JP2003205155A - 遊技媒体通路口における遊技機用シャッター装置 - Google Patents

遊技媒体通路口における遊技機用シャッター装置

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JP2003205155A JP2002006764A JP2002006764A JP2003205155A JP 2003205155 A JP2003205155 A JP 2003205155A JP 2002006764 A JP2002006764 A JP 2002006764A JP 2002006764 A JP2002006764 A JP 2002006764A JP 2003205155 A JP2003205155 A JP 2003205155A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】受皿内に貯留された遊技媒体の満杯時又は遊技
媒体の払出し時に前記表部材を開放しても遊技媒体が遊
技媒体通路から外部へと落下しない遊技媒体通路口にお
ける遊技機用シャッター装置を提供する。 【解決手段】遊技機の本体前面に対し開閉自在な表部材
と、前記表部材に設けられた遊技媒体貯留可能な受皿へ
と排出する前記本体前面の内部に設けられた遊技媒体通
路と、を備えた遊技機において、前記表部材の開放時に
おける前記遊技媒体通路と前記受皿とを連接する開口部
からの遊技媒体の外部への流出防止、又は前記表部材の
閉鎖時における遊技媒体の前記開口部からの流入を可能
とさせる遮蔽機構を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機の本体前面
に対し開閉自在な表部材と、前記表部材に設けられた遊
技媒体貯留可能な受皿へと排出する前記本体前面の内部
に設けられた遊技媒体通路と、を備えた遊技機に係り、
特に表部材開放時に遊技媒体通路の開口部より遊技媒体
の外部への落下を防止する遊技媒体通路口における遊技
機用シャッター装置に関するものである。
【0002】尚、本発明における遊技機の遊技媒体と
は、前記遊技機による所定遊技を進行させるために現金
と変換して使用する、直径11mm程度の球状の玉、又
は、直径25〜30mmで、且つ厚さ1.2mm程度のメダ
ルとしての価値媒体などにより前記所定遊技を進行させ
る遊技機用価値媒体である。
【0003】
【従来の技術】従来よりある、パチンコ遊技機等の遊技
機は、その前面に、遊技の進行状況に応じて本体内部に
設けられた遊技媒体通路となる球排出通路を介して払い
出される賞球や、現金あるいは遊技球貸し出し専用カー
ド(パチンコ・プリペイドカード)により前記球排出通
路を介して貸し出された貸球を受けるための受皿である
球受皿が設けられている。なお、賞球や貸球は遊技に使
用するので、一括して遊技球という。
【0004】また、球受皿は前記表部材に設けられ遊技
機本体に対し開閉自在に構成されている。そして、前記
表部材を開放すると、前記遊技機本体側にある球排出通
路端部(開口口)には払出し口を覗くことができ、前記
表部材に設けられた球受皿側には払出し受口を覗くこと
ができる。
【0005】更に、前記球受皿には遊技球を遊技機とは
別体に設けられた遊技球収納箱等に収納するための球抜
き穴機構が設けられている。この球抜き穴機構は前記球
受皿への遊技球の貯留が満杯になる前に球抜き穴部を開
放して遊技球貯留箱等に移す際に用いられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記表部材
を開放すると、本体側の前記払出し口と球受皿側の払出
し受口が露出することとなり、球受皿に遊技球が貯留状
態にあると払出し受口より遊技機の外部へと落下した
り、あるいは球受皿が満杯になり遊技球が球排出通路側
に逆流している場合、又は遊技利益が得られる状態とな
り遊技球が払い出される場合は、この遊技球が本体側の
前記払出し口より遊技機の外部へと落下する虞がある。
【0007】そこで、従来は前記表部材を開放する前
に、球受皿内の遊技球を前記球抜き穴部から遊技球を貯
留箱等に移してから前記表部材を開放するようにしてい
た。
【0008】しかし、遊技中に前記表部材を開放しなけ
ればならない不具合が生じた時、一々球受皿内の遊技球
を前記貯留箱等に移す作業を行っていたのでは、遊技者
が席を立ってしまい、遊技者が遊技機を代えることで遊
技者に不利益を与えてしまったり、ホール(営業店)側
としても遊技機の稼働率が下がったり、前記表部材を開
放してメンテナンスを行う場合に手間がかかってしまう
といった問題があった。
【0009】本発明は、前記問題点に鑑みなされたもの
で、受皿内に貯留された遊技媒体の満杯時又は遊技媒体
の払出し時に前記表部材を開放しても遊技媒体が遊技媒
体通路から外部へと落下しない遊技媒体通路口における
遊技機用シャッター装置を提供することを技術的課題と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の遊技媒体通路口
における遊技機用シャッター装置は、前述の技術的課題
を解決するために以下のように構成されている。すなわ
ち、本発明の遊技媒体通路口における遊技機用シャッタ
ー装置は、遊技機の本体前面に対し開閉自在な表部材
と、前記表部材に設けられた遊技媒体貯留可能な受皿へ
と排出する前記本体前面の内部に設けられた遊技媒体通
路と、を備えた遊技機において、前記表部材の開放時に
おける前記遊技媒体通路と前記受皿とを連接する開口部
からの遊技媒体の外部への流出防止、又は前記表部材の
閉鎖時における遊技媒体の前記開口部からの流入を可能
とさせる遮蔽機構を設けたことを特徴とする。
【0011】この構成によれば、前記表部材の開閉動作
に連動して前記遊技媒体通路の内部、又は前記受皿内に
