JP3125115B2 - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP3125115B2
JP3125115B2 JP04129561A JP12956192A JP3125115B2 JP 3125115 B2 JP3125115 B2 JP 3125115B2 JP 04129561 A JP04129561 A JP 04129561A JP 12956192 A JP12956192 A JP 12956192A JP 3125115 B2 JP3125115 B2 JP 3125115B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の入賞口へパチン
コ球が入賞することによって、遊技者に有利な権利を確
保し、権利確保中にほかの入賞口にパチンコ球が入賞す
ることによって、遊技者に有利な権利を行使するように
したパチンコ機の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機は、遊技者の技量によって遊
技中の入賞条件が変わり、遊技者にとって有利な権利
(以下、権利という)を発生させることが、遊技者の遊
技意欲を増大させる要件の一つになっている。
【0003】たとえばパチンコ機の遊技盤に通常の入賞
口と特別入賞口と第3種始動口とを設け、パチンコ球が
入賞し易い第1状態および入賞しない第2状態に変化可
能な大入賞口を遊技盤に設けた第3種パチンコ遊技機と
呼ばれるものがある(以下、パチンコ機という)。
【0004】そして特別入賞口への入賞に基いて権利は
発生し、権利発生時に第3種始動口に入賞したとき、大
入賞口駆動源が駆動されて権利を行使する。この権利行
使にあっては、大入賞口が第2状態から第1状態に駆動
制御されて、パチンコ球は大入賞口に比較的短時間で集
中的に入賞することになる。
【0005】このため権利行使時には、単位時間当たり
に払い出される賞品球数が通常遊技時よりも、きわめて
多くなるのである。
【0006】このように権利の行使によって賞品球が比
較的短時間で集中的に払い出されるので、この種のパチ
ンコ機は、パチンコ球が比較的特別入賞口に入賞しにく
いように調節されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記調節
は主に特別入賞口近傍の障害釘調節に基いてなされ、特
別入賞口への入賞確率を左右するきわめて微妙なものに
なっている。この調節をパチンコ機の各々をそれぞれ同
様に施しても、パチンコ機の設置環境、パチンコ機のバ
ランスなどにより、特別入賞口への入賞確率にはばらつ
きが生じるほか、同調節は熟練を要するために作業性の
低減を招いていた。
【0008】またこの種のパチンコ機は遊技中、常時、
特別入賞口を目指して狙打ちすることになり、遊技が単
調になり易いため、遊技意欲が低下し易いという問題を
招いたいた。
【0009】そこで本発明は、特別入賞口への入賞確率
調節が容易で、しかも遊技変化をもたらせる第3種パチ
ンコ球遊技機の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、通常の入賞口と特別入賞口と第3種始動口
とパチンコ球が入賞し易い第1状態および入賞しない第
2状態に変化可能な大入賞口とを遊技盤に設け、前記特
別入賞口への入賞に基いて権利が発生し該権利の発生時
に第3種始動口に入賞したときに第2状態にある前記大
入賞口を所定時間第1状態に駆動制御する大入賞口駆動
源を設けたパチンコ機において、前記遊技盤に、普通図
柄始動領域と、該普通図柄始動領域にパチンコ球が通過
または入賞することに基いて予め定められた複数種の識
別情報を所定時間変動表示させ該変動表示の終了に基い
て識別情報のいずれかを停止表示する普通図柄表示装置
と、パチンコ球を受け入れる空間部を有し該空間部にパ
チンコ球を受け入れ易い第1状態および受け入れない第
2状態をとる可動片を備えた普通電動役物と、前記普通
図柄表示装置に特定の識別情報が停止表示されたときに
第2状態にある前記可動片を所定時間第1状態に駆動制
御する普通駆動源とを設け、前記空間部には、前記通常
の入賞口と、前記特別入賞口と、前記空間部内に受け入
れられたパチンコ球のうち所定の貯溜球数だけ貯溜する
貯溜部と、該貯溜部に貯溜されたパチンコ球を回収する
回収部と、前記貯溜部に所定の貯溜球数が貯留された後
に受け入れられたパチンコ球のみを前記特別入賞口に入
賞可能にさせる誘導部とを設けたことを特徴とするもの
である。
【0011】また、通常の入賞口と特別入賞口と第3種
始動口とパチンコ球が入賞し易い第1状態および入賞し
ない第2状態に変化可能な大入賞口とを遊技盤に設け、
前記特別入賞口への入賞に基いて権利が発生し該権利の
発生時に第3種始動口に入賞したときに第2状態にある
前記大入賞口を所定時間第1状態に駆動制御する大入賞
口駆動源を設けたパチンコ機において、前記遊技盤に、
普通電動役物始動領域と、パチンコ球を受け入れる空間
部を有し該空間部にパチンコ球を受け入れ易い第1状態
および受け入れない第2状態をとる可動片を備えた普通
