JP2945717B2 - カード式遊技機 - Google Patents

カード式遊技機

Info

Publication number
JP2945717B2
JP2945717B2 JP14029490A JP14029490A JP2945717B2 JP 2945717 B2 JP2945717 B2 JP 2945717B2 JP 14029490 A JP14029490 A JP 14029490A JP 14029490 A JP14029490 A JP 14029490A JP 2945717 B2 JP2945717 B2 JP 2945717B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
ball
game
prize
gaming machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP14029490A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0433676A (ja
Inventor
征一郎 福島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Bussan Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Bussan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Bussan Co Ltd filed Critical Sanyo Bussan Co Ltd
Priority to JP14029490A priority Critical patent/JP2945717B2/ja
Publication of JPH0433676A publication Critical patent/JPH0433676A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2945717B2 publication Critical patent/JP2945717B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、遊技玉に関連したデータが記録されたカー
ドを使用して遊技を行うカード式遊技機に関するもので
ある。
【従来の技術】
従来、遊技玉に関連したデータが記録されたカードを
使用して遊技を行うカード式遊技機において、購入した
カードをカード挿入口に投入した後、当該カードに記録
された遊技玉のデータの一部を取出して遊技を開始し、
遊技盤上に配置された各種の入賞口や入賞装置に打球が
入賞すると、所定個数(例えば、13個)の賞品玉に相当
する数値を加算し、発射された打球毎に減算し、それら
を加減算した値を記憶し、その記憶値が「+1」以上に
おいて遊技を進行することができるようになっていた。
また、遊技が打ち止めとなったとき、あるいは遊技を途
中で終了するときには、カード式遊技機に設けられる精
算スイッチを遊技者が操作することにより、前記記憶値
に記憶された残玉に関連するデータを投入したカード自
体に記録して排出したりしていた。
【発明が解決しようとする手段】
ところで、遊技者が購入したカードが購入した遊技場
でしか使用できない場合には、上記したように残玉を購
入カードに再記録してもよいが、近年市場に提供されて
いる全国共通のプリペイドカードである場合には、その
プリペイドカードに残玉を記録することは、当該遊技場
で獲得した賞品玉を他の遊技場でも使用できることとな
り、従来の商慣習と相容れないという問題があった。 本発明は、上記した問題点に鑑みなされたもので、そ
の目的とするところは、従来の商慣習を踏襲することが
できるカード式遊技機を提供することにある。
【発明が解決しようとする課題】
上記した目的を達成するために、本発明に係るカード
式遊技機は、 少なくとも、カードを投入するカード投入口を含むカ
ード装置と、遊技終了時に遊技を精算すべく遊技者によ
って操作される精算スイッチと、該精算スイッチが操作
されたときに遊技において遊技者が獲得した残玉に関連
したデータが記録される記録媒体であって前記カードと
異なる記録媒体を発行する発行手段と、を備え、 少なくとも前記カード装置を遊技機の前面下部に設け
