<<<第1の実施形態>>>
以下、図面を用いて、本発明の実施形態に係る遊技台(例えば、ぱちんこ機100等の弾球遊技機やスロット機等の回胴遊技機)について詳細に説明する。
<全体構成>
まず、図1を用いて、本発明の実施形態1に係るぱちんこ機100の全体構成について説明する。なお、同図はぱちんこ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。
ぱちんこ機100は、外部的構造として、外枠102と、本体104と、前面枠扉106と、球貯留皿付扉108と、発射装置110と、遊技盤200と、をその前面に備える。
外枠102は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備等)へと固定させるための縦長方形状から成る木製の枠部材である。
本体104は、外枠102の内部に備えられ、ヒンジ部112を介して外枠102に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる部材である。また、本体104は、枠状に形成され、内側に空間部114を有している。
前面枠扉106は、ロック機能付きで且つ開閉自在となるようにぱちんこ機100の前面側となる本体104の前面に対しヒンジ部112を介して装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部116とした扉部材である。なお、この前面枠扉106には、開口部116にガラス製又は樹脂製の透明板部材118が設けられ、前面側には、スピーカ120や枠ランプ122が取り付けられている。前面枠扉106の後面と遊技盤200の前面とで遊技領域124を区画形成する。
球貯留皿付扉108は、ぱちんこ機100の前面において本体104の下側に対して、ロック機能付きで且つ開閉自在となるように装着された扉部材である。球貯留皿付扉108は、複数の遊技球(以下、単に「球」と称する場合がある)が貯留可能で且つ発射装置110へと遊技球を案内させる通路が設けられている上皿126と、上皿126に貯留しきれない遊技球を貯留する下皿128と、遊技者の操作によって上皿126に貯留された遊技球を下皿128へと排出させる球抜ボタン130と、遊技者の操作によって下皿128に貯留された遊技球を不図示の遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出させる球排出レバー132と、遊技者の操作によって発射装置110へと案内された遊技球を遊技盤200の遊技領域124へと打ち出す球発射ハンドル134と、遊技者の操作によって各種演出装置206(図3参照)の演出態様に変化を与えるチャンスボタン136と、チャンスボタン136を発光させるチャンスボタンランプ138と、遊技店に設置された不図示のカードユニット(CRユニット)に対して球貸し指示を行う球貸操作ボタン140と、カードユニットに対して遊技者の残高の返却指示を行う返却操作ボタン142と、遊技者の残高やカードユニットの状態を表示する球貸表示部144と、を備える。
発射装置110は、本体104の下方に取り付けられ、球発射ハンドル134が遊技者に操作されることによって回動する発射杆146と、遊技球を発射杆146の先端で打突する発射槌148と、を備える。
遊技盤200は、前面に遊技領域124を有し、本体104の空間部114に臨むように、所定の固定部材を用いて本体104に着脱自在に装着されている。なお、遊技領域124は、遊技盤200を本体104に装着した後、開口部116から観察することができる。
図2は、図1のぱちんこ機100を背面側から見た外観図である。
図2に示すように、ぱちんこ機100の背面上部には、上方に開口した開口部を有し、遊技球を一時的に貯留するための球タンク150と、球タンク150の下方に位置し、球タンク150の底部に形成した連通孔を通過して落下する球を背面右側に位置する球通路194および払出装置152に導くためのタンクレール154とを配設している。
タンクレール154はツインレールとも称され、例えば第1副基板160と少なくとも一部が前後方向に重畳するように配置されている。本実施の形態によるぱちんこ機100では、部材の配置領域を節約するため、制御基板にノイズを与える恐れのあるタンクレール154が第1副基板160に重畳して配置されている。しかしながら、ぱちんこ機100は、タンクレール154にノイズ対策が施されている場合、タンクレール154と第1副基板160とが重畳して配置されていても、第1副基板160のノイズによる影響を軽減することができる場合がある。また、タンクレール154にはノイズ対策が施されているので、タンクレール154の側面を絶縁性の透明部材で形成することができる。これにより、タンクレール154がぱちんこ機100に設置された場合に、ぱちんこ機100背面側に位置するタンクレール154の側面を透して、タンクレール154での遊技球の流下状況を目視により確認することができる場合がある。
球通路194は、ぱちんこ機100を背面側から見て、本体104(図1参照)の右側部に上下方向に伸びて配置されている。球通路194の一端はタンクレール154に接続され、他端は払出装置152に接続されている。球通路194は直方体形状を有している。球通路194はタンクレール154を通過した遊技球を払出装置152に導くようになっている。球通路194の内部には、例えば払出装置152側に向かって傾斜する平板状部材が一対の対向側面に反ピッチずれて交互にそれぞれ形成された構造の遊技球案内通路(不図示)が形成されている。球通路194は、遊技球案内通路を備えることにより、当該案内通路を有しない空洞構造の場合と比較して、多くの遊技球を貯留できるようになっている。さらに、球通路194は、遊技球案内通路を備えることにより、払出装置152に遊技球を1個ずつ順次送出できるようになる。球通路194は、払出装置152の近傍にメカスイッチである球抜き手段197を有している。球通路194で遊技球の球詰まりが発生した場合に、遊技店員は、球抜き手段197を操作して、球詰まりした遊技球を球通路194の外部に排出できるようになっている。
払出装置152は、筒状の部材からなり、その内部には、不図示の払出モータとスプロケットと払出センサとを備えている。スプロケットは、払出モータによって回転可能に構成されており、タンクレール154および球通路194を通過して払出装置152内に流下した遊技球を一時的に滞留させると共に、払出モータを駆動して所定角度だけ回転することにより、一時的に滞留した遊技球を払出装置152の下方へ1個ずつ送り出すように構成している。
払出センサは、スプロケットが送り出した遊技球の通過を検知するためのセンサであり、遊技球が通過しているときにハイまたはローの何れか一方の信号を、遊技球が通過していないときはハイまたはローの何れか他方の信号を払出制御部600へ出力する。なお、この払出センサを通過した遊技球は、不図示の球レールを通過してぱちんこ機100の表側に配設した払出通路121(図1参照)から上皿126に到達するように構成しており、ぱちんこ機100は、この構成により遊技者に対して球の払い出しを行う。
球通路194および払出装置152の図中左側には、遊技全般の制御処理を行う主制御部300を構成する主基板156を収納する主基板ケース158、主制御部300が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第1副制御部400を構成する第1副基板160を収納する第1副基板ケース162、第1副制御部400が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第2副制御部500を構成する第2副基板164を収納する第2副基板ケース166、遊技球の払出に関する制御処理を行う払出制御部600を構成するとともに遊技店員の操作によってエラーを解除するエラー解除スイッチ168を備える払出基板170を収納する払出基板ケース172、遊技球の発射に関する制御処理を行う発射制御部630を構成する発射基板174を収納する発射基板ケース176、各種電気的遊技機器に電源を供給する電源制御部660を構成するとともに遊技店員の操作によって電源をオンオフする電源スイッチ178と電源投入時に操作されることによってRWMクリア信号を主制御部300に出力するRWMクリアスイッチ180とを備える電源基板182を収納する電源基板ケース184、および払出制御部600とカードユニットとの信号の送受信を行うCRインタフェース部186を配設している。発射基板ケース176は電源基板ケース184の下方に広がって設けられている。電源基板ケース184は、その背面側から見て、発射基板ケース176の一部に重なって配置されている。電源基板ケース184は払出基板ケース172の下方に広がって設けられている。払出基板ケース172は、背面側から見て、電源基板ケース184および発射基板ケース176のそれぞれの一部に重なって配置されている。CRインタフェース部186は、例えばD−sub(D−subminiature)コネクタで構成されたCRユニット接続部186aを有している。CRインタフェース部186は、CRユニット接続部186aを介して払出制御部600とカードユニットとの信号の送受信を行うようになっている。
ぱちんこ機100は、その背面側から見て、球タンク150の右側であってタンクレール154の上方に外部端子基板196を有している。外部端子基板196はぱちんこ機100とホールコンピュータとの電気的接続に用いられる。遊技盤200の交換を行う場合にぱちんこ機100とホールコンピュータとの配線を変更する必要がないため、遊技盤200は、外部端子基板196を介して本体104とホールコンピュータとを接続したままで交換される。但し、機種によってはぱちんこ機100からホールコンピュータに送信する信号の種類を変更する必要があるため、ぱちんこ機100は、遊技盤200の取り外し時に、ぱちんこ機100の正面(手前)側から外部端子基板196の接続状況が把握できるように構成されていてもよい。
同様に、外部と接続の必要がある他の構成(例えば不図示の電源コード)についても、本体104に備えておくことが好ましい。
ぱちんこ機100は、その背面側から見て、外部端子基板196の右側に電源コネクタ191を有している。電源コネクタ191には、不図示の電源コード190が接続されるようになっている。
図3は、遊技盤200を正面から見た略示正面図である。
遊技盤200には、外レール202と内レール204とを配設し、遊技球が転動可能な遊技領域124を区画形成している。
遊技領域124の略中央には、演出装置206を配設している。この演出装置206には、略中央に装飾図柄表示装置208(液晶表示装置208)を配設し、装飾図柄表示装置208の下部に、普通図柄表示装置210と、第1特別図柄表示装置212と、第2特別図柄表示装置214と、普通図柄保留ランプ216と、第1特別図柄保留ランプ218と、第2特別図柄保留ランプ220と、高確中ランプ222と、を配設し、装飾図柄表示装置208の右側に演出可動体224を配設している。なお、以下、普通図柄を「普図」、特別図柄を「特図」と称する場合がある。
装飾図柄表示装置208は、装飾図柄ならびに演出に用いる様々な表示を行うための表示装置であり、本実施例では液晶表示装置(Liquid Crystal Display)によって構成するが、本発明はこれに限られるものではなく、EL等を用いた表示装置を用いてもよい。この装飾図柄表示装置208は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cおよび演出表示領域208dの4つの表示領域に分割し、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cはそれぞれ異なった装飾図柄を表示し、演出表示領域208dは演出に用いる画像を表示する。さらに、各表示領域208a、208b、208c、208dの位置や大きさは、装飾図柄表示装置208の表示画面内で自由に変更することを可能としている。なお、装飾図柄表示装置208として液晶表示装置を採用しているが、液晶表示装置でなくとも、種々の演出や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、ドットマトリクス表示装置、7セグメント表示装置、有機EL(ElectroLuminescence)表示装置、リール(ドラム)式表示装置、リーフ式表示装置、プラズマディスプレイ、プロジェクタを含む他の表示デバイスを採用してもよい。
普図表示装置210は、普図の表示を行うための表示装置であり、本実施例では7セグメントLEDによって構成する。第1特図表示装置212および第2特図表示装置214は、特図の表示を行うための表示装置であり、本実施例では7セグメントLEDによって構成する。
普図保留ランプ216は、保留している普図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施例では、普図変動遊技を所定数(例えば、2つ)まで保留することを可能としている。第1特図保留ランプ218および第2特図保留ランプ220は、保留している特図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施例では、特図変動遊技を所定数(例えば、4つ)まで保留することを可能としている。高確中ランプ222は、遊技状態が大当りが発生し易い高確率状態であること、または高確率状態になることを示すためのランプであり、遊技状態を大当りが発生し難い低確率状態から高確率状態にする場合に点灯し、高確率状態から低確率状態にする場合に消灯する。
また、この演出装置206の周囲には、一般入賞口226と、普図始動口228と、第1特図始動口230と、第2特図始動口232と、可変入賞口234と、を配設している。
一般入賞口226は、本実施例では遊技盤200に複数配設しており、この一般入賞口226への入球を所定の球検出センサ(図示省略)が検出した場合(一般入賞口226に入賞した場合)、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、10個)の球を賞球として上皿126に排出する。上皿126に排出した球は遊技者が自由に取り出すことが可能であり、これらの構成により、入賞に基づいて賞球を遊技者に払い出すようにしている。
なお、一般入賞口226に入球した球は、ぱちんこ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。本実施例では、入賞の対価として遊技者に払い出す球を「賞球」、遊技者に貸し出す球を「貸球」と区別して呼ぶ場合があり、「賞球」と「貸球」を総称して「球(遊技球)」と呼ぶ。
普図始動口228は、ゲートやスルーチャッカーと呼ばれる、遊技領域124の所定の領域を球が通過したか否かを判定するための装置で構成しており、本実施例では遊技盤200の左側に1つ配設している。普図始動口228を通過した球は一般入賞口226に入球した球と違って、遊技島側に排出することはない。球が普図始動口228を通過したことを所定の玉検出センサが検出した場合、ぱちんこ機100は、普図表示装置210による普図変動遊技を開始する。
第1特図始動口230は、本実施例では遊技盤200の中央に1つだけ配設している。この第1特図始動口230への入球を所定の球検出センサが検出した場合、後述する払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、3個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第1特図表示装置212による特図変動遊技を開始する。なお、第1特図始動口230に入球した球は、ぱちんこ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
第2特図始動口232は、電動チューリップ(電チュー)と呼ばれ、本実施例では第1特図始動口230の真下に1つだけ配設している。この第2特図始動口232は、左右に開閉自在な羽根232aを備え、羽根232aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、普図変動遊技に当選し、普図表示装置210が当たり図柄を停止表示した場合に羽根232aが所定の時間間隔、所定の回数で開閉する。第2特図始動口232への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、4個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第2特図表示装置214による特図変動遊技を開始する。なお、第2特図始動口232に入球した球は、ぱちんこ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
可変入賞口234は、大入賞口またはアタッカーと呼ばれ、本実施例では遊技盤200の中央部下方に1つだけ配設している。この可変入賞口234は、開閉自在な扉部材234aを備え、扉部材234aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、特図変動遊技に当選して特図表示装置212、214が大当たり図柄を停止表示した場合に扉部材234aが所定の時間間隔(例えば、開放時間29秒、閉鎖時間1.5秒)、所定の回数(例えば15回)で開閉する。
可変入賞口234への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、15個)の球を賞球として上皿126に排出する。なお、可変入賞口234に入球した球は、ぱちんこ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
さらに、これらの入賞口や始動口の近傍には、風車と呼ばれる円盤状の打球方向変換部材236や、遊技釘238を複数個、配設していると共に、内レール204の最下部には、いずれの入賞口や始動口にも入賞しなかった球をぱちんこ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出するためのアウト口240を設けている。
このぱちんこ機100は、遊技者が上皿126に貯留している球を発射レールの発射位置に供給し、遊技者の球発射ハンドル134の操作量に応じた強度で発射モータを駆動し、発射杆146および発射槌148によって外レール202、内レール204を通過させて遊技領域124に打ち出す。そして、遊技領域124の上部に到達した球は、打球方向変換部材236や遊技釘238等によって進行方向を変えながら下方に落下し、入賞口(一般入賞口226、可変入賞口234)や始動口(第1特図始動口230、第2特図始動口232)に入賞するか、いずれの入賞口や始動口にも入賞することなく、または普図始動口228を通過するのみでアウト口240に到達する。
上述の打球方向変換部材236や遊技釘238などの遊技球が接触可能な部品が、遊技領域に配置されると共に発射された遊技球が接触可能な遊技部品である。
<演出装置206>
次に、ぱちんこ機100の演出装置206について説明する。演出装置206は、第1副制御部400や第2副制御部500により駆動制御される。
この演出装置206の前面側には、遊技球の転動可能な領域にワープ装置242およびステージ244を配設し、遊技球の転動不可能な領域に演出可動体224を配設している。また、演出装置206の背面側には、装飾図柄表示装置208および遮蔽装置246(以下、扉と称する場合がある)を配設している。すなわち、演出装置206において、装飾図柄表示装置208および遮蔽装置246は、ワープ装置242、ステージ244、および演出可動体224の後方に位置することとなる。
ワープ装置242は、演出装置206の左上方に設けたワープ入口242aに入った遊技球を演出装置206の前面下方のステージ244にワープ出口242bから排出する。
ステージ244は、ワープ出口242bから排出された球や、遊技盤200の遊技釘238などによって乗り上げた球などが転動可能である。転動領域であるステージ244上で、受入孔244bに進入した遊技球は放出部である放出孔244aから放出され、放出した球が第1特図始動口230へ入球し易くなる場合を設けている。
演出可動体224は、本実施例では人間の右腕の上腕と前腕を模した上腕部224aと前腕部224bとからなり、肩の位置に上腕部224aを回動させる不図示の上腕モータと肘の位置に前腕部224bを回動させる不図示の前腕モータを備える。演出可動体224は、上腕モータと前腕モータによって装飾図柄表示装置208の前方を移動する。
遮蔽装置246は、格子状の左扉246aおよび右扉246bからなり、装飾図柄表示装置208および前面ステージ244の間に配設する。左扉246aおよび右扉246bの上部には、不図示の2つのプーリに巻き回したベルトをそれぞれ固定している。すなわち、左扉246aおよび右扉246bは、モータによりプーリを介して駆動するベルトの動作に伴って左右にそれぞれ移動する。
遮蔽装置246は、左扉246aおよび右扉246bを閉じた状態ではそれぞれの内側端部が重なり、遊技者が装飾図柄表示装置208を視認し難いように遮蔽する。左扉246aおよび右扉246bを開いた状態ではそれぞれの内側端部が装飾図柄表示装置208の表示画面の外側端部と若干重なるが、遊技者は装飾図柄表示装置208の表示の全てを視認可能である。また、左扉246aおよび右扉246bは、それぞれ任意の位置で停止可能であり、例えば、表示した装飾図柄がどの装飾図柄であるかを遊技者が識別可能な程度に、装飾図柄の一部だけを遮蔽するようなことができる。
なお、左扉246aおよび右扉246bは、格子の孔から後方の装飾図柄表示装置208の一部を視認可能にしてもよいし、格子の孔の障子部分を半透明のレンズ体で塞ぎ、後方の装飾図柄表示装置208による表示を漠然と遊技者に視認させるようにしてもよいし、格子の孔の障子部分を完全に塞ぎ(遮蔽し)、後方の装飾図柄表示装置208を全く視認不可にしてもよい。
<コネクタ接続の構成>
ここで、本発明に係るコネクタ接続の構成の一例について説明する。
<<第1の実施例>>
図4は、本発明に係るコネクタ接続の構成の第1の実施例を示す斜視図である。
また、図5(a)は、図4に示したコネクタ接続の構成を上方から見た平面図であり、図5(b)は、(a)に示したA−A断面図である。
この第1の実施例では、第一の部品である基板700に設けた第一のコネクタ700aと第二の部品である基板701に設けた第二のコネクタ701aとを接続する構成を示す。
第一のコネクタ700aは、その当接面700asにて基板700に接し、電気的に接続されて実装される。
第二のコネクタ701aと基板701との間には、コネクタ接続部701bを有する。第二のコネクタ701aは、その当接面701asにてコネクタ接続部701bに接し、第二のコネクタ701aは基板701に対し、コネクタ接続部701bを介し電気的に接続されて実装される。
この構成において、第一のコネクタ700aと第二のコネクタ701aとを比較すると、第一のコネクタ700aの基板700に対する突出具合よりも、第二のコネクタ701aの基板701に対する突出具合の方がより突出しており、破損機会にさらされ易く、第一のコネクタ700aよりも第二のコネクタ701aの方が破損可能性が高いことがわかる。
第一のコネクタ700aよりも第二のコネクタ701aの方が破損可能性が高いことから、第二のコネクタ701aを検査して正常であれば、第一のコネクタ700aも正常であり、第一のコネクタ700aをさらに検査する手間が不要となる場合がある。
<<第2の実施例>>
図6は、本発明に係るコネクタ接続の構成の第2の実施例を示す斜視図であり、ぱちんこ機100の遊技盤200を開いた状態を示す図である。
また、図7は、図6のぱちんこ機100の遊技盤200を閉じた状態の正面図である。
また、図8は、図7のB−B断面図であり、(a)は遊技盤200を取り外した状態を示す図であり、(b)は遊技盤200の一端を、遊技盤200を回転支持する本体104の支持部104dに取り付け、遊技盤200を開いた状態を示す図であり、(c)は遊技盤200を閉じ、遊技盤200を本体104の収容部104eに収容した状態を示す図である。
この第2の実施例では、第一の部品である本体104に設けた第一のコネクタ104aと第二の部品である遊技盤200に設けた第二のコネクタ200aとを接続する構成を示す。
第一のコネクタ104aは、その当接面104asにて本体104に接し、電気的に接続されて実装される。
第二のコネクタ200aと遊技盤200との間には、コネクタ接続部200bを有する。第二のコネクタ200aは、その当接面200asにてコネクタ接続部200bに接し、第二のコネクタ200aは遊技盤200に対し、コネクタ接続部200bを介し電気的に接続されて実装される。
本体104は、遊技盤200の一端を回転支持する支持部104dと、遊技盤200を収容する収容部104eを有する。支持部104dは挿入された遊技盤200の一端を外れないように押さえる突出部104cを有しており、この支持部104dに一端を挿入した遊技盤200は、その一端を軸に回転して開閉可能としている。遊技盤200を閉じると、その遊技盤200は本体104の収容部104eに収容される。
この遊技盤200を閉じる動作によって第一のコネクタ104aと第二のコネクタ200aとが押し付けられて接続する。遊技盤200を開くと、第一のコネクタ104aと第二のコネクタ200aとの接続は解除される。
この構成において、第一のコネクタ104aと第二のコネクタ200aとを比較すると、第一のコネクタ104aの本体104に対する突出具合よりも、第二のコネクタ200aの遊技盤200に対する突出具合の方がより突出しており、破損機会にさらされ易く、第一のコネクタ104aよりも第二のコネクタ200aの方が破損可能性が高いことがわかる。
第一のコネクタ104aよりも第二のコネクタ200aの方が破損可能性が高いことから、第二のコネクタ200aを検査して正常であれば、第一のコネクタ104aも正常であり、第一のコネクタ104aをさらに検査する手間が不要となる場合がある。
<<第3の実施例>>
図9は、本発明に係るコネクタ接続の構成の第3の実施例を示す図であって、図8の断面図に相当する図であり、(a)は遊技盤200の一端を、遊技盤200を回転支持する本体104の支持部104dに取り付け、遊技盤200を開いた状態を示す図であり、(b)は遊技盤200を閉じ、遊技盤200を本体104の収容部104eに収容した状態を示す図である。
図10は、図9のコネクタ部分を拡大して示す図である。
この第3の実施例では、第一の部品である遊技盤200に設けた第一のコネクタ200a2と第二の部品である本体104に設けた第二のコネクタ104a2とを接続するとともに、第一の部品である遊技盤200に設けた第三のコネクタ200a1と第二の部品である本体104に設けた第四のコネクタ104a1とを接続する構成を示す。
第一のコネクタ200a2は、その当接面200a2sにて遊技盤200に接し、電気的に接続されて実装される。
第二のコネクタ104a2と本体104との間には、コネクタ接続部104b2を有する。第二のコネクタ104a2は、その当接面104a2sにてコネクタ接続部104b2に接し、第二のコネクタ104a2は本体104に対し、コネクタ接続部104b2を介し電気的に接続されて実装される。
第三のコネクタ200a1と遊技盤200との間には、コネクタ接続部200b1を有する。第三のコネクタ200a1は、その当接面200a1sにてコネクタ接続部200b1に接し、第三のコネクタ200a1は遊技盤200に対し、コネクタ接続部200b1を介し電気的に接続されて実装される。
第四のコネクタ104a1は、その当接面104a1sにて本体104に接し、電気的に接続されて実装される。
本体104は、遊技盤200の一端を回転支持する支持部104dと、遊技盤200を収容する収容部104eを有する。支持部104dは挿入された遊技盤200の一端を外れないように押さえる突出部104cを有しており、この支持部104dに一端を挿入した遊技盤200は、その一端を軸に回転して開閉可能としている。遊技盤200を閉じると、その遊技盤200は本体104の収容部104eに収容される。
この遊技盤200を閉じる動作によって第一のコネクタ200a2と第二のコネクタ104a2とが押し付けられて接続するとともに第三のコネクタ200a1と第四のコネクタ104a1とが押し付けられて接続する。遊技盤200を開くと、第一のコネクタ200a2と第二のコネクタ104a2との接続、および第三のコネクタ200a1と第四のコネクタ104a1との接続は解除される。
ここで、支持部104dから各コネクタまでの距離を考えると、支持部104dから第一のコネクタ200a2および第二のコネクタ104a2までの距離L1(図9(b)参照)は、支持部104dから第三のコネクタ200a1および第四のコネクタ104a1までの距離L2(図9(b)参照)よりも短い。この場合、遊技盤200を閉じたときに、最初に接触するのは第一のコネクタ200a2と第二のコネクタ104a2とであり、次に接触するのが第三のコネクタ200a1と第四のコネクタ104a1とである。最初に接触する場合、遊技盤200と本体104とのぐらつきも大きく、閉じる勢い等もあり、破損可能性が高い。これに対して、第三のコネクタ200a1と第四のコネクタ104a1とは、第一のコネクタ200a2と第二のコネクタ104a2との接触、接続が進み、遊技盤200と本体104とのぐらつきや閉じる勢い等が抑えられた状態で接触するため、第三のコネクタ200a1および第四のコネクタ104a1は、第一のコネクタ200a2および第二のコネクタ104a2よりも破損可能性が低い。
なお、支持部104dから第一のコネクタ200a2および第二のコネクタ104a2までの距離を、支持部104dから第三のコネクタ200a1と第四のコネクタ104a1までの距離よりも長い構成であってもよく、この場合、第三のコネクタ200a1および第四のコネクタ104a1は、第一のコネクタ200a2および第二のコネクタ104a2よりも破損可能性が高い。
また、第一の部品である遊技盤200の所定の面を、第一のコネクタ200a2の当接面200a2sと平行であり、第一のコネクタ200a2と逆側で当接面200a2sから最も遠い面としたとき、この所定の面から、第一のコネクタ200a2における第二のコネクタ104a2と接触する接触部(遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する箇所でもよいし、遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する電極箇所でもよい。)まで、の高さをH1(図10参照)とし、
また、第二の部品である本体104の所定の面を、第二のコネクタ104a2の当接面104a2sと平行であり、第二のコネクタ104a2と逆側で当接面104a2sから最も遠い面としたとき、この所定の面から、コネクタ接続部104b2を介し第二のコネクタ104a2における第一のコネクタ200a2と接触する接触部(遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する箇所でもよいし、遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する電極箇所でもよい。)まで、の高さをH2(図10参照)とし、
また、第一の部品である遊技盤200の所定の面を、第三のコネクタ200a1の当接面200a1sと平行であり、第三のコネクタ200a1と逆側で当接面200a1sから最も遠い面としたとき、この所定の面から、コネクタ接続部200b1を介し第三のコネクタ200a1における第四のコネクタ104a1と接触する接触部(遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する箇所でもよいし、遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する電極箇所でもよい。)まで、の高さをH3(図10参照)とし、
また、第二の部品である本体104の所定の面を、第四のコネクタ104a1の当接面104a1sと平行であり、第四のコネクタ104a1と逆側で当接面104a1sから最も遠い面としたとき、この所定の面から、第四のコネクタ104a1における第三のコネクタ200a1と接触する接触部(遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する箇所でもよいし、遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する電極箇所でもよい。)まで、の高さをH4(図10参照)とすると、
支持部104dから各コネクタまでの距離が同じであれば、この高さが高いコネクタの方が、破損可能性が高い。
したがって、この例では、第一のコネクタ200a2と第二のコネクタ104a2とでは、第二のコネクタ104a2の方が突出し、高さが高いので、第二のコネクタ104a2が最も破損可能性が高いことがわかる。
このことから、第二のコネクタ104a2を検査して正常であれば、第一のコネクタ200a2、第三のコネクタ200a1および第四のコネクタ104a1も正常であり、これらをさらに検査する手間が不要となる場合がある。
なお、第一の部品(例えば遊技盤200)に設けたコネクタの高さの基準となる第一の部品の所定面としては、この第一の部品と第二の部品(例えば本体104)とを組み付けて対応するコネクタ同士を接続したときに、この第一の部品が第二の部品と当接する面としてもよい。第一の部品に設けたコネクタのうち、この所定面を基準として、より第二の部品側に突出しているコネクタほど破損可能性が高い。
同様に、第二の部品(例えば本体104)に設けたコネクタの高さの基準となる第二の部品の所定面としては、この第二の部品と第一の部品(例えば遊技盤200)とを組み付けて対応するコネクタ同士を接続したときに、この第二の部品が第一の部品と当接する面としてもよい。第二の部品に設けたコネクタのうち、この所定面を基準として、より第一の部品側に突出しているコネクタほど破損可能性が高い。
<<第4の実施例>>
図11は、本発明に係るコネクタ接続の構成の第4の実施例を示す斜視図であり、ぱちんこ機100の遊技盤200を開いた状態を示す図である。
また、図12は、図11のぱちんこ機100の遊技盤200を閉じた状態の正面図である。
また、図13は、図12のC−C断面図であり、(a)は遊技盤200の一端を、遊技盤200を回転支持する本体104の支持部104dに取り付け、遊技盤200を開いた状態を示す図であり、(b)は遊技盤200を閉じ、遊技盤200を本体104の収容部104eに収容した状態を示す図である。
また、図14(a)は、図11のぱちんこ機100の遊技盤200を外した本体104の正面図であり、図14(b)は、図11のぱちんこ機100の本体104から外した遊技盤200の背面図であり、図14(c)は、(b)に示した一転鎖線の円Dで囲った箇所を拡大して示す図である。
この第4の実施例では、第一の部品である本体104に設けた第一のコネクタ104a3と第二の部品である遊技盤200に設けた第二のコネクタ200a3とを接続するとともに、第一の部品である本体104に設けた第三のコネクタ104a4と第二の部品である遊技盤200に設けた第四のコネクタ200a4とを接続する構成を示す。
第一のコネクタ104a3は、その当接面104a3sにて本体104に接し、電気的に接続されて実装される。
第二のコネクタ200a3と遊技盤200との間には、コネクタ接続部200b3を有する。第二のコネクタ200a3は、その当接面200a3sにてコネクタ接続部200b3に接し、第二のコネクタ200a3は遊技盤200に対し、コネクタ接続部200b3を介し電気的に接続されて実装される。
第三のコネクタ104a4と本体104との間には、コネクタ接続部104b4を有する。第三のコネクタ104a4は、その当接面104a4sにてコネクタ接続部104b4に接し、第三のコネクタ104a4は本体104に対し、コネクタ接続部104b4を介し電気的に接続されて実装される。
第四のコネクタ200a4は、その当接面200a4sにて遊技盤200に接し、電気的に接続されて実装される。
本体104は、遊技盤200の一端を回転支持する支持部104dと、遊技盤200を収容する収容部104eを有する。支持部104dは挿入された遊技盤200の一端を外れないように押さえる突出部104cを有しており、この支持部104dに一端を挿入した遊技盤200は、その一端を軸に回転して開閉可能としている。遊技盤200を閉じると、その遊技盤200は本体104の収容部104eに収容される。
この遊技盤200を閉じる動作によって第一のコネクタ104a3と第二のコネクタ200a3とが押し付けられて接続するとともに第三のコネクタ104a4と第四のコネクタ200a4とが押し付けられて接続する。遊技盤200を開くと、第一のコネクタ104a3と第二のコネクタ200a3との接続、および第三のコネクタ104a4と第四のコネクタ200a4との接続は解除される。
ここで、図14(b)および(c)を参照すると、第二のコネクタ200a3の接続面における長辺の長さ(接続相手のコネクタと同時に接触する辺の長さ)L4は、第四のコネクタ200a4の接続面における長辺の長さL3よりも短い。接続面の長辺の長さすなわち接続相手のコネクタと同時に接触する辺の長さが長いと、コネクタ同士を接続する際の接触、衝突の衝撃が分散され、破損しにくくなる場合がある。
したがって、この例では、第二のコネクタ200a3の接続面における長辺の長さは、第四のコネクタ200a4の接続面における長辺の長さよりも短く、第一のコネクタ104a3と第二のコネクタ200a3とでは接続面の長辺の長さは同じであり、また第一のコネクタ104a3と第二のコネクタ200a3とでは、第二のコネクタ200a3の方が突出し、高さが高いので、第二のコネクタ200a3が最も破損可能性が高いことがわかる。また、支持部104dから各コネクタまでの距離を考慮しても、支持部104dから第一のコネクタ104a3および第二のコネクタ200a3までの距離は、支持部104dから第三のコネクタ104a4と第四のコネクタ200a4までの距離よりも短いので、このことからも第二のコネクタ200a3が最も破損可能性が高いことがわかる。
このことから、第二のコネクタ200a3を検査して正常であれば、第一のコネクタ104a3、第三のコネクタ104a4および第四のコネクタ200a4も正常であり、これらをさらに検査する手間が不要となる場合がある。
<<第5の実施例>>
図15は、本発明に係るコネクタ接続の構成の第5の実施例を示す斜視図であり、ぱちんこ機100の遊技盤200を開いた状態を示す図である。
また、図16は、図15のぱちんこ機100の遊技盤200を閉じた状態の正面図である。
また、図17は、図16のE−E断面図であり、(a)は遊技盤200の一端を、遊技盤200を回転支持する本体104の支持部104dに取り付け、遊技盤200を開いた状態を示す図であり、(b)は遊技盤200を閉じ初め、遊技盤200のコネクタと本体104のコネクタとが接した状態を示す図であり、(c)は遊技盤200を閉じ、遊技盤200を本体104の収容部104eに収容した状態を示す図である。
この第5の実施例では、第一の部品である本体104に設けた第一のコネクタ104a5と第二の部品である遊技盤200に設けた第二のコネクタ200a5とを接続する構成を示す。
第一のコネクタ104a5は、その当接面104a5sにて本体104に接し、電気的に接続されて実装される。
第二のコネクタ200a5は、その当接面200a5sにて遊技盤200に接し、電気的に接続されて実装される。
本体104は、遊技盤200の一端を回転支持する支持部104dと、遊技盤200を収容する収容部104eを有する。支持部104dは挿入された遊技盤200の一端を外れないように押さえる突出部104cを有しており、この支持部104dに一端を挿入した遊技盤200は、その一端を軸に回転して開閉可能としている。遊技盤200を閉じると、その遊技盤200は本体104の収容部104eに収容される。
この遊技盤200を閉じる動作によって第一のコネクタ104a5と第二のコネクタ200a5とが押し付けられて接続する。遊技盤200を開くと、第一のコネクタ104a5と第二のコネクタ200a5との接続は解除される。
また、図15および図16に示すように、この実施例では、本体104に遊技盤200を収容したときに、遊技盤200を固定する遊技盤固定部800を本体104に設けている。
遊技盤固定部800は、遊技盤受部801と作動レバー部802とを有し、この遊技盤受部801と作動レバー部802との間に遊技盤200を挿入して固定する。本実施例では、遊技盤200の上端および下端を固定するように、上部と下部の2か所に遊技盤固定部800を設けており、上部の遊技盤固定部800は、遊技盤受部801が作動レバー部802の下側になる向きで本体104に取り付け、下部の遊技盤固定部800は、遊技盤受部801が作動レバー部802の上側になる向きで、本体104に取り付けている。
遊技盤受部801と作動レバー部802との間の開口は、上部の遊技盤固定部800については遊技盤200の上端に向いており、また下部の遊技盤固定部800については遊技盤200の下端に向いており、この開口に遊技盤200の上端および下端が挿入されて遊技盤200が本体104に収容される動きに伴い、遊技盤受部801および作動レバー部802は本体104側を軸に回動し、上部の遊技盤固定部800の開口は下を向き、下部の遊技盤固定部800の開口は上を向き(図16参照)、これによって上部の遊技盤固定部800と下部の遊技盤固定部800とで遊技盤200を上下から挟んで固定する。
また、図17に示すように、本体104には弾性部材803を設けている。弾性部材803について、図17では、模式的にコイルばねで図示しているが、本発明はこれに限られるものではなく、板ばねやそのほか既知の各種ばねや、ゴムやそのほか如何なる部材であってもよい場合がある。また、弾性部材803は遊技盤固定部800に含めてもよい場合があり、この場合、遊技盤受部801および作動レバー部802の回動に対して弾性部材803が付勢する場合がある。
弾性部材803は、遊技盤200を本体104に収容する際に、遊技盤200と本体104とが離間する方向に付勢する。すなわち、弾性部材803は、遊技盤200を本体104に収容する方向と逆の方向に付勢し、これによって、第一のコネクタ104a5と第二のコネクタ200a5との接続時の各コネクタへの衝撃を和らげて、これらの故障等を防ぐことができる場合がある。
