JP2578371Y2 - サーマルヘッドの着脱構造 - Google Patents

サーマルヘッドの着脱構造

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JP2578371Y2
JP2578371Y2 JP1992011310U JP1131092U JP2578371Y2 JP 2578371 Y2 JP2578371 Y2 JP 2578371Y2 JP 1992011310 U JP1992011310 U JP 1992011310U JP 1131092 U JP1131092 U JP 1131092U JP 2578371 Y2 JP2578371 Y2 JP 2578371Y2
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収 渡辺
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Tec Corp
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Toshiba TEC Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、サーマルヘッドを用い
たラベルプリンタ等に利用されるサーマルヘッドの着脱
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ラベルプリンタ等においてサーマ
ルヘッドを交換する頻度は比較的高いものであるため、
その着脱構造は着脱作業が容易であるように配慮して種
々の形式のものが実用化されている。その一例として
は、実開平1−119344号公報に記載されたような
ものがあり、その構造及び作用を図5及び図6に基づい
て説明する。
【0003】まず、板金製のヘッド保持体1が支軸2に
回動自在に取り付けられている。このヘッド保持体1
は、プリンタ本体の前面側が図5では左側であり、支軸
2が位置する側は、プリンタ本体の奥側である。そし
て、平面部分はヘッド取付部3とされており、このヘッ
ド取付部3の奥側の中央には、ヘッド取付切欠4が形成
されている。また、前記ヘッド取付部3には、二個の位
置決め突部5が設けられている。ついで、印字ヘッド6
が設けられている。この印字ヘッド6は、サーマルヘッ
ドであり、図示しない発熱部が形成された基板7とこの
基板7に固定された放熱板8とよりなり、前記放熱板8
には、前記位置決め突部5に係合する位置決め凹部9が
形成されているとともに前記ヘッド取付切欠4に嵌り込
む直径の軸部10が固定されている。この軸部10は、
所定直径のスリーブ11とこのスリーブ11を前記放熱
板8に固定するためのビス12とよりなる。そして、前
記スリーブ11に摺動自在にガイド板13が取り付けら
れ、このガイド板13は圧縮ばね14により前記放熱板
8の上面に圧接されている。また、前記ガイド板13の
一端には、傾斜した案内部15が形成されている。
【0004】このような構成において、ヘッド保持体1
に印字ヘッド6を取り付ける場合には、プリンタ本体を
開放してヘッド保持体1の奥側から印字ヘッド6を手前
側に移動させる。この時、放熱板8の上面をヘッド取付
部3の下面に位置させ、そのヘッド取付部3の上面にガ
イド板13を位置させる。そのため、ガイド板13と放
熱板8との間には、ヘッド取付部3が挿入された形にな
るが、ガイド板13には傾斜した案内部15が形成され
ているため、ヘッド取付部3への挿入が容易になる。そ
して、スリーブ11がヘッド取付切欠4に挿入され、位
置決め凹部9に位置決め突部5を係合させると、ヘッド
保持体1に対する印字ヘッド6の位置決めと固定とがな
される。また、逆にヘッド保持体1から印字ヘッド6を
取り外す場合には、放熱板8を下方へ押し下げ、位置決
め突部5と位置決め凹部9との係合を解除した上で印字
ヘッド6を奥側へ移動させる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】印字ヘッド6の着脱作
業において、ヘッド保持体1に対する印字ヘッド6の位
置は、そのヘッド保持体1の奥側になるので、作業時に
見にくく、かつ、組込にくい。また、印字ヘッド6の放
熱板8に軸部10を形成する場合、ガイド板13がスリ
ーブ11の下端位置に入り込み、これにより、スリーブ
11で押えられた状態になり易い。この状態で組込まれ
てしまうと、ガイド板13がスリーブ11に沿って移動
することがなく、これにより、組立不能な状態になって
しまう。
【0006】
【課題を解決するための手段】プリンタ本体の開閉扉が
設けられた前面に近接して配置されるとともに前面側に
開放した平板状で中央部に形成された切欠部とこの切欠
部の両側に形成された二つの位置決め係止部とを有する
ヘッド取付部を備えたヘッド保持体と、このヘッド保持
体の前記ヘッド取付部の一面に面接合し前記位置決め係
止部に係合する位置決め係止部が形成された印字ヘッド
と、この印字ヘッドに取り付けられ前記印字ヘッドとの
間で前記ヘッド取付部の前記切欠部の両側で、かつ、前
記印字ヘッドの前後方向の略中央部で前記ヘッド取付部
を挟持する弾性脚が一体的に形成された板ばねとよりな
り、前記印字ヘッドを前記ヘッド取付部に沿わせて前記
ヘッド保持体の面側からそのヘッド保持体に取り付け
るようにした。
【0007】
【作用】ヘッド保持体に対する印字ヘッドの着脱は、プ
リンタ本体の前面側から行なえるため、印字ヘッドを目
視した状態で広い作業空間で行なうことができ、これに
より、印字ヘッドの着脱の作業性を向上させることがで
き、また、ヘッド取付部を挟持する板ばねには、弾性脚
が一体的に形成されているため、印字ヘッドに板ばねを
取り付けるだけで良く、これにより、印字ヘッドに設け
る保持機構の組立てを容易に行なうことができ、また、
不良品が発生することがなく、しかも、印字ヘッドがヘ
