JP2001293929A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JP2001293929A
JP2001293929A JP2000114036A JP2000114036A JP2001293929A JP 2001293929 A JP2001293929 A JP 2001293929A JP 2000114036 A JP2000114036 A JP 2000114036A JP 2000114036 A JP2000114036 A JP 2000114036A JP 2001293929 A JP2001293929 A JP 2001293929A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタのフレーム部材を覆いその外形を形
成するケース部材の着脱を容易にすると共にその固定を
確実にする。 【解決手段】 プリンタの機能を実現する構成部品を支
えるフレーム部材に対し、プリンタの外形の一部を構成
するケース部材20を固定するために、長尺状の固定金
具40を用いる。固定金具40は、略直線的な移動によ
りフレーム部材の係合部とケース部材の係合部20eの
ぞれぞれに係合して、フレーム部材に対しケース部材を
固定する。更に、固定金具40を覆い、ケース部材に係
合してプリンタの外形の一部を構成する金具カバー25
を備える。金具カバー25は、その係合の際に固定金具
40の動きを規制する当接部25dを備え、これによっ
て固定金具40の抜けを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタの筐体構造
に関し、特に、プリンタの機能を実現する構成部品を支
えるフレーム部材に対し、プリンタの外形を構成するケ
ース部材を固定する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なプリンタは、印字ヘッドや用紙
の搬送ローラ等のプリンタの機能を実現する構成部品
を、剛性の高い金属製のフレーム部材に支えるように
し、このフレーム部材を、プラスチックなどの弾性のあ
る材料で形成されるケース部材で覆った構造を有してい
る。
【0003】このような構造を有するプリンタの組み立
ては、通常、数本のネジを使用してフレーム部材にケー
ス部材を固定する。あるいは、フレーム部材側に形成さ
れた係止部分を、ケース部材側に形成された係止部分に
係合すると共に、数本のネジを使用してフレーム部材に
ケース部材を固定するということが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のプリ
ンタにおいては、ケース部材の固定のために数本のネジ
による締結を必要とするが、プリンタ内部の保守、点検
作業を行う際にこれらを取り付け又は取り外す作業は煩
雑となる。このため、ケース部材の着脱を容易に行うこ
とが可能なプリンタのケース構造が要求されている。
【0005】一方で、ネジを用いない締結構造を採用す
る場合、プリンタの使用による振動などで該締結が徐々
に緩んでいくようなことがあり、前記着脱が容易な構成
のケース構造が要求される一方で、ネジを用いたときの
ような強固な締結が要求されている。
【0006】従って本発明の目的は、プリンタの筐体構
造において、板状の固定金具を用いることによって、フ
レーム部材に対するケース部材の着脱を容易にできるよ
うにすることにある。
【0007】本発明の別の目的は、前記板状の固定金具
の抜けを防止することによって、ケース部材の取り付け
を強固にすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のプリンタは、プリンタの機能を実現する構
成部品を支えるフレーム部材であって、第1の係合部を
備えたものと、前記フレーム部材を覆い、プリンタの外
形の一部を構成するケース部材であって、第2の係合部
を備えたものと、略直線的な移動により前記第1及び第
2の係合部のぞれぞれに係合して、前記フレーム部材に
対し前記ケース部材を固定する長尺板状の固定金具と、
前記固定金具を覆い、前記ケース部材又は前記フレーム
部材に係合してプリンタの外形の一部を構成する金具カ
バーであって、その係合の際に前記固定金具の動きを規
制する当接部を備えたものとを備えて構成される。
【0009】上記構成において、ケース部材はフレーム
部材に対し、長尺状の固定金具によって固定される。該
固定金具は、これを覆う金具カバーの装着によってその
