JP2013208275A - 遊技台 - Google Patents

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Abstract

【課題】多彩な演出を行え、遊技の興趣を向上させる遊技台を提供することにある。
【解決手段】遊技領域が設けられた遊技盤と、前記遊技盤の前側に設けられ、前記遊技領域を少なくとも臨む透過領域と、を備えた遊技台であって、前記透過領域へ光を照射可能な複数の発光手段を備え、前記透過領域における第一の領域および第二の領域には、方向変化手段が少なくとも設けられており、前記方向変化手段は、前記複数の発光手段により照射された光の進行方向を、遊技者側へ変化可能なものであり、前記第一の領域は、前記第二の領域よりも明るく光が発せられることが可能なものであることを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、パチンコ機やスロットマシン(パチスロ機)、封入式遊技機に代表される遊技台に関する。
従来、パチンコ機などの遊技台では、遊技盤の遊技領域に、遊技球が入賞可能な始動口と、複数個の図柄を変動表示可能な図柄表示部を備え、始動口に遊技球が入賞すると、図柄表示部の図柄を所定時間変動して、変動後の図柄が予め定めた特定図柄の組み合わせである特定態様になった場合に、可変入賞手段を所定時間開放させる等、遊技者に有利な遊技状態を発生させるようにしている(特許文献1参照)。
特開2008−200302号公報
ところで、特許文献1に記載のような遊技台においては、興趣の向上を図る演出が実施されている。
しかし、最近では、より多彩な演出を行うことが可能な演出装置を搭載して欲しいといった要望が高まっている。
本発明の目的は、多彩な演出を行え、遊技の興趣を向上させる遊技台を提供することにある。
本発明は上記の目的を達成するために、遊技領域が設けられた遊技盤と、前記遊技盤の前側に設けられ、前記遊技領域を少なくとも臨む透過領域と、を備えた遊技台であって、前記透過領域へ光を照射可能な複数の発光手段を備え、前記透過領域における第一の領域および第二の領域には、方向変化手段が少なくとも設けられており、前記方向変化手段は、前記複数の発光手段により照射された光の進行方向を、遊技者側へ変化可能なものであり、前記第一の領域は、前記第二の領域よりも明るく光が発せられることが可能なものであることを特徴とする。
本発明によれば、多彩な演出を行え、遊技の興趣を向上させる遊技台を提供することができる。
パチンコ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。 図1のパチンコ機100を背面側から見た外観図である。 遊技盤200を正面から見た略示正面図である。 本発明に係る透過部の構成の第1の実施例を示す図であって、遊技台100を正面から見た概略図である。 本発明に係る透過部の構成の第2の実施例を示す図であって、透過部700を正面から見た概略図である。 本発明に係る透過部の構成の第3の実施例を示す図であって、(a)は遊技盤200を正面から見た概略図であり、(b)は(a)のA−A’断面図であり、(c)は(a)のB−B’断面図である。 本発明に係る透過部の構成の第4の実施例を示す図であって、透過部700を正面から見た概略図である。 本発明に係る透過部の構成の第5の実施例を示す図であって、(a)は透過部700の所定位置での概略断面図であり、(b)は(a)と異なる位置での透過部700の概略断面図である。 本発明に係る透過部の構成の第6の実施例を示す図であって、遊技盤200を正面から見た概略図である。 本発明に係る透過部の構成の第7の実施例を示す図であって、遊技盤200を正面から見た概略図である。 本発明に係る透過部の構成の第8の実施例を示す図であって、透過部700の具体的構成の一例の正面図である。 図11に示す透過部700の斜視図である。 図11に示す透過部700の分解斜視図である。 図11に示す透過部700に用いる発光手段701を示す斜視図である。 図14に示す基板701eを示す図であって、(a)は基板701eを光源の発光面から見た平面図であり、(b)は基板701eを光源を上側にした側面図であり、(c)は基板701eを光源の発光面の反対側から見た底面図である。 図14に示す基板701fを示す図であって、(a)は基板701fを光源の発光面から見た平面図であり、(b)は基板701fを光源を上側にした側面図であり、(c)は基板701fを光源の発光面の反対側から見た底面図である。 図14に示す基板701gを示す図であって、(a)は基板701gを光源の発光面から見た平面図であり、(b)は基板701gを光源を上側にした側面図であり、(c)は基板701gを光源の発光面の反対側から見た底面図である。 図14に示す基板701hを示す図であって、(a)は基板701hを光源の発光面から見た平面図であり、(b)は基板701hを光源を上側にした側面図であり、(c)は基板701hを光源の発光面の反対側から見た底面図である。 図14に示す基板701iを示す図であって、(a)は基板701iを光源の発光面から見た平面図であり、(b)は基板701iを光源を上側にした側面図であり、(c)は基板701iを光源の発光面の反対側から見た底面図である。 