JPH05103930A - 深型レンジフード用フイルターカバー材及びその取付け方法 - Google Patents

深型レンジフード用フイルターカバー材及びその取付け方法

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JPH05103930A
JPH05103930A JP3301109A JP30110991A JPH05103930A JP H05103930 A JPH05103930 A JP H05103930A JP 3301109 A JP3301109 A JP 3301109A JP 30110991 A JP30110991 A JP 30110991A JP H05103930 A JPH05103930 A JP H05103930A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter cover
range hood
cover material
filter
aluminum foil
Prior art date
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Pending
Application number
JP3301109A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Aramaki
毅 荒巻
Teruhiko Kusunoki
輝彦 楠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SAN ALUM KOGYO KK
SUN ALUMINIUM IND
Original Assignee
SAN ALUM KOGYO KK
SUN ALUMINIUM IND
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Publication date
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Priority to JP3301109A priority Critical patent/JPH05103930A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルターカバー材を深型レンジフードに簡
単で強固に且つ安価に取付ける。 【構成】 アルミ箔からなる枠体1にフィルター露出部
1´を形成すると共にフィルター2を取付けたレンジフ
ード用フィルターカバー材において、枠体1の外周部
に、1個又は複数個のアルミ箔製の取付け用フラップ3
を一体的に又は別体に設けたことを特徴としている。取
付け用フラップ3は、軟質アルミ箔が好ましく、枠体外
周部から内側方向に或いは外側方向に延在させる。この
フィルターカバー材を深型レンジフードに取付けるに
は、アルミ箔製の取付け用フラップを、レンジフード部
分に巻き付けるように係止して、取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレンジフード用フィルタ
ーカバー材に係り、より詳細には、様々な寸法の深型レ
ンジフードに簡単に取付けられるフィルターカバー材並
びにその取付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】深型タ
イプのレンジフードには、一般に、所定の縦寸法と幅寸
法を有する金属格子状フィルターが幅方向に2〜3枚配
列されており、その全体がレンジフード本体に対して水
平又は略垂直に設置されている。このフィルターカバー
材としては、このような深型タイプのレンジフードの縦
(奥行き)及び幅の寸法、特に幅寸法が多岐に亘るため、
浅型タイプのレンジフード用フィルターカバー材の場合
と同じ設計思想では適用自在なフィルターカバー材を提
供できないという問題がある。そのため、多くの深型レ
ンジフードでは、備え付けの金属格子状フィルターのま
ま使用されているのが実情である。
【0003】このような事情に鑑みて、最近、深型レン
ジフード用のフィルターカバー材の開発が試みられてい
る。例えば、実開昭63−160917号公報に提案さ
れているように、幅寸法の異なる深型レンジフード用と
してフィルターカバー材の幅方向の端を蛇腹状に形成し
たり、或いは縦方向の異なる深型レンジフード用として
は小さい縦寸法のフィルターカバー材を2枚用いて各々
の側縁部が重なるように使用する仕様のものがある。ま
た、幅寸法の異なる深型レンジフード用として、フィル
ターカバー材をスライド式に伸縮可能にして使用する仕
様も提案されている。
【0004】しかしながら、いずれも、異なる寸法の深
型レンジフードにそれぞれ強固に取付けるには難があっ
た。その原因は、フィルターカバー材の形状、寸法の問
題に起因するほか、フィルターカバー材を深型レンジフ
ードに取付ける方法として、永久磁石を用いた固着法
や、両面粘着テープによる接着法、或いは係止フック付
きばね材の張設による押圧法などに起因している。ま
た、永久磁石やばね材はコスト高であり、また接着法は
油の付着による接着力低下の問題もある。
【0005】本発明は、上記従来技術の問題点を解決
し、フィルターカバー材を深型レンジフードに簡単で強
