JP2639848B2 - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2639848B2
JP2639848B2 JP1338944A JP33894489A JP2639848B2 JP 2639848 B2 JP2639848 B2 JP 2639848B2 JP 1338944 A JP1338944 A JP 1338944A JP 33894489 A JP33894489 A JP 33894489A JP 2639848 B2 JP2639848 B2 JP 2639848B2
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    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A63F7/00Indoor games using small moving playing bodies, e.g. balls, discs or blocks
    • A63F7/02Indoor games using small moving playing bodies, e.g. balls, discs or blocks using falling playing bodies or playing bodies running on an inclined surface, e.g. pinball games

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カードに記録された貸球情報に基づいてパ
チンコ球を打球供給皿に自動的に貸出し可能としたパチ
ンコ機に関するものである。
〔従来の技術〕 周知のように、従来のパチンコ機にあっては、前面枠
の前面にそれぞれ上面が開放された上下二段の皿部が設
けられ、上部皿部である打球供給皿に例えばパチンコ機
の台間に設置された球貸機から貸し出したパチンコ球を
投入して遊技盤上に弾発して遊技を行うと共に、入賞球
の発生ごとに景品球払出装置から所定数のパチンコ球を
景品球として打球供給皿へ排出し、該打球供給皿にパチ
ンコ球が満たされるとその余剰球を下部皿部である下部
球受皿に導いて貯留するようにして遊技を行っていた。
一方、例えば特開昭61−238268号公報に開示されるよう
に遊技に使用するパチンコ球をカードによって打球供給
皿に貸し出すようにしたパチンコ機も知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の技術で述べたもののうち前者においては、球貸
機から借り出したパチンコ球を打球供給皿に移す必要が
あるため非常に面倒で遊技者に煩わしさを与えていた。
また最近では少い金属で効率よく「大当り」と称される
特賞遊技状態を得るために例えば100円単位で何回も球
貸機からパチンコ球を貸り出す遊技者が多く見受けら
れ、一層遊技者に不便を強いる結果となっていた。
一方、後者においては前者のような一般的なパチンコ
機の有する問題点をクリアできる反面、カードによって
パチンコ遊技の全てを電子的に制御するものであるか
ら、遊技者が自分の獲得球数を把握するのが困難で遊技
の興趣に欠けるという問題点があった。また、高機能の
カードを使用しなければならない上、高度なコンピュー
タシステムの導入など膨大な設備投資が必要とされて実
際に実用に供するには多くの問題点がある。
そこで、このような問題点を解決するパチンコ台とし
て例えば実開平1−175880号公報記載のものが知られて
いる。しかし、この従来技術のものは遊技者が自分で獲
得球数をある程度把握することができるものの、その獲
得球を球箱等に収容して手元に置いたり、その獲得球を
持って台を移動したりすることができないため、十分な
満足感が得られないという問題点がある。
本発明は、従来技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、高価
