JP6089283B2 - 遊技台 - Google Patents

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本発明は、パチンコ機やスロットマシン(パチスロ機)、封入式遊技機に代表される遊技台に関する。
従来、パチンコ機などの遊技台では、遊技盤の遊技領域に、遊技球が入賞可能な始動口と、複数個の図柄を変動表示可能な図柄表示部を備え、始動口に遊技球が入賞すると、図柄表示部の図柄を所定時間変動して、変動後の図柄が予め定めた特定図柄の組み合わせである特定態様になった場合に、可変入賞手段を所定時間開放させる等、遊技者に有利な遊技状態を発生させるようにしている。
特許文献1では、遊技機において、制御基板同士をハーネスで接続する構成を開示している。
特開2010−110410号公報
しかしながら、従来の遊技台は、外枠に改良の余地があった。
本発明の目的は、外枠に特徴を持った遊技台を提供することにある。
本発明は上記の目的を達成するために、本体と、前記本体を収容可能な外枠と、前記本体に設けられた第一のコネクタと、前記外枠に設けられた第二のコネクタと、を備えた遊技台であって、前記外枠は、乗上げ部が設けられたであり、前記本体は、被乗上げ部が設けられたものであり、前記外枠に対して前記本体が閉鎖される前に、前記被乗上げ部が前記乗上げ部に乗り上がるように構成され、前記外枠に対して前記本体が閉鎖された際に、前記被乗上げ部が前記乗上げ部に乗り上がることで、前記第一のコネクタ前記第二のコネクタ接続されるように構成される、ことを特徴とする。
本発明によれば、外枠に特徴を持った遊技台を提供できる。
パチンコ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。 図1のパチンコ機100を背面側から見た外観図である。 遊技盤200を正面から見た略示正面図である。 本発明に係るコネクタ接続の構成の第1の実施例を示す図であって、(a)はコネクタ接続された状態の斜視図であり、(b)は(a)を方向IVbから見た側面図である。 図4に示したコネクタ接続の構成の第1の実施例において、案内部701bに異常が生じた場合を示す図であって、(a)はコネクタ接続された状態の斜視図であり、(b)は(a)を方向Vbから見た側面図である。 本発明に係るコネクタ接続の構成の第2の実施例を示す図であって、(a)はコネクタ接続された状態の斜視図であり、(b)は(a)を方向VIbから見た側面図である。 図6に示したコネクタ接続の構成の第2の実施例において、案内部1701bに異常が生じた場合を示す図であって、(a)はコネクタ接続された状態の斜視図であり、(b)は(a)を方向VIIbから見た側面図である。 本発明に係るコネクタ接続の構成の第3の実施例を示す図であってコネクタ接続された状態の斜視図である。 本発明に係るコネクタ接続の構成の第3の実施例を示す図であって、(a)は図8を方向IXaから見た側面図であり、(b)は図8を方向IXbから見た側面図であり、(c)は図8を方向IXcから見た側面図である。 図8および図9に示したコネクタ接続の構成の第3の実施例において、案内部2701bbに異常が生じた場合を示す図であってコネクタ接続された状態の斜視図である。 図8および図9に示したコネクタ接続の構成の第3の実施例において、案内部2701bbに異常が生じた場合を示す図であって、(a)は図10を方向XIaから見た側面図であり、(b)は図10を方向XIbから見た側面図であり、(c)は図10を方向XIcから見た側面図である。 本発明に係るコネクタ接続の構成の第4の実施例を示す図であってコネクタ接続された状態の斜視図である。 本発明に係るコネクタ接続の構成の第4の実施例を示す図であって、(a)は図12を方向XIIIaから見た側面図であり、(b)は図12を方向XIIIbから見た側面図であり、(c)は図12を方向XIIIcから見た側面図である。 図12および図13に示したコネクタ接続の構成の第4の実施例において、案内部3701bbに異常が生じた場合を示す図であってコネクタ接続された状態の斜視図である。 図12および図13に示したコネクタ接続の構成の第4の実施例において、案内部3701bbに異常が生じた場合を示す図であって、(a)は図14を方向XVaから見た側面図であり、(b)は図14を方向XVbから見た側面図であり、(c)は図14を方向XVcから見た側面図である。 図12および図13に示したコネクタ接続の構成の第4の実施例において、案内部3701baに異常が生じた場合を示す図であってコネクタ接続された状態の斜視図である。 図12および図13に示したコネクタ接続の構成の第4の実施例において、案内部3701baに異常が生じた場合を示す図であって、(a)は図16を方向XVIIaから見た側面図であり、(b)は図16を方向XVIIbから見た側面図であり、(c)は図16を方向XVIIcから見た側面図である。 本発明に係るコネクタ接続の構成の第5の実施例を示す図であってコネクタ接続された状態の斜視図である。 本発明に係るコネクタ接続の構成の第5の実施例を示す図であって、(a)は図18を方向XIXaから見た側面図であり、(b)は図18を方向XIXbから見た側面図であり、(c)は図18を方向XIXcから見た側面図である。 図18および図19に示したコネクタ接続の構成の第5の実施例において、案内部4701bに異常が生じた場合を示す図であってコネクタ接続された状態の斜視図である。 図18および図19に示したコネクタ接続の構成の第5の実施例において、案内部4701bに異常が生じた場合を示す図であって、(a)は図20を方向XXIaから見た側面図であり、(b)は図20を方向XXIbから見た側面図であり、(c)は図20を方向XXIcから見た側面図である。 本発明に係るコネクタ接続の構成の第6の実施例を示す斜視図であり、パチンコ機100の遊技盤200を開いた状態を示す図である。 図22のパチンコ機100の遊技盤200を閉じた状態の正面図である。 本発明に係るコネクタ接続の構成の第7の実施例を示す斜視図であり、パチンコ機100の遊技盤200を開いた状態を示す図である。 図24のパチンコ機100の遊技盤200を閉じた状態の正面図である。 本発明に係るコネクタ接続の構成の第8の実施例を示す図であり、パチンコ機100の正面図である。 図26に示したパチンコ機100を示す図であり、(a)はパチンコ機100における、前面枠扉106を開いて遊技盤200を取り外した状態の本体104を示す斜視図であり、(b)は遊技盤200の背面図である。 図26に示したパチンコ機100を示す図であり、本体104に遊技盤200を取り付けた状態を示す斜視図である。 第8の実施例において、パチンコ機100の外枠102から本体104を開いた状態を示す斜視図である。 図29のパチンコ機100において、コネクタ近傍を拡大して示す斜視図であり、(a)は本体104側のコネクタ近傍を示す図であり、(b)は外枠102側のコネクタ近傍を示す図である。 図29のパチンコ機100において、コネクタ近傍を拡大して示す斜視図であり、(a)は外枠102側のコネクタに本体104側のコネクタが接続される様子を示す図であり、(b)は外枠102側のコネクタに本体104側のコネクタを接続した状態を示す図である。 図29のパチンコ機100において、本体104のコネクタ860近傍を拡大して示す図であり、(a)は側面図であり、(b)は正面図である。 図29のパチンコ機100における外枠102を示す図であり、(a)は外枠102を上方から見た平面図であり、(b)は(a)においてコネクタ850近傍が見えるように切り欠いて示す図である。 図29のパチンコ機100における外枠102を示す図であり、(a)は外枠102を右横から見た側図であり、(b)は(a)においてコネクタ850近傍が見えるように切り欠いて示す図である。 図29のパチンコ機100の外枠102に対して本体104を閉じていく状態を、本体104の側から見た斜視図である。 (a)、(b)、(c)は、図29のパチンコ機100の外枠102に対して本体104を閉じていく状態を順に示す図であって、コネクタ近傍を拡大し、本体104の側から見た斜視図である。 図29のパチンコ機100の外枠102に対して本体104を閉じていく状態を、外枠102の側から見た斜視図である。 (a)、(b)、(c)は、図29のパチンコ機100の外枠102に対して本体104を閉じていく状態を順に示す図であって、コネクタ近傍を拡大し、外枠102の側から見た斜視図である。 図27に示した遊技盤200を本体104に収容する様子を示す図であって、(a)は遊技盤200の一端を、遊技盤200を回転支持する本体104の支持部104dに取り付け、遊技盤200を開いた状態を示す図であり、(b)は遊技盤200を閉じ、遊技盤200を本体104の収容部104eに収容した状態を示す図である。 図39に示した支持部104dの近傍を示す斜視図である。 本体104側のコネクタと遊技盤200側のコネクタの詳細を示す斜視図であり、(a)は遊技盤200側のコネクタの周辺構成を分解した状態を示す図であり、(b)は遊技盤200側のコネクタの周辺構成を組み立てた状態を示す図である。 (a)は図41(a)の背面斜視図であり、(b)は図41(b)の背面斜視図である。 本体104に取り付ける遊技盤固定具800の詳細を示す図であり、(a)は遊技盤固定具800の開口を下に向けた状態を示す斜視図であり、(b)は遊技盤固定具800の作動レバー部802の面側から見た正面図である。 図43に示した遊技盤固定具800の分解斜視図である。 遊技盤200を本体104に収容し、遊技盤固定具800によって固定する動作を説明する図であって、(a)は、遊技盤固定具800の開口に遊技盤200が挿入された状態を示す側面図であり、(a)’は、(a)の状態における、図43(b)のF−F位置での側断面図であり、(b)は、(a)に続く状態であって遊技盤200の収容が進んだ状態を示す側面図であり、(b)’は、(b)の状態における、図43(b)のF−F位置での側断面図であり、(c)は、(b)に続く状態であって遊技盤200の収容が完了した状態を示す側面図であり、(c)’は、(c)の状態における、図43(b)のF−F位置での側断面図である。 コネクタ810が実装された基板811が部品812に取り付けられている場合であって、コネクタ810が対向するコネクタと接触する接触部の面が、部品812の段差面よりも、対向するコネクタに近い場合を説明する概略側面図である。 コネクタ810が実装された基板811が部品812に取り付けられている場合であって、コネクタ810が対向するコネクタと接触する接触部の面が、部品812の段差面よりも、対向するコネクタから遠い場合を説明する概略側面図である。 コネクタ810が実装された基板811が部品812に取り付けられている場合であって、コネクタ810が対向するコネクタと接触する接触部の面のうちの少なくとも一点が、部品812の段差面よりも、対向するコネクタから遠く、基板811と部品812の段差面とが所定の角度θを有する場合を説明する概略側面図である。 コネクタ810が実装された基板811が部品812に取り付けられている場合であって、コネクタ810が対向するコネクタと接触する接触部の面のうちの少なくとも一点が、部品812の段差面よりも、対向するコネクタに近く、基板811と部品812の段差面とが所定の角度θを有する場合を説明する概略側面図である。 本発明に係るコネクタ接続の構成の第1の実施例を示す斜視図である。 (a)は、図50に示したコネクタ接続の構成を上方から見た平面図であり、(b)は、(a)に示したA−A断面図である。 本発明に係るコネクタ接続の構成の第2の実施例を示す斜視図であり、パチンコ機100の遊技盤200を開いた状態を示す図である。 図52のパチンコ機100の遊技盤200を閉じた状態の正面図である。 図53のB−B断面図であり、(a)は遊技盤200を取り外した状態を示す図であり、(b)は遊技盤200の一端を、遊技盤200を回転支持する本体104の支持部104dに取り付け、遊技盤200を開いた状態を示す図であり、(c)は遊技盤200を閉じ、遊技盤200を本体104の収容部104eに収容した状態を示す図である。 本発明に係るコネクタ接続の構成の第3の実施例を示す図であって、図54の断面図に相当する図であり、(a)は遊技盤200の一端を、遊技盤200を回転支持する本体104の支持部104dに取り付け、遊技盤200を開いた状態を示す図であり、(b)は遊技盤200を閉じ、遊技盤200を本体104の収容部104eに収容した状態を示す図である。 図55のコネクタ部分を拡大して示す図である。 本発明に係るコネクタ接続の構成の第4の実施例を示す斜視図であり、パチンコ機100の遊技盤200を開いた状態を示す図である。 図57のパチンコ機100の遊技盤200を閉じた状態の正面図である。 図58のC−C断面図であり、(a)は遊技盤200の一端を、遊技盤200を回転支持する本体104の支持部104dに取り付け、遊技盤200を開いた状態を示す図であり、(b)は遊技盤200を閉じ、遊技盤200を本体104の収容部104eに収容した状態を示す図である。 (a)は、図57のパチンコ機100の遊技盤200を外した本体104の正面図であり、(b)は、図57のパチンコ機100の本体104から外した遊技盤200の背面図であり、(c)は、(b)に示した一転鎖線の円Dで囲った箇所を拡大して示す図である。 本発明に係るコネクタ接続の構成の第5の実施例を示す斜視図であり、パチンコ機100の遊技盤200を開いた状態を示す図である。 図61のパチンコ機100の遊技盤200を閉じた状態の正面図である。 図62のE−E断面図であり、(a)は遊技盤200の一端を、遊技盤200を回転支持する本体104の支持部104dに取り付け、遊技盤200を開いた状態を示す図であり、(b)は遊技盤200を閉じ初め、遊技盤200のコネクタと本体104のコネクタとが接した状態を示す図であり、(c)は遊技盤200を閉じ、遊技盤200を本体104の収容部104eに収容した状態を示す図である。 図61のパチンコ機100におけるコネクタの配置の別の例を示す図であって、(a)は、図61のパチンコ機100の遊技盤200を外した本体104の正面図であり、(b)は、図61のパチンコ機100の本体104から外した遊技盤200の背面図である。 図61のパチンコ機100におけるコネクタの配置の別の例を示す図であって、(a)は、図61のパチンコ機100の遊技盤200を外した本体104の正面図であり、(b)は、図61のパチンコ機100の本体104から外した遊技盤200の背面図である。
以下、図面を用いて、本発明の実施形態に係る遊技台(例えば、パチンコ機100等の弾球遊技機やスロット機等の回胴遊技機)について詳細に説明する。
<全体構成>
まず、図1を用いて、本発明の実施形態1に係るパチンコ機100の全体構成について説明する。なお、同図はパチンコ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。
パチンコ機100は、外部的構造として、外枠102と、本体104と、前面枠扉106と、球貯留皿付扉108と、発射装置110と、遊技盤200と、をその前面に備える。
外枠102は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備等)へと固定させるための縦長方形状から成る木製の枠部材である。
本体104は、外枠102の内部に備えられ、ヒンジ部112を介して外枠102に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる部材である。また、本体104は、枠状に形成され、内側に空間部114を有している。
前面枠扉106は、ロック機能付きで且つ開閉自在となるようにパチンコ機100の前面側となる本体104の前面に対しヒンジ部112を介して装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部116とした扉部材である。なお、この前面枠扉106には、開口部116にガラス製又は樹脂製の透明板部材118が設けられ、前面側には、スピーカ120や枠ランプ122が取り付けられている。前面枠扉106の後面と遊技盤200の前面とで遊技領域124を区画形成する。
球貯留皿付扉108は、パチンコ機100の前面において本体104の下側に対して、ロック機能付きで且つ開閉自在となるように装着された扉部材である。球貯留皿付扉108は、複数の遊技球(以下、単に「球」と称する場合がある)が貯留可能で且つ発射装置110へと遊技球を案内させる通路が設けられている上皿126と、上皿126に貯留しきれない遊技球を貯留する下皿128と、遊技者の操作によって上皿126に貯留された遊技球を下皿128へと排出させる球抜ボタン130と、遊技者の操作によって下皿128に貯留された遊技球を不図示の遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出させる球排出レバー132と、遊技者の操作によって発射装置110へと案内された遊技球を遊技盤200の遊技領域124へと打ち出す球発射ハンドル134と、遊技者の操作によって各種演出装置206(図3参照)の演出態様に変化を与えるチャンスボタン136と、チャンスボタン136を発光させるチャンスボタンランプ138と、遊技店に設置された不図示のカードユニット(CRユニット)に対して球貸し指示を行う球貸操作ボタン140と、カードユニットに対して遊技者の残高の返却指示を行う返却操作ボタン142と、遊技者の残高やカードユニットの状態を表示する球貸表示部144と、を備える。
発射装置110は、本体104の下方に取り付けられ、球発射ハンドル134が遊技者に操作されることによって回動する発射杆146と、遊技球を発射杆146の先端で打突する発射槌148と、を備える。
遊技盤200は、前面に遊技領域124を有し、本体104の空間部114に臨むように、所定の固定部材を用いて本体104に着脱自在に装着されている。なお、遊技領域124は、遊技盤200を本体104に装着した後、開口部116から観察することができる。
図2は、図1のパチンコ機100を背面側から見た外観図である。
図2に示すように、パチンコ機100の背面上部には、上方に開口した開口部を有し、遊技球を一時的に貯留するための球タンク150と、球タンク150の下方に位置し、球タンク150の底部に形成した連通孔を通過して落下する球を、背面右側に位置する払出装置152に導くためのタンクレール154とを配設している。
