JP4505938B2 - プリンタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はプリンタの筐体構造に関し、特に、プリンタの機能を実現する構成部品を支えるフレーム部材に対し、プリンタの外形を構成するケース部材を固定する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的なプリンタは、印字ヘッドや用紙の搬送ローラ等のプリンタの機能を実現する構成部品を、剛性の高い金属製のフレーム部材に支えるようにし、このフレーム部材を、プラスチックなどの弾性のある材料で形成されるケース部材で覆った構造を有している。
【0003】
このような構造を有するプリンタの組み立ては、通常、数本のネジを使用してフレーム部材にケース部材を固定する。あるいは、フレーム部材側に形成された係止部分を、ケース部材側に形成された係止部分に係合すると共に、数本のネジを使用してフレーム部材にケース部材を固定するということが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来のプリンタにおいては、ケース部材の固定のために数本のネジによる締結を必要とするが、プリンタ内部の保守、点検作業を行う際にこれらを取り付け又は取り外す作業は煩雑となる。このため、ケース部材の着脱を容易に行うことが可能なプリンタのケース構造が要求されている。
【0005】
一方で、ネジを用いない締結構造を採用する場合、プリンタの使用による振動などで該締結が徐々に緩んでいくようなことがあり、前記着脱が容易な構成のケース構造が要求される一方で、ネジを用いたときのような強固な締結が要求されている。
【0006】
従って本発明の目的は、プリンタの筐体構造において、板状の固定金具を用いることによって、フレーム部材に対するケース部材の着脱を容易にできるようにすることにある。
【0007】
本発明の別の目的は、前記板状の固定金具の抜けを防止することによって、ケース部材の取り付けを強固にすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明のプリンタは、プリンタの機能を実現する構成部品を支えるフレーム部材であって、第1の係合部を備えたものと、前記フレーム部材を覆い、プリンタの外形の一部を構成するケース部材であって、第2の係合部を備えたものと、略L字状をなし、その両端の位置で前記ケース部材及び前記フレーム部材を略直線的な移動により貫通させて、前記第1及び第2の係合部のそれぞれを係合することで、前記フレーム部材に対し前記ケース部材を固定する長尺板状の固定金具と、略L字状をなし、その両端の位置で前記ケース部材に係合してプリンタの外形の一部を構成し、前記固定金具と係合する当接部を備えた金具カバーと、を備え、前記固定金具は、前記金具カバーの前記当接部に対向する位置に孔を備え、前記金具カバーの装着時に前記孔の位置で前記当接部と係合することを特徴とする。
【0009】
上記構成において、ケース部材はフレーム部材に対し、長尺状の固定金具によって固定される。該固定金具は、これを覆う金具カバーの装着によってその移動を規制され、フレーム部材のケース部材に対する取り付けが強固なものとなる。
【0010】
ここで、前記金具カバーは、その前記固定金具の移動方向に沿う方向の移動によって その両端に前記ケース部材に係合する第3の係合部と第4の係合部を備え、前記金具カバーの当接部が前記第3の係合部の近傍に配置されていることが好ましい。
【0011】
このように、金具カバーの係合部の近傍に前記当接部を配置することによって、それらの部材の製造誤差や経年変化があった場合においても該当接部による固定金具の規制の程度が低下することが最小に抑えられる。
【0012】
また、好ましい態様においては、前記固定金具は、前記金具カバーの当接部に対向する位置に孔を備え、前記金具カバーの装着時に該孔の位置で、前記当接部と係合する。
【0013】
また、前記固定金具が略L字状をなし、その両端の位置で前記ケース部材及び前記フレーム部材に係合することができる。
【0014】
更に、前記金具カバーが前記固定金具を覆うように前記プリンタの筐体に固定されることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に沿って説明する。図1は本発明の一実施形態に係るプリンタの外観斜視図、図2は金具カバーを取り外した状態のプリンタの外観斜視図である。これら図に示すプリンタ10は、例えばインクジェット方式で印刷を行うものであり、ここでは図示しないフレーム部材に印字のための機能部品を搭載し、これを本体ケース部材20及びフロントケース部材30によって外装することによって構成されている。これら本体ケース部材20及びフロントケース部材30は、プラスチックなどの弾性のある材料で形成されている。また、本体ケース部材20及びフロントケース部材30は、図2に示す固定金具40によってフレーム部材に対し固定され、一体にされている。プリンタ10の前面上部には、この固定金具40を覆うように金具カバー25が取り付けられる。従って、プリンタ10はその筐体構造に関して、機能部品を搭載したフレーム部材を、本体ケース部材20及びフロントケース部材30で覆い、固定金具40でこれを固定し、更にその上に金具カバー25を装着することによって、その外形を構成するようにしている。なお、用紙排出面26の下方は、図示しないロール紙の収納扉と一体にされた前面カバー27によって外装される。
