JP3766146B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、遊技情報媒体(例えばプリペイドカード)に記録された有価価値(例えば金額データ)を遊技価値(例えばパチンコ玉)に変換しその遊技価値で遊技を行う遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、プリペイドカードに記録された有価データをパチンコ玉に変換しそのパチンコ玉で遊技を行うようにしたカード式の遊技機が普及している。
【0003】
このような遊技機では、遊技者は予め所定の有価データ(金額)が記録されたプリペイドカードを購入し、そのプリペイドカードを遊技機に併設したカードリーダライタに挿入し、玉貸スイッチの操作によりパチンコ玉に変換して貸し出しを受け、そのパチンコ玉を遊技機に投入して遊技を行い、遊技の結果獲得したパチンコ玉を景品に交換するようになっており、プリペイドカードを用いることにより、遊技店での現金管理の省力化・合理化等が可能となり、業界の近代化にもつながるため、このカード式の遊技機は、近時加速的に普及しつつある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のプリペイドカードは、有価データを磁気的に記録した磁気カードであるため、有価データを改竄して不正に使用するケースがあり、その場合玉貸機にそのプリペイドカードを挿入して連続的に大量のパチンコ玉に変換し、それを遊技に使用せずにそのままドル箱に回収し景品に交換してしまうといった手口を用いており、このことは、遊技の健全性を大きく損ねて社会問題化しつつあり、その早急な対策が強く要望されている。
【0005】
この発明は上記に鑑み提案されたもので、プリペイドカードの不正使用を防止することができ、遊技環境を健全なものとすることができる遊技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、遊技情報媒体に記録された有価価値を遊技に変換して前面に設けた玉受皿に供給し、該玉受皿から発射装置の発射位置へ供給された遊技玉を発射装置の操作ハンドルを操作することにより遊技領域に打球して遊技を行う遊技機において、当該遊技機における遊技中を検出する遊技中検出手段と、前記遊技中検出手段が遊技中を検出していない場合に、遊技情報媒体に記録された有価価値の遊技への変換を規制する遊技価値変換規制手段と、を備え、前記遊技中検出手段は、前記操作ハンドルに遊技者が触れるとオンするタッチプレートから出力されるタッチ信号の所定時間毎の監視と、前記タッチ信号監視の所定時間内に行われ、前記玉受皿から前記発射装置の発射位置へと供給される遊技玉を検出する発射玉センサから出力される検出信号の監視と、によって遊技中を検出することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下にこの発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1はこの発明に係る遊技機の正面図である。図において、1は、パチンコ玉を使用して遊技を行う遊技機であり、この遊技機1は、機枠2に額縁状の前面枠3を開閉可能に取り付け、前面枠3に開設した窓部4を後方から塞ぐように遊技盤5を設けてあり、遊技盤5の下方に位置する前面パネル6には上皿7を、その上皿7には玉貸操作部8をそれぞれ設け、さらにその上皿7の下方に、玉貯留皿9と操作ハンドル11とを設けてあり、また機枠2の一側端にカード式玉貸機12を配設してある。
【0010】
カード式玉貸機12は、比較的狭い幅の縦長タイプに形成され、機枠2に並設されており、その前面には、プリペイドカードが挿入されるカード挿入口12aと、プリペイドカードを正常に受け付けたことを表示するカード受付表示器12bとを備えている。
【0011】
遊技盤5は、その前面側が、発射したパチンコ玉を上方から落下させつつアウトあるいはセーフの判定を行う遊技領域になっており、遊技領域に設けた入賞口に玉が入って有効にセーフとなると、そのセーフ情報は後述の排出制御装置20(図3)に送られ、排出制御装置20からの指令に応じて所定数の賞球が上皿7に排出される。
【0012】
上皿7は、賞球および玉貸操作に応じて供給される貸し玉の受け皿であり、この上皿7内のパチンコ玉は、所定の通路を転動して発射位置に供給される。
【0013】
すなわち、上皿7内のパチンコ玉は、整列流路(図示略)から、図2に示す、前面パネル6の裏側のケース61に形成した導出路62に誘導され、球送りソレノイド292のオン−オフ動作に応じて、その導出路62の傾斜下端の玉通過口63を通って発射位置(図示略)に供給される。発射位置に供給されたパチンコ玉は、後述するように、打球発射杆36(図3)で打球され、発射レール(図示略)に沿って遊技領域に入る。
【0014】
