JP5123113B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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本発明は、停止表示された図柄の組合せに応じて大当たり状態を発生させるパチンコ遊技機に関する。
従来より、いわゆるセブン機と呼ばれるパチンコ遊技機では、図柄変動中に様々な演出を実行することで大当たりに対する遊技者の期待感を高めるようにしている。このようなパチンコ遊技機の遊技では、いわゆるリーチが発生したときは遊技者の期待感が最も高まる瞬間であり、遊技者は大当たりが発生することを期待しながらリーチを見守ることになる。また、リーチが発生するよりも前のより早い段階から遊技者の期待感を高めることを目的として、リーチの発生に先行する複数回の図柄変動に渡って、いわゆる連続予兆演出を実行するパチンコ遊技機も提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、前記従来のパチンコ遊技機では、次のような問題がある。すなわち、肝心のリーチが外れて大当たりが発生しなかったときは、遊技者の期待感が一気に萎んで遊技意欲が低下してしまうおそれがある。
特開平8−243224号公報
本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、いわゆるセブン機と呼ばれるパチンコ遊技機において、図柄変動の結果がハズレとなったとき、特にリーチを経由してハズレとなったときであっても、遊技者の期待感を低下させることなく持続させることが可能な優れた特性のパチンコ遊技機を提供しようとするものである。
本発明は、始動口への入賞に応じて、所定範囲内で発生する乱数の中から当否判定用の乱数を抽出する乱数抽出手段と、
前記乱数抽出手段が抽出した乱数を記憶する乱数記憶手段と、
遊技者の有利度合いが高い大当たりの当選乱数、及び大当たりよりも有利度合いが低い小当たりの当選乱数が規定された当選乱数テーブルを記憶する乱数テーブル記憶手段と、
前記乱数記憶手段から読み出された乱数を前記当選乱数テーブルに規定された当選乱数と照合することにより前記小当たり及び大当たりの当否を判定する当否判定手段と、
前記当否判定手段による判定結果を表示するために複数の図柄表示領域において図柄を変動表示する図柄変動表示手段と、
前記図柄変動表示手段により前記複数の図柄表示領域に停止表示された図柄の組合せが小当たり又は大当たりの当選図柄の組合せである場合に小当たり状態又は大当たり状態を発生する当たり状態発生手段と、を備え、
前記当選乱数テーブルでは、前記小当たり及び大当たりの両方が同時に当選する同時当選乱数が少なくとも1つ以上規定されており、
前記図柄変動表示手段は、前記当否判定手段による判定結果が小当たり及び大当たりの同時当選である場合には、図柄の変動表示を開始した後、当該小当たりの当選図柄の組合せを先に停止表示し、その後、図柄の変動表示を再開して前記大当たりの当選図柄の組合せを停止表示するように構成され、
前記小当たりの当選図柄の組合せと前記大当たりの当選図柄の組合せとは、前記複数の図柄表示領域のうちの少なくともいずれか1箇所において図柄が共通していることを特徴とするパチンコ遊技機にある(請求項1)。
本発明のパチンコ遊技機における前記当選乱数テーブルでは、小当たり及び大当たりの両方が同時当選する前記同時当選乱数が少なくとも1つ以上規定されている。前記図柄変動表示手段は、小当たり及び大当たりの同時当選である場合には、当該小当たりの当選図柄の組合せを先に停止表示させ、その後、大当たりの当選図柄の組合せを改めて停止表示させる。
ここで、前記小当たりの当選図柄の組合せと前記大当たりの当選図柄の組合せとは、前記複数の図柄表示領域のうちの少なくともいずれか1箇所において図柄が共通している。すなわち、前記小当たりの当選図柄の組合せは、一部の図柄表示領域において大当たりの当選図柄が停止表示されたものの、他の図柄表示領域において大当たりの当選図柄以外の図柄(小当たりの当選図柄)が停止表示されてしまったために大当たりに外れた図柄の組合せとなっている。従来のパチンコ遊技機の遊技であれば、小当たりの当選図柄の組合せは、大当たりの期待感が一気に萎ませてしまうおそれがある図柄の組合せである。
本発明のパチンコ遊技機では、小当たりの当選図柄の組合せの停止表示に応じた小当たり状態の終了後に再度、図柄の変動表示が開始されて大当たりの当選図柄の組合せが停止表示され得る場合が設けられている。それ故、このパチンコ遊技機の遊技では、小当たりの当選図柄の組合せの停止表示に応じて大当たりのハズレが確定した場合であっても、大当たりへの期待度が損なわれず却って高揚されることになる。