図18は、図15のぱちんこ機100におけるコネクタの配置の別の例を示す図であって、(a)は、図15のぱちんこ機100の遊技盤200を外した本体104の正面図であり、(b)は、図15のぱちんこ機100の本体104から外した遊技盤200の背面図である。
この図18の例では、第一の部品である本体104に設けた第一のコネクタ104a6と第二の部品である遊技盤200に設けた第二のコネクタ200a6とを接続し、第一の部品である本体104に設けた第三のコネクタ104a7と第二の部品である遊技盤200に設けた第四のコネクタ200a7とを接続する構成を示す。
第一のコネクタ104a6は、本体104に接し、電気的に接続されて実装される。第二のコネクタ200a6は、遊技盤200に接し、電気的に接続されて実装される。第三のコネクタ104a7は、本体104に接し、電気的に接続されて実装される。第四のコネクタ200a7は、遊技盤200に接し、電気的に接続されて実装される。
遊技盤200を閉じる動作によって、第一のコネクタ104a6と第二のコネクタ200a6とが押し付けられて接続し、第三のコネクタ104a7と第四のコネクタ200a7とが押し付けられて接続する。遊技盤200を開くと、第一のコネクタ104a6と第二のコネクタ200a6との接続および第三のコネクタ104a7と第四のコネクタ200a7との接続は解除される。
この例では、第一のコネクタ104a6と第三のコネクタ104a7とは、ほぼ同じ大きさで縦一列に配置し、また、第二のコネクタ200a6と第四のコネクタ200a7とは、ほぼ同じ大きさで縦一列に配置している。これにより、コネクタ接続時等にそれぞれにかかる力が分散され、コネクタの故障等を防ぐことができる場合がある。
なお、第一のコネクタ104a6(第二のコネクタ200a6)と第三のコネクタ104a7(第四のコネクタ200a7)とは同じ大きさのコネクタでなくてもよく、例えば
・第一のコネクタ104a6(第二のコネクタ200a6)が第三のコネクタ104a7(第四のコネクタ200a7)よりも大きい、
・第一のコネクタ104a6(第二のコネクタ200a6)が第三のコネクタ104a7(第四のコネクタ200a7)よりも小さい、
であってもよい。
ここで、コネクタが大きい、小さいというのは、例えば「コネクタの接続面」の面積が大きい、小さいということを指す場合があり、「コネクタの接続面」の面積は例えば矩形である「コネクタの接続面」においてその縦の長さ及び横の長さによって規定される。
また、第一のコネクタ104a6(第二のコネクタ200a6)と第三のコネクタ104a7(第四のコネクタ200a7)とにおいて、一方のコネクタが他方のコネクタよりも大きいとは、
・一方のコネクタの「コネクタの接続面」の縦の長さが他方のコネクタの「コネクタの接続面」の縦の長さよりも長く、且つ横の長さ同士は等しい、
・一方のコネクタの「コネクタの接続面」の横の長さが他方のコネクタの「コネクタの接続面」の横の長さよりも長く、且つ縦の長さ同士は等しい、
・一方のコネクタの「コネクタの接続面」の縦の長さが他方のコネクタの「コネクタの接続面」の縦の長さよりも長く、且つ一方のコネクタの「コネクタの接続面」の横の長さが他方のコネクタの「コネクタの接続面」の横の長さよりも長い、
・一方のコネクタの「コネクタの接続面」の縦の長さが他方のコネクタの「コネクタの接続面」の縦の長さよりも長く、且つ一方のコネクタの「コネクタの接続面」の横の長さが他方のコネクタの「コネクタの接続面」の横の長さよりも短く、且つ一方のコネクタの「コネクタの接続面」の面積が他方のコネクタの「コネクタの接続面」の面積よりも大きい、
・一方のコネクタの「コネクタの接続面」の横の長さが他方のコネクタの「コネクタの接続面」の横の長さよりも長く、且つ一方のコネクタの「コネクタの接続面」の縦の長さが他方のコネクタの「コネクタの接続面」の縦の長さよりも短く、且つ一方のコネクタの「コネクタの接続面」の面積が他方のコネクタの「コネクタの接続面」の面積よりも大きい、
などの場合がある。
また、第一のコネクタ104a6(第二のコネクタ200a6)と第三のコネクタ104a7(第四のコネクタ200a7)とにおいて、一方のコネクタが他方のコネクタよりも小さいとは、
・一方のコネクタの「コネクタの接続面」の縦の長さが他方のコネクタの「コネクタの接続面」の縦の長さよりも短く、且つ横の長さ同士は等しい、
・一方のコネクタの「コネクタの接続面」の横の長さが他方のコネクタの「コネクタの接続面」の横の長さよりも短く、且つ縦の長さ同士は等しい、
・一方のコネクタの「コネクタの接続面」の縦の長さが他方のコネクタの「コネクタの接続面」の縦の長さよりも短く、且つ一方のコネクタの「コネクタの接続面」の横の長さが他方のコネクタの「コネクタの接続面」の横の長さよりも短い、
・一方のコネクタの「コネクタの接続面」の縦の長さが他方のコネクタの「コネクタの接続面」の縦の長さよりも短く、且つ一方のコネクタの「コネクタの接続面」の横の長さが他方のコネクタの「コネクタの接続面」の横の長さよりも長く、且つ一方のコネクタの「コネクタの接続面」の面積が他方のコネクタの「コネクタの接続面」の面積よりも小さい、
・一方のコネクタの「コネクタの接続面」の横の長さが他方のコネクタの「コネクタの接続面」の横の長さよりも短く、且つ一方のコネクタの「コネクタの接続面」の縦の長さが他方のコネクタの「コネクタの接続面」の縦の長さよりも長く、且つ一方のコネクタの「コネクタの接続面」の面積が他方のコネクタの「コネクタの接続面」の面積よりも小さい、
などの場合がある。
なお、一方のコネクタの「コネクタの接続面」とは、接続対象の他方のコネクタと直接に接する面をいう場合もあり、直接に接しはしない周囲の枠を含む外形全体の面をいう場合もある。
また、コネクタの配置位置は縦一列でなくてもよく、例えば
・第一のコネクタ104a6(第二のコネクタ200a6)と第三のコネクタ104a7(第四のコネクタ200a7)とを横一列に配置、
・第一のコネクタ104a6(第二のコネクタ200a6)と第三のコネクタ104a7(第四のコネクタ200a7)とを斜め一列に配置、
・第一のコネクタ104a6(第二のコネクタ200a6)と第三のコネクタ104a7(第四のコネクタ200a7)との2つのコネクタを、少し列からずれた状態で配置、
・第一のコネクタ104a6(第二のコネクタ200a6)に対して第三のコネクタ104a7(第四のコネクタ200a7)が角度をもって配置、
であってもよい。
ここで、縦一列とは、例えば、第一のコネクタ104a6(第二のコネクタ200a6)と第三のコネクタ104a7(第四のコネクタ200a7)とにおいて、
・一方のコネクタの縦方向中心線(「コネクタの接続面」の縦の辺と平行な線)と他方のコネクタの縦方向中心線(「コネクタの接続面」の縦の辺と平行な線)とが一致していること、
・一方のコネクタの中心点と他方のコネクタの中心点とを結ぶ直線が、両方のコネクタの「コネクタの接続面」の縦の辺と平行であること、
・一方のコネクタの「コネクタの接続面」の横の辺と、他方のコネクタの「コネクタの接続面」の横の辺とが、どちらかのコネクタを「コネクタの接続面」の縦の辺が伸びる方向に平行移動させた場合に完全一致すること、
などが挙げられる。
また、横一列とは、例えば、第一のコネクタ104a6(第二のコネクタ200a6)と第三のコネクタ104a7(第四のコネクタ200a7)とにおいて、
・一方のコネクタの横方向中心線(「コネクタの接続面」の横の辺と平行な線)と他方のコネクタの横方向中心線(「コネクタの接続面」の横の辺と平行な線)とが一致していること、
・一方のコネクタの中心点と他方のコネクタの中心点とを結ぶ直線が、両方のコネクタの「コネクタの接続面」の横の辺と平行であること、
・一方のコネクタの「コネクタの接続面」の縦の辺と、他方のコネクタの「コネクタの接続面」の縦の辺とが、どちらかのコネクタを「コネクタの接続面」の横の辺が伸びる方向に平行移動させた場合に完全一致すること、
などが挙げられる。
また、斜め一列とは、例えば、第一のコネクタ104a6(第二のコネクタ200a6)と第三のコネクタ104a7(第四のコネクタ200a7)とにおいて、
・一方のコネクタの所定方向中心線(「コネクタの接続面」の所定方向の辺と平行な線)と他方のコネクタの所定方向中心線(「コネクタの接続面」の所定方向の辺と平行な線)とが一致していること、
・一方のコネクタの中心点と他方のコネクタの中心点とを結ぶ直線が、両方のコネクタの「コネクタの接続面」のいずれかの辺と平行であること、
・一方のコネクタの「コネクタの接続面」の所定方向の辺と、他方のコネクタの「コネクタの接続面」の所定方向の辺とが、どちらかのコネクタを「コネクタの接続面」の所定方向と垂直な方向の辺と平行に移動させた場合に完全一致すること、
などが挙げられる。
また、少しずれた状態で配置とは、
・一方のコネクタの所定方向中心線(「コネクタの接続面」の所定方向の辺と平行な線)と他方のコネクタの所定方向中心線(「コネクタの接続面」の所定方向の辺と平行な線)とが平行であるが少しずれている、
・一方のコネクタの中心点と他方のコネクタの中心点とを結ぶ直線が、両方のコネクタの「コネクタの接続面」のいずれかの辺と平行ではないこと、
・一方のコネクタの「コネクタの接続面」の所定方向の辺と、他方のコネクタの「コネクタの接続面」の所定方向の辺とが、どちらかのコネクタを「コネクタの接続面」の所定方向と垂直な方向の辺が伸びる方向に平行移動させた場合に完全一致すること、
・一方のコネクタの「コネクタの接続面」のいずれかの辺と、他方のコネクタの「コネクタの接続面」のいずれかの辺とが、平行ではないこと、
などが挙げられる。
図19は、図15のぱちんこ機100におけるコネクタの配置の別の例を示す図であって、(a)は、図15のぱちんこ機100の遊技盤200を外した本体104の正面図であり、(b)は、図15のぱちんこ機100の本体104から外した遊技盤200の背面図である。
この図19の例では、外側(支持部104dから遠い側)に長いコネクタ104a8およびコネクタ200a8を配置し、内側(支持部104dに近い側側)に短いコネクタ104a9およびコネクタ200a9を配置している。
この例によれば、外側のほうがコネクタ同士の接触面が広いため、コネクタに加わる力が分散し、コネクタの故障を防ぐ場合がある。
また、この例では長いほうを外側に配置しているが、短いほうを外側に配置する場合もある。この場合、外側の短いコネクタが壊れやすくなっているが、弾性部材803の付勢力によってコネクタへ加わる力が分散し、コネクタの故障を防ぐことができる場合がある。
<<第6の実施例>>
図20は、本発明に係るぱちんこ機100の具体的構成の一例を示す正面図である。
遊技盤200は、外枠102内の本体104に設けた支持部104dに軸支され、本体104収容された際に、遊技盤固定部800によって固定される。
図21は、図20に示したぱちんこ機100を示す図であり、(a)はぱちんこ機100における、前面枠扉106を開いて遊技盤200を取り外した状態の本体104を示す図であり、(b)は遊技盤200の背面図である。
図22は、図21に示した遊技盤200を本体104に収容する様子を示す図であって、(a)は遊技盤200の一端を、遊技盤200を回転支持する本体104の支持部104dに取り付け、遊技盤200を開いた状態を示す図であり、(b)は遊技盤200を閉じ、遊技盤200を本体104の収容部104eに収容した状態を示す図である。
図23は、図22に示した支持部104dの近傍を示す斜視図である。
本実施例では、ぱちんこ機100の主基板を702で示し、副基板を703で示している。
主基板702に接続されたコネクタ702aは、例えばハーネスによってコネクタ705aと接続される。また、副基板703に接続されたコネクタ703aは、例えばハーネスによってコネクタ704aと接続され、副基板703に接続されたコネクタ703bは、例えばハーネスによってコネクタ704bと接続される。
コネクタ705aとコネクタ706aとは例えば後述の基板705のプリント配線にて接続され、コネクタ704aとコネクタ706bとは例えば後述の基板704のプリント配線にて接続され、コネクタ704bとコネクタ706cとは例えば後述の基板704のプリント配線にて接続される。
本体104は、遊技盤200の一端を回転支持する支持部104dと、遊技盤200を収容する収容部104eを有する。支持部104dは挿入された遊技盤200の一端を外れないように押さえる突出部104cを有しており、この支持部104dに一端を挿入した遊技盤200は、その一端を軸に回転して開閉可能としている。遊技盤200を閉じると、その遊技盤200は本体104の収容部104eに収容される。
この遊技盤200を閉じる動作によって、本体104側のコネクタ707aと遊技盤200側のコネクタ706aとが押し付けられて接続し、本体104側のコネクタ707bと遊技盤200側のコネクタ706bとが押し付けられて接続し、本体104側のコネクタ707cと遊技盤200側のコネクタ706cとが押し付けられて接続する。遊技盤200を開くと、コネクタ707aとコネクタ706aとの接続、コネクタ707bとコネクタ706bとの接続、およびコネクタ707cとコネクタ706cとの接続は解除される。
遊技盤200を閉じると、本体104に取り付けてある遊技盤固定部800によって、遊技盤200は本体104に固定される。なお、図21(a)においては、作動レバー部802の面が遊技者側に向いた状態を図示している。
図24は、本体104側のコネクタと遊技盤200側のコネクタの詳細を示す斜視図であり、(a)は遊技盤200側のコネクタの周辺構成を分解した状態を示す図であり、(b)は遊技盤200側のコネクタの周辺構成を組み立てた状態を示す図である。また、図25(a)は図24(a)の背面斜視図であり、図25(b)は図24(b)の背面斜視図である。
コネクタ706aは、当接面706asを基板705に当接させて例えば半田によって接続して実装する。コネクタ706bは、当接面706bsを基板704に当接させて例えば半田によって接続して実装する。コネクタ706cは、当接面706csを基板704に当接させて例えば半田によって接続して実装する。
互いに接続されるコネクタ706aとコネクタ707aとはフローティングコネクタであってもよいし、そうでなくてもよい。本実施例では、フローティングコネクタとする。コネクタ707aは、本体104に取り付けられた状態において、接続相手のコネクタ706aとの接続面と少なくとも平行な面内で、接続位置のずれを吸収可能なようにフローティング(移動可能)としている。
互いに接続されるコネクタ706bとコネクタ707bとはフローティングコネクタであってもよいし、そうでなくてもよい。本実施例では、フローティングコネクタとする。コネクタ707bは、本体104に取り付けられた状態において、接続相手のコネクタ706bとの接続面と少なくとも平行な面内で、接続位置のずれを吸収可能なようにフローティング(移動可能)としている。
互いに接続されるコネクタ706cとコネクタ707cとはフローティングコネクタであってもよいし、そうでなくてもよい。本実施例では、フローティングコネクタとする。コネクタ707cは、本体104に取り付けられた状態において、接続相手のコネクタ706cとの接続面と少なくとも平行な面内で、接続位置のずれを吸収可能なようにフローティング(移動可能)としている。
コネクタ707a、コネクタ707bおよびコネクタ707cは、そのフローティング機構の故にフローティングではないコネクタと比べて破損しやすい場合がある。また、コネクタ706a、コネクタ706bおよびコネクタ706cの端子部分は電極が例えば同であるのに対して、その周辺を例えば黒色にしておけば、その周辺色の変色で、破損の進行を視認可能な場合がある。
コネクタ706aを実装した基板705、並びにコネクタ706bおよびコネクタ706cを実装した基板704は、ドロワベース708に固定され、その後、遊技盤200に取り付けられる。
コネクタ706a、コネクタ706bおよびコネクタ706cは、フローティングではないので、破損しにくい。また、コネクタ706a、コネクタ706bおよびコネクタ706cは、一般にハウジングと呼ばれ、金属製の枠に覆われているので、破損しにくい。
コネクタ707aは、当接面707asを本体104に当接させて例えば半田によって接続して実装する。コネクタ707bは、当接面707bsを本体104に当接させて例えば半田によって接続して実装する。コネクタ707cは、当接面707csを本体104に当接させて例えば半田によって接続して実装する。このとき、コネクタ707aは図示しないコネクタ接続部によって、その高さを高くしている。
以上のように構成することによって、コネクタ707aを最も破損しやすい構成とすることができ、コネクタの検査時にはすべてのコネクタを検査せずとも、コネクタ707aを検査すればよい場合がある。
また、複数のコネクタにおいては、そのすべての中で最も破損しやすいもののみを検査するようにしてもよいし、複数のコネクタの中のいくつかだけを対象にしてそのいくつかの中で最も破損しやすいものの検査により、他のコネクタの破損状態を知ることができる場合がある。
また、コネクタは、その長辺が長い方が接続時の衝撃が分散して破損しにくいが、意図的に破損しやすいように長辺が短いコネクタを用意し、その破損を確認することによって、他のコネクタの破損状態を知り得るように構成することができるが、この場合、長辺が短いコネクタは安価であることから、安価な構成で他のコネクタの破損状態を知り得る場合がある。
図26は、本体104に取り付ける遊技盤固定具800の詳細を示す図であり、(a)は遊技盤固定具800の開口を下に向けた状態を示す斜視図であり、(b)は遊技盤固定具800の作動レバー部802の面側から見た正面図である。
図27は、図26に示した遊技盤固定具800の分解斜視図である。
遊技盤固定具800は、遊技盤受部801を成す2枚の板部材801aおよび801bと、作動レバー部802と、弾性部材803と、基台804と、
係止爪805cを有する係止部材805と、を有して構成される。
基台804は、平板部材の両脇を図中手前側に屈曲させて、中央を背板804aとし、両脇を脇部804bとしている。背板804aは本体104に固定する。
作動レバー部802の両側には板部材801aおよび板部材801bを配置し、軸807を、板部材801bの貫通孔801ba、作動レバー部802の802a、板部材801aの貫通孔801aaの順で貫通し、作動レバー部802と板部材801aおよび板部材801bとがずれないように固定する。
軸806は、基台804の貫通孔804d、板部材801bの貫通孔801bb、作動レバー部802の802b、板部材801aの貫通孔801ab、基台804の貫通孔804fの順に貫通し、一体化した板部材801b、作動レバー部802および板部材801aが、基台804に対して回動可能になるように軸支する。
軸808は、板部材801bの貫通孔801bc、板部材801aの貫通孔801ac、の順で貫通する。
軸809は、基台804の貫通孔804c、係止部805の貫通孔805b、基台804の貫通孔804eの順で貫通し、係止部805が、基台804に対して回動可能になるように軸支する。係止部805は上部に操作部805aを有する。
弾性部材803は、本例では板ばねであり、所定形状に湾曲させたほぼ中央部を、基台804の背板804aに固定する。弾性部材803の下側は背板804aに当接する。係止部805は、平板部材の両脇を図中下側に屈曲させ、その上面に対してその下側から、弾性部材803の上側が当接する。
基台804は、軸808が入り込む凹部804g、804hを有する。また、係止部805の係止爪805cは、詳しくは後述するように、軸808を係止する。
図28は、遊技盤200を本体104に収容し、遊技盤固定具800によって固定する動作を説明する図であって、(a)は、遊技盤固定具800の開口に遊技盤200が挿入された状態を示す側面図であり、(a)’は、(a)の状態における、図26(b)のF−F位置での側断面図であり、(b)は、(a)に続く状態であって遊技盤200の収容が進んだ状態を示す側面図であり、(b)’は、(b)の状態における、図26(b)のF−F位置での側断面図であり、(c)は、(b)に続く状態であって遊技盤200の収容が完了した状態を示す側面図であり、(c)’は、(c)の状態における、図26(b)のF−F位置での側断面図である。
なお、図28において、本体104の図示を省略しているが、図中右側にある本体104に遊技盤固定具800が取り付けられている。
遊技盤200の本体104への収容時には、遊技盤固定具800の開口すなわち遊技盤受部801と作動レバー部802との間の開口に遊技盤200が挿入され、この遊技盤200が遊技盤受部801を本体104側に押す。
図28(a)、(a)’に示すように、遊技盤200を収容していないときには、弾性部材803に付勢されて、係止部805は、その操作部805aが背板804aとほぼ垂直な位置にある。
図28(b)、(b)’に示すように、遊技盤200を収容しようと遊技盤200で遊技盤受部801を押すと、軸808が係止爪805cを押し、弾性部材803の弾性力に反して、操作部805aの先端が下がるように係止部805を回動させる。
図28(c)、(c)’に示すように、さらに遊技盤200を押し込むと、係止爪805cのくぼみに軸808が嵌り、弾性部材803の弾性力によって、操作部805aの先端が上がるように係止部805を回動させ、図28(a)、(a)’と同じ位置に位置する。このとき軸808は係止爪805cに係止され、これによって遊技盤受部801および作動レバー部802が固定され、遊技盤受部801と作動レバー部802との間の開口に挿入された遊技盤200が固定される。
遊技盤200の固定を解除する際には、図28(c)、(c)’に示す状態において、操作部805aの先端を押し下げる。この操作により、係止爪805cが軸808から外れ、遊技盤受部801および作動レバー部802は自由に動き、遊技盤200を遊技者側に引き出すことが可能になる。
<<第7の実施例>>
本例では、ぱちんこ機100の外枠102に設けたスピーカ(図示省略)と、本体104に設けたスピーカの制御回路とを接続するコネクタの構成を示す。
図29は、第7の実施例において、ぱちんこ機100の外枠102から本体104を開いた状態を示す斜視図である。
図30は、図29のぱちんこ機100において、本体104の下部が見えるように下側から見た斜視図である。
図31は、図29のぱちんこ機100において、コネクタ近傍を拡大して示す斜視図であり、(a)は本体104側のコネクタ近傍を示す図であり、(b)は外枠102側のコネクタ近傍を示す図である。
図32は、図29のぱちんこ機100において、コネクタ近傍を拡大して示す斜視図であり、(a)は外枠102側のコネクタに本体104側のコネクタが接続される様子を示す図であり、(b)は外枠102側のコネクタに本体104側のコネクタを接続した状態を示す図である。
外枠102側のコネクタ850の両側には、コネクタ接続がスムーズに行われるための位置決め用の突出部851を設けており、これに対向した本体104側のコネクタ860の両側には、突出部851に対応する孔861を設けている。
さらに、本体104には位置決め部材852を設け、これに対向した外枠102には、位置決め部材862が上部を滑って収納される板金部材852を設けている。
本体104を外枠102に対して閉じると、コネクタ850とコネクタ860とが接続される。このとき、孔861に突出部851が嵌るとともに板金部材852上を位置決め部材862が滑って収納されることによって、コネクタ同士の位置決めがされる。
開閉動作の際に動かない方の外枠102側のコネクタ850をフローティングコネクタにしてもよい場合があり、開閉動作の際に動く方の本体104側のコネクタ860をフローティングコネクタにしてもよい場合がある。
ここで、開閉動作する本体104に、動かないコネクタ(固定のコネクタ)を配置し、動作しない外枠102に、動くコネクタ(フローティングコネクタ)を配置する場合があり、これは、遊技領域が広くなっていくことに伴い遊技盤が大きくなっているため、コネクタ用の基板を設置する余裕があることによる。
ここで、第一の高さや、第二の高さについて、図面を参照して説明する。
図33は、コネクタ810が実装された基板811が部品812に取り付けられている場合であって、コネクタ810が対向するコネクタと接触する接触部の面が、部品812の段差面よりも、対向するコネクタに近い場合を説明する概略側面図である。
図34は、コネクタ810が実装された基板811が部品812に取り付けられている場合であって、コネクタ810が対向するコネクタと接触する接触部の面が、部品812の段差面よりも、対向するコネクタから遠い場合を説明する概略側面図である。
図33および34において、
接続部Aは、コネクタ810における、対向するコネクタと接触する接触部の面であり、
実装面Bは、基板811における、コネクタ810が実装された面であり、
実装面の裏面Cは、基板811における、コネクタ810が実装された面の裏面であり、
基板が固定されている面C’は、部品812における、基板811が固定されている面であり、
第一の面Dは、実装面の裏面Cとの段差がつけられた面であって、実装面の裏面Cから最も近い面であり、
第一の面Cと第二の面F以外の所定の面Eは、コネクタ810を中心にした左右両側のうち面Dおよび面Fと同じ側にあって、面Dと面Fとの間の高さの所定の面であり、
第二の面Fは、コネクタ810を中心にした左右両側のうち面Dおよび面Fと同じ側にあって、実装面の裏面Cから最も遠い面であり、
第三の面Gは、実装面の裏面Cとの段差がつけられた面であって、コネクタ810を中心にした左右両側のうち面Dと異なる側において、実装面の裏面Cから最も近い面であり、
また、この第三の面Gは、実装面の裏面Cとの段差がつけられた面であって、コネクタ810を中心にした左右両側のうち第四の面Iと同じ側において、面Iから最も遠い面であり、
第三の面Gと第四の面I以外の所定の面Hは、コネクタ810を中心にした左右両側のうち面Gおよび面Iと同じ側にあって、面Gと面Iとの間の高さの所定の面であり、
第四の面Iは、実装面の裏面Cとの段差がつけられた面であって、コネクタ810を中心にした左右両側のうち面Dと異なる側において、実装面の裏面Cから最も遠い面である。
前記第一の高さや、前記第二の高さとしては、上記各面において、
・面Aから面Bまでの高さでもよいし、
・面Aから面Cまでの高さでもよいし、
・面Aから面C’までの高さでもよいし、
・面Aから面Dまでの高さでもよいし、
・面Aから面Eまでの高さでもよいし、
・面Aから面Fまでの高さでもよいし、
・面Aから面Gまでの高さでもよいし、
・面Aから面Hまでの高さでもよいし、
・面Aから面Iまでの高さでもよい。
図35は、コネクタ810が実装された基板811が部品812に取り付けられている場合であって、コネクタ810が対向するコネクタと接触する接触部の面のうちの少なくとも一点が、部品812の段差面よりも、対向するコネクタから遠く、基板811と部品812の段差面とが所定の角度θを有する場合を説明する概略側面図である。
図36は、コネクタ810が実装された基板811が部品812に取り付けられている場合であって、コネクタ810が対向するコネクタと接触する接触部の面のうちの少なくとも一点が、部品812の段差面よりも、対向するコネクタに近く、基板811と部品812の段差面とが所定の角度θを有する場合を説明する概略側面図である。
図35および36において、
接続部Aは、コネクタ810における、対向するコネクタと接触する接触部の面であり、
また、点A’は、面Aのうち、対向するコネクタに最も近い点であり、
実装面Bは、基板811における、コネクタ810が実装された面であり、
実装面の裏面Cは、基板811における、コネクタ810が実装された面の裏面であり、
基板が固定されている面C’は、部品812における、基板811が固定されている面であり、
第一の面Dは、実装面の裏面Cと、段差を有さず、鈍角である所定の角度θを成す面であり、
第二の面Eは、実装面の裏面Cとの段差がつけられた面であって、実装面の裏面Cから最も近い面であり、
第二の面Eと第三の面G以外の所定の面Fは、コネクタ810を中心にした左右両側のうち面Eおよび面Gと同じ側にあって、面Eと面Gとの間の高さの所定の面であり、
第三の面Gは、実装面の裏面Cとの段差がつけられた面であって、コネクタ810を中心にした左右両側のうち面Eおよび面Gと同じ側において、実装面の裏面Cから最も遠い面であり、
第四の面Hは、実装面の裏面Cとの段差がつけられた面であって、コネクタ810を中心にした左右両側のうち面Dと異なる側において、実装面の裏面Cから最も近い面であり、
また、この第四の面Hは、実装面の裏面Cとの段差がつけられた面であって、コネクタ810を中心にした左右両側のうち第五の面Jと同じ側において、面Jから最も遠い面であり、
第四の面Hと第五の面J以外の所定の面Iは、コネクタ810を中心にした左右両側のうち面Hおよび面Jと同じ側にあって、面Hと面Jとの間の高さの所定の面であり、
第五の面Jは、実装面の裏面Cとの段差がつけられた面であって、実装面の裏面Cから最も遠い面である。
前記第一の高さや、前記第二の高さとしては、上記各面において、
・面Aから面Bまでの高さでもよいし、
・面Aから面Cまでの高さでもよいし、
・面Aから面C’までの高さでもよいし、
・点A’から面Dまでの高さでもよいし、
・点A’から面Eまでの高さでもよいし、
・点A’から面Fまでの高さでもよいし、
・点A’から面Gまでの高さでもよいし、
・点A’から面Hまでの高さでもよいし、
・点A’から面Iまでの高さでもよいし、
・点A’から面Jまでの高さでもよい。
この場合、コネクタが複数あることにより、第一のコネクタおよび第二のコネクタへ加わる力を分散させ、第一のコネクタと第二のコネクタの故障を防ぐことができる場合がある。
遊技盤の表面(例えば、遊技領域124が設けられた面)に第二のコネクタを配置してもよい。
また、遊技盤の表面(例えば、遊技領域124が設けられた面)に第三のコネクタを配置してもよい。
また、遊技盤の表面(例えば、遊技領域124が設けられた面)に第六のコネクタを配置してもよい。
遊技盤の裏面(例えば、遊技領域124が設けられた面の裏面、遊技盤における主基板や副基板が設けられている面)に第二のコネクタを配置してもよい。
また、遊技盤の裏面(例えば、遊技領域124が設けられた面の裏面、遊技盤における主基板や副基板が設けられている面)に第三のコネクタを配置してもよい。
また、遊技盤の裏面(例えば、遊技領域124が設けられた面の裏面、遊技盤における主基板や副基板が設けられている面)に第六のコネクタを配置してもよい。
<<<第2の実施形態>>>
図37は、遊技盤200を表面側から見た略示正面図であって、図3とは別の例を示す図である。
遊技盤200の遊技領域124が設けられている側(例えば遊技者側)が前側(表側)である。
また、例えば一般入賞口226、普図始動口228、第1特図始動口230、第2特図始動口232、可変入賞口234などを配設した遊技領域124に面している側が遊技盤200の前側(表側)である。
遊技盤200には、外レール202と内レール204とを配設し、遊技球が転動可能な遊技領域124を区画形成している。
遊技領域124の略中央には、演出装置206を配設している。この演出装置206には、略中央に装飾図柄表示装置208(液晶表示装置208)を配設している。
装飾図柄表示装置208は、装飾図柄ならびに演出に用いる様々な表示を行うための表示装置であり、本実施例では液晶表示装置(Liquid Crystal Display)によって構成するが、本発明はこれに限られるものではなく、EL等を用いた表示装置を用いてもよい。この装飾図柄表示装置208は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cおよび演出表示領域208dの4つの表示領域に分割し、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cはそれぞれ異なった装飾図柄を表示し、演出表示領域208dは演出に用いる画像を表示する。さらに、各表示領域208a、208b、208c、208dの位置や大きさは、装飾図柄表示装置208の表示画面内で自由に変更することを可能としている。なお、装飾図柄表示装置208として液晶表示装置を採用しているが、液晶表示装置でなくとも、種々の演出や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、ドットマトリクス表示装置、7セグメント表示装置、有機EL(ElectroLuminescence)表示装置、リール(ドラム)式表示装置、リーフ式表示装置、プラズマディスプレイ、プロジェクタを含む他の表示デバイスを採用してもよい。
遊技盤200の右下部には、普通図柄表示装置210と、第1特別図柄表示装置212と、第2特別図柄表示装置214と、普通図柄保留ランプ216と、第1特別図柄保留ランプ218と、第2特別図柄保留ランプ220と、高確中ランプ222と、を配設している。なお、以下、普通図柄を「普図」、特別図柄を「特図」と称する場合がある。
また、本実施形態では、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、および右図柄表示領域208cのそれぞれに表示する装飾図柄に次ぐ4つ目の装飾図柄として第4図柄を設けている。この第4図柄は、特図1用としての特図1用第4図柄219、および特図2用としての特図2用第4図柄221の2つを設けており、演出表示領域208d(例えば下部)に表示する。第4図柄は、変動/停止を表示するものであり、例えば黒色は停止表示を示し、グレー色は変動表示を示す。
普図表示装置210は、普図の表示を行うための表示装置であり、本実施例では7セグメントLEDによって構成する。第1特図表示装置212および第2特図表示装置214は、特図の表示を行うための表示装置であり、本実施例では7セグメントLEDによって構成する。
普図保留ランプ216は、保留している普図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施例では、普図変動遊技を所定数(例えば、2つ)まで保留することを可能としている。第1特図保留ランプ218および第2特図保留ランプ220は、保留している特図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施例では、特図変動遊技を所定数(例えば、4つ)まで保留することを可能としている。高確中ランプ222は、遊技状態が大当りが発生し易い高確率状態であること、または高確率状態になることを示すためのランプであり、遊技状態を大当りが発生し難い低確率状態から高確率状態にする場合に点灯し、高確率状態から低確率状態にする場合に消灯する。
また、この演出装置206の周囲には、一般入賞口226と、普図始動口228と、第1特図始動口230と、第2特図始動口232と、可変入賞口234と、を配設している。
一般入賞口226は、本実施例では遊技盤200に複数配設しており、この一般入賞口226への入球を所定の球検出センサ(図示省略)が検出した場合(一般入賞口226に入賞した場合)、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、10個)の球を賞球として上皿126に排出する。上皿126に排出した球は遊技者が自由に取り出すことが可能であり、これらの構成により、入賞に基づいて賞球を遊技者に払い出すようにしている。
なお、一般入賞口226に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。本実施例では、入賞の対価として遊技者に払い出す球を「賞球」、遊技者に貸し出す球を「貸球」と区別して呼ぶ場合があり、「賞球」と「貸球」を総称して「球(遊技球)」と呼ぶ。
普図始動口228は、ゲートやスルーチャッカーと呼ばれる、遊技領域124の所定の領域を球が通過したか否かを判定するための装置で構成しており、本実施例では遊技盤200の右側に1つ配設している。普図始動口228を通過した球は一般入賞口226に入球した球と違って、遊技島側に排出することはない。球が普図始動口228を通過したことを所定の玉検出センサが検出した場合、パチンコ機100は、普図表示装置210による普図変動遊技を開始する。
第1特図始動口230は、本実施例では遊技盤200の中央に1つだけ配設している。この第1特図始動口230への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、3個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第1特図表示装置212による特図変動遊技を開始する。なお、第1特図始動口230に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
第2特図始動口232は、電動チューリップ(電チュー)と呼ばれ、本実施例では遊技盤200の右側に1つだけ配設している。この第2特図始動口232は、左右に開閉自在な羽根232aを備え、羽根232aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、普図変動遊技に当選し、普図表示装置210が当たり図柄を停止表示した場合に羽根232aが所定の時間間隔、所定の回数で開閉する。第2特図始動口232への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、4個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第2特図表示装置214による特図変動遊技を開始する。なお、第2特図始動口232に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
可変入賞口234は、大入賞口またはアタッカーと呼ばれ、本実施例では遊技盤200の中央部下方に1つ、右部下方に1つの計2つ配設している。この可変入賞口234は、開閉自在な扉部材234aを備え、扉部材234aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、特図変動遊技に当選して特図表示装置212、214が大当たり図柄を停止表示した場合に扉部材234aが所定の時間間隔(例えば、開放時間29秒、閉鎖時間1.5秒)、所定の回数(例えば15回)で開閉する。
可変入賞口234への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、15個)の球を賞球として上皿126に排出する。なお、可変入賞口234に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
さらに、これらの入賞口や始動口の近傍には、風車と呼ばれる円盤状の打球方向変換部材236や、遊技釘238を複数個、配設していると共に、内レール204の最下部には、いずれの入賞口や始動口にも入賞しなかった球をパチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出するためのアウト口240を設けている。
このパチンコ機100は、遊技者が上皿126に貯留している球を発射レールの発射位置に供給し、遊技者の球発射ハンドル134の操作量に応じた強度で発射モータを駆動し、発射杆146および発射槌148によって外レール202、内レール204を通過させて遊技領域124に打ち出す。そして、遊技領域124の上部に到達した球は、打球方向変換部材236や遊技釘238等によって進行方向を変えながら下方に落下し、入賞口(一般入賞口226、可変入賞口234)や始動口(第1特図始動口230、第2特図始動口232)に入賞するか、いずれの入賞口や始動口にも入賞することなく、または普図始動口228を通過するのみでアウト口240に到達する。
上述の打球方向変換部材236や遊技釘238などの遊技球が接触可能な部品が、遊技領域に配置されると共に発射された遊技球が接触可能な遊技部品である。
<演出装置206>
次に、パチンコ機100の演出装置206について説明する。演出装置206は、第1副制御部400や第2副制御部500により駆動制御される。
この演出装置206の前面側には、遊技球の転動可能な領域にワープ装置242およびステージ244を配設している。また、演出装置206の背面側には、装飾図柄表示装置208を配設している。すなわち、演出装置206において、装飾図柄表示装置208は、ワープ装置242、ステージ244の後方に位置することとなる。
ワープ装置242は、演出装置206の左上方に設けたワープ入口242aに入った遊技球を演出装置206の前面下方のステージ244にワープ出口242bから排出する。
ステージ244は、ワープ出口242bから排出された球や、遊技盤200の遊技釘238などによって乗り上げた球などが転動可能である。転動領域であるステージ244上で、受入孔244bに進入した遊技球は放出部である放出孔244aから放出され、放出した球が第1特図始動口230へ入球し易くなる場合を設けている。
図38(a)は、図37に示した遊技盤200を裏面から見た略示背面図であり、図38(b)は、図38(a)のA−A断面図である。
遊技盤200の裏側には、本体104側と接続するコネクタ706a、706b、706cのほか、一般入賞口226、普図始動口228、第1特図始動口230、第2特図始動口232、可変入賞口234、アウト口240などからつながる球通路や、球検出センサ(普図始動口228のセンサも含む)や、羽根232aを駆動するソレノイド232bや、扉部材234aを駆動するソレノイド234bや、可変入賞口234を構成するアタッカーユニットなどを設けている。本件では、遊技領域124から前側(遊技者側)が表側であり(図38(b)の太線部よりも右側)、遊技領域124よりも後ろ側が裏側である。なお、遊技領域から前側は、遊技領域を含むものであってもよく、遊技領域よりも後ろ側は、遊技領域を含まないものであってもよい。また、その逆であってもよい。なお、遊技盤200の裏面から前側(遊技者側)が表側であってもよく、遊技盤200の裏面よりも後ろ側が裏側であってもよい。
また、遊技盤200の裏側には、静電気対策部品1700を設けてもよい。静電気対策部品1700は、第2特図始動口232、可変入賞口234、演出可動体224、一般入賞口226、タンクレール154などの静電気が発生しやすい部位と接続可能となっていてもよい。さらに、静電気対策部品1700は、コネクタ706a、706b、706cと左右方向反対側に設けられているため、静電気の影響を受けにくい場合がある。
