JPH0928892A - 遊技機の球貯留皿 - Google Patents
遊技機の球貯留皿Info
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- JPH0928892A JPH0928892A JP18585595A JP18585595A JPH0928892A JP H0928892 A JPH0928892 A JP H0928892A JP 18585595 A JP18585595 A JP 18585595A JP 18585595 A JP18585595 A JP 18585595A JP H0928892 A JPH0928892 A JP H0928892A
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Abstract
において、球抜き操作部の簡単な操作だけで貯留球をす
べて球抜きできるようにする。 【解決手段】 球貯留部の遊技球を球発射装置へ供給す
る球供給流路と球貯留部から下方へ遊技球を排出する球
抜き流路23との流路切換動作を行う流路切換装置と、
この切換動作を遊技者の操作により可能とする切換操作
部と、を備えた遊技機の球貯留皿において、通常は球供
給流路側へ切換状態の球供給流路底板18を切換操作部
の操作により球抜き流路23側へ切り換え、その球抜き
流路23側への球供給流路底板18の流路切換状態を保
持して遊技者による操作を必要としない流路切換状態保
持手段28、を備える。即ち、球抜き流路23側へ通過
する遊技球Bとの干渉によりロック動作するロック部材
29を設け、球供給流路底板18には、ロック動作状態
のロック部材29と干渉する係止部材30を形成する。
Description
の遊技機における所謂上皿としての球貯留皿に関するも
のである。
においては、その遊技機の前面側に、賞球や球貸しによ
り排出された遊技球を一時的に貯留しておく球貯留皿
(上皿)が備えられており、その貯留された遊技球を球
送り装置により球発射装置の球発射部へ1個ずつ供給し
て、遊技を行うようにしていた。また、遊技機の前面側
には、前記球貯留皿(上皿)の下方に位置する球受け皿
(下皿)が備えられている。そして、遊技の終了時や大
当り後の出球交換時に、球貯留皿に貯留された貯留球を
下方の球受け皿に移すため、球貯留皿に設けられた球抜
き操作部を遊技者が操作することによって、球貯留皿か
ら球受け皿へと形成された球抜き流路を開成して、上皿
である球貯留皿から下皿としての球受け皿への球抜きを
行うようにしていた。
球貯留皿(上皿)から球受け皿(下皿)への球抜き動作
は、遊技者が操作したときのみ行われるものであったた
め、例えば、大当り終了後の出球交換時などの球貯留皿
に貯留された多量の貯留球を球抜きするような場合にお
いては、球抜き操作部の操作を遊技者が球抜き終了まで
継続して行わなければならず、このような作業は非常に
煩わしいものとなっていた。さらに、大当り終了後の出
球交換時には、球受け皿に球抜きされた遊技球を球受け
皿から球箱へ移す動作も行わなければならず、即ち、球
受け皿に設けられた球抜き操作部を遊技者が操作して、
下皿からの球抜き動作を行わなければならない。
の球をすべて球箱へ移すのが終了してから、上皿である
球貯留皿の貯留球を前述したように下皿である球受け皿
に球抜きして、その球受け皿球抜きされた球を球箱に再
度移す作業をしなければならず、このような作業も時間
のかかる非常に煩わしいものとなっていた。そして、大
当り時には通常、多量のセーフ球が発生しているため、
一般に、大当り中に賞球排出処理ができなかったセーフ
球に対応した分だけ、大当り終了後に賞球排出作動がず
れ込む場合が多い。従って、そのような賞球排出動作が
終了するまで、遊技者が前述したような球抜き操作部の
操作を継続していなければならず、以上のように時間が
かかる非常に煩わしい作業を必要としていた。
等の遊技機において、球抜き操作部の簡単な操作だけで
貯留球をすべて球抜きできるようにした球貯留皿を提供
することにある。そして、本発明は、球抜き状態の解除
動作も簡単に行え、また、球抜き状態が保持された状態
にあることの報知を可能とし、さらに、誤動作等による
不本意な球抜き状態の保持を回避できるようにすること
も目的としている。
請求項1記載の発明は、球発射装置へ供給する遊技球を
一時的に貯留しておく球貯留部と、この球貯留部の遊技
球を前記球発射装置へ供給する球供給流路と前記球貯留
部から下方へ、例えば、球受け皿(下皿)に遊技球を排
出する球抜き流路との流路切換動作を行う流路切換装置
と、この流路切換装置を遊技者の操作により切換動作可
能とする切換操作部、即ち、球抜き操作部と、を備えた
遊技機の球貯留皿(上皿)において、遊技者による操作
を必要とせずに、球抜き流路側への流路切換状態を保持
する流路切換状態保持手段、を備えた構成を特徴として
いる。即ち、前記球供給流路側へ通常は切り換えられて
いる状態の前記流路切換装置を遊技者による前記切換操
作部(球抜き操作部)の操作により前記球抜き流路側へ
切り換えて、その前記球抜き流路側へ切り換えられた前
記流路切換装置の流路切換状態の保持を遊技者による操
作を必要とせずに可能とする流路切換状態保持手段、を
備えた構成に特徴がある。
換操作部(球抜き操作部)を備える球貯留皿(上皿)に
おいて、さらに、球抜き流路側への流路切換状態に保持
する流路切換状態保持手段を備えたので、通常は球供給
流路側へ流路切換状態にある流路切換装置を、遊技者に
よる切換操作部(球抜き操作部)の操作により球抜き流
路側へ切り換えると、そのまま従来のような遊技者によ
る操作の継続を必要とせずに、球抜き流路側への流路切
換状態に保持される。従って、遊技者が切換操作部(球
抜き操作部)の簡単な操作をするだけで、球貯留皿(上
皿)の貯留球をすべて、例えば、下方の球受け皿(下
皿)等へ球抜きできるようになる。
記載の遊技機の球貯留皿において、前記流路切換状態保
持手段には、前記流路切換装置の前記球抜き流路側への
流路切換状態の保持を遊技者による前記切換操作部(球
抜き操作部)の再度の操作により解除する解除手段が備
えられている構成を特徴としている。
態の保持を解除する解除手段が流路切換状態保持手段に
備えられているので、遊技者が切換操作部(球抜き操作
部)を再度操作すると、球抜き流路側への流路切換状態
の保持が解除される。従って、遊技者が切換操作部(球
抜き操作部)を再度操作する簡単な操作だけで、流路切
換装置を通常の球供給流路側への流路切換状態に戻せ
る。
たは2記載の遊技機の球貯留皿において、さらに、前記
流路切換状態保持手段による前記流路切換装置の前記球
抜き流路側への流路切換状態の保持の報知を行う報知手
段を、例えば、前記切換操作部(球抜き操作部)に備え
た構成を特徴としている。
る球貯留皿(上皿)に、さらに、球抜き流路側への流路
切換状態の保持の報知を行う報知手段を備えたので、遊
技者による切換操作部(球抜き操作部)の操作による球
抜き流路側へ流路切換状態においては、例えば、切換操
作部(球抜き操作部)に備えた報知手段によって、球受
け皿(下皿)等への球抜き状態にあることが遊技者等に
