JP2002165991A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2002165991A
JP2002165991A JP2000367178A JP2000367178A JP2002165991A JP 2002165991 A JP2002165991 A JP 2002165991A JP 2000367178 A JP2000367178 A JP 2000367178A JP 2000367178 A JP2000367178 A JP 2000367178A JP 2002165991 A JP2002165991 A JP 2002165991A
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Japan
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game
probability
lottery
special
ball
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JP2000367178A
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English (en)
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Toshihiro Uchigashima
敏博 内ヶ島
Takahiro Uchigashima
隆寛 内ヶ島
Toshio Ukai
俊雄 鵜飼
Shogo Tatsumi
正吾 巽
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Takao Co Ltd
Original Assignee
Takao Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1台の弾球遊技機で複数種類の特別遊技を楽
しめるようにする。 【解決手段】 当たり図柄が確定表示され(S301:
YES)、ゲームが未選択なら(S302:NO)、権
利発生口43cを開放させる(S303)。権利発生口
43cに入賞していれば(S306:YES)、3種ゲ
ームフラグG3を1にセットし(S307)、権利発生
口43cに入賞していなければ(S306:NO)、1
種ゲームフラグG1を1にセットする(S309)。ゲ
ームフラグG1、G3に従って、1種ゲームまたは3種
ゲームが行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弾球遊技機の技術
分野に属する。
【0002】
【従来の技術】予め設定されている大当たり条件が成立
すると遊技者に有利な特別遊技を実行する弾球遊技機が
ある。例えば抽選領域(例えば始動入賞口や始動通過
口)に遊技球が進入したことに起因して特別遊技抽選を
行う特別遊技抽選手段及び特別遊技抽選の結果を例えば
図柄で表示する表示手段を備え、特別遊技抽選が当たり
であれば(遊技者に認識される現象としては当たりを示
す図柄等が表示されれば)、例えば大入賞口が開放され
る特別遊技を実行する形式のパチンコ機(通常、第1種
パチンコ機と呼ばれる。)や、同様に特別遊技抽選が当
たりで(当たりを示す図柄等が表示されて)、さらに特
定領域を遊技球が通過すると権利発生となって特別遊技
が実行される形式のパチンコ機(通常、第3種パチンコ
機と呼ばれる。)などがある。また、具体的な説明は省
くが、第2種パチンコ機やアレンジボール式パチンコ機
などでも、それぞれの形態で特別遊技が実行される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば第1種、第2種
及び第3種パチンコ機とも特別遊技における大入賞口の
開放回数には上限が設けられているが、第1種と第2種
パチンコ機では、大入賞口への入賞球が特別領域(いわ
ゆるV領域)を通過することが次の大入賞口の開放条件
(継続条件)とされており、継続条件が満たされなけれ
ば大入賞口の開放回数が上限に達していなくても特別遊
技が終了される。一方、第3種パチンコ機の場合は、一
旦権利が発生すれば上限回数までの大入賞口の開放が事
実上確約される(いわゆるパンクの可能性があるので、
絶対ではない。)。また、1回の大入賞口の開放時間
も、それぞれ異なっている。
【0004】つまり従来の弾球遊技機では、その種別
(例えば第1種、第2種、第3種等の区別)によって特
別遊技の形態が決まっていた。これはこれでよいのだが
遊技内容が各弾球遊技機ごとに固定されていたので、1
台の弾球遊技機で複数種類の特別遊技を楽しめるよう
な、新規な機能を有する弾球遊技機の登場が望まれてい
た。
【0005】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記課
題を解決するための請求項1記載の弾球遊技機は、予め
設定されている大当たり条件が成立すると遊技者に有利
な特別遊技を実行する弾球遊技機において、その形態が
異なる複数種類の前記特別遊技を実行可能とし、遊技者
が前記複数種類の中から1種類を選択可能としたので、
遊技者は、自分の好みの或いはその日の気分などで所望
の形態の特別遊技を選択できる。
【0006】例えば上に例示した第1種パチンコ機的な
特別遊技と第3種パチンコ機的な特別遊技とを実行可能
にしておけば、遊技者はいずれかを選択して楽しむこと
ができる。また、複数回の特別遊技において、ある時は
第1種パチンコ機的な特別遊技を楽しみ、別な回では第
3種パチンコ機的な特別遊技を楽しむといった利用も可
能である。このように、複数種類の特別遊技から適宜選
択できるので、興趣が高まる。
【0007】なお、ここで第1種パチンコ機的な特別遊
技と第3種パチンコ機的な特別遊技との2つを例示した
のは説明の都合であり、これらに限るわけではない。ま
た、特別遊技の種類も2種類に限るものではない。複数
種類の特別遊技の中から1種類を選択可能とするには、
例えば選択スイッチのような遊技者が直接操作する選択
指示手段を設けたり、遊技者が特に狙って入球させるこ
とが可能な入球口や通過させることが可能な通過口を選
択スイッチと同様に扱うこともできる。選択のための手
段や構成はこれらの例に限るわけではないが、少なくと
も遊技者の意思を反映可能(100%反映できなくても
よいが)とする必要がある。したがって、例えば遊技領
域の下部に配されていたりして狙いにくい入球口等は不
適当である。
【0008】特別遊技の選択は随時可能であってもよい
が、適宜の期間や条件下で可能とするほうがよい。請求
項2はその一例である。請求項2記載の弾球遊技機は、
請求項1記載の弾球遊技機において、前記特別遊技の選
択を前記大当たり条件の成立後の設定期間に限って可能
としたので、選択のタイミングが分かりやすい。
【0009】この場合、設定期間内に選択が実行されな
い可能性もあるが、そのときにはいわゆるデフォルトと
してどれか1種類の特別遊技が選択される構成としてお
けばよい。上に例示した選択スイッチのような手段は操
作と選択が直接的で分かりやすい点では優れている。し
