JP4923346B2 - 玉磨き揚送装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、揚送筒本体に回転自在に軸支される複数のローラ間を駆動源により周回せしめられる搬送ベルトと、該搬送ベルトが上昇する一面側の外周面に対向して設置され且つ前記揚送筒本体に対して開閉自在なガイドレールに掛け渡して装着される研磨部材と、を備えると共に前記搬送ベルトと前記研磨部材とでパチンコ玉を挟持しながら研磨揚送する玉磨き揚送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、パチンコ玉を揚送する玉磨き揚送装置として、従来、特開2000−308752号で示すものを提案した。この玉磨き揚送装置1は、図4(A)(B)に示すように、駆動源により回転して揚送筒本体3の複数のローラを周回する搬送ベルト6と、搬送ベルト6に対向してガイドレール5の上下端に掛け渡して装着される研磨部材としての布ベルト21(図4(B)参照)と、の間にパチンコ玉を挟持した状態でパチンコ玉を研磨しながら揚送するものである。このように、玉磨き揚送装置1は、パチンコ玉を揚送するだけでなく、パチンコ玉を研磨する機能を有するものであり、この機能を維持するために布ベルト21の入替作業を毎日行っている。布ベルト21は、ガイドレール5の長さの約7倍の長さを有しており、これは、1本の布ベルト21を毎日入替作業をして1週間使用できる長さである。
【0003】
この布ベルト21の入替作業とは、ガイドレール5の上下端に掛け渡した布ベルト21を順次送り出し、布ベルト21の搬送ベルト6と対向する面を使用済面から未使用面に移動させる作業である。具体的には、布ベルト固定係止部材22及び布ベルト引張係止部材23を弛めて布ベルト21が移動し得る状態で、布ベルト引張係止部材23の上方に位置する布ベルト21を下方に引張り、未使用面が搬送ベルト6と対向するように布ベルト21を位置させる。その後、布ベルト固定係止部材22及び布ベルト引張係止部材23を締め付けて布ベルト21を係止することにより、布ベルト21の入替作業が完了する。
【0004】
以上のように、1週間の間、布ベルト21の入替作業を毎日行うことにより、1本の布ベルト21を使い切ることになるため、1週間毎にガイドレール5に装着された布ベルト21全体の取替作業を行う。この取替作業は、まず、布ベルト固定係止部材22及び布ベルト引張係止部材23を弛めて使用済みの布ベルト21を抜き取る。次に、未使用の新しい布ベルト21を布ベルト固定係止部材22,ガイドレール5の上下端及び布ベルト引張係止部材23に掛け渡した後、布ベルト固定係止部材22及び布ベルト引張係止部材23を締めて布ベルト21を仮止めする。このとき、布ベルト21は、布ベルト挿入部36の外側に位置(図4(B)の点線で示す位置)している。この状態で、布ベルト21の両側方端部を順繰りに上下端に亘ってガイドレール5の布ベルト挿入部36に挿入させた後、仮止めしてあった布ベルト固定係止部材22及び布ベルト引張係止部材23を再度締め付けて布ベルト21を係止することにより、布ベルト21の取替作業が完了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記した布ベルト21の入替作業において、布ベルト21を引張る際、布ベルト挿入部36に挿入されている布ベルト21の側方端部が布ベルト挿入部36から外れてしまうことがあり、このような場合、布ベルト挿入部36から外れた部分を再び布ベルト挿入部36に挿入しなければならないが、外れた部分を挿入しても、今度は、挿入した部分に隣接する部分が布ベルト挿入部36から外れてしまうため、隣接する部分をガイドレール5の上端あるいは下端に亘って順繰りに布ベルト挿入部36に挿入していかなければならず、煩雑な作業となっている。
【0006】
また、上記した布ベルト21の取替作業においては、上記のように一旦仮止めして布ベルト21の両側方端部をガイドレール5の上下端に亘って順繰りに布ベルト挿入部36に挿入していかなければならず、これも煩雑な作業となっている。本発明は、上記した事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、布ベルトを使用済面から未使用面に移動させる入替作業及び布ベルト全体の取替作業を容易に行うことができる玉磨き揚送装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、請求項1に記載の発明においては、揚送筒本体に回転自在に軸支される複数のローラ間を駆動源により周回せしめられる搬送ベルトと、該搬送ベルトが上昇する一面側の外周面に対向して設置され且つ前記揚送筒本体に対して開閉自在なガイドレールに掛け渡して装着される研磨部材と、を備えると共に前記搬送ベルトと前記研磨部材とでパチンコ玉を挟持しながら研磨揚送する玉磨き揚送装置において、前記ガイドレールの前記搬送ベルトと対面する側の両側方には、前記ガイドレールを構成するガイドレール基体との間で前記研磨部材の側方端部が挿入される挿入部を形成するためのガイド部材が備えられ、該ガイド部材は、前記研磨部材の側方端部が前記挿入部に挿入された状態で前記搬送ベルト側へ移動することを阻止する阻止位置と、前記研磨部材の側方端部が前記搬送ベルト側移動可能な開放位置と、に移動可能であることを特徴とする。