報知される。従って、球抜き状態の保持の解除忘れの未
然防止、球抜き後の遊技再開時の誤動作による球抜き防
止が図れる。
2または3記載の遊技機の球貯留皿において、先ず、前
記流路切換装置は、前記球供給流路の底板を構成し、遊
技者による前記切換操作部(球抜き操作レバー)の操作
により、例えば、クランク部材およびカム部材とリンク
部材等を介して連動し、前記球供給流路側への連通状態
と前記球供給流路側に対し非連通状態で前記球抜き流路
側への連通状態とに変換する流路変換部材、即ち、スラ
イド部材を備えた構成に特徴がある。そして、前記流路
切換状態保持手段は、前記球抜き流路内に一部が臨んだ
状態で配設され、その一部に前記球抜き流路側へ通過す
る遊技球との干渉によりロック動作するロック部材と、
前記流路変換部材(スライド部材)に形成され、前記球
抜き流路側へ通過する遊技球との干渉によるロック動作
状態となった前記ロック部材との干渉により前記流路変
換部材(スライド部材)を前記球抜き流路側への連通状
態に保持する係止部材と、から構成されること、を特徴
としている。
流路変換部材(スライド部材)と、球抜き流路内に一部
が臨んだ状態で配設されるロック部材と、流路変換部材
(スライド部材)に形成された係止部材と、を備えたの
で、遊技者による切換操作部(球抜き操作レバー)の操
作により流路変換部材(スライド部材)を球供給流路側
への連通状態から球抜き流路側への連通状態に変換する
と、その球抜き流路側へ連続した状態で通過する遊技球
がロック部材の一部に干渉して、ロック部材がロック動
作状態となる。続いて、そのロック動作状態のロック部
材に係止部材が干渉して、流路変換部材(スライド部
材)が球抜き流路側への連通状態にロックされる。
から、ロック部材が遊技球と干渉しないので、遊技者が
切換操作部(球抜き操作レバー)を球抜き解除操作、例
えば、球抜き方向に再度操作すると、ロック部材と係止
部材との干渉が解除されて、流路変換部材(スライド部
材)が元に戻り、球抜き状態が解除される。従って、前
述したように球抜き状態のロック状態が確実に行え、し
かも、球抜き流路内に遊技球がない状態では球抜き状態
のロックができないため、遊技者が切換操作部(球抜き
操作レバー)を球抜き解除操作(球抜き方向に再度操
作)しておくことで、球抜き後の遊技再開時に不本意
(例えば、誤動作による)な球抜き状態となるのを防止
できる。
2または3記載の遊技機の球貯留皿において、先ず、前
記流路切換装置は、前記球供給流路の底板を構成し、遊
技者による前記切換操作部(球抜き操作レバー)の操作
により、例えば、クランク部材およびカム部材等を介し
て連動し、前記球供給流路側への連通状態と前記球供給
流路側に対し非連通状態で前記球抜き流路側への連通状
態とに変換する流路変換部材、即ち、スライド部材を備
えた構成に特徴がある。そして、前記流路切換状態保持
手段は、前記流路変換部材(スライド部材)に形成さ
れ、前記球抜き流路側へ連通状態とする変換動作の際に
1個の遊技球を保持する遊技球保持部材、即ち、球保持
穴を有する部材と、この遊技球保持部材(球保持穴を有
する部材)に保持された遊技球の一部と係止することに
より、前記流路変換部材(スライド部材)を前記球抜き
流路側への連通状態に保持する遊技球ロック部材、例え
ば、流路変換部材(スライド部材)の下方において固定
したロック部材と、から構成されること、を特徴として
いる。
流路変換部材(スライド部材)と、流路変換部材(スラ
イド部材)に形成された遊技球保持部材(球保持穴を有
する部材)と、その遊技球保持部材(球保持穴を有する
部材)に保持された遊技球の一部と係止する遊技球ロッ
ク部材(流路変換部材(スライド部材)の下方において
固定したロック部材)と、を備えたので、遊技者による
切換操作部(球抜き操作レバー)の操作により流路変換
部材(スライド部材)を球供給流路側への連通状態から
球抜き流路側への連通状態に変換すると、その変換動作
の際に1個の遊技球が遊技球保持部材(球保持穴を有す
る部材)に保持される。続いて、その保持された遊技球
の一部が遊技球ロック部材(流路変換部材(スライド部
材)の下方において固定したロック部材)に係止して、
流路変換部材(スライド部材)が球抜き流路側への連通
状態にロックされる。
(球抜き操作レバー)を球抜き解除操作、例えば、球抜
き方向に再度操作すると、遊技球保持部材(球保持穴を
有する部材)に保持された1個の遊技球に対する遊技球
ロック部材(流路変換部材(スライド部材)の下方にお
いて固定したロック部材)による係止が解除されて、遊
技球がなくなることから、流路変換部材(スライド部
材)が元に戻り、球抜き状態が解除される。従って、前
述したように球抜き状態のロックが確実に行え、しか
も、球抜き流路内に遊技球がない状態では球抜き状態の
ロックができないため、球抜き後の遊技再開時に不本意
(例えば、誤動作による)な球抜き状態となるのを防止
できる。また、前述した通り、流路変換部材(スライド
部材)に遊技球保持部材(球保持穴を有する部材)を形
成して、その遊技球保持部材(球保持穴を有する部材)
に保持された遊技球の一部と係止する遊技球ロック部材
(流路変換部材(スライド部材)の下方において固定し
たロック部材)を設けるだけの簡単な構造によって、以
上のような球抜き装置(機構)を構成できる。
2または3記載の遊技機の球貯留皿において、先ず、前
記流路切換装置は、前記球供給流路の底板を構成し、遊
技者による前記切換操作部(球抜き操作ボタン)の操作
により、例えば、レバー部材等を介して連動し、前記球
供給流路側への連通状態と前記球供給流路側に対し非連
通状態で前記球抜き流路側への連通状態とに変換する流
路変換部材、即ち、スライド部材を備えた構成に特徴が
ある。そして、前記流路切換状態保持手段は、前記流路
変換部材(スライド部材)を可動に支持するベース盤に
備えられ、ロック用係止片を有するロック部材と、前記
流路変換部材(スライド部材)と一体的に備えられ、前
記ロック用係止片が挿入可能なガイド溝を有すると共
に、このガイド溝の一部において前記流路変換部材(ス
ライド部材)を前記球抜き流路側への連通状態に保持す
るように前記ロック用係止片を保持するロック用係止片
保持部を有するロック受け部材と、から構成されるこ
と、を特徴としている。
流路変換部材(スライド部材)と、流路変換部材(スラ
イド部材)を可動に支持するベース盤に備えられた、ロ
ック用係止片を有するロック部材と、流路変換部材(ス
ライド部材)と一体的に備えられたロック受け部材と、
を備えたので、遊技者による切換操作部(球抜き操作ボ
タン)の操作により流路変換部材(スライド部材)を球
供給流路側への連通状態から球抜き流路側への連通状態
に変換すると、ロック受け部材のガイド溝に挿入状態の
ロック用係止片がロック用係止片保持部で保持される。
これにより、流路変換部材(スライド部材)が球抜き流
路側への連通状態にロックされる。
(球抜き操作ボタン)を球抜き解除操作、例えば、球抜
き方向に再度操作すると、ロック用係止片のロック用係
止片保持部による保持が解除されて、流路変換部材(ス
ライド部材)が球抜き流路側への連通状態から球供給流
