JPS6234774Y2

JPS6234774Y2 -

Info

Publication number: JPS6234774Y2
Application number: JP17655781U
Authority: JP
Priority date: 1981-11-27
Filing date: 1981-11-27
Publication date: 1987-09-04
Also published as: JPS5882256U

Description

【考案の詳細な説明】本案は所定のカードをプラテンに簡単且つ確実
に装着することができるように工夫されたタイプ
ライタ用カードホルダー装置に係る。

次に之を図の実施例により詳記すると、１は板
金からなる主体にして、この主体１の略中央より
前方部位にはカード２の大きさに相当する大きさ
の方形状の窓３が穿れている外、その窓３の下端
縁（第１図に於て手前端縁）には前方に突出せし
めて形成されたカード２押え用の耳部４（４_１…
…４_３）が設けられている。又主体１の下方部位
（第１図に於て手前方部位）には切欠５が穿設さ
れていて、この切欠５によつて形成された一対の
脚部６，６′の夫々の下端部（第１図に於て手前
端部）には夫々前方に折り曲げて形成された鈎部
７，７′が設けられている外、主体１の前方側の
両側端部の前記鈎部７，７′と相対向する位置に
形成された遊離端部を手前に折り曲げて鈎部８，
８′となしてある。９，９′は板金を略Ｌ字状に形
成せしめた一対の案内金具にして、これらの金具
９，９′は主体１の前方端部上に詳記するカード
２の押え金具１０の横巾の長さよりも少しく長い
間隔で、スポツト熔接等の方法で一体的に設けら
れている。又主体１の縦方向（第１図に於て上下
方向）の長さＡはこれを装置しようとするプラテ
ン１１の外周の長さＢよりも僅かに短く形成せし
めてあつて、この主体１をプラテン１１の所望の
位置に捲いた後、前記鈎部７，８と７′，８′に
夫々主体１の両側方より線条を略割ピン状に折り
曲げて形成された一対の止めピン１２，１２′を
挿入せしめて、主体１をプラテン１１の外周部に
締め付けた状態でプラテン１１より脱落すること
がないように一体的に装着する。（第５図はこの
状態を示してある。）而して、前記押え金具１０
は前記カード２の横巾の長さよりも少しく短い長
さの略逆梯形体からなつていて、その前記プラテ
ン１１の外周に沿う円弧状に形成された底面部の
略中央部には永久磁石１３が埋設されている外、
その一側端縁（第３図に於て手前側端縁）にはカ
ード２押え用の耳部１４（１４_１……１４_３）が
突設されている。

叙上の構成に於て、カード２をプラテン１１に
装着するにはプラテン１１に装置された主体１の
耳部４（４_１……４_３）とプラテン１１との間に
カード２の下側縁部２′を挿入せしめた状態で、
主体１の窓３内にカード２を位置せしめた後、
（第６図はこの状態を示してある。）カード２をプ
ラテン１１の外周面になじませ乍ら、プラテン１
１に向け押えた上で、押え金具１０を案内金具
９，９′に案内せしめ乍ら、その耳部１４（１４
_１……１４_３）とプラテン１１との間に、カード
２の上端部を位置せしめた状態で主体１に永久磁
石１３の磁力で装置すればよい。（第７図はその
状態を示してある。）次にカード２をプラテン１１より取り外しする
には前記したと反対の操作をすればよい。

以上申述べたように、本案装置によればカード
２を極めて簡単な操作により装着することができ
る外、装着後は永久磁石１３の磁力による押え金
具１０と主体１との接着でカード２の装着状態は
確実に維持されるばかりでなく、カード２のプラ
テン１１よりの取り外しも又簡単である外、プラ
テン１１を全く損ずることなく、主体１を簡単且
つ確実にプラテン１１に装置し、又はプラテン１
１より取り外しすることができるばかりでなく、
その構成も簡単であつて、これをプレス機等の利
用により、容易且つ安価に製作することができる
等これが使用による実用的効果は極めて多大であ
る。

【図面の簡単な説明】

図面は本案の実施例であつて、第１図は展開し
た状態で示した主体の平面図、第２図はカードの
一例を示した平面図、第３図は一部分を切欠いで
示した拡大斜視図、第４図は一部分を断面で示し
た一部の拡大平面図、第５図はプラテンに装着し
た状態で示した正面図、第６図と第７図は夫々異
つた状態で示した側断面図である。１……主体、２……カード、３……窓、４（４
_１……４_３）……耳部、５……切欠、６，６′…
…脚部、７，７′，８及び８′……鈎部、９，９′
……案内金具、１０……押え金具、１１……プラ
テン、１２，１２′……止めピン、１３……永久
磁石、１４（１４_１……１４_３）……耳部。

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

板金からなると共に、その前方部位にカード２
の大きさに相当する大きさの窓３と、該窓３の下
端縁に前方に突出せしめて形成された耳部４（４
_１……４_３）と、下方部位に穿れた切欠５と、該
切欠５によつて形成された一対の脚部６，６′の
夫々の下端部を前方に折り曲げて形成した鈎部
７，７′と、前方側の両端部の前記鈎部７，７′と
相対向する位置に形成された遊離端部を手前に折
り曲げて形成された鈎部８，８′と、前方端部上
に設けられた一対の案内金具９，９′とからなる
主体１と、該主体１がプラテン１１に巻かれたと
き、前記鈎部７，８と７′，８′に夫々挿入せしめ
て主体１を前記プラテン１１の外周部に締め付け
する一対のピン１２，１２′と、前記プラテン１
１の外周に沿う円弧状に形成された底面部に埋設
された永久磁石１３を具えると共に、一側縁に耳
部１４（１４_１……１４_３）が突設された押え金
具１０とからなるタイプライタ用カードホルダー
装置。