たことを特徴とするものである。
【作用】
遊技者が購入したカードを遊技機の前面下部に設けら
れるカード装置のカード投入口に投入して、該カードに
記録されたデータのうち所望のデータを取出すことによ
り遊技を開始することができる。そして、遊技者が遊技
を終了させるときには、精算スイッチを操作する。精算
スイッチが操作されたときには、遊技において遊技者が
獲得した残玉に関連したデータが記録された記録媒体で
あって前記カードと異なる記録媒体、例えば、カードが
発行手段によって発行される。つまり、本発明に係るカ
ード式遊技機においては、遊技を開始する際に使用され
る持ち玉データが記録されたカードと、当該遊技場で獲
得した残玉データが記録された記録媒体とを別々に処理
できるようにしたので、残玉データが記録された記録媒
体を発行した当該遊技場でしか使用できないようにすれ
ば、従来の商慣習をそのまま踏襲することができる。
【実施例】
以下、図面を参照して、本発明の実施例について説明
する。まず、第1図及び第2図を参照して実施例に係る
カード式遊技機1の全体の構成について説明する。第1
図は、カード式遊技機1の正面から見た斜視図であり、
第2図は、該カード式遊技機1の背面図である。 図において、カード式遊技機1は、設置島台に固定さ
れる外枠2と、該外枠2に開閉自在に軸支される前面枠
3とから構成される。前面枠3は、額縁状に形成される
と共に、その額縁状の開口には、金枠4が周設され、そ
の金枠4には、ガラス扉5と前面扉6とが一側を軸支さ
れて開閉自在に設けられている。ガラス扉5の後方に
は、遊技盤17が位置するが、この遊技盤17は、前記前面
枠3の裏面に対して着脱自在に取り付けられるようにな
っている。なお、遊技盤17の構成については、後に詳述
する。 一方、前記前面扉6は、発射レールの前面を覆うよう
になっていると共に、その裏面に発射レールの発射位置
に打球を供給する打球整列樋7が透視できるように設け
られている。また、前面扉6の軸支側裏面には、遊技状
態に応じて効果音を発生するスピーカ8が設けられてい
る。 また、前面枠3の下部前面には、打球を発射すると共
に、打球の弾発力を調節する操作ハンドル9が設けら
れ、その操作ハンドル9の側方にカード装置12及び灰皿
11が設けられている。操作ハンドル9、灰皿11、及びカ
ード装置12は、セット板10に一体的に設けられ、該セッ
ト板10を前面枠3の表面に取り付けることにより固定さ
れる。ただし、カード装置12は、セット板10に対して着
脱自在に取り付けられるようになっている。 ところで、カード装置12は、持ち玉データが記録され
た磁気カード等で構成されていて遊技者が購入したカー
ドを投入する購入カード投入口13、遊技終了時に操作す
る精算スイッチ16、遊技者が獲得した賞品玉数に対応す
る得点と発射して使用した使用玉数との差数である残玉
数(遊技者が実質的に獲得した得点;以下、賞得点とい
う)を表示する残玉表示器15、及び前記精算スイッチ16
を操作したときに前記残玉表示器15に表示される賞得点
を記録した記録媒体としての賞カードを排出する賞カー
ド排出口14、を備えて構成される。 購入カード投入口13の内部には、後に詳述するカード
有無スイッチ38とデータ読取り書込み器39とカード搬送
モータ40等からなるカード装置としての購入カード読取
り書込み装置37(共に第3図のブロック図に示す)が内
蔵され、投入された購入カード又は賞カードに記録され
た得点データを読取ると共に、使用した玉数分に相当す
るデータを差し引いたデータを書込んで、再度購入カー
ド投入口13から投入された購入カード又は賞カードを返
却する。 残玉表示器15は、前記したように獲得した賞得点を表
示するものであるが、これは、カード式遊技機1におい
て打球が後述する変動入賞装置20や入賞口21〜23に入賞
しても所定個数(例えば、7個、13個)の賞品球が排出
されるものではなく、その所定個数の賞品球が払出され
たとして得点だけが加算され、また、打球が1個発射さ
れる毎に減算されるようになっており、その加減算され
た得点が残玉表示器15に表示されるようになっている。 また、賞カード排出口14の内部には、後に詳述するカ
ード有無スイッチ42とデータ書込み器43とカード搬送モ
ータ44等からなる発行手段としての賞カード発券装置41
(共に第3図のブロック図に示す)が内蔵され、精算ス