タンクレール154はツインレールとも称され、例えば第1副基板160と少なくとも一部が前後方向に重畳するように配置されている。本実施の形態によるパチンコ機100では、部材の配置領域を節約するため、制御基板にノイズを与える恐れのあるタンクレール154が第1副基板160に重畳して配置されている。しかしながら、パチンコ機100は、タンクレール154にノイズ対策が施されている場合、タンクレール154と第1副基板160とが重畳して配置されていても、第1副基板160のノイズによる影響を軽減することができる場合がある。また、タンクレール154にはノイズ対策が施されているので、タンクレール154の側面を絶縁性の透明部材で形成することができる。これにより、タンクレール154がパチンコ機100に設置された場合に、パチンコ機100背面側に位置するタンクレール154の側面を透して、タンクレール154での遊技球の流下状況を目視により確認することができる場合がある。
払出装置152は、筒状の部材からなり、その内部には、不図示の払出モータとスプロケットと払出センサとを備えている。スプロケットは、払出モータによって回転可能に構成されており、タンクレール154を通過して払出装置152内に流下した遊技球を一時的に滞留させると共に、払出モータを駆動して所定角度だけ回転することにより、一時的に滞留した遊技球を払出装置152の下方へ1個ずつ送り出すように構成している。
払出センサは、スプロケットが送り出した遊技球の通過を検知するためのセンサであり、遊技球が通過しているときにハイまたはローの何れか一方の信号を、遊技球が通過していないときはハイまたはローの何れか他方の信号を払出制御部600へ出力する。なお、この払出センサを通過した遊技球は、不図示の球レールを通過してパチンコ機100の表側に配設した払出通路121(図1参照)から上皿126に到達するように構成しており、パチンコ機100は、この構成により遊技者に対して球の払い出しを行う。
払出装置152の図中左側には、遊技全般の制御処理を行う主制御部300を構成する主基板156を収納する主基板ケース158、主制御部300が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第1副制御部400を構成する第1副基板160を収納する第1副基板ケース162、第1副制御部400が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第2副制御部500を構成する第2副基板164を収納する第2副基板ケース166、遊技球の払出に関する制御処理を行う払出制御部600を構成するとともに遊技店員の操作によってエラーを解除するエラー解除スイッチ168を備える払出基板170を収納する払出基板ケース172、遊技球の発射に関する制御処理を行う発射制御部630を構成する発射基板174を収納する発射基板ケース176、各種電気的遊技機器に電源を供給する電源制御部660を構成するとともに遊技店員の操作によって電源をオンオフする電源スイッチ178と電源投入時に操作されることによってRWMクリア信号を主制御部300に出力するRWMクリアスイッチ180とを備える電源基板182を収納する電源基板ケース184、および払出制御部600とカードユニットとの信号の送受信を行うCRインタフェース部186を配設している。CRインタフェース部186は、例えばD−sub(D−subminiature)コネクタで構成されたCRユニット接続部186aを有している。CRインタフェース部186は、CRユニット接続部186aを介して払出制御部600とカードユニットとの信号の送受信を行うようになっている。
第1副基板160を収納する第1副基板ケース162の図中左上には、例えばスピーカ120の音量を調整する音量調整スイッチ192を設けている。音量調整スイッチ192は、例えばロータリースイッチで構成される。
パチンコ機100は、その背面側から見て、球タンク150の右側であってタンクレール154の上方に中継基板196を有している。中継基板196はパチンコ機100とホールコンピュータとの電気的接続に用いられる。遊技盤200の交換を行う場合にパチンコ機100とホールコンピュータとの配線を変更する必要がないため、遊技盤200は、中継基板196を介して本体104とホールコンピュータとを接続したままで交換される。但し、機種によってはパチンコ機100からホールコンピュータに送信する信号の種類を変更する必要があるため、パチンコ機100は、遊技盤200の取り外し時に、パチンコ機100の正面(手前)側から中継基板196の接続状況が把握できるように構成されていてもよい。
同様に、外部と接続の必要がある他の構成(例えば不図示の電源コード)についても、本体104に備えておくことが好ましい。
パチンコ機100は、その背面側から見て、中継基板196の右側に電源コネクタ191を有している。電源コネクタ191には、不図示の電源コードが接続されるようになっている。
パチンコ機100の機種を変更する際には、遊技盤200を交換するが、このとき主基板156、第1副基板160および第2副制御部500も交換することになる場合があるので、主基板156、第1副基板160および第2副制御部500は遊技盤200に設ける場合がある。
また、パチンコ機100の機種を変更する場合であっても、本体104は交換せずそのまま使用することができる場合があり、このとき払出基板170、発射基板174および電源基板182も交換の必要がない場合があるので、払出基板170、発射基板174および電源基板182は本体104に設ける場合がある。
図3は、遊技盤200を正面から見た略示正面図である。
遊技盤200には、外レール202と内レール204とを配設し、遊技球が転動可能な遊技領域124を区画形成している。
遊技領域124の略中央には、演出装置206を配設している。この演出装置206には、略中央に装飾図柄表示装置208(液晶表示装置208)を配設し、装飾図柄表示装置208の上方に演出可動体224を配設している。
装飾図柄表示装置208は、装飾図柄ならびに演出に用いる様々な表示を行うための表示装置であり、本実施例では液晶表示装置(Liquid Crystal Display)によって構成するが、本発明はこれに限られるものではなく、EL等を用いた表示装置を用いてもよい。この装飾図柄表示装置208は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cおよび演出表示領域208dの4つの表示領域に分割し、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cはそれぞれ異なった装飾図柄を表示し、演出表示領域208dは演出に用いる画像を表示する。さらに、各表示領域208a、208b、208c、208dの位置や大きさは、装飾図柄表示装置208の表示画面内で自由に変更することを可能としている。なお、装飾図柄表示装置208として液晶表示装置を採用しているが、液晶表示装置でなくとも、種々の演出や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、ドットマトリクス表示装置、7セグメント表示装置、有機EL(ElectroLuminescence)表示装置、リール(ドラム)式表示装置、リーフ式表示装置、プラズマディスプレイ、プロジェクタを含む他の表示デバイスを採用してもよい。
遊技盤200の右下部には、普通図柄表示装置210と、第1特別図柄表示装置212と、第2特別図柄表示装置214と、普通図柄保留ランプ216と、第1特別図柄保留ランプ218と、第2特別図柄保留ランプ220と、高確中ランプ222と、を配設している。なお、以下、普通図柄を「普図」、特別図柄を「特図」と称する場合がある。
また、本実施形態では、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、および右図柄表示領域208cのそれぞれに表示する装飾図柄に次ぐ4つ目の装飾図柄として第4図柄を設けている。この第4図柄は、特図1用としての特図1用第4図柄219、および特図2用としての特図2用第4図柄221の2つを設けており、演出表示領域208d(例えば下部)に表示する。第4図柄は、変動/停止を表示するものであり、例えば黒色は停止表示を示し、グレー色は変動表示を示す。
普図表示装置210は、普図の表示を行うための表示装置であり、本実施例では7セグメントLEDによって構成する。第1特図表示装置212および第2特図表示装置214は、特図の表示を行うための表示装置であり、本実施例では7セグメントLEDによって構成する。
普図保留ランプ216は、保留している普図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施例では、普図変動遊技を所定数(例えば、2つ)まで保留することを可能としている。第1特図保留ランプ218および第2特図保留ランプ220は、保留している特図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施例では、特図変動遊技を所定数(例えば、4つ)まで保留することを可能としている。高確中ランプ222は、遊技状態が大当りが発生し易い高確率状態であること、または高確率状態になることを示すためのランプであり、遊技状態を大当りが発生し難い低確率状態から高確率状態にする場合に点灯し、高確率状態から低確率状態にする場合に消灯する。
また、この演出装置206の周囲には、一般入賞口226と、普図始動口228と、第1特図始動口230と、第2特図始動口232と、可変入賞口234と、を配設している。
一般入賞口226は、本実施例では遊技盤200に複数配設しており、この一般入賞口226への入球を所定の球検出センサ(図示省略)が検出した場合(一般入賞口226に入賞した場合)、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、10個)の球を賞球として上皿126に排出する。上皿126に排出した球は遊技者が自由に取り出すことが可能であり、これらの構成により、入賞に基づいて賞球を遊技者に払い出すようにしている。
なお、一般入賞口226に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。本実施例では、入賞の対価として遊技者に払い出す球を「賞球」、遊技者に貸し出す球を「貸球」と区別して呼ぶ場合があり、「賞球」と「貸球」を総称して「球(遊技球)」と呼ぶ。
普図始動口228は、ゲートやスルーチャッカーと呼ばれる、遊技領域124の所定の領域を球が通過したか否かを判定するための装置で構成しており、本実施例では遊技盤200の右側に1つ配設している。普図始動口228を通過した球は一般入賞口226に入球した球と違って、遊技島側に排出することはない。球が普図始動口228を通過したことを所定の玉検出センサが検出した場合、パチンコ機100は、普図表示装置210による普図変動遊技を開始する。
第1特図始動口230は、本実施例では遊技盤200の中央に1つだけ配設している。この第1特図始動口230への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、3個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第1特図表示装置212による特図変動遊技を開始する。なお、第1特図始動口230に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
第2特図始動口232は、電動チューリップ(電チュー)と呼ばれ、本実施例では遊技盤200の右側に1つだけ配設している。この第2特図始動口232は、左右に開閉自在な羽根232aを備え、羽根232aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、普図変動遊技に当選し、普図表示装置210が当たり図柄を停止表示した場合に羽根232aが所定の時間間隔、所定の回数で開閉する。第2特図始動口232への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、4個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第2特図表示装置214による特図変動遊技を開始する。なお、第2特図始動口232に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
可変入賞口234は、大入賞口またはアタッカーと呼ばれ、本実施例では遊技盤200の中央部下方に1つ、右部下方に1つの計2つ配設している。この可変入賞口234は、開閉自在な扉部材234aを備え、扉部材234aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、特図変動遊技に当選して特図表示装置212、214が大当たり図柄を停止表示した場合に扉部材234aが所定の時間間隔(例えば、開放時間29秒、閉鎖時間1.5秒)、所定の回数(例えば15回)で開閉する。
可変入賞口234への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、15個)の球を賞球として上皿126に排出する。なお、可変入賞口234に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
さらに、これらの入賞口や始動口の近傍には、風車と呼ばれる円盤状の打球方向変換部材236や、遊技釘238を複数個、配設していると共に、内レール204の最下部には、いずれの入賞口や始動口にも入賞しなかった球をパチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出するためのアウト口240を設けている。
このパチンコ機100は、遊技者が上皿126に貯留している球を発射レールの発射位置に供給し、遊技者の球発射ハンドル134の操作量に応じた強度で発射モータを駆動し、発射杆146および発射槌148によって外レール202、内レール204を通過させて遊技領域124に打ち出す。そして、遊技領域124の上部に到達した球は、打球方向変換部材236や遊技釘238等によって進行方向を変えながら下方に落下し、入賞口(一般入賞口226、可変入賞口234)や始動口(第1特図始動口230、第2特図始動口232)に入賞するか、いずれの入賞口や始動口にも入賞することなく、または普図始動口228を通過するのみでアウト口240に到達する。
上述の打球方向変換部材236や遊技釘238などの遊技球が接触可能な部品が、遊技領域に配置されると共に発射された遊技球が接触可能な遊技部品である。
<演出装置206>
次に、パチンコ機100の演出装置206について説明する。演出装置206は、第1副制御部400や第2副制御部500により駆動制御される。
この演出装置206の前面側には、遊技球の転動可能な領域にワープ装置242およびステージ244を配設し、遊技球の転動不可能な領域に演出可動体224を配設している。また、演出装置206の背面側には、装飾図柄表示装置208および遮蔽装置246(以下、扉と称する場合がある)を配設している。すなわち、演出装置206において、装飾図柄表示装置208および遮蔽装置246は、ワープ装置242、ステージ244、および演出可動体224の後方に位置することとなる。
ワープ装置242は、演出装置206の左上方に設けたワープ入口242aに入った遊技球を演出装置206の前面下方のステージ244にワープ出口242bから排出する。
ステージ244は、ワープ出口242bから排出された球や、遊技盤200の遊技釘238などによって乗り上げた球などが転動可能である。転動領域であるステージ244上で、受入孔244bに進入した遊技球は放出部である放出孔244aから放出され、放出した球が第1特図始動口230へ入球し易くなる場合を設けている。
演出可動体224は、本実施例では、装飾図柄表示装置208の視認可能な領域を制限するよう、不図示のモータによって装飾図柄表示装置208の前方を上下動する。
遮蔽装置246は、格子状の左扉246aおよび右扉246bからなり、装飾図柄表示装置208および前面ステージ244の間に配設する。左扉246aおよび右扉246bの上部には、不図示の2つのプーリに巻き回したベルトをそれぞれ固定している。すなわち、左扉246aおよび右扉246bは、モータによりプーリを介して駆動するベルトの動作に伴って左右にそれぞれ移動する。
遮蔽装置246は、左扉246aおよび右扉246bを閉じた状態ではそれぞれの内側端部が重なり、遊技者が装飾図柄表示装置208を視認し難いように遮蔽する。左扉246aおよび右扉246bを開いた状態ではそれぞれの内側端部が装飾図柄表示装置208の表示画面の外側端部と若干重なるが、遊技者は装飾図柄表示装置208の表示の全てを視認可能である。また、左扉246aおよび右扉246bは、それぞれ任意の位置で停止可能であり、例えば、表示した装飾図柄がどの装飾図柄であるかを遊技者が識別可能な程度に、装飾図柄の一部だけを遮蔽するようなことができる。
なお、左扉246aおよび右扉246bは、格子の孔から後方の装飾図柄表示装置208の一部を視認可能にしてもよいし、格子の孔の障子部分を半透明のレンズ体で塞ぎ、後方の装飾図柄表示装置208による表示を漠然と遊技者に視認させるようにしてもよいし、格子の孔の障子部分を完全に塞ぎ(遮蔽し)、後方の装飾図柄表示装置208を全く視認不可にしてもよい。
<コネクタ接続の構成>
ここで、本発明に係るコネクタ接続の構成の一例について説明する。
(一実施の形態)
<<第1の実施例>>
図4は、本発明に係るコネクタ接続の構成の第1の実施例を示す図であって、(a)はコネクタ接続された状態の斜視図であり、(b)は(a)を方向IVbから見た側面図である。
この第1の実施例では、パチンコ機100に備えた第一の部品700に設けた第一のコネクタ700aと、パチンコ機100に備えた第二の部品701に設けた第二のコネクタ701aとを接続する構成を示す。第一の部品700は例えば遊技盤200であり、第二の部品701は例えば本体104であり、第一のコネクタ700aと第二のコネクタ701aとを接続することによって、第一の部品700に搭載された所定の部品と第二の部品701に搭載された所定の部品とを電気的に接続する。