なお、玉通過口63と発射位置との間には発射玉センサ64が配置してあり、発射玉センサ64は、発射位置に向けて転動するパチンコ玉を検出してその検出信号を排出制御装置20に送っている。
【0015】
図1に戻って、上皿7と玉貯留皿9とは、押し釦13で開閉する玉通路で連通しており、上皿7がパチンコ玉で一杯になると、玉貯留皿9で賞球を受けるようになるとともに、押し釦13を押すことで、上皿7のパチンコ玉を玉貯留皿9へ移動可能となる。
【0016】
玉貯留皿9内のパチンコ玉は、玉抜きレバー14を操作して玉貯留皿9の下底部を開口させることにより、外部に放出可能となる。
【0017】
玉貸操作部8は、プリペイドカード使用時の玉貸操作を遊技中でも座ったままで容易に行えるように設けたものであり、遊技者の1回の操作に応じて所定数のパチンコ玉を貸し出す玉貸スイッチ8aと、遊技者の操作に応じてカード挿入口12aに挿入してあるプリペイドカードを排出するカード排出スイッチ8bと、プリペイドカードの使用可能な残度数を表示するカード残度数表示器8cとから成る。
【0018】
操作ハンドル11は、前面パネル6の裏側に設けた上記打球発射杆36を用いて、上皿7から発射位置まで誘導されたパチンコ玉を所望の発射勢で打球し、飛距離を調整するためのものである。
【0019】
また、前面枠3の正面上部には、賞球排出時や、遊技機1において打止状態が発生したときなどに点灯するランプ15が設けてあり、そのランプ15の左側には、玉貸において異常が発生していることを報知する玉貸異常報知ランプ(LED)151が設けてある。
【0020】
図3は遊技機の裏機構の構成を示す図である。図において、遊技機1の裏側には、上タンク21、玉導出樋22、外部端子基盤23、玉排出装置24、玉抜き装置25、排出制御装置20、役物制御装置27、セーフ玉払出装置28、発射制御装置29、スピーカ30、オーバーフローセンサ31、玉通路32等が配置してある。
【0021】
外部端子基盤23は、AC電源の入力や、遊技店の管理装置(図示省略)との間における信号の授受等についての中継を行うものである。
【0022】
上タンク21は排出される前の玉を予め貯留しておくもので、この上タンク21の玉数の不足は補給センサ211(図4)によって検出され、不足のときは島設備から玉が補給される。
【0023】
上タンク21内の玉は玉導出樋22により誘導され、玉排出装置24に流入する。なお、この玉導出樋22は、短時間に多量の玉を排出できるように例えば2条の通路で形成されており、その途中には玉の重なりを防止する玉ならし部材および待機玉を検出する待機玉検出器(半端センサ)221(図4)が設けられている。このような2条構成は、玉排出装置24および玉抜き装置25の内部についても同様である。
【0024】
玉排出装置24は上方の玉導出樋22から流入するパチンコ玉を下方に排出するもので、賞球に対応する玉の排出と、玉の貸し出し要求に伴う貸し玉の排出との双方の排出を行う。この排出動作を行うために、玉排出装置24には、上記の2条構成に合わせて、2つの排出センサ241,242(図4)と、賞球排出および貸し玉排出に応じる2つの排出ソレノイド243,244(図4)とが設けてある。
【0025】
玉抜き装置25は上タンク21等のいわゆる裏メカに存在する玉を抜くためのものであり、この玉抜き動作を行うために、玉抜き装置25には、玉抜きスイッチ251(図4)および玉抜きソレノイド252(図4)を設けてある。玉抜きスイッチ251は、遊技店の係員が玉抜処理を開始するための操作、すなわち遊技機1の前面に設けられた操作用孔に玉抜き棒(図示略)を挿入する操作を行ったときその操作を検出する。また、玉抜きソレノイド252は、玉排出通路のゲートを回収側に切り換える動作を行う。
【0026】
セーフ玉払出装置28はセーフソレノイドを1回オンさせる毎に、セーフ玉を1個だけ移動させて排出し、その後、直ちに次の玉を保持するという動作を行うとにより、賞球排出に対応させてセーフ玉を排出するものである。このようにセーフ玉を一時的に保持しておくことにより、実際にセーフ玉が入賞によって生じたという確認を取り、不正防止や遊技者とのトラブルが避けられる。このセーフ玉払い出し動作を行うために、セーフ玉払出装置28には、セーフセンサ281(図4)とセーフソレノイド282(図4)を設けてある。
【0027】
排出制御装置20は、玉の排出に必要な各種制御を行う。例えば、遊技者が玉貸スイッチ8aを1回操作すると、詳細は後述するように、玉貸購入信号が排出制御装置20に送られ、排出制御装置20はその受信した玉貸購入信号に基づいて、排出ソレノイド243,244に指令信号を送出し、所定数の貸玉を上皿7に排出する。
【0028】
また、役物制御装置27は、遊技盤5における遊技の実行に必要な各種制御を行う。
【0029】
発射制御装置29は、詳細は後述するように、玉の発射に必要な各種制御を行う。スピーカ30は遊技に必要な効果音(例えば、大当たり時の効果音)を報知するもので、玉排出数、賞態様および玉の貸出しに応じて各種の音を発生し遊技者に知らせる。