図14に示す基板701jを示す図であって、(a)は基板701jを光源の発光面から見た平面図であり、(b)は基板701jを光源を上側にした側面図であり、(c)は基板701jを光源の発光面の反対側から見た底面図である。 図14に示す基板701kを示す図であって、(a)は基板701kを光源の発光面から見た平面図であり、(b)は基板701kを光源を上側にした側面図であり、(c)は基板701kを光源の発光面の反対側から見た底面図である。 基板701kを内側ガラスユニット枠704bに固定する様子を示す斜視図である。 透過部材703を内側ガラスユニット枠704bに固定する様子を示す斜視図であって、(a)は斜視図であり、(b)は(a)の部分Eを拡大して示す斜視図であり、(c)は(b)において透過部材703を嵌め込んだ状態を示す斜視図である。 本発明に係る透過部の構成の第9の実施例を示す図であって、遊技盤200を正面から見た概略図である。 (a)は、本発明に係る透過部の構成の第10の実施例を示す図であって、透過部700を正面から見た概略図であり、(b)は、本発明に係る透過部の構成の第11の実施例を示す図であって、透過部700を正面から見た概略図である。 (a)、(b)および(c)は、本発明に係る透過部に用いる発光部の別の例を示す図であって、光源の発光面から見た平面図である。 本発明を適用可能なスロットマシンの一例を説明する図である。
以下、図面を用いて、本発明の実施形態に係る遊技台(例えば、パチンコ機100等の弾球遊技機やスロット機等の回胴遊技機)について詳細に説明する。
<全体構成>
まず、図1を用いて、本発明の実施形態1に係るパチンコ機100の全体構成について説明する。なお、同図はパチンコ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。
パチンコ機100は、外部的構造として、外枠102と、本体104と、前面枠扉106と、球貯留皿付扉108と、発射装置110と、遊技盤200と、をその前面に備える。
外枠102は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備等)へと固定させるための縦長方形状から成る木製の枠部材である。
本体104は、外枠102の内部に備えられ、ヒンジ部112を介して外枠102に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる部材である。また、本体104は、枠状に形成され、内側に空間部114を有している。
前面枠扉106は、ロック機能付きで且つ開閉自在となるようにパチンコ機100の前面側となる本体104の前面に対しヒンジ部112を介して装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部116とした扉部材である。なお、この前面枠扉106には、開口部116にガラス製又は樹脂製の透明板部材118が設けられ、前面側には、スピーカ120や枠ランプ122が取り付けられている。前面枠扉106の後面と遊技盤200の前面とで遊技領域124を区画形成する。
球貯留皿付扉108は、パチンコ機100の前面において本体104の下側に対して、ロック機能付きで且つ開閉自在となるように装着された扉部材である。球貯留皿付扉108は、複数の遊技球(以下、単に「球」と称する場合がある)が貯留可能で且つ発射装置110へと遊技球を案内させる通路が設けられている上皿126と、上皿126に貯留しきれない遊技球を貯留する下皿128と、遊技者の操作によって上皿126に貯留された遊技球を下皿128へと排出させる球抜ボタン130と、遊技者の操作によって下皿128に貯留された遊技球を不図示の遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出させる球排出レバー132と、遊技者の操作によって発射装置110へと案内された遊技球を遊技盤200の遊技領域124へと打ち出す球発射ハンドル134と、遊技者の操作によって各種演出装置206(図3参照)の演出態様に変化を与えるチャンスボタン136と、チャンスボタン136を発光させるチャンスボタンランプ138と、遊技店に設置された不図示のカードユニット(CRユニット)に対して球貸し指示を行う球貸操作ボタン140と、カードユニットに対して遊技者の残高の返却指示を行う返却操作ボタン142と、遊技者の残高やカードユニットの状態を表示する球貸表示部144と、を備える。
発射装置110は、本体104の下方に取り付けられ、球発射ハンドル134が遊技者に操作されることによって回動する発射杆146と、遊技球を発射杆146の先端で打突する発射槌148と、を備える。
遊技盤200は、前面に遊技領域124を有し、本体104の空間部114に臨むように、所定の固定部材を用いて本体104に着脱自在に装着されている。なお、遊技領域124は、遊技盤200を本体104に装着した後、開口部116から観察することができる。
図2は、図1のパチンコ機100を背面側から見た外観図である。
