JP3045722U - ずれ防止クリップ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 巻き芯に巻収納されている布地を保管する
際、出し入れする時や、収納・ディスプレイ等で立てて
置いたり斜めに置いたりする時等に、外れにくく、ずれ
にくく、邪魔になりにくい留め具を提供しようとするも
のである。 【解決手段】 クリップの挟む部分の一方を波型爪１に
して、その爪側の持ち手４の延長線上にくるように、も
う一方の爪を延ばして支え板２とし、その爪の垂直方向
にも支え板３を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、巻き芯に巻収納されている布地を保管する際、布地の巻き終わり部 分を留める留め具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、巻き芯に巻収納されている布地を保管する際、巻き終わり部分を下にす る、又は巻き終わり部分を留め具（ゴム、テープ、ピン等）で留める等していた 。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の技術を以て、巻き芯に巻収納されている布地を保管する際、出し入れす る時や、収納・ディスプレイ等で立てて置いたり斜めに置いたりする時等に、留 め具が外れやすい、布地がずれて地の目がいがんだりシワができたりしやすい、 留め具が邪魔になる、というような問題点を有していた。

【０００４】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、使用中に外れにくく、ずれにくく、邪魔になりにく い留め具を提供しようとするものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、本考案におけるクリップは、挟む部分の爪の一方 を波形にして、その爪側の持ち手の延長線上にくるように、もう一方の爪を延ば して支え板とし、その爪の垂直方向にも同じ様に支え板を設ける。

【０００６】

【考案の実施の形態】

考案の実施の形態について図面を参照して説明する。 図１・図２において、クリップの挟む部分の一方を波形爪１にして、その爪側 の持ち手４の延長線上にくるように、もう一方の爪を延ばして支え板２とし、そ の爪の垂直方向にも支え板３を設け、クリップの挟む部分に使用目的に応じて図 ３・図４のようにカーブをつけるつけないなどして使用する。

【０００７】

【実施例】

図５に示すように、巻き芯８に沿って支え板２を挿入して、支え板３を巻き芯 ８に沿わせた状態で波形爪１で布地９を留める。

【０００８】 また図６・図７に示すように、台１０に支え板２・３を沿わせた状態で、波形 爪１で布地９・型紙１１を留める。

【０００９】

【考案の効果】

本考案は上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。

【００１０】 波形爪で留めているので、留めている布地等がずれにくい。

【００１１】 クリップの持ち手が側面に突き出していないので、邪魔になりにくい。

【００１２】 支え板が垂直に２方向についているので、クリップ自体がずれにくい。

【００１３】 クリップの留める位置が布等の端にあたるため、キズが生じても問題ない。

【００１４】 布地の他、紙や小物等にも同様の効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案クリップの斜視図である。

【図２】本考案クリップの側面図である。

【図３】本考案クリップの上面図である。

【図４】本考案クリップの上面図である。

【図５】本考案クリップの実施斜視図である。

【図６】本考案クリップの実施斜視図である。

【図７】本考案クリップの実施斜視図である。

【符号の説明】

１ 波形爪 ２・３ 支え板 ４ 持ち手 ５・６・７ 補助線 ８ 巻き芯 ９ 布地 １０ 台 １１ 型紙

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 挟む部分を、波形爪（１）と支え板（２
   ・３）で構成したクリップ。