JPH11216229A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JPH11216229A
JPH11216229A JP32752198A JP32752198A JPH11216229A JP H11216229 A JPH11216229 A JP H11216229A JP 32752198 A JP32752198 A JP 32752198A JP 32752198 A JP32752198 A JP 32752198A JP H11216229 A JPH11216229 A JP H11216229A
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ball
pachinko machine
ball supply
shooting
launching
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発射球を発射レールの発射部へ一個づつ供給
する打球自動供給装置と、パチンコ機に設けられた発射
球をプールするための発射球貯留部とを有し、該発射球
貯留部と前記打球自動供給装置を発射球供給筒で接続す
るようにしたパチンコ機があるが、打球自動供給装置か
ら発射球供給筒を切り離すと、発射球供給筒内にある発
射球が発射球供給筒から零れてしまう問題点があった。 【解決手段】 遊技者にはパチンコ球を放出することな
く、パチンコ機内でパチンコ球を循環させて遊技するよ
うにしたパチンコ機に使用され、該パチンコ機の打球自
動供給装置12に発射球を供給する発射球供給筒24B
であって、前記打球自動供給装置12に接続する球出口
部分に発射球の流路を開閉するストッパー部材29Cを
設けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機設置島
内、または、パチンコ機内でパチンコ球を循環させて遊
技するようにしたパチンコ機に使用され、該パチンコ機
の打球自動供給装置に発射球を供給する発射球供給筒に
関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機内に一定数のパチンコ球を封
入し、該封入したパチンコ球を循環させて遊技を行な
い、遊技者には、パチンコ球を放出する代わりに自己の
持球数を磁気カードに書き込むようにしたパチンコ機が
現在盛んに研究開発されている。そして、本出願人は、
発射球(以下発射部に供給されるパチンコ球を「発射
球」という)を発射レールの発射部へ一個づつ供給する
打球自動供給装置と、パチンコ機設置島内、または、パ
チンコ機内に設けられた発射球をプールするための発射
球貯留部とを有し、該発射球貯留部と前記打球自動供給
装置を発射球供給筒で接続するようにしたパチンコ機を
平成2年5月7日に特許出願している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記本出願
人の特許出願にかかるパチンコ機は、パチンコ機の外枠
から前枠を外す場合や、パチンコ機から遊技板を外す場
合等に前記打球自動供給装置から発射球供給筒を切り離
すと、発射球供給筒内にある発射球の一部が発射球供給
筒の球出口から零れてしまう不便があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の不便を解消するた
め本発明は、前記打球自動供給装置12に接続する球出
口部分に発射球の流路を開閉するストッパー部材29
A,29B,29Cを設けてなるパチンコ機用発射球供
給筒24A,24Bを提供するものである。
【0005】ストッパー部材29A,29B,29Cに
より発射球供給筒24A,24Bの流路を閉じることが
できるから、発射球供給筒24A,24Bから発射球を
零れさせないようにすることができる。従って、発射球
供給筒24A,24B内の発射球を零れさせることなく
発射球供給筒24A,24Bを打球自動供給装置12か
ら取り外し得る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。なお、図1乃至図5は第一実施
例を示すものである。
【0007】パチンコ機1は、パチンコ球を遊技者に放