このように構成することにより、搬送ベルトの外周面に対向する面を使用済面から未使用面に移動させる研磨部材の入替作業時に、研磨部材の側方端部がガイド部材から外れてしまった場合でも、一旦ガイド部材を開放位置にした後に再び阻止位置にするだけで研磨部材の側方端部をガイド部材によりガイドされる適切な位置に戻すことが可能となる。
【0008】
また、使い切った研磨部材を新しい研磨部材に交換する研磨部材の取替作業時には、ガイド部材を開放位置にした状態でガイドレールに研磨部材を掛け渡して装着した後にガイド部材を再び阻止位置にするだけで研磨部材の側方端部をガイド部材によりガイドされる適切な位置に戻すことが可能となる。
【0009】
このように、容易に研磨部材をガイドレールに対して適切な位置にすることができるため、研磨部材の入替作業や取替作業を効率的に行うことができる。
【0010】
また、請求項2に記載の発明においては、前記ガイドレールは、前記ガイド部材を前記阻止位置で保持するための保持手段を備えていることを特徴とする。このように構成することにより、例えば、玉磨き揚送装置の振動等によってガイド部材が阻止位置から不用意に移動してしまうことがないため、研磨部材がガイドレールに対してずれてしまうことを防止できる。
【0011】
また、請求項3に記載の発明においては、前記ガイドレールは、前記ガイド部材を前記開放位置で保持するための保持手段を備えていることを特徴とする。このように構成することにより、ガイド部材が開放位置から不用意に移動してしまうことがないため、研磨部材をガイドレールに掛け渡す作業の際、ガイド部材の移動を気にすることなく作業を行うことができる。
【0012】
また、請求項4に記載の発明においては、前記ガイド部材は、その一側端部が前記ガイドレールを構成するガイドレール基体の側方端部に蝶番によって連結されることにより、該ガイドレール基体に対して回動自在に軸支されることを特徴とする。このように構成することにより、ガイド部材とガイドレール基体とが簡単な機構の蝶番で連結されるため、大がかりな連結機構で連結した場合に比べて連結部分を小さくすることができ、ガイドレール自体も小型化することができる。また、ガイド部材の阻止位置から開放位置までの移動距離が少ないため、ガイド部材の移動操作を容易に行うことができる。
【0013】
また、請求項5に記載の発明においては、前記ガイド部材は、前記ガイドレールを構成するガイドレール基体に対して着脱自在に設けられていることを特徴とする。このように構成することにより、ガイド部材を取り外して交換することができるため、ガイド部材にパチンコ玉が接触して摩耗,損傷等した場合に、ガイドレール基体及び他方のガイド部材を交換する必要がなく、補修コストを低減できると共に資源の有効利用を図ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について図1乃至図2を参照して説明する。図1は、ガイドレール5を開放した玉磨き揚送装置1を後方から見た斜視図であり、図2(A)は、ガイド部材45を開放位置にした状態のガイドレール5の平面図であり、図2(B)は、ガイド部材45を阻止位置にした状態のガイドレール5の平面図である。
【0015】
図において、玉磨き揚送装置1は、厚肉の鋼板で形成された支持台2の上部に支持台2と同じ材料で形成された揚送筒本体3が垂直状に立設され、揚送筒本体3の下部に位置する下部ローラ4と上部に位置する上部ローラ(図示しない)との間に掛け渡される革製の搬送ベルト6が、揚送筒本体3の周囲を周回するようになっている。この下部ローラ4と上部ローラとの間には、搬送ベルト6をガイドする中間ローラ(図示しない)がローラシャフト(図示しない)に軸支されて揚送筒本体3内部に複数箇所設けられているが、この中間ローラは、搬送ベルト6の周回を補助する働きをしている。
【0016】
揚送筒本体3は、一側面(図1中、排出樋部41側の面)が開口した長方形形状であり、開口面の対面側(図1中、ガイドレール5が対向する面)には、前記中間ローラに対応する位置に該中間ローラの外周面の一部が突出するように図示しない開口部が設けられている。また、揚送筒本体3の開口面には、揚送筒カバー(図示しない)が係止されている。この揚送筒カバーは、揚送筒本体3の全長に亘って揚送筒本体3の開口面を覆うように固定されるものであり、中間ローラの修理,交換時あるいは揚送筒本体3内のトラブル時などに揚送筒カバーを取り外して修理,交換作業あるいはトラブルに対する対処を行うことができる。
【0017】
