JP2002211078A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JP2002211078A
JP2002211078A JP2001012003A JP2001012003A JP2002211078A JP 2002211078 A JP2002211078 A JP 2002211078A JP 2001012003 A JP2001012003 A JP 2001012003A JP 2001012003 A JP2001012003 A JP 2001012003A JP 2002211078 A JP2002211078 A JP 2002211078A
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JP2001012003A
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Katsuyuki Endo
克幸 遠藤
Toshiya Matsuse
俊也 松瀬
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 プリンタのケース部材の着脱を容易にすると
共にその固定を確実にする。 【解決手段】 固定金具40は、フレーム部材の係合部
50dとケース部材の係合部20a、20bのぞれぞれ
に係合して、フレーム部材に対しケース部材を固定す
る。更に、プリンタの外形の一部を構成する金具カバー
を備え、係合の際に固定金具40の動きを規制する当接
部により、抜けを防止する。フレーム部材50に対する
ケース部材20の係合に関し、第1及び第2の係合手段
41(50a)、42(50b)を有し、第1の係合手
段41は、ケース部材を装着した状態で、ケース部材の
対向する面板の開放端側が、相互に離れる方向に開くこ
とを規制する。第2の係合手段42は、ケース部材を装
着した状態で、ケース部材がその装着方向と逆方向に抜
けることを規制し、これは第1の係合手段41よりもそ
の面板の連結端側に設置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタの筐体構造
に関し、特に、プリンタの機能を実現する構成部品を支
えるフレーム部材に対し、プリンタの外形を構成するケ
ース部材を固定する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なプリンタは、印字ヘッドや用紙
の搬送ローラ等のプリンタの機能を実現する構成部品
を、剛性の高い金属製のフレーム部材に支えるように
し、このフレーム部材を、プラスチックなどの弾性のあ
る材料で形成されるケース部材で覆った構造を有してい
る。
【0003】このような構造を有するプリンタの組み立
ては、通常、数本のネジを使用してフレーム部材にケー
ス部材を固定する。あるいは、フレーム部材側に形成さ
れた係止部分を、ケース部材側に形成された係止部分に
係合すると共に、数本のネジを使用してフレーム部材に
ケース部材を固定するということが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のプリ
ンタにおいては、ケース部材の固定のために数本のネジ
による締結を必要とするが、プリンタ内部の保守、点検
作業を行う際にこれらを取り付け又は取り外す作業は煩
雑となる。しかしながら一方で、ネジを用いないケース
構造を採用する場合、ケース部材の着脱が容易になる一
方で、フレーム部材にケース部材を装着した状態におい
て、これらの一体性が不十分となる。この結果、プリン
タの動作時にフレーム部材とケース部材との当りにより
騒音を生じたり、ケース部材の破損を引き起こしたりす
る問題がある。このため、ケース部材の着脱を容易に行
えるようにすると共に、前記ケース部材のフレーム部材
に対する一体性を高めたプリンタのケース構造が要求さ
れている。
【0005】従って本発明の目的は、プリンタの筐体構
造において、板状の固定金具を用いることによって、フ
レーム部材に対するケース部材の着脱を容易にできるよ
うにすることにある。
【0006】本発明の別の目的は、プリンタの筐体構造
において、ケース部材の装着時におけるそのフレーム部
材に対する一体性を高めつつ、ケース部材の着脱を容易
にしたプリンタを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明のプリンタは、プリンタの機能を実現する構成部
品を支えるフレーム部材であって、第1のフレーム側の
係合部を備えたものと、前記フレーム部材を覆い、プリ
ンタの外形を構成する第1のケース部材であって、少な
くともプリンタの一側面を構成する第1の面板と、該第
1の面板にその一端側を連結し、他端側を開放した対向
する第2及び第3の面板とを備えると共に、該対向する
第2及び第3の面板上で、前記第1のフレーム側の係合
部の両側の位置に、第1及び第2のケース側の係合部を
有するものと、前記第1のフレーム側の係合部、並びに
第1及び第2のケース側の係合部のそれぞれに係合し
て、前記フレーム部材に対し前記第1のケース部材を固