かし、請求項3の構成とすれば、選択動作による面白み
もある。
【0010】すなわち、請求項3記載の弾球遊技機は、
請求項1または2記載の弾球遊技機において、遊技球が
進入可能な選択領域と、遊技球が進入した前記選択領域
に対応する1種類の前記特別遊技を選択する選択手段と
を設けたので、遊技者は、所望の特別遊技に対応する選
択領域を狙って遊技球を発射し進入させることによっ
て、望みの特別遊技を選択できる。そして、ときには望
み通りとならない可能性もあって面白みが向上する。な
お、選択領域の個数は選択対象となる特別遊技の種類よ
りも1少ない数をもうければ、特別遊技の種類が2種類
なら一方の特別遊技に対応する選択領域だけを設けれ
ば、十分である。
【0011】請求項4記載の弾球遊技機は、請求項1な
いし3のいずれか記載の弾球遊技機において、抽選領域
に遊技球が進入したことに起因して特別遊技抽選を行う
特別遊技抽選手段と、該特別遊技抽選の結果を表示する
表示手段とを備え、前記大当たり条件の成立には前記特
別遊技抽選が当たりであったことを必須とすることを特
徴とする。
【0012】つまり、抽選領域(例えば始動入賞口)に
遊技球が進入したことに起因して特別遊技抽選を行い、
その結果を図柄等で表示し、特別遊技抽選が当たりであ
ったこと(当たりの図柄等が表示されたこと)を必須条
件として特別遊技(大当たり遊技)を実行する、従来の
弾球遊技機に本発明を適用したものであり、遊技者はと
まどいなくなじめる。
【0013】請求項5記載の弾球遊技機は、請求項4記
載の弾球遊技機において、前記特別遊技抽選には、通常
確率による抽選と前記通常確率よりは当たりの確率が高
い高確率による抽選とがあり、前記特別遊技の種類に応
じて異なる確率変動条件が成立すると前記抽選の確率を
前記高確率とする確率変更手段と、前記特別遊技の種類
に応じて異なる確率復帰条件が成立すると前記抽選の確
率を前記高確率から前記通常確率に復帰させる確率復帰
手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】この弾球遊技機は確変機と呼ばれる従来の
弾球遊技機と似たところがある。しかし、従来の確変機
では、例えば特定図柄(確変図柄)が表示されると確率
変動するというように、各機種ごとに確率変動の条件は
一種類だけであった。これに対して、請求項5の弾球遊
技機は、確率変動条件が特別遊技の種類に応じて異な
り、また高確率から通常確率に復帰するための確率復帰
条件も特別遊技の種類に応じて異なるので、遊技者は、
特別遊技の種類に対応するメリット、デメリットと共に
確率変動条件及び確率復帰条件についての有利、不利を
も考慮して特別遊技を選択する。よって、選択時におけ
る楽しみが深まる。
【0015】請求項6記載の弾球遊技機は、請求項5記
載の弾球遊技機において、前記特別遊技には、確率変動
抽選によって当たることを確率変動条件とする抽選確変
遊技と、前記通常確率による特別遊技抽選で当たりとな
って該特別遊技が実行されることを確率変動条件とし、
その後の前記特別遊技抽選で設定回数の当たりが出るこ
とを前記確率復帰条件とする必然確変遊技との2種類が
あることを特徴とする。
【0016】一見すると、確率変動抽選によって当たる
ことを確率変動条件とする抽選確変遊技の方が、通常確
率による特別遊技抽選で当たりとなって特別遊技が実行
されることを確率変動条件とする必然確変遊技よりも不
利なようにも見える。ところが、必然確変遊技の場合に
は、その後の特別遊技抽選で設定回数の当たりが出ると
確率復帰条件の成立(通常確率に復帰)となるので、い
わゆる連チャンの可能性は設定回数(例えば2、3回程
度)までである。一方、抽選確変遊技の場合は、確率変
動抽選によって当たりさえすれば高確率が維持されるか
ら、理論上は果てしなく連チャン可能である(現実には
そうはならないにしても、必然確変遊技の2、3回程度
よりは多くなる可能性が十分ある)。なお、いわゆる射
倖性を抑制するために、連チャン回数に上限を設けても
よい。
【0017】したがって、遊技者は、自分の好みやその
時の状況に応じて、抽選確変遊技または必然確変遊技を
選択できる。例えばほどほどに勝っているときには必然
確変遊技を選択し、大きく負けているときには抽選確変
遊技で多数回の連チャンを狙う等が可能である。
【0018】請求項7記載の弾球遊技機は、請求項6記
載の弾球遊技機において、1回の前記特別遊技によって
獲得可能な賞球数は、前記必然確変遊技の方が多い設定
であるので、確実性(必然確変遊技)をとるか、少々の
リスクは承知の上で期待度の大きい方(抽選確変遊技)
をとるか、請求項6の効果をより鮮明にできる。
【0019】ここで、1回の前記特別遊技によって獲得
可能な賞球数とは、1回だけの特別遊技によって獲得で
きる賞球数だけを言うばかりでなく、必ず高確率となる
ことが約束され当該高確率中に発生する特別遊技により
獲得される賞球数も合算した総獲得賞球数も含む場合も
ある。
【0020】例えば、必然確変遊技の場合に、初回も含
め3回の特別遊技が実行されることが約束されている場
合と、抽選確変遊技の場合に、3回以上の特別遊技の可
能性があるものの必ず実行される特別遊技が2回の場合
とでは、個々の特別遊技による獲得賞球数は必然確変遊
技の方が少なくても、必ず獲得できると約束されている
賞球数は必然確変遊技の方が多い。
【0021】請求項8記載の弾球遊技機は、請求項5な
いし7のいずれか記載の弾球遊技機において、前記抽選
の確率が前記高確率とされてから前記通常確率に復帰す
るまでの間は前記特別遊技の種類変更を禁止する選択禁
止手段を備えたので、1回の特別遊技ごとに特別遊技の
種類を変更するような遊び方はできない。これは、例え
ば必然確変遊技を選択して設定回数の寸前までメリット
を享受してから、抽選確変遊技に切り替えるような、遊
技者が有利になりすぎる選択を防止するものである。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例により発明
の実施の形態を説明する。
【0023】
【実施例】図1に示すのは、弾球遊技機の一種であるパ
チンコ機10の斜視図である。この図1に示すように、
本実施例のパチンコ機10は、長方形の外枠11と前面
枠12とからなる筐体にて構成の各部を保持する構造で
ある。また、このパチンコ機10はいわゆるCR機であ
って、プリペイドカードの読み書き等を行うためのカー
ドリーダユニット(以下、CRユニット)13が付属し
ている。
【0024】前面枠12は、左端上下のヒンジ14によ
り外枠11に対し開閉可能に取り付けられており、通常
は図示するように閉じた状態とされる。前面枠12に
は、窓状のガラス枠20が前面枠12に対して開放可能
に取り付けられている。このガラス枠20には板ガラス
21が二重にはめ込まれ、板ガラス21の奥には前面枠
12に保持された遊技盤22が収納されている。
【0025】ガラス枠20の下方には上皿15が配さ
れ、前面枠12に対して開放可能に取り付けられてい
る。上皿15には、プリペイドカードによる遊技球の貸
出を指示するための貸出釦16、プリペイドカードの返
却を指示するための精算釦17及びプリペイドカードの
残高を表示するための残高表示部18が設けられてい
る。CRユニット13のカード口19にプリペイドカー