搬送ベルト6は、モータ内蔵の下部ローラ4の回転により揚送筒本体3の周囲を周回駆動するものである。この搬送ベルト6に張力を付与するために、搬送ベルト6が交互に当接する第1テンションローラ8,第2テンションローラ9及び第3テンションローラ10からなるテンションローラ機構7が、下部ローラ4の上方に取り付けられている。このテンションローラ機構7のローラ8及び10は、開放及び閉塞することが可能となっており、主に搬送ベルト6の交換作業時に操作される。また、揚送筒本体3の下部には、流入するパチンコ玉を複数列に整列せしめられる導入樋11が固定され、揚送筒本体3の上部には、玉磨き後のパチンコ玉が排出される排出樋部41が一体的に形成される上部屈曲樋40が接続されている。
【0018】
しかして、導入樋11から流入されたパチンコ玉は、搬送ベルト6により下部ローラ4から上部ローラに向かって揚送された後に排出樋部41から排出されるが、その揚送される過程で次に説明するガイドレール5に周設される研磨部材としての布ベルト21との摩擦力によってパチンコ玉に付着した汚れが拭き取られ、排出樋部41からは、奇麗にされたパチンコ玉が排出されることとなる。なお、導入樋11には、図1に示すように、導入樋11の傾斜角を調整する傾斜角調整ボルト12が取り付けられている。この傾斜角調整ボルト12には、スプリングが周設されており、内部を流れるパチンコ玉によって導入樋11に無理な力が加わったときでもパチンコ玉がスムーズに整列されるような構造になっている。
【0019】
一方、上述した揚送筒本体3の後方側には、揚送筒本体3の一側面に取り付けられた支持ヒンジ28を介して、ガイドレール5が開閉自在に取り付けられている。この支持ヒンジ28は、揚送筒本体3の垂直方向に亘って数箇所設けられており、ガイドレール5に取付ネジ38により取り付けられている。また、揚送筒本体3のもう一方の側面には、止め金具25が係止金具26を介して取り付けられており、ガイドレール5の側方には、前記止め金具25に対応する位置にその止め金具25を係止するための係合突起24が設けられている。
【0020】
ガイドレール5は、ガイドレール5の基体をなすガイドレール基体20と、ガイドレール基体20と蝶番37により連結されるガイド部材45と、パチンコ玉の揚送通路である玉通路31a〜31gが形成されたガイドレール部材30と、から構成されている。ガイドレール基体20は、内部にガイドレール部材30が取り付けられるよう、図2(A)(B)に示すように、その横断面がほぼコ字状に形成されるものであり、その開放側(図では、下方側)の両側方には、布ベルト21の側方端部をガイドするためのガイド部材45が蝶番37により連結されている。このガイド部材45については、後に詳述する。また、ガイドレール基体20の上端面両側方には、後述するスプリング49が係止される係止突起50が突設されている。
【0021】
ガイドレール部材30は、ウレタンにより形成されており、ガイドレール部材30の両端部に設けられた係合部32がガイドレール基体20の突起42に係合されて移動範囲が規制されると共に、ガイドレール部材30の背面側(揚送筒本体3と反対側)に装着された複数のスプリング35により、玉通路31a〜31gを上昇するパチンコ玉に対して圧力が加わる構造となっている。また、ガイドレール部材30の背面側には、スプリング35の一端を収容して伸縮変形を案内するためのスプリング収容部34と、スプリング収容部34と同じ高さでガイドレール部材30の変形を抑えるため、及び移動範囲を規制するためのレール支持部材33とが形成されている。
【0022】
また、ガイドレール5には、図1に示すように、その背面側に布ベルト21の一端を係止する布ベルト固定係止部材22と布ベルト21の他端を引張係止する布ベルト引張係止部材23とが取り付けられ、その上下端部に布ベルト21を折り返し案内するための布ベルトローラ(図示しない)が設けられている。布ベルト引張係止部材23は、その側方に穿設された取付長穴27に挿通した取付ネジ29をガイドレール5に螺着することにより取り付けられている。しかして、布ベルト固定係止部材22に係止された布ベルト21は、ガイドレール5の下端の布ベルトローラからガイドレール基体20に形成される後述する布ベルト挿入部36を通って上端の布ベルトローラに掛け渡され、布ベルト引張係止部材23に引張係止される。
【0023】
また、前述のように、ガイドレール5は、揚送筒本体3に対して開閉自在に取り付けられているため、搬送ベルト6や布ベルト21の玉磨き揚送装置1への装着は、ガイドレール5を支持ヒンジ28の支点を中心に回転させて開くことにより行うことができる。このようにして搬送ベルト6や布ベルト21を装着し、ガイドレール5が閉じられた状態で揚送筒本体3とガイドレール5を止め金具25により係止することによって、搬送ベルト6と布ベルト21が対面した状態で維持される。このようにガイドレール5が閉じられ、止め金具25により係止された状態では、揚送筒本体3とガイドレール5との間には、隙間が形成されることとなるが、この隙間は、係止部材26の固着位置を調整することによってその寸法を設定することができ、その設定値に応じて揚送されるパチンコ玉への圧力を変化させることができる。なお、前述のように、ガイドレール5が閉じられ、止め金具25により係止された状態では、搬送ベルト6と玉通路31a〜31gとの隙間、即ちパチンコ玉が挟持される間隔は、通常7〜10mm程度に設定されている。