定する長尺板状の固定金具と、を備えて構成される。こ
のため、前記固定金具を差し入れたり、抜き出したりす
ることにより、前記フレーム部材に対する第1のケース
部材の着脱を容易に行うことが可能となる。
【0008】また、本発明のプリンタは、前記フレーム
部材の一部を覆い、前記第1のケース部材と共にプリン
タの外形を構成する第2のケース部材であって、少なく
ともプリンタの前記一側面に対向する側面を構成する第
1の面板と、該第1の面板にその一端側を連結し、他端
側を開放した対向する第2及び第3の面板とを備え、前
記第1のケース部材と対向配置されると共に、該第2及
び第3の面板上で、前記第1のフレーム側の係合部の両
側の位置に、第3及び第4のケース側の係合部を有する
ものを更に備え、前記固定金具を、前記第1のフレーム
側の係合部、並びに第1、第2、第3及び第4のケース
側の係合部のそれぞれに係合して、前記フレーム部材に
対し前記第1及び第2のケース部材を固定するよう構成
してもよい。
【0009】これらの場合において、前記フレーム部材
は、第2のフレーム側の係合部を備えており、前記固定
金具は、更に前記第2のフレーム側の係合部に係合する
ことが好ましい。前記固定金具が前記フレーム部材に備
えられた2つの係合部に係合することによって、前記フ
レーム部材と前記第1のケース部材あるいは前記第2の
ケース部材との締結度合を高めることができる。
【0010】また、前記固定金具を前記各係合部に係合
することにより、前記第1のケース部材の前記第1の面
板に、前記フレーム部材の対向する面が押圧されている
ことが好ましい。この場合には、前記フレーム部材に対
する前記第1のケース部材の相対位置を固定することが
可能となり、これによってフレーム部材に対するケース
部材のがたつきがなくなる。
【0011】また、好ましくは、前記第1のフレーム側
の係合部は、前記固定金具を貫通させる貫通孔である。
この場合には、前記固定金具を前記第1の係合部に確実
に係合させることができる。
【0012】また、前記貫通孔は、前記固定金具を該貫
通孔内へ案内するガイド部を備えることが好ましい。前
記ガイド部によって、貫通孔である前記係合部に前記固
定金具を貫通させることが容易になる。
【0013】また、本発明のプリンタは、前記第1のケ
ース部材が、その第2及び第3の面板の開放端側から前
記フレーム部材に装着されるものであり、前記プリンタ
が、更に、前記ケース部材を前記フレーム部材に装着し
た状態で、前記第2及び第3の面板の開放端側が、相互
に離れる方向に開くことを規制する第1の係合手段と、
前記ケース部材を前記フレーム部材に装着した状態で、
前記ケース部材が前記フレーム部材に対しその装着方向
と逆方向に抜けることを規制する第2の係合手段であっ
て、前記第1の係合手段よりも前記第2及び第3の面板
におけるその連結端側に設置されたものと、前記第2の
係合手段による規制を解除する係合解除手段であって、
前記第2の係合手段よりも前記第2及び第3の面板にお
けるその連結端側に設置されたものとを備えることが好
ましい。
【0014】前記構成においては、ケース部材をフレー
ム部材に装着したときに、前記第1及び第2の係合手段
がそれぞれ係合状態となり、ケース部材の第2及び第3
の面板の開放端側の開きが防止されると同時に、ケース
部材の装着方向と逆方向への抜けも防止される。ケース
部材の抜けを防止する前記第2の係合手段を、第1の係
合手段よりも第2及び第3の面板におけるその連結端側
に設置する本発明の配置構成は、前記第1の係合手段に
より保証される面板の開きの防止により、前記第2の係
合手段による係合をより確実なものとする。前記第2の
係合手段による係合の解除は、該第2の係合手段よりも
第2及び第3の面板におけるその連結端側に設置された
係合解除手段によって容易になされる。
【0015】この場合に、前記第1及び第2の係合手段
が、前記第2及び第3の面板の内面側に形成された係合
爪と、該係合爪と係合する前記フレーム部材側に形成さ
れた係合片を含むことができる。
【0016】本発明はまた、前記ケース部材を前記フレ
ーム部材に装着した状態で、前記ケース部材が前記フレ
ーム部材に対しその装着方向と略直交する方向に抜ける
ことを規制する第3の係合手段を備えることができる。
【0017】この場合に、前記第3の係合手段は、前記
ケース部材を前記フレーム部材に装着する際に、該装着
方向への移動のガイドとなるガイド部材を含むことがで
きる。
【0018】好適な実施形態において、前記係合解除手
段が、前記第2及び第3の面板に形成され、これらの面
板を内側から外側に押し広げることを可能とする指挿入
用の切り欠きを含む。
【0019】本発明のプリンタはまた、前記第2及び第
3の面板を連結し、前記第1の面板と略直交する第4の
面板を更に備え、前記第1及び第2の係合手段が、前記
第2及び第3の面板における前記第4の面板から離れた
位置に設置されている構成を採用することができる。
【0020】更に、本発明のプリンタは、前記固定金具
を覆い、前記ケース部材又は前記フレーム部材に係合し
てプリンタの外形の一部を構成する金具カバーであっ
て、その係合の際に前記固定金具の動きを規制する当接