電動役物と、前記普通電動役物始動領域にパチンコ球が
通過または入賞することに基いて第2状態の可動片を所
定時間第1状態に駆動制御する普通駆動源とを設け、前
記空間部には、前記通常の入賞口と、前記特別入賞口
と、前記空間部内に受け入れられたパチンコ球のうち所
定の貯溜球数だけ貯溜する貯溜部と、該貯溜部に貯溜さ
れたパチンコ球を回収する回収部と、前記貯溜部に所定
の貯溜球数が貯留された後に受け入れられたパチンコ球
のみを前記特別入賞口に入賞可能にさせる誘導部とを設
けたことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】上記構成により、普通図柄始動領域へのパチン
コ球の通過または入賞によって特定の識別情報が普通図
柄表示装置に停止表示されると、普通駆動源は第2状態
の可動片を所定時間第1状態に駆動制御するので、遊技
盤に打ち出されたパチンコ球は空間部内に受け入れられ
易くなる。
【0013】この第1状態中にパチンコ球が貯溜球数を
越えて空間部に受け入れられると、誘導部は貯溜部から
溢れたパチンコ球のみを特別入賞口に入賞させ、これに
より権利が発生する。他方、空間部に受け入れられたパ
チンコ球数が貯溜球数を越えない場合、権利は発生しな
い。
【0014】普通駆動源が、普通電動役物始動領域にパ
チンコ球が通過または入賞することに基いて、第2状態
の可動片を所定時間第1状態に駆動制御する構成を備え
た場合、普通電動役物始動領域へのパチンコ球の通過ま
たは入賞に基いて、遊技盤に打ち出されたパチンコ球が
空間部に受け入れられる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基いて説明
する。図1は後述する第1状態と第2状態とを取る普通
電動役物1を示し、普通電動役物1は図2に示したパチ
ンコ機2に設けられている。
【0016】パチンコ機2の遊技盤3には通常の入賞口
4、大入賞口5、第3種始動口6が設けられ、周知のよ
うに大入賞口5は図2に示すパチンコ球7が入賞し易い
第1状態と、パチンコ球7が入賞しない第2状態(図示
省略)とに変化し得る構造を、一対の開閉羽根8,8に
よって構成している。
【0017】なお開閉羽根8,8を駆動するための大入
賞口駆動源は図示を省略したソレノイドからなり、後述
する制御回路によって駆動制御される。
【0018】第3種始動口6には回転盤9と、回転盤9
に回転可能に係合する係合盤10とが設けられ、回転盤9
は図示を省略したモータによっておよそ10秒間周期で
図2中、時計方向に常時、回転駆動されている。また回
転盤9には図2に破線で示した凹部11が形成され、凹部
11にはパチンコ球7が1球分だけ収容される。
【0019】第3種始動口6は、凹部11が天頂位置にあ
る場合、パチンコ球7は凹部11に収容され、2球続けて
凹部11に収容されることはない。このような場合、第2
球目のパチンコ球7は凹部11内のパチンコ球7の頂部
と、第3種始動口6の直上に位置する一対の障害釘12,
12とによって支持される。
【0020】やがて回転盤9が回転駆動されると、パチ
ンコ球7は凹部11の側部と一対の障害釘12,12とによっ
て支持され、さらに回転盤9が回転されて凹部11を天頂
位置まで到達させる直前で、凹部11内の第1球目のパチ
ンコ球7は回収される。
【0021】この回収された第1球目のパチンコ7球は
図示を省略したセンサによって検出されたのち、この検
出信号が上記制御回路に入力される。こののち凹部11が
ふたたび天頂位置に到達したとき、第2球目のパチンコ
球7は凹部11内に落下し、上記同様に回収される。
【0022】なお凹部11が天頂位置にないときに第3種
始動口6に入賞した場合、そのパチンコ球7は一対の障
害釘12,12と凹部11の側部とによって支持され、凹部11
がふたたび天頂位置に到達するまで待機する。
【0023】このため複数のパチンコ球7が瞬時に第3
種始動口6に入賞するような場合、後のパチンコ球7は
先のパチンコ球7の入賞から上記回転盤9の周期経過ま
で第3種始動口6の直上で待機しているので、あとのパ
チンコ球7の待機中に第3球目が第3種始動口6に入賞
しようとしても、第3球目のパチンコ球7は、この待機
球によって入賞が阻止される。
【0024】13は普通図柄表示装置、14は普通図柄始動
領域としての普通図柄始動ゲートである。本実施例にお
いて普通図柄表示装置13には3桁の表示部15〜17が設け
られている。
【0025】普通図柄始動ゲート14には図示を省略した
普通図柄始動スイッチが設けられている。この普通図柄
始動スイッチは、パチンコ球7が挿通可能な挿通孔(図
示省略)を備えた近接センサからなり、この挿通孔をパ
チンコ球7が通過することによって普通図柄始動ゲート
14の通過を検出する。
【0026】そして上記普通図柄始動スイッチによって
検出された入賞球の検出信号は図示を省略したメモリに
入力され、普通図柄始動ゲート14の通過球は遊技盤3に
ふたたび戻される。
【0027】本実施例では上述したようにパチンコ球7
が普通図柄始動ゲート14を通過したのち、ふたたび遊技
盤3面に戻すように構成したがこれに限定されるもので