【0030】
オーバーフローセンサ31は上皿7と玉貯留皿9とを連通する玉通路32に設けられ、この玉通路32に所定数以上の玉が収納されたとき、検出状態となって玉貯留皿9のオーバーフローを検出するものである。
【0031】
また、カード式玉貸機12は、リード線33を介して玉貸操作部8および排出制御装置20に接続され、排出制御装置20との間で信号の授受を行うことで玉貸し動作を行っている。
【0032】
図4は排出制御装置を中心とする制御系のブロック図である。図において、排出制御装置20は、パチンコ遊技や玉の貸出し等に必要な排出制御を行うCPU201と、各種情報信号を受け入れて波形整形を行う等の処理を行ってCPU201に出力する入力側のI/Oインターフェイス(以下、「入力側I/O」という)202と、CPU201の作動クロックの基本となる周波数を刻む水晶(クリスタル)203と、CPU201から制御信号をドライブして各種駆動信号を生成し各アクチュエータ等に出力する出力側のI/Oインターフェイス(以下、「出力側I/O」という)204と、CPU201、入力側I/O202、出力側I/O204に必要な電源を供給する電源部205とによって構成される。
【0033】
CPU201は制御プログラム等を記憶しているROM206およびワークエリアとして用いられるRAM207を含んで構成される。そして、この発明の遊技中検出手段および遊技価値変換規制手段は、CPU201がROM206の制御プログラムに従って実行するソフトウェアの機能を含むことで構成されている。
【0034】
上記のCPU201を中心とした排出制御装置20は、ボードユニットによって実装されている。この排出制御装置20には、上記のカード式玉貸機12、遊技機1内の役物制御装置27や玉排出装置24等、また管理装置との間を中継する外部端子基盤23等が周辺機器として接続してあり、排出制御装置20は、カード式玉貸機12との間での玉貸に関する情報の授受、管理装置との間での制御信号やデータの授受、役物制御装置27との間での賞球数情報の授受、玉排出装置24に対する排出制御を行っている。
【0035】
入力側I/O202には、上記周辺機器に配置した各種センサ群等からの信号が入力される。すなわち、入力側I/O202には、玉排出装置24の2つの排出センサ241,242の各検出信号、セーフ玉払出装置28でセーフ玉を検出するセーフセンサ281の検出信号、玉導出樋22の待機玉を検出する半端センサ221の検出信号、役物制御装置27から送信される賞球数に対応する賞球数信号271、役物制御装置27から送信され賞球数信号の同期をとる送信クロック信号(同期信号)272、カード式玉貸機12から送信される玉貸購入信号121、オーバーフローセンサ31からのオーバーフロー状態検出信号、補給センサ211の検出信号、玉抜きスイッチ251からの玉抜き信号、打止め信号341、この発明の遊技中検出手段を構成する発射玉センサ64の検出信号、排出制御装置20の動作をリセットするリセットスイッチ342からの信号が、それぞれ入力されている。
【0036】
出力側I/O204からは、上記周辺機器に配置した各種アクチュエータ群等に向けて信号が出力される。すなわち、出力側I/O204からは、玉排出装置24の2つの排出ソレノイド243,244、セーフソレノイド282、玉抜きソレノイド252、前面枠3の正面上部に配置されたランプ15、およびそのランプ15の隣に配置した異常遊技状態LED151に対して制御信号が出力されるとともに、管理装置に異常遊技状態であることを報知する異常遊技状態信号101、カード式玉貸機12へ玉貸しの完了を知らせる玉貸完了信号122、カード式玉貸機12へ玉貸しの受付け可能状態を知らせる玉貸受付可能信号123、役物制御装置27に賞球数を要求する賞球数要求信号273、管理装置に賞球払い出し数情報を通知する賞球データ信号102が、それぞれ出力される。
【0037】
また、図4において、発射装置290は、遊技領域に打球を発射させるための装置であり、上記の操作ハンドル11、発射制御装置29、玉送りソレノイド292およびロータリソレノイド(発射ソレノイド)293から構成されている。
【0038】
操作ハンドル11は、上述したように、発射位置に誘導されたパチンコ玉を所望の発射勢で打球するためのものであり、操作ハンドル11に触れるだけでオンするタッチプレート111と、その操作ハンドル11に設けた回動ハンドル(図示せず)の回動および遊技者のボタン操作によりオン−オフするハンドルスイッチ112と、回動ハンドルの回動(操作)量を検出して発射勢調整用信号を送出する回動量検出器(可変抵抗器)113と、を有している。
【0039】
タッチプレート111のオン信号(タッチ信号)は、タッチ回路295を経由して排出制御装置20の入力側I/O202に入力され、排出制御装置20は、そのタッチ信号に基づいて、出力側I/O204から発射許可信号291を発射制御装置29に向けて出力する。