路側への連通状態に変換動作して、球抜き状態が解除さ
れる。従って、前述したように球抜き状態のロック状態
が確実に行え、また、遊技者が切換操作部(球抜き操作
ボタン)を球抜き解除操作(球抜き方向に再度操作)し
ておくことで、球抜き後の遊技再開時に不本意(例え
ば、誤動作による)な球抜き状態となるのを防止でき
る。
貯留皿の実施の各種形態例を図1から図19に基づいて
説明する。
明を適用した一例としてのパチンコ遊技機における球貯
留皿(上皿)部分の第1の実施の形態例を示すもので、
切換操作部(球抜き操作部)、内部のリンク部材、球送
り装置、球供給流路、球抜き流路、流路変換部材(スラ
イド部材)およびロック部材等を斜め前方から見た状態
で示した要部分解斜視図である。この図1において、1
は球貯留皿の前面体、2は同背面体、3は同中間体、4
は背面側カバー体、5は流路切換装置、6は切換操作部
(球抜き操作レバー)、10はリンク部材、17は流路
変換部材(スライド部材)、18は球供給流路底板、2
1はガイドスリット、22は球供給流路、23は球抜き
流路、24は球送り装置、28は流路切換状態保持手
段、29はロック部材である。
ンコ遊技機の所謂上皿をなす球貯留皿部分は、図示のよ
うに、前面体1と背面体2との間に中間体3を介設し
て、背面体2に後方から背面側カバー体4を組み付けて
なるもので、前面体1の図示しない部分に公知の如く球
貯留部が設けられている。そして、以上の球貯留皿部分
の内部には後述する流路切換装置5等が構成される。流
路切換装置5は、前面体1に組み込まれて外部に露出す
る切換操作部としての球抜き操作レバー6と、この球抜
き操作レバー6の上下方向のスライド操作による回転量
を伝達するクランクロッド7と、このクランクロッド7
の先端部に備えたカム8と、このカム8の回転により揺
動動作するリンク部材10と、このリンク部材10の揺
動動作によりスライド動作する流路変換部材としてのス
ライド部材17と、このスライド部材17に一体に形成
した球供給流路底板18とから構成される。
転自在に支持されて、ホルダ9が前面体1の内部に固定
されている。また、リンク部材10は前後方向から見て
ベルクランク形状のものであり、そのベルクランク形状
の一端部に前記カム8に当接するカムフォロワ11を備
える。このリンク部材10のベルクランク形状の中間角
部に支点ボス12が設けられて、この支点ボス12にお
いて、中間体3にビス止め固定した固定板13に備えた
支点ピン14が挿通されることで、リンク部材10が支
点12廻りに揺動自在に支持されている。また、リンク
部材10のベルクランク形状の他端部には長穴15が形
成されており、以上のリンク部材10は、引張コイルバ
ネによるリターンバネ16の引張力によって支点ピン1
4廻りを図示時計廻りに回転する方向に常時付勢されて
いる。
したスライド部材17は、リンク部材10の長穴15に
係合する係合ピン19を備えていて、中間体3に形成し
たスライド部材ガイドスリット20に沿って若干斜め横
方向へスライド自在に組み込まれている。また、球供給
流路底板18は、背面体2に形成した底板ガイドスリッ
ト21に沿って若干斜め横方向へスライド自在に組み込
まれている。なお、背面側カバー体4には、前記球貯留
部に貯留された遊技球を図示しない球発射装置へ遊技球
を供給するための球供給流路22と、また、前記球貯留
部に貯留された遊技球をその下方に位置する所謂下皿と
しての図示しない球受け皿に抜くための球抜き流路23
が形成されている。そして、球供給流路22の開口部前
面側に球送り装置24が配設されている。この球送り装
置24は、ソレノイド25および球送り部材26から構
成されおり、ソレノイド25の通電ON/OFFにより
揺動動作する球送り部材26の先端部は二股部27に形
成されている。
パチンコ遊技機の球貯留皿において、球供給流路底板1
8を一体に形成したスライド部材17を、球抜き流路2
3側に球供給流路底板18が位置した状態に保持する流
路切換状態保持手段28を備えている。即ち、流路切換
状態保持手段28は、斜め後方から見た状態の図2に示
すように、スライド部材17と一体の球供給流路底板1
8の下方に配設したロック部材29と、その上方の球供
給流路底板18に一体に形成した係止部材(係止片部)
30とから構成される。なお、球抜き流路23は、背面
体2に形成した開口部31、流路32、開口部33、背
面側カバー体4に形成した流路34および開口部35を
経て図示しない前記球受け皿に至るようになっている。
詳細に説明する。図2に拡大して示したように、ロック
部材29は前後方向から見てL字形状のもので、そのL
字形状の中間角部に設けた支点ピン36によって背面体
2と背面側カバー体4との間で揺動自在にロック部材2
9が組み付けられている。そして、ロック部材29は、
そのL字形状の短片部側を開口部31の背面側に臨む球
接触片部37として、他方の長片部側の先端部をロック
用接触部38としている。なお、このロック部材29
は、通常状態である図2に示したように、その自重によ
り長片部側が下がって、球接触片部37側が開口部31
の背面側に突出した状態にある。また、このようなロッ
ク部材29の上方に位置する球供給流路底板18の一端
部には、ほぼ直角に下方へ折り曲げた形状の係止部材で
ある係止片部30が一体に形成されている。この係止片
部30の内面が、前記ロック用接触部38と接触可能と
なっている。
8を含む流路切換装置5を球貯留皿に備えたパチンコ遊
技機によれば、先ず、図1に示すように、球抜き操作レ
バー6を操作しない通常状態では、図2に示したよう
に、球供給流路底板18が球供給流路22側との連通状
態に位置していて、この状態が保持されている。このよ
うな球供給流路底板18の球供給流路22側への連通状
態において、図示しない前記球貯留部の球排出穴から球
供給流路底板18上に遊技球が連続しており、図示しな
い前記球発射装置と連動する前記球送り装置24のソレ
ノイド25の通電ON/OFFにより、球送り部材26
が上下方向に揺動動作して、その二股部27にて球供給
流路底板18上から遊技球Bが1個ずつ球供給流路22
に送られて、球発射装置へと供給される。
に押し下げ操作すると、クランクロッド7が回転して、
その先端部のカム8を介してカムフォロワ11が上下方
向に動作する。これにより、リンク部材10が支点12
廻りに揺動し、このリンク部材10の長穴15に係合ピ
ン19が係合するスライド部材17が、中間体3のスラ
イド部材ガイドスリット20に沿って斜め横方向へスラ
イド動作すると共に、スライド部材17に一体の球供給
流路底板18が、背面体2の底板ガイドスリット21に
沿って斜め横方向へスライド動作する。
に球抜き操作レバー6を下方に途中まで押し下げ操作し
た状態では、図3に矢印を付して示したように、球供給
流路底板18が球供給流路22側から離れる若干斜め上
に向かって横方向スライドし、球供給流路底板18上か
ら遊技球Bが開口部31の背面側に落ち、開口部31か
ら流路32、開口部33、流路34および開口部35を
経て球抜き流路23を通り、図示しない前記球受け皿に
排出される。ここで、遊技球Bが開口部31の背面側に
