JP2579824B2 - カード式パチンコ機 - Google Patents

カード式パチンコ機

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JP2579824B2 JP2024599A JP2459990A JP2579824B2 JP 2579824 B2 JP2579824 B2 JP 2579824B2 JP 2024599 A JP2024599 A JP 2024599A JP 2459990 A JP2459990 A JP 2459990A JP 2579824 B2 JP2579824 B2 JP 2579824B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カードを用いて遊技を行うカード式パチン
コ機に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、パチンコ機本体内に封入した所定数の遊技球を
循環使用し、遊技球数データー等の各種信号要素が記録
されたカード挿入口に挿入することにより遊技が開始さ
れ、発射装置により遊技部に発射された循環遊技球によ
る遊技結果を演算して記憶すると共に、該演算結果に基
づいて前記カードの遊技球数データーの内容が帰零する
のと関係的に遊技球の発射を不能状態とするようにした
カード式パチンコ機は、例えば特公昭62−27829号公報
で知られている。
一方、例えば特開平1−175880号公報記載のように、
カードに記憶された遊技用情報の範囲内で球受部にパチ
ンコ球を放出し、その放出されたパチンコ球を遊技盤上
に発射して遊技を行なうと共に、入賞すると所定個数の
パチンコ球を球受部に放出するようにしたパチンコ機が
知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の技術で述べたもののうち、前者においては、遊
技部に発射されたパチンコ球が入賞してもすべて電子的
に制御されて実際に景品球としてのパチンコ球が放出さ
れないため、営業に必要な球数を大幅に少なくすること
ができる。しかし、パチンコ機本体内に封入した所定数
の遊技球を循環使用して遊技を行うものであるから、遊
技球が長いあいだ循環使用されるうちにほこり等が付着
してよごれたり光沢が失われたりするため、一定期間ご
とに遊技球をパチンコ機本体内から取出して球磨きを行
わなければならないという煩わしさがある。また、遊技
球をパチンコ機本体内に戻す際にその個数が不足したり
多過ぎたりすると遊技に支障を生じる虞れがあるという
問題点があった。
また、後者においては、遊技盤に発射されたパチンコ
球が入賞すると一般的なパチンコ機と同じように所定個
数のパチンコ球を球受部に放出するものであるから常に
多くの球数を必要とし、しかも球受部からオーバーフロ
ーするパチンコ球を電子的に処理するものであるからコ
ストが嵩むという問題点があった。
本発明は、従来技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、カー
ドによってパチンコ機に補給されるパチンコ球を打球と
して打球供給部に払出し、その払出された打球を遊技盤
上に弾発して遊技を行うようにすると共に、打球が入賞
するとパチンコ球を払い出すことなく電子的に処理する
ようにして営業に必要な球数を大幅に少なくすることが
できるようにすると共に、常に球磨きされたきれいな遊
技球を使用することができ、かつカードを使用しない一
般的なパチンコ機に容易に変更可能なカード式パチンコ
機を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、入賞領域が形
成された遊技盤と、打球発射位置に打球を供給する打球
供給部と、カード挿入口に挿入されたカードの記録情報
を読取って記憶する情報記憶手段と、前記打球供給部の
打球が予め定められた残量球数以下になったとき打球の
払出し信号を出力する払出指令手段と、前記払出指令手
段の出力により電気的駆動源を作動して所定個数の打球
を打球供給部に払出す打球払出手段と、前記打球発射位
置から発射された打球数を「−」の入力とし、入賞領域
に入賞した入賞球一個当りの換算景品球数及びフアール
球数を「+」の入力として加減演算する演算手段と、前
記演算手段の演算値をリアルタイムで可視表示する表示
手段と、前記演算手段の演算値が予め定められた設定数
以下のとき所定金額に相当する球数を情報記憶手段の記
憶値から減算し、かつ演算手段の演算値に加算する制御
手段を備えてなるものである。
〔作用〕
カードをカード挿入口に挿入すると、そのカードに記
録された金額又はその金額に相当する球数等の記録情報
が情報記憶手段に記憶される。そして、打球の払出指令