固に且つ安価に取付けられる技術を提供することを目的
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】深型レンジフード用フィ
ルターカバー材は耐熱性を備えている必要があるため、
一般に、枠体をアルミ箔にて成形し、この枠体にフィル
ター露出部を一体的に或いは別体に形成し、更に不織布
などからなるフィルターが取付けられている。
【0007】そこで、本発明者は、枠体がアルミ箔で製
造されていることを利用し、この枠体に舌状のフラップ
を一体的に形成し或いは別体に取付けるならば、アルミ
箔製のフラップがアルミ箔の優れたホールド性を発揮
し、クリップ効果が大きいので、レンジフードの所望の
取付け部分に巻き付けるだけで、強固にフィルターカバ
ー材を取付け可能であることを知見し、ここに本発明を
完成したものである。
【0008】すなわち、本発明は、アルミ箔からなる枠
体にフィルター露出部を形成すると共にフィルターを取
付けたレンジフード用フィルターカバー材において、枠
体の外周部に、1個又は複数個のアルミ箔製の取付け用
フラップを一体的に又は別体に設けたことを特徴とする
深型レンジフード用フィルターカバー材を要旨とするも
のである。
【0009】また、他の本発明は、アルミ箔からなる枠
体にフィルター露出部を形成すると共にフィルターを取
付けたレンジフード用フィルターカバー材をレンジフー
ドに取付けるに際し、フィルターカバー材の枠体外周部
に内側方向又は外側方向に一体的に又は別体に設けた1
個又は複数個のアルミ箔製の取付け用フラップを、レン
ジフード部分に巻き付けるように係止して、取付けるこ
とを特徴とする深型レンジフード用フィルターカバー材
の取付け方法を要旨とするものである。
【0010】以下に本発明を更に詳述する。
【0011】
【実施例】
【0012】本発明は、アルミ箔からなる枠体にフィル
ター露出部が形成され、フィルターが取付けられている
フィルターカバー材であれば、如何なる形状、寸法、材
質のものに対しても、後述の取付け手段を適用すること
ができる。
【0013】かゝるフィルターカバー材としては、例え
ば、以下のようなタイプのものが挙げられる。勿論、こ
れのみに限定されないことは前述のとおりであり、アル
ミ箔も硬質、軟質のいずれでもよい。
【0014】すなわち、図1に示すように、一定の縦寸
法(L)及び幅寸法(W)を有する硬質アルミ箔又は軟質ア
ルミ箔の1枚又は2枚からなり、この枠体1に適宜模様
のフィルター露出部1´が形成されており、全面に或い
はフィルター露出部を覆うように不織布フィルター2が
熱接着されているフィルターカバー材である。枠体1の
周辺部はカールしても、カールしなくても良いが、カー
ルすれば形状維持性が良くなる。
【0015】フィルター露出部1´の模様は、正方形、
長方形のほか、円形、楕円形、波形等々が可能である。
この場合、少なくとも縦方向の一端の中央個所にフィル
ター露出部11´を設けると、取付けの際に、深型レン
ジフードの金属格子状フィルターの掴持部(突起部)をこ
のフィルター露出部に貫通させることができ、取付け密
着性が良くなる。アルミ箔が2枚の場合は、その間に不
織布を挾んで熱接着すれば良い。
【0016】なお、一定の縦及び幅寸法並びに適宜模様
のフィルター露出部を有するアルミ箔を1つの単位とし
て提供する場合、幅方向の中心線から若干ずらした位置
にスリットS(図3参照)を入れると、包装時等に幅方向
に2つ折りするときに、容易に2つ折りすることができ
る。
【0017】また、図2に示すように、一定の縦寸法
(L)及び幅寸法(W)並びに適宜模様のフィルター露出部
を有するアルミ箔を1つの単位とし、これらを連続して
コイル状に形成すれば、使用に際して、1つの単位毎
(長さW)に切断して使用でき、簡便で経済的である。
【0018】上述のタイプのフィルターカバー材には、
図3に示すように、その枠体1の外周部にアルミ箔製の
取付け用フラップ3が設けられる。フラップ3の数は1
個又は複数個であり、図示の場合は6個である。
【0019】取付け用フラップは、図3に示すように枠
体と一体的に成形しても、或いは図4に示すようにホッ
チキス等の固定具を用いて別体に取付けても良い。一体
的に成形する場合には、アルミ箔の成形によって枠体を
製作する際に同時に取付け用フラップも成形できるので
経済的である。
【0020】取付け用フラップは、図3及び図4に示す
ように枠体の内側方向に設けても、或いは図5に示すよ
うに外側方向に設けても良い。外側方向に設けると包装
時にフラップ長さ分だけ余計なスペースを要する難があ
るが、その際には、使用前に取付け用フラップをホッチ
キス等で取付けるようにすることもできる。
【0021】取付け用フラップの長さは、レンジフード
の取付け部分に巻き付けるに足りる長さであることは云
うまでもない。特に、内側に設ける場合、使用時に取付
け用フラップを一旦外側に折り返し、その先端部分をレ
ンジフードの取付け部分に巻き付けることになるので、
折り返す部分だけ長くする必要がある(例、40mm)。
【0022】取付け用フラップは、アルミ箔製であるの
で、上述のように、ホールド性に優れており、クリップ
効果が大きいが、一体的に内側に設けて使用時に折り返
す場合には、軟質アルミ箔が望ましい。硬質アルミ箔で
は若干のスプリングバックが生じるので、取付け力が弱