図39は、図38(a)に示した遊技盤200の裏面に基板を配置した状態を示す略示背面図である。
遊技盤200の裏面には、図38(a)に示した状態に加え、遊技全般の制御処理を行う主制御部300を構成する主基板156を収納する主基板ケース158、主制御部300が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第1副制御部400を構成する第1副基板160を収納する第1副基板ケース162、第1副制御部400が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第2副制御部500を構成する第2副基板164を収納する第2副基板ケース166を設けている。
図40は、図39に示した遊技盤200の裏面に裏カバーを配置した状態を示す略示背面図である。
遊技盤200の裏面には、図39に示した状態に加え、裏カバー1200を設けている。図40では、裏カバー1200(塗りつぶされている領域)は、第1副基板ケース162、第2副基板ケース166および主基板ケース158の一部を覆うようにしているが、裏カバー1200は、第1副基板ケース162、第2副基板ケース166および主基板ケース158の全部を覆うものであってもよい。
本体104に遊技盤200が取り付けられた状態であると、本体104に設けた部品が、裏カバー1200の一部に接触してその動きを阻害するため、遊技盤200が取り付けられた本体104を外枠102から開放した状態では裏カバー1200を開放することができない。すなわち、遊技盤200を本体104から取り外さないかぎり、裏カバー1200を開放することができない。
なお、図40に示した例では、遊技盤200の裏面に裏カバー1200を設けているが、本体104の表面に裏カバー1200が設けられていてもよい。
なお、裏カバー1200は、遊技盤200を本体104から取り外さなくても、開放可能なものである場合がある。
<制御部>
次に、図41を用いて、このパチンコ機100の制御部の回路構成について詳細に説明する。なお、同図は制御部の回路ブロック図を示したものである。
パチンコ機100の制御部は、大別すると、遊技の中枢部分を制御する主制御部300と、主制御部300が送信するコマンド信号(以下、単に「コマンド」と呼ぶ)に応じて主に演出の制御を行う第1副制御部400と、第1副制御部400より送信されたコマンドに基づいて各種機器を制御する第2副制御部500と、主制御部300が送信するコマンドに応じて主に遊技球の払い出しに関する制御を行う払出制御部600と、遊技球の発射制御を行う発射制御部630と、パチンコ機100に供給される電源を制御する電源制御部660と、によって構成している。
<主制御部>
まず、パチンコ機100の主制御部300について説明する。
主制御部300は、主制御部300の全体を制御する基本回路302を備えており、この基本回路302には、CPU304と、制御プログラムや各種データを記憶するためのROM306と、一時的にデータを記憶するためのRAM308と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O310と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ312と、プログラム処理の異常を監視するWDT314を搭載している。なお、ROM306やRAM308については他の記憶装置を用いてもよく、この点は後述する第1副制御部400についても同様である。この基本回路302のCPU304は、水晶発振器316bが出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。
また、基本回路302には、水晶発振器316aが出力するクロック信号を受信する度に0〜65535の範囲で数値を変動させるハードウェア乱数カウンタとして使用しているカウンタ回路(乱数値生成回路)318(この回路には2つのカウンタを内臓しているものとする)と、所定の球検出センサ、例えば各始動口、入賞口、可変入賞口を通過する遊技球を検出するセンサや、前面枠扉開放センサや内枠開放センサや下皿満タンセンサを含む各種センサ320が出力する信号を受信し、増幅結果や基準電圧との比較結果をカウンタ回路318および基本回路302に出力するためのセンサ回路322と、所定の図柄表示装置、例えば第1特図表示装置212や第2特図表示装置214の表示制御を行うための駆動回路324と、所定の図柄表示装置、例えば普図表示装置210の表示制御を行うための駆動回路326と、各種状態表示部328(例えば、普図保留ランプ216、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、高確中ランプ222等)の表示制御を行うための駆動回路330と、所定の可動部材、例えば第2特図始動口232の羽根部材232aや可変入賞口234の扉部材234a等を開閉駆動する各種ソレノイド332を制御するための駆動回路334を接続している。
なお、第1特図始動口230に球が入賞したことを球検出センサ320が検出した場合には、センサ回路322は球を検出したことを示す信号をカウンタ回路318に出力する。この信号を受信したカウンタ回路318は、第1特図始動口230に対応するカウンタのそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、第1特図始動口230に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶する。また、カウンタ回路318は、第2特図始動口232に球が入賞したことを示す信号を受信した場合も同様に、第2特図始動口232に対応するカウンタのそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、第2特図始動口232に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶する。
さらに、基本回路302には、情報出力回路336を接続しており、主制御部300は、この情報出力回路336を介して、外部のホールコンピュータ(図示省略)等が備える情報入力回路350にパチンコ機100の遊技情報(例えば、遊技状態)を出力する。
また、主制御部300には、電源制御部660から主制御部300に供給している電源の電圧値を監視する電圧監視回路338を設けており、この電圧監視回路338は、電源の電圧値が所定の値(本実施例では9v)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を基本回路302に出力する。
また、主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けており、CPU304は、この起動信号出力回路340から起動信号を入力した場合に、遊技制御を開始する。
また、主制御部300は、第1副制御部400にコマンドを送信するための出力インタフェースと、払出制御部600にコマンドを送信するための出力インタフェースをそれぞれ備えており、この構成により、第1副制御部400および払出制御部600との通信を可能としている。なお、主制御部300と第1副制御部400および払出制御部600との情報通信は一方向の通信であり、主制御部300は第1副制御部400および払出制御部600にコマンド等の信号を送信できるように構成しているが、第1副制御部400および払出制御部600からは主制御部300にコマンド等の信号を送信できないように構成している。
<副制御部>
次に、パチンコ機100の第1副制御部400について説明する。第1副制御部400は、主に主制御部300が送信したコマンド等に基づいて第1副制御部400の全体を制御する基本回路402を備えており、この基本回路402には、CPU404と、制御プログラムや各種演出データを記憶するためのROM406と、一時的にデータを記憶するためのRAM408と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O410と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ412を搭載している。この基本回路402のCPU404は、水晶発振器414が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。なお、ROM406は、制御プログラムと各種演出データとを別々のROMに記憶させてもよい。
また、基本回路402には、スピーカ120(およびアンプ)の制御を行うための音源IC416と、各種ランプ418(例えば、チャンスボタンランプ138)の制御を行うための駆動回路420と、チャンスボタン136の押下を検出するチャンスボタン検出センサ426と、チャンスボタン検出センサ426からの検出信号を基本回路402に出力するセンサ回路428と、を接続している。
次に、パチンコ機100の第2副制御部500について説明する。第2副制御部500は、第1副制御部400が送信した制御コマンドを入力インタフェースを介して受信し、この制御コマンドに基づいて装飾図柄表示装置208の表示制御を行う。
<払出制御部、発射制御部、電源制御部>
次に、パチンコ機100の払出制御部600、発射制御部630、電源制御部660について説明する。
払出制御部600は、主に主制御部300が送信したコマンド等の信号に基づいて払出装置152の払出モータ602を制御すると共に、払出センサ604が出力する制御信号に基づいて賞球または貸球の払い出しが完了したか否かを検出すると共に、インタフェース部606を介して、パチンコ機100とは別体で設けられたカードユニット608との通信を行う。
発射制御部630は、払出制御部600が出力する、発射許可または停止を指示する制御信号や、球発射ハンドル134内に設けた発射強度出力回路が出力する、遊技者による球発射ハンドル134の操作量に応じた発射強度を指示する制御信号に基づいて、発射杆146および発射槌148を駆動する発射モータ632の制御や、上皿126から発射装置110に球を供給する球送り装置634の制御を行う。
電源制御部660は、パチンコ機100に外部から供給される交流電源を直流化し、所定の電圧に変換して主制御部300、第1副制御部400等の各制御部や払出装置152等の各装置に供給する。さらに、電源制御部660は、外部からの電源が断たれた後も所定の部品(例えば主制御部300のRAM308等)に所定の期間(例えば10日間)電源を供給するための蓄電回路(例えば、コンデンサ)を備えている。なお、本実施形態では、電源制御部660から払出制御部600と第2副制御部500に所定電圧を供給し、払出制御部600から主制御部300と第2副制御部500と発射制御部630に所定電圧を供給しているが、各制御部や各装置に他の電源経路で所定電圧を供給してもよい。
<遊技盤と本体との接続>
図42は、遊技盤200に設けた構成と本体104に設けた構成との接続状態を示すブロック図である。
上述したように、遊技盤200側には、第1副制御基板160、第2副制御基板164および主基板156を設けており、また、本体104側には、スピーカ、照明基板、ボタンユニット、可動物などを含む本体側演出装置1201、電源基板182および払出基板170を設けている。第一副制御基板160は、照明基板、可動物などを含む遊技盤側演出装置1202を制御する。
遊技盤200が本体104とコネクタ接続(例えばフローティングコネクタによる接続)することによって、
第1副制御基板160が本体側演出装置1201と接続されて、
(A)第1副制御基板160から本体側演出装置1201へ演出データが送信され、
(B)本体側演出装置1201から第1副制御基板160へ各種センサの検知結果が送信され、
第1副制御基板160が電源基板182と接続されて、
(C)電源基板182から第1副制御基板160へ電源供給され、
第2副制御基板164が電源基板182と接続されて、
(D)電源基板182から第2副制御基板164へ電源供給され、
主基板156が電源基板182と接続されて、
(E)電源基板182から主基板156へ電源供給され、
主基板156が払出基板170と接続されて、
(F)主基板156から払出基板170へ、主に、払出数や外部端子盤へ送るデータが送信され、
(G)払出基板170から主基板156へ、払出系のエラーに関するデータが送信される。
コネクタ(例えばフローティングコネクタ)と各基板や各装置とは直接接続されているわけではなく、中継基板などの基板を介して接続されている。
なお、コネクタ(例えばフローティングコネクタ)と各基板や各装置とは直接接続されている場合もある。
本例と後述するコネクタ706a、706b、706c、とコネクタ707a、707b、707cとの関係について記載する。(A)〜(D)は後述するコネクタ706bと707b、706cと707cが接続されることにより少なくとも実行可能な状態となり、(E)〜(G)は後述するコネクタ706aとコネクタ707aが接続されることにより少なくとも実行可能な状態となる。なお、コネクタ706bと707bの接続のみで少なくとも実行可能な状態となるものがあってもよく、コネクタ706cと707cの接続のみで少なくとも実行可能な状態となるものがあってもよい(例えば、コネクタ706bと707bが接続されることにより(A)が少なくとも実行可能な状態となり、コネクタ706cとコネクタ707cが接続されることにより(B)〜(D)が少なくとも実行可能な状態となるなど)。また、コネクタ706bと707bおよびコネクタ706cと707cの両方のコネクタが接続された場合のみ(A)〜(D)が少なくとも実行可能な状態となってもよい。また、コネクタ706bと707bおよびコネクタ706cと707cの両方が接続された場合のみ実行可能な状態となるものと、コネクタ706bと707bおよびコネクタ706cと707cのうちのいずれか1組のコネクタが接続された場合に少なくとも実行可能な状態となるものの両方を備えるものであってもよい(例えば、コネクタ706bと707bおよびコネクタ706cと707cの両方のコネクタが接続された場合のみ(A)〜(B)が少なくとも実行可能な状態で、コネクタ706cと707cが接続されると(C)(D)が少なくとも実行可能な状態となるなど)。
<コネクタ接続の構成>
ここで、本発明に係るコネクタ接続の構成の一例について説明する。
<<第8の実施例>>
図43は、本発明に係るコネクタ接続の構成の第8の実施例を示す斜視図である。
また、図44(a)は、図43に示したコネクタ接続の構成を上方から見た平面図であり、図44(b)は、(a)に示したA−A断面図である。
この第8の実施例では、第一の部品である基板700に設けた第一のコネクタ700aと第二の部品である基板701に設けた第二のコネクタ701aとを接続する構成を示す。
第一のコネクタ700aは、その当接面700asにて基板700cに接し、電気的に接続されて実装される。また、基板700cは、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部700bを介して基板700に接し、電気的に接続されて実装される。すなわち、第一のコネクタ700aは、基板700cおよびコネクタ接続部700bを介して、基板700に電気的に接続されて実装される。
第二のコネクタ701aは、その当接面701asにて基板701cに接し、電気的に接続されて実装される。また、基板701cは、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部701bを介して基板701に接し、電気的に接続されて実装される。すなわち、第二のコネクタ701aは、基板701cおよびコネクタ接続部701bを介して、基板701に電気的に接続されて実装される。なお、第一のコネクタおよび第二のコネクタの両方は、コネクタ接続部のみを介して、基板に電気的に接続されて実装されるものであってもよい。なお、第一のコネクタおよび第二のコネクタのうちの一方のコネクタは、コネクタ接続部のみを介して、基板に電気的に接続されて実装されるものであってもよく、他方のコネクタは、少なくともコネクタ接続部を介して、基板に電気的に接続されて実装されるものであってもよい。また、その逆でもよい。なお、第一のコネクタおよび第二のコネクタの両方のコネクタは、コネクタ接続部および基板の両方のみを介して、基板に電気的に接続されて実装されるものであってもよい。なお、第一のコネクタおよび第二のコネクタのうちの一方のコネクタは、コネクタ接続部および基板の両方のみを介して、基板に電気的に接続されて実装されるものであってもよく、他方のコネクタは、少なくともコネクタ接続部および基板を介して、基板に電気的に接続されて実装されるものであってもよい。また、その逆でもよい。なお、他の実施例に示す第一のコネクタおよび第二のコネクタについても同様である。
この構成において、第一のコネクタ700aと第二のコネクタ701aとを比較すると、第一のコネクタ700aの基板700に対する突出具合よりも、第二のコネクタ701aの基板701に対する突出具合の方がより突出しており、破損機会にさらされ易く、第一のコネクタ700aよりも第二のコネクタ701aの方が破損可能性が高いことがわかる。
第一のコネクタ700aよりも第二のコネクタ701aの方が破損可能性が高いことから、第二のコネクタ701aを検査して正常であれば、第一のコネクタ700aも正常であり、第一のコネクタ700aをさらに検査する手間が不要となる場合がある。
<<第9の実施例>>
図45は、本発明に係るコネクタ接続の構成の第9の実施例を示す斜視図である。
ぱちんこ機100は、本体104の前面に遊技盤200を備える。遊技盤200の前面には遊技領域124を設け、遊技領域124の中央には液晶表示装置208を設けている。
遊技領域124の下側には、複数の遊技球が貯留可能で且つ発射装置へと遊技球を案内させる通路が設けられている上皿126と、上皿126に貯留しきれない遊技球を貯留する下皿128と、遊技者の操作によって上皿126に貯留された遊技球を下皿128へと排出させる球抜ボタン130と、遊技者の操作によって下皿128に貯留された遊技球を不図示の遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出させる球排出レバー132と、遊技者の操作によって発射装置へと案内された遊技球を遊技盤200の遊技領域124へと打ち出す球発射ハンドル134と、遊技者の操作によって液晶表示装置208などの各種演出装置の演出態様に変化を与えるチャンスボタン136と、遊技店に設置されたカードユニット(CRユニット)に対して球貸し指示を行う球貸操作ボタン140と、カードユニットに対して遊技者の残高の返却指示を行う返却操作ボタン142と、を備える。
遊技領域124には、不図示の釘、アタッカー、始動口などの部品を、図3や図37などに示した構成と同様に備える場合がある。
図46は、図45に示したぱちんこ機100の遊技盤200を開いた状態を示す斜視図である。図46においても、図45と同様に、遊技領域124に備えた釘、アタッカー、始動口などの部品の図示を省略している。
また、図47は、図46のぱちんこ機100の遊技盤200を閉じた状態の正面図である。
また、図48は、図47のB−B断面図であり、(a)は遊技盤200を取り外した状態を示す図であり、(b)は遊技盤200の一端を、遊技盤200を回転支持する本体104の支持部104dに取り付け、遊技盤200を開いた状態を示す図であり、(c)は遊技盤200を閉じ、遊技盤200を本体104の収容部104eに収容した状態を示す図である。
図48において、遊技盤200の図における下側が、遊技領域124を設けている側である。また、遊技盤200の第二のコネクタ200aを設けた側の反対側が、遊技領域124を設けている側である。
この第9の実施例では、第一の部品である本体104に設けた第一のコネクタ104aと第二の部品である遊技盤200に設けた第二のコネクタ200aとを接続する構成を示す。
第一のコネクタ104aは、その当接面104asにて基板104cに接し、電気的に接続されて実装される。また、基板104cは、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部104bを介して本体104に接し、電気的に接続されて実装される。すなわち、第一のコネクタ104aは、基板104cおよびコネクタ接続部104bを介して、本体104に電気的に接続されて実装される。
第二のコネクタ200aは、その当接面200asにて基板200cに接し、電気的に接続されて実装される。また、基板200cは、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部200bを介して遊技盤200に接し、電気的に接続されて実装される。すなわち、第二のコネクタ200aは、基板200cおよびコネクタ接続部200bを介して、遊技盤200に電気的に接続されて実装される。
本体104は、遊技盤200の一端を回転支持する支持部104dと、遊技盤200を収容する収容部104eを有する。支持部104dは挿入された遊技盤200の一端を外れないように押さえる突出部104cを有しており、この支持部104dに一端を挿入した遊技盤200は、その一端を軸に回転して開閉可能としている。遊技盤200を閉じると、その遊技盤200は本体104の収容部104eに収容される。
この遊技盤200を閉じる動作によって第一のコネクタ104aと第二のコネクタ200aとが押し付けられて接続する。遊技盤200を開くと、第一のコネクタ104aと第二のコネクタ200aとの接続は解除される。
この構成において、第一のコネクタ104aと第二のコネクタ200aとを比較すると、第一のコネクタ104aの本体104に対する突出具合よりも、第二のコネクタ200aの遊技盤200に対する突出具合の方がより突出しており、破損機会にさらされ易く、第一のコネクタ104aよりも第二のコネクタ200aの方が破損可能性が高いことがわかる。
第一のコネクタ104aよりも第二のコネクタ200aの方が破損可能性が高いことから、第二のコネクタ200aを検査して正常であれば、第一のコネクタ104aも正常であり、第一のコネクタ104aをさらに検査する手間が不要となる場合がある。
<<第10の実施例>>
図49は、本発明に係るコネクタ接続の構成の第3の実施例を示す図であって、図48の断面図に相当する図であり、(a)は遊技盤200の一端を、遊技盤200を回転支持する本体104の支持部104dに取り付け、遊技盤200を開いた状態を示す図であり、(b)は遊技盤200を閉じ、遊技盤200を本体104の収容部104eに収容した状態を示す図である。
図50は、図49のコネクタ部分を拡大して示す図である。
図49および図50において、遊技盤200の図における下側が、遊技領域124を設けている側である。また、遊技盤200の第一のコネクタ200a2および第三のコネクタ200a1を設けた側の反対側が、遊技領域124を設けている側である。
この第10の実施例では、第一の部品である遊技盤200に設けた第一のコネクタ200a2と第二の部品である本体104に設けた第二のコネクタ104a2とを接続するとともに、第一の部品である遊技盤200に設けた第三のコネクタ200a1と第二の部品である本体104に設けた第四のコネクタ104a1とを接続する構成を示す。
第一のコネクタ200a2は、その当接面200a2sにて基板200c2に接し、電気的に接続されて実装される。また、基板200c2は、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部200b2を介して遊技盤200に接し、電気的に接続されて実装される。すなわち、第一のコネクタ200a2は、基板200c2およびコネクタ接続部200b2を介して、遊技盤200に電気的に接続されて実装される。
第二のコネクタ104a2は、その当接面104a2sにて基板104c2に接し、電気的に接続されて実装される。また、基板104c2は、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部104b2を介して本体104に接し、電気的に接続されて実装される。すなわち、第二のコネクタ104a2は、基板104c2およびコネクタ接続部104b2を介して、本体104に電気的に接続されて実装される。
第三のコネクタ200a1は、その当接面200a1sにて基板200c1に接し、電気的に接続されて実装される。また、基板200c1は、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部200b1を介して遊技盤200に接し、電気的に接続されて実装される。すなわち、第三のコネクタ200a1は、基板200c1およびコネクタ接続部200b1を介して、遊技盤200に電気的に接続されて実装される。
第四のコネクタ104a1は、その当接面104a1sにて基板104c1に接し、電気的に接続されて実装される。また、基板104c1は、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部104b1を介して本体104に接し、電気的に接続されて実装される。すなわち、第四のコネクタ104a1は、基板104c1およびコネクタ接続部104b1を介して、本体104に電気的に接続されて実装される。
本体104は、遊技盤200の一端を回転支持する支持部104dと、遊技盤200を収容する収容部104eを有する。支持部104dは挿入された遊技盤200の一端を外れないように押さえる突出部104cを有しており、この支持部104dに一端を挿入した遊技盤200は、その一端を軸に回転して開閉可能としている。遊技盤200を閉じると、その遊技盤200は本体104の収容部104eに収容される。
この遊技盤200を閉じる動作によって第一のコネクタ200a2と第二のコネクタ104a2とが押し付けられて接続するとともに第三のコネクタ200a1と第四のコネクタ104a1とが押し付けられて接続する。遊技盤200を開くと、第一のコネクタ200a2と第二のコネクタ104a2との接続、および第三のコネクタ200a1と第四のコネクタ104a1との接続は解除される。
本実施例では、第三のコネクタと第四のコネクタが接続された後に、第一のコネクタと第二のコネクタが接続される。なお、その逆であってもよい。また、第三のコネクタと第四のコネクタの接続は、第一のコネクタと第二のコネクタとの接続と同時であってもよい。また、本実施例では、第一のコネクタと第二のコネクタの接続が解除された後に、第三のコネクタと第四のコネクタの接続が解除される。なお、その逆であってもよい。また、第三のコネクタと第四のコネクタの接続解除は、第一のコネクタと第二のコネクタとの接続解除と同時であってもよい。
ここで、支持部104dから各コネクタまでの距離を考えると、支持部104dから第一のコネクタ200a2および第二のコネクタ104a2までの距離L1(図49(b)参照)は、支持部104dから第三のコネクタ200a1および第四のコネクタ104a1までの距離L2(図49(b)参照)よりも短い。この場合、遊技盤200を閉じたときに、最初に接触するのは第一のコネクタ200a2と第二のコネクタ104a2とであり、次に接触するのが第三のコネクタ200a1と第四のコネクタ104a1とである。最初に接触する場合、遊技盤200と本体104とのぐらつきも大きく、閉じる勢い等もあり、破損可能性が高い。これに対して、第三のコネクタ200a1と第四のコネクタ104a1とは、第一のコネクタ200a2と第二のコネクタ104a2との接触、接続が進み、遊技盤200と本体104とのぐらつきや閉じる勢い等が抑えられた状態で接触するため、第三のコネクタ200a1および第四のコネクタ104a1は、第一のコネクタ200a2および第二のコネクタ104a2よりも破損可能性が低い。
なお、支持部104dから第一のコネクタ200a2および第二のコネクタ104a2までの距離を、支持部104dから第三のコネクタ200a1と第四のコネクタ104a1までの距離よりも長い構成であってもよく、この場合、第三のコネクタ200a1および第四のコネクタ104a1は、第一のコネクタ200a2および第二のコネクタ104a2よりも破損可能性が高い。
また、第一の部品である遊技盤200の所定の面を、第一のコネクタ200a2の当接面200a2sと平行であり、遊技盤200における第一のコネクタ200a2の実装面と逆の面で当接面200a2sから最も遠い面(例えば遊技盤200の表面)としたとき、この所定の面から、第一のコネクタ200a2における第二のコネクタ104a2と接触する接触部(遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する箇所でもよいし、遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する電極箇所でもよい。)まで、の高さをH1(図50参照)とし、
また、第二の部品である本体104の所定の面を、第二のコネクタ104a2の当接面104a2sと平行であり、本体104における第二のコネクタ104a2の実装面と逆の面で当接面104a2sから最も遠い面(例えば本体104の裏面)としたとき、この所定の面から、第二のコネクタ104a2における第一のコネクタ200a2と接触する接触部(遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する箇所でもよいし、遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する電極箇所でもよい。)まで、の高さをH2(図50参照)とし、
また、第一の部品である遊技盤200の所定の面を、第三のコネクタ200a1の当接面200a1sと平行であり、遊技盤200における第三のコネクタ200a1の実装面と逆の面で当接面200a1sから最も遠い面(例えば遊技盤200の表面)としたとき、この所定の面から、第三のコネクタ200a1における第四のコネクタ104a1と接触する接触部(遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する箇所でもよいし、遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する電極箇所でもよい。)まで、の高さをH3(図50参照)とし、
また、第二の部品である本体104の所定の面を、第四のコネクタ104a1の当接面104a1sと平行であり、本体104における第四のコネクタ104a1の実装面と逆の面で当接面104a1sから最も遠い面(例えば本体104の裏面)としたとき、この所定の面から、第四のコネクタ104a1における第三のコネクタ200a1と接触する接触部(遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する箇所でもよいし、遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する電極箇所でもよい。)まで、の高さをH4(図50参照)とすると、支持部104dから各コネクタまでの距離が同じであれば、この高さが高いコネクタの方が、破損可能性が高い。
本実施例では、遊技盤に設けられた隣り合うコネクタにおいて、少なくとも第一のコネクタの高さは、第三のコネクタの高さと異なる。さらに第一のコネクタの高さは、第三のコネクタの高さよりも高い。なお、その逆であってもよく、同じ高さであってもよい。
また、本実施例では、本体に設けられた隣り合うコネクタにおいて、少なくとも第二のコネクタの高さは、第四のコネクタの高さと異なる。さらに第四のコネクタの高さは、第二のコネクタの高さよりも高い。なお、その逆であってもよく、同じ高さであってもよい。
したがって、この例では、第一のコネクタ200a2と第二のコネクタ104a2とでは、第二のコネクタ104a2の方が突出し、高さが高い(H1<H2)ので、第二のコネクタ104a2が最も破損可能性が高いことがわかる。
このことから、第二のコネクタ104a2を検査して正常であれば、第一のコネクタ200a2、第三のコネクタ200a1および第四のコネクタ104a1も正常であり、これらをさらに検査する手間が不要となる場合がある。
なお、第一の部品(例えば遊技盤200)に設けたコネクタの高さの基準となる第一の部品の所定面としては、この第一の部品と第二の部品(例えば本体104)とを組み付けて対応するコネクタ同士を接続したときに、この第一の部品が第二の部品と当接する面としてもよい。第一の部品に設けたコネクタのうち、この所定面を基準として、より第二の部品側に突出しているコネクタほど破損可能性が高い。
同様に、第二の部品(例えば本体104)に設けたコネクタの高さの基準となる第二の部品の所定面としては、この第二の部品と第一の部品(例えば遊技盤200)とを組み付けて対応するコネクタ同士を接続したときに、この第二の部品が第一の部品と当接する面としてもよい。第二の部品に設けたコネクタのうち、この所定面を基準として、より第一の部品側に突出しているコネクタほど破損可能性が高い。
<<第11の実施例>>
図51は、本発明に係るコネクタ接続の構成の第4の実施例を示す斜視図であり、ぱちんこ機100の遊技盤200を開いた状態を示す図である。
また、図52は、図51のぱちんこ機100についての、図48に相当する断面図であり、(a)は遊技盤200の一端を、遊技盤200を回転支持する本体104の支持部104dに取り付け、遊技盤200を開いた状態を示す図であり、(b)は遊技盤200を閉じ、遊技盤200を本体104の収容部104eに収容した状態を示す図である。
図52において、遊技盤200の図における下側が、遊技領域124を設けている側である。また、遊技盤200の第四のコネクタ200a4および第二のコネクタ200a3を設けた側の反対側が、遊技領域124を設けている側である。
また、図53(a)は、図51のぱちんこ機100の遊技盤200を外した本体104の正面図であり、図53(b)は、図51のぱちんこ機100の本体104から外した遊技盤200の背面図であり、図53(c)は、(b)に示した一転鎖線の円Dで囲った箇所を拡大して示す図である。
この第11の実施例では、第一の部品である本体104に設けた第一のコネクタ104a3と第二の部品である遊技盤200に設けた第二のコネクタ200a3とを接続するとともに、第一の部品である本体104に設けた第三のコネクタ104a4と第二の部品である遊技盤200に設けた第四のコネクタ200a4とを接続する構成を示す。
第一のコネクタ104a3は、その当接面104a3sにて基板104c3に接し、電気的に接続されて実装される。また、基板104c3は、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部104b3を介して本体104に接し、電気的に接続されて実装される。すなわち、第一のコネクタ104a3は、基板104c3およびコネクタ接続部104b3を介して、本体104に電気的に接続されて実装される。
第二のコネクタ200a3は、その当接面200a3sにて基板200c3に接し、電気的に接続されて実装される。また、基板200c3は、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部200b3を介して遊技盤200に接し、電気的に接続されて実装される。すなわち、第二のコネクタ200a3は、基板200c3およびコネクタ接続部200b3を介して、遊技盤200に電気的に接続されて実装される。
第三のコネクタ104a4は、その当接面104a4sにて基板104c4に接し、電気的に接続されて実装される。また、基板104c4は、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部104b4を介して本体104に接し、電気的に接続されて実装される。すなわち、第三のコネクタ104a4は、基板104c4およびコネクタ接続部104b4を介して、本体104に電気的に接続されて実装される。
第四のコネクタ200a4は、その当接面200a4sにて基板200c4に接し、電気的に接続されて実装される。また、基板200c4は、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部200b4を介して遊技盤200に接し、電気的に接続されて実装される。すなわち、第四のコネクタ200a4は、基板200c4およびコネクタ接続部200b4を介して、遊技盤200に電気的に接続されて実装される。
本体104は、遊技盤200の一端を回転支持する支持部104dと、遊技盤200を収容する収容部104eを有する。支持部104dは挿入された遊技盤200の一端を外れないように押さえる突出部104cを有しており、この支持部104dに一端を挿入した遊技盤200は、その一端を軸に回転して開閉可能としている。遊技盤200を閉じると、その遊技盤200は本体104の収容部104eに収容される。
この遊技盤200を閉じる動作によって第一のコネクタ104a3と第二のコネクタ200a3とが押し付けられて接続するとともに第三のコネクタ104a4と第四のコネクタ200a4とが押し付けられて接続する。遊技盤200を開くと、第一のコネクタ104a3と第二のコネクタ200a3との接続、および第三のコネクタ104a4と第四のコネクタ200a4との接続は解除される。
本実施例では、第一のコネクタと第二のコネクタが接続された後に、第三のコネクタと第四のコネクタが接続される。なお、その逆であってもよい。また、第三のコネクタと第四のコネクタの接続は、第一のコネクタと第二のコネクタとの接続と同時であってもよい。また、本実施例では、第三のコネクタと第四のコネクタの接続が解除された後に、第一のコネクタと第二のコネクタの接続が解除される。なお、その逆であってもよい。また、第三のコネクタと第四のコネクタの接続解除は、第一のコネクタと第二のコネクタとの接続解除と同時であってもよい。なお、第12の実施例についても同様である。
本実施例では、遊技盤に設けられた隣り合うコネクタにおいて、少なくとも第一のコネクタの高さは、第三のコネクタの高さと異なる。さらに第三のコネクタの高さは、第一のコネクタの高さよりも高い。なお、その逆であってもよく、同じ高さであってもよい。
また、本実施例では、本体に設けられた隣り合うコネクタにおいて、少なくとも第二のコネクタの高さは、第四のコネクタの高さと異なる。さらに第二のコネクタの高さは、第四のコネクタの高さよりも高い。なお、その逆であってもよく、同じ高さであってもよい。なお、第12の実施例についても同様である。
ここで、図53(b)および(c)を参照すると、第二のコネクタ200a3の接続面における長辺の長さ(接続相手のコネクタと同時に接触する辺の長さ、例えば一端の電極から他端の電極までの距離)L4は、第四のコネクタ200a4の接続面における長辺の長さL3よりも短い。接続面の長辺の長さすなわち接続相手のコネクタと同時に接触する辺の長さが長いと、コネクタ同士を接続する際の接触、衝突の衝撃が分散され、破損しにくくなる場合がある。
したがって、この例では、第二のコネクタ200a3の接続面における長辺の長さは、第四のコネクタ200a4の接続面における長辺の長さよりも短く、第一のコネクタ104a3と第二のコネクタ200a3とでは接続面の長辺の長さは同じであり、また第一のコネクタ104a3と第二のコネクタ200a3とでは、第二のコネクタ200a3の方が突出し、高さが高いので、第二のコネクタ200a3が最も破損可能性が高いことがわかる。また、支持部104dから各コネクタまでの距離を考慮しても、支持部104dから第一のコネクタ104a3および第二のコネクタ200a3までの距離は、支持部104dから第三のコネクタ104a4と第四のコネクタ200a4までの距離よりも短いので、このことからも第二のコネクタ200a3が最も破損可能性が高いことがわかる。
このことから、第二のコネクタ200a3を検査して正常であれば、第一のコネクタ104a3、第三のコネクタ104a4および第四のコネクタ200a4も正常であり、これらをさらに検査する手間が不要となる場合がある。
<<第12の実施例>>
図54は、本発明に係るコネクタ接続の構成の第12の実施例を示す図であって、図52の断面図に相当する図であり、(a)は遊技盤200の一端を、遊技盤200を回転支持する本体104の支持部104dに取り付け、遊技盤200を開いた状態を示す図であり、(b)は遊技盤200を閉じ、遊技盤200を本体104の収容部104eに収容した状態を示す図であり、(c)は遊技盤200が支持部104dから外れた状態で遊技盤200を閉じようとした状態を示す図である。
図55は、図54のコネクタ部分を拡大して示す図である。
図54および図55において、遊技盤200の図における下側が、遊技領域124を設けている側である。また、遊技盤200の遊技盤200の第四のコネクタ200a4および第二のコネクタ200a3を設けた側の反対側が、遊技領域124を設けている側である。
この第12の実施例では、第一の部品である本体104に設けた第一のコネクタ104a3と第二の部品である遊技盤200に設けた第二のコネクタ200a3とを接続するとともに、第一の部品である本体104に設けた第三のコネクタ104a4と第二の部品である遊技盤200に設けた第四のコネクタ200a4とを接続する構成を示す。
第一のコネクタ104a3は、その当接面104a3sにて基板104c3に接し、電気的に接続されて実装される。また、基板104c3は、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部104b3を介して本体104に接し、電気的に接続されて実装される。すなわち、第一のコネクタ104a3は、基板104c3およびコネクタ接続部104b3を介して、本体104に電気的に接続されて実装される。
第二のコネクタ200a3は、その当接面200a3sにて基板200c3に接し、電気的に接続されて実装される。また、基板200c3は、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部200b3を介して遊技盤200に接し、電気的に接続されて実装される。すなわち、第二のコネクタ200a3は、基板200c3およびコネクタ接続部200b3を介して、遊技盤200に電気的に接続されて実装される。
第三のコネクタ104a4は、その当接面104a4sにて基板104c4に接し、電気的に接続されて実装される。また、基板104c4は、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部104b4を介して本体104に接し、電気的に接続されて実装される。すなわち、第三のコネクタ104a4は、基板104c4およびコネクタ接続部104b4を介して、本体104に電気的に接続されて実装される。