手段出力により打球払出手段が作動して所定個数の打球
を打球供給部に払出し、同時にその払出された打球数を
表示手段に表示すると共に、情報記憶手段の記憶値から
減算する。一方、演算手段により遊技盤上に発射される
打球の数を「−」の入力とし、フアール球数及び打球が
入賞するとパチンコ球を払い出すことなく入賞球一個当
りの所定数の換算景品球数を「+」の入力として演算手
段で加減演算し、その演算値を順次記憶すると共に、表
示手段にリアルタイムで表示する。
そして、演算手段の演算値が予め定められた設定数以
上であるか否かを判別し、その演算手段の演算値が設定
数以下であれば所定金額に相当する球数を情報記憶手段
の記憶値から減算すると共に、その減算された球数を演
算手段の演算値に加算して表示手段に表示するもので、
これによって打球供給部へ自動的に払出される打球によ
って遊技を行うことができる。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
1図は本発明のカード式パチンコ機の前面から見た斜視
図、第2図はパチンコ機の下方部の斜視図である。この
カード式パチンコ機1は、機枠10の前面に前面枠11を開
閉自在に装着している。前面枠11の前面にはガラス扉枠
12及び前面板13が開閉自在に装着される。前面板13の裏
面には取付枠を介して遊技盤14が着脱自在に装着され
る。遊技盤14の表面には打球発射位置15aを有するガイ
ドレール15が設けられ、そのガイドレール15で囲まれる
遊技部には入賞領域を構成する複数の入賞口16や変動入
賞装置17及び可変表示装置18、アウト口19等が夫々配設
される。またガイドレール15の途中にはフアール球通路
20が形成される。前記前面板13の前面には皿状の打球供
給部21が配設される。この打球供給部21の上部は透明カ
バー211によって覆われており、打球の外部補給及び持
ち出しができないようになっている。また前面板13の裏
面には打球供給部21の打球をガイドレール15の発射位置
15aへ一個づつ供給する打球自動供給機構51が設けられ
る。また前面枠11の前面下部には装飾パネル22が設けら
れ、その装飾パネル22上に発射位置15aの打球を遊技部
へ発射するための操作ハンドル23と、カードの挿入口24
と、カードの記録情報を可視表示する表示手段としての
デジタル表示器25と、遊技者の手持球を可視表示する表
示手段としてのデジタル表示器26、精算スイツチ27等が
設けられる。
第3図はパチンコ機の裏面図であり、遊技盤14の裏面
には機構板28が回動自在に装着される。この機構板28の
遊技盤14裏面と相対する前面側には入賞球集合空間が形
成され、その下方部に樋状の入賞球集合通路29を形成し
ている。また機構板28の裏面上部にはパチンコ機の上方
の補給源から球磨きされた打球が導入される打球貯溜タ
ンク30が固着される。打球貯溜タンク30の下方には、導
出樋31を介して打球払出手段32が配設される。打球払出
手段32の下方には、払出された打球を打球供給部21へ導
くための排出樋33が形成される。また排出樋33の下方に
はフアール球通路20に連通するフアール球回収路49が設
けられる。
前記打球払出手段32は、第4図及び第5図に示すよう
に導出樋31の下端に連通する球通路321,321と、モータ
ー322と、該モーター322によって回転するウオーム323
と、該ウオーム323に噛合するウオーム歯車324と、該ウ
オーム歯車324の軸325の両端に固定された歯車状の球切
円盤326,326とにより構成される。前記球切円盤326,326
の外周には球通路321,321に臨んで打球を一個づつ嵌入
し得る凹部327,327が等間隔に形成されている。そして
モーター322の回転によりウオーム323、ウオーム歯車32
4が回転し、球通路321,321の打球を排出通路33に払出す
ようになっている。尚前記球切円盤326,326は互いに回
転方向に相体的にずらして軸325に固定されており、こ
れによって球通路321,321の打球を一個単位で放出する
ことが可能なように構成されている。
前記入賞集合通路29の出口には入賞球を一列で導き出
す導出路34が形成される。導出路34の流下端には球受棚
35が形成される。球受棚35の側部には開口36が形成され
ており、その開口36の下方に入賞球を機外へ排出する入
賞球排出路37が形成される。また球受棚35に関連づけて
入賞球を一個づつ排出処理する入賞球排出処理装置38が
配設される。
入賞球排出処理装置38は、第6図及び第7図に示すよ
うにモーター39と、該モーター39の出力軸に固定された
カム40と、下端が軸41により揺動自在に軸支された球送
り部材42と、該球送り部材42と対向状に設けられる揺動
部材43とにより大略構成される。前記球送り部材42は、