出する代わりに、遊技者の持球数を磁気カードに記録す
る所謂カード式パチンコ機である。該パチンコ機1は、
図2に示したように外枠1aに開閉自在に設けられた前
枠1bと、該前枠1bに開設された窓孔1cに開閉自在
に設けたガラス扉枠1dと、このガラス扉枠1dの下側
に開閉自在に設けた前板1eとを有する。
【0008】前記ガラス扉枠1dの奥には遊技板7の遊
技部7aが臨んでいる。この遊技部7aには、パチンコ
球を受け入れる多数の入賞球受口器7b,7b…や、パ
チンコ球の落下経路を変える風車7c,7c等が装着さ
れ、さらに入賞しなかったパチンコ球が流入するアウト
球口7dが穿設されている。
【0009】また、前記前枠1bには、磁気カードの挿
入口2aと排出口2bを設けたカード処理装置2と、遊
技者の持球数を表示する球数表示部3と、遊技者が磁気
カードから使用する金額を選択する金額セレクトボタン
4,4,4と、遊技の終了を入力する清算ボタン5と、
打球の発射勢を調節する操作ハンドル6等が設けられて
いる。
【0010】パチンコ機1の裏面には、図3に示したよ
うに、遊技板7の裏面に重合するように設置され、か
つ、該遊技板7に対して扉状に開閉動自在なるように蝶
着8,8された機構板9と、該機構板9に形成されてお
り、入賞球とアウト球を集めてそのパチンコ球を機外に
排出する球集合樋9aと、該球集合樋9aの上方に設置
した制御装置10と、発射球を遊技部7aに発射する打
球発射装置Sが設けられている。
【0011】この打球発射装置Sは、図1に示したよう
に、発射レール11の発射部11aに発射球を一個づつ
供給する打球自動供給装置12と、前記操作ハンドル6
の回転軸6aの先端に固着したプーリー6bと、揺動自
在に軸支された打球槌13と、該打球槌13をカム14
aを介して反復揺動させる発射用モーター14と、前記
打球槌13を打球方向に牽引するばね15と、該ばね1
5の一端を係止するばね力調節部材16と、このばね力
調節部材16と前記プーリー6bをつなぐ紐17等を一
枚の取付基盤18に集約して設置したものである。
【0012】前記打球自動供給装置12は、取付基盤1
8をクランク状に曲げて形成される上方プレート部18
aに装着したものであって、発射レール11を挟んで遊
技板7側に配設される。該打球自動供給装置12は、箱
状カバー12aにパチンコ球の球入口12bと送出口1
2cを穿設してなる。打球自動供給装置12の内部構造
は、現在実施されているものの中から任意に選定される
もので、本実施例では、打球槌13の揺動動作に同期し
て作動する球送り用のソレノイド(図示せず)を内蔵し
ている。この打球槌13の揺動動作にソレノイドを同期
させるには、前記カム14aが打球槌13から離れた直
後にON作動する光学式のセンサー20を該カム14a
に対向するように取付基盤18に設置し、このセンサー
20のON信号によってソレノイドを作動させればよ
い。また、このような球送り用のソレノイドを使用する
もの以外にも、従来最も一般的に使用されているよう
な、打球自動供給装置12内にシーソー動作可能に軸支
した球送り部材を前記打球槌13と機械的に連係させ、
該打球槌13の揺動に伴って球送り部材を作動せしめ、
もってパチンコ球を送り出すようにしたもの、或は、電
動モーターを利用するもの等が考えられる。
【0013】しかして、この打球自動供給装置12に供
給する発射球をプールする発射球貯留部Pは、パチンコ
機設置島21側に設けられている。すなわち、パチンコ
機設置島21は、パチンコ機1,1…を多数並設したも
ので、その上部にパチンコ球研磨リフト(図示せず)で
揚送されたパチンコ球を各パチンコ機1,1…に運ぶ球
供給樋22を架設し、また、パチンコ機1,1…の下方
に球集合樋9aから排出されるパチンコ球を前記パチン
コ球研磨リフトに回収する球回収樋23を架設してな
る。前記球供給樋22には、各パチンコ機1,1…ごと
に対応して分流樋22aが設けられている。そして、該
分流樋22aとパチンコ機1の打球自動供給装置12が
フレキシブルな螺旋コイル状の発射球供給筒24Aによ
って連結されている。このように前記球供給樋22と分
流樋22aが発射球貯留部Pの機能を果たす。
【0014】発射球供給筒24Aには、図1に示したよ