【0040】
発射制御装置29は、その発射許可信号291を受けると、所定の発射制御を行う。すなわち、玉送りソレノイド292を作動させることで、上記の発射位置にパチンコ玉を供給し、続いてロータリソレノイド293を作動させて打球発射杆36を回動させることで、発射位置のパチンコ玉を遊技領域に向けて勢い良く弾発する。
【0041】
上記構成の制御系において、排出制御装置20のCPU201は、この発明に係る玉貸規制制御を行っている。すなわち、遊技者が実際にパチンコ玉を打球している状態を遊技状態であるとし、玉貸購入信号121を受信しても、その遊技状態でないと判定したときは、玉貸を規制(禁止)する処理を行っている。
【0042】
次に、上述したCPU201による玉貸規制制御の手順を図5〜図10を参照して詳細に説明する。CPU201による制御は、遊技機1の電源の投入と同時に開始され、電源が投入されている限り繰り返してその制御が実行される。
【0043】
図5は排出制御装置による制御のメインルーチンを示すフローチャートである。このルーチンは、後述の割り込み処理(図6)により割り込みフラグがセットされる毎にステップS4〜ステップS10の処理が繰り返される。
【0044】
メインルーチンが起動すると、まずステップS1で割り込みを禁止する。次いで、ステップS2で初期化処理を行う。これにより、RAM207のワーキングエリアがクリアされたり、フラグの設定、出力ポートのリセット、サブルーチンのイニシャライズ等が行われる。
【0045】
次いで、ステップS3で割り込みを許可する。これにより、割り込み処理によって割り込みフラグがセットされると、割込みがかかることになる。次いで、ステップS4で割込フラグがあるか(セットされているか)否かを判別し、割り込みフラグがなければこのステップS4に待機し、割り込みフラグがあると、続くステップS5以降の処理に移行する。
【0046】
ステップS5では割り込みフラグをクリアし、次いで、ステップS6でスイッチの入力監視処理を行う。これは、各種検出スイッチからの入力情報を監視するもので、具体的にはセンサ群の検出信号、すなわち排出センサ241,242、セーフセンサ281、半端センサ221、オーバーフローセンサ31、補給センサ211および発射玉センサ64の各検出信号や、玉抜きスイッチ251からの玉抜き信号、打止め信号341、リセットスイッチ342からの出力信号等の入力監視が行われる。
【0047】
このとき、例えば各種検出スイッチからの論理変換やチャタリング防止処理も行われる。チャタリング防止処理としては、例えばCPU201で各種検出スイッチからの信号をソフト的に2回読み込む処理を行うことにより、ノイズの時定数等を考慮し、チャタリング防止を図るような処理などがある。
【0048】
次のステップS7では、玉払出開始確認条件監視処理を行う。これは、玉を払い出す条件が揃ったかどうかを確認する処理、すなわち玉排出装置24によって賞球や貸し玉の排出を開始する条件が揃ったか否かを確認するためのもので、例えば排出センサ241,242に玉があるかどうか、半端センサ221に玉があるかどうかなどのデータに基づいて確認が行われる。詳細はサブルーチンで後述する。
【0049】
次いで、ステップS8ではステップ分岐の判断処理を行う。これは、分岐先を判断するものであり、分岐先としてセットされたステップは、ステップA〜ステップFである。各分岐先ステップの処理内容は、次の通りである。
【0050】
ステップAでは、セーフ玉の確認、および玉の貸し出し確認の処理を行う。すなわち、入賞によってセーフ玉が生じたことに伴う確認処理、および遊技者が玉貸しを要求するために玉貸スイッチ8aを押した場合に、玉貸購入信号が発生したことに伴う確認処理を行う。
【0051】
ステップBでは、賞球数情報送受信処理を行う。これは、役物制御装置27に賞球数要求信号273を出力し、役物制御装置27から賞球数信号271を受信するものである。
【0052】
ステップCでは排出処理を行う。これは、賞球および貸し玉の排出を行うものである。これにより、玉排出装置24の作動が開始して賞球あるいは貸し玉が遊技者に払い出される。このとき、玉の排出数を数えて規定数の排出を行う。規定数の排出を終わると、玉排出装置24の作動が停止して賞球あるいは貸し玉の払い出しが終了する。
【0053】
ステップDでは、セーフ玉払い出しおよびウェイ卜処理を行う。これは、賞球の排出が終了した時点で、セーフ玉払出装置28のセーフソレノイド282を1回オンさせて今回のセーフ玉を1個だけ排出するとともに、その後、次回の賞球を連続して払い出す場合に、玉の排出動作の間に一定のウェイ卜時間を設けてスムーズな排出動作が実行されるようにするものである。
【0054】
ステップEでは玉抜き処理を行う。これは、玉抜き装置25等を作動させて上タンク21などの裏メカに存在する玉を抜くためのもので、係員によって玉抜き操作が行われると玉排出通路のゲートが回収側に切り換えられて玉が外部に抜き取られる。
