JP3659835B2 - パチンコ機の入賞装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、所定の入賞口へパチンコ球が入賞することによって、遊技者に有利な権利を確保し、かつ、有利な権利を行使するようにしたパチンコ機の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機は、遊技者の技量によって遊技中の入賞条件が変わり、遊技者にとって有利な権利(以下、権利という)を発生させることが、遊技者の遊技意欲を増大させる要件の一つになっている。
【0003】
たとえばパチンコ機の遊技盤に通常の入賞口と特別入賞口と第3種始動口とを設け、パチンコ球が入賞し易い第1状態および入賞しない第2状態に変化可能な大入賞口を遊技盤に設けた第3種パチンコ遊技機と呼ばれるものがある(以下、パチンコ機という)。
【0004】
そして特別入賞口への入賞に基いて権利は発生し、権利発生時に第3種始動口に入賞したとき、大入賞口駆動源が駆動されて権利を行使する。この権利行使にあっては、大入賞口が第2状態から第1状態に駆動制御されて、パチンコ球は大入賞口に比較的短時間で集中的に入賞することになる。
【0005】
このため権利行使時には、単位時間当たりに払い出される賞品球数が通常遊技時よりも、きわめて多くなるのである。
【0006】
このように権利の行使によって賞品球が比較的短時間で集中的に払い出されるので、この種のパチンコ機は、パチンコ球が比較的特別入賞口に入賞しにくいように調節されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記調節は主に特別入賞口近傍の障害釘調節に基いてなされ、特別入賞口への入賞確率を左右するきわめて微妙なものになっている。この調節をパチンコ機の各々をそれぞれ同様に施しても、パチンコ機の設置環境、パチンコ機のバランスなどにより、特別入賞口への入賞確率にはばらつきが生じるほか、同調節は熟練を要するために作業性の低減を招いていた。
【0008】
またこの種のパチンコ機は遊技中、常時、特別入賞口を目指して狙打ちすることになり、遊技が単調になり易いため、遊技意欲が低下し易いという問題を招いたいた。
【0009】
また、空間部に設けた特別入賞口あるいは普通入賞口のいずれの入賞口に入賞するかは偶然性に負うところが多く遊技性に欠けるという欠点があった。
そこで本発明は、遊技者にとって有利な権利を発生させることとなる特別入賞口への入賞の期待感と遊技意欲を高めるパチンコ機の入賞装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、パチンコ球が入賞することにより大入賞口が所定時間開放する権利を発生させる特別入賞口と、前記権利を発生させない通常入賞口とを空間部に備え、該空間部をパチンコ球が飛入可能な第一状態と飛入不能な第二状態とに変換可能にしたパチンコ機の入賞装置において、前記空間部には、この空間部に飛入したパチンコ球を、前記第一状態に変換されたときから第一の所定時間が経過するまで予め定められた所定の貯溜球数だけ貯溜可能とした貯溜部と、前記所定の貯溜球数を超えて空間部に飛入して該貯溜部から溢れたパチンコ球を下流側に誘導し、その下流側の端部をパチンコ球1個が通過できる間隔に形成されている誘導部と、該誘導部に誘導されてその下流側の端部から飛出すパチンコ球の軌跡に交差する位置に配設され、前記下流側の端部から飛出すパチンコ球を受けて1個のみ保留可能とし、その保留時には前記下流側の端部から飛出す他のパチンコ球を前記通常入賞口へ流下させる保留部と、該保留部で保留したパチンコ球を、前記第二状態に移行してから第二の所定時間が経過したときに、駆動する回転体の周縁部の凹所に収容して移動させ前記特別入賞口に入賞できるようにした保持部とを設けたことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】
上記構成により、入賞装置の開閉部材をパチンコ球の飛入不能な第2状態から飛入可能な第1状態に所定時間駆動制御することで、遊技盤に打ち出されたパチンコ球は入賞装置の空間部内に受け入れられ易くなる。
【0013】
この第1状態中にパチンコ球が貯溜球数を越えて空間部に受け入れられると、誘導部は貯溜部から溢れたパチンコ球を下流端部より飛出させ、保留部に受けさせる。保留部では1個を受けて保留するので、それ以上は最初の1個に弾かれて左右から流下して通常入賞口に入賞する。
