JPH10127932A - 遊技機 - Google Patents
遊技機Info
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- JPH10127932A JPH10127932A JP28655296A JP28655296A JPH10127932A JP H10127932 A JPH10127932 A JP H10127932A JP 28655296 A JP28655296 A JP 28655296A JP 28655296 A JP28655296 A JP 28655296A JP H10127932 A JPH10127932 A JP H10127932A
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Abstract
価データ)を遊技価値(パチンコ玉)に変換しその遊技
価値で遊技を行う遊技機に関し、プリペイドカードの不
正使用を防止し、遊技環境を健全なものとする。 【解決手段】 この発明の遊技機は、遊技情報媒体に記
録された有価価値を遊技価値に変換しその遊技価値で遊
技を行う遊技機であって、遊技中を検出する遊技中検出
手段(20,290,64,11,)と、前記遊技中検
出手段が非能動状態の場合に、遊技情報媒体に記録され
た有価値の遊技価値への変換を規制する遊技価値変換規
制手段(20,101,151,121)と、を設けた
ことを特徴とする。
Description
(例えばプリペイドカード)に記録された有価価値(例
えば金額データ)を遊技価値(例えばパチンコ玉)に変
換しその遊技価値で遊技を行う遊技機に関するものであ
る。
価データをパチンコ玉に変換しそのパチンコ玉で遊技を
行うようにしたカード式の遊技機が普及している。
の有価データ(金額)が記録されたプリペイドカードを
購入し、そのプリペイドカードを遊技機に併設したカー
ドリーダライタに挿入し、玉貸スイッチの操作によりパ
チンコ玉に変換して貸し出しを受け、そのパチンコ玉を
遊技機に投入して遊技を行い、遊技の結果獲得したパチ
ンコ玉を景品に交換するようになっており、プリペイド
カードを用いることにより、遊技店での現金管理の省力
化・合理化等が可能となり、業界の近代化にもつながる
ため、このカード式の遊技機は、近時加速的に普及しつ
つある。
イドカードは、有価データを磁気的に記録した磁気カー
ドであるため、有価データを改竄して不正に使用するケ
ースがあり、その場合玉貸機にそのプリペイドカードを
挿入して連続的に大量のパチンコ玉に変換し、それを遊
技に使用せずにそのままドル箱に回収し景品に交換して
しまうといった手口を用いており、このことは、遊技の
健全性を大きく損ねて社会問題化しつつあり、その早急
な対策が強く要望されている。
プリペイドカードの不正使用を防止することができ、遊
技環境を健全なものとすることができる遊技機を提供す
ることを目的とする。
に、請求項1に記載の発明は、遊技情報媒体に記録され
た有価価値を遊技価値に変換しその遊技価値で遊技を行
う遊技機において、遊技中を検出する遊技中検出手段
と、前記遊技中検出手段が非能動状態の場合に、遊技情
報媒体に記録された有価価値の遊技価値への変換を規制
する遊技価値変換規制手段と、を設けたことを特徴とす
る。
請求項1に記載の発明の構成に加えて、前記遊技価値変
換規制手段は、遊技初期時の所定期間、前記遊技中検出
手段が非能動状態においても有価価値の遊技価値への変
換を可能とする遊技価値変換規制解除手段を備えた、こ
とを特徴とする。
請求項1または2に記載の発明の構成に加えて、前記遊
技中検出手段は、遊技中であるか否かを所定時間毎に監
視する、ことを特徴とする。
請求項1から3のいずれかに記載の発明の構成に加え
て、前記遊技中検出手段は、遊技価値が遊技機に投入さ
れ遊技が進行していることを検出する、ことを特徴とす
る。
面に基づいて詳細に説明する。図1はこの発明に係る遊
技機の正面図である。図において、1は、パチンコ玉を
使用して遊技を行う遊技機であり、この遊技機1は、機
枠2に額縁状の前面枠3を開閉可能に取り付け、前面枠
3に開設した窓部4を後方から塞ぐように遊技盤5を設
けてあり、遊技盤5の下方に位置する前面パネル6には
上皿7を、その上皿7には玉貸操作部8をそれぞれ設
け、さらにその上皿7の下方に、玉貯留皿9と操作ハン
ドル11とを設けてあり、また機枠2の一側端にカード
式玉貸機12を配設してある。
長タイプに形成され、機枠2に並設されており、その前
