JP2843939B2 - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2843939B2
JP2843939B2 JP20859889A JP20859889A JP2843939B2 JP 2843939 B2 JP2843939 B2 JP 2843939B2 JP 20859889 A JP20859889 A JP 20859889A JP 20859889 A JP20859889 A JP 20859889A JP 2843939 B2 JP2843939 B2 JP 2843939B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、機前に設けられた打球供給皿の球を弾発し
て遊技するパチンコ機に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、パチンコ機としては、周知のように機前の打球
供給皿に投入された球を遊技盤上に弾発して遊技を行う
一般的なものや、遊技球数データ等の各種信号要素を記
録したカードを元にパチンコ機内に封入した循環球を弾
発して遊技を行う所謂カード式のものが知られている。
(例えば特公昭62−27829号公報参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、前者の一般的なパインコ機は、遊技盤上に
打込まれた球が入賞領域に入ると景品球放出装置により
所定個数の景品球が景品球排出通路を介して機前の打球
供給皿に送りだされる。そして、その景品球が打球供給
皿及びこれに連通する余剰景品球受皿、景品球排出通路
に充満すると、遊技者はパチンコ遊技店に用意されてい
る球箱にその充満した景品球を抜き取って手許に起きな
がら遊技を続けるものである。このため、パチンコ遊技
店においては、各パチンコ機設置島の補給系路に上記の
ような遊技者が手許に置く余分な遊び球を見込んだ大量
の球を常備する必要があって非常に不経済である。
また遊技者が遊技を終了するときには遊技者が獲得し
た景品球を球箱に収容して景品交換所まで運び、景品交
換所において店員が景品球数を計算して景品と交換して
いる。このため、景品球を入れた重い球箱を手で持って
景品交換所まで運ばなければならないため、特に女性の
遊技者にとってはかなり負担を強いられることになる
上、パチンコ機設置島間の狭い通路を通る途中で遊技者
どうしがぶつかり合って球箱を落としたりするなど不測
の事故が起こり易いという心配がある。また景品交換所
が混雑していると計算違いが起こり易く、これが原因と
なってトラブルが発生しかねないという問題点も有る。
さらに、また最近のパチンコ機は、打球を受け入れな
い閉成状態と打球を受け入れ易い開成状態とに変換可能
な変動入賞装置と、電気的に表示状態を変化可能な可変
表示器とを遊技盤上に設け、その可変表示器の図柄の組
合せによって変動入賞装置を時間や回数で規制された特
有の態様で開成させるようにして短時間で大量の景品球
が獲得できるような所謂フイーバータイプと称されるも
のが遊技者の人気を得ている。しかしながら、上記のよ
うなパチンコ機では、フイーバー状態になると景品球の
補給が間に合わなくなったり、入賞球が入賞集合部でダ
ンゴ状に固まるようなことがあって景品球の放出動作が
行われなくなる等の問題点があった。
一方、後者のカード式パチンコ機は、前者のような一
般的なパチンコ機の有する種々問題点をほぼクリアでき
る反面、カード発行機やカードリーダーさらには高度な
コンピュータシステムの導入など膨大な設備投資が必要
とされる。また遊技に使用される球は遊技盤上を転動す
る封入循環球だけであり、遊技者が手で触れることがで
きる球が全く存在しないため、実際にパチンコ遊技を行
なっているという実感に掛ける等実用化には多くの困難
がある。
それゆえに、本発明は、一般的なパチンコ機と同じよ
うに打球供給皿に投入された球によって遊技を行なうよ
うにして遊技者の違和感を和らげることができ、遊技中
においては打球供給皿及びこれに連通する景品球排出通
路に景品球が充満すると、実際に景品球を放出すること
なくコンピユータに記憶させ、かつ遊技を終了するとき
には遊技者の所有する全景品球数を記録したレシートを