【0024】
しかして、このように搬送ベルト6及び布ベルト21を装着した状態でガイドレール5を閉じ、係合突起24に止め金具25を係止させてガイドレール5を揚送筒本体3に装着させた後、搬送ベルト6を周回動作させることにより、布ベルト21を介してガイドレール基体20の玉通路31a〜31gに嵌り込んだパチンコ玉が、布ベルト21に汚れを拭き取られながら上昇するものである。
【0025】
なお、営業終了時には、布ベルト21の入替作業が毎日行われる。布ベルト21の入替作業は、布ベルト固定係止部材22及び布ベルト引張係止部材23を弛めて布ベルト21が移動し得る状態で、布ベルト引張係止部材23の上方に位置する布ベルト21を引張り、未使用面が搬送ベルト6と対向するように布ベルト21を位置させ、その後、布ベルト固定係止部材22及び布ベルト引張係止部材23を締め付けて布ベルト21を係止することにより行う。このようにして、翌日の研磨に対する準備が終了する。布ベルト21は、ガイドレール5の長さの約7倍の長さを有しており、入替作業でほぼガイドレール5の長さ分の布ベルト21が入れ替えられるため、1本の布ベルト21で1週間使用できる。こうして入替作業を1週間繰り返して布ベルト21を使い切った場合には、布ベルト21の取替作業が行われる。取替作業は、まず、布ベルト固定係止部材22及び布ベルト引張係止部材23を弛めて使用済みの布ベルト21を抜き取る。次に、未使用の新しい布ベルト21を布ベルト固定係止部材22,ガイドレール5の上下端及び布ベルト引張係止部材23に掛け渡した後、布ベルト固定係止部材22及び布ベルト引張係止部材23を締め付けて布ベルト21を係止することにより、布ベルト21の取替作業が完了する。
【0026】
なお、上記した布ベルト21の入替作業は、ガイドレール5を揚送筒本体3から開いた状態で行っても、あるいは閉じたままの状態でも行うことができるが、未使用の新しい布ベルト21に交換する取替作業の場合には、ガイドレール5を揚送筒本体3から開いた状態で行う必要がある。
【0027】
次に、本実施形態の要部を構成するガイド部材45について説明する。前述のように、ガイドレール基体20の開放側(搬送ベルト6と対面する側)の両側方には、図2(A)(B)に示すように、布ベルト21の側方端部をガイドするためのガイド部材45が備えられている。ガイド部材45は、図1に示すように、ガイドレール基体20とほぼ同じ長さで平板状に形成され、ガイドレール基体20の上端から下端に亘って備えられるものである。また、ガイド部材45は、その一端部がガイドレール基体20の側方端部に蝶番37によって連結されることにより、ガイドレール基体20に対して回動自在に軸支されるものである。この蝶番37は、ガイド部材45及びガイドレール基体20の上端から下端に亘って設けられるものであり、図示しない取付ネジによりガイド部材45及びガイドレール基体20に対してそれぞれ着脱自在に取り付けられている。このように、ガイド部材45とガイドレール基体20とが簡単な機構の蝶番37で連結されているため、大がかりな連結機構で連結した場合に比べて連結部分を小さくすることができ、ガイドレール5自体も小型化することができる。また、図2(B)に示すガイド部材45は、布ベルト21の側方端部が搬送ベルト6側へ移動することを阻止する阻止位置から図2(A)に示す布ベルト21の側方端部を移動可能に開放する開放位置までの移動距離が少ないため、ガイド部材45の移動を片手で容易に行うことができ、操作性に優れているものである。更に、ガイド部材45がガイドレール基体20に対して着脱自在に設けられているため、ガイド部材45を取り外して交換することができ、ガイド部材45にパチンコ玉が接触して摩耗,損傷等した場合に、ガイドレール基体20及び他方のガイド部材45を交換する必要がなく、補修コストを低減できると共に資源の有効利用を図ることができる。
【0028】
ガイド部材45の蝶番37近傍であってガイドレール基体20側には、ガイド部材45の阻止位置を決めるための阻止位置決め突起46が突設されている。また、ガイド部材45の蝶番37の近傍であって阻止位置決め突起46の反対側には、ガイド部材45の開放位置を決めるための開放位置決め突起47が突設されている。また、ガイド部材45の上端面であってガイド部材45の先端部近傍には、ガイド部材45を阻止位置あるいは開放位置で保持するための保持手段としてのスプリング49が係止される係止突起48が突設されている。
【0029】