なお、本実施例においては、第一の部品700と第二の部品701とが対向する面のほぼ中央に、第一のコネクタ700aや第二のコネクタ701aを配置しているが、配置位置はこれに限られるものではなく、第一の部品700と第二の部品701とが対向する面であればどこでもよい場合がある。
本実施例において、第二の部品701は案内部701bを有し、この案内部701bは、第一のコネクタ700aと第二のコネクタ701aとを接続する際の案内を行う。すなわち、本実施例では、第一のコネクタ700aと第二のコネクタ701aとを接続する際に、第一の部品700は案内部701bの上に載り、このとき、第二の部品701の案内部701bには、図中に矢印Aで示す方向である第一の方向に、第一の部品700による荷重がかかる。案内部701bは、第一の部品700と第二の部品701とが対向する面における第一の部品700の幅と同じかそれよりも長い幅を有する場合がある。
第一のコネクタ700aと第二のコネクタ701aとは、図中に矢印Bで示す方向である第二の方向に、相対的に移動することによって接続する。
図4に示す状態すなわち案内部701bに異常がない状態では、第一の部品700による荷重のすべてが、第二の部品701の案内部701bにかかり、第一のコネクタ700aと第二のコネクタ701aとの接続箇所に、第一の部品700による荷重がかからず、第一のコネクタ700aおよび第二のコネクタ701aを損傷するような負荷がかかることがない。
なお、本実施例では、第一の方向と第二の方向とが平行ではない場合を示している。
図5は、図4に示したコネクタ接続の構成の第1の実施例において、案内部701bに異常が生じた場合を示す図であって、(a)はコネクタ接続された状態の斜視図であり、(b)は(a)を方向Vbから見た側面図である。
図5に示す例では、第二の部品701の案内部701bの上部が破損などにより低くなるという異常が生じている。この場合、第一のコネクタ700aと第二のコネクタ701aとが接続された状態において、第一の部品700は案内部701bに載ることができず、第一の部品700と案内部701bとの間に隙間Cを生じており、第一のコネクタ700aと第二のコネクタ701aとの接続箇所には、図中に矢印Aで示す方向である第一の方向に、第一の部品700による荷重がかかってしまい、第一のコネクタ700aや第二のコネクタ701aが破損あるいは外れてしまい、接続が解除されてしまう可能性が高まる場合がある。
<<第2の実施例>>
図6は、本発明に係るコネクタ接続の構成の第2の実施例を示す図であって、(a)はコネクタ接続された状態の斜視図であり、(b)は(a)を方向VIbから見た側面図である。
この第2の実施例では、パチンコ機100に備えた第一の部品1700に設けた第一のコネクタ1700aと、パチンコ機100に備えた第二の部品1701に設けた第二のコネクタ1701aとを接続する構成を示す。第一の部品1700は例えば遊技盤200であり、第二の部品1701は例えば本体104であり、第一のコネクタ1700aと第二のコネクタ1701aとを接続することによって、第一の部品1700に搭載された所定の部品と第二の部品1701に搭載された所定の部品とを電気的に接続する。
なお、本実施例においては、第一の部品1700と第二の部品1701とが対向する面のほぼ中央に、第一のコネクタ1700aや第二のコネクタ1701aを配置しているが、配置位置はこれに限られるものではなく、第一の部品1700と第二の部品1701とが対向する面であればどこでもよい場合がある。
本実施例において、第二の部品1701は案内部1701bを有し、この案内部1701bは、第一のコネクタ1700aと第二のコネクタ1701aとを接続する際の案内を行う。すなわち、本実施例では、第一のコネクタ1700aと第二のコネクタ1701aとを接続する際に、第一の部品1700は案内部1701bの上に載り、このとき、第二の部品1701の案内部1701bには、図4に示した第1の実施例と同様の方向である第一の方向に、第一の部品1700による荷重がかかる。案内部1701bは、第一の部品1700と第二の部品1701とが対向する面における第一の部品1700の幅よりも短く、第一の部品1700の幅のほぼ中央に位置している。
第一のコネクタ1700aと第二のコネクタ1701aとは、図4に示した第1の実施例と同様の方向である第二の方向に、相対的に移動することによって接続する。
図6に示す状態すなわち案内部1701bに異常がない状態では、第一の部品1700による荷重のすべてが、第二の部品1701の案内部1701bにかかり、第一のコネクタ1700aと第二のコネクタ1701aとの接続箇所に、第一の部品1700による荷重がかからず、第一のコネクタ1700aおよび第二のコネクタ1701aを損傷するような負荷がかかることがない。
なお、本実施例では、第一の方向と第二の方向とが平行ではない場合を示している。
図7は、図6に示したコネクタ接続の構成の第2の実施例において、案内部1701bに異常が生じた場合を示す図であって、(a)はコネクタ接続された状態の斜視図であり、(b)は(a)を方向VIIbから見た側面図である。
図7に示す例では、第二の部品1701の案内部1701bの上部において第二の部品1701の幅方向片側のみが破損などにより低くなるという異常が生じている。この場合、第一のコネクタ1700aと第二のコネクタ1701aとが接続された状態において、案内部1701bが低くなっている側では第一の部品1700は案内部1701bに載ることができず、第一のコネクタ1700aと第二のコネクタ1701aとの接続箇所には、第一の部品1700による傾いた荷重がかかってしまい、第一のコネクタ1700aや第二のコネクタ1701aが破損あるいは外れてしまい、接続が解除されてしまう可能性が高まる場合がある。
この第一のコネクタ1700aと第二のコネクタ1701aとの接続箇所にかかる傾いた荷重により、第一のコネクタ1700aや第二のコネクタ1701aはその傾きに応じた破損をする場合がある。たとえば第一の部品1700が案内部1701bに当接していない側のコネクタが壊れやすい場合があり、また、その傾きに沿ってコネクタの接続ピンが曲がる場合があり、コネクタの損傷状況をみることによって案内部1701bの異常状況を推測することができる場合がある。
<<第3の実施例>>
図8は、本発明に係るコネクタ接続の構成の第3の実施例を示す図であってコネクタ接続された状態の斜視図である。
図9は、本発明に係るコネクタ接続の構成の第3の実施例を示す図であって、(a)は図8を方向IXaから見た側面図であり、(b)は図8を方向IXbから見た側面図であり、(c)は図8を方向IXcから見た側面図である。
この第3の実施例では、パチンコ機100に備えた第一の部品2700に設けた第一のコネクタ2700aと、パチンコ機100に備えた第二の部品2701に設けた第二のコネクタ2701aとを接続する構成を示す。第一の部品2700は例えば遊技盤200であり、第二の部品2701は例えば本体104であり、第一のコネクタ2700aと第二のコネクタ2701aとを接続することによって、第一の部品2700に搭載された所定の部品と第二の部品2701に搭載された所定の部品とを電気的に接続する。
なお、本実施例においては、第一の部品2700と第二の部品2701とが対向する面のほぼ中央に、第一のコネクタ2700aや第二のコネクタ2701aを配置しているが、配置位置はこれに限られるものではなく、第一の部品2700と第二の部品2701とが対向する面であればどこでもよい場合がある。
本実施例において、第二の部品2701は複数の案内部、案内部2701baおよび案内部2701bbを有し、この案内部2701baおよび2701bbは、第一のコネクタ2700aと第二のコネクタ2701aとを接続する際の案内を行う。すなわち、本実施例では、第一のコネクタ2700aと第二のコネクタ2701aとを接続する際に、第一の部品2700は案内部2701baおよび2701bbの上に載り、このとき、第二の部品2701の案内部2701baおよび2701bbには、図4に示した第1の実施例と同様の方向である第一の方向に、第一の部品2700による荷重がかかる。案内部2701baおよび2701bbのそれぞれは、第一の部品2700と第二の部品2701とが対向する面における第一の部品2700の幅よりも短く、第一の部品2700の幅の両側位置に位置している。
第一のコネクタ2700aと第二のコネクタ2701aとは、図4に示した第1の実施例と同様の方向である第二の方向に、相対的に移動することによって接続する。
図8および図9に示す状態すなわち案内部2701baおよび2701bbに異常がない状態では、第一の部品2700による荷重のすべてが、第二の部品2701の案内部2701baおよび2701bbにかかり、第一のコネクタ2700aと第二のコネクタ2701aとの接続箇所に、第一の部品2700による荷重がかからず、第一のコネクタ2700aおよび第二のコネクタ2701aを損傷するような負荷がかかることがない。
なお、本実施例では、第一の方向と第二の方向とが平行ではない場合を示している。
図10は、図8および図9に示したコネクタ接続の構成の第3の実施例において、案内部2701bbに異常が生じた場合を示す図であってコネクタ接続された状態の斜視図である。
図11は、図8および図9に示したコネクタ接続の構成の第3の実施例において、案内部2701bbに異常が生じた場合を示す図であって、(a)は図10を方向XIaから見た側面図であり、(b)は図10を方向XIbから見た側面図であり、(c)は図10を方向XIcから見た側面図である。
図10および図11に示す例では、第二の部品2701の案内部2701bbが摩耗や形成し損ない等により欠落するという異常が生じている。この場合、第一のコネクタ2700aと第二のコネクタ2701aとが接続された状態において、案内部2701bbがあるべき側では第一の部品2700は案内部2701bbの欠落により案内部に載ることができず、第一のコネクタ2700aと第二のコネクタ2701aとの接続箇所には、第一の部品2700による傾いた荷重がかかってしまい、第一のコネクタ2700aや第二のコネクタ2701aが破損あるいは外れてしまい、接続が解除されてしまう可能性が高まる場合がある。
この第一のコネクタ2700aと第二のコネクタ2701aとの接続箇所にかかる傾いた荷重により、第一のコネクタ2700aや第二のコネクタ2701aはその傾きに応じた破損をする場合がある。たとえば第一の部品2700が案内部2701baまたは2701bbに当接していない側のコネクタが壊れやすい場合があり、また、その傾きに沿ってコネクタの接続ピンが曲がる場合があり、コネクタの損傷状況をみることによって案内部2701baおよび2701bbの異常状況を推測することができる場合がある。
<<第4の実施例>>
図12は、本発明に係るコネクタ接続の構成の第4の実施例を示す図であってコネクタ接続された状態の斜視図である。
図13は、本発明に係るコネクタ接続の構成の第4の実施例を示す図であって、(a)は図12を方向XIIIaから見た側面図であり、(b)は図12を方向XIIIbから見た側面図であり、(c)は図12を方向XIIIcから見た側面図である。
この第4の実施例では、パチンコ機100に備えた第一の部品3700に設けた第一のコネクタ3700aと、パチンコ機100に備えた第二の部品3701に設けた第二のコネクタ3701aとを接続する構成を示す。第一の部品3700は例えば遊技盤200であり、第二の部品3701は例えば本体104であり、第一のコネクタ3700aと第二のコネクタ3701aとを接続することによって、第一の部品3700に搭載された所定の部品と第二の部品3701に搭載された所定の部品とを電気的に接続する。
なお、本実施例においては、第一の部品3700と第二の部品3701とが対向する面のほぼ中央に、第一のコネクタ3700aや第二のコネクタ3701aを配置しているが、配置位置はこれに限られるものではなく、第一の部品3700と第二の部品3701とが対向する面であればどこでもよい場合がある。
本実施例において、第二の部品3701は複数の案内部、案内部3701baおよび案内部3701bbを有し、この案内部3701baおよび3701bbは、第一のコネクタ3700aと第二のコネクタ3701aとを接続する際の案内を行う。すなわち、本実施例では、第一のコネクタ3700aと第二のコネクタ3701aとを接続する際に、第一の部品3700は案内部3701baおよび3701bbの上に載り、このとき、第二の部品3701の案内部3701baおよび3701bbには、図4に示した第1の実施例と同様の方向である第一の方向に、第一の部品3700による荷重がかかる。案内部3701baおよび3701bbのそれぞれは、第一の部品3700と第二の部品3701とが対向する面における第一の部品3700の幅よりも短く、第一の部品3700の幅の両側位置に位置しており、案内部3701baは、案内部3701bbよりも長い。従って、第一の部品3700と接する面積は、案内部3701baのほうが、案内部3701bbよりも広い。
第一のコネクタ3700aと第二のコネクタ3701aとは、図4に示した第1の実施例と同様の方向である第二の方向に、相対的に移動することによって接続する。
図12および図13に示す状態すなわち案内部3701baおよび3701bbに異常がない状態では、第一の部品3700による荷重のすべてが、第二の部品3701の案内部3701baおよび3701bbにかかり、第一のコネクタ3700aと第二のコネクタ3701aとの接続箇所に、第一の部品3700による荷重がかからず、第一のコネクタ3700aおよび第二のコネクタ3701aを損傷するような負荷がかかることがない。
なお、本実施例では、第一の方向と第二の方向とが平行ではない場合を示している。
図14は、図12および図13に示したコネクタ接続の構成の第4の実施例において、案内部3701bbに異常が生じた場合を示す図であってコネクタ接続された状態の斜視図である。
図15は、図12および図13に示したコネクタ接続の構成の第4の実施例において、案内部3701bbに異常が生じた場合を示す図であって、(a)は図14を方向XVaから見た側面図であり、(b)は図14を方向XVbから見た側面図であり、(c)は図14を方向XVcから見た側面図である。
図14および図15に示す例では、第二の部品3701の案内部3701bbが摩耗や形成し損ない等により欠落するという異常が生じている。この場合、第一のコネクタ3700aと第二のコネクタ3701aとが接続された状態において、案内部3701bbがあるべき側では第一の部品3700は案内部3701bbの欠落により案内部に載ることができず、第一のコネクタ3700aと第二のコネクタ3701aとの接続箇所には、第一の部品3700による傾いた荷重がかかってしまい、第一のコネクタ3700aや第二のコネクタ3701aが破損あるいは外れてしまい、接続が解除されてしまう可能性が高まる場合がある。
この第一のコネクタ3700aと第二のコネクタ3701aとの接続箇所にかかる傾いた荷重により、第一のコネクタ3700aや第二のコネクタ3701aはその傾きに応じた破損をする場合がある。たとえば第一の部品3700が案内部3701baまたは3701bbに当接していない側のコネクタが壊れやすい場合があり、また、その傾きに沿ってコネクタの接続ピンが曲がる場合があり、コネクタの損傷状況をみることによって案内部3701baおよび3701bbの異常状況を推測することができる場合がある。
ただし、図14および図15において異常が生じた案内部3701bbは、正常な案内部3701baよりも、第一の部品3700と接する面積が小さいものであるため、第一の部品3700による荷重は、第一のコネクタ3700aと第二のコネクタ3701aとの接続箇所に伝わりにくく、第一のコネクタ3700aや第二のコネクタ3701aが損傷しにくい場合がある。
図16は、図12および図13に示したコネクタ接続の構成の第4の実施例において、案内部3701baに異常が生じた場合を示す図であってコネクタ接続された状態の斜視図である。
図17は、図12および図13に示したコネクタ接続の構成の第4の実施例において、案内部3701baに異常が生じた場合を示す図であって、(a)は図16を方向XVIIaから見た側面図であり、(b)は図16を方向XVIIbから見た側面図であり、(c)は図16を方向XVIIcから見た側面図である。
図16および図17に示す例では、第二の部品3701の案内部3701baが摩耗や形成し損ない等により欠落するという異常が生じている。この場合、第一のコネクタ3700aと第二のコネクタ3701aとが接続された状態において、案内部3701baがあるべき側では第一の部品3700は案内部3701baの欠落により案内部に載ることができず、第一のコネクタ3700aと第二のコネクタ3701aとの接続箇所には、第一の部品3700による傾いた荷重がかかってしまい、第一のコネクタ3700aや第二のコネクタ3701aが破損あるいは外れてしまい、接続が解除されてしまう可能性が高まる場合がある。
この第一のコネクタ3700aと第二のコネクタ3701aとの接続箇所にかかる傾いた荷重により、第一のコネクタ3700aや第二のコネクタ3701aはその傾きに応じた破損をする場合がある。たとえば第一の部品3700が案内部3701baまたは3701bbに当接していない側のコネクタが壊れやすい場合があり、また、その傾きに沿ってコネクタの接続ピンが曲がる場合があり、コネクタの損傷状況をみることによって案内部3701baおよび3701bbの異常状況を推測することができる場合がある。
ここで、図16および図17において異常が生じた案内部3701baは、正常な案内部3701bbよりも、第一の部品3700と接する面積が大きいものであるため、第一の部品3700による荷重は、第一のコネクタ3700aと第二のコネクタ3701aとの接続箇所に大きく伝わり、案内部3701bbに異常が生じた場合と比べて第一のコネクタ3700aや第二のコネクタ3701aが損傷しやすい場合がある。このように複数の案内部を設けた場合、それぞれで第一の部品3700との接触面積を異ならせておくことによって、第一のコネクタ3700aや第二のコネクタ3701aの損傷しやすさが変わり、第一のコネクタ3700aと第二のコネクタ3701aとを介した電気的接続が異常である場合、第一のコネクタ3700aや第二のコネクタ3701aを見ることでどの案内部に異常が生じているかを明確にし、メンテナンス性を向上することができる場合がある。