なカードシステムを使用しないで簡単にパチンコ球を打
球供給皿に自動的に貸し出すことができるようにして遊
技者に便宜を図ると共に、通常のパチンコ機と同じよう
に獲得したパチンコ球を球箱等に収容して手元に置いた
り、自由に持ち運べるようにして遊技の楽しさや満足感
を失わせないようにすることができるようなパチンコ機
を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、前面枠の前面
に上下二段の皿部を設け、該皿部はそれぞれ上面が開放
された打球供給皿と下部球受皿とからなり、打球供給皿
のパチンコ球を遊技盤上に弾発して遊技を行うと共に、
入賞球の発生ごとに景品球払出装置から所定数のパチン
コ球を景品球として打球供給皿へ排出し、該打球供給皿
にパチンコ球が満たされるとその余剰球を下部球受皿に
導いて貯留するようにしたパチンコ機において、電気的
駆動源の作動によって所定数のパチンコ球を貸球として
打球供給皿に排出する球貸手段と、前記打球供給皿のパ
チンコ球があらかじめ設定された残量球数以下になった
ことを検出する検出スイッチと、パチンコ機と一体的に
設けられ、金額又は貸球数等の貸球情報が記録されたカ
ードの挿入口,該挿入口に差し込まれたカードの貸球情
報を読取って記憶し、その記憶された貸球情報に基づい
て検出スイッチからの信号により自動的に球貸手段から
所定数のパチンコ球を貸球として打球供給皿に排出する
と共に、その排出された貸球数をカードの貸球情報から
引き落とす自動球貸手段を有するカード処理部と、前記
皿部に設けられ、前記カードを挿入口から返却する押ボ
タンスイッチとを備えてなるものである。
〔作用〕
貸球情報が記録されたカードをパチンコ機と一体的に
設けられたカード処理部のカードの挿入内に挿入する
と、その貸球情報が情報記憶手段に記憶される。一方、
打球供給皿のパチンコ球があらかじめ設定された残量球
数以下であると判断されると、検出スイッチからの信号
により球貸手段が作動して所定数の貸球を自動的に打球
供給皿に排出し、同時にその排出された貸球数を情報記
憶手段から引き落とす。またカードに記憶された貸球情
報が零にならない状態で遊技を中止する場合には、打球
供給皿のパチンコ球があらかじめ設定された残量球数に
至る前に皿部に設けられたカード取出し用の押ボタンス
ッチを操作する。これによって、カードが遊技者に返却
されると共に、打球供給皿のパチンコ球が無くなっても
貸球動作が行われることがないので、一般的なパチンコ
機と同じように打球供給皿のパチンコ球を全て遊技盤上
に打ち込むか或いは抜取る等して自由に遊技を止めるこ
とができる。
〔実施例〕
以下本発明の一実施の形態を図面を参照して説明す
る。第1図は本発明のパチンコ機の斜視図、第2図はそ
の裏面図である。パチンコ機1は、機枠10の前面に前面
枠11を開閉自在に装着している。前面枠11の前面にはガ
ラス扉枠12及び前面板13が開閉自在に装着されている。
また前記前面枠11の裏面には取付枠を介して遊技盤14が
着脱自在に装着される。遊技盤14の裏面には、発射位置
を有するガイドレール15が設けられ、そのガイドレール
15で囲まれる遊技部には複数の入賞口16,変動入賞装置1
7等が設けられる。また下部にはアウトロ18が設けられ
ている。
前記前面板13の前面には、投入されたパチンコ球をガ
イドレール15の発射位置へ一個づつ導くための上部皿部
である上面開放の打球供給皿19と、該打球供給皿19にパ
チンコ球が満たされるとその余剰景品球を貯留する下部
皿部である上面開放の下部球受皿21が上下二段に設けら
れている。また前面枠11の下部には発射位置のパチンコ
球を遊技部へ打ち出すための操作ハンドル20が設けられ
ている。
第2図に示すように前記遊技盤14の裏面には機構板22
が回動自在に装着されている。この機構板22は、遊技盤
14の裏面に相対する板状部22aを有し、その板状部22aと
遊技盤14の裏面との間に入賞球集合空間が形成され、さ
らにその下方部に樋状の入賞球集合通路23を形成してい
