JP3298549B2 - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも遊技球
の貸出に関する情報が記録されたカードをカード読取り
装置に挿入することによっても遊技可能であって遊技盤
が着脱自在に装着される前面枠と該前面枠が開閉自在に
装着される機枠とからなるパチンコ機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技球の貸出に関する情報が記録
されたカードを挿入することによっても遊技可能なパチ
ンコ機が知られているが、このパチンコ機は、カードを
挿入するカード読取り装置がパチンコ機に一体的に固着
されて提供されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、パチンコ機
を入れ替えようとする場合に、カード読取り装置も一緒
に撤去されることになり、極めて不経済であるという問
題があった。本発明は、上記した問題点に鑑みなされた
もので、その目的とするところは、パチンコ機を交換す
る場合であっても、カード読取り装置を撤去する必要の
ないパチンコ機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明に係るパチンコ機は、少なくとも遊技球
の貸出に関する情報が記録されたカードをカード読取り
装置に挿入することによっても遊技可能であって遊技盤
が着脱自在に装着される前面枠と該前面枠が開閉自在に
装着される機枠とからなるパチンコ機において、前記前
面枠に貫通穴を形成し、該貫通穴を通過するように前方
から前記カード読取り装置を挿入することにより該カー
ド読取り装置を前記機枠に支持される支持板に着脱自在
に装着したことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】パチンコ機の機枠に支持される支持板にカード
読取り装置が着脱自在に装着されるので、パチンコ機を
交換する場合には、取り外されるパチンコ機の機枠から
カード読取り装置だけを取り外し、新たに設置されるパ
チンコ機の機枠にカード読取り装置を取着すればよい。
これによって、カード読取り装置を連続して使用できる
ので、極めて経済的である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。まず、図3及び図4を参照
して、実施形態に係るパチンコ機の全体の構成について
説明する。図3は、パチンコ機1の正面から見た斜視図
であり、図4は、パチンコ機1の背面図である。
【0007】図において、パチンコ機1は、機枠2の前
面に前面枠3を開閉自在に装着している。前面枠3の前
面には、ガラス扉枠4及び前面板5が開閉自在に装着さ
れている。また、前記前面枠3の裏面には、取付枠を介
して遊技盤6が着脱自在に装着される。遊技盤6の表面
には、発射位置から発射された打球を誘導するガイドレ
ール7が設けられ、そのガイドレール7で囲まれる遊技
部には、複数の入賞口8、変動入賞装置9等が設けられ
る。また、下部には、アウト口10が設けられている。
【0008】前記前面板5の前面には、投入されたパチ
ンコ球をガイドレール7の発射位置へ一個づつ導くため
の打球供給皿11が取りつけられている。また、前面枠
3の下部には、発射位置のパチンコ球を遊技部へ打出す
ための操作ハンドル12と、打球供給皿11の余剰景品
球を溜める下部球受皿13が設けられている。この下部
球受皿13は、前面枠3の下部に固着される支持部材1
4に灰皿15や後述するカード読取り装置30を取りつ
ける取付部50等と一体的に形成されている。
【0009】また、前記打球供給皿11には、残量球数
を検出するための残球検出器16が設けられる。この残
球検出器16は、例えば、投光器と受光器を同一ケース
内に内蔵した直接反射形の光電スイッチであり、打球供
給皿11のパチンコ球が一列で並ぶ流路部分に設けられ
る。そして、この流路部分にパチンコ球が無くなると投
光器から放射された光が受光器に入射してONし、その
ON信号に基づいて所定数の遊技球が貸し出される。た
だし、この貸出は、後述するカードに貸球情報が有ると
きに限る。なお、残球検出器16を設けることなく、遊
