JP3940300B2 - 遊技機 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機本体前面に対し開閉自在な表扉と、前記遊技機から払い出された遊技用媒体を当該表扉に設けられ遊技用媒体を貯留可能な受皿へ案内する案内通路とを有する遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来よりあるパチンコ機やスロットマシン等の遊技機は、遊技の進行状況に応じて遊技用媒体が払い出される。尚、以下の説明では遊技機をパチンコ機とし遊技用媒体を遊技球(パチンコ球)とする。
【0003】
この遊技球は、現金或いは遊技球貸出専用カード(パチンコ・プリペイドカード)により遊技機外部から払い出されるものと、遊技機内部に貯留されていた遊技球を遊技の入賞に応じて払い出すものとがある。これらの遊技球は、払い出されると遊技機前面に設けられた受皿に貯留される。
【0004】
ところが、貸球を要求した途端に入賞し遊技球が大量に払い出された場合や、遊技者が遊技に気を取られて受皿が遊技球で満杯になったことに気づかなかった場合や、大当たりにより払い出された大量の遊技球を遊技球収容器(通称、ドル箱)へ移し替える作業が間に合わなかった場合、遊技球が受皿から容易に溢れてしまう虞があった。
【0005】
そこで、本出願人は上記事項を解決する為に、遊技機内部に設けられ、受皿が満杯になったとき受皿内に貯留される遊技球を一時的に貯留する遊技球貯留タンクを先に出願した。この遊技球貯留タンクは遊技機の内部に設けられている。
【0006】
大半の遊技機は、遊技機の外形を形成する外枠と、外枠の枠内に保持され、上部には遊技を行う遊技領域を囲む枠を有し、下部には遊技領域に遊技球を打ち出す為の発射装置等を取り付けるべき面板部を有する中枠(通称、プラ枠)と、中枠に設けられた遊技領域を臨む位置に相当する部分にガラス板を有し、中枠を覆うように設けられた表扉とから構成されている。尚、この表扉は開閉自在に設けられている。
【0007】
そして、受皿は表扉の前面に設けられ、先に出願した遊技球貯留タンクは中枠の下部に組み付けられる。因みに、遊技球貯留タンクは受皿内に貯留する遊技球を一時的に貯留する為、遊技球貯留タンクと受皿とは連通している構造となっている。
【0008】
そのため、遊技球貯留タンクと受皿との連通部分に遊技球があるときにメンテナンス等の理由で扉部材を開放すると、遊技球がこぼれ落ちてしまうことが少なくなかった。
【0009】
そこで、本出願人は、遊技球貯留タンクと受皿との連通部分に残留した遊技球の落下を防ぐ為の遊技機用シャッター装置を発明し、先願の遊技球貯留タンクに好適に用いた。
【0010】
この遊技機用シャッター装置は、表扉が開放されたとき、受皿と遊技球貯留タンクとが連通している通路部分を遮蔽し、表扉が閉じられたとき、遮蔽していた通路部分を開放する機能を有している。
【0011】
以上のように、遊技球貯留タンクと遊技機用シャッター装置を用いることにより、遊技球が受皿から溢れたり、表扉を開放したときに遊技球が不用意にこぼれ落ちてしまうことを防ぐことができた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した先願の遊技球貯留タンクと遊技機用シャッター装置とは、先に遊技球貯留タンクが取り付けられ、次に遊技機用シャッター装置が取り付けられる。
【0013】
さらに、先願の遊技機用シャッター装置には、遊技球貯留タンクの不用意な脱落を防ぐロック装置の誤作動を防止する為の誤作動防止部材が設けられていた。
【0014】
この誤作動防止部は、ロック装置に当接している。そのため、メンテナンス等の目的でロック装置の作動状態を解除し遊技球貯留タンクをはずす為には、誤作動防止部とロック装置とを離反させた後に操作しなければならない。
【0015】
即ち、誤作動防止部とロック装置とを離反させる為には、中枠に取り付けられた遊技機用シャッター装置自体を取り外す動作を行わなければならない。
【0016】
この遊技機用シャッター装置は、中枠に取り付ける為の係合突起部を有している。
【0017】
そして、この係合突起部が中枠に設けられた凹部と係合することによって遊技機用シャッター装置は中枠に取り付けられる。
【0018】
さらに、先願の遊技機用シャッター装置は、遊技機用シャッター装置本体の両サイドからそれぞれ延出した延出部を有している。この延出部は、中枠の面板から鍵状に突出し、シャッター本体を中枠から離脱する方向へ案内するガイド部と係合する。
【0019】
尚、中枠に設けられた凹部は、遊技機用シャッター装置を取り付け位置で保持するときに係合突起部と係合する第一凹部と、遊技機用シャッター装置を離脱する方向へ所定距離をスライドさせた位置に保持するときに係合突起部と係合する第二凹部との二つが設けられている。