以上のように本発明のパチンコ遊技機は、大当たりが発生しなかったとき、特にリーチを経由してハズレとなったときであっても、遊技者の期待感を低下させることなく持続できるという優れた特性を備えている。
本発明において、前記図柄変動表示手段が変動表示する図柄としては、例えば、数字をイラスト化した図柄や、複数種類のキャラクタをモチーフとした図柄等を採用することができる。数字のイラスト図柄の場合には、数字の大きい順あるいは小さい順に図柄を変動させることができる。また、複数種類のキャラクタ図柄の場合には、所定の順番で複数種類の図柄を変動表示させることができる。このとき、停止表示された図柄の組合せのうち最後に停止した図柄が、あと1図柄ずれて停止表示されていれば大当たりの当選図柄の組合せであったような図柄の組合せを小当たりの当選図柄の組合せとして設定することも良い。例えば、大当たりの当選図柄の組合せである777に対して767や757といった図柄の組合せを小当たりの当選図柄の組合せとして設定することができる。
また、前記当選乱数テーブルでは、第1小当たり単独の当選乱数、第1小当たり及び大当たりの両方が同時に当選する第1同時当選乱数、及び第1小当たり及び第2小当たりの両方が同時に当選する第2同時当選乱数がそれぞれ1つ以上規定されており、
前記図柄変動表示手段は、前記当否判定手段による判定結果が第1小当たりと大当たりとの同時当選である場合、及び第1小当たりと第2小当たりとの同時当選である場合には、図柄の変動表示を開始した後、当該第1小当たりの当選図柄の組合せを先に停止表示し、その後、図柄の変動表示を再開して大当たりの当選図柄の組合せあるいは第2小当たりの当選図柄の組合せを停止表示することが好ましい(請求項2)。
この場合には、第1小当たりの当選図柄の組合せが停止表示された後に再度、図柄の変動表示が開始されたとしても第2小当たりの当選図柄の組合せの停止表示による大当たりハズレが発生し得るようになる。第1小当たりの当選図柄の組合せが停止表示され、再度、図柄の変動表示が開始された場合であっても大当たりが確定しないため、第1小当たり状態の終了直後の図柄変動に対する遊技者の緊張感を高め、遊技の興趣を一層、向上できるようになる。
また、前記当選乱数テーブルでは、第1小当たり単独の第1単独当選乱数、第2小当たり単独の第2単独当選乱数、第1小当たり及び大当たりの両方が同時に当選する第1同時当選乱数、第2小当たり及び大当たりの両方が同時に当選する第2同時当選乱数が規定され、
かつ、前記第1単独当選乱数及び前記第1同時当選乱数に対する前記第1同時当選乱数の占有割合と、前記第2単独当選乱数及び前記第2同時当選乱数に対する前記第2同時当選乱数の占有割合とが異なっていることが好ましい(請求項3)。
この場合には、第1小当たりの当選図柄の組合せの停止表示されたときと、第2小当たりの当選図柄の組合せが停止表示されたときとで、大当たりの同時当選に対する期待度に差を設けることができ、遊技の興趣を一層、向上させ得る。ここで、前記第1単独当選乱数及び前記第1同時当選乱数に対する前記第1同時当選乱数の占有割合とは、前記当選乱数テーブルにおける前記第1単独当選乱数と前記第1同時当選乱数との合計数のうち、前記第1同時当選乱数の数が占める割合を意味している。
本発明の実施の形態につき、以下の実施例を用いて具体的に説明する。
(実施例1)
本例は、停止表示された図柄の組合せに応じて大当たり状態を発生させる、いわゆるセブン機と呼ばれるパチンコ遊技機1に関する例である。この内容について、図1〜図6を用いて説明する。
本例のパチンコ遊技機1は、図1に示すごとく外観的な構成を備えている。パチンコ遊技機1は、台枠に取り付けられた開閉扉13と、開閉扉13の内側に配置される遊技盤に形成された略円形状の遊技領域130と、遊技領域130の左右に配設された一対のスピーカ131と、遊技領域130の下側に設けられた玉供給皿135と、玉供給皿135の右下に配置された発射ハンドル134と、を備えている。
開閉扉13は、パチンコ遊技機1に対面して左側のヒンジ133を介して回動可能な状態で台枠に固定された扉である。開閉扉13は、遊技領域130に対応する略円形状の透明窓139と、透明窓139の上部に配置された装飾ランプ136とを有している。開閉扉13には、スピーカ131の配設位置に対応して複数の貫通孔132が穿孔されている。
発射ハンドル134は、遊技領域130への玉の打ち出し強さを調整するための操作ハンドルである。発射ハンドル134は、図示しないスプリングにより左回転方向の初期位置に向けて付勢されている。初期位置に発射ハンドル134が位置する場合の打ち出し強さはゼロであり、この状態では玉は発射されない。発射ハンドル134が右回転方向に操作された際、図示しない発射装置により玉が発射される。発射ハンドル134の操作量が大きくなるほど、玉の打ち出し強さが強くなる。さらに、発射ハンドル134は、玉の発射を一時停止するための発射停止ボタン(図示略)を備えている。発射停止ボタンを操作すれば、玉の発射を一時停止可能である。