落ちる際に、その開口部31の背面側に突出した状態に
ある球接触片部37に遊技球Bが接触して、ロック部材
29が支点ピン36廻りに図示反時計廻り方向に揺動し
て長片部側が持ち上げられた状態になる。しかし、この
場合は、少量の球抜きをするために球抜き操作レバー6
を途中まで押し下げ操作した状態であり、球供給流路底
板18に一体の係止片部30の下端部がロック部材29
の長片部上に載った状態となっている。
に球抜き操作レバー6をさらに押し下げ操作した状態で
は、図4に矢印を付して示したように、球供給流路底板
18が球供給流路22側から離れる若干斜め上に向かっ
てさらに横方向スライドし、前述した球接触片部37へ
の遊技球Bの接触により支点ピン36廻りに図示反時計
廻り方向に揺動したロック部材29の長片部側がさらに
持ち上げられた状態となって、その先端部のロック用接
触部38が係止片部30の内面に接触状態となる。この
ように、係止片部30を一体に有する球供給流路底板1
8の球供給流路22側へ近付く若干斜め下に向かっての
横方向スライドが、ロック部材29により阻止される。
従って、球供給流路底板18上から遊技球Bが開口部3
1の背面側に連続状態で落ちていき、開口部31から流
路32、開口部33、流路34および開口部35を経て
球抜き流路23を通り、球貯留皿の球貯留部に貯留され
たすべての遊技球が図示しない前記球受け皿に排出され
る。
ロック状態を解除するために球抜き操作レバー6を再度
さらに押し下げ操作すると、図5に矢印を付して示した
ように、球供給流路底板18が球供給流路22側から離
れる若干斜め上に向かって再度さらに横方向スライドし
て係止片部30がロック部材29の長片部先端部のロッ
ク用接触部38から離れる(図示仮想線参照)ので、ロ
ック部材29は、図示したように、その自重により長片
部側が下がった状態となる。従って、ロック部材29に
よる位置拘束を解除された球供給流路底板18が、球供
給流路22側へ近付く若干斜め下に向かって横方向スラ
イドし、図2に示した通常状態に復帰する。
による流路切換状態保持手段28を備えたパチンコ遊技
機の球貯留皿によれば、以下に列挙する諸効果を発揮す
ることができる。
を球抜き状態に保持可能であるため、簡単な操作だけで
球貯留皿(上皿)内の貯留球をすべて球受け皿(下皿)
に球抜きすることができる。 (2)大当り終了後の出球交換時において、球貯留皿に
貯留された多量の貯留球を球抜きする場合でも、遊技者
が切換操作部(球抜き操作レバー6)を操作し続けなく
ても、1回の操作により球抜きがすべて行われるため、
簡単であり、従来のような操作の煩わしさがない。 (3)上皿である球貯留皿の貯留球と下皿としての球受
け皿の貯留球の球抜きを同時に行うことができ、従来よ
りも迅速に出球の交換作業が行えるようになる。 (4)遊技者による切換操作部(球抜き操作レバー6)
の再度の操作によって、流路切換部材(スライド部材1
7)の球抜き流路側への流路切換状態の保持を解除でき
るので、球抜き状態の解除動作が簡単に行える。
した状態となって、遊技球Bとの干渉によるロック部材
29のスライド部材17との係止により球抜きロック状
態が可能であるため、例えば、誤動作等による不本意な
球抜き状態の保持を防止できる。
用した一例としてのパチンコ遊技機における球貯留皿
(上皿)部分の第2の実施の形態例を斜め前方から見た
状態で示す外観斜視図であり、図7はその内部の流路変
換部材(スライド部材)および遊技球保持部材等を示し
た要部分解斜視図である。これら図1および図2におい
て、40は球貯留皿、41は前面体、42は背面体、4
3は中間体、44は球貯留部、45は流路切換装置、4
6は切換操作部(球抜き操作レバー)、50は流路変換
部材(スライド部材)、51は球供給流路底板、61は
遊技球保持部材(球保持片)、62は球保持穴である。
ンコ遊技機の球貯留皿40部分は、図示のように、前面
体41と背面体42との間に中間体43を介設してなる
もので、前面体41の前方へ突出した部分に、中間体4
3に形成した球貯留部44が位置しており、44aは球
流入穴である。そして、以上の球貯留皿40部分の内部
には後述する流路切換装置45等が構成される。流路切
換装置45は、前面体41に組み込まれて外部に露出す
る切換操作部としての球抜き操作レバー46と、この球
抜き操作レバー46の前後方向のスライド操作による回
転量を伝達するクランクロッド47と、図8に拡大して
示したように、このクランクロッド47の先端部に備え
たリンク部材48と、前記クランクロッド47の回転に
より前記リンク部材48を介して前後方向にスライド動
作する流路変換部材としてのスライド部材50と、この
スライド部材50に一体に形成した球供給流路底板51
とから構成される。
に回転自在に支持されて、ホルダ49が前面体41の内
部に固定されている。また、図8に示すように、リンク
部材48には、前記スライド部材50に一体的に備えた
連結板52が連結されている。この連結板52を一体的
に備えるスライド部材50は、前面体41の内部に取り
付ける等した固定のガイド部材53により前後方向へス
ライド自在に案内されるもので、中間体43に形成した
図示しないスライド部材ガイドスリットに組み込まれて
前後方向にスライド自在となっている。さらに、スライ
ド部材50は、ガイド部材53の前面板53aと連結板
52との間に架設した圧縮コイルバネによるリターンバ
ネ54の弾発力によって後方へスライドする方向に常時
付勢されている。
した球供給流路底板51は、図9に示すように、背面体
42に形成した底板ガイドスリット55に組み込まれて
前後方向にスライド自在となっている。なお、この底板
ガイドスリット55の上方に、背面体42に形成した球
排出穴56が開口しており、この球排出穴56は、前記
球貯留部44に形成した図示しない球排出穴に連通して
いる。そして、背面体42の背面側には、球供給流路底
板51の一側方に位置する球供給流路57が形成される
と共に、球供給流路底板51の下方に位置する球抜き流
路58が形成されており、前記第1の実施の形態例と同
様に、球供給流路57側に球送り手段59が配設されて
いる。ここで、前記底板ガイドスリット55は、球供給
流路57側が下がるよう斜めに形成されている。
たパチンコ遊技機の球貯留皿40において、球供給流路
底板51を一体に形成したスライド部材50を、球抜き
通路58側に球供給通路底板51が連通する状態に保持
する流路切換状態保持手段60を備えると共に、球抜き
状態の保持の報知を行うための報知手段をなす報知用表
示部65を備えている。即ち、流路切換状態保持手段6
0は、球供給通路底板51の球供給流路57側のほぼ一
半部から後方に突出させて一体に形成した遊技球保持部
材としての球保持片61と、この球保持片61に形成し
た球保持穴62と、球供給通路底板51の球供給流路5
7側のほぼ一半部下方において、球抜き流路58の一端
部側で背面体42に一体的に固定した遊技球ロック部材
63とから構成されている。
13に示したように、背面体42から後方に突出して上
方に延出する形状をなしていて、球供給通路底板51お
よび球保持片61の下方に近接する上端部に球保持用段
