JPH1076731A - アイドラプーリホルダ - Google Patents

アイドラプーリホルダ

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JPH1076731A
JPH1076731A JP23321196A JP23321196A JPH1076731A JP H1076731 A JPH1076731 A JP H1076731A JP 23321196 A JP23321196 A JP 23321196A JP 23321196 A JP23321196 A JP 23321196A JP H1076731 A JPH1076731 A JP H1076731A
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timing belt
idler pulley
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engaging
pulley holder
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龍二 青木
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康 佐伯
Toru Fujii
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タイミングベルトを取り付ける作業を素早く
簡単に行うことができ、しかも部品点数や作業工程の増
加なしにプリントミスの原因となる歯飛びを防止する。 【構成】 プリンターのプリントヘッドを移動させるタ
イミングベルト300が架けられるアイドラプーリ20
0を回動可能にプーリ支持部110に支持し、プリンタ
ーのベース部材400にタイミングベルト300の緊張
及び弛緩する方向に沿ってスライド可能に取り付けられ
るとともに、タイミングベルト300を引っ張る方向に
付勢されるものであって、ベース部材400に形成され
た係合部420に係合可能な係合爪142を備えてお
り、係合爪142を付勢に抗して係合部420に係合さ
せると、アイドラプーリ200はタイミングベルト30
0が弛緩する場所に位置し、係合を解除するとタイミン
グベルト300に所定のテンションが加わる場所に位置
し、タイミングベルト300が弛緩する方向に引っ張ら
れても係合爪142と係合部420とによりスライドが
阻止されるように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンターのプリ
ントヘッドを移動させるタイミングベルトが架けられる
アイドラプーリを支持するアイドラプーリホルダに関す
る。
【0002】
【従来の技術】プリンターのプリントヘッドを移動させ
るタイミングベルトは、内側に歯部が形成されている。
そして、このタイミングベルトは、駆動モータにより回
動駆動される歯付きのモータ側ギアと、アイドラプーリ
ホルダに回動可能に支持されるアイドラプーリとの間に
張り渡される。
【0003】前記タイミングベルトには、プリントヘッ
ドのスムーズな移動のために所定のテンションが与えら
れる必要があるため、アイドラプーリホルダは、アイド
ラプーリスプリングによってテンションが与えられるよ
うになっている。すなわち、アイドラプーリをプリンタ
ーの構成部材に対してタイミングベルトの緊張及び弛緩
する方向にスライド可能に取り付け、当該アイドラプー
リホルダをタイミングベルトが緊張される方向に付勢し
ておくのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のアイドラプーリホルダには以下のような問題点
がある。すなわち、プリンターの組立作業時には、アイ
ドラプーリホルダをアイドラプーリホルダスプリングの
弾性力に抗してモータ側ギアの側にスライドさせ、この
状態でタイミングベルトをアイドラプーリに取り付ける
必要がある。これは、一方の手でアイドラプーリを押し
つつ、他方の手でタイミングベルトをアイドラプーリに
架けるという作業となり、素早く確実な作業のためには
熟練を要する。
【0005】また、プリント時にタイミングベルトの駆
動が急停止されると、アイドラプーリスプリングが弛
み、その結果モータ側ギアとタイミングベルトとの間で
歯飛びが生じる。この歯飛びが生じると、プリンターの
制御部が認識しているプリントヘッドの位置と実際のプ
リントヘッドの位置との間にずれが生じるため、プリン
トミスの原因となる。
【0006】かかる歯飛び防止のために、タイミングベ
ルトの取付作業後に、ガイドボスに円筒形状のストッパ
を嵌め込み、タイミングベルトの駆動が急停止されても
アイドラプーリスプリングが弛まないようにしたものも
ある。しかし、これでは、歯飛びは防止できても、部品
点数が増加し作業工程も増加する。
【0007】本発明は上記事情に鑑みて創案されたもの
で、タイミングベルトを取り付ける作業を素早く簡単に
行うことができ、しかも部品点数や作業工程の増加なし
にプリントミスの原因となる歯飛びを防止することがで