上端にカム40の羽根401と係脱するローラー421を設けた
横向腕422を一体に有し、引張ばね44によって常時ロー
ラー421とカム40の羽根401とが接触状態に保たれてい
る。また揺動部材43は、上端近くが軸45により揺動自在
に軸支されており、その軸45より下方に垂下して開口36
に臨む球接触部431を一体に有する。そして、モーター3
9の駆動によってカム40が第6図矢印方向に回転し、こ
れの羽根401が球送り部材42のローラー421に係合して該
球送り部材42を引張ばね44の付勢に抗して第7図鎖線の
ように揺動される。これによって、球送り部材42の横向
腕422が導出路34に突入して球受棚35上に待機する入賞
球を開口36から入賞球排出路37へ押出す。入賞球排出路
37へ押出された入賞球は揺動部材43の球接触部431に接
触して該揺動部材43を第7図鎖線のように揺動させつつ
入賞球排出路37に落下して機外へ排出される。
前記打球供給部21には、打球の払出指令手段としての
残量球数検出器46が設けられる。この残量球数検出器46
は、例えば投光器と受光器を同一ケース内に内蔵した直
接反射形の光電スイツチであり、第8図に示すように打
球供給部21の打球が一列で並ぶ通路部分212に設けられ
る。そして、通路部分212に打球があるときには、投光
器から放射された光が打球に反射してその反射光が受光
器に入射され、通路部分212に打球が無くなると投光器
から放射された光が受光器に入射しなくなってONするよ
うに設定される。この残量球数検出器46は、打球供給部
21の打球が例えば5個程度になったときON動作するよう
にその位置が選ばれる。尚、残量球数検出器46は、光電
スイツチの他に高周波発振を利用したものでもよい。
前記打球払出手段32には、球通路321,321の下方位置
に払出された打球が通過することによって作動する打球
払出検出器47が設けられる。また前記入賞球排出処理装
置38には、入賞球を検出する入賞球検出手段としての入
賞球検出スイツチ48が設けられる。この入賞球検出スイ
ツチ48は、揺動部材43が入賞球で押されて第7図鎖線の
ように揺動するごとにアクチユエータ481を押して該入
賞球検出スイツチ48を作動させるようにしている。尚、
入賞球検出手段として上記のような構成を採用すること
は、停電時に入賞球集合通路29に集められている入賞球
がモーター39の停止によってそのまゝ証拠球として残さ
れるため非常に好適となる。また前記入賞球検出スイツ
チ48は、揺動部材43に関連させることなく入賞球排出路
37を落下する入賞球によって直接にアクチユエータ481
を押すようにしてもよい。さらに入賞球が通過すること
によって作動する近接スイツチであってもよい。また前
記フアール球回収路49には、フアール球が通過するごと
に作動するフアール球検出器50が設けられる。
前記打球自動供給機構51は、第9図ないし第11図に示
すように打球供給部21と連通状の球通路52が内部に形成
された箱状のケース53を有する。ケース53の前面にはガ
イドレール15の発射位置15aに対応する供給口54が形成
される。またケース53内には球送り部材55を横軸56によ
り回転自在に軸着している。球送り部材55は、球通路52
に臨んで打球を受ける第一の球受部551と、供給口54に
対応する弧状に窪んだ第二の球受部552を有する。また
球送り部材55は、ケース53の側方に突出する係合ピン55
3を有し、その係合ピン553が重鍾の役割を果たして常時
下向きに回動付勢されて第10図実線位置に置かれる。こ
の状態で球通路52の打球は第一の球受部551に乗りケー
ス53の前面壁に当接してその位置に保持されることにな
る。また前記係合ピン553の下方には遊技盤14の前面に
軸65により軸着され、かつ打球槌57の引掛杆571に腕58
が係合して揺動する連動レバー59の係合部60が位置され
る。
この打球自動供給機構51の作用は次の通りである。打
球発射用モーター69の駆動により打球槌57が第11図鎖線
のように引かれて打球の発射準備動作を行うと引掛杆57
1によって連動レバー59が軸65を支点として上下へ回動
し、これの係合部60が係合ピン553を上方へ押し上げ
る。このため球送り部材55が第10図鎖線のように上向き
回動し、第一の球受部551に乗る打球が第二の球受部552
に落下して受けられる。そして打球槌57の牽引を解いて
発射動作を行うと、打球槌57が第11図実線位置に復帰し
て連動レバー59が下がり、これの係合部60による係合ピ
ン553の押し上げが解除される。このため、球送り部材5
5が自重で下向き回動して第二の球受部552を供給口54に
対応させ、その上に乗る打球をガイドレール15の発射位
置15aに送り出すもので、以後打球槌57の発射動作に連