ある遊技媒体の外部への落下の防止及ぴ当該防止状態の
解除をする遮蔽機構を設けたことで、遊技継続中に一時
中断して前記表部材を開放しなければならない不具合が
生じても、前記遊技媒体の落下を防止させているため一
々前記遊技媒体通路の内部又は前記受皿内の遊技媒体を
所定の貯留箱等に移す作業を行う必要をなくすことがで
きる。結果として、前記表部材の開放時に遊技者が席を
外すことが少なくなって、遊技者が遊技途中で遊技機を
代えることによる遊技者不利益を与えることはなくな
り、ホール(営業店)側としても遊技機の稼働率の低下
を防げる。更に、前記表部材を閉鎖する時に前記遊技媒
体の落下の防止状態を解除させるようにしているため、
メンテナンスの容易性や迅速性も図ることができるよう
になる。
【0012】また、本発明の遊技媒体通路口における遊
技機用シャッター装置は、前記遊技機の本体内部から前
記本体前面の所定位置に設けた本体側払出し口を介して
遊技媒体を前記受皿へと排出する遊技媒体通路と、を備
えた遊技機において、前記本体側払出し口に対する前記
表部材の開放時における遊技媒体の外部への流出防止、
又は前記表部材の閉鎖時における前記受皿への遊技媒体
の流入を可能とさせる遮蔽機構を設けたことを特徴とす
る。
【0013】この構成によれば、前記表部材の開閉動作
に連動して前記本体側払出し口より外部への落下の防止
及ぴ当該防止状態の解除をする遮蔽機構を設けたこと
で、遊技継続中に一時中断して前記表部材を開放しなけ
ればならない不具合が生じても、前記遊技媒体の落下を
防止させているため一々前記本体側払出し口より遊技媒
体を所定の貯留箱等に移す作業を行う必要をなくすこと
ができる。結果として、前記表部材の開放時に遊技者が
席を外すことが少なくなって、遊技者が遊技途中で遊技
機を代えることによる遊技者不利益を与えることはなく
なり、ホール(営業店)側としても遊技機の稼働率の低
下を防げる。更に、前記表部材を閉鎖する時に前記遊技
媒体の落下の防止状態を解除させるようにしているた
め、メンテナンスの容易性や迅速性も図ることができる
ようになる。
【0014】更に、本発明の遊技媒体通路口における遊
技機用シャッター装置は、前記本体側払出し口に連接す
る前記表部材に設けられた表部材側払出し受口を介して
遊技媒体を貯留させる前記受皿と、を備えた遊技機にお
いて、前記表部材側払出し受口に対する前記表部材の開
放時における遊技媒体の外部への流出防止、又は前記表
部材の閉鎖時における前記受皿への遊技媒体の流入を可
能とさせる遮蔽機構を設けたことを特徴とする。
【0015】この構成によれば、前記表部材の開閉動作
に連動して前記表部材側払出し受口より外部への落下の
防止及ぴ当該防止状態の解除をする遮蔽機構を設けたこ
とで、遊技継続中に一時中断して前記表部材を開放しな
ければならない不具合が生じても、前記遊技媒体の落下
を防止させているため一々前記表部材側払出し受口より
遊技媒体を所定の貯留箱等に移す作業を行う必要をなく
すことができる。結果として、前記表部材の開放時に遊
技者が席を外すことが少なくなって、遊技者が遊技途中
で遊技機を代えることによる遊技者不利益を与えること
はなくなり、ホール(営業店)側としても遊技機の稼働
率の低下を防げる。更に、前記表部材を閉鎖する時に前
記遊技媒体の落下の防止状態を解除させるようにしてい
るため、メンテナンスの容易性や迅速性も図ることがで
きるようになる。
【0016】更にまた、本発明の遊技媒体通路口におけ
る遊技機用シャッター装置において、前記遮蔽機構は、
前記表部材の開放時に前記本体側払出し口及び/又は前
記表部材側払出し受口を遮蔽部材によって少なくとも一
部遮蔽し、前記表部材を閉鎖した時に前記遮蔽部材によ
る遮蔽状態を解除することを特徴とする。
【0017】この構成によれば、前記表部材の開閉動作
に連動して前記遮蔽機構における遮蔽部材によって、前
記遊技媒体通路の内部、又は前記受皿内にある遊技媒体
の外部への落下防止及び当該防止状態の解除をするよう
にしたことで、遊技継続中に一時中断して前記表部材を
開放しなければならない不具合が生じても、前記遊技媒
体の落下を防止させているため、一々前記遊技媒体通路
の内部又は前記受皿内の前記遊技媒体を所定の貯留箱等
に移す作業を行う必要をなくすことができ、前記表部材
を閉鎖する時に前記遊技媒体の落下の防止状態を解除さ
せるようにしているため、メンテナンスなどの容易性や
迅速性を図ることができるようになる。
【0018】更にまた、本発明の遊技媒体通路口におけ
る遊技機用シャッター装置において、前記表部材は前記
本体前面に対し開閉自在な上側表部材と下側表部材の2
部材からなり、前記下側表部材は、前記上側表部材を開
放しなければ開放できず、前記上側表部材は、前記下側
表部材を閉鎖しなければ閉鎖できない構造となっている
ことを特徴とする。
【0019】この構成によれば、上側表部材だけに前記
本体前面に対し開閉自在とするロック機構としての鍵を
有するだけで下側表部材のロック機構も果たすことがで
きるようになる。よって、コストの削減及ぴ不正行為を
防ぐことを図ることができるようになる。
【0020】更にまた、本発明の遊技媒体通路口におけ
る遊技機用シャッター装置において、弾性部材により前
記表部材側払出し受口の遮蔽方向に付勢した遮蔽部材を
前記表部材に設けた前記遮蔽機構において、前記表部材
の開放時に前記遮蔽部材が前記弾性部材の付勢力により
前記表部材側払出し受口を少なくとも一部遮蔽し、前記
表部材の閉鎖時に前記遮蔽部材に設けられた突設部が前
記本体前面に設けられている案内用突設部と係合して前
記弾性部材による付勢力を弱めて前記表部材側払出し受
口に対する遮蔽状態を解除するように前記遮蔽部材を係
合移動させ保持させることを特徴とする。
【0021】この構成によれば、前記表部材の開閉動作
に連動して前記遮蔽機構における遮蔽部材によって、前
記表部材側払出し受口における遊技媒体の外部への落下