面には、プリペイドカードが挿入されるカード挿入口1
2aと、プリペイドカードを正常に受け付けたことを表
示するカード受付表示器12bとを備えている。
ンコ玉を上方から落下させつつアウトあるいはセーフの
判定を行う遊技領域になっており、遊技領域に設けた入
賞口に玉が入って有効にセーフとなると、そのセーフ情
報は後述の排出制御装置20(図3)に送られ、排出制
御装置20からの指令に応じて所定数の賞球が上皿7に
排出される。
給される貸し玉の受け皿であり、この上皿7内のパチン
コ玉は、所定の通路を転動して発射位置に供給される。
流路(図示略)から、図2に示す、前面パネル6の裏側
のケース61に形成した導出路62に誘導され、球送り
ソレノイド292のオン−オフ動作に応じて、その導出
路62の傾斜下端の玉通過口63を通って発射位置(図
示略)に供給される。発射位置に供給されたパチンコ玉
は、後述するように、打球発射杆36(図3)で打球さ
れ、発射レール(図示略)に沿って遊技領域に入る。
発射玉センサ64が配置してあり、発射玉センサ64
は、発射位置に向けて転動するパチンコ玉を検出してそ
の検出信号を排出制御装置20に送っている。
押し釦13で開閉する玉通路で連通しており、上皿7が
パチンコ玉で一杯になると、玉貯留皿9で賞球を受ける
ようになるとともに、押し釦13を押すことで、上皿7
のパチンコ玉を玉貯留皿9へ移動可能となる。
ー14を操作して玉貯留皿9の下底部を開口させること
により、外部に放出可能となる。
の玉貸操作を遊技中でも座ったままで容易に行えるよう
に設けたものであり、遊技者の1回の操作に応じて所定
数のパチンコ玉を貸し出す玉貸スイッチ8aと、遊技者
の操作に応じてカード挿入口12aに挿入してあるプリ
ペイドカードを排出するカード排出スイッチ8bと、プ
リペイドカードの使用可能な残度数を表示するカード残
度数表示器8cとから成る。
に設けた上記打球発射杆36を用いて、上皿7から発射
位置まで誘導されたパチンコ玉を所望の発射勢で打球
し、飛距離を調整するためのものである。
時や、遊技機1において打止状態が発生したときなどに
点灯するランプ15が設けてあり、そのランプ15の左
側には、玉貸において異常が発生していることを報知す
る玉貸異常報知ランプ(LED)151が設けてある。
る。図において、遊技機1の裏側には、上タンク21、
玉導出樋22、外部端子基盤23、玉排出装置24、玉
抜き装置25、排出制御御装置20、役物制御装置2
7、セーフ玉払出装置28、発射制御装置29、スピー
カ30、オーバーフローセンサ31、玉通路32等が配
置してある。
遊技店の管理装置(図示省略)との間における信号の授
受等についての中継を行うものである。
留しておくもので、この上タンク21の玉数の不足は補
給センサ211(図4)によって検出され、不足のとき
は島設備から玉が補給される。
誘導され、玉排出装置24に流入する。なお、この玉導
出樋22は、短時間に多量の玉を排出できるように例え
ば2条の通路で形成されており、その途中には玉の重な
りを防止する玉ならし部材および待機玉を検出する待機
玉検出器(半端センサ)221(図4)が設けられてい
る。このような2条構成は、玉排出装置24および玉抜
き装置25の内部についても同様である。
流入するパチンコ玉を下方に排出するもので、賞球に対
応する玉の排出と、玉の貸し出し要求に伴う貸し玉の排
出との双方の排出を行う。この排出動作を行うために、
玉排出装置24には、上記の2条構成に合わせて、2つ
の排出センサ241,242(図4)と、賞球排出およ
び貸し玉排出に応じる2つの排出ソレノイド243,2
44(図4)とが設けてある。
る裏メカに存在する玉を抜くためのものであり、この玉
抜き動作を行うために、玉抜き装置25には、玉抜きス
イッチ251(図4)および玉抜きソレノイド252
(図4)を設けてある。玉抜きスイッチ251は、遊技
店の係員が玉抜処理を開始するための操作、すなわち遊
技機1の前面に設けられた操作用孔に玉抜き棒(図示
略)を挿入する操作を行ったときその操作を検出する。
また、玉抜きソレノイド252は、玉排出通路のゲート
を回収側に切り換える動作を行う。
を1回オンさせる毎に、セーフ玉を1個だけ移動させて
排出し、その後、直ちに次の玉を保持するという動作を
行うとにより、賞球排出に対応させてセーフ玉を排出す
るものである。このようにセーフ玉を一時的に保持して
おくことにより、実際にセーフ玉が入賞によって生じた
という確認を取り、不正防止や遊技者とのトラブルが避