【0020】
この第二凹部と係合突起部とが係合し遊技機用シャッター装置を係止しているときには、遊技機用シャッター装置の両サイドに設けられた延出部の一部とガイド部の一部とが係合している状態となっている。即ち、第二凹部と係合突起部との係合、及び延出部とガイド部との係合により、離脱方向にスライドさせた遊技機用シャッター装置は係止されている。
【0021】
以上の構成により、遊技機用シャッター装置は、係合突起部と第一凹部との係合を解除した後、第二凹部と係合突起部とを係合せず、延出部をガイド部に沿ってスライドさせることにより中枠から取り外すことができる。
【0022】
尚、遊技機用シャッター装置を中枠から完全に離脱せず、第二凹部と係合突起部とを係合させた状態でもロック装置の操作や遊技球貯留タンクの離脱を行うことはできる。
【0023】
しかし、遊技機用シャッター装置は、第二凹部と係合突起部との係合、及び延出部とガイド部との係合により係止された状態となっているが、遊技球貯留タンクを離脱する際に、遊技機用シャッター装置の一部に遊技球貯留タンクが接触したりすると、遊技機用シャッター装置が落下し、破損したり損傷してしまうことが少なくなかった。
【0024】
また、係合突起部は弾性部材により形成されている為、第二凹部と係合突起部との係合を粗暴に解除しようとすると、係合突起部の弾性力により遊技機用シャッター装置が撥ね飛んでしまい破損したり損傷してしまう虞もあった。
【0025】
そこで、本発明は上述した事項に鑑みてなされたものであり、遊技機用シャッター装置の不用意な落下を防ぐことを可能とする遊技機を提供することを課題とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記事項を解決する為に以下の手段を採用した。即ち、本発明は、遊技用媒体を用いて遊技を行う遊技機であって、遊技機内部に着脱自在に設けられ、遊技用媒体を遊技機の内部から遊技機前面に設けられた受皿に案内する案内通路を有する球通路部材と、球通路部材の少なくとも一部と係合し球通路部材の取り外しを阻止すると共に、球通路部材と係合する位置から離隔する位置まで移動可能であって案内通路を開閉する遮蔽部材と、離隔する位置への移動による遮蔽部材の脱落を防止する脱落防止部材とを備える構成とする。
【0027】
つまり、本発明によれば、遮蔽部材の離脱方向への移動に伴い遮蔽部材が脱落防止部材により係止される。
【0028】
このように、遮蔽部材が離脱位置へ移動したときに、その遮蔽部材の脱落を防止する脱落防止部材が設けられている為、球通路部材を遊技機から離脱する際に、球通路部材が遮蔽部材に接触し遮蔽部材が容易に落下してしまうのを防ぐことができる。それに伴い、遮蔽部材の損傷、破損を未然に防止することも可能となる。
【0029】
また、本発明における脱落防止部材は、軸部を有し、遊技機側に設けられた軸受部に枢支された構成であり、遮蔽部材を係止する位置から係止を解除する位置まで回動することを特徴とする。
【0030】
このような構成により、遮蔽部材が離脱方向に移動したときには脱落防止部材を回動させ遮蔽部材を係止する態勢をとり、遮蔽部材が正常な装着位置にあるときは脱落防止部材を回動させ所定の位置に収容することができる。
【0031】
さらに、本発明の脱落防止部材が、上述したように自身を回動させ遮蔽部材の脱落を防止する構成の場合、軸部を中心に回動する際の回動角度を所定の角度内に抑制する抑制部材を有する構成とすると好ましい。
【0032】
例えば、脱落防止部材が遮蔽部材を係止していない状態のとき、脱落防止部材とこの脱落防止部材が取り付けられている中枠の前面とがなす角度を90度以上回動可能としてしまうと、表扉を閉じるときに脱落防止部材を巻き込み、脱落防止部材だけでなく周辺の部品をも破損・損傷してしまう虞が生じてしまう。
【0033】
しかし、本発明における抑制部材を設けることにより破損や損傷を防ぐことができる。例えば、遮蔽部材が係止されている状態から、係止を完全に解除した状態までを90度とした場合、抑制部材が脱落防止部材を90度以上回動しないように規制することにより、脱落防止部材が90度以上開いた状態で表扉を閉じてしまい脱落防止部材の破損・損傷してしまうことから回避することができる。
【0034】
尚、この抑制部材として、脱落防止部材の回動方向に突起を設け、それ以上脱落防止部材が回動するのを規制するものや、バネやゴムなどの弾性部材の弾性力を利用して回動角度を規制するもの等が挙げられる。
【0035】
また、本発明の脱落防止部材を構成する軸部は、軸に交差する方向に切り欠き部を有することを特徴とする。
【0036】
さらに、本発明の脱落防止部材は、可撓性材料で形成されていることを特徴とする。