動して打球供給部21の打球を一個づつ発射位置へ自動供
給する。そして、この打球自動供給機構51の供給口54に
合致させて発射位置15aに一個づつ送り出される打球を
検出するための発射球検出器61を設けている。
一方、パチンコ機1の裏面にはカード挿入口24に挿入
されたカードの記録情報を読み取り及び書き込むことが
できるカードリーダー62が設けられる。さらにカードに
記録された記録情報を記憶する情報記憶手段63、打球供
給部21の打球が予め定められた残量球数以下になったと
き、打球の払出し信号を出力する払出指令手段64、打球
発射位置から発射された打球数を「−」の入力として加
え、入賞領域に入賞した入賞球一個当りの換算景品球数
及びフアール球数を「+」の入力として加えて加減演算
を行う演算手段66、前記演算手段66の演算値が予め定め
られた設定数以下のとき、所定金額に相当する球数を情
報記憶手段63の記憶値から減算すると共に、その減算さ
れた球数を演算手段66の演算値に加算する制御手段67等
を含む、マイクロコンピユータ68が設けられる。
そして、マイクロコンピユータ68には第12図のブロツ
ク図に示すように残量球数検出器46が作動するごとに発
生する残量球検出信号が与えられる。また打球払出検出
器47による打球払出検出信号が与えられる。また入賞球
検出スイツチ48,フアール球検出器50及び発射球検出器6
1による検出信号が与えられる。さらに精算スイツチ27
が押されてONしたことに応答して精算指令信号が与えら
れる。一方、マイクロコンピユータ68からは打球払出手
段32のモーター322を駆動させるための駆動信号と、デ
ジタル表示器25にカードの記録情報を可視表示する表示
信号及びデジタル表示器26に遊技者の手持球をリアルタ
イムで可視表示する表示信号が発せられる。
次に上記構成からなる本実施例のカード式パチンコ機
の動作について説明する。すなわち、遊技者が金額又は
打球数等の記録情報が記録されたカードをカード挿入口
24に挿入するとカードはカードリーダー62に取り込まれ
て内部の読取機構が情報を読取りその記録情報例えばカ
ード金額が1000円であればそのカード金額をデジタル表
示器25に表示すると共に、そのカード金額に相当する打
球個数が情報記憶手段63に記憶される。また所定金額例
えば100円が情報記憶手段63の記憶値から減算されると
共に、その所定金額に相当する球数例えば25個が演算手
段66に加算記憶されてデジタル表示器26に表示される。
さらに、残量球数検出器46によって打球供給部21に打球
があるか否かが判別され、打球が無いと判断されるとマ
イクロコンピユータ68に打球払出信号が与えられる。一
方、マイクロコンピユータ68はこの打球払出信号に応じ
て打球払出指令手段64を介して打球払出手段32のモータ
ー322を駆動し、所定個数例えば100円に相当する25個の
打球を打球供給部21に払出す。尚、打球払出信号による
払出個数やカードから減額される所定金額は、セレクト
スイツチ等で自由に設定できるようにしてもよい。
この状態で遊技者が操作ハンドル23を回動操作すると
打球発射用モーター69の駆動によって打球槌57、打球自
動供給機構51が作動され、打球供給部21の打球を一個づ
つ発射検出器61で検出しながらガイドレール15の発射位
置15aに供給して遊技盤14の遊技部に発射する。そし
て、発射球検出器61からの検出信号は「−」信号として
演算手段66に送られ、その記憶値から1が減算されると
共に、デジタル表示器26に1を減じた数を表示してい
く。
一方、遊技部に発射された打球が入賞口16や変動入賞
装置17等の入賞領域に入賞すると、該入賞球は入賞球集
合通路29に集められて入賞球排出処理装置38に導かれ、
入賞球検出スイツチ48で検出されながら機外へ排出され
る。そして、入賞球検出スイツチ48からの信号は、例え
ば入賞球一個について払出される景品球の個数が例えば
13個であればその景品球に換算した「+13」信号として
演算手段66に送られその記憶値に「13」を加算すると共
にデジタル表示器26に表示される。またフアール球通路
20からフアール球回収路49に導かれる打球はフアール球
検出器50で検出された後機外へ排出される。そして、フ
アール球検出器50からの信号は「+」信号として演算手
段66に送られ、その記憶値「1」に加算すると共に、デ
ジタル表示器26に表示される。
このようにして遊技が続けられ、打球供給部21の打球
が減少して残量球数検出器46がONするごとに打球払出指
令手段出力が送出され、その信号によって打球払出手段
32を作動して所定個数の打球を打球供給部21に払い出
す。そして、制御手段67によってデジタル表示器26に表
示された演算手段66の演算値が予め定められた設定数例