しかして、ガイド部材45は、前述のように、蝶番37によりガイドレール基体20と連結され、ガイド部材45の係止突起48とガイドレール基体20の係止突起50との間にスプリング49が掛け渡されることによりガイドレール基体20に組み付けられる。
【0030】
このようにガイド部材45が組み付けられた状態で、ガイド部材45を図2(A)に示すように外側に移動させた場合、ガイド部材45の開放位置決め突起47がガイドレール基体20の側面に当接し、ガイド部材45が開放位置となる。このときスプリング49がガイド部材45を開放する方向に付勢しているため、ガイド部材45が開放位置で保持されることとなる。
【0031】
また、ガイド部材45を図2(B)に示すように内側に移動させた場合、ガイド部材45の阻止位置決め突起46がガイドレール基体20の側面に当接し、ガイド部材45が阻止位置となる。このときスプリング49は、ガイド部材45が阻止位置となる方向にガイド部材45を付勢しているため、ガイド部材45が阻止位置で保持されることとなる。また、ガイド部材45が阻止位置となった場合、ガイド部材45とガイドレール基体20との間に布ベルト21の側方端部が挿入される布ベルト挿入部36が形成される。
【0032】
上記のように、ガイド部材45は、開放位置と阻止位置とに移動可能であるため、搬送ベルト6の外周面に対向する面を使用済面から未使用面に移動させる布ベルト21の入替作業時に、布ベルト21の側方端部がガイド部材45から外れてしまった場合でも、一旦ガイド部材45を開放位置にすれば、上下端に亘って全ての布ベルト21の側方端部がガイド部材45の内側、つまり、布ベルト挿入部36に位置することとなり、その後、ガイド部材45を阻止位置に戻せば、布ベルト21の側方端部を布ベルト挿入部36に挿入された適切な状態にすることができる。このようにガイド部材45を一旦開放して再度阻止位置にするだけで、布ベルト21の側方端部が全てガイド部材45にガイドされる適切な位置となる。
【0033】
また、使い切った布ベルト21を新しい布ベルト21に交換する布ベルト21の取替作業時には、ガイド部材45を開放位置にした状態でガイドレール5に布ベルト21を掛け渡して装着すれば、上下端に亘って全ての布ベルト21の側方端部がガイド部材45の内側、つまり、布ベルト挿入部36に位置することとなり、その後、ガイド部材45を阻止位置に戻せば、布ベルト21の取替作業が完了する。このようにガイド部材45を開放位置にして布ベルト21を掛け渡し、再度阻止位置にするだけで、布ベルト21の側方端部が全てガイド部材45にガイドされる適切な位置となる。
【0034】
このように、容易に布ベルト21をガイドレール5に対して適切な位置にすることができるため、布ベルト21の入替作業や取替作業を効率的に行うことができる。
【0035】
また、上記のように、ガイド部材45は、スプリング49の付勢力によって開放位置で保持されるため、ガイド部材45が開放位置から不用意に移動してしまうことがなく、例えば、布ベルト21をガイドレール5に掛け渡す作業の際、ガイド部材45の位置を気にすることなく作業を行うことができる。
【0036】
更に、上記のように、ガイド部材45は、スプリング49の付勢力によって阻止位置で保持されるため、例えば、玉磨き揚送装置1の振動等によってガイド部材45が阻止位置から不用意に移動してしまうことがなく、布ベルト21がガイドレール5に対してずれてしまうことを防止できる。
【0037】
上記した実施形態(以下、第1実施形態という)においては、ガイド部材45は、ガイド部材45の外側端部を中心に回動する構造のものであるが、このようなものに限らず、ガイド部材45がガイドレール5側及び搬送ベルト6側に移動するものであってもよい。このような実施形態(以下、第2実施形態という)について、図3(A)(B)を参照して説明する。図3(A)は、第2実施形態におけるガイド部材45を開放位置にした状態のガイドレール5の平面図及び部分側面図であり、図3(B)は、第2実施形態におけるガイド部材45を阻止位置にした状態のガイドレール5の平面図及び部分側面図である。なお、第1実施形態と同一の機能を有する部品には、同じ符号を付した。
【0038】
図3(A)(B)において、ガイド部材45は、横断面がほぼL字状に形成されて、その上下端部(上端部のみ図示)近傍には、ガイドレール基体20の後述する摺動穴52に挿通される保持手段としての摺動ボス51が突設されている。摺動ボス51は、その先端にフランジを持つ円筒形状に形成されるものである。
【0039】
一方、ガイドレール基体20の搬送ベルト6側の面の両側方には、ガイド部材45の一辺が挿入される挿入溝53が形成されている。また、ガイドレール基体20の両側面には、ガイド部材45の摺動ボス51に対応する位置に挿入溝53に連通して摺動穴52が穿設されている。摺動穴52は、ガイド部材45の厚さ方向に長く穿設される長穴であり、そのガイドレール5背面側の端部近傍には、摺動ボス51を阻止位置で保持するための保持手段としての阻止位置保持突起54が上下に突設されている。また、摺動穴52の搬送ベルト6側の端部近傍には、摺動ボス51を開放位置で保持するための保持手段としての開放位置保持突起55が上下に突設されている。