図2に示すように、パチンコ機100の背面上部には、上方に開口した開口部を有し、遊技球を一時的に貯留するための球タンク150と、球タンク150の下方に位置し、球タンク150の底部に形成した連通孔を通過して落下する球を、背面右側に位置する払出装置152に導くためのタンクレール154とを配設している。
タンクレール154はツインレールとも称され、例えば第1副基板160と少なくとも一部が前後方向に重畳するように配置されている。本実施の形態によるパチンコ機100では、部材の配置領域を節約するため、制御基板にノイズを与える恐れのあるタンクレール154が第1副基板160に重畳して配置されている。しかしながら、パチンコ機100は、タンクレール154にノイズ対策が施されている場合、タンクレール154と第1副基板160とが重畳して配置されていても、第1副基板160のノイズによる影響を軽減することができる場合がある。また、タンクレール154にはノイズ対策が施されているので、タンクレール154の側面を絶縁性の透明部材で形成することができる。これにより、タンクレール154がパチンコ機100に設置された場合に、パチンコ機100背面側に位置するタンクレール154の側面を透して、タンクレール154での遊技球の流下状況を目視により確認することができる場合がある。
払出装置152は、筒状の部材からなり、その内部には、不図示の払出モータとスプロケットと払出センサとを備えている。スプロケットは、払出モータによって回転可能に構成されており、タンクレール154を通過して払出装置152内に流下した遊技球を一時的に滞留させると共に、払出モータを駆動して所定角度だけ回転することにより、一時的に滞留した遊技球を払出装置152の下方へ1個ずつ送り出すように構成している。
払出センサは、スプロケットが送り出した遊技球の通過を検知するためのセンサであり、遊技球が通過しているときにハイまたはローの何れか一方の信号を、遊技球が通過していないときはハイまたはローの何れか他方の信号を払出制御部600へ出力する。なお、この払出センサを通過した遊技球は、不図示の球レールを通過してパチンコ機100の表側に配設した払出通路121(図1参照)から上皿126に到達するように構成しており、パチンコ機100は、この構成により遊技者に対して球の払い出しを行う。
払出装置152の図中左側には、遊技全般の制御処理を行う主制御部300を構成する主基板156を収納する主基板ケース158、主制御部300が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第1副制御部400を構成する第1副基板160を収納する第1副基板ケース162、第1副制御部400が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第2副制御部500を構成する第2副基板164を収納する第2副基板ケース166、遊技球の払出に関する制御処理を行う払出制御部600を構成するとともに遊技店員の操作によってエラーを解除するエラー解除スイッチ168を備える払出基板170を収納する払出基板ケース172、遊技球の発射に関する制御処理を行う発射制御部630を構成する発射基板174を収納する発射基板ケース176、各種電気的遊技機器に電源を供給する電源制御部660を構成するとともに遊技店員の操作によって電源をオンオフする電源スイッチ178と電源投入時に操作されることによってRWMクリア信号を主制御部300に出力するRWMクリアスイッチ180とを備える電源基板182を収納する電源基板ケース184、および払出制御部600とカードユニットとの信号の送受信を行うCRインタフェース部186を配設している。CRインタフェース部186は、例えばD−sub(D−subminiature)コネクタで構成されたCRユニット接続部186aを有している。CRインタフェース部186は、CRユニット接続部186aを介して払出制御部600とカードユニットとの信号の送受信を行うようになっている。
第1副基板160を収納する第1副基板ケース162の図中左上には、例えばスピーカ120の音量を調整する音量調整スイッチ192を設けている。音量調整スイッチ192は、例えばロータリースイッチで構成される。
パチンコ機100は、その背面側から見て、球タンク150の右側であってタンクレール154の上方に中継基板196を有している。中継基板196はパチンコ機100とホールコンピュータとの電気的接続に用いられる。遊技盤200の交換を行う場合にパチンコ機100とホールコンピュータとの配線を変更する必要がないため、遊技盤200は、中継基板196を介して本体104とホールコンピュータとを接続したままで交換される。但し、機種によってはパチンコ機100からホールコンピュータに送信する信号の種類を変更する必要があるため、パチンコ機100は、遊技盤200の取り外し時に、パチンコ機100の正面(手前)側から中継基板196の接続状況が把握できるように構成されていてもよい。
同様に、外部と接続の必要がある他の構成(例えば不図示の電源コード)についても、本体104に備えておくことが好ましい。
パチンコ機100は、その背面側から見て、中継基板196の右側に電源コネクタ191を有している。電源コネクタ191には、不図示の電源コードが接続されるようになっている。