【0037】
そのため、軸部は、その両端部を軸部の中心方向へ押圧すると容易に撓む。このことにより、軸部を中枠に設けられた軸受け部への脱着を容易に行うことができる。
【0038】
また、本発明における脱落防止部材には爪部が設けられており、その爪部は少なくとも遮蔽部材を係止する位置において遊技機側に設けられた凹状をなす係合部と係合し遮蔽部材の脱落を防止する構成としてもよい。
【0039】
このように、爪部と係合部とが係合することにより、脱落防止部材による遮蔽部材の係止状態を維持するロック機能がはたらく為、遮蔽部材を係止している最中に脱落防止部材が移動してしまい、係止状態が解除され遮蔽部材が不本意に脱落する虞を回避することができる。
【0040】
因みに、本発明における脱落防止部材は、遮蔽部材を係止する位置から係止を解除する位置まで摺動自在に設けられている構成としてもよい。勿論、脱落防止部材が摺動自在である場合も、摺動範囲を規制する抑制部材や、爪部と係合部との係合によるロック機能等を好適に用いることができる。
【0041】
また、本発明における防止部材は、その脱落防止部材の少なくとも一部が遮蔽部材と当接することによりその遮蔽部材の落下を阻止する機構であってもよい。
【0042】
因みに、脱落防止部材が遮蔽部材を安定して係止する為に、遮蔽部材と当接している部分は面であることが好ましい。
【0043】
さらに、本発明における遮蔽部材は、球通路部材の少なくとも一部に係合する位置から離隔する位置まで案内する案内部材に沿って移動自在であることを特徴とする。
【0044】
例えば、遮蔽部材の両サイドから延出した延出部が、中枠から突出し鍵状に設けられた案内部材に案内されスライドすることを例示することができる。
【0045】
加えて、本発明における遮蔽部材には、突状の係合突起部と、遊技機側に設けられこの係合突起部と係合する凹部とが設けられている。尚、好ましくは、球通路部材が取り付けられている状態で遮蔽部材を装着する位置と、球通路部材を取り外すときの遮蔽部材の位置との二箇所に凹部が設けられていると良い。
【0046】
これにより、球通路部材を遊技機から離脱するときの遮蔽部材は、係合突起部と凹部との係合、及び延出部と案内部材との係合により係止されていることになる。そのため、遮蔽部材の不本意な落下を極力防ぐことができる。
【0047】
さらに、本発明における球通路部材は、着脱に係るロック機構を備え、遮蔽部材はロック機構の誤作動を防止する誤作動防止部を有する構成とすることもできる。
【0048】
また、本発明における開閉自在な表扉は、この表扉が開いたとき遮蔽部材が案内通路を遮蔽し、表扉が閉じたとき遮蔽部材が案内通路を開放することを特徴とする。
【0049】
【発明の実施の形態】
以下、本実施形態における遊技機の説明を行う。本実施形態における遊技機は、遊技機内部に着脱自在に設けられ、遊技用媒体を遊技機の内部から遊技機前面に設けられた受皿に案内する案内通路を有する球通路部材と、球通路部材の少なくとも一部と係合し球通路部材の取り外しを阻止すると共に、球通路部材と係合する位置から離隔する位置まで移動可能な案内通路を開閉する遮蔽部材と、離隔する位置への移動による遮蔽部材の脱落を防止する脱落防止部材とから構成されている。
【0050】
まず初めに、以下の説明の便宜を図るため、図面に基づき遊技機の概略を説明する。
【0051】
図1に示すように、本実施形態における遊技機1は、縦長な方形状に枠組みされ、遊技機1の設置場所に強固に固定される外枠3と、図2に示す外枠3の枠内に保持され下部に面板部108を有する中枠90と、図1に示す外枠3に一側を保持され、且つその外枠3に対して開閉自在に設けられた遊技機1の本体部分となる表枠4と、その表枠4の前面上部に開閉自在に設けられた窓枠5とを備え、その表枠4には遊技機1を構成する主要構成部品の略全てが集約されて構成されている。
【0052】
また、表枠4に設けられる主要構成部品としては、図1に示す盤面が遊技領域とされる遊技盤6と、この遊技盤6に設けられた遊技領域に遊技球を打ち出す発射装置7と、発射装置7を操作する為の操作ハンドル8と、遊技の進行状況に応じて払い出された遊技球を貯留する受皿2と、必要に応じて所定個数の遊技球を排出する払出ユニット(図示せず)と、遊技盤6の裏面側に設けられた各種装置を制御することで遊技状態を制御する制御装置(図示せず)とが挙げられる。
【0053】
また、この窓枠5は、遊技盤6の遊技領域全体をその枠内に略覗き見ることができる透視部を備えている。この透視部の外周に沿って装飾LED10、装飾ランプ11a、11b、スピーカー12a、12b、等が挙げられている。この装飾LED10や装飾ランプ11a、11bは、遊技の進行状況に応じて明滅し、スピーカー12a、12bは遊技の進行状況に応じて各種効果音を発する。