<<第5の実施例>>
図18は、本発明に係るコネクタ接続の構成の第5の実施例を示す図であってコネクタ接続された状態の斜視図である。
図19は、本発明に係るコネクタ接続の構成の第5の実施例を示す図であって、(a)は図18を方向XIXaから見た側面図であり、(b)は図18を方向XIXbから見た側面図であり、(c)は図18を方向XIXcから見た側面図である。
この第5の実施例では、パチンコ機100に備えた第一の部品4700に設けた第一のコネクタ4700aと、パチンコ機100に備えた第二の部品4701に設けた第二のコネクタ4701aとを接続する構成を示す。第一の部品4700は例えば遊技盤200であり、第二の部品4701は例えば本体104であり、第一のコネクタ4700aと第二のコネクタ4701aとを接続することによって、第一の部品4700に搭載された所定の部品と第二の部品4701に搭載された所定の部品とを電気的に接続する。
本実施例において、第一のコネクタ4700aや第二のコネクタ4701aの配置位置は、第一の部品4700と第二の部品4701とが対向する面であればどこでもよい場合がある。
本実施例において、第二の部品4701は案内部4701bを有し、第一の部品4700は被案内部4700bを有する。被案内部4700bは、第一の部品4700の底部と異なる箇所(本実施例では側部)に設けており、被案内部4700bの底面は、第一の部品4700の他の箇所の底面よりも高い位置に設けている。なお、案内部は、第一の部品4700による荷重を受けるものであるため受け部とも呼び、被案内部は、これに対応して被受け部とも呼ぶ。
この案内部4701baと被案内部4700bとは、第一のコネクタ4700aと第二のコネクタ4701aとを接続する際の案内を行う。すなわち、本実施例では、第一のコネクタ4700aと第二のコネクタ4701aとを接続する際に、被案内部4700bは案内部4701bの上に載り、このとき、第二の部品4701の案内部4701bには、図4に示した第1の実施例と同様の方向である第一の方向に、第一の部品4700による荷重がかかる。
第一のコネクタ4700aと第二のコネクタ2701aとは、図4に示した第1の実施例と同様の方向である第二の方向に、相対的に移動することによって接続する。
図18および図19に示す状態すなわち案内部4701bおよび被案内部4700bに異常がない状態では、第一の部品4700による荷重のすべてが、第二の部品4701の案内部4701bにかかり、第一のコネクタ4700aと第二のコネクタ4701aとの接続箇所に、第一の部品4700による荷重がかからず、第一のコネクタ4700aおよび第二のコネクタ4701aを損傷するような負荷がかかることがない。
なお、本実施例では、第一の方向と第二の方向とが平行ではない場合を示している。
図20は、図18および図19に示したコネクタ接続の構成の第5の実施例において、案内部4701bに異常が生じた場合を示す図であってコネクタ接続された状態の斜視図である。
図21は、図18および図19に示したコネクタ接続の構成の第5の実施例において、案内部4701bに異常が生じた場合を示す図であって、(a)は図20を方向XXIaから見た側面図であり、(b)は図20を方向XXIbから見た側面図であり、(c)は図20を方向XXIcから見た側面図である。
図20および図21に示す例では、第二の部品4701の案内部4701bが摩耗や形成し損ない等により欠落するという異常が生じている。この場合、第一のコネクタ4700aと第二のコネクタ4701aとが接続された状態において、第一の部品2700の被案内部4700bは案内部4701bの欠落により案内部に載ることができず、第一のコネクタ4700aと第二のコネクタ4701aとの接続箇所には、第一の部品4700による荷重がかかってしまい、第一のコネクタ4700aや第二のコネクタ4701aが破損あるいは外れてしまい、接続が解除されてしまう可能性が高まる場合がある。
<<第6の実施例>>
図22は、本発明に係るコネクタ接続の構成の第6の実施例を示す斜視図であり、パチンコ機100の遊技盤200を開いた状態を示す図である。
また、図23は、図22のパチンコ機100の遊技盤200を閉じた状態の正面図である。
この第6の実施例では、第一の部品である本体104に設けた第一のコネクタ104a5と第二の部品である遊技盤200に設けた第二のコネクタ200a5とを接続する構成を示す。
本体104は、遊技盤200の一端を回転支持する支持部104dと、遊技盤200を収容する収容部104eを有する。支持部104dは挿入された遊技盤200の一端を外れないように押さえる突出部104cを有しており、この支持部104dに一端を挿入した遊技盤200は、その一端を軸に回転して開閉可能としている。遊技盤200を閉じると、その遊技盤200は本体104の収容部104eに収容される。
この遊技盤200を閉じる動作によって第一のコネクタ104a5と第二のコネクタ200a5とが押し付けられて接続する。遊技盤200を開くと、第一のコネクタ104a5と第二のコネクタ200a5との接続は解除される。
また、図22および図23に示すように、この実施例では、本体104に遊技盤200を収容したときに、遊技盤200を固定する遊技盤固定部800を本体104に設けている。
遊技盤固定部800は、遊技盤受部801と作動レバー部802とを有し、この遊技盤受部801と作動レバー部802との間に遊技盤200を挿入して固定する。本実施例では、遊技盤200の上端および下端を固定するように、上部と下部の2か所に遊技盤固定部800を設けており、上部の遊技盤固定部800は、遊技盤受部801が作動レバー部802の下側になる向きで本体104に取り付け、下部の遊技盤固定部800は、遊技盤受部801が作動レバー部802の上側になる向きで、本体104に取り付けている。
遊技盤受部801と作動レバー部802との間の開口は、上部の遊技盤固定部800については遊技盤200の上端に向いており、また下部の遊技盤固定部800については遊技盤200の下端に向いており、この開口に遊技盤200の上端および下端が挿入されて遊技盤200が本体104に収容される動きに伴い、遊技盤受部801および作動レバー部802は本体104側を軸に回動し、上部の遊技盤固定部800の開口は下を向き、下部の遊技盤固定部800の開口は上を向き、これによって上部の遊技盤固定部800と下部の遊技盤固定部800とで遊技盤200を上下から挟んで固定する。
本実施例においては、支持部104dおよび突出部104cは案内部であり、支持部104dと突出部104cとの間に嵌る遊技盤200の一端は被案内部である。また、遊技盤固定部800は案内部であり、遊技盤固定部800に嵌る遊技盤200の他端は被案内部である。
<<第7の実施例>>
図24は、本発明に係るコネクタ接続の構成の第7の実施例を示す斜視図であり、パチンコ機100の遊技盤200を開いた状態を示す図である。
また、図25は、図24のパチンコ機100の遊技盤200を閉じた状態の正面図である。
この第7の実施例では、第一の部品である本体104に設けた第一のコネクタ104a5と第二の部品である遊技盤200に設けた第二のコネクタ200a5とを接続する構成を示す。
本体104は、遊技盤200の一端を回転支持する支持部104dと、遊技盤200を収容する収容部104eを有する。支持部104dは挿入された遊技盤200の一端を外れないように押さえる突出部104cを有しており、この支持部104dに一端を挿入した遊技盤200は、その一端を軸に回転して開閉可能としている。遊技盤200を閉じると、その遊技盤200は本体104の収容部104eに収容される。
この遊技盤200を閉じる動作によって第一のコネクタ104a5と第二のコネクタ200a5とが押し付けられて接続する。遊技盤200を開くと、第一のコネクタ104a5と第二のコネクタ200a5との接続は解除される。
また、この図24および図25の例では、図22および図23の例と異なり、遊技盤固定部800を設けていない。
本実施例においては、支持部104dおよび突出部104cは案内部であり、支持部104dと突出部104cとの間に嵌る遊技盤200の一端は被案内部である。また、遊技盤200が収容される収容部104eの内壁は案内部の場合があり、遊技盤200の外壁は被案内部の場合がある。
<<第8の実施例>>
図26は、本発明に係るコネクタ接続の構成の第8の実施例を示す図であり、パチンコ機100の正面図である。
本実施例では前面枠扉106の上部の左右両側にスピーカ120を設けている。スピーカ120は例えば高音スピーカである。
前面枠扉106の下皿128よりも下側では、外枠102が見えており、この外枠102の下側部分には、例えば低音スピーカ(不図示)を収納したスピーカボックス123を設けている。
図27は、図26に示したパチンコ機100を示す図であり、(a)はパチンコ機100における、前面枠扉106を開いて遊技盤200を取り外した状態の本体104を示す斜視図であり、(b)は遊技盤200の背面図である。
図28は、図26に示したパチンコ機100を示す図であり、本体104に遊技盤200を取り付けた状態を示す斜視図である。
本体104は、遊技盤200の一端を回転支持する支持部104dと、遊技盤200を収容する収容部104eを有する。支持部104dは挿入された遊技盤200の一端を外れないように押さえる突出部104cを有しており、この支持部104dに一端を挿入した遊技盤200は、その一端を軸に回転して開閉可能としている。遊技盤200を閉じると、その遊技盤200は本体104の収容部104eに収容される。
この遊技盤200を閉じる動作によって、本体104側のコネクタ707aと遊技盤200側のコネクタ706aとが押し付けられて接続し、本体104側のコネクタ707bと遊技盤200側のコネクタ706bとが押し付けられて接続し、本体104側のコネクタ707cと遊技盤200側のコネクタ706cとが押し付けられて接続する。遊技盤200を開くと、コネクタ707aとコネクタ706aとの接続、コネクタ707bとコネクタ706bとの接続、およびコネクタ707cとコネクタ706cとの接続は解除される。
遊技盤200を閉じると、本体104に取り付けてある遊技盤固定部800によって、遊技盤200は本体104に固定される。なお、図27(a)においては、作動レバー部802の面が遊技者側に向いた状態を図示している。
なお、フローティングコネクタとは、位置を固定されたコネクタと、この位置を固定されたコネクタと相対する接続面に可動域を有するコネクタとの組み合わせを呼ぶ場合があるが、ここでは、可動域を有するコネクタをフローティングコネクタと呼ぶ場合がある。
本実施例では、例えば遊技盤200側のコネクタ706a、706bおよび706cを固定されたコネクタにし、本体104側のコネクタ707a、707bおよび707cをフローティングコネクタにする場合がある。この場合、フローティングコネクタの可動域によりコネクタを接続しにくい場合がある。そこで、本実施例では、詳しくは後述する案内部および被案内部によって安定したコネクタ接続を可能とする場合がある。
なお、本実施例では、第一の部品(遊技盤200)に主基坂156、第1の副基板160および第2の副基板16を設けている。また、第二の部品(本体104)に払出制御基板170、発射基板174および電源基板182を設けている。各コネクタは、これらの基板どうしの接続を行う場合があり、コネクタ接続が正常に行われていない場合、これらの基板のうち複数の基板に跨る制御の動作が正常に行われているか否かで、コネクタ接続の不具合か基板の不具合かを切り分けることができ、また、コネクタ接続の不具合であれば、案内部の異常であることを推測することもできる場合がある。
例えば、液晶表示に不具合があった場合でも、打出や払出が行われている場合はコネクタの電気的接続が異常であり、案内部が壊れてしまっている可能性がある。一方で、同様の状況でも打出や払出もされない場合には、電源基板に不具合が発生している可能性がある。
図29は、第8の実施例において、パチンコ機100の外枠102から本体104を開いた状態を示す斜視図である。
図30は、図29のパチンコ機100において、コネクタ近傍を拡大して示す斜視図であり、(a)は本体104側のコネクタ近傍を示す図であり、(b)は外枠102側のコネクタ近傍を示す図である。
図31は、図29のパチンコ機100において、コネクタ近傍を拡大して示す斜視図であり、(a)は外枠102側のコネクタに本体104側のコネクタが接続される様子を示す図であり、(b)は外枠102側のコネクタに本体104側のコネクタを接続した状態を示す図である。
外枠102側のコネクタ850の両側には、コネクタ接続がスムーズに行われるための位置決め用の突出部851を設けており、これに対向した本体104側のコネクタ860の両側には、突出部851に対応する孔861を設けている。
さらに、本体104には位置決め部材852を設け、これに対向した外枠102には、位置決め部材862が上部を滑って収納される板金部材852を設けている。本実施例では、板金部材852が案内部であり、位置決め部材862が被案内部である。本実施例では、さらに、コネクタ接続の際に本体104の底部を案内する案内部として、コネクタ850の下に案内部852aを設けている。
本体104を外枠102に対して閉じると、コネクタ850とコネクタ860とが接続される。このとき、孔861に突出部851が嵌るとともに板金部材852上を位置決め部材862が滑って収納されることによって、コネクタ同士の位置決めがされる。
なお、この例では突出部851は孔861から突出するように構成しているが、この孔861から突出した部分を、さらに他の部材(例えば遊技盤200)の位置決めとして利用してもよい。
開閉動作の際に動かない方の外枠102側のコネクタ850をフローティングコネクタにしてもよい場合があり、開閉動作の際に動く方の本体104側のコネクタ860をフローティングコネクタにしてもよい場合がある。
ここで、開閉動作する本体104に、動かないコネクタ(固定のコネクタ)を配置し、動作しない外枠102に、動くコネクタ(フローティングコネクタ)を配置する場合があり、これは、遊技領域が広くなっていくことに伴い遊技盤が大きくなっているため、コネクタ用の基板を設置する余裕があることによる。
なお、高音スピーカ120は前面枠扉106に収納されているが、低音スピーカ(不図示)は外枠102に設けられたスピーカボックス123に収納されている。従って、高音スピーカ120と低音スピーカ(スピーカボックス123に収納)では電源供給するコネクタが異なる。本実施例の場合、低音スピーカはコネクタ850、860を介して電源供給されている。このため、コネクタ850、860の電気的接続に異常がある場合は、低音スピーカから音が出力されなくなる、もしくはされにくくなる。これより、低音スピーカの出力の異常から、コネクタ850、860の電気的接続不良、しいては案内部である板金部材852や案内部852aに不具合があることがわかるので、メンテナンス性を向上させることができる場合がある。
図32は、図29のパチンコ機100において、本体104のコネクタ860近傍を拡大して示す図であり、(a)は側面図であり、(b)は正面図である。
位置決め部材862の底面は本体104の底面と面一に構成しており、位置決め部材862の底面は先端の方が高い斜面としており、これにより、斜面を広くすることができ、本体104をスムーズに外枠102に取り付けることができる場合がある。
図33は、図29のパチンコ機100における外枠102を示す図であり、(a)は外枠102を上方から見た平面図であり、(b)は(a)においてコネクタ850近傍が見えるように切り欠いて示す図である。
図34は、図29のパチンコ機100における外枠102を示す図であり、(a)は外枠102を右横から見た側図であり、(b)は(a)においてコネクタ850近傍が見えるように切り欠いて示す図である。
図33および図34を参照して分かるように、本実施例では、コネクタ850を覆うように、突出部851を突出させている。
図35は、図29のパチンコ機100の外枠102に対して本体104を閉じていく状態を、本体104の側から見た斜視図である。
図36(a)、(b)、(c)は、図29のパチンコ機100の外枠102に対して本体104を閉じていく状態を順に示す図であって、コネクタ近傍を拡大し、本体104の側から見た斜視図である。
図37は、図29のパチンコ機100の外枠102に対して本体104を閉じていく状態を、外枠102の側から見た斜視図である。
図38(a)、(b)、(c)は、図29のパチンコ機100の外枠102に対して本体104を閉じていく状態を順に示す図であって、コネクタ近傍を拡大し、外枠102の側から見た斜視図である。
パチンコ機100の外枠102に対して本体104を閉じていくと、まず、位置決め部材862と板金部材852とが接触する(図36(a)の符号I参照)。次に、支持部104dに近い側の突出部851と対応する孔861とが接触する(図36(a)の符号II参照)。次に、支持部104dから遠い側の突出部851と対応する孔861とが接触する(図36(a)の符号III参照)。次に、本体104の底部と案内部852aとが接触する(図36(a)の符号IV参照)。最後にコネクタ860とコネクタ850とが接触して、コネクタ860とコネクタ850との接続が完了する。
図39は、図27に示した遊技盤200を本体104に収容する様子を示す図であって、(a)は遊技盤200の一端を、遊技盤200を回転支持する本体104の支持部104dに取り付け、遊技盤200を開いた状態を示す図であり、(b)は遊技盤200を閉じ、遊技盤200を本体104の収容部104eに収容した状態を示す図である。
図40は、図39に示した支持部104dの近傍を示す斜視図である。