パチンコ機100の機種を変更する際には、遊技盤200を交換するが、このとき主基板156、第1副基板160および第2副制御部500も交換することになる場合があるので、主基板156、第1副基板160および第2副制御部500は遊技盤200に設ける場合がある。
また、パチンコ機100の機種を変更する場合であっても、本体104は交換せずそのまま使用することができる場合があり、このとき払出基板170、発射基板174および電源基板182も交換の必要がない場合があるので、払出基板170、発射基板174および電源基板182は本体104に設ける場合がある。
図3は、遊技盤200を正面から見た略示正面図である。
遊技盤200には、外レール202と内レール204とを配設し、遊技球が転動可能な遊技領域124を区画形成している。
遊技領域124の略中央には、演出装置206を配設している。この演出装置206には、略中央に装飾図柄表示装置208(液晶表示装置208)を配設し、装飾図柄表示装置208の上方に演出可動体224を配設している。
装飾図柄表示装置208は、装飾図柄ならびに演出に用いる様々な表示を行うための表示装置であり、本実施例では液晶表示装置(Liquid Crystal Display)によって構成するが、本発明はこれに限られるものではなく、EL等を用いた表示装置を用いてもよい。この装飾図柄表示装置208は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cおよび演出表示領域208dの4つの表示領域に分割し、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cはそれぞれ異なった装飾図柄を表示し、演出表示領域208dは演出に用いる画像を表示する。さらに、各表示領域208a、208b、208c、208dの位置や大きさは、装飾図柄表示装置208の表示画面内で自由に変更することを可能としている。なお、装飾図柄表示装置208として液晶表示装置を採用しているが、液晶表示装置でなくとも、種々の演出や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、ドットマトリクス表示装置、7セグメント表示装置、有機EL(ElectroLuminescence)表示装置、リール(ドラム)式表示装置、リーフ式表示装置、プラズマディスプレイ、プロジェクタを含む他の表示デバイスを採用してもよい。
遊技盤200の右下部には、普通図柄表示装置210と、第1特別図柄表示装置212と、第2特別図柄表示装置214と、普通図柄保留ランプ216と、第1特別図柄保留ランプ218と、第2特別図柄保留ランプ220と、高確中ランプ222と、を配設している。なお、以下、普通図柄を「普図」、特別図柄を「特図」と称する場合がある。
また、本実施形態では、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、および右図柄表示領域208cのそれぞれに表示する装飾図柄に次ぐ4つ目の装飾図柄として第4図柄を設けている。この第4図柄は、特図1用としての特図1用第4図柄219、および特図2用としての特図2用第4図柄221の2つを設けており、演出表示領域208d(例えば下部)に表示する。第4図柄は、変動/停止を表示するものであり、例えば黒色は停止表示を示し、グレー色は変動表示を示す。
普図表示装置210は、普図の表示を行うための表示装置であり、本実施例では7セグメントLEDによって構成する。第1特図表示装置212および第2特図表示装置214は、特図の表示を行うための表示装置であり、本実施例では7セグメントLEDによって構成する。
普図保留ランプ216は、保留している普図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施例では、普図変動遊技を所定数(例えば、2つ)まで保留することを可能としている。第1特図保留ランプ218および第2特図保留ランプ220は、保留している特図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施例では、特図変動遊技を所定数(例えば、4つ)まで保留することを可能としている。高確中ランプ222は、遊技状態が大当りが発生し易い高確率状態であること、または高確率状態になることを示すためのランプであり、遊技状態を大当りが発生し難い低確率状態から高確率状態にする場合に点灯し、高確率状態から低確率状態にする場合に消灯する。
また、この演出装置206の周囲には、一般入賞口226と、普図始動口228と、第1特図始動口230と、第2特図始動口232と、可変入賞口234と、を配設している。
一般入賞口226は、本実施例では遊技盤200に複数配設しており、この一般入賞口226への入球を所定の球検出センサ(図示省略)が検出した場合(一般入賞口226に入賞した場合)、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、10個)の球を賞球として上皿126に排出する。上皿126に排出した球は遊技者が自由に取り出すことが可能であり、これらの構成により、入賞に基づいて賞球を遊技者に払い出すようにしている。