玉供給皿135は、入賞に応じて払い出された賞球や、貸玉等を受け入れるための受け皿であり、受け入れた玉を前記発射装置へ供給する。玉供給皿135は、遊技者側に向けて張り出すように形成されている。玉供給皿135の前面には、玉供給皿135に貯留された玉を玉箱等に放出させるための払出ボタン137が配置されている。
遊技領域130は、遊技媒体であるパチンコ玉が流下する領域である。遊技領域130には、液晶表示部191を備えた表示装置19を中心とし、通過ゲート14、電動チューリップ(以下、電チューと略記する)である始動口11、大入賞装置16、普図表示部181、及び普図保留表示部182が配設されている。さらに、遊技領域130の最下部には、いずれの入賞口(始動口11及び大入賞装置16)にも入賞することなく流下した全ての玉を回収するための玉排出口138が開口している。
表示装置19は、略中央に配置された液晶表示部191のほか、下枠部分に配設された特図保留表示部192を備えている。液晶表示部191は、大当たり等の当否判定(以下、特図判定という。)の結果を示す特別図柄を表示する特図表示部(後述する図柄変動表示手段35の一部。)としての機能のほか、大当たり状態を演出する大当たり表示(図示略)を実行する機能を備えている。なお、以下の説明では、特図表示部としての液晶表示部191を適宜、特図表示部191と記載する。
特図表示部191では、複数種類の図柄を変動表示する図柄表示領域191L、C、Rが形成されている。特図表示部191は、各図柄表示領域191L、C、Rに表示された3つの図柄の組合せよりなる特別図柄により特図判定結果を表示する。本例では、各図柄表示領域191L、C、Rに変動表示する図柄として、1〜9のアラビア数字をイラスト化した9種類の図柄を採用している。
特図表示部191は、特図判定結果を表示するに当たって各図柄表示領域191L、C、Rにおける特別図柄の変動表示(特図変動)を一斉に開始し、所定の特図変動時間の経過後、各図柄表示領域191L、C、Rにいずれかの図柄を停止させる。
大当たりに当選した際、特図表示部191は、同じ図柄(いわゆるゾロ目)の組合せよりなる特別図柄により大当たりが発生した旨を報知する。偶数図柄のゾロ目は、通常状態が後続して発生する大当たり状態の契機となる当選図柄の組合せである。奇数図柄のゾロ目は、大当たり確率が大幅に向上する確率変動状態が後続して発生する、より有利な大当たり状態の契機となる当選図柄の組合せである。
小当たりに当選した際、特図表示部191は、左右の図柄表示領域191L、Rが同じ数字の図柄であって、中央の図柄表示領域191Cが1つ違いの異なる数字の図柄の組合せよりなる特別図柄により小当たりが発生した旨を報知する。中央の図柄表示領域191Cの図柄が1つ大きい数字の図柄の組合せは第1小当たりの当選図柄の組合せであり、1つ小さい数字の図柄の組合せは第2小当たりの当選図柄の組合せである。第1小当たり、第2小当たりの当選図柄の組合せとしては、それぞれ、以下の通り10通りの図柄の組合せが設定されている。
(第1小当たり) (第2小当たり)
0 1 0 0 9 0
1 2 1 1 0 1
2 3 2 2 1 2
3 4 3 3 2 3
4 5 4 4 3 4
5 6 5 5 4 5
6 7 6 6 5 6
7 8 7 7 6 7
8 9 8 8 7 8
9 0 9 9 8 9
特図保留表示部192は、特図判定用に抽出された乱数の保留数を表示する表示部である。特図保留表示部192は、水平方向に略等間隔で配置された複数のLED(Light Emitting Diode)を有する。このLEDの配置数は、特図判定用の乱数の最大保留数と同数の4つである。特図保留表示部192は、点灯中のLEDの個数により特図判定用の乱数の保留数を表示する。
通過ゲート14は、普通図柄の当否判定(以下、普図判定という。)の契機となるゲートである。本例のパチンコ遊技機1では、遊技領域130に対面して表示装置19の左側に通過ゲート14が配置されている。なお、通過ゲート14では、玉を通過させるのみで賞球の払出が設定されていない。
始動口11は、特図判定の契機となる入賞口であり、表示装置19の下側に配置されている。本例の始動口11は、一対の可動羽根111を開口部110に設けた、いわゆる電動チューリップ(電チュー)である。通常時における一対の可動羽根111は、玉を通過させ得る程度の隙間を空けて相互に対面するよう、起立する状態にある。この状態では、一対の可動羽根111がなす隙間が玉の入賞経路となる。一方、相互に離隔するように回動した一対の可動羽根111(図1中、破線で示す状態。)は、開口部110への玉の流入をガイドする受け皿のように作用する。それ故、この状態では、始動口11への入賞確率が格段に高くなる。始動口11は、普図判定での当選に応じて可動羽根111を開放する。可動羽根111の開放時間は、通常状態では0.2秒、確率変動状態では1.5秒×3回となっている。なお、本例では、通常状態における普図判定の当選確率が1/100であり、確率変動状態における当選確率が99/100となっている。本例では、始動口11への入賞に対する払出(賞球)が3玉に設定されている。