【0054】
更にまた、遊技盤6は表枠4の略中央部に位置する遊技盤6の収納枠91に収納固定されるべく、略正方形状の合板により形成されている。その前面には、略円形状に植立され、発射装置7により打ち出された遊技球の行き先を誘導する誘導レール13と、誘導レール13によって囲まれた領域に設けられた釘や風車などの障害物14と、遊技球が入ることを入賞の契機とする複数の入賞口15a、15bとが複数設けられている。
【0055】
さらに、遊技盤6の中央には種々の図柄、及び情報を遊技の進行に合わせて表示する図柄表示装置17が設けられている。図柄表示装置17の直下には、図柄表示装置17の表示内容を可変せしめる為のトリガーとなる遊技球を受け入れる始動入賞口(始動口)18が設けられている。これらの入賞口15a、15b、或いは始動入賞口18に遊技球が入ると所定数の遊技球が賞球として払い出される。
【0056】
さらに、遊技盤6の最下方には何れの入賞口15a、15b、或いは始動入賞口18にも入賞しない遊技球が取り込まれるアウト口16が設けられている。
【0057】
また、上述した部品や装置が設けられた遊技盤6の下方には、遊技球を貯留する受皿2が設けられている。尚、本実施形態における受皿2は、中枠90に対して開閉自在に設けられた表枠4と一体構成になっている。
【0058】
尚、本実施形態での受皿2は、遊技機1から払い出された遊技球を貯留する上皿と、下皿とを一体化した受皿としたが、上皿と下皿とが別々に設けられている構成であっても良い。
【0059】
この受皿2は、図1に示すように、内部に遊技球を貯留する受皿貯留部19を有し、遊技機1前面から前方に突出して設けられている。
【0060】
また、受皿2の右側部分の底面を基端として、発射装置7へ遊技球を案内するための発射部入口へ向かう緩やかな傾斜が設けられている。この傾斜の上流には、入賞時に払い出される賞球又は貸球を払い出す開口、即ち払出口22aが設けられている。
【0061】
さらに、この斜面の途中には、球抜きボタンにより貯留された遊技球を排出する球抜き穴が設けられている。この抜き穴から排出された遊技球は、下方へ誘導される案内流路により、遊技機1の外部に排出される出口部に設置されている遊技球収容器へ収容される(共に図示せず)。
【0062】
また、このような受皿2が前面に取り付けられた受皿付き扉4’を開放することにより中枠90側に設置された発射装置7、球通路部材、遮蔽部材80が遊技機1前面に臨まれる。
【0063】
以上が本実施形態における遊技機1の概要である。そこで次に、本実施形態における球通路部材(以下、遊技球貯留タンクと称す)29を図面に基づき説明する。
【0064】
図3に示すように、遊技球貯留タンク29は、図1に示す遊技機1の本体内部から払出口22aへと連通する遊技媒体通路となる遊技球貯留タンク29の途上にあり、遊技機1の本体内部から払い出される遊技球を図1に示す受皿2の払出受け口22b側に誘導する傾斜面を有する図4に示す上部通路部(第二傾斜面)42を含む上蓋と、下部通路部(第一傾斜面)52と、上部通路部42と下部通路部52とを遊技機1正面方向から支持する側壁部60と、受皿2で受容しきれない遊技球を一時的に貯留する空間である貯留部50とから構成される。
【0065】
また、遊技球貯留タンク29における上部通路部42、及び下部通路部52は、二層構造の仕切り板である第二傾斜面と第一傾斜面とから構成されている。これらの傾斜面は、共に払出口22aへ向かって傾斜している。
【0066】
加えて、貯留部50は、第二傾斜面を上下の仕切りにして上空間部と下空間部との二層構造に形成されている。
【0067】
また、遊技球貯留タンク29は、図4に示す遊技機1内部を構成する中枠90に設けられた収納部70に対して着脱自在である。即ち、上蓋部40側の上面には距離を隔ててレール溝46とガイドレール71が設けられている。これらは収納部70側に設けられたガイドレール71、及びレール溝46にそれぞれ係合する。
【0068】
さらに、遊技球貯留タンク29本体の下面には係合部材56が設けられ、この係合部材56には、係合穴56aが穿設されている。これが遊技球貯留タンク29の収納状態を保持するロック装置107となっている。
【0069】
このロック装置107は、係合部材56に設けられた係合穴56aに挿入可能な摘み部93と、摘み部93を回転可能に保持する回動保持部(図示せず)とから構成されている。
【0070】
そのため、遊技球貯留タンク29を収納し、その状態を保持するには、先ず図4に示す収納部70側に設けられたガイドレール71と遊技球貯留タンク29上部に設けられたレール溝46、及び収納部70側に設けられたレール溝72と遊技球貯留タンク上部に設けられたガイドレール49とを係合して収納部70へ収納する。