部を備えたものを更に備えて構成することができる。
【0021】上記構成において、ケース部材はフレーム
部材に対し、長尺状の固定金具によって固定される。該
固定金具は、これを覆う金具カバーの装着によってその
移動を規制され、フレーム部材のケース部材に対する取
り付けが強固なものとなる。
【0022】ここで、前記金具カバーは、その前記固定
金具の移動方向に沿う方向の移動によって 前記ケース
部材又は前記フレーム部材に係合する第1のカバー側の
係合部を備え、前記金具カバーの当接部が前記第1のカ
バー側の係合部の近傍に配置されていることが好まし
い。
【0023】このように、金具カバーの係合部の近傍に
前記当接部を配置することによって、それらの部材の製
造誤差や経年変化があった場合においても該当接部によ
る固定金具の規制の程度が低下することが最小に抑えら
れる。
【0024】また、好ましい態様においては、前記固定
金具は、前記金具カバーの当接部に対向する位置に孔を
備え、前記金具カバーの装着時に該孔の位置で、前記当
接部が該金具カバーに当接される。
【0025】また、前記固定金具が略L字状をなし、少
なくともその両端の位置で前記ケース部材又は前記フレ
ーム部材に係合することができる。
【0026】更に、前記金具カバーが前記固定金具に沿
う略L字状をなし、その一端に前記第1のカバー側の係
合部を備え、他端に前記ケース部材又は前記フレーム部
材に係合する第2のカバー側の係合部を備えることがで
きる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に沿って説明する。図1は本発明の一実施形態に係るプ
リンタの外観斜視図、図2は金具カバーを取り外した状
態のプリンタの外観斜視図である。これら図に示すプリ
ンタ10は、例えばインクジェット方式で印刷を行うも
のであり、ここでは図示しないフレーム部材に印字のた
めの機能部品を搭載し、これを本体ケース部材20及び
フロントケース部材30によって外装することによって
構成されている。これら本体ケース部材20及びフロン
トケース部材30は、プラスチックなどの弾性のある材
料で形成されている。また、本体ケース部材20及びフ
ロントケース部材30は、図2に示す固定金具40によ
ってフレーム部材に対し固定され、一体にされている。
プリンタ10の前面上部には、この固定金具40を覆う
ように金具カバー25が取り付けられる。従って、プリ
ンタ10はその筐体構造に関して、機能部品を搭載した
フレーム部材を、本体ケース部材20及びフロントケー
ス部材30で覆い、固定金具40でこれを固定し、更に
その上に金具カバー25を装着することによって、その
外形を構成するようにしている。なお、用紙排出面26
の下方は、図示しないロール紙の収納扉と一体にされた
前面カバー27によって外装される。
【0028】本体ケース部材20内において、フレーム
部材上には、印字ヘッドや搬送ローラ等の図示しない印
字機構が設置され、またロール紙を収納可能な収納空間
が形成されている。収納空間内に投入されたロール紙
は、プリンタ10の前面から引き出され、印刷後に用紙
排出面26から排出される。一方、フロントケース部材
30内において、フレーム部材上には、インクカートリ
ッジの収納空間が形成され、その前面には、インクカー
トリッジを投入するための開閉蓋31が配置されてい
る。開閉蓋31は、その左端辺31aの上下端部に設け
られた突起(不図示)を支軸としてフロントケース部材
30に対して回動自在に軸支されている。ユーザは、こ
の開閉蓋31を開放することによって、インクカートリ
ッジの装着及び交換をすることができるようになってい
る。
【0029】図3は、プリンタ10の筐体構造を示す分
解斜視図である。図に従って、フレーム部材に対するケ
ース部材の固定構造について説明する。なお、図ではフ
レーム部材50に搭載されるプリンタの機能部品が省略
されている。
【0030】フレーム部材50は、鉄その他の剛性のあ
る金属材料で形成されており、概略的に2つの構成部
分、すなわち本体フレーム部51とフロントフレーム部
52によって構成されている。本体フレーム部51は、
インクジェット式の印字機構部、用紙搬送部、ロール紙
収納部などプリンタの主要な機能部品を搭載し、この部
分は本体ケース部材20に覆われる。フロントフレーム
部52は、インクカートリッジ挿入部、インク供給部な
どを搭載し、ここはフロントケース部材30に覆われ
る。
【0031】最初に、本体ケース部材20とフロントケ
ース部材30のフレーム部材50に対する上部の固定構
造について説明する。各ケース部材の上部の固定に関
し、本実施形態では長尺板状の固定金具40を用いる。
概略的に言えば、各ケース部材20、30及びフレーム
部材50のぞれぞれに形成した係合孔乃至は係合片を、
フレーム部材に対するケース部材の装着時に位置合わせ
されるように配置し、ここに、長尺板状の固定金具40
を挿入してこれら相互の固定を行う。
【0032】固定金具40は、鉄などの剛性のある金属
材料で形成された概略L形を有する長尺板状の部材であ
り、その全長によって第1係止部40aが形成されると
共に、その一端をコ字状に折り曲げ加工することによっ