ッド取付部の一面に面接合し、板ばねの弾性脚がヘッド
取付部の切欠部の両側を挟持し、かつ、弾性脚の挾持位
置は印字ヘッドの前後方向の略中央に位置していること
により印字ヘッドの取付状態がきわめて安定しているも
のである
【0008】
【実施例】本考案の一実施例を図1乃至図4に基づいて
説明する。まず、プリンタ本体16が設けられ、このプ
リンタ本体16の前面側には回動支点を下にした開閉扉
17が開閉自在に取り付けられている。また、支軸18
を中心にして前端が前記開閉扉17に位置させたヘッド
保持体19が起伏自在に取り付けられており、このヘッ
ド保持体19には、印字ヘッド20が取り付けられてい
る。これらのヘッド保持体19と印字ヘッド20との詳
細については、後述する。
【0009】しかして、前記プリンタ本体16の後端に
は、長尺状の台紙21に矩形状のラベル22を等間隔に
貼着してロール状に巻回されたラベル用紙23が用紙供
給軸24に取り付けられている。そして、前記ラベル用
紙23は、ガイド軸25を経て前記印字ヘッド20に対
向するプラテン26に達し、かつ、ラベル剥離部27で
ラベル22が剥離された後の台紙21は、ガイド軸28
を経て台紙巻取軸29に達する。
【0010】ついで、前記ヘッド保持体19は、その前
面側を開放した平板状のヘッド取付部30を有し、この
ヘッド取付部30の中央部には、矩形状の切欠部31が
形成されている。また、前記ヘッド取付部30の両側に
は、位置決め係止部となる二個の突起32が設けられて
いる。つぎに、前記印字ヘッド20は、図示しない発熱
部を備えた基板33とこの基板33に固定された放熱板
34とよりなる。この放熱板34には、前記突起32に
係合して位置決め係止部となる二個の凹部35が形成さ
れている。さらに、前記放熱板34には、ビス36によ
り板ばね37が取り付けられている。この板ばね37に
は、前記放熱板34の端縁に係合して回り止めをする屈
曲縁38と前記ヘッド取付部30に係合する二枚の弾性
脚39とが一体的に形成されている。そして、前記弾性
脚39の後端には、前記ヘッド取付部30の挿入を容易
にするための傾斜した案内部40が形成されている。
【0011】このような構成において、ヘッド保持体1
9に印字ヘッド20を取り付けるには、プリンタ本体1
6の開閉蓋17を開放し、そのプリンタ本体16の前面
を開放する。そして、ヘッド保持体19に対してその前
面側から印字ヘッド20を挿入するが、この場合に、図
3(a)に示すように、放熱板34の上面をヘッド取付部
30の下面に接触させた状態で印字ヘッド20を奥側へ
押し込む。この時に、ガイド部40が傾斜しているた
め、放熱板34と板ばね37との間にヘッド取付部30
を挿入させることが容易である。そして、図3(b)に示
す過程を経て図3(c)に示すように突部32と凹部35
とが係合すると、ヘッド保持体19に対して印字ヘッド
20は位置決めされつつ固定される。この状態において
は、弾性脚39がヘッド取付部30の上面に当接し、板
ばね37を放熱板34に固定しているビス36部分は、
切欠部31に入り込む。
【0012】しかして、印字ヘッド20を取り外す場合
にも、開閉蓋17を開いてプリンタ本体16の前面から
取り外すための操作を行なうことができる。そのため、
印字ヘッド20の着脱は、プリンタ本体16のスペース
の大きな前面で作業することができるため、きわめて作
業性が良く、また、印字ヘッド20を目視した状態で着
脱作業を行なうことができる。さらに、ラベル用紙23
を取り付けた状態で印字ヘッド20を着脱しても、ラベ
ル用紙23を傷付けたりすることがない。
【0013】
【考案の効果】本考案は上述のように、プリンタ本体の
開閉扉が設けられた前面に近接して配置されるとともに
前面側に開放した平板状で中央部に形成された切欠部と
この切欠部の両側に形成された二つの位置決め係止部と
を有するヘッド取付部を備えたヘッド保持体と、このヘ
ッド保持体の前記ヘッド取付部の一面に面接合し前記位
置決め係止部に係合する位置決め係止部が形成された印
字ヘッドと、この印字ヘッドに取り付けられ前記印字ヘ
ッドとの間で前記ヘッド取付部の前記切欠部の両側で、
かつ、前記印字ヘッドの前後方向の略中央部で前記ヘッ
ド取付部を挟持する弾性脚が一体的に形成された板ばね
とよりなり、前記印字ヘッドを前記ヘッド取付部に沿わ
せて前記ヘッド保持体の面側からそのヘッド保持体に
取り付けるようにしたので、ヘッド保持体に対する印字
ヘッドの着脱は、プリンタ本体の前面側から行なえるた
め、印字ヘッドを目視した状態で広い作業空間で行なう
ことができ、これにより、印字ヘッドの着脱の作業性を
向上させることができ、また、ヘッド取付部を挟持する
板ばねには、弾性脚が一体的に形成されているため、印
字ヘッドに板ばねを取り付けるだけで良く、これによ
り、印字ヘッドに設ける保持機構の組立てを容易に行な
うことができ、また、不良品が発生することがなく、し
かも、印字ヘッドがヘッド取付部の一面に面接合し、板
ばねの弾性脚がヘッド取付部の切欠部の両側を挟持し、
かつ、弾性脚の挾持位置は印字ヘッドの前後方向の略中
央に位置していることにより印字ヘッドの取付状態がき
わめて安定している等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すものでプリンタ本体の
全体を示す側面図である。
【図2】ヘッド保持体と印字ヘッドとの関係を示す分解
斜視図である。
【図3】印字ヘッドの取付過程を示す縦断側面図であ
る。
【図4】印字ヘッドを取り付けた状態の斜視図である。
【図5】従来の一例を示すものでヘッド保持体と印字ヘ
ッドとの関係を示す分解斜視図である。
【図6】ガイド板部分の詳細を示す部分縦断側面図であ
る。
【符号の説明】
19 ヘッド保持体 20 印字ヘッド 30 ヘッド取付部 32 位置決め係止部 35 位置決め係止部 37 板ばね 39 弾性脚