差部64を有している。また、球抜き操作レバー46に
は、図12に示したように、球抜き操作状態において、
球抜き状態にあることを「開放中」の文字により表示す
る報知用表示部65が設けられている。
0を含む流路切換装置45を球貯留皿40に備えたパチ
ンコ遊技機によれば、先ず、図6および図8に示したよ
うに、球抜き操作レバー46を操作しない通常状態で
は、図9に示したように、球供給流路底板51が球抜き
流路58の上方に突出状態にあって球供給流路57側と
の連通状態に位置していて、この状態が保持されてい
る。このような球供給流路底板51の球供給流路57側
への連通状態において、前記球貯留部44の球排出穴を
経て背面体42に開口した球排出穴56から斜めの底板
ガイドスリット55に球供給流路底板51上に遊技球が
落下して、図9に矢印を付して示したように、球供給流
路57側へ転がる。そして、図示しない前記球発射装置
と連動する図示しない球送り装置のソレノイドの通電O
N/OFFにより、球送り部材59が上下方向に揺動動
作して、その二股部にて球供給流路底板51上から遊技
球Bが1個ずつ球供給流路57に送られて、球発射装置
へと供給される。
前側から向こう側へ倒すように押し込み操作すると、ク
ランクロッド47が回転して、その先端部のリンク部材
48を介して連結板52が前方に動作する。従って、こ
の連結板52と一体のスライド部材50が前方にスライ
ド動作し、即ち、このスライド部材50と一体の球供給
流路底板51が、背面体42の底板ガイドスリット55
に沿って前方にスライド動作する。
に球抜き操作レバー46を、図10に矢印を付して示し
たように、向こう側に途中まで押し込み操作した状態で
は、図11に示すように、球供給流路底板51が球抜き
流路58の上方にほぼ半分の突出状態となって、矢印を
付したように、球排出穴56から球供給流路底板51上
に落ちた遊技球Bが球抜き通路58内に落ちて図示しな
い前記球受け皿に排出される。なお、この状態では、球
保持片61の球保持穴62の下側に遊技球ロック部材6
3の上端部が近接しているため、球保持穴62への遊技
球の落し込みは発生しない。また、このような状態にお
いて、図10に示したように、球抜き操作レバー46に
設けた報知用表示部65の「開放中」の文字の大半が外
部に露出するので、これにより少量の球抜き状態にある
ことが報知される。
に、図12に矢印を付して示したように、球抜き操作レ
バー46をさらに向こう側へ押し込み操作した状態で
は、図13に示すように、球供給流路底板51が球抜き
流路58の上方に僅かだけ突出した状態となって、球供
給流路底板51と一体の球保持片61の球保持穴62
に、矢印を付したように、遊技球Bが落ち込むと同時
に、その下側に臨む遊技球ロック部材63の上端部の球
保持用段差部64に遊技球Bの下部が落ち込んで、遊技
球Bが保持される。従って、球供給流路底板51がその
位置でロックされた状態となって、図13に矢印を付し
て示したように、球排出穴56から遊技球Bが球抜き通
路58内に連続して落ちて図示しない前記球受け皿に排
出され、即ち、球貯留皿40の球貯留部44に貯留され
たすべての遊技球が球受け皿に排出される。このような
状態において、図12に示したように、球抜き操作レバ
ー46に設けた報知用表示部65の「開放中」の文字が
すべて外部に露出するので、これにより球抜きロック状
態にあることが報知される。
ロック状態を解除するために球抜き操作レバー46を再
度さらに向こう側へ押し込み操作すると、図14(a)
に示すように、球保持片61の球保持穴62に落ち込ん
だ状態の遊技球Bを、遊技球ロック部材63の上端部の
球保持用曲面凹部66(ここでは、図9、図11、図1
3で示した球保持用段差部64の変更例として説明す
る)により保持した状態から、図14(b)に示したよ
うに、球供給流路底板51と一体の球保持片61が前方
にスライド動作して、その球保持穴62内の遊技球Bが
遊技球ロック部材63の前方に落下するので、球供給流
路底板51の位置拘束が解除される。従って、図9に示
したように、球供給流路底板51は通常状態に復帰す
る。
による流路切換状態保持手段60を備えたパチンコ遊技
機の球貯留皿40によれば、前述した第1の実施の形態
により得られる前記(1)〜(4)と同様の作用効果を
同様に奏することができるのは勿論のこと、次の効果
(5),(6)を発揮することができる。
利用して、遊技球保持部材(球保持片)61に保持した
遊技球Bを遊技球ロック部材63の係止によりロックし
て球抜き状態の保持を行うため、簡単な構造で球抜き機
構を構成できる。また、球抜き流路58内に遊技球が無
い状態では球抜き状態の保持ができないので、不本意な
球抜き状態の保持を防止できる。 (6)球抜き状態の保持を報知する報知手段(報知表示
部)65を備えたことにより、球抜き状態の保持の解除
を忘れることを未然に防止でき、遊技の再開により間違
って球を抜いてしまうということがなくなる。
適用した一例としてのパチンコ遊技機における球貯留皿
(上皿)部分の第3の実施の形態例を斜め前方から見た
状態で示す外観斜視図であり、図16はその内部の流路
変換部材(スライド部材)、ベース盤およびロック部材
等を示した要部分解斜視図である。これら図15および
図16において、70は球貯留皿、71は前面体、72
は背面体、73は中間体、74は球貯留部、75は流路
切換装置、76は切換操作部(球抜き操作ボタン)、7
7は押し片部、78はレバー部材、81は流路変換部材
(スライド部材)、84は球供給流路底板、85はベー
ス盤、90は流路切換状態保持手段、91はロック部
材、93はロック用係止片(ロックピン)、94はガイ
ド溝、95はロック用係止片保持部(ロックピン保持
部)である。
ンコ遊技機の球貯留皿70部分は、図示のように、前面
体71と背面体72との間に中間体73を介設してなる
もので、前面体71の前方へ突出した部分に、中間体7
3に形成した球貯留部74が位置しており、74aは球
流入穴である。そして、以上の球貯留皿70部分の内部
には後述する流路切換装置75等が構成される。流路切
換装置75は、前面体71に組み込まれて外部に露出す
る切換操作部としての球抜き操作ボタン76と、この球
抜き操作ボタン76の押し込み操作により前後方向に揺
動するレバー部材78と、このレバー部材78の下端部
を組み込んで前後方向にスライド動作する流路変換部材
としてのスライド部材81と、このスライド部材81に
一体に形成した球供給流路底板84とから構成される。
は、その押し込み操作により前面体71から後方に突出
する押し片部77を一体に有するもので、この押し片部
77によりレバー部材78の上端部が押し込まれる。レ
バー部材78は、前面体71の背面に設けた取付ボス7
9に支点穴80にて図示しない支点ピンにより揺動自在
に支持されるもので、この支点穴80より上方部が前記
押し片部77により押し込まれる。そして、このレバー
部材78は、その下端部を、スライド部材81上に設け
た取付ボス82に連結ピン83により連結されている。
スライド部材81は、ベース盤85上に前後方向にスラ
イド自在に組み込まれている。即ち、図17にも拡大し