てここに第2係止部40bを形成する。第1係止部40
aの先端は、その幅寸法が縮小されており、後述するフ
レーム部材50の係合孔50dに対する挿入を容易にす
る。また、第1係止部40aの途中には、係止孔40c
が形成されている。係止孔40cは、図2に示すよう
に、後述する金具カバー25の当接部25dと係り合
い、該係り合いによって固定金具40の抜けが防止され
る。これらの具体的な構成及び作用については後述す
る。
【0033】一方、前記固定金具40の第1係止部40
aとの係合に関し、フレーム部材50には係合孔50d
が形成され、本体ケース部材20には係合片20aが形
成され、またフロントケース部材30には2つの係合孔
30a、30bが形成されている。フレーム部材50に
対し、本体ケース部材20及びフロントケース部材30
を装着した状態で、フレーム部材の係合孔50dの両側
に、フロントケース部材の係合孔30a、30bが位置
し、係合孔30bの更に外側に、本体ケース部材の係合
片20aが位置する。これら係合孔及び係合片は、各ケ
ース部材の装着状態で、概略位置合わせされており、こ
こに固定金具の第1係止部40aを挿入することによっ
て、これらの部材間の固定がなされる。すなわち、固定
金具40は、その第1係止部40aの先端から、仮想線
で示すように、順次係合孔30a、50d、30bに貫
通され、その先端において本体ケース部材20の係合片
20aに係合される。ここで、フロントケース部材30
の係合孔30a及び30bは、これをフレーム部材50
に装着した状態で、フレーム部材50の前面部とフロン
トケース部材30の前面部との当たりにより、フレーム
部材の係合孔50dの中央位置から手前にずれた位置で
配置される。図で示すように、フレーム部材50の係合
孔50dは、その中央の領域が幅広に形成されており、
前述のように係合孔がずれた位置にあっても、固定金具
の第1係止部40aの幅狭に形成された先端部の挿入が
可能となる。固定金具40をこれらの係合孔に挿入して
いき、その先端部がフレーム部材の係合孔50dを超え
ていく過程で、該先端部及び係合孔50dに形成された
傾斜面によって、第1係止部40aは係合孔50dの幅
狭の領域に導かれ、フロントケース部材30は、フレー
ム部材50に対し強固に固定される。
【0034】また、前記固定金具40の第2係止部40
bとの係合に関し、フレーム部材50には係合孔50e
が形成され、本体ケース部材20にはその一方の側面板
21の端部に係合孔20bが形成されている。フレーム
部材50に対し、本体ケース部材20を装着した状態
で、フレーム部材の係合孔50eの外側に、本体ケース
部材の係合孔20bが位置する。これら係合孔は、本体
ケース部材の装着状態で、概略位置合わせされており、
ここに固定金具の第2係止部40bを挿入することによ
って、これらの部材間の固定がなされる。すなわち、固
定金具40の第2係止部40bは、仮想線で示すよう
に、順次係合孔20b、50eに貫通される。ここで、
本体ケース部材20の係合孔20b及び前述の係合片2
0aは、これをフレーム部材50に装着した状態で、フ
レーム部材50の背面部と本体ケース部材20の背面部
に形成した突条部20c(図7を参照)との当たりによ
り、フレーム部材の係合孔50dの中央位置から手前に
それぞれ僅かにずれた位置で配置される。固定金具40
の第1及び第2の係止部40a、40bが、これら係合
孔及び係合片に挿入された状態で、これらの位置合わせ
がなされ、このとき本体ケース部材の両側面板21及び
22が、フレーム部材50側に引かれ(このときフレー
ム部材50の背面の中央領域が本体ケース部材20の突
条部20cに強く押される)、これによって強固な固定
が実現される。
【0035】図4〜図6は、固定金具40の各係合部分
の拡大断面図である。図4に示すように、固定金具40
の第1係止部40aの先端部分は、本体ケース部材20
の係合片20a及びフロントケース部材30の係合孔3
0bにそれぞれ係合している。また、図5に示すよう
に、第1係止部40aの中央部分は、フレーム部材50
の係合孔50d及びフロントケース部材30の係合孔3
0aにそれぞれ係合している。更に、図6に示すよう
に、固定金具40の第2係止部40bの先端部分は、フ
レーム部材50の係合孔50e及び本体ケース部材20
の係合孔20bにそれぞれ係合している。
【0036】上記構成により、作業者は、固定金具40
を差し入れたり、抜き出したりするだけで、本体ケース
部材20及びフロントケース部材30をフレーム部材5
0に対し容易に着脱することができる。
【0037】図7は、フレーム部材50に対する本体ケ
ース部材20の平面的な相対位置を固定する構造を説明
する図であり、本体ケース部材20及びフレーム部材5
0の拡大断面図である。図に示すように、本体ケース部
材20のコ字状の壁部のうち、中央の壁部の内面略中央
部には、縦方向に連続する突条部20cが備えられてい
る。図のように、この突条部20cをフレーム部材50
の背面に当接させた状態で、固定金具40を貫通させる
前においては、本体ケース部材20の係合片20aとフ
レーム部材50の係合孔50d、並びに係合孔20bと