第四のコネクタ200a4は、その当接面200a4sにて基板200c4に接し、電気的に接続されて実装される。また、基板200c4は、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部200b4を介して遊技盤200に接し、電気的に接続されて実装される。すなわち、第四のコネクタ200a4は、基板200c4およびコネクタ接続部200b4を介して、遊技盤200に電気的に接続されて実装される。
また、遊技盤200の面のうち、第二のコネクタ200a3や第四のコネクタ200a4を設けた側の面には、部品1205を設けている。この部品1205の少なくとも一部は遊技盤200と接触して取り付けられている場合がある。なお、部品1205の全部が遊技盤と接触して取り付けられていてもよく、部品1205の一部のみが遊技盤と接触して取り付けられていてもよい。
本体104は、遊技盤200の一端を回転支持する支持部104dと、遊技盤200を収容する収容部104eを有する。支持部104dは挿入された遊技盤200の一端を外れないように押さえる突出部104cを有しており、この支持部104dに一端を挿入した遊技盤200は、その一端を軸に回転して開閉可能としている。遊技盤200を閉じると、その遊技盤200は本体104の収容部104eに収容される(図54(b)参照)。
この遊技盤200を閉じる動作によって第一のコネクタ104a3と第二のコネクタ200a3とが押し付けられて接続するとともに第三のコネクタ104a4と第四のコネクタ200a4とが押し付けられて接続する。遊技盤200を開くと、第一のコネクタ104a3と第二のコネクタ200a3との接続、および第三のコネクタ104a4と第四のコネクタ200a4との接続は解除される。
ここで、第二の部品である遊技盤200の所定の面を、第二のコネクタ200a3の当接面200a3sと平行であり、遊技盤200における第二のコネクタ200a3の実装面と逆の面で当接面200a3sから最も遠い面(例えば遊技盤200の表面)としたとき、この所定の面から、第二のコネクタ200a3における第一のコネクタ104a3と接触する接触部(遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する箇所でもよいし、遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する電極箇所でもよい。)まで、の高さをH1(図55参照)とし、
また、第一の部品である本体104の所定の面を、第一のコネクタ104a3の当接面104a3sと平行であり、本体104における第一のコネクタ104a3の実装面と逆の面で当接面104a3sから最も遠い面(例えば本体104の裏面)としたとき、この所定の面から、第一のコネクタ104a3における第二のコネクタ200a3と接触する接触部(遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する箇所でもよいし、遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する電極箇所でもよい。)まで、の高さをH2(図55参照)とし、
また、第二の部品である遊技盤200の所定の面を、第四のコネクタ200a4の当接面200a4sと平行であり、遊技盤200における第四のコネクタ200a4の実装面と逆の面で当接面200a4sから最も遠い面(例えば遊技盤200の表面)としたとき、この所定の面から、第四のコネクタ200a4における第三のコネクタ104a4と接触する接触部(遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する箇所でもよいし、遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する電極箇所でもよい。)まで、の高さをH3(図55参照)とし、
また、第一の部品である本体104の所定の面を、第三のコネクタ104a4の当接面104a4sと平行であり、本体104における第三のコネクタ104a4の実装面と逆の面で当接面104a4sから最も遠い面(例えば本体104の裏面)としたとき、この所定の面から、第三のコネクタ104a4における第四のコネクタ200a4と接触する接触部(遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する箇所でもよいし、遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する電極箇所でもよい。)まで、の高さをH4(図55参照)とし、
また、第二の部品である遊技盤200の所定の面を、部品1205の上面と平行であり、遊技盤200における部品1205の実装面と逆の面で部品1205の上面から最も遠い面(例えば遊技盤200の表面)としたとき、この所定の面から、部品1205の上面まで、の高さをH5(図55参照)としたとき、
H5>H1且つH5>H2且つH5>H3且つH5>H4である(部品1205が、第一のコネクタ104a3、第二のコネクタ200a3、第三のコネクタ104a4および第四のコネクタ200a4のいずれよりも突出している)場合がある。つまり、遊技盤に設けられた部品1205の高さは、遊技盤に設けられた第二のコネクタの高さよりも高く、遊技盤に設けられた部品1205の高さは、第四のコネクタの高さよりも高い。さらに、遊技盤に設けられた部品1205の高さは、本体に設けられた第一のコネクタの高さよりも高く、遊技盤に設けられた部品1205の高さは、本体に設けられた第三のコネクタの高さよりも高い。なお、部品1205は、本体に設けられた第一のコネクタおよび第三のコネクタのうちの少なくとも一方のコネクタよりも低くてもよい。また、少なくとも両方のコネクタの高さよりも低くてもよく、同じ高さであってもよい。なお、第一のコネクタおよび第三のコネクタの両方のコネクタの高さのみ部品1205の高さよりも高くてもよい。また、その逆であってもよい。なお、遊技盤に設けられた第二のコネクタおよび第四のコネクタの両方のコネクタの高さのみ部品1205の高さよりも低いものであってもよい。
この場合、図54(c)に示すように、誤ったやり方で遊技盤200を閉じたときに、部品1205が初めに本体104に接触し、第一のコネクタ104a3、第二のコネクタ200a3、第三のコネクタ104a4および第四のコネクタ200a4を保護することができる場合がある。
なお、第一の部品(例えば本体104)に設けたコネクタの高さの基準となる第一の部品の所定面としては、この第一の部品と第二の部品(例えば遊技盤200)とを組み付けて対応するコネクタ同士を接続したときに、この第一の部品が第二の部品と当接する面としてもよい。第一の部品に設けたコネクタのうち、この所定面を基準として、より第二の部品側に突出しているコネクタほど破損可能性が高い。
同様に、第二の部品(例えば遊技盤200)に設けたコネクタの高さの基準となる第二の部品の所定面としては、この第二の部品と第一の部品(例えば本体104)とを組み付けて対応するコネクタ同士を接続したときに、この第二の部品が第一の部品と当接する面としてもよい。第二の部品に設けたコネクタのうち、この所定面を基準として、より第一の部品側に突出しているコネクタほど破損可能性が高い。
<<第13の実施例>>
図56は、本発明に係るコネクタ接続の構成の第13の実施例を示す斜視図であり、ぱちんこ機100の遊技盤200を開いた状態を示す図である。
また、図57は、図56のぱちんこ機100の遊技盤200を閉じた状態の正面図である。
また、図58は、図56のぱちんこ機100についての、図48に相当する断面図であり、(a)は遊技盤200の一端を、遊技盤200を回転支持する本体104の支持部104dに取り付け、遊技盤200を開いた状態を示す図であり、(b)は遊技盤200を閉じ初め、遊技盤200のコネクタと本体104のコネクタとが接した状態を示す図であり、(c)は遊技盤200を閉じ、遊技盤200を本体104の収容部104eに収容した状態を示す図である。
図58において、遊技盤200の図における下側が、遊技領域124を設けている側である。また、遊技盤200の第四のコネクタ200a6および第二のコネクタ200a5を設けた側の反対側が、遊技領域124を設けている側である。
この第13の実施例では、第一の部品である本体104に設けた第一のコネクタ104a5と第二の部品である遊技盤200に設けた第二のコネクタ200a5とを接続するとともに、第一の部品である本体104に設けた第三のコネクタ104a6と第二の部品である遊技盤200に設けた第四のコネクタ200a6とを接続する構成を示す。
第一のコネクタ104a5は、その当接面104a5sにて基板104c5に接し、電気的に接続されて実装される。また、基板104c5は、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部104b5を介して本体104に接し、電気的に接続されて実装される。すなわち、第一のコネクタ104a5は、基板104c5およびコネクタ接続部104b5を介して、本体104に電気的に接続されて実装される。
第二のコネクタ200a5は、その当接面200a5sにて基板200c5に接し、電気的に接続されて実装される。また、基板200c5は、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部200b5を介して遊技盤200に接し、電気的に接続されて実装される。すなわち、第二のコネクタ200a5は、基板200c5およびコネクタ接続部200b5を介して、遊技盤200に電気的に接続されて実装される。
第三のコネクタ104a6は、その当接面104a6sにて基板104c6に接し、電気的に接続されて実装される。また、基板104c6は、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部104b6を介して本体104に接し、電気的に接続されて実装される。すなわち、第三のコネクタ104a6は、基板104c6およびコネクタ接続部104b6を介して、本体104に電気的に接続されて実装される。
第四のコネクタ200a6は、その当接面200a6sにて基板200c6に接し、電気的に接続されて実装される。また、基板200c6は、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部200b6を介して遊技盤200に接し、電気的に接続されて実装される。すなわち、第四のコネクタ200a6は、基板200c6およびコネクタ接続部200b6を介して、遊技盤200に電気的に接続されて実装される。
本体104は、遊技盤200の一端を回転支持する支持部104dと、遊技盤200を収容する収容部104eを有する。支持部104dは挿入された遊技盤200の一端を外れないように押さえる突出部104cを有しており、この支持部104dに一端を挿入した遊技盤200は、その一端を軸に回転して開閉可能としている。遊技盤200を閉じると、その遊技盤200は本体104の収容部104eに収容される。
この遊技盤200を閉じる動作によって第一のコネクタ104a5と第二のコネクタ200a5とが押し付けられて接続するとともに第三のコネクタ104a6と第四のコネクタ200a6とが押し付けられて接続する。遊技盤200を開くと、第一のコネクタ104a5と第二のコネクタ200a5との接続、および第三のコネクタ104a6と第四のコネクタ200a6との接続は解除される。
本実施例では、第一のコネクタと第二のコネクタが接続された後に、第三のコネクタと第四のコネクタが接続される。なお、その逆であってもよい。また、第三のコネクタと第四のコネクタの接続は、第一のコネクタと第二のコネクタとの接続と同時であってもよい。また、本実施例では、第三のコネクタと第四のコネクタの接続が解除された後に、第一のコネクタと第二のコネクタの接続が解除される。なお、その逆であってもよい。また、第三のコネクタと第四のコネクタの接続解除は、第一のコネクタと第二のコネクタとの接続解除と同時であってもよい。なお、第14の実施例、第15の実施例、第16の実施例についても同様である。
本実施例では、遊技盤に設けられた隣り合うコネクタにおいて、少なくとも第一のコネクタの高さは、第三のコネクタの高さと異なる。さらに第三のコネクタの高さは、第一のコネクタの高さよりも高い。なお、その逆であってもよく、同じ高さであってもよい。
また、本実施例では、本体に設けられた隣り合うコネクタにおいて、少なくとも第二のコネクタの高さは、第四のコネクタの高さと異なる。さらに第二のコネクタの高さは、第四のコネクタの高さよりも高い。なお、その逆であってもよく、同じ高さであってもよい。なお、第14の実施例、第15の実施例、第16の実施例についても同様である。
また、図56および図57に示すように、この実施例では、本体104に遊技盤200を収容したときに、遊技盤200を固定する遊技盤固定部800を本体104に設けている。
遊技盤固定部800は、遊技盤受部801と作動レバー部802とを有し、この遊技盤受部801と作動レバー部802との間に遊技盤200を挿入して固定する。本実施例では、遊技盤200の上端および下端を固定するように、上部と下部の2か所に遊技盤固定部800を設けており、上部の遊技盤固定部800は、遊技盤受部801が作動レバー部802の下側になる向きで本体104に取り付け、下部の遊技盤固定部800は、遊技盤受部801が作動レバー部802の上側になる向きで、本体104に取り付けている。
遊技盤受部801と作動レバー部802との間の開口は、上部の遊技盤固定部800については遊技盤200の上端に向いており、また下部の遊技盤固定部800については遊技盤200の下端に向いており、この開口に遊技盤200の上端および下端が挿入されて遊技盤200が本体104に収容される動きに伴い、遊技盤受部801および作動レバー部802は本体104側を軸に回動し、上部の遊技盤固定部800の開口は下を向き、下部の遊技盤固定部800の開口は上を向き(図16参照)、これによって上部の遊技盤固定部800と下部の遊技盤固定部800とで遊技盤200を上下から挟んで固定する。
また、図58に示すように、本体104には弾性部材803を設けている。弾性部材803について、図58では、模式的にコイルばねで図示しているが、本発明はこれに限られるものではなく、板ばねやそのほか既知の各種ばねや、ゴムやそのほか如何なる部材であってもよい場合がある。また、弾性部材803は遊技盤固定部800に含めてもよい場合があり、この場合、遊技盤受部801および作動レバー部802の回動に対して弾性部材803が付勢する場合がある。
本実施例では、第三のコネクタと第四のコネクタが接続されたあとに、遊技盤が遊技盤固定部により接続される。なお、その逆であってもよい。また、第三のコネクタと第四のコネクタの接続は、遊技盤が遊技盤固定部により接続されるのと同時であってもよい。また、本実施例では、遊技盤が遊技盤固定部から解除されたあとに、第三のコネクタと第四のコネクタの接続が解除されている。なお、逆であってもよい。また、遊技盤が遊技盤固定部から解除されるのと同時に、第三のコネクタと第四のコネクタの接続が解除されてもよい。なお、第14の実施例、第15の実施例、第16の実施例についても同様である。
弾性部材803は、遊技盤200を本体104に収容する際に、遊技盤200と本体104とが離間する方向に付勢する。すなわち、弾性部材803は、遊技盤200を本体104に収容する方向と逆の方向に付勢し、これによって、第一のコネクタ104a5と第二のコネクタ200a5との接続時および第三のコネクタ104a6と第四のコネクタ200a6との接続時の各コネクタへの衝撃を和らげて、これらの故障等を防ぐことができる場合がある。
<<第14の実施例>>
図59は、本発明に係るコネクタ接続の構成の第14の実施例を示すぱちんこ機100についての、図48に相当する断面図であり、(a)は遊技盤200の一端を、遊技盤200を回転支持する本体104の支持部104dに取り付け、遊技盤200を開いた状態を示す図であり、(b)は遊技盤200を閉じ初め、遊技盤200のコネクタと本体104のコネクタとが接した状態を示す図であり、(c)は遊技盤200を閉じ、遊技盤200を本体104の収容部104eに収容した状態を示す図である。
図59において、遊技盤200の図における下側が、遊技領域124を設けている側である。また、遊技盤200の第四のコネクタ200a6および第二のコネクタ200a5を設けた側の反対側が、遊技領域124を設けている側である。
図60は、図59のコネクタ部分を拡大して示す図である。
また、図61(a)は、図59のぱちんこ機100の遊技盤200を外した本体104の正面図であり、図61(b)は、図59のぱちんこ機100の本体104から外した遊技盤200の背面図である。
この第14の実施例では、第一の部品である本体104に設けた第一のコネクタ104a5と第二の部品である遊技盤200に設けた第二のコネクタ200a5とを接続するとともに、第一の部品である本体104に設けた第三のコネクタ104a6と第二の部品である遊技盤200に設けた第四のコネクタ200a6とを接続する構成を示す。
第一のコネクタ104a5は、その当接面104a5sにて基板104c5に接し、電気的に接続されて実装される。また、基板104c5は、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部104b5’を介して本体104に接し、電気的に接続されて実装される。すなわち、第一のコネクタ104a5は、基板104c5およびコネクタ接続部104b5’を介して、本体104に電気的に接続されて実装される。
第二のコネクタ200a5は、その当接面200a5sにて基板200c5に接し、電気的に接続されて実装される。また、基板200c5は、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部200b5’を介して遊技盤200に接し、電気的に接続されて実装される。すなわち、第二のコネクタ200a5は、基板200c5およびコネクタ接続部200b5’を介して、遊技盤200に電気的に接続されて実装される。
第三のコネクタ104a6は、その当接面104a6sにて基板104c6に接し、電気的に接続されて実装される。また、基板104c6は、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部104b6’を介して本体104に接し、電気的に接続されて実装される。すなわち、第三のコネクタ104a6は、基板104c6およびコネクタ接続部104b6’を介して、本体104に電気的に接続されて実装される。
第四のコネクタ200a6は、その当接面200a6sにて基板200c6に接し、電気的に接続されて実装される。また、基板200c6は、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部200b6’を介して遊技盤200に接し、電気的に接続されて実装される。すなわち、第四のコネクタ200a6は、基板200c6およびコネクタ接続部200b6’を介して、遊技盤200に電気的に接続されて実装される。
なお、本実施例では、コネクタ接続部104b5’とコネクタ接続部104b6’は一体であって同一の部品である。また、コネクタ接続部200b5’とコネクタ接続部200b6’は一体であって同一の部品である。なお、コネクタ接続部104b5’とコネクタ接続部104b6’のみが一体であって同一の部品であり、コネクタ接続部200b5’とコネクタ接続部200b6’は、異なる部品であってもよい。また、その逆であってもよい。
本体104は、遊技盤200の一端を回転支持する支持部104dと、遊技盤200を収容する収容部104eを有する。支持部104dは挿入された遊技盤200の一端を外れないように押さえる突出部104cを有しており、この支持部104dに一端を挿入した遊技盤200は、その一端を軸に回転して開閉可能としている。遊技盤200を閉じると、その遊技盤200は本体104の収容部104eに収容される。
この遊技盤200を閉じる動作によって第一のコネクタ104a5と第二のコネクタ200a5とが押し付けられて接続するとともに第三のコネクタ104a6と第四のコネクタ200a6とが押し付けられて接続する。遊技盤200を開くと、第一のコネクタ104a5と第二のコネクタ200a5との接続、および第三のコネクタ104a6と第四のコネクタ200a6との接続は解除される。
また、図59、図60に示すように、本体104には弾性部材803を設けている。弾性部材803について、図59、図60では、模式的にコイルばねで図示しているが、本発明はこれに限られるものではなく、板ばねやそのほか既知の各種ばねや、ゴムやそのほか如何なる部材であってもよい場合がある。また、弾性部材803は遊技盤固定部800に含めてもよい場合があり、この場合、遊技盤受部801および作動レバー部802の回動に対して弾性部材803が付勢する場合がある。
弾性部材803は、遊技盤200を本体104に収容する際に、遊技盤200と本体104とが離間する方向に付勢する。すなわち、弾性部材803は、遊技盤200を本体104に収容する方向と逆の方向に付勢し、これによって、第一のコネクタ104a5と第二のコネクタ200a5との接続時および第三のコネクタ104a6と第四のコネクタ200a6との接続時の各コネクタへの衝撃を和らげて、これらの故障等を防ぐことができる場合がある。
ここで、第二の部品である遊技盤200の所定の面を、第四のコネクタ200a6の当接面200a6sと平行であり、遊技盤200における第四のコネクタ200a6の実装面と逆の面で当接面200a6sから最も遠い面(例えば遊技盤200の表面)としたとき、この所定の面から、第四のコネクタ200a6における第三のコネクタ104a6と接触する接触部(遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する箇所でもよいし、遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する電極箇所でもよい。)まで、の高さをH3(図60参照)とし、
また、第一の部品である本体104の所定の面を、第三のコネクタ104a6の当接面104a6sと平行であり、本体104における第三のコネクタ104a6の実装面と逆の面で当接面104a6sから最も遠い面(例えば本体104の裏面)としたとき、この所定の面から、第三のコネクタ104a6における第四のコネクタ200a6と接触する接触部(遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する箇所でもよいし、遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する電極箇所でもよい。)まで、の高さをH4(図60参照)とし、
また、第二の部品である遊技盤200の所定の面を、第二のコネクタ200a5の当接面200a5sと平行であり、遊技盤200における第二のコネクタ200a5の実装面と逆の面で当接面200a5sから最も遠い面(例えば遊技盤200の表面)としたとき、この所定の面から、第二のコネクタ200a5における第一のコネクタ104a5と接触する接触部(遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する箇所でもよいし、遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する電極箇所でもよい。)まで、の高さをH1(図60参照)とし、
また、第一の部品である本体104の所定の面を、第一のコネクタ104a5の当接面104a5sと平行であり、本体104における第一のコネクタ104a5の実装面と逆の面で当接面104a5sから最も遠い面(例えば本体104の裏面)としたとき、この所定の面から、第一のコネクタ104a5における第二のコネクタ200a5と接触する接触部(遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する箇所でもよいし、遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する電極箇所でもよい。)まで、の高さをH2(図60参照)とすると、支持部104dから各コネクタまでの距離が同じであれば、この高さが高いコネクタの方が、破損可能性が高い。
したがって、この例では、第一のコネクタ104a5と第二のコネクタ200a5とでは、第一のコネクタ104a5の方が突出し、高さが高い(H1<H2)ので、第一のコネクタ104a5が最も破損可能性が高いことがわかる。
このことから、第一のコネクタ104a5を検査して正常であれば、第二のコネクタ200a5、第三のコネクタ104a6および第四のコネクタ200a6も正常であり、これらをさらに検査する手間が不要となる場合がある。
なお、第二の部品(例えば遊技盤200)に設けたコネクタの高さの基準となる第二の部品の所定面としては、この第二の部品と第一の部品(例えば本体104)とを組み付けて対応するコネクタ同士を接続したときに、この第二の部品が第一の部品と当接する面としてもよい。第二の部品に設けたコネクタのうち、この所定面を基準として、より第一の部品側に突出しているコネクタほど破損可能性が高い。
同様に、第一の部品(例えば本体104)に設けたコネクタの高さの基準となる第一の部品の所定面としては、この第一の部品と第二の部品(例えば遊技盤200)とを組み付けて対応するコネクタ同士を接続したときに、この第一の部品が第二の部品と当接する面としてもよい。第一の部品に設けたコネクタのうち、この所定面を基準として、より第二の部品側に突出しているコネクタほど破損可能性が高い。
<<第15の実施例>>
図62は、本発明に係るコネクタ接続の構成の第15の実施例を示すぱちんこ機100についての、図48に相当する断面図であり、(a)は遊技盤200の一端を、遊技盤200を回転支持する本体104の支持部104dに取り付け、遊技盤200を開いた状態を示す図であり、(b)は遊技盤200を閉じ初め、遊技盤200のコネクタと本体104のコネクタとが接した状態を示す図であり、(c)は遊技盤200を閉じ、遊技盤200を本体104の収容部104eに収容した状態を示す図である。
図62において、遊技盤200の図における下側が、遊技領域124を設けている側である。また、遊技盤200の第四のコネクタ200a8および第二のコネクタ200a7を設けた側の反対側が、遊技領域124を設けている側である。
図63は、図62のコネクタ部分を拡大して示す図である。
この第15の実施例では、第一の部品である本体104に設けた第一のコネクタ104a7と第二の部品である遊技盤200に設けた第二のコネクタ200a7とを接続するとともに、第一の部品である本体104に設けた第三のコネクタ104a8と第二の部品である遊技盤200に設けた第四のコネクタ200a8とを接続する構成を示す。
第一のコネクタ104a7は、その当接面104a7sにて基板104c7に接し、電気的に接続されて実装される。また、基板104c7は、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部104b7を介して本体104に接し、電気的に接続されて実装される。すなわち、第一のコネクタ104a7は、基板104c7およびコネクタ接続部104b7を介して、本体104に電気的に接続されて実装される。
第二のコネクタ200a7は、その当接面200a7sにて基板200c7に接し、電気的に接続されて実装される。また、基板200c7は、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部200b7を介して遊技盤200に接し、電気的に接続されて実装される。すなわち、第二のコネクタ200a7は、基板200c7およびコネクタ接続部200b7を介して、遊技盤200に電気的に接続されて実装される。
第三のコネクタ104a8は、その当接面104a8sにて基板104c8に接し、電気的に接続されて実装される。また、基板104c8は、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部104b8を介して本体104に接し、電気的に接続されて実装される。すなわち、第三のコネクタ104a8は、基板104c8およびコネクタ接続部104b8を介して、本体104に電気的に接続されて実装される。
第四のコネクタ200a8は、その当接面200a8sにて基板200c8に接し、電気的に接続されて実装される。また、基板200c8は、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部200b8を介して遊技盤200に接し、電気的に接続されて実装される。すなわち、第四のコネクタ200a8は、基板200c8およびコネクタ接続部200b8を介して、遊技盤200に電気的に接続されて実装される。
また、遊技盤200の面のうち、第二のコネクタ200a7や第四のコネクタ200a7を設けた側の面には、部品1205を設けている。この部品1205の少なくとも一部は遊技盤200と接触して取り付けられている場合がある。
本体104は、遊技盤200の一端を回転支持する支持部104dと、遊技盤200を収容する収容部104eを有する。支持部104dは挿入された遊技盤200の一端を外れないように押さえる突出部104cを有しており、この支持部104dに一端を挿入した遊技盤200は、その一端を軸に回転して開閉可能としている。遊技盤200を閉じると、その遊技盤200は本体104の収容部104eに収容される。
この遊技盤200を閉じる動作によって第一のコネクタ104a7と第二のコネクタ200a7とが押し付けられて接続するとともに第三のコネクタ104a8と第四のコネクタ200a8とが押し付けられて接続する。遊技盤200を開くと、第一のコネクタ104a7と第二のコネクタ200a7との接続、および第三のコネクタ104a8と第四のコネクタ200a8との接続は解除される。
また、図62、図63に示すように、本体104には弾性部材803を設けている。弾性部材803について、図62、図63では、模式的にコイルばねで図示しているが、本発明はこれに限られるものではなく、板ばねやそのほか既知の各種ばねや、ゴムやそのほか如何なる部材であってもよい場合がある。また、弾性部材803は遊技盤固定部800に含めてもよい場合があり、この場合、遊技盤受部801および作動レバー部802の回動に対して弾性部材803が付勢する場合がある。
弾性部材803は、遊技盤200を本体104に収容する際に、遊技盤200と本体104とが離間する方向に付勢する。すなわち、弾性部材803は、遊技盤200を本体104に収容する方向と逆の方向に付勢し、これによって、第一のコネクタ104a7と第二のコネクタ200a7との接続時および第三のコネクタ104a8と第四のコネクタ200a8との接続時の各コネクタへの衝撃を和らげて、これらの故障等を防ぐことができる場合がある。
ここで、第二の部品である遊技盤200の所定の面を、第四のコネクタ200a8の当接面200a8sと平行であり、遊技盤200における第四のコネクタ200a8の実装面と逆の面で当接面200a8sから最も遠い面(例えば遊技盤200の表面)としたとき、この所定の面から、第四のコネクタ200a8における第三のコネクタ104a8と接触する接触部(遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する箇所でもよいし、遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する電極箇所でもよい。)まで、の高さをH3(図63参照)とし、
また、第一の部品である本体104の所定の面を、第三のコネクタ104a8の当接面104a8sと平行であり、本体104における第三のコネクタ104a8の実装面と逆の面で当接面104a8sから最も遠い面(例えば本体104の裏面)としたとき、この所定の面から、第三のコネクタ104a8における第四のコネクタ200a8と接触する接触部(遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する箇所でもよいし、遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する電極箇所でもよい。)まで、の高さをH4(図63参照)とし、
また、第二の部品である遊技盤200の所定の面を、第二のコネクタ200a7の当接面200a7sと平行であり、遊技盤200における第二のコネクタ200a7の実装面と逆の面で当接面200a7sから最も遠い面(例えば遊技盤200の表面)としたとき、この所定の面から、第二のコネクタ200a7における第一のコネクタ104a7と接触する接触部(遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する箇所でもよいし、遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する電極箇所でもよい。)まで、の高さをH1(図63参照)とし、
また、第一の部品である本体104の所定の面を、第一のコネクタ104a7の当接面104a7sと平行であり、本体104における第一のコネクタ104a7の実装面と逆の面で当接面104a7sから最も遠い面(例えば本体104の裏面)としたとき、この所定の面から、第一のコネクタ104a7における第二のコネクタ200a7と接触する接触部(遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する箇所でもよいし、遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する電極箇所でもよい。)まで、の高さをH2(図63参照)とすると、支持部104dから各コネクタまでの距離が同じであれば、この高さが高いコネクタの方が、破損可能性が高い。
また、第二の部品である遊技盤200の所定の面を、部品1205の上面と平行であり、遊技盤200における部品1205の実装面と逆の面で部品1205の上面から最も遠い面(例えば遊技盤200の表面)としたとき、この所定の面から、部品1205の上面まで、の高さをH5(図63参照)としたとき、
H5>H1且つH5>H2且つH5>H3且つH5>H4である(部品1205が、第一のコネクタ104a7、第二のコネクタ200a7、第三のコネクタ104a8および第四のコネクタ200a8のいずれよりも突出している)場合がある。つまり、遊技盤に設けられた部品1205の高さは、遊技盤に設けられた第二のコネクタの高さよりも高く、遊技盤に設けられた部品1205の高さは、第四のコネクタの高さよりも高い。さらに、遊技盤に設けられた部品1205の高さは、本体に設けられた第一のコネクタの高さよりも高く、遊技盤に設けられた部品1205の高さは、本体に設けられた第三のコネクタの高さよりも高い。なお、部品1205は、本体に設けられた第一のコネクタおよび第三のコネクタのうちの少なくとも一方のコネクタよりも低くてもよい。また、少なくとも両方のコネクタの高さよりも低くてもよく、同じ高さであってもよい。なお、第一のコネクタおよび第三のコネクタの両方のコネクタの高さのみ部品1205の高さよりも高くてもよい。また、その逆であってもよい。なお、遊技盤に設けられた第二のコネクタおよび第四のコネクタの両方のコネクタの高さのみ部品1205の高さよりも低いものであってもよい。
この場合であっても、本体104と遊技盤200とが正しく取り付けられたとき(図62(c)参照)、部品1205の高さH5は、本体104と遊技盤200との距離よりも低く、本体104と遊技盤200との間の空間に少なくとも収納可能な場合がある。
なお、第一の部品(例えば本体104)に設けたコネクタの高さの基準となる第一の部品の所定面としては、この第一の部品と第二の部品(例えば遊技盤200)とを組み付けて対応するコネクタ同士を接続したときに、この第一の部品が第二の部品と当接する面としてもよい。第一の部品に設けたコネクタのうち、この所定面を基準として、より第二の部品側に突出しているコネクタほど破損可能性が高い。
同様に、第二の部品(例えば遊技盤200)に設けたコネクタの高さの基準となる第二の部品の所定面としては、この第二の部品と第一の部品(例えば本体104)とを組み付けて対応するコネクタ同士を接続したときに、この第二の部品が第一の部品と当接する面としてもよい。第二の部品に設けたコネクタのうち、この所定面を基準として、より第一の部品側に突出しているコネクタほど破損可能性が高い。
図64は、図62のぱちんこ機100の遊技盤200を開いた状態を示す斜視図である。
図65は、図64のパチンコ機100を示す図であって、パチンコ機100の概略正面図である。
図64および図65の例では、図56〜図64の例と異なり、遊技盤固定部800が設けられていない。本体に遊技盤固定部が設けられている場合、遊技盤は遊技盤固定部により固定されているため、盤の荷重は遊技盤固定部にかかる。一方で、本実施例のように遊技盤固定部がない場合は、コネクタ(例えば、第一のコネクタ、第二のコネクタ、第三のコネクタ、第四のコネクタなど)に荷重がかかるため、コネクタがより壊れやすい状況となる。遊技盤固定部が設けられていない以外は、図56〜図64と同様であるため、説明は省略する。
<<第16の実施例>>
図66は、本発明に係るパチンコ機100の第16の実施例の具体的構成の一例を示す正面図である。
本体104に遊技盤200を取り付ける際には、遊技盤200の一端を、遊技盤200を回転支持する本体104の支持部104dに取り付け、遊技盤200を回動させて閉じる。
本体104には、遊技盤200を閉じて収容したときに、遊技盤200を固定する遊技盤固定部800を設けている。
図67は、図66に示したパチンコ機100を示す図であり、(a)はパチンコ機100における、前面枠扉106を開いて遊技盤200を取り外した状態の本体104を示す斜視図であり、(b)は遊技盤200の背面図である。
本体104は、遊技盤200の一端を回転支持する支持部104dと、遊技盤200を収容する収容部104eを有する。支持部104dは挿入された遊技盤200の一端を外れないように押さえる突出部104cを有しており、この支持部104dに一端を挿入した遊技盤200は、その一端を軸に回転して開閉可能としている。遊技盤200を閉じると、その遊技盤200は本体104の収容部104eに収容される。
この遊技盤200を閉じる動作によって、本体104側のコネクタ707aと遊技盤200側のコネクタ706aとが押し付けられて接続し、本体104側のコネクタ707bと遊技盤200側のコネクタ706bとが押し付けられて接続し、本体104側のコネクタ707cと遊技盤200側のコネクタ706cとが押し付けられて接続する。遊技盤200を開くと、コネクタ707aとコネクタ706aとの接続、コネクタ707bとコネクタ706bとの接続、およびコネクタ707cとコネクタ706cとの接続は解除される。
本実施例においては、コネクタ706aとコネクタ707aが接続された後に、コネクタ706bとコネクタ707bが接続される。さらに、コネクタ706bとコネクタ707bが接続された後に、コネクタ706cとコネクタ707cが接続される。なお、3組のコネクタの接続順は上記に限らない。また、3組のコネクタが同時に接続されてもよい。なお、3組のコネクタのうちの少なくとも2組が同時に接続され、残りの1組が、同時に接続される2組よりも先に接続されてもよい。またその逆でもよい。
本実施例においては、コネクタ706cとコネクタ707cの接続が解除された後に、コネクタ706bとコネクタ707bの接続が解除される。さらに、コネクタ706bとコネクタ707bの接続が解除された後に、コネクタ706aとコネクタ707aの接続が解除される。なお、3組のコネクタの解除順は上記に限らない。また、3組のコネクタの接続が同時に解除されてもよい。なお、3組のコネクタのうちの少なくとも2組の接続が同時に解除され、残りの1組の接続が、同時に解除される2組の接続よりも先に解除されてもよい。またその逆でもよい。なお、以降の実施例においても同様であってもよい。
遊技盤200を閉じると、本体104に取り付けてある遊技盤固定部800によって、遊技盤200は本体104に固定される。なお、図67(a)においては、作動レバー部802の面が遊技者側に向いた状態を図示している。
なお、フローティングコネクタとは、位置を固定されたコネクタと、この位置を固定されたコネクタと相対する接続面に可動域を有するコネクタとの組み合わせを呼ぶ場合があるが、ここでは、可動域を有するコネクタをフローティングコネクタと呼ぶ場合がある。
本実施例では、例えば遊技盤200側のコネクタ706a、706bおよび706cを固定されたコネクタにし、本体104側のコネクタ707a、707bおよび707cをフローティングコネクタにする場合がある。この場合、フローティングコネクタの可動域によりコネクタを接続しにくい場合がある。そこで、本実施例では、詳しくは後述する案内部および被案内部によって安定したコネクタ接続を可能とする場合がある。
なお、本実施例では、第一の部品(遊技盤200)に主基坂156、第1の副基板160および第2の副基板164を設けている。また、第二の部品(本体104)に払出制御基板170、発射基板174および電源基板182を設けている。各コネクタは、これらの基板どうしの接続を行う場合があり、コネクタ接続が正常に行われていない場合、これらの基板のうち複数の基板に跨る制御の動作が正常に行われているか否かで、コネクタ接続の不具合か基板の不具合かを切り分けることができ、また、コネクタ接続の不具合であれば、案内部の異常であることを推測することもできる場合がある。
本実施例では、コネクタ706aの右側に設けられたコネクタ705aと主基板156に設けられたコネクタ702aaとコネクタ702abが不図示のコネクタ(例えば、コネクタ付のハーネス、フローティングコネクタなど)で接続されている。また、コネクタ706bの上側に設けられたコネクタ704aと第2の副基板164に設けられたコネクタ703abが不図示のコネクタ(例えば、コネクタ付のハーネス、フローティングコネクタなど)で接続されている。また、コネクタ706cの上側に設けられたコネクタ704bと第2の副基板164に設けられたコネクタ703aaとコネクタ703bが不図示のコネクタ(例えば、コネクタ付のハーネス、フローティングコネクタなど)で接続されている。なお、第2の副基板164が1枚の基板であり、コネクタ703aa、コネクタ703ab、コネクタ703bは同一の基板上に設けられていてもよい。なお、第2の副基板164が複数の基板により構成されている場合、コネクタ703aa、コネクタ703ab、コネクタ703bは、すべて異なる基板上に設けられていてもよく、3つのコネクタのうちの少なくとも1つが異なる基板上に設けられていてもよく、3つのコネクタのうちの1つのみが異なる基板上に設けられていてもよい。また、第2の副基板164が複数の基板から構成されている場合、すべての基板にコネクタ703aa、コネクタ703ab、コネクタ703bのうちのいずれか1つまたは1つ以上が設けられていてもよく、コネクタ703aa、コネクタ703ab、コネクタ703bのいずれも設けられていない基板があってもよい。