けられる。このセーフ玉払い出し動作を行うために、セ
ーフ玉払出装置28には、セーフセンサ281(図4)
とセーフソレノイド282(図4)を設けてある。
種制御を行う。例えば、遊技者が玉貸スイッチ8aを1
回操作すると、詳細は後述するように、玉貸購入信号が
排出制御装置20に送られ、排出制御装置20はその受
信した玉貸購入信号に基づいて、排出ソレノイド24
3,244に指令信号を送出し、所定数の貸玉を上皿7
に排出する。
ける遊技の実行に必要な各種制御を行う。
に、玉の発射に必要な各種制御を行う。スピーカ30は
遊技に必要な効果音(例えば、大当たり時の効果音)を
報知するもので、玉排出数、賞態様および玉の貸出しに
応じて各種の音を発生し遊技者に知らせる。
留皿9とを連通する玉通路32に設けられ、この玉通路
32に所定数以上の玉が収納されたとき、検出状態とな
って玉貯留皿9のオーバーフローを検出するものであ
る。
3を介して玉貸操作部8および排出制御装置20に接続
され、排出制御装置20との間で信号の授受を行うこと
で玉貸し動作を行っている。
ブロック図である。図において、排出制御装置20は、
パチンコ遊技や玉の貸出し等に必要な排出制御を行うC
PU201と、各種情報信号を受け入れて波形整形を行
う等の処理を行ってCPU201に出力する入力側のI
/Oインターフェイス(以下、「入力側I/O」とい
う)202と、CPU201の作動クロックの基本とな
る周波数を刻む水晶(クリスタル)203と、CPU2
01から制御信号をドライブして各種駆動信号を生成し
各アクチュエータ等に出力する出力側のI/Oインター
フェイス(以下、「出力側I/O」という)204と、
CPU201、入力側I/O202、出力側I/O20
4に必要な電源を供給する電源部205とによって構成
される。
ているROM206およびワークエリアとして用いられ
るRAM207を含んで構成される。そして、この発明
の遊技中検出手段および遊技価値変換規制手段は、CP
U201がROM206の制御プログラムに従って実行
するソフトウェアの機能を含むことで構成されている。
装置20は、ボードユニットによって実装されている。
この排出制御装置20には、上記のカード式玉貸機1
2、遊技機1内の役物制御装置27や玉排出装置24
等、また管理装置との間を中継する外部端子基盤23等
が周辺機器として接続してあり、排出制御装置20は、
カード式玉貸機12との間での玉貸に関する情報の授
受、管理装置との間での制御信号やデータの授受、役物
制御装置27との間での賞球数情報の授受、玉排出装置
24に対する排出制御を行っている。
配置した各種センサ群等からの信号が入力される。すな
わち、入力側I/O202には、玉排出装置24の2つ
の排出センサ241,242の各検出信号、セーフ玉払
出装置28でセーフ玉を検出するセーフセンサ281の
検出信号、玉導出樋22の待機玉を検出する半端センサ
221の検出信号、役物制御装置27から送信される賞
球数に対応する賞球数信号271、役物制御装置27か
ら送信され賞球数信号の同期をとる送信クロック信号
(同期信号)272、カード式玉貸機12から送信され
る玉貸購入信号121、オーバーフローセンサ31から
のオーバーフロー状態検出信号、補給センサ211の検
出信号、玉抜きスイッチ251からの玉抜き信号、打止
め信号341、この発明の遊技中検出手段を構成する発
射玉センサ64の検出信号、排出制御装置20の動作を
リセットするリセットスイッチ342からの信号が、そ
れぞれ入力されている。
に配置した各種アクチュエータ群等に向けて信号が出力
される。すなわち、出力側I/O204からは、玉排出
装置24の2つの排出ソレノイド243,244、セー
フソレノイド282、玉抜きソレノイド252、前面枠
3の正面上部に配置されたランプ15、およびそのラン
プ15の隣に配置した異常遊技状態LED151に対し
て制御信号が出力されるとともに、管理装置に異常遊技
状態であることを報知する異常遊技状態信号101、カ
ード式玉貸機12へ玉貸しの完了を知らせる玉貸完了信
号122、カード式玉貸機12へ玉貸しの受付け可能状
態を知らせる玉貸受付可能信号123、役物制御装置2
7に賞球数を要求する賞球数要求信号273、管理装置
に賞球払い出し数情報を通知する賞球データ信号102
が、それぞれ出力される。
遊技領域に打球を発射させるための装置であり、上記の
操作ハンドル11、発射制御装置29、玉送りソレノイ
ド292およびロータリソレノイド(発射ソレノイド)
293から構成されている。
