JP3761038B2 - 封入球式遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、遊技機に係わり、詳しくは、内部に所定数の遊技球を封入しておき、これらの遊技球を循環使用して所定の遊技を行なうようにした封入球式遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、遊技機、たとえば、パチンコ遊技機等の弾球遊技機においては、遊技者が購入した遊技球を、遊技機本体に設けられている遊技領域に発射して遊技を行ない、また、遊技領域を通過した遊技球を回収したのちに、遊技店に設けられている遊技球循環設備によって遊技機へ供給することにより、前記遊技球を循環使用するようにしている。
【0003】
一方、遊技店においては、営業成績を知るためのデータとして、遊技者が打ち込んだ遊技球数すなわち回収球数と、遊技者に払い出された遊技球数すなわち遊技者が獲得した賞品球数とを計数している。
そして、前記回収球の計数は、遊技機から前記遊技球循環設備へ放出された時点で行ない、また、賞球数の計数は、遊技機裏面に設けられている賞品球排出機構の賞品球一時貯留部に、前記遊技球循環設備から遊技球を補給する時点で行なっている。
したがって、従来においては、回収球および賞品球の計数は、遊技機において行なわれるのではなく、遊技機に併設された遊技球循環設備側において行なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述したような従来の回収球および賞品球の計数手段が設けられた遊技店に、遊技球が遊技機内に封入されて循環使用される封入球式遊技機を設置した場合、この封入球式遊技機においては、遊技球の循環が遊技機内で完結していることから、回収球および賞品球の計数が行なえず、営業成績の確認ができなくなってしまうといった不具合が生じる。
【0005】
そこで、このような不具合を解消するために、封入球式遊技機側で回収球数および賞品球数を計数し、その情報を管理装置等へ出力することが考えられているが、この方法においてもつぎのような問題点が残されている。
【0006】
すなわち、この計数方法においては、管理装置への出力効率を高めるために、所定数(たとえば10個)の回収球数や賞品球数を一単位とし、この一単位毎に一信号を出力するようにしているが、回収球数や賞品球数が10の倍数に収まることは極くまれであり、これによって、10個に満たない回収球や賞品球が端数として残り、この端数が管理装置へ出力されず、計数に誤差が生じるといった問題点である。
特に、前記一単位の数を20個、30個・・・と大きくして、回収球数や賞品球数の出力効率を高めようとすると、前述した端数自体も大きくなり、これに伴って、前述した問題点も顕著となる。
【0007】
そして、このような問題点は、従来のように遊技機と遊技球循環機構との間で遊技球の授受を行なう形式においては、これらの間における遊技球の授受の過程で遊技球がこぼれてしまうことがあることから、このこぼれ球と前記回収球や賞品球の端数とが誤差分として相殺されることから、計数精度にさほど影響を与えない。
【0008】
しかしながら、前述したような封入球式遊技機においては、遊技球の循環が遊技機内において完結し、遊技球のこぼれはあり得ず、前述の端数分がそのまま誤差分として残ってしまうことから、より正確なデータ収集のためには、この端数分についても計数する必要がある。
特に、前記端数は、封入球式遊技機毎に発生するものであるから、多数の封入球式遊技機が設置されている遊技店においては、無視できない値となる。
【0009】
本発明は、このような従来に残されている問題点に鑑みてなされたもので、回収球数および賞品球数の情報を効率よく出力するとともに、端数分に関する情報をも出力可能とする封入球式遊技機を提供することを目的とする。
【0010】
【発明を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、前述した目的を達成するために、所定数の遊技球を封入しておき、遊技機に入力される有価価値データに基づいて変換される遊技価値データを基に、前記遊技球を遊技領域内に発射し、かつ、前記遊技領域を通過した遊技球を回収して発射位置に導くことにより、前記遊技球を循環使用して所定の遊技を行なわせるとともに、遊技結果が特定の利益状態である場合に、所定の賞品球数に対応させて遊技者の利益を増加させる封入球式遊技機において、前記回収された遊技球数を累積する回収球数累積カウンタと、この回収球数累積カウンタからの情報に基づき、所定の回収球数毎に第1のON時間が設定されている回収球数信号を中央管理装置へ出力するとともに、この所定の回収球数分、前記回収球数累積カウンタの減算を行なう回収球数出力手段と、前記賞品球数を累積する賞品球数累積カウンタと、この賞品球数累積カウンタからの情報に基づき、所定の賞品球数毎に第1のON時間が設定されている賞品球数信号を中央管