本体104は、遊技盤200の一端を回転支持する支持部104dと、遊技盤200を収容する収容部104eを有する。支持部104dは挿入された遊技盤200の一端を外れないように押さえる突出部104cを有しており、この支持部104dに一端を挿入した遊技盤200は、その一端を軸に回転して開閉可能としている。遊技盤200を閉じると、その遊技盤200は本体104の収容部104eに収容される。
この遊技盤200を閉じる動作によって、本体104側のコネクタ707aと遊技盤200側のコネクタ706aとが押し付けられて接続し、本体104側のコネクタ707bと遊技盤200側のコネクタ706bとが押し付けられて接続し、本体104側のコネクタ707cと遊技盤200側のコネクタ706cとが押し付けられて接続する。遊技盤200を開くと、コネクタ707aとコネクタ706aとの接続、コネクタ707bとコネクタ706bとの接続、およびコネクタ707cとコネクタ706cとの接続は解除される。
図41は、本体104側のコネクタと遊技盤200側のコネクタの詳細を示す斜視図であり、(a)は遊技盤200側のコネクタの周辺構成を分解した状態を示す図であり、(b)は遊技盤200側のコネクタの周辺構成を組み立てた状態を示す図である。また、図42(a)は図41(a)の背面斜視図であり、図42(b)は図41(b)の背面斜視図である。
コネクタ706aは、当接面706asを基板705に当接させて例えば半田によって接続して実装する。コネクタ706bは、当接面706bsを基板704に当接させて例えば半田によって接続して実装する。コネクタ706cは、当接面706csを基板704に当接させて例えば半田によって接続して実装する。
互いに接続されるコネクタ706aとコネクタ707aとはフローティングコネクタであってもよいし、そうでなくてもよい。本実施例では、フローティングコネクタとする。コネクタ707aは、本体104に取り付けられた状態において、接続相手のコネクタ706aとの接続面と少なくとも平行な面内で、接続位置のずれを吸収可能なようにフローティング(移動可能)としている。
互いに接続されるコネクタ706bとコネクタ707bとはフローティングコネクタであってもよいし、そうでなくてもよい。本実施例では、フローティングコネクタとする。コネクタ707bは、本体104に取り付けられた状態において、接続相手のコネクタ706bとの接続面と少なくとも平行な面内で、接続位置のずれを吸収可能なようにフローティング(移動可能)としている。
互いに接続されるコネクタ706cとコネクタ707cとはフローティングコネクタであってもよいし、そうでなくてもよい。本実施例では、フローティングコネクタとする。コネクタ707cは、本体104に取り付けられた状態において、接続相手のコネクタ706cとの接続面と少なくとも平行な面内で、接続位置のずれを吸収可能なようにフローティング(移動可能)としている。
コネクタ707a、コネクタ707bおよびコネクタ707cは、そのフローティング機構の故にフローティングではないコネクタと比べて破損しやすい場合がある。また、コネクタ706a、コネクタ706bおよびコネクタ706cの端子部分は電極が例えば同であるのに対して、その周辺を例えば黒色にしておけば、その周辺色の変色で、破損の進行を視認可能な場合がある。
コネクタ706aを実装した基板705、並びにコネクタ706bおよびコネクタ706cを実装した基板704は、ドロワベース708に固定され、その後、遊技盤200に取り付けられる。
コネクタ706a、コネクタ706bおよびコネクタ706cは、フローティングではないので、破損しにくい。また、コネクタ706a、コネクタ706bおよびコネクタ706cは、一般にハウジングと呼ばれ、金属製の枠に覆われているので、破損しにくい。
コネクタ707aは、当接面707asを本体104に当接させて例えば半田によって接続して実装する。コネクタ707bは、当接面707bsを本体104に当接させて例えば半田によって接続して実装する。コネクタ707cは、当接面707csを本体104に当接させて例えば半田によって接続して実装する。このとき、コネクタ707aは図示しないコネクタ接続部によって、その高さを高くしている。
以上のように構成することによって、コネクタ707aを最も破損しやすい構成とすることができ、コネクタの検査時にはすべてのコネクタを検査せずとも、コネクタ707aを検査すればよい場合がある。
また、複数のコネクタにおいては、そのすべての中で最も破損しやすいもののみを検査するようにしてもよいし、複数のコネクタの中のいくつかだけを対象にしてそのいくつかの中で最も破損しやすいものの検査により、他のコネクタの破損状態を知ることができる場合がある。
また、コネクタは、その長辺が長い方が接続時の衝撃が分散して破損しにくいが、意図的に破損しやすいように長辺が短いコネクタを用意し、その破損を確認することによって、他のコネクタの破損状態を知り得るように構成することができるが、この場合、長辺が短いコネクタは安価であることから、安価な構成で他のコネクタの破損状態を知り得る場合がある。
図43は、本体104に取り付ける遊技盤固定具800の詳細を示す図であり、(a)は遊技盤固定具800の開口を下に向けた状態を示す斜視図であり、(b)は遊技盤固定具800の作動レバー部802の面側から見た正面図である。
図44は、図43に示した遊技盤固定具800の分解斜視図である。
遊技盤固定具800は、遊技盤受部801を成す2枚の板部材801aおよび801bと、作動レバー部802と、弾性部材803と、基台804と、
係止爪805cを有する係止部材805と、を有して構成される。
基台804は、平板部材の両脇を図中手前側に屈曲させて、中央を背板804aとし、両脇を脇部804bとしている。背板804aは本体104に固定する。
作動レバー部802の両側には板部材801aおよび板部材801bを配置し、軸807を、板部材801bの貫通孔801ba、作動レバー部802の802a、板部材801aの貫通孔801aaの順で貫通し、作動レバー部802と板部材801aおよび板部材801bとがずれないように固定する。
軸806は、基台804の貫通孔804d、板部材801bの貫通孔801bb、作動レバー部802の802b、板部材801aの貫通孔801ab、基台804の貫通孔804fの順に貫通し、一体化した板部材801b、作動レバー部802および板部材801aが、基台804に対して回動可能になるように軸支する。
軸808は、板部材801bの貫通孔801bc、板部材801aの貫通孔801ac、の順で貫通する。
軸809は、基台804の貫通孔804c、係止部805の貫通孔805b、基台804の貫通孔804eの順で貫通し、係止部805が、基台804に対して回動可能になるように軸支する。係止部805は上部に操作部805aを有する。
弾性部材803は、本例では板ばねであり、所定形状に湾曲させたほぼ中央部を、基台804の背板804aに固定する。弾性部材803の下側は背板804aに当接する。係止部805は、平板部材の両脇を図中下側に屈曲させ、その上面に対してその下側から、弾性部材803の上側が当接する。
基台804は、軸808が入り込む凹部804g、804hを有する。また、係止部805の係止爪805cは、詳しくは後述するように、軸808を係止する。
図45は、遊技盤200を本体104に収容し、遊技盤固定具800によって固定する動作を説明する図であって、(a)は、遊技盤固定具800の開口に遊技盤200が挿入された状態を示す側面図であり、(a)’は、(a)の状態における、図43(b)のF−F位置での側断面図であり、(b)は、(a)に続く状態であって遊技盤200の収容が進んだ状態を示す側面図であり、(b)’は、(b)の状態における、図43(b)のF−F位置での側断面図であり、(c)は、(b)に続く状態であって遊技盤200の収容が完了した状態を示す側面図であり、(c)’は、(c)の状態における、図43(b)のF−F位置での側断面図である。
なお、図45において、本体104の図示を省略しているが、図中右側にある本体104に遊技盤固定具800が取り付けられている。
遊技盤200の本体104への収容時には、遊技盤固定具800の開口すなわち遊技盤受部801と作動レバー部802との間の開口に遊技盤200が挿入され、この遊技盤200が遊技盤受部801を本体104側に押す。
図45(a)、(a)’に示すように、遊技盤200を収容していないときには、弾性部材803に付勢されて、係止部805は、その操作部805aが背板804aとほぼ垂直な位置にある。
図45(b)、(b)’に示すように、遊技盤200を収容しようと遊技盤200で遊技盤受部801を押すと、軸808が係止爪805cを押し、弾性部材803の弾性力に反して、操作部805aの先端が下がるように係止部805を回動させる。
図45(c)、(c)’に示すように、さらに遊技盤200を押し込むと、係止爪805cのくぼみに軸808が嵌り、弾性部材803の弾性力によって、操作部805aの先端が上がるように係止部805を回動させ、図45(a)、(a)’と同じ位置に位置する。このとき軸808は係止爪805cに係止され、これによって遊技盤受部801および作動レバー部802が固定され、遊技盤受部801と作動レバー部802との間の開口に挿入された遊技盤200が固定される。
遊技盤200の固定を解除する際には、図45(c)、(c)’に示す状態において、操作部805aの先端を押し下げる。この操作により、係止爪805cが軸808から外れ、遊技盤受部801および作動レバー部802は自由に動き、遊技盤200を遊技者側に引き出すことが可能になる。
<スロットマシンへの適用>
本発明に係る遊技台は、「複数種類の図柄が施され、回転駆動される複数のリールと、リールの回転を指示するためのスタートレバーと、各々のリールに対応して設けられ、リールの回転を個別に停止させるための停止ボタンと、複数種類の役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段(入賞役内部抽選)と、抽選手段の抽選結果に基づいてリールの回転の停止に関する停止制御を行うリール停止制御手段(リール停止制御処理)と、抽選手段の抽選結果に基づいて停止されたリールによって表示される図柄組合せが、内部当選した役に対応して予め定めた図柄組合せであるか否かの判定をする判定手段(入賞判定処理)と、図柄の停止態様が所定の入賞態様である場合、所定の入賞態様に対応する遊技媒体を払出す遊技媒体払出処理を行う払出制御手段(メダル払出処理)と、に加え、抽選手段の抽選結果に基づいて演出を実行する演出手段を備え、この演出手段が、所定の遊技領域に球を発射する発射装置と、発射装置から発射された球を入球可能に構成された入賞口と、入賞口に入球した球を検知する検知手段と、検知手段が球を検知した場合に球を払出す払出手段と、所定の図柄(識別情報)を変動表示する可変表示装置と、可変表示装置を遮蔽する位置に移動可能なシャッタと、所定動作態様で動作する可動体と、を備え、入賞口に遊技球が入って入賞することを契機として、可変表示装置が図柄を変動させた後に停止表示させて、遊技を演出するような演出装置、であるスロットマシン」にも好適である。
<封入式遊技機への適用>
本発明に係る遊技台は、遊技機内に封入された遊技球を循環使用する封入式遊技機にも適用可能である。
<付記1>
なお、以上説明した本発明は、
1.
第一の部品(例えば遊技盤200、本体104)と、
第二の部品(例えば本体104、外枠102)と、
前記第一の部品に設けられた第一のコネクタと、
前記第二の部品に設けられた第二のコネクタと、
を備えた遊技台であって、
前記第一のコネクタと前記第二のコネクタとは電気的に接続可能に構成され、
前記第一のコネクタおよび前記第二のコネクタのうち少なくとも一方はフローティングコネクタであり、
前記第二の部品には、所定の受け部が設けられており、
前記受け部は、前記第一の部品からの第一の方向の力を受けることが可能であり、
前記第一のコネクタと前記第二のコネクタとは、前記第一の方向と異なる第二の方向に接続可能である
ことを特徴とする遊技台、としたので、
メンテナンス性を向上させることができる。
また、電気的な接続に異常がある場合、受け部を確認すればよいので、メンテナンス性が向上することができる場合がある。
また本発明は、
1.に記載の遊技台において、
前記所定の受け部は、前記第一の部品を前記第二の部品の所定位置まで案内する所定の案内部であり、
前記第一の部品の底面とは異なる面に、前記所定の案内部に案内される所定の被案内部が設けられる
ことを特徴とする遊技台、としたので、
電気的な接続に異常がある場合、案内部を確認すればよいので、メンテナンス性が向上することができる場合がある。
また本発明は、
2.に記載の遊技台において、
前記所定の案内部は、少なくとも第一の案内部と第二の案内部とを含み、
前記所定の被案内部は、
前記第一の案内部によって、該第一の案内部の所定位置まで案内される第一の被案内部と、
前記第二の案内部によって、該第二の案内部の所定位置まで案内される第二の被案内部と、
を少なくとも含む
ことを特徴とする遊技台、としたので、
案内部の1つに異常があった場合でも、正常な案内部に荷重が加わるため、フローティングコネクタに荷重がかかることを防ぐことができる場合がある。
また本発明は、
2.または3.のうちのいずれか1項に記載の遊技台において、
前記第一の部品は、遊技領域を備えた遊技盤であり、
前記第二の部品は、前記遊技盤を取付可能な本体であり、
前記第一の方向の力は、前記第一の部品の底面から前記所定の案内部へ与えられる重力であり、
前記第二の方向は水平方向であり、
前記第一のコネクタにおける前記第二のコネクタとの接続面の長手方向は、前記第一の部品の底面と平行である
ことを特徴とする遊技台、としたので、
電気的な接続に異常がある場合、案内部を確認すればよいので、メンテナンス性が向上することができる場合がある。
また本発明は、
4.に記載の遊技台において、
前記遊技盤は、第三のコネクタを備え、
前記本体は、第四のコネクタを備え、
前記第三のコネクタと第四のコネクタとは、電気的に接続可能に構成され、
前記第一のコネクタの所定の辺と前記第三のコネクタの所定の辺が向かい合うように配置される
ことを特徴とする遊技台、としたので、
案内部に異常がある場合に、コネクタへ加わる荷重を分散させることができる場合がある。また、コネクタの異常があった場合に、コネクタを見れば案内部の故障か、それ以外の故障かを見分けることができ、メンテナンス性を向上させることができる場合がある。
また本発明は、
4.または5.に記載の遊技台において、
前記第二のコネクタはフローティングコネクタであり、
前記第一のコネクタはフローティングコネクタを接続可能であって、前記本体に固定されたコネクタである
ことを特徴とする遊技台、としたので、
接続時に違和感があることで、コネクタに異常が発生する前に案内部の異常を発見することができ、メンテナンス性を向上させる。
また本発明において、
前記本体は、前記遊技盤の前記第一の端を支持(固定)する支持部を備える場合がある。
この場合、メンテナンス性を向上させることができる場合があり、また、押圧部が第一のコネクタと第二のコネクタの近くに配置されていることにより、遊技盤の取り付け時に第一のコネクタと第二のコネクタに過剰な力が加えられるのを防ぎ、第一のコネクタと第二のコネクタの故障を防ぐことができる場合がある。また、押圧部により遊技盤には本体から取りはずす方向に力が加えられているので、本体から取り外すときに第一のコネクタと第二のコネクタの解除を容易にし、メンテナンス性を向上させることができる場合がある。
ここで、前記第一の高さや、前記第二の高さについて、図面を参照して説明する。
図46は、コネクタ810が実装された基板811が部品812に取り付けられている場合であって、コネクタ810が対向するコネクタと接触する接触部の面が、部品812の段差面よりも、対向するコネクタに近い場合を説明する概略側面図である。
図47は、コネクタ810が実装された基板811が部品812に取り付けられている場合であって、コネクタ810が対向するコネクタと接触する接触部の面が、部品812の段差面よりも、対向するコネクタから遠い場合を説明する概略側面図である。
図46および47において、
接続部Aは、コネクタ810における、対向するコネクタと接触する接触部の面であり、
実装面Bは、基板811における、コネクタ810が実装された面であり、
実装面の裏面Cは、基板811における、コネクタ810が実装された面の裏面であり、
基板が固定されている面C’は、部品812における、基板811が固定されている面であり、
第一の面Dは、実装面の裏面Cとの段差がつけられた面であって、実装面の裏面Cから最も近い面であり、
第一の面Cと第二の面F以外の所定の面Eは、コネクタ810を中心にした左右両側のうち面Dおよび面Fと同じ側にあって、面Dと面Fとの間の高さの所定の面であり、
第二の面Fは、コネクタ810を中心にした左右両側のうち面Dおよび面Fと同じ側にあって、実装面の裏面Cから最も遠い面であり、
第三の面Gは、実装面の裏面Cとの段差がつけられた面であって、コネクタ810を中心にした左右両側のうち面Dと異なる側において、実装面の裏面Cから最も近い面であり、
また、この第三の面Gは、実装面の裏面Cとの段差がつけられた面であって、コネクタ810を中心にした左右両側のうち第四の面Iと同じ側において、面Iから最も遠い面であり、
第三の面Gと第四の面I以外の所定の面Hは、コネクタ810を中心にした左右両側のうち面Gおよび面Iと同じ側にあって、面Gと面Iとの間の高さの所定の面であり、
第四の面Iは、実装面の裏面Cとの段差がつけられた面であって、コネクタ810を中心にした左右両側のうち面Dと異なる側において、実装面の裏面Cから最も遠い面である。
前記第一の高さや、前記第二の高さとしては、上記各面において、
・面Aから面Bまでの高さでもよいし、
・面Aから面Cまでの高さでもよいし、
・面Aから面C’までの高さでもよいし、
・面Aから面Dまでの高さでもよいし、
・面Aから面Eまでの高さでもよいし、
・面Aから面Fまでの高さでもよいし、
・面Aから面Gまでの高さでもよいし、
・面Aから面Hまでの高さでもよいし、
・面Aから面Iまでの高さでもよい。
図48は、コネクタ810が実装された基板811が部品812に取り付けられている場合であって、コネクタ810が対向するコネクタと接触する接触部の面のうちの少なくとも一点が、部品812の段差面よりも、対向するコネクタから遠く、基板811と部品812の段差面とが所定の角度θを有する場合を説明する概略側面図である。