技者の操作する金額ボタン(例えば、100円、300
円、500円ボタン等の複数の金額ボタン)によって対
応する数の遊技球を貸し出すようにしたものでもよい。
この場合、金額ボタンは、後述するカード読取り装置3
0に設けられる。また、自動・手動切替スイッチを設
け、該スイッチが自動を選択されているときに前記残球
検出器16が働き、手動が選択されているときに前記金
額ボタンが働くようにしてもよい。
【0010】一方、図4に示すように、前記遊技盤6の
裏面には、機構板17が開閉自在に装着されている。こ
の機構板17は、遊技盤6の裏面に相対する板状部17
aを有し、その板状部17aと遊技盤6の裏面との間に
入賞球集合空間が形成され、さらにその下方部に樋状の
入賞球集合通路18を形成している。また、機構板17
の裏面上部には、景品球タンク19が固着される。景品
球タンク19の下方には、景品球を整列して景品球排出
装置20へ導くための樋レール21が形成される。景品
球排出装置20は、前記入賞球集合通路18を流下して
きた入賞球を1個宛処理する入賞球排出処理装置23に
よって駆動されて所定個数の景品球を排出するようにな
っている。景品球排出装置20の下方には、景品球排出
装置20から放出された景品球をパチンコ機前面の打球
供給皿11へ導くための景品球排出樋22が形成され
る。
【0011】また、パチンコ機1の背面には、各パチン
コ機1毎にそれぞれ球貸装置24が設けられる。この球
貸装置24は、カードの貸球情報に基づいて所定個数づ
つの遊技球を貸し出すような機構を内蔵しており、球貸
装置24の上部には、補給パイプ25が接続され、下部
には、供給パイプ26が接続されている。また、供給パ
イプ26の下端は、前記景品球排出樋22に連通されて
いる。なお、前記打球供給皿11の上流端に2つの排出
口を設け、球貸装置24から排出される遊技球と景品球
排出装置20から排出される景品球とが前記打球供給皿
11に排出される際に遊技者に視認できるように別々の
排出口から排出されるようにしてもよい。また、球貸装
置24を特別に設けずに、カードの貸球情報に基づいて
景品球排出装置20を駆動して遊技球を貸し出すように
してもよい。この場合、景品球排出装置20の構造とし
て、図示のように遊技球の貸出数と景品球の排出数とに
対応する球収納ケースを有するように構成されていても
よいし、あるいは、排出される玉を1個づつ計数しなが
ら排出する構造のものでもよい。後者の構造のものであ
れば、その構成を簡単にすることができる。
【0012】更に、パチンコ機1の裏面下部には、前記
球貸装置24、残球検出器16、及びカード読取り装置
30と接続されるマイクロコンピュータ27が設けられ
ている。
【0013】以上、説明したパチンコ機1の作用につい
て説明すると、パチンコ機1の前面側に設けられる支持
部材14には、カード読取り装置30が装着されている
が、このカード読取り装置30に貸球情報が記録された
カードを挿入すると、その貸球情報がマイクロコンピュ
ータ27の情報記憶部に記憶される。一方、カードをカ
ード読取り装置30に挿入したときには、打球供給皿1
1にパチンコ球がないため残球検出器16がONとな
る。これによって、マイクロコンピュータ27に貸出信
号が与えられ、マイクロコンピュータ27は、球貸装置
24に駆動信号を与えて所定数(例えば、25個)のパ
チンコ球を貸球として打球供給皿11に排出する。この
球貸装置24による球貸動作が一回行われると、前記情
報記憶部及びカードの貸球情報から貸球排出数に相当す
る情報がそれぞれ減算される。
【0014】上記したような状態で遊技が行われ、その
過程で打球供給皿11のパチンコ球が減少して残球検出
器16がONすると、カードに貸球情報が有る限り再び
前述の動作を繰り返して一定数のパチンコ球を打球供給
皿11に排出する。一方、カードに貸球情報が有る状態
で遊技を中止する場合には、カード読取り装置30に設
けられる後述する精算ボタン36を操作する。そうする
と、カード送り出し指令信号がマイクロコンピュータ2
7に与えられ、マイクロコンピュータ27は、カード読
取り装置30を駆動してカードを返却する。そして、遊
技者は、カードを受け取ると共に、打球供給皿11のパ
チンコ球を全て弾発するか、或は抜き取って遊技を終了