普図表示部181は、普図判定結果を表示する表示部である。本例の普図表示部181は、1つのLEDにより構成されている。普図表示部181は、LEDの点滅により変動動作を表示する。普図表示部181は、普図判定結果が当選のときLEDを点灯させ、ハズレのときLEDを消灯させる。なお、普図変動時間については、通常状態では30秒、確率変動状態では1秒となっている。
普図保留表示部182は、普図判定用に抽出された乱数の保留数を表示する表示部である。普図保留表示部182は、4つのLEDが縦に連設されてなる。普図保留表示部182は、点灯中のLEDの個数により普図判定用の乱数の保留数(最大普図保留数4)を表示する。なお、本例のパチンコ遊技機1では、遊技領域130の左縁に沿って普図表示部181及び普図保留表示部182が配置されている。
大入賞装置16は、大入賞口160を開口する、いわゆるアタッカーと呼ばれる可変入賞装置である。この大入賞装置16は、前記始動口11の下側に配置されている。大入賞装置16は、横長略矩形状を呈する大入賞口160と、該大入賞口160の下辺を中心として回動する蓋部材161とを有する。大入賞装置16では、遊技領域130をなす遊技盤の盤面と略面一をなすよう、蓋部材161が位置した際に大入賞口160が閉鎖状態となる一方、蓋部材161が下辺を中心として遊技者側に回動すると大入賞口160が開放状態となる。このように回動した蓋部材161は、玉を大入賞口160に導くための受け皿となる。大入賞装置16への入賞に対する払出は、1入賞当たり15玉となっている。
前記のパチンコ遊技機1の遊技では、通常状態のほか、確率変動状態、大当たり状態及び小当たり状態が発生し得る。確率変動状態は、通常状態と比べて大当たりの当選確率が高い期待度の高い遊技状態である。大当たり状態は、大入賞口160が開口する30秒間のラウンドが15回繰り返される遊技状態である。ただし、大当たり状態における各ラウンドは、大入賞口160への10玉入賞に応じて強制終了される。小当たり状態は、大入賞口160が0.1秒間ずつ2回開口する遊技状態である。
次に、パチンコ遊技機1の電気的な構成について、図2を用いて説明する。パチンコ遊技機1は、主制御部20を中心として構成されている。主制御部20に対しては、玉の払出及び打込を制御する払出制御部41、遊技演出を制御する演出制御部43、入賞玉あるいは通過玉のセンサ51〜53、始動口(電チュー)11を開放する電チューソレノイド56、大入賞装置16を開放させる大入賞口ソレノイド55、及び電力供給のための電源回路部45等が電気的に接続されている。
払出制御部41は、入賞に応じた玉の払出、及び玉の打込を制御する制御部である。払出制御部41に対しては、払出機構部410及び発射制御部412が電気的に接続されている。払出機構部410は、入賞に応じて主制御部20により指示される所定数の玉を払い出す機構である。発射制御部412は、発射ハンドル134の操作量に応じて前記発射装置による玉の打ち出し強さを制御する制御部である。
演出制御部43は、各種遊技演出の制御回路である。演出制御部43に対しては、スピーカ131を駆動するアンプ431、装飾ランプ136を含む装飾ランプ部432、及び液晶表示部(特図表示部)191を制御する表示制御部44が電気的に接続されている。表示制御部44は、特図表示部(液晶表示部)191と共に図柄変動表示手段35を構成している。この図柄変動表示手段35を構成する表示制御部44は、演出制御部43を経由して主制御部20から入力される変動開始指示信号に応じて図柄(特別図柄)の変動表示(特図変動)を開始すると共に図柄変動タイマの計時を開始し、図柄変動タイマのタイムアップに応じて特図変動を停止させる。
表示制御部44は、図柄変動表示手段35としての機能のほか、大当たり状態を演出する演出画面である大当たり表示を液晶表示部191に表示させる機能を備えている。表示制御部44が液晶表示部191に表示させる大当たり表示としては、大当たり状態のスタートを表す大当たり開始表示、大当たり状態の継続中に表示される大当たり表示、及び大当たり状態の終了を表す大当たり終了表示等がある。なお、本例の説明では、各演出画面の図示を省略している。