る。また機構板22の裏面上部には景品球タンク24が固着
される。景品球タンク24の下方には景品球を整列して景
品球排出装置25へ導くための樋レール26が形成される。
景品球排出装置25の下方には、景品球排出装置25から放
出された景品球をパチンコ機前面の打球供給皿19へ導く
ための景品球排出樋17が形成される。前記入賞球集合通
路23の出口には、第4図に示すように入賞球を一列で導
き出す入賞球導出路28が形成され、その流下端に球受棚
29が設けられている。球受棚29の右側部は開口されて入
賞球の排出部30とされており、その排出部30の下方に入
賞球を機外へ排出する入賞球排出路31が形成されてい
る。また球受棚29に関連づけて入賞球排出処理装置32が
設けられている。
前記景品球排出装置25は、第3図に示すように所定数
の景品球が二列で縦に収容される固定ケース部25aと、
該固定ケース部25aのそれぞれ上下端に臨む上方弁25b及
び下方弁25cと、上下に摺動可能に設けられる放出作動
体25と、一端が放出作動体25dの係合凹部25d−1に臨む
横向きな作動杆25eとで大略構成される。
前記入賞球排出処理装置32は、第4図に示すようにモ
ータ32aと、該モータ32aの出力軸に固定されたカム32b
と、下端が軸33により揺動自在に軸支された球送り部材
32cと、前記排出部30の側方に位置して球送り部材32cと
対向状に設けられる揺動部材32d及びロック部材32eとに
より大略構成される。前記球送り部材32cは、上端にカ
ム32bの羽根32b−1と係脱するローラー32c−1を設け
た横向き腕32c−2を一体に有し、引張ばね34によって
常時ローラー32c−1とカム32bの羽根32b−1とが接触
状態に保たれている。また、揺動部材32dは、上端近く
が軸35で揺動自在に軸支され、その軸35より下方に垂下
して排出部30に臨む球接触部32d−1と横方向へ突出す
る腕部32d−2を有し、その腕部32d−2と景品球排出装
置25の作動杆25eとが縦ロッド36によって連結されてい
る。前記ロック部材32eは、一側端が軸37で軸支され揺
動部材32dの上端に係合してその揺動を拘束する係合段
部32e−1が形成された上部腕32e−2と、排出部30から
球受棚29の上方に臨む下部腕32e−3とを有する。
これまでに述べたパチンコ機は一般的なもので公知で
あり、その動作は次の通りである。すなわち、遊技者は
打球供給皿19にパチンコ球を投入して操作ハンドル20を
操作し、発射位置に供給されるパチンコ球を一個づづ遊
技盤14の遊技部に発射する。そして、入賞口16,変動入
賞装置17のいづれかに入賞すると、該入賞球は遊技盤14
裏面の入賞球集合通路23に集められる。入賞球集合通路
23に集められた入賞球は、出口から入賞球導出路28を流
下して第5図実線のように球受棚29の上面に受けられ
る。一方、モーター32aの駆動によりカム23bが第5図に
示す矢印方向へ回転し、これらの羽根32b−1が球送り
部材のローラー23c−1に係合して該球送り部材32cを引
張ばね34の付勢に抗して第5図鎖線のように揺動する。
これによって、球送り部材32cの横向腕32c−2が入賞球
導出路28に突入して球受棚29の上面で待機する入賞球を
排出部30へ押出す。排出部30へ押出された入賞球は、第
5図鎖線のようにロック部材32eの下部腕32e−3に接触
してこれを揺動して段部32e−1による揺動部材32dの拘
束を解除すると同時に揺動部材32dの球接触部32d−1に
接触して該揺動部材32dを第5図鎖線のように揺動させ
つつ入賞球排出路31に落下する。そして、揺動部材32d
の揺動によって景品球排出装置25の作動杆25eが縦ロッ
ド36を介して第5図鎖線のように上向回動され、これに
よって、放出作動体25dを上方へ移動させると共に、上
方弁25d及び下方弁25cを交互に開閉させて固定ケース部
25a内の景品球を景品球排出樋27へ排出する。一方、景
品球排出樋27へ排出された景品球は打球供給皿19へ導か
れ、さらに打球供給皿19に景品球が満たされるとその余