理装置へ出力するとともに、この所定の賞品球数分、前記賞品球数累積カウンタの減算を行なう賞品球数出力手段と、前記回収球数累積カウンタの増加が所定時間認められず、かつ、そのカウンタ値が前記所定の回収球数未満の端数が残っている場合に、当該端数に関する第2のON時間が設定されている回収球端数信号を中央管理装置へ出力するとともに、前記回収球数累積カウンタをクリヤする回収球端数出力手段と、前記回収球数累積カウンタの増加が所定時間認められず、かつ、前記賞品球数累積カウンタ値が前記所定の賞品球数未満の端数が残っている場合に、当該端数に関する第2のON時間が設定されている賞品球端数信号を中央管理装置へ出力するとともに、前記賞品球数累積カウンタをクリヤする賞品球端数出力手段と、を備え、前記回収球数信号と前記回収球端数信号とを同一信号線によって送信可能に構成するとともに、前記賞品球数信号と前記賞品球端数信号とを同一信号線によって送信可能に構成し、前記回収球数出力手段と前記回収球端数出力手段との信号のON時間の違いによって回収球数に関する信号であるか、或いは、回収球端数に関する信号であるかの識別が中央管理装置で行われるようにし、前記賞品球数出力手段と前記賞品球端数出力手段との信号のON時間の違いによって賞品球数に関する信号であるか、或いは、賞品球端数に関する信号であるかの識別が中央管理装置で行われるようにしたことを特徴とする。
【0011】
【作用】
本発明に係わる封入球式遊技機によれば、遊技状態において、遊技球の回収や賞品球の払い出しが発生すると、回収球累積カウンタや賞品球累積カウンタによってそれぞれの球数が積算される。
そして、これらの回収球や賞品球が予め設定されている単位数に至ると、外部へ回収球数信号や賞品球数信号が出力されて、単位数毎に回収球数および賞品球数に関する情報が出力される。
これによって、回収球数および賞品球数に関する情報が効率よく出力される。
【0012】
また、回収球数累積カウンタの増加が所定時間認められない場合において、回収球数累積カウンタまたは賞品球数累積カウンタのカウンタ値が所定数未満の端数で残っていると、これら端数に関する信号が回収球端数出力手段または賞品球端数出力手段から、回収球の端数または賞品球の端数の情報として出力される。
したがって、回収球数および賞品球数に関する情報が、その端数にいたるまで得られることとなり、営業成績の管理が正確に行なわれる。
【0013】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
図1中、符号1は、本実施例が適用された封入球式遊技機を示し、まず、この封入球式遊技機1の構成部材の概略について説明する。
【0014】
この封入球式遊技機1は、遊技機の基体を構成する後枠2と、図2に示すように、この後枠2の前部に取り付けられた前枠3とを備えている。
この前枠3には、遊技領域Gを構成する遊技盤4が取り付けられているとともに、前記遊技盤4の前部を覆う透明板5が装着された透明板支持枠6と、この透明板支持枠6の下方に配設された開閉パネル7とが前記前枠3の前部に回動可能に取り付けられている。
【0015】
前記透明板支持枠6の中央上部には、喫煙時の煙を回収する排煙口8が形成されており、透明板支持枠6を閉じた状態において、前記排煙口8が、図2に示すように、前記前枠3に設けられている排煙ダクト9に連通させられるようになっている。
また、前記前枠3の側部には、前記透明板支持枠6の開閉を拘束する錠機構10が設けられ、さらに、下部両側には、遊技に関連した効果音や警告音等を発するスピーカー11が取り付けられている(図2参照)。
前記開閉パネル7の上部左側には、遊技のための有価価値データが格納されたカード(図示略)が挿入されるカード挿入口12が形成され、また、その右側には、操作パネル13が取り付けられている。
【0016】
この操作パネル13には、遊技球の発射の強弱を調整する発射調整釦14・15と、発射を中断するための停止釦16と、挿入された有価価値データを、遊技行なうための遊技価値データ(本実施例においては持ち球数)に変換する購入釦17と、遊技を中断する際に、一時的に遊技を中断するとともにカードを排出させる中断釦18と、遊技を終了する際に、未使用分の有価価値データや終了時における持ち球数をカードに記録させたのちに排出させる精算釦19がそれぞれ設けられているとともに、その側部に、前記有価価値データの残高を表示する残高表示器20と、遊技価値データを表示する持ち球表示器21とが設けられている。
【0017】
また、前記開閉パネル7の略中央部には、赤外線センサ等からなる人体検出センサ22が設けられ、遊技者の有無を検出するようになっている。
これは、遊技を継続した状態で遊技者が封入球式遊技機1から離れてしまった際に、遊技を強制的に停止させるために設けられたもので、一人の遊技者が複数の封入球式遊技機1を使用することを防止するための処置である。
そして、前記開閉パネル7の前記人体検出センサ22の下方には、灰皿23と、トレイ24とが設けられている。