係合孔50eは、水平方向に若干ずれて配置される。こ
の状態から固定金具40をこれらに挿入することによっ
て、本体ケース部材20の両端は図における右側に引か
れ、突条部20cが形成された壁部が僅かに湾曲するよ
うに弾性変形する。これにより、前記突条部20cがフ
レーム部材50の背面に押圧され、フレーム部材50に
対する本体ケース部材20のがたつきがなくなる。な
お、ここでは図示しないが、フレーム部材50に対する
フロントケース部材30の相対位置を固定する構造につ
いても、同様の構成が採られている。
【0038】次に、フレーム部材50に対し本体ケース
部材20の下部を係合する構造の詳細について説明す
る。この説明のために、以下では図3に加え、図8〜図
13を用いる。図3及び図8で示すように、本体ケース
部材20は、平面的に見て略コの字状に構成された、一
対の側面板21、22及びこれらの一端を連結する背面
板23を備え、更にその上方を閉塞する上面板24を備
える。本体ケース部材20の前方面側は、図で明らかな
ように、開放され、この開放側からフレーム部材50に
対し本体ケース部材20を(図3中X'方向に)スライ
ドしていき、フレーム部材50を覆うようにされる。
【0039】フレーム部材50に対する本体ケース部材
20の係合に関し、本体ケース部材20の両側面板2
1、22の内壁面下部には、それぞれ係合爪41、42
及び係合溝43が形成され、これらは、本体ケース部材
20の装着時に、本体フレーム部51の側面に形成した
3つの係合片50a、50b及び50cにそれぞれ係合
して、フレーム部材に対する本体ケース部材20の動き
を規制する。
【0040】本体ケース部材20側の係合爪41は、両
側面板21、22における開放端寄り(ケース部材の前
方端寄り)に形成される。各係合爪41は、図9でより
明瞭に示されるように、ケース部材の開放端側へ向けら
れ、側面板から離間された先端部41aを備える。これ
に対応するものとして、フレーム部材50の側面の対応
位置には、該側面板を切り起こすことによって形成され
た係合片50aが備えられる。図9で示されるように、
フレーム部材50に対する本体ケース部材20の前方へ
のスライドにより、係合爪41の先端部41aは、係合
片50aの内側に導かれ、その基端部分の面41bが係
合片50aの側面に突き当てられた位置で止まる(同図
(B))。この状態で、本体ケース部材20は、図中、
X'方向への移動を規制されると共に、Y方向への移動
を規制される。Y方向への移動規制によって、両側面板
21、22は外力を受けても外側に広げられることがな
くなり、本体ケース部材のフレーム部材50に対する一
体性が向上する。
【0041】本体ケース部材20側の係合溝43は、両
側面板21、22の下辺に沿って形成される。係合溝4
3は、その開放側がフレーム部材50の側面側に向けら
れており、ここに、フレーム部材50側の側面の下方に
沿って形成された係合片50cが係合される。係合溝4
3は、フレーム部材50に対し本体ケース部材20をそ
の後方からスライドしていくときに、ガイドとして機能
されると共に、図9(B)に示すような装着状態におい
て、本体ケース部材20が上下(図中、Z方向)に動か
ないように規制するものである。係合溝43の機能に関
しては図13も共に参照されたい。
【0042】次に、本体ケース部材20側の係合爪42
は、前記係合爪41に対して、側面板21、22におけ
る背面板23寄りに配置される。対応するフレーム部材
上の係合片50bの位置が左右で異なっていることに合
わせて、実施形態においては、一方の側面板21上の係
合爪42は比較的前方寄りに配置され、また他方の側面
板22上の係合爪42は比較的後方寄りに配置されてい
る。図10において、フレーム部材50の各係合片50
bの位置が示されており、実施形態において両係合片5
0bは、フレーム部材50の背面板の端部である。各係
合爪42は、図10及び図11でより明瞭に示すよう
に、背面板23側に向かって形成された当接面42aと
その背部の傾斜面42bを備えている。フレーム部材5
0に対し本体ケース部材20を後方からスライドして装
着する過程において、図11に破線で示すように、フレ
ーム部材の係合片50bに、係合爪の傾斜面42bが当
たる。本体ケース部材20のスライドが更に進行される
と、該傾斜面42bによって、本体ケース部材の側面板
21、22は、該係合片50bを避けるに外側に湾曲
し、これを乗り越える。該傾斜面42bが係合片50b
を乗り越えた点で、当接面42aが係合片50bの内側
の面に係合する。該係合によって本体ケース部材20
は、図中X方向への移動を規制され、フレーム部材50
に対し取り外せない状態となる。ここで、該係合爪42
は、前述の如く先に説明した開放端寄りの係合爪41に
対し、それよりも背面板23寄りに配置されている。フ
レーム部材50に対し、本体ケース部材20を取り付け
た状態において、両側面板21、22の前方端、すなわ
ち開放端は、前記係合爪41とフレーム部材の係合片5
0aの係合によって、外側には開けない状態となってお
り、また両側面板の後方端は、背面板23によって連結
されているので、その間に位置する前記係合爪42と係