保留部に保留された1個は、保持部の回転体によって特別入賞口に入賞させ、これにより権利が発生する。他方、空間部に受け入れられたパチンコ球数が貯溜球数を越えない場合、パチンコ球は誘導部以下に流れないので特別入賞口まで到達せず権利は発生しない。
【0014】
また、遊技者に有利な権利発生中の第1状態の間に貯溜部に貯溜されたパチンコ球を、所定のタイミングで放出して貯溜部を空にする。そして、次の第1状態の開始時に貯溜部に新たにパチンコ球を貯溜できるようにする。
【0015】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面に基いて説明する。図1は後述する第1状態と第2状態とを取る普通電動役物1を示し、普通電動役物1は図2に示したパチンコ機2に設けられている。
【0016】
パチンコ機2の遊技盤3には通常の入賞口4、大入賞口5、第3種始動口6が設けられ、周知のように大入賞口5は図2に示すパチンコ球7が入賞し易い第1状態と、パチンコ球7が入賞しない第2状態(図示省略)とに変化し得る構造を、一対の開閉羽根8,8によって構成している。
【0017】
なお開閉羽根8,8を駆動するための大入賞口駆動源は図示を省略したソレノイドからなり、後述する制御回路によって駆動制御される。
【0018】
第3種始動口6には回転盤9と、回転盤9に回転可能に係合する係合盤10とが設けられ、回転盤9は図示を省略したモータによっておよそ10秒間周期で図2中、時計方向に常時、回転駆動されている。また回転盤9には図2に破線で示した凹部11が形成され、凹部11にはパチンコ球7が1球分だけ収容される。
【0019】
第3種始動口6は、凹部11が天頂位置にある場合、パチンコ球7は凹部11に収容され、2球続けて凹部11に収容されることはない。このような場合、第2球目のパチンコ球7は凹部11内のパチンコ球7の頂部と、第3種始動口6の直上に位置する一対の障害釘12,12とによって支持される。
【0020】
やがて回転盤9が回転駆動されると、パチンコ球7は凹部11の側部と一対の障害釘12,12とによって支持され、さらに回転盤9が回転されて凹部11を天頂位置まで到達させる直前で、凹部11内の第1球目のパチンコ球7は回収される。
【0021】
この回収された第1球目のパチンコ7球は図示を省略したセンサによって検出されたのち、この検出信号が上記制御回路に入力される。こののち凹部11がふたたび天頂位置に到達したとき、第2球目のパチンコ球7は凹部11内に落下し、上記同様に回収される。
【0022】
なお凹部11が天頂位置にないときに第3種始動口6に入賞した場合、そのパチンコ球7は一対の障害釘12,12と凹部11の側部とによって支持され、凹部11がふたたび天頂位置に到達するまで待機する。
【0023】
このため複数のパチンコ球7が瞬時に第3種始動口6に入賞するような場合、後のパチンコ球7は先のパチンコ球7の入賞から上記回転盤9の周期経過まで第3種始動口6の直上で待機しているので、あとのパチンコ球7の待機中に第3球目が第3種始動口6に入賞しようとしても、第3球目のパチンコ球7は、この待機球によって入賞が阻止される。
【0024】
13は普通図柄表示装置、14は普通図柄始動領域としての普通図柄始動ゲートである。本実施例において普通図柄表示装置13には3桁の表示部15〜17が設けられている。
【0025】
普通図柄始動ゲート14には図示を省略した普通図柄始動スイッチが設けられている。この普通図柄始動スイッチは、パチンコ球7が挿通可能な挿通孔(図示省略)を備えた近接センサからなり、この挿通孔をパチンコ球7が通過することによって普通図柄始動ゲート14の通過を検出する。
【0026】
そして上記普通図柄始動スイッチによって検出された入賞球の検出信号は図示を省略したメモリに入力され、普通図柄始動ゲート14の通過球は遊技盤3にふたたび戻される。
【0027】
本実施例では上述したようにパチンコ球7が普通図柄始動ゲート14を通過したのち、ふたたび遊技盤3面に戻すように構成したがこれに限定されるものではなく、普通図柄始動ゲート14の通過球を遊技盤3の裏側に回収し、この回収球を入賞球として処理してもよい。
【0028】
パチンコ機2はMPU、ROMおよびRAMを主構成とする制御回路(ともに図示省略)によって制御され、MPUはROMに格納されたソフトウェアを順次実行する。
【0029】
上記制御回路は普通図柄始動ゲート14を通過したパチンコ球7を上記普通図柄始動スイッチによって検出し、この検出に基いて左中右表示部15〜17に識別情報を変動表示させ、かつ、いずれかの識別情報を選択して左中右表示部15〜17に停止表示するものである。
【0030】