する。
【0015】以上、パチンコ機1の構成及び作用の概要
について説明したが、このパチンコ機1に設けられるカ
ード読取り装置30は、図1及び図2に示すような構造
を有している。そこで、カード読取り装置30の構成に
ついて説明すると、カード読取り装置30は、パチンコ
機1の支持部材14に装着したときに下部球受皿13の
一側にきれいに収納されるケース31に集約して設けら
れる。しかして、ケース31には、その側面両側に支持
溝32a,32bが形成され、支持部材14に形成され
る取付部50に突設される案内突起51a,51bに嵌
装されて、カード読取り装置30を支持部材14に支持
固定する。この場合、堅固に固定するために、ケース3
1の後面をパチンコ機1の裏面から取着するための固定
部材を設けることが望ましい。このようにすることによ
り、遊技者が不正にカード読取り装置30を取り外すこ
とができないようにすることができる。
【0016】また、ケース31の前面には、カードを挿
入するカード挿入口33、挿入されたカードに記録され
た金額を表示する金額表示器34、必要に応じて使用さ
れる景品球数表示器35、及び遊技を終了するときに操
作する精算ボタン36が設けられている。このうち、景
品球数表示器35は、図示するパチンコ機1では、使用
しないが、例えば、封入式の遊技機であって、発生した
入賞玉によって排出される景品球を数字で表示する形式
のものにおいて使用されるものである。また、金額表示
器34は、カードに記録された貸球情報を表示するもの
であり、その表示は、金額であっても、あるいは遊技球
数であってもよい。
【0017】前記カード投入口33には、図2に示すよ
うに、搬送機構37が連続して設けられるが、これにつ
いて説明すると、ベルトコンベア等で構成される搬送機
構37の一端には、カード挿入口33が臨み、その途中
には、カードに記録された貸球情報を読取る情報読取り
ヘッド39が設けられている。また、搬送機構37は、
搬送モータ38によって駆動される。
【0018】しかして、この搬送機構37の作用につい
て簡単に説明すると、カード挿入口33にカードが挿入
されると、搬送機構37の上端に設けられる第1カード
検出器(図示しない)がカードの先端を検出して信号を
マイクロコンピュータ27に送る。この信号を受信した
マイクロコンピュータ27は、搬送モータ38を駆動し
てカードを取入れる。そして、搬送機構37のほぼ中央
に設けられる第2カード検出器(図示しない)がカード
の先端を検出してカードが正常に搬送されていることを
確認すると、情報読取りヘッド39がカードに記録され
た貸球情報を読取り、マイクロコンピュータ27に送
り、搬送機構37の下部近傍に設けられた第3カード検
出器(図示しない)がカードの先端を検出すると搬送モ
ータ38が停止する。図示の搬送機構37においては、
遊技中は、カードを収納したままの状態であり、精算ボ
タン36が操作されたとき、或はカードに記録された貸
球情報が無くなったときに、搬送モータ38を逆回転し
て、カード挿入口33からカードを出して遊技者に返却
する。
【0019】カード読取り装置30は、上記のような内
部構造を有するが、上記した金額表示器34、景品球数
表示器35、精算ボタン36、搬送モータ38、情報読
取りヘッド39、及びカード検出器は、集約して1つの
多極コネクタ40に接続され、そのコネクタ40は、ケ
ース31の後面外側に突出している。なお、カード読取
り装置30の搬送機構部分や説明を省略したカードの貸
球情報減算手段は、電話器や発券機等の他のカード読取
り装置に使用される汎用性のあるものを使用してもよ
く、特別にパチンコ機の玉貸用として開発されたもので
なくてもよい。
【0020】上記したカード読取り装置30を着脱自在
に取着する取付部50は、図1に示すように、下部球受
皿13が形成される支持部材14に形成されるが、この
支持部材14は、一般的に合成樹脂で形成されるもので
あるが、その強度を確保するため、内部が空間となる未
形成空間として構成される。しかして、取付部50は、
この未形成空間を利用する形で構成されるため、パチン
コ機1の前面にわざわざカード読取り装置30を取着す
るための領域を形成する必要がないという利点がある。