なお、一般入賞口226に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。本実施例では、入賞の対価として遊技者に払い出す球を「賞球」、遊技者に貸し出す球を「貸球」と区別して呼ぶ場合があり、「賞球」と「貸球」を総称して「球(遊技球)」と呼ぶ。
普図始動口228は、ゲートやスルーチャッカーと呼ばれる、遊技領域124の所定の領域を球が通過したか否かを判定するための装置で構成しており、本実施例では遊技盤200の右側に1つ配設している。普図始動口228を通過した球は一般入賞口226に入球した球と違って、遊技島側に排出することはない。球が普図始動口228を通過したことを所定の玉検出センサが検出した場合、パチンコ機100は、普図表示装置210による普図変動遊技を開始する。
第1特図始動口230は、本実施例では遊技盤200の中央に1つだけ配設している。この第1特図始動口230への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、3個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第1特図表示装置212による特図変動遊技を開始する。なお、第1特図始動口230に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
第2特図始動口232は、電動チューリップ(電チュー)と呼ばれ、本実施例では遊技盤200の右側に1つだけ配設している。この第2特図始動口232は、左右に開閉自在な羽根232aを備え、羽根232aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、普図変動遊技に当選し、普図表示装置210が当たり図柄を停止表示した場合に羽根232aが所定の時間間隔、所定の回数で開閉する。第2特図始動口232への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、4個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第2特図表示装置214による特図変動遊技を開始する。なお、第2特図始動口232に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
可変入賞口234は、大入賞口またはアタッカーと呼ばれ、本実施例では遊技盤200の中央部下方に1つ、右部下方に1つの計2つ配設している。この可変入賞口234は、開閉自在な扉部材234aを備え、扉部材234aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、特図変動遊技に当選して特図表示装置212、214が大当たり図柄を停止表示した場合に扉部材234aが所定の時間間隔(例えば、開放時間29秒、閉鎖時間1.5秒)、所定の回数(例えば15回)で開閉する。
可変入賞口234への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、15個)の球を賞球として上皿126に排出する。なお、可変入賞口234に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
さらに、これらの入賞口や始動口の近傍には、風車と呼ばれる円盤状の打球方向変換部材236や、遊技釘238を複数個、配設していると共に、内レール204の最下部には、いずれの入賞口や始動口にも入賞しなかった球をパチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出するためのアウト口240を設けている。
このパチンコ機100は、遊技者が上皿126に貯留している球を発射レールの発射位置に供給し、遊技者の球発射ハンドル134の操作量に応じた強度で発射モータを駆動し、発射杆146および発射槌148によって外レール202、内レール204を通過させて遊技領域124に打ち出す。そして、遊技領域124の上部に到達した球は、打球方向変換部材236や遊技釘238等によって進行方向を変えながら下方に落下し、入賞口(一般入賞口226、可変入賞口234)や始動口(第1特図始動口230、第2特図始動口232)に入賞するか、いずれの入賞口や始動口にも入賞することなく、または普図始動口228を通過するのみでアウト口240に到達する。
上述の打球方向変換部材236や遊技釘238などの遊技球が接触可能な部品が、遊技領域に配置されると共に発射された遊技球が接触可能な遊技部品である。
<演出装置206>
次に、パチンコ機100の演出装置206について説明する。演出装置206は、第1副制御部400や第2副制御部500により駆動制御される。
この演出装置206の前面側には、遊技球の転動可能な領域にワープ装置242およびステージ244を配設し、遊技球の転動不可能な領域に演出可動体224を配設している。また、演出装置206の背面側には、装飾図柄表示装置208および遮蔽装置246(以下、扉と称する場合がある)を配設している。すなわち、演出装置206において、装飾図柄表示装置208および遮蔽装置246は、ワープ装置242、ステージ244、および演出可動体224の後方に位置することとなる。