【0016】
本体ケース部材20内において、フレーム部材上には、印字ヘッドや搬送ローラ等の図示しない印字機構が設置され、またロール紙を収納可能な収納空間が形成されている。収納空間内に投入されたロール紙は、プリンタ10の前面から引き出され、印刷後に用紙排出面26から排出される。一方、フロントケース部材30内において、フレーム部材上には、インクカートリッジの収納空間が形成され、フロントケース部材30の前方に形成した開閉蓋31を開放することによって、その装着、交換が可能とされている。
【0017】
図3は、プリンタ10の筐体構造を示す分解斜視図である。図に従って、フレーム部材に対するケース部材の固定構造について説明する。なお、図ではフレーム部材50に搭載されるプリンタの機能部品が省略されている。
【0018】
フレーム部材50は、鉄その他の剛性のある金属材料で形成されており、概略的に2つの構成部分、すなわち本体フレーム部51とフロントフレーム部52によって構成されている。本体フレーム部51は、インクジェット式の印字機構部、用紙搬送部、ロール紙収納部などプリンタの主要な機能部品を搭載し、この部分は本体ケース部材20に覆われる。フロントフレーム部52は、インクカートリッジ挿入部、インク供給部などを搭載し、ここはフロントケース部材30に覆われる。
【0019】
本体ケース部材20は、平面的に見て略コの字状に構成された、一対の側面板21、22及びこれらの一端を連結する背面板23を備え、更にその上方を閉塞する上面板24を備える。本体ケース部材20の前方面側は、図で明らかなように、開放され、この開放側からフレーム部材50に対し本体ケース部材20を(図中X方向と逆方向に)移動していき、フレーム部材50を覆うようにされる。フレーム部材50に対する本体ケース部材20の係合に関し、本体ケース部材20の両側面板21、22の内壁面下部には、それぞれ3種類の係合爪20a、20b及び20cが形成され、これらは、本体ケース部材20の装着時に、本体フレーム部51の側面に形成した3つの係合片50a、50b及び50cにそれぞれ係合され、フレーム部材に対する本体ケース部材20の動きを規制する。すなわち、係合爪20aは、その装着時にフレーム部材の係合片50aを乗り越え、側面板21、22の弾性復帰力によってその内側面に係合し、本体ケース部材20が図中X方向へ外れることを防止する。係合爪20bは、係合片50bの内側、すなわち係合片50bと本体フレーム部51の側面との間に係合し、これによって本体ケース部材20が図中Y方向へ広がることを防止する。係合爪20cは、X方向に伸びる一対のレール部材で構成され、本体ケース部材の装着時に、係合片50cに係合し、これによって本体ケース部材20が図中Z方向へ移動することを防止する。また、係合爪20cと係合片50cの係わり合いは、本体ケース部材20を装着する際のガイド部材として機能し、該装着をスムーズにする。以上の構成によって、本体ケース部材20は、その下方部分においてフレーム部材50に固定される。
【0020】
次に、本体ケース部材20とフロントケース部材30のフレーム部材50に対する上部の固定構造について説明する。各ケース部材の上部の固定に関し、本実施形態では長尺板状の固定金具40を用いる。概略的に言えば、各ケース部材20、30及びフレーム部材50のぞれぞれに形成した係合孔乃至は係合片を、フレーム部材に対するケース部材の装着時に位置合わせされるように配置し、ここに、長尺板状の固定金具40を挿入してこれら相互の固定を行う。
【0021】
固定金具40は、鉄などの剛性のある金属材料で形成された概略L形を有する長尺板状の部材であり、その全長によって第1係止部40aが形成されると共に、その一端をコ字状に折り曲げ加工することによってここに第2係止部40bを形成する。第1係止部40aの先端は、その幅寸法が縮小されており、後述するフレーム部材50の係合孔50dに対する挿入を容易にする。また、第1係止部40aの途中には、係止孔40cが形成されている。係止孔40cは、後述する金具カバー25の当接部25dと係り合い、該係り合いによって固定金具40の抜けが防止される。これらの具体的な構成及び作用については後述する。
【0022】