【0018】
前記遊技盤4は、図2に示すように、前記前枠3に対して複数の止め具25(図では1個示した)によって着脱可能に取り付けられており、この遊技盤4には、前記遊技領域Gへ遊技球を案内するガイドレール26が取り付けられている。
また、前記前枠3の前記遊技盤4の下方には、前記開閉パネル7のカード挿入口12が合致させられるカードリーダ・ライタ27が取り付けられているとともに、その側部には、遊技球を発射するための発射装置28が設けられている。
【0019】
この発射装置28は、遊技球を発射するためのソレノイド28aと、このソレノイド28aの発射方向に延設された発射レール28bとによって構成されており、この発射レール28bの長さ方向中間部の上方には、この発射レール28b上を通過する遊技球を検出するフォトセンサからなる発射センサ29が設けられている。
【0020】
そして、前記発射レール28bと前記ガイドレール26との間には不連続部が形成されており、この不連続部には、発射された遊技球が前記遊技領域Gに至らずに戻ってきた場合に(以下、この遊技球をファール球と称す)、このファール球を回収して前記発射レール28bに戻ることを防止するためのファール球回収樋30が設けられ、このファール球回収樋30の途中には、前記ファール球を検出するためのファールセンサ31が設けられている。
【0021】
さらに、前記前枠3の下部前面と、前記開閉パネル7の裏面には、この開閉パネル7に設けられている操作パネル13や人体検出センサ22との結線をなすコネクタ32がそれぞれ設けられ、前記開閉パネル7が閉じられた状態において相互に接続されるようになっている。
【0022】
一方、前記前枠3の裏面側には、図3に示すように、遊技制御や封入球制御、あるいは、カード制御や発射制御等の各種制御を行なう制御装置や、封入球の循環機構が設けられた裏機構体33が取り付けられている。
【0023】
さらに詳述すれば、前記裏機構体33に設けられる封入球の循環機構は、遊技球を整列させるとともに、この遊技球を前記発射装置28へ1個ずつ供給する供給樋34と、遊技領域G内に発射された遊技球のうち、この遊技領域Gに設けられている特定部位を通過ないしはこの特定部位に入賞した遊技球(以下、セーフ球と称す)を一箇所に集合させる集合樋35と、この集合樋35の集合位置に連設され、この集合樋35によって集合させられたセーフ球を整列させながら前記供給樋34へ向けて案内する第1誘導樋36と、前記遊技領域Gの特定部位を避けて前記遊技盤4の下方まで落下させられた遊技球(以下、アウト球と称す)を回収して、これらのアウト球を整列させながら前記供給樋34へ向けて案内する第2誘導樋37と、これらの第1および第2誘導樋36・37と前記供給樋34との間に設けられ、第1および第2誘導樋36・37によって誘導される遊技球を一列状態に整列させながら前記供給樋34へ送り込む整流装置38とによって構成されている。
【0024】
そして、前記第1誘導樋36には、この第1誘導樋36を通過させられるセーフ球数を検出するためのセーフセンサ39が設けられ、前記第2誘導樋37には、この第2誘導樋37を通過させられるアウト球数を検出するためのアウトセンサ40が設けられている。
また、前記供給樋34の下流側の端部には、この供給樋34から発射装置28へ遊技球を1個ずつ供給する球送り装置41が設けられている。
さらに、前記供給樋34の前記球送り装置41よりも上流側には、供給樋34内の遊技球を封入球式遊技機1の外部へ排出するための第3誘導樋42が設けられているとともに、この供給樋34内へ遊技球を補給するための補給樋43が設けられ、前記第3誘導樋42と供給樋34との間には、両者の連通および遮断をなす球抜き装置(図示略)が設けられている。
【0025】
一方、図3において符号44は、遊技制御のために設けられた遊技制御装置を示し、また、符号45はカード制御装置を、符号46は発射制御装置を、さらに、符号47は封入球制御装置を示す。
【0026】
このような封入球式遊技機1は、図4に示すように、その複数台によって遊技店の島設備Aを構成し、前記カードを販売するカード販売機Bや、店内監視カメラCあるいは店内放送用のスピーカDとともに、中央管理装置Eへ接続されている。
【0027】
そして、本実施例に係わる封入球式遊技機1における前記カード制御装置45は、図5に示すように、購入釦17、中断釦18、および、精算釦19からの信号が入力されるようになっているとともに、残高表示器20や持ち球数表示器21を制御し、かつ、カードリーダ・ライタ27における有価価値データや遊技価値データあるいは中断情報等の読み書きを制御するようになっている。
【0028】
そして、前記カードリーダ・ライタ27へのカードの挿入により、このカードに記録されている有価価値データに基づいて、残高表示部20に残高を表示させ、また、前記購入釦17からの信号に基づいて購入信号a(たとえば、一信号に対し25個として)を封入球制御装置47へ出力し、また、中断釦18からの信号に基づいて中断信号bを、さらに、精算釦19からの信号に基づいて精算信号cをそれぞれ封入球制御装置47へ出力するようになっている。