複数種の識別情報のうち、予め定められた特定の識別情報が上記制御回路によって選択される確率は所定値に固定されている。そして上記制御回路はいずれかの識別情報を選択すると、この識別情報が特定の識別情報であるか否かに関わらず、識別情報に相当する信号を普通図柄表示装置13に入力する。
【0031】
これにより表示部15〜17は予め定められた複数種の識別情報を所定時間変動表示させ、この時間が経過したのちに変動表示を終了し、かつ、識別情報のいずれかを停止表示する。本実施例では識別情報が数字と記号とに定められている。
【0032】
普通図柄表示装置13には上記制御回路が接続され、上記制御回路は普通図柄表示装置13に停止表示された識別情報の種別を上記メモリに格納された特定の識別情報に基いて判定する。
【0033】
そして停止表示された識別情報が特定の識別情報である旨が判定された場合、上記制御回路は図1および図2に18,18で示した一対の可動片を後述する普通駆動源をドライブすることによって開閉駆動する。
【0034】
上記普通駆動源が駆動された場合、図1および図2に示すように一対の可動片18,18が開放されて、パチンコ球7を19で示した空間部に受け入れ易くせしめられる。この状態は第1状態ということにする。
【0035】
そしてパチンコ球7が第1状態にある可動片18,18を介して普通電動役物1に受け入れられると、空間部19内に設けられた通常の入賞口(図3参照)20または特別入賞口(図4および図5参照)21に導かれる。他方、通常時すなわち上記普通駆動源が駆動されていない場合、可動片18,18は閉鎖されて空間部19にパチンコ球7を受け入れない第2状態を形成する。
【0036】
すなわち空間部19に入賞する確率は、特定の識別情報が上記制御回路によって選択される確率に依存する。
【0037】
上記普通駆動源は図6に示した一対のソレノイド22,22、一対のクランク部23,23および一対のクランク軸24,24から構成されている。各ソレノイド22は普通電動役物1の背面側に配置され、プランジャ(またはプランジャを挿通する孔の開口)25が各々下向きになるように取り付けられている。
【0038】
各プランジャ25にはクランク部23,23の一端がそれぞれ連結され、両クランク部23,23の他端は各クランク軸24,24の一端に連結されている。これにより一対のソレノイド22,22が上記制御回路によって励磁されると、プランジャ25,25が図6中、上方に吸引される(図6実線参照)。
【0039】
これにより一対の可動片18,18はクランク部23,23およびクランク軸24,24を介して上記第1状態にせしめられ、ソレノイド22,22が解磁されたとき、プランジャ25,25が図示を省略したスプリングによって原位置に戻るので、可動片18,18は第1状態とは逆の動作で上記第2状態にせしめられる(図6破線参照)。
【0040】
空間部19内には貯溜部26、誘導部27、貯溜ストッパー28、保持部29および保留部30が設けられている。貯溜部26は図4および図7に示すように、空間部19内のパチンコ球7のうち、所定の貯溜球数(本実施例では4球…詳細後述)だけ貯溜するためのものである。
【0041】
貯溜部26に貯溜されたパチンコ球7が4球を越えた場合、溢れたパチンコ球7は図8に示した誘導部27に導かれ一方、貯溜されたパチンコ球7は4球ともに回収口31から図示を省略した回収樋に回収される。
【0042】
この回収口31は普通電動役物1の背面側に設けられ、貯溜ストッパー28によって開閉駆動され、貯溜ストッパー28は上記制御回路によって開閉制御される。上記制御回路は、通常時に回収口31を開放しており、第2状態にある可動片18,18が第1状態に変化すると同時に回収口31を閉鎖し、可動片18,18が第1状態から第2状態に変化した時点から第二の所定時間の経過後、上記回収樋にパチンコ球7を回収するために回収口31を開放する(以下、第2状態にある可動片 18 , 18 が第1状態に変化した時点から、回収樋にパチンコ球7を回収するために回収口 31 を開放するまでの時間を第一の所定時間という)。
【0043】
貯溜ストッパー28は開閉板32、ソレノイド33および開閉クランク34から構成されており、開閉板32は、その一側辺が回収口31の上側辺に対して回動可能に支持されている。またソレノイド33は普通電動役物1の背面側に位置し、プランジャ(またはプランジャを挿通する孔の開口)35が上向きにして設けられている。なお36は取付板であり、取付板36はソレノイド22,33などを取り付けるためのもので、普通電動役物1の背面側に配置されている。
【0044】