ドを挿入するとプリペイドカードの残高が残高表示部1
8に表示され、貸出釦16を押下するとその残高の範囲
内で遊技球の貸出しが実行され上皿15に貸球としての
遊技球が排出される。また、精算釦17押下するとプリ
ペイドカードがカード口19から排出される。
【0026】上皿15の下方にては下皿23が前面枠1
2に固定され、下皿23の右側には発射ハンドル24が
取り付けられている。発射ハンドル24の外周にはダイ
ヤル部24aが装着されており、これを時計回りに回動
操作すれば発射装置(図示略)が稼働して、上皿15か
ら供給された遊技球を遊技盤22に向けて発射する。こ
の際、ダイヤル部24aの回動量によって発射力の強弱
を調整できる。またダイヤル部24aに隣接して導電性
のタッチセンサ24bが設けられている。
【0027】図2に示すように、遊技盤22には(図2
においては遊技盤22の外形線は省略されている。)、
ガイドレール25によって囲まれた略円形の遊技領域2
5aが設けられ、その中央上部(遊技領域25aの中心
付近から上方にかけて)に図柄表示装置26が設置され
ている。
【0028】図柄表示装置26は液晶表示盤27を備え
る表示装置本体(図示は省略)と液晶表示盤27の周囲
を取り巻く表示体枠であるセンターケース28とによっ
て構成されている。センターケース28の液晶表示盤2
7の上辺よりも下側部分はほぼ左右対称になっている
が、それよりも上側部分においてはバンパイヤを象った
キャラクタ装飾部29が右側に偏って設けられている。
このためセンターケース28(図柄表示装置26)は左
右非対称となっている。
【0029】センターケース28はキャラクタ装飾部2
9の頭部29aの背後に位置する円形の頂部61aがも
っとも高い位置になり、この頂部61aは遊技領域25
a内で最上部に位置する4本の障害釘30a(いわゆる
天釘)よりも上になっている。ただし、頂部61aは板
状で遊技盤22の表面に密接しているので遊技球の移動
を阻害しない。
【0030】遊技領域25aには、ランプ風車31、普
通入賞口32、風車33、普通入賞口34付きのサイド
ランプ35、チューリップ式の可変入賞装置である図柄
始動装置36、いわゆるアタッカーである大入賞口37
と一対の普通入賞口38a、38bを備える大入賞装置
39、回転入賞装置41、小型のアタッカーである権利
発生装置43、サイドランプ44等が設置されている。
【0031】センターケース28(図柄表示装置26)
のキャラクタ装飾部29には頭部29aの横から開始す
る傾斜路29bが設けられ、頭部29aの側面には傾斜
路29b側に開口するワープ入口29cが設けられてい
る。詳細の図示は省略するが、ワープ入口29cに流入
した遊技球は、傾斜路29bの下側を通り、中央(VA
MPIREの文字の上方)にてほぼ均等に左右に振り分
けられて、それぞれステージ28aの左右からステージ
28a上に放出される。ステージ28aに放出された遊
技球は、その中央の切欠28bから図柄始動装置36へ
と落下する。
【0032】図柄始動装置36は、上述のとおりチュー
リップ式でありその構造は公知のものとほぼ同じで、内
部には入賞センサ36aやチューリップ羽根を開閉駆動
するためのソレノイド36b等が装備されている。大入
賞装置39には、大入賞口37の開閉板37aを駆動す
るためのソレノイド39aが備わっている。また、大入
賞口37の内部には特別領域と非特別領域とが設けられ
ていて、大入賞口37への入賞球はいずれかの領域を通
過する。そして、大入賞装置39には、特別領域を通過
する入賞球を検出する特別領域センサ39bと非特別領
域を通過する入賞球を検出する非特別領域センサ39c
が装備されている。
【0033】回転入賞装置41は、遊技球1個を収容可
能な受け口41bを有する回転体41aを備えており、
パチンコ機10の稼働中は回転体41aが一定速度(例
えば30秒で1回転する速度)で回転する。受け口41
bは、これがほぼ真上を向いている期間に限って遊技球
を受け容れ可能で、受け容れた遊技球は回転体41aの
1回転中の適宜位置で(例えば受け口41bが右下に向
いたときに)遊技盤22の背後に流出して入賞球として
検知される構成である。
【0034】権利発生装置43の構造は公知のアタッカ
ーとほぼ同様であるが、この内部には特定領域と非特定
領域とが設けられており、選択領域となる権利発生口4
3cへの入賞球は特定領域または非特定領域を通過す
る。その際に、それぞれ特定領域センサ43aまたは非
特定領域センサ43bにて検知される。なお、権利発生
口43cへの入賞球が特定領域センサ43a(特定領
域)を通過する確率は約1/3であるが、権利発生口4
3cの1開放中に4球の入賞があれば、その中の1球が
特定領域センサ43aを通過する構造とされている。ま
た、権利発生口43cの開閉板43dを駆動するための
ソレノイド43eも内蔵されている。
【0035】障害釘については、ランプ風車31の上方
から天釘30aの左下にかけて、図柄表示装置26の左
側に遊技球を誘導するための釘列30b、30cや天釘
30aの左側を通る遊技球をさらに左側に跳躍させる目
的の釘群30dや釘列30eが設けられている。
【0036】しかし、図柄表示装置26の右側ではこれ
ら釘列30b、30c等に対応する障害釘は配されては
おらず、遊技球を回転入賞装置41に誘導するために少
数(本実施例では2本)の障害釘30fが回転入賞装置
41の上方に配されているに過ぎない。
【0037】また、図柄表示装置26の左側において
は、図示するとおり、普通入賞口32の下方は、回転入
賞装置41の下方よりも障害釘が多本数かつ高密度で配
されまた風車33も設置されている等、遊技球の流下速
度を抑制する構造となっており、しかも遊技球を図柄始
動装置36方向に誘導する配置でもある。
【0038】したがって、図柄表示装置26の上方から
左側にわたる領域は、右側よりも遊技球の流下速度が遅
く、遊技球を図柄始動装置36に向かわせる構成である
が、図柄表示装置26の右側は遊技球に対する障害が少
なく、こちら側の流下速度が左側よりも速くなる(例え
ば大入賞口37付近に達するまでの時間は、キャラクタ
装飾部29の頂部61a付近からの方が釘列30b〜3
0e付近からよりも短時間になる。)。
【0039】このパチンコ機10の制御系の構成は図3
に示すとおりで、主制御基板70、払出制御基板75、
発射制御基板77、ランプ制御基板80、表示制御基板
90、音声制御基板97が備わっている。主制御基板7
0には、CPU70a、ROM70b、RAM70c、
カウンタ70d、70e、70f、入出力ポート等が備
わっている。
【0040】この主制御基板70は、図柄始動装置36
の入賞センサ36a、大入賞装置39の特別領域センサ
39b及び非特別領域センサ39c、権利発生装置43
の特定領域センサ43a及び非特定領域センサ43b、
回転入賞装置41の入賞センサ41c、普通入賞口3
2、34、38a、38bのそれぞれに設けられている
入賞センサ等からの検出信号、タッチセンサ24bの信
号、その他遊技盤22やパチンコ機10の各部に設置さ
れているセンサ類からの信号を取得し、それに基づいて
遊技の進行に関わる各種のコマンドを、払出制御基板7
5、発射制御基板77、ランプ制御基板80、表示制御