図49は、コネクタ810が実装された基板811が部品812に取り付けられている場合であって、コネクタ810が対向するコネクタと接触する接触部の面のうちの少なくとも一点が、部品812の段差面よりも、対向するコネクタに近く、基板811と部品812の段差面とが所定の角度θを有する場合を説明する概略側面図である。
図48および49において、
接続部Aは、コネクタ810における、対向するコネクタと接触する接触部の面であり、
また、点A’は、面Aのうち、対向するコネクタに最も近い点であり、
実装面Bは、基板811における、コネクタ810が実装された面であり、
実装面の裏面Cは、基板811における、コネクタ810が実装された面の裏面であり、
基板が固定されている面C’は、部品812における、基板811が固定されている面であり、
第一の面Dは、実装面の裏面Cと、段差を有さず、鈍角である所定の角度θを成す面であり、
第二の面Eは、実装面の裏面Cとの段差がつけられた面であって、実装面の裏面Cから最も近い面であり、
第二の面Eと第三の面G以外の所定の面Fは、コネクタ810を中心にした左右両側のうち面Eおよび面Gと同じ側にあって、面Eと面Gとの間の高さの所定の面であり、
第三の面Gは、実装面の裏面Cとの段差がつけられた面であって、コネクタ810を中心にした左右両側のうち面Eおよび面Gと同じ側において、実装面の裏面Cから最も遠い面であり、
第四の面Hは、実装面の裏面Cとの段差がつけられた面であって、コネクタ810を中心にした左右両側のうち面Dと異なる側において、実装面の裏面Cから最も近い面であり、
また、この第四の面Hは、実装面の裏面Cとの段差がつけられた面であって、コネクタ810を中心にした左右両側のうち第五の面Jと同じ側において、面Jから最も遠い面であり、
第四の面Hと第五の面J以外の所定の面Iは、コネクタ810を中心にした左右両側のうち面Hおよび面Jと同じ側にあって、面Hと面Jとの間の高さの所定の面であり、
第五の面Jは、実装面の裏面Cとの段差がつけられた面であって、実装面の裏面Cから最も遠い面である。
前記第一の高さや、前記第二の高さとしては、上記各面において、
・面Aから面Bまでの高さでもよいし、
・面Aから面Cまでの高さでもよいし、
・面Aから面C’までの高さでもよいし、
・点A’から面Dまでの高さでもよいし、
・点A’から面Eまでの高さでもよいし、
・点A’から面Fまでの高さでもよいし、
・点A’から面Gまでの高さでもよいし、
・点A’から面Hまでの高さでもよいし、
・点A’から面Iまでの高さでもよいし、
・点A’から面Jまでの高さでもよい。
この場合、コネクタが複数あることにより、第一のコネクタおよび第二のコネクタへ加わる力を分散させ、第一のコネクタと第二のコネクタの故障を防ぐことができる場合がある。
遊技盤の表面(例えば、遊技領域124が設けられた面)に第二のコネクタを配置してもよい。
また、遊技盤の表面(例えば、遊技領域124が設けられた面)に第三のコネクタを配置してもよい。
また、遊技盤の表面(例えば、遊技領域124が設けられた面)に第六のコネクタを配置してもよい。
遊技盤の裏面(例えば、遊技領域124が設けられた面の裏面、遊技盤における主基板や副基板が設けられている面)に第二のコネクタを配置してもよい。
また、遊技盤の裏面(例えば、遊技領域124が設けられた面の裏面、遊技盤における主基板や副基板が設けられている面)に第三のコネクタを配置してもよい。
また、遊技盤の裏面(例えば、遊技領域124が設けられた面の裏面、遊技盤における主基板や副基板が設けられている面)に第六のコネクタを配置してもよい。
(その他の構成)
その1 接続される2つの部品のうち、いずれか一方に制御基板が設けられている。
・第一の部品と第二の部品のどっちかにサブ制御基板が設けられている。
・設けられていないほうの部品は、コネクタによりサブ制御基板に接続されている。
・サブ制御基板が付いている部品の制御が行われていて、制御基板が付いていない部品の制御が行われていない場合は、コネクタによる電気的接続がされてない。その場合は、案内部材を確認すればよい。
・2つの部品とも制御が行われていない場合は制御基板自体が異常であると判断することができる。
この場合、出力(例えば、光や音、画像…)によって、不具合がある部位の判断を行うことができるので、メンテナンス性を向上させることができる場合がある。
その2 第三の方向に力が加わっている。
・案内部と対応する被案内部に斜面を設ける。
・被案内部が案内部に案内されているとき(フローティングコネクタ接続中)に、第三の方向の力がフローティングコネクタに加わる。
・フローティングコネクタが接続されたあとは、第一の方向の力が加わる。
この場合、コネクタを確認することで、案内部の故障部位を判断することができるので、メンテナンス性が向上することができる場合がある。
・サブ制御基板が壊れた場合
⇒支持部(104Cなど)から一番遠いコネクタはサブ制御基板に繋がる。
⇒支持部から一番遠いので、一番壊れやすい。
⇒液晶の表示がされなくなったり、可動物が動作できない(液晶が生きていたら、エラー表示がされることもある)などの現象が起きる。
・主制御基板のコネクタが壊れた場合
⇒主制御基板が未接続と判断された場合は、
・遊技情報が送られず図柄の変動ができない。
・払出および発射の一方ができない。または両方ができない。
・エラーを報知するエラー表示装置(少なくとも店員が視認可能な場所。遊技機内部に配置されていることが多い。遊技者が視認可能なところに配置しても良い)によってエラーが報知される。
⇒コマンドが送信できないと判断された場合は、
・該当するコマンドの装置(例えば、払出装置)のみを止めてもよく、未接続の場合と同様にすべてを止めても良い。
・サブ制御基板が生きていて主制御基板が壊れた場合(コネクタ破損や主基板自体の破損などで)
(1)液晶の電源はついている。
⇒(1)-1何も表示されていない。
(1)-2何か表示されている。
⇒・デモンストレーション演出が表示されている。始動入賞口へ入賞してもデモンストレーション演出が強制的に終了されない。
・(図柄変動中に主制御基板のコネクタの少なくとも一部が壊れた場合は)停止コマンドが送られず、装飾図柄が変動したままになる。
(2)ランプがついている。
(3)音が流れている。
・上記の4つ((1)-1、(1)-2、(2)、(3))のうち、少なくとも1つまたは全部が行われている状態になる。
デモンストレーション演出とは、例えば、図柄変動が停止している期間中に行われる演出である。単に図柄変動表示の模擬変動を行うもの(本来のデモの直訳)だけでなく、例えば、遊技台のタイトル表示を行う、所定のキャラクタ等を表示して遊技台の特徴説明を行う演出、これらの演出に伴うランプ演出、音声演出などが該当し、始動入賞口への入賞によって強制的に終了する。
⇒、上記のような異常が発生したときに遊技盤のコネクタを確認することで押さえ部が破損されているか否かを判断することができる場合がある。
⇒コネクタが破損しているときに押さえ部が破損していない場合は、別の原因(例えば、遊技盤の取り付け方が悪かった等)と判断することができる場合がある。
⇒遊技盤のコネクタが故障していない場合は、主制御基板やサブ制御基板自体の故障の可能性があると判断することができる場合がある。
(別の実施の形態)
以下、本発明の別の実施の形態について説明する。
<<第1の実施例>>
図50は、本発明に係るコネクタ接続の構成の第1の実施例を示す斜視図である。
また、図51(a)は、図50に示したコネクタ接続の構成を上方から見た平面図であり、図51(b)は、(a)に示したA−A断面図である。
この第1の実施例では、第一の部品である基板700に設けた第一のコネクタ700aと第二の部品である基板701に設けた第二のコネクタ701aとを接続する構成を示す。
第一のコネクタ700aは、その当接面700asにて基板700に接し、電気的に接続されて実装される。
第二のコネクタ701aと基板701との間には、コネクタ接続部701bを有する。第二のコネクタ701aは、その当接面701asにてコネクタ接続部701bに接し、第二のコネクタ701aは基板701に対し、コネクタ接続部701bを介し電気的に接続されて実装される。
この構成において、第一のコネクタ700aと第二のコネクタ701aとを比較すると、第一のコネクタ700aの基板700に対する突出具合よりも、第二のコネクタ701aの基板701に対する突出具合の方がより突出しており、破損機会にさらされ易く、第一のコネクタ700aよりも第二のコネクタ701aの方が破損可能性が高いことがわかる。
第一のコネクタ700aよりも第二のコネクタ701aの方が破損可能性が高いことから、第二のコネクタ701aを検査して正常であれば、第一のコネクタ700aも正常であり、第一のコネクタ700aをさらに検査する手間が不要となる場合がある。
<<第2の実施例>>
図52は、本発明に係るコネクタ接続の構成の第2の実施例を示す斜視図であり、パチンコ機100の遊技盤200を開いた状態を示す図である。
また、図53は、図52のパチンコ機100の遊技盤200を閉じた状態の正面図である。
また、図54は、図53のB−B断面図であり、(a)は遊技盤200を取り外した状態を示す図であり、(b)は遊技盤200の一端を、遊技盤200を回転支持する本体104の支持部104dに取り付け、遊技盤200を開いた状態を示す図であり、(c)は遊技盤200を閉じ、遊技盤200を本体104の収容部104eに収容した状態を示す図である。
この第2の実施例では、第一の部品である本体104に設けた第一のコネクタ104aと第二の部品である遊技盤200に設けた第二のコネクタ200aとを接続する構成を示す。
第一のコネクタ104aは、その当接面104asにて本体104に接し、電気的に接続されて実装される。
第二のコネクタ200aと遊技盤200との間には、コネクタ接続部200bを有する。第二のコネクタ200aは、その当接面200asにてコネクタ接続部200bに接し、第二のコネクタ200aは遊技盤200に対し、コネクタ接続部200bを介し電気的に接続されて実装される。
本体104は、遊技盤200の一端を回転支持する支持部104dと、遊技盤200を収容する収容部104eを有する。支持部104dは挿入された遊技盤200の一端を外れないように押さえる突出部104cを有しており、この支持部104dに一端を挿入した遊技盤200は、その一端を軸に回転して開閉可能としている。遊技盤200を閉じると、その遊技盤200は本体104の収容部104eに収容される。
この遊技盤200を閉じる動作によって第一のコネクタ104aと第二のコネクタ200aとが押し付けられて接続する。遊技盤200を開くと、第一のコネクタ104aと第二のコネクタ200aとの接続は解除される。
この構成において、第一のコネクタ104aと第二のコネクタ200aとを比較すると、第一のコネクタ104aの本体104に対する突出具合よりも、第二のコネクタ200aの遊技盤200に対する突出具合の方がより突出しており、破損機会にさらされ易く、第一のコネクタ104aよりも第二のコネクタ200aの方が破損可能性が高いことがわかる。
第一のコネクタ104aよりも第二のコネクタ200aの方が破損可能性が高いことから、第二のコネクタ200aを検査して正常であれば、第一のコネクタ104aも正常であり、第一のコネクタ104aをさらに検査する手間が不要となる場合がある。
<<第3の実施例>>
図55は、本発明に係るコネクタ接続の構成の第3の実施例を示す図であって、図54の断面図に相当する図であり、(a)は遊技盤200の一端を、遊技盤200を回転支持する本体104の支持部104dに取り付け、遊技盤200を開いた状態を示す図であり、(b)は遊技盤200を閉じ、遊技盤200を本体104の収容部104eに収容した状態を示す図である。
図56は、図55のコネクタ部分を拡大して示す図である。
この第3の実施例では、第一の部品である遊技盤200に設けた第一のコネクタ200a2と第二の部品である本体104に設けた第二のコネクタ104a2とを接続するとともに、第一の部品である遊技盤200に設けた第三のコネクタ200a1と第二の部品である本体104に設けた第四のコネクタ104a1とを接続する構成を示す。
第一のコネクタ200a2は、その当接面200a2sにて遊技盤200に接し、電気的に接続されて実装される。
第二のコネクタ104a2と本体104との間には、コネクタ接続部104b2を有する。第二のコネクタ104a2は、その当接面104a2sにてコネクタ接続部104b2に接し、第二のコネクタ104a2は本体104に対し、コネクタ接続部104b2を介し電気的に接続されて実装される。
第三のコネクタ200a1と遊技盤200との間には、コネクタ接続部200b1を有する。第三のコネクタ200a1は、その当接面200a1sにてコネクタ接続部200b1に接し、第三のコネクタ200a1は遊技盤200に対し、コネクタ接続部200b1を介し電気的に接続されて実装される。
第四のコネクタ104a1は、その当接面104a1sにて本体104に接し、電気的に接続されて実装される。
本体104は、遊技盤200の一端を回転支持する支持部104dと、遊技盤200を収容する収容部104eを有する。支持部104dは挿入された遊技盤200の一端を外れないように押さえる突出部104cを有しており、この支持部104dに一端を挿入した遊技盤200は、その一端を軸に回転して開閉可能としている。遊技盤200を閉じると、その遊技盤200は本体104の収容部104eに収容される。
この遊技盤200を閉じる動作によって第一のコネクタ200a2と第二のコネクタ104a2とが押し付けられて接続するとともに第三のコネクタ200a1と第四のコネクタ104a1とが押し付けられて接続する。遊技盤200を開くと、第一のコネクタ200a2と第二のコネクタ104a2との接続、および第三のコネクタ200a1と第四のコネクタ104a1との接続は解除される。
ここで、支持部104dから各コネクタまでの距離を考えると、支持部104dから第一のコネクタ200a2および第二のコネクタ104a2までの距離L1(図55(b)参照)は、支持部104dから第三のコネクタ200a1および第四のコネクタ104a1までの距離L2(図55(b)参照)よりも短い。この場合、遊技盤200を閉じたときに、最初に接触するのは第一のコネクタ200a2と第二のコネクタ104a2とであり、次に接触するのが第三のコネクタ200a1と第四のコネクタ104a1とである。最初に接触する場合、遊技盤200と本体104とのぐらつきも大きく、閉じる勢い等もあり、破損可能性が高い。これに対して、第三のコネクタ200a1と第四のコネクタ104a1とは、第一のコネクタ200a2と第二のコネクタ104a2との接触、接続が進み、遊技盤200と本体104とのぐらつきや閉じる勢い等が抑えられた状態で接触するため、第三のコネクタ200a1および第四のコネクタ104a1は、第一のコネクタ200a2および第二のコネクタ104a2よりも破損可能性が低い。
なお、支持部104dから第一のコネクタ200a2および第二のコネクタ104a2までの距離を、支持部104dから第三のコネクタ200a1と第四のコネクタ104a1までの距離よりも長い構成であってもよく、この場合、第三のコネクタ200a1および第四のコネクタ104a1は、第一のコネクタ200a2および第二のコネクタ104a2よりも破損可能性が高い。
また、第一の部品である遊技盤200の所定の面を、第一のコネクタ200a2の当接面200a2sと平行であり、第一のコネクタ200a2と逆側で当接面200a2sから最も遠い面としたとき、この所定の面から、第一のコネクタ200a2における第二のコネクタ104a2と接触する接触部(遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する箇所でもよいし、遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する電極箇所でもよい。)まで、の高さをH1(図56参照)とし、
また、第二の部品である本体104の所定の面を、第二のコネクタ104a2の当接面104a2sと平行であり、第二のコネクタ104a2と逆側で当接面104a2sから最も遠い面としたとき、この所定の面から、コネクタ接続部104b2を介し第二のコネクタ104a2における第一のコネクタ200a2と接触する接触部(遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する箇所でもよいし、遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する電極箇所でもよい。)まで、の高さをH2(図56参照)とし、
また、第一の部品である遊技盤200の所定の面を、第三のコネクタ200a1の当接面200a1sと平行であり、第三のコネクタ200a1と逆側で当接面200a1sから最も遠い面としたとき、この所定の面から、コネクタ接続部200b1を介し第三のコネクタ200a1における第四のコネクタ104a1と接触する接触部(遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する箇所でもよいし、遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する電極箇所でもよい。)まで、の高さをH3(図56参照)とし、
また、第二の部品である本体104の所定の面を、第四のコネクタ104a1の当接面104a1sと平行であり、第四のコネクタ104a1と逆側で当接面104a1sから最も遠い面としたとき、この所定の面から、第四のコネクタ104a1における第三のコネクタ200a1と接触する接触部(遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する箇所でもよいし、遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する電極箇所でもよい。)まで、の高さをH4(図56参照)とすると、
支持部104dから各コネクタまでの距離が同じであれば、この高さが高いコネクタの方が、破損可能性が高い。