射位置に誘導されたパチンコ玉を所望の発射勢で打球す
るためのものであり、操作ハンドル11に触れるだけで
オンするタッチプレート111と、その操作ハンドル1
1に設けた回動ハンドル(図示せず)の回動および遊技
者のボタン操作によりオン−オフするハンドルスイッチ
112と、回動ハンドルの回動(操作)量を検出して発
射勢調整用信号を送出する回動量検出器(可変抵抗器)
113と、を有している。
信号)は、タッチ回路295を経由して排出制御装置2
0の入力側I/O202に入力され、排出制御装置20
は、そのタッチ信号に基づいて、出力側I/O204か
ら発射許可信号291を発射制御装置29に向けて出力
する。
91を受けると、所定の発射制御を行う。すなわち、玉
送りソレノイド292を作動させることで、上記の発射
位置にパチンコ玉を供給し、続いてロータリソレノイド
293を作動させて打球発射杆36を回動させること
で、発射位置のパチンコ玉を遊技領域に向けて勢い良く
弾発する。
20のCPU201は、この発明に係る玉貸規制制御を
行っている。すなわち、遊技者が実際にパチンコ玉を打
球している状態を遊技状態であるとし、玉貸購入信号1
21を受信しても、その遊技状態でないと判定したとき
は、玉貸を規制(禁止)する処理を行っている。
制制御の手順を図5〜図10を参照して詳細に説明す
る。CPU201による制御は、遊技機1の電源の投入
と同時に開始され、電源が投入されている限り繰り返し
てその制御が実行される。
ーチンを示すフローチャートである。このルーチンは、
後述の割り込み処理(図6)により割り込みフラグがセ
ットされる毎にステップS4〜ステップS10の処理が
繰り返される。
プS1で割り込みを禁止する。次いで、ステップS2で
初期化処理を行う。これにより、RAM207のワーキ
ングエリアがクリアされたり、フラグの設定、出力ポー
トのリセット、サブルーチンのイニシャライズ等が行わ
れる。
る。これにより、割り込み処理によって割り込みフラグ
がセットされると、割込みがかかることになる。次い
で、ステップS4で割込フラグがあるか(セットされて
いるか)否かを判別し、割り込みフラグがなければこの
ステップS4に待機し、割り込みフラグがあると、続く
ステップS5以降の処理に移行する。
し、次いで、ステップS6でスイッチの入力監視処理を
行う。これは、各種検出スイッチからの入力情報を監視
するもので、具体的にはセンサ群の検出信号、すなわち
排出センサ241,242、セーフセンサ281、半端
センサ221、オーバーフローセンサ31、補給センサ
211および発射玉センサ64の各検出信号や、玉抜き
スイッチ251からの玉抜き信号、打止め信号341、
リセットスイッチ342からの出力信号等の入力監視が
行われる。
論理変換やチャタリング防止処理も行われる。チャタリ
ング防止処理としては、例えばCPU201で各種検出
スイッチからの信号をソフト的に2回読み込む処理を行
うことにより、ノイズの時定数等を考慮し、チャタリン
グ防止を図るような処理などがある。
件監視処理を行う。これは、玉を払い出す条件が揃った
かどうかを確認する処理、すなわち玉排出装置24によ
って賞球や貸し玉の排出を開始する条件が揃ったか否か
を確認するためのもので、例えば排出センサ241,2
42に玉があるかどうか、半端センサ221に玉がある
かどうかなどのデータに基づいて確認が行われる。詳細
はサブルーチンで後述する。
判断処理を行う。これは、分岐先を判断するものであ
り、分岐先としてセットされたステップは、ステップA
〜ステップFである。各分岐先ステップの処理内容は、
次の通りである。
玉の貸し出し確認の処理を行う。すなわち、入賞によっ
てセーフ玉が生じたことに伴う確認処理、および遊技者
が玉貸しを要求するために玉貸スイッチ8aを押した場
合に、玉貸購入信号が発生したことに伴う確認処理を行
う。
行う。これは、役物制御装置27に賞球数要求信号27
3を出力し、役物制御装置27から賞球数信号271を
受信するものである。
賞球および貸し玉の排出を行うものである。これによ
り、玉排出装置24の作動が開始して賞球あるいは貸し
玉が遊技者に払い出される。このとき、玉の排出数を数
えて規定数の排出を行う。規定数の排出を終わると、玉
排出装置24の作動が停止して賞球あるいは貸し玉の払
い出しが終了する。
ウェイ卜処理を行う。これは、賞球の排出が終了した時
点で、セーフ玉払出装置28のセーフソレノイド282
を1回オンさせて今回のセーフ玉を1個だけ排出すると
ともに、その後、次回の賞球を連続して払い出す場合