基板90、音声制御基板97に出力する。
【0041】また、主制御基板70は、図柄始動装置3
6のソレノイド36b、大入賞装置39のソレノイド3
9a及び権利発生装置43のソレノイド43eの動作を
制御することで、これらの開閉を制御する。払出制御基
板75は、主制御基板70から送られてくるコマンドに
応じて払出装置を稼働させて賞球を払い出させ、またC
Rユニット13からの貸出要求に応じて払出装置を稼働
させて貸球を払い出させる。
【0042】発射制御基板77はタッチセンサ24bの
信号及び主制御基板70から送られてくるコマンドに応
じて発射装置の動作を制御する。ランプ制御基板80
は、図示は省略するがCPU、ROM、RAM、入出力
ポート等を備え、主制御基板70から送られてくるコマ
ンドに応じてLEDや電球等のランプ類の点灯、消灯、
他の制御基板にて制御されないモータやソレノイド等の
アクチュエータ類の動作を制御する。
【0043】表示制御基板90には、図示は省略するが
CPU、ROM、RAM、入出力ポート等が備わってお
り、主制御基板70から送られてくるコマンドに応じて
図柄表示装置26の表示を制御する。音声制御基板97
には、図示は省略するがCPU、ROM、RAM、音源
LSI、入出力ポート等が備わっており、主制御基板7
0から送られてくるコマンドに応じて音声信号を生成
し、その音声信号にてスピーカを駆動して音声を出力す
る。
【0044】次に、主制御基板70(特にCPU70
a)の処理を中心に、パチンコ機10の動作を説明す
る。図4に示すのは、主制御基板70のCPU70aが
メインルーチン(図示と説明は省略)のサブルーチンと
して実行する、抽選処理のフローチャートである。
【0045】抽選処理では、CPU70aは、まず図柄
始動装置36の入賞センサ36aからの遊技球検出信号
(図柄始動信号)が入力されているか否かすなわち遊技
球が図柄始動装置36に入賞したか否かを判断する(S
101)。肯定判断であれば、カウンタ70dの値を読
み込む(S103)。そして、読み込んだカウンタ70
dの値を予め決められている当たり値と照合して大当た
りか否かの抽選を行う(S104)。なお、この実施例
では当たり値が1個だけの低確率モード(確率は約1/
300)と当たり値が5個の高確率モード(確率は約1
/70)とがあり、初期的(起動時)には低確率モード
に設定されているが、その後は、特別遊技の種類等に応
じて低確率モードから高確率モードに、また高確率モー
ドから低確率モードに切り替えられる。その確率の切替
については後述するが、確変フラグKが1にセットされ
ているか3種ゲームフラグG3が1にセットされていれ
ば高確率モード、いずれでもなければ低確率モードであ
る。なお、高確率モードであっても、特別遊技の実行中
は低確率モードとされる。
【0046】次に、CPU70aは、S104における
抽選が当たりであれば(S106:YES)、大当たり
を表示するための当たり図柄を決める(S108)。本
実施例の場合、大当たり抽選の結果を示す特別図柄(当
たり図柄及び外れ図柄)は、0〜9の数字を3個並べた
形態とされ、いわゆる3桁揃い(000、111、22
2、333、444、555、666、777、88
8、999)が当たり図柄で、これら以外は、すべて外
れを示すための外れ図柄である。したがって、S108
では上述の当たり図柄のいずれかが決定される。
【0047】続いてCPU70aは、S108で決めた
当たり図柄に関連する情報を記憶し、当たりフラグF1
を1にセットする(S109)。一方、S106で否定
判断(大当たり抽選が外れ)のときは、上述の当たり図
柄以外の組合せで外れ図柄を決定する(S110)。な
お、この外れ図柄の決定を全くランダムに行うとリーチ
の出現率が小さくなるので、それよりも高率の適当な割
合でリーチが出現するように作為している。
【0048】次に、S109またはS110で決めた特
別図柄の種類(例えば当たり図柄、リーチになる外れ図
柄、リーチとならない外れ図柄の区別)等に応じて、変
動パターンを決定する(S111)。変動パターンは、
特別図柄を構成する3つの図柄それぞれの変動時間(変
動開始から停止または仮停止するまでの時間)、リーチ
の有無、リーチ時に初めに行われるリーチアクション
(初期リーチ)の種類、初期リーチに続いて行われるリ
ーチアクション(発展リーチ)の有無、発展リーチの種
類、3つの図柄が仮停止した状態から一斉に変動する再
変動の有無、再変動後のリーチの有無とリーチアクショ
ンの種類、最終的に確定表示される当たり図柄の種類等
の組合せによって、一連の変動経過のパターンとして決
められる。したがって、変動パターンの種類は、例えば
初期リーチの種類や発展リーチの種類等に応じて様々で
あり、適宜に設定可能な設計事項である。
【0049】変動パターンを決めた後に、その変動パタ
ーンの各要素(変動時間、初期リーチ、発展リーチ、再
変動、特別図柄等)を指定する各データを含んだ図柄コ
マンドを生成する(S112)。ここで生成された図柄
コマンドは、メインルーチンのコマンド送信処理(図示
と説明は省略)において表示制御基板90に送信され
る。
【0050】表示制御基板90(厳密にはそのCPU)
による当たり図柄または外れ図柄の表示制御は図5に示
す特別図柄制御処理にて行われる。この処理では表示制
御基板90は、まず主制御基板70からの図柄コマンド
を取得しているか否か(図示と説明を省略する通信処理
において受信した図柄コマンドがRAMに記憶されてい
るか否か)を判断し(S201)、図柄コマンドを取得
していなければ本処理を終了する。なお、取得した図柄
コマンドは、そのコマンドに応じた処理の実行が完了す
るとRAMから消去されるので、処理済みの図柄コマン
ドが記憶されていることはない。また、主制御基板70
からは図柄コマンド以外のコマンドも送信されるが、そ
れらに応じた処理については説明を省略する。
【0051】図柄コマンドを取得しているときには(S
201:あり)、図柄表示装置26を制御して液晶表示
盤27の画面上で図柄の変動表示を開始させる(S20
2)。本実施例の場合、液晶表示盤27の画面上には左
図柄、中図柄及び右図柄のための3つの表示域が横に並
んで形成され、各表示域ごとに図柄が上から下へとスク
ロール表示される。
【0052】次に、図柄コマンドによる左図柄の仮停止
時間になるのを待って、左図柄を仮停止させる(S20
5)。ここで仮停止というのは、図柄の変動が完全には
停止していない状態であり、例えば上下や左右に微動す
る状態である。また、同様に図柄コマンドによる右図柄
の仮停止時間になるのを待って、右図柄を仮停止させる
(S205)。
【0053】ここで左と右の2図柄が仮停止したので、
それらが揃っていれば最後の図柄(ここでは中図柄)次
第で当たり外れが決まるリーチである。なお、ここでリ
ーチになっていなくても後述する再変動が行われること
があるので、外れの表示が確定したわけではない。
【0054】そして、リーチであれば(S207:YE
S)図柄コマンドにて指示されているリーチアクション
を実行してから(S208)、リーチでなければ(S2
07:NO)リーチアクション無しで、中図柄を仮停止
する(S209)。次に、図柄コマンドに基づいて再変