て示すように、ベース盤85上にスライド部材81を載
せて、ベース盤85上に形成した前後方向のガイドピン
86に、圧縮コイルバネによるリターンバネ87の一半
部を被せて、このリターンバネ87の他半部を、スライ
ド部材81上に形成した前後方向のバネ収容部88内に
収容する。こうして、スライド部材81は、前面体71
の内部に取り付ける等した固定のベース板85により前
後方向へスライド自在に案内されて、中間体73に形成
したスライド部材ガイドスリット73aに組み込まれて
おり、かつ、前記リターンバネ87の弾発力によって後
方へスライドする方向に常時付勢されている。
球供給流路底板84は、前記第2の実施の形態例と同様
に、背面体72に形成した図示しない底板ガイドスリッ
トに組み込まれて前後方向にスライド自在となってい
る。その底板ガイドスリットの上方に、背面体72に形
成した図示しない球排出穴が開口しており、その球排出
穴は、前記球貯留部74に形成した図示しない球排出穴
に連通している。そして、背面体72の背面側には、前
記第2の実施の形態例と同様に、球供給流路底板84の
一側方に位置する図示しない球供給流路が形成されると
共に、球供給流路底板84の下方に位置する図示しない
球抜き流路が形成されており、球供給流路側に図示しな
い球送り手段が配設されている。また、前記底板ガイド
スリットは、前記球供給流路側が下がるよう斜めに形成
されている。
たパチンコ遊技機の球貯留皿70において、球供給流路
底板84を一体に形成したスライド部材81を、球抜き
通路側に球供給通路底板84が連通する状態に保持する
流路切換状態保持手段90を備えている。この流路切換
状態保持手段90は、図16に示すように、ベース盤8
5上に形成したピン穴89に係合する支点ピン92を一
端部下面に備えたロック部材91と、このロック部材9
1により位置を拘束されるロック受け部材とから構成さ
れている。
ク用係止片としてのロックピン93が備えられており、
また、スライド部材81の上面には、図17にも拡大し
て示すように、前記ロックピン93が移動自在に係合す
るガイド溝94が形成されている。さらに、このガイド
溝94は、連続する閉ループ形状のもので、球供給流路
底板84側の部分には、ロック用係止片保持部であるロ
ックピン保持部95が形成されている。このロックピン
保持部95は、閉ループ形状のガイド溝94をロック部
材91側に一端向かわせて再び戻る屈曲部形状となって
いる。従って、以上のようなロックピン保持部95を有
するガイド溝94を形成したスライド部材91が、前記
ロック受け部材を兼ねている。
0を含む流路切換装置75を球貯留皿70に備えたパチ
ンコ遊技機によれば、先ず、図15および図17に示し
たように、球抜き操作ボタン76を操作しない通常状態
では、球供給流路底板84が、前記第2の実施の形態例
と同様に、図示しない球抜き流路の上方に突出状態にあ
って球供給流路側との連通状態に位置していて、この状
態が保持されている。このような球供給流路底板84の
球供給流路側への連通状態において、前記第2の実施の
形態例と同様に、前記球貯留部74の球排出穴を経て背
面体72に開口した球排出穴から斜めの底板ガイドスリ
ットに球供給流路底板84上に遊技球が落下して、球供
給流路側へ転がる。そして、図示しない球発射装置と連
動する図示しない球送り装置のソレノイドの通電ON/
OFFにより、図示しない球送り部材が上下方向に揺動
動作して、その二股部にて球供給流路底板84上から遊
技球が1個ずつ球供給流路に送られて、球発射装置へと
供給される。
操作すると、この球抜き操作ボタン76と一体の押し片
部77が前面体71から後方に突出して、図18に矢印
を付して示したように、この押し片部77によりレバー
部材78の上端部が押し込まれる。即ち、レバー部材7
8の支点穴80より上方部が押し片部77により押し込
まれて、レバー部材78が、支点穴80廻りに前後方向
へ揺動する。従って、このレバー部材78の下端部を、
取付ボス82に連結ピン83により連結したスライド部
材81が、図18に矢印を付して示したように、ベース
盤85上を前方にスライド動作する。
動作の際に、ロック部材91のロックピン93が、図1
8に矢印を付して示したように、ガイド溝94の一側部
半周を辿ってロックピン保持部95に至る。従って、ス
ライド部材81がその位置でロックされた状態となっ
て、前記第2の実施の形態例とほぼ同様に、球供給流路
底板84が図示しない球抜き流路の上方に僅かだけ突出
した状態となり、図示しない球排出穴から遊技球が球抜
き通路内に連続して落ちて図示しない球受け皿に排出さ
れ、即ち、球貯留皿70の球貯留部74に貯留されたす
べての遊技球が球受け皿に排出される。
ロック状態を解除するために、図19に矢印を付して示
したように、球抜き操作ボタン76を再度押し込み操作
すると、同じく矢印で示したように、ロック部材91の
ロックピン93がロックピン保持部95を越えること
で、球供給流路底板51の位置拘束が解除される。その
後、ロックピン93は、ガイド溝94の他側部半周を辿
って、図17に示した通常状態の位置に至る。従って、
球供給流路底板84は、図17に示したように、通常状
態に復帰する。
による流路切換状態保持手段90を備えたパチンコ遊技
機の球貯留皿70によれば、前述した第1の実施の形態
により得られる前記(1)〜(4)と同様の作用効果を
同様に奏することができるのは勿論のこと、次の効果
(5)を発揮することができる。
(ロックピン)93を、ロック受け部材(スライド部材
81)のガイド溝94の一部のロック用係止片保持部9
5に保持するため、球抜き状態を確実に保持することが
できる。
定されるものではなく、流路切換装置およびその流路切
換状態保持手段の構成等については任意に変更可能であ
り、その他、球抜き操作部を含む具体的な細部構造等に
ついても適宜に変更可能であることは勿論である。ま
た、本発明を適用する遊技機としては、パチンコ遊技機
のみに限らず、アレンジボール遊技機等の弾球遊技機で
あってもよい。
る遊技機の球貯留皿によれば、流路切換装置用の切換操
作部に加えて、球抜き流路側への流路切換状態に保持す
る流路切換状態保持手段を備えているため、通常は球供
給流路側へ流路切換状態にある流路切換装置を、遊技者
による切換操作部の操作により球抜き流路側へ切り換え
ることによって、そのまま従来のような遊技者による操
作の継続を必要とせずに、球抜き流路側への流路切換状
態を保持することができる。従って、遊技者が切換操作
部の簡単な操作をするだけで、球貯留皿の貯留球をすべ
て下方の球受け皿等へ球抜きすることができる。
当り終了後の出球交換時において、球貯留皿に貯留され
た多量の貯留球を球抜きする場合でも、遊技者による切
換操作部の1回の操作により球抜きがすべて行われるた
め、簡単であり、従来の如く遊技者が切換操作し続ける
ような操作の煩わしさを解消することができる。また、
例えば、上皿である球貯留皿の貯留球と下皿としての球
受け皿の貯留球の球抜きを同時に行うことができるよう
になり、従って、従来よりも迅速に出球の交換作業を行
うことができるようになる。
の球貯留皿によれば、請求項1記載の発明における流路