くなり易い。
【0023】なお、取付け用フラップの形状は適宜決め
ることができるが、長方形であるのが使用し易い。使用
時に折り曲げ易くするために、図6に示すように、折り
曲げ個所に凹み又はノッチなどの凹部4を形成するのが
好ましい。
【0024】勿論、取付け用フラップは1枚又は複数枚
のアルミ箔で製作されるが、アルミ箔のホールド性を損
なわないように針金などの補強材を併用しても良い。
【0025】次に本発明による取付け方法の一例を説明
する。
【0026】図3に示す6個の取付け用フラップを一体
的に成形したフィルターカバー材の場合、図7に示すよ
うに、フラップ3を一旦外側に折り(図7の(b))、次い
でその先端部を深型レンジフードの適当な部分5に巻き
付ける(図7の(c))ことにより、フィルターカバー材を
強固に取付けることができる。
【0027】その場合、取付け用フラップの先端部分を
粘着テープにて補助的に深型レンジフードに固着した
り、或いは深型レンジフード部分5に巻き付けた上に永
久磁石を補助的に使用してもよい。要するに、補助的に
従来の取付け具を併用しても何ら差し支えない。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
フィルターカバー材にアルミ箔製の取付け用フラップを
設けたので、如何なる形状寸法のフィルターカバー材で
あっても、深型レンジフードに簡単で強固に且つ安価に
取付けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フィルターカバー材の一例を示す平面図であ
る。
【図2】コイル状のフィルターカバー材を示す平面図で
ある。
【図3】取付け用フラップを一体的に内側方向に設けた
フィルターカバー材の一例を示す平面図である。
【図4】取付け用フラップを別体に内側方向に設けたフ
ィルターカバー材の一例を示す平面図である。
【図5】取付け用フラップを外側方向に設けたフィルタ
ーカバー材の一例を示す平面図である。
【図6】取付け用フラップの形状を示す図で、(a)は
平面図、(b)は縦断面図である。
【図7】取付け用フラップを用いてフィルターカバー材
を深型レンジフード部分に取付ける要領を説明する図
で、(a)はフラップ折り曲げ前の状態、(b)は一旦
外側に折り曲げた状態、(c)深型レンジフード部分に
巻き付けた状態を示している。
【符号の説明】
1 アルミ箔の枠体 1´ フィルター露出部 2 フィルター(不織布) 3 取付け用フラップ 4 取付け用フラップの凹部 5 深型レンジフード取付け部分

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミ箔からなる枠体にフィルター露出
    部を形成すると共にフィルターを取付けたレンジフード
    用フィルターカバー材において、枠体の外周部に、1個
    又は複数個のアルミ箔製の取付け用フラップを一体的に
    又は別体に設けたことを特徴とする深型レンジフード用
    フィルターカバー材。
  2. 【請求項2】 取付け用フラップが枠体外周部から内側
    方向に延在している請求項1に記載のフィルターカバー
    材。
  3. 【請求項3】 取付け用フラップが枠体外周部から外側
    方向に延在している請求項1に記載のフィルターカバー
    材。
  4. 【請求項4】 取付け用フラップが軟質アルミ箔製であ
    る請求項1に記載のフィルターカバー材。
  5. 【請求項5】 アルミ箔からなる枠体にフィルター露出
    部を形成すると共にフィルターを取付けたレンジフード
    用フィルターカバー材をレンジフードに取付けるに際
    し、フィルターカバー材の枠体外周部に内側方向又は外
    側方向に一体的に又は別体に設けた1個又は複数個のア
    ルミ箔製の取付け用フラップを、レンジフード部分に巻
    き付けるように係止して、取付けることを特徴とする深
    型レンジフード用フィルターカバー材の取付け方法。
  6. 【請求項6】 フィルターカバー材の枠体外周部に内側
    方向に設けた1個又は複数個のアルミ箔製の取付け用フ
    ラップを、一旦外側に折り返し、その先端部分をレンジ
    フード部分に巻き付けるように係止して、取付ける請求
    項5に記載の深型レンジフード用フィルターカバー材の
    取付け方法。
JP3301109A 1991-10-21 1991-10-21 深型レンジフード用フイルターカバー材及びその取付け方法 Pending JPH05103930A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000300925A (ja) * 1999-04-15 2000-10-31 Toyo Aluminium Foil Products Kk 枠体及びこれを用いたフィルタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000300925A (ja) * 1999-04-15 2000-10-31 Toyo Aluminium Foil Products Kk 枠体及びこれを用いたフィルタ

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