防止及び当該防止状態の解除をするようにしたことで、
遊技継続中に一時中断して前記表部材を開放しなければ
ならない不具合が生じても、前記遊技媒体の落下を防止
させているため、一々前記表部材側払出し受口における
前記遊技媒体を所定の貯留箱等に移す作業を行う必要を
なくすことができ、前記表部材を閉鎖する時に前記遊技
媒体の落下の防止状態を解除させるようにしているた
め、メンテナンスなどの容易性や迅速性を図ることがで
きるようになる。
【0022】更にまた、本発明の遊技媒体通路口におけ
る遊技機用シャッター装置において、前記本体側払出し
口に対し設けた前記遮蔽機構は、前記本体前面に対し着
脱移動可能となる弾性変形可能な可動突設部により係合
固着され、前記可動突設部を所定方向に弾性変形させる
と係合固着状態が解除されて着脱移動可能となり、前記
弾性変形を戻すと再び係合固着される構造を有すること
を特徴とする。
【0023】この構成によれば、前記本体側払出し口に
対し設けた前記遮蔽機構の組み付けが容易となる。ま
た、前記遮蔽機構のメンテナンス時における取り外しも
容易となるため、故障時の取り替えも迅速にできるよう
になる。
【0024】更にまた、本発明の遊技媒体通路口におけ
る遊技機用シャッター装置において、前記本体側払出し
口より前記本体前面の内部に遊技媒体を一時貯留させる
ことのできる着脱可能な前記遊技媒体通路を備えた一時
貯留タンクを設けた遊技機において、前記本体側払出し
口に対し設けた前記遮蔽機構を所定位置に着脱移動させ
ることにより、前記本体前面から前記一時貯留タンクを
着脱可能とさせるロック機能としていることを特徴とす
る。
【0025】この構成によれば、前記本体側払出し口に
対し設けた前記遮蔽機構が前記一時貯留タンクの着脱時
におけるロック機能の役目を果たしている。よって、前
記一時貯留タンクを不用意に着脱してしまうことを防止
できるようになる。
【0026】更にまた、本発明の遊技媒体通路口におけ
る遊技機用シャッター装置において、前記本体側払出し
口に対し設けた前記遮蔽機構は、当該遮蔽機構の外装部
材である支持体に対し回動自在となるテコ部材を所定位
置を中心に回動可能に軸支し、前記テコ部材の回動する
一方先端側に遮蔽部材を軸支すると共に、前記支持体に
て一部固定されている第1弾性部材と前記テコ部材とを
連結させて弾力的に付勢し、且つ、前記表部材の開放時
に開放自在とさせるロック機構における移動部材と当接
する当接部を前記遮蔽部材を軸支した前記テコ部材の反
対側の他方端を設けて、前記移動部材による所定方向の
移動によって前記テコ部材の当接部も移動し前記他方端
より回動し、前記一方先端側を軸支した前記遮蔽部材が
前記本体側払出し口に対し少なくとも一部を遮蔽状態と
なるようにし、更に、前記移動部材の移動によって生じ
るテコ部材の回動が所定位置となった時に、前記他方端
の方向側近傍に設けられた回動制限部材を第2弾性部材
による弾力によって突出させ前記テコ部材の回動を所定
位置にて係留させ、前記表部材に設けられた突設部が前
記表部材の閉鎖時に前記回動制限部材を構成する部材の
一部と当接し前記第2弾性部材による弾力方向とは反対
方向に移動させることにより係留状態を解除する前記係
留装置を設けて前記テコ部材による回動を保持自在とな
るようにし、前記係留装置によって前記テコ部材こよる
係留状態が解除されると、前記第1弾性部材の弾力によ
り前記テコ部材の一方先端側より軸支された前記遮蔽部
材と共に付勢方向に回動し、前記本体側払出し口に対す
る遮蔽状態が解除されることを特徴とする。
【0027】この構成によれば、前記表部材の開閉動作
に連動して前記遮蔽機構における遮蔽部材によって、前
記本体側払出し口における遊技媒体の外部への落下防止
及び当該防止状態の解除をするようにしたことで、遊技
継続中に一時中断して前記表部材を開放しなければなら
ない不具合が生じても、前記遊技媒体の落下を防止させ
ているため、一々前記本体側払出し口における前記遊技
媒体を所定の貯留箱等に移す作業を行う必要をなくすこ
とができ、前記表部材を閉鎖する時に前記遊技媒体の落
下の防止状態を解除させるようにしているため、メンテ
ナンスなどの容易性や迅速性を図ることができるように
なる。
【0028】更にまた、本発明の遊技媒体通路口におけ
る遊技機用シャッター装置において、前記テコ部材の回
動によって前記遮蔽部材が前記本体側払出し口の上端又
は上端付近まで移動し、次いで前記本体側払出し口に対
して一部遮断する状態となり前記係留装置における回動
制限部材により係留されることを特徴とする。
【0029】この構成によれば、前記本体側払出し口の
上端付近に多く集まっていた遊技媒体を前記遮蔽部材に
より一度崩してから前記係留装置にて定位置に係留させ
ることができるようになる。
【0030】更にまた、本発明の遊技媒体通路口におけ
る遊技機用シャッター装置は、前記表部材による前記本
体前面に対する開閉を検出する検出装置と、前記検出装
置による制御信号による進退自在となる遮蔽部材を有す
る所定駆動装置を備えた遮蔽機構と、を設けた遊技機に
おいて、前記表部材の開放時に前記遮蔽部材により前記
遊技媒体通路と前記受皿とを連接する開口部を少なくと
も一部遮蔽し、前記表部材の閉鎖時に前記遮蔽部材によ
る遮蔽状態を解除する制御信号を前記検出装置による検
出時に生成し、前記開口部に対する前記表部材の開放時
における遊技媒体の外部への流出防止、又は前記表部材
の閉鎖時における前記受皿への遊技媒体の流入を可能と
させる前記遮蔽機構を設けたことを特徴とする。
【0031】この構成によれば、前記表部材の開閉動作
に連動して前記検出手段による検出信号により所定駆動
装置に備えた前記遮蔽機構における遮蔽部材によって、
前記遊技媒体通路の内部、又は前記受皿内にある遊技媒
体の外部への落下防止及び当該防止状態の解除をするよ