【0029】
また、このカード制御装置45は、封入球制御装置47からの賞球数信号d(たとえば、7個あるいは13個等)に基づき、持ち球数表示器21において加算表示を行ない、発射信号e(この信号は発射球1個について1信号が出力される)に基づき持ち球数表示器21において減算表示を行ない、さらに、ファール信号f(この信号はファール球1個について1信号が出力される)に基づき持ち球数表示器21において加算表示を行なうようになっている。
【0030】
さらに、カード制御装置45においては、封入球制御装置47から精算許可信号gが入力された際に、カードに残高および持ち球数を書き込んだのちに、このカードを排出し、封入球制御装置47から精算不許可信号hが入力された場合には、カードを保持した状態で警告を発するようになっている。
【0031】
このように、カード制御装置45に電気的に接続されている封入球制御装置47には、他に、図5に示すように、遊技店に設置されている前記中央管理装置Eおよび遊技制御装置44が電気的に接続されており、図6に示すように、CPU48、ROM49、RAM50、入力フィルタ51、ドライバ52、および、電源53により構成され、前記入力フィルタ51を介して、ファールセンサ31からのファール信号f、発射センサ29からの発射信号e、セーフセンサ39からのセーフ信号i、アウトセンサ40からのアウト信号j、遊技制御装置44からの、セーフ球に対して設定された賞球数データ信号k(たとえば7個や13個)、カード制御装置45からの精算信号c、購入信号a、中断信号b、さらに、中央管理装置Eの適宜箇所に設けられた解除スイッチ(図示略)からの解除信号lがそれぞれ入力され、かつ、前記ドライバ52を介して、前記カード制御装置45へ、精算許可信号g、精算不許可信号h、発射信号e、ファール信号f、賞球数信号d、購入球数信号mを出力し、また、前記中央管理装置Eに対して、管理データとしての賞品球数信号oや賞品球端数信号p、回収球数信号qや回収球端数信号rを出力するようになっている。
【0032】
前記CPU48は、封入球制御装置47の中枢をなす8ビットのマイクロプロセッサであり、後述するリセット信号に基づくリセット割り込み処理により、前記ROM49に格納されている制御プログラムに基づいて、1シーケンス単位で各種プログラム処理を実行するものである。
【0033】
ついで、この封入球制御装置47によって実行される封入球式遊技機1の処理について、図7ないし図11に基づき説明する。
図7に示すように、処理が開始されると、まず、ステップS1において、割り込み環境設定処理が行なわれる。
これは、CPU48のソフトタイマを利用してソフト的にリセット割り込み動作を行なわせるためのもので、この割り込み時間はたとえば1msecにセットされる。
【0034】
このステップS1における割り込み環境設定処理が行なわれたのちに、最初の電源投入時か否かの判断がなされ(ステップS2)、最初の電源投入時である場合にはステップS3へ移行してメモリ領域の初期設定等を行なう初期化処理を行なったのちに割り込み待ち状態となる。
また、ステップS2において最初の電源投入時でないと判断された場合には、ステップS4の入力処理へ移行する。
【0035】
このステップS4においては、各種の入力信号のチャタリング除去および論理変換等が行なわれ、信号のひずみや雑音の除去がなされて制御の誤動作が防止される。
たとえば、発射センサからの入力信号のON時間が4msec以上であると、発射球とはみなさないといった処理である。
ステップS4における入力処理が終了すると、ステップS5において発射処理が行なわれる。
【0036】
この発射処理においては、持ち球カウンタ値が発射可能な数であり、かつ、前記入力処理によって発射センサからの入力信号が発射信号とみなされると、この発射信号に基づき持ち球カウンタを1個減算し、これと同時に発射カウンタを1個加算するとともに、前記発射信号を前記カード制御装置45へ出力するための発射信号のセットを行なったのちにファール球処理(ステップS6)に移行する。
【0037】
このファール球処理においては、発射球が、遊技領域Gに到達しないで発射装置28側へ戻り、その途中においてファール球回収樋30へ導かれた際に、このファール球を検出するファールセンサ31からの入力信号(ファール信号f)に基づき、ファールカウンタを1個加算するとともに、前記持ち球カウンタを1個加算し、このファール信号fをカード制御装置45へ出力するためのファール信号fのセットを行なって、つぎのセーフ球処理(ステップS7)へ移行する。
【0038】