剰景品球が下部球受皿21に導かれて貯留される。
しかして、本発明によれば、各パチンコ機の一台毎に
それぞれ球貸手段38と後述する検出スイッチ42およびカ
ード処理部がそれぞれ設けられる。この球貸手段38は第
6図及び第7図に示すようにパチンコ球が一列で並ぶ供
給通路38aと、該供給通路38aの途中に臨む定数切歯車38
bと、この定数切歯車38bの回転を制御するソレノイド等
の電気的駆動部38cとで構成される。そして、第7図に
示すように供給通路38aの上端をパイプ41a介してパチン
コ機1の上方の補給樋39に取付けた球取出し用のシュー
ト40の流下端に接続し、該供給通路38aの下端はパイプ4
1bを介して景品球排出樋27に連通させている。
一方、前記打球供給皿19には第8図に示すように残量
球数を検出するための検出スイッチ42が設けられる。こ
の検出スイッチ42は例えば投光器と受光器を同一ケース
内に内蔵した直接反射形の光電スイッチであり、打球供
給皿19のパチンコ球が一列で並ぶ流路部分19aに設けら
れる。そして、流路部分19aにパチンコ球があるときに
は投光器から放射された光がパチンコ球に反射してその
反射光が受光器に入射され、流路部分19aにパチンコ球
が無くなると投光器から放射された光が受光器に入射し
なくなってON動作するように設定される。この、検出ス
イッチ42は打球供給皿19の残量球数が例えば10個程度に
なつたときON動作するようにその位置が選ばれる。な
お、検出スイッチ42は高周波発振を利用したものでもよ
い。
前記カード処理部は、カードの挿入口43と、押ボタン
スイッチ44の操作によりモーター等の電気的駆動部(図
示せず)を駆動してカードを挿入口43から送り出すカー
ド返却機構45と、カードの貸球情報を読取って記憶する
情報記憶手段46と、打球供給皿19のパチンコ球があらか
じめ設定された残量球数以下になったとき、貸出し信号
を出力する貸出し指令手段47と、前記貸球手段38から排
出された貸球数を前記情報記憶手段46の記憶内容から引
き落とす引落し手段48等の制御回路を含むマイクロコン
ピュータ49とから構成されている。前記カードの挿入口
43と押ボタンスイッチ44は、下部球受皿21にそれぞれ設
けられている。
そして、マイクロコンピュータ49には第9図のブロッ
ク図に示すように検出スイッチ42がONするごとに発生す
る残量球数検出信号が与えられる。また押ボタンスイッ
チ44が押されてONしたことに応答してカード返却指令信
号が与えられる。一方、マイクロコンピュータ49からは
球貸手段38の電気的駆動部38cを駆動させるための駆動
信号と、カード返却機構45を駆動させるための駆動信号
が発せられる。カード処理部は、上述例のごとくパチン
コ機と一体的である。
次に本発明の実施の形態のパチンコ機の動作を説明す
る。本実施の形態のパチンコ機は一般的なパチンコ機と
同じようにカードを使用しなくても遊技できる。この場
合の動作説明は既に述べたので、以下カードで使用して
遊技を行う場合について説明する。すなわち遊技者は金
額又は貸球数等の貸球情報が記録されたカードを挿入口
43に挿入する。そうすると、その貸球情報が情報記憶手
段46に読取られて記憶される。一方、カードを挿入口43
に挿入したときは打球供給皿19にパチンコ球がないため
検出スイッチ42がONとなる。これによって、マイクロコ
ンピュータ49に貸出し信号が与えられ、該マイクロコン
ピュータ49は貸出し指令手段47を介して球貸手段38の電
気的駆動部38cを駆動させて一定数(例えば25個)のパ
チンコ球を貸球として打球供給皿19に排出する。なお、
貸出し信号による球貸排出数は、セレクトスイッチ等で
自由に設定できるようにしてもよい。この球貸手段38に
よる球貸動作が一回行われると引落し手段48を介して情
報記憶手段46の記憶値から貸球排出数を引き落とす減算
処理を行う。
そして、この状態で遊技が続けられ、打球供給皿19の
パチンコ球が減少して検出スイッチ42がONするとカード
に貸球情報が有る限り再び前述の動作を繰り返して一定