移動を規制され、フレーム部材のケース部材に対する取
り付けが強固なものとなる。
【0010】ここで、前記金具カバーは、その前記固定
金具の移動方向に沿う方向の移動によって 前記ケース
部材又は前記フレーム部材に係合する第3の係合部を備
え、前記金具カバーの当接部が前記第3の係合部の近傍
に配置されていることが好ましい。
【0011】このように、金具カバーの係合部の近傍に
前記当接部を配置することによって、それらの部材の製
造誤差や経年変化があった場合においても該当接部によ
る固定金具の規制の程度が低下することが最小に抑えら
れる。
【0012】また、好ましい態様においては、前記固定
金具は、前記金具カバーの当接部に対向する位置に孔を
備え、前記金具カバーの装着時に該孔の位置で、前記当
接部が該金具カバーに当接される。
【0013】また、前記固定金具が略L字状をなし、少
なくともその両端の位置で前記ケース部材又は前記フレ
ーム部材に係合することができる。
【0014】更に、前記金具カバーが前記固定金具に沿
う略L字状をなし、その一端に前記第3の係合部を備
え、他端に前記ケース部材又は前記フレーム部材に係合
する第4の係合部を備えることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に沿って説明する。図1は本発明の一実施形態に係るプ
リンタの外観斜視図、図2は金具カバーを取り外した状
態のプリンタの外観斜視図である。これら図に示すプリ
ンタ10は、例えばインクジェット方式で印刷を行うも
のであり、ここでは図示しないフレーム部材に印字のた
めの機能部品を搭載し、これを本体ケース部材20及び
フロントケース部材30によって外装することによって
構成されている。これら本体ケース部材20及びフロン
トケース部材30は、プラスチックなどの弾性のある材
料で形成されている。また、本体ケース部材20及びフ
ロントケース部材30は、図2に示す固定金具40によ
ってフレーム部材に対し固定され、一体にされている。
プリンタ10の前面上部には、この固定金具40を覆う
ように金具カバー25が取り付けられる。従って、プリ
ンタ10はその筐体構造に関して、機能部品を搭載した
フレーム部材を、本体ケース部材20及びフロントケー
ス部材30で覆い、固定金具40でこれを固定し、更に
その上に金具カバー25を装着することによって、その
外形を構成するようにしている。なお、用紙排出面26
の下方は、図示しないロール紙の収納扉と一体にされた
前面カバー27によって外装される。
【0016】本体ケース部材20内において、フレーム
部材上には、印字ヘッドや搬送ローラ等の図示しない印
字機構が設置され、またロール紙を収納可能な収納空間
が形成されている。収納空間内に投入されたロール紙
は、プリンタ10の前面から引き出され、印刷後に用紙
排出面26から排出される。一方、フロントケース部材
30内において、フレーム部材上には、インクカートリ
ッジの収納空間が形成され、フロントケース部材30の
前方に形成した開閉蓋31を開放することによって、そ
の装着、交換が可能とされている。
【0017】図3は、プリンタ10の筐体構造を示す分
解斜視図である。図に従って、フレーム部材に対するケ
ース部材の固定構造について説明する。なお、図ではフ
レーム部材50に搭載されるプリンタの機能部品が省略
されている。
【0018】フレーム部材50は、鉄その他の剛性のあ
る金属材料で形成されており、概略的に2つの構成部
分、すなわち本体フレーム部51とフロントフレーム部
52によって構成されている。本体フレーム部51は、
インクジェット式の印字機構部、用紙搬送部、ロール紙
収納部などプリンタの主要な機能部品を搭載し、この部
分は本体ケース部材20に覆われる。フロントフレーム
部52は、インクカートリッジ挿入部、インク供給部な
どを搭載し、ここはフロントケース部材30に覆われ
る。
【0019】本体ケース部材20は、平面的に見て略コ
の字状に構成された、一対の側面板21、22及びこれ
らの一端を連結する背面板23を備え、更にその上方を
閉塞する上面板24を備える。本体ケース部材20の前
方面側は、図で明らかなように、開放され、この開放側
からフレーム部材50に対し本体ケース部材20を(図
中X方向と逆方向に)移動していき、フレーム部材50
を覆うようにされる。フレーム部材50に対する本体ケ
ース部材20の係合に関し、本体ケース部材20の両側
面板21、22の内壁面下部には、それぞれ3種類の係
合爪20a、20b及び20cが形成され、これらは、