このセーフ球処理においては、発射球が遊技領域G内に設けられている特定の部位を通過させられて、遊技盤4の裏面に設けられている第1誘導樋36に回収された際に、この第1誘導樋36に設けられて、前記セーフ球の検出をなすセーフセンサ39からのセーフ信号iに基づきセーフカウンタを加算し、こののちに、アウト球処理(ステップS8)へ移行する。
【0039】
このアウト球処理では、前記発射球のうち、遊技領域Gの前記特定の部位を避けて落下した発射球が、遊技盤4の裏面の第2誘導樋37へ回収された際に、この第2誘導樋37に設けられて、前記アウト球の検出をなすアウトセンサ40からのアウト信号jに基づき、アウトカウンタを加算する。
【0040】
そして、このアウト球処理に続いて行なわれる第1累積処理(ステップS9)においては、図8に詳述するように、前述したセーフセンサ39やアウトセンサ40からの信号に基づき、セーフ球やアウト球の数を第1累積カウンタに加算し(ステップS901、ステップS902)、ついで、前記第1累積カウンタが増加したか否かの判断を行ない(ステップS903)、増加が認められた場合にはタイマをクリヤして(ステップS904)メインルーチンへ戻る。
また、第1累積カウンタの増加が認められない場合には、ステップS905においてタイマ加算を行ないステップS906へ移行する。
【0041】
このステップS906においては、前記タイマによって計測されている時間が、所定時間経過したか否かの判断を行ない、所定時間経過したと認められた場合、すなわち、前記第1累積カウンタの増加が所定時間認められない場合には、所定時間確認フラッグ(1)をONにする(ステップS907)とともに、所定時間確認フラッグ(2)をONにしたのちに(ステップS908)、前記タイマをクリヤして(ステップS909)メインルーチンへ戻る。
また、所定時間経過していない場合には、すなわち、第1累積カウンタの増加が所定時間内に発生した場合には、メインルーチンへ戻って第2累積処理(ステップS10)へ移行する。
そして、本実施例においては、前記第1累積カウンタが回収球累積カウンタを構成している。
【0042】
この第2累積処理では、図9に示すように、後述する賞球数処理においてセットされた賞品球数カウンタ値を第2累積カウンタにセットしたのちに(ステップS1001)、この賞品球数カウンタ値をクリヤして(ステップS1002)、つぎの分岐処理(ステップS11)へ移行する。
ここで、本実施例においては、前記第2累積カウンタが賞品球数累積カウンタを構成している。
【0043】
この分岐処理は、以下に示すように、賞球数処理(ステップS12)、購入球処理(ステップS13)、精算処理(ステップS14)、回収球数出力処理(ステップS15)、賞品球数出力処理(ステップS16)の各シーケンスを効率よく処理するための時分割処理であり、1シーケンス毎に処理が分担される。
【0044】
前記ステップS12において行なわれる賞球数処理は、遊技制御装置44から出力される賞球数データ信号に基づいて、賞球数を持ち球カウンタに加算するとともに、賞球数を前記カード制御装置45へ出力するための賞球数信号oをセットし、また、前記賞球数を賞品球数カウンタにセットする処理である。
そして、この賞品球数カウンタにセットされた値は、前述したステップS10の第2累積処理におけるステップS1001の処理に用いられる。
【0045】
また、ステップS13の購入球処理においては、購入釦17によって発せられる購入信号aがカード制御装置45を介して入力されると、この購入信号aの1信号に対して所定の球数(たとえば、1購入信号を100円とした場合には25個)を購入球数として持ち球カウンタに加算するとともに、購入球数を前記カード制御装置45へ出力するための購入球数信号mをセットする。
【0046】
前記ステップS14の精算処理は、精算釦19からの精算信号cがカード制御装置45を介して入力されることにより精算を行なう処理であって、精算条件が満たされていることを条件として、カード制御装置45へ出力する精算許可信号gをセットし、また、精算条件が満たされていない場合に、前記カード制御装置45へ出力する精算不許可信号hをセットする。
【0047】
そして、前記カード制御装置45においては、前記精算許可信号gが入力された時点で、カードへの有価価値データや遊技価値データの書き込みが行なわれたのちに、このカードを排出することにより精算が行なわれる。
【0048】
また、前記ステップS15の回収球数出力処理が開始されると、図10に詳述するように、まず、回収球端数信号rを中央管理装置Eへ出力中か否かの判断を行ない(ステップS1501)、出力中である場合にはそのままメインルーチンへ戻り、出力中でない場合には、回収球数信号qを出力中か否かの判断を行なう(ステップS1502)。
【0049】
そして、回収球数信号を出力中である場合にはそのままメインルーチンへ戻り、出力中でない場合には、第1累積カウンタ値が10以上か否かの判断を行なう(ステップS1503)。
【0050】