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタ本体の開閉扉が設けられた前面
    に近接して配置されるとともに前面側に開放した平板状
    で中央部に形成された切欠部とこの切欠部の両側に形成
    された二つの位置決め係止部とを有するヘッド取付部を
    備えたヘッド保持体と、このヘッド保持体の前記ヘッド
    取付部の一面に面接合し前記位置決め係止部に係合する
    位置決め係止部が形成された印字ヘッドと、この印字ヘ
    ッドに取り付けられ前記印字ヘッドとの間で前記ヘッド
    取付部の前記切欠部の両側で、かつ、前記印字ヘッドの
    前後方向の略中央部で前記ヘッド取付部を挟持する弾性
    脚が一体的に形成された板ばねとよりなり、前記印字ヘ
    ッドを前記ヘッド取付部に沿わせて前記ヘッド保持体の
    面側からそのヘッド保持体に取り付けるようにしたこ
    とを特徴とするサーマルヘッドの着脱構造。
JP1992011310U 1992-03-06 1992-03-06 サーマルヘッドの着脱構造 Expired - Lifetime JP2578371Y2 (ja)

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JPH0572450U JPH0572450U (ja) 1993-10-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3154388B2 (ja) * 1995-06-26 2001-04-09 東芝テック株式会社 サーマルプリンタ
JP4505376B2 (ja) * 2005-03-30 2010-07-21 株式会社新盛インダストリーズ サーマルプリンタにおけるヘッド着脱機構
JP5384967B2 (ja) * 2009-02-24 2014-01-08 サトーホールディングス株式会社 サーマルプリンタ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0541891Y2 (ja) * 1987-04-06 1993-10-22
JPS6427245U (ja) * 1987-08-10 1989-02-16
JPH066933Y2 (ja) * 1988-12-07 1994-02-23 東京電気株式会社 サーマルヘツド支持装置

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