に、玉の排出動作の間に一定のウェイ卜時間を設けてス
ムーズな排出動作が実行されるようにするものである。
は、玉抜き装置25等を作動させて上タンク21などの
裏メカに存在する玉を抜くためのもので、係員によって
玉抜き操作が行われると玉排出通路のゲートが回収側に
切り換えられて玉が外部に抜き取られる。
は、玉排出装置24における玉がみを解除するための処
理である。
応じてソレノイド制御処理を行い所定のソレノイドへの
駆動情報を設定し、その後ステップS9に進む。
や異常遊技状態信号101を管理装置に送信する外部信
号送信処理を行う。この外部信号送信処理を経ると、次
いで、ステップS10で出力処理を行う。ここでは、例
えば出力ポートにデータを出力したり、ソレノイドに切
換信号を出力するなどの処理が行われる。ステップS1
0を経ると、ステップS4に戻って処理を繰り返す。
ローチャートであり、割り込み処理は1ms毎に実行さ
れる。ステップS201で割り込みフラグをセットし、
リターンする。したがって、1ms毎に割り込みフラグ
がセットされ、前述したメインルーチンのステップS4
〜ステップS10の処理が1ms毎に繰り返されること
になる。
ルーチンを示すフローチャートである。メインルーチン
のステップS7での玉払出開始確認条件監視処理では、
まずステップS21でオーバーフロー監視処理を行う。
これにより、オーバーフロー状態になったか否かの監視
を行い、オーバーフローフラグのセット/リセットが行
われる。
2玉有判定処理を行う。排出センサ1,2は玉排出装置
24における2条の各排出センサ241,242をそれ
ぞれ指している。したがって、このステップS22では
玉排出装置24の2条の各通路に配置された排出センサ
241,242の部分に排出可能な玉が存在しているか
否かを判別し、排出センサ玉有フラグのセット/リセッ
トが行われることになる。
処理を行う。これにより、半端センサ221の出力に基
づいて玉導出樋22に待機玉が存在しているか否かの監
視を行い、半端センサ玉有フラグのセット/リセットが
行われる。
処理を行う。これにより、補給センサ211の出力に基
づいて上タンク21に十分に玉があるか否かの監視を行
い、補給センサ玉有フラグのセット/リセットが行われ
る。
を行う。これにより、パチンコ玉の発射を監視すること
で遊技中であるかどうかの判定を行い、遊技中フラグの
セット/リセットが行われる。その詳細はサブルーチン
で後述する。
行う。これは、玉排出装置24までの部分で玉の排出に
必要な条件が揃っているか、オーバーフロー状態でない
か、遊技中であるかなどの各条件から貸玉等の排出を行
えるかどうかの判定を行うものであり、詳細はサブルー
チンで後述する。ステップS26を経ると、メインルー
チンにリターンする。
る遊技中判定処理のサブルーチンを示すフローチャート
である。この遊技中判定処理では、まずステップS41
でタッチアクティブフラグがあるか否かの判別を行い、
タッチアクティブフラグが無ければステップS51に分
岐し、タッチアクティブフラグが有れば次のステップS
42に進む。なお、タッチアクティブフラグは、遊技者
が操作ハンドル11に手を触れタッチプレート111か
らタッチ信号が出力されているときに、後述のステップ
S55でセットされるフラグである。
否か、すなわち遊技者が操作ハンドル11に手を触れタ
ッチプレート111からタッチ信号が出力されているか
否かの判別を行い、タッチ信号が無ければステップS5
9に分岐し、タッチ信号が有れば次のステップS52に
進む。
をセットし、次のステップS60に進む。
をオフにセットし、次のステップS61に進む。ステッ
プS61では、遊技中フラグをクリアした後、玉払出開
始確認条件監視処理に復帰する。
が有るか否かの判別を行い、初期遊技状態フラグが有れ
ば、今回操作ハンドル11に手を触れて打球する状態に
変化したとして、次のステップS53に進み、初期遊技
状態フラグが無ければ、ステップS53,S54をスキ
ップしてステップS55に進む。
トし、次のステップS54に進む。ステップS54で
は、初期遊技状態フラグをクリアし、次のステップS5
5に進む。
ラグをセットし、次のステップS56に進む。
をオンにセットし、次のステップS57に進む。
アし、次のステップS58に進む。ステップS58で
は、タイマをセットし、その後玉払出開始確認条件監視
処理に復帰する。
(例えば30秒)のカウントを完了し、タイムアップし
たか否かの判別を行い、タイムアップしていなければス