きるアイドラプーリホルダを提供することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るアイドラ
プーリホルダは、プリンターのプリントヘッドを移動さ
せるタイミングベルトが架けられるアイドラプーリを回
動可能にプーリ支持部に支持し、プリンターの構成部材
にタイミングベルトの緊張及び弛緩する方向に沿ってス
ライド可能に取り付けられるとともに、前記タイミング
ベルトを引っ張る方向に付勢されるアイドラプーリホル
ダであって、前記構成部材に形成された係合部に係合可
能な係合爪を備えており、前記係合爪を前記付勢に抗し
て係合部に係合させると、前記アイドラプーリはタイミ
ングベルトが弛緩する場所に位置し、前記係合を解除す
るとタイミングベルトに所定のテンションが加わる場所
に位置し、タイミングベルトが弛緩する方向に引っ張ら
れても前記係合爪と係合部とによりスライドが阻止され
るように構成されている。
【0009】また、請求項2に係るアイドラプーリホル
ダでは、係合爪の係合部に対する係合及び解除は、係合
爪に外力を加えることによってのみ可能なように構成さ
れている。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態に係る
アイドラプーリホルダの図面であって、同図(A)は概
略的正面図、同図(B)は概略的底面図、図2は本発明
の実施の形態に係るアイドラプーリホルダによってタイ
ミングベルトが緊張した状態を示す図面であって、同図
(A)は概略的正面図、同図(B)は概略的平面図、図
3は本発明の実施の形態に係るアイドラプーリホルダに
よってタイミングベルトが弛緩した状態を示す図面であ
って、同図(A)は概略的正面図、同図(B)は概略的
平面図、図4は本発明の実施の形態に係るアイドラプー
リホルダが取り付けられるプリントの構成部材であるベ
ース部材のガイド溝の概略的正面図である。
【0011】なお、本明細書において、緊張とはタイミ
ングベルト300が所定のテンションを持って張り渡さ
れることをいい、弛緩とはタイミングベルト300から
前記所定のテンションが抜けて弛んだ状態になることを
いうものとする。
【0012】本発明の実施の形態に係るアイドラプーリ
ホルダ100は、図示しないプリンターのプリントヘッ
ドを移動させるタイミングベルト300が架けられるア
イドラプーリ200を回動可能にプーリ支持部110に
支持し、プリンターの構成部材であるベース部材400
にタイミングベルト300の緊張及び弛緩する方向に沿
ってスライド可能に取り付けられるとともに、前記タイ
ミングベルト300を引っ張る方向に付勢されるもので
ある。
【0013】まず、このアイドラプーリホルダ100が
スライド可能に取り付けられるプリンターの構成部材で
あるベース部材400について説明する。このベース部
材400は、金属板を折曲形成したものであり、図示し
ないプリントヘッドの移動を案内するガイド棒 (図示省
略) が横方向に取り付けられている。また、このベース
部材400には、タイミングベルト300の歯部に噛合
し、タイミングベルト300を駆動させる歯付きのモー
タ側ギア (図示省略) が設けられている。
【0014】このベース部材400のモータ側ギアが設
けられた側とは反対の側には、アイドラプーリホルダ1
00をタイミングベルト300が緊張及び弛緩する方向
にスライド可能に取り付けるためのガイド溝410が開
設されている。このガイド溝410は、図4に示すよう
に、ベース部材400の側方から大切込部411が、ま
たこの大切込部411に連なって狭切込部412が、さ
らにこの狭切込部412に連なって略ハート形状のハー
ト状切込部413が設けられている。
【0015】さらに、前記ハート状切込部413の奥側
縁部、すなわちモータ側ギアが設けられた側には、後述
するガイドボス130が嵌まり込む開口421が開設さ
れた係合部420が切り起こし形成で形成されている。
【0016】前記アイドラプーリホルダ100は、前記
アイドラプーリ200を回動可能に支持する平面視略コ
字形状のプーリ支持部110と、このプーリ支持部11
0の底部112から外方に延設されるガイド部120
と、このガイド部120から突出される円筒形状のガイ
ドボス130と、このガイドボス130と平行に前記ガ
イド部120から延設されるアーム部140とが、合成
樹脂等によって一体に形成されたものである。
【0017】まず、前記プーリ支持部110は、平行に
対向する一対の側部111と、この一対の側部111を
連結する前記底部112とを有している。側部111に
は、略U字形状の支持用凹部111Aが切り込まれて形
成されている。この支持用凹部111Aにアイドラプー
リ200の軸部210を嵌め込んで、アイドラプーリ2
00を回動可能に支持するのである。
【0018】また、このプーリ支持部110の底部11
1から延設されるガイド部120は、前記ガイド溝41
0を介してベース部材400の裏面側に位置する一対の
裏側ガイド突起122Aと、表面側に一対の位置する表
側ガイド突起122Bとが形成されている。すなわち、
この裏側ガイド突起122Aと表側ガイド突起122B
との間でベース部材400、詳しくは狭切込部412の