例えば、液晶表示に不具合があった場合でも、打出や払出が行われている場合はコネクタの電気的接続が異常であり、案内部が壊れてしまっている可能性がある。一方で、同様の状況でも打出や払出もされない場合には、電源基板に不具合が発生している可能性がある。
図68は、図66に示した遊技盤200を本体104に収容する様子を示す図であって、(a)は遊技盤200の一端を、遊技盤200を回転支持する本体104の支持部104dに取り付け、遊技盤200を開いた状態を示す図であり、(b)は遊技盤200を閉じ、遊技盤200を本体104の収容部104eに収容した状態を示す図である。
図69は、図68に示した支持部104dの近傍を示す斜視図である。
本実施例では、ぱちんこ機100の主基板を702で示し、副基板を703で示している。
主基板702に接続されたコネクタ702aは、例えばハーネスによってコネクタ705aと接続される。また、副基板703に接続されたコネクタ703aは、例えばハーネスによってコネクタ704aと接続され、副基板703に接続されたコネクタ703bは、例えばハーネスによってコネクタ704bと接続される。
コネクタ705aとコネクタ706aとは例えば後述の基板705のプリント配線にて接続され、コネクタ704aとコネクタ706bとは例えば後述の基板704のプリント配線にて接続され、コネクタ704bとコネクタ706cとは例えば後述の基板704のプリント配線にて接続される。
本体104は、遊技盤200の一端を回転支持する支持部104dと、遊技盤200を収容する収容部104eを有する。支持部104dは挿入された遊技盤200の一端を外れないように押さえる突出部104cを有しており、この支持部104dに一端を挿入した遊技盤200は、その一端を軸に回転して開閉可能としている。遊技盤200を閉じると、その遊技盤200は本体104の収容部104eに収容される。
この遊技盤200を閉じる動作によって、本体104側のコネクタ707aと遊技盤200側のコネクタ706aとが押し付けられて接続し、本体104側のコネクタ707bと遊技盤200側のコネクタ706bとが押し付けられて接続し、本体104側のコネクタ707cと遊技盤200側のコネクタ706cとが押し付けられて接続する。遊技盤200を開くと、コネクタ707aとコネクタ706aとの接続、コネクタ707bとコネクタ706bとの接続、およびコネクタ707cとコネクタ706cとの接続は解除される。
遊技盤200を閉じると、本体104に取り付けてある遊技盤固定部800によって、遊技盤200は本体104に固定される。なお、図67(a)においては、作動レバー部802の面が遊技者側に向いた状態を図示している。
図70は、本体104側のコネクタと遊技盤200側のコネクタの詳細を示す斜視図であり、(a)は遊技盤200側のコネクタの周辺構成を分解した状態を示す図であり、(b)は遊技盤200側のコネクタの周辺構成を組み立てた状態を示す図である。また、図71(a)は図70(a)の背面斜視図であり、図71(b)は図70(b)の背面斜視図である。
コネクタ706aは、当接面706asを基板705に当接させて例えば半田によって接続して実装する。コネクタ706bは、当接面706bsを基板704に当接させて例えば半田によって接続して実装する。コネクタ706cは、当接面706csを基板704に当接させて例えば半田によって接続して実装する。
互いに接続されるコネクタ706aとコネクタ707aとはフローティングコネクタであってもよいし、そうでなくてもよい。本実施例では、フローティングコネクタとする。コネクタ707aは、本体104に取り付けられた状態において、接続相手のコネクタ706aとの接続面と少なくとも平行な面内で、接続位置のずれを吸収可能なようにフローティング(移動可能)としている。
互いに接続されるコネクタ706bとコネクタ707bとはフローティングコネクタであってもよいし、そうでなくてもよい。本実施例では、フローティングコネクタとする。コネクタ707bは、本体104に取り付けられた状態において、接続相手のコネクタ706bとの接続面と少なくとも平行な面内で、接続位置のずれを吸収可能なようにフローティング(移動可能)としている。
互いに接続されるコネクタ706cとコネクタ707cとはフローティングコネクタであってもよいし、そうでなくてもよい。本実施例では、フローティングコネクタとする。コネクタ707cは、本体104に取り付けられた状態において、接続相手のコネクタ706cとの接続面と少なくとも平行な面内で、接続位置のずれを吸収可能なようにフローティング(移動可能)としている。
コネクタ707a、コネクタ707bおよびコネクタ707cは、そのフローティング機構の故にフローティングではないコネクタと比べて破損しやすい場合がある。また、コネクタ706a、コネクタ706bおよびコネクタ706cの端子部分は電極が例えば同であるのに対して、その周辺を例えば黒色にしておけば、その周辺色の変色で、破損の進行を視認可能な場合がある。
コネクタ706aを実装した基板705、並びにコネクタ706bおよびコネクタ706cを実装した基板704は、ドロワベース708に固定され、その後、遊技盤200に取り付けられる。
コネクタ706a、コネクタ706bおよびコネクタ706cは、フローティングではないので、破損しにくい。また、コネクタ706a、コネクタ706bおよびコネクタ706cは、一般にハウジングと呼ばれ、金属製の枠に覆われているので、破損しにくい。
コネクタ707aは、当接面707asを本体104に当接させて例えば半田によって接続して実装する。コネクタ707bは、当接面707bsを本体104に当接させて例えば半田によって接続して実装する。コネクタ707cは、当接面707csを本体104に当接させて例えば半田によって接続して実装する。このとき、コネクタ707aは図示しないコネクタ接続部によって、その高さを高くしている。
以上のように構成することによって、コネクタ707aを最も破損しやすい構成とすることができ、コネクタの検査時にはすべてのコネクタを検査せずとも、コネクタ707aを検査すればよい場合がある。
また、複数のコネクタにおいては、そのすべての中で最も破損しやすいもののみを検査するようにしてもよいし、複数のコネクタの中のいくつかだけを対象にしてそのいくつかの中で最も破損しやすいものの検査により、他のコネクタの破損状態を知ることができる場合がある。
また、コネクタは、その長辺が長い方が接続時の衝撃が分散して破損しにくいが、意図的に破損しやすいように長辺が短いコネクタを用意し、その破損を確認することによって、他のコネクタの破損状態を知り得るように構成することができるが、この場合、長辺が短いコネクタは安価であることから、安価な構成で他のコネクタの破損状態を知り得る場合がある。
図72は、本体104に取り付ける遊技盤固定具800の詳細を示す図であり、(a)は遊技盤固定具800の開口を下に向けた状態を示す斜視図であり、(b)は遊技盤固定具800の作動レバー部802の面側から見た正面図である。
図73は、図72に示した遊技盤固定具800の分解斜視図である。
遊技盤固定具800は、遊技盤受部801を成す2枚の板部材801aおよび801bと、作動レバー部802と、弾性部材803と、基台804と、
係止爪805cを有する係止部材805と、を有して構成される。
基台804は、平板部材の両脇を図中手前側に屈曲させて、中央を背板804aとし、両脇を脇部804bとしている。背板804aは本体104に固定する。
作動レバー部802の両側には板部材801aおよび板部材801bを配置し、軸807を、板部材801bの貫通孔801ba、作動レバー部802の802a、板部材801aの貫通孔801aaの順で貫通し、作動レバー部802と板部材801aおよび板部材801bとがずれないように固定する。
軸806は、基台804の貫通孔804d、板部材801bの貫通孔801bb、作動レバー部802の802b、板部材801aの貫通孔801ab、基台804の貫通孔804fの順に貫通し、一体化した板部材801b、作動レバー部802および板部材801aが、基台804に対して回動可能になるように軸支する。
軸808は、板部材801bの貫通孔801bc、板部材801aの貫通孔801ac、の順で貫通する。
軸809は、基台804の貫通孔804c、係止部805の貫通孔805b、基台804の貫通孔804eの順で貫通し、係止部805が、基台804に対して回動可能になるように軸支する。係止部805は上部に操作部805aを有する。
弾性部材803は、本例では板ばねであり、所定形状に湾曲させたほぼ中央部を、基台804の背板804aに固定する。弾性部材803の下側は背板804aに当接する。係止部805は、平板部材の両脇を図中下側に屈曲させ、その上面に対してその下側から、弾性部材803の上側が当接する。
基台804は、軸808が入り込む凹部804g、804hを有する。また、係止部805の係止爪805cは、詳しくは後述するように、軸808を係止する。
図74は、遊技盤200を本体104に収容し、遊技盤固定具800によって固定する動作を説明する図であって、(a)は、遊技盤固定具800の開口に遊技盤200が挿入された状態を示す側面図であり、(a)’は、(a)の状態における、図72(b)のF−F位置での側断面図であり、(b)は、(a)に続く状態であって遊技盤200の収容が進んだ状態を示す側面図であり、(b)’は、(b)の状態における、図72(b)のF−F位置での側断面図であり、(c)は、(b)に続く状態であって遊技盤200の収容が完了した状態を示す側面図であり、(c)’は、(c)の状態における、図72(b)のF−F位置での側断面図である。
なお、図74において、本体104の図示を省略しているが、図中右側にある本体104に遊技盤固定具800が取り付けられている。
遊技盤200の本体104への収容時には、遊技盤固定具800の開口すなわち遊技盤受部801と作動レバー部802との間の開口に遊技盤200が挿入され、この遊技盤200が遊技盤受部801を本体104側に押す。
図74(a)、(a)’に示すように、遊技盤200を収容していないときには、弾性部材803に付勢されて、係止部805は、その操作部805aが背板804aとほぼ垂直な位置にある。
図74(b)、(b)’に示すように、遊技盤200を収容しようと遊技盤200で遊技盤受部801を押すと、軸808が係止爪805cを押し、弾性部材803の弾性力に反して、操作部805aの先端が下がるように係止部805を回動させる。
図74(c)、(c)’に示すように、さらに遊技盤200を押し込むと、係止爪805cのくぼみに軸808が嵌り、弾性部材803の弾性力によって、操作部805aの先端が上がるように係止部805を回動させ、図74(a)、(a)’と同じ位置に位置する。このとき軸808は係止爪805cに係止され、これによって遊技盤受部801および作動レバー部802が固定され、遊技盤受部801と作動レバー部802との間の開口に挿入された遊技盤200が固定される。
遊技盤200の固定を解除する際には、図74(c)、(c)’に示す状態において、操作部805aの先端を押し下げる。この操作により、係止爪805cが軸808から外れ、遊技盤受部801および作動レバー部802は自由に動き、遊技盤200を遊技者側に引き出すことが可能になる。
<<第17の実施例>>
図75は、本発明に係るパチンコ機100の第17の実施例を示す図であって、パチンコ機100の遊技盤200に取り付けられる部品の例を示す分解斜視図である。
遊技盤200は、遊技者側に遊技領域124を形成する板状部材である遊技板709に対して、各種部品が取り付けられて成る。
遊技板709の表側(遊技者側)には遊技領域124が形成され、裏側(島側)には遊技領域124を転動してきた遊技球が通過する球通路710を設けている。また、遊技板709の裏側には、フローティングコネクタであるコネクタ706a、706b、706cを設けている。
遊技板709の裏側には、各種演出を行う演出手段711や、例えば小判の打ち上げといった演出を行う演出手段712や、例えばシャッター(遮蔽手段)の開閉といった演出を行う演出手段713や、主基板156を収納する主基板ケース158や、第1副基板160を収納する第1副基板ケース162や、第2副基板164を収納する第2副基板ケース166や、液晶表示装置208などの部品が取り付けられている。これらは、遊技盤200に取り付けられる部品である。
本実施例では、演出手段711は、遊技板709の裏側に取り付けられているものであり、演出手段712は、演出手段712の裏側に取り付けられているものであり、演出手段713は、演出手段712の裏側に取り付けられているものであり、液晶表示装置208は、演出手段713の裏側に取り付けられているものであり、主基板ケース158、第1副基板ケース162、および第2副基板ケース166は、液晶表示装置208の裏側に取り付けられているものである。
なお、本件における「部品Aが部品Bに取り付けられる」は、部品Aの少なくとも一部が部品Bの少なくとも一部と接触するものを示していてもよく、部品Aの一部のみが部品Bの一部のみと接触するものを示していてもよい。また、部品Aの少なくとも一部が部品Bの全部と接触するものを示していてもよく、また、その逆であってもよい。さらに、部品Aの全部が部品Bの全部と接触していることを示してもよい。
図76(a)、図76(b)、図77(a)および図77(b)は、図75に示した遊技盤200を下方から見た底面図である。これらの図では下側が、遊技盤200の表側(遊技者側)であって、遊技領域124が形成される側である。
図76(a)では、遊技盤200の裏側に、さらに裏カバー714を設けた状態を示している。この裏カバー714も遊技盤200に取り付けられる部品である。
遊技盤200の裏側には、球通路710を形成する裏通路ユニット716や、主基板ケース158を取り付ける際のベースとなる主基板ユニットベース715を設けている。これらも、遊技盤200に取り付けられる部品である。
遊技盤200の裏側には、フローティングコネクタであるコネクタ706a、706b、706cを設けている。
図76(a)に示す通り、遊技領域124(遊技盤200の表面)から裏カバー714における最も後ろ側に突出した部位までの高さは、遊技領域124からコネクタ706aにおける最も後ろ側に突出した部位までの高さよりも高い(遊技領域124(遊技盤200の表面)を基準とした場合に、裏カバー714における最も後ろ側に突出した部位は、コネクタ706aにおける最も後ろ側に突出した部位よりも突出している)。また、遊技領域124(遊技盤200の表面)から裏カバー714における最も後ろ側に突出した部位までの高さは、遊技領域124からコネクタ706bにおける最も後ろ側に突出した部位までの高さよりも高い(遊技領域124(遊技盤200の表面)を基準とした場合に、裏カバー714における最も後ろ側に突出した部位は、コネクタ706bにおける最も後ろ側に突出した部位よりも突出している)。さらに、遊技領域124(遊技盤200の表面)から裏カバー714おける最も後ろ側に突出した部位までの高さは、遊技領域124からコネクタ706cにおける最も後ろ側に突出した部位までの高さよりも高い(遊技領域124(遊技盤200の表面)を基準とした場合に、裏カバー714における最も後ろ側に突出した部位は、コネクタ706cにおける最も後ろ側に突出した部位よりも突出している)。
図76(b)では、図76(a)の状態から、主基板ケース158や主基板ユニットベース715を取り外した状態を示している。この状態で、例えば小判の打ち上げといった演出を行う演出手段712や、例えばシャッター(遮蔽手段)の開閉といった演出を行う演出手段713が見える。主基板ケース158や主基板ユニットベース715を取り外した場合であっても、最も後ろ側に突出した部品は裏カバー714であり、図76(a)と同様であるので、説明は省略する。主基板ケース158は、裏カバー714により、少なくとも一部(例えば、図67のコネクタ702aa、コネクタ702abなどを含む複数のコネクタ(図40の塗りつぶされている領域)が覆われるように設けられており、外力による接続解除やコネクタへの不正を防ぐことができる場合がある。
図77(a)では、図76(b)の状態から、裏カバー714、主基板ケース158および主基板ユニットベース715を取り外した状態を示している。
図77(a)に示す通り、遊技領域124(遊技盤200の表面)から第2副基板ケース166における最も後ろ側に突出した部位までの高さは、遊技領域124からコネクタ706aにおける最も後ろ側に突出した部位までの高さよりも高い(遊技領域124を基準とした場合に、第2副基板ケース166における最も後ろ側に突出した部位は、コネクタ706aにおける最も後ろ側に突出した部位よりも突出している)。また、遊技領域124(遊技盤200の表面)から第2副基板ケース166における最も後ろ側に突出した部位までの高さは、遊技領域124からコネクタ706bにおける最も後ろ側に突出した部位までの高さよりも高い(遊技領域124(遊技盤200の表面)を基準とした場合に、第2副基板ケース166における最も後ろ側に突出した部位は、コネクタ706bにおける最も後ろ側に突出した部位よりも突出している)。さらに、遊技領域124(遊技盤200の表面)から第2副基板ケース166における最も後ろ側に突出した部位までの高さは、遊技領域124からコネクタ706cにおける最も後ろ側に突出した部位までの高さよりも高い(遊技領域124(遊技盤200の表面)を基準とした場合に、第2副基板ケース166における最も後ろ側に突出した部位は、コネクタ706cにおける最も後ろ側に突出した部位よりも突出している)。
図77(b)では、図76(a)の状態から、裏カバー714を取り外した状態を示している。
図77(b)に示す通り、遊技領域124(遊技盤200の表面)から主基板ケース158における最も後ろ側に突出した部位までの高さは、遊技領域124からコネクタ706aにおける最も後ろ側に突出した部位までの高さよりも高い(遊技領域124(遊技盤200の表面)を基準とした場合に、主基板ケース158における最も後ろ側に突出した部位は、コネクタ706aにおける最も後ろ側に突出した部位よりも突出している)。また、遊技領域124(遊技盤200の表面)から主基板ケース158における最も後ろ側に突出した部位までの高さは、遊技領域124からコネクタ706bにおける最も後ろ側に突出した部位までの高さよりも高い(遊技領域124(遊技盤200の表面)を基準とした場合に、主基板ケース158における最も後ろ側に突出した部位は、コネクタ706bにおける最も後ろ側に突出した部位よりも突出している)。さらに、遊技領域124(遊技盤200の表面)から主基板ケース158における最も後ろ側に突出した部位までの高さは、遊技領域124からコネクタ706cにおける最も後ろ側に突出した部位までの高さよりも高い(遊技領域124(遊技盤200の表面)を基準とした場合に、主基板ケース158における最も後ろ側に突出した部位は、コネクタ706cにおける最も後ろ側に突出した部位よりも突出している)。
図78は、図75に示した遊技盤200を組み付けて、コネクタ706a、706b、706cを取り外した状態を示す図であって、遊技盤200の裏側から見た斜視図である。
コネクタ706a、706b、706cは、詳しくは後述するように、ドロワベース708に固定され、その後、遊技盤200に取り付けられる。
図79は、ドロワベース708に固定されたコネクタの構成を示す図であって、(a)は斜視図であり、(b)は(a)の底面図である。
また、図80は、ドロワベース708に固定されたコネクタの構成を示す図であって、(a)は図79(a)の正面図であり、(b)は図79(a)の背面図である。図80(b)に示すドロワベース708の背面の一部が、少なくとも遊技盤200の裏面の少なくとも一部と接触している。なお、ドロワベース708の背面の全部が遊技盤200の裏面の少なくとも一部と接触していてもよく、またその逆でもよい。また、ドロワベース708の背面の全部が遊技盤200の裏面の全部と接触していてもよい。なお、ドロワベース708の背面の一部のみが、少なくとも遊技盤200の裏面の一部のみと接触していてもよい。
コネクタ706aは、基板705に当接させて例えば半田によって接続して実装する。コネクタ706bは、基板704に当接させて例えば半田によって接続して実装する。コネクタ706cは、基板704に当接させて例えば半田によって接続して実装する。
コネクタ706aを実装した基板705、並びにコネクタ706bおよびコネクタ706cを実装した基板704は、ドロワベース708に固定され、その後、遊技盤200に取り付けられる。基板704の厚さと基板705の厚さは同じである。なお、基板704の厚さと基板705の厚さは異なるものであってもよく、基板704の厚さは基板705の厚さよりも厚くてもよい。また、その逆であってもよい。
図79(b)を参照して分かるように、コネクタ706a、コネクタ706b、コネクタ706cそれぞれ自体の高さは同じであるが、基板704は基板705よりも高さAだけ高く、ドロワベース708に固定されており、これにより、コネクタ706bおよびコネクタ706cは、コネクタ706aよりも高さAだけ高く配置されている。なお、コネクタ706a、コネクタ706b、コネクタ706cの高さは、すべて異なるものであってもよい。例えばコネクタ706aで例示すると、コネクタ706aの高さは、コネクタ706bおよびコネクタ706cの両方のコネクタの高さよりも高く、コネクタ706bおよびコネクタ706cのうちの一方のコネクタの高さは、他方のコネクタの高さよりも高くてもよい。また、コネクタ706aの高さは、コネクタ706bおよびコネクタ706cのうちの一方のコネクタの高さよりも高く、他方のコネクタの高さよりも低くてもよく、その逆であってもよい。コネクタ706bおよびコネクタ706cについても同様であるため、説明を省略する。
本発明は、コネクタ706aとコネクタ706bで適用するものであってもよく、コネクタ706bとコネクタ706cで適用するものであってもよく、コネクタ706aとコネクタ706cで適用するものであってもよく、コネクタ706aとコネクタ706bとコネクタ706cで適用するものであってもよい。
<<第18の実施例>>
図81は、本発明に係るパチンコ機100の第18の実施例を示す図であって、本発明に係るコネクタの構成を示す斜視図である。
図82は、図81に示したコネクタを示す図であって、(a)は右側面図であり、(b)は正面図であり、(c)は左側面図であり、(d)は、(b)のA−A側面図であり、(e)は、(b)のB−B側面図である。
本実施例のコネクタ720は、本発明に係るコネクタの一例を代表して記載するものであって、他の実施例におけるコネクタも同様の構造である場合がある。
コネクタ720は、外枠720a内に複数の端子であるピン720bやピン720cやピン720caを少なくとも有する場合がある。
ピン720bは、外枠720a内の一方の片側に整列して配置され、ピン720cは、外枠720a内の他方の片側に整列して配置される。ピン720cが配列されている側においては、ピン720cの両外側にピン720caを配置している。
複数のピン720bの高さはすべて同じであり、複数のピン720cの高さはすべて同じであり、複数のピン720caの高さはすべて同じであり、ピン720bとピン720caの高さは同じであり、ピン720cは、ピン720bとピン720caよりも低い場合がある。なお、ピン720cは、ピン720bとピン720caよりも高くてもよい。なお、ピン720cと本ピン720bが同じ高さであり、ピン720cの高さは、ピン720caよりも高くてもよく、その逆であってもよい。また、ピン720c、ピン720b、ピン720caは、すべて異なる高さであってもよい。例えば、ピン720cの高さ>ピン720bの高さ>ピン720caの高さであってもよく、そのほか、各ピンの高さの関係は、いかなる組み合わせであってもよい。
実施例では、両端に設けられたピンの高さが内側に設けられたピンの高さよりも高い。なお、その逆であってもよい。
なお、同じ列のピンの高さは、異なる高さのものを含むものであってもよく、一部のピンの高さが同じものがあってもよく、すべてのピンの高さが異なるものであってもよい。また、異なる列のピンの長さは、すべて同一であってもよく、少なくとも一つ以上のピンが異なっていてもよく、
ピンの配置が複数の列をなす場合に、すべて図82(d)に示す配置(複数のピンのうちの一部のピンの高さが異なる)になっていてもよく、すべて図82(e)に示す配置(すべてのピンが同一の高さ)になっていてもよく、図82(d)に示す配置と図82(e)に示す配置の組み合わせ(一方は同じ高さのピンのみが配置されており、他方は異なる高さのピンが配置されている)になっていてもよい。
<<第19の実施例>>
図83は、本発明に係るパチンコ機100の第19の実施例を示す図であって、パチンコ機100の本体104に取り付けられるコネクタの例を示す図であり、(a)は本体104の正面を示す斜視図であり、(b)は(a)のコネクタ部分(円Aで囲んだ部分)を拡大して示す斜視図である。
図84(a)は、図83に示したパチンコ機100の正面図であり、図84(b)は図84(a)のc−c断面図であり、(c)は図84(b)のコネクタ707a、707b、707cの近傍を拡大して示す図である。
本体104の表側(遊技者側)には、コネクタ707a、707b、707cを設けている。
コネクタ707a、707bおよび707cは、図79等に示したコネクタ706a、706bおよび706cと異なり、基板に実装されているものではなく、取付部721にネジ止めされる。コネクタ707a、707bおよび707cは、例えば、電極と反対側に不図示のハーネスが延伸しており、このハーネスを介して、本体104に搭載している部品との電気的接続がされる。なお、コネクタ707a、707bおよび707cが基板に実装されていてもよく、コネクタ706a、706bおよび706cが基板に実装されず、例えば、電極と反対側に不図示のハーネスが延伸しており、このハーネスを介して、遊技盤200に搭載している部品との電気的接続がされるようにしてもよい。また、本体に設けられたコネクタ(コネクタ707a、707bおよび707cなど)及び遊技盤に設けられたコネクタ(コネクタ706a、706bおよび706など)の両方が基板に実装されていてもよく、本体に設けられたコネクタ(コネクタ707a、707bおよび707cなど)及び遊技盤に設けられたコネクタ(コネクタ706a、706bおよび706など)の両方が基板に実装されていなくてもよい。
この例では、図84(b)に示すように、コネクタ707a、コネクタ707b、コネクタ707cそれぞれ自体の高さは同じ(図84(c)に示すコネクタ707aの高さa=コネクタ707bの高さb=コネクタ707cの高さc)であるが、ドロワベース(コネクタ接続面)707dにコネクタ自体が固定されており、これにより、コネクタ707bおよびコネクタ707cは、コネクタ707aよりも高さX(X=(A−B)=(A−C))だけ高く配置されている。本実施例では、ドロワベースの裏面を基準に高さを定義したが、本体の裏面で最も後側に突出した面を基準に高さを定義してもよい。なお、コネクタ707a、コネクタ707b、コネクタ707cの高さは、すべて異なるものであってもよい。例えばコネクタ707aで例示すると、コネクタ707aの高さは、コネクタ707bおよびコネクタ707cの両方のコネクタの高さよりも低く、コネクタ707bおよびコネクタ707cのうちの一方のコネクタの高さは、他方のコネクタの高さよりも低くてもよい。また、コネクタ707aの高さは、コネクタ707bおよびコネクタ707cのうちの一方のコネクタの高さよりも低く、他方のコネクタの高さよりも高くてもよく、その逆であってもよい。コネクタ707bおよびコネクタ707cについても同様であるため、説明を省略する。
また、図84(b)に示すように、本体104には、コネクタ707a、707bおよび707cの最も突出している部位のいずれよりも高い(遊技盤200側に突出している)部品が搭載されている場合がある。このコネクタよりも高い部品としては、例えば、不図示の発射装置や、カバーや、球通路(例えば払出装置から上皿への通路)や、遊技盤固定部材などがある。
なお、上記構造のコネクタ707a、コネクタ707bおよびコネクタ707cは遊技盤200側に設けるコネクタであってもよい。
図85は、図83に示したコネクタを取り外した状態を示す斜視図である。
コネクタ707a、707bおよび707cのそれぞれは、貫通孔723を有し、ネジ722によって、取付部721のネジ穴724にネジ止めされる。
図86は、コネクタ707a、707bおよび707cの形状の一例をコネクタ725で示す図であり、(a)は斜視図であり、(b)は正面図であり、(c)は左側面図であり、(d)は平面図である。
このコネクタ725は、本発明に係るコネクタの一例を代表して記載するものであって、他の実施例におけるコネクタも同様の構造である場合がある。
コネクタ725は、シダの葉上の支柱725aを有し、支柱725aの枝葉部分に電極725bおよび725cを配置して成る。
<<第20の実施例>>
図87は、第20の実施例として、図86に示したコネクタがフローティングコネクタである場合の動作について説明する正面図であり、(a)はコネクタ725を示す図であり、(b)はコネクタ725が取り付けられる孔724がネジ722よりも大きな円である場合の孔724を示す図であり、(c)は(b)の場合においてネジ722が孔724の中央にある場合の図であり、(d)は(b)の場合においてネジ722が孔724の左側にある場合の図であり、(e)は(b)の場合においてネジ722が孔724の右側にある場合の図であり、(f)はコネクタ725が取り付けられる孔724がネジ722よりも大きな横長の楕円である場合の孔724を示す図であり、(g)は(f)の場合においてネジ722が孔724の中央にある場合の図であり、(h)は(f)の場合においてネジ722が孔724の左側にある場合の図であり、(i)はコネクタ725が取り付けられる孔724がネジ722よりも大きな縦長の楕円である場合の孔724を示す図であり、(j)は(i)の場合においてネジ722が孔724の中央にある場合の図であり、(k)は(i)の場合においてネジ722が孔724の上側にある場合の図である。
孔724がネジ722よりも大きい分、コネクタ725は上下左右に移動可能である。孔724が円(例えば真円)である場合には、移動可能幅は縦横ともに同じであり、孔724が楕円である場合には、楕円の長辺の向きに対する移動可能幅が、楕円の短辺の向きに対する移動可能幅よりも大きい。なお、孔の形状は、円や楕円以外の形状であってもよく、円以外の形状である場合、最も長い移動可能幅と最も短い移動可能幅は異なる場合がある。
<<第21の実施例>>
図88は、第21の実施例として、本発明に係るメス側のコネクタがフローティングコネクタである場合の動作について説明する図であり、(a)はコネクタ730が枠部材731の中央にある場合の側面図であり、(b)は(a)の状態においてコネクタ730が枠部材731の中央にある場合の平面図であり、(c)は(a)の状態においてコネクタ730が枠部材731の奥側にある場合の平面図であり、(d)は(a)の状態においてコネクタ730が枠部材731の手前側にある場合の平面図であり、(e)はコネクタ730が枠部材731の左側にある場合の側面図であり、(f)は(e)の状態においてコネクタ730が枠部材731の中央にある場合の平面図であり、(g)は(e)の状態においてコネクタ730が枠部材731の奥側にある場合の平面図であり、(h)は(e)の状態においてコネクタ730が枠部材731の手前側にある場合の平面図であり、(i)はコネクタ730が枠部材731の右側にある場合の側面図であり、(j)は(i)の状態においてコネクタ730が枠部材731の中央にある場合の平面図であり、(k)は(i)の状態においてコネクタ730が枠部材731の奥側にある場合の平面図であり、(l)は(i)の状態においてコネクタ730が枠部材731の手前側にある場合の平面図である。
枠部材731に嵌ったコネクタ730と枠部材731との間には、コネクタ730が移動可能なギャップを設けている。本実施例では、遊技者から(本体を正面から)見て横方向(本体を正面から見たとき)の移動可能幅が、遊技者から見て縦方向の移動可能幅よりも大きい。なお、逆であってもよく、同じであってもよい。
<<第22の実施例>>
図89(a)、(b)、(c)、(d)、図90(a)、(b)、(c)は、第22の実施例として、本発明に係るコネクタの配置の例について説明する図である。
図89(a)の例について説明する。
図89(a)の上側には平面図を示し、下側には側面図を示す。
コネクタ737とコネクタ738の電極面積は同じであり、コネクタ737とコネクタ738の高さは同じである。つまり、コネクタ737とコネクタ738は同じコネクタである。
コネクタ737とコネクタ738は基板736上に配置され、基板736はコネクタ接続部735上に配置される。コネクタ接続部735はテーパを有し、コネクタ737側が低くなっている。
コネクタ接続部735は遊技盤200の上部端側740と下部端側739との間に配置される。また、コネクタ接続部735の裏面の少なくとも一部は、遊技盤200の裏面741の少なくとも一部と接触した状態で固定される。なお、コネクタ接続部735の裏面の少なくとも一部は、遊技盤200の裏面741の全部と接触した状態で固定されてもよい。なお、コネクタ接続部735の裏面の全部は、遊技盤200の裏面741の少なくとも一部と接触した状態で固定されてもよく、全部と接触した状態で固定されてもよく、一部のみと接触した状態で固定されてもよい。
コネクタ接続部735の裏面と遊技盤200の裏面741が接触する部位と、コネクタ737と基板736(あるいはコネクタ接続部735の表面)が接触する部位とが成す角度は第一の角度θ1であり、コネクタ接続部735の裏面と遊技盤200の裏面741が接触する部位と、コネクタ738と基板736(あるいはコネクタ接続部735の表面)が接触する部位とが成す角度は第二の角度θ2である。この例ではθ1=θ2であるが、θ1<θ2であってもよく、θ1>θ2であってもよい。
コネクタ737とコネクタ738は、上部端側740と下部端側739との間に横並びで配置される。コネクタ737の図中の上部短辺は、上部端側740に対して平行な位置に少なくとも設けられている。また、コネクタ737の図中の下部短辺は、下部端側739に対して平行な位置に少なくとも設けられている。コネクタ738の図中の上部短辺は、上部端側740に対して平行な位置に少なくとも設けられている。また、コネクタ738の図中の下部短辺は、下部端側739に対して平行な位置に少なくとも設けられている。コネクタ737は、コネクタ738を上部端側740と平行に左方向へ移動したときに一致する位置に設けられており、コネクタ737の図中の上部短辺は、コネクタ738の図中の上部短辺と一直線上になるように設けられており、コネクタ737の長辺のいずれもは、コネクタ738の長辺のいずれとも一直線上にならないように設けられている。コネクタ737の図中の上部短辺は、コネクタ738の図中の上部短辺と下部端側739に対して平行な位置に少なくとも設けられている。
基板736あるいはコネクタ接続部735の図中の左端からコネクタ738までの距離をAとし、
基板736あるいはコネクタ接続部735の図中の右端からコネクタ737までの距離をBとし、
基板736あるいはコネクタ接続部735の図中の上端からコネクタ738までの距離をaとし、
基板736あるいはコネクタ接続部735の図中の上端からコネクタ737までの距離をa’とし、
基板736あるいはコネクタ接続部735の図中の下端からコネクタ738までの距離をbとし、
基板736あるいはコネクタ接続部735の図中の下端からコネクタ737までの距離をb’とし、
コネクタ738からコネクタ737までの距離をCとしたとき、
この例ではa=bであるが、a>bの場合もあり、a<bの場合もあり、
この例ではa’=b’であるが、a’>b’の場合もあり、a’<b’の場合もあり、
この例ではA=Bであるが、A>Bの場合もあり、A<Bの場合もあり、
この例ではA=B>Cであるが、A=B<Cの場合もあり、A=B=Cの場合もある。
この例ではa=a’であるが、a>a’の場合もあり、a<a’の場合もある。
この例ではb=b’であるが、b>b’の場合もあり、b<b’の場合もある。
図89(b)の例について説明する。
図89(b)の上側には平面図を示し、下側には側面図を示す。
コネクタ737とコネクタ738の電極面積は同じであり、コネクタ737とコネクタ738の高さは同じである。つまり、コネクタ737とコネクタ738は同じコネクタである。
コネクタ737とコネクタ738は基板736上に配置され、基板736はコネクタ接続部735上に配置される。コネクタ接続部735はテーパを有する。コネクタ737はコネクタ738よりもテーパの低い側に配置される。
コネクタ接続部735は遊技盤200の上部端側740と下部端側739との間に配置される。また、コネクタ接続部735の裏面の少なくとも一部は、遊技盤200の裏面741の少なくとも一部と接触した状態で固定される。なお、コネクタ接続部735の裏面の少なくとも一部は、遊技盤200の裏面741の全部と接触した状態で固定されてもよい。なお、コネクタ接続部735の裏面の全部は、遊技盤200の裏面741の少なくとも一部と接触した状態で固定されてもよく、全部と接触した状態で固定されてもよく、一部のみと接触した状態で固定されてもよい。
コネクタ接続部735の裏面と遊技盤200の裏面741が接触する部位と、コネクタ737と基板736(あるいはコネクタ接続部735の表面)が接触する部位とが成す角度は第一の角度θ1であり、コネクタ接続部735の裏面と遊技盤200の裏面741が接触する部位と、コネクタ738と基板736(あるいはコネクタ接続部735の表面)が接触する部位とが成す角度は第二の角度θ2である。この例ではθ1=θ2であるが、θ1<θ2であってもよく、θ1>θ2であってもよい。
コネクタ737とコネクタ738は、上部端側740と下部端側739との間に縦並びで配置される。コネクタ737の図中の上部長辺は、上部端側740に対して平行な位置に少なくとも設けられている。また、コネクタ737の図中の下部長辺は、下部端側739に対して平行な位置に少なくとも設けられている。コネクタ738の図中の上部長辺は、上部端側740に対して平行な位置に少なくとも設けられている。また、コネクタ738の図中の下部長辺は、下部端側739に対して平行な位置に少なくとも設けられている。コネクタ737は、コネクタ738を上部端側740と垂直に上方向へ移動したときに一致しない位置に設けられており、コネクタ737の短辺のいずれもは、コネクタ738の短辺のいずれとも一直線上にならないように設けられており、コネクタ737の長辺のいずれもは、コネクタ738の長辺のいずれとも一直線上にならないように設けられている。コネクタ737の図中の上部長辺は、コネクタ738の図中の上部長辺と下部端側739に対して平行な位置に少なくとも設けられている。
基板736あるいはコネクタ接続部735の図中の左端からコネクタ738までの距離をAとし、
基板736あるいはコネクタ接続部735の図中の左端からコネクタ737までの距離をA’とし、
基板736あるいはコネクタ接続部735の図中の右端からコネクタ738までの距離をBとし、
基板736あるいはコネクタ接続部735の図中の右端からコネクタ737までの距離をB’とし、
基板736あるいはコネクタ接続部735の図中の上端からコネクタ737までの距離をaとし、
基板736あるいはコネクタ接続部735の図中の下端からコネクタ738までの距離をbとし、
コネクタ738からコネクタ737までの距離をcとしたとき、
この例ではa=bであるが、a>bの場合もあり、a<bの場合もあり、
この例ではa=b>cであるが、a=b<cの場合もあり、a=b=cの場合もあり、
この例ではA<Bであるが、A>Bの場合もあり、A=Bの場合もあり、
この例ではA’>B’であるが、A’<B’の場合もあり、A’=B’の場合もある。
この例ではA<A’であるが、A>A’の場合もあり、A=A’の場合もある。
この例ではB>B’であるが、B<B’の場合もあり、B=B’の場合もある。
図89(c)の例について説明する。
図89(c)の上側には平面図を示し、下側には側面図を示す。
コネクタ737とコネクタ738の電極面積は同じであり、コネクタ737とコネクタ738の高さは同じである。つまり、コネクタ737とコネクタ738は同じコネクタである。
コネクタ737とコネクタ738は基板736上に配置され、基板736はコネクタ接続部735上に配置される。コネクタ接続部735はテーパを有する。コネクタ737はコネクタ738よりもテーパの低い側に配置される。
コネクタ接続部735は遊技盤200の上部端側740と下部端側739との間に配置される。また、コネクタ接続部735の裏面の少なくとも一部は、遊技盤200の裏面741の少なくとも一部と接触した状態で固定される。なお、コネクタ接続部735の裏面の少なくとも一部は、遊技盤200の裏面741の全部と接触した状態で固定されてもよい。なお、コネクタ接続部735の裏面の全部は、遊技盤200の裏面741の少なくとも一部と接触した状態で固定されてもよく、全部と接触した状態で固定されてもよく、一部のみと接触した状態で固定されてもよい。
コネクタ接続部735の裏面と遊技盤200の裏面741が接触する部位と、コネクタ737と基板736(あるいはコネクタ接続部735の表面)が接触する部位とが成す角度は第一の角度θ1であり、コネクタ接続部735の裏面と遊技盤200の裏面741が接触する部位と、コネクタ738と基板736(あるいはコネクタ接続部735の表面)が接触する部位とが成す角度は第二の角度θ2である。この例ではθ1=θ2であるが、θ1<θ2であってもよく、θ1>θ2であってもよい。
コネクタ737とコネクタ738は、上部端側740と下部端側739との間に横並びで配置される。