プランジャ35には開閉クランク34の一端が連結され、開閉クランク34の他端は開閉板32の基端に連結されている。このためソレノイド33が上記制御回路によって励磁されると、プランジャ35は図7中、下方に吸引されるので(図7破線参照)、開閉板32は開閉クランク34を介して回収口31を閉鎖せしめ、貯溜部26へのパチンコ球7の貯溜を可能にする。
【0045】
他方、ソレノイド33が解磁されたとき、プランジャ35が図示を省略したスプリングにより原位置に戻るので、開閉板32は上記回収口31の閉鎖状態とは逆の動作で回収口31を開放せしめる(図7実線参照)。
【0046】
図7および図8に示すように空間部19はL字板37、V字板38、誘導板39および仕切板40により、およそ4分割されており、貯溜部26は空間部19の図8中、L字板37の後方であり、かつ、V字板38よりも上側に配置されている。
【0047】
また空間部19のL字板37および誘導板39間には誘導部27が配置され、誘導板39および仕切板40間には保持部29および保留部30が配置され、さらに仕切板40よりも下側の空間部19は通常の入賞口20になっている。
【0048】
L字板37は図4および図7に示すようにL字形状の断面を有し、図4および図7において右上方角部に沿って配設されている。これによりL字板37は、可動片が第1状態のときに空間部19に受け入れられたパチンコ球7を回収口31に誘導する通路を逆L字形状に形成する。
【0049】
V字板38は図1に示すように、中央部に断面がV字形状のV凹部41を備え、V凹部41には合計4球のパチンコ球7が収容される(図7および図9参照)。V字板38はV凹部41の両側からV字板38の両端部にかけて、図1および図9に示すように外側が中央部よりも下位に傾斜され、かつ、傾斜の途中に段部42,42を形成している。またV字板38のV凹部41よりも外側は、空間部19の奥方が前方よりも上位に傾斜されている。
【0050】
これにより空間部19内に5球以上のパチンコ球7が収容された場合、第5球目以降のパチンコ球7はV字板38のV凹部41よりも外側に溢れ、溢れたパチンコ球7は空間部19の奥方から前方に導かれ、43,43で示した誘導孔を挿通する。
【0051】
誘導孔43,43は貯溜部26と誘導部27とを連通するためのもので、L字板37の下方両側で段部42,42の延長線上に設けられ、本実施例において断面はパチンコ球7を挿通しうる正方形に形成されている。
【0052】
誘導板39は空間部19の奥方を前方よりも上位に傾斜させ、かつ、中央部を外側よりも下位に傾斜させ、中央部両側には段部44,44が形成されている。両段部44,44の間隔は、図10に示すように奥方から前方にかけて漸次狭くしており、誘導板39の最先端にあってはパチンコ球7径(約11mm)よりも僅かに広く定められている。
【0053】
このことからパチンコ球7は両段部44,44間で空間部19の奥方から前方に流下され、上述した傾斜によって誘導板39の前端部から斜め下方向に飛出すので、誘導部27は貯溜部26から溢れたパチンコ球7を保留部30の方向に誘導できる。
【0054】
普通電動役物1の前面には空間部19の仕切板40よりも上側を被覆する被覆板45が取り付けられ、被覆板45の中央部で両段部44,44の延長線上には誘導孔46が穿設され、誘導孔46の下方には流入孔47が穿設されている。
【0055】
誘導孔46は誘導板39の傾斜および両段部44,44によってガイドされたパチンコ球7を挿通させるためのもので、流入孔47はパチンコ球7を保留部30から被覆板45を通して誘導板39および仕切板40間に流入させるためのものである。
【0056】
保留部30は、誘導板39のガイドによって誘導孔46から飛出したパチンコ球7を受け、このパチンコ球7を、保持部29にパチンコ球7が保持されていない場合、保留部30に保留されているパチンコ球7を保持部29に誘導する一方、保持部29にパチンコ球7が保持されているときには1つのパチンコ球7を保留するためのものである。
【0057】
保留部30は仕切板40と一体に片持ち梁状に突設されており、誘導板39の傾斜および両段部44,44によってガイドされたパチンコ球7の軌跡延長線と、仕切板40の前方側の延長平面との交点(ともに図示省略)を、誘導孔46から飛出するパチンコ球7の重心軌跡と交差するように一致させて設けている。
【0058】
また保留部30は先端側を基端側よりも上位の傾斜を備えた4条のリブからなり、この傾斜に添った両側のリブは中央のリブよりも高く形成されている。これにより上述した誘導板39のガイドによるパチンコ球7を確実に受け、かつ、保持部29側に誘導する。
【0059】