はなく、普通図柄始動ゲート14の通過球を遊技盤3の裏
側に回収し、この回収球を入賞球として処理してもよ
い。
【0028】パチンコ機2はMPU、ROMおよびRA
Mを主構成とする制御回路(ともに図示省略)によって
制御され、MPUはROMに格納されたソフトウェアを
順次実行する。
【0029】上記制御回路は普通図柄始動ゲート14を通
過したパチンコ球7を上記普通図柄始動スイッチによっ
て検出し、この検出に基いて左中右表示部15〜17に識別
情報を変動表示させ、かつ、いずれかの識別情報を選択
して左中右表示部15〜17に停止表示するものである。
【0030】複数種の識別情報のうち、予め定められた
特定の識別情報が上記制御回路によって選択される確率
は所定値に固定されている。そして上記制御回路はいず
れかの識別情報を選択すると、この識別情報が特定の識
別情報であるか否かに関わらず、識別情報に相当する信
号を普通図柄表示装置13に入力する。
【0031】これにより表示部15〜17は予め定められた
複数種の識別情報を所定時間変動表示させ、この時間が
経過したのちに変動表示を終了し、かつ、識別情報のい
ずれかを停止表示する。本実施例では識別情報が数字と
記号とに定められている。
【0032】普通図柄表示装置13には上記制御回路が接
続され、上記制御回路は普通図柄表示装置13に停止表示
された識別情報の種別を上記メモリに格納された特定の
識別情報に基いて判定する。
【0033】そして停止表示された識別情報が特定の識
別情報である旨が判定された場合、上記制御回路は図1
および図2に18,18で示した一対の可動片を後述する普
通駆動源をドライブすることによって開閉駆動する。
【0034】上記普通駆動源が駆動された場合、図1お
よび図2に示すように一対の可動片18,18が開放され
て、パチンコ球7を19で示した空間部に受け入れ易くせ
しめられる。この状態は第1状態ということにする。
【0035】そしてパチンコ球7が第1状態にある可動
片18,18を介して普通電動役物1に受け入れられると、
空間部19内に設けられた通常の入賞口(図3参照)20ま
たは特別入賞口(図4および図5参照)21に導かれる。
他方、通常時すなわち上記普通駆動源が駆動されていな
い場合、可動片18,18は閉鎖されて空間部19にパチンコ
球7を受け入れない第2状態を形成する。
【0036】すなわち空間部19に入賞する確率は、特定
の識別情報が上記制御回路によって選択される確率に依
存する。
【0037】上記普通駆動源は図6に示した一対のソレ
ノイド22,22、一対のクランク部23,23および一対のク
ランク軸24,24から構成されている。各ソレノイド22は
普通電動役物1の背面側に配置され、プランジャ(また
はプランジャを挿通する孔の開口)25が各々下向きにな
るように取り付けられている。
【0038】各プランジャ25にはクランク部23,23の一
端がそれぞれ連結され、両クランク部23,23の他端は各
クランク軸24,24の一端に連結されている。これにより
一対のソレノイド22,22が上記制御回路によって励磁さ
れると、プランジャ25,25が図6中、上方に吸引される
(図6実線参照)。
【0039】これにより一対の可動片18,18はクランク
部23,23およびクランク軸24,24を介して上記第1状態
にせしめられ、ソレノイド22,22が解磁されたとき、プ
ランジャ25,25が図示を省略したスプリングによって原
位置に戻るので、可動片18,18は第1状態とは逆の動作
で上記第2状態にせしめられる(図6破線参照)。
【0040】空間部19内には貯溜部26、誘導部27、貯溜
ストッパー28、保持部29および保留部30が設けられてい
る。貯溜部26は図4および図7に示すように、空間部19
内のパチンコ球7のうち、所定の貯溜球数(本実施例で
は4球…詳細後述)だけ貯溜するためのものである。
【0041】貯溜部26に貯溜されたパチンコ球7が4球
を越えた場合、溢れたパチンコ球7は図8に示した誘導
部27に導かれ一方、貯溜されたパチンコ球7は4球とも
に回収口31から図示を省略した回収樋に回収される。
【0042】この回収口31は普通電動役物1の背面側に
設けられ、貯溜ストッパー28によって開閉駆動され、貯
溜ストッパー28は上記制御回路によって開閉制御され
る。上記制御回路は、通常時に回収口31を開放してお
り、第2状態にある可動片18,18が第1状態に変化する
と同時に回収口31を閉鎖し、可動片18,18が第1状態か
ら第2状態に変化した時点から所定時間の経過後、上記
回収樋にパチンコ球7を回収するために回収口31を開放
する。
【0043】貯溜ストッパー28は開閉板32、ソレノイド
33および開閉クランク34から構成されており、開閉板32
は、その一側辺が回収口31の上側辺に対して回動可能に
支持されている。またソレノイド33は普通電動役物1の
背面側に位置し、プランジャ(またはプランジャを挿通
する孔の開口)35が上向きにして設けられている。なお
36は取付板であり、取付板36はソレノイド22,33などを
取り付けるためのもので、普通電動役物1の背面側に配
置されている。
【0044】プランジャ35には開閉クランク34の一端が