うにしたことで、遊技継続中に一時中断して前記表部材
を開放しなければならない不具合が生じても、前記遊技
媒体の落下を防止させているため、一々前記遊技媒体通
路の内部又は前記受皿内の前記遊技媒体を所定の貯留箱
等に移す作業を行う必要をなくすことができ、前記表部
材を閉鎖する時に前記遊技媒体の落下の防止状態を解除
させるようにしているため、メンテナンスなどの容易性
や迅速性を図ることができるようになる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態に係
る遊技媒体通路口における遊技機用シャッター装置を図
1〜図14に基づいて詳細に説明する。なお、この実施
の形態では、遊技機をパチンコ遊技機として説明する。
【0033】[遊技機の構造]パチンコ遊技機Iは、図
1の正面図に示すように、縦長な方形状に枠組みにて構
成されパチンコ遊技機Iの設置場所に強固に固定される
外枠3と、その外枠3に一側を保持され、且つその外枠
3に対して開閉自在に設けられたパチンコ遊技機Iの本
体部分となる表枠4と、その表枠4の前面上部に開閉自
在に設けられた上側表部材となる窓枠5とを備え、その
表枠4にはパチンコ遊技機Iを構成する主要構成部品の
ほぼ全てが集約されて構成されている。
【0034】表枠4に設けられる主要構成部品として
は、盤面が遊技領域とされる遊技盤6と、この遊技盤6
に設けられた遊技領域に遊技媒体(以下、パチンコ玉と
いう)を打ち出す発射装置(遊技球処理部)7と、発射
装置7を操作するための操作ハンドル8と、パチンコ遊
技機Iに供給すべきパチンコ玉、およびパチンコ玉が入
賞口15,15,18に入り入賞した際にパチンコ遊技
機Iから払い出される賞球を貯留する受皿となる球受皿
2と、必要に応じて所定個数のパチンコ玉を排出するパ
チンコ玉払出ユニット(図示せず)と、遊技盤6の裏面
側の方向に設けられた各種装置を制御することで遊技状
態を制御する制御装置(図示せず)とが挙げられる。
【0035】また、パチンコ遊技機Iには、表枠4に対
して開閉自在な上側表部材となる窓枠5が設けられてい
る。この窓枠5は、遊技盤6の遊技領域全体をその枠内
にほぼ覗きみることができる透視部9を備えている(図
2参照)。
【0036】更に、この透視部9の外周に沿って装飾L
ED10、装飾ランプ11,11、スピーカー12,1
2等が設けられている。この装飾LED10や装飾ラン
プ11,11は、遊技の進行状況に応じて点滅する。ま
た、スピーカー12,12は遊技の進行状況に応じて各
種効果音を発する。
【0037】更にまた、遊技盤6は、表枠4の略中央部
に装着される遊技盤6の収納枠4aに収納固定されるべ
く、ほぼ正方形状の合板により形成されている。その前
面には、ほぼ円形状に植立され、発射装置7により打ち
出されたパチンコ玉の行き先を誘導する誘導レール13
と、誘導レール13によって囲まれた領域に設けられた
釘や風車などの障害物14と、パチンコ玉が入ることで
賞球としてパチンコ玉を払い出させる条件成立の契機と
なる入賞口15,15が複数設けられている。
【0038】更にまた、遊技盤6の中央には種々の図柄
及び情報を遊技の進行に合わせて表示する画像表示装置
17が設けられている。画像表示装置17の直下には、
画像表示装置17の表示内容を可変せしめる為のトリガ
ーとなるパチンコ玉を受け入れる始動入賞口(始動口)
18が設けられている。これらの入賞口15,15ある
いは始動入賞口18にパチンコ玉が入ると、所定数のパ
チンコ玉が賞球として払い出される。
【0039】更に、パチンコ遊技機Iの最下方には何れ
の入賞口15,15,18にも入賞しないパチンコ玉が
取り込まれるアウト口16が設けられている。
【0040】また、上述した部品や装置が設けられた遊
技盤6の下方には、パチンコ玉を貯留する球受皿2aが
設けられている。この球受皿2aは、表枠4に対して開
閉自在に設けられた下側表部材である球受皿付き支持部
材2と一体構成になっている。そして、球受皿付き支持
部材2の開放時に、表枠4側に設置された発射装置7や
一時貯留部(以下、遊技球貯留タンクという)33、第
1遮蔽機構80等(図3参照)、及び球受皿付き支持部
材2側に設置された第2遮蔽機構90(図9参照)を覗
きみることができる。なお、本実施の形態においてこの
球受皿2aは、パチンコ遊技機Iに対して一皿のみ設け
られているが、本発明においては一皿のみのものとは限
られず、上下2段と分かれてなる2つの球受皿が備えら
れているものでも良い。
【0041】球受皿2は、図1に示すように、内部にパ
チンコ玉を貯留する球受皿貯留部19を有し、パチンコ
遊技機I前面から前方に突出して設けられている。
【0042】また、球受皿2の右側部分の底面を基端と
して、発射装置7へパチンコ玉を案内する案内流路20
における発射部入口(図1中左側)21へ向かう穏やか
な傾斜が設けられている。この傾斜の上流には、入賞時
に払い出される賞球または貸球を払い出す開口部すなわ
ち払出し口22a(または払出し受口22b)が設けら
れている。
【0043】更に、前記斜面の途中には、球抜きボタン
31により貯留されたパチンコ玉を排出する抜き穴23
が設けられている。抜き穴23から排出されたパチンコ
玉は、下方へ誘導される案内流路によりパチンコ遊技機
Iの外部に排出される出口部に設置されているパチンコ
玉貯留箱へと収容されることとなる。
【0044】[遊技球貯留タンク(一時貯留部)33の
構造]遊技球貯留タンク(一時貯留部)33は、図4及
び図5に示すように、パチンコ遊技機Iの本体内部から
払出し口22aへと連通する遊技媒体通路となる球排出
通路29の途上にあり、前記本体内部から払い出される
パチンコ玉を球受皿2aの払出し受口22b側に排出す
る傾斜面を有する上部通路部(第2傾斜面)42を含む
上蓋部40と、下部通路部(第1傾斜面)52と、球受
皿2で受容しきれないパチンコ玉を一時貯留する空間部