したがって、この例では、第一のコネクタ200a2と第二のコネクタ104a2とでは、第二のコネクタ104a2の方が突出し、高さが高いので、第二のコネクタ104a2が最も破損可能性が高いことがわかる。
このことから、第二のコネクタ104a2を検査して正常であれば、第一のコネクタ200a2、第三のコネクタ200a1および第四のコネクタ104a1も正常であり、これらをさらに検査する手間が不要となる場合がある。
なお、第一の部品(例えば遊技盤200)に設けたコネクタの高さの基準となる第一の部品の所定面としては、この第一の部品と第二の部品(例えば本体104)とを組み付けて対応するコネクタ同士を接続したときに、この第一の部品が第二の部品と当接する面としてもよい。第一の部品に設けたコネクタのうち、この所定面を基準として、より第二の部品側に突出しているコネクタほど破損可能性が高い。
同様に、第二の部品(例えば本体104)に設けたコネクタの高さの基準となる第二の部品の所定面としては、この第二の部品と第一の部品(例えば遊技盤200)とを組み付けて対応するコネクタ同士を接続したときに、この第二の部品が第一の部品と当接する面としてもよい。第二の部品に設けたコネクタのうち、この所定面を基準として、より第一の部品側に突出しているコネクタほど破損可能性が高い。
<<第4の実施例>>
図57は、本発明に係るコネクタ接続の構成の第4の実施例を示す斜視図であり、パチンコ機100の遊技盤200を開いた状態を示す図である。
また、図58は、図57のパチンコ機100の遊技盤200を閉じた状態の正面図である。
また、図59は、図58のC−C断面図であり、(a)は遊技盤200の一端を、遊技盤200を回転支持する本体104の支持部104dに取り付け、遊技盤200を開いた状態を示す図であり、(b)は遊技盤200を閉じ、遊技盤200を本体104の収容部104eに収容した状態を示す図である。
また、図60(a)は、図57のパチンコ機100の遊技盤200を外した本体104の正面図であり、図60(b)は、図57のパチンコ機100の本体104から外した遊技盤200の背面図であり、図60(c)は、(b)に示した一転鎖線の円Dで囲った箇所を拡大して示す図である。
この第3の実施例では、第一の部品である本体104に設けた第一のコネクタ104a3と第二の部品である遊技盤200に設けた第二のコネクタ200a3とを接続するとともに、第一の部品である本体104に設けた第三のコネクタ104a4と第二の部品である遊技盤200に設けた第四のコネクタ200a4とを接続する構成を示す。
第一のコネクタ104a3は、その当接面104a3sにて本体104に接し、電気的に接続されて実装される。
第二のコネクタ200a3と遊技盤200との間には、コネクタ接続部200b3を有する。第二のコネクタ200a3は、その当接面200a3sにてコネクタ接続部200b3に接し、第二のコネクタ200a3は遊技盤200に対し、コネクタ接続部200b3を介し電気的に接続されて実装される。
第三のコネクタ104a4と本体104との間には、コネクタ接続部104b4を有する。第三のコネクタ104a4は、その当接面104a4sにてコネクタ接続部104b4に接し、第三のコネクタ104a4は本体104に対し、コネクタ接続部104b4を介し電気的に接続されて実装される。
第四のコネクタ200a4は、その当接面200a4sにて遊技盤200に接し、電気的に接続されて実装される。
本体104は、遊技盤200の一端を回転支持する支持部104dと、遊技盤200を収容する収容部104eを有する。支持部104dは挿入された遊技盤200の一端を外れないように押さえる突出部104cを有しており、この支持部104dに一端を挿入した遊技盤200は、その一端を軸に回転して開閉可能としている。遊技盤200を閉じると、その遊技盤200は本体104の収容部104eに収容される。
この遊技盤200を閉じる動作によって第一のコネクタ104a3と第二のコネクタ200a3とが押し付けられて接続するとともに第三のコネクタ104a4と第四のコネクタ200a4とが押し付けられて接続する。遊技盤200を開くと、第一のコネクタ104a3と第二のコネクタ200a3との接続、および第三のコネクタ104a4と第四のコネクタ200a4との接続は解除される。
ここで、図60(b)および(c)を参照すると、第二のコネクタ200a3の接続面における長辺の長さ(接続相手のコネクタと同時に接触する辺の長さ)L4は、第四のコネクタ200a4の接続面における長辺の長さL3よりも短い。接続面の長辺の長さすなわち接続相手のコネクタと同時に接触する辺の長さが長いと、コネクタ同士を接続する際の接触、衝突の衝撃が分散され、破損しにくくなる場合がある。
したがって、この例では、第二のコネクタ200a3の接続面における長辺の長さは、第四のコネクタ200a4の接続面における長辺の長さよりも短く、第一のコネクタ104a3と第二のコネクタ200a3とでは接続面の長辺の長さは同じであり、また第一のコネクタ104a3と第二のコネクタ200a3とでは、第二のコネクタ200a3の方が突出し、高さが高いので、第二のコネクタ200a3が最も破損可能性が高いことがわかる。また、支持部104dから各コネクタまでの距離を考慮しても、支持部104dから第一のコネクタ104a3および第二のコネクタ200a3までの距離は、支持部104dから第三のコネクタ104a4と第四のコネクタ200a4までの距離よりも短いので、このことからも第二のコネクタ200a3が最も破損可能性が高いことがわかる。
このことから、第二のコネクタ200a3を検査して正常であれば、第一のコネクタ104a3、第三のコネクタ104a4および第四のコネクタ200a4も正常であり、これらをさらに検査する手間が不要となる場合がある。
<<第5の実施例>>
図61は、本発明に係るコネクタ接続の構成の第5の実施例を示す斜視図であり、パチンコ機100の遊技盤200を開いた状態を示す図である。
また、図62は、図61のパチンコ機100の遊技盤200を閉じた状態の正面図である。
また、図63は、図62のE−E断面図であり、(a)は遊技盤200の一端を、遊技盤200を回転支持する本体104の支持部104dに取り付け、遊技盤200を開いた状態を示す図であり、(b)は遊技盤200を閉じ初め、遊技盤200のコネクタと本体104のコネクタとが接した状態を示す図であり、(c)は遊技盤200を閉じ、遊技盤200を本体104の収容部104eに収容した状態を示す図である。
この第5の実施例では、第一の部品である本体104に設けた第一のコネクタ104a5と第二の部品である遊技盤200に設けた第二のコネクタ200a5とを接続する構成を示す。
第一のコネクタ104a5は、その当接面104a5sにて本体104に接し、電気的に接続されて実装される。
第二のコネクタ200a5は、その当接面200a5sにて遊技盤200に接し、電気的に接続されて実装される。
本体104は、遊技盤200の一端を回転支持する支持部104dと、遊技盤200を収容する収容部104eを有する。支持部104dは挿入された遊技盤200の一端を外れないように押さえる突出部104cを有しており、この支持部104dに一端を挿入した遊技盤200は、その一端を軸に回転して開閉可能としている。遊技盤200を閉じると、その遊技盤200は本体104の収容部104eに収容される。
この遊技盤200を閉じる動作によって第一のコネクタ104a5と第二のコネクタ200a5とが押し付けられて接続する。遊技盤200を開くと、第一のコネクタ104a5と第二のコネクタ200a5との接続は解除される。
また、図61および図62に示すように、この実施例では、本体104に遊技盤200を収容したときに、遊技盤200を固定する遊技盤固定部800を本体104に設けている。
遊技盤固定部800は、遊技盤受部801と作動レバー部802とを有し、この遊技盤受部801と作動レバー部802との間に遊技盤200を挿入して固定する。本実施例では、遊技盤200の上端および下端を固定するように、上部と下部の2か所に遊技盤固定部800を設けており、上部の遊技盤固定部800は、遊技盤受部801が作動レバー部802の下側になる向きで本体104に取り付け、下部の遊技盤固定部800は、遊技盤受部801が作動レバー部802の上側になる向きで、本体104に取り付けている。
遊技盤受部801と作動レバー部802との間の開口は、上部の遊技盤固定部800については遊技盤200の上端に向いており、また下部の遊技盤固定部800については遊技盤200の下端に向いており、この開口に遊技盤200の上端および下端が挿入されて遊技盤200が本体104に収容される動きに伴い、遊技盤受部801および作動レバー部802は本体104側を軸に回動し、上部の遊技盤固定部800の開口は下を向き、下部の遊技盤固定部800の開口は上を向き(図62参照)、これによって上部の遊技盤固定部800と下部の遊技盤固定部800とで遊技盤200を上下から挟んで固定する。
また、図63に示すように、本体104には弾性部材803を設けている。弾性部材803について、図63では、模式的にコイルばねで図示しているが、本発明はこれに限られるものではなく、板ばねやそのほか既知の各種ばねや、ゴムやそのほか如何なる部材であってもよい場合がある。また、弾性部材803は遊技盤固定部800に含めてもよい場合があり、この場合、遊技盤受部801および作動レバー部802の回動に対して弾性部材803が付勢する場合がある。
弾性部材803は、遊技盤200を本体104に収容する際に、遊技盤200と本体104とが離間する方向に付勢する。すなわち、弾性部材803は、遊技盤200を本体104に収容する方向と逆の方向に付勢し、これによって、第一のコネクタ104a5と第二のコネクタ200a5との接続時の各コネクタへの衝撃を和らげて、これらの故障等を防ぐことができる場合がある。
図64は、図61のパチンコ機100におけるコネクタの配置の別の例を示す図であって、(a)は、図61のパチンコ機100の遊技盤200を外した本体104の正面図であり、(b)は、図61のパチンコ機100の本体104から外した遊技盤200の背面図である。
この図64の例では、第一の部品である本体104に設けた第一のコネクタ104a6と第二の部品である遊技盤200に設けた第二のコネクタ200a6とを接続し、第一の部品である本体104に設けた第三のコネクタ104a7と第二の部品である遊技盤200に設けた第四のコネクタ200a7とを接続する構成を示す。
第一のコネクタ104a6は、本体104に接し、電気的に接続されて実装される。第二のコネクタ200a6は、遊技盤200に接し、電気的に接続されて実装される。第三のコネクタ104a7は、本体104に接し、電気的に接続されて実装される。第四のコネクタ200a7は、遊技盤200に接し、電気的に接続されて実装される。
遊技盤200を閉じる動作によって、第一のコネクタ104a6と第二のコネクタ200a6とが押し付けられて接続し、第三のコネクタ104a7と第四のコネクタ200a7とが押し付けられて接続する。遊技盤200を開くと、第一のコネクタ104a6と第二のコネクタ200a6との接続および第三のコネクタ104a7と第四のコネクタ200a7との接続は解除される。
この例では、第一のコネクタ104a6と第三のコネクタ104a7とは、ほぼ同じ大きさで縦一列に配置し、また、第二のコネクタ200a6と第四のコネクタ200a7とは、ほぼ同じ大きさで縦一列に配置している。これにより、コネクタ接続時等にそれぞれにかかる力が分散され、コネクタの故障等を防ぐことができる場合がある。
なお、第一のコネクタ104a6(第二のコネクタ200a6)と第三のコネクタ104a7(第四のコネクタ200a7)とは同じ大きさのコネクタでなくてもよく、例えば
・第一のコネクタ104a6(第二のコネクタ200a6)が第三のコネクタ104a7(第四のコネクタ200a7)よりも大きい、
・第一のコネクタ104a6(第二のコネクタ200a6)が第三のコネクタ104a7(第四のコネクタ200a7)よりも小さい、
であってもよい。
ここで、コネクタが大きい、小さいというのは、例えば「コネクタの接続面」の面積が大きい、小さいということを指す場合があり、「コネクタの接続面」の面積は例えば矩形である「コネクタの接続面」においてその縦の長さ及び横の長さによって規定される。
また、第一のコネクタ104a6(第二のコネクタ200a6)と第三のコネクタ104a7(第四のコネクタ200a7)とにおいて、一方のコネクタが他方のコネクタよりも大きいとは、
・一方のコネクタの「コネクタの接続面」の縦の長さが他方のコネクタの「コネクタの接続面」の縦の長さよりも長く、且つ横の長さ同士は等しい、
・一方のコネクタの「コネクタの接続面」の横の長さが他方のコネクタの「コネクタの接続面」の横の長さよりも長く、且つ縦の長さ同士は等しい、
・一方のコネクタの「コネクタの接続面」の縦の長さが他方のコネクタの「コネクタの接続面」の縦の長さよりも長く、且つ一方のコネクタの「コネクタの接続面」の横の長さが他方のコネクタの「コネクタの接続面」の横の長さよりも長い、
・一方のコネクタの「コネクタの接続面」の縦の長さが他方のコネクタの「コネクタの接続面」の縦の長さよりも長く、且つ一方のコネクタの「コネクタの接続面」の横の長さが他方のコネクタの「コネクタの接続面」の横の長さよりも短く、且つ一方のコネクタの「コネクタの接続面」の面積が他方のコネクタの「コネクタの接続面」の面積よりも大きい、
・一方のコネクタの「コネクタの接続面」の横の長さが他方のコネクタの「コネクタの接続面」の横の長さよりも長く、且つ一方のコネクタの「コネクタの接続面」の縦の長さが他方のコネクタの「コネクタの接続面」の縦の長さよりも短く、且つ一方のコネクタの「コネクタの接続面」の面積が他方のコネクタの「コネクタの接続面」の面積よりも大きい、
などの場合がある。
また、第一のコネクタ104a6(第二のコネクタ200a6)と第三のコネクタ104a7(第四のコネクタ200a7)とにおいて、一方のコネクタが他方のコネクタよりも小さいとは、
・一方のコネクタの「コネクタの接続面」の縦の長さが他方のコネクタの「コネクタの接続面」の縦の長さよりも短く、且つ横の長さ同士は等しい、
・一方のコネクタの「コネクタの接続面」の横の長さが他方のコネクタの「コネクタの接続面」の横の長さよりも短く、且つ縦の長さ同士は等しい、
・一方のコネクタの「コネクタの接続面」の縦の長さが他方のコネクタの「コネクタの接続面」の縦の長さよりも短く、且つ一方のコネクタの「コネクタの接続面」の横の長さが他方のコネクタの「コネクタの接続面」の横の長さよりも短い、
・一方のコネクタの「コネクタの接続面」の縦の長さが他方のコネクタの「コネクタの接続面」の縦の長さよりも短く、且つ一方のコネクタの「コネクタの接続面」の横の長さが他方のコネクタの「コネクタの接続面」の横の長さよりも長く、且つ一方のコネクタの「コネクタの接続面」の面積が他方のコネクタの「コネクタの接続面」の面積よりも小さい、
・一方のコネクタの「コネクタの接続面」の横の長さが他方のコネクタの「コネクタの接続面」の横の長さよりも短く、且つ一方のコネクタの「コネクタの接続面」の縦の長さが他方のコネクタの「コネクタの接続面」の縦の長さよりも長く、且つ一方のコネクタの「コネクタの接続面」の面積が他方のコネクタの「コネクタの接続面」の面積よりも小さい、
などの場合がある。
なお、一方のコネクタの「コネクタの接続面」とは、接続対象の他方のコネクタと直接に接する面をいう場合もあり、直接に接しはしない周囲の枠を含む外形全体の面をいう場合もある。
また、コネクタの配置位置は縦一列でなくてもよく、例えば
・第一のコネクタ104a6(第二のコネクタ200a6)と第三のコネクタ104a7(第四のコネクタ200a7)とを横一列に配置、
・第一のコネクタ104a6(第二のコネクタ200a6)と第三のコネクタ104a7(第四のコネクタ200a7)とを斜め一列に配置、
・第一のコネクタ104a6(第二のコネクタ200a6)と第三のコネクタ104a7(第四のコネクタ200a7)との2つのコネクタを、少し列からずれた状態で配置、
・第一のコネクタ104a6(第二のコネクタ200a6)に対して第三のコネクタ104a7(第四のコネクタ200a7)が角度をもって配置、
であってもよい。
ここで、縦一列とは、例えば、第一のコネクタ104a6(第二のコネクタ200a6)と第三のコネクタ104a7(第四のコネクタ200a7)とにおいて、
・一方のコネクタの縦方向中心線(「コネクタの接続面」の縦の辺と平行な線)と他方のコネクタの縦方向中心線(「コネクタの接続面」の縦の辺と平行な線)とが一致していること、
・一方のコネクタの中心点と他方のコネクタの中心点とを結ぶ直線が、両方のコネクタの「コネクタの接続面」の縦の辺と平行であること、
・一方のコネクタの「コネクタの接続面」の横の辺と、他方のコネクタの「コネクタの接続面」の横の辺とが、どちらかのコネクタを「コネクタの接続面」の縦の辺が伸びる方向に平行移動させた場合に完全一致すること、
などが挙げられる。
また、横一列とは、例えば、第一のコネクタ104a6(第二のコネクタ200a6)と第三のコネクタ104a7(第四のコネクタ200a7)とにおいて、
・一方のコネクタの横方向中心線(「コネクタの接続面」の横の辺と平行な線)と他方のコネクタの横方向中心線(「コネクタの接続面」の横の辺と平行な線)とが一致していること、
・一方のコネクタの中心点と他方のコネクタの中心点とを結ぶ直線が、両方のコネクタの「コネクタの接続面」の横の辺と平行であること、
・一方のコネクタの「コネクタの接続面」の縦の辺と、他方のコネクタの「コネクタの接続面」の縦の辺とが、どちらかのコネクタを「コネクタの接続面」の横の辺が伸びる方向に平行移動させた場合に完全一致すること、
などが挙げられる。
また、斜め一列とは、例えば、第一のコネクタ104a6(第二のコネクタ200a6)と第三のコネクタ104a7(第四のコネクタ200a7)とにおいて、
・一方のコネクタの所定方向中心線(「コネクタの接続面」の所定方向の辺と平行な線)と他方のコネクタの所定方向中心線(「コネクタの接続面」の所定方向の辺と平行な線)とが一致していること、
・一方のコネクタの中心点と他方のコネクタの中心点とを結ぶ直線が、両方のコネクタの「コネクタの接続面」のいずれかの辺と平行であること、
・一方のコネクタの「コネクタの接続面」の所定方向の辺と、他方のコネクタの「コネクタの接続面」の所定方向の辺とが、どちらかのコネクタを「コネクタの接続面」の所定方向と垂直な方向の辺と平行に移動させた場合に完全一致すること、