連結され、開閉クランク34の他端は開閉板32の基端に連
結されている。このためソレノイド33が上記制御回路に
よって励磁されると、プランジャ35は図7中、下方に吸
引されるので(図7破線参照)、開閉板32は開閉クラン
ク34を介して回収口31を閉鎖せしめ、貯溜部26へのパチ
ンコ球7の貯溜を可能にする。
【0045】他方、ソレノイド33が解磁されたとき、プ
ランジャ35が図示を省略したスプリングにより原位置に
戻るので、開閉板32は上記回収口31の閉鎖状態とは逆の
動作で回収口31を開放せしめる(図7実線参照)。
【0046】図7および図8に示すように空間部19はL
字板37、V字板38、誘導板39および仕切板40により、お
よそ4分割されており、貯溜部26は空間部19の図8中、
L字板37の後方であり、かつ、V字板38よりも上側に配
置されている。
【0047】また空間部19のL字板37および誘導板39間
には誘導部27が配置され、誘導板39および仕切板40間に
は保持部29および保留部30が配置され、さらに仕切板40
よりも下側の空間部19は通常の入賞口20になっている。
【0048】L字板37は図4および図7に示すようにL
字形状の断面を有し、図4および図7において右上方角
部に沿って配設されている。これによりL字板37は、可
動片が第1状態のときに空間部19に受け入れられたパチ
ンコ球7を回収口31に誘導する通路を逆L字形状に形成
する。
【0049】V字板38は図1に示すように、中央部に断
面がV字形状のV凹部41を備え、V凹部41には合計4球
のパチンコ球7が収容される(図7および図9参照)。
V字板38はV凹部41の両側からV字板38の両端部にかけ
て、図1および図9に示すように外側が中央部よりも下
位に傾斜され、かつ、傾斜の途中に段部42,42を形成し
ている。またV字板38のV凹部41よりも外側は、空間部
19の奥方が前方よりも上位に傾斜されている。
【0050】これにより空間部19内に5球以上のパチン
コ球7が収容された場合、第5球目以降のパチンコ球7
はV字板38のV凹部41よりも外側に溢れ、溢れたパチン
コ球7は空間部19の奥方から前方に導かれ、43,43で示
した誘導孔を挿通する。
【0051】誘導孔43,43は貯溜部26と誘導部27とを連
通するためのもので、L字板37の下方両側で段部42,42
の延長線上に設けられ、本実施例において断面はパチン
コ球7を挿通しうる正方形に形成されている。
【0052】誘導板39は空間部19の奥方を前方よりも上
位に傾斜させ、かつ、中央部を外側よりも下位に傾斜さ
せ、中央部両側には段部44,44が形成されている。両段
部44,44の間隔は、図10に示すように奥方から前方にか
けて漸次狭くしており、誘導板39の最先端にあってはパ
チンコ球7径(約11mm)よりも僅かに広く定められて
いる。
【0053】このことからパチンコ球7は両段部44,44
間で空間部19の奥方から前方に流下され、上述した傾斜
によって誘導板39の前端部から斜め下方向に飛出すの
で、誘導部27は貯溜部26から溢れたパチンコ球7を保留
部30の方向に誘導できる。
【0054】普通電動役物1の前面には空間部19の仕切
板40よりも上側を被覆する被覆板45が取り付けられ、被
覆板45の中央部で両段部44,44の延長線上には誘導孔46
が穿設され、誘導孔46の下方には流入孔47が穿設されて
いる。
【0055】誘導孔46は誘導板39の傾斜および両段部4
4,44によってガイドされたパチンコ球7を挿通させる
ためのもので、流入孔47はパチンコ球7を保留部30から
被覆板45を通して誘導板39および仕切板40間に流入させ
るためのものである。
【0056】保留部30は、誘導板39のガイドによって誘
導孔46から飛出したパチンコ球7を受け、このパチンコ
球7を、保持部29にパチンコ球7が保持されていない場
合、保留部30に保留されているパチンコ球7を保持部29
に誘導する一方、保持部29にパチンコ球7が保持されて
いるときには1つのパチンコ球7を保留するためのもの
である。
【0057】保留部30は仕切板40と一体に片持ち梁状に
突設されており、誘導板39の傾斜および両段部44,44に
よってガイドされたパチンコ球7の軌跡延長線と、仕切
板40の前方側の延長平面との交点(ともに図示省略)
を、誘導孔46から飛出するパチンコ球7の重心軌跡と交
差するように一致させて設けている。
【0058】また保留部30は先端側を基端側よりも上位
の傾斜を備えた4条のリブからなり、この傾斜に添った
両側のリブは中央のリブよりも高く形成されている。こ
れにより上述した誘導板39のガイドによるパチンコ球7
を確実に受け、かつ、保持部29側に誘導する。
【0059】保持部29は図4および図5に示すように回
転体48、開閉部としての権利口ストッパー49、モータ50
およびソレノイド51を主構成とする。回転体48は円盤形
状に形成され、モータ50を駆動源としてギア52を介し、
保持軸53を中心として比較的低速度で図5中、反時計方
向に回転駆動される(後述)。
【0060】保持軸53は仕切板40に突設されており、誘