一方、取付部50の後面は、後面壁によって閉塞される
が、その後面壁には、前記コネクタ40と接続されるコ
ネクタ52が設けられている。したがって、ケース31
の支持溝32a,32bを取付部50の案内突起51
a,51bに案内させながら押し込むと、コネクタ40
とコネクタ52とが自然に合致して接続されることにな
る。
【0021】なお、図示のパチンコ機1の場合には、前
記した構成からも明らかなように、従来のパチンコ機と
同様にカードでなく、通常の玉貸機によって借り受けた
パチンコ球を打球供給皿11に投入することによっても
遊技できるため、カード読取り装置30が必要ない場合
があり、この場合には、カード読取り装置30を取付部
50に取着する代りに図1に示すカバー60を取着すれ
ばよい。
【0022】以上、実施形態に係るパチンコ機1につい
て説明してきたが、この実施形態によれば、パチンコ機
1の前面側にカード読取り装置30が着脱自在に装着さ
れる取付部50が形成されているので、パチンコ機1を
交換する場合には、取り外されるパチンコ機1からカー
ド読取り装置30だけを取り外し、新たに設置されるパ
チンコ機1の取付部50にカード読取り装置30を装着
すればよい。これによって、カード読取り装置30を連
続して使用できるので、極めて経済的である。
【0023】上記した実施形態(以下、第1実施形態と
いう)においては、カード読取り装置30を前面枠3の
下部表面に止着した支持部材14に形成された取付部5
0に着脱自在のものを示したが、図5に示される実施形
態(以下、第2実施形態という;第1実施形態と同一の
構成要素には、同一の符号を付す)のように、前面枠3
及び支持部材14に前後方向に貫通する貫通穴3aを開
設し、その貫通穴3aに対面する後面側に前記マイクロ
コンピュータ27が構成される回路基板を位置させるよ
うにしてもよい。この場合、マイクロコンピュータ27
は、前記機枠2に支持される金属製の支持板28に支持
されると共に、カード読取り装置30の後面に形成され
たコネクタ40と接続されるコネクタ52が突設されて
いる。
【0024】そして、図5においては、貫通穴3aがカ
ード読取り装置30の縦寸法よりも若干大きい寸法で形
成されているため、前面枠3を機枠2に対して開閉する
際に、カード読取り装置30が貫通穴3aを通過する形
で機枠2側に残され、前面枠3の開閉を支障なく行うこ
とができる。また、カード読取り装置30をマイクロコ
ンピュータ27とをコネクタ40とコネクタ52とで接
続しただけでは不安定であるため、前記支持部材14に
は、カード読取り装置30の下辺を載置支持する載置片
14aが形成されている。これにより、カード読取り装
置30が安定的に取り付けられる。
【0025】上記のように構成される第2実施形態にお
いても、パチンコ機1の前面側にカード読取り装置30
が着脱自在に装着される取付部としての貫通穴3a、載
置部14a、及びコネクタ52が形成されているので、
パチンコ機1を交換する場合には、取り外されるパチン
コ機1からカード読取り装置30だけを取り外し、新た
に設置されるパチンコ機1の貫通穴3a、載置部14
a、及びコネクタ52にカード読取り装置30を装着す
ればよい。これによって、カード読取り装置30を連続
して使用できるので、極めて経済的である。
【0026】なお、上記した第2実施形態においては、
カード読取り装置30が接続されるマイクロコンピュー
タ27を支持する支持板28を機枠2に止着したものを
示したが、パチンコ機1を設置する設置島に止着するよ
うにしてもよい。この場合、パチンコ機2を交換する場
合に支持板28が邪魔になることも考えられるが、交換
時に支持板28を設置島の内部に折曲げできるように
し、パチンコ機1の交換後に元の状態に戻すことができ
るように支持板28を構成すればよい。このように、支
持板28を設置島に止着することにより、交換されるパ
チンコ機1が他のメーカーによって製造されたものであ
っても、貫通穴3aの位置が同じであれば、カード読取
り装置30を残したままで機枠2を含むパチンコ機1全
体を即座に交換することができる。
【0027】また、上記した第1実施形態及び第2実施
形態においては、カード読取り装置30の動作を制御す