テップS46に分岐し、タイムアップしていれば、次の
ステップS43に進む。
オンであるか否かの判別、すなわち発射位置への打球の
供給がなされているか否かの判別を行い、発射玉センサ
64がオンであれば次のステップS47に進み、発射玉
センサ64がオンでなければ、そのままこの遊技中判定
処理を終了し、玉払出開始確認条件監視処理に復帰す
る。
「1」を加算して発射カウンタのカウント値を更新し、
その後玉払出開始確認条件監視処理に復帰する。
ラグをクリアし、次のステップS44に進む。
ント値が「0」であるか否かの判別を行い、カウント値
が「0」であればステップS48に分岐し、カウント値
が「0」でなければ、次のステップS45に進む。
て遊技中フラグをクリアし、その後玉払出開始確認条件
監視処理に復帰する。
遊技中フラグをセットし、その後玉払出開始確認条件監
視処理に復帰する。
チンでは、遊技者が操作ハンドル11に手を触れてから
所定時間(例えば30秒)経過するまでの間に打球が発
射されたかどうかを監視し、打球が発射されたときは、
遊技中であるとしてその所定時間経過時点で遊技中フラ
グをセットしている。また、遊技開始前のように遊技者
が操作ハンドル11に未だ手を触れていない状態を、初
期遊技状態であるとして初期遊技状態フラグをセット
し、その初期遊技状態から操作ハンドル11に手を触れ
た時点にも遊技中フラグをセットしている。逆に、遊技
者が操作ハンドル1に手を触れないときや、操作ハンド
ル1に手を触れても、所定時間経過するまでの間に打球
が発射されないときは、遊技状態でないとして遊技中フ
ラグをセットしない。
る条件判定処理のサブルーチンを示すフローチャートで
ある。この条件判定処理では、まずステップS71で補
給センサ玉有フラグが有るか、ステップS72で半端セ
ンサ玉有フラグが有るか、ステップS73で排出センサ
玉有フラグが有るか、さらにステップS74でオーバー
フローフラグが有るか否かをそれぞれ判別する。
によって上タンク21に玉があることが検出されている
ときセットされる。半端センサ玉有フラグは半端センサ
221により玉導出樋22に待機玉が存在しているとき
セットされる。排出センサ玉有フラグは排出センサ24
1,242により玉排出装置24の排出カムの部分に玉
が存在しているときセットされる。オーバーフローフラ
グは玉貯留皿9に玉がオーバーフローしているときセッ
トされる。
玉有フラグがあり、排出センサ玉有フラグがあり、かつ
オーバーフローフラグがなければ、ステップS75に進
んで条件確認1フラグをセットする。
れるのは、(1)上タンク21に十分な玉が存在し、
(2)排出前の玉が1単位の貸し玉数や賞球数以上に対
応する分だけ玉導出樋22に存在し、(3)玉排出装置
24の2条の通路に玉が連続して存在しており、(4)
玉貯留皿9がオーバーフローしていない(玉を皿に放出
しても差し支えない)、という遊技機1側の4つの条件
が揃ったときである。このとき、条件確認1フラグ=1
となって玉の排出処理を開始するための条件が成立し、
次のステップS76に進む。
ないときは、ステップS81に分岐して条件確認1フラ
グをクリアし、次のステップS82に進む。
か否かの判別を行い、遊技中フラグが有れば次のステッ
プS77に進み、遊技中フラグが無ければステップS8
2に分岐する。
として条件確認2フラグをセットし、その後この条件判
定処理を終了し、メインルーチンに復帰する。
しないため玉貸の条件が揃わないとして条件確認2フラ
グをクリアし、その後この条件判定処理を終了し、メイ
ンルーチンに復帰する。
の遊技機1側での玉貸の条件が揃ったとしても、遊技中
フラグがセットされていなければ、玉貸を禁止する処置
を取っている。
ップAを実行するサブルーチンについて説明する。
フローチャートである。このステップAサブルーチン
は、上述したように、セーフ玉および玉貸しの確認処理
を行う。このサブルーチンが開始されると、まずステッ
プS91で玉貸購入信号があるか否か、すなわち玉貸ス
イッチ8aが押されて排出制御装置20に玉貸購入信号
がきているか否かを判別する。玉貸購入信号があればス
テップS92に進み、玉貸購入信号が無ければステップ
S97に分岐する。
有るか否かの判別を行い、条件確認2フラグが有れば次
のステップS93に進み、条件確認2フラグが無ければ
ステップS100に分岐する。
101をオンにセットし、次のステップS101に進
む。
D151をオンにセットし、その後このステップAサブ
ルーチンを終了し、メインルーチンに復帰する。すなわ