本体ケース部材20の装着時に、本体フレーム部51の
側面に形成した3つの係合片50a、50b及び50c
にそれぞれ係合され、フレーム部材に対する本体ケース
部材20の動きを規制する。すなわち、係合爪20a
は、その装着時にフレーム部材の係合片50aを乗り越
え、側面板21、22の弾性復帰力によってその内側面
に係合し、本体ケース部材20が図中X方向へ外れるこ
とを防止する。係合爪20bは、係合片50bの内側、
すなわち係合片50bと本体フレーム部51の側面との
間に係合し、これによって本体ケース部材20が図中Y
方向へ広がることを防止する。係合爪20cは、X方向
に伸びる一対のレール部材で構成され、本体ケース部材
の装着時に、係合片50cに係合し、これによって本体
ケース部材20が図中Z方向へ移動することを防止す
る。また、係合爪20cと係合片50cの係わり合い
は、本体ケース部材20を装着する際のガイド部材とし
て機能し、該装着をスムーズにする。以上の構成によっ
て、本体ケース部材20は、その下方部分においてフレ
ーム部材50に固定される。
【0020】次に、本体ケース部材20とフロントケー
ス部材30のフレーム部材50に対する上部の固定構造
について説明する。各ケース部材の上部の固定に関し、
本実施形態では長尺板状の固定金具40を用いる。概略
的に言えば、各ケース部材20、30及びフレーム部材
50のぞれぞれに形成した係合孔乃至は係合片を、フレ
ーム部材に対するケース部材の装着時に位置合わせされ
るように配置し、ここに、長尺板状の固定金具40を挿
入してこれら相互の固定を行う。
【0021】固定金具40は、鉄などの剛性のある金属
材料で形成された概略L形を有する長尺板状の部材であ
り、その全長によって第1係止部40aが形成されると
共に、その一端をコ字状に折り曲げ加工することによっ
てここに第2係止部40bを形成する。第1係止部40
aの先端は、その幅寸法が縮小されており、後述するフ
レーム部材50の係合孔50dに対する挿入を容易にす
る。また、第1係止部40aの途中には、係止孔40c
が形成されている。係止孔40cは、後述する金具カバ
ー25の当接部25dと係り合い、該係り合いによって
固定金具40の抜けが防止される。これらの具体的な構
成及び作用については後述する。
【0022】一方、前記固定金具40の第1係止部40
aとの係合に関し、フレーム部材50には係合孔50d
が形成され、本体ケース部材20には係合片20dが形
成され、またフロントケース部材30には2つの係合孔
30a、30bが形成されている。フレーム部材50に
対し、本体ケース部材20及びフロントケース部材30
を装着した状態で、フレーム部材の係合孔50dの両側
に、フロントケース部材の係合孔30a、30bが位置
し、係合孔30bの更に外側に、本体ケース部材の係合
片20dが位置する。これら係合孔及び係合片は、各ケ
ース部材の装着状態で、概略位置合わせされており、こ
こに固定金具の第1係止部40aを挿入することによっ
て、これらの部材間の固定がなされる。すなわち、固定
金具40は、その第1係止部40aの先端から、仮想線
で示すように、順次係合孔30a、50d、30bに貫
通され、その先端において本体ケース部材20の係合片
20dに係合される。ここで、フロントケース部材30
の係合孔30a及び30bは、これをフレーム部材50
に装着した状態で、フレーム部材50の前面部とフロン
トケース部材30の前面部との当たりにより、フレーム
部材の係合孔50dの中央位置から手前にずれた位置で
配置される。図で示すように、フレーム部材50の係合
孔50dは、その中央の領域が幅広に形成されており、
前述のように係合孔がずれた位置にあっても、固定金具
の第1係止部40aの幅狭に形成された先端部の挿入が
可能となる。固定金具40をこれらの係合孔に挿入して
いき、その先端部がフレーム部材の係合孔50dを超え
ていく過程で、該先端部及び係合孔50dに形成された
傾斜面によって、第1係止部40aは係合孔50dの幅
狭の領域に導かれ、フロントケース部材30は、フレー
ム部材50に対し強固に固定される。
【0023】また、前記固定金具40の第2係止部40
bとの係合に関し、フレーム部材50には係合孔50e
が形成され、本体ケース部材20にはその一方の側面板
21の端部に係合孔20eが形成されている。フレーム
部材50に対し、本体ケース部材20を装着した状態
で、フレーム部材の係合孔50eの外側に、本体ケース
部材の係合孔20eが位置する。これら係合孔は、本体
