JPH066933Y2 - サーマルヘツド支持装置 - Google Patents

サーマルヘツド支持装置

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JPH066933Y2
JPH066933Y2 JP15907988U JP15907988U JPH066933Y2 JP H066933 Y2 JPH066933 Y2 JP H066933Y2 JP 15907988 U JP15907988 U JP 15907988U JP 15907988 U JP15907988 U JP 15907988U JP H066933 Y2 JPH066933 Y2 JP H066933Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
thermal head
head
lock pin
head holder
leaf spring
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP15907988U
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English (en)
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JPH0278345U (ja
Inventor
泉 松下
輝久 井上
Original Assignee
東京電気株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、サーマルヘッド支持装置に関する。
従来の技術 先ず、第6図ないし第8図に従来のサーマルヘッドの支
持装置を示す。16はサーマルヘッドで、このサーマル
ヘッド16の発熱面21とは反対側の背面22には、環
状の溝50を有するロックピン51が立設されるととも
にこのロックピン51の両側に位置する二つの係止孔5
2が形成されている。第7図で明らかなように、二つの
係止孔52の内の一方は円形であるが他方は横長であ
る。ヘッドホルダ17にはサーマルヘッド16の背面2
2が接触される取付面23が形成され、ヘッドホルダ1
7には、取付面23に開口する孔53が形成されている
とともに楕円形のクリップ状のスプリング54が設けら
れている。さらに、ヘッドホルダ17の両側にはガイド
ピン55が立設されている。
したがって、第8図に示すように、ヘッドホルダ17の
取付面23にサーマルヘッド16の背面22を対向さ
せ、係止孔52とガイドピン55とを係合させながらロ
ックピン51を孔53に挿入し、スプリング54にロッ
クピン51の溝50を弾発的に係合させることにより、
サーマルヘッド16がヘッドホルダ17に支持される。
考案が解決しようとする課題 サーマルヘッド16をヘッドホルダ17に取付ける場
合、係止孔52はヘッドホルダ17により隠され、孔5
3も小さいのでロックピン51も位置が定まるまでは孔
53から見ることができず両者の係合状態が分かり難
い。これにより、サーマルヘッド16の取付作業が面倒
である。
課題を解決するための手段 プラテンに対向して保持されるヘッドホルダにサーマル
ヘッドの背面を摺動自在に保持する取付面を形成し、前
記ヘッドホルダの前記取付面に前記サーマルヘッドの摺
動方向に沿う一端開口の切欠と係止孔とを形成し、先端
に拡開部を有して前記切欠に挿入されるロックピンと前
記係止孔に係合されるガイドピンとを前記サーマルヘッ
ドの背面に立設し、一端が前記ヘッドホルダに固定され
自由端に向かうに従い前記取付面から離反する方向に傾
斜する板ばねを設け、この板ばねに前記ロックピンの前
記拡開部以外の部分の径に対応する幅の一端開口のスリ
ットを前記切欠に沿わせて形成した。
作用 サーマルヘッドのロックピンをヘッドホルダの切欠及び
板ばねのスリットの開口側の端部から挿入し、このロッ
クピンをスリットの奥に挿入しそのスリットの奥に拡開
部を係合させる過程でガイドピンを係止孔に係合させ
る。この状態では、板ばねのスリットとロックピンとの
嵌合及び係止孔とガイドピンとの係合によりサーマルヘ
ッドとヘッドホルダとの平面方向の位置を定めることが
でき、また、自由端に向かうに従い取付面から離反する
方向に傾斜する板ばねがロックピンを軸方向に付勢する
ため、サーマルヘッドの背面をヘッドホルダの取付面に
密着させることができる。このサーマルヘッドの取付作
業中は、板ばねのスリットに対するロックピンの挿入状
態を常時視野内で認識することができ、また、サーマル