ワープ装置242は、演出装置206の左上方に設けたワープ入口242aに入った遊技球を演出装置206の前面下方のステージ244にワープ出口242bから排出する。
ステージ244は、ワープ出口242bから排出された球や、遊技盤200の遊技釘238などによって乗り上げた球などが転動可能である。転動領域であるステージ244上で、受入孔244bに進入した遊技球は放出部である放出孔244aから放出され、放出した球が第1特図始動口230へ入球し易くなる場合を設けている。
演出可動体224は、本実施例では、装飾図柄表示装置208の視認可能な領域を制限するよう、不図示のモータによって装飾図柄表示装置208の前方を上下動する。
遮蔽装置246は、格子状の左扉246aおよび右扉246bからなり、装飾図柄表示装置208および前面ステージ244の間に配設する。左扉246aおよび右扉246bの上部には、不図示の2つのプーリに巻き回したベルトをそれぞれ固定している。すなわち、左扉246aおよび右扉246bは、モータによりプーリを介して駆動するベルトの動作に伴って左右にそれぞれ移動する。
遮蔽装置246は、左扉246aおよび右扉246bを閉じた状態ではそれぞれの内側端部が重なり、遊技者が装飾図柄表示装置208を視認し難いように遮蔽する。左扉246aおよび右扉246bを開いた状態ではそれぞれの内側端部が装飾図柄表示装置208の表示画面の外側端部と若干重なるが、遊技者は装飾図柄表示装置208の表示の全てを視認可能である。また、左扉246aおよび右扉246bは、それぞれ任意の位置で停止可能であり、例えば、表示した装飾図柄がどの装飾図柄であるかを遊技者が識別可能な程度に、装飾図柄の一部だけを遮蔽するようなことができる。
なお、左扉246aおよび右扉246bは、格子の孔から後方の装飾図柄表示装置208の一部を視認可能にしてもよいし、格子の孔の障子部分を半透明のレンズ体で塞ぎ、後方の装飾図柄表示装置208による表示を漠然と遊技者に視認させるようにしてもよいし、格子の孔の障子部分を完全に塞ぎ(遮蔽し)、後方の装飾図柄表示装置208を全く視認不可にしてもよい。
<透過領域の構成>
ここで、本発明に係る透過領域の構成の一例について説明する。
本発明では、遊技領域124が設けられた遊技盤200と、遊技盤200の前側に設けられ、遊技領域124を少なくとも臨む透過領域を有する透過部と、を備えている。透過部の透過領域へは発光手段による光が照射され、透過部は発光手段により照射された光の進行方向を、遊技者側へ変化させる方向変化手段を備え、方向変化手段は、透過領域の第一の領域と第二の領域に少なくとも設けられており、第一の領域は前記第二の領域よりも明るいことを特徴とする。
<<第1の実施例>>
図4は、本発明に係る透過部の構成の第1の実施例を示す図であって、遊技台100を正面から見た概略図である。
この第1の実施例では、遊技台100の遊技領域124には透過部700を設けており、この透過部700には、第一の領域720aおよび第二の領域720bを設けており、この第一の領域720aおよび第二の領域720bでは、詳しくは後述する方向変化手段によって発光手段からの光を遊技者側に向ける。
また、この第1の実施例では、第一の領域720aは、第二の領域720bよりも明るく発光している。
<<第2の実施例>>
図5は、本発明に係る透過部の構成の第2の実施例を示す図であって、透過部700を正面から見た概略図である。
この第2の実施例では、透過部700に光を照射する発光手段701a、701bを、透過部700の側面に設け、透過部700の第一の領域720aおよび第二の領域720bに設けた方向変化手段では、発光手段701a、701bからの光を遊技者側に向ける。
発光手段701aは、例えば光源を密に(間隔を狭めて)設けており、また発光手段701bは、例えば光源を粗に(間隔を広げて)設けており、これにより発光手段701aの近傍の第一の領域720aでは、狭い領域で明るく発光し、発光手段701bの近傍の第二の領域720bでは、広い領域で暗く発光している。
<<第3の実施例>>
図6は、本発明に係る透過部の構成の第3の実施例を示す図であって、(a)は遊技盤200を正面から見た概略図であり、(b)は(a)のA−A’断面図であり、(c)は(a)のB−B’断面図である。
第3の実施例において領域720は第一の領域720aおよび第二の領域720bを有して成る。第一の領域720aおよび第二の領域720bの両方ともに方向変化手段700aはほぼ等間隔で設けている(図6(b)、(c)参照)。一方、光源702a、702bから透過部700までの距離は、光源702aの方が長い。このため、透過部700に入射する光束の数は702bからのものの方が多く、図6(b)に示す第二の領域720bよりも図6(c)に示す第一の領域720aの方が明るく発光する。
<<第4の実施例>>
図7は、本発明に係る透過部の構成の第4の実施例を示す図であって、透過部700を正面から見た概略図である。
