JP2009101071A - 遊技媒体用の貯留装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】耐久性を向上することができる遊技媒体用の貯留装置を提供する。
【解決手段】上部開口を通って流入する遊技媒体を貯留可能に箱形状に形成され、両側壁、前壁、後壁及び底板を有し、その底板の一部に遊技媒体を排出するための排出口が開設されたケースと、前記ケースの両側壁の間に嵌められ、前記底板の排出口を上方から塞ぐように形成されたシャッターと、前記ケースの両側壁又は底板の両側部の少なくとも一方に設けられ、水平方向に延びるレール形状に形成され、前記シャッターの前端部を、前記排出口の前縁側と前記排出口の後縁側との間に移動可能に両側から保持する前ガイドと、 前記ケースの両側壁に設けられ、前記底板側から前記後壁側に向かって斜め上方に延びるレール形状に形成され、前記シャッターの後端部を、前記排出口の後縁側と前記後壁との間を斜め方向に移動可能に両側から保持する後ガイドと、を有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、遊技媒体を処理可能な遊技媒体用の貯留装置に関し、特に、払出装置の近傍に設置され、払出装置から溢れ出た遊技媒体を貯留するか否かを選択することが可能な貯留装置に関する。
遊技媒体(メダル)を使用した遊技機の代表である回胴式遊技機(いわゆるスロット機)は、機内に投入されたメダルを貯留すると共に、当該貯留されたメダルを賞として遊技者に払い出す払出装置を備えている。この払出装置に貯留されたメダルが一定量を超えると近傍に配置した貯留装置に余剰メダルとして溢れ出るようになっている。
この貯留装置に溢れ出た余剰メダルは遊技に供しないメダルとして扱われる。その余剰メダルは貯留装置に所定量貯蔵されると、遊技場の従業員により手作業にて回収されることとなる。また、従業員による手作業を伴わないように貯留装置の底面に開口を設けるとともに遊技機の底面に開口を設けて、両方の開口を介して余剰メダルを自動回収する島設備を備えた遊技機島もある。
一方、同一の遊技場の中で、遊技場の形状などの要因により自動回収島設備を備える遊技機島と、自動回収島設備を備えていない遊技機島とが混在している場合がある。また、同一の遊技場の中で、自動回収島設備を備えた遊技機島に遊技機を一旦設置し、所定期間経過後に自動回収島設備を備えていない遊技機島へと移設することも良く行われている。
このような遊技場では、遊技機島が自動回収島設備を備えているか否かによって貯留装置の底面が閉塞している場合が望ましい場合と開口している場合が望ましい場合とが混在している事情がある。そのような事情に鑑みて、一旦開口させた貯留装置の底面を再度閉塞するようにした貯留装置が提案されている。
提案された貯留装置としては、例えば、収納ケースの前壁又は後壁の下端部には挿入口が設けられ、挿入口を通して、底板が抜き差し可能に配され、底板を抜き差しすることにより、収納ケースの下側開口部を開閉するものがある。この収納ケースでは、複数の貫通孔が設けられている。貫通孔は、メダルの径よりもやや小さな径に形成され、メダルが底板に当たったときに生じる落下音を小さくしている(例えば、特許文献1)。
また、例えば、回収タンクの底壁に搬出口(排出口)が開設されている。排出口の前縁には軸受孔が形成されている。底板でもあるシャッターの両側端部には、側方に突出した枢支軸を有する弾性片が形成されている。枢支軸は弾性片の弾性を利用することにより軸受孔に嵌合する。軸受孔に嵌合した枢支軸を中心にして底板(シャッター)が回動自在に枢支されている。底板(シャッター)を底壁側に回動して、回収タンクの搬出口を閉塞し、シャッターを回収タンクの前壁に斜めに立て掛けて、回収タンクの搬出口が開かれるものがある(例えば、特許文献2)。
特開2002−219210号公報 特開2005−40572号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された収納ケースでは、底板に複数の貫通孔が設けられているため、底板の強度が低下し、多量のメダルを貯留するためには不利な構成になっている。一方、多量のメダルを貯留するために、底板の強度を上げたりすると、落下音が大きくなるという問題がある。また、収納ケースは、底板を外した状態でも使用されるので、収納ケースと底板とを別々に管理する必要があるという問題もある。
また、上記特許文献2に記載された回収タンクでは、回収タンクの搬出口(排出口)が開放された状態では、シャッター(底板)が回収タンクの前壁に斜めに立て掛けられているため、シャッターにメダルが落下した際の衝撃が緩和され、落下音を小さくすることができる。また、回収タンクは、常にシャッターを取り付けた状態で使用されるので、回収タンクとシャッターとを一体的に管理することができる。
しかし、払出装置から溢れ出て、シャッターに落下したメダルの荷重が枢支軸に集中する構成になっているため、長期使用により、枢支軸が変形したりする場合がある。また、弾性片の復元力を利用して枢支軸が軸受孔に嵌合する構成になっているため、長期使用により、弾性片の復元力が低下して、枢支軸が軸受孔から外れ易くなる場合がある。したがって、枢支軸及び弾性片の構成は、回収タンクの耐久性を向上する上で支障になるという問題点があった。