ケース部材の装着状態で、概略位置合わせされており、
ここに固定金具の第2係止部40bを挿入することによ
って、これらの部材間の固定がなされる。すなわち、固
定金具40の第2係止部40bは、仮想線で示すよう
に、順次係合孔20e、50eに貫通される。ここで、
本体ケース部材20の係合孔20e及び前述の係合片2
0dは、これをフレーム部材50に装着した状態で、フ
レーム部材50の背面部と本体ケース部材20の背面部
との当たりにより、フレーム部材の係合孔50dの中央
位置から手前にそれぞれ僅かにずれた位置で配置され
る。固定金具40の第1及び第2の係止部40a、40
bが、これら係合孔及び係合片に挿入された状態で、こ
れらの位置合わせがなされ、このとき本体ケース部材の
両側面板21及び22が、フレーム部材50側に引かれ
(このときフレーム部材50の背面の中央領域が本体ケ
ース部材20の背面板に強く押される)、これによって
強固な固定が実現される。
【0024】次に、前記固定金具40の外側に配置され
る金具カバー25について説明する。図4は金具カバー
25をその背面側から見た斜視図を示している。金具カ
バー25は、各ケース部材20及び30と同じ材料、す
なわちプラスチックなどの弾性のある材料からなり、図
2及び図4に示すように、固定金具40及びその装着領
域の形状に沿って略L字状に形成されている。金具カバ
ー25の一端には、係合片25aが形成され、また他端
には係合爪25b及びその両側の係合片25cが形成さ
れ、これら係合片25a、25c及び係合爪25bを介
して、金具カバー25はプリンタ筐体側へ固定される。
【0025】金具カバー25は更に、その背面における
前記一方の係合片25aの近傍に、固定金具40への当
接部25dを備える。当接部25dは、金具カバー25
の背面から突出し、その当接面が固定金具40に形成し
た係止孔40cの辺に係合するよう配置される。
【0026】図5は前記金具カバー25をプリンタ筐体
へ装着した状態における平断面図を示し、図6及び図7
はその要部を拡大して示している。これら図及び先の図
2において、金具カバー25の一端側の係合片25a
は、固定金具40を貫通したフロントケース部材30の
係合孔30aに係合され、他端側の係合爪25b及び係
合片25cは、本体ケース部材20の側面板21の側縁
に係合され、これらの係合によって金具カバー25は、
固定金具40を覆った状態でプリンタ側へ装着されるこ
ととなる。なお、係合爪25bは、図5及び図7に示す
ように、固定金具の第2係止部40bが挿入される係合
孔20eに隣接して形成した孔20f内に嵌入される。
金具カバー25の当接部25dは、その装着時に、固定
金具40の係止孔40cの辺に係合し、固定金具40が
抜ける方向(図中、矢印A方向)に移動することを防止
する。
【0027】金具カバー25は、その取り付けに関し、
図5に仮想線で示すように、最初にその係合片25aを
係合孔30aに挿入される。このとき、その近傍に配置
された当接部25dが固定金具40の係止孔40cの片
に当接され、これを固定金具の挿入方向(矢印Aと逆方
向)に押し付ける。仮に、金具カバー25の装着時に固
定金具40の挿入が不十分であった場合でも、該当接部
25dと係止孔40cの係合によって、固定金具40は
その挿入方向に押し付けられ、完全に挿入されることと
なる。次に、金具カバー25の後部側を僅かに湾曲させ
ながら、その先端の係合爪25b及び係合片25cが本
体ケース部材の側面板21の側縁の内側に来るように
し、これを該側縁に係合させる。以上により、金具カバ
ー25は、固定金具40を覆うようにしてプリンタの筐
体側に固定され、このときその当接部25dが固定金具
側に係合して、該固定金具40の抜け止めとしても機能
される。
【0028】以上、本発明の一実施形態を図面に沿って
説明したが、本発明は上記実施形態において示された事
項に限定されず、特許請求の範囲及び発明の詳細な説明
の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者がその変
更・応用を行うことができる範囲が含まれる。本実施形
態においては、金具カバー25に形成した当接部25d
を、固定金具40の係止孔40cに係合するように構成
したが、固定金具40側に突部を形成し、ここに係合す
るように構成しても良いし、また当接部25d側に該固
定金具側の突部が係合する孔を形成しても良い。また、
本発明の実施に際して、前記当接部25dの位置は一方
の係合片25aから離れた位置にあってもよく、例え