イッチ16を操作したときに賞得点がある場合に、その賞
得点に係るデータを磁気カード等で構成される賞カード
に書込んで遊技者に排出するようになっている。 このように本実施例に係るカード式遊技機1において
は、遊技者が購入した購入カードとは別に遊技者が獲得
した賞得点が記録された賞カードを発行する賞カード発
券装置41が設けられるが、これは以下の理由による。す
なわち、近年、全国の遊技場で使用可能なプリペイドカ
ードが提供されているが、このようなプリペイドカード
を購入カードとした場合に、その購入カードに遊技者が
獲得した賞得点に対応する得点データを再記録できるよ
うにすると、その追加された得点データを含む購入カー
ドで他の遊技場で遊技することができ、本来得点を得た
遊技場で得点に応じた景品に交換すべきであるという従
来の商習慣と相容れない不都合があるからである。ま
た、ある遊技機で遊技していた遊技者が他の遊技機で遊
技をしたい場合に、先の遊技機に多少の賞得点が残存し
ているときに、その残存得点をもって次の遊技機で遊技
させる必要があるからである。 なお、本実施例においては、賞カード発券装置41で発
行されたカードを使用して他の遊技機で遊技をしたい場
合には、当該遊技機の購入カード投入口13に賞カードを
差込めば、その購入カード読取り書込み装置37が作動す
るようになっている。もちろん、賞カードを賞カード排
出口14に受入れ可能として、受入れたときに遊技が行え
るようにしてもよい。 また、カード装置12には、上記した構成の他に、図示
しないが望ましくは、購入カードを購入カード投入口13
に差込んだ際に、購入カードに記録されたデータを遊技
者の要望に応じて区分けして取込む操作ボタンや、購入
カードの残りデータを金額で表示する表示器が設けられ
るとよい。 カード式遊技機1の前面の構成は、上記した通りであ
るが、前記前面枠3の裏面に着脱自在に取り付けられる
遊技盤17の表面には、発射された打球を遊技領域に誘導
する誘導レール18が設けられ、該誘導レール18に囲まれ
た遊技領域内には、組合せ表示装置19、変動入賞装置2
0、及び複数の入賞口21〜23等の部品が配置されて遊技
を行うことができるようになっている。複数の入賞口の
うち、組合せ表示装置19と変動入賞装置20との間に横方
向に3つ配置される始動入賞口21は、打球が入賞するこ
とによって組合せ表示装置19の3つの表示器を変動表示
させ、その3つの表示器の停止時の図柄が所定の大当り
図柄のときに、変動入賞装置20を比較的長い時間(例え
ば、30秒経過するまで、あるいは10個の入賞玉が発生す
るまで)開放させ、そのような開放を所定回数(例え
ば、10回)繰り返すことが可能とされている。なお、上
記した遊技動作は、第2図に示すように遊技盤17の裏面
側に設けられる遊技用制御基板70によって行われる。ま
た、始動入賞口21に入賞した入賞玉に基づいて付与され
る得点は、他の入賞口22、23及び入賞装置20に入賞した
入賞玉に基づいて付与される得点とは、異なるように設
定されている。具体的には、始動入賞口21への入賞に基
づいては、得点「+7」が付与され、それ以外の入賞に
基づいては、得点「+13」が付与される。 なお、上記した入賞口のうち入賞口23は、チューリッ
プ式入賞口を構成する。また、誘導レール18の最下方に
は、上記した入賞口、あるいは入賞装置のいずれにも入
賞しなかったアウト玉が取込まれるアウト口24が設けら
れている。 ところで、上記した遊技盤17の裏面には、第2図に示
すように、遊技盤17の表面に設けられる変動入賞装置20
や入賞口21〜23に入賞した入賞玉、あるいはアウト口24
に入ったアウト玉を誘導する機構板25が配置されてい
る。すなわち、入賞玉は、機構板26の前面下方に形成さ
れた入賞玉集合樋26aに落下して一ケ所に集合されて排
出通路31に導かれ、アウト玉も入賞玉集合樋26aの下方
に形成されたアウト玉集合樋26bに誘導されて排出通路3
1に導かれる。排出通路31は、入賞玉とアウト玉とを合
流した後に、カード式遊技機1の外に排出すべく図示し
ない設置島台の回収径路に落下させるものである。ま
た、排出通路31の合流点より下方には、排出されるべき
使用済の玉を検出する排出玉検出スイッチ30が介装され
ている。 前記入賞玉集合樋26aの上方であって遊技盤17の裏面
には、始動入賞口21に入賞した入賞玉とそれ以外の入賞