本発明は、上記の問題を解決するものであり、耐久性を向上することができる遊技媒体の貯留装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、上部開口を通って流入する遊技媒体を貯留可能に箱形状に形成され、両側壁、前壁、後壁及び底板を有し、前記底板の一部に遊技媒体の排出口が開設されたケースと、前記ケースの両側壁の間に嵌められ、前記底板に開設された遊技媒体の排出口を上方から塞ぐように形成されたシャッターと、前記ケースの両側壁又は底板の両側部の少なくとも一方に設けられ、水平方向に延びるレール形状に形成され、前記シャッターの前端部を、前記排出口の前縁側と前記排出口の後縁側との間に移動可能に両側から保持する前ガイドと、前記ケースの両側壁に設けられ、前記底板側から前記後壁側に向かって斜め上方に延びるレール形状に形成され、前記シャッターの後端部を、前記排出口の後縁側と前記後壁との間を斜め方向に移動可能に両側から保持する後ガイドと、を有することを特徴とする遊技媒体用の貯留装置である。
請求項2に記載の発明は、前記シャッターは、前記前ガイドに保持される前記シャッターの前端部より前方へ突出し、前記排出口の両側方向での幅より幅狭に形成された前縁を有し、前記シャッターの前縁は、前記シャッターの後端部が前記後壁に移動した状態では、前記排出口を通って前記底板より下方へ突出することを特徴とする請求項1に記載の遊技媒体用の貯留装置である。
請求項3に記載の発明は、前記シャッターの両側縁部の前端側には、内側方向に窪みを有する前側凹部がそれぞれ形成され、前記シャッターの両側縁部の後端側には、内側方向に窪みを有する後側凹部がそれぞれ形成され、前記ケースの両側壁には、前記排出口の後縁側に対応する位置に係合部がそれぞれ設けられ、前記各係合部は、前記シャッターの移動中にそのシャッターの側縁部によって外側方向に撓み、前記シャッターの前端部が前記排出口の後縁側に移動したときに内側方向へ復元して前記シャッターの前側凹部に係合し、前記シャッターの後端部が前記排出口の後縁側に移動したときに内側方向へ復元して前記シャッターの後側凹部に係合することを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の遊技媒体用の貯留装置である。
請求項4に記載の発明は、前記シャッターの前端部の下面には、下方へ突出する指掛け部が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の遊技媒体用の貯留装置である。
この発明によると、シャッターの前端部が前ガイドに保持され、シャッターの後端部が後ガイドに保持されているので、例えば、払出装置から溢れ出て、上部開口を通ってケース内へ流入し、シャッターに落下する遊技媒体の荷重を、シャッターの前端部及び後端部の両方で分散して受け止めることができ、遊技媒体の荷重がシャッターの前端部に集中することがなく、また、遊技媒体の荷重がシャッターの後端部に集中することもない。したがって、シャッターを長期使用しても、シャッターの前端部や後端部が変形したりせず、貯留装置の耐久性を向上することができる。
また、この発明によると、シャッターの後端部がケースの後壁に移動すると、排出口が開放された状態になる。上部開口から流入し、シャッターに落下した遊技媒体は、排出口を通って、例えば、遊技媒体回収島設備の方へ排出される。このとき、シャッターの前縁が排出口を通ってケースの底板から下方へ突出しているので、遊技媒体を円滑にケースの外部、例えば、遊技媒体回収島設備の方へ移動することができる。
さらに、この発明によると、シャッターが排出口を閉塞した状態では、係合部がシャッターの後側凹部に係合している。シャッターを後壁側へ移動しようとすると、係合部が復元力に抗して変形し、シャッターの後側凹部から外れ、シャッターの後壁側への移動が可能となる。やがて、係合部が復元してシャッターの前側凹部に係合する。それにより、シャッターが前壁側へ移動不能となり、シャッターが排出口を開放した状態に維持される。
反対に、シャッターを前壁側へ移動しようとすると、係合部が復元力に抗して変形し、シャッターの後側凹部から外れ、シャッターの前壁側への移動が可能となる。やがて、係合部が復元してシャッターの後側凹部に係合する。それにより、シャッターが後壁側へ移動不能となり、排出口が閉塞された状態を維持する。このように、シャッターの簡単な開閉操作により、排出口を閉塞した状態と開放した状態とにそれぞれ維持することができる。
さらに、この発明によると、排出口が開放された状態で、排出口から下方へ指掛け部が突出した形になっているので、ケースの裏側から指掛け部を操作して、シャッターを容易に前壁側へ移動することができ、シャッターの操作性を向上することができる。
(構成)
本発明の第1の実施形態に係る遊技媒体用の貯留装置の構成について図1を参照して説明する。図1は、遊技媒体用の貯留装置をその内部に備えたスロットマシンの正面図である。
図1に示すスロットマシン10は、その外郭をなすボックス形状の機本体11を備えている。この機本体11の開口前面には、各種の遊技用構成部材をセットする前扉12がヒンジ(図示省略)により、水平方向へ横開き状態で開閉可能に組み付けられている。