である貯留部50と、から構成される。
【0045】遊技球貯留タンク(一時貯留部)33にお
ける通路部は、二層構造の仕切板である第2傾斜面42
と第1傾斜面52とから構成される。また、貯留部50
は第2傾斜面42を仕切にして上空間部と下空間部の二
層構造に形成される。
【0046】更にまた、遊技球貯留タンク33はパチン
コ遊技機Iの本体部分となる表枠4に設けられた収納部
70に対して着脱自在である。すなわち、上蓋部40側
上面には距離を隔ててレール溝46とガイドレール49
が設けられている。なお、収納部70には、レール溝4
6と係合するガイドレール71が設けられ、ガイドレー
ル49と摺動させるレール溝72が設けられている。
【0047】また、遊技球貯留タンク本体51の下面に
は係合部材56が設けられ当該係合部材56には、係合
穴56aが穿設されている。また同じく前記下面には位
置決め穴57aが穿設されている位置決め部材57が設
けられ、表枠4の突設部と係合するようになっている。
なお、パチンコ遊技機I内(表枠4内)には、係合部材
56の係合穴56aと係合する枠側係合部材56bが設
けられている。
【0048】そして、遊技球貯留タンク33は収納部7
0のガイド部71,72と枠側位置決め部材57bとな
る表枠4の突設部とを用いて装着すると共に、係合穴5
6aを枠側係合部材56bに係合させ、枠側係合部材5
6bを90度回転させて固定する。 [第1遮蔽機構80の構成]第1遮蔽機構80は、球受
皿付き支持部材2側に突出した案内用突設部となる第1
の突起部81aを有している。この第1の突起部81a
は、斜面部が下方に向いたクサビ形状に形成されてい
る。
【0049】第1遮蔽機構80は、球受皿付き支持部材
2を表枠4に対して開放自在とするロック機構となる開
閉手段73の開放操作と同期して払出しロ22aに対し
て少なくとも一部を遮蔽部材82により遮断する。ま
た、第1遮蔽機構80は、パチンコ遊技機Iの本体部分
となる表枠4に対して球受皿付き支持部材2を閉鎖し、
窓枠5を閉鎖した時に、前記遮蔽部材82による遮断状
態を解除する構造となっている。
【0050】この構成によれば、球受皿付き支持部材2
と窓枠5の閉鎖動作に連動して払出しロ22aの遮断及
び遮断状態の解除ができるので、操作が容易である。
【0051】第1遮蔽機構80は、パチンコ遊技機Iの
本体部分となる表枠4の前面に対して着脱移動自在に設
けられている。すなわち、第1遮蔽機構80は、弾性変
形自在な係合突設部Tにより、第1遮蔽機構80をパチ
ンコ遊技機Iの本体部分となる表枠4に装着する第1の
ロック機構R1を有し、前記第1のロック機構R1を外
すと前記表枠4に対してスライド着脱移動自在であり、
前記第1のロック機構R1が第1遮蔽機構80をスライ
ド着脱移動させて所定位置で戻すと複数段階に着脱移動
固定できるようになり、前記第1のロック機構R1を外
しつづけて着脱移動させると、第1遮蔽機構80を着脱
自在とさせるように構成されている。
【0052】この構成によれば、第1遮蔽機構80の組
み付けが容易となる。またメンテナンスなどの時に操作
の邪魔とならない所定位置に迅速に移動できるようにな
る。
【0053】また、遊技球貯留タンク33は前記表枠4
に対し着脱自在とする第2のロック機構R2(係合部材
56、係合穴56a、枠側係合部材56b)を有し、遊
技球貯留タンク33を収納部70に装着してから、第1
遮蔽機構80を装着すると、第1遮蔽機構80により遊
技球貯留タンク33の第2のロック機構R2(係合部材
56、係合穴56a、枠側係合部材56b)が覆われ第
2のロック機構R2の解除ができない構成となってい
る。
【0054】更に、第1遮蔽機構80は、第1遮蔽機構
80の外装部材である支持体81と、この支持体81に
おける所定位置の支点(S1,S2)を中心に揺動自在
に軸支された第1のテコ部材84及び第2のテコ部材8
5と、第1のテコ部材84及び第2のテコ部材85の一
方先端H1側に支点(S3,S4)により回動自在に軸
支された遮断部材82とを連結し、遮断部材82による
遮断方向と反対方向(反時計回り)に第2のテコ部材8
5を弾力的に付勢する第2弾性部材87と、第1のテコ
部材84の他方端H2に設けられ、開閉手段73の開放
操作時に第1のテコ部材84及び第2のテコ部材85を
揺動自在とするために開閉手段73における移動部材と
当接して係合する係合突設部84aと、回動自在に軸支
された遮断部材82が払出し口22aを所定位置で遮断
した状態で保持自在とするように第1のテコ部材84を
一時係留する係留装置86と、球受皿付き支持部材2を
表枠4に対して閉鎖した後、窓枠5を閉鎖して第1のテ
コ部材84の一時係留状態を解除し払出し口22aを開
口する係留解除手段86b,88と、を有する。
【0055】また、係留装置86は、支持体81に備え
付けられた第1のテコ部材84及び第2のテコ部材85
の他方端H2側の揺動方向に対し前記支持体における所
定位置の支点S5を中心に回動制限部材86cが略直角
な方向に回動自在に突出するように軸支されると共に、
遮断部材82が払出し口22aの所定位置にて遮断した
状態で保持自在とするようにその一方先端部86aが第
1のテコ部材84の係留部84bと当接する。
【0056】係留装置86の他端側86bに、第1のテ
コ部材84及び第2のテコ部材85の揺動方向に対し略
直角な方向に回動制限部材86cを付勢する第3の弾性
部材88と、前記係留状態を解除する際に押圧される被
押圧部86bと、を有する。そして、被押圧部86bが
第3の弾性部材88の付勢に抗して移動することで、回
動制限部材86cの一方先端部86aと第1のテコ部材
84の係留部84bとの当接を解除する。
【0057】更に、係留装置86による係留状態の解除
は、窓枠5を表枠4に対して閉鎖した時に回動制限部材
86cの被押圧部86bを押圧する窓枠5に設けられた