数のパチンコ球を打球供給皿19に排出する。一方、カー
ドに貸球情報が有る状態で遊技を中止する場合は、押ボ
タンスイッチ44を押す。そうすると、カード送り出し指
令信号がマイクロコンピュータ49に与えられ、該マイク
ロコンピュータ49はカード返却機構45を駆動してカード
を挿入口43から送り出す。そして遊技者はカードを受取
ると共に打球供給皿19のパチンコ球を全て弾発するか或
いは抜取って遊技を終了する。なお、検出スイッチ42の
他にボタンスイッチを設けて残量球数と無関係に貸球を
放出するようにすれば遊技者にとって好都合となる。
第10図乃至第12図は本発明のパチンコ機の第二実施例
を示すものである。しかして、第10図はパチンコ機の裏
面図であり、前記第2図と異なるところは、景品球排出
装置25として電気的景品球排出装置251を設け、該電気
的景品球排出装置251を球貸手段38として利用すること
と、入賞球排出装置32として入賞球検出装置321が設け
られている点である。なお、第10図に示されるその他の
構成要素は、第2図とすべて同じてあるため同一符号を
付してある。
前記電気的景品球排出装置251は、第11図及び第12図
に示すように樋レール26に連通する景品球通路257,257
と、モーター252と、該モーター252によって回転するウ
オーム253と、該ウオーム253に噛合するウオーム歯車25
4と、該ウオーム歯車254の軸255の両端に固定された歯
車状の球切円盤256,256とにより構成される。前記球切
円盤256,256は外周に景品球通路257,257にそれぞれ臨ん
で景品球を一個づつ嵌入し得る凹部256aが等間隔に形成
される。そして、モーター252の回転によりウオーム253
と,ウオーム歯車254を介して球切円盤256,256が回転さ
れ、景品球通路257,257の景品球が景品球排出樋27に放
出されるものである。なお、前記球切円盤256,256は互
いに回転方向に相対的にずらして軸255に固定されてお
り、これによって景品球通路257,257の景品球を一個単
位で放出することが可能なように構成されている。
前記入賞球検出装置321は、第12図に示すように球を
嵌入し得る凹部322を外周に形成した円盤323を囲んで円
状ケース324を設け、その上方に入賞球集合通路23を接
続し、その下部に入賞球排出通路31を接続している。ま
た円盤323の外周に入賞球検出スイッチ325のアクチュエ
ータ326を臨ませている。そして、モーター327により円
盤323を矢印方向に回転させることにより入賞球集合通
路23に集められた入賞球を一個づつ凹部322に嵌入して
入賞球排出通路31へ排出処理するものである。上記構成
よりなる入賞球検出装置321は、円盤323の凹部322内入
賞球が存在しないときには入賞球検出スイッチ325のア
クチュエータ327が押されないため、該入賞球検出スイ
ッチ325は作動しないが凹部322内に入賞球が存在すると
その入賞球がアクチュエータ326を押すため入賞球検出
スイッチ325が作動され入賞球検出信号を発信する。
なお、入賞球検出装置321として、上記のような構成
を採用することは、停電時に入賞球集合通路23に集めら
れている入賞球がモーター327の停止によってそのまゝ
証拠球として残されるため非常に好適となる。ただし、
停電を想定しなければ例えば入賞球の通過によって作動
するような入賞球検出器であってもよい。また、例えば
フィーバー形式のパチンコ機のように短時間で大量の入
賞球が入賞集合通路23に集められるような場合には、モ
ーター327の回転を速くしてやることにより入賞球の排
出処理が迅速に行われて入賞球集合通路23で発生し易い
球噛み現象を未然に防止することができる。なお、同様
のことは第一実施の形態についても言える。
そして、第一実施の形態のマイクロコンピュータ49と
電気的景品排出装置251とを電気的に接続し、検出スイ
ッチ42の貸出し信号により電気的景品球排出装置251の
モーター252を駆動制御して一定数の貸球を打球供給皿1