縁部を挟み込むことによって、アイドラプーリホルダ1
00がベース部材400に対してスライド可能に取り付
けられるのである。
【0019】さらに、このガイド部120の略中央から
は、略円筒形状のガイドボス130が突設されている。
このガイドボス130は、前記係合部420の開口42
1に嵌まり込む部分であって、アイドラプーリホルダ1
00のスライドをタイミングベルト300の緊張及び弛
緩する方向にのみ規制するものである。また、このガイ
ドボス130の先端には、前記開口421に挿入しやす
いようにテーパ面が設けられている。
【0020】さらに、このガイドボス130は、アイド
ラプーリホルダ100に対してタイミングベルト300
を引っ張る方向(図2(A)における矢印A方向)に付
勢するアイドラプーリスプリング500が外嵌される部
分でもなる。すなわち、アイドラプーリスプリング50
0は、係合部420とガイド部120との間に介在さ
れ、ガイド溝410でスライド可能となったアイドラプ
ーリホルダ100をタイミングベルト300を引っ張る
方向に付勢するのである。
【0021】一方、前記表側ガイド突起122Bの一方
からは、ガイドボス130と平行になったアーム部14
0が延設されている。このアーム部140は、先端に略
三角形状の先端爪部141が設けられている。また、こ
のアーム部140の中腹部からは、ガイドボス130に
向かった係合爪142が突設されている。
【0022】かかる係合爪142を係合部420から見
てアイドラプーリスプリング500の付勢力に抗する
側、すなわち図3(A)に示すように、右側に位置させ
て係合部420に係合させると、アイドラプーリスプリ
ング500は押し縮められた状態を維持する。このた
め、アイドラプーリ200はタイミングベルト300が
弛緩する場所に位置することになる。
【0023】一方、係合爪142の係合部420に対す
る係合を解除して、係合部420の反対側、すなわち図
2(A)に示すように、左側に位置させると、アイドラ
プーリスプリング500が伸びた状態になり、アイドラ
プーリ200は、タイミングベルト300に対して所定
のテンションを与える場所に位置する。
【0024】この係合爪142の突出420に対する係
合及び解除は、作業者が指でアーム部140の先端爪部
141を持ってを図2(A)の矢印B方向に変位させる
ことで行う。
【0025】次に、このように構成されたアイドラプー
リホルダ100を用いたプリンターにおけるタイミング
ベルト300の取付作業の手順について説明する。
【0026】まず、ガイドボス130にアイドラプーリ
スプリング500を外嵌させた状態でベース部材400
に取り付ける。すなわち、ガイド溝410の大切込部4
11から狭切込部412に向かってガイド部120の裏
側ガイド突起122A及び表側がど突起122Bを嵌め
込み、ガイドボス130を係合部420の開口421に
挿入するのである。この時、アーム部140の先端爪部
141は、係合部420にテーパ面が当接するので、ス
ムーズに図2(A)に示す矢印A方向に変位する。これ
により、アイドラプーリホルダ100がベース部材40
0にスライド可能に取り付けられたことになる。
【0027】次に、アーム部140を矢印B方向に変位
させる。これと同時に、アイドラプーリホルダ100を
アイドラプーリスプリング500の弾発付勢力に抗して
反矢印A方向に押す。アイドラプーリホルダ100の係
合爪142が係合部420を越えたならば、アーム部1
40を元の位置に復帰させる。その後、アイドラプーリ
ホルダ100に加えた力を解除する。これにより、アイ
ドラプーリホルダ100は、図3(A)に示す位置で係
止される。
【0028】この状態では、アイドラプーリ200は、
タイミングベルト300が弛緩する場所に位置すること
になる。このため、この状態では、タイミングベルト3
00を図示しない歯付きのモータ側ギアとの間に容易に
取り付けることができる。
【0029】タイミングベルト300が取り付けられた
ならば、アーム部140を再び矢印B方向に変位させ、
係合爪142と係合部420との係合を解除する。する
と、この解除とともに、アイドラプーリホルダ100は
アイドラプーリスプリング500の弾発付勢力によって
元の位置、すなわちタイミングベルト300に所定のテ
ンションを与える場所に復帰する。
【0030】この状態、すなわちタイミングベルト30
0に所定のテンションを与える位置にあり、プリントが
行われている場合に、何らかの原因によりタイミングベ
ルトの駆動が急停止されると、タイミングベルト300
は弛緩する方向へと引っ張られるので、アイドラプーリ
ホルダ100は歯付きのモータ側ギアの側へと引っ張ら
れる。しかし、係合部420の左側(歯付きモータ側ギ
アが設けられた側とは反対の側)には係合爪142があ
るため、両者が当たることによってアイドラプーリホル
ダ100は、歯付きのモータ側ギアの側へは移動しな
い。
【0031】すなわち、タイミングベルト300が弛緩
する方向に引っ張られても前記係合爪142と係合部2
40とにより、タイミングベルト300が弛緩する方向
へのスライドは阻止される。この状態でも、タイミング
ベルト300には、所定のテンションが加わっているの