などが挙げられる。
また、少しずれた状態で配置とは、
・一方のコネクタの所定方向中心線(「コネクタの接続面」の所定方向の辺と平行な線)と他方のコネクタの所定方向中心線(「コネクタの接続面」の所定方向の辺と平行な線)とが平行であるが少しずれている、
・一方のコネクタの中心点と他方のコネクタの中心点とを結ぶ直線が、両方のコネクタの「コネクタの接続面」のいずれかの辺と平行ではないこと、
・一方のコネクタの「コネクタの接続面」の所定方向の辺と、他方のコネクタの「コネクタの接続面」の所定方向の辺とが、どちらかのコネクタを「コネクタの接続面」の所定方向と垂直な方向の辺が伸びる方向に平行移動させた場合に完全一致すること、
・一方のコネクタの「コネクタの接続面」のいずれかの辺と、他方のコネクタの「コネクタの接続面」のいずれかの辺とが、平行ではないこと、
などが挙げられる。
図65は、図61のパチンコ機100におけるコネクタの配置の別の例を示す図であって、(a)は、図61のパチンコ機100の遊技盤200を外した本体104の正面図であり、(b)は、図61のパチンコ機100の本体104から外した遊技盤200の背面図である。
この図65の例では、外側(支持部104dから遠い側)に長いコネクタ104a8およびコネクタ200a8を配置し、内側(支持部104dに近い側側)に短いコネクタ104a9およびコネクタ200a9を配置している。
この例によれば、外側のほうがコネクタ同士の接触面が広いため、コネクタに加わる力が分散し、コネクタの故障を防ぐ場合がある。
また、この例では長いほうを外側に配置しているが、短いほうを外側に配置する場合もある。この場合、外側の短いコネクタが壊れやすくなっているが、弾性部材803の付勢力によってコネクタへ加わる力が分散し、コネクタの故障を防ぐことができる場合がある。
(別の実施の形態の構成)
(構成1)
遊技領域を備えた遊技盤と、
前記遊技盤を取付可能な本体と、
前記本体に設けられた第一のコネクタと、
前記遊技盤に設けられた第二のコネクタと、
を備えた遊技台であって、
前記第一のコネクタと第二のコネクタとは電気的に接続可能に構成され、
前記第一のコネクタおよび前記第二のコネクタのうち少なくとも一方はフローティングコネクタであり、
前記第二のコネクタは、前記遊技盤の両側端のうちの第一の端よりも第二の端に近い位置に配置され、
前記本体は、前記遊技盤における前記第一の端よりも前記第二の端に近い箇所を、少なくとも所定の向きに押す押圧部を有し、
前記所定の向きは、遊技盤を取り付ける向きと反対の向きである
ことを特徴とする遊技台。
(構成2)
構成1に記載の遊技台において、
前記本体は、前記第一のコネクタの近くに前記遊技盤を固定する固定部を備えた
ことを特徴とする遊技台。
(構成3)
構成2に記載の遊技台において、
前記固定部は、前記押圧部を含んで構成される
ことを特徴とする遊技台。
(構成4)
構成1ないし3のうちのいずれか1項に記載の遊技台において、
前記本体は、第三のコネクタを備え、
前記遊技盤は、第四のコネクタを備え、
前記第三のコネクタと前記第四のコネクタとは電気的に接続可能に構成され、
前記第四のコネクタは、前記遊技盤の前記第二の端側に設けられる
ことを特徴とする遊技台。
(構成5)
構成1ないし4のうちのいずれか1項に記載の遊技台において、
前記本体は、第五のコネクタを備え、
前記遊技盤は、第六のコネクタを備え、
前記第五のコネクタと前記第六のコネクタとは電気的に接続可能に構成され、
前記第五のコネクタは、前記第一のコネクタよりも前記遊技盤の前記第一の端側に設けられ、
前記第五のコネクタの接続面における長辺は、前記第一のコネクタの接続面における長辺よりも短い
ことを特徴とする遊技台。
(構成6)
構成1ないし5のうちのいずれか1項に記載の遊技台において、
前記本体から、前記第一のコネクタにおける前記第二のコネクタと接触する接触部まで、の高さは、第一の高さであり、
前記遊技盤から、前記第二のコネクタにおける前記第一のコネクタと接触する接触部まで、の高さは、第二の高さであり、
前記第一の高さと前記第二の高さを異ならせた
ことを特徴とする遊技台。
<付記2>
なお、以上説明した本発明は、
1.
部品(以下、「第一の部品」という。)を支持部(例えば、ヒンジ部112)によって回転支持可能な部品(以下、「第二の部品」という。)と、
前記第一の部品に設けられた第一のコネクタ(例えば、コネクタ860)と、
前記第二の部品に設けられた第二のコネクタ(例えば、コネクタ850)と、
を備えた遊技台であって、
前記第二の部品は、乗上げ部(例えば、案内部852a)が設けられた部品であり、
前記第一のコネクタおよび前記第二のコネクタ(以下、「2つのコネクタ」という。)のうち少なくとも一方は、フローティングコネクタであり、
前記2つのコネクタは、前記第一の部品が前記乗上げ部に乗り上がる前の状態(以下、「第一の状態」という。)において接続されないように構成されており、
前記2つのコネクタは、前記第一の部品が前記乗上げ部に乗り上がった後の状態(以下、「第二の状態」という。)で接続されるように構成されており、
前記第一の状態において、前記第一のコネクタの高さは、前記第二のコネクタの高さよりも低い高さであり、
前記第二の状態において、前記第一の部品が前記乗上げ部に乗り上がったことで、前記第一のコネクタの高さが前記第二のコネクタの高さと同じ高さとなる、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
2.
1.に記載の遊技台であって、
前記第一の部品の底面は、前記第一の状態から前記第二の状態に移行する際に、前記乗上げ部に乗り上がるように構成されており、
前記第一の状態から前記第二の状態に近づくにつれて前記第一の部品が上方に持ち上がるように、前記乗上げ部は上り傾斜となっている、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
3.
1.または2.に記載の遊技台であって、
前記第一の部品と前記第二の部品の位置決め部(例えば、位置決め部材862と位置決め部材852)が、前記第一の部品と前記第二の部品の両方に設けられており、
前記第二の部品における前記位置決め部(例えば、位置決め部材852)は、前記第二のコネクタの横に設けられている、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
4.
1.乃至3.のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一のコネクタにおける前記第二のコネクタとの接続面の長手方向は、前記第一の部品の底面と平行である、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
5.
1.乃至4.のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第二のコネクタは、前記乗上げ部の上方に設けられている、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
6.
1.乃至5.のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機であり、
前記第一の部品は、遊技盤を取り付け可能な部品であり、
前記第二の部品は、外枠である、
ことを特徴とする遊技台、とした。
<付記3>
なお、以上説明した本発明は、
1. 本体(例えば、本体104)と、
前記本体を収容可能な外枠(例えば、外枠102)と、
前記本体に設けられた第一のコネクタ(例えば、コネクタ860)と、
前記外枠に設けられた第二のコネクタ(例えば、コネクタ850)と、
を備えた遊技台であって、
前記外枠は、乗上げ部(例えば、案内部852a)が少なくとも設けられた部品であり、
前記外枠に対して前記本体が閉鎖される前に、該本体が前記乗上げ部に乗り上がるように構成され、
前記外枠に対して前記本体が閉鎖された際に、前記第一のコネクタと前記第二のコネクタが接続されるように構成される、
ことを特徴とする遊技台、としたので、
・部品の取付け構造に特徴を持った遊技台を提供できる。
・また、第一のコネクタと第二のコネクタの接続をスムーズにし、第一の部品と第二の部品の取付けを容易にすることができる場合がある。
また本発明は、
2. 1.に記載の遊技台であって、
前記外枠に対して前記本体が閉鎖された際に、前記第一のコネクタが前記第二のコネクタに接続されるように構成される、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
3. 1.または2.に記載の遊技台であって、
前記外枠に設けられた支持部(例えば、ヒンジ部112)により、前記本体を回動支持可能である、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
4. 3.に記載の遊技台であって、
前記第二のコネクタは、前記外枠における前記支持部に近い側の端(以下、「第一の端」という。)よりも前記第一の端と反対側の端(以下、「第二の端」という。)の近くに設けられたコネクタであり、
前記乗上げ部は前記第一の端よりも前記第二の端の近くに設けられている、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
5. 1.乃至4.のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一のコネクタ及び前記第二のコネクタのうちの少なくとも一方のコネクタは、フローティングコネクタである、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
6. 5.に記載の遊技台であって、
前記フローティングコネクタとは、前記一方のコネクタの一部が可動するコネクタのことである、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
7. 5.または6.に記載の遊技台であって、
前記第一のコネクタ及び前記第二のコネクタのうちの他方のコネクタは、該他方のコネクタが設けられた部品に固定されたコネクタである、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
8. 1.乃至7.のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台とは、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)のことであり、
前記本体は、遊技盤(例えば、遊技盤200)を収容可能なものである、
ことを特徴とする遊技台、とした。
<付記4>
なお、以上説明した本発明は、
1.
本体(例えば、本体104)と、
前記本体を収容可能な外枠(例えば、外枠102)と、
前記本体に設けられた第一のコネクタ(例えば、コネクタ860)と、
前記外枠に設けられた第二のコネクタ(例えば、コネクタ850)と、
を備えた遊技台であって、
前記外枠は、乗上げ部(例えば、位置決め部材852)が設けられた枠であり、
前記本体は、被乗上げ部(例えば、位置決め部材862)が設けられたものであり、
前記外枠に対して前記本体が閉鎖される前に、前記被乗上げ部が前記乗上げ部に乗り上がるように構成され、
前記外枠に対して前記本体が閉鎖された際に、前記被乗上げ部が前記乗上げ部に乗り上がることで、前記第一のコネクタが前記第二のコネクタに接続されるように構成される、
ことを特徴とする遊技台、としたので、
・外枠に特徴を持った遊技台を提供できる。
・部品の取付け構造に特徴を持った遊技台を提供できる。
・本体は様々な部品が取付けられているため重く、外枠への収納前は重力方向へ傾く傾向にある。被乗上げ部がないと、外枠に本体を取付ける際に本体の底面が接触してしまう可能性があり、本体やコネクタを傷つけてしまう原因となっていた。本体に被乗上げ部が設けられていることで、本体の底面が外枠に取付けられる前に接触しにくくなり、本体を外枠に取付けやすくすることができる。
・本体の荷重が被乗上げ部材にかかるので、コネクタへ荷重がかかりにくくなり、コネクタが壊れにくくなる。
また本発明は、
2.
1.に記載の遊技台であって、
前記外枠に設けられた支持部(例えば、ヒンジ部112)により、前記本体を回動支持可能である、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
3.
2.に記載の遊技台であって、
前記第二のコネクタは、前記外枠における前記支持部に近い側の端(以下、「第一の端」という。)よりも前記第一の端と反対側の端(以下、「第二の端」という。)の近くに設けられたコネクタであり、
前記乗上げ部は、前記第一の端よりも前記第二の端の近くに設けられている、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
4.
3.に記載の遊技台であって、
前記被乗上げ部は、前記第一の端よりも前記第二の端の近くに設けられている、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
5.
1.乃至4.のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一のコネクタ及び前記第二のコネクタのうちの少なくとも一方のコネクタは、フローティングコネクタであり、
前記フローティングコネクタとは、前記一方のコネクタの一部が可動するコネクタのことである、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
6.
5.に記載の遊技台であって、
前記第一のコネクタ及び前記第二のコネクタのうちの他方のコネクタは、該他方のコネクタが設けられた部品に固定されたコネクタである、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
7.
1.乃至6.のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台とは、ぱちんこ機のことであり、
前記本体は、遊技盤を収容可能なものである、
ことを特徴とする遊技台、とした。
本発明の態様は、上述した個々の実施例に限定されるものではなく、個々の実施例の各要素のいかなる組合せも本発明に含み、また、当業者が想到しうる種々の変形も含むものであり、本発明の効果も上述した内容に限定されない。すなわち、特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更および部分的削除が可能である。
また、一つの実施の形態内に記載されている複数の構成要件のみが一つの発明に含められるものであるわけではなく、一つの実施の形態に記載されている構成要件と別の実施の形態に記載されている構成要件を組み合わせて一つの発明に含めるようにしてもよい。
なお、本発明は、以下の内容である場合がある。
・すなわち、特許文献1に記載のような遊技台においては、ハーネスを用いた複雑な配線を行っていたが、複雑な配線を減らすことによりメンテナンス性を向上させてほしいといった要望が高まっている。
・また、点検する部位を少なくすることにより、メンテナンス性を向上させて欲しいといった要望も高まっている。
・本発明の目的は、メンテナンス性を向上させることができる遊技台を提供することにある、場合がある。
・本発明によれば、メンテナンス性を向上させた遊技台を提供することができる、場合がある。
本発明に係る遊技台は、パチンコ機などに代表される遊技台に適用することができる。
100 パチンコ機
102 外枠
104 本体
200 遊技盤

Claims (7)

  1. 本体と、
    前記本体を収容可能な外枠と、
    前記本体に設けられた第一のコネクタと、
    前記外枠に設けられた第二のコネクタと、
    を備えた遊技台であって、
    前記外枠は、乗上げ部が設けられた枠であり、
    前記本体は、被乗上げ部が設けられたものであり、
    前記外枠に対して前記本体が閉鎖される前に、前記被乗上げ部が前記乗上げ部に乗り上がるように構成され、
    前記外枠に対して前記本体が閉鎖された際に、前記被乗上げ部が前記乗上げ部に乗り上がることで、前記第一のコネクタが前記第二のコネクタに接続されるように構成される、
    ことを特徴とする遊技台。
  2. 請求項1に記載の遊技台であって、
    前記外枠に設けられた支持部により、前記本体を回動支持可能である、
    ことを特徴とする遊技台。
  3. 請求項2に記載の遊技台であって、
    前記第二のコネクタは、前記外枠における前記支持部に近い側の端(以下、「第一の端」という。)よりも前記第一の端と反対側の端(以下、「第二の端」という。)の近くに設けられたコネクタであり、
    前記乗上げ部は、前記第一の端よりも前記第二の端の近くに設けられている、
    ことを特徴とする遊技台。
  4. 請求項3に記載の遊技台であって、
    前記被乗上げ部は、前記第一の端よりも前記第二の端の近くに設けられている、
    ことを特徴とする遊技台。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の遊技台であって、
    前記第一のコネクタ及び前記第二のコネクタのうちの少なくとも一方のコネクタは、フローティングコネクタであり、
    前記フローティングコネクタとは、前記一方のコネクタの一部が可動するコネクタのことである、
    ことを特徴とする遊技台。
  6. 請求項5に記載の遊技台であって、
    前記第一のコネクタ及び前記第二のコネクタのうちの他方のコネクタは、該他方のコネクタが設けられた部品に固定されたコネクタである、
    ことを特徴とする遊技台。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の遊技台であって、
    前記遊技台とは、ぱちんこ機のことであり、
    前記本体は、遊技盤を収容可能なものである、
    ことを特徴とする遊技台。
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