突設部である押圧部が被押圧部86bを押圧すること
で、回動制限部材86cの一方先端部86aと第1のテ
コ部材84の係留部84bとの当接を解除する。
【0058】更にまた、第1のテコ部材84の係合突設
部84aは、球受皿付き支持部材2の開放操作時に開閉
手段73における移動部材と当接して係合し第1のテコ
部材84及び第2のテコ部材85を揺動させ、遮断部材
82が払出し口22aを遮断した状態で係留装置86に
より第1のテコ部材84の係留部84bを一時係留す
る。
【0059】更にまた、前記表枠4は、パチンコ遊技機
I前面より開閉自在な透視部9を有した窓枠5を備えて
おり、球受皿付き支持部材2は、パチンコ遊技機I前面
より表部材Zを開閉自在とする鍵部Kを有した表枠4に
設けられたロック機構を解除して窓枠5を開けないと、
開閉手段73の操作ができない構造となっている(図
2,図3及び図5参照)。
【0060】窓枠5を開けないと、開閉手段73の操作
ができない構造とすることで、表枠4における鍵を有す
るホール関係者以外は球受皿付き支持部材2の開閉操作
をすることができないので、不正行為を防ぐことができ
る。
【0061】[第2遮蔽機構90の構成]第1遮蔽機構
80は、球受皿付き支持部材2側に突出した案内用突設
部となる第1の突起部81aを有している。そして、第
2遮蔽機構90は、図9,図10,図12(b)に示す
ように、第1の弾性部材94により受け口22bに対す
る遮断方向に付勢され当該受けロ22bの少なくとも一
部を遮断する遮断部材95と、この遮断部95と同期し
て第1の弾性部材94に付勢され、表枠側4の第1の突
起部81aと対向する位置に突出する第2の突起部92
aとを有している。そして、球受皿付き支持部材2を開
放すると、図9に示すように、第1の弾性部材94に付
勢された遮断部材95が軸部93に沿って上昇し受けロ
22bの少なくとも一部を遮断する(図13(a)参
照)。一方、球受皿付き支持部材2を閉鎖すると、図1
0及び図11に示すように、第1の突起部81aと当接
して係合移動することによって第2の突起部92aが前
記付勢に抗して前記遮断方向と反対方向(下方)に軸部
93に沿って移動させられることによって払出し受口2
2bの遮断状態を解除するようになる(図13(b)参
照)。
【0062】なお、第1の突起部81a及び第2の突起
部92aは、図13に示すように、クサビ形状に形成さ
れ、第1の突起部81aのクサビ形状の斜面部に沿って
第2の突起部92aの斜面部を摺動させて、第2の突起
部92aを第1の弾性部材94による付勢に抗して下方
に移動させる構成であるが、第1の突起部及び第2の突
起部は、円筒状のローラが互いに回転自在なローラ形状
(181a,192a)であっても良い。
【0063】すなわち、第1の突起部及び第2の突起部
をローラ形状にした場合、図14(a)に示すように、
第1の突起部181a及び第2の突起部192aがロー
ラ形状に形成されている。そして、球受皿付き支持部材
2を表枠4に対して閉鎖すると、図14(b)に示すよ
うに、第1の突起部181aのローラと第2の突起部1
92aのローラが当接して形動移動すると共に、第1の
突起部181aのローラに沿って第2の突起部192a
のローラが回転しながら、第2の突起部192aを第1
の弾性部材94による付勢に抗して第1の突起部181
aのローラの下方に移動する。
【0064】この第2遮蔽機構90の構成によれば、球
受皿付き支持部材2の開閉動作に連動して払出しロ22
a及び/又は受けロ22bの遮断若しくは遮断解除がで
きるので、メンテナンスなどの操作時に容易な作業がで
きるようになる。
【0065】[別の実施の形態]前述の実施の形態で
は、表枠4に対する表部材Zの開閉時に本体側突起部と
球受皿側突起部とを機械的に係合離反させることで遊技
媒体通路口における遊技機用シャッター装置としたが、
別の実施の形態として電気的な作用による遊技媒体通路
口における遊技機用シャッター装置とすることも本発明
に含まれる。すなわち、表部材(球受皿付き支持部材
2)の開閉を検出する検出装置を球受皿付き支持部材2
および/または表枠4側に設ける。そして例えば、検出
装置による検出手段として球受皿付き支持部材2の閉鎖
時にON状態となり、開放時にOFF状態となるスイッ
チを用いる。また、図15(a)(b)に示すように、
前記検出装置の制御信号により遮蔽部材201を進退自
在となると共に遮蔽部材201と連結する進退駆動装置
202とを本体側払出し口22a及び/又は球受皿側払
出し受口22bに備える。なお、進退駆動機構202の
例として、非励磁時に退行し、励磁時に伸長するソレノ
イドがあげられる。そして、検出手段(スイッチ)及び
進退駆動装置(ソレノイド)202は検出装置の制御部
が行う。
【0066】次に、この別の実施の形態の動作を図16
のフローチャートに基づき説明する。検出装置の制御部
は、表部材Zにあたる扉の扉センサーにおける検出手段
(スイッチ)のON・OFF状態を監視しており(ステ
ップ101)、検出手段(スイッチ)のON・OFF状
態に基づき球受皿付き支持部材2の開閉状態を判断する
(ステップ102)。球受皿付き支持部材2が開かれた
場合、即ち検出手段(スイッチ)がOFF状態の場合
(ステップ102:YES)、制御部は進退駆動装置
(ソレノイド)202を励磁状態として(ステップ10
3)、伸長動作を行い連結する遮蔽部材201を用いて
遊技媒体通路における開口を一部遮断する(ステップ1
04)。
【0067】一方、球受皿付き支持部材2が閉鎖された
場合、即ち検出手段(スイッチ)がON状態の場合(ス
テップ102:NO)、前記制御部は進退駆動装置(ソ
レノイド)202を非励磁状態として(ステップ10
5)、退行動作を行い連結する遮蔽部材201を用いて
遊技媒体通路における開口の遮断状態を解除する(ステ
ップ106)。なお、ステップ104の処理またはステ