発行するようにして、パチンコ遊技店の運営を著しく簡
略化できるような全く新規なパチンコ機を提供すること
を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、入賞領域を形
成した遊技盤と、打球発射位置に打球を供給する打球供
給皿と、打球発射位置から遊技盤に打ち込まれた打球が
入賞領域に入賞することにより所定数の景品球を放出す
る景品球放出装置と、景品球放出装置から放出された景
品球を打球供給皿へ導く景品球排出通路とを備えてなる
パチンコ機において、 前記入賞球領域に入った入賞球を検出する入賞球検出
手段、前記景品球放出装置から景品球が放出されたこと
を検出する景品球放出動作検出手段、前記景品球排出通
路に所定数の景品球が充満したことを検出する景品球量
検出手段、前記入賞球検出手段出力に応じて景品球放出
装置から所定数の景品球を景品球排出通路に放出し、か
つ前記景品球量検出手段出力に応じて景品球放出装置の
景品球放出動作を停止すると共に、その景品球検出手段
出力がなくなると景品球放出装置の景品球放出動作の停
止を解除するように制御する景品球放出動作制御手段
と、 前記景品球量検出手段出力中に前記入賞球検出手段出
力があったとき、その入賞球検出手段出力を「+」の入
力とし、かつ前記景品球量検出手段出力がなくなり景品
球放出装置から景品球が放出されたとき、その景品球放
出動作検出手段出力を「−」の入力として加減演算し記
憶するカウント記憶手段、前記カウント記憶手段の値を
表示する表示手段、精算スイツチ手段、前記精算スイツ
チ手段出力により打球供給皿の手持球を回収して計数す
る手持球回収手段、前記手持球回収手段により回収され
た手持球の数と前記カウント記憶手段の値とを演算して
景品球数を算出する演算手段及び前記演算手段の値を記
録したレシートを送り出すプリンター手段を備えてなる
ものである。
〔作用〕
上記のように構成された本発明のパチンコ機は、一般
的なパチンコ機と同じように遊技者が打球供給皿に投入
した球を遊技盤上に打込んで遊技を行うもので、遊技盤
上に打込まれた球が入賞領域に入ると入賞球検出手段の
出力により景品球放出装置から所定個数の景品球が景品
球放出通路を介して打球供給皿へ放出される。そして、
景品球放出装置から放出された景品球が打球供給皿及び
景品球排出通路に充満すると景品球量検出手段の出力が
景品球放出動作制御手段に与えられて景品球放出装置の
景品球放出動作を停止する。
この状態で、遊技盤上に打込まれた球が入賞領域に入
ると入賞球検出手段の出力がカウント記憶手段に「+」
の入力として記憶され、入賞領域に球が入るごとに加算
されてその値が表示手段に表示される。一方、景品球排
出通路に充満する景品球が減少して景品球量検出手段の
出力がなくなると景品球放出装置の景品球放出動作の停
止が解除され、カウント記憶手段の記憶データーにより
再び景品球放出装置の景品球放出動作が行われ、その放
出された景品球が景品球排出通路に放出される。そし
て、景品球放出動作検出手段の出力がカウント記憶手段
に「−」の入力として与えられ、そのカウント記憶手段
に記憶された記憶値から1を減じてその値が表示手段に
表示される。
また遊技者が遊技を終了するときには、精算スイツチ
手段を操作する。この精算スイツチ手段の操作による出
力により手持球回収手段が作動して打球供給皿の手持球
をパチンコ機の後方の回収経路に回収し、演算手段によ
りその回収した手持球と前記カウント記憶手段に記憶さ
れた値とを演算して景品球数を算出する。そして、プリ
ンター手段により演算手段で演算された値をレシートに
記録して遊技者に送り出す。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例のパチンコ機の斜視図、第2
図はその要部の斜視図、第3図はその裏面図である。パ
チンコ機1は、機枠10の前面に前面枠11を開閉自在に装
着している。前面枠11の前面にはガラス扉枠12及び前面
板13が開閉自在に装着されている。前記前面枠11の裏面
には取付枠を介して遊技盤14が着脱自在に装着される。
遊技盤14の表面には、発射位置を有するガイドレール15
が設けられ、そのガイドレール15で囲まれる遊技部に入
賞領域を構成する複数の入賞口16、変動入賞装置17等が