前扉12の前面略中央部には窓口12aが形成されており、この窓口12aには中央表示パネル13が固着されている。中央表示パネル13の中央には表示窓14が設けられている。この表示窓14を介して、機本体11内に配設された3つの回転リール15が視認可能になっている。
中央表示パネル13の下方には、前扉12の前面側に膨出した膨出部17が形成されている。膨出部17の上面にはコインである遊技媒体を投入するコイン投入口19等が設けられている。また、膨出部17の前面にはスロット遊技を開始するためのスタートレバー18、及び前記回転リールを停止させるためのストップボタン21が並設されている。このスタートレバー18及びストップボタン21により、スロット遊技が開始及び停止され、入賞状態やハズレ状態が決定されるようになっている。
また、前扉12の前面下端部には、コイン払出し口22から放出される遊技媒体を貯留するためのコイン受け皿23が設けられている。
次に、コイン払出し口22から遊技媒体を払い出すための払出装置、及びその払出装置から溢れ出た遊技媒体を貯留するか否かを選択することが可能な貯留装置について、図2及び図3を参照にして説明する。
図2は、前扉12を外して、スロットマシン10の内部構成を前方から見図である。また、図3は、前扉12を外して、スロットマシン10の内部構成を斜め上方から見た斜視図である。
図2及び図3に示す機本体11の内部空間には、払出装置30及び貯留装置40が収容されている。払出装置30は、機本体11の底板11aの中央部に設置されている。貯留装置40は、機本体11の側壁11bと払出装置30との間の隙間に設置されている。図3には、貯留装置40を設置する前の状態を示しており、貯留装置40を設置すべき底板11aの位置には、下穴11cが開設されている。
払出装置30は、タンク31とホッパー機構32と、ホッパー機構32を駆動するための駆動ユニット33とを備えている。このタンク31には、払出し用の遊技媒体や、投入された遊技媒体が貯留されており、貯留された遊技媒体が増加して、タンク31から溢れ出た場合には、タンク31に設けられたノズル34を経て貯留装置40に搬出される。
貯留装置40は、ノズル34の下側を臨むようにして、払出装置30に隣接した位置(近傍)に配設されている。貯留装置40は、遊技媒体を一定量貯めることが可能であると共に、遊技媒体を貯めずに、搬出可能に構成されている。遊技媒体を搬出する場合に、遊技媒体は底板11aの下穴11cを通って下方に搬出される。
複数のスロットマシンを列状に並べて成る遊技機島の下部には、遊技媒体を自動的に回収可能な島設備が設置されている。一般的に、貯留装置40は、遊技機島に島設備がある場合に遊技媒体を島設備へ搬出し、島設備がない場合に遊技媒体を貯留する。
次に、貯留装置40について、図4及び図5を参照にして説明する。図4は、排出口が閉塞された状態の貯留装置を示す斜視図、図5は、排出口が開放された状態の貯留装置を示す斜視図である。
貯留装置40は、ケース50と、ケース50に取り付けられたシャッター60とを備えている。ケース50は、上部開口50aを通って流入する遊技媒体を貯留可能に箱形状に形成され、両側壁51、前壁52及び後壁53の4つの立壁、並びに底板54を有している。
なお、説明の都合上、4つの立壁を側壁51、前壁52及び後壁53のように区別している。図4において、A1方向から立壁を見た場合に、その正面の立壁を前壁52とし、前壁52の背後の立壁を後壁53とし、両側の立壁を両側壁51とする。仮に、図4において、A2方向から立壁を見た場合に、その正面の立壁(後壁53)が前壁となり、その背後の立壁(前壁52)が後壁となる。
ケース50の底板54の一部(ほぼ前半分)には、遊技媒体を排出するための略矩形状の排出口55が開設されている。排出口55の両側方向の幅は62ミリよりやや広めである。ここで、両側方向とは、前後方向に対し水平面上で直交する方向である。
次に、図4から図8を参照にして、前ガイド56及びシャッター60について説明する。図6は、図4のVI−VI線でケース50を破断して示した斜視図、図7は、図5のVII−VII線でケース50を破断して示した斜視図、図8は、シャッター60の斜視図である。
図5に示すように、前ガイド56は、水平方向に延びるレール形状に形成されている。前ガイド56は、排出口55の両側縁部551である。シャッター60は、ケース50の両側壁51の間に嵌められ、排出口55を上方から塞ぐように形成されている。ケース50の両側壁51の間の間隔は、83ミリ程度である。また、シャッター60の両側方向の幅は82ミリ程度である。その結果、シャッター60の両側には、ケース50の側壁51との間に0.5ミリ程度の隙間がそれぞれ形成される。
次に、シャッター60について図8を参照にして説明する。図8に示すB方向が前方向である。シャッター60の両側縁部61の前端611の両側には前側凹部612がそれぞれ設けられている。前側凹部612は、内側方向に窪みを有し、窪みの深さが10ミリ程度に形成された切り欠きである。ここで、内側方向とは、ケース50の内部方向に相当する。
前側凹部612は、シャッター60の側縁部61に沿ってシャッター60の前縁622まで延びていて、その前後方向の幅が16ミリ程度に成っている。図5に示すように、前側凹部612の後縁619は、前ガイド56である排出口55の側縁部551に上方から係止する。