前記センサ51〜53としては、通過ゲート14の通過玉を検出するゲートセンサ51、始動口11への入賞玉を検出する始動口センサ52、及び大入賞装置16への入賞玉を検出する大入賞口センサ53がある。
電チューソレノイド56は、図1及び図2に示すごとく、始動口11の可動羽根111を開閉するためのソレノイドである。
大入賞口ソレノイド55は、大入賞装置16の蓋部材161を回動駆動して、大入賞装置16を入賞可能な状態とするソレノイドである。
主制御部20は、CPU(Central Processing Unit)21、記憶素子であるROM(Read Only Memory)22・RAM(Random Access Memory)23、乱数を発生する乱数発生部26、当否判定用の乱数を抽出する乱数抽出部25、及び入出力インタフェースをなすI/O(Input/Output)24等を備えている。本例の主制御部20は、ROM22から読み出したプログラムをCPU21に実行させることにより、特図判定を実行する当否判定手段211、特図判定での当選に応じて大当たり状態等を発生させる当たり状態発生手段212としての機能を実現する。
ROM22は、CPU21に実行させる各種の処理プログラムを記憶しているほか、特図判定に用いる数種類の当選乱数テーブル、及び普図判定に用いる図示しない当選乱数テーブルを記憶する乱数テーブル記憶手段221としての機能を備えている。
特図判定用の当選乱数テーブルとしては、図3に示すごとく、通常状態(非確率変動状態)用の当選乱数テーブルと、確率変動状態用の当選乱数テーブルとがある。通常状態用の当選乱数テーブルでは、第1小当たり単独当選乱数(0〜1)、第1小当たりと第2小当たりの第2同時当選乱数(2〜5)、第1小当たりと大当たりとの第1同時当選乱数(6〜11)、大当たりの単独当選乱数(12〜13)が0〜2047の乱数範囲において規定されている。したがって、通常状態では、第1小当たりの単独当選確率、第1及び第2小当たりの同時当選確率、第1小当たりと大当たりとの同時当選確率、大当たりの単独当選確率は、それぞれ、1/1024(2/2048)、1/512(4/2048)、1/341.3(6/2048)、1/1024(2/2048)となっている。確率変動状態用の当選乱数テーブルでは、大当たりの当選乱数(0〜79)のみが規定されている。確率変動状態における大当たりの単独当選確率は1/25.6(80/2048)と高確率となっている。
RAM23は、図2に示すごとく、CPU21のワークエリアや一時書き込みに利用される読み書き可能な記憶素子である。RAM23の記憶エリアには、特図保留エリア231及び図示しない普図保留エリアがそれぞれ4データ分ずつ割り当てられている。特図保留エリア231(乱数記憶手段)は、特図判定用に抽出された乱数を保留玉情報として記憶する記憶領域である。普図保留エリアは、普図判定用に抽出された乱数を保留玉情報として記憶する記憶エリアである。
乱数抽出部25(乱数抽出手段)は、特図判定及び普図判定用の乱数を抽出する部分である。乱数抽出部25は、乱数発生部26が発生する乱数の中から当否判定用の乱数を抽出する。乱数抽出部25は、前記ゲートセンサ51による通過玉の検出に応じて普図判定用の乱数を抽出すると共に、前記始動口センサ52による始動入賞の検出に応じて特図判定用の乱数を抽出する。乱数発生部26は、特図判定用に0〜2047の範囲の乱数を発生する。乱数抽出部が抽出した特図判定用(普図判定用)の乱数は、保留玉情報として特図保留エリア231(普図保留エリア)に格納される。
乱数抽出部25は、始動入賞が検出された際、特図保留エリア231内の保留数が3つ以下であれば特図判定用の乱数を新たに抽出して特図保留エリア231に格納する。一方、特図判定用の乱数の保留数が4つである場合には、新たな特図判定用の乱数の抽出をキャンセルする。また、乱数抽出部25は、通過ゲート14への入賞が検出された際、普図保留エリア内の保留数が3つ以下であれば普図判定用の乱数を新たに抽出して普図保留エリアに格納する。一方、普図判定結果の保留数が4つである場合には、新たな普図判定用の乱数の抽出をキャンセルする。
当否判定手段211は、特図の変動表示を開始可能であるとき、すなわち特図の変動中でなく、かつ、大当たり状態(電チュー動作中)でもないとき、特図保留エリア231に記憶された特図判定用の乱数(保留玉情報)の有無を確認する。当否判定手段211は、特図保留エリア231に記憶された特図判定用の乱数のうち最も古いものを読み出し、特図判定テーブルと照合する。なお、普図判定についても、前記の特図判定の場合と同様に実行される。普図判定結果としては、当たりとハズレとがある。