【0055】
ステップFでは玉がみ処理を行う。これは、玉排出装置24における玉がみを解除するための処理である。
【0056】
上記ステップA〜ステップFでは、必要に応じてソレノイド制御処理を行い所定のソレノイドへの駆動情報を設定し、その後ステップS9に進む。
【0057】
ステップS9では、賞球データ信号102や異常遊技状態信号101を管理装置に送信する外部信号送信処理を行う。この外部信号送信処理を経ると、次いで、ステップS10で出力処理を行う。ここでは、例えば出力ポートにデータを出力したり、ソレノイドに切換信号を出力するなどの処理が行われる。ステップS10を経ると、ステップS4に戻って処理を繰り返す。
【0058】
図6は割り込み処理のプログラムを示すフローチャートであり、割り込み処理は1ms毎に実行される。ステップS201で割り込みフラグをセットし、リターンする。したがって、1ms毎に割り込みフラグがセットされ、前述したメインルーチンのステップS4〜ステップS10の処理が1ms毎に繰り返されることになる。
【0059】
図7は玉払出開始確認条件監視処理のサブルーチンを示すフローチャートである。メインルーチンのステップS7での玉払出開始確認条件監視処理では、まずステップS21でオーバーフロー監視処理を行う。これにより、オーバーフロー状態になったか否かの監視を行い、オーバーフローフラグのセット/リセットが行われる。
【0060】
次いで、ステップS22で排出センサ1,2玉有判定処理を行う。排出センサ1,2は玉排出装置24における2条の各排出センサ241,242をそれぞれ指している。したがって、このステップS22では玉排出装置24の2条の各通路に配置された排出センサ241,242の部分に排出可能な玉が存在しているか否かを判別し、排出センサ玉有フラグのセット/リセットが行われることになる。
【0061】
次いで、ステップS23で半端センサ監視処理を行う。これにより、半端センサ221の出力に基づいて玉導出樋22に待機玉が存在しているか否かの監視を行い、半端センサ玉有フラグのセット/リセットが行われる。
【0062】
次いで、ステップS24で補袷センサ監視処理を行う。これにより、補給センサ211の出力に基づいて上タンク21に十分に玉があるか否かの監視を行い、補給センサ玉有フラグのセット/リセットが行われる。
【0063】
次いで、ステップS25で遊技中判定処理を行う。これにより、パチンコ玉の発射を監視することで遊技中であるかどうかの判定を行い、遊技中フラグのセット/リセットが行われる。その詳細はサブルーチンで後述する。
【0064】
次いで、ステップS26で条件判定処理を行う。これは、玉排出装置24までの部分で玉の排出に必要な条件が揃っているか、オーバーフロー状態でないか、遊技中であるかなどの各条件から貸玉等の排出を行えるかどうかの判定を行うものであり、詳細はサブルーチンで後述する。ステップS26を経ると、メインルーチンにリターンする。
【0065】
図8は玉払出開始確認条件監視処理における遊技中判定処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
この遊技中判定処理では、まずステップS41でタッチアクティブフラグがあるか否かの判別を行い、タッチアクティブフラグが無ければステップS51に分岐し、タッチアクティブフラグが有れば次のステップS42に進む。なお、タッチアクティブフラグは、遊技者が操作ハンドル11に手を触れタッチプレート111からタッチ信号が出力されているときに、後述のステップS55でセットされるフラグである。
【0066】
ステップS51では、タッチ信号が有るか否か、すなわち遊技者が操作ハンドル11に手を触れタッチプレート111からタッチ信号が出力されているか否かの判別を行い、タッチ信号が無ければステップS59に分岐し、タッチ信号が有れば次のステップS52に進む。
【0067】
ステップS59では、初期遊技状態フラグをセットし、次のステップS60に進む。
【0068】
ステップS60では、発射許可信号291をオフにセットし、次のステップS61に進む。
ステップS61では、遊技中フラグをクリアした後、玉払出開始確認条件監視処理に復帰する。
【0069】
ステップS52では、初期遊技状態フラグが有るか否かの判別を行い、初期遊技状態フラグが有れば、今回操作ハンドル11に手を触れて打球する状態に変化したとして、次のステップS53に進み、初期遊技状態フラグが無ければ、ステップS53,S54をスキップしてステップS55に進む。
【0070】
ステップS53では、遊技中フラグをセットし、次のステップS54に進む。ステップS54では、初期遊技状態フラグをクリアし、次のステップS55に進む。
【0071】
ステップS55では、タッチアクティブフラグをセットし、次のステップS56に進む。
【0072】
ステップS56では、発射許可信号291をオンにセットし、次のステップS57に進む。