この第4の実施例では、透過部700に光を照射する発光手段701cの光源702c(例えばLED)と、発光手段701dの光源702d(例えばLED)とで光照射の向きが異なる。
第一の発光手段である発光手段701dは第一の曲面に設けられており、第二の発光手段である発光手段701dは第二の曲面に設けられている。第二の局面には第一の曲面よりも曲率が高い区間Dが含まれており、光源702cは、この区間Dに設けられることによって、光源702dと異なる向きに光を照射している。
<<第5の実施例>>
図8は、本発明に係る透過部の構成の第5の実施例を示す図であって、(a)は透過部700の所定位置での概略断面図であり、(b)は(a)と異なる位置での透過部700の概略断面図である。
第5の実施例において、第一の領域720aの方向変化手段700aの配置間隔は、第二の領域720bの方向変化手段700bの配置間隔よりも狭くしている。このため、方向変化手段700aで向きを変えられる光束は、方向変化手段700bで向きを変えられる光束よりも多く、図8(b)に示す第二の領域720bよりも図8(a)に示す第一の領域720aの方が明るく発光する。
<<第6の実施例>>
図9は、本発明に係る透過部の構成の第6の実施例を示す図であって、遊技盤200を正面から見た概略図である。
透過部700の所定の領域720には、光源702からの光を方向変化手段(図9では不図示)により、進行方向を遊技者側へ変化させて所定の模様を発光表示する。図9では、所定の模様として、キャラクターを表示しているが、所定の模様は各種画像のほか、文字などであってもよい。
領域720は、明るく発光表示する第一の領域720aのほか、第一の領域720aよりも暗く発光表示する第二の領域720bを有する。
方向変化手段は、遊技球101が通過する領域には設けない場合がある。また、遊技球101が通過する領域では、遊技球101の直径よりも細く光るように方向変化手段を設ける場合がある。遊技球101が通過する領域では、所定の模様を明るく発光表示してもよく、遊技球101の直径よりも太く(例えばベタ塗りのように)光るように方向変化手段を設ける場合がある。
遊技球101が通過する領域としては、例えば、発射レール202、204周辺、遊技球101が最初に当る釘の周辺、始動口(第一特図始動口、第二特図始動口、普図始動口(ゲートやスルーチャッカーと呼ばれる))、風車(打球変化部材)を含む場合がある。
遊技球101が通過しない(通過できない)領域であっても方向変化手段を設けない場合がある。例えば、遊技領域124内に設けられた液晶表示装置208や、可動物224など)の近傍には方向変化手段を設けない場合がある。
また、方向変化手段は、遊技に関する情報を表示する装置の領域(たとえば特図表示装置、普図表示装置、保留ランプなどが配置されている領域、第4図柄が表示されている領域)近傍には設けない場合があり、この場合、遊技の状態(図柄変動中か?停止中か?保留が記憶されているか?高確率中か?大当り中か?右打ち期間中か?など)が常に視認可能の状態にすることができる場合があり、遊技の進行に影響を及ぼすのを防ぐことができる場合がある。
<<第7の実施例>>
図10は、本発明に係る透過部の構成の第7の実施例を示す図であって、遊技盤200を正面から見た概略図である。
透過部700の所定の領域720には、光源702からの光を方向変化手段(図10では不図示)により、進行方向を遊技者側へ変化させて所定の模様を発光表示する。図10では、所定の模様として、キャラクターを表示しているが、所定の模様は各種画像のほか、文字などであってもよい。
領域720は、明るく発光表示する第一の領域720aのほか、第一の領域720aよりも暗く発光表示する第二の領域720bを有する。
第一の領域720aは光源702から近いため明るく発光表示し、第二の領域720bは光源702から遠いため暗く発光表示する場合がある。
<<第8の実施例>>
図11は、本発明に係る透過部の構成の第8の実施例を示す図であって、透過部700の具体的構成の一例の正面図である。図12は、図11に示す透過部700の斜視図である。図13は、図11に示す透過部700の分解斜視図である。
透過部700は、上述した第一の領域や第二の領域に相当する位置にレンズカットを施して方向変化手段としての役割を果たす透過性部材703と、透過性部材703の側面から光を入射する発光手段701と、透過性部材703の遊技者側に設けた外側ガラス705と、透過性部材703の反対側に設けた内側ガラス706と、外側ガラス705を嵌め込む外側ガラスユニット枠704aと、内側ガラス706を嵌め込む内側ガラスユニット枠704bとを有し、外側ガラス705と内側ガラス706との間に透過性部材703を挿んだ状態で各部材をネジ707で固定して成る。
外側ガラスユニット枠704aと内側ガラスユニット枠704bとでガラスユニット枠704を構成する。ガラスユニット枠704の上部には、作業者が持ち運びやすいように取っ手704cを設けている。
発光手段701の光源(例えばLED)に電源供給するコネクタ708は、ガラスユニット枠704の外周に露出している。
図14は、図11に示す透過部700に用いる発光手段701を示す斜視図である。