保持部29は図4および図5に示すように、通常入賞口20と特別入賞口21とに振り分けを行う振り分け部材としての回転体48、開閉部としての権利口ストッパー49、モータ50およびソレノイド51を主構成とする。回転体48は円盤形状に形成され、モータ50を駆動源としてギア52を介し、保持軸53を中心として比較的低速度で図5中、反時計方向に回転駆動される(後述)。
【0060】
保持軸53は仕切板40に突設されており、誘導板39の裏面およびに形成された軸受(図4および図7参照)54に先端を挿通させている。回転体48の周縁部には凹所55が形成され、凹所55はパチンコ球7を1球分だけ収容することができる。
【0061】
そして凹所55にパチンコ球7が収容された場合、収容されたパチンコ球7は回転体48とともに回転する。 また図5に示すように凹所55の回転経路の途中には特別入賞口21が配置され、凹所55に収容されたパチンコ球7は特別入賞口21に入賞する。
【0062】
さらにまた回転体48は図4および図7に示すように保留部30に対して摺接可能に配置されているため、上述した保留部30の傾斜とともにパチンコ球7を円滑に凹所55内に流入させることができ、回転体48は仕切板40に対して僅かに間隙を設けることによって、回転体48および仕切板40間の摩擦係数を低減している。
【0063】
権利口ストッパー49は特別入賞口21を開閉するもので、上述した保持部29の一部を構成する。権利口ストッパー49は図4に示した開閉杆56および開閉部材57を介し、ソレノイド51によって図4および図5中、左右方向に駆動される。ソレノイド51は上記制御回路によって制御され、普通電動役物1の背面側にプランジャ(またはプランジャを挿通する孔の開口)58を上向きに設けている。
【0064】
プランジャ58には開閉杆56の一端が連結され、開閉杆56の他端は開閉部材57の一端に回動可能に連結されている。開閉部材57はL字形状をなし、屈曲部が図4の突出片59に回動可能に支持されている。権利口ストッパー49は矩形部を備えた板状体で、図5で示した一対の摺動溝60,60間で仕切板40に摺接可能にガイドされる。
【0065】
61は挿通孔で、挿通孔61には開閉部材57の他端が挿通されている。これによりソレノイド51が上記制御回路によって励磁されると、プランジャ58は図7中、下方に吸引されるので(図4破線参照)、開閉杆56が下方に引き下げられる。このため開閉部材57は図4中、時計方向に回動せしめられることから、特別入賞口21は権利口ストッパー49によって閉鎖される。
【0066】
他方、ソレノイド51が解磁されたとき、開閉板32は図示を省略したスプリングにより、上述した特別入賞口21の閉鎖とは逆の動作で特別入賞口21を開放せしめる(図7実線参照)。
【0067】
また上記制御回路は通常時においてソレノイド51を解磁しているので、特別入賞口21は、権利の非発生時には開放されている。これに対して上記制御回路は権利発生と同時にソレノイド51を励磁するので、権利の発生時、特別入賞口21は開閉板32によって閉鎖される。
【0068】
このときパチンコ球7が保持部29に流入している場合、回転体48はパチンコ球7を凹所55に収容したままで回転され、このような凹所55へのパチンコ球7の収容状態は、上述した特別入賞口21の開放に起因してパチンコ球7が凹所55から特別入賞口21に入賞するまで継続する。
【0069】
そして回転体48が凹所55にパチンコ球7を収容したままで回転されている間、保留部30に保留されているパチンコ球7は、回転体48の側面および凹所55のパチンコ球7面に摺接し、凹所55に流入できない。
【0070】
その保留状態は、凹所55のパチンコ球7が特別入賞口21に入賞するまで継続され、この特別入賞口21への入賞後、保留部30に保留されているパチンコ球7は、その傾斜によって凹所55に流入する。
【0071】
また保留部30には1つのパチンコ球7のみを保留するので、凹所55にパチンコ球7が保持され、このパチンコ球7と異なるパチンコ球7が保留部30に保留されている場合、誘導孔46から飛出するさらなるパチンコ球7を保留部30に保留することはできない。
【0072】
このような場合、さらなるパチンコ球7は保留部30に保留されているパチンコ球7に衝突して両側から流下し、保留部30の直下に位置する通常の入賞口20に入賞する。
【0073】
なお特別入賞口21に入賞したパチンコ球7は図5に62で示した権利発生・消滅スイッチによって検出され、その検出信号は権利発生・消滅スイッチ62から上記制御回路に入力される。これにより上記制御回路は権利発生・消滅スイッチ62からの検出信号の入力に基いて権利を発生・消滅させる。
【0074】