【0073】
ステップS57では、発射カウンタをクリアし、次のステップS58に進む。ステップS58では、タイマをセットし、その後玉払出開始確認条件監視処理に復帰する。
【0074】
ステップS42では、タイマが所定時間(例えば30秒)のカウントを完了し、タイムアップしたか否かの判別を行い、タイムアップしていなければステップS46に分岐し、タイムアップしていれば、次のステップS43に進む。
【0075】
ステップS46では、発射玉センサ64がオンであるか否かの判別、すなわち発射位置への打球の供給がなされているか否かの判別を行い、発射玉センサ64がオンであれば次のステップS47に進み、発射玉センサ64がオンでなければ、そのままこの遊技中判定処理を終了し、玉払出開始確認条件監視処理に復帰する。
【0076】
ステップS47では、発射カウンタに「1」を加算して発射カウンタのカウント値を更新し、その後玉払出開始確認条件監視処理に復帰する。
【0077】
ステップS43では、タッチアクティブフラグをクリアし、次のステップS44に進む。
【0078】
ステップS44では、発射カウンタのカウント値が「0」であるか否かの判別を行い、カウント値が「0」であればステップS48に分岐し、カウント値が「0」でなければ、次のステップS45に進む。
【0079】
ステップS48では、遊技中ではないとして遊技中フラグをクリアし、その後玉払出開始確認条件監視処理に復帰する。
【0080】
ステップS45では、遊技中であるとして遊技中フラグをセットし、その後玉払出開始確認条件監視処理に復帰する。
【0081】
このように、この遊技中判定処理サブルーチンでは、遊技者が操作ハンドル11に手を触れてから所定時間(例えば30秒)経過するまでの間に打球が発射されたかどうかを監視し、打球が発射されたときは、遊技中であるとしてその所定時間経過時点で遊技中フラグをセットしている。また、遊技開始前のように遊技者が操作ハンドル11に未だ手を触れていない状態を、初期遊技状態であるとして初期遊技状態フラグをセットし、その初期遊技状態から操作ハンドル11に手を触れた時点にも遊技中フラグをセットしている。
逆に、遊技者が操作ハンドル1に手を触れないときや、操作ハンドル1に手を触れても、所定時間経過するまでの間に打球が発射されないときは、遊技状態でないとして遊技中フラグをセットしない。
【0082】
図9は玉払出開始確認条件監視処理における条件判定処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
この条件判定処理では、まずステップS71で補給センサ玉有フラグが有るか、ステップS72で半端センサ玉有フラグが有るか、ステップS73で排出センサ玉有フラグが有るか、さらにステップS74でオーバーフローフラグが有るか否かをそれぞれ判別する。
【0083】
補給センサ玉有フラグは補給センサ211によって上タンク21に玉があることが検出されているときセットされる。半端センサ玉有フラグは半端センサ221により玉導出樋22に待機玉が存在しているときセットされる。排出センサ玉有フラグは排出センサ241,242により玉排出装置24の排出カムの部分に玉が存在しているときセットされる。オーバーフローフラグは玉貯留皿9に玉がオーバーフローしているときセットされる。
【0084】
補給センサ玉有フラグがあり、半端センサ玉有フラグがあり、排出センサ玉有フラグがあり、かつオーバーフローフラグがなければ、ステップS75に進んで条件確認1フラグをセットする。
【0085】
したがって、条件確認1フラグがセットされるのは、
(1)上タンク21に十分な玉が存在し、
(2)排出前の玉が1単位の貸し玉数や賞球数以上に対応する分だけ玉導出樋22に存在し、
(3)玉排出装置24の2条の通路に玉が連続して存在しており、
(4)玉貯留皿9がオーバーフローしていない(玉を皿に放出しても差し支えない)、
という遊技機1側の4つの条件が揃ったときである。このとき、条件確認1フラグ=1となって玉の排出処理を開始するための条件が成立し、次のステップS76に進む。
【0086】
逆に上記の4つの条件の内、1つでも揃わないときは、ステップS81に分岐して条件確認1フラグをクリアし、次のステップS82に進む。
【0087】
ステップS76では、遊技中フラグが有るか否かの判別を行い、遊技中フラグが有れば次のステップS77に進み、遊技中フラグが無ければステップS82に分岐する。
【0088】
ステップS77では、玉貸の条件が揃ったとして条件確認2フラグをセットし、その後この条件判定処理を終了し、メインルーチンに復帰する。
【0089】
ステップS82では、遊技中フラグが存在しないため玉貸の条件が揃わないとして条件確認2フラグをクリアし、その後この条件判定処理を終了し、メインルーチンに復帰する。
【0090】
このように、この条件判定処理では、上記の遊技機1側での玉貸の条件が揃ったとしても、遊技中フラグがセットされていなければ、玉貸を禁止する処置を取っている。