玉を区画誘導する誘導通路27が形成されており、その誘
導通路27の末端出口がそれぞれ入賞玉集合樋26aに臨む
と共に、それぞれの誘導通路27の末端出口に入賞玉検出
スイッチ28、29が介装されている。具体的には、入賞口
22、23及び変動入賞装置20に入賞した入賞玉を誘導する
誘導通路27の末端出口には、第1入賞玉検出スイッチ28
が臨み、始動入賞口21に入賞した入賞玉を誘導する誘導
通路27の末端出口には、第2入賞玉検出スイッチ29が臨
んである。しかして、それぞれの入賞玉は、第1入賞玉
検出スイッチ28又は第2入賞玉検出スイッチ29を通過し
た後に、入賞玉集合樋26aに集められて下方に誘導され
る。 また、遊技盤17の前面側であって前記誘導レール18の
上端出口には、発射された打球(確実に遊技領域に達す
る打球)を検出する発射玉検出スイッチ32が設けられて
いる。なお、発射玉検出スイッチ32は、図示の位置に限
定されることなく、発射された直後の打球を検出する位
置に設けてもよい。この場合には、遊技領域に達するこ
となく戻ってくるファール玉を検出するファール玉検出
スイッチを設ける必要がある。また、発射玉検出スイッ
チ32に代えて発射位置に供給される打球を検出する供給
検出スイッチを設けてもよい。 上記した第1入賞玉検出スイッチ28、第2入賞玉検出
スイッチ29、排出玉検出スイッチ30、及び発射玉検出ス
イッチ32は、後に詳述する制御基板36に接続されて、カ
ード式遊技機1の打球及び賞得点に関する制御を行うよ
うになっている。 更に、前記機構板25には、その一側に打球供給口33が
形成され、該打球供給口33に打球補給管34を介して発射
すべき打球が補給される。打球補給管34は、設置島台に
設けられる図示しない補給径路から補給される玉磨き済
の打球を流下させるものである。したがって、図示のカ
ード式遊技機1において、発射されるべき打球は、カー
ド式遊技機1自体の内部で循環するものではなく、前記
排出通路31から排出された使用済の打球が一旦設置島台
に戻され、玉磨きされて揚送され、再度補給径路からカ
ード式遊技機1に戻される、いわゆる島循環方式のカー
ド式遊技機1である。もちろん、発射されるべき打球を
カード式遊技機1内部で循環させるようにしたものでも
良い。なお、上記した打球供給口33は、前記打球整列樋
7に接続されている。 また、カード式遊技機1の裏面には、上記した機構板
25の他に、その下方に打球発射装置35及び制御基板36が
設けられている。打球発射装置35は、前記操作ハンドル
9が操作されたときに発射位置にある打球を1個宛弾発
駆動するものであるが、その駆動は、制御基板36によっ
て制御されるようになっている。また、制御基板36は、
打球の発射駆動及び賞得点に関する制御を行う制御回路
が形成されている。 ここで、制御基板36に構成される制御回路について第
3図を参照して説明する。第3図は、制御回路をブロッ
ク構成で示したもので、制御回路は、制御中枢としての
MPU45を有し、MPU45には、ROM46、RAM47が接続されてい
る。RAM47には、前記第1入賞玉検出スイッチ28及び第
2入賞玉検出スイッチ29からの信号に対応して導出され
る得点を計数記憶する獲得玉カウンタ48、前記排出玉検
出スイッチ30からの信号を計数記憶する排出玉カウンタ
49、及び前記発射玉検出スイッチ32及び入賞玉検出スイ
ッチ28、29の検出信号に基づいて加減算される賞得点を
計数記憶する加減算カウンタ50が設定されている。ま
た、MPU45には、前記した各種の検出器、すなわち発射
玉検出スイッチ32、入賞玉検出スイッチ28、29、排出玉
検出スイッチ30、及び精算スイッチ16からの入力信号が
波形整形回路51を介して入力され、購入カード読取り書
込み装置37及び賞カード発券装置41に含まれるカード有
無スイッチ38、42からの入力信号も波形整形回路52、54
を介して入力される。また、購入カード読取り書込み装
置37及び賞カード発券装置41に含まれるデータ読取り書
込み器39及びデータ書込み器43とMPU45との間で持ち玉
データや獲得得点データ等の情報のやり取りが行われ
る。 また、MPU45からは、購入カード読取り書込み装置37
及び賞カード発券装置41に含まれるカード搬送モータ4
0、44にドライバ53、55を介して駆動信号が出力され、
表示器駆動回路60及び表示器選択回路61を介して残玉表