合片50bの係合は容易には外れないものとなる。以上
の各構成によって、本体ケース部材20は、その下方部
分においてフレーム部材50に固定される。
【0043】次に、フレーム部材に対し本体ケース部材
を取り外すための構造について説明する。図8におい
て、本体ケース部材の両側面板21、22における前記
係合爪42の更に背面板23寄りには、係合爪42によ
る係合を解除するための構成として、切り欠き44及び
押圧領域45が形成される。切り欠き44は、作業者が
本体ケース部材20の両側から人差し指(あるいは中
指)を挿入できるほどの大きさを有しており、実施形態
においては、側面板の後方から背面板23にまで至って
形成されている。押圧領域45は、本体ケース部材20
の取り外しの際に、前記切り欠き44から挿入された作
業者の指先が当てられる領域であり、切り欠き44の前
方に位置している。本実施形態においては、押圧領域4
5に狭ピッチの浅い溝を形成することによって滑り止め
加工が施されている。
【0044】図10で示すように、作業者は、本体ケー
ス部材20の両側から前記切り欠き44に人差し指又は
中指を挿入し、その指先を押圧領域45に当てる。次い
で、両指先を図中Y方向に引っ張ることによって、両側
面板21、22の中央領域を外側に湾曲させ、これによ
って前記係合爪42と係合片50bとの係合を解除す
る。この状態を維持しながら、本体ケース部材20をフ
レーム部材50に対し後方にスライドさせ、これを取り
外す。
【0045】次に、前記固定金具40の外側に配置され
る金具カバー25について説明する。図14は金具カバ
ー25をその背面側から見た斜視図を示している。金具
カバー25は、各ケース部材20及び30と同じ材料、
すなわちプラスチックなどの弾性のある材料からなり、
図2及び図14に示すように、固定金具40及びその装
着領域の形状に沿って略L字状に形成されている。金具
カバー25の一端には、係合片25aが形成され、また
他端には係合爪25b及びその両側の係合片25cが形
成され、これら係合片25a、25c及び係合爪25b
を介して、金具カバー25はプリンタ筐体側へ固定され
る。
【0046】金具カバー25は更に、その背面における
前記一方の係合片25aの近傍に、固定金具40への当
接部25dを備える。当接部25dは、金具カバー25
の背面から突出し、その当接面が固定金具40に形成し
た係止孔40cの辺に係合するよう配置される。
【0047】図15は前記金具カバー25をプリンタ筐
体へ装着した状態における平断面図を示し、図16及び
図17はその要部を拡大して示している。これら図及び
先の図2において、金具カバー25の一端側の係合片2
5aは、固定金具40を貫通したフロントケース部材3
0の係合孔30aに係合され、他端側の係合爪25b及
び係合片25cは、本体ケース部材20の側面板21の
側縁に係合され、これらの係合によって金具カバー25
は、固定金具40を覆った状態でプリンタ側へ装着され
ることとなる。なお、係合爪25bは、図15及び図1
7に示すように、固定金具の第2係止部40bが挿入さ
れる係合孔20bに隣接して形成した孔20d内に嵌入
される。金具カバー25の当接部25dは、その装着時
に、固定金具40の係止孔40cの辺に係合し、固定金
具40が抜ける方向(図中、矢印A方向)に移動するこ
とを防止する。
【0048】金具カバー25は、その取り付けに関し、
図15に仮想線で示すように、最初にその係合片25a
を係合孔30aに挿入される。このとき、その近傍に配
置された当接部25dが固定金具40の係止孔40cの
片に当接され、これを固定金具の挿入方向(矢印Aと逆
方向)に押し付ける。仮に、金具カバー25の装着時に
固定金具40の挿入が不十分であった場合でも、該当接
部25dと係止孔40cの係合によって、固定金具40
はその挿入方向に押し付けられ、完全に挿入されること
となる。次に、金具カバー25の後部側を僅かに湾曲さ
せながら、その先端の係合爪25b及び係合片25cが
本体ケース部材の側面板21の側縁の内側に来るように
し、これを該側縁に係合させる。以上により、金具カバ
ー25は、固定金具40を覆うようにしてプリンタの筐
体側に固定され、このときその当接部25dが固定金具
側に係合して、該固定金具40の抜け止めとしても機能
される。
【0049】以上、本発明の一実施形態を図面に沿って
説明したが、本発明は上記実施形態において示された事
項に限定されず、特許請求の範囲及び発明の詳細な説明
の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者がその変
更・応用を行うことができる範囲が含まれる。
【0050】例えば、上述した実施形態では、本体ケー
ス部材20に突条部20cを備えたが、フレーム部材側
に突条部を備えるようにしてもよい。本実施形態におい
ては、本体ケース部材20側の係合爪41、42及び係
合溝43と、これに対応するフレーム部材50側の係合
片をプリンタの下方部分の固定のために用いた。しかし
ながら、同様の構成をプリンタの上方部分において用い
ても良いし、またフレーム部材50に対するフロントケ
ース部材30の固定のために用いても良い。また、本発