【0091】
次に、上述のメインルーチンにおけるステップAを実行するサブルーチンについて説明する。
【0092】
図10はステップAのサブルーチンを示すフローチャートである。このステップAサブルーチンは、上述したように、セーフ玉および玉貸しの確認処理を行う。
このサブルーチンが開始されると、まずステップS91で玉貸購入信号があるか否か、すなわち玉貸スイッチ8aが押されて排出制御装置20に玉貸購入信号がきているか否かを判別する。玉貸購入信号があればステップS92に進み、玉貸購入信号が無ければステップS97に分岐する。
【0093】
ステップS92では、条件確認2フラグが有るか否かの判別を行い、条件確認2フラグが有れば次のステップS93に進み、条件確認2フラグが無ければステップS100に分岐する。
【0094】
ステップS100では、異常遊技状態信号101をオンにセットし、次のステップS101に進む。
【0095】
ステップS101では、異常遊技状態LED151をオンにセットし、その後このステップAサブルーチンを終了し、メインルーチンに復帰する。
すなわち、ステップS100,S101では、遊技状態でないのに玉貸を要求しているとして、その異常遊技状態をLEDで点灯して店員に報知し、また管理装置9に通知している。
【0096】
ステップS93では、異常遊技状態LED151をオフにセットし、次のステップS94に進む。
【0097】
ステップS94では、異常遊技状態信号101をオフにセットし、次のステップS95に進む。
【0098】
ステップS95では、購入玉数、すなわち購入信号に対応する単位玉貸数を排出カウンタにセットし、次のステップS96に進む。
【0099】
ステップS96では、ステップCをセットし、その後メインルーチンに復帰する。これにより、メインルーチンではステップCが実行され、排出カウンタにセットされた分の貸し玉が払い出される。
【0100】
ステップS97では、セーフ玉が有るか否かの判別を行い、セーフ玉が有れば、賞球としての玉の払い出しを行う必要があるので、条件確認1フラグがあるか否かを判別するべく、次のステップS98に進み、セーフ玉が無いときはそのままメインルーチンに復帰する。なお、条件確認1フラグは、上述したように、遊技機1側で玉の排出に必要な条件が揃っているときにセットされるものである。
【0101】
ステップS98では、条件確認1フラグが有るか否かの判別を行い、条件確認1フラグが有れば、次のステップS99に進み、条件確認1フラグが無ければ、そのままこのステップAサブルーチンを終了し、メインルーチンに復帰する。
【0102】
ステップS99では、ステップBをセットし、その後メインルーチンに復帰する。これにより、メインルーチンでは、ステップBが実行されてセーフ玉に対応した賞球数の受け取り処理が行われ、続いてステップCが実行されて賞球の払い出しが行われることになる。
【0103】
以上述べたように、この実施形態では、遊技者による玉貸操作があっても、遊技者が操作ハンドル11に手を触れて所定時間経過するまでの間に打球を発射させないときは、遊技状態ではないとして、その玉貸操作に基づく玉貸を規制(禁止)している。したがって、プリペイドカードの有価データを改竄して貸し玉への変換を目当てに玉貸操作だけを行っても、そのようなときは遊技状態にならないため、その玉貸を規制することができ、不正を未然に防止でき、遊技店内の遊技環境も健全なものとすることができる。
【0104】
また、遊技開始時は、打球の発射が当然行われず未だ遊技状態ではないが、この遊技開始時に玉貸操作がなされたときは、遊技者が操作ハンドル11に触れたことを条件にして玉貸を可能にし、またその玉貸可能な時間幅として所定時間、例えば30秒を確保するようにしたので、正常な遊技者は遊技開始時の連続的な玉貸しを可能にすることができ、正常遊技者への迷惑を回避するとともに、不正な遊技者だけの排除を可能にすることができる。
【0105】
この場合、不正な遊技者が所定時間を越えても玉貸を行おうとすると、操作ハンドル11に触れるという不自然な動作を強いられるため、このような動作は店員の目にとまることとなり、このような点からも、不正行為を未然に防止することができる。
【0106】
また、遊技者が操作ハンドル11を操作することなく玉貸スイッチ8aをオンした場合、遊技状態でないのに玉貸を要求しているとして、遊技機1正面上部の玉貸異常報知LED151を点灯させ、その異常遊技状態を店員に報知するようにしたので、店員は不正の監視を容易に行うことができる。
【0107】
さらに、遊技者が操作ハンドル11を操作することなく玉貸スイッチ8aをオンした場合、遊技状態でないのに玉貸を要求しているとして、排出制御装置20の外部端子板に設けた信号端子から、異常遊技状態信号101を管理装置に送信するようにしたので、管理装置側では、例えば監視カメラ等で当該遊技者を確認して、確たる証拠を保持することができ、不正行為に対する的確な対応を迅速に行うことができる。