導板39の裏面およびに形成された軸受(図4および図7
参照)54に先端を挿通させている。回転体48の周縁部に
は凹所55が形成され、凹所55はパチンコ球7を1球分だ
け収容することができる。
【0061】そして凹所55にパチンコ球7が収容された
場合、収容されたパチンコ球7は回転体48とともに回転
する。 また図5に示すように凹所55の回転経路の途中
には特別入賞口21が配置され、凹所55に収容されたパチ
ンコ球7は特別入賞口21に入賞する。
【0062】さらにまた回転体48は図4および図7に示
すように保留部30に対して摺接可能に配置されているた
め、上述した保留部30の傾斜とともにパチンコ球7を円
滑に凹所55内に流入させることができ、回転体48は仕切
板40に対して僅かに間隙を設けることによって、回転体
48および仕切板40間の摩擦係数を低減している。
【0063】権利口ストッパー49は特別入賞口21を開閉
するもので、上述した保持部29の一部を構成する。権利
口ストッパー49は図4に示した開閉杆56および開閉部材
57を介し、ソレノイド51によって図4および図5中、左
右方向に駆動される。ソレノイド51は上記制御回路によ
って制御され、普通電動役物1の背面側にプランジャ
(またはプランジャを挿通する孔の開口)58を上向きに
設けている。
【0064】プランジャ58には開閉杆56の一端が連結さ
れ、開閉杆56の他端は開閉部材57の一端に回動可能に連
結されている。開閉部材57はL字形状をなし、屈曲部が
図4の突出片59に回動可能に支持されている。権利口ス
トッパー49は矩形部を備えた板状体で、図5で示した一
対の摺動溝60,60間で仕切板40に摺接可能にガイドされ
る。
【0065】61は挿通孔で、挿通孔61には開閉部材57の
他端が挿通されている。これによりソレノイド51が上記
制御回路によって励磁されると、プランジャ58は図7
中、下方に吸引されるので(図4破線参照)、開閉杆56
が下方に引き下げられる。このため開閉部材57は図4
中、時計方向に回動せしめられることから、特別入賞口
21は権利口ストッパー49によって閉鎖される。
【0066】他方、ソレノイド51が解磁されたとき、開
閉板32は図示を省略したスプリングにより、上述した特
別入賞口21の閉鎖とは逆の動作で特別入賞口21を開放せ
しめる(図7実線参照)。
【0067】また上記制御回路は通常時においてソレノ
イド51を解磁しているので、特別入賞口21は、権利の非
発生時には開放されている。これに対して上記制御回路
は権利発生と同時にソレノイド51を励磁するので、権利
の発生時、特別入賞口21は開閉板32によって閉鎖され
る。
【0068】このときパチンコ球7が保持部29に流入し
ている場合、回転体48はパチンコ球7を凹所55に収容し
たままで回転され、このような凹所55へのパチンコ球7
の収容状態は、上述した特別入賞口21の開放に起因して
パチンコ球7が凹所55から特別入賞口21に入賞するまで
継続する。
【0069】そして回転体48が凹所55にパチンコ球7を
収容したままで回転されている間、保留部30に保留され
ているパチンコ球7は、回転体48の側面および凹所55の
パチンコ球7面に摺接し、凹所55に流入できない。
【0070】その保留状態は、凹所55のパチンコ球7が
特別入賞口21に入賞するまで継続され、この特別入賞口
21への入賞後、保留部30に保留されているパチンコ球7
は、その傾斜によって凹所55に流入する。
【0071】また保留部30には1つのパチンコ球7のみ
を保留するので、凹所55にパチンコ球7が保持され、こ
のパチンコ球7と異なるパチンコ球7が保留部30に保留
されている場合、誘導孔46から飛出するさらなるパチン
コ球7を保留部30に保留することはできない。
【0072】このような場合、さらなるパチンコ球7は
保留部30に保留されているパチンコ球7に衝突して両側
から流下し、保留部30の直下に位置する通常の入賞口20
に入賞する。
【0073】なお特別入賞口21に入賞したパチンコ球7
は図5に62で示した権利発生・消滅スイッチによって検
出され、その検出信号は権利発生・消滅スイッチ62から
上記制御回路に入力される。これにより上記制御回路は
権利発生・消滅スイッチ62からの検出信号の入力に基い
て権利を発生・消滅させる。
【0074】また63は通常の入賞口20へのガイドで、ガ
イド63は保留部30の先端と同位置まで突出し、幅は保留
部30よりも広く定められている。さらに図2において64
は権利発生表示灯で、権利発生表示灯64は上記制御回路
に制御され、権利の発生時にその旨を点灯または点滅表
示によって報知するためのものである。
【0075】特別入賞口21に入賞したパチンコ球7を権
利発生・消滅スイッチ62が検出すると、上記制御回路は
権利を発生させ、この権利の発生時、権利発生表示灯64
はその旨を点灯または点滅によって表示する。
【0076】これに対して権利の発生時に所定回数(本
実施例では16回)の権利が行使されると、上記制御回
路は権利を消滅させると同時に、権利が消滅した旨を権
利発生表示灯64の消灯よって表示する。
【0077】なお図5に示した回転体位置検出スイッチ