【0071】
そして、遊技球貯留タンク29下方に設けられた係合穴56aへ摘み部93を挿入した後に摘み部93を90度回転させて固定する。このように、ロック装置107を作動させることにより遊技球貯留タンク29は中枠90内に取り付けられた状態を保持することができる。
【0072】
以上が、本実施形態における遊技球貯留タンク29である。そして、この遊技球貯留タンク29の払出口22aには、遊技球貯留タンク29に貯留された遊技球の払出や不意の落下を防ぐ為の遮蔽部材80が設けられている。
【0073】
そこで、次に本実施形態における遮蔽部材80(以下、遊技機用シャッター装置と称す)を図面に基づき説明する。
【0074】
図5〜図10に示すように、遊技機用シャッター装置80は表枠4側に突出した案内用突設部81aを有している。この案内用突設部81aは、斜面部が下方に向いたクサビ形状に形成されている。
【0075】
そして、この遊技機用シャッター装置80は、図3に示す受皿付き扉4’の開放操作を行う開閉装置の動作と同期して、払出口22aの少なくとも一部遮断する。
【0076】
また、遊技機用シャッター装置80は、遊技機1の本体部分となる中枠90の前面に対して着脱自在、且つ移動自在に設けられている。
【0077】
さらに、本実施形態における遊技機用シャッター装置80には、遊技機用シャッター装置80本体の両サイドから延出した延出部105a、105bが設けられている。これらの延出部105a、105bは、図1に示す中枠90の面板部108から鍵状に突出したガイド部102a、102bと係合することにより、中枠90に対してスライド運動が自在となる。
【0078】
さらに、遊技機用シャッター装置80は、中枠90に装着する為の保持部Tを有している。この保持部Tは、図5〜10に示すように遊技機用シャッター装置80本体の裏面側から突出し、上方から下方へと傾斜した傾斜面を有する略くさび形に形成されている。また、この保持部Tは合成樹脂などの弾性部材により形成されている。
【0079】
そして、この保持部Tは、図18に示す中枠90に設けられた凹部と係合することにより遊技機用シャッター装置80を中枠90に取り付ける。
【0080】
尚、中枠90には少なくとも図1に示すように第一凹部103と、第二凹部104との二つの凹部が設けられている。第一凹部103は、遊技球貯留タンク29の払出口22aを遮蔽するときに遊技機用シャッター装置80を保持する位置に設けられている。また、第二凹部104は遊技球貯留タンク29を取り外す等の際に遊技機用シャッター装置80を下方向にスライドさせときに遊技機用シャッター装置80を保持する位置に設けられている。
【0081】
また、遊技機用シャッター装置80は、遊技機用シャッター部材の外装部材である支持体81と、この支持体81における所定位置の支点(S1、S2)を中心に揺動自在に軸止された第一テコ部材84、及び第二テコ部材85と、第一テコ部材84、及び第二テコ部材85各々の前記支点と対向する側の端部に設けられた支点(S3、S4)により回動自在に軸止された遮断壁82を移動させる為に、第一テコ部材84、及び第二テコ部材85が回動する方向とは反対方向に付勢する第二弾性部材87と、第一テコ部材84の他端に設けられ、開閉装置の開放操作時に第一テコ部材84及び第二テコ部材85を揺動自在とする為に開閉装置における移動部材と当接して係合する係合突設部84aと、回動自在に軸止された遮断壁82が払出口22aを所定位置で遮断した状態で保持自在とするように第一テコ部材84を一時係留し、受皿付き扉4’を閉鎖した後、第一テコ部材84の一時係留状態を解除し払出口22aを開口する係留装置86とを有する。
【0082】
さらに、係留装置86は、第一テコ部材84及び第二テコ部材85の各々の支点(S1、S2)側に、第一テコ部材84、及び第二テコ部材85の揺動方向に対して略直角な方向に第一テコ部材84、及び第二テコ部材85の回動を制限する回動制限部材86cと、この回動制限部材86cを付勢する第三弾性部材88と、係留状態を解除する際に押圧される被押圧部86bとを有する。つまり、被押圧部86bが第三弾性部材88の付勢に抗して移動することで回動制限部材86cの端部と第一テコ部材84の係留部84bとの当接が解除される。
【0083】
さらに、係留装置86による係留状態の解除は、窓枠5を受皿付き扉4’に対して閉鎖するとき、図2、及び図3に示す突設部が被押圧部86bを押圧し、第三弾性部材88の付勢力に抗して移動し、それに伴い回動制限部材86cの端部と第一テコ部材84の係留部84bとの当接が解除されることにより行われる。
【0084】