一方、前記固定金具40の第1係止部40aとの係合に関し、フレーム部材50には係合孔50dが形成され、本体ケース部材20には係合片20dが形成され、またフロントケース部材30には2つの係合孔30a、30bが形成されている。フレーム部材50に対し、本体ケース部材20及びフロントケース部材30を装着した状態で、フレーム部材の係合孔50dの両側に、フロントケース部材の係合孔30a、30bが位置し、係合孔30bの更に外側に、本体ケース部材の係合片20dが位置する。これら係合孔及び係合片は、各ケース部材の装着状態で、概略位置合わせされており、ここに固定金具の第1係止部40aを挿入することによって、これらの部材間の固定がなされる。すなわち、固定金具40は、その第1係止部40aの先端から、仮想線で示すように、順次係合孔30a、50d、30bに貫通され、その先端において本体ケース部材20の係合片20dに係合される。ここで、フロントケース部材30の係合孔30a及び30bは、これをフレーム部材50に装着した状態で、フレーム部材50の前面部とフロントケース部材30の前面部との当たりにより、フレーム部材の係合孔50dの中央位置から手前にずれた位置で配置される。図で示すように、フレーム部材50の係合孔50dは、その中央の領域が幅広に形成されており、前述のように係合孔がずれた位置にあっても、固定金具の第1係止部40aの幅狭に形成された先端部の挿入が可能となる。固定金具40をこれらの係合孔に挿入していき、その先端部がフレーム部材の係合孔50dを超えていく過程で、該先端部及び係合孔50dに形成された傾斜面によって、第1係止部40aは係合孔50dの幅狭の領域に導かれ、フロントケース部材30は、フレーム部材50に対し強固に固定される。
【0023】
また、前記固定金具40の第2係止部40bとの係合に関し、フレーム部材50には係合孔50eが形成され、本体ケース部材20にはその一方の側面板21の端部に係合孔20eが形成されている。フレーム部材50に対し、本体ケース部材20を装着した状態で、フレーム部材の係合孔50eの外側に、本体ケース部材の係合孔20eが位置する。これら係合孔は、本体ケース部材の装着状態で、概略位置合わせされており、ここに固定金具の第2係止部40bを挿入することによって、これらの部材間の固定がなされる。すなわち、固定金具40の第2係止部40bは、仮想線で示すように、順次係合孔20e、50eに貫通される。ここで、本体ケース部材20の係合孔20e及び前述の係合片20dは、これをフレーム部材50に装着した状態で、フレーム部材50の背面部と本体ケース部材20の背面部との当たりにより、フレーム部材の係合孔50dの中央位置から手前にそれぞれ僅かにずれた位置で配置される。固定金具40の第1及び第2の係止部40a、40bが、これら係合孔及び係合片に挿入された状態で、これらの位置合わせがなされ、このとき本体ケース部材の両側面板21及び22が、フレーム部材50側に引かれ(このときフレーム部材50の背面の中央領域が本体ケース部材20の背面板に強く押される)、これによって強固な固定が実現される。
【0024】
次に、前記固定金具40の外側に配置される金具カバー25について説明する。図4は金具カバー25をその背面側から見た斜視図を示している。金具カバー25は、各ケース部材20及び30と同じ材料、すなわちプラスチックなどの弾性のある材料からなり、図2及び図4に示すように、固定金具40及びその装着領域の形状に沿って略L字状に形成されている。金具カバー25の一端には、係合片25aが形成され、また他端には係合爪25b及びその両側の係合片25cが形成され、これら係合片25a、25c及び係合爪25bを介して、金具カバー25はプリンタ筐体側へ固定される。
【0025】
金具カバー25は更に、その背面における前記一方の係合片25aの近傍に、固定金具40への当接部25dを備える。当接部25dは、金具カバー25の背面から突出し、その当接面が固定金具40に形成した係止孔40cの辺に係合するよう配置される。
【0026】
図5は前記金具カバー25をプリンタ筐体へ装着した状態における平断面図を示し、図6及び図7はその要部を拡大して示している。これら図及び先の図2において、金具カバー25の一端側の係合片25aは、固定金具40を貫通したフロントケース部材30の係合孔30aに係合され、他端側の係合爪25b及び係合片25cは、本体ケース部材20の側面板21の側縁に係合され、これらの係合によって金具カバー25は、固定金具40を覆った状態でプリンタ側へ装着されることとなる。なお、係合爪25bは、図5及び図7に示すように、固定金具の第2係止部40bが挿入される係合孔20eに隣接して形成した孔20f内に嵌入される。金具カバー25の当接部25dは、その装着時に、固定金具40の係止孔40cの辺に係合し、固定金具40が抜ける方向(図中、矢印A方向)に移動することを防止する。
【0027】