【0108】
また、遊技中であるか否かの監視を所定時間毎に行うようにしたので、遊技者が、操作ハンドル11を握持して遊技を行い、その後操作ハンドル11から手を放して、玉貸しスイッチ8aをオンさせても、所定時間のマージンがあるので、従来通りの玉貸しが行え、正常遊技者への迷惑を回避できる。
【0109】
さらに、操作ハンドル11を握持し、打球を発射していることで、遊技中であることの確認を行っているので、確実に遊技中か否かを判断することができる。
【0110】
上記の実施形態では、遊技機としてパチンコ遊技機を例として挙げて説明したが、遊技玉を使用する他の遊技機、例えばアレンジボール式遊技機や雀球遊技機、遊技メダル・遊技コインを使用するパチスロ遊技機等にも同様に適用することができる。
【0111】
【発明の効果】
この発明は上記した構成からなるので、以下に説明するような効果を奏することができる。
請求項1に記載の発明では、遊技中検出手段が遊技中を検出していない場合に、遊技情報媒体に記録された有価価値の遊技への変換を規制するようにしたので、遊技情報媒体の有価価値を改竄して遊技への変換だけを目当てに変換操作を行っても、遊技価値変換規制手段により、その変換を規制することができ、不正を未然に防止でき、遊技店内の遊技環境も健全なものとすることができる。
【0112】
特に、遊技中検出手段が検出する遊技中条件の一つは、操作ハンドルに遊技者が触れるとオンするタッチプレートから出力されるタッチ信号の所定時間毎の監視により行うので、遊技者が操作ハンドルを握持し、その後操作ハンドルから手を放して、玉貸スイッチをオンさせても、所定時間のマージンがあるので従来通りの玉貸が行え、正常遊技者への迷惑を回避できる。
【0113】
また、遊技中検出手段が検出する遊技中条件の一つは、タッチ信号監視の所定時間内に行われ、玉受皿から発射装置の発射位置へと供給される遊技玉を検出する発射玉センサから出力される検出信号の監視により行うので、操作ハンドルに遊技者が手を触れても、所定時間経過するまでの間に打球が発射されないときは、遊技状態でないとして、遊技情報媒体に記憶された有価価値の遊技玉への変換を規制し、不正な遊技者だけの排除を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る遊技機の正面図である。
【図2】遊技機の前面パネルの裏側を示す図である。
【図3】遊技機の裏機構の構成を示す図である。
【図4】排出制御装置を中心とする制御系のブロック図である。
【図5】排出制御装置による制御のメインルーチンを示すフローチャートである。
【図6】割り込み処理のプログラムを示すフローチャートである。
【図7】玉払出開始確認条件監視処理サブルーチンを示すフローチャートである。
【図8】玉払出開始確認条件監視処理における遊技中判定処理サブルーチンを示すフローチャートである。
【図9】玉払出開始確認条件監視処理における条件判定処理サブルーチンを示すフローチャートである。
【図10】ステップAサブルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 遊技機
5 遊技盤
7 上皿
8 玉貸操作部
8a 玉貸スイッチ
9 玉貯留皿
11 操作ハンドル
12 カード式玉貸機
12a カード挿入口
15 ランプ
20 排出制御装置
21 上タンク
22 玉導出樋
23 外部端子基盤
24 玉排出装置
27 役物制御装置
28 セーフ玉払出装置
29 発射制御装置
64 発射玉センサ
101 異常遊技状態信号
111 タッチプレート
121 玉貸購入信号
122 玉貸完了信号
123 玉貸受付可能信号
151 玉貸異常報知LED
201 CPU
206 ROM
207 RAM
290 発射装置
291 発射許可信号

Claims (1)

  1. 遊技情報媒体に記録された有価価値を遊技に変換して前面に設けた玉受皿に供給し、該玉受皿から発射装置の発射位置へ供給された遊技玉を発射装置の操作ハンドルを操作することにより遊技領域に打球して遊技を行う遊技機において、
    当該遊技機における遊技中を検出する遊技中検出手段と、
    前記遊技中検出手段が遊技中を検出していない場合に、遊技情報媒体に記録された有価価値の遊技への変換を規制する遊技価値変換規制手段と、
    備え、
    前記遊技中検出手段は、
    前記操作ハンドルに遊技者が触れるとオンするタッチプレートから出力されるタッチ信号の所定時間毎の監視と、
    前記タッチ信号監視の所定時間内に行われ、前記玉受皿から前記発射装置の発射位置へと供給される遊技玉を検出する発射玉センサから出力される検出信号の監視と、
    によって遊技中を検出することを特徴とする遊技機
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