うにその先端にジョイント部材25が取付けられてい
る。該ジョイント部材25は、全体が角筒状になってい
て、その内部を発射球が自由に通れる大きさである。そ
して、ジョイント部材25の先端は、前記打球自動供給
装置12の球入口12b周縁に突設された周枠26に嵌
って該球入口12bと連通している。また、ジョイント
部材25は、周枠26から突出する係止腕26a,26
aの爪27にジョイント部材25側面の段部28が係合
して保持されるものである。さらにジョイント部材25
は、係止腕26a,26aを若干拡開させれば爪27が
段部28から外れるため、図1のように打球自動供給装
置12から簡単に取り外し得る。
【0015】このジョイント部材25には、発射球の流
路を開閉するストッパー部材29Aが設けられている。
該ストッパー部材29Aは、ジョイント部材25の上面
に金属板を軸30で回動可能に軸着し、該金属板の先端
を下向きに屈曲させ、その屈曲部分がジョイント部材2
5に穿設した開口31を通って発射球の流路内に突出す
るようになし、もって、図5鎖線の倒伏姿勢にした状態
で発射球の流路を閉じるものである。
【0016】なお、ストッパー部材29Aは、軸30と
稍きつめに嵌り合っていて特に制止手段を設けなくとも
自然に回動することなく倒伏姿勢或は起立姿勢を維持す
る。そして、ストッパー部材29Aに突設した突片29
hを持って指で切り替え操作するのである。また、発射
球供給筒24A内の発射球は、発射球貯留部Pと打球自
動供給筒12との高低差(落差)によって流下する。
【0017】次に動作説明をする。遊技者が磁気カード
をカード処理装置2に差し込むとその磁気カードに記録
された持球データが制御装置10に読み込まれる。そし
て、遊技者が金額セレクトボタン4を選択するとその金
額分の持球が磁気カードから引き落とされ、球数表示部
3に発射可能な球数が表示される。
【0018】そして、遊技者が操作ハンドル6に触れる
と発射用モーター14が作動して打球槌13が反復揺動
する。この打球槌13の揺動に同期して打球自動供給装
置12が作動しパチンコ球を一個づつ発射部11aに送
り出す。この打球自動供給装置12の前記球送り用のソ
レノイドは、制御装置10によって制御されていて、遊
技者の持球データが「0」になると停止する。
【0019】打球自動供給装置12から送り出された発
射球は、打球槌13によって打ち出され、ガイドレール
に沿って遊技板7の遊技部7aに送り込まれる。このと
き、発射部11aに設けた光学式のセンサー32により
発射球が検出され制御装置10の持球データから「1」
が減算されている。そして、パチンコ球がいずれかの入
賞球受口器7bに入賞すると該入賞球受口器7bに個々
に設けた検出器33からの信号によって景品球数分の数
値を制御装置10の持球データに加算する。
【0020】また、こうして入賞した入賞球と、入賞し
なかったアウト球は球集合樋9aに流れ込んで合流し、
球回収樋23上に排出されてパチンコ球研磨リフトに至
り、パチンコ球研磨リフトで磨かれながら揚送され、球
供給樋22を流れて分流樋22aに分配され、発射球供
給筒24Aを通って打球自動供給装置12に戻り、再び
発射部11aに送り込まれて循環するのである。
【0021】しかして、パチンコ機1の外枠1aから前
枠1bを取り外す場合等により打球自動供給装置12と
発射球供給筒24Aを切り離す必要が生じた場合には、
先ずストッパー部材29Aを図5実線の起立姿勢から同
図鎖線の倒伏姿勢にする。そうすると、ストッパー部材
29Aの先端部がジョイント部材25内に突入して発射
球の流路を閉じる。そして、係止腕26a,26aを拡
開させれば前記のようにジョイント部材25を打球自動
供給装置12から外すことができる。このとき、ジョイ
ント部材25の先端球出口は、ストッパー部材29Aで
閉ざされているから発射球が零れることはない。
【0022】また、逆に打球自動供給装置12に発射球
供給筒24Aを接続する場合は、ジョイント部材25を
打球自動供給装置12の球入口12bに向けて前進させ
ればよい。そうすると、係止腕26a,26aが爪27
のテーパに沿って自然に拡開し、ジョイント部材25の
先端が球入口12bに当接した位置で係止腕26a,2
6aの爪27とジョイント部材25の段部28が係合し