前側凹部612を設けたことにより、シャッター60の前端部62の両側方向の幅は62ミリよりやや狭くなっている。前述したように、排出口55の両側方向の幅は62ミリよりやや広めであるため、図5に示すように、シャッター60の前端部62は、排出口55に嵌合可能に形成されている。
シャッター60の前端部62には、略L字断面形状の係止突起613が形成されている。係止突起613は、シャッター60の下面(裏面)側に設けられていて、前側凹部612より外側方向に1ミリ程度突出している。係止突起613は、前ガイド56である排出口55の側縁部551に下方から係止可能に形成される。ここで、外側方向とは、ケース50の外部方向に相当し、前記する内側方向とは反対の方向である。
図9は、シャッター60が排出口55を閉塞した状態にあるとき、上方へ移動したシャッター60の後端部63が凸部572に当接した状態を、シャッター60の係止突起613の位置で破断して示した断面図である。図9に示すように、前側凹部612の後縁619と係止突起613とは、上下方向から前ガイド56(排出口55の側縁部551)を挟むように構成されている。この構成により、シャッター60の前端部62は、前ガイド56(排出口55の側縁部551)により、排出口55の前縁552側と排出口55の後縁553側との間に移動可能に両側から保持される。
なお、前ガイド56は、排出口55の両側縁部551に限らない。例えば、前ガイド56は、ケース50の両側壁51に設けても良い。また、前ガイド56は、ケース50の両側壁51または底板54の両側部の少なくとも一方に設けられていれば良い。
次に、後ガイド57について、図4から図7を参照にして説明する。
図4及び図6に示すように、ケース50の両側壁51には後ガイド57がそれぞれ設けられている。各後ガイド57は、底板54側から後壁53側に向かって斜め上方に延びるレール形状に形成されたレール部571を有している。レール部571は、側壁51の内壁面510を内側方向へ7ミリ程度出っ張らせた形状をしている。
また、各後ガイド57は凸部572を有している。凸部572は、レール部571の前端の上方に配置されている。凸部572は、側壁51の内壁面510から内側方向へ4ミリ程度出っ張らせた形状をしている。
レール部571と凸部572とは、シャッター60の両側縁部61を上下方向から挟むように配置されている。それにより、レール部571と凸部572とは、シャッター60の後端部63を、排出口55の後縁553側と後壁53との間を斜め方向に移動可能に保持する。図5に、シャッター60の後端部63が後壁53に移動した状態を示す。この状態は、シャッター60の前端部62が排出口55の後縁553側に移動した状態でもある。図10は、図5のX−X線で破断して示した部分断面図である。図5及び図10に、シャッター60の前端部62が排出口55の後縁553側に移動した状態を示す。
図4及び図6に示すように、各後ガイド57は、突条部573を有している。突条部573は、レール部571の後端の上方に配置されている。突条部573は、側壁51の内壁面510を内側方向へ4ミリ程度出っ張らせた形状をしている。突条部573の前後の長さは、20ミリ程度である。突条部573の後端は後壁53まで延ばされている。突条部573は、後壁53側に移動したシャッター60の後端部63に上方から当接可能に形成されている。突条部573とレール部571とは、シャッター60の後端部63を上下方向から挟むようにして、後壁53側に案内する。
レール部571の後端部には、挿通孔574が形成されている。挿通孔574は、突条部573の部分を樹脂成形するための成形コマを通すための孔である。挿通孔574の内側方向の幅は4ミリであり、突条部573の出っ張り量(4ミリ)に相当している。レール部571の後端部の幅は、レール部571の出っ張り量(7ミリ)から挿通孔574の幅(4ミリ)を減じた残りの3ミリであり、レール部571の後端部は、残りの幅(3ミリ)の部分により、シャッター60の後端部63を後壁53側に案内する。
以上説明したように、後ガイド57(レール部571、凸部572及び突条部573)の構成により、シャッター60の後端部63が、排出口55の後縁553側と後壁53との間を移動可能に両側から保持される。
なお、凸部572と突条部573とが、前後方向で離間して配置されたものを示したが、凸部572と突条部573とが前後方向で連なるように形成されても良い。
次に、シャッター60が排出口55を閉塞した状態に維持される構成について、図4から図6、図8、図11及び図12を参照にして、説明する。図11は、図4のXI−XI線で破断して示した部分断面図、図12は、図6でケースを破断した面をXII方向から見た断面図である。
図5及び図11に示すように、ケース50の両側壁51には、排出口55の後縁553側に対応する位置に係合部58がそれぞれ設けられている。係合部58は、前後一対の切り込みを、側壁51の下端から上方へ入れることにより、肉厚が3ミリで、前後幅が15ミリ程度で、上下長が25ミリ程度の薄板形状に形成されている。係合部58の上端は側壁51に連続した固定端となり、係合部58の最下端は自由端となっている。係合部58は、例えば、外側方向へ撓ませた場合に、内側方向の原位置に戻る復元力を有している。係合部58は、下側半分程度が内側方向へ1.5ミリ程度出っ張っている。