65は、たとえば回転体位置検出スイッチ65は一対の発光
・受光素子からなり、両素子間を遮光する遮光体(図示
省略)を回転体48に取りつけることにより、回転体48裏
側の特定箇所を検出する。この特定箇所を検出すること
に基いて、凹所55および特別入賞口21の相対位置を検出
することができる。
【0078】つぎに上記構成のパチンコ機2の使用手順
を図11および図12について以下に説明する。まず電源が
投入されると初期設定がなされ、正常であれば遊技者は
パチンコ遊技が可能になる。
【0079】この初期設定時において上記制御回路は、
凹所55が保留部30に対向した状態でモータ50を停止さ
せ、本実施例では凹所55が保留部30に対向していると
き、回転体位置検出スイッチ65はオンされる。また貯溜
ストッパー28は回収口31を開放状態に維持している。
【0080】普通図柄始動ゲート14にパチンコ球7が通
過すると、入賞球は上記普通図柄始動スイッチによって
検出され、この検出信号は上記制御回路に入力される
(図11a参照)。
【0081】これと同時に上記制御回路は普通図柄表示
装置13を作動して、表示部15〜17に識別情報を所定時間
変動表示させた後(図11b参照)、いずれかの識別情報
を停止表示する。そして停止表示された識別情報が特定
の識別情報であるか否が上記制御回路によって判定され
る(図11c参照)。
【0082】表示部15〜17に停止表示された識別情報が
特定の識別情報でないと判定された場合、可動片18,18
が第2状態に保持されたまま、上記普通図柄始動スイッ
チの入賞検出を待つ一方、特定の識別情報であると判定
された場合、上記制御回路はソレノイド22を励磁する
(図11d参照)。なお特定の識別情報が普通図柄表示装
置13の表示部15〜17に停止表示される確率は一定であ
る。
【0083】上記特定の識別情報の停止表示により、第
2状態にある可動片18,18は第1状態に移行し(図11d
参照)、同時に貯溜ストッパー28の回収口31を閉鎖させ
る。この第2状態から第1状態への移行中、6球以上の
パチンコ球7が空間部19内に取り込まれた場合、第1球
目から第4球目までのパチンコ球7は貯溜部26に貯溜さ
れ、第5球目以降のパチンコ球7は誘導部27を経て誘導
孔46から斜め下方に飛出する。
【0084】このうち第5球目のパチンコ球7は保留部
30を経て保持部29の凹所55に誘導され、これにより第6
球目のパチンコ球7は、保持部29の凹所55内の第5球目
のパチンコ球7に当接する結果、保留部30に保留され
る。
【0085】7球以上のパチンコ球7が空間部19内に取
り込まれた場合、第7球目以降のパチンコ球7は誘導孔
46から飛出して保留部30上の第6球目のパチンコ球7に
衝突する。
【0086】このパチンコ球7は通常の入賞口20に入賞
し、この入賞球に対しては所定数の賞品球が払い出さ
れ、保持部29および保留部30に誘導されることはなく、
第7球目以降のパチンコ球7によって権利が発生するこ
とはない。
【0087】上述した可動片18,18の第2状態への移行
から所定時間経過すると、上記制御回路はモータ50を継
続的に動作させる。これにより回転体48が回転されるの
で、回転体位置検出スイッチ65は継続的なON状態から
OFFに移行され、同時に閉鎖状態の貯溜ストッパー28
が上記制御回路によって回収口31を開放状態に移行され
る(図11dおよびe参照)。
【0088】上述した回転体48の回転によって凹所55が
特別入賞口21まで移動すると、凹所55内のパチンコ球7
は特別入賞口21に入賞する。この入賞球は権利発生・消
滅スイッチ62によって検出され、図11fで示した検出信
号が発生される。この検出信号の立ち下がりと同時に第
1回目の権利が発生し(図11g参照)、かつ、権利口ス
トッパー49は作動される。
【0089】なお権利が発生する確率は、特定の識別情
報が上記制御回路によって選択される確率と、空間部19
内に受け入れられるパチンコ球数とに依存する。そして
本実施例において権利は、空間部19内に受け入れられた
パチンコ球7数が5球以上である場合のみ発生し、同球
数が4球以下である場合には発生しない。
【0090】第1回目の権利の発生時、第3種始動口6
にパチンコ球7が入賞すると(図11h1参照)、大入賞
口5は所定時間継続的に開放されて第1回目の権利を行
使することができる(図11i1〜16参照)。第1回目の
権利発生からパチンコ球7が第3種始動口6に16回入
賞することにより、第1回目の権利はすべて行使され、
同時に消滅する。このとき特定の識別情報が普通図柄表
示装置13の表示部15〜17に停止表示される確率は変動せ
ず、一定に保持されている。
【0091】ところで上記特別入賞口21への入賞によっ
て凹所55にはパチンコ球7が収容されていないので、第
1回目の権利発生から回転体48が凹所55を保留部30に対
向する位置まで回転すると(図11j1参照)、第6球目
のパチンコ球7は保留部30からその傾斜によって凹所55
に誘導される。
【0092】また第1回目の権利の発生時、上述したよ
うに権利口ストッパー49は上記制御回路によって作動さ
れているので、特別入賞口21は権利口ストッパー49によ