本例の当否判定手段211は、遊技状態が通常状態であるか確率変動状態であるかに応じて当選乱数テーブル(図3)を選択的に利用する。特図判定結果としては、第1小当たりの単独当選、第1及び第2小当たりの同時当選、第1小当たりと大当たりの同時当選、大当たりの単独当選のほか、ハズレがある。本例のパチンコ遊技機1では、同時当選が発生した場合の内部フラグである同時当選フラグが設定されている。同時当選フラグは、1回の始動入賞に応じて特図変動を2回実行させるための制御フラグである。同時当選フラグは、図5に示す特別図柄変動開始処理(後述)の通り、特図保留エリア231から読み出された特図判定用の乱数(保留玉情報)が同時当選乱数であった場合にオン状態に設定される内部フラグである。
当たり状態発生手段212は、パチンコ遊技機1の遊技状態を制御する手段である。当たり状態発生手段212は、例えば、特図表示部191に停止表示された図柄の組合せに応じて大当たり状態等を発生させる。パチンコ遊技機1では、状態フラグとして、大当たりフラグ、小当たりフラグ、確変フラグが設定されている。特図表示部191で停止した図柄の組合せよりなる特別図柄が同じ図柄の組合せ、いわゆるゾロ目の組合せよりなる大当たりの当選図柄の組合せであるとき、大当たりフラグがオン状態に設定される。さらに、奇数図柄のゾロ目よりなる当選図柄の組合せを契機とした大当たり状態の終了時には、確変フラグがオン状態に設定される。第1又は第2小当たりの当選図柄の組合せであるときは、小当たりフラグがオン状態に設定される。当たり状態発生手段212は、大当たりフラグがオン状態であるときに大当たり状態を発生させ、小当たりフラグがオン状態であるときに小当たり状態を発生させる。さらに、確変フラグがオン状態のときに、確率変動状態を発生させる。
次に、前記のように構成された本例のパチンコ遊技機1の動作について、図4〜図6のフローチャートに沿って説明する。図4は、始動入賞処理の流れを示している。図5及び図6は、特別図柄変動開始処理あるいは特別図柄変動停止処理の流れを示している。
まず、図4を用いて始動入賞処理の流れを説明する。始動入賞処理では、まず、始動入賞が検出されたか否かが判定される(S101)。始動入賞が検出された場合には(S101:YES)、特図判定用の乱数の保留数が3つ以下であるか否かが判断される(S102)。保留数が3つ以下である場合には(S102:YES)、特図判定用の乱数が抽出され(S103)、保留玉情報として特図保留エリア231に格納される(S104)。このとき、特図判定用の乱数の保留数が1つ加算される(S105)。
次に、図5を用いて特別図柄変動開始処理の流れを説明する。特別図柄変動開始処理では、まず、特別図柄を変動開始可能な状態であるか否かが判断される(S201)。変動開始可能な状態である場合には(S201:YES)、同時当選フラグのフラグ状態が判断される(S202)。同時当選フラグがオフ状態であるとき(S202:NO)、すなわち前回の特図変動開始処理において同時当選フラグがオン状態に設定されていない場合には、特図判定用の乱数の保留数が1つ以上であるか否かが判断される(S203)。保留数が1つ以上である場合には(S203:YES)、最古の特図判定用の乱数(保留玉情報)が特図保留エリア231から読み出され(S204)、保留数が1つ減算される(S205)。
読み出された特図判定用の乱数は、遊技状態に応じた当選乱数テーブルと照合され、大当たり、第1小当たり及び第2小当たりの各役の当否が判断される。2以上の役の同時当選である場合には(S206:YES)、同時当選フラグがオン状態に設定される(S207)。一方、1つの役の単独当選である場合には(S206:NO)、同時当選フラグはオフ状態のまま維持される。その後、後述するS208〜S211の通り特図変動が開始される。
一方、前記S202において同時当選フラグがオン状態である場合(S202:YES)、すなわち同時当選が発生した際の2回目の特図変動である場合には、同時当選フラグがゼロリセットされた後(S213)、後述するS208〜S211の通り特図変動が開始される。このときには、特図判定用の乱数(保留玉情報)の読み出し、及び新たな特図判定用の乱数の抽出が行われずに2回目の特図変動が開始される。
特図変動の開始に当たっては、まず、特図表示部191に停止表示させる図柄の組合せ(S208)、及び特図変動を停止させるまでの図柄変動パターンが決定される(S209)。その後、特図変動が開始され(S210)、図柄変動タイマの計時が開始される(S211)。なお、S208においていずれの図柄の組合せが決定されるかについては、後で詳細に説明する。
次に、図6を用いて特別図柄変動停止処理の流れを説明する。ここでは、まず、前記図柄変動タイマがタイムアップしたか否かが判断される(S301)。図柄変動タイマがタイムアップした場合には(S301:YES)、特別図柄の変動表示が停止され、前記S208において決定された図柄の組合せが停止表示される(S302)。停止表示された図柄の組合せが大当たり図柄、すなわち同じ数字の図柄のゾロ目である場合には(S303:YES)、大当たりフラグがオン状態に設定される(S304)。大当たり図柄ではない場合には(S303:NO)、第1又は第2小当たり図柄であるか否かが判断される(S314)。第1又は第2小当たり図柄である場合には(S314:YES)、小当たりフラグがオン状態に設定される(S315)。