また63は通常の入賞口20へのガイドで、ガイド63は保留部30の先端と同位置まで突出し、幅は保留部30よりも広く定められている。さらに図2において64は権利発生表示灯で、権利発生表示灯64は上記制御回路に制御され、権利の発生時にその旨を点灯または点滅表示によって報知するためのものである。
【0075】
特別入賞口21に入賞したパチンコ球7を権利発生・消滅スイッチ62が検出すると、上記制御回路は権利を発生させ、この権利の発生時、権利発生表示灯64はその旨を点灯または点滅によって表示する。
【0076】
これに対して権利の発生時に所定回数(本実施例では16回)の権利が行使されると、上記制御回路は権利を消滅させると同時に、権利が消滅した旨を権利発生表示灯64の消灯よって表示する。
【0077】
なお図5に示した回転体位置検出スイッチ65は、たとえば回転体位置検出スイッチ65は一対の発光・受光素子からなり、両素子間を遮光する遮光体(図示省略)を回転体48に取りつけることにより、回転体48裏側の特定箇所を検出する。この特定箇所を検出することに基いて、凹所55および特別入賞口21の相対位置を検出することができる。
【0078】
つぎに上記構成のパチンコ機2の使用手順を図11および図12について以下に説明する。まず電源が投入されると初期設定がなされ、正常であれば遊技者はパチンコ遊技が可能になる。
【0079】
この初期設定時において上記制御回路は、凹所55が保留部30に対向した状態でモータ50を停止させ、本実施例では凹所55が保留部30に対向しているとき、回転体位置検出スイッチ65はオンされる。また貯溜ストッパー28は回収口31を開放状態に維持している。
【0080】
普通図柄始動ゲート14にパチンコ球7が通過すると、入賞球は上記普通図柄始動スイッチによって検出され、この検出信号は上記制御回路に入力される(図11a参照)。
【0081】
これと同時に上記制御回路は普通図柄表示装置13を作動して、表示部15〜17に識別情報を所定時間変動表示させた後(図11b参照)、いずれかの識別情報を停止表示する。そして停止表示された識別情報が特定の識別情報であるか否が上記制御回路によって判定される(図11c参照)。
【0082】
表示部15〜17に停止表示された識別情報が特定の識別情報でないと判定された場合、可動片18,18が第2状態に保持されたまま、上記普通図柄始動スイッチの入賞検出を待つ一方、特定の識別情報であると判定された場合、上記制御回路はソレノイド22を励磁する(図11d参照)。なお特定の識別情報が普通図柄表示装置13の表示部15〜17に停止表示される確率は一定である。
【0083】
上記特定の識別情報の停止表示により、第2状態にある可動片18,18は第1状態に移行し(図11d参照)、同時に貯溜ストッパー28の回収口31を閉鎖させる。この第2状態から第1状態への移行中、6球以上のパチンコ球7が空間部19内に取り込まれた場合、第1球目から第4球目までのパチンコ球7は貯溜部26に貯溜され、第5球目以降のパチンコ球7は誘導部27を経て誘導孔46から斜め下方に飛出する。
【0084】
このうち第5球目のパチンコ球7は保留部30を経て保持部29の凹所55に誘導され、これにより第6球目のパチンコ球7は、保持部29の凹所55内の第5球目のパチンコ球7に当接する結果、保留部30に保留される。
【0085】
7球以上のパチンコ球7が空間部19内に取り込まれた場合、第7球目以降のパチンコ球7は誘導孔46から飛出して保留部30上の第6球目のパチンコ球7に衝突する。
【0086】
このパチンコ球7は通常の入賞口20に入賞し、この入賞球に対しては所定数の賞品球が払い出され、保持部29および保留部30に誘導されることはなく、第7球目以降のパチンコ球7によって権利が発生することはない。
【0087】
上述した可動片18,18の第2状態への移行から特定条件としての第二の所定時間が経過すると、上記制御回路はモータ50を継続的に動作させる。これにより回転体48が回転されるので、回転体位置検出スイッチ65は継続的なON状態からOFFに移行され、同時に閉鎖状態の貯溜ストッパー28が上記制御回路によって回収口31を開放状態に移行される(図11dおよびe参照)。
【0088】
上述した回転体48の回転によって凹所55が特別入賞口21まで移動すると、凹所55内のパチンコ球7は特別入賞口21に入賞する。この入賞球は権利発生・消滅スイッチ62によって検出され、図11fで示した検出信号が発生される。この検出信号の立ち下がりと同時に第1回目の権利が発生し(図11g参照)、かつ、権利口ストッパー49は作動される。
【0089】