って閉鎖されていることから、回転体48は凹所55にパチ
ンコ球7を保持したままで継続的に回転されている。こ
れにより第1回目の権利の発生時にパチンコ球7が特別
入賞口21にへ入賞することを禁止できる。
【0093】さらには第1回目の権利の発生時に、普通
図柄始動ゲート14にパチンコ球7が通過すると、この通
過球に基いて上記同様にいずれかの識別情報が表示部15
〜17に停止表示される。
【0094】この停止識別情報が特定の識別情報であ
り、可動片が第2状態に移行することによって空間部19
に受け入れられ、さらにはパチンコ球7が凹所55内に流
入しても、保持部29の権利口ストッパー49によって特別
入賞口21は閉鎖されているので、凹所55内に流入したパ
チンコ球7が特別入賞口21に入賞することは保持部29に
よって阻止されることになる。
【0095】なお回転体位置検出スイッチ65は、権利の
発生時、モータ50の回転に伴って回転体48が凹所55を保
留部30に対向させる度に位置検出信号を発生させるが
(図11および図12のj1〜jn参照)、この位置検出信
号は周期的にON−OFFを繰返し、その発生回数は不
定であり権利の発生時間に依存する。
【0096】第1回目の権利の発生時、第3種始動口6
に第16回目のパチンコ球7が入賞すると(図12h16参
照)、第1回目の権利は消滅し、かつ、権利口ストッパ
ー49の作動が上記制御回路によって解除される。
【0097】これにより特別入賞口21は入賞可能状態に
なるので、回転体48の回転に伴って凹所55が特別入賞口
21まで移動すると、第6球目のパチンコ球7は熟練を要
することなく、凹所55から特別入賞口21に確実に入賞
し、このとき特定の識別情報が普通図柄表示装置13の表
示部15〜17に停止表示される確率は変動せず、一定に保
持されている。
【0098】この入賞球は権利発生・消滅スイッチ62に
よって検出され、図12kで示した検出信号が発生され
る。この検出信号の立ち下がりと同時に第2回目の権利
が発生し(図12l参照)、かつ、権利口ストッパー49は
作動され、以下、第1回目の権利の発生時と同様、第3
種始動口6への入賞に基いて第2回目の権利が行使され
る。
【0099】このとき特定の識別情報が普通図柄表示装
置13の表示部15〜17に停止表示される確率は変動せず、
一定に保持されている。第2回目の権利消滅後、上記制
御回路は、凹所55が保留部30に対向した状態を回転体位
置検出スイッチ65に基いて検出し、同時にモータ50を停
止させる(図12e参照)。
【0100】上記実施例は空間部19に6球以上のパチン
コ球7が取り込まれた場合を説明したが、空間部19に5
球のパチンコ球7が取り込まれた場合、第1回目の権利
は、第5球目のパチンコ球7が特別入賞口21に入賞する
ことによって発生する(図13d参照)。
【0101】しかしながら保持部29または保留部30には
第1回目の権利の発生時にパチンコ球7が保持または保
留されていないことにより、第2回目の権利は第1回目
の権利終了後、即座には発生しない(図14h16および図
14i16参照)。第2回目の権利を発生させるためには、
新たに5球以上のパチンコ球7を空間部19に入賞させな
ければならないことになる。
【0102】さらに空間部19に4球のパチンコ球7が取
り込まれた場合、いずれのパチンコ球7も保持部29また
は保留部30に誘導されないので、このような状態で権利
が発生することはない(図15および図16参照)。なお図
13ないし図16において図11および図12と同じ信号には同
符号を付し、その説明は省略してある。
【0103】上記実施例では普通図柄始動ゲート14への
パチンコ球7の通過(または入賞)に基いて始動される
普通図柄表示装置13が特定の識別情報を停止表示したと
きに、第2状態の可動片18,18がソレノイド22によって
第1状態に移行する場合を説明したが、これに限定され
るものではなく、普通図柄始動ゲート14を普通電動役物
始動領域とし、普通図柄始動ゲート14への入賞に基いて
第2状態の可動片18,18を第1状態に移行するように構
成してもよい。
【0104】このように構成することによってソレノイ
ド22は、普通図柄始動ゲート14にパチンコ球7が通過ま
たは入賞することに基いて、第2状態の可動片18を所定
時間第1状態に駆動制御するので、普通図柄表示装置13
の設置を省略できる。
【0105】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、普通図柄
始動領域への通過に基いて特定の識別情報が普通図柄表
示装置に停止表示された場合、第2状態の可動片を第1
状態に移行させ、このとき空間部に取り込まれたパチン
コ球数に応じて権利が発生するので、権利発生確率は特
別入賞口近傍の調節ではなくて、普通図柄始動領域への
通過と、特定の識別情報が停止表示される確率と、空間
部に取り込まれたパチンコ球数との複数要素に依存する
ことになる。
【0106】これにより特別入賞口への入賞確率のばら
つきを防止すると同時に、特別入賞口近傍の障害釘調節
に係る作業性の低減を防止することができる。