【0040】
しかして、上記したガイド部材45を図3(A)に示すように、搬送ベルト6側に摺動させ、摺動ボス51を摺動穴52の搬送ベルト6側の端面に当接させることにより、摺動ボス51が開放位置保持突起55に係止される。これにより、布ベルト挿入部36が大きく開口すると共に、ガイド部材45が開放位置で保持されることとなる。
【0041】
また、上記したガイド部材45を図3(B)に示すように、ガイドレール5側に摺動させ、摺動ボス51を摺動穴52のガイドレール5側の端面に当接させることにより、摺動ボス51が阻止位置保持突起54に係止される。これにより、布ベルト挿入部36が狭められると共に、ガイド部材45が阻止位置で保持されることとなる。
【0042】
上記のように、ガイド部材45は、開放位置と阻止位置とに移動可能であるため、第1実施形態に係るガイド部材45と同様、容易に布ベルト21をガイドレール5に対して適切な位置にすることができ、布ベルト21の入替作業や取替作業を効率的に行うことができる。
【0043】
また、上記のように、ガイド部材45は、摺動ボス51が開放位置決め突起47に係止されることによって開放位置で保持されるため、第1実施形態に係るガイド部材45と同様、布ベルト21をガイドレール5に掛け渡す作業の際、ガイド部材45の位置を気にすることなく作業を行うことができる。
【0044】
更に、上記のように、ガイド部材45は、摺動ボス51が阻止位置決め突起46に係止されることによって阻止位置で保持されるため、第1実施形態に係るガイド部材45と同様、例えば、玉磨き揚送装置1の振動等によってガイド部材45が阻止位置から不用意に移動してしまうことがなく、布ベルト21がガイドレール5に対してずれてしまうことを防止できる。また、摺動ボス51を取り外せば、ガイド部材45をガイドレール基体20から簡単に取り外すことができるため、第1実施形態に係るガイド部材45と同様な効果を有する。
【0045】
以上、パチンコ島台1の詳細な構成について説明してきたが、本実施形態においては、揚送筒本体3に回転自在に軸支される複数のローラ間を駆動源により周回せしめられる搬送ベルト6と、該搬送ベルト6が上昇する一面側の外周面に対向して設置され且つ前記揚送筒本体3に対して開閉自在なガイドレール5に掛け渡して装着される研磨部材としての布ベルト21と、を備えると共に前記搬送ベルト6と前記研磨部材としての布ベルト21とでパチンコ玉を挟持しながら研磨揚送する玉磨き揚送装置1において、前記ガイドレール5の前記搬送ベルト6と対面する側の両側方には、前記研磨部材としての布ベルト21の側方端部をガイドするためのガイド部材45が備えられ、該ガイド部材45は、前記研磨部材としての布ベルト21の側方端部が前記搬送ベルト6側へ移動することを阻止する阻止位置と、該阻止位置よりも前記研磨部材としての布ベルト21から離れて該研磨部材としての布ベルト21の側方端部を移動可能に開放する開放位置と、に移動可能であることにより、搬送ベルト6の外周面に対向する面を使用済面から未使用面に移動させる研磨部材としての布ベルト21の入替作業時に、研磨部材としての布ベルト21の側方端部がガイド部材45から外れてしまった場合でも、一旦ガイド部材45を開放位置にした後に再び阻止位置にするだけで研磨部材としての布ベルト21の側方端部をガイド部材45によりガイドされる適切な位置に戻すことが可能となる。
【0046】
また、使い切った研磨部材としての布ベルト21を新しい研磨部材としての布ベルト21に交換する研磨部材としての布ベルト21の取替作業時には、ガイド部材45を開放位置にした状態でガイドレール5に研磨部材としての布ベルト21を掛け渡して装着した後にガイド部材45を再び阻止位置にするだけで研磨部材としての布ベルト21の側方端部をガイド部材45によりガイドされる適切な位置に戻すことが可能となる。
【0047】
このように、容易に研磨部材としての布ベルト21をガイドレール5に対して適切な位置にすることができるため、研磨部材としての布ベルト21の入替作業や取替作業を効率的に行うことができる。
【0048】
また、本実施形態においては、前記ガイドレール5は、前記ガイド部材45を前記阻止位置で保持するための保持手段としてのスプリング49あるいは阻止位置保持突起54及び摺動ボス51を備えていることにより、例えば、玉磨き揚送装置1の振動等によってガイド部材45が阻止位置から不用意に移動してしまうことがないため、研磨部材としての布ベルト21がガイドレール5に対してずれてしまうことを防止できる。
【0049】
また、本実施形態においては、前記ガイドレール5は、前記ガイド部材45を前記開放位置で保持するための保持手段としてのスプリング49あるいは開放位置保持突起55及び摺動ボス51を備えていることにより、ガイド部材45が開放位置から不用意に移動してしまうことがないため、研磨部材としての布ベルト21をガイドレール5に掛け渡す作業の際、ガイド部材45の移動を気にすることなく作業を行うことができる。