なお権利が発生する確率は、特定の識別情報が上記制御回路によって選択される確率と、空間部19内に受け入れられるパチンコ球数とに依存する。そして本実施例において権利は、空間部19内に受け入れられたパチンコ球7数が5球以上である場合のみ発生し、同球数が4球以下である場合には発生しない。
【0090】
第1回目の権利の発生時、第3種始動口6にパチンコ球7が入賞すると(図11h1参照)、大入賞口5は所定時間継続的に開放されて第1回目の権利を行使することができる(図11i1〜16参照)。第1回目の権利発生からパチンコ球7が第3種始動口6に16回入賞することにより、第1回目の権利はすべて行使され、同時に消滅する。このとき特定の識別情報が普通図柄表示装置13の表示部15〜17に停止表示される確率は変動せず、一定に保持されている。
【0091】
ところで上記特別入賞口21への入賞によって凹所55にはパチンコ球7が収容されていないので、第1回目の権利発生から回転体48が凹所55を保留部30に対向する位置まで回転すると(図11j1参照)、第6球目のパチンコ球7は保留部30からその傾斜によって凹所55に誘導される。
【0092】
また第1回目の権利の発生時、上述したように権利口ストッパー49は上記制御回路によって作動されているので、特別入賞口21は権利口ストッパー49によって閉鎖されていることから、回転体48は凹所55にパチンコ球7を保持したままで継続的に回転されている。これにより第1回目の権利の発生時にパチンコ球7が特別入賞口21にへ入賞することを禁止できる。
【0093】
さらには第1回目の権利の発生時に、普通図柄始動ゲート14にパチンコ球7が通過すると、この通過球に基いて上記同様にいずれかの識別情報が表示部15〜17に停止表示される。
【0094】
この停止識別情報が特定の識別情報であり、可動片が第2状態に移行することによって空間部19に受け入れられ、さらにはパチンコ球7が凹所55内に流入しても、保持部29の権利口ストッパー49によって特別入賞口21は閉鎖されているので、凹所55内に流入したパチンコ球7が特別入賞口21に入賞することは保持部29によって阻止されることになる。
【0095】
なお回転体位置検出スイッチ65は、権利の発生時、モータ50の回転に伴って回転体48が凹所55を保留部30に対向させる度に位置検出信号を発生させるが(図11および図12のj1〜jn参照)、この位置検出信号は周期的にON−OFFを繰返し、その発生回数は不定であり権利の発生時間に依存する。
【0096】
第1回目の権利の発生時、第3種始動口6に第16回目のパチンコ球7が入賞すると(図12h16参照)、第1回目の権利は消滅し、かつ、権利口ストッパー49の作動が上記制御回路によって解除される。
【0097】
これにより特別入賞口21は入賞可能状態になるので、回転体48の回転に伴って凹所55が特別入賞口21まで移動すると、第6球目のパチンコ球7は熟練を要することなく、凹所55から特別入賞口21に確実に入賞し、このとき特定の識別情報が普通図柄表示装置13の表示部15〜17に停止表示される確率は変動せず、一定に保持されている。
【0098】
この入賞球は権利発生・消滅スイッチ62によって検出され、図12kで示した検出信号が発生される。この検出信号の立ち下がりと同時に第2回目の権利が発生し(図12l参照)、かつ、権利口ストッパー49は作動され、以下、第1回目の権利の発生時と同様、第3種始動口6への入賞に基いて第2回目の権利が行使される。
【0099】
このとき特定の識別情報が普通図柄表示装置13の表示部15〜17に停止表示される確率は変動せず、一定に保持されている。第2回目の権利消滅後、上記制御回路は、凹所55が保留部30に対向した状態を回転体位置検出スイッチ65に基いて検出し、同時にモータ50を停止させる(図12e参照)。
【0100】
上記実施例は空間部19に6球以上のパチンコ球7が取り込まれた場合を説明したが、空間部19に5球のパチンコ球7が取り込まれた場合、第1回目の権利は、第5球目のパチンコ球7が特別入賞口21に入賞することによって発生する(図13d参照)。
【0101】
しかしながら保持部29または保留部30には第1回目の権利の発生時にパチンコ球7が保持または保留されていないことにより、第2回目の権利は第1回目の権利終了後、即座には発生しない(図14h16および図14i16参照)。第2回目の権利を発生させるためには、新たに5球以上のパチンコ球7を空間部19に入賞させなければならないことになる。
【0102】