ここで、前記S208において決定される図柄の組合せについて説明する。ハズレの場合、及び第1小当たりの単独当選の場合には、ハズレの図柄、あるいは第1小当たりに対応する前記10通りの図柄のうちのいずれかが決定される。
第1小当たりと第2小当たりとの同時当選の場合には、まず、前記S203〜S207を経由した1回目の図柄変動で停止する図柄の組合せとして、第1小当たりに対応する前記10通りの図柄のうちのいずれかが決定される。そして、前記S213を経由した2回目の図柄変動で停止する図柄の組合せとして、第2小当たりに対応する前記10通りの図柄のうちのいずれかが決定される。
第1小当たりと大当たりとの同時当選の場合には、まず、前記S203〜S207を経由した1回目の図柄変動で停止する図柄の組合せとして、第1小当たりに対応する前記10通りの図柄のうちのいずれかが決定される。そして、前記S213を経由した2回目の図柄変動で停止する図柄の組合せとして、大当たりに対応する図柄のうちのいずれか、すなわち0〜9のいずれか数字に対応する図柄のゾロ目が決定される。
以上のように制御された本例のパチンコ遊技機1では、始動入賞に応じて第1小当たりと大当たりとの同時当選が発生した場合、1回目の特図変動により第1小当たりが発生し、2回目の特図変動により大当たりが発生し得る。ここで、第1小当たりの図柄は、左右の図柄表示領域191L、Rにおいて同じ図柄が揃った状態であるいわゆるリーチを経て、最後に図柄表示領域191Cにおいて1つ違いの数字の図柄が停止したリーチハズレ図柄である。
従来のパチンコ遊技機における遊技であれば、リーチが外れて大当たりが発生しなかったことを表す第1小当たりの図柄は、遊技者の期待感を一気に萎ませ遊技意欲を低下させてしまうおそれがある図柄である。本例のパチンコ遊技機1の遊技では、前述のごとく、第1小当たりの図柄が大当たりの予兆図柄となっている。そのため、パチンコ遊技機1の遊技者は、第1小当たりの図柄が停止した場合であっても2回目の特図変動に向けて期待感をさらに持続させることができる。
さらに、本例の遊技では、第1小当たりが発生するだけの第1小当たりの単独当選や、第1小当たりに続いて第2小当たりが発生する第1及び第2小当たりの同時当選が発生し得る。このようにパチンコ遊技機1の遊技では、第1小当たりが発生しても大当たりが確定する訳ではない。そのため、パチンコ遊技機1の遊技中に第1小当たりが発生した場合には、リーチハズレかもしれないという不安感と大当たりかもしれないといった期待感とが入り交じった高揚感を遊技者に感じさせることができる。
以上のように、本例のパチンコ遊技機1の遊技では、リーチが外れて大当たりが発生しなかったときであっても、遊技者の期待感を低下させることなく持続させることが可能である。遊技者にあっては、小当たり状態の終了後にも期待感を持続でき、直後の図柄変動(特図変動)に対して緊張感を感じながら遊技を楽しむことができる。
なお、本例は、大当たりの単独当選を設定した例であるが、これに代えて、大当たりが必ず小当たりと同時当選するように設定しても良い。
また、本例では、第2小当たりと大当たりとが同時当選する場合を設定していないが、これに代えて、第2小当たりと大当たりとが同時当選する場合を設定することも良い。この場合、第1小当たりの当選のうち大当たりが同時当選する割合と、第2小当たりの当選のうち大当たりが同時当選する割合とに差を設定することも良い。このような差を設定すれば、小当たりの種類に応じて大当たりの同時当選期待度を変更し得るため、興趣を一層高くできる。さらに、第1小当たり、第2小当たり、大当たりの3種類が同時当選する場合を設けても良い。このように、同時当選する小当たり、大当たりは、2種類以上であればいくつでも良い。
本例では、第1小当たりに応じた大入賞口の開放回数、及び第2小当たりに応じた大入賞口の開放回数を共に2回としたが、これに代えて、第1小当たりを2回、第2小当たりを3回というように小当たりの種類に応じて大入賞口の開放回数に差を設けることもできる。
また、本例は、図柄表示領域を3箇所設定した例である。これに代えて、図柄表示領域を2箇所あるいは4箇所以上設定することもできる。
また、大当たり図柄、小当たり図柄としては、本例に限定されず、様々な図柄を設定することができる。例えば、大当たりの当選図柄の組合せとして「7−7−7」を設定すると共に「6−6−6」をハズレとする一方、小当たりの当選図柄として「7−6−6」を設定することも良い。この場合には、まず、左の図柄表示領域191Lに図柄「7」が停止した状態でリーチ演出を実行することも良い。