動の有無を判断し(S210)、再変動ありなら(S2
10:YES)、仮停止している3つの図柄を一斉にス
クロールさせ、図柄コマンドにて再変動中のリーチアク
ション等が指示されていればこれを実行してから(S2
11)、3つの図柄を確定停止させる(S212)。ま
た、再変動なしなら(S210:NO)、仮停止してい
る3つの図柄をそのまま確定停止させる(S212)。
【0055】ここで当たり図柄が確定表示されると、こ
れに続いて特別遊技が開始される。従来の弾球遊技機で
は当たり図柄の確定表示に続いて特別遊技が開始された
り(例えば第1種パチンコ機)、特別遊技権利を発生さ
せるために特定の入賞装置を開放する(例えば第3種パ
チンコ機)等が行われる。ところが、本実施例のパチン
コ機10においては従来の第1種パチンコ機におけるの
と同様の特別遊技(以下「第1種ゲーム」という。)と
従来の第3種パチンコ機におけるのと同様の特別遊技
(以下、「第3種ゲーム」という。)とを択一的に選択
できるので、まず選択動作(選択処理)が必要となる。
【0056】図6に示すのは、主制御基板70のCPU
70aがメインルーチンのサブルーチンとして実行す
る、選択処理のフローチャートである。この選択処理に
おいては、CPU70aは図柄表示装置26による当た
り図柄の確定表示がなされたか否かを、送出した図柄コ
マンドの変動時間のデータに基づいて判断する(S30
1)。当たり図柄が未確定であれば(外れ図柄で確定の
場合も)、そのまま本処理からリターンする。
【0057】例えば変動時間のデータに適宜の余裕を考
慮して、当たり図柄が確定されたと判断したなら(S3
01:YES)、1種ゲームまたは3種ゲームが選択済
みか否かを判断する(S302)。これは、詳細は後述
するが、例えば3種ゲームが一旦選択されると合計3回
の特別遊技が済むまで3種ゲームの選択状態が継続し、
1種ゲームの場合も複数回にわたって選択状態が継続す
ることがあり、その場合は改めて選択しないことによ
る。また、選択済みか否かはゲームフラグG1、G3に
基づいて判断する。
【0058】選択済みでなければ(S302:NO)、
CPU70aは権利発生装置43のソレノイド43eを
制御して権利発生口43cを開放させる(S303)。
そして、権利発生口43cを閉鎖する条件が成立するの
を待って(S304:YES)、権利発生口43cを閉
鎖させる(S305)。ここで権利発生口43cを閉鎖
する条件は、権利発生口43cの開放から1分を経過し
たとき又は権利発生口43cに1球以上の入賞があった
ときに成立する。権利発生口43cへの入賞の有無は、
特定領域センサ43aと非特定領域センサ43bの信号
に基づいて判断される。なお、S304で否定判断のと
きにループとなっているがこれは説明を簡明にするため
であって、実際には他の処理に回って適宜のタイミング
でS304に戻ってくる構成である。
【0059】CPU70aは権利発生口43cの閉鎖後
に、そこへの入賞球の有無を確認し(S306)、入賞
球が発生していれば(S306:YES)3種ゲームが
選択されたとして、3種ゲームフラグG3を1にセット
する(S307)。しかし、権利発生口43cへの入賞
球が無ければ(S306:NO)、3種ゲームは選択さ
れなかった=1種ゲームが選択されたとして1種ゲーム
フラグG1を1にセットし(S309)、確変抽選を行
う(S310)。
【0060】確変抽選は、カウンタ70eのカウント値
に基づいて行われ(本実施例の場合偶数なら当たり、奇
数なら外れ)、確変抽選で当たりになる確率は1/2で
ある。そして、当たりなら確変フラグKを1にセット
し、外れなら確変フラグKを0にする。
【0061】一方、S302で肯定判断(選択済み)の
場合には、例えば1種ゲームフラグG1がセットされて
いるか否かに基づいて、1種ゲームが選択されているか
否かを判断する(S308)。否定判断すなわち3種ゲ
ームが選択されている場合には、S307を実行する。
肯定判断なら、S309とS310を実行する。
【0062】S303で権利発生口43cが開放された
際に、遊技者は3種ゲームを選択したければいわゆる右
打ちを行って権利発生口43cを狙えばよい。また、1
種ゲームを行いたければ、通常通り遊技領域25aの左
側部分を狙えばよい。または、権利発生口43cが閉鎖
されるまで発射を停止してもよい。
【0063】3種ゲームを選択するために右打ちされた
場合、遊技球がキャラクタ装飾部29の頭部29aを超
えさえすれば、まず左側に跳ね戻ることはないから、確
実に権利発生口43cを狙える。一方、1種ゲームを選
択する場合に発射を停止したくなければ、通常通りに天
釘30aの左端付近を狙えばよい。キャラクタ装飾部2
9の頭部29aよりも左側に飛びさえすれば、遊技球は
ほぼ確実に図柄表示装置26の左側領域に誘導される。
またはワープ入口29cに流入してステージ28aに導
かれる。いずれにしても、右側領域に遊技球が飛び込ん
で、望んでいなかった3種ゲームが選択されるのをほぼ
確実に防止できる。
【0064】1種ゲームか3種ゲームかの選択が済めば
(既に選択済みの場合も含め)、その選択された形態の
特別遊技が実行される。図7に示すのは、主制御基板7
0のCPU70aがメインルーチンのサブルーチンとし
て実行する、特別遊技処理のフローチャートである。
【0065】この処理においては、CPU70aは、当
たりフラグF1が1にセットされているか否かを判断し
(S401)、否定判断なら実質的な処理は行わない
(特別遊技は実行されない)。S401で肯定判断であ
れば、1種ゲームフラグG1がセットされているか否
か、すなわち1種ゲームが選択されているか否かを判断
する(S402)。肯定判断であれば1種ゲームによる
特別遊技のための処理(S403)を行う。否定判断の
場合、3種ゲームフラグG3がセットされているか否
か、すなわち3種ゲームが選択されているか否かを判断
する(S404)。肯定判断であれば3種ゲームによる
特別遊技のための処理(S405)を行う。しかし、S
404で否定判断のときは(1種ゲームも3種ゲームも
選択されていないときは)、上述の選択処理により選択
が未了とみて、特別遊技を開始しない。
【0066】1種ゲームによる特別遊技のための処理
(S403)の詳細は図8に示すとおりである。遊技の
進行形態そのものは周知の第1種パチンコ機における特
別遊技(大当たりゲーム)とほぼ同様である。まず、大
入賞口37がすでに開放されているか否かを判断し(S
501)、否定判断(未開放)なら開放すべきタイミン
グか否かを判断する(S502)。開放のタイミングで
なければリターンする。
【0067】開放のタイミングであれば(S502:Y
ES)、ソレノイド39aを制御して大入賞口37を開
放させる(S503)。S501で肯定判断のとき又は
S503に続いて、大入賞口37を閉鎖すべきか否かを
判断する(S504)。本実施例の場合、1種ゲームで
は大入賞口37の開放時間は約30秒であるが、大入賞
口37に10個の入賞があれば30秒に達しなくても閉
鎖される。つまり、S504では30秒経過又は10球
入賞が判断される。大入賞口37への入賞個数は特別領
域センサ39b及び非特別領域センサ39cの信号に基
づいて計数される。S504で否定判断ならリターン
