP2009292154A (ja) * 2009-09-18 2009-12-17 Seiko Epson Corp キャリッジ搬送用ベルトとキャリッジとの連結保持構造及び該連結保持構造を備えた記録装置

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