ヘッドを覆うヘッドホルダに係止孔が形成されているた
め、ガイドピンと係止孔との位置合わせを容易にすると
ともにその係合状態を確実に確認することができ、した
がって、サーマルヘッドの取付作業を容易に行うことが
できる。
実施例 本考案の一実施例を第1図ないし第5図に基づいて説明
する。第6図ないし第8図において説明した部分と同一
部分は同一符号を用いて説明する。第5図はラベルプリ
ンタの全体構造を示す側面図で、図中、1はフレーム
で、このフレーム1には、長尺状の用紙2を巻回状態で
保持する用紙保持軸3と、用紙2の経路を定める案内ロ
ーラ4と、板5を湾曲させた搬送路6とが設けられてい
る。この搬送路6の一側には用紙2の一側縁に対向する
基準面7が形成されている。また、フレーム1には、ロ
ール状に巻回されたインクリボン8を保持するリボン保
持軸9と、このインクリボン8を巻取るリボン巻取軸1
0と、インクリボン8の経路を案内する案内ローラ11
とが設けられている。また、フレーム1には搬送路6の
下面に所定の間隔を開けて対向するベース12が固定さ
れ、このベース16にはスキューローラ13を搬送路6
に圧接する板ばね14の一端が固定されている。さら
に、フレーム1にはプラテン15が前記リボン巻取軸1
0とともにモータ(図示せず)に連結されて回転自在に
設けられ、このプラテン15に接触するサーマルヘッド
16を保持するヘッドホルダ17が支軸18中心に回動
自在にフレーム1に取付けられている。さらに、フレー
ム1にはサーマルヘッド16に立設されたロックピン1
9に当接するカム20が回動自在に取付けられている。
次いで、第1図ないし第4図に示すように、ヘッドホル
ダ17にはサーマルヘッド16の発熱面21とは反対側
の背面22を摺動自在に保持する取付面23が形成さ
れ、この取付面23にはサーマルヘッド16の摺動方向
(第3図、第4図において左右方向)に沿う一端開口の
切欠24と係止孔25,26とが形成されている。一方
の係止孔25は円形であるが他方の係止孔26は横長の
楕円形である。また、先端に拡開部27を有して前記切
欠24に挿入されるロックピン19と前記係止孔25又
は26に係合されるガイドピン29とが前記サーマルヘ
ッド16の背面22に立設されている。さらに、一端が
前記ヘッドホルダ17に固定され自由端に向かうに従い
前記取付面23から上方に離反する方向に傾斜する板ば
ね30が設けられている。この板ばね30には前記ロッ
クピン19の拡開部27の下の小径部分28の径に対応
する幅のスリット31が前記切欠24に沿わせて形成さ
れている。なお、この切欠24の幅は前記ロックピン1
9の小径部28の径と拡開部27の径との中間の寸法に
定められている。さらに、前記ヘッドホルダ17の両側
には前記サーマルヘッド16の幅よりやや広い間隔で対
向する側板32が形成されている。
このような構成において、サーマルヘッド16の装着に
際しては、カム20を回してヘッドホルダ17から退避
させ、支軸18を中心にヘッドホルダ17を起し、この
状態で、第3図及び第4図に示すように、サーマルヘッ
ド16をリボン保持軸9側からヘッドホルダ17の側板
32の間に挿入し、サーマルヘッド16の背面22から
突出するロックピン19を見ながらヘッドホルダ17の
切欠24及び板ばね30のスリット31の開口側の端部
から挿入し、このロックピン19の小径部28をスリッ
ト31の奥に挿入しそのスリット31の奥に拡開部27
を係合させる過程でガイドピン29を係止孔25,26
に係合させる。この状態では、第1図及び第2図に示す
ように、板ばね30のスリット31とロックピン19の
小径部28との嵌合及び係止孔25,26とガイドピン
29との係合によりサーマルヘッド16とヘッドホルダ
17との平面方向の位置を定めることができ、また、自
由端に向かうに従い取付面23から離反する方向に傾斜
する板ばね30がロックピン19を軸方向に付勢するた
め、サーマルヘッド16の背面22をヘッドホルダ17
の取付面23に密着させることができる。
このようなサーマルヘッド16の取付作業中は、板ばね
30のスリット31へのロックピン19の挿入状態を常
時視野内で認識することができ、また、サーマルヘッド
16を覆うヘッドホルダ17に係止孔25,26が形成
されているため、ガイドピン29と係止孔25,26と
の位置合わせを容易にするとともにその係合状態を確実
に確認することができ、したがって、サーマルヘッド1
6の取付作業を容易にかつ確実に行うことができる。
考案の効果 本考案は上述のように構成したので、板ばねのスリット