設けられている。また下部にはアウト口18が設けられ
る。
前記前面板13の前面には、投入された球をガイドレー
ル15の発射位置へ一個づつ導くための打球供給皿19が取
付けられている。また前面枠11の下部には発射位置の球
を遊技部へ打ち出すための操作ハンドル20とガイドレー
ル15の途中に形成されたフアール球通路21と連通するフ
アール球受皿22が取付けられている。
第3図に示すように前記遊技盤14の裏面には、機構板
23が回動自在に装着されている。この機構板23の遊技盤
14裏面と相対する前面側には入賞球集合空間が形成さ
れ、その下方部に樋状の入賞球集合通路24を形成してい
る。また機構板23の裏面上部には景品球タンク25が固着
されている。景品球タンク25の下方には、景品球を二列
に整列して景品球放出装置26へ導くための景品球誘導樋
27が形成される。景品球放出装置26の下方には、景品球
放出装置26から放出された景品球を前記打球供給皿19へ
導くための景品球排出通路28が形成される。
前記景品球放出装置26は、第4図及び第6図に示すよ
うに景品球誘導樋27に連通する景品球通路261,261と、
モーター262と、該モーター262によって回転するウオー
ム263と、該ウオーム263に噛合するウオーム歯車264
と、該ウオーム歯車264の軸265の両端に固定された歯車
状の球切円盤266,266とにより構成される。前記球切円
盤266,266は外周に景品球通路261,261にそれぞれ臨んで
景品球を一個づつ嵌入し得る凹部266aが等間隔に形成さ
れる。そして、モーター262の回転によりウオーム263、
ウオーム歯車264を介して球切円盤266,266が回転され、
景品球通路261,261の景品球が一個単位で景品球排出通
路28に放出されるものである。
前記入賞球集合通路24の終端部分には入賞球検出手段
29が設けられる。この入賞球検出手段29は、第4図に示
すように球を嵌入し得る凹部291を外周に形成した円盤2
92を囲んで円状ケース293を設け、その上方に入賞球集
合通路24を接続し、その下部に入賞球排出通路30を接続
している。また円盤292の外周に入賞球検出スイツチ294
のアクチユエータ295を臨ませている。そして、モータ
ー296により円盤292を矢印方向に回転させることにより
入賞球集合通路24に集められた入賞球を一個づつ凹部29
1に嵌入して入賞球排出通路30へ排出処理するものであ
る。上記構成よりなる入賞球検出手段29は、円盤292の
凹部291内に入賞球が存在しないときには入賞球検出ス
イツチ294のアクチユエータ295が押されないため、該入
賞球検出スイツチ492は作動しないが凹部291内に入賞球
が存在するとその入賞球がアクチユエータ295を押すた
め入賞球検出スイツチ294が作動され入賞球検出信号を
発信する。
尚、入賞球検出手段29として、上記のような構成を採
用することは、停電時に入賞球集合通路24に集められて
いる入賞球がモーター296の停止によってそのまゝ証拠
球として残されるため非常に好適となる。ただし、停電
を想定しなければ例えば入賞球の通過によって作動する
ような入賞球検出器であってもよい。また例えば、フイ
ーバー形式のパチンコ機のように短時間で大量の入賞球
が入賞球集合通路24に集められるような場合には、モー
ター296の回転を速くしてやることにより入賞球の排出
処理が迅速に行われて入賞球集合通路24で発生し易い球
噛み現象を未然に防止することができる。
前記景品球放出装置26の下方部には、景品球放出動作
検出手段としての検出器31が設けられる。この検出器31
は、景品球通路261,261から所定個数の景品球が放出さ
れたことを検出して景品球放出動作検出信号を発信する
ものである。また前記景品球排出通路28には、景品球量
検出手段32が設けられる。この景品球量検出手段32は、
第4図に示すように下端が軸321により揺動自在に軸着
された検知板322と景品球量検出スイツチ323とにより構
成される。検知板322は、後方へ突出するレバー片324を
一体に備え、通常は第4図実線のように景品球量検出ス
イツチ323のアクチユエータ325に接触して該景品球量検
出スイツチ323に内蔵するばねにより景品球排出通路28