コネクタ737はコネクタ738よりも上部端側740に近い側に配置される。コネクタ737の図中の上部短辺は、上部端側740に対して平行な位置に少なくとも設けられている。また、コネクタ737の図中の下部短辺は、下部端側739に対して平行な位置に少なくとも設けられている。コネクタ738の図中の上部短辺は、上部端側740に対して平行な位置に少なくとも設けられている。また、コネクタ738の図中の下部短辺は、下部端側739に対して平行な位置に少なくとも設けられている。コネクタ737は、コネクタ738を上部端側740と水平に左方向へ移動したときに一致しない位置に設けられており、コネクタ737の短辺のいずれもは、コネクタ738の短辺のいずれとも一直線上にならないように設けられており、コネクタ737の長辺のいずれもは、コネクタ738の長辺のいずれとも一直線上にならないように設けられている。コネクタ737の図中の上部短辺は、コネクタ738の図中の上部短辺と下部端側739に対して平行な位置に少なくとも設けられている。
基板736あるいはコネクタ接続部735の図中の左端からコネクタ738までの距離をAとし、
基板736あるいはコネクタ接続部735の図中の右端からコネクタ737までの距離をBとし、
基板736あるいはコネクタ接続部735の図中の上端からコネクタ738までの距離をaとし、
基板736あるいはコネクタ接続部735の図中の上端からコネクタ737までの距離をa’とし、
基板736あるいはコネクタ接続部735の図中の下端からコネクタ738までの距離をbとし、
基板736あるいはコネクタ接続部735の図中の下端からコネクタ737までの距離をb’とし、
コネクタ738からコネクタ737までの距離をCとしたとき、
この例ではa=bであるが、a>bの場合もあり、a<bの場合もあり、
この例ではa’<b’であるが、a’>b’の場合もあり、a’=b’の場合もあり、
この例ではA=Bであるが、A>Bの場合もあり、A<Bの場合もあり、
この例ではA=B>Cであるが、A=B<Cの場合もあり、A=B=Cの場合もある。
この例ではa>a’であるが、a<a’の場合もあり、a=a’の場合もある。
この例ではb<b’であるが、b>b’の場合もあり、b=b’の場合もある。
図89(d)の例について説明する。
図89(d)の上側には平面図を示し、下側には側面図を示す。
コネクタ737とコネクタ738の電極面積は同じであり、コネクタ737とコネクタ738の高さは同じである。つまり、コネクタ737とコネクタ738は同じコネクタである。
コネクタ737とコネクタ738は基板736上に配置され、基板736はコネクタ接続部735上に配置される。コネクタ接続部735はテーパを有する。コネクタ737とコネクタ738はテーパの同じ位置に配置される。
コネクタ接続部735は遊技盤200の上部端側740と下部端側739との間に配置される。また、コネクタ接続部735の裏面の少なくとも一部は、遊技盤200の裏面741の少なくとも一部と接触した状態で固定される。なお、コネクタ接続部735の裏面の少なくとも一部は、遊技盤200の裏面741の全部と接触した状態で固定されてもよい。なお、コネクタ接続部735の裏面の全部は、遊技盤200の裏面741の少なくとも一部と接触した状態で固定されてもよく、全部と接触した状態で固定されてもよく、一部のみと接触した状態で固定されてもよい。
コネクタ接続部735の裏面と遊技盤200の裏面741が接触する部位と、コネクタ737と基板736(あるいはコネクタ接続部735の表面)が接触する部位とが成す角度は第一の角度θ1であり、コネクタ接続部735の裏面と遊技盤200の裏面741が接触する部位と、コネクタ738と基板736(あるいはコネクタ接続部735の表面)が接触する部位とが成す角度は第二の角度θ2である。この例ではθ1=θ2であるが、、θ1<θ2であってもよく、θ1>θ2であってもよい。
コネクタ737とコネクタ738は、上部端側740と下部端側739との間に縦並びで配置される。コネクタ737の図中の上部長辺は、上部端側740に対して平行な位置に少なくとも設けられている。また、コネクタ737の図中の下部長辺は、下部端側739に対して平行な位置に少なくとも設けられている。コネクタ738の図中の上部長辺は、上部端側740に対して平行な位置に少なくとも設けられている。また、コネクタ738の図中の下部長辺は、下部端側739に対して平行な位置に少なくとも設けられている。コネクタ737は、コネクタ738を上部端側740と垂直に上方向へ移動したときに一致する位置に設けられており、コネクタ737の短辺は、コネクタ738の短辺のいずれかと一直線上になるように設けられており、コネクタ737の長辺のいずれもは、コネクタ738の長辺のいずれとも一直線上にならないように設けられている。コネクタ737の図中の上部長辺は、コネクタ738の図中の上部長辺と下部端側739に対して平行な位置に少なくとも設けられている。
コネクタ737およびコネクタ738は、テーパの中央よりも高い位置に配置される。
基板736あるいはコネクタ接続部735の図中の左端からコネクタ738までの距離をAとし、
基板736あるいはコネクタ接続部735の図中の左端からコネクタ737までの距離をA’とし、
基板736あるいはコネクタ接続部735の図中の右端からコネクタ738までの距離をBとし、
基板736あるいはコネクタ接続部735の図中の右端からコネクタ737までの距離をB’とし、
基板736あるいはコネクタ接続部735の図中の上端からコネクタ737までの距離をaとし、
基板736あるいはコネクタ接続部735の図中の下端からコネクタ738までの距離をbとし、
コネクタ738からコネクタ737までの距離をcとしたとき、
この例ではa=bであるが、a>bの場合もあり、a<bの場合もあり、
この例ではa=b>cであるが、a=b<cの場合もあり、a=b=cの場合もあり、
この例ではA<Bであるが、A>Bの場合もあり、A=Bの場合もあり、
この例ではA’<B’であるが、A’>B’の場合もあり、A’=B’の場合もある。
この例ではA=A’であるが、A>A’の場合もあり、A<A’の場合もある。
この例ではB=B’であるが、B<B’の場合もあり、B>B’の場合もある。
図90(a)の例について説明する。
図90(a)の上側には平面図を示し、下側には側面図を示す。
コネクタ737とコネクタ738の電極面積は同じであり、コネクタ737とコネクタ738の高さは同じである。つまり、コネクタ737とコネクタ738は同じコネクタである。
コネクタ737とコネクタ738は基板736上に配置され、基板736はコネクタ接続部735上に配置される。コネクタ接続部735はテーパを有する。コネクタ737はコネクタ738よりもテーパの低い側に配置される。
コネクタ接続部735は遊技盤200の上部端側740と下部端側739との間に配置される。また、コネクタ接続部735の裏面の少なくとも一部は、遊技盤200の裏面741の少なくとも一部と接触した状態で固定される。なお、コネクタ接続部735の裏面の少なくとも一部は、遊技盤200の裏面741の全部と接触した状態で固定されてもよい。なお、コネクタ接続部735の裏面の全部は、遊技盤200の裏面741の少なくとも一部と接触した状態で固定されてもよく、全部と接触した状態で固定されてもよく、一部のみと接触した状態で固定されてもよい。
コネクタ接続部735の裏面と遊技盤200の裏面741が接触する部位と、コネクタ737と基板736(あるいはコネクタ接続部735の表面)が接触する部位とが成す角度は第一の角度θ1であり、コネクタ接続部735の裏面と遊技盤200の裏面741が接触する部位と、コネクタ738と基板736(あるいはコネクタ接続部735の表面)が接触する部位とが成す角度は第二の角度θ2である。この例ではθ1=θ2であるが、θ1<θ2であってもよく、θ1>θ2であってもよい。
コネクタ737とコネクタ738は、上部端側740と下部端側739との間に横並びで配置される。なお、縦並びで配置されてもよい。コネクタ737の図中の上部長辺は、上部端側740に対して平行な位置に少なくとも設けられている。また、コネクタ737の図中の下部長辺は、下部端側739に対して平行な位置に少なくとも設けられている。コネクタ738の図中の上部短辺は、上部端側740に対して平行な位置に少なくとも設けられている。また、コネクタ738の図中の下部短辺は、下部端側739に対して平行な位置に少なくとも設けられている。コネクタ737は、コネクタ738を上部端側740と水平に左方向へ移動したときに一致しない位置に設けられており、コネクタ737の短辺のいずれもは、コネクタ738の長辺または短辺のいずれとも一直線上にならないように設けられており、コネクタ737の長辺のいずれもは、コネクタ738の長辺または短辺のいずれとも一直線上にならないように設けられている。コネクタ737の図中の上部長辺は、コネクタ738の図中の上部短辺と下部端側739に対して平行な位置に少なくとも設けられている。
コネクタ737とコネクタ738は、互いの長辺の向きが一致しない角度で配置される。
基板736あるいはコネクタ接続部735の図中の左端からコネクタ738までの距離をAとし、
基板736あるいはコネクタ接続部735の図中の右端からコネクタ737までの距離をBとし、
基板736あるいはコネクタ接続部735の図中の上端からコネクタ738までの距離をaとし、
基板736あるいはコネクタ接続部735の図中の上端からコネクタ737までの距離をa’とし、
基板736あるいはコネクタ接続部735の図中の下端からコネクタ738までの距離をbとし、
基板736あるいはコネクタ接続部735の図中の下端からコネクタ737までの距離をb’とし、
コネクタ738からコネクタ737までの距離をCとしたとき、
この例ではa=bであるが、a>bの場合もあり、a<bの場合もあり、
この例ではa’=b’であるが、a’>b’の場合もあり、a’<b’の場合もあり、
この例ではA>Bであるが、A=Bの場合もあり、A<Bの場合もあり、
この例ではA>B=Cであるが、A>B>Cの場合もあり、A>C>Bの場合もあり、A=C>Bの場合もあり、C>A>Bの場合もある。
この例ではa<a’であるが、a>a’の場合もあり、a=a’の場合もある。
この例ではb<b’であるが、b>b’の場合もあり、b=b’の場合もある。
図90(b)の例について説明する。
図90(b)の上側には平面図を示し、下側には側面図を示す。
コネクタ737とコネクタ738の高さは同じである。コネクタ737とコネクタ738の電極面積は異なり、互いの短辺の長さは同じであるが、長辺はコネクタ737の方が長い。なお、長辺の長いコネクタと短いコネクタは逆であってもよい。
コネクタ737とコネクタ738は基板736上に配置され、基板736はコネクタ接続部735上に配置される。コネクタ接続部735はテーパを有する。コネクタ737とコネクタ738はテーパの高い側では同じ位置に配置されるが、コネクタ737の長辺が長い分、テーパの低い側ではコネクタ737の方がより低い位置に配置される。
コネクタ接続部735は遊技盤200の上部端側740と下部端側739との間に配置される。また、コネクタ接続部735の裏面の少なくとも一部は、遊技盤200の裏面741の少なくとも一部と接触した状態で固定される。なお、コネクタ接続部735の裏面の少なくとも一部は、遊技盤200の裏面741の全部と接触した状態で固定されてもよい。なお、コネクタ接続部735の裏面の全部は、遊技盤200の裏面741の少なくとも一部と接触した状態で固定されてもよく、全部と接触した状態で固定されてもよく、一部のみと接触した状態で固定されてもよい。
コネクタ接続部735の裏面と遊技盤200の裏面741が接触する部位と、コネクタ737と基板736(あるいはコネクタ接続部735の表面)が接触する部位とが成す角度は第一の角度θ1であり、コネクタ接続部735の裏面と遊技盤200の裏面741が接触する部位と、コネクタ738と基板736(あるいはコネクタ接続部735の表面)が接触する部位とが成す角度は第二の角度θ2である。この例ではθ1=θ2であるが、θ1<θ2であってもよく、θ1>θ2であってもよい。
コネクタ737とコネクタ738は、上部端側740と下部端側739との間に縦並びで配置される。なお、横並びで配置されてもよい。コネクタ737の図中の上部長辺は、上部端側740に対して平行な位置に少なくとも設けられている。また、コネクタ737の図中の下部長辺は、下部端側739に対して平行な位置に少なくとも設けられている。コネクタ738の図中の上部長辺は、上部端側740に対して平行な位置に少なくとも設けられている。また、コネクタ738の図中の下部長辺は、下部端側739に対して平行な位置に少なくとも設けられている。コネクタ737は、コネクタ738を上部端側740と垂直に上方向へ移動したときに図中の左側短辺同士が一致する位置に設けられており、コネクタ737の図中の左側短辺は、コネクタ738の図中の左側短辺と一直線上になるように設けられており、コネクタ737の図中の右側短辺は、コネクタ738の短辺のいずれとも一直線上にならないように設けられており、コネクタ737の長辺のいずれもは、コネクタ738の長辺のいずれとも一直線上にならないように設けられている。コネクタ737の図中の上部長辺は、コネクタ738の図中の上部長辺と下部端側739に対して平行な位置に少なくとも設けられている。
なお、コネクタ737とコネクタ738の電極面積は異なり、互いの長辺の長さは同じであり、短辺はコネクタ737の方が長くてもよい。また、短辺の長いコネクタと短いコネクタは逆であってもよい。なお、コネクタ737とコネクタ738の電極面積は異なり、長辺の長さおよび短辺の長さは、コネクタ737の方が長くてもよい。また、長辺の長さおよび短辺の長さは、コネクタ738の方が長くてもよい。なお、コネクタ737とコネクタ738の電極面積は異なり、長辺の長さはコネクタ737の方が長く、短辺の長さは、コネクタ738の方が長くてもよい。逆であってもよい。
基板736あるいはコネクタ接続部735の図中の左端からコネクタ738までの距離をAとし、
基板736あるいはコネクタ接続部735の図中の左端からコネクタ737までの距離をA’とし、
基板736あるいはコネクタ接続部735の図中の右端からコネクタ738までの距離をBとし、
基板736あるいはコネクタ接続部735の図中の右端からコネクタ737までの距離をB’とし、
基板736あるいはコネクタ接続部735の図中の上端からコネクタ737までの距離をaとし、
基板736あるいはコネクタ接続部735の図中の下端からコネクタ738までの距離をbとし、
コネクタ738からコネクタ737までの距離をcとしたとき、
この例ではa>bであるが、a<bの場合もあり、a=bの場合もあり、
この例ではa>b>cであるが、a>b=cの場合もあり、a>c>bの場合もあり、a=c>bの場合もあり、c>a>bの場合もあり、
この例ではA<Bであるが、A>Bの場合もあり、A=Bの場合もあり、
この例ではA’>B’であるが、A’<B’の場合もあり、A’=B’の場合もある。
この例ではA=A’であるが、A<A’の場合もあり、A>A’の場合もある。
この例ではB>B’であるが、B<B’の場合もあり、B=B’の場合もある。
図90(c)の例について説明する。
図90(c)の上側には側面図を示し、下側には底面図を示す。
コネクタ747とコネクタ748の高さは同じである。コネクタ747とコネクタ748の電極面積は同じである。つまり、コネクタ747とコネクタ748は同じコネクタである。
コネクタ747とコネクタ748は基板746上に配置され、基板746はコネクタ接続部745上に配置される。コネクタ接続部745はテーパを有する。コネクタ748はコネクタ747よりもテーパの低い側に配置される。
コネクタ接続部745は遊技盤200の上部端側750と下部端側749との間に配置される。また、コネクタ接続部745の裏面の少なくとも一部は、遊技盤200の裏面751の少なくとも一部と接触した状態で固定される。なお、コネクタ接続部745の裏面の少なくとも一部は、遊技盤200の裏面751の全部と接触した状態で固定されてもよい。なお、コネクタ接続部745の裏面の全部は、遊技盤200の裏面751の少なくとも一部と接触した状態で固定されてもよく、全部と接触した状態で固定されてもよく、一部のみと接触した状態で固定されてもよい。
コネクタ接続部745の裏面と遊技盤200の裏面741が接触する部位と、コネクタ747と基板746(あるいはコネクタ接続部745の表面)が接触する部位とが成す角度は第一の角度θ1であり、コネクタ接続部745の裏面と遊技盤200の裏面741が接触する部位と、コネクタ748と基板746(あるいはコネクタ接続部745の表面)が接触する部位とが成す角度は第二の角度θ2である。θ1=θ2の場合があり、θ1<θ2の場合があり、θ1>θ2の場合がある。
コネクタ747とコネクタ748は、上部端側750と下部端側749との間に縦並びで配置される。なお、横並びで配置されてもよい。コネクタ747の図中の上部長辺は、上部端側740に対して平行な位置に少なくとも設けられている。また、コネクタ747の図中の下部長辺は、下部端側749に対して平行な位置に少なくとも設けられている。コネクタ748の図中の上部長辺は、上部端側740に対して平行な位置に少なくとも設けられている。また、コネクタ748の図中の下部長辺は、下部端側749に対して平行な位置に少なくとも設けられている。コネクタ747は、コネクタ748を上部端側740と垂直に上方向へ移動したときに一致しない位置に設けられており、コネクタ747の短辺のいずれもは、コネクタ748の短辺のいずれとも一直線上にならないように設けられており、コネクタ747の長辺のいずれもは、コネクタ748の長辺のいずれとも一直線上にならないように設けられている。コネクタ747の図中の上部長辺は、コネクタ748の図中の上部長辺と下部端側749に対して平行な位置に少なくとも設けられている。
基板746あるいはコネクタ接続部745の図中の左端からコネクタ748までの距離をAとし、
基板746あるいはコネクタ接続部745の図中の左端からコネクタ747までの距離をA’とし、
基板746あるいはコネクタ接続部745の図中の右端からコネクタ748までの距離をBとし、
基板746あるいはコネクタ接続部745の図中の右端からコネクタ747までの距離をB’とし、
基板746あるいはコネクタ接続部745の図中の上端からコネクタ747までの距離をaとし、
基板746あるいはコネクタ接続部745の図中の下端からコネクタ748までの距離をbとし、
コネクタ748からコネクタ747までの距離をcとしたとき、
この例ではa>bであるが、a<bの場合もあり、a=bの場合もあり、
この例ではa>b>cであるが、a>b=cの場合もあり、a>c>bの場合もあり、a=c>bの場合もあり、c>a>bの場合もあり、
この例ではA>Bであるが、A<Bの場合もあり、A=Bの場合もあり、
この例ではA’<B’であるが、A’>B’の場合もあり、A’=B’の場合もある。
この例ではA>A’であるが、A<A’の場合もあり、A=A’の場合もある。
この例ではB<B’であるが、B>B’の場合もあり、B=B’の場合もある。
本実施例では、図89(a)、(b)、(c)、(d)、図90(a)、(b)係る各コネクタは、メス側のコネクタであり、(c)に係る各コネクタは、オス側であったが、逆であってもよい。また、本実施例では、同じコネクタ接続部にオス側のコネクタのみ、または、メス側のコネクタのみが設けられているが、メス側のコネクタとオス側のコネクタの両方が同じコネクタ接続部に設けられるようにしてもよい。
上記の図89(a)、(b)、(c)、(d)、図90(a)、(b)、(c)に係る各コネクタは、それぞれ異なる基板に設けられるものでもよいし、基板に設けられないものでもよい。
上記の図89(a)、(b)、(c)、(d)、図90(a)、(b)、(c)に係る各コネクタは、さらに多くの数(3個以上)のコネクタを設けてもよい。コネクタの配置については、図89(a)、(b)、(c)、(d)、図90(a)、(b)、(c)および本実施例の組み合わせであってもよい。
上記の図89(a)、(b)、(c)、(d)、図90(a)、(b)、(c)に係る各コネクタは、フローティングコネクタでもよいし、フローティングではないコネクタでもよい。
<<第23の実施例>>
ここで、第23の実施例として、第一の高さや、第二の高さについて、図面を参照して説明する。
図91は、コネクタ810が実装された基板811が、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部812aを介して本体104または遊技盤200などの部品に接して取り付けられている場合であって、コネクタ810が対向するコネクタと接触する接触部の面が、コネクタ接続部812aの段差面よりも、対向するコネクタに近い場合を説明する概略側面図である。
図92は、コネクタ810が実装された基板811が、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部812aを介して本体104または遊技盤200などの部品に接して取り付けられている場合であって、コネクタ810が対向するコネクタと接触する接触部の面が、コネクタ接続部812aの段差面よりも、対向するコネクタから遠い場合を説明する概略側面図である。
なお、コネクタ接続部812aは、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部のほかに、本体104または遊技盤200などの部品も含むものである場合がある。
図91および図92において、面C〜Jについては、例えば、
本体104に設けたコネクタ707a、707b、707cに対しては、本体104の各面(例えば、表面、裏面)や、図84(b)、(c)に示したドロワベース707dの各面(例えば、表面、裏面)や、本体104に設けた基板ケース(例えば、電源基板ケース、払出基板ケース、発射基板ケース)の各面(例えば、表面、裏面)や、本体104に設けた基板ケースを覆う裏カバーの各面(例えば、表面、裏面)である場合があり、
遊技盤200に設けたコネクタ706a、706b、706cに対しては、遊技盤200の各面(例えば、表面(例えば、遊技領域124)、裏面)や、図79に示した基板704の各面(例えば、表面、裏面)や、基板705の各面(例えば、表面、裏面)や、ドロワベース708の各面(例えば、表面、裏面)や、図76、図77に示した遊技盤200に設けた部品(例えば、遊技板709、裏通路ユニット716、主基板ユニットベース715、主基板ケース158、裏カバー714、演出手段712、演出手段713、第2副基板ケース166)の各面(例えば、表面、裏面)である場合がある。
図91および92において、
接続部Aは、コネクタ810における、対向するコネクタと接触する接触部の面であり、
実装面Bは、基板811における、コネクタ810が実装された面であり、
実装面の裏面Cは、基板811における、コネクタ810が実装された面の裏面であり、
基板が固定されている面C’は、コネクタ接続部812aにおける、基板811が固定されている面であり、
第一の面Dは、実装面の裏面Cとの段差がつけられた面であって、実装面の裏面Cから最も近い面であり、
第一の面Cと第二の面F以外の所定の面Eは、コネクタ810を中心にした左右両側のうち面Dおよび面Fと同じ側にあって、面Dと面Fとの間の高さの所定の面であり、
第二の面Fは、コネクタ810を中心にした左右両側のうち面Dおよび面Fと同じ側にあって、実装面の裏面Cから最も遠い面であり、
第三の面Gは、実装面の裏面Cとの段差がつけられた面であって、コネクタ810を中心にした左右両側のうち面Dと異なる側において、実装面の裏面Cから最も近い面であり、
また、この第三の面Gは、実装面の裏面Cとの段差がつけられた面であって、コネクタ810を中心にした左右両側のうち第四の面Iと同じ側において、面Iから最も遠い面であり、
第三の面Gと第四の面I以外の所定の面Hは、コネクタ810を中心にした左右両側のうち面Gおよび面Iと同じ側にあって、面Gと面Iとの間の高さの所定の面であり、
第四の面Iは、実装面の裏面Cとの段差がつけられた面であって、コネクタ810を中心にした左右両側のうち面Dと異なる側において、実装面の裏面Cから最も遠い面である。
第五の面Jは、その少なくとも一部あるいは全部が、遊技盤200または本体104などの部品と接触する面である。なお、第五の面Jは、遊技領域124(遊技盤200の表面)であってもよく、遊技盤200の裏面であってもよく、本体100の裏面であってもよく、本体100の表面であってもよく、本体または遊技盤に設けられたドロワベース(コネクタ接続面)の裏面であってもよく、本体または遊技盤に設けられたドロワベース(コネクタ接続面)の表面であってもよい。
前記第一の高さや、前記第二の高さとしては、上記各面において、
・面Aから面Bまでの高さ(図91に示す丸付き数字の1、図92に示す丸付き数字の1´)でもよいし、
・面Aから面Cまでの高さ(図91に示す丸付き数字の2、図92に示す丸付き数字の2´)でもよいし、
・面Aから面C’までの高さ(図91に示す丸付き数字の2、図92に示す丸付き数字の2´)でもよいし、
・面Aから面Dまでの高さ(図91に示す丸付き数字の7、図92に示す丸付き数字の7´)でもよいし、
・面Aから面Eまでの高さ(図91に示す数字の8、図92に示す数字の8´)でもよいし、
・面Aから面Fまでの高さ(図91に示す丸付き数字の9、図92に示す丸付き数字の9´)でもよいし、
・面Aから面Gまでの高さ(図91に示す丸付き数字の3、図92に示す丸付き数字の3´)でもよいし、
・面Aから面Hまでの高さ(図91に示す数字の4、図92に示す数字の4´)でもよいし、
・面Aから面Iまでの高さ(図91に示す丸付き数字の5、図92に示す丸付き数字の5´)でもよいし、
・面Aから面Jまでの高さ(図91に示す数字の10または図91に示す数字の6、図92に示す丸付き数字の10´または図92に示す丸付き数字の6´)でもよい。
図93は、コネクタ810が実装された基板811が、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部812aを介して本体104または遊技盤200などの部品に接して取り付けられている場合であって、コネクタ810が対向するコネクタと接触する接触部の面のうちの少なくとも一点が、コネクタ接続部812aの段差面よりも、対向するコネクタから遠く、基板811とコネクタ接続部812aの段差面とが所定の角度θを有する場合を説明する概略側面図である。
図94は、コネクタ810が実装された基板811が、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部812aを介して本体104または遊技盤200などの部品に接して取り付けられている場合であって、コネクタ810が対向するコネクタと接触する接触部の面のうちの少なくとも一点が、コネクタ接続部812aの段差面よりも、対向するコネクタに近く、基板811とコネクタ接続部812aの段差面とが所定の角度θを有する場合を説明する概略側面図である。
なお、コネクタ接続部812aは、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部のほかに、本体104または遊技盤200などの部品も含むものである場合がある。
また、角度θは、コネクタ810における、対向するコネクタと接触する接触部の面と、遊技盤200と本体104とを取り付けたときに遊技盤200の表面と平行な面とが成す角度である場合がある。
図93および図94において、面C〜Jについては、例えば、
本体104に設けたコネクタ707a、707b、707cに対しては、本体104の各面(例えば、表面、裏面)や、図84(b)、(c)に示したドロワベース707dの各面(例えば、表面、裏面)や、本体104に設けた基板ケース(例えば、電源基板ケース、払出基板ケース、発射基板ケース)の各面(例えば、表面、裏面)や、本体104に設けた基板ケースを覆う裏カバーの各面(例えば、表面、裏面)である場合があり、
遊技盤200に設けたコネクタ706a、706b、706cに対しては、遊技盤200の各面(例えば、表面(例えば、遊技領域124)、裏面)や、図79に示した基板704の各面(例えば、表面、裏面)や、基板705の各面(例えば、表面、裏面)や、ドロワベース708の各面(例えば、表面、裏面)や、図76、図77に示した遊技盤200に設けた部品(例えば、遊技板709、裏通路ユニット716、主基板ユニットベース715、主基板ケース158、裏カバー714、演出手段712、演出手段713、第2副基板ケース166)の各面(例えば、表面、裏面)である場合がある。
図93および94において、
接続部Aは、コネクタ810における、対向するコネクタと接触する接触部の面であり、
また、点A’は、面Aのうち、対向するコネクタに最も近い点であり、
実装面Bは、基板811における、コネクタ810が実装された面であり、
実装面の裏面Cは、基板811における、コネクタ810が実装された面の裏面であり、
基板が固定されている面C’は、コネクタ接続部812aにおける、基板811が固定されている面であり、
第一の面Dは、実装面の裏面Cと、段差を有さず、鈍角である所定の角度θを成す面であり、
第二の面Eは、実装面の裏面Cとの段差がつけられた面であって、実装面の裏面Cから最も近い面であり、
第二の面Eと第三の面G以外の所定の面Fは、コネクタ810を中心にした左右両側のうち面Eおよび面Gと同じ側にあって、面Eと面Gとの間の高さの所定の面であり、
第三の面Gは、実装面の裏面Cとの段差がつけられた面であって、コネクタ810を中心にした左右両側のうち面Eおよび面Gと同じ側において、実装面の裏面Cから最も遠い面であり、
第四の面Hは、実装面の裏面Cとの段差がつけられた面であって、コネクタ810を中心にした左右両側のうち面Dと異なる側において、実装面の裏面Cから最も近い面であり、
また、この第四の面Hは、実装面の裏面Cとの段差がつけられた面であって、コネクタ810を中心にした左右両側のうち第五の面Jと同じ側において、面Jから最も遠い面であり、
第四の面Hと第五の面J以外の所定の面Iは、コネクタ810を中心にした左右両側のうち面Hおよび面Jと同じ側にあって、面Hと面Jとの間の高さの所定の面であり、
第五の面Jは、実装面の裏面Cとの段差がつけられた面であって、実装面の裏面Cから最も遠い面である。
第六の面Kは、その少なくとも一部あるいは全部が、遊技盤200または本体104などの部品と接触する面である。
なお、第五の面Jは、遊技領域124(遊技盤200の表面)であってもよく、遊技盤200の裏面であってもよく、本体100の裏面であってもよく、本体100の表面であってもよく、本体または遊技盤に設けられたドロワベース(コネクタ接続面)の裏面であってもよく、本体または遊技盤に設けられたドロワベース(コネクタ接続面)の表面であってもよい。
前記第一の高さや、前記第二の高さとしては、上記各面において、
・面Aから面Bまでの高さ(図93に示す丸付き数字の1´、図94に示す丸付き数字の1)でもよいし、
・面Aから面Cまでの高さ(図93に示す丸付き数字の2´、図94に示す丸付き数字の2)でもよいし、
・面Aから面C’までの高さ(図93に示す丸付き数字の2´、図94に示す丸付き数字の2)でもよいし、
・点A’から面Dまでの高さ(図93に示す丸付き数字の7´、図94に示す丸付き数字の7)でもよいし、
・点A’から面Eまでの高さ(図93に示す丸付き数字の8´、図94に示す丸付き数字の8)でもよいし、
・点A’から面Fまでの高さ(図93に示す数字の9´、図94に示す数字の9)でもよいし、
・点A’から面Gまでの高さ(図93に示す丸付き数字の10´、図94に示す丸付き数字の10)でもよいし、
・点A’から面Hまでの高さ(図93に示す丸付き数字の5´、図94に示す丸付き数字の3)でもよいし、
・点A’から面Iまでの高さ(図93に示す数字の4´、図94に示す数字の4)でもよいし、
・点A’から面Jまでの高さ(図93に示す丸付き数字の3´、図94に示す丸付き数字の5)でもよいし、
・点A’から面Kまでの高さ(図93に示す数字の11´または図93に示す数字の6´、図94に示す数字の11または図94に示す数字の6)でもよい。
この場合、コネクタが複数あることにより、第一のコネクタおよび第二のコネクタへ加わる力を分散させ、第一のコネクタと第二のコネクタの故障を防ぐことができる場合がある。
遊技盤の表面(例えば、遊技領域124が設けられた面)に複数のコネクタのうちの第二のコネクタを少なくとも配置してもよい。
また、遊技盤の表面(例えば、遊技領域124が設けられた面)に複数のコネクタのうちの第三のコネクタを少なくとも配置してもよい。
また、遊技盤の表面(例えば、遊技領域124が設けられた面)に複数のコネクタのうちの第六のコネクタを少なくとも配置してもよい。
遊技盤の裏面(例えば、遊技領域124が設けられた面の裏面、遊技盤における主基板や副基板が設けられている面)に複数のコネクタのうちの第二のコネクタを少なくとも配置してもよい。
また、遊技盤の裏面(例えば、遊技領域124が設けられた面の裏面、遊技盤における主基板や副基板が設けられている面)に第三のコネクタを配置してもよい。
また、遊技盤の裏面(例えば、遊技領域124が設けられた面の裏面、遊技盤における主基板や副基板が設けられている面)に第六のコネクタを配置してもよい。
なお、遊技盤の表面(例えば、遊技領域124が設けられた面)には、コネクタを配置せず、遊技盤の裏面(例えば、遊技領域124が設けられた面の裏面、遊技盤における主基板や副基板が設けられている面)のみに複数のコネクタの全てが少なくとも配置されているようにしてもよい。また、この場合の複数のコネクタは、一または複数のフローティングコネクタを少なくとも含むことを示すにものであってもよく、複数のフローティングコネクタのみを示すものであってもよく、フローティングコネクタ以外のコネクタが複数あることを示すものであってもよく、一または複数のフローティングコネクタと一または複数のフローティングコネクタ以外のコネクタの両方が設けられていることを示すものであってもよい。
なお、遊技盤の表面(例えば、遊技領域124が設けられた面)にはフローティングコネクタは設けられず、遊技盤の裏面(例えば、遊技領域124が設けられた面の裏面、遊技盤における主基板や副基板が設けられている面)にのみに一または複数のフローティングコネクタが設けられるようにしてもよい。なお、逆であってもよい。
なお、他の実施例、実施形態についても同様である。
<<第24の実施例>>
図95は、本発明に係る第24の実施例のパチンコ機100を示す図であり、本体104に遊技盤200を取り付けた状態を示す斜視図である。
本体104は、遊技盤200の一端を回転支持する支持部104dと、遊技盤200を収容する収容部104eを有する。支持部104dは挿入された遊技盤200の一端を外れないように押さえる突出部104cを有しており、この支持部104dに一端を挿入した遊技盤200は、その一端を軸に回転して開閉可能としている。遊技盤200を閉じると、その遊技盤200は本体104の収容部104eに収容される。
この遊技盤200を閉じる動作によって、本体104側のコネクタ707aと遊技盤200側のコネクタ706aとが押し付けられて接続し、本体104側のコネクタ707bと遊技盤200側のコネクタ706bとが押し付けられて接続し、本体104側のコネクタ707cと遊技盤200側のコネクタ706cとが押し付けられて接続する。遊技盤200を開くと、コネクタ707aとコネクタ706aとの接続、コネクタ707bとコネクタ706bとの接続、およびコネクタ707cとコネクタ706cとの接続は解除される。
なお、フローティングコネクタとは、位置を固定されたコネクタと、この位置を固定されたコネクタと相対する接続面に可動域を有するコネクタとの組み合わせを呼ぶ場合があるが、ここでは、可動域を有するコネクタをフローティングコネクタと呼ぶ場合がある。
本実施例では、例えば遊技盤200側のコネクタ706a、706bおよび706cを固定されたコネクタにし、本体104側のコネクタ707a、707bおよび707cをフローティングコネクタにする場合がある。この場合、フローティングコネクタの可動域によりコネクタを接続しにくい場合がある。そこで、本実施例では、詳しくは後述する案内部および被案内部によって安定したコネクタ接続を可能とする場合がある。
なお、本実施例では、第一の部品(遊技盤200)に主基坂156、第1の副基板160および第2の副基板164を設けている。また、第二の部品(本体104)に払出制御基板170、発射基板174および電源基板182を設けている。各コネクタは、これらの基板どうしの接続を行う場合があり、コネクタ接続が正常に行われていない場合、これらの基板のうち複数の基板に跨る制御の動作が正常に行われているか否かで、コネクタ接続の不具合か基板の不具合かを切り分けることができ、また、コネクタ接続の不具合であれば、案内部の異常であることを推測することもできる場合がある。
例えば、液晶表示に不具合があった場合でも、打出や払出が行われている場合はコネクタの電気的接続が異常であり、案内部が壊れてしまっている可能性がある。一方で、同様の状況でも打出や払出もされない場合には、電源基板に不具合が発生している可能性がある。
図96は、第24の実施例において、パチンコ機100の外枠102から本体104を開いた状態を示す斜視図である。
図97は、図96のパチンコ機100において、コネクタ近傍を拡大して示す斜視図であり、(a)は本体104側のコネクタ近傍を示す図であり、(b)は外枠102側のコネクタ近傍を示す図である。
図98は、図96のパチンコ機100において、コネクタ近傍を拡大して示す斜視図であり、(a)は外枠102側のコネクタに本体104側のコネクタが接続される様子を示す図であり、(b)は外枠102側のコネクタに本体104側のコネクタを接続した状態を示す図である。
外枠102側のコネクタ850の両側には、コネクタ接続がスムーズに行われるための位置決め用の突出部851を設けており、これに対向した本体104側のコネクタ860の両側には、突出部851に対応する孔861を設けている。
さらに、本体104には位置決め部材852を設け、これに対向した外枠102には、位置決め部材862が上部を滑って収納される板金部材852を設けている。本実施例では、板金部材852が案内部であり、位置決め部材862が被案内部である。本実施例では、さらに、コネクタ接続の際に本体104の底部を案内する案内部として、コネクタ850の下に案内部852aを設けている。
本体104を外枠102に対して閉じると、コネクタ850とコネクタ860とが接続される。このとき、孔861に突出部851が嵌るとともに板金部材852上を位置決め部材862が滑って収納されることによって、コネクタ同士の位置決めがされる。
なお、この例では突出部851は孔861から突出するように構成しているが、この孔861から突出した部分を、さらに他の部材(例えば遊技盤200)の位置決めとして利用してもよい。
開閉動作の際に動かない方の外枠102側のコネクタ850をフローティングコネクタにしてもよい場合があり、開閉動作の際に動く方の本体104側のコネクタ860をフローティングコネクタにしてもよい場合がある。
ここで、開閉動作する本体104に、動かないコネクタ(固定のコネクタ)を配置し、動作しない外枠102に、動くコネクタ(フローティングコネクタ)を配置する場合があり、これは、遊技領域が広くなっていくことに伴い遊技盤が大きくなっているため、コネクタ用の基板を設置する余裕があることによる。
なお、高音スピーカ120は前面枠扉106に収納されているが、低音スピーカ(不図示)は外枠102に設けられたスピーカボックス123に収納されている。従って、高音スピーカ120と低音スピーカ(スピーカボックス123に収納)では電源供給するコネクタが異なる。本実施例の場合、低音スピーカはコネクタ850、860を介して電源供給されている。このため、コネクタ850、860の電気的接続に異常がある場合は、低音スピーカから音が出力されなくなる、もしくはされにくくなる。これより、低音スピーカの出力の異常から、コネクタ850、860の電気的接続不良、しいては案内部である板金部材852や案内部852aに不具合があることがわかるので、メンテナンス性を向上させることができる場合がある。
図99は、図96のパチンコ機100において、本体104のコネクタ860近傍を拡大して示す図であり、(a)は側面図であり、(b)は正面図である。
位置決め部材862の底面は本体104の底面と面一に構成しており、位置決め部材862の底面は先端の方が高い斜面としており、これにより、斜面を広くすることができ、本体104をスムーズに外枠102に取り付けることができる場合がある。
図100は、図96のパチンコ機100における外枠102を示す図であり、(a)は外枠102を上方から見た平面図であり、(b)は(a)においてコネクタ850近傍が見えるように切り欠いて示す図である。
図101は、図96のパチンコ機100における外枠102を示す図であり、(a)は外枠102を右横から見た側図であり、(b)は(a)においてコネクタ850近傍が見えるように切り欠いて示す図である。
図100および図101を参照して分かるように、本実施例では、コネクタ850を覆うように、突出部851を突出させている。
図102は、図96のパチンコ機100の外枠102に対して本体104を閉じていく状態を、本体104の側から見た斜視図である。
図103(a)、(b)、(c)は、図29のパチンコ機100の外枠102に対して本体104を閉じていく状態を順に示す図であって、コネクタ近傍を拡大し、本体104の側から見た斜視図である。
図104は、図96のパチンコ機100の外枠102に対して本体104を閉じていく状態を、外枠102の側から見た斜視図である。
図105(a)、(b)、(c)は、図96のパチンコ機100の外枠102に対して本体104を閉じていく状態を順に示す図であって、コネクタ近傍を拡大し、外枠102の側から見た斜視図である。
パチンコ機100の外枠102に対して本体104を閉じていくと、まず、位置決め部材862と板金部材852とが接触する(図103(a)の符号I参照)。次に、支持部104dに近い側の突出部851と対応する孔861とが接触する(図103(a)の符号II参照)。次に、支持部104dから遠い側の突出部851と対応する孔861とが接触する(図103(a)の符号III参照)。次に、本体104の底部と案内部852aとが接触する(図103(a)の符号IV参照)。最後にコネクタ860とコネクタ850とが接触して、コネクタ860とコネクタ850との接続が完了する。