明における各係合手段が他の筐体構造を有するプリンタ
において採用可能であり、またその具体的な形態が前記
実施形態のものに限定されないことは、当業者であれば
明らかであろう。
【0051】更に、本実施形態においては、金具カバー
25に形成した当接部25dを、固定金具40の係止孔
40cに係合するように構成したが、固定金具40側に
突部を形成し、ここに係合するように構成しても良い
し、また当接部25d側に該固定金具側の突部が係合す
る孔を形成しても良い。また、本発明の実施に際して、
前記当接部25dの位置は一方の係合片25aから離れ
た位置にあってもよく、例えば、これを他方の係合片2
5cよりに形成し、固定金具40のコの字状に加工した
領域に当接させるよう構成しても良い。本発明の実施に
際し、固定金具や金具カバーの具体的な形状、構造が、
前記実施形態に示されたものに限定されず、種々の態様
が可能なことは当業者であれば明らかであろう。
【0052】
【発明の効果】以上の如く本発明に係るプリンタは、前
述した係合構造によって、ケース部材のフレーム部材に
対する一体性を一層高めることができる一方で、その着
脱が極めて容易に行える。
【0053】本発明によれば、フレーム部材に対するケ
ース部材の締結を、ネジを用いることなく、1本の長尺
状の固定金具を用いることによって行うことができるの
で、該ケース部材の取り付け及び取り外しが極めて容易
になると共に、該固定金具を覆う金具カバーによってそ
の抜けが防止されるので、前記取り付け及び取り外しの
容易性にも拘わらず、その締結を強固なものにすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るプリンタの外観斜視
図である。
【図2】金具カバーを取り外した状態のプリンタの外観
斜視図である。
【図3】プリンタの筐体構造を示す分解斜視図である。
【図4】本発明に係る固定金具の第1係止部の先端の係
合部分を示す拡大断面図である。
【図5】本発明に係る固定金具の第1係止部の中央の係
合部分を示す拡大断面図である。
【図6】本発明に係る固定金具の第2係止部の先端の係
合部分を示す拡大断面図である。
【図7】フレーム部材に対する本体ケース部材の平面的
な当りを示す平断面図である。
【図8】本体ケース部材の斜視図である。
【図9】本発明に係る下部における係合構造を拡大して
示す斜視図であり、(A)は係合前の状態、(B)は係
合時の状態を示す。
【図10】本体ケース部材とフレーム部材の係合関係を
示すプリンタの内部機構を省略した平断面図である。
【図11】図10の要部拡大図である。
【図12】本体ケース部材とフレーム部材の係合関係を
示す側面図である。
【図13】本発明に係る下部における係合構造の要部を
拡大して示す断面図である。
【図14】金具カバーをその背面側から見た斜視図であ
る。
【図15】金具カバーをプリンタ筐体へ装着した状態に
おける平断面図である。
【図16】図15の要部拡大図である。
【図17】図15の要部拡大図である。
【符号の説明】
20 本体ケース部材 20a 係合片 20b 係合孔 20c 突条部 20d 孔 21、22 側面板 23 背面板 25 金具カバー 25a、25c 係合片 25b 係合爪 25d 当接部 30 フロントケース部材 30a 係合孔 40 固定金具 40a 第1係止部 40b 第2係止部 40c 係止孔 41、42 係合爪 43 係合溝 44 切り欠き 45 押圧領域 50 フレーム部材 50a、50b、50c 係合片 50d 係合孔 51 本体フレーム部 52 フロントフレーム部

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタの機能を実現する構成部品を支
    えるフレーム部材であって、第1のフレーム側の係合部
    を備えたものと、 前記フレーム部材を覆い、プリンタの外形を構成する第
    1のケース部材であって、少なくともプリンタの一側面
    を構成する第1の面板と、該第1の面板にその一端側を
    連結し、他端側を開放した対向する第2及び第3の面板
    とを備えると共に、該対向する第2及び第3の面板上
    で、前記第1のフレーム側の係合部の両側の位置に、第
    1及び第2のケース側の係合部を有するものと、 前記第1のフレーム側の係合部、並びに第1及び第2の
    ケース側の係合部のそれぞれに係合して、前記フレーム
    部材に対し前記第1のケース部材を固定する長尺板状の
    固定金具と、を備えるプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記フレーム部材の一部を覆い、前記第
    1のケース部材と共にプリンタの外形を構成する第2の
    ケース部材であって、少なくともプリンタの前記一側面
    に対向する側面を構成する第1の面板と、該第1の面板
    にその一端側を連結し、他端側を開放した対向する第2
    及び第3の面板とを備え、前記第1のケース部材と対向
    配置されると共に、該第2及び第3の面板上で、前記第
    1のフレーム側の係合部の両側の位置に、第3及び第4