るマイクロコンピュータ27をカード読取り装置30と
は別体に配置したものを示したが、マイクロコンピュー
タ27をケース31内に収納したものでもよく、この場
合、特に第2実施形態における支持板28は、単に接続
コネクタを支持するものであればよい。
【0028】また、上記いずれの実施形態においても、
カード読取り装置30に遊技者が操作する精算ボタン3
6や遊技者が視認する金額表示器34、景品球数表示器
35を設けたものを示したが、操作性及び視認性をよく
するために、下部球受皿13部分には、カード挿入口3
3だけを含むカード読取り装置30だけを設け、操作ス
イッチや表示器等は、例えば、前記打球供給皿11や前
面枠3の上部側方等に設けてもよい。この場合、操作ス
イッチとして貸球情報の範囲内で遊技者が望む金額分に
相当する遊技球を貸し出すための単数又は複数の金額ボ
タンを含ませてもよい。
【0029】なお、上記したいずれの実施形態でも、打
球供給皿11や下部球受皿13を設けて景品球が排出さ
れる形式のパチンコ機1について示したが、遊技球を封
入して遊技を行う封入式の遊技機であってもよい。この
場合には、排出される景品球は、記憶されて数値表示さ
れると共に、獲得した景品球数は、カード読取り装置に
よってカードに記入され、遊技者に返却されることにな
る。また、カード読取り装置30に設けられる表示器や
操作ボタンも実施形態に限定されす、必要に応じた表示
器や操作ボタンが設けられているものでもよい。
【0030】更に、上記第1実施形態のようにカード読
取り装置30が取着される取付部50も好ましくは、支
持部材14の未形成空間に設けた方がパチンコ機正面の
美観を損ねることがなくて良いが、必ずしも未形成空間
に設ける必要はなく、例えば、前面枠3に突出して、あ
るいは前面枠3と同一平面となるように設けてもよく、
要はパチンコ機1の前面側に臨む位置でカード読取り装
置30を着脱自在とし得る取付部であればよい。
【0031】また、カード読取り装置30等を制御する
マイクロコンピュータ27も必ずしも実施形態のように
各パチンコ機1毎に設ける必要はなく、例えば、遊技場
全体を管理する管理コンピュータに接続することにより
制御されるようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明に係るパチンコ機は、パチンコ機の機枠に支
持される支持板にカード読取り装置が着脱自在に装着さ
れるので、パチンコ機を交換する場合には、取り外され
るパチンコ機の機枠からカード読取り装置だけを取り外
し、新たに設置されるパチンコ機の機枠にカード読取り
装置を取着すればよい。これによって、カード読取り装
置を連続して使用できるので、極めて経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るカード読取り装置とその取付部
との関係を示す部分拡大斜視図である。
【図2】カード読取り装置の内部構造の概略を示す断面
図である。
【図3】実施形態に係るパチンコ機の正面から見た斜視
図である。
【図4】パチンコ機の背面図である。
【図5】カード読取り装置の他の取付構造を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 パチンコ機 3 前面枠 3a 貫通穴 14a 載置片 28 支持板 30 カード読取り装置 31 ケース 33 カード挿入口 37 搬送機構 40 コネクタ 50 取付部 52 コネクタ 60 カバー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも遊技球の貸出に関する情報が記
    録されたカードをカード読取り装置に挿入することによ
    っても遊技可能であって遊技盤が着脱自在に装着される
    前面枠と該前面枠が開閉自在に装着される機枠とからな
    るパチンコ機において、前記前面枠に貫通穴を形成し、該貫通穴を通過するよう
    に前方から前記カード読取り装置を挿入することにより
    カード読取り装置を前記機枠に支持される支持板に着
    脱自在に装着したことを特徴とするパチンコ機。
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