ち、ステップS100,S101では、遊技状態でない
のに玉貸を要求しているとして、その異常遊技状態をL
EDで点灯して店員に報知し、また管理装置9に通知し
ている。
151をオフにセットし、次のステップS94に進む。
01をオフにセットし、次のステップS95に進む。
購入信号に対応する単位玉貸数を排出カウンタにセット
し、次のステップS96に進む。
し、その後メインルーチンに復帰する。これにより、メ
インルーチンではステップCが実行され、排出カウンタ
にセットされた分の貸し玉が払い出される。
かの判別を行い、セーフ玉が有れば、賞球としての玉の
払い出しを行う必要があるので、条件確認1フラグがあ
るか否かを判別するべく、次のステップS98に進み、
セーフ玉が無いときはそのままメインルーチンに復帰す
る。なお、条件確認1フラグは、上述したように、遊技
機1側で玉の排出に必要な条件が揃っているときにセッ
トされるものである。
有るか否かの判別を行い、条件確認1フラグが有れば、
次のステップS99に進み、条件確認1フラグが無けれ
ば、そのままこのステップAサブルーチンを終了し、メ
インルーチンに復帰する。
し、その後メインルーチンに復帰する。これにより、メ
インルーチンでは、ステップBが実行されてセーフ玉に
対応した賞球数の受け取り処理が行われ、続いてステッ
プCが実行されて賞球の払い出しが行われることにな
る。
技者による玉貸操作があっても、遊技者が操作ハンドル
11に手を触れて所定時間経過するまでの間に打球を発
射させないときは、遊技状態ではないとして、その玉貸
操作に基づく玉貸を規制(禁止)している。したがっ
て、プリペイドカードの有価データを改竄して貸し玉へ
の変換を目当てに玉貸操作だけを行っても、そのような
ときは遊技状態にならないため、その玉貸を規制するこ
とができ、不正を未然に防止でき、遊技店内の遊技環境
も健全なものとすることができる。
われず未だ遊技状態ではないが、この遊技開始時に玉貸
操作がなされたときは、遊技者が操作ハンドル11に触
れたことを条件にして玉貸を可能にし、またその玉貸可
能な時間幅として所定時間、例えば30秒を確保するよ
うにしたので、正常な遊技者は遊技開始時の連続的な玉
貸しを可能にすることができ、正常遊技者への迷惑を回
避するとともに、不正な遊技者だけの排除を可能にする
ことができる。
ても玉貸を行おうとすると、操作ハンドル11に触れる
という不自然な動作を強いられるため、このような動作
は店員の目にとまることとなり、このような点からも、
不正行為を未然に防止することができる。
ることなく玉貸スイッチ8aをオンした場合、遊技状態
でないのに玉貸を要求しているとして、遊技機1正面上
部の玉貸異常報知LED151を点灯させ、その異常遊
技状態を店員に報知するようにしたので、店員は不正の
監視を容易に行うことができる。
することなく玉貸スイッチ8aをオンした場合、遊技状
態でないのに玉貸を要求しているとして、排出制御装置
20の外部端子板に設けた信号端子から、異常遊技状態
信号101を管理装置に送信するようにしたので、管理
装置側では、例えば監視カメラ等で当該遊技者を確認し
て、確たる証拠を保持することができ、不正行為に対す
る的確な対応を迅速に行うことができる。
間毎に行うようにしたので、遊技者が、操作ハンドル1
1を握持して遊技を行い、その後操作ハンドル11から
手を放して、玉貸しスイッチ8aをオンさせても、所定
時間のマージンがあるので、従来通りの玉貸しが行え、
正常遊技者への迷惑を回避できる。
を発射していることで、遊技中であることの確認を行っ
ているので、確実に遊技中か否かを判断することができ
る。
コ遊技機を例として挙げて説明したが、遊技玉を使用す
る他の遊技機、例えばアレンジボール式遊技機や雀球遊
技機、遊技メダル・遊技コインを使用するパチスロ遊技
機等にも同様に適用することができる。
以下に説明するような効果を奏することができる。請求
項1に記載の発明では、遊技中検出手段が非能動状態の
場合に、遊技情報媒体に記録された有価価値の遊技価値
への変換を規制するようにしたので、遊技情報媒体の有
価価値を改竄して遊技価値への変換だけを目当てに変換
操作を行っても、そのようなときは遊技状態にならない
ため、その変換を規制することができ、不正を未然に防
止でき、遊技店内の遊技環境も健全なものとすることが
できる。
技状態ではない遊技開始時の変換操作のときは、遊技中
検出手段が非能動状態であっても有価価値から遊技価値
への変換を可能にしたので、正常な遊技者が行う遊技開