示器15に表示駆動信号が出力され、音声合成回路64を介
してスピーカ8に音声信号が出力される。更に、MPU45
からは、第1パルス発生回路62及び第2パルス発生回路
63の駆動信号が出力されるようになっている。第1パル
ス発生回路62及び第2パルス発生回路63は、駆動信号を
受けたときに、例えば、100msecのパルス信号を発生す
るようになっている。なお、MPU45には、クロック発生
回路57、該クロック発生回路57からのパルスを分周する
分周器56、リセット信号を発生するリセット信号発生回
路58、及びMPU45に電源を供給するための電源回路59が
それぞれ接続されている。また、購入カードがプリペイ
ドカードである場合には、購入カードで使用した分の使
用済データが制御基板36から公衆回線又は専用回線を介
してプリペイドカード販売業者に送られるようにしても
よい。 次に、上記した制御回路の処理手順について第4図に
示すフロー図を参照して説明する。 まず、電源投入後、フロー図には示さなかったが初期
化が行われ、その後、遊技者が購入カード投入口13に購
入カード又は賞カードを投入したか否かがカード有無ス
イッチ38及びデータ読取り書込み器39により判別され
(ステップS10)、購入カード又は賞カードが投入され
たと判別されたときには、詳細には説明しないが、購入
カードの場合には、記録された持ち主データの値の一部
を加減算カウンタ50に移動させ、また、賞カードの場合
には、記録された持ち主データの値の全部を加減算カウ
ンタ50に移動させる(ステップS20)。その後、加減算
カウンタ50の値が「+1」以上か否かが判別され(ステ
ップS30)、「+1」以上であると判別されたときだけ
次の処理に進む。一方、加減算カウンタの値が「+1」
以上でない、すなわち「0」以下のときには、賞得点が
残っていないので、図には示さないが、打球発射装置35
の電源をOFFとして最初のステップS10に戻って次のカー
ドの投入を待つ。 前記ステップS30において、加減算カウンタ50の値が
「+1」以上であると判別されたときには、まず、打球
発射装置35の電源をONにした後(図示しない)、発射玉
検出スイッチ32がONしたか否かが判別され(ステップS4
0)、ONした場合には加減算カウンタ50の値に「−1」
を加算し(ステップS50)、ONしない場合には、加算す
ることなく第1入賞玉検出スイッチ28がONしたか否かが
判別される(ステップS60)。第1入賞玉検出スイッチ2
8がONした場合には加減算カウンタ50の値に「+13」を
加算する(ステップS70)と共に、獲得玉カウンタ48の
値にも「+13」を加算する(ステップS80)。一方、第
1入賞玉検出スイッチ28がONしない場合には、加算する
ことなく第2入賞玉検出スイッチ29がONしたか否かが判
別される(ステップS90)。第2入賞玉検出スイッチ29
がONした場合には加減算カウンタ50の値に「+7」を加
算する(ステップS100)と共に、獲得玉カウンタ48の値
にも「+7」を加算する(ステップS110)。 次に、排出玉検出スイッチ30がONしたか否かが判別さ
れ(ステップS120)、ONした場合には、排出玉カウンタ
49の値に「+1」を加算し(ステップS130)、ONしない
場合には、加算することなく獲得玉カウンタ48の値が
「+10」以上であるか否かが判別され(ステップS14
0)、「+10」以上であれば、獲得玉カウンタ48の値に
「−10」を加算した後(ステップS150)、第1パルス発
生回路62を駆動する(ステップS160)。これによって、
第3図に示すようにパルス信号S1が管理コンピュータに
送られる。次いで、排出玉カウンタ49の値が「+10」以
上であるか否かが判別され(ステップS170)、「+10」
以上であれば、排出玉カウンタ49の値に「−10」を加算
した後(ステップS180)、第2パルス発生回路63を駆動
する(ステップS190)。これによって、第3図に示すよ
うにパルス信号S2が管理コンピュータに送られる。この
ように、パルス信号S1、S2が管理コンピュータに送られ
ることにより、管理コンピュータでは、従来と同じプロ
グラムに基づいて当該カード式遊技機1の出玉データ等
が刻々と演算処理されてディスプレイや印字装置等に表
示することができる。 一方、上記ステップS190までの処理が終了すると、加
減算カウンタ50の値を残玉表示器15に表示する(ステッ