【0050】
また、本実施形態においては、前記ガイド部材45は、その一側端部が前記ガイドレール5を構成するガイドレール基体20の側方端部に蝶番37によって連結されることにより、該ガイドレール基体20に対して回動自在に軸支され、ガイド部材45とガイドレール基体20とが簡単な機構の蝶番37で連結されるため、大がかりな連結機構で連結した場合に比べて連結部分を小さくすることができ、ガイドレール5自体も小型化することができる。また、ガイド部材45の阻止位置から開放位置までの移動距離が少ないため、ガイド部材45の移動操作を容易に行うことができる。
【0051】
更に、本実施形態においては、前記ガイド部材45は、前記ガイドレール5を構成するガイドレール基体20に対して着脱自在に設けられていることにより、ガイド部材45を取り外して交換することができるため、ガイド部材45にパチンコ玉が接触して摩耗,損傷等した場合に、ガイドレール基体20及び他方のガイド部材45を交換する必要がなく、補修コストを低減できると共に資源の有効利用を図ることができる。
【0052】
なお、上記した本実施形態においては、ガイドレール5は、分割されておらず、1つのものを示したが、このようなものに限らず、上下方向に複数に分割されているものであっても良い。この場合、布ベルト21は、分割されたガイドレール5の1つに掛け渡されるかあるいは、複数のガイドレール5に掛け渡されるかいずれであっても良い。
【0053】
また、上記した実施形態においては、ガイド部材45は、ガイドレール5の上端から下端に亘って一体で構成されているものを示したが、複数に分割して構成されているものであっても良い。この場合、分割されたガイド部材45がそれぞれ独立して開閉するかあるいは、連動して開閉するかいずれであっても良い。
【0054】
また、上記した実施形態においては、ガイド部材45は、ガイドレール基体20の上端から下端に亘って備えられるものを示したが、このようなものに限らず、間欠的に備えられるもの、例えば、ガイドレール基体20の上下端近傍にのみ備えられるようなものであっても良い。
【0055】
また、上記した実施形態においては、布ベルト21は、1週間毎に取替作業を行う長さのものを示したが、このようなものに限らず、毎日取替作業を行う長さのものであっても良い。
【0056】
また、上記した第1実施形態においては、ガイド部材45を開放する方向あるいは阻止位置となる方向に付勢する部材としてスプリング49を示したが、このようなものに限らず、ガイド部材45を開放する方向あるいは阻止位置の方向に付勢する機能が蝶番37に内蔵されているものであっても良い。
【0057】
また、上記した第1実施形態においては、ガイド部材45は、開放する方向及び阻止位置となる方向に付勢されるものを示したが、このようなものに限らず、開放する方向あるいは阻止位置の方向のいずれか一方に付勢されるものやいずれの方向にも付勢されないものであっても良い。
【0058】
また、上記した第1実施形態においては、ガイド部材45が阻止位置で停止するよう、阻止位置決め突起46が形成されたものを示したが、このようなものに限らず、阻止位置決め突起46が形成されておらず、スプリング49によって付勢されるガイド部材45で布ベルト21の側方端部を挟持するものであっても良い。
【0059】
また、上記した第1実施形態においては、ガイドレール基体20とガイド部材45とを連結する蝶番37がガイドレール基体20及びガイド部材45の長手方向全体に亘って設けられているものを示したが、このようなものに限らず、所定間隔で間欠的に設けられるものであっても良い。
【0060】
また、上記した実施形態においては、ガイド部材45の阻止位置は、1箇所に保持されるものを示したが、このようなものに限らず、阻止位置が調整可能なものであっても良く、このようにすることにより、布ベルト挿入部36の開口の大きさを変更することができるため、厚さの異なる布ベルト21に対応することができる。
【0061】
また、布ベルト21の側方端部に色彩あるいは文字等を付すことにより、ガイド部材45の締め忘れ防止用目印を施しても良い。これにより、布ベルト21の入替作業又は取替作業後にホール店員がガイド部材45を締め忘れてしまうことを効果的に防止することができる。
【0062】
また、上記した第1実施形態においては、阻止位置にあるガイド部材45をスプリング49により付勢するものを示したが、このようなものに限らず、ガイド部材45が移動し難い構造のものであれば良く、例えば、ガイド部材45及びガイドレール基体20に形成した凹凸部が嵌合することにより保持されたり、あるいは、ガイドレール基体20にガイド部材45を挟持する機構が設けられてガイド部材45が保持されるようなものであっても良い。
【0063】