し、肯定判断ならソレノイド39aを制御して大入賞口
37を閉鎖させる(S505)。
【0068】S505に続いて大入賞口37を再開放す
るか否か、つまり特別遊技を継続するか否かを判断する
(S506)。本実施例では、直前の大入賞口37の開
放時における入賞球のいずれかが特別領域を通過してい
れば(特別領域センサ39bに検出されていれば)特別
遊技が継続される、ただし、1回の特別遊技での大入賞
口37の開放回数には上限があり(本実施例では14
回)、開放回数が上限に達していれば特別領域の通過と
は無関係に、特別遊技の終了となる。
【0069】特別遊技の継続(S506:YES)なら
リターンする。一方、特別遊技の終了なら(S506:
NO)、当たりフラグF1をクリアし(S507)、確
変フラグKがセットされているか否かを判断する(S5
08)。確変フラグKがセットされていれば(S50
8:YES)、表示制御基板90に確変表示コマンドを
送って高確率モードになることを表示させる(S50
9)。確変フラグKがセットされていないときには(S
508:NO)、1種ゲームフラグG1をクリアし、表
示制御基板90に非確変表示コマンドを送って低確率モ
ードになること(または低確率モードが維持されるこ
と)を表示させる(S510)。
【0070】確変フラグKがセットされているときには
1種ゲームフラグG1は維持されるので、次にS302
が実行されても選択済みとなるから、そこで3種ゲーム
を選択することはできない。しかし、確変フラグKがセ
ットされていないときには1種ゲームフラグG1がクリ
アされるので、次にS302が実行されるときには(3
種ゲームフラグG3がセットされていなければ)、1種
ゲームまたは3種ゲームの選択が可能になる。
【0071】次に図9を参照して3種ゲームのための処
理(S406)の詳細を説明する。遊技の進行形態その
ものは周知の第3種パチンコ機における特別遊技(大当
たりゲーム)とほぼ同様である。ここでは、まず権利発
生フラグF2が1にセットされているか否かを判断する
(S601)。
【0072】権利発生フラグF2がセットされていなけ
れば(S601:NO)、権利発生開放制御が行われる
(S602)。詳しくは、CPU70aは権利発生装置
43のソレノイド43eを制御して権利発生口43cを
開放させ、権利発生口43cを閉鎖する条件が成立する
のを待って、権利発生口43cを閉鎖させる。この制御
自体は、選択処理(図6)におけるS303、304、
305の処理と同様である。ただし、この処理において
権利発生口43cを閉鎖する条件は、権利発生口43c
の開放から6秒を経過したとき又は権利発生口43cに
6球以上の入賞があったときに成立する。
【0073】続いて、CPU70aは権利発生口43c
の閉鎖後に、そこへの入賞球が特定領域を通過したか否
か(特定領域センサ43aによって遊技球が検出されて
いるか否か)を判断し(S603)、特定領域を通過し
ていなければ(S603:NO)、低確率モードにおけ
る特別遊技抽選の当たり(3種ゲームを選択した際の当
たり)から数えて3回目(高確率モードでの2回目)の
当たりか否かを判断する(S611)。3回目の当たり
であったなら(S611:YES)、3種ゲームフラグ
G3をクリアし(S612)、さらに当たりフラグF1
をクリアして(S613)、リターンする。3回目の当
たりでなければ(S611:NO)、3種ゲームフラグ
G3はそのままに、当たりフラグF1をクリアして(S
613)、リターンする。すなわち、特別遊技は実行さ
れない。
【0074】なお、選択処理において権利発生口43c
に入賞した場合に(3種ゲームが選択された場合に
は)、権利発生フラグF2をセットして確実に1回は3
種ゲームの特別遊技が実行される構成としてもよい。権
利発生口43cへの入賞球が特定領域を通過していれば
(S603:YES)、権利発生フラグF2をセットす
る(S604)。
【0075】すでに権利発生フラグF2が1にセットさ
れていたとき(S601:YES)またはS604に続
いて、大入賞口37が閉鎖されているか否かを判断する
(S605)。閉鎖中の場合(S605:YES)、回
転入賞装置41への入賞が確認されていれば(入賞セン
サ41cが入賞球を検出していれば、S606:YE
S)、ソレノイド39aを制御して大入賞口37を開放
させる(S607)。入賞センサ41cが入賞球を検出
していなければ(S606:NO)、リターンする。
【0076】すでに大入賞口37が開放されているとき
(S605:YES)またはS607に続いて、大入賞
口37を閉鎖するタイミングが否かを判断する(S60
8)。本実施例の場合、3種ゲームにおける大入賞口3
7の開放時間は約10秒であるが、大入賞口37に10
個の入賞があれば10秒に達しなくても閉鎖される。つ
まり、S608では10秒経過又は10球入賞が判断さ
れる。S608で否定判断ならリターンし、肯定判断な
らソレノイド39aを制御して大入賞口37を閉鎖させ
る(S609)。
【0077】大入賞口37の開放時間が、1種ゲームで
は約30秒であるのに対して3種ゲームでは約10秒で
あるので、10個の入賞前に大入賞口37が閉鎖になる
可能性がある。この点では3種ゲームの方がリスクが大
きい。S609に続いて特別遊技を終了するか否かを判
断する(S610)。本実施例では大入賞口37の開放
回数が上限値である16回に達していれば特別遊技の終
了となる。なお、3種ゲームでは1種ゲームとは異なっ
て、いわゆるV通過が大入賞口37の再開放(特別遊技
の継続)条件とはならないので、大入賞口37は確実に
上限回数まで開放される。
【0078】特別遊技の継続(S610:NO)ならリ
ターンする。一方、特別遊技の終了なら(S610:Y
ES)、低確率モードにおける特別遊技抽選の当たりか
ら数えて3回目の当たりか否かを判断しS611)、3
回目の当たりなら(S611:YES)、3種ゲームフ
ラグG3をクリアし(S612)、当たりフラグF1を
クリアして(S613)、リターンする。3回目の当た
りでなければ(S611:NO)、3種ゲームフラグG
3はそのままに、当たりフラグF1をクリアして(S6
13)、リターンする。
【0079】高確率モードでの当たりが2回でるまでは
(権利発生口43cが開放されたが特定領域を通過しな
いということは、ほぼあり得ないので、実際には3種ゲ
ームの実行回数が3回になるまでは)3種ゲームフラグ
G3が維持されるので、次に図6のS302が実行され
ても選択済みとなるから、そこで1種ゲームを選択する
ことはできない。一方、3種ゲームの実行回数が3回に
達したときには、3種ゲームフラグG3がクリアされる
ので、次にS302が実行されるときには(1種ゲーム
フラグG1がセットされていなければ)、1種ゲームま
たは3種ゲームの選択が可能になる。
【0080】以上のように、本実施例のパチンコ機10
においては、特別遊技の実行に当たって、1種ゲームと
3種ゲームのいずれか片方を選択可能としているので
で、遊技者は、自分の好みの或いはその日の気分などで
所望の形態の特別遊技を選択できる。
【0081】特別遊技の選択は、当たり図柄の確定表示
後における権利発生口43cの開放期間に限られている