また、第一テコ部材84の係合突設部84aは、図2、及び図3に示すように、受皿付き扉4’の開放操作時に中枠90側に設けられた開閉装置における移動部材と係合する。すると、移動部材の移動に伴い係合突設部84aが押し下げられる。このとき第一テコ部材84は支点S1を中心として時計回り(図5中M方向)に回動する。また、第二テコ部材85は、支点S2を中心とし、第一テコ部材84の移動に伴い時計回り(図5中M方向)に回動する。
【0085】
すると、図7、及び図8に示すように、第一テコ部材84、及び第二テコ部材85の回動動作に伴い遮断壁82が上方(図7中H方向)に移動される。即ち、遮断壁82は、図12に示すように、遊技球貯留タンク29の払出口22aを覆う方向に移動する。
【0086】
そして、遮断壁82が完全に払出口22aを覆うと両テコ部材が回動し、回動制限部材86cの端部と第一テコ部材84の係留部84bとが当接する。
【0087】
すると、第一テコ部材84、及び第二テコ部材85は反時計回り(図7中N方向)に回動する。即ち、元の位置に戻るように移動する。
【0088】
そして、これに伴い第一テコ部材84、及び第二テコ部材85の回動動作に伴い、遮断壁82も下方(図7中L方向)に移動する。
【0089】
すると、最終的に第一テコ部材84、及び第二テコ部材85は、図9、図10に示すように、遮断壁82と略平行となる位置で係留される。第一テコ部材84、及び第二テコ部材85がこのような状態のとき、図12に示すように遮断壁82が払出口22aの一部を覆っている状態となる。
【0090】
また、図5、図7、図9に示すように、遊技機用シャッター装置80には図4に示す収納部70に収納された遊技球貯留タンク29のロック装置107によるロック状態の解除を阻止する阻止部材106が設けられている。
【0091】
この阻止部材106は、係留装置86や被押圧部86bとは反対側に設けられた延出部105bの上方に、この延出部105bの延出方向と同様の方向に突き出して設けられている。即ち、遊技機用シャッター装置80を中枠90に取り付けた際のロック装置107側に設けられている。
【0092】
この阻止部材106は、遊技機用シャッター装置80の保持部Tを中枠90に設けられた第一凹部103に係合した位置で、遊技球貯留タンク29の係合部材56(図4参照)の下方と当接する。そのため、遊技機用シャッター装置80を下方にスライドさせない限りロック装置107を解除することはできない。
【0093】
以上が、本実施形態における遊技機用シャッター装置80である。
尚、本実施形態における遊技機用シャッター装置80は、遊技球貯留タンク29の払出口22a側に設けられているものとして説明したが、別の実施形態として図1に示すように、受皿付き扉4’を閉じたとき遊技球貯留タンク29の払出口22aと連結し、受皿付き扉4’の裏面側に設けられた払出受け口22b側に遊技機用シャッター装置80を設け、受皿付き扉4’側に残留した遊技球の落下を防止しても良い。
【0094】
また、本実施形態における遊技機用シャッター装置80の近傍には、遊技球貯留タンク29を外す際に遊技機用シャッター装置80を下方にスライド移動させたときに起こり得る遊技機用シャッター装置80の落下を防止する為の脱落防止部材92が設けられている。
【0095】
次に、本実施形態における脱落防止部材92を図面に基づき説明する。本実施形態における脱落防止部材92は、図3、図11、図12、図19に示すように、遊技機用シャッター装置80の下方に相当する中枠90に設けられている。
【0096】
また、図13〜図15に示すように、本実施形態における脱落防止部材92は、軸部94と、軸部94に対向して設けられた板部96と、軸部94と板部96とを連結するブロック状の連結部95とから構成されている。尚、この軸部94と連結部95とはL字形をなし、連結部95と板部96とはT字形をなすように連結されている。尚、本実施形態における脱落防止部材92は合成樹脂等の弾性部材により形成されている。
【0097】
また、図14に示すように、軸部94は軸方向に交わる方向に軸部94の一部を切り欠いた切り欠き部99を有している。但し、切り欠き部99は完全に軸部94を切り欠いてしまわず、軸部94の一部が切り欠かれている。そのため、切り欠き部99のスペースを狭めるように軸部94の上下端から同時に力を加えると軸部94全体の伸縮率が高まる。
【0098】
さらに、本実施形態における連結部95には、遊技機用シャッター装置80と直接当接する凸状の当接部98a、98bが並設されている。尚、本実施形態における当接部98a、98bは、遊技機用シャッター装置80に当接し支持する際、より安定した支持力を得る為に複数箇所で当接するよう二つ設けられてる。
【0099】
また、本実施形態における板部96は、連結部95の幅よりも大きい幅を有している。さらに、本実施形態における板部96は、脱落防止部材92を中枠90に取り付けたときの中枠90側の端部に爪部97を有している。この爪部97は、脱落防止部材92を中枠90側に回動させた状態、即ち脱落防止部材92使用時の状態を維持する為に、図18に示すように、中枠90に設けられた凹状の係合部109と係合する。