また、布ベルト固定係止部材22あるいは布ベルト引張係止部材23のいずれかに、布ベルト21の幅寸法を視認可能な目盛を設け、布ベルト21の幅が縮んで交換時期になったことを容易に確認できるようにしても良い。
【0064】
更に、上記した第2実施形態においては、ガイド部材45は、ガイドレール5側及び搬送ベルト6側に移動するものを示したが、このようなものに限らず、ガイドレール5の幅方向(左右方向)で移動し、外側に移動することにより開放位置となり、内側に移動することにより阻止位置となるものであっても良い。
【0065】
【発明の効果】
以上、説明したところから明らかなように、請求項1に記載の発明においては、容易に研磨部材をガイドレールに対して適切な位置にすることができるため、研磨部材の入替作業や取替作業を効率的に行うことができる。
【0066】
また、請求項2に記載の発明においては、例えば、玉磨き揚送装置の振動等によってガイド部材が阻止位置から不用意に移動してしまうことがないため、研磨部材がガイドレールに対してずれてしまうことを防止できる。
【0067】
また、請求項3に記載の発明においては、ガイド部材が開放位置から不用意に移動してしまうことがないため、研磨部材をガイドレールに掛け渡す作業の際、ガイド部材の移動を気にすることなく作業を行うことができる。
【0068】
また、請求項4に記載の発明においては、ガイド部材とガイドレール基体とが簡単な機構の蝶番で連結されるため、大がかりな連結機構で連結した場合に比べて連結部分を小さくすることができ、ガイドレール自体も小型化することができる。また、ガイド部材の阻止位置から開放位置までの移動距離が少ないため、ガイド部材の移動操作を容易に行うことができる。
【0069】
また、請求項5に記載の発明においては、ガイド部材を取り外して交換することができるため、ガイド部材にパチンコ玉が接触して摩耗,損傷等した場合に、ガイドレール基体及び他方のガイド部材を交換する必要がなく、補修コストを低減できると共に資源の有効利用を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガイドレールを開放した玉磨き揚送装置を後方から見た斜視図である。
【図2】ガイド部材を開放位置及び阻止位置にした状態のガイドレールの平面図である。
【図3】第2実施形態におけるガイド部材を開放位置及び阻止位置にした状態のガイドレールの平面図及び部分側面図である。
【図4】ガイドレールを開放した従来の玉磨き揚送装置を後方から見た斜視図及びガイドレールの平面図である。
【符号の説明】
1 玉磨き揚送装置
3 揚送筒本体
5 ガイドレール
6 搬送ベルト
20 ガイドレール基体
21 布ベルト(研磨部材)
37 蝶番
45 ガイド部材
46 阻止位置決め突起
47 開放位置決め手段
49 スプリング(保持手段)
51 摺動ボス(保持手段)
54 阻止位置保持突起(保持手段)
55 開放位置保持手段(保持手段)

Claims (5)

  1. 揚送筒本体に回転自在に軸支される複数のローラ間を駆動源により周回せしめられる搬送ベルトと、該搬送ベルトが上昇する一面側の外周面に対向して設置され且つ前記揚送筒本体に対して開閉自在なガイドレールに掛け渡して装着される研磨部材と、を備えると共に前記搬送ベルトと前記研磨部材とでパチンコ玉を挟持しながら研磨揚送する玉磨き揚送装置において、
    前記ガイドレールの前記搬送ベルトと対面する側の両側方には、前記ガイドレールを構成するガイドレール基体との間で前記研磨部材の側方端部が挿入される挿入部を形成するためのガイド部材が備えられ、
    該ガイド部材は、前記研磨部材の側方端部が前記挿入部に挿入された状態で前記搬送ベルト側へ移動することを阻止する阻止位置と、前記研磨部材の側方端部が前記搬送ベルト側移動可能な開放位置と、に移動可能であることを特徴とする玉磨き揚送装置。
  2. 前記ガイドレールは、前記ガイド部材を前記阻止位置で保持するための保持手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の玉磨き揚送装置。
  3. 前記ガイドレールは、前記ガイド部材を前記開放位置で保持するための保持手段を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の玉磨き揚送装置。
  4. 前記ガイド部材は、その一側端部が前記ガイドレールを構成するガイドレール基体の側方端部に蝶番によって連結されることにより、該ガイドレール基体に対して回動自在に軸支されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の玉磨き揚送装置。
  5. 前記ガイド部材は、前記ガイドレールを構成するガイドレール基体に対して着脱自在に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の玉磨き揚送装置。
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