ので、選択のタイミングが分かりやすい。また、権利発
生口43cの開放期間内にこれに入賞がなければ1種ゲ
ームが選択されるので、どちらの選択なのか不安定にな
るおそれはない。遊技者が権利発生口43cへの入賞に
失敗しても特別遊技は行われるから、遊技者の損失には
ならない。
【0082】3種ゲームを望む場合は、権利発生口43
cに入賞させる必要があるので、ときには望み通りとな
らない可能性もあって面白みが向上する。抽選領域に該
当する図柄始動装置36に遊技球が入賞したことに起因
して特別遊技抽選(図4参照)を行い、その結果を図柄
表示装置26で表示し、特別遊技抽選が当たりであった
こと(当たりの図柄である3桁揃い図柄が表示されたこ
と)を必須条件として特別遊技を実行する構成であるの
で、この点は従来の弾球遊技機と同様であり、遊技者は
とまどいなくなじめる。
【0083】その特別遊技抽選には、通常確率(低確率
モード)による抽選とこれよりは当たりの確率が高い高
確率(高確率モード)による抽選とがあり、1種ゲーム
の場合は確変抽選で当たりになると高確率モードにな
り、3種ゲームの場合は、これが選択されただけで高確
率モードになる。また、1種ゲームの場合には確変抽選
で外れにならなければ低確率モードに復帰しないが、3
種ゲームの場合は3回目の3種ゲームで高確率モードか
ら低確率モードに復帰する。
【0084】しかも、両特別遊技は、大入賞口37の開
放回数の上限が1種ゲームでは14回、3種ゲームでは
16回、1種ゲームでは特別遊技の継続にいわゆるV通
過を必要とするが3種ゲームでは必要とせず、大入賞口
37の開放時間が1種ゲームでは約30秒、3種ゲーム
では約10秒と異なっている。
【0085】このため、遊技者は、それぞれの特別遊技
に対応するメリット、デメリットと共に確率変動条件及
び確率復帰条件についての有利、不利をも考慮して特別
遊技を選択する。よって、選択時における楽しみが深ま
る。抽選確変遊技に相当する1種ゲームの場合は確変抽
選によって当たることを高確率モードへの移行条件(確
率変動条件)とし、必然確変遊技に相当する3種ゲーム
の場合は、低確率モードによる特別遊技抽選で当たりと
なって特別遊技が実行されることを高確率モードへの移
行条件(確率変動条件)として、その後の特別遊技抽選
で設定回数(本実施例では2回)の当たりが出ることを
低確率モードへの復帰条件(確率復帰条件)としてい
る。
【0086】一見すると、1種ゲームの方が、3種ゲー
ムよりも不利なようにも見えるが、3種ゲームの場合に
は、その後の特別遊技抽選で設定回数(実施例では2
回)の当たりが出ると低確率モードにるので、いわゆる
連チャンの可能性は設定回数までである。一方、1種ゲ
ームの場合は、確変抽選によって当たりさえすれば高確
率モードが維持されるから、3種ゲームよりは連チャン
回数が多くなる可能性が十分ある。
【0087】したがって、遊技者は、自分の好みやその
時の状況に応じて、1種ゲームまたは3種ゲームを選択
できる、例えばほどほどに勝っているときには3種ゲー
ムを選択し、大きく負けているときには1種ゲームで多
数回の連チャンを狙う等が可能である。
【0088】大入賞口37の開放回数の上限が1種ゲー
ムでは14回、3種ゲームでは16回に設定されている
ことから(大入賞口37への入賞に対する払出数は同
数、本実施例では共に15個の設定である。)、1回の
特別遊技によって獲得可能な賞球数は3種ゲームの方が
多い。これにより、遊技者は、3回の3種ゲームで獲得
可能と予想される賞球個数と、1種ゲームでの多回数の
連チャンで獲得を期待する賞球個数とを天秤に掛けて選
択を決める必要がある。したがって、単に連チャンの回
数と可能性だけでの選択よりも両ゲームの違いが鮮明に
なり、選択に迷うなど面白さが向上する。
【0089】そして、一旦どちらかのゲームを選択した
なら、高確率モードから低確率モードに復帰するまでの
間は1種ゲームから3種ゲームへ、或いはその逆の選択
を不可能にしているので、例えば1回の特別遊技ごとに
1種ゲームと3種ゲームとを切り替えるような遊び方は
できない。これは、例えば3種ゲームを選択して設定回
数の寸前までメリットを享受してから、1種ゲームに切
り替えるような、遊技者が有利になりすぎる選択を防止
するものである。
【0090】さらに、このパチンコ機10は遊技盤22
の構成も独特である。まず、遊技盤22の中央上部に設
置される図柄表示装置26の外形を左右非対称としたの
で、奇抜性があり、遊技盤22のデザインも左右非対称
とすることが容易である。
【0091】特に、その上方から落下して来た遊技球を
左方にのみ誘導する傾斜路29bを図柄表示装置26の
上部に設けたので、図柄表示装置26の上方から流下し
てくる遊技球を左側にのみ誘導して、集中的に図柄表示
装置26の左側の領域を流下させることができる。盤面
の左側部分を流下すると図柄表示装置26の下方に配置
されている図柄始動装置36に進みやすいので、発射さ
れた遊技球の多くを図柄始動装置36の方向に集めるこ
とができる。
【0092】このように傾斜路29bを設けることによ
り、図柄表示装置26を大型化してもその左側の領域に
遊技球を集中させて図柄表示装置26の下方に配置され
る図柄始動装置36へ遊技球を集めることが容易にな
る。よって、図柄表示装置26に設けられるワープ入口
29cを大きくする必要はなくなる。
【0093】また傾斜路29bを設けることにより、デ
ザイン面での左右非対称だけでなく、遊技に関与する機
能面でも左右非対称を実現できる。傾斜路29bは構造
が簡単であり図柄表示装置26(センターケース28)
の複雑化をまねかない。また、傾斜路29bの場合、例
えば全体または一部が可動型の進路変更機構を用いるよ
りも遊技球の流れがスムーズであるから、遊技球が停滞
したり塊になって流下速度が遅くなるようなおそれはな
い。
【0094】さらに、傾斜路29bの頂部付近にて傾斜
路29b側に開口するワープ入口29cを設けて、そこ
に流入した遊技球をワープ通路内で左右にほぼ均等に振
り分けてステージ28aに誘導し、ステージ28a上で
遊動させた後に切欠28bから手前に落下させるので、
傾斜路29bから外れて図柄表示装置26の右側に進み
かねない遊技球を、この構成にて図柄表示装置26の下
方に配されている図柄始動装置36に向かわせることが
できる。これにより、傾斜路29bのみの場合よりも良
好に図柄始動装置36に集中させることが可能になる。
【0095】しかも、ステージ28aの左右からほぼ均
等に遊技球が放出されるから、遊技球がステージ28a
の例えば右側ばかりに偏るような不具合は発生しない。
障害釘については、左側のランプ風車31付近から天釘
30aにかけては、釘列30b、30c、釘群30dや
釘列30eが設けられているが、図柄表示装置26の右
側は、回転入賞装置41の上方には少数の障害釘30f
しか配されていないし、回転入賞装置41の下方の障害
釘の密度も小さい。すなわち、図柄表示装置26の右側
の方が遊技球に対する障害が少なく、こちら側の流下速
度が左側よりも速くなる。このため、権利発生口43c
の開放時に右打ちすれば、すみやかに権利発生口43c
に入賞させることができる。
【0096】また、特別遊技(1種ゲームでも3種ゲー
ムでも)で大入賞口37が開放されたときに右打ちをす