ば、これを他方の係合片25cよりに形成し、固定金具
40のコの字状に加工した領域に当接させるよう構成し
ても良い。本発明の実施に際し、固定金具や金具カバー
の具体的な形状、構造が、前記実施形態に示されたもの
に限定されず、種々の態様が可能なことは当業者であれ
ば明らかであろう。
【0029】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、フレーム部
材に対するケース部材の締結を、ネジを用いることな
く、1本の長尺状の固定金具を用いることによって行う
ことができるので、該ケース部材の取り付け及び取り外
しが極めて容易になると共に、該固定金具を覆う金具カ
バーによってその抜けが防止されるので、前記取り付け
及び取り外しの容易性にも拘わらず、その締結を強固な
ものにすることができる。
【0030】また、金具カバーの当接部を、その係合部
の近傍に配置した本発明においては、係合部と当接部の
製造誤差及び経年変化による固定金具の緩みを最小に抑
えることができると共に、該係合部の係合の際に、該当
接部による固定金具に対する押圧を容易に確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るプリンタの外観斜視
図である。
【図2】金具カバーを取り外した状態のプリンタの外観
斜視図である。
【図3】プリンタの筐体構造を示す分解斜視図である。
【図4】金具カバーをその背面側から見た斜視図であ
る。
【図5】金具カバーをプリンタ筐体へ装着した状態にお
ける平断面図である。
【図6】図5の要部拡大図である。
【図7】図5の要部拡大図である。
【符号の説明】
10 プリンタ 20 本体ケース部材 20a、20b、20c 係合爪 20d 係合片 20d 係合部 20e 係合孔 21、22 側面板 23 背面板 24 上面板 25 金具カバー 25a、25c 係合片 25b 係合爪 25c 係合片 25d 当接部 26 用紙排出面 27 前面カバー 30 フロントケース部材 30a、30b 係合孔 31 開閉蓋 40 固定金具 40a 第1係止部 40b 第2係止部 40c 係止孔 50 フレーム部材 50a、50b、50c 係合片 50d、50e 係合孔 51 本体フレーム部 52 フロントフレーム部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタの機能を実現する構成部品を支
    えるフレーム部材であって、第1の係合部を備えたもの
    と、 前記フレーム部材を覆い、プリンタの外形の一部を構成
    するケース部材であって、第2の係合部を備えたもの
    と、 略直線的な移動により前記第1及び第2の係合部のぞれ
    ぞれに係合して、前記フレーム部材に対し前記ケース部
    材を固定する長尺板状の固定金具と、 前記固定金具を覆い、前記ケース部材又は前記フレーム
    部材に係合してプリンタの外形の一部を構成する金具カ
    バーであって、その係合の際に前記固定金具の動きを規
    制する当接部を備えたものと、を備えるプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記金具カバーは、その前記固定金具の
    移動方向に沿う方向の移動によって 前記ケース部材又
    は前記フレーム部材に係合する第3の係合部を備え、前
    記金具カバーの当接部が前記第3の係合部の近傍に配置
    されている請求項1に記載のプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記固定金具は、前記金具カバーの当接
    部に対向する位置に孔を備え、前記金具カバーの装着時
    に該孔の位置で、前記当接部が該金具カバーに当接され
    る請求項2に記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記固定金具が略L字状をなし、少なく
    ともその両端の位置で前記ケース部材又は前記フレーム
    部材に係合する請求項1〜3の何れか1に記載のプリン
    タ。
  5. 【請求項5】 前記金具カバーが前記固定金具に沿う略
    L字状をなし、その一端に前記第3の係合部を備え、他
    端に前記ケース部材又は前記フレーム部材に係合する第
    4の係合部を備えた請求項4に記載のプリンタ。
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