<<第25の実施例>>
図106は、本発明に係るコネクタ接続の構成の第25の実施例を示す図であって、図52の断面図に相当する図であり、(a)は遊技盤200の一端を、遊技盤200を回転支持する本体104の支持部104dに取り付け、遊技盤200を開いた状態を示す図であり、(b)は遊技盤200を閉じ、遊技盤200を本体104の収容部104eに収容した状態を示す図であり、(c)は遊技盤200が支持部104dから外れた状態で遊技盤200を閉じようとした状態を示す図である。
図107は、図106のコネクタ部分を拡大して示す図である。
図106および図107において、遊技盤200の図における下側が、遊技領域124を設けている側である。また、遊技盤200の遊技盤200の第四のコネクタ200a4および第二のコネクタ200a3を設けた側の反対側が、遊技領域124を設けている側である。
この第25の実施例では、第一の部品である本体104に設けた第一のコネクタ104a3と第二の部品である遊技盤200に設けた第二のコネクタ200a3とを接続するとともに、第一の部品である本体104に設けた第三のコネクタ104a4と第二の部品である遊技盤200に設けた第四のコネクタ200a4とを接続する構成を示す。
第一のコネクタ104a3は、その当接面104a3sにて基板104c3に接し、電気的に接続されて実装される。また、基板104c3は、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部104b3を介して本体104に接し、電気的に接続されて実装される。すなわち、第一のコネクタ104a3は、基板104c3およびコネクタ接続部104b3を介して、本体104に電気的に接続されて実装される。
第二のコネクタ200a3は、その当接面200a3sにて基板200c3に接し、電気的に接続されて実装される。また、基板200c3は、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部200b3を介して遊技盤200に接し、電気的に接続されて実装される。すなわち、第二のコネクタ200a3は、基板200c3およびコネクタ接続部200b3を介して、遊技盤200に電気的に接続されて実装される。
第三のコネクタ104a4は、その当接面104a4sにて基板104c4に接し、電気的に接続されて実装される。また、基板104c4は、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部104b4を介して本体104に接し、電気的に接続されて実装される。すなわち、第三のコネクタ104a4は、基板104c4およびコネクタ接続部104b4を介して、本体104に電気的に接続されて実装される。
第四のコネクタ200a4は、その当接面200a4sにて基板200c4に接し、電気的に接続されて実装される。また、基板200c4は、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部200b4を介して遊技盤200に接し、電気的に接続されて実装される。すなわち、第四のコネクタ200a4は、基板200c4およびコネクタ接続部200b4を介して、遊技盤200に電気的に接続されて実装される。
また、遊技盤200の面のうち、第二のコネクタ200a3や第四のコネクタ200a4を設けた側の面には、部品1205を設けている。この部品1205の少なくとも一部は遊技盤200の一部と少なくとも接触して取り付けられている場合がある。なお、この部品1205の少なくとも一部は、遊技盤200の一部のみと少なくとも接触してもよい。なお、部品1205の全部は、遊技盤200の一部のみと少なくとも接触して取り付けられていてもよい。また、遊技盤の全部であってもよい。
また、本体104の面のうち、第一のコネクタ104a3や第三のコネクタ104a4を設けた側の面には、部品1206を設けている。この部品1206の少なくとも一部は本体104と接触して取り付けられている場合がある。なお、この部品1206の少なくとも一部は、遊技盤200の一部のみと少なくとも接触してもよい。なお、部品1206の全部は、遊技盤200の一部のみと少なくとも接触して取り付けられていてもよい。また、遊技盤の全部であってもよい。
本体104は、遊技盤200の一端を回転支持する支持部104dと、遊技盤200を収容する収容部104eを有する。支持部104dは挿入された遊技盤200の一端を外れないように押さえる突出部104cを有しており、この支持部104dに一端を挿入した遊技盤200は、その一端を軸に回転して開閉可能としている。遊技盤200を閉じると、その遊技盤200は本体104の収容部104eに収容される(図106(b)参照)。
この遊技盤200を閉じる動作によって第一のコネクタ104a3と第二のコネクタ200a3とが押し付けられて接続するとともに第三のコネクタ104a4と第四のコネクタ200a4とが押し付けられて接続する。遊技盤200を開くと、第一のコネクタ104a3と第二のコネクタ200a3との接続、および第三のコネクタ104a4と第四のコネクタ200a4との接続は解除される。
本実施例では、第一のコネクタと第二のコネクタが接続した後に、第三のコネクタと第四のコネクタが接続される。なお、その逆であってもよい。また、第三のコネクタと第四のコネクタの接続は、第一のコネクタと第二のコネクタとの接続と同時であってもよい。また、本実施例では、第三のコネクタと第四のコネクタの接続が解除された後に、第一のコネクタと第二のコネクタの接続が解除される、なお、その逆であってもよい。また、第三のコネクタと第四のコネクタの接続解除は、第一のコネクタと第二のコネクタとの接続解除と同時であってもよい。
本実施例では、遊技盤に設けられた隣り合うコネクタにおいて、少なくとも第一のコネクタの高さは、第三のコネクタの高さと異なるものである。さらに第三のコネクタの高さは、第一のコネクタの高さよりも高いものである。なお、その逆であってもよく、同じ高さであってもよい。
また、本実施例では、本体に設けられた隣り合うコネクタにおいて、少なくとも第二のコネクタの高さは、第四のコネクタの高さと異なるものである。さらに第二のコネクタの高さは、第四のコネクタの高さよりも高いものである。なお、その逆であってもよく、同じ高さであってもよい。
ここで、第二の部品である遊技盤200の所定の面を、第二のコネクタ200a3の当接面200a3sと平行であり、遊技盤200における第二のコネクタ200a3の実装面と逆の面で当接面200a3sから最も遠い面(例えば遊技盤200の表面)としたとき、この所定の面から、第二のコネクタ200a3における第一のコネクタ104a3と接触する接触部(遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する箇所でもよいし、遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する電極箇所でもよい。)まで、の高さをH1(図107参照)とし、
また、第一の部品である本体104の所定の面を、第一のコネクタ104a3の当接面104a3sと平行であり、本体104における第一のコネクタ104a3の実装面と逆の面で当接面104a3sから最も遠い面(例えば本体104の裏面)としたとき、この所定の面から、第一のコネクタ104a3における第二のコネクタ200a3と接触する接触部(遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する箇所でもよいし、遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する電極箇所でもよい。)まで、の高さをH2(図107参照)とし、
また、第二の部品である遊技盤200の所定の面を、第四のコネクタ200a4の当接面200a4sと平行であり、遊技盤200における第四のコネクタ200a4の実装面と逆の面で当接面200a4sから最も遠い面(例えば遊技盤200の表面)としたとき、この所定の面から、第四のコネクタ200a4における第三のコネクタ104a4と接触する接触部(遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する箇所でもよいし、遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する電極箇所でもよい。)まで、の高さをH3(図107参照)とし、
また、第一の部品である本体104の所定の面を、第三のコネクタ104a4の当接面104a4sと平行であり、本体104における第三のコネクタ104a4の実装面と逆の面で当接面104a4sから最も遠い面(例えば本体104の裏面)としたとき、この所定の面から、第三のコネクタ104a4における第四のコネクタ200a4と接触する接触部(遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する箇所でもよいし、遊技盤200を閉じようとしたときに始めに接触する電極箇所でもよい。)まで、の高さをH4(図107参照)とし、
また、第二の部品である遊技盤200の所定の面を、部品1205の上面と平行であり、遊技盤200における部品1205の実装面と逆の面で部品1205の上面から最も遠い面(例えば遊技盤200の表面)としたとき、この所定の面から、部品1205の上面まで、の高さをH5(図107参照)とし、
また、第一の部品である本体104の所定の面を、部品1206の上面と平行であり、遊技盤200における部品1206の実装面と逆の面で部品1206の上面から最も遠い面(例えば本体104の裏面)としたとき、この所定の面から、部品1206の上面まで、の高さをH6(図107参照)としたとき、
H5>H1且つH5>H2且つH5>H3且つH5>H4である(部品1205が、第一のコネクタ104a3、第二のコネクタ200a3、第三のコネクタ104a4および第四のコネクタ200a4のいずれよりも突出している)場合があり、H6>H1且つH6>H2且つH6>H3且つH6>H4である(部品1206が、第一のコネクタ104a3、第二のコネクタ200a3、第三のコネクタ104a4および第四のコネクタ200a4のいずれよりも突出している)場合があり、
この場合、図106(c)に示すように、誤ったやり方で遊技盤200を閉じたときに、部品1205と部品1206とが初めに接触し、第一のコネクタ104a3、第二のコネクタ200a3、第三のコネクタ104a4および第四のコネクタ200a4を保護することができる場合がある。
なお、本体104側の部品1206は、第二のコネクタ200a3および第四のコネクタ200a4の両方よりも突出していなくてもよい。
なお、本体104側の部品1206は、第二のコネクタ200a3および第四のコネクタ200a4のうちの少なくとも一方より突出していてもよい。
なお、本体104側の部品1206は、第二のコネクタ200a3および第四のコネクタ200a4のうち一方より突出していなく、他方より突出していてもよい。
なお、部品1205の高さH5と部品1206の高さH6は、H5<H6でもよいし、H5=H6でもよいし、H5>H6でもよい。
なお、第一の部品(例えば本体104)に設けたコネクタの高さの基準となる第一の部品の所定面としては、この第一の部品と第二の部品(例えば遊技盤200)とを組み付けて対応するコネクタ同士を接続したときに、この第一の部品が第二の部品と当接する面としてもよい。第一の部品に設けたコネクタのうち、この所定面を基準として、より第二の部品側に突出しているコネクタほど破損可能性が高い。
同様に、第二の部品(例えば遊技盤200)に設けたコネクタの高さの基準となる第二の部品の所定面としては、この第二の部品と第一の部品(例えば本体104)とを組み付けて対応するコネクタ同士を接続したときに、この第二の部品が第一の部品と当接する面としてもよい。第二の部品に設けたコネクタのうち、この所定面を基準として、より第一の部品側に突出しているコネクタほど破損可能性が高い。
<<第26の実施例>>
図108は、本発明に係る第26の実施例を示す図であって、(a)、(b)および(c)はコネクタと部品の配置の例を示すである。
図108(a)の例について説明する。
コネクタ200a3は、その当接面200a3sにて基板200c3に接し、電気的に接続されて実装される。また、基板200c3は、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部200b3を介して遊技盤200に接し、電気的に接続されて実装される。すなわち、第二のコネクタ200a3は、基板200c3およびコネクタ接続部200b3を介して、遊技盤200に電気的に接続されて実装される。
コネクタ200a4は、その当接面200a4sにて基板200c4に接し、電気的に接続されて実装される。また、基板200c4は、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部200b4を介して遊技盤200に接し、電気的に接続されて実装される。すなわち、第四のコネクタ200a4は、基板200c4およびコネクタ接続部200b4を介して、遊技盤200に電気的に接続されて実装される。
また、遊技盤200の面のうち、第二のコネクタ200a3や第四のコネクタ200a4を設けた側の面には、部品1205を設けている。この部品1205の少なくとも一部は遊技盤200と接触して取り付けられている場合がある。
図108(a)に示すように、部品1205は、コネクタ200a3およびコネクタ200a4よりも遊技盤200の第一の端側に設けられていてもよい。コネクタ接続部200b3とコネクタ接続部200b4とが一体であってもよい。部品1205は、コネクタ接続部200b3およびコネクタ接続部200b4よりも遊技盤200の第一の端側に設けられていてもよい。なお、第二のコネクタおよび第四のコネクタよりも部品1205が第一の端側に設けられていればよく、部品2305よりも第一の端側に第二のコネクタおよび第四のコネクタと異なるコネクタが設けられていてもよい。また、第二のコネクタよりも内側に第四のコネクタと異なるコネクタが設けられていてもよく、第二のコネクタと第四のコネクタの間に第二および第四のコネクタと異なるコネクタが設けられていてもよい。なお、異なるコネクタは、フローティングコネクタであってもよく、フローティングコネクタ以外のコネクタであってもよい。
図108(b)の例について説明する。
コネクタ200a3は、その当接面200a3sにて基板200c3に接し、電気的に接続されて実装される。また、基板200c3は、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部200b3を介して遊技盤200に接し、電気的に接続されて実装される。すなわち、第二のコネクタ200a3は、基板200c3およびコネクタ接続部200b3を介して、遊技盤200に電気的に接続されて実装される。なお、第二のコネクタよりも内側に第四のコネクタと異なるコネクタが設けられていてもよい。また、第四のコネクタに関しても同様である。なお、第二のコネクタよりも外側に第四のコネクタと異なるコネクタが設けられていてもよい。なお、第四のコネクタに関しても同様である。なお、異なるコネクタは、フローティングコネクタであってもよく、フローティングコネクタ以外のコネクタであってもよい。
コネクタ200a4は、その当接面200a4sにて基板200c4に接し、電気的に接続されて実装される。また、基板200c4は、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部200b4を介して遊技盤200に接し、電気的に接続されて実装される。すなわち、第四のコネクタ200a4は、基板200c4およびコネクタ接続部200b4を介して、遊技盤200に電気的に接続されて実装される。
また、遊技盤200の面のうち、第二のコネクタ200a3や第四のコネクタ200a4を設けた側の面には、部品1205を設けている。この部品1205の少なくとも一部は遊技盤200と接触して取り付けられている場合がある。
図108(b)に示すように、部品1205は、コネクタ200a3とコネクタ200a4の間に設けられていてもよい。部品1205は、コネクタ接続部200b3とコネクタ接続部200b4の間に設けられていてもよい。
図108(c)の例について説明する。
コネクタ200a3は、その当接面200a3sにて基板200c3に接し、電気的に接続されて実装される。また、基板200c3は、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部200b3を介して遊技盤200に接し、電気的に接続されて実装される。すなわち、第二のコネクタ200a3は、基板200c3およびコネクタ接続部200b3を介して、遊技盤200に電気的に接続されて実装される。
コネクタ200a4は、その当接面200a4sにて基板200c4に接し、電気的に接続されて実装される。また、基板200c4は、コネクタ取り付け手段であるコネクタ接続部200b4を介して遊技盤200に接し、電気的に接続されて実装される。すなわち、第四のコネクタ200a4は、基板200c4およびコネクタ接続部200b4を介して、遊技盤200に電気的に接続されて実装される。
また、遊技盤200の面のうち、第二のコネクタ200a3や第四のコネクタ200a4を設けた側の面には、部品1205を設けている。この部品1205の少なくとも一部は遊技盤200と接触して取り付けられている場合がある。
図108(c)に示すように、部品1205は、コネクタ200a3およびコネクタ200a4よりも遊技盤200の第二の端側に設けられていてもよい。コネクタ接続部200b3とコネクタ接続部200b4とが一体であってもよい。部品1205は、コネクタ接続部200b3およびコネクタ接続部200b4よりも遊技盤200の第二の端側に設けられていてもよい。
なお、第二のコネクタおよび第四のコネクタよりも部品1205が第二の端側に設けられていればよく、部品2305よりも第二の端側に第二のコネクタおよび第四のコネクタと異なるコネクタが設けられていてもよい。また、第二のコネクタよりも内側に第四のコネクタと異なるコネクタが設けられていてもよく、第二のコネクタと第四のコネクタの間に第二および第四のコネクタと異なるコネクタが設けられていてもよい。なお、異なるコネクタは、フローティングコネクタであってもよく、フローティングコネクタ以外のコネクタであってもよい。
なお、第25の実施例を適用可能であってもよい。
<スロットマシンへの適用>
本発明に係る遊技台は、「複数種類の図柄が施され、回転駆動される複数のリールと、リールの回転を指示するためのスタートレバーと、各々のリールに対応して設けられ、リールの回転を個別に停止させるための停止ボタンと、複数種類の役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段(入賞役内部抽選)と、抽選手段の抽選結果に基づいてリールの回転の停止に関する停止制御を行うリール停止制御手段(リール停止制御処理)と、抽選手段の抽選結果に基づいて停止されたリールによって表示される図柄組合せが、内部当選した役に対応して予め定めた図柄組合せであるか否かの判定をする判定手段(入賞判定処理)と、図柄の停止態様が所定の入賞態様である場合、所定の入賞態様に対応する遊技媒体を払出す遊技媒体払出処理を行う払出制御手段(メダル払出処理)と、に加え、抽選手段の抽選結果に基づいて演出を実行する演出手段を備え、この演出手段が、所定の遊技領域に球を発射する発射装置と、発射装置から発射された球を入球可能に構成された入賞口と、入賞口に入球した球を検知する検知手段と、検知手段が球を検知した場合に球を払出す払出手段と、所定の図柄(識別情報)を変動表示する可変表示装置と、可変表示装置を遮蔽する位置に移動可能なシャッタと、所定動作態様で動作する可動体と、を備え、入賞口に遊技球が入って入賞することを契機として、可変表示装置が図柄を変動させた後に停止表示させて、遊技を演出するような演出装置、であるスロットマシン」にも好適である。
<封入式遊技機への適用>
本発明に係る遊技台は、遊技球を封入し、封入した遊技球をぱちんこ機内で循環させて使用する封入式ぱちんこ機であってもよく、この封入式ぱちんこ機は、封入した遊技球を発射球として使用し、遊技球の払出はクレジットによって実行されるものであってもよい。
<付記1>
なお、上説明した本発明は、
1.
遊技領域を備えた遊技盤(例えば遊技盤200)と、
該遊技盤を取付可能な本体(例えば本体104)と、
前記本体に設けられた第一のコネクタ(例えばコネクタ700a、104a、104a1、104a2、104a3、104a4、104a5、104a6、104a7、104a8、104a9、707a、707b、707c)と、
前記遊技盤に設けられた第二のコネクタ(例えば701a、200a、200a1、200a2、200a3、200a4、200a5、200a6、200a7、200a8、200a9、706a、706b、706c)と、
を備えた遊技台であって、
前記第一のコネクタと第二のコネクタとは電気的に接続可能に構成され、
前記第一のコネクタおよび前記第二のコネクタのうち少なくとも一方はフローティングコネクタであり、
前記第二のコネクタは、前記遊技盤の両側端のうちの第一の端よりも第二の端に近い位置に配置され、
前記本体は、前記遊技盤における前記第一の端よりも前記第二の端に近い箇所を、少なくとも所定の向きに押す押圧部(例えば遊技盤受部801および弾性部材803)を有し、
前記所定の向きは、遊技盤を取り付ける向きと反対の向きである
ことを特徴とする遊技台、としたので、
メンテナンス性を向上させることができる。
また、押圧部が第一のコネクタと第二のコネクタの近くに配置されていることにより、遊技盤の取り付け時に第一のコネクタと第二のコネクタに過剰な力が加えられるのを防ぎ、第一のコネクタと第二のコネクタの故障を防ぐことができる場合がある。また、押圧部により遊技盤には本体から取りはずす方向に力が加えられているので、本体から取り外すときに第一のコネクタと第二のコネクタの解除を容易にし、メンテナンス性を向上させることができる場合がある。
また本発明は、
2.
1.に記載の遊技台において、
前記本体は、前記第一のコネクタの近くに前記遊技盤を固定する固定部(例えば遊技盤固定具800)を備えた
ことを特徴とする遊技台、としたので、
固定部を設けることにより、遊技盤に一定以上の力を加えないようにし、第一のコネクタと第二のコネクタに過剰な力が加えられるのを防ぐことができる場合がある。
また本発明は、
3.
2.に記載の遊技台において、
前記固定部は、前記押圧部を含んで構成される
ことを特徴とする遊技台、としたので、
固定部が押圧部を含むことにより、押圧部により遊技盤が押される力に連動して遊技盤を固定させる力を遊技盤に与えることができるので、第一のコネクタと第二のコネクタに過剰な力が加えられるのを防ぐことができる場合がある。
また本発明は、
4.
1.ないし3.のうちのいずれか1項に記載の遊技台において、
前記本体は、第三のコネクタ(例えばコネクタ104a1、104a4、104a6、104a7、707b、707c)を備え、
前記遊技盤は、第四のコネクタ(例えばコネクタ200a1、200a4、200a6、200a7、706b、706c)を備え、
前記第三のコネクタと前記第四のコネクタとは電気的に接続可能に構成され、
前記第四のコネクタは、前記遊技盤の前記第二の端側に設けられる
ことを特徴とする遊技台、としたので、
コネクタが複数あることにより、第一のコネクタおよび第二のコネクタへ加わる力を分散させ、第一のコネクタと第二のコネクタの故障を防ぐことができる場合がある。
また本発明は、
5.
1.ないし4.のうちのいずれか1項に記載の遊技台において、
前記本体は、第五のコネクタ(例えばコネクタ104a3、104a8、707a、707b)を備え、
前記遊技盤は、第六のコネクタ(例えばコネクタ200a3、200a8、706a、706b)を備え、
前記第五のコネクタと前記第六のコネクタとは電気的に接続可能に構成され、
前記第五のコネクタは、前記第一のコネクタよりも前記遊技盤の前記第一の端側に設けられ、
前記第五のコネクタの接続面における長辺は、前記第一のコネクタの接続面における長辺よりも短い
ことを特徴とする遊技台、としたので、
コネクタが複数あることにより、第一のコネクタおよび第二のコネクタへ加わる力を分散させ、第一のコネクタと第二のコネクタの故障を防ぐことができる場合がある。
また、第一のコネクタ(第二のコネクタ)よりも接続面の長辺が短い第五のコネクタ(第六のコネクタ)を設けることにより、外部からの衝撃を吸収しやすく(長辺が長いことにより衝撃を分散する)、第一のコネクタと第二のコネクタの故障を防ぐことができる場合がある。
ここで、第一の端側とは、第一の端と第二の端との中心線よりも第一の端に近い位置をいい、第二の端側とは、第一の端と第二の端との中心線よりも第二の端に近い位置をいう。このとき、第一の端と第二の端との中心線と一致する位置は、第一の端側とする場合もあるし、第二の端側とする場合もある。
また本発明は、
6.
1.ないし4.のうちのいずれか1項に記載の遊技台において、
前記本体から、前記第一のコネクタにおける前記第二のコネクタと接触する接触部まで、の高さは、第一の高さであり、
前記遊技盤から、前記第二のコネクタにおける前記第一のコネクタと接触する接触部まで、の高さは、第二の高さであり、
前記第一の高さと前記第二の高さを異ならせた
ことを特徴とする遊技台、としたので、
壊れやすいコネクタを明確にするとともに、壊れやすいコネクタへ加わる力を分散させるため、壊れやすいコネクタの故障を防ぐことができる場合がある。
また本発明において、
前記本体は、前記遊技盤の前記第一の端を支持(固定)する支持部を備える場合がある。
この場合、メンテナンス性を向上させることができる場合があり、また、押圧部が第一のコネクタと第二のコネクタの近くに配置されていることにより、遊技盤の取り付け時に第一のコネクタと第二のコネクタに過剰な力が加えられるのを防ぎ、第一のコネクタと第二のコネクタの故障を防ぐことができる場合がある。また、押圧部により遊技盤には本体から取りはずす方向に力が加えられているので、本体から取り外すときに第一のコネクタと第二のコネクタの解除を容易にし、メンテナンス性を向上させることができる場合がある。
遊技盤の表面(例えば、遊技領域124が設けられた面)に第二のコネクタを配置してもよい。
また、遊技盤の表面(例えば、遊技領域124が設けられた面)に第三のコネクタを配置してもよい。
また、遊技盤の表面(例えば、遊技領域124が設けられた面)に第六のコネクタを配置してもよい。
遊技盤の裏面(例えば、遊技領域124が設けられた面の裏面、遊技盤における主基板や副基板が設けられている面)に第二のコネクタを配置してもよい。
また、遊技盤の裏面(例えば、遊技領域124が設けられた面の裏面、遊技盤における主基板や副基板が設けられている面)に第三のコネクタを配置してもよい。
また、遊技盤の裏面(例えば、遊技領域124が設けられた面の裏面、遊技盤における主基板や副基板が設けられている面)に第六のコネクタを配置してもよい。
<付記2>
なお、以上説明した本発明は、
1. 第一のコネクタ(例えば700a、104a、104a1、200a2、104a3、200a4)を設けた第一の部品(例えば700、104、200)と、
第二のコネクタ(例えば701a、200a、200a1、104a2、200a3、104a4)を設けた第二の部品(例えば701、200、104)と、を備え、
前記第一のコネクタと前記第二のコネクタとを接続することにより、前記第一の部品と前記第二の部品とが電気的に接続状態となる遊技台であって、
コネクタ接続部(例えば701b、200b、200b1、104b2、200b3、104b4)が前記第二のコネクタと前記第二の部品との間に設けられ、
前記第一の部品から、前記第一のコネクタにおける前記第二のコネクタと接触する接触部まで、の高さは第一の高さであり、
前記第二の部品から、前記コネクタ接続部を介し前記第二のコネクタにおける前記第一のコネクタと接触する接触部まで、の高さは第二の高さであり、
前記第一の高さと前記第二の高さを異ならせた
ことを特徴とする遊技台、としたので、
第二のコネクタと第二の部品との間にコネクタ接続部を設けることにより、壊れやすいコネクタを明確にし、故障を発見しやすくなる場合がある。また、組み立て作業をおこなう際、壊れやすいコネクタが明確であると、慎重に組み立て作業をおこなうので、接続不良による故障を減らすことができる場合がある。
なお、第一のコネクタおよび第二のコネクタは第一の部品と第二の部品を電気的に接続可能なものであれば、種類を問わない。
コネクタの具体例として、ハーネスで接続するコネクタやフローティングコネクタなどが挙げられる。
また、本発明は、
2.
1.に記載の遊技台であって、
前記第一の部品および前記第二の部品のうちの一方は遊技領域を有する遊技盤であり、
他方は該遊技盤を収容する収容部(例えば104e)を有する本体であり、
前記収容部に前記遊技盤が収容された状態では、前記第一のコネクタおよび前記第二のコネクタは接続状態であり、
前記収容部の一側縁には、前記遊技盤を前記収容部へ収容する際に該遊技盤を回転支持する支持部(例えば104d)が設けられ、
前記支持部に回転支持された前記遊技盤を前記収容部へ収容すると、前記第一のコネクタと前記第二のコネクタとが接続するよう構成されており、
前記第一のコネクタおよび前記第二のコネクタのうち少なくとも一方は接続方向に対し直交する面内で移動自在に設けられている
ことを特徴とする遊技台、としたので、
遊技盤と本体の複雑な配線を解消し、組み立て時の接続ミスを減らす場合がある。また、壊れやすいコネクタを明確にし、接続不良や故障を発見しやすくすることができる場合がある。
なお、「接続方向に対し直交する面内で移動自在」とは、「少なくとも接続方向に対し直交する面内で移動自在」との意味であり、接続方向に対し直交する面内以外であっても移動自在であってもよい。
「第一のコネクタおよび第二のコネクタのうち少なくとも一方は接続方向に対し直交する面内で移動自在に設けられている」ので、第一のコネクタと第二のコネクタの一方または両方にフローティングコネクタを使用しても良い。
また、本発明は、
3.
2.に記載の遊技台であって、
第三のコネクタ(例えば200a1、104a3)が前記遊技盤における前記第一のコネクタ(例えば200a2、104a4)と隣り合う位置に設けられ、
第四のコネクタ(例えば104a1、200a4)が、前記本体における前記第二のコネクタ(例えば104a2、200a3)と隣り合い、
かつ、前記収容部に前記遊技盤が収容された状態において前記第三のコネクタと接続される位置に設けられ、
前記支持部から前記第二のコネクタまでは第一の距離があり、
前記支持部から前記第四のコネクタまでは第二の距離があり、
前記第一の距離よりも前記第二の距離が長い
ことを特徴とする遊技台、としたので、
支持部を中心に回転して遊技盤を収容部に収容することで、内周側の第一のコネクタが第二のコネクタに接した後、外周側の第三のコネクタが第四のコネクタに接するので、第一のコネクタもしくは第二のコネクタを確認すれば接続不良や故障を発見できる場合がある。
なお、第三のコネクタおよび第四のコネクタのうち一方または両方にフローティングコネクタを使用してもよいし、またはフローティングコネクタを使用しなくてもよい。
第一のコネクタ(第二のコネクタ)と第三のコネクタ(第四のコネクタ)との間に他のコネクタを配置してもよいし、または配置しなくてもよい。
また、本発明は、
4.
3.に記載の遊技台であって、
前記コネクタ接続部は、
前記第二のコネクタと前記本体との間に設けられた第二のコネクタ接続部と、
前記第三のコネクタと前記遊技盤との間に設けられた第三のコネクタ接続部と、からなり、
前記遊技盤から、前記コネクタ接続部を介し前記第三のコネクタにおける前記第四のコネクタと接触する接触部まで、の高さは第三の高さであり、
前記本体から、前記第四のコネクタにおける前記第三のコネクタと接触する接触部まで、の高さは第四の高さであり、
前記第一の高さは前記第三の高さと異なり、前記第二の高さは第四の高さと異なる
ことを特徴とする遊技台、としたので、
隣り合うコネクタの高さを異ならせることにより、コネクタが複数接続される場合であっても壊れやすいコネクタを明確にし、故障を発見しやすくなる場合がある。
なお、第一のコネクタ(第二のコネクタ)と第三のコネクタ(第四のコネクタ)との間に他のコネクタを配置する場合、他のコネクタの高さは第一のコネクタまたは第三のコネクタと等しくしてもよいし、または異ならせてもよい。
また、本発明は、
5.
3.または4.に記載の遊技台であって、
前記第一のコネクタおよび前記第二のコネクタは、前記支持部に支持される前記遊技盤の第一の端よりも該第一の端とは逆の第二の端に近い位置に配置され、
前記第三のコネクタの接続面における長辺は、前記第一のコネクタの接続面における長辺より長く、
前記第三のコネクタは、前記第三のコネクタの接続面における長辺と前記第二の端が平行になるように配置されている
ことを特徴とする遊技台、としたので、
第三のコネクタの接続面における長辺を第一のコネクタの接続面における長辺より長くすることにより、第三のコネクタは外部からの衝撃を吸収しやすく(長いことにより衝撃を分散し)、第一のコネクタよりも壊れにくくなる場合がある。
なお、第一のコネクタ(第二のコネクタ)と第三のコネクタ(第四のコネクタ)との間に他のコネクタを配置する場合、他のコネクタの長辺は第一のコネクタまたは第三のコネクタと等しくしてもよいし、または異ならせてもよい。
「第三のコネクタの接続面における長辺は、前記第一のコネクタの接続面における長辺より長く」とは、「第三のコネクタの接続面における長辺は、少なくとも前記第一のコネクタの接続面における長辺より長く」の意味であり、第一のコネクタと第三のコネクタとの間に他のコネクタを配置する場合、第三のコネクタの接続面における長辺は他のコネクタの接続面における長辺と等しくしてもよいし、または長くしてもよいし、もしくは短くしてもよい。
また、本発明は、
6.
3.乃至5.のうちのいずれか1項に記載の遊技台であって、
遊技動作を制御する主基板(例えば156、702)と、
前記主基板の指令により制御をおこなう副基板(例えば160、164、703)と、を備え、
前記主基板は、前記第一のコネクタおよび前記第二のコネクタにより接続され、
前記副基板は、前記第三のコネクタおよび前記第四のコネクタにより接続される
ことを特徴とする遊技台、としたので、
主基板へ接続される第一のコネクタおよび第二のコネクタを支持部に近い位置に置くことで、第一のコネクタおよび第二のコネクタは壊れやすい位置に配置され、故障した際は完全に遊技ができない状態にし、誤動作による遊技者やホールへの不利益を最小限にすることができる場合がある。
なお、「前記主基板は、前記第一のコネクタおよび前記第二のコネクタにより接続」とは、「少なくとも前記主基板は、前記第一のコネクタおよび前記第二のコネクタにより接続」の意味であり、他の基板(例えば、払出基板、発射基板、電源基板など)を接続してもよい。
また、「前記副基板は、前記第三のコネクタおよび前記第四のコネクタにより接続」とは、「少なくとも前記副基板は、前記第三のコネクタおよび前記第四のコネクタにより接続」の意味であり、他の基板(例えば、払出基板、発射基板、電源基板など)を接続してもよい。
<付記3>
なお、以上説明した本発明は、
1.
遊技領域を有する遊技盤(例えば、200)と、
前記遊技盤を収容する収容部を有する本体(例えば、104)と、
前記本体の所定の部位に設けられた第一のコネクタ(例えば700a、104a、104a1、200a2、104a3、200a4)と、
前記遊技盤の所定の部位に設けられた第二のコネクタ(例えば701a、200a、200a1、104a2、200a3、104a4)と、
を備えた遊技台であって、
前記本体は、前記遊技盤を収容する収容部(例えば、104e)を備え、
前記第一のコネクタと前記第二のコネクタは電気的に接続可能に構成され、
前記第一のコネクタおよび前記第二のコネクタのうち少なくとも一方は、フローティングコネクタであり、
前記第二のコネクタは、前記遊技盤の両側端のうちの第一の端よりも第二の端の近くに配置され、
前記本体の所定の部位から前記第一のコネクタにおける前記第二のコネクタと接触する接触部までの距離は、第一の距離(例えば、H2)であり、
前記遊技盤の所定の部位から前記第二のコネクタにおける前記第一のコネクタと接触する接触部までの距離を、第二の距離(例えば、H1)とした
ことを特徴とする遊技台、としたので、
本体の基準となる部位から第一のコネクタまでの距離と、遊技盤の基準となる部位から第二のコネクタまでの距離とを異ならせるので、一方のコネクタを壊れやすくし、もう一方のコネクタを壊れにくくすることができる場合がある。
また、点検を行う場合は、壊れやすいコネクタを確認すれば故障の有無を確認できるため、メンテナンス性を向上させることができる場合がある。
また、本発明は、
2.
1.に記載の遊技台において、
前記遊技盤の所定の部位および前記本体の所定の部位は、前記収容部に該遊技盤が収容された場合に当接する
ことを特徴とする遊技台、としたので、
本体の基準となる部位から第一のコネクタまでの距離と、遊技盤の基準となる部位から第二のコネクタまでの距離とを異ならせるので、一方のコネクタを壊れやすくし、もう一方のコネクタを壊れにくくすることができる場合がある。
また、点検を行う場合は、壊れやすいコネクタを確認すれば故障の有無を確認できるため、メンテナンス性を向上させることができる場合がある。
また、本発明は、
3.
1.または2.に記載の遊技台において、
前記本体に設けられた第三のコネクタ(例えば200a1、104a3)と、
前記遊技盤に設けられた第四のコネクタ(例えば104a1、200a4)と、
を備え、
前記第三のコネクタと前記第四のコネクタは電気的に接続可能に構成され、
前記第三のコネクタは、前記第一のコネクタ(例えば200a2、104a4)と隣り合う位置に設けられ、
前記第四のコネクタは、前記第二のコネクタ(例えば104a2、200a3)と隣り合う位置に設けられる
ことを特徴とする遊技台、としたので、
第一のコネクタおよび第二のコネクタのうち壊れやすいコネクタと隣り合う位置に第三のコネクタまたは第四のコネクタを配置させるため、第三のコネクタまたは第四のコネクタの破損を防ぐことができる場合がある。
また、本発明は、
4.
1.ないし3.のうちのいずれか1項に記載の遊技台において、
前記第二のコネクタは、前記遊技領域の外側であって且つ前記遊技盤の裏面に設けられている
ことを特徴とする遊技台、としたので、
遊技領域の外側であって且つ遊技盤の裏面に第二のコネクタを配置することにより、コネクタ接続時の衝撃を遊技領域に与えるのを防ぐことができる場合がある。
また、本発明は、
5.
1.ないし4.のうちのいずれか1項に記載の遊技台において、
前記本体に、扉体を回転可能に支持するヒンジ部(例えば、112、104c)を備え、
前記ヒンジ部は、前記本体の両側端のうちの一方の端よりも他方の端の近くに設けられ、
前記第一のコネクタは、前記他方の端よりも前記一方の端の近くに設けられている
ことを特徴とする遊技台、としたので、
ヒンジ部から離れた位置に第一のコネクタを配置することにより、収納時の衝撃を第一のコネクタおよび第二のコネクタに与えやすくさせるので、故障や接続不良が起こった場合にまずコネクタを見ればよく、メンテナンス性を向上させることができる場合がある。
また、本発明は、
6.
1.ないし5.のうちのいずれか1項に記載の遊技台において、
遊技に関する制御を行う基板(例えば156、702、160、164、703)を備え、
前記遊技盤は、該遊技盤の裏面に前記基板が設置可能な基板設置領域を備え、
前記第二のコネクタは、前記基板設置領域と異なる領域に配置される
ことを特徴とする遊技台、としたので、
基板と異なる領域に第二のコネクタを設けることにより、コネクタの接続不良による基板の破損を防ぐことができる場合がある。また、遊技台に動作不良が起こった場合は、まず2つのコネクタの接続を確認すればよいため、メンテナンス性を向上させることができる場合がある。
<付記4>
なお、以上説明した本発明は、
1.
遊技盤(例えば遊技盤200)を取り付け可能な本体(例えば本体104)と、
前記本体に設けられた第一のコネクタ(例えばコネクタ700a、104a、104a1、104a2、104a3、104a4、104a5、104a6、104a7、104a8、104a9、707a、707b、707c)と、
前記遊技盤に設けられた第二のコネクタ(例えば701a、200a、200a1、200a2、200a3、200a4、200a5、200a6、200a7、200a8、200a9、706a、706b、706c)と、
前記本体に設けられた第三のコネクタ(例えばコネクタ104a1、104a4、104a6、104a7、707b、707c)と、
前記遊技盤に設けられた第四のコネクタ(例えばコネクタ200a1、200a4、200a6、200a7、706b、706c)と、
を備えた遊技台であって、
前記第一のコネクタは、前記第二のコネクタと電気的に接続可能なものであり、
前記第三のコネクタは、前記第四のコネクタと電気的に接続可能なものであり、
前記第二のコネクタは、前記遊技盤の両側端のうちの第一の端よりも第二の端に近い位置に設けられたものであり、
前記第四のコネクタは、前記第一の端よりも前記第二の端に近い位置に設けられたものであり、
前記第二のコネクタの少なくとも一部は、前記遊技盤が前記本体に取り付けられた状態において、前記第四のコネクタよりも後方に位置するものであり、
前記第二のコネクタおよび前記第四のコネクタのうちの少なくとも一方のコネクタは、前記遊技盤の上端側よりも下端側に近い位置に設けられたものである、
ことを特徴とする遊技台、としたので、
メンテナンス性を向上させた遊技台を提供することができる。
また、コネクタが複数あることにより、第一のコネクタおよび第二のコネクタへ加わる力を分散させ、第一のコネクタと第二のコネクタの故障を防ぐことができる場合がある。
また、高さの異なるコネクタを遊技盤に設けることで、壊れやすいコネクタを明確にすることができ、コネクタを全て検査せずとも、壊れやすいコネクタの方だけを確認すれば、コネクタの故障の有無を認識可能であるので、メンテナンス性を向上させることができる場合がある。
また、遊技盤の取り付け時は、遊技盤の下端側が上端側よりも安定しており、コネクタを壊れにくくすることができる場合がある。
また本発明は、
2.