れば、発射から大入賞口37付近に達するまでの時間
は、図柄表示装置26の左側を通過させるよりも短くな
る。したがって、大入賞口37に上限個数(通常10
個)を入賞させていわゆる1ラウンドを終了させるに要
する時間が短くて済む。その結果、特別遊技の終了(例
えば16ラウンドの終了)に要する時間も短くなる。こ
れにより、速やかに特別遊技を進行させて、終了させる
ことができるから、特別遊技にやたらと長い時間が掛か
るという遊技者の不満は解消される。
【0097】なお、ワープ入口29cを傾斜路29b側
で開口しているのは(上向きに開口させていないの
は)、右打ちされた遊技球がワープ入口29cに流入す
るのを防止して、右打ちによる上記の効果を良好にする
ためである。また、3種ゲームでは1回の大入賞口の開
放時間が短いので(約10秒)、その短い時間内に上限
個数(例えば10個)まで大入賞口37に入賞させられ
ないおそれがあるが、本実施例のように図柄表示装置2
6の右側における障害釘を少なくして遊技球の流下速度
を高めれば、例えば10秒程度の短時間でも多数(例え
ば10個程度)の遊技球を大入賞口37に入賞させるに
十分であり、上述のような事態が発生するのを良好に防
止できる。
【0098】以上、実施例に従って、本発明の実施の形
態について説明したが、本発明はこのような実施例に限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
でさまざまに実施できることは言うまでもない。例え
ば、実施例では特別遊技の種類を1種ゲームと3種ゲー
ムの2種類としているが3種類以上としても差し支えな
い。また、特別遊技の内容も上記の例(1種ゲームまた
は3種ゲーム)に限るものではない。
【0099】また、実施例では高確率モードでの当たり
発生確率を1種ゲームと3種ゲームとで同じにしている
が、異ならせても差し支えない。1種ゲームが選択され
た際の確変抽選及び確変抽選の結果の表示も、本実施例
での実行位置に限るわけではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のパチンコ機の斜視図。
【図2】 実施例のパチンコ機における遊技盤の正面
図。
【図3】 実施例のパチンコ機の制御系のブロック図。
【図4】 実施例のパチンコ機において主制御基板が実
行する抽選処理のフローチャート。
【図5】 実施例のパチンコ機において表示制御基板が
実行する特別図柄制御処理のフローチャート。
【図6】 実施例のパチンコ機において主制御基板が実
行する選択処理のフローチャート。
【図7】 実施例のパチンコ機において主制御基板が実
行する特別遊技処理のフローチャート。
【図8】 図7の特別遊技処理に含まれる1種ゲーム処
理のフローチャート。
【図9】 図7の特別遊技処理に含まれる3種ゲーム処
理のフローチャート。
【符号の説明】
10 パチンコ機(弾球遊技機) 22 遊技盤 25a 遊技領域 26 図柄表示装置(表示手段) 36 図柄始動装置(抽選領域) 37 大入賞口 39 大入賞装置 39b 特別領域センサ 39c 非特別領域センサ 41 回転入賞装置 43 権利発生装置 43a 特定領域センサ 43b 非特定領域センサ 43c 権利発生口(選択領域) 70 主制御基板 70a CPU(選択手段、特別遊技抽選手段、確率変
更手段、確率復帰手段、選択禁止手段) 90 表示制御基板
フロントページの続き (72)発明者 鵜飼 俊雄 愛知県名古屋市中川区太平通1丁目3番地 株式会社高尾内 (72)発明者 巽 正吾 愛知県名古屋市中川区太平通1丁目3番地 株式会社高尾内 Fターム(参考) 2C088 AA06 AA09 AA33 AA42 AA44 AA57 CA13 EB43 EB44

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め設定されている大当たり条件が成立
    すると遊技者に有利な特別遊技を実行する弾球遊技機に
    おいて、 その形態が異なる複数種類の前記特別遊技を実行可能と
    し、 遊技者が前記複数種類の中から1種類を選択可能とした
    ことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の弾球遊技機において、 前記特別遊技の選択を前記大当たり条件の成立後の設定
    期間に限って可能としたことを特徴とする弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の弾球遊技機にお
    いて、 遊技球が進入可能な選択領域と、 遊技球が進入した前記選択領域に対応する1種類の前記
    特別遊技を選択する選択手段とを設けたことを特徴とす
    る弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか記載の弾球
    遊技機において、 抽選領域に遊技球が進入したことに起因して特別遊技抽
    選を行う特別遊技抽選手段と、 該特別遊技抽選の結果を表示する表示手段とを備え、 前記大当たり条件の成立には前記特別遊技抽選が当たり
    であったことを必須とすることを特徴とする弾球遊技
    機。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の弾球遊技機において、 前記特別遊技抽選には、通常確率による抽選と前記通常
    確率よりは当たりの確率が高い高確率による抽選とがあ
    り、 前記特別遊技の種類に応じて異なる確率変動条件が成立
    すると前記抽選の確率を前記高確率とする確率変更手段
    と、 前記特別遊技の種類に応じて異なる確率復帰条件が成立
    すると前記抽選の確率を前記高確率から前記通常確率に
    復帰させる確率復帰手段とを備えたことを特徴とする弾
    球遊技機。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の弾球遊技機において、 前記特別遊技には、 確率変動抽選によって当たることを確率変動条件とする
    抽選確変遊技と、 前記通常確率による特別遊技抽選で当たりとなって該特
    別遊技が実行されることを確率変動条件とし、その後の
    前記特別遊技抽選で設定回数の当たりが出ることを前記
    確率復帰条件とする必然確変遊技との2種類があること
    を特徴とする弾球遊技機。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の弾球遊技機において、 1回の前記特別遊技によって獲得可能な賞球数は、前記
    必然確変遊技の方が多いことを特徴とする弾球遊技機。
  8. 【請求項8】 請求項5ないし7のいずれか記載の弾球
    遊技機において、 前記抽選の確率が前記高確率とされてから前記通常確率
    に復帰するまでの間は前記特別遊技の種類変更を禁止す
    る選択禁止手段を備えたことを特徴とする弾球遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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