切換状態保持手段に、球抜き流路側への流路切換状態の
保持を解除する解除手段を備えているため、遊技者が切
換操作部(球抜き操作部)を再度操作することによっ
て、球抜き流路側への流路切換状態の保持を解除させる
ことができる。従って、請求項1記載の発明による前述
した効果が得られることに加え、遊技者が切換操作部を
再度操作する簡単な操作だけで、流路切換装置を通常の
球供給流路側への流路切換状態に戻すことができる。
球貯留皿によれば、請求項1または2記載の流路切換状
態保持手段を備えた上で、球抜き流路側への流路切換状
態の保持の報知を行う報知手段を備えているため、遊技
者による切換操作部の操作による球抜き流路側へ流路切
換状態においては、切換操作部等に備えた報知手段によ
って、球受け皿等への球抜き状態にあることを遊技者等
に報知することができる。従って、請求項1または2記
載の発明による前述した効果が得られることに加え、球
抜き状態の保持の解除忘れを未然に防止することができ
ると共に、球抜き後の遊技再開時の誤動作による球抜き
も防止することができる。
球貯留皿によれば、請求項1、2または3記載の流路切
換状態保持手段を備えた上で、球供給流路の底板をなす
流路変換部材と、球抜き流路内に一部が臨むロック部材
と、流路変換部材にある係止部材と、を備えているた
め、遊技者が切換操作部を操作して流路変換部材を球抜
き流路側への連通状態に変換することで、球抜き流路側
へ連続した状態で通過する遊技球がロック部材の一部に
干渉して、ロック部材がロック動作状態となり、続い
て、そのロック動作状態のロック部材に係止部材が干渉
して、流路変換部材を球抜き流路側への連通状態にロッ
クすることができる。従って、請求項1、2または3記
載の発明による前述した効果が得られることに加え、球
抜き流路側に通過する遊技球がある限り、その球抜き状
態を確実にロック状態にしておくことができる。
ロック部材が遊技球と干渉しなくなるため、遊技者が切
換操作部を球抜き解除操作して、流路変換部材を球供給
流路側への連通状態に変換動作させることで、球抜き状
態を解除することができる。このように、球抜き流路内
に遊技球がない状態では球抜き状態のロックができない
ため、遊技者が切換操作部を球抜き解除操作しておくこ
とで、球抜き後の遊技再開時に、誤動作等による不本意
な球抜き状態となるのを防止することができる。
球貯留皿によれば、請求項1、2または3記載の流路切
換状態保持手段を備えた上で、球供給流路の底板をなす
流路変換部材と、流路変換部材にある遊技球保持部材
と、その遊技球保持部材に保持された遊技球の一部と係
止する遊技球ロック部材と、を備えているため、遊技者
が切換操作部を操作して流路変換部材を球抜き流路側へ
の連通状態に変換することで、その変換動作の際に1個
の遊技球を遊技球保持部材に保持させ、続いて、その保
持された遊技球の一部を遊技球ロック部材に係止させ
て、流路変換部材を球抜き流路側への連通状態にロック
することができる。従って、請求項1、2または3記載
の発明による前述した効果が得られることに加え、遊技
球保持部材に保持される1個の遊技球がある限り、その
球抜き状態を確実にロック状態にしておくことができ
る。
を球抜き解除操作して、遊技球保持部材に保持された1
個の遊技球に対する遊技球ロック部材による係止を解除
させることで、球抜き状態を解除することができる。こ
のように、球抜き流路内に遊技球がない状態では球抜き
状態のロックがなされないため、球抜き後の遊技再開時
に、誤動作等による不本意な球抜き状態となるのを防止
することができる。しかも、流路変換部材に遊技球保持
部材を形成して、その遊技球保持部材に保持された遊技
球の一部と係止する遊技球ロック部材を設けるだけの簡
単な構造によって、以上のような球抜き装置を構成する
ことができる。
球貯留皿において、請求項1、2または3記載の流路切
換状態保持手段を備えた上で、球供給流路の底板をなす
流路変換部材と、流路変換部材可動用のベース盤側のロ
ック用係止片を有するロック部材と、流路変換部材と一
体的なロック受け部材と、を備えているため、遊技者が
切換操作部を操作して流路変換部材を球抜き流路側への
連通状態に変換することで、ロック受け部材のガイド溝
に挿入状態のロック用係止片をロック用係止片保持部に
保持させて、流路変換部材を球抜き流路側への連通状態
にロックすることができる。従って、請求項1、2また
は3記載の発明による前述した効果が得られることに加
え、ロック受け部材のガイド溝に挿入状態のロック用係
止片をロック用係止片保持部により保持させたことによ
って、球抜き状態を確実にロック状態にしておくことが
できる。
を球抜き解除操作して、ロック用係止片のロック用係止
片保持部による保持を解除させることで、球抜き状態を
解除することができる。このように、遊技者が切換操作
部を球抜き解除操作しておくことで、球抜き後の遊技再
開時に、誤動作等による不本意な球抜き状態となるのを
防止することができる。
における球貯留皿(上皿)部分の第1の実施の形態例を
示すもので、切換操作部(球抜き操作部)、内部のリン
ク部材、球送り装置、球供給流路、球抜き流路、流路変
換部材(スライド部材)およびロック部材等を斜め前方
から見た状態で示した要部分解斜視図である。
ック部材の組込部分の通常状態を斜め後方から見た状態
で示す一部破断の拡大斜視図である。
ック部材の組込部分の少量球抜き状態を示す同様の拡大
斜視図である。
への変化を示す同様の拡大斜視図である。
状態への変化を示す同様の拡大斜視図である。
における球貯留皿(上皿)部分の第2の実施の形態例を
斜め前方から見た状態で示す外観斜視図である。
抜き操作部)と、内部の流路変換部材(スライド部材)
および遊技球保持部材等を示した要部分解斜視図であ
る。
部材(スライド部材)および遊技球保持部材等の組込部
分の通常状態を斜め前方から見た状態で示した拡大斜視
図である。
技球保持部材等の組込部分の通常状態を斜め後方から見
た状態で示した拡大斜視図である。
遊技球保持部材等の組込部分の少量球抜き状態を示す同
様の拡大斜視図である。
遊技球保持部材等の組込部分の少量球抜き状態を示す同
様の拡大斜視図である。
状態への変化を示す同様の拡大斜視図である。
状態への変化を示す同様の拡大斜視図である。
動作状態を斜め前方から見た状態で示す拡大斜視図で、
併せて遊技球ロック部材の球保持部形状の変更例も示し
ており、(a)は球抜きロック状態の図、(b)は球抜
きロック解除動作時の図である。
機における球貯留皿(上皿)部分の第3の実施の形態例
を斜め前方から見た状態で示す外観斜視図である。
(球抜き操作部)と、内部の流路変換部材(スライド部
材)、ベース盤およびロック部材等を示した要部分解斜
視図である。
ース盤およびロック部材等を組み付けて切換操作部(球
抜き操作部)との関係も併せて斜め前方から見た状態で
示した通常状態の拡大斜視図である。
の変化を示す同様の拡大斜視図である。
ク解除状態への変化を示す同様の拡大斜視図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 球発射装置へ供給する遊技球を一時的に