内へ突出した状態に付勢されている。そして、打球供給
皿19及び景品球排出通路28に景品球が充満すると、その
充満した景品球により検知板322が第4図鎖線のように
押されて回動し、レバー片324でアクチユエータ325を押
すため景品球量検出スイツチ323が作動され、景品球量
検出信号を発信する。
また前記打球供給皿19に関連して手持球回収手段33が
設けられる。この手持球回収手段33は、第5図に示すよ
うに打球供給皿19の下流側の底面に形成された球抜取口
34を開閉する摺動板331と、該摺動板331を摺動させるた
めのソレノイド332と、回収球検出器333とにより構成さ
れる。前記摺動板331は、ソレノイド332のプランジヤ33
2aに連結されており、常には第5図実線で示すようにプ
ランジヤ332aに巻装したコイルばね332bにより球抜取口
34を塞ぐ位置に付勢されており、ソレノイド332が励磁
されると同図鎖線で示すように球板取口34を開放して打
球供給皿19の球を球抜通路35を通して機構板23の裏面に
形成された回収通路36へ導く。前記摺動板331、ソレノ
イド332は、前面板13と打球供給皿19との間の空間内に
設けられており、回収球検出器333は回収通路36の途中
に介挿されていて通過する球を検出して回収球検出信号
を発信する。尚、前記入賞球集合通路24に集められた入
賞球及び打球供給皿19の手持球は、景品球タンク25の球
抜通路37に合流してパチンコ機設置島の下部の回収経路
に集められて島還元により再び各パチンコ機1に補給さ
れる。
前記打球供給皿19には表示手段としてのデイジタル表
示器38が設けられる。またフアール球受皿22には遊技者
が遊技を終了する際に操作する精算スイツチ手段として
の精算ボタン39と、レシートの送出口40が設けられる。
さらにパチンコ機1の裏面下方部にはプリンター41と、
第一電磁カウンタ42及び第二電磁カウンタ43が設けられ
る。第一電磁カウンタ42は入賞球を計数記憶するための
ものであり、第二電磁カウンタ43は景品球の放出動作回
数を計数記憶するためのものである。
またパチンコ機1には、全体の動作を制御する機能を
有するコンピユータ44が設けられている。このコンピユ
ータ44には、第7図のブロツク図に示すように入賞球検
出手段29の入賞球検出スイツチ294がONするごとに発生
する入賞球検出信号が与えられる。また景品球放出装置
26から景品球が所定数放出されて検出器31がONするごと
に発生する景品球放出動作検出信号が与えられる。また
景品球排出通路28に景品球が充満して景品球量検出スイ
ツチ323がONしたことに応答して景品球量検出信号が与
えられる。また精算ボタン39が押されてONしたことに応
答して精算指令信号が与えられ、さらに回収球検出器33
3からの回収球検出信号が与えられる。
一方、コンピユータ44からは、景品球放出装置26のモ
ーター262を停止させるための制御信号が送出される。
またデイジタル表示器38を表示させるための制御信号
と、手持球回収手段33のソレノイド332を駆動させるた
めの駆動信号及びプリンター41を作動させるための制御
信号が送出される。
次に、本実施例の動作を第8図に示すフローチヤート
を参照して説明する。本実施例のパチンコ機1は、カー
ドを使用しない一般的なパチンコ機と同じように遊技者
がパチンコ遊技店の球貸機から購入した球を打球供給皿
19に投入して遊技が始められ、操作ハンドル20の操作に
より打球供給皿19の球が1個づつ遊技盤14の遊技部に打
ち込まれる。一方、遊技が開始されるとコンピユータ44
は初期化を行ない、入賞球関数を「X」に設定し(ステ
ツプ)。その「X」を「0」と置き(ステツプ)、
デイジタル表示器38に零表示を行う(ステツプ)。
そして、遊技盤14の遊技部に打ち込まれた球が入賞口
16または変動入賞装置17等の入賞領域に入って入賞球検
出スイツチ294がONしたか否かが判別され(ステツプ
)、ONしたと判断された場合はコンピユータ44の記憶
カウンタ及び第一電磁カウンタ42に「+」の加算処理を
し(ステツプ)、ステツプへ移行する。またステツ
プにおいて入賞球検出スイツチ294がONしていないと
判別した場合、ステツプで「X」が「0」か否かを判
断し、「0」であると判断した場合はステツプに戻