プS200)。ステップS200の処理が終了すると、精算スイ
ッチ16がONしたか否かが判別され(ステップS210)、ON
しない場合には、遊技者が遊技を終了しないで継続して
行うことを意味するので、記ステップS30に戻り、ステ
ップS30〜ステップS210の処理を繰り返す。 一方、精算スイッチ16がONされたときには、加減算カ
ウンタ50の値が「+1」以上となっているか否かが判別
され(ステップS220)、「+1」以上であると判別され
た場合には、精算スイッチ16を操作した時点で遊技者が
獲得した賞得点があることを意味するので、加減算カウ
ンタ50の値を残玉データとして賞カード発券装置41のデ
ータ書込み器43で賞カードに移動記録した後(ステップ
S230)、当該賞カードを賞カード排出口14からカード搬
送モータ44によって排出する(ステップS240)。他方、
加減算カウンタ50の値が「+1」以上でないと判別され
たとき、又は賞カードが排出された後には、購入カード
読取り書込み装置37のカード搬送モータ40を駆動させて
購入カードを購入カード投入口13から返却して(ステッ
プS250)、すべての処理を終了する。なお、ステップS1
0において投入されたカードが賞カードである場合に
は、ステップS230及びステップS240の処理を購入カード
読取り書込み装置37で行い、当初投入された賞カードに
記録された得点データを書き直すように処理しても良
い。また、前記ステップS220の処理を省略して、精算ス
イッチ16がONされたときには、加減算カウンタ50の値が
「0」のときでも、賞カードを発行するようにしてもよ
い。 以上、実施例に係るカード式遊技機1の構成及び作用
について説明してきたが、この実施例によれば、遊技を
開始する際に使用される持ち玉データが記録された購入
カードと、当該遊技場で獲得した残玉データが記録され
たカードとをカード装置としての購入カード読取り書込
み装置37と発行手段としての賞カード発券装置41とで別
々に処理できるようにしたので、残玉データが記録され
た記録媒体としてのカードを発行した当該遊技場でしか
使用できないようにすれば、従来の商慣習をそのまま踏
襲することができる。 なお、上記した実施例においては、カード装置と発行
手段とが1つのカード装置12の近似した位置に設けられ
たものを示したが、これらを離れた位置に設けてもよい
し、あるいは、購入カード読取り書込み装置37でカード
装置と発行手段とを兼用しても良い。また、発行手段で
発行される記録媒体も磁気カードだけでなく、バーコー
ドが印刷されたシート状のものや、ICカード、あるいは
磁気記録可能なコイン等であってもよい。また、記録媒
体が発行される時期においても、精算ボタンが操作され
たときだけでなく、例えば、残玉表示器15に表示可能な
数値(5桁の数値)を超えたときには、その数値の範囲
内で所定値(例えば、5000個の賞得点)の得点データが
記録された記録媒体を自動的に発行するようにしてもよ
い。 また、カード式遊技機1として、遊技玉が循環する封
入式遊技機を示したが、購入カードをカード装置に挿入
して所望の遊技玉を貸し出すようにしたときに、実際に
遊技玉が払い出され、また、入賞したときに実際に賞品
玉が払い出されるようにし、精算ボタンが操作されたと
きに、払い出された商品玉を計数して、その計数値を発
行手段で記録して記録媒体を排出するようにしたカード
式遊技機であってもよい。
【発明の効果】
以上説明したところから明らかなように、本発明に係
るカード式遊技機は、遊技を開始する際に使用される持
ち玉データが記録されたカードと、当該遊技場で獲得し
た残玉データが記録された記録媒体をとを別々に処理で
きるようにしたので、残玉データが記録された記録体発
行した当該遊技場でしか使用できないようにすれば、従
来の商慣習をそのまま踏襲することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例に係るカード式遊技機を正面から見た
斜視図、第2図は、カード式遊技機の背面の概略構造を
示す背面図、第3図は、カード式遊技機の打球の弾発動
作を制御する制御回路のブロック図、第4図は、該制御
回路によって制御される動作の一例を示すフロー図であ