ップ106の処理終了後はステップ101の処理へ戻
る。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、前記表部材の開閉動作
に連動して前記遊技媒体通路の内部、又は前記受皿内に
ある遊技媒体の外部への落下の防止及ぴ当該防止状態の
解除をする遮蔽機構を設けたことで、遊技継続中に一時
中断して前記表部材を開放しなければならない不具合が
生じても、前記遊技媒体の落下を防止させているため一
々前記遊技媒体通路の内部又は前記受皿内の遊技媒体を
所定の貯留箱等に移す作業を行う必要をなくすことがで
きる。結果として、前記表部材の開放時に遊技者が席を
外すことが少なくなって、遊技者が遊技途中で遊技機を
代えることによる遊技者不利益を与えることはなくな
り、ホール(営業店)側としても遊技機の稼働率の低下
を防げる。更に、前記表部材を閉鎖する時に前記遊技媒
体の落下の防止状態を解除させるようにしているため、
メンテナンスの容易性や迅速性も図ることができるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における遊技機の斜視図
である。
【図2】本発明の一実施の形態における遊技機の正面図
であり、上側表部材を開いた状態を示す。
【図3】本発明の一実施の形態における遊技機の正面図
であり、下側表部材を開いた状態を示す。
【図4】本発明の一実施の形態における遊技機の斜視図
であり、表部材を開いた状態を示す。
【図5】遊技機の遊技球貯留タンクおよび第1遮蔽機構
の組み立て説明図である。
【図6】遊技機の第1遮蔽機構の詳細図であり、払出し
口の開口状態を示す。
【図7】遊技機の第1遮蔽機構の詳細図であり、払出し
口を閉鎖すると共に球切り動作を行った状態を示す。
【図8】遊技機の第1遮蔽機構の詳細図であり、払出し
口の一部閉鎖状態を示す。
【図9】遊技機の第2遮蔽機構の詳細図であり、払出し
受口の一部閉鎖状態を示す。
【図10】遊技機の第2遮蔽機構の詳細図であり、払出
し受口の開口状態を示す。
【図11】第1遮蔽機構と第2遮蔽機構の詳細図であ
り、第1遮蔽機構の突起部と第2遮蔽機構の突起部が係
合し、本体側払出し口及び払出し受口が開口状態の場合
を示す。
【図12】第1遮蔽機構と第2遮蔽機構の詳細図であ
り、第1遮蔽機構の突起部と第2遮蔽機構の突起部が離
反し、本体側払出し口及び払出し受口が一部閉鎖状態の
場合を示す。
【図13】第1遮蔽機構の突起部と第2遮蔽機構の突起
部が係合あるいは離反した場合の概念図であり、突起部
がクサビ形状の場合を示す。
【図14】第1遮蔽機構の突起部と第2遮蔽機構の突起
部が係合あるいは離反した場合の概念図であり、突起部
がローラの場合を示す。
【図15】本発明の別の実施の形態に係る遊技媒体通路
口における遊技機用シャッター装置の概念図であり、電
気的に処理する場合を示す。
【図16】本発明の別の実施の形態に係る遊技媒体通路
口における遊技機用シャッター装置の処理の流れ図であ
る。
【符号の説明】
I…パチンコ遊技機(遊技機) 2…球受皿 3…外枠 4…表枠 5…窓枠 6…遊技盤 7…発射装置 8…操作ハンドル 9…透視部 10…装飾LED 11…装飾ランプ 12…スピーカー 13…誘導レール 14…障害物 15…入賞口 16…アウト口 17…画像表示装置 18…始動口 19…球受皿貯留部 20…案内流路 21…発射部入口 22a…払出し口 22b…受け口 23…抜き穴 26…球貯留部 29…遊技球排出通路(遊技媒体通路) 33…遊技球貯留タンク 40…上蓋部 42…第2傾斜面 50…貯留部 80…第1遮蔽機構 90…第2遮蔽機構

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技機の本体前面に対し開閉自在な表部材
    と、 前記表部材に設けられた遊技媒体貯留可能な受皿へと排
    出する前記本体前面の内部に設けられた遊技媒体通路
    と、を備えた遊技機において、 前記表部材の開放時における前記遊技媒体通路と前記受
    皿とを連接する開口部からの遊技媒体の外部への流出防
    止、又は前記表部材の閉鎖時における遊技媒体の前記開
    口部からの流入を可能とさせる遮蔽機構を設けたことを
    特徴とする遊技媒体通路口における遊技機用シャッター
    装置。
  2. 【請求項2】前記遊技機の本体内部から前記本体前面の
    所定位置に設けた本体側払出し口を介して遊技媒体を前
    記受皿へと排出する遊技媒体通路と、を備えた遊技機に
    おいて、 前記本体側払出し口に対する前記表部材の開放時におけ
    る遊技媒体の外部への流出防止、又は前記表部材の閉鎖
    時における前記受皿への遊技媒体の流入を可能とさせる
    遮蔽機構を設けたことを特徴とする請求項1に記載の遊
    技媒体通路口における遊技機用シャッター装置。
  3. 【請求項3】前記本体側払出し口に連接する前記表部材
    に設けられた表部材側払出し受口を介して遊技媒体を貯
    留させる前記受皿と、を備えた遊技機において、 前記表部材側払出し受口に対する前記表部材の開放時に
    おける遊技媒体の外部への流出防止、又は前記表部材の
    閉鎖時における前記受皿への遊技媒体の流入を可能とさ
    せる遮蔽機構を設けたことを特徴とする請求項1又は2
    のいずれかに記載の遊技媒体通路口における遊技機用シ
    ャッター装置。
  4. 【請求項4】前記遮蔽機構は、前記表部材の開放時に前
    記本体側払出し口及び/又は前記表部材側払出し受口を
    遮蔽部材によって少なくとも一部遮蔽し、前記表部材を
    閉鎖した時に前記遮蔽部材による遮蔽状態を解除するこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の遊技媒