り、「0」でないと判断した場合はステツプに移行す
る。
またステツプでは、景品球排出通路28に景品球が充
満して景品球量検出スイツチ323がONしたか否かが判別
され、ONしていないと判別された場合には、コンピユー
タ44は景品球放出装置26に信号を与え、モーター262を
駆動して所定個数の景品球を景品球排出通路28へ放出す
る(ステツプ)。この景品球放出装置26による景品球
の放出動作が一回行われるとコンピユータ44の記憶カウ
ンタの値から「−1」の減算処理を行い(ステツプ
)、また第二電磁カウンタ43に「+1」の加算処理を
し(ステツプ)、ステツプへ移行する。ステツプ
では、精算ボタン39が押されたか否かが判別され、NOの
場合はステツプに戻り、ステツプ−−−をく
りかえすことになる。
一方、ステツプにおいて景品球排出通路28に景品球
が充満して景品球量検出スイツチ323がONしたと判別さ
れた場合には、ステツプに戻りステツプ−−−
をくりかえすことになる。従って、この状態で遊技盤
14に打ち込まれた球が入賞領域に入っても景品球放出装
置26による景品球の放出動作は全く行われず、入賞球は
コンピユータ44の記憶カウンタ及び第一電磁カウンタ42
に「+」の入力として加算処理されるにとどまる。そし
て、この状態で遊技が続けられ、景品球排出通路28の景
品球が減少して景品球量検出スイツチ323がOFFしたと判
別されるとステツプ以降へ進む。
一方、ステツプにおいて精算ボタン39が押されたと
判別された場合には、コンピユータ44から精算指令信号
が与えられてデイジタル表示器38に入賞球関数「X」を
表示し(ステツプ)、手持球回収手段33のソレノイド
332を励磁して打球供給皿19の球を球抜通路35、回収通
路36を介して回収経路へ回収する(ステツプ)。そし
て、回収球検出器333により回収球を計数し(ステツプ
)、入賞球関数「X」に一個の入賞球に対応する景品
球(例えば13個)を乗じた個数と前記回収球数とを加算
して景品球数を算出すると共に、その演算値をプリンタ
ー41でレシートに記録したのちこれを送出口40から送り
出す(ステツプ)。また第一電磁カウンタ42及び第二
電磁カウンタ43の値を「0」にリセットし(ステツプ
)、遊技は終了する。
尚、本実施例では、打球供給皿19に放出景品球表示用
のデイジタル表示器44を設けており、入賞球を景品球の
数に換算した遊技者の手持球実数(未放出の景品球数)
を表示可能にしている。また第一及び第二の二個の電磁
カウンタ42、43を設けることにより、入賞球個数と景品
球放出回数とが一致しているかどうかの確認と、停電し
た際に入賞球データの回復を可能としている。
〔発明の効果〕
本発明は、以上説明したように構成されているので、
以下に記載されるような効果を奏する。
一般的なパチンコ機と同じようにパチンコ遊技店の球
貸機から購入した球を打球供給皿に投入して遊技を開始
し、放出された景品等が所定数に達するまでは入賞球発
生ごとに景品球が打球供給皿に放出されるものであるか
ら、カード式パチンコ機とは異なり実相にパチンコ遊技
を行なっているという実感が充分に満喫できる。
そして、打球供給皿及び景品球排出通路に景品球が充
満すると景品球放出装置の景品球放出動作が停止されて
景品球の放出が行われなくなり、景品球排出通路の景品
球が減少すると景品球放出装置の景品球放出動作の停止
が解除されてコンピユータに記憶された入賞球に応じて
景品球の放出が行われるものであるから、例えばフイー
バー状態になっても補給球が少なくて済むため、従来パ
チンコ機のように景品球の補給が間に合わなくなるとい
う虞れが完全に解消される。またフイーバー状態になっ
ても従来のように遊技者は慌てて球箱を取りに行ったり
球箱に景品球を取り出す必要がなくなるため、落ち着い
て遊技を楽しむことができる。
さらに遊技を終了する際には打球供給皿及び景品球排
出通路内の回収球数に、コンピユータに記憶された入賞
球を景品球の数に換算した球数を加算することにより遊
技者の所有する全景品球数を算出し、その値を記録した
レシートを発行するものであるから、遊技者はそのレシ
ートを受取って景品交換すればよく、従って、従来のよ
うに景品球を球箱に入れて景品交換所まで運ぶ必要がな
くなるので遊技者の負担が軽減されると共に、球箱を落