そして、前記第1累積カウンタ値が10以上であると、第1累積カウンタ値から10を減算したのちにその結果を第1累積カウンタに格納するとともに(ステップS1504)、回収球数を中央管理装置Eへ出力するための回収球数信号qをセットする(ステップS1505)。
【0051】
一方、前記第1累積カウンタ値が10未満である場合には、解除スイッチ(これは、回収球の端数管理が不要な場合に操作されるスイッチで、ON状態において、前記端数信号rの出力が行なわれない)がONであるか否かの判断を行ない(ステップS1506)、ONである場合にはメインルーチンへ戻り、OFFである場合には、前記第1累積処理における所定時間確認フラッグ(1)がONであるか否か、すなわち、前記第1累積カウンタの増加が所定時間停止状態にあるか否かの判断を行なう(ステップS1507)。
【0052】
ここで、所定時間確認フラッグ(1)がOFFである場合、(換言すれば、所定時間内に第1累積カウンタ値の増加が見られた場合)には、遊技継続中と判断してメインルーチンへ戻り、また、所定時間確認フラッグ(1)がONである場合、(第1累積カウンタ値の増加が所定時間見られない場合)には、遊技が停止状態にあると判断し、第1累積カウンタ値を回収球端数カウンタに上書き(ステップS1508)するとともに、前記第1累積カウンタをクリヤし(ステップS1509)、また、前記所定時間確認フラッグ(1)をOFFにしたのちに(ステップS1510)、回収球端数を中央管理装置Eへ出力するための回収球端数信号rをセットし(ステップS1511)メインルーチンへ戻る。
【0053】
そして、前記ステップS1506〜ステップS1511の処理は、第1累積カウンタ値が10未満である場合に行なわれ、かつ、ステップS1508〜ステップS1511の処理が、遊技が停止状態にあることを条件に行なわれることから、この回収球数出力処理により、遊技停止中において10個に満たない回収球の端数が出力される。
【0054】
さらに、ステップS16の賞品球数出力処理が開始されると、図11のフローに示すように、まず、中央管理装置Eへ賞品球端数信号を出力中か否かの判断を行ない(ステップS1601)、出力中である場合にはそのままメインルーチンへ戻り、出力中でない場合には、賞品球数信号を出力中か否かの判断を行なう(ステップS1602)。
【0055】
そして、賞品球数信号を出力中である場合にはそのままメインルーチンへ戻り、出力中でない場合には、第2累積カウンタ値が10以上か否かの判断を行なう(ステップS1603)。
【0056】
そして、前記第2累積カウンタ値が10以上であると、第2累積カウンタ値から10を減算したのちにその結果を第2累積カウンタに上書きするとともに(ステップS1604)、賞品球数を中央管理装置Eへ出力するための賞品球数信号oをセットする(ステップS1605)。
【0057】
一方、前記第2累積カウンタ値が10未満である場合には、解除スイッチ(これは、賞品球の端数管理が不要な場合に操作されるスイッチで、ON状態において、前記端数信号pの出力が行なわれない)がONであるか否かの判断を行ない(ステップS1606)、ONである場合にはメインルーチンへ戻り、OFFである場合には、前記第1累積処理における所定時間確認フラッグ(2)がONであるか否か、すなわち、前記第1累積カウンタの増加が所定時間停止状態にあるか否かの判断を行なう(ステップS1607)。
【0058】
ここで、所定時間確認フラッグ(2)がOFFである場合、(換言すれば、所定時間内に第1累積カウンタ値の増加が見られた場合)には、遊技継続中と判断してメインルーチンへ戻り、また、所定時間確認フラッグ(2)がONである場合、(第1累積カウンタ値の増加が所定時間見られない場合)には、遊技が停止状態にあると判断し、第2累積カウンタ値を賞品球端数カウンタに上書き(ステップS1608)するとともに、前記第2累積カウンタをクリヤし(ステップS1609)、また、前記所定時間確認フラッグ(2)をOFFにしたのちに(ステップS1610)、賞品球端数を中央管理装置Eへ出力するための賞品球端数信号pをセットし(ステップS1611)、メインルーチンへ戻る。
【0059】
そして、前記ステップS1606〜ステップS1611の処理は、第2累積カウンタ値が10未満である場合に行なわれ、かつ、ステップS1608〜ステップS1611の処理が、遊技が停止状態にあることを条件に行なわれることから、この賞品球数出力処理により、遊技停止中において10個に満たない賞品球の端数が出力される。
【0060】
ついで、前述した各処理で出力としてセットされた信号を外部へ出力するための外部出力処理(ステップS17)が行われる。
この出力処理について、本発明の特徴部分である回収球数出力処理および賞品球数出力処理に関する外部出力処理について詳細に説明すれば、つぎのとおりである。
【0061】
回収球信号要求あるいは賞品球信号要求により、回収球数出力処理や賞品球数出力処理においてセットされた回収球数信号qや賞品球数信号oを、たとえば、100msecのON信号として出力し、連続した出力を行なう場合には、ON信号の間に、同じく100msecのOFF時間を設定する。