さらに空間部19に4球のパチンコ球7が取り込まれた場合、いずれのパチンコ球7も保持部29または保留部30に誘導されないので、このような状態で権利が発生することはない(図15および図16参照)。なお図13ないし図16において図11および図12と同じ信号には同符号を付し、その説明は省略してある。
【0103】
上記実施例では普通図柄始動ゲート14へのパチンコ球7の通過(または入賞)に基いて始動される普通図柄表示装置13が特定の識別情報を停止表示したときに、第2状態の可動片18,18がソレノイド22によって第1状態に移行する場合を説明したが、これに限定されるものではなく、普通図柄始動ゲート14を普通電動役物始動領域とし、普通図柄始動ゲート14への入賞に基いて第2状態の可動片18,18を第1状態に移行するように構成してもよい。
【0104】
このように構成することによってソレノイド22は、普通図柄始動ゲート14にパチンコ球7が通過または入賞することに基いて、第2状態の可動片18を所定時間第1状態に駆動制御するので、普通図柄表示装置13の設置を省略できる。
【0105】
【発明の効果】
本発明は以上説明したように、入賞装置内に設けた貯溜部にパチンコ球を所定の貯溜球数だけ貯溜させ、貯溜部より溢れたパチンコ球のみに特別入賞口へほぼ確実に入賞する権利を与えているので、パチンコ球が貯溜部より溢れることにより、遊技者に対し期待感のある入賞装置を提供することができる。
【0106】
また、第2状態から第1状態に移行させて空間部に複数のパチンコ球を飛び込ませたとき、取り込まれたパチンコ球数に応じて権利が発生する。権利発生確率は特別入賞口近傍の調節ではなくて、第1状態に移行する条件と空間部に取り込まれたパチンコ球数との複数要素に依存することになり、遊技性を高める効果を奏する。
【0107】
また、入賞装置をこのように構成したことにより、従来の特別入賞口近傍の障害釘調節に係る作業がなくなり、また微妙な調節をすることもなく特別入賞口への入賞確率のばらつきは解消され、調節作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】図1の普通電動役物を設けたパチンコ機の正面図である。
【図3】図2の一部を示す斜視図である。
【図4】図1に示す普通電動役物の断面図である。
【図5】図4の一部を示す底面図である。
【図6】図4の普通電動役物の側面図である。
【図7】図4の空間部にパチンコ球が受け入れられた状態を示す断面図である。
【図8】図3と異なる状態を示す斜視図である。
【図9】図1と異なる状態を示す正面図である。
【図10】図4の他部を示す断面図である。
【図11】図1の普通電動役物の制御信号に係るタイミングの一部を示す図である。
【図12】図11の他部を示すタイミングの図である。
【図13】図11と異なる状態の一部を示す図である。
【図14】図13の他部を示すタイミングの図である。
【図15】図13と異なる状態の一部を示す図である。
【図16】図15の他部を示すタイミングの図である。
【符号の説明】
1 普通電動役物
2 パチンコ機
3 遊技盤
4 通常の入賞口
5 大入賞口
6 第3種始動口
13 普通図柄表示装置
14 普通図柄始動ゲート
18 可動片
19 空間部
20 通常の入賞口
21 特別入賞口
22 ソレノイド
26 貯溜部
27 誘導路
28 回収部
29 保持部
30 保留部
49 権利口ストッパー
Claims (1)
- パチンコ球が入賞することにより大入賞口が所定時間開放する権利を発生させる特別入賞口と、前記権利を発生させない通常入賞口とを空間部に備え、該空間部をパチンコ球が飛入可能な第一状態と飛入不能な第二状態とに変換可能にしたパチンコ機の入賞装置において、
前記空間部には、この空間部に飛入したパチンコ球を、前記第一状態に変換されたときから第一の所定時間が経過するまで予め定められた所定の貯溜球数だけ貯溜可能とした貯溜部と、
前記所定の貯溜球数を超えて空間部に飛入して該貯溜部から溢れたパチンコ球を下流側に誘導し、その下流側の端部をパチンコ球1個が通過できる間隔に形成されている誘導部と、
該誘導部に誘導されてその下流側の端部から飛出すパチンコ球の軌跡に交差する位置に配設され、前記下流側の端部から飛出すパチンコ球を受けて1個のみ保留可能とし、その保留時には前記下流側の端部から飛出す他のパチンコ球を前記通常入賞口へ流下させる保留部と、
該保留部で保留したパチンコ球を、前記第二状態に移行してから第二の所定時間が経過したときに、駆動する回転体の周縁部の凹所に収容して移動させ前記特別入賞口に入賞できるようにした保持部と、を設けたことを特徴とするパチンコ機の入賞装置。
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