金具カバー25は、その取り付けに関し、図5に仮想線で示すように、最初にその係合片25aを係合孔30aに挿入される。このとき、その近傍に配置された当接部25dが固定金具40の係止孔40cの片に当接され、これを固定金具の挿入方向(矢印Aと逆方向)に押し付ける。仮に、金具カバー25の装着時に固定金具40の挿入が不十分であった場合でも、該当接部25dと係止孔40cの係合によって、固定金具40はその挿入方向に押し付けられ、完全に挿入されることとなる。次に、金具カバー25の後部側を僅かに湾曲させながら、その先端の係合爪25b及び係合片25cが本体ケース部材の側面板21の側縁の内側に来るようにし、これを該側縁に係合させる。以上により、金具カバー25は、固定金具40を覆うようにしてプリンタの筐体側に固定され、このときその当接部25dが固定金具側に係合して、該固定金具40の抜け止めとしても機能される。
【0028】
以上、本発明の一実施形態を図面に沿って説明したが、本発明は上記実施形態において示された事項に限定されず、特許請求の範囲及び発明の詳細な説明の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者がその変更・応用を行うことができる範囲が含まれる。本実施形態においては、金具カバー25に形成した当接部25dを、固定金具40の係止孔40cに係合するように構成したが、固定金具40側に突部を形成し、ここに係合するように構成しても良いし、また当接部25d側に該固定金具側の突部が係合する孔を形成しても良い。また、本発明の実施に際して、前記当接部25dの位置は一方の係合片25aから離れた位置にあってもよく、例えば、これを他方の係合片25cよりに形成し、固定金具40のコの字状に加工した領域に当接させるよう構成しても良い。本発明の実施に際し、固定金具や金具カバーの具体的な形状、構造が、前記実施形態に示されたものに限定されず、種々の態様が可能なことは当業者であれば明らかであろう。
【0029】
【発明の効果】
以上の如く本発明によれば、フレーム部材に対するケース部材の締結を、ネジを用いることなく、1本の長尺状の固定金具を用いることによって行うことができるので、該ケース部材の取り付け及び取り外しが極めて容易になると共に、該固定金具を覆う金具カバーによってその抜けが防止されるので、前記取り付け及び取り外しの容易性にも拘わらず、その締結を強固なものにすることができる。
【0030】
また、金具カバーの当接部を、その係合部の近傍に配置した本発明においては、係合部と当接部の製造誤差及び経年変化による固定金具の緩みを最小に抑えることができると共に、該係合部の係合の際に、該当接部による固定金具に対する押圧を容易に確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るプリンタの外観斜視図である。
【図2】金具カバーを取り外した状態のプリンタの外観斜視図である。
【図3】プリンタの筐体構造を示す分解斜視図である。
【図4】金具カバーをその背面側から見た斜視図である。
【図5】金具カバーをプリンタ筐体へ装着した状態における平断面図である。
【図6】図5の要部拡大図である。
【図7】図5の要部拡大図である。
【符号の説明】
10 プリンタ
20 本体ケース部材
20a、20b、20c 係合爪
20d 係合片
20d 係合部
20e 係合孔
21、22 側面板
23 背面板
24 上面板
25 金具カバー
25a、25c 係合片
25b 係合爪
25c 係合片
25d 当接部
26 用紙排出面
27 前面カバー
30 フロントケース部材
30a、30b 係合孔
31 開閉蓋
40 固定金具
40a 第1係止部
40b 第2係止部
40c 係止孔
50 フレーム部材
50a、50b、50c 係合片
50d、50e 係合孔
51 本体フレーム部
52 フロントフレーム部
Claims (3)
- プリンタの機能を実現する構成部品を支えるフレーム部材であって、第1の係合部を備えたものと、
前記フレーム部材を覆い、プリンタの外形の一部を構成するケース部材であって、第2の係合部を備えたものと、
略L字状をなし、その両端の位置で前記ケース部材及び前記フレーム部材を略直線的な移動により貫通させて、前記第1及び第2の係合部のそれぞれを係合することで、前記フレーム部材に対し前記ケース部材を固定する長尺板状の固定金具と、
略L字状をなし、その両端の位置で前記ケース部材に係合してプリンタの外形の一部を構成し、前記固定金具と係合する当接部を備えた金具カバーと、を備え、
前記固定金具は、前記金具カバーの前記当接部に対向する位置に孔を備え、前記金具カバーの装着時に前記孔の位置で前記当接部と係合することを特徴とするプリンタ。 - 前記金具カバーは、その両端に前記ケース部材に係合する第3の係合部と第4の係合部を備え、前記固定金具を覆うように前記プリンタの筐体に固定され、前記金具カバーの前記当接部と前記固定金具の前記孔を係合させることで、前記固定金具の挿入方向及びその反対方向の動きを規制することを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
- 前記金具カバーの当接部が、前記第3の係合部の近傍に配置されていることを特徴とする請求項2に記載のプリンタ。
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