貯留しておく球貯留部と、 この球貯留部の遊技球を前記球発射装置へ供給する球供
給流路と前記球貯留部から下方へ遊技球を排出する球抜
き流路との流路切換動作を行う流路切換装置と、 この流路切換装置を遊技者の操作により切換動作可能と
する切換操作部と、を備えた遊技機の球貯留皿におい
て、 前記球供給流路側へ通常は切り換えられている状態の前
記流路切換装置を遊技者による前記切換操作部の操作に
より前記球抜き流路側へ切り換えて、その前記球抜き流
路側へ切り換えられた前記流路切換装置の流路切換状態
の保持を遊技者による操作を必要とせずに可能とする流
路切換状態保持手段、を備えたことを特徴とする遊技機
の球貯留皿。 - 【請求項2】 前記流路切換状態保持手段には、前記流
路切換装置の前記球抜き流路側への流路切換状態の保持
を遊技者による前記切換操作部の再度の操作により解除
する解除手段が備えられていることを特徴とする請求項
1記載の遊技機の球貯留皿。 - 【請求項3】 前記流路切換状態保持手段による前記流
路切換装置の前記球抜き流路側への流路切換状態の保持
の報知を行う報知手段を備えたことを特徴とする請求項
1または2記載の遊技機の球貯留皿。 - 【請求項4】 前記流路切換装置は、前記球供給流路の
底板を構成し、遊技者による前記切換操作部の操作によ
り前記球供給流路側への連通状態と前記球供給流路側に
対し非連通状態で前記球抜き流路側への連通状態とに変
換する流路変換部材を備え、 前記流路切換状態保持手段は、 前記球抜き流路内に一部が臨んだ状態で配設され、その
一部に前記球抜き流路側へ通過する遊技球との干渉によ
りロック動作するロック部材と、 前記流路変換部材に形成され、前記球抜き流路側へ通過
する遊技球との干渉によるロック動作状態となった前記
ロック部材との干渉により前記流路変換部材を前記球抜
き流路側への連通状態に保持する係止部材と、から構成
されること、を特徴とする請求項1、2または3記載の
遊技機の球貯留皿。 - 【請求項5】 前記流路切換装置は、前記球供給流路の
底板を構成し、遊技者による前記切換操作部の操作によ
り前記球供給流路側への連通状態と前記球供給流路側に
対し非連通状態で前記球抜き流路側への連通状態とに変
換する流路変換部材を備え、 前記流路切換状態保持手段は、 前記流路変換部材に形成され、前記球抜き流路側へ連通
状態とする変換動作の際に1個の遊技球を保持する遊技
球保持部材と、 この遊技球保持部材に保持された遊技球の一部と係止す
ることにより、前記流路変換部材を前記球抜き流路側へ
の連通状態に保持する遊技球ロック部材と、から構成さ
れること、を特徴とする請求項1、2または3記載の遊
技機の球貯留皿。 - 【請求項6】 前記流路切換装置は、前記球供給流路の
底板を構成し、遊技者による前記切換操作部の操作によ
り前記球供給流路側への連通状態と前記球供給流路側に
対し非連通状態で前記球抜き流路側への連通状態とに変
換する流路変換部材を備え、 前記流路切換状態保持手段は、 前記流路変換部材を可動に支持するベース盤に備えら
れ、ロック用係止片を有するロック部材と、 前記流路変換部材と一体的に備えられ、前記ロック用係
止片が挿入可能なガイド溝を有すると共に、このガイド
溝の一部において前記流路変換部材を前記球抜き流路側
への連通状態に保持するように前記ロック用係止片を保
持するロック用係止片保持部を有するロック受け部材
と、から構成されること、を特徴とする請求項1、2ま
たは3記載の遊技機の球貯留皿。
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---|---|---|---|
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---|---|---|---|
JP2004249735A Division JP2004329967A (ja) | 2004-08-30 | 2004-08-30 | 遊技機の球貯留皿 |
JP2004249710A Division JP4115437B2 (ja) | 2004-08-30 | 2004-08-30 | 遊技機の球貯留皿 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0928892A true JPH0928892A (ja) | 1997-02-04 |
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ID=16178063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP18585595A Expired - Fee Related JP3667389B2 (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | 遊技機の球貯留皿 |
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JP (1) | JP3667389B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002273007A (ja) * | 2001-03-21 | 2002-09-24 | Heiwa Corp | 遊技用皿装置 |
JP2008194508A (ja) * | 2008-05-19 | 2008-08-28 | Sanyo Product Co Ltd | パチンコ機における打球供給皿の球抜き装置 |
JP2011020002A (ja) * | 2010-11-05 | 2011-02-03 | Sanyo Product Co Ltd | パチンコ機における打球供給皿の球抜き装置 |
JP2012232204A (ja) * | 2012-09-05 | 2012-11-29 | Sanyo Product Co Ltd | パチンコ機における打球供給皿の球抜き装置 |
-
1995
- 1995-07-21 JP JP18585595A patent/JP3667389B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002273007A (ja) * | 2001-03-21 | 2002-09-24 | Heiwa Corp | 遊技用皿装置 |
JP2008194508A (ja) * | 2008-05-19 | 2008-08-28 | Sanyo Product Co Ltd | パチンコ機における打球供給皿の球抜き装置 |
JP2011020002A (ja) * | 2010-11-05 | 2011-02-03 | Sanyo Product Co Ltd | パチンコ機における打球供給皿の球抜き装置 |
JP2012232204A (ja) * | 2012-09-05 | 2012-11-29 | Sanyo Product Co Ltd | パチンコ機における打球供給皿の球抜き装置 |
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