図12に示すように、係合部58の下縁581の内面は、下方に向かって外側方向へ傾斜するテーパ面になっている。図13は、係合部58がシャッター60の前側凹部612に係合する部位を水平面で破断して示した断面図である。図13に示すように、係合部58の後縁582の内面は、後方へ向かって外側方向へ傾斜するテーパ面になっている。
シャッター60の前端部62が排出口55の前縁552側に移動し、シャッター60が排出口55を閉塞した状態では、各係合部58は、内側方向の原位置に復元してシャッター60の後側凹部616に係合する。
図11及び図12に示すように、シャッター60の後側凹部616は、シャッター60の側縁部61の後端617側に設けられている。後側凹部616は、その前後長さが15ミリ程度である。後側凹部616は、側縁部61の板厚方向の略中央位置から上方に向かって内側方向へ傾斜するテーパ面になっている。シャッター60の後側凹部616のテーパ面に、係合部58の下縁581のテーパ面が当接して、シャッター60の後端部63が上方へ移動するのを阻止している。
また、図8及び図11に示すように、シャッター60の前端部62の下面(裏面)には、下方へ5ミリ程度突出する指掛け部64が形成されている。排出口55の前縁552は、指掛け部64に当接して、シャッター60の前方への移動を阻止する。
指掛け部64が排出口55の前縁552に当接した状態、すなわち、シャッター60が排出口55を閉塞した状態で、指掛け部64の下端は、排出口55の前縁552より2ミリ程度下方に突出している。また、排出口55の前縁552の両側方向の中央部には、切り欠き部555が設けられている。切り欠き部555は、その中に差し入れた指が指掛け部64に掛かるように形成されている。
さらに、図11に示すように、排出口55の後縁553側には後縁553に沿って段差部554が形成されている。段差部554は、シャッター60の板厚分の高さを有している。段差部554は、シャッター60の後端部63に当接して、シャッター60の後方へ移動を阻止する。
図11に示すように、係合部58がシャッター60の後側凹部616に係合し、また、指掛け部64が排出口55の前縁552に当接し、さらに、段差部554がシャッター60の後端部63に当接する構成により、前後方向への移動を阻止され、かつ、シャッター60の後端部63が上方への移動を阻止されるために、シャッター60は、排出口55を閉塞した状態に維持される。
以上、シャッター60が排出口55を閉塞した状態に維持される構成について説明した。次に、図5、図7、図9及び図13を参照にして、シャッター60が排出口55を開放した状態に維持される構成について説明する。
排出口55を閉塞した状態において、排出口55を開放した状態にするためには、先ず、シャッター60の後端部63を、係合部58の復元力に抗して、上方へ移動し、シャッター60の後側凹部616を係合部58から外すと共に、シャッター60の後端部63を段差部554から外せば良い。それにより、シャッター60が後方へ移動可能となる。
図9は、シャッター60が後方へ移動可能となった状態を示している。図9では、上方へ移動したシャッター60の後端部63が凸部572に当接している。
シャッター60の前端部62が排出口55の後縁553側に移動した状態、すなわち、シャッター60が、排出口55を開放した状態では、各係合部58は、内側方向へ復元してシャッター60の前側凹部612に係合する。
係合部58が前側凹部612に係合した状態を図13に示す。図8及び図13に示すように、シャッター60の前側凹部612の縁にはフランジ614が形成されている。フランジ614の前縁部615の外側面は、前方へ向かって内側方向へ傾斜するテーパ面に成っている。フランジ614の前縁部615のテーパ面は、係合部58の後縁582のテーパ面に当接している。係合部58が前側凹部612に係合することにより、シャッター60が前方へ移動するのを阻止する。
以上の構成により、シャッター60は、排出口55を開放した状態に維持される。シャッター60により、排出口55を閉塞するには、シャッター60を、係合部58の復元力に抗して、前方へ移動し、シャッター60の前側凹部612を係合部58から外せば良い。それにより、シャッター60が前方へ移動可能となる。
次に、図5及び図10を参照にして、シャッター60の前縁622が、ケース50の底板54より下方に突出する構成について説明する。
図5及び図10に示すように、前側凹部612の後縁619が前ガイド56に当接している。前述したように、前側凹部612の前後方向の幅が16ミリ程度であるから、シャッター60の前縁622は、前側凹部612の後縁619から16ミリ程度前方へ突出している。また、シャッター60の前端部62の両側方向の幅は排出口55の両側方向の幅よりやや狭い。
このような構成により、シャッター60の後端部63が後壁53に移動して、排出口55を開放した状態では、図5及び図10に示すように、シャッター60の前端部62は、排出口55に嵌合し、シャッター60の前縁622は、排出口55を通って底板54の下面541(裏面)より斜め下方へ数ミリ程度突出している。
次に、図14を参照にして、ケース50にシャッター60を組み付けるための構成について、説明する。図14は、ケース50の上部開口50aの上方にシャッター60を待機させた状態を示す分解斜視図である。
図14に示す待機状態にあるシャッター60を、ケース50の上部開口50aからケース50の両側壁51の間に嵌め込む。それにより、ケース50が排出口55の後半分を覆っている状態となる。次に、シャッター60の後端部63をレール部571と凸部572の間の隙間に差し込むようにする。それにより、シャッター60の後端部63がレール部571及び凸部572(後ガイド57)に保持される。
このとき、シャッター60の前端部62の裏面側に設けられた係止突起613は、排出口55の側縁551の上側に位置している。係止突起613の下端部の外側面には、下端から上方向かって外側方向に傾斜するテーパ部618が形成されている。
次に、シャッター60の前端部62を下方へ押し込むと、排出口55の側縁551が係止突起613のテーパ部618に沿って相対的に移動し、係止突起613をその復元力に抗して、内側方向(ケース50の内部方向)へ撓ませる。それにより、一対の係止突起613の間の幅が狭まって、排出口55を通り抜ける。一対の係止突起613が排出口55の側縁551の下側に位置する。
一対の係止突起613が排出口55の両側縁551の下側に位置すると、一対の係止突起613が復元して、一対の係止突起613の間の幅が外側方向へ広がって、一対の係止突起613が排出口55の両側縁551に下方から係止する。それにより、シャッター60の前端部62が排出口55の側縁551(前ガイド56)に保持される。以上の操作により、ケース50にシャッター60を組み付けることが可能となる。
次に、ケース50からシャッター60を外すための構成について、説明する。
上記したように、ケース50にシャッター60を組み付け後、シャッター60を前後方向に移動して、排出口55を閉塞あるいは開放することによっては、シャッター60がケース50から外れることはない。
シャッター60を外すためには、例えば、図9において、一対の係止突起613をその復元力に抗して内側方向へ撓ませ、一対の係止突起613の間の幅を狭めるようにする。次に、シャッター60の前端部62を上方へ移動し、一対の係止突起613を排出口55に通す。それにより、一対の係止突起613が排出口55の側縁551から外れ、シャッター60の前端部62が排出口55の側縁551(前ガイド56)から外れる。
次に、シャッター60の後端部63をレール部571と凸部572との間の隙間から抜き出すようにする。それにより、シャッター60の後端部63がレール部571及び凸部572(後ガイド57)から外れる。次に、シャッター60をケース50の両側壁51の間から抜き出す。
以上の構成により、シャッター60をケース50から外すことが可能となるので、万一、シャッター60が破損等し、シャッター60の交換が必要になった場合に、シャッター60をケース50から容易に外すことができる。
(動作)
次に、図4〜図13を参照にして、閉塞された状態にある排出口55を開放する場合のシャッター60の操作について説明する。
図4において、シャッター60は、排出口55を閉塞した状態に維持されている。排出口55が閉塞された状態では、図12に示すように、係合部58の下縁581のテーパ面がシャッター60の後側凹部616に形成されたフランジ614の前縁部615のテーパ面に係合している。それにより、シャッター60の後端部63は、上方への移動を阻止されている。
また、図11に示すように、シャッター60を前方へ移動しようとすると、指掛け部64が排出口55の前縁552に当接して、シャッター60の前方移動が阻止される。さらに、シャッター60を後方へ移動しようとすると、段差部554がシャッター60の後端部63に当接して、シャッター60の後方移動が阻止される。それにより、シャッター60は、排出口55を閉塞した状態に維持される。
シャッター60が排出口55を閉塞した状態に維持されている場合に、シャッター60を後方へ移動するには、シャッター60の後端部63を、係合部58の復元力に抗して、上方へ押し上げるようにすれば良い。
それにより、係合部58が外側方向に撓み、シャッター60の後側凹部616が係合部58から外れ、図9に示すように、シャッター60の後端部63が上方へ移動して、凸部572に当接する。次に、ケース50の切り欠き部555に指を差し入れて、シャッター60の指掛け部64に掛け、指掛け部64を後方へ引く。
以上説明したように、シャッター60が排出口55を閉塞した状態にある場合に、排出口55を開放した状態にするには、切り欠き部555に指を差し入れて、指掛け部64を後方へ引けば良いので、簡単な操作により、シャッター60を後方へ移動することができる。
シャッター60の後方への移動に応じて、排出口55が開放されていく。このとき、シャッター60の前端部62は、排出口55の両側縁部551(前ガイド56)に沿って後方へ移動する。
また、シャッター60の後端部63は、レール部571(後ガイド57)に沿って斜め上方へ移動する。それにより、シャッター60は、前方への傾き角度を徐々に増やしていく。それに応じて、シャッター60の前端部62は、排出口55に徐々に嵌合していく。
シャッター60が後方へ移動するとき、凸部572は、シャッター60の後端部63の上方にあって、シャッター60の後端部63の跳ね上がりを阻止する。
さらに、シャッター60を後方へ移動すると、シャッター60の後端部63が、レール部571と突条部573との間の隙間に入っていき、レール部571と突条部573とにより、シャッター60の後端部63が後壁53側に案内される。シャッター60の後方への移動の際に、シャッター60の側縁部61は、係合部58を、その復元力に抗して外側方向へ撓ませている。
シャッター60の後端部63が後壁53に当接すると、前後して、係合部58が復元して内側方向の原位置に変位する。図13に示すように、シャッター60を前方へ移動しようとすると、係合部58の後縁582のテーパ面が、シャッター60のフランジ614の前縁部615のテーパ面に当接し、シャッター60の前方への移動を阻止する。シャッター60は、排出口55を開放した状態(傾斜姿勢)に維持される。
以上のように、指掛け部64を後方へ引いていけば良いので、シャッター60の簡単な操作により、排出口55を開放した状態に維持することができる。
排出口55が開放された貯留装置40を所定位置(払出装置30に隣接した位置)に設置した場合に、払出装置30から貯留装置40へ溢れ出た遊技媒体は、上部開口50aからケース50内に流入し、傾斜姿勢にあるシャッター60に落下し、排出口55に向かって傾斜面を滑り落ちる。
シャッター60の前端部62は前ガイド56に保持され、シャッター60の後端部63は後ガイド57に保持されているため、シャッター60に落下する遊技媒体の荷重を、シャッター60の前端部62及び後端部63の両方で分散して受け止めることができる。本実施の形態では、遊技媒体の荷重を前側凹部612の後縁619及びシャッター60の後端部63の両方で分散して受け止める。
このように、シャッター60に落下する遊技媒体の荷重がシャッター60の1カ所に集中しないので、シャッターを長期使用しても、シャッター60の前端部62や後端部63が変形したりせず、耐久性を向上することができる。
図5及び図10に示すように、シャッター60が排出口55を開放した状態では、シャッター60の前端部62は排出口55を通り抜け、シャッター60の前縁622は、底板54の下面541(裏面)より斜め下方へ数ミリ程度突出している。
それにより、シャッター60の傾斜面を滑り落ちた遊技媒体は、排出口55の縁などに引っ掛かることなく、図3に示す下穴11cを通って、遊技媒体を自動回収するための島設備(図示省略)の方へ円滑に移動する。
次に、図4〜図13を参照にして、開放された状態にある排出口55を閉塞する場合のシャッター60の操作について説明する。
先ず、ケース50の下方から手を入れて、指掛け部64に指を掛け、係合部58の復元力に抗して、指掛け部64を前方へ引く。それにより、シャッター60のフランジ614の前縁部615のテーパ面が、係合部58の後縁582のテーパ面上を移動する。係合部58が外側方向へ変位し、係合部58の後縁582のテーパ面から外れる。それにより、シャッター60が前方へ移動可能となる。
図10に示すように、指掛け部64が排出口55から下方へ突出した形になっているので、ケース50の裏側から指掛け部64を操作して、シャッター60を容易に前方へ移動することができる。
指掛け部64を前方へ引くと、シャッター60の前端部62が排出口55の側縁551(前ガイド56)により前方へ案内される。また、シャッター60の後端部63がレール部571、凸部572及び突条部573(後ガイド57)により前方へ向かって斜め下方へ案内される。それにより、シャッター60は、前方への傾き角度を徐々に減らしていく。また、それに応じて、シャッター60の前端部62は、排出口55から徐々に抜けるようになる。
シャッター60が前方へ移動するとき、凸部572は、シャッター60の後端部63の上方にあって、シャッター60の後端部63の跳ね上がりを阻止する。
さらに、シャッター60を前方へ移動すると、シャッター60の指掛け部64が排出口55の前縁552に当接し、シャッター60の前方への移動を阻止する。図9は、このときの状態を示しており、シャッター60の後端部63が凸部572に当接している。
シャッター60を前方へ移動している間、シャッター60の側縁部61は、係合部58をその復元力に抗して、外側方向へ撓ませている。
次に、シャッター60の後端部63を下方に押し下げる。図11及び図12に示すように、係合部58が復元して、係合部58の下縁581のテーパ面がシャッター60の後側凹部616のテーパ面に係合する。それにより、シャッター60の後端部63が上方への移動を阻止される。
また、図11に示すように、シャッター60を後方へ移動しようとすると、段差部554がシャッター60の後端部63に当接して、シャッター60の後方移動が阻止される。それにより、シャッター60は、排出口55を閉塞した状態に維持される。
以上のように、指掛け部64を前方へ引いていけば良いので、シャッター60の簡単な操作により、排出口55を閉塞した状態に維持することができる。
なお、前記実施の形態においては、シャッター60に落下する遊技媒体の荷重を、前側凹部612の後縁619及びシャッター60の後端部63の両方で分散して受け止めるようにしたが、これに限らない。例えば、排出口55が開放された状態にある場合に、シャッター60の前端部62が段差部554に当接するようにしても良く。シャッター60の側縁部61が、レール部571に当接するようにしても良い。それにより、落下する遊技媒体の荷重を多数の箇所で分散して受け止めることができ、さらに、耐久性を向上することができる。
また、排出口55の両側縁551に上方に向かって外側方向に傾斜するテーパ面をそれぞれ形成しても良い。それにより、シャッター60をケース50に取り付ける場合に、排出口55の両側縁551の各テーパ面に、シャッター60の一対の係止突起613の各テーパ部618が嵌合し、一対の係止突起613の位置合わせを簡単に行うことができる。また、一対の係止突起613の位置合わせ後に、シャッター60の前端部62を下方へ押し込めば、係止突起613のテーパ部618が、排出口55の側縁551のテーパ面に沿って斜め下方へ移動し、係止突起613が内側方向へ撓んで、排出口55の下側へスムーズに移動するようになるので、シャッター60をケース50に容易に取り付けることができる。
本発明の実施形態に係る遊技媒体用の貯留装置をその内部に備えたスロットマシンの正面図である。 前扉を外して、スロットマシンの内部構成を前方から見た図である。 前扉を外して、スロットマシンの内部構成を斜め上方から見た斜視図である。 排出口が閉塞された状態の貯留装置を示す斜視図である。 排出口が開放された状態の貯留装置を示す斜視図である。 図4のVI−VI線でケースを破断して示した斜視図である。 図5のVII−VII線でケースを破断して示した斜視図である。 シャッターの斜視図である。 シャッターが排出口を閉塞した状態にあるとき、上方へ移動したシャッターの後端部が凸部に当接した状態を、シャッターの係止突起の位置で破断して示した断面図である。 図5のX−X線で破断して示した部分断面図である。 図4のXI−XI線で破断して示した部分断面図である。 図6でケースを破断した面をXII方向から見た断面図である。 係合部がシャッターの前側凹部に係合する部位を水平面で破断して示した断面図である。 ケースの上部開口の上方にシャッターを待機させた状態を示す分解斜視図である。
符号の説明
10 スロットマシン
30 払出装置
40 貯留装置
50 ケース
50a 上部開口
51 側壁
510 側壁の内壁面
52 前壁
53 後壁
54 底板
55 排出口
551 排出口の側縁
552 排出口の前縁
553 排出口の後縁
554 段差部
555 切り欠き部
56 前ガイド
57 後ガイド
571 レール部
572 凸部
573 突条部
574 挿通孔
58 係合部
581 係合部の下縁
582 係合部の後縁
60 シャッター
61 シャッターの側縁部
611 シャッターの側縁部の前端
612 前側凹部
613 係止突起
614 フランジ
615 フランジの前縁部
616 後側凹部
617 シャッターの側縁部の後端
618 係止突起のテーパ部
619 前側凹部の後縁
62 シャッターの前端部
622 シャッターの前縁
63 シャッターの後端部
64 指掛け部

Claims (4)

  1. 上部開口を通って流入する遊技媒体を貯留可能に箱形状に形成され、両側壁、前壁、後壁及び底板を有し、その底板の一部に遊技媒体を排出するための排出口が開設されたケースと、
    前記ケースの両側壁の間に嵌められ、前記底板の排出口を上方から塞ぐように形成されたシャッターと、
    前記ケースの両側壁又は底板の両側部の少なくとも一方に設けられ、水平方向に延びるレール形状に形成され、前記シャッターの前端部を、前記排出口の前縁側と前記排出口の後縁側との間に移動可能に両側から保持する前ガイドと、
    前記ケースの両側壁に設けられ、前記底板側から前記後壁側に向かって斜め上方に延びるレール形状に形成され、前記シャッターの後端部を、前記排出口の後縁側と前記後壁との間を斜め方向に移動可能に両側から保持する後ガイドと、を有する
    ことを特徴とする遊技媒体用の貯留装置。
  2. 前記シャッターは、前記前ガイドに保持される前記シャッターの前端部より前方へ突出し、前記排出口の両側方向での幅より幅狭に形成された前縁を有し、
    前記シャッターの前縁は、前記シャッターの後端部が前記後壁に移動した状態では、前記排出口を通って前記底板より下方へ突出することを特徴とする請求項1に記載の遊技媒体用の貯留装置。
  3. 前記シャッターの両側縁部の前端側には、内側方向に窪みを有する前側凹部がそれぞれ形成され、
    前記シャッターの両側縁部の後端側には、内側方向に窪みを有する後側凹部がそれぞれ形成され、
    前記ケースの両側壁には、前記排出口の後縁側に対応する位置に係合部がそれぞれ設けられ、
    前記各係合部は、前記シャッターの移動中にそのシャッターの側縁部によって外側方向に撓み、前記シャッターの前端部が前記排出口の後縁側に移動したときに内側方向へ復元して前記シャッターの前側凹部に係合し、前記シャッターの後端部が前記排出口の後縁側に移動したときに内側方向へ復元して前記シャッターの後側凹部に係合することを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の遊技媒体用の貯留装置。
  4. 前記シャッターの前端部の下面には、下方へ突出する指掛け部が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の遊技媒体用の貯留装置。
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