実施例1のごとく本発明の具体例を詳細に説明したが、これらの具体例は、特許請求の範囲に包含される技術の一例を開示しているにすぎない。言うまでもなく、具体例の構成や数値等によって、特許請求の範囲が限定的に解釈されるべきではない。特許請求の範囲は、公知技術や当業者の知識等を利用して前記具体例を多様に変形あるいは変更した技術を包含している。
実施例1における、パチンコ遊技機の正面図。 実施例1における、パチンコ遊技機の電気的な構成を示すシステム図。 実施例1における、当選乱数テーブルを説明する説明図。 実施例1における、始動入賞処理の流れを示すフロー図。 実施例1における、特別図柄変動開始処理の流れを示すフロー図。 実施例1における、特別図柄変動停止処理の流れを示すフロー図。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
11 始動口
130 遊技領域
16 大入賞装置
160 大入賞口
19 表示装置
191 液晶表示部(特図表示部)
192 特図保留表示部
20 主制御部
21 CPU
211 当否判定手段
212 当たり状態発生手段
22 ROM
221 乱数テーブル記憶手段
23 RAM
231 特図保留エリア(乱数記憶手段)
25 乱数抽出部(乱数抽出手段)
26 乱数発生部
35 図柄変動表示手段

Claims (3)

  1. 始動口への入賞に応じて、所定範囲内で発生する乱数の中から当否判定用の乱数を抽出する乱数抽出手段と、
    前記乱数抽出手段が抽出した乱数を記憶する乱数記憶手段と、
    遊技者の有利度合いが高い大当たりの当選乱数、及び大当たりよりも有利度合いが低い小当たりの当選乱数が規定された当選乱数テーブルを記憶する乱数テーブル記憶手段と、
    前記乱数記憶手段から読み出された乱数を前記当選乱数テーブルに規定された当選乱数と照合することにより前記小当たり及び大当たりの当否を判定する当否判定手段と、
    前記当否判定手段による判定結果を表示するために複数の図柄表示領域において図柄を変動表示する図柄変動表示手段と、
    前記図柄変動表示手段により前記複数の図柄表示領域に停止表示された図柄の組合せが小当たり又は大当たりの当選図柄の組合せである場合に小当たり状態又は大当たり状態を発生する当たり状態発生手段と、を備え、
    前記当選乱数テーブルでは、前記小当たり及び大当たりの両方が同時に当選する同時当選乱数が少なくとも1つ以上規定されており、
    前記図柄変動表示手段は、前記当否判定手段による判定結果が小当たり及び大当たりの同時当選である場合には、図柄の変動表示を開始した後、当該小当たりの当選図柄の組合せを先に停止表示し、その後、図柄の変動表示を再開して前記大当たりの当選図柄の組合せを停止表示するように構成され、
    前記小当たりの当選図柄の組合せと前記大当たりの当選図柄の組合せとは、前記複数の図柄表示領域のうちの少なくともいずれか1箇所において図柄が共通していることを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記当選乱数テーブルでは、第1小当たり単独の当選乱数、第1小当たり及び大当たりの両方が同時に当選する第1同時当選乱数、及び第1小当たり及び第2小当たりの両方が同時に当選する第2同時当選乱数がそれぞれ1つ以上規定されており、
    前記図柄変動表示手段は、前記当否判定手段による判定結果が第1小当たりと大当たりとの同時当選である場合、及び第1小当たりと第2小当たりとの同時当選である場合には、図柄の変動表示を開始した後、当該第1小当たりの当選図柄の組合せを先に停止表示し、その後、図柄の変動表示を再開して大当たりの当選図柄の組合せあるいは第2小当たりの当選図柄の組合せを停止表示するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
  3. 前記当選乱数テーブルでは、第1小当たり単独の第1単独当選乱数、第2小当たり単独の第2単独当選乱数、第1小当たり及び大当たりの両方が同時に当選する第1同時当選乱数、第2小当たり及び大当たりの両方が同時に当選する第2同時当選乱数が規定され、
    かつ、前記第1単独当選乱数及び前記第1同時当選乱数に対する前記第1同時当選乱数の占有割合と、前記第2単独当選乱数及び前記第2同時当選乱数に対する前記第2同時当選乱数の占有割合とが異なっていることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
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