てジョイント部材25が保持される。そして、突片29
hを持ってストッパー部材29Aを起立させれば、発射
球供給筒24Aの流路が開いて打球自動供給装置12に
発射球が供給される。
【0023】図6乃至図7(イ)〜(ハ)は、第二実施
例を示すもので、前記第一実施例に対してジョイント部
材25のストッパー部材29Bが異なる。前記第一実施
例のストッパー部材29Aは、ジョイント部材25を着
脱する操作と発射球の流路を開閉する操作を別々に行な
うものであるが、第二実施例のストッパー部材29B
は、かかる二つの操作が同時に行なわれるようにしたも
のである。
【0024】すなわち、ジョイント部材25は図6に示
したように、発射球供給筒24Aに接続される基体25
aと、該基体25aの先端に摺動自在に装着された摺動
体25bの二部材からなり、該基体25aと摺動体25
bの間にバネ33を介装して常に摺動体25bを押し出
す方向に付勢している。ストッパー部材29Bは、基体
25aの上面に軸34により回動自在に軸支され、か
つ、バネ35によって常時上向き回動するように付勢さ
れている。そして、ストッパー部材29Bには、先端部
に下向きに突設したいかり片36と、上向きに開口する
切欠37が形成されている。いかり片36は、摺動体2
5bの上面に穿設された開口38を通って摺動体25b
内に突出するもので、摺動体25bが前進した図7
(ロ)の位置で開口38に係合するよう設定されてお
り、該開口38に係合してストッパー部材29Bの上動
を阻止すると共に、この状態でその下端が摺動体25b
内に突出して発射球の流路を閉じる。一方、ストッパー
部材29Bの切欠37は、図7(イ)のように摺動体2
5bが後退した位置で打球自動供給装置12の鍵片39
に係合するように設定されている。
【0025】次にその動作について説明する。図7
(イ)のように発射球供給筒24Aが打球自動供給装置
12に接続された状態から発射球供給筒24Aを切り離
すには、先ず、ストッパー部材29Bを指で押圧する。
そうすると、図7(ロ)のようにバネ33の付勢力によ
って基体25aが後退し、ストッパー部材29Bのいか
り片36が摺動体25bの開口38に係合する。これに
よってストッパー部材29Bが下動状態に固定されるか
ら図7(ハ)のように打球自動供給装置12から発射球
供給筒24Aを切り離しても、いかり片36の下端によ
って発射球が止められて零れ落ちることがない。
【0026】一方、発射球供給筒24Aを打球自動供給
装置12に取付けるには、摺動体25bを打球自動供給
装置12の球入口12bに合致させて基体25aをゆっ
くり押し込めばよい。そうすると、基体25aと一緒に
ストッパー部材29Bが前進していかり片36が開口3
8から外れ、ついでバネ35の付勢によってストッパー
部材29Bが上動して切欠37が打球自動供給装置12
の鍵片39に係合する。これによりジョイント部材25
が打球自動供給装置12に固定され、かつ、ストッパー
部材29Bが上昇しているから発射球の流れを妨げるこ
ともない。
【0027】このように第二実施例によれば、発射球供
給筒24Aを打球自動供給装置12から外す場合にはス
トッパー部材29Bを指で押圧する一操作でよく、ま
た、打球自動供給装置12に発射球供給筒24Aを接続
する場合には打球自動供給装置12の球入口12bにジ
ョイント部材25を押し付ける一操作でよいから、発射
球供給筒24Aの着脱操作が非常に簡単になり、かつ、
発射球供給筒24Aを打球自動供給装置12から外すと
自動的に発射球供給筒24Aの流路がストッパー部材2
9Bで閉じられるため、誤って発射球を零れさせるよう
な人為的操作ミスも生じない。
【0028】図8は、第三実施例を示すものである。該
第三実施例は、パチンコ球をパチンコ機1内で循環させ
るものであって、前記球集合樋9aに角筒状の発射球供
給筒24Bを連通させ、該発射球供給筒24Bの先端球
出口を打球自動供給装置12の球入口12bに接続させ
るようにしたものである。
【0029】この第三実施例では、遊技部7aに発射さ
れたパチンコ球が機構板9の球集合樋9aに集まり、そ
のパチンコ球が発射球供給筒24Bを通って打球自動供
給装置12に流れるものであり、球集合樋9aが発射球
貯留部Pとして機能する。そして、ストッパー部材29