【0100】
また、上述した脱落防止部材92は、図16、及び図17に示すような、中枠90に設けられた軸受部に軸部94を係合させることにより中枠90に取り付けられる。
【0101】
図16に示すように、軸受部は、軸部94の上部を保持する上軸受部100と、軸部94の下部を保持する下軸受部101とから構成されている。
【0102】
この上軸受部100は、図17に示すように中枠90から中枠90前面へ突出して設けられ、突出した箇所に上下方向からの挿通を可能とするリング状に形成されている。
【0103】
また、下軸受部101は、中枠90の面板部108に設けられた段差上に設けられ、且つ上軸受部100の真下に相当する位置に穴状に設けられている。
【0104】
このような上軸受部100と下軸受部101に、軸部94の上下端を押圧し軸部94を変形させて軸部94の上下端部を挿入し、弾性力により元の形に復帰し軸部94の上下端部を上下軸受部101に係合させることにより、脱落防止部材92が取り付けられる。
【0105】
以上が本実施形態における脱落防止部材92の構成である。
【0106】
次に、本実施形態における脱落防止部材92の使用方法と遊技機用シャッター装置80との相関関係を図面に基づいて説明する。
【0107】
先ず、図11に示すように遊技機用シャッター装置80の保持部Tが図18に示す第一凹部103に係合し、中枠90に取り付けられている状態のとき、脱落防止部材92は未使用の状態となる。
【0108】
この位置に遊技機用シャッター装置80があるとき、前述したように第一テコ部材84、及び第二テコ部材85を図5中M方向へ回動させ、遮断壁82を移動させることにより遊技球貯留タンク29の払出口22aを遮蔽することができる。
【0109】
次に、遊技球貯留タンク29を取り外す等の為に遊技機用シャッター装置80の延出部105a、105bを中枠90に設けられたガイド部102a、102bに沿って遊技球貯留タンク29の下方(図11中K方向)へスライドさせる。
【0110】
このとき、遊技機用シャッター装置80は、延出部105a、105bとガイド部102a、102bとが係合した状態で係止されていると共に、保持部Tが中枠90に設けられている第二凹部104と係合し係止された状態となっている。
【0111】
そして、軸部94を中心に90度(図11中J方向)脱落防止部92を回動させて凹状の係合部109に爪部97を係合させた脱落防止部材92の使用時の状態となっている。
【0112】
このように脱落防止部材92を90度回転させることにより、図19に示すように、遊技機用シャッター装置80の下部が脱落防止部材92の当接部98a、98bに当接する為、不用意に保持部Tと第二凹部104との係合が外れても下方へ脱落するのを確実に防止でき、破損や余計な手間を防止できると共に、離隔操作時における操作性を向上させることもできる。
【0113】
これによって、遊技機用シャッター装置80の不安定な係止状態を補助し、遊技機用シャッターの脱落を防止することが可能となる。
【0114】
また、脱落防止部材92は、軸部94を中心として回動自在に設けられている為、遊技機用シャッター装置80を完全に取り外したい場合は、凹状の係合部109に係合させた爪部97を取り外し、未使用状態(図11中K方向)まで回動させ遊技機用シャッター装置80を中枠90から外方へ取り外すこともできる。
【発明の効果】
以上のことにより、本発明によれば、遊技機用シャッター装置の不用意な落下を防ぐことを可能とする遊技機を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における遊技機の斜視図を示す。
【図2】本実施形態における遊技機の正面図を示す。
【図3】本実施形態における遊技機の受皿付き扉を開放した状態の正面図を示す。
【図4】本実施形態における中枠と遊技球貯留タンクと遊技機用シャッター装置の分解斜視図を示す。
【図5】本実施形態における遊技機用シャッター装置の正面図を示す。
【図6】本実施形態における遊技機用シャッター装置の側面図を示す。
【図7】本実施形態における第一テコ部材、及び第二テコ部材が回動したときの正面図を示す。
【図8】本実施形態における第一テコ部材、及び第二テコ部材が回動したときの側面図を示す。
【図9】本実施形態における遊技機用シャッター装置が払出口の一部を覆うときの正面図を示す。
【図10】本実施形態における遊技機用シャッター装置が払出口の一部を覆うときの側面図を示す。
【図11】本実施形態における脱落防止部材未使用時の中枠一部拡大図を示す。