【0062】
ここで、このON信号は、1信号当り10個の回収球数あるいは賞品球数として、中央管理装置Eにおいて認識される。
【0063】
また、回収球端数信号要求あるいは賞品球端数信号要求により、前記回収球数出力処理や賞品球端数出力処理においてセットされた回収球端数信号rあるいは賞品球端数信号pを、たとえば、1個当り200msecのON信号として出力する。
そして、端数が複数ある場合には、前記ON信号のあとに、同じく200msecのOFF時間を設定して、前記ON信号を連続して出力する。
【0064】
したがって、中央管理装置Eにおいては、ON時間の違いによって、回収球数や賞品球数に関する信号かあるいはこれらの端数に関する信号かの識別が行なわれる。
【0065】
このような信号処理を行なうことにより、また、端数信号を遊技停止時(回収球あるいは賞品球の送信が行なわれていないとき)に出力することにより、回収球数あるいは賞品球数毎に、回収球数信号とその端数信号、あるいは、賞品球数とその端数信号を同一信号線によって送信することが可能となる。
また、前記回収球端数信号rあるいは賞品球端数信号pは、中央管理装置Eにおいて解除スイッチが操作されて、端数管理を行なう状態にセットされている場合にのみ出力する。
【0066】
このように、本実施例に係わる封入球式遊技機1においては、回収球や賞品球を、中央管理装置Eへ所定個数(10個)当り1信号として出力することにより、回収球数や賞品球数の出力を効率よく行なうことができる。
しかも、前記回収球や賞品球の端数を中央管理装置Eへ出力することにより、従来誤差として扱われていた端数分を正確に管理することができる。
【0067】
なお、前記実施例において示した各構成部材の諸形状や寸法等は一例であって、設計要求等に基づき種々変更可能である。
【0068】
たとえば、前記実施例においては、回収球数とその端数に関する信号、および、賞品球数とその端数に関する信号を同一信号線によって出力する例について示したが、これに限られるものではなく、回収球数に関する信号とその端数に関する信号、および、賞品球数に関する信号とその端数に関する信号を専用の信号線によって個別に出力するようにしてもよいものである。
【0069】
また、端数に関する情報を出力するために設定されている所定時間に関しては、外部から調整可能とすることも可能であり、その設定時間は、10分ないしは30分の範囲に設定するのが妥当である。
さらに、封入球式遊技機1の構成機器の配置位置や種類も適宜変更可能である。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明における封入球式遊技機は、所定数の遊技球を封入しておき、遊技機に入力される有価価値データに基づいて変換される遊技価値データを基に、前記遊技球を遊技領域内に発射し、かつ、前記遊技領域を通過した遊技球を回収して発射位置に導くことにより、前記遊技球を循環使用して所定の遊技を行なわせるとともに、遊技結果が特定の利益状態である場合に、所定の賞品球数に対応させて遊技者の利益を増加させる封入球式遊技機において、前記回収された遊技球数を累積する回収球数累積カウンタと、この回収球数累積カウンタからの情報に基づき、所定の回収球数毎に第1のON時間が設定されている回収球数信号を中央管理装置へ出力するとともに、この所定の回収球数分、前記回収球数累積カウンタの減算を行なう回収球数出力手段と、前記賞品球数を累積する賞品球数累積カウンタと、この賞品球数累積カウンタからの情報に基づき、所定の賞品球数毎に第1のON時間が設定されている賞品球数信号を中央管理装置へ出力するとともに、この所定の賞品球数分、前記賞品球数累積カウンタの減算を行なう賞品球数出力手段と、前記回収球数累積カウンタの増加が所定時間認められず、かつ、そのカウンタ値が前記所定の回収球数未満の端数が残っている場合に、当該端数に関する第2のON時間が設定されている回収球端数信号を中央管理装置へ出力するとともに、前記回収球数累積カウンタをクリヤする回収球端数出力手段と、前記回収球数累積カウンタの増加が所定時間認められず、かつ、前記賞品球数累積カウンタ値が前記所定の賞品球数未満の端数が残っている場合に、当該端数に関する第2のON時間が設定されている賞品球端数信号を中央管理装置へ出力するとともに、前記賞品球数累積カウンタをクリヤする賞品球端数出力手段と、を備え、前記回収球数信号と前記回収球端数信号とを同一信号線によって送信可能に構成するとともに、前記賞品球数信号と前記賞品球端数信号とを同一信号線によって送信可能に構成し、前記回収球数出力手段と前記回収球端数出力手段との信号のON時間の違いによって回収球数に関する信号であるか、或いは、回収球端数に関する信号であるかの識別が中央管理装置で行われるようにし、前記賞品球数出力手段と前記賞品球端数出力手段との信号のON時間の違いによって賞品球数に関する信号であるか、或いは、賞品球端数に関する信号であるかの識別が中央管理装置で行われるようにしたことを特徴とするもので、次のような優れた効果を奏する。