Cは、発射球供給筒24Bの球出口に対応して設けた揺
動板40である。該揺動板40は、一端を機構板9に枢
着し、他端に発射球供給筒24Bの球出口を閉じる弁板
41を形成したものである。そして、機構板9に突設し
たピン42で弁板41の図8中時計回りの回動を規制す
ると共に、バネ43により弁板41を同図における時計
方向に付勢している。
【0030】一方、打球自動供給装置12には、揺動板
40を上動させるカム突起44が突設されている。該カ
ム突起44は、機構板9を遊技板7に当接させたときに
機構板9の透孔45を通って揺動板40の下面に摺接す
るもので、機構板9と遊技板7を完全に当接させた状態
で弁板41が最も上昇し、発射球供給筒24Bの球出口
を開放するようカム突起44の傾斜面44aが設定され
ている。
【0031】第三実施例のストッパー部材29Cは以上
のように構成されているため、機構板9を開くと揺動板
40がカム突起44から外れ、バネ43の付勢によって
図8のように弁板41が下動して発射球供給筒24Bの
球出口を塞ぎ、これにより発射球が零れ落ちない。ま
た、機構板9を閉じると、揺動板40がカム突起44と
係合して弁板41が上動し、発射球供給筒24Bの球出
口が開いて発射球が打球自動供給装置12に供給され
る。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ストッパ
ー部材29A,29B,29Cにより発射球供給筒24
A,24Bの流路を閉じることができるから、発射球供
給筒24A,24Bから発射球を零れさせないようにす
ることができる。従って、発射球供給筒24A,24B
内の発射球を零れさせることなく発射球供給筒24A,
24Bを打球自動供給装置12から取り外し得る効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 要部の斜視図である。
【図2】 パチンコ機の斜視図である。
【図3】 パチンコ機の裏面図である。
【図4】 パチンコ機設置島の内部を示す断面図であ
る。
【図5】 要部の断面図である。
【図6】 ジョイント部材を半断面にして示す斜視図で
ある。
【図7】 (イ)〜(ハ)は作用を説明する要部の断面
図である。
【図8】 要部の斜視図である。
【符号の説明】
1 …パチンコ機 12…打球自動供給装置 21…パチンコ機設置島 24A,24B…発射球供給筒 29A,29B,29C…ストッパー部材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年12月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 パチンコ機
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機内でパ
チンコ球を循環させて遊技するようにしたパチンコ機
する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機内に一定数のパチンコ球を封
入し、該封入したパチンコ球を循環させて遊技を行な
い、遊技者にはパチンコ球を放出する代わりに自己の持
球数を磁気カードに書き込むようにしたパチンコ機が現
在盛んに研究開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような循環型の
パチンコ機は、遊技板を外す場合等に前記打球自動供給
装置から発射球供給筒を切り離すと、発射球供給筒内に
ある発射球が発射球供給筒の球出口から零れてしまう不
具合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解消する
ため本発明は、遊技者にはパチンコ球を放出することな
く機内でパチンコ球を循環させて遊技するようにしたパ
チンコ機において、発射球を発射部に自動供給するため
の打球自動供給装置と、その打球自動供給装置の裏側に
設けた発射球用の球入口と、パチンコ機の裏側にあって
開閉動自在な機構板と、前記打球自動供給装置の球入口
に球出口部分が合致するようにして機構板に設けた発射
球供給筒と、発射球の流路を開閉するために前記発射球
供給筒の球出口部分に設けたストッパー部材とを有し、