【図12】本実施形態における遊技機用シャッター装置が払出口を遮蔽するときの中枠一部拡大図を示す。
【図13】本実施形態における脱落防止部材の上面図を示す。
【図14】本実施形態における脱落防止部材の正面図を示す。
【図15】本実施形態における脱落防止部材の側面図を示す。
【図16】本実施形態における中枠の一部断面図を示す(図18中A−A断面図)。
【図17】本実施形態における上軸受部の上面図を示す(図18中B方向から見た図を示す)。
【図18】本実施形態における中枠一部拡大図を示す。
【図19】本実施形態における脱落防止部材使用時の中枠一部拡大図を示す。
【符号の説明】
1 遊技機
2 受皿
3 外枠
4 表枠
4’ 受皿付き扉
5 窓枠
6 遊技盤
7 発射装置
8 操作ハンドル
10 装飾LED
11 装飾ランプ
12 スピーカー
13 誘導レール
14 障害物
15 入賞口
16 アウト口
17 図柄表示装置
18 始動入賞口
19 受皿貯留部
22a 払出口
29 球通路部材(遊技球貯留タンク)
40 上蓋部
42 上部通路(第二斜面)
46 レール溝
50 貯留部
52 下部通路部(第一斜面)
56 係合部材
56a 係合穴
70 収納部
71 ガイドレール
80 遮蔽部材(遊技機用シャッター装置)
81 支持体
81a 案内突設部
82 遮断壁
84 第一テコ部材
84a 係合突設部
84b 係留部
85 第二テコ部材
86 係留装置
86b 被押圧部
86c 回動制限部材
87 第二弾性部材
88 第三弾性部材
T 保持部
90 中枠
91 収納枠
92 脱落防止部材
93 摘み部
94 軸部
95 連結部
96 板部
97 爪部
98 当接部
99 切り欠き部
100 上軸受部
101 下軸受部
102 ガイド部
103 第一凹部
104 第二凹部
105 延出部
106 阻止部材
107 ロック装置
108 面板部
109 係合部

Claims (6)

  1. 遊技用媒体を用いて遊技を行う遊技機において、
    遊技用媒体を前記遊技機の内部から前記遊技機前面に設けられた受け皿に案内する案内通路に設けられ、前記受皿へ遊技媒体を払い出す払出口を有し、前記遊技機内部に設けられた収納部に対して当該遊技機の前後方向に着脱自在に取り付けられる球通路部材と、
    前記遊技機に上下方向へ移動自在に取り付けられ、前記払出口を開閉する遮蔽部材と、を備え、
    前記遮蔽部材が上方に移動して前記払出口を遮蔽する位置で当該遮蔽部材は前記遊技機に保持可能、且つ、前記遮蔽部材が下方に移動して前記球通路部材を前記収納部から取り外すことが可能な取り外し位置で、当該遮蔽部材は前記遊技機に保持可能に形成され、
    前記遮蔽部材には、この球通路部材が前記遊技機から脱落してしまうことを阻止するロック装置の解除を阻止する阻止部材が設けられ、前記遮蔽部材が前記遮蔽する位置にある状態では、前記遮蔽部材は前記払出口を遮蔽すると共に、前記阻止部材が前記ロック装置の解除を阻止し、前記遮蔽部材が前記取り外す位置にある状態では、前記ロック装置の解除が可能となるように構成され、前記遮蔽部材が前記取り外す位置よりも下方向へ移動した際の当該移動を規制するための部材を設けたことを特徴とする遊技機
  2. 記部材は軸部を有し、前記遊技機側に設けられた軸受部に枢支されており、前記遮蔽部材を係止する位置から係止を解除する位置まで回動することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記軸部は、軸に交差する方向に切り欠き部を有することを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記部材には爪部が設けられ、当該爪部は少なくとも前記遮蔽部材を係止する位置において前記遊技機側に設けられた凹状の係合部と係合し、前記遮蔽部材が前記取り外し位置よりも下方向へ移動した際の当該移動を規制することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の遊技機。
  5. 前記遮蔽部材は、前記遮蔽部材が上方に移動して前記払出口を遮蔽する位置から前記遮蔽部材が下方に移動して前記球通路部材を前記収納部から取り外すことが可能な位置まで 前記案内部材に沿って移動自在であることを特徴とする請求項1〜の何れかに記載の遊技機。
  6. 前記遮蔽部材には突状の係合突起部が設けられており、該係合突起部は、前記遊技機側に設けられ、該遊技機の上下方向に設けられた第一凹部又は第二凹部に係合することを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の遊技機。
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