【0071】
回収球数や賞品球数を所定数当り1信号として外部へ出力することにより、多数の回収球や賞品球を効率よく外部へ出力することができるとともに、これらの端数をも外部へ出力することにより、回収球数や賞品球数を正確に管理することができ、この結果、営業成績の管理を高精度に行うことができる。
さらに、このような信号処理を行うことにより、また、端数信号を遊技停止時(回収球あるいは賞品球の送信が行われていないとき)に出力することにより、回収球数あるいは賞品球数毎に、回収球数信号とその端数信号、あるいは、賞品球数とその端数信号を同一信号線によって送信することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる封入球式遊技機の外観斜視図である。
【図2】本発明の一実施例に係わる封入球式遊技機の前面部分を開放した状態を示す外観斜視図である。
【図3】本発明の一実施例に係わる封入球式遊技機の背面を示す外観斜視図である。
【図4】本発明の一実施例に係わる封入球式遊技機が用いられた遊技店等における全体装置を示す概略図である。
【図5】本発明の一実施例に係わる封入球式遊技機の作動を説明するための制御ブロック図である。
【図6】本発明の一実施例に係わる封入球式遊技機の封入球制御装置における信号の授受を示すブロック図である。
【図7】本発明の一実施例に係わる封入球式遊技機において行なわれる処理のゼネラルフロー図である。
【図8】図7のゼネラルフローにおける第1累積処理の詳細を示すフロー図である。
【図9】図7のゼネラルフローにおける第2累積処理の詳細を示すフロー図である。
【図10】図7のゼネラルフローにおける回収球数出力処理の詳細を示すフロー図である。
【図11】図7のゼネラルフローにおける賞品球数出力処理の詳細を示すフロー図である。
【符号の説明】
1 封入球式遊技機
13 操作パネル
14 発射調整釦
15 発射調整釦
16 停止釦
17 購入釦
18 中断釦
19 精算釦
20 残高表示器
21 持ち球数表示器
27 カードリーダ・ライタ
28 発射装置
39 セーフセンサ
40 アウトセンサ
44 遊技制御装置
45 カード制御装置
46 発射制御装置
47 封入球制御装置
E 中央管理装置

Claims (1)

  1. 所定数の遊技球を封入しておき、遊技機に入力される有価価値データに基づいて変換される遊技価値データを基に、前記遊技球を遊技領域内に発射し、かつ、前記遊技領域を通過した遊技球を回収して発射位置に導くことにより、前記遊技球を循環使用して所定の遊技を行なわせるとともに、遊技結果が特定の利益状態である場合に、所定の賞品球数に対応させて遊技者の利益を増加させる封入球式遊技機において、
    前記回収された遊技球数を累積する回収球数累積カウンタと、この回収球数累積カウンタからの情報に基づき、所定の回収球数毎に第1のON時間が設定されている回収球数信号を中央管理装置へ出力するとともに、この所定の回収球数分、前記回収球数累積カウンタの減算を行なう回収球数出力手段と、
    前記賞品球数を累積する賞品球数累積カウンタと、この賞品球数累積カウンタからの情報に基づき、所定の賞品球数毎に第1のON時間が設定されている賞品球数信号を中央管理装置へ出力するとともに、この所定の賞品球数分、前記賞品球数累積カウンタの減算を行なう賞品球数出力手段と、
    前記回収球数累積カウンタの増加が所定時間認められず、かつ、そのカウンタ値が前記所定の回収球数未満の端数が残っている場合に、当該端数に関する第2のON時間が設定されている回収球端数信号を中央管理装置へ出力するとともに、前記回収球数累積カウンタをクリヤする回収球端数出力手段と、
    前記回収球数累積カウンタの増加が所定時間認められず、かつ、前記賞品球数累積カウンタ値が前記所定の賞品球数未満の端数が残っている場合に、当該端数に関する第2のON時間が設定されている賞品球端数信号を中央管理装置へ出力するとともに、前記賞品球数累積カウンタをクリヤする賞品球端数出力手段と、を備え
    前記回収球数信号と前記回収球端数信号とを同一信号線によって送信可能に構成するとともに、前記賞品球数信号と前記賞品球端数信号とを同一信号線によって送信可能に構成し、
    前記回収球数出力手段と前記回収球端数出力手段との信号のON時間の違いによって回収球数に関する信号であるか、或いは、回収球端数に関する信号であるかの識別が中央管理装置で行われるようにし、
    前記賞品球数出力手段と前記賞品球端数出力手段との信号のON時間の違いによって賞品球数に関する信号であるか、或いは、賞品球端数に関する信号であるかの識別が中央管理装置で行われるようにしたことを特徴とする封入球式遊技機。
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