    体通路口における遊技機用シャッター装置。
  5. 【請求項5】前記表部材は前記本体前面に対し開閉自在
    な上側表部材と下側表部材の2部材からなり、 前記下側表部材は、前記上側表部材を開放しなければ開
    放できず、前記上側表部材は、前記下側表部材を閉鎖し
    なければ閉鎖できない構造となっていることを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれかに記載の遊技媒体通路口にお
    ける遊技機用シャッター装置。
  6. 【請求項6】弾性部材により前記表部材側払出し受口の
    遮蔽方向に付勢した遮蔽部材を前記表部材に設けた前記
    遮蔽機構において、 前記表部材の開放時に前記遮蔽部材が前記弾性部材の付
    勢力により前記表部材側払出し受口を少なくとも一部遮
    蔽し、前記表部材の閉鎖時に前記遮蔽部材に設けられた
    突設部が前記本体前面に設けられている案内用突設部と
    係合して前記弾性部材による付勢力を弱めて前記表部材
    側払出し受口に対する遮蔽状態を解除するように前記遮
    蔽部材を係合移動させ保持させることを特徴とする請求
    項1又は請求項3〜5のいずれかに記載の遊技媒体通路
    口における遊技機用シャッター装置。
  7. 【請求項7】前記本体側払出し口に対し設けた前記遮蔽
    機構は、前記本体前面に対し着脱移動可能となる弾性変
    形可能な可動突設部により係合固着され、前記可動突設
    部を所定方向に弾性変形させると係合固着状態が解除さ
    れて着脱移動可能となり、前記弾性変形を戻すと再び係
    合固着される構造を有することを特徴とする請求項1〜
    2、又は請求項4〜5のいずれかに記載の遊技媒体通路
    口における遊技機用シャッター装置。
  8. 【請求項8】前記本体側払出し口より前記本体前面の内
    部に遊技媒体を一時貯留させることのできる着脱可能な
    前記遊技媒体通路を備えた一時貯留タンクを設けた遊技
    機において、 前記本体側払出し口に対し設けた前記遮蔽機構を所定位
    置に着脱移動させることにより、前記本体前面から前記
    一時貯留タンクを着脱可能とさせるロック機能としてい
    ることを特徴とする請求項1〜2、又は請求項4〜5、
    又は請求項7のいずれかに記載の遊技媒体通路口におけ
    る遊技機用シャッター装置。
  9. 【請求項9】前記本体側払出し口に対し設けた前記遮蔽
    機構は、当該遮蔽機構の外装部材である支持体に対し回
    動自在となるテコ部材を所定位置を中心に回動可能に軸
    支し、前記テコ部材の回動する一方先端側に遮蔽部材を
    軸支すると共に、前記支持体にて一部固定されている第
    1弾性部材と前記テコ部材とを連結させて弾力的に付勢
    し、 且つ、前記表部材の開放時に開放自在とさせるロック機
    構における移動部材と当接する当接部を前記遮蔽部材を
    軸支した前記テコ部材の反対側の他方端を設けて、前記
    移動部材による所定方向の移動によって前記テコ部材の
    当接部も移動し前記他方端より回動し、前記一方先端側
    を軸支した前記遮蔽部材が前記本体側払出し口に対し少
    なくとも一部を遮蔽状態となるようにし、 更に、前記移動部材の移動によって生じるテコ部材の回
    動が所定位置となった時に、前記他方端の方向側近傍に
    設けられた回動制限部材を第2弾性部材による弾力によ
    って突出させ前記テコ部材の回動を所定位置にて係留さ
    せ、前記表部材に設けられた突設部が前記表部材の閉鎖
    時に前記回動制限部材を構成する部材の一部と当接し前
    記第2弾性部材による弾力方向とは反対方向に移動させ
    ることにより係留状態を解除する前記係留装置を設けて
    前記テコ部材による回動を保持自在となるようにし、 前記係留装置によって前記テコ部材こよる係留状態が解
    除されると、前記第1弾性部材の弾力により前記テコ部
    材の一方先端側より軸支された前記遮蔽部材と共に付勢
    方向に回動し、前記本体側払出し口に対する遮蔽状態が
    解除されることを特徴とする請求項1〜2,又は請求項
    4〜5,又は請求項7〜8のいずれかに記載の遊技媒体
    通路口における遊技機用シャッター装置。
  10. 【請求項10】前記テコ部材の回動によって前記遮蔽部
    材が前記本体側払出し口の上端又は上端付近まで移動
    し、次いで前記本体側払出し口に対して一部遮断する状
    態となり前記係留装置における回動制限部材により係留
    されることを特徴とする請求項1〜2,又は請求項4〜
    5,又は請求項7〜9のいずれかに記載の遊技媒体通路
    口における遊技機用シャッター装置。
  11. 【請求項11】前記表部材による前記本体前面に対する
    開閉を検出する検出装置と、 前記検出装置による制御信号による進退自在となる遮蔽
    部材を有する所定駆動装置を備えた遮蔽機構と、を設け
    た遊技機において、 前記表部材の開放時に前記遮蔽部材により前記遊技媒体
    通路と前記受皿とを連接する開口部を少なくとも一部遮
    蔽し、前記表部材の閉鎖時に前記遮蔽部材による遮蔽状
    態を解除する制御信号を前記検出装置による検出時に生
    成し、 前記開口部に対する前記表部材の開放時における遊技媒
    体の外部への流出防止、又は前記表部材の閉鎖時におけ
    る前記受皿への遊技媒体の流入を可能とさせる前記遮蔽
    機構を設けたことを特徴とする請求項1に記載の遊技媒
    体通路口における遊技機用シャッター装置。
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