で、タイミングベルト300と歯付きのモータ側ギアと
の間が弛むことがないので歯飛びは発生しない。
【0032】
【発明の効果】本発明に係るアイドラプーリホルダは、
プリンターのプリントヘッドを移動させるタイミングベ
ルトが架けられるアイドラプーリを回動可能にプーリ支
持部に支持し、プリンターの構成部材にタイミングベル
トの緊張及び弛緩する方向に沿ってスライド可能に取り
付けられるとともに、前記タイミングベルトを引っ張る
方向に付勢されるアイドラプーリホルダであって、前記
構成部材に形成された係合部に係合可能な係合爪を備え
ており、前記係合爪を前記付勢に抗して係合部に係合さ
せると、前記アイドラプーリはタイミングベルトが弛緩
する場所に位置し、前記係合を解除するとタイミングベ
ルトに所定のテンションが加わる場所に位置し、タイミ
ングベルトが弛緩する方向に引っ張られても前記係合爪
と係合部とによりスライドが阻止されるように構成され
ている。
【0033】このため、プリンターの組立作業時には、
アイドラプーリホルダをタイミングベルトが弛緩する方
向にスライドさせ、係合部に係合爪を係合させて、その
状態を維持させる。これにより、タイミングベルトは、
アイドラプーリに架け易くなる。しかも、アイドラプー
リホルダはその位置、すなわちタイミングベルトが弛緩
する位置に停まっているため、アイドラプーリホルダも
手で保持する必要がなく両手でタイミングベルトをアイ
ドラプーリに架けることができる。従って、熟練者でな
くとも、タイミングベルトの取付作業を簡単に行うこと
ができる。
【0034】一方、タイミングベルトがアイドラプーリ
に架けられた状態で係合爪と係合部との係合を解除する
と、係合部と係合爪とが当たるため、アイドラプーリホ
ルダはタイミングベルトが弛緩する方向へはスライドし
ない。従って、プリント時にタイミングベルトの駆動が
急停止されても、アイドラプーリホルダはタイミングベ
ルトが弛緩する方向へはスライドしない。このため、タ
イミングベルトには常に所定のテンションが加わってい
るので、タイミングベルトと歯付きのモータ側ギアとの
間が弛むことがないので、プリントミスの原因となる歯
飛びは発生しない。
【0035】また、前記係合爪の係合部に対する係合及
び解除は、係合爪に外力を加えることによってのみ可能
なように構成されているから、不用意に係合爪と係合部
とが係合されたり、その係合が解除されたりすることが
ない。このため、タイミングベルトの取付作業はスムー
ズに行え、プリント時のタイミングベルトの駆動の急停
止にも歯飛びの原因となるタイミングベルトの弛緩が発
生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るアイドラプーリホル
ダの図面であって、同図(A)は概略的正面図、同図
(B)は概略的底面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るアイドラプーリホル
ダによってタイミングベルトが緊張した状態を示す図面
であって、同図(A)は概略的正面図、同図(B)は概
略的平面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るアイドラプーリホル
ダによってタイミングベルトが弛緩した状態を示す図面
であって、同図(A)は概略的正面図、同図(B)は概
略的平面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るアイドラプーリホル
ダが取り付けられるプリントの構成部材であるベース部
材のガイド溝の概略的正面図である。
【符号の説明】
100 アイドラプーリホルダ 110 プーリ支持部 142 係合爪 200 アイドラプーリ 300 タイミングベルト 400 ベース部材(プリンターの構成部材) 420 係合部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンターのプリントヘッドを移動させ
    るタイミングベルトが架けられるアイドラプーリを回動
    可能にプーリ支持部に支持し、プリンターの構成部材に
    タイミングベルトの緊張及び弛緩する方向に沿ってスラ
    イド可能に取り付けられるとともに、前記タイミングベ
    ルトを引っ張る方向に付勢されるアイドラプーリホルダ
    において、前記構成部材に形成された係合部に係合可能
    な係合爪を具備しており、前記係合爪を前記付勢に抗し
    て係合部に係合させると、前記アイドラプーリはタイミ
    ングベルトが弛緩する場所に位置し、前記係合を解除す
    るとタイミングベルトに所定のテンションが加わる場所
    に位置し、タイミングベルトが弛緩する方向に引っ張ら
    れても前記係合爪と係合部とによりスライドが阻止され
    ることを特徴とするアイドラプーリホルダ。
  2. 【請求項2】 前記係合爪の係合部に対する係合及び解
    除は、係合爪に外力を加えることによってのみ可能なこ
    とを特徴とする請求項1記載のアイドラプーリホルダ。
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