【0107】また権利を発生させるためには遊技の進行
に応じ、少なくとも普通図柄始動領域、普通電動役物お
よび普通図柄表示装置に注目しなければならないので、
特定箇所のみの狙打ちは皆無になる。このことから上記
各要素とともに遊技変化を遊技者に付与し、かつ、権利
発生に対する期待感を抱かせるので、遊技性が向上す
る。
【0108】さらに普通電動役物始動領域への入賞に基
いて第2状態の可動片を第1状態に移行するように構成
した場合、普通図柄表示装置の設置を省略できることか
ら、構成の簡素化は容易にでき、コストダウンを図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】図1の普通電動役物を設けたパチンコ機の正面
図である。
【図3】図2の一部を示す斜視図である。
【図4】図1に示す普通電動役物の断面図である。
【図5】図4の一部を示す底面図である。
【図6】図4の普通電動役物の側面図である。
【図7】図4の空間部にパチンコ球が受け入れられた状
態を示す断面図である。
【図8】図3と異なる状態を示す斜視図である。
【図9】図1と異なる状態を示す正面図である。
【図10】図4の他部を示す断面図である。
【図11】図1の普通電動役物の制御信号に係るタイミ
ングの一部を示す図である。
【図12】図11の他部を示すタイミングの図である。
【図13】図11と異なる状態の一部を示す図である。
【図14】図13の他部を示すタイミングの図である。
【図15】図13と異なる状態の一部を示す図である。
【図16】図15の他部を示すタイミングの図である。
【符号の説明】
1 普通電動役物 2 パチンコ機 3 遊技盤 4 通常の入賞口 5 大入賞口 6 第3種始動口 13 普通図柄表示装置 14 普通図柄始動ゲート 18 可動片 19 空間部 20 通常の入賞口 21 特別入賞口 22 ソレノイド 26 貯溜部 27 誘導路 28 回収部 29 保持部 30 保留部 49 権利口ストッパー

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常の入賞口と特別入賞口と第3種始動
    口とパチンコ球が入賞し易い第1状態および入賞しない
    第2状態に変化可能な大入賞口とを遊技盤に設け、前記
    特別入賞口への入賞に基いて権利が発生し該権利の発生
    時に第3種始動口に入賞したときに第2状態にある前記
    大入賞口を所定時間第1状態に駆動制御する大入賞口駆
    動源を設けたパチンコ機において、 前記遊技盤に、普通図柄始動領域と、該普通図柄始動領
    域にパチンコ球が通過または入賞することに基いて予め
    定められた複数種の識別情報を所定時間変動表示させ該
    変動表示の終了に基いて識別情報のいずれかを停止表示
    する普通図柄表示装置と、パチンコ球を受け入れる空間
    部を有し該空間部にパチンコ球を受け入れ易い第1状態
    および受け入れない第2状態をとる可動片を備えた普通
    電動役物と、前記普通図柄表示装置に特定の識別情報が
    停止表示されたときに第2状態にある前記可動片を所定
    時間第1状態に駆動制御する普通駆動源とを設け、 前記空間部には、前記通常の入賞口と、前記特別入賞口
    と、前記空間部内に受け入れられたパチンコ球のうち所
    定の貯溜球数だけ貯溜する貯溜部と、該貯溜部に貯溜さ
    れたパチンコ球を回収する回収部と、前記貯溜部に所定
    の貯溜球数が貯留された後に受け入れられたパチンコ球
    のみを前記特別入賞口に入賞可能にさせる誘導部とを設
    けたことを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 通常の入賞口と特別入賞口と第3種始動
    口とパチンコ球が入賞し易い第1状態および入賞しない
    第2状態に変化可能な大入賞口とを遊技盤に設け、前記
    特別入賞口への入賞に基いて権利が発生し該権利の発生
    時に第3種始動口に入賞したときに第2状態にある前記
    大入賞口を所定時間第1状態に駆動制御する大入賞口駆
    動源を設けたパチンコ機において、 前記遊技盤に、普通電動役物始動領域と、パチンコ球を
    受け入れる空間部を有し該空間部にパチンコ球を受け入
    れ易い第1状態および受け入れない第2状態をとる可動
    片を備えた普通電動役物と、前記普通電動役物始動領域
    にパチンコ球が通過または入賞することに基いて第2状
    態の可動片を所定時間第1状態に駆動制御する普通駆動
    源とを設け、 前記空間部には、前記通常の入賞口と、前記特別入賞口
    と、前記空間部内に受 け入れられたパチンコ球のうち所
    定の貯溜球数だけ貯溜する貯溜部と、該貯溜部に貯溜さ
    れたパチンコ球を回収する回収部と、前記貯溜部に所定
    の貯溜球数が貯留された後に受け入れられたパチンコ球
    のみを前記特別入賞口に入賞可能にさせる誘導部とを設
    けたことを特徴とするパチンコ機。
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