パチンコ球を機構板経由で循環させるようにしてなるパ
チンコ機を提供する。
【0005】ストッパー部材により発射球供給筒の流路
を閉じることができるから、発射球供給筒から発射球を
零れさせないで機構板を開閉させることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。なお、図1は要部の斜視図、図
2はパチンコ機の斜視図、図3はパチンコ機の裏面図で
ある。
【0007】パチンコ機1は、パチンコ球を遊技者に放
出する代わりに、遊技者の持球数を磁気カードに記録す
る所謂カード式パチンコ機である。該パチンコ機1は、
図2に示したように外枠1aに開閉自在に設けられた前
枠1bと、該前枠1bに開設された窓孔1cに開閉自在
に設けたガラス扉枠1dと、このガラス扉枠1dの下側
に開閉自在に設けた前板1eとを有する。
【0008】前記ガラス扉枠1dの奥には遊技板7の遊
技部7aが臨んでいる。この遊技部7aには、パチンコ
球を受け入れる多数の入賞球受口器7b,7b…や、パ
チンコ球の落下経路を変える風車7c,7c等が装着さ
れ、さらに入賞しなかったパチンコ球が流入するアウト
球口7dが穿設されている。
【0009】また、前記前枠1bには、磁気カードの挿
入口2aと排出口2bを設けたカード処理装置2と、遊
技者の持球数を表示する球数表示部3と、遊技者が磁気
カードから使用する金額を選択する金額セレクトボタン
4,4,4と、遊技の終了を入力する清算ボタン5と、
打球の発射勢を調節する操作ハンドル6等が設けられて
いる。
【0010】パチンコ機1の裏面には、図3に示したよ
うに、遊技板7の裏面に重合するように設置され、か
つ、該遊技板7に対して扉状に開閉動自在なるように蝶
着8,8された機構板9と、入賞球とアウト球を集める
ために機構板9に設けた球集合樋9aと、この球集合樋
9aに連通する角筒状の発射球供給筒24Bと、前記
集合樋9aの上方に設置した制御装置10と、発射球を
遊技部7aに発射する打球発射装置Sが設けられてい
る。
【0011】前記打球発射装置Sは、図1に示したよう
に、発射レール11の発射部11aに発射球を一個づつ
供給する打球自動供給装置12と、前記操作ハンドル6
の回転軸6aの先端に固着したプーリー6bと、揺動自
在に軸支された打球槌13と、該打球槌13をカム14
aを介して反復揺動させる発射用モーター14と、前記
打球槌13を打球方向に牽引するばね15と、該ばね1
5の一端を係止するばね力調節部材16と、このばね力
調節部材16と前記プーリー6bをつなぐ紐17等を一
枚の取付基盤18に集約して設置したものである。
【0012】前記打球自動供給装置12は、取付基盤1
8をクランク状に曲げて形成される上方プレート部18
aに装着したものであって、発射レール11を挟んで遊
技板7側に配設される。該打球自動供給装置12は、箱
状カバー12aにパチンコ球の球入口12bと送出口1
2cを穿設してなる。打球自動供給装置12の内部構造
は、現在実施されているものの中から任意に選定される
もので、本実施例では、打球槌13の揺動動作に同期し
て作動する球送り用のソレノイド(図示せず)を内蔵し
ている。この打球槌13の揺動動作にソレノイドを同期
させるには、前記カム14aが打球槌13から離れた直
後にON作動する光学式のセンサー20を該カム14a
に対向するように取付基盤18に設置し、このセンサー
20のON信号によってソレノイドを作動させればよ
い。また、このような球送り用のソレノイドを使用する
もの以外にも、従来最も一般的に使用されているよう
な、打球自動供給装置12内にシーソー動作可能に軸支
した球送り部材を前記打球槌13と機械的に連係させ、
該打球槌13の揺動に伴って球送り部材を作動せしめ、
もってパチンコ球を送り出すようにしたもの、或は、電
動モーターを利用するもの等が考えられる。
【0013】前記機構板9の発射球供給筒24Bは、機
構板9を閉じた状態で球出口部分が前記打球自動供給装
置12の球入口12bに合致するように位置設定されて
おり、また、球出口にストッパー部材29Cである揺動
板40が設けられている。該揺動板40は、一端を機構
板9に枢着し、他端に発射球供給筒24Bの球出口を閉
じる弁板41を形成したものである。そして、機構板9