とすなどの不測の事故が解消される。また景品交換業務
が簡略化されて店員の削減が可能となる。
一方、パチンコ遊技店にとっては、遊技者が景品球を
球箱に取り出して遊ばせて置く所謂遊び球を一切無くす
ことができるから、パチンコ機設置島の保有循環球量を
大幅に減らすことができ、その結果、パチンコ機設置島
の島単位による補給が可能となって従来のようにパチン
コ遊技店に球磨室を設けたり、球磨室と各パチンコ機設
置島とを連絡するための天井配管、地下配管並びに地下
ピツト等の工事が全く不要となり、工期が短くて済む
上、施工コストを大幅に軽減することができる等その経
済的効果は誠に多大である。
また景品球放出装置の景品球放出動作が停止されてい
るときに発生する入賞球はコンピユータに記憶させた後
そのまゝ機外は排出処理するものであり、従って、従来
のパチンコ機のように入賞球と景品球の放出動作とを連
動させる必要がないので、入賞球集合部において入賞球
がダンゴ状に固まって景品球の放出動作を不能にすると
いうようなことがなくなる。
またカードによらないで球によって遊技をできるよう
にし、かつ遊技終了時には遊技者の獲得した全景品球を
コンピユータ制御により精算処理するものであるから、
各パチンコ機の遊技者の使用金額が「精算時の遊技者の
手持球数−(総景品球数−製打込球数)」によって正確
に得ることができ、各パチンコ機の管理機能を大幅に高
めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るパチンコ機の斜視図、第2図は前
面板を開いて示すパチンコ機下方部の斜視図、第3図は
パチンコ機の裏面図、第4図はパチンコ機の裏面要部を
断面にして示す概略図、第5図は手持球回収手段部分の
概略図、第6図は景品球放出装置の斜視図、第7図はブ
ロツク図、第8図はフローチヤートである。 1……パチンコ機、14……遊技盤、16……入賞口、17…
…変動入賞装置、19……打球供給皿、26……景品球放出
装置、29……入賞球検出手段、31……検出器、32……景
品球量検出手段、33……手持球回収手段、38……デイジ
タル表示器、39……精算ボタン、41……プリンター。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入賞領域を形成した遊技盤と、打球発射位
    置に打球を供給する打球供給皿と、打球発射位置から遊
    技盤に打ち込まれた打球が入賞領域に入賞することによ
    り所定数の景品球を放出する景品球放出装置と、景品球
    放出装置から放出された景品球を打球供給皿へ導く景品
    球排出通路とを備えてなるパチンコ機において、 前記入賞球領域に入った入賞球を検出する入賞球検出手
    段と、 前記景品球放出装置から景品球が放出されたことを検出
    する景品球放出動作検出手段と、 前記景品球排出通路に所定数の景品球が充満したことを
    検出する景品球量検出手段と、 前記入賞球検出手段出力に応じて景品球放出装置から所
    定数の景品球を景品球排出通路に放出し、かつ前記景品
    球量検出手段出力に応じて景品球放出装置の景品球放出
    動作を停止すると共に、その景品球検出手段出力がなく
    なると景品球放出装置の景品球放出動作の停止を解除す
    るように制御する景品球放出動作制御手段と、 前記景品球量検出手段出力中に前記入賞球検出手段出力
    があったとき、その入賞球検出手段出力を「+」の入力
    とし、かつ前記景品球量検出手段出力がなくなり景品球
    放出装置から景品球が放出されたとき、その景品球放出
    動作検出手段出力を「−」の入力として加減演算し記憶
    するカウント記憶手段と、 前記カウント記憶手段の値を表示する表示手段と、 精算スイツチ手段と、 前記精算スイツチ手段出力により打球供給皿の手持球を
    回収して計数する手持球回収手段と、 前記手持球回収手段により回収された手持球の数と前記
    カウント記憶手段の値とを演算して景品球数を算出する
    演算手段と、 前記演算手段の値を記録したレシートを送り出すプリン
    ター手段を備えたパチンコ機。
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