始時の連続的な変換を可能とすることができ、正常遊技
者への迷惑を回避するとともに、不正な遊技者だけの排
除を可能にすることができる。
であるか否かの監視を所定時間毎に行うようにしたの
で、遊技者が、遊技価値を遊技機に投入する投入部材を
握持して遊技を行い、その後手を放して変換操作を行っ
ても、所定時間のマージンがあるので、従来通りの玉貸
しを受けることができ、正常遊技者への迷惑を回避でき
る。
部材を握持し打球を発射していることで、遊技中である
ことの確認を行っているので、確実に遊技中か否かを判
断することができる。
である。
すフローチャートである。
トである。
すフローチャートである。
定処理サブルーチンを示すフローチャートである。
処理サブルーチンを示すフローチャートである。
トである。
Claims (4)
- 【請求項1】 遊技情報媒体に記録された有価価値を遊
技価値に変換しその遊技価値で遊技を行う遊技機におい
て、 遊技中を検出する遊技中検出手段と、 前記遊技中検出手段が非能動状態の場合に、遊技情報媒
体に記録された有価価値の遊技価値への変換を規制する
遊技価値変換規制手段と、 を設けたことを特徴とする遊技機。 - 【請求項2】 前記遊技価値変換規制手段は、 遊技初期時の所定期間、前記遊技中検出手段が非能動状
態においても有価価値の遊技価値への変換を可能とする
遊技価値変換規制解除手段を備えた、 ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 【請求項3】 前記遊技中検出手段は、 遊技中であるか否かを所定時間毎に監視する、 ことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
- 【請求項4】 前記遊技中検出手段は、 遊技価値が遊技機に投入され遊技が進行していることを
検出する、 ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の遊
技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28655296A JP3766146B2 (ja) | 1996-10-29 | 1996-10-29 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28655296A JP3766146B2 (ja) | 1996-10-29 | 1996-10-29 | 遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10127932A true JPH10127932A (ja) | 1998-05-19 |
JP3766146B2 JP3766146B2 (ja) | 2006-04-12 |
Family
ID=17705894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28655296A Expired - Fee Related JP3766146B2 (ja) | 1996-10-29 | 1996-10-29 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3766146B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009268752A (ja) * | 2008-05-08 | 2009-11-19 | Omron Corp | 遊技機及び遊技機に対する不正磁石の検知方法 |
-
1996
- 1996-10-29 JP JP28655296A patent/JP3766146B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009268752A (ja) * | 2008-05-08 | 2009-11-19 | Omron Corp | 遊技機及び遊技機に対する不正磁石の検知方法 |
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Publication number | Publication date |
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JP3766146B2 (ja) | 2006-04-12 |
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