に突設したピン42で弁板41の図中時計回りの回動
を規制すると共に、バネ43により弁板41を同図にお
ける時計方向に付勢している。
【0014】一方、打球自動供給装置12には、揺動板
40を上動させるカム突起44が突設されている。該カ
ム突起44は、機構板9を遊技板7に当接させたときに
機構板9の透孔45を通って揺動板40の下面に摺接す
るもので、機構板9と遊技板7を完全に当接させた状態
で弁板41が最も上昇し、発射球供給筒24Bの球出口
を開放するようカム突起44の傾斜面44aが設定され
ている。
【0015】次に動作説明をする。遊技者が磁気カード
をカード処理装置2に差し込むとその磁気カードに記録
された持球データが制御装置10に読み込まれる。そし
て、遊技者が金額セレクトボタン4を選択するとその金
額分の持球が磁気カードから引き落とされ、球数表示部
3に発射可能な球数が表示される。
【0016】次に、遊技者が操作ハンドル6に触れると
発射用モーター14が作動して打球槌13が反復揺動す
る。この打球槌13の揺動に同期して打球自動供給装置
12が作動しパチンコ球を一個づつ発射部11aに送り
出す。この打球自動供給装置12の前記球送り用のソレ
ノイドは、制御装置10によって制御されていて、遊技
者の持球データが「0」になると停止する。
【0017】打球自動供給装置12から送り出された発
射球は、打球槌13によって打ち出され、ガイドレール
に沿って遊技板7の遊技部7aに送り込まれる。このと
き、発射部11aに設けた光学式のセンサー32により
発射球が検出され制御装置10の持球データから「1」
が減算されている。そして、パチンコ球がいずれかの入
賞球受口器7bに入賞すると該入賞球受口器7bに個々
に設けた検出器33からの信号によって景品球数分の数
値を制御装置10の持球データに加算する。
【0018】また、こうして入賞した入賞球と、入賞し
なかったアウト球は球集合樋9aに流れ込んで合流し
射球供給筒24を通って打球自動供給装置12に戻
り、再び発射部11aに送り込まれて循環するのであ
る。なお、以上の説明から明らかなように発射球をプー
ルする発射球貯留部Pは、球集合樋9aと発射球供給筒
24Bである。
【0019】しかして、パチンコ機1の外枠1aから前
枠1bを取り外す場合等に機構板9を開くと、揺動板4
0がカム突起44から外れ、バネ43の付勢によって図
のように弁板41が下動して発射球供給筒24Bの球
出口を塞ぎ、これにより発射球が零れ落ちない。また、
機構板9を閉じると、揺動板40がカム突起44と係合
して弁板41が上動し、発射球供給筒24Bの球出口が
開いて発射球が打球自動供給装置12に供給される。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ストッパ
ー部材により発射球供給筒の流路を閉じることができる
から、発射球供給筒から発射球を零れさせないで機構板
を開閉させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 要部の斜視図である。
【図2】 パチンコ機の斜視図である。
【図3】 パチンコ機の裏面図である。
【符号の説明】 1 …パチンコ機 12 …打球自動供給装置12b…球入口 24B…発射球供給筒 29C…ストッパー部材
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】削除

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技者にはパチンコ球を放出することな
    く、パチンコ機設置島内、または、パチンコ機内でパチ
    ンコ球を循環させて遊技するようにしたパチンコ機に使
    用され、該パチンコ機の打球自動供給装置に発射球を供
    給する発射球供給筒であって、 前記打球自動供給装置に接続する球出口部分に発射球の
    流路を開閉するストッパー部材を設けてなることを特徴
    とするパチンコ機用発射球供給筒。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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