9に排出するように構成する。これによって、第一実施
の形態のように球貸手段38を別に設ける必要がなくなっ
てコストの低減を図ることができる。
〔発明の効果〕
本発明は、以上説明したように構成されているので、
以下に記載されるような効果を4奏する。
金額又は貸球数等の貸球情報が記録されたカードをカ
ード挿入口に挿入することによって一定数の貸球が自動
的に打球供給皿に排出されるものであるから、従来のよ
うに台間球貸機から貸り出したパチンコ球を打球供給皿
に移し換えるという手間を省くことができると共に、打
球供給皿のパチンコ球があらかじめ設定された残量球数
以下になると自動的に一定数ずつのパチンコ球が打球供
給皿に排出されるものであるから、遊技者は少ない金額
づつのパチンコ球を全く手を煩わせることなく貸り出す
ことができるので、非常に効率よくかつ楽に遊技を行う
ことができる。
また、カードを使用しないで一般的なパチンコ機と同
じように遊技者の手持球を打球供給皿に投入して遊技を
行うことができるから、獲得した景品球を球箱等に収容
して手元に置きながら遊技を行うことができ、パチンコ
機本来の楽しみを十分に味わいながら遊技を行うことが
できる上、例えばカードを全部使い切ったときでも打球
供給皿にパチンコ球が残っていれば台を移動して遊技を
続けることができるので、遊技者にとっては非常に好都
合となる。
さらに、使用するカードは、貸球の排出動作が行われ
るごとに例えばマーキングを施こす等して再使用できな
いようにすればよく、従って安く作ることができる。
【図面の簡単な説明】
第I図ないし第9図は本発明の第一実施例を示すもの
で、第I図はパチンコ機の斜視図、第2図は裏面図、第
3図は景品球ケース部分の斜視図、第4図は入賞球排出
処理装置部分の斜視図、第5図は景品球の排出排出動作
を説明する作用図、第6図は球貸手段の装着状態を示す
正面図、第7図は球貸手段の正面図、第8図は打球供給
皿部分の要部断面図、第9図はブロック図である。 第10図ないし第12図は本発明の第二実施例を示すもの
で、第10図はパチンコ機の裏面図、第12図はパチンコ機
の裏面要部を断面にして示す概略図である。 1……パチンコ機、11……前面枠、14……遊技盤、19…
…打球供給皿、25……景品球ケース、38……球貸手段、
42……検出スイッチ、43……カードの挿入口、44……押
ボタンスイッチ、46……情報記憶手段、47……貸出し指
令手段、48……引落と手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面枠の前面に上下二段の皿部を設け、該
    皿部はそれぞれ上面が開放された打球供給皿と下部球受
    皿とからなり、打球供給皿のパチンコ球を遊技盤上に弾
    発して遊技を行うと共に、入賞球の発生ごとに景品球払
    出装置から所定数のパチンコ球景品球として打球供給皿
    へ排出し、該打球供給皿にパチンコ球が満たされるとそ
    の余剰球を下部球受皿に導いて貯留するようにしたパチ
    ンコ機において、 電気的駆動源の作動によって所定数のパチンコ球を貸球
    として打球供給皿に排出する球貸手段と、 前記打球供給皿のパチンコ球があらかじめ設定された残
    量球数以下になったことを検出する検出スイッチと、 パチンコ機と一体的に設けられ、金額又は貸球数等の貸
    球情報が記録されたカードの挿入口,該挿入口に差し込
    まれたカードの貸球情報を読取って記憶し、その記憶さ
    れた貸球情報に基づいて検出スイッチからの信号により
    自動的に球貸手段から所定数のパチンコ球を貸球として
    打球供給皿に排出すると共に、その排出された貸球数を
    カードの貸球情報から引き落とす自動球貸手段を有する
    カード処理部と、 前記皿部に設けられ、前記カードを挿入口から返却する
    押ボタンスイッチとを備えていることを特徴とするパチ
    ンコ機。
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