    のケース側の係合部を有するものを更に備え、 前記固定金具は、前記第1のフレーム側の係合部、並び
    に第1、第2、第3及び第4のケース側の係合部のそれ
    ぞれに係合して、前記フレーム部材に対し前記第1及び
    第2のケース部材を固定する請求項1に記載のプリン
    タ。
  3. 【請求項3】 前記フレーム部材は、第2のフレーム側
    の係合部を備えており、 前記固定金具は、更に前記第2のフレーム側の係合部に
    係合する請求項1又は2に記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記固定金具を前記各係合部に係合する
    ことにより、前記第1のケース部材の前記第1の面板
    に、前記フレーム部材の対向する面が押圧されている請
    求項1〜3の何れかに記載のプリンタ。
  5. 【請求項5】 前記第1のフレーム側の係合部が、前記
    固定金具を貫通させる貫通孔である請求項1〜4の何れ
    かに記載のプリンタ。
  6. 【請求項6】 前記貫通孔は、前記固定金具を該貫通孔
    内へ案内するガイド部を備える請求項5に記載のプリン
    タ。
  7. 【請求項7】 前記第1のケース部材が、その第2及び
    第3の面板の開放端側から前記フレーム部材に装着され
    るものであり、 前記プリンタが、更に、 前記ケース部材を前記フレーム部材に装着した状態で、
    前記第2及び第3の面板の開放端側が、相互に離れる方
    向に開くことを規制する第1の係合手段と、 前記ケース部材を前記フレーム部材に装着した状態で、
    前記ケース部材が前記フレーム部材に対しその装着方向
    と逆方向に抜けることを規制する第2の係合手段であっ
    て、前記第1の係合手段よりも前記第2及び第3の面板
    におけるその連結端側に設置されたものと、 前記第2の係合手段による規制を解除する係合解除手段
    であって、前記第2の係合手段よりも前記第2及び第3
    の面板におけるその連結端側に設置されたものと、を備
    える請求項1〜6の何れかに記載のプリンタ。
  8. 【請求項8】 前記第1及び第2の係合手段が、前記第
    2及び第3の面板の内面側に形成された係合爪と、該係
    合爪と係合する前記フレーム部材側に形成された係合片
    を含む請求項7に記載のプリンタ。
  9. 【請求項9】 前記ケース部材を前記フレーム部材に装
    着した状態で、前記ケース部材が前記フレーム部材に対
    しその装着方向と略直交する方向に抜けることを規制す
    る第3の係合手段を更に備えた請求項7又は8に記載の
    プリンタ。
  10. 【請求項10】 前記第3の係合手段は、前記ケース部
    材を前記フレーム部材に装着する際に、該装着方向への
    移動のガイドとなるガイド部材を含む請求項9に記載の
    プリンタ。
  11. 【請求項11】 前記係合解除手段が、前記第2及び第
    3の面板に形成され、これらの面板を内側から外側に押
    し広げることを可能とする指挿入用の切り欠きを含む請
    求項7〜10の何れかに記載のプリンタ。
  12. 【請求項12】 前記第2及び第3の面板を連結し、前
    記第1の面板と略直交する第4の面板を更に備え、前記
    第1及び第2の係合手段が、前記第2及び第3の面板に
    おける前記第4の面板から離れた位置に設置されている
    請求項7〜11の何れかに記載のプリンタ。
  13. 【請求項13】 前記固定金具を覆い、前記ケース部材
    又は前記フレーム部材に係合してプリンタの外形の一部
    を構成する金具カバーであって、その係合の際に前記固
    定金具の動きを規制する当接部を備えたもの、を更に備
    える請求項1〜12の何れかに記載のプリンタ。
  14. 【請求項14】 前記金具カバーは、その前記固定金具
    の移動方向に沿う方向の移動によって 前記ケース部材
    又は前記フレーム部材に係合する第1のカバー側の係合
    部を備え、前記金具カバーの当接部が前記第1のカバー
    側の係合部の近傍に配置されている請求項13に記載の
    プリンタ。
  15. 【請求項15】 前記固定金具は、前記金具カバーの当
    接部に対向する位置に孔を備え、前記金具カバーの装着
    時に該孔の位置で、前記当接部が該金具カバーに当接さ
    れる請求項14に記載のプリンタ。
  16. 【請求項16】 前記固定金具が略L字状をなし、少な
    くともその両端の位置で前記ケース部材又は前記フレー
    ム部材に係合する請求項1〜15の何れか1に記載のプ
    リンタ。
  17. 【請求項17】 前記金具カバーが前記固定金具に沿う
    略L字状をなし、その一端に前記第1のカバー側の係合
    部を備え、他端に前記ケース部材又は前記フレーム部材
    に係合する第2のカバー側の係合部を備えた請求項16
    に記載のプリンタ。
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