1.に記載の遊技台において、
前記第一のコネクタおよび前記第二のコネクタのうちの少なくとも一方のコネクタは、フローティングコネクタであり、
前記第三のコネクタおよび前記第四のコネクタのうちの少なくとも一方のコネクタは、フローティングコネクタである、
ことを特徴とする遊技台、としたので、
コネクタの接続と解除を容易に行えるので、メンテナンス性を向上させることができる場合がある。
また本発明は、
3.
2.に記載の遊技台において、
前記フローティングコネクタは、該フローティングコネクタと電気的に接続可能なコネクタの接続面に対して、少なくとも平行な面内で移動可能なものである、
ことを特徴とする遊技台、としたので、
コネクタの接続と解除を容易に行えるので、メンテナンス性を向上させることができる場合がある。
また本発明は、
4.
1.ないし3.のうちのいずれか1項に記載の遊技台において、
前記第三のコネクタの一部は、前記遊技盤が前記本体に取り付けられた状態において、前記第一のコネクタよりも前方に位置するものである、
ことを特徴とする遊技台、としたので、
壊れやすいコネクタを明確にするとともに、壊れやすいコネクタへ加わる力を分散させるため、壊れやすいコネクタの故障を防ぐことができる場合がある。
また本発明は、
5.
1.ないし4.のうちのいずれか1項に記載の遊技台において、
前記第二のコネクタの一部は、前記第二のコネクタの先端であり、
前記第二のコネクタの前記先端は、該第二のコネクタにおける最も前記後方に位置するものである、
ことを特徴とする遊技台、としたので、
コネクタが複数あることにより、第一のコネクタおよび第二のコネクタへ加わる力を分散させ、第一のコネクタと第二のコネクタの故障を防ぐことができる場合がある。
また、高さの異なるコネクタを遊技盤に設けることで、壊れやすいコネクタを明確にすることができ、コネクタを全て検査せずとも、壊れやすいコネクタの方だけを確認すれば、コネクタの故障の有無を認識可能であるので、メンテナンス性を向上させることができる場合がある。
また、遊技盤の取り付け時は、遊技盤の下端側が上端側よりも安定しており、コネクタを壊れにくくすることができる場合がある。
また本発明は、
6.
1.ないし5.のうちのいずれか1項に記載の遊技台において、
前記第二のコネクタが前記第一のコネクタに押し付けられて接続することで前記第二のコネクタと前記第一のコネクタとが電気的に接続し、
前記第四のコネクタが前記第三のコネクタに押し付けられて接続することで前記第四のコネクタと前記第三のコネクタとが電気的に接続する、
ことを特徴とする遊技台、としたので、
コネクタが複数あることにより、第一のコネクタおよび第二のコネクタへ加わる力を分散させ、第一のコネクタと第二のコネクタの故障を防ぐことができる場合がある。
また、高さの異なるコネクタを遊技盤に設けることで、壊れやすいコネクタを明確にすることができ、コネクタを全て検査せずとも、壊れやすいコネクタの方だけを確認すれば、コネクタの故障の有無を認識可能であるので、メンテナンス性を向上させることができる場合がある。
また、遊技盤の取り付け時は、遊技盤の下端側が上端側よりも安定しており、コネクタを壊れにくくすることができる場合がある。
また本発明は、
7.
1.ないし6.のうちのいずれか1項に記載の遊技台において、
前記遊技盤の前方に遊技領域(例えば遊技領域124)が設けられており、
前記後方は、前記前方の逆側である、
ことを特徴とする遊技台、としたので、
遊技領域を広くし、装飾効果を高めることができる場合がある。
また本発明は、
8.
1.ないし7.のうちのいずれか1項に記載の遊技台において、
前記遊技盤は、第一の基板(例えば基板705)を有し、
前記遊技盤は、第二の基板(例えば基板704)を有し、
前記第一の基板には、前記第二のコネクタが設けられており、
前記第二の基板には、前記第四のコネクタが設けられている、
ことを特徴とする遊技台、としたので、
一方のコネクタ(例えば、第二のコネクタ)への外部からの衝撃が他方のコネクタ(例えば第四のコネクタ)へ伝わりにくく、コネクタを壊れにくくすることができる場合がある。
また本発明は、
9.
1.ないし8.のうちのいずれか1項に記載の遊技台において、
前記第二のコネクタにおける前記第一のコネクタとの接続面の長辺の長さは、第一の長さであり、
前記第四のコネクタにおける前記第三のコネクタとの接続面の長辺の長さは、第二の長さであり、
前記第一の長さは、前記第二の長さと異なる、
ことを特徴とする遊技台、としたので、
衝撃が分散され、壊れにくくなる場合がある。
また本発明は、
10.
1.ないし9.のうちのいずれか1項に記載の遊技台において、
前記遊技盤は、遊技動作の制御を少なくとも実行可能な主制御部(例えば主制御部300)を構成する主基板(例えば主基板156)を備え、
前記遊技盤は、前記主制御部の指令により制御を少なくとも実行可能な副制御部(例えば第1副制御部400、第2副制御部500)を構成する副基板(例えば第1副基板160、第2副基板164)を備え、
前記第二のコネクタおよび前記第四のコネクタは、前記遊技盤の前記主基板および前記副基板が配置される領域と異なる領域に配置される、
ことを特徴とする遊技台、としたので、
主基板および副基板と異なる領域に第二のコネクタを設けることにより、コネクタの接続不良による主基板や副基板の破損を防ぐことができる場合がある。
また、遊技台に動作不良が起こった場合は、まず2つのコネクタの接続を確認すればよいため、メンテナンス性を向上させることができる場合がある。
<付記5>
なお、以上説明した本発明は、
1.
第一の部品(例えば遊技盤200、本体104)と、
第二の部品(例えば本体104、外枠102)と、
前記第一の部品に設けられた第一のコネクタと、
前記第二の部品に設けられた第二のコネクタと、
を備えた遊技台であって、
前記第一のコネクタと前記第二のコネクタとは電気的に接続可能に構成され、
前記第一のコネクタおよび前記第二のコネクタのうち少なくとも一方はフローティングコネクタであり、
前記第二の部品には、所定の受け部が設けられており、
前記受け部は、前記第一の部品からの第一の方向の力を受けることが可能であり、
前記第一のコネクタと前記第二のコネクタとは、前記第一の方向と異なる第二の方向に接続可能である
ことを特徴とする遊技台、としたので、
メンテナンス性を向上させることができる。
また、電気的な接続に異常がある場合、受け部を確認すればよいので、メンテナンス性が向上することができる場合がある。
また本発明は、
2.
1.に記載の遊技台において、
前記所定の受け部は、前記第一の部品を前記第二の部品の所定位置まで案内する所定の案内部であり、
前記第一の部品の底面とは異なる面に、前記所定の案内部に案内される所定の被案内部が設けられる
ことを特徴とする遊技台、としたので、
電気的な接続に異常がある場合、案内部を確認すればよいので、メンテナンス性が向上することができる場合がある。
また本発明は、
3.
2.に記載の遊技台において、
前記所定の案内部は、少なくとも第一の案内部と第二の案内部とを含み、
前記所定の被案内部は、
前記第一の案内部によって、該第一の案内部の所定位置まで案内される第一の被案内部と、
前記第二の案内部によって、該第二の案内部の所定位置まで案内される第二の被案内部と、
を少なくとも含む
ことを特徴とする遊技台、としたので、
案内部の1つに異常があった場合でも、正常な案内部に荷重が加わるため、フローティングコネクタに荷重がかかることを防ぐことができる場合がある。
また本発明は、
4.
2.または3.のうちのいずれか1項に記載の遊技台において、
前記第一の部品は、遊技領域を備えた遊技盤であり、
前記第二の部品は、前記遊技盤を取付可能な本体であり、
前記第一の方向の力は、前記第一の部品の底面から前記所定の案内部へ与えられる重力であり、
前記第二の方向は水平方向であり、
前記第一のコネクタにおける前記第二のコネクタとの接続面の長手方向は、前記第一の部品の底面と平行である
ことを特徴とする遊技台、としたので、
電気的な接続に異常がある場合、案内部を確認すればよいので、メンテナンス性が向上することができる場合がある。
また本発明は、
5.
4.に記載の遊技台において、
前記遊技盤は、第三のコネクタを備え、
前記本体は、第四のコネクタを備え、
前記第三のコネクタと第四のコネクタとは、電気的に接続可能に構成され、
前記第一のコネクタの所定の辺と前記第三のコネクタの所定の辺が向かい合うように配置される
ことを特徴とする遊技台、としたので、
案内部に異常がある場合に、コネクタへ加わる荷重を分散させることができる場合がある。また、コネクタの異常があった場合に、コネクタを見れば案内部の故障か、それ以外の故障かを見分けることができ、メンテナンス性を向上させることができる場合がある。
また本発明は、
6.
4.または5.に記載の遊技台において、
前記第二のコネクタはフローティングコネクタであり、
前記第一のコネクタはフローティングコネクタを接続可能であって、前記本体に固定されたコネクタである
ことを特徴とする遊技台、としたので、
接続時に違和感があることで、コネクタに異常が発生する前に案内部の異常を発見することができ、メンテナンス性を向上させる。
また本発明において、
前記本体は、前記遊技盤の前記第一の端を支持(固定)する支持部を備える場合がある。
この場合、メンテナンス性を向上させることができる場合があり、また、押圧部が第一のコネクタと第二のコネクタの近くに配置されていることにより、遊技盤の取り付け時に第一のコネクタと第二のコネクタに過剰な力が加えられるのを防ぎ、第一のコネクタと第二のコネクタの故障を防ぐことができる場合がある。また、押圧部により遊技盤には本体から取りはずす方向に力が加えられているので、本体から取り外すときに第一のコネクタと第二のコネクタの解除を容易にし、メンテナンス性を向上させることができる場合がある。
<付記6>
なお、以上説明した本発明は、
1.
遊技盤(例えば遊技盤200)を取り付け可能な本体(例えば本体104)と、
前記本体に設けられた第一の接続手段(例えば、第一のコネクタ104a7、コネクタ707a)と、
前記本体に設けられた第三の接続手段(例えば、第三のコネクタ104a8、コネクタ707b、コネクタ707c)と、
を備えた遊技台であって、
前記遊技盤の裏面には、部品(例えば、部品1205、裏通路ユニット716、主基板ユニットベース715、主基板ケース158、裏カバー714、演出手段712、演出手段713、第2副基板ケース166)が設けられており、
前記遊技盤の裏面には、第二の接続手段(例えば、第二のコネクタ200a7、コネクタ706a)が設けられており、
前記遊技盤の裏面には、第四の接続手段(例えば、第四のコネクタ200a8、コネクタ707b、コネクタ707c)が設けられており、
前記第一の接続手段と前記第二の接続手段は、電気的に接続可能に少なくとも構成され、
前記第三の接続手段と前記第四の接続手段は、電気的に接続可能に少なくとも構成され、
前記第一の接続手段および第二の接続手段のうちの少なくとも一方の接続手段は、フローティングコネクタであり、
前記第三の接続手段および第四の接続手段のうちの少なくとも一方の接続手段は、フローティングコネクタであり、
前記本体に前記遊技盤が取り付けられた状態において、前記第二の接続手段における最も後方に位置している部位は、第一の部位(例えば、第二のコネクタ200a7における第一のコネクタ104a7と接触する接触部、コネクタ706aにおけるコネクタ707aと接触する接触部)であり、
前記本体に前記遊技盤が取り付けられた状態において、前記第四の接続手段における最も後方に位置している部位は、第二の部位であり(例えば、第四のコネクタ200a8における第三のコネクタ104a8と接触する接触部、コネクタ706bにおけるコネクタ707bと接触する接触部、、コネクタ706cにおけるコネクタ707cと接触する接触部)、
前記本体に前記遊技盤が取り付けられた状態において、前記部品における最も後方に位置している部位は、第三の部位(例えば、部品1205の上面、裏通路ユニット716の裏面、主基板ユニットベース715の裏面、主基板ケース158の裏面、裏カバー714の裏面、演出手段712の裏面、演出手段713の裏面、第2副基板ケース166の裏面)であり、
前記本体に前記遊技盤が取り付けられた状態において、前記第二の部位は、少なくとも前記第一の部位よりも後方に位置し、
前記本体に前記遊技盤が取り付けられた状態において、前記第三の部位は、少なくとも前記第二の部位よりも後方に位置している、
ことを特徴とする遊技台、としたので、
メンテナンス性を向上させることができる。
また、外力から接続手段を守り、接続手段の破損を防ぐことができる場合がある。
また、壊れやすい接続手段を明確にし、壊れやすい接続手段の破損を防ぐことができる場合がある。
また、接続不良が起きた場合は、壊れやすい接続手段を確認すればよいので、メンテナンス性を向上させることができる場合がある。
また本発明は、
2.
1.に記載の遊技台において、
前記第一の接続手段は、第一のコネクタ(例えば、第一のコネクタ104a7、コネクタ707a)と、第一の取付手段(例えば、コネクタ接続部104b7、ドロワベース707d)から少なくとも構成され、
前記第二の接続手段は、第二のコネクタ(例えば、第二のコネクタ200a7、コネクタ706a)と、第二の取付手段(例えば、コネクタ接続部200b7、ドロワベース708)から少なくとも構成され、
前記第三の接続手段は、第三のコネクタ(例えば、第三のコネクタ104a8、コネクタ707b、コネクタ707c)と、第三の取付手段(例えば、コネクタ接続部104b8、ドロワベース707d)から少なくとも構成され、
前記第四の接続手段は、第四のコネクタ(例えば、第四のコネクタ200a8、コネクタ706b、コネクタ706c)と、第四の取付手段(例えば、コネクタ接続部200b8、ドロワベース708)から少なくとも構成され、
前記第一のコネクタおよび第二のコネクタのうちの少なくとも一方のコネクタは、前記フローティングコネクタであり、
前記第三のコネクタおよび第四のコネクタのうちの少なくとも一方のコネクタは、前記フローティングコネクタである、
ことを特徴とする遊技台、としたので、
外力からコネクタを守り、コネクタの破損を防ぐことができる場合がある。
また本発明は、
3.
1.または2.に記載の遊技台において、
前記部品は、複数の部品(例えば、図75における演出手段711、演出手段712、演出手段713、主基板ケース158、第1副基板ケース162、第2副基板ケース166、液晶表示装置208)から構成されている、
ことを特徴とする遊技台、としたので、
外力から接続手段を守り、接続手段の破損を防ぐことができる場合がある。
また、壊れやすい接続手段を明確にし、壊れやすい接続手段の破損を防ぐことができる場合がある。
また、接続不良が起きた場合は、壊れやすい接続手段を確認すればよいので、メンテナンス性を向上させることができる場合がある。
また本発明は、
4.
2.または3.に記載の遊技台において、
前記第二のコネクタ(例えば、図89(a)〜(d)、図90(a)〜(b)のコネクタ737、図90(c)のコネクタ747)における前記第二の取付手段(例えば、図89(a)〜(d)、図90(a)〜(b)のコネクタ接続部735、図90(c)のコネクタ接続部745)と少なくとも接触可能な部位は、第四の部位(例えば、コネクタ737とコネクタ接続部735が接触する部位、コネクタ747とコネクタ接続部745が接触する部位)であり、
前記第四のコネクタ(例えば、図89(a)〜(d)、図90(a)〜(b)のコネクタ738、図90(c)のコネクタ748)における前記第四の取付手段(例えば、図89(a)〜(d)、図90(a)〜(b)のコネクタ接続部735、図90(c)のコネクタ接続部745)と少なくとも接触可能な部位は、第五の部位(例えば、コネクタ738とコネクタ接続部735が接触する部位、コネクタ748とコネクタ接続部745が接触する部位)であり、
前記第四の部位から前記第一の部位までの高さは、第一の高さ(例えば、コネクタ737の高さ、コネクタ747の高さ)であり、
前記第五の部位から前記第二の部位までの高さは、第二の高さ(例えば、コネクタ738の高さ、コネクタ748の高さ)であり、
前記第一の高さは、前記第二の高さと同じである、
ことを特徴とする遊技台、としたので、
外力から接続手段を守り、接続手段の破損を防ぐことができる場合がある。
また、壊れやすい接続手段を明確にし、壊れやすい接続手段の破損を防ぐことができる場合がある。
また、接続不良が起きた場合は、壊れやすい接続手段を確認すればよいので、メンテナンス性を向上させることができる場合がある。
また本発明は、
5.
2.または4.に記載の遊技台において、
前記第二のコネクタ(例えば、図89(a)〜(d)、図90(a)〜(b)のコネクタ737、図90(c)のコネクタ747)における前記第二の取付手段(例えば、図89(a)〜(d)、図90(a)〜(b)のコネクタ接続部735、図90(c)のコネクタ接続部745)と少なくとも接触可能な部位は、第四の部位(例えば、コネクタ737とコネクタ接続部735が接触する部位、コネクタ747とコネクタ接続部745が接触する部位)であり、
前記第四のコネクタ(例えば、図89(a)〜(d)、図90(a)〜(b)のコネクタ738、図90(c)のコネクタ748)における前記第四の取付手段(例えば、図89(a)〜(d)、図90(a)〜(b)のコネクタ接続部735、図90(c)のコネクタ接続部745)と少なくとも接触可能な部位は、第五の部位(例えば、コネクタ738とコネクタ接続部735が接触する部位、コネクタ748とコネクタ接続部745が接触する部位)であり、
前記遊技盤(例えば、遊技盤200の裏面741、裏面751)における前記第二の取付手段と少なくとも接触可能な部位は、第六の部位(例えば、裏面741とコネクタ接続部735が接触する部位、裏面751とコネクタ接続部745が接触する部位)であり、
前記遊技盤(例えば、遊技盤200の裏面741、裏面751)における前記第四の取付手段と少なくとも接触可能な部位は、第七の部位(例えば、裏面741とコネクタ接続部735が接触する部位、裏面751とコネクタ接続部745が接触する部位)であり、
前記第四の部位は、前記第六の部位に対して第一の角度(図89(a)〜(d)、図90(a)〜(c)の角度θ1)で形成されており、
前記第五の部位は、前記第七の部位に対して第二の角度(図89(a)〜(d)、図90(a)〜(c)の角度θ2)で形成されている、
ことを特徴とする遊技台、としたので、
コネクタに必要以上に力が加わるのを防ぎ、コネクタの破損を防ぐことができる場合がある。
<その他の構成>
また本発明は、
1.
前記遊技台において、
前記第三の接続手段の一部は、前記第一の接続手段よりも前方に位置している、
ことを特徴とする遊技台、としたので、
壊れやすいコネクタを明確にし、壊れやすいコネクタの破損を防ぐことができる場合がある。
また、接続不良が起きた場合は、壊れやすいコネクタを確認すればよいので、メンテナンス性を向上させることができる場合がある。
また本発明は、
2.
前記遊技台において、
前記第二の接続手段は、前記遊技盤の両側端のうちの第一の端(例えば、遊技盤を本体に収容するときに、他の端よりも先に遊技盤と本体が近づく端)よりも第二の端(例えば、遊技盤を本体に収容するときに、他の端よりも後に遊技盤と本体が近づく端)に近い位置に配置されたものである場合があり、
また、前記第四の接続手段は、前記第一の端よりも前記第二の端に近い位置に配置されたものである場合があり、
また、前記部品は、前記第二の接続手段および前記第四の接続手段よりも前記第一の端に近い位置に配置されたものである、
ことを特徴とする遊技台、としたので、
第二の接続手段と第四の接続手段を第二の端側に近い位置に配置することで、対応する接続手段に接続されるタイミングを近くし、接続ミスを防ぐことができる場合がある。
なお、本体は、遊技盤を収容可能な収容部(例えば、収容部104e)と、遊技盤を収容部へ収容した場合に遊技盤を支持する支持部(例えば、支持部104d)を備えている場合において、遊技盤における支持部に支持される側は第一の端であり、他方が第二の端であってもよい。
なお、本体は、遊技盤を収容可能な収容部と、遊技盤を収容部へ収容した場合に遊技盤を支持する支持部を備えている場合において、遊技盤における支持部に支持される側は第二の端であり、他方が第一の端であってもよい。
なお、部品は、第二および第四の接続手段よりも第二の端に近い位置に設けられたものであってもよい。
なお、部品は、第二の接続手段と第四の接続手段の間に設けられたものであってもよい。
また本発明は、
3.
前記遊技台において、
前記部品の少なくとも一部が遊技領域(例えば、遊技領域124)に突出している、
ことを特徴とする遊技台、としたので、
外力から接続手段を守り、接続手段の破損を防ぐことができる場合がある。
また、壊れやすい接続手段を明確にし、壊れやすい接続手段の破損を防ぐことができる場合がある。
また、接続不良が起きた場合は、壊れやすい接続手段を確認すればよいので、メンテナンス性を向上させることができる場合がある。
また、外力からコネクタを守り、コネクタの破損を防ぐことができる場合がある。
なお、部品の一部は、アタッカーの扉部の少なくとも一部であってもよい。
なお、部品の一部は、アタッカーの扉部及び球通路の一部であってもよい。
なお、部品の一部は、始動口(例えば特図1始動口)の開口部および球通路の一部であってもよい。
なお、部品の一部は、始動口(例えば電チュー、特図2始動口)の羽根部材および球通路の一部であってもよい。
なお、部品の一部は、始動口(例えば電チュー、特図2始動口)の扉部の少なくとも一部であってのよい。
なお、部品の一部は、装飾手段の一部であってもよい。
なお、部品の一部は、演出可動手段の一部であってもよい。
また本発明は、
4.
前記遊技台において、
前記部品は、前記基板を収納可能な基板ケース(例えば、主基板ケース158、第1副基板ケース162、第2副基板ケース166、払出基板ケース172、発射基板ケース176、電源基板ケース184)を少なくとも含むものである、
ことを特徴とする遊技台、としたので、
外力から基板および接続手段を守り、基板および接続手段の破損を防ぐことができる場合がある。基板ケースは基板を保護するものであり、むき出しになっている接続手段(例えばコネクタ)よりも外力に強い。基板は基板ケースによって保護されるが、基板だけを守っても、接続手段(例えばコネクタ)が壊れてしまうと遊技が出来なくなってしまう。そこで、本発明の構成によれば、基板および接続手段の両者を保護可能な場合がある。
なお、基板は、遊技制御を実行可能な制御手段(例えば主制御部、第一副制御部、第二副制御部)を構成する基板(例えば主基板、副基板)であってもよい。
また本発明は、
5.
前記遊技台において、
前記部品は、裏カバー(例えば、裏カバー1200)を含むものである、
ことを特徴とする遊技台、としたので、
裏カバーによって部品(例えば基板ケース)および接続手段を外力から保護し、例えば基板ケースおよび接続手段の破損を防ぐことができる場合がある。
また、ハーネスでの接続が行われている遊技台の場合は、上記と共にハーネスの破損も防ぐことが出来る場合がある。
また本発明は、
6.
前記遊技台において、
前記取付手段は、少なくとも第一の基板(例えば基板705)と第二の基板(例えば基板704)を含む場合があり、
また、前記第二のコネクタは前記第一の基板に設けられており、前記第四のコネクタは前記第二の基板に設けられている場合がある、
ことを特徴とする遊技台、としたので、
一方のコネクタへの外力が他方のコネクタに伝わりにくく、コネクタを壊れにくくすることができる場合がある。
なお、一の基板に第二のコネクタと第四のコネクタが少なくとも設けられていてもよい。
なお、一の基板に設けられたコネクタは、第二のコネクタと第四のコネクタのみであってもよい。
なお、一の基板に複数のコネクタが設けられており、複数のコネクタは第二のコネクタおよび第四のコネクタを含むものであってもよい。
なお、第一の基板は、第二のコネクタを少なくとも設けているものであってもよい。
なお、第一の基板に設けられたコネクタは、第二のコネクタのみであってもよい。
なお、第一の基板は、複数のコネクタが設けられているものであり、複数のコネクタは第二のコネクタを含むものであってもよい。
なお、第二の基板は、第四のコネクタを少なくとも設けているものであってもよい。
なお、第二の基板に設けられたコネクタは、第四のコネクタのみであってもよい。
なお、第二の基板は、複数のコネクタが設けられているものであり、複数のコネクタは第四のコネクタを含むものであってもよい。
なお、取付手段は、少なくとも第一の基板および第二の基板が設けられているものであってもよい。
なお、取付手段に設けられた基板は、第一の基板および第二の基板のみであってもよい。
なお、取付手段は、複数の基板が設けられているものであり、複数の基板は第一および第二の基板を少なくとも含むものであってもよい。
また本発明は、
7.
前記遊技台において、
隣り合うコネクタの前記取付手段(たとえば、コネクタ接続部104b5’およびコネクタ接続部104b6’、またはコネクタ接続部200b5’およびコネクタ接続部200b6’)は、一体的に形成されている、
ことを特徴とする遊技台、としたので、
取付手段を強くし、外力による破損を防ぐことが出来る場合がある。
また本発明は、
8.
前記遊技台において、
隣り合うコネクタの前記取付手段(たとえば、コネクタ接続部104b5およびコネクタ接続部104b6、またはコネクタ接続部200b5およびコネクタ接続部200b6)は一体的に設けられていない、
ことを特徴とする遊技台、としたので、
取付手段の配置の自由度を高めることができる場合がある。
また本発明は、
9.
前記遊技台において、
前記第二の取付手段と前記第四の取付手段の高さが異なる場合があり、
また、第一の取付手段と第三の取付手段の高さが異なる場合があり、
また、隣り合うコネクタの高さは同じである場合がある、
ことを特徴とする遊技台、としたので、
壊れやすいコネクタを明確にし、壊れやすいコネクタの破損を防ぐことができる場合がある。
また、接続不良が起きた場合は、壊れやすいコネクタを確認すればよいので、メンテナンス性を向上させることができる場合がある。
また本発明は、
10.
前記遊技台において、
前記第二の取付手段と前記第四の取付手段の高さが同じである場合があり、
また、前記第一の取付手段と前記第三の取付手段の高さが同じである場合があり、
また、隣り合うコネクタの高さは異なるである場合がある、
ことを特徴とする遊技台、としたので、
壊れやすいコネクタを明確にし、壊れやすいコネクタの破損を防ぐことができる場合がある。
また、接続不良が起きた場合は、壊れやすいコネクタを確認すればよいので、メンテナンス性を向上させることができる場合がある。
また本発明は、
11.
前記遊技台において、
前記部品は、前記遊技盤の裏側に取り付けられている、
ことを特徴とする遊技台、としたので、
外力から接続手段を守り、接続手段の破損を防ぐことができる場合がある。
また、壊れやすい接続手段を明確にし、壊れやすい接続手段の破損を防ぐことができる場合がある。
また、接続不良が起きた場合は、壊れやすい接続手段を確認すればよいので、メンテナンス性を向上させることができる場合がある。
また、外力からコネクタを守り、コネクタの破損を防ぐことができる場合がある。
また本発明は、
12.
前記遊技台において、
前記本体に前記部品が設けられている場合があり、
また、前記部品の一部が前記第一の接続手段および前記第三の接続手段よりも前方に位置している場合がある、
ことを特徴とする遊技台、としたので、
外力から接続手段を守り、接続手段の破損を防ぐことができる場合がある。
なお、本体は部品と一体的に形成されるようにしてもよい。
なお、部品は、位置決め部(例えば、位置決め部材862)であってもよい。
なお、本体に設けられた部品は、複数の部品から構成されているものであってもよい。
<コネクタについて>
なお、第一および第二のコネクタのうちの一方のコネクタは、差込側コネクタ(オス側)であり、他方のコネクタは受け側コネクタ(メス側)であってもよい。
なお、第三および第四のコネクタのうちの一方のコネクタは、差込側コネクタであり、他方のコネクタは受け側コネクタであってもよい。
<フローティングコネクタについて>
なお、フローティングコネクタは、本体側および遊技盤側コネクタのうちの少なくとも一方のコネクタが、接続方向に対し直交する面内で移動自在であるものであってもよい。
なお、フローティングコネクタは、本体側および遊技盤側コネクタのうちの少なくとも一方のコネクタのみが、接続方向に対し直交する面内で移動自在であるものであってもよい。
なお、フローティングコネクタは、本体側および遊技盤側コネクタの両方のコネクタが、接続方向に対し直交する面内で移動自在であるものであってもよい。
また、なお、フローティングコネクタは、本体側および遊技盤側コネクタのうちの少なくとも一方のコネクタが、前記一方と電気的に接続可能な他方の接続面に対して、少なくとも平行な面内で移動可能なものであってもよい。
なお、フローティングコネクタは、本体側および遊技盤側コネクタのうちの少なくとも一方のコネクタのみが、前記一方と電気的に接続可能な他方の接続面に対して、少なくとも平行な面内で移動可能なものであってもよい。
なお、フローティングコネクタは、本体側および遊技盤側コネクタの両方のコネクタが、前記本体側および前記遊技盤側コネクタのうちの一方のコネクタと電気的に接続可能な他方の接続面に対して、少なくとも平行な面内で移動可能なものであってもよい。
なお、フローティングコネクタの説明において、「接続方向に対し直交する面内で移動自在である」という記載を、換言したものが、「一方と電気的に接続可能な他方の接続面に対して、少なくとも平行な面内で移動可能である」という記載である場合がある。
<取付手段について>
なお、取付手段と該取付手段に接続されているコネクタにおいて、
(i)取付手段は、遊技盤との接続部で固定されており、コネクタのみが接続方向に対し直交する面内で移動自在であってもよい。
(ii)取付手段は、遊技盤との接続方向に対し直行する面内で移動自在であり、コネクタは、固定されているものであってもよい。
(iii)取付手段およびコネクタの両方が、遊技盤との接続方向に対し直行する面内で移動自在であってもよい
なお、取付手段は、少なくとも一の基板が設けられているものであってもよい。
なお、取付手段は、基板を含んで構成されており、基板は一の基板のみであってもよい。
なお、取付手段は、第一の基板と第二の基板を少なくとも含んで構成されるものであってもよい。
なお、取付手段は、基板を含んで構成されており、基板は第一および第二の基板のみであってもよい。
なお、取付手段は複数の基板を含んでおり、複数の基板は第一および第二の基板を少なくとも含むものであってもよい。
なお、取付手段に段差が設けられていてもよい。
なお、取付手段に段差が設けられていなくてもよい。
なお、取付手段は、遊技盤における取付手段との接触部位に対して平行(または略平行)になるように設けられていてもよい。
なお、隣りあう取付手段の高さが異なる場合において、隣り合うコネクタの高さが異なるものであってもよい。この場合、全体的(取付手段+コネクタ)に同じ高さになってもよく、異なる高さになってもよい。
なお、隣り合う取付手段の高さが同じ場合において、隣り合うコネクタの高さは同じものであってもよい。
<第一〜第四のコネクタ以外のコネクタについて>
なお、本体に第一及び第三のコネクタ以外のコネクタが一つ以上設けられていてもよい。
なお、遊技盤に第二および第四のコネクタ以外のコネクタが一つ以上設けられていてもよい。
なお、本体に設けられた部品に第一および第三のコネクタ以外のコネクタが一つ以上設けられていてもよい。
なお、遊技盤に設けられた部品に第二および第四のコネクタ以外のコネクタが一つ以上設けられていてもよい。
なお、本体に第一及び第三のコネクタ以外のコネクタが複数設けられていてもよい。
なお、遊技盤に第二および第四のコネクタ以外のコネクタが複数設けられていてもよい。
なお、本体に設けられた部品に第一および第三のコネクタ以外のコネクタが複数設けられていてもよい。
なお、遊技盤に設けられた部品に第二および第四のコネクタ以外のコネクタが複数設けられていてもよい。
なお、第一〜第四のコネクタ以外のコネクタは、フローティングコネクタであってもよく、また、フローティングコネクタでなくてもよく、例えば、フローティング機構がないものやハーネス接続のコネクタなどの、普通のコネクタであってもよい。
<電気的に接続について>
なお、一方の接続手段が他方の接続手段に差し込まれた状態が電気的に接続状態であってもよい。
なお、一方の接続手段と他方の接続手段が何らかの結合状態にある状態が電気的に接続状態であってもよい。
なお、一方の接続手段と他方の接続手段が何らかの固着状態にある状態が電気的に接続状態であってもよい。
なお、電気的接続とは、一方の接続手段と他方の接続手段との間で電流が流れ得る状態である場合がある。
<収容部について>
なお、本体は、遊技盤を収容可能な収容部を備え、収容部の一端側には、遊技盤を収容部へ収容する場合に遊技盤を支持可能な支持部が設けられていてもよい。
なお、支持部に支持された遊技盤を収容部へ収容すると、第一のコネクタと第二のコネクタが少なくとも接続可能であるように構成されていてもよい。
なお、支持部に支持された遊技盤を収容部へ収容すると、第三のコネクタと第四のコネクタが少なくとも接続可能であるように構成されていてもよい。
<静電気対策部品について>
なお、遊技盤の左右の一方にフローティングコネクタ(第二の接続手段、第四の接続手段、第二のコネクタ、第四のコネクタ、コネクタ706a、706b、706c)が設けられており、前記左右の他方には、盤側接触部(例えば、静電気対策部品1700(図38(a)参照))が設けられており、盤側接触部は枠側接触部と接触することで盤側のノイズを枠側接触部(例えば、枠側接続部材104f(図21(a)参照))と電気的に接続されている不図示のフレームグラウンド(アース)に逃がすことができるようにしてもよい。
なお、枠側接触部は、盤側接触部と接触可能な位置に設けられていればよい。
なお、盤側接触部は、フローティングコネクタの左右方向反対側に設けられていればよく、フローティングコネクタに対する上下方向においては、いずれの位置に設けてもよい場合がある。
なお、盤側接触部は、フローティングコネクタの反対側に設けられていればよい。
なお、盤側のノイズは、枠側接触部と接触することによってのみフレームグラウンド(FG、アース)に逃がすように構成されているものでもよい。
なお、枠側と盤側との信号のやり取りは、フローティングコネクタ(第二の接続手段、第四の接続手段、第二のコネクタ、第四のコネクタ、コネクタ706a、706b、706c)を介してのみ行われるようにしてもよい。
なお、枠側からの電源供給(電力供給)は、フローティングコネクタ(第二の接続手段、第四の接続手段、第二のコネクタ、第四のコネクタ、コネクタ706a、706b、706c)を介してのみ行われるようにしてもよい。
なお、盤側からのグラウンド(シグナルグラウンド(SG)、FGを除く)は、フローティングコネクタ(第二の接続手段、第四の接続手段、第二のコネクタ、第四のコネクタ、コネクタ706a、706b、706c)を介してのみ行われるようにしてもよい。
<遊技台について>
なお、本件における遊技台は、ぱちんこ機であってもよい。
<付記7>
なお、以上説明した本発明は、
1.
本体(例えば、本体104)と、
前記本体を収容可能な外枠(例えば、外枠102)と、
前記本体に設けられた第一のコネクタ(例えば、コネクタ860)と、
前記外枠に設けられた第二のコネクタ(例えば、コネクタ850)と、
を備えた遊技台であって、
前記外枠は、乗上げ部(例えば、案内部852a)が少なくとも設けられた部品であり、
前記外枠に対して前記本体が閉鎖される前に、該本体が前記乗上げ部に乗り上がるように構成されており、
前記外枠に対して前記本体が閉鎖された際に、前記第一のコネクタと前記第二のコネクタが接続されるように構成されており、
前記外枠にスピーカ(例えば、外枠102に設けられたスピーカボックス123に収納された低音スピーカ)が設けられたものであり、
前記スピーカは、前記第一のコネクタと前記第二のコネクタが接続された場合に、音を出力可能となるものである、
ことを特徴とする遊技台。、としたので、
・メンテナンス性を向上させることができる遊技台を提供することができる。
・スピーカの出力の異常から、第一のコネクタや第二のコネクタの電気的接続不良、しいては案内部に不具合があることがわかるので、メンテナンス性を向上させることができる場合がある。
また本発明は、
2.
1.に記載の遊技台において、
前記外枠に対して前記本体が閉鎖された際に、前記第一のコネクタが前記第二のコネクタに接続されるように構成される、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
3.
1.または2.に記載の遊技台であって、
前記外枠に設けられた支持部(例えば、ヒンジ部112)により、前記本体を回動支持可能である、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
4.
3.に記載の遊技台において、
前記第二のコネクタは、前記外枠における前記支持部に近い側の端(以下、「第一の端」という。)よりも前記第一の端と反対側の端(以下、「第二の端」という。)の近くに設けられたコネクタであり、
前記乗上げ部は前記第一の端よりも前記第二の端の近くに設けられている、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
5.
1.乃至4.のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一のコネクタおよび前記第二のコネクタのうちの少なくとも一方のコネクタは、フローティングコネクタである、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
6.
5.に記載の遊技台において、
前記フローティングコネクタとは、前記一方のコネクタの一部が可動するコネクタのことである、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
7.
5.または6.に記載の遊技台であって、
前記第一のコネクタおよび前記第二のコネクタのうちの他方のコネクタは、該他方のコネクタが設けられた部品に固定されたコネクタである、
ことを特徴とする遊技台、とした。
また本発明は、
8.
1.乃至7.のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台とは、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)のことであり、
前記本体とは、遊技盤(例えば、遊技盤200)を収容可能な内枠のことである、
ことを特徴とする遊技台、とした。
本発明の態様は、上述した個々の実施例に限定されるものではなく、個々の実施例の各要素のいかなる組合せも本発明に含み、また、当業者が想到しうる種々の変形も含むものであり、本発明の効果も上述した内容に限定されない。すなわち、特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更および部分的削除が可能である。