とロックピンとの嵌合及び係止孔とガイドピンとの係合
によりサーマルヘッドとヘッドホルダとの平面方向の位
置を定めることができ、また、自由端に向かうに従い取
付面から離反する方向に傾斜する板ばねがロックピンを
軸方向に付勢するため、サーマルヘッドの背面をヘッド
ホルダの取付面に密着させることができ、しかも、サー
マルヘッドの取付作業中は、板ばねのスリットに対する
ロックピンの挿入状態を常時視野内で認識することがで
き、また、サーマルヘッドを覆うヘッドホルダに係止孔
が形成されているため、ガイドピンと係止孔との位置合
わせを容易にするとともにその係合状態を確実に確認す
ることができ、したがって、サーマルヘッドの取付作業
を容易に行うことができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案の一実施例を示すもので、
第1図は平面図、第2図は第1図におけるA−A線部の
縦断側面図、第3図及び第4図はヘッドホルダへのサー
マルヘッドの取付過程を第1図におけるA−A線部で示
す縦断側面図、第5図はラベルプリンタの全体構造を示
す側面図、第6図ないし第8図は従来例を示すもので、
第6図は平面図、第7図は第6図におけるB−B線部の
縦断側面図、第8図はヘッドホルダへのサーマルヘッド
の取付過程を第6図におけるB−B線部で示す縦断側面
図である。 15……プラテン、16……サーマルヘッド、17……
ヘッドホルダ、19……ロックピン、22……サーマル
ヘッドの背面、23……取付面、24……切欠、25,
26……係止孔、27……拡開部、29……ガイドピ
ン、30……板ばね、31……スリット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラテンに対向して保持されるヘッドホル
    ダにサーマルヘッドの背面を摺動自在に保持する取付面
    を形成し、前記ヘッドホルダの前記取付面に前記サーマ
    ルヘッドの摺動方向に沿う一端開口の切欠と係止孔とを
    形成し、先端に拡開部を有して前記切欠に挿入されるロ
    ックピンと前記係止孔に係合されるガイドピンとを前記
    サーマルヘッドの背面に立設し、一端が前記ヘッドホル
    ダに固定され自由端に向かうに従い前記取付面から離反
    する方向に傾斜する板ばねを設け、この板ばねに前記ロ
    ックピンの前記拡開部以外の部分の径に対応する幅の一
    端開口のスリットを前記切欠に沿わせて形成したことを
    特徴とするサーマルヘッド支持装置。
JP15907988U 1988-12-07 1988-12-07 サーマルヘツド支持装置 Expired - Lifetime JPH066933Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15907988U JPH066933Y2 (ja) 1988-12-07 1988-12-07 サーマルヘツド支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15907988U JPH066933Y2 (ja) 1988-12-07 1988-12-07 サーマルヘツド支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0278345U JPH0278345U (ja) 1990-06-15
JPH066933Y2 true JPH066933Y2 (ja) 1994-02-23

Family

ID=31439976

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15907988U Expired - Lifetime JPH066933Y2 (ja) 1988-12-07 1988-12-07 サーマルヘツド支持装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2578371Y2 (ja) * 1992-03-06 1998-08-13 株式会社テック サーマルヘッドの着脱構造

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Publication number Publication date
JPH0278345U (ja) 1990-06-15

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