えば零になったか否かが判別され、零であると判断され
た場合は情報記憶手段63の記憶値から所定金額を減算す
ると共にその所定金額に相当する球数を演算手段66に加
算記憶してデジタル表示器26に表示する。
このように打球供給部21の打球が予め定められた残量
球数以下になると自動的に打球が払出されて遊技が継続
されることになるが、カード金額を使い切って情報記憶
手段63の記憶値が零になると終了信号が送り出されてカ
ードが返却される。また遊技を途中で中止する場合には
精算スイツチ27を押す。これによってカードに演算手段
66の演算値の書き込みが行われた後カードが返却され
る。
尚、上述した実施例においては、パチンコ機1の前面
に打球供給部21を設けたものを示したが、例えば第13図
に示すように前面板13の裏面に排出樋33の出口33aと連
通状に打球供給通路70を設け打球払出手段32から払出さ
れる打球を打球自動供給機構51へ導くようにしてもよ
い。
また前記打球払出手段32として第14図に示すように固
定ケース部71の球通路72に貯溜される所定個数の打球を
一度に排出する一般的なパチンコ機の電気的景品球払出
手段をそのまま利用することもできる。このため、打球
供給部21をパチンコ機の前面に設け、装飾パネル22部分
にカードリーダー62を代えて下球受皿を設ける等僅かな
変更を加えるだけでカード式パチンコ機から一般的なパ
チンコ機に容易に機種変更が可能となる。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明のカード式パチンコ機は、カー
ドを使用しない一般的なパチンコ機と同じように球磨き
されたきれいな球を常時打球として打球供給部に払出
し、その打球供給部に払出された打球を遊技盤上に発射
して遊技を行うものであるから、パチンコ機本体内に封
入した所定数の遊技球を循環使用して遊技を行う従来の
カード式パチンコ機のように一定期間ごとに遊技球を取
出して球磨きを行うという煩わしさが解消できる。
また、遊技盤上に発射された遊技球が入賞した場合、
直接にパチンコ球を払い出すことなくその入賞球1個に
ついて払い出される景品球個数に換算した数値を記憶演
算するようにしたものであるから、営業に必要な球数を
大幅に少なくすることができて非常に経済的となる。
また僅かな構造変更でカード式パチンコ機と一般的な
パチンコ機の両方に兼用可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので第1図はパチンコ機
の斜視図、第2図は前面を開いた状態のパチンコ機の下
方部の斜視図、第3図はパチンコ機の裏面図、第4図は
打球払出手段の斜視図、第5図はその断面図、第6図は
入賞球排出処理装置の斜視図、第7図はその作用説明
図、第8図は打球供給部の要部断面図、第9図は打球自
動供給機構の斜視図、第10図及び第11図はその作用を説
明する断面図、第12図はブロツク図、第13図及び第14図
は他の実施例図である。 1……カード式パチンコ機、14……遊技盤、15……ガイ
ドレール、15a……発射位置、16……入賞口、17……変
動入賞装置、20……フアール球通路、21……打球供給
部、24……カード挿入口、26……デジタル表示器、32…
…打球払出手段、46……残量球数検出器、47……打球払
出検出器、48……入賞球検出スイツチ、50……フアール
球検出器、61……発射球検出器、63……情報記憶手段、
64……払出指令手段、66……演算手段、67……制御手
段、68……マイクロコンピユータ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入賞領域が形成された遊技盤と、 打球発射位置に打球を供給する打球供給部と、 カード挿入口に挿入されたカードの記録情報を読取って
    記憶する情報記憶手段と、 前記打球供給部の打球が予め定められた残量球数以下に
    なったとき打球の払出し信号を出力する払出指令手段
    と、 前記払出指令手段の出力により電気的駆動源を作動して
    所定個数の打球を打球供給部に払い出す打球払出手段
    と、 前記打球発射位置から発射された打球数を「−」の入力
    とし、入賞領域に入賞した入賞球一個当りの換算景品球
    数及びフアール球数を「+」の入力として加減演算する
    演算手段と、 前記演算手段の演算値をリアルタイムで可視表示する表
    示手段と、 前記演算手段の演算値が予め定められた設定数以下のと
    き所定金額に相当する球数を情報記憶手段の記憶値から
    減算し、かつ演算手段の演算値に加算する制御手段を備
    えたカード式パチンコ機。
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