る。 1……カード式遊技機 13……購入カード投入口(カード投入口) 16……精算スイッチ 37……購入カード読取り書込み装置(カード装置) 41……賞カード発券装置(発行手段)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技玉に関連したデータが記録されたカー
    ドを使用して遊技を行うカード式遊技機において、 該カード式遊技機は、少なくとも、前記カードを投入す
    るカード投入口を含むカード装置と、遊技終了時に遊技
    を精算すべく遊技者によって操作される精算スイッチ
    と、該精算スイッチが操作されたときに遊技において遊
    技者が獲得した残玉に関連したデータが記録される記録
    媒体であって前記カードと異なる記録媒体を発行する発
    行手段と、を備え、 少なくとも前記カード装置を遊技機の前面下部に設けた
    ことを特徴とするカード式遊技機。
JP14029490A 1990-05-30 1990-05-30 カード式遊技機 Expired - Fee Related JP2945717B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14029490A JP2945717B2 (ja) 1990-05-30 1990-05-30 カード式遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14029490A JP2945717B2 (ja) 1990-05-30 1990-05-30 カード式遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0433676A JPH0433676A (ja) 1992-02-05
JP2945717B2 true JP2945717B2 (ja) 1999-09-06

Family

ID=15265445

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14029490A Expired - Fee Related JP2945717B2 (ja) 1990-05-30 1990-05-30 カード式遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2945717B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0433676A (ja) 1992-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000308750A (ja) 遊技用装置
JPH0919551A (ja) 遊技機
JP2868308B2 (ja) パチンコ機
JPH0433669A (ja) 得点付与遊技機
JP2945717B2 (ja) カード式遊技機
JP4248611B2 (ja) 情報中継装置
JPH06254211A (ja) スロットマシン
JPH05300980A (ja) 遊技機
JPH07213689A (ja) 封入球式遊技機
JPS6077782A (ja) 磁気カ−ド式パチンコ遊技システム
JPH07185082A (ja) 遊技機
JPH06296736A (ja) 遊技機
JP3298549B2 (ja) パチンコ機
JPH07213685A (ja) 封入球式遊技機
JP3859741B2 (ja) 遊技機
JP2799297B2 (ja) 弾球遊技機
JP2587303B2 (ja) カード式遊技機
JP2000189657A (ja) 遊技機及び遊技機のカ―ドユニット装置
JP2928339B2 (ja) 遊技場の管理設備装置
JP3280911B2 (ja) パチンコ機
JPH06269543A (ja) 遊技機
JP3019956B2 (ja) 遊技機における貸玉排出装置
JP2862994B2 (ja) 遊技場の管理設備装置
JPH01158987A (ja) Icカード式玉遊戯台
JP3439473B2 (ja) 遊技用装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080625

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090625

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees