JP4639604B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機に関し、詳細には、中枠の裏面側に装着された機構盤のズレを防止するズレ防止部材を備えた遊技機に関する。
従来、遊技機の一種であるパチンコ機は、賞球や貸し球を払い出すための各種装置や、制御基盤などの各種基盤が組み付けられた機構盤を備えている。この機構盤は、合成樹脂によって成型された枠フレームを基本骨格として備え、その枠フレーム上に各種装置および各種基盤が装着されている。そして、このような機構盤は、パチンコ機本体を支持する外枠に軸支された中枠の裏面側に着脱自在に組み付けられるものが多い。一般的には、機構盤の、中枠に対向する面に複数の固定部材を設け、その固定部材を前枠(中枠)に突設したフック金具に係合させることによって、機構盤を前枠(中枠)に組み付けている。その他にも、例えば、前枠(中枠)の裏面側に回転可能な留め具を設け、その留め具に機構盤の、前枠に対向する面側に設けられた開口部を嵌め合わせて機構盤を所定位置に保持すると共に、留め具を回転して留め具の突起或いはカム面を機構盤の開口部に圧接することによって、機構盤を前枠(中枠)の裏面側に保持するようにした機構盤のロック構造を有するパチンコ機も知られている(例えば、特許文献1参照)。一方、特許文献1に記載の留め具の耐久性を向上させるために、前枠(中枠)に突起状の機構盤支持部を設け、その機構盤支持部に機構盤に設けられた凹状の係合部を係合させるパチンコ遊技機も知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−253633号公報 特開2002−58838号公報
しかしながら、特許文献1に記載の機構盤のロック構造を有するパチンコ機では、各種装置および各種基盤が組み付けられた機構盤自身の重量が非常に重いため、留め具の突起或いはカム面が摩耗して機構盤の保持力が低下し、機構盤が前枠(中枠)からズレるという問題点があった。また、パチンコ機は、上下逆さ状態にして運搬することがあり、そのような場合は留め具が機構盤の重量を十分支えきれないため、機構盤が前枠(中枠)からズレてしまうという問題点もあった。さらに、特許文献2に記載のパチンコ遊技機では、機構盤の上部には遊技球が貯留される球タンクが設けられており、その球タンクより遊技球が外側に溢れてしまったり、飛び出してしまうことがある。そのような場合、機構盤のと外枠との隙間に遊技球が入り込んでしまい、営業時間終了後に、ホール管理者が前枠(中枠)から機構盤を取り外すか、若しくは中枠を回動させなければ、隙間に入り込んだ遊技球が取り出せず、非常に面倒という問題点があった。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、機構盤の中枠に対するズレを防止するとともに、機構盤の上部と外枠との間に遊技球が入り込むのを防止できる遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明の遊技機では、上枠部材、下枠部材、右枠部材、左枠部材によって構成された正面視略長方形状の外枠と、当該外枠の、遊技者に対向する前面側に設けられ、開閉可能に軸支された正面視略長方形状の中枠と、当該中枠の前記裏面側に装着される機構盤と、当該機構盤の上部に設けられ、前記中枠に対する前記機構盤のズレを防止するズレ防止部材とを備え、前記ズレ防止部材の最上部は、前記外枠の前記上枠部材の下面に近接していることを特徴とする。
また、請求項2に係る発明の遊技機では、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記中枠の前記裏面側の上端部近傍に装着され、遊技球を貯留し、略直方体の上面が開口された球タンクと、前記ズレ防止部材に設けられ、前記外枠の前記前面側から裏面側に向かって、斜め下方に傾斜する傾斜面とを備え、前記傾斜面は、前記球タンクの上部近傍に位置することを特徴とする。
また、請求項3に係る発明の遊技機では、請求項2に記載の発明の構成に加え、前記傾斜面は、平面視略長方形状に形成され、前記傾斜面の傾斜する上流側の一辺は、前記外枠の前記上枠部材の下面に近接していることを特徴とする。
また、請求項4に係る発明の遊技機では、請求項1乃至3の何れかに記載の発明の構成に加え、前記ズレ防止部材は、断面視略台形の角柱状に形成され、前記ズレ防止部材の断面を見た時に、前記略台形の上底側は、前記外枠の前記上枠部材の下面に近接し、前記略台形の下底側は、前記機構盤の前記上部に当接して固定されていることを特徴とする。
また、請求項5に係る発明の遊技機では、請求項1乃至4の何れかに記載の発明の構成に加え、前記機構盤および前記ズレ防止部材は、樹脂によって一体成形されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明の遊技機では、中枠の裏面側には機構盤が装着され、その機構盤の上部には、ズレ防止部材が設けられている。そして、このズレ防止部材の最上部は、外枠の上枠部材の下面に近接しているので、機構盤中枠からズレても、ズレ防止部材の最上部が、外枠の上枠部材の下面に接触するため、機構盤が大きくズレるのを防止できる。また、遊技機の運搬時に、遊技機を上下逆さ状態にしても機構盤が中枠から外れることがないため、遊技機の運搬および取り付けの上で安全である。
また、請求項2に係る発明の遊技機では、請求項1に記載の発明の効果に加え、ズレ防止部材の傾斜面は、外枠の前面側から裏面側に向かって斜め下方に傾斜しており、その傾斜面は、球タンクの上部近傍に位置している。そのため、球タンクから溢れたり、飛び出した遊技球は、傾斜面に落下して下方に流下するので、遊技球が機構盤の上部および外枠の上枠部材との隙間に入り込むのを防止することができる。
また、請求項3に係る発明の遊技機では、請求項2に記載の発明の効果に加え、傾斜面は、平面視略長方形状に形成され、その傾斜面の傾斜する上流側の一辺は、外枠の上枠部材の下面に近接している。このため、機構盤が中枠からズレた場合、傾斜面のその一辺が、外枠の上枠部材の下面に接触するので、機構盤が中枠より大きくズレるのを防止することができる。
また、請求項4に係る発明の遊技機では、請求項1乃至3の何れかに記載の発明の効果に加え、ズレ防止部材は、断面視略台形の角柱であり、その断面を見た時に、略台形の上底側は、外枠の上枠部材の下面に近接している。また、略台形の下底側は、機構盤の上部に当接して固定されている。そのため、ズレ防止部材の上部には、略水平の平面が形成され、その平面が外枠の上枠部材の下面に近接する。そして、機構盤が中枠に対してズレた場合、ズレ防止部材の断面視略台形の上底側が、外枠の上枠部材の下面に接触するので、機構盤の重量はその上部に形成された平面全体にかかる。このため、ズレ防止部材によって、外枠の上枠部材を損傷させることを防止することができる。
また、請求項5に係る発明の遊技機では、請求項1乃至4の何れかに記載の発明の効果に加え、機構盤およびズレ防止部材は樹脂によって一体成型されているので、ズレ防止部材の設置が容易であり、さらに、ズレ防止部材の位置決めが容易である。
以下、本発明に係る遊技機の一実施の形態であるパチンコ機1について、図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施の形態であるパチンコ機1の、中枠13、表枠14が開いた状態を示す左側から見た斜視図であり、図2は、パチンコ機1の正面図であり、図3は、パチンコ機1の裏側から見た斜視図である。なお、図3に示すように、本発明の一実施の形態であるパチンコ機1によれば、機構盤30の上端部に機構盤ズレ防止片53を設け、中枠13に対する機構盤30のズレを防止するものである。さらに、機構盤ズレ防止片53は、球タンク81から溢れた遊技球が、機構盤30の上端部と、外枠12の外枠上柱部12aとの隙間に入り込むのを防止することもできる。
はじめに、パチンコ機1の概略構成について説明する。図1に示すように、パチンコ機1は、ホールの島設備(図示外)に配設され、パチンコ機1本体を支持する正面視略長方形状の外枠12を備えている。そして、外枠12の遊技者に対向する前面側には、正面視略長方形状の中枠13が設けられている。そして、この中枠13の左側側端部は、上ヒンジ24および下ヒンジ25を介して、外枠12の外枠左柱部12c近傍に軸支されている。そのため、中枠13が外枠12に対して、略水平方向に回動する。一方、中枠13の上半分には遊技盤2が固定され、当該遊技盤2の前面側には、略矩形状の表枠14が設けられている。そして、表枠14の表枠左側端部14cが、上ヒンジ24および中ヒンジ26を介して、中枠左柱部13c(図4参照)近傍に軸支されている。そのため、表枠14が中枠13に対して、略水平方向に回動する。さらに、表枠14の略中央には、正面視略円形状の窓部23が形成され、その窓部23には、正面視略円形状のガラス板21が嵌め込まれている。このため、中枠13の上半分に固定された遊技盤2は、ガラス板21を略中央に保持した表枠14によって保護されている。
また、図1および図2に示すように、中枠13において、遊技盤2の下方には、発射機に遊技球を供給し、かつ賞品球を受け入れる上皿5が設けられている。さらに、上皿5の直下には、賞品球を受ける下皿6が設けられ、その下皿6の右側には遊技球の発射を調整する発射ハンドル7が設けられている。また、図2に示すように、上皿5と下皿6との間にはスピーカ48が設けられている。さらに、中枠13の上皿5の右側には鍵穴56が設けられており、この鍵穴56の背面にはシリンダ錠(図示外)が設けられている。そして、この鍵穴56に鍵(図示外)を挿入し、挿入された鍵を反時計回りに回転させることにより、外枠12に対して固定されていた中枠13が開放され、略水平方向に回動可能となる。一方、挿入された鍵を時計回りに回転させることにより、中枠13に対して固定されていた表枠14が開放され、略水平方向に回動可能となる。
さらに、図2に示すように、遊技盤2は、正面視略正方形に形成されている。そして、遊技盤2の、遊技者に対向する前面側には、ガイドレール(図示外)で囲まれた正面視略円形状の遊技領域4が設けられている。よって、発射ハンドル7を操作することにより発射された遊技球が、ガイドレール(図示外)に導かれて遊技領域4へ侵入し、遊技領域4内を流下するようになっている。また、遊技領域4の略中央には特別図柄表示部L1,L2,L3を備えた特別図柄表示装置8が設けられている。そして、特別図柄表示装置8の下部には特別図柄始動電動役物15、その下方には大入賞口16が設けられている。さらに、図2に示すように、大入賞口16の下方には、いずれの入賞口にも入賞しなかった遊技球が回収されるアウト口(図示外)が設けられている。
さらに、この特別図柄表示装置8の左右上方には電飾風車9,10が各々設けられている。また、特別図柄表示装置8の左側方には普通図柄始動ゲート22が設けられている。そして、特別図柄始動電動役物15の左右には普通入賞口19,20がそれぞれ設けられており、大入賞口16の左右にも普通入賞口17,18がそれぞれ設けられている。
また、図3に示すように、パチンコ機1の背面側において、中枠13の裏面側に組み付けられた正面視略L字型形状の機構盤30が露出した状態となっている。そして、この機構盤30には、球払出装置89、制御基盤、サブ統合基盤、表示基盤、払出基盤、カード基盤などの各種基盤(図示外)や各種装置が組み付けられている。そして、機構盤30の上部には、正面視略長方形状の中継基盤54を備えた中継基盤ボックス64が設けられている。さらに、その中継基盤ボックス64の上部には、傾斜面を有する傾斜部51を備えた機構盤ズレ防止片53が設けられている。また、機構盤30に組み付けられた各種基盤は、樹脂製の透明な板材からなるセンターカバー83や、基盤ボックス85,86によって保護されている。さらに、センターカバー83の上方には、遊技機設置島から供給される遊技球を貯留する球タンク81が設けられ、当該球タンク81の下部には、タンク内の遊技球が通過するための球タンクレール82が配設されている。そして、その球タンクレール82の遊技球が流れる方向の下流側一端部は、後述する機構盤30の遊技球樋88の上流側に接続されている。
次に、外枠12について説明する。図1に示すように、外枠12は、ホールの島設備(図示外)に取り付けられるパチンコ機1本体を支持する枠である。この外枠12は、外枠上柱部12a、外枠右柱部12b、外枠左柱部12c、外枠下柱部12dからなり、正面視略長方形状の枠を構成している。そして、外枠下柱部12dは、他の3つの柱部材である外枠上柱部12a、外枠右柱部12b、外枠左柱部12cよりもやや前方へ突出した形状を有している。また、外枠下柱部12dの長手方向略中間位置よりやや右側(図1の左側)の上面には、樹脂製の中枠滑り板11が固定されている。この中枠滑り板11は、中枠13の中枠下柱部13d(図4参照)の下面が、外枠下柱部12dの上面に摺動して乗り上げるために設けられている。さらに、図2に示すように、外枠下柱部12dの、遊技者に対向する前面には、樹脂で形成された黒色の薄板である化粧板(図示外)が覆設されている。そして、上記構成からなる外枠12の外枠左柱部12c近傍に、中枠13の中枠左柱部13c(図4参照)近傍が軸支され、外枠12に対して、中枠13が略水平方向に回動する。
次に、中枠13について説明する。図4は、中枠13を裏面側から見た斜視図である。なお、以下の説明において、図4の右側(外枠12に軸支される側)を「中枠13の左側」とし、図4の左側(自由端側)を「中枠13の右側」とする。図4に示すように、中枠13は、中枠上柱部13a、中枠右柱部13b、中枠左柱部13c、中枠下柱部13dによって構成された正面視略長方形状の枠に、後述する遊技盤固定枠50が固着されて構成されている。そして、外枠12の大きさよりも一回り小さい大きさを有している。さらに、中枠13を構成するこれら柱部材は、所定の厚みを有する金属板からなる。そして、中枠上柱部13a、中枠右柱部13bおよび中枠左柱部13cは、平面視略短冊形状に形成されている。一方、中枠下柱部13dは、中枠上柱部13a、中枠右柱部13bおよび中枠左柱部13cよりも幅の広い平面視略長方形状に形成されている。そして、この中枠下柱部13dの前面側には、上述した上皿5、下皿6、スピーカ48および発射ハンドル7などの各部品(図2参照)および各装置が固定されるようになっている。
一方、中枠上柱部13aの長手方向左側(図4の右側)一端部近傍には、中枠13の前面側に延設された平面視略半円形状の掛け部24aが固定されている。この掛け部24aは、外枠12に固定された受け部24b(図1参照)と係合し、ともに上ヒンジ24(図1参照)を構成する。一方、中枠左柱部13cの前面の、長手方向略中間よりもやや下方位置近傍には、中ヒンジ26(図1参照)の受け部26aが固定されている。この受け部26aは、表枠14の左下角部近傍に固定された掛け部26b(図1参照)と係合し、ともに中ヒンジ26(図1参照)を構成する。さらに、中枠下柱部13dの前面の、左下(図4の右下)角部近傍には、掛け部25aが固定されている。この掛け部25aは、外枠12に固定された受け部25b(図1参照)と係合し、ともに下ヒンジ25を構成する。こうして、中枠13の中枠左柱部13c側は、外枠12の外枠左柱部12c近傍に軸支されることにより、外枠12に対して中枠13が略水平方向に回動可能となる。一方、表枠14の表枠左側端部14cも、中枠13の中枠左柱部13c近傍に軸支されることにより、中枠13に対して表枠14が略水平方向に回動可能となる。
さらに、図4に示すように、中枠13の中央に形成された開口部の裏面側周囲には、遊技盤2を固定するための遊技盤固定枠50が固着されている。そして、遊技盤固定枠50は、底面に遊技盤用開口部Qが形成された蓋なしの箱型に形成され、固定枠上柱部50a、固定枠右柱部50b、固定枠左柱部50c、固定枠下柱部50dの断面視略L字型の板部材によって構成されている。さらに、このような構成からなる遊技盤固定枠50は、自身の底面側を、中枠13の裏面側に位置するようにして、中枠13の裏面側に固着されている。そして、遊技盤固定枠50の略中央に形成された遊技盤用開口部Qに、遊技盤2に組み付けられた特別図柄表示装置8の一部や、各種部品の遊技盤2の盤面の裏側から突出する部分を嵌め込むことにより、遊技盤2が遊技盤固定枠50の前面側に密着され、図示外の固定部材によって固定される。なお、図4に示す中枠13と、遊技盤固定枠50とが、「中枠」に相当する。
また、中枠13の裏面側において、固定枠上柱部50aの稜線の長手方向左側一端部(図4の右側)近傍には、平面視略長方形状の係止孔32が設けられている。また、固定枠左柱部50cの長手方向上端部近傍には、鉤状に形成された係止突起33が設けられている。さらに、固定枠下柱部50dの長手方向中間部近傍には、鉤状に形成された係止突起35が設けられ、同じく固定枠下柱部50dの長手方向左側一端部の下側角部近傍には、同形状に形成された係止突起34が設けられ、固定枠下柱部50dの長手方向右側一端部近傍には、同形状に形成された係止突起36が各々設けられている。なお、後述するが、中枠13に設けられた係止孔32および係止突起33,34,35,36は、機構盤30の裏面側に各々設けられた係止孔42,43,44,45,46(図6参照)および係止爪42の「機構盤側係合部材」に各々係合するための「中枠側係合部材」である。
次に、球タンク81について説明する。図3に示すように、球タンク81は、中枠13の裏面側であって、機構盤30の上端部近傍に装着されている。この球タンク81は、その上部(天面)が開放された略皿状に形成されている。そして、その内側には、多量の遊技球を貯留可能な貯留凹部81aが形成されている。この球タンク81は、図3の右側下面に貯留凹部81aと連通する排出口(図示外)が形成されており、その排出口へ向けて、貯留凹部81aの底面は下降して傾斜している。このため、貯留凹部81aに貯留された遊技球は排出口から排出される。そして、球タンク81の底面に形成された排出口には、遊技球を整列して導く球タンクレール82が接続され、その球タンクレール82は、機構盤30に向かって斜め下方に配設されている。この球タンクレール82は、球タンク81へ供給された遊技球を、排出口から機構盤30に装着された球払出装置89に誘導する樋状の部材である。そして、この球タンクレール82の、遊技球が流れる下流側一端部は、機構盤30に装着された遊技球樋88の上流側の端部に接続されている。
次に、機構盤30について、図5乃至図7を参照して説明する。図5は、機構盤30の前面側から見た斜視図であり、図6は、機構盤30の背面図であり、図7は、機構盤30の上端部に設けられた機構盤ズレ防止片53を上から見た斜視図である。図5および図6に示すように、機構盤30は、正面視略L字型に形成され、パチンコ機1の左右方向に延設された左右延設部30aと、当該左右延設部30aの長手方向の右側(図5の右側、図6の左側)一端部から略垂直上方に向かって延設された上下延設部30bとで構成されている。そして、機構盤30は、合成樹脂で成型された正面視略L字型の枠フレーム(図示外)を基本骨格として備え、その枠フレームに、遊技球樋88、球払出装置89などの各種装置や、制御基盤、サブ統合基盤などの各種基盤が組み付けられるようになっている。なお、以下の説明において、機構盤30の、中枠13に組み付けられる面側を、「機構盤30の裏面」とし、各種基盤および各種装置が装着される面側を、「機構盤30の前面」とする。よって、図5に示す機構盤30の紙面手前側および図6に示す機構盤30の紙面奥行き側を「機構盤30の前面」とし、図5に示す機構盤30の紙面奥行き側および図6に示す機構盤30の紙面手前側を「機構盤30の裏面側」とする。なお、図5に示す機構盤ズレ防止片53が、「ズレ防止部材」に相当する。
次に、機構盤30の構造について、左右延設部30aおよび上下延設部30bに分けて各々説明する。まず、左右延設部30aについて説明する。図5に示すように、左右延設部30aは、パチンコ機1の左右両方向に延設された板部材であり、その前面側には、パチンコ機1における遊技機全体の制御を行う主基盤(図示外)、サブ統合基盤(図示外)、払出基盤(図示外)等の各種基盤が各々装着される。そして、それらの上からセンターカバー83、基盤ボックス85,86(図3参照)が装着され、各種装置および各種基盤を保護する。また、図6に示すように、機構盤30の裏面側において、左右延設部30aの長手方向の右側(図6の左側)一端部近傍には、係止孔44が設けられ、長手方向略中間位置よりやや左側(図6の右側)には係止孔45が設けられ、長手方向の左側(図6の右側)一端部近傍には、係止孔46が設けられている。なお、係止孔44は、中枠13に設けられた係止突起34に対向する位置に設けられ、係止孔45は、中枠13に設けられた係止突起35に対向する位置に設けられ、係止孔46は、中枠13に設けられた係止突起36に対向する位置に設けられている。
次に、上下延設部30bについて説明する。図5に示すように、上下延設部30bは、左右延設部30aの長手方向の右側一端部から、略垂直に延設されている。この上下延設部30bには、球タンクレール82(図3参照)の下流側一端部が接続された遊技球樋88が配設され、当該遊技球樋88の下方には球払出装置89が設けられている。この球払出装置89は、賞球や貸し球を払い出す装置である。さらに、球払出装置89の下方には、上皿5に遊技球を払い出す払出樋(図示外)が連結されている。したがって、球タンク81に供給された遊技球は、球タンクレール82を介して、機構盤30に設けられた遊技球樋88に流入し、球払出装置89の内部に誘導される。そして、球払出装置89はそれらの遊技球を1個ずつ払出樋へ払い出すことにより、上皿5に遊技球が供給されるようになっている。
さらに、上下延設部30bの長手方向上端部には、前面(図5の紙面手前側)が開口された略箱型形状の中継基盤ボックス64が設けられ、その中継基盤ボックス64の内側には、中継基盤54(図3参照)が嵌め込まれる。この中継基盤54は、台管理装置から供給される交流電圧を電源回路基盤(図示外)へと中継する基盤である。さらに、この中継基盤ボックス64の上部には、断面視略台形状の機構盤ズレ防止片53が一体となって設けられている。なお、機構盤ズレ防止片53の構造および作用については後述する。
また、図6に示すように、上下延設部30bの中継基盤ボックス64の裏面側右側(図6の左側)一端部近傍には、係止孔43が設けられている。さらに、中継基盤ボックス64の上端部近傍には、断面視略逆L字型に形成された正面視略長方形状の金属製の係止爪42(図7参照)が設けられている。なお、係止孔43は、中枠13に設けられた係止突起33に対向する位置に、係止爪42は、中枠13に設けられた係止孔32に対向する位置に設けられている。このように、係止爪42,係止孔43,係止孔44,係止孔45,係止孔46は、中枠13に設けられた「中枠側係合部材」と係合するための「機構盤側係合部材」である。
次に、本発明の要部である機構盤ズレ防止片53について説明する。図7に示すように、機構盤ズレ防止片53は、断面視略台形からなる角柱部材であり、機構盤30(上下延設部30b)の上部に設けられた中継基盤ボックス64の上部に設けられ、合成樹脂によって機構盤30と一体成型されている。そして、機構盤ズレ防止片53は、中枠13(図4参照)の前面側から裏面側に向かう方向(機構盤30の裏面側から表面側に向かう方向)に下方傾斜する傾斜面を備えた傾斜部51を備えている。さらに、その傾斜部51の傾斜面の最上流側の一辺には、機構盤30の裏面側に向かって略水平に延設された水平面を有する水平部52が形成されている。なお、機構盤ズレ防止片53の傾斜部51の傾斜角度は、機構盤30の上端部と、外枠上柱部12aの下面との間に形成される隙間の長さにより決定され、水平部52の水平面が、外枠上柱部12a(図1参照)の下面に近接するように調整される。
次に、上記構成からなる機構盤30の中枠13への組み付け方法について、図4、図6および図8を参照して説明する。図8は、パチンコ機1を裏から見た機構盤ズレ防止片53近傍の部分拡大図である。まず、中枠13を、外枠12(図1参照)に対して開放させる。そして、図6に示す機構盤30の裏面側(即ち、機構盤30の中枠13へ組み付ける面側)を、図4に示す中枠13の裏面側の略中央に位置させる。次いで、機構盤30の係止爪42を、中枠13の係止孔32に係止させる。さらに、機構盤30の係止孔43を、中枠13の係止突起33に、機構盤30の係止孔44を、中枠13の係止突起34に、機構盤30の係止孔45を、中枠13の係止突起35に、機構盤30の係止孔46を、中枠13の係止突起36に各々係止させる。こうして、機構盤30が、中枠13の裏面側に固定される。次いで、機構盤30が装着された中枠13を回動させ、外枠12(図1参照)に対して閉塞する。この時、図8に示すように、機構盤30に設けられた機構盤ズレ防止片53の水平部52の水平面は、外枠上柱部12aの下面に近接するようになっている。また、機構盤ズレ防止片53の傾斜部51の傾斜面は、パチンコ機1の、遊技者が対向する前面側から裏面側に向かって斜め下方に傾斜している。
次に、機構盤ズレ防止片53の作用について説明する。図8に示すように、機構盤ズレ防止片53の水平部52の略水平面は、外枠上柱部12aの下面に近接している。そのため、パチンコ機1の振動により機構盤30が中枠13より大きくズレた場合、機構盤ズレ防止片53の水平部52の略水平面が外枠上柱部12aの下面と接触するため、機構盤30の大きなズレを補正することができる。また、パチンコ機1の運搬時において、パチンコ機1が上下逆さ状態でトラックに積まれた場合に、機構盤30自身の重みにより、機構盤30が中枠13より下方にズレるが、機構盤ズレ防止片53の水平部52が外枠上柱部12aの下面に接触して、機構盤30を支持するため、機構盤30が中枠13(図4参照)から大きくズレることがない。このため、上下逆さ状態となったパチンコ機1を再度元通りにした場合でも、機構盤30が中枠13(図4参照)から外れたりすることがなく、パチンコ機1の設置作業者にとっては非常に安全である。
一方、図8に示すように、機構盤ズレ防止片53の傾斜部51は、球タンク81配設位置の右側近傍に位置している。そのため、球タンク81に供給された遊技球がタンク外に飛び出した場合、その遊技球は、機構盤30の上端部および外枠上柱部12aの下面との隙間に入り込むことなく、機構盤ズレ防止片53の傾斜部51の傾斜面に落下し、その傾斜面を流下する。したがって、球タンク81から飛び出た遊技球は、球タンク81の下方に落下するため、ホール管理者が中枠13(図1参照)をわざわざ開いて、隙間に入り込んだ遊技球を取り出す手間を省くことができる。
以上説明したように、本発明の一実施の形態であるパチンコ機1によれば、中枠13の裏面側に組み付けられる機構盤30の上端部に、機構盤ズレ防止片53が設けられている。この機構盤ズレ防止片53は、断面視略台形状の角柱であり、傾斜部51と水平部52とで構成されている。そして、傾斜部51は、中枠13の前面側から裏面側に向かって傾斜する傾斜面を有し、水平部52は、傾斜部51の下方傾斜する方向の上流側一端部から略水平に延設された水平面を有する。さらに、この水平部52の水平面は、外枠12の外枠上柱部12aの下面に近接している。このため、パチンコ機1の振動や、パチンコ機1の運搬時等により機構盤30が中枠13より大きくズレても、機構盤ズレ防止片53の水平部52が外枠上柱部12aの下面と接触するため、機構盤30の大きなズレを防止することができる。
さらに、球タンク81に供給された遊技球がタンク外に飛び出した場合、その遊技球は、機構盤30の上端部および外枠上柱部12aの下面との隙間に入り込むことなく、機構盤ズレ防止片53の傾斜部51の傾斜面に衝突して落下し、その傾斜面を流下する。したがって、球タンク81から飛び出した遊技球は、球タンク81の下方に落下するため、ホール管理者が中枠13をわざわざ開いて、隙間に入り込んだ遊技球を取り出す手間を省くことができる。
なお、本発明は、以上詳述した実施の形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。まず、本実施の形態では遊技機として、遊技機の一種であるパチンコ機1を例に挙げているが、遊技機はパチンコ機に限られず、パチコン機およびスロット等の各種遊技機に適用可能である。
また、本実施形態のパチンコ機1の、機構盤30は正面視略L字型に形成されているが、機構盤30の形状についてはこれに限らず、正面視「略コの字型」、「略Tの字型」でもよく、形状については特に限定されない。
また、球タンク81と一体となった正面視略コの字型形状の機構盤30の上端部に、機構盤ズレ防止片53を設けてもよい。
さらに、機構盤30を中枠に対して固定するための、固定部材を設けてもよい。例えば、上記係合部材に加え、可動レバーを有する固定部材を機構盤30に設けて、固定部材の可動レバーを中枠13に設けられた鉤状部材に係止させることにより、機構盤30が中枠13に取り付けられるようにしてもよい。
本発明の遊技機は、パチンコ機に限られず、パチコン機およびスロット等の遊技機に適用可能である。
本発明の一実施の形態であるパチンコ機1の、中枠13、表枠14が開いた状態を示す左側から見た斜視図である。 パチンコ機1の正面図である。 パチンコ機1の裏側から見た斜視図である。 中枠13を裏面から見た斜視図である。 機構盤30の表側から見た斜視図である。 機構盤30の背面図である。 機構盤30の上端部に設けられた機構盤ズレ防止片53を上から見た斜視図である。 パチンコ機1を裏から見た機構盤ズレ防止片53近傍の部分拡大図である。
1 パチンコ機
2 遊技盤
12 外枠
12a 外枠上柱部
12b 外枠右柱部
12c 外枠左柱部
12d 外枠上柱部
12d 外枠下柱部
13 中枠
30 機構盤
51 傾斜部
52 水平部
53 機構盤ズレ防止片

Claims (5)

  1. 上枠部材、下枠部材、右枠部材、左枠部材によって構成された正面視略長方形状の外枠と、
    当該外枠の、遊技者に対向する前面側に設けられ、開閉可能に軸支された正面視略長方形状の中枠と、
    当該中枠の前記裏面側に装着される機構盤と、
    当該機構盤の上部に設けられ、前記中枠に対する前記機構盤のズレを防止するズレ防止部材と
    を備え、
    前記ズレ防止部材の最上部は、前記外枠の前記上枠部材の下面に近接していることを特徴とする遊技機。
  2. 前記中枠の前記裏面側の上端部近傍に装着され、遊技球を貯留し、略直方体の上面が開口された球タンクと、
    前記ズレ防止部材に設けられ、前記外枠の前記前面側から裏面側に向かって、斜め下方に傾斜する傾斜面と
    を備え、
    前記傾斜面は、前記球タンクの上部近傍に位置することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記傾斜面は、平面視略長方形状に形成され、
    前記傾斜面の傾斜する上流側の一辺は、前記外枠の前記上枠部材の下面に近接していることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記ズレ防止部材は、断面視略台形の角柱状に形成され、
    前記ズレ防止部材の断面を見た時に、前記略台形の上底側は、前記外枠の前記上枠部材の下面に近接し、
    前記略台形の下底側は、前記機構盤の前記上部に当接して固定されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の遊技機。
  5. 前記機構盤および前記ズレ防止部材は、樹脂によって一体成形されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の遊技機。
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