発光手段701は、詳しくは後述する発光部を実装した複数の基板701e、701f、701g、701h、701i、701jおよび701kを、透過性部材703の外周に配置して成る。透過性部材703の外周形状に応じ、湾曲の曲率が小さい箇所には長い基板(例えば基板701f)を配置することができ、曲率が大きな箇所は所定の基板と別の基板との間(例えば基板701kと基板701eとの間)にすることができる。複数の基板701e〜701kは、リジット基板を用いることができ、フレキシブル基板を用いてもかまわない。
光源に電源供給する基板上の電気回路は、複数の光源(例えばLED)を直列接続した回路とする場合がある。
図15は、図14に示す基板701eを示す図であって、(a)は基板701eを光源の発光面から見た平面図であり、(b)は基板701eを光源を上側にした側面図であり、(c)は基板701eを光源の発光面の反対側から見た底面図である。
基板701eは、3個の光源702e1、702e2および702e3を有し、ほぼ等間隔に配置している。これら光源702e1〜702e3に電源を供給するコネクタ708eは、基板701eの裏面であって光源702e3の直下に配置している。
図16は、図14に示す基板701fを示す図であって、(a)は基板701fを光源の発光面から見た平面図であり、(b)は基板701fを光源を上側にした側面図であり、(c)は基板701fを光源の発光面の反対側から見た底面図である。
基板701fは、6個の光源702f1、702f2、702f3、702f4、702f5および702f6を有し、ほぼ等間隔に配置している。これら光源702f1〜702f6に電源を供給するコネクタ708fは、基板701fの裏面であって光源702f1の直下に配置している。
基板701fは、その一端に、ガラスユニット枠704にネジ止めするためのネジ孔709fを有する。ネジ孔709fの形状は、基板701fを湾曲させてガラスユニット枠704に固定する場合、基板701fを固定する位置がずれてもよいように孔を広く(基板701fの長手方向へ広げる)している。
図17は、図14に示す基板701gを示す図であって、(a)は基板701gを光源の発光面から見た平面図であり、(b)は基板701gを光源を上側にした側面図であり、(c)は基板701gを光源の発光面の反対側から見た底面図である。
基板701gは、4個の光源702g1、702g2、702g3および702g4を有し、ほぼ等間隔に配置している。これら光源702g1〜702g4に電源を供給するコネクタ708gは、基板701gの裏面であって光源702g2と光源702g3との間に配置している。
基板701gは、その一端に、ガラスユニット枠704にネジ止めするためのネジ孔709gを有する。ネジ孔709gの形状は、基板701gを湾曲させてガラスユニット枠704に固定する場合、基板701gを固定する位置がずれてもよいように孔を広く(基板701gの長手方向へ広げる)している。
図18は、図14に示す基板701hを示す図であって、(a)は基板701hを光源の発光面から見た平面図であり、(b)は基板701hを光源を上側にした側面図であり、(c)は基板701hを光源の発光面の反対側から見た底面図である。
基板701hは、4個の光源702h1、702h2、702h3および702h4を有し、ほぼ等間隔に配置している。これら光源702h1〜702h4に電源を供給するコネクタ708hは、基板701hの裏面であって光源702h2の直下に配置している。
基板701hは、その一端に、ガラスユニット枠704にネジ止めするためのネジ孔709hを有する。ネジ孔709hの形状は、基板701hを湾曲させてガラスユニット枠704に固定する場合、基板701hを固定する位置がずれてもよいように孔を広く(基板701hの長手方向へ広げる)している。
図19は、図14に示す基板701iを示す図であって、(a)は基板701iを光源の発光面から見た平面図であり、(b)は基板701iを光源を上側にした側面図であり、(c)は基板701iを光源の発光面の反対側から見た底面図である。
基板701iは、6個の光源702i1、702i2、702i3、702i4、702i5および702i6を有し、ほぼ等間隔に配置している。これら光源702i1〜702i6に電源を供給するコネクタ708iは、基板701iの裏面であって基板701iの一端と光源702i1との間に配置している。基板701iの一端には、光源を配置しない領域を長く確保している。
基板701iは、その他端に、ガラスユニット枠704にネジ止めするためのネジ孔709iを有する。ネジ孔709iの形状は、基板701iを湾曲させてガラスユニット枠704に固定する場合、基板701iを固定する位置がずれてもよいように孔を広く(基板701iの長手方向へ広げる)している。
図20は、図14に示す基板701jを示す図であって、(a)は基板701jを光源の発光面から見た平面図であり、(b)は基板701jを光源を上側にした側面図であり、(c)は基板701jを光源の発光面の反対側から見た底面図である。
基板701jは、4個の光源702j1、702j2、702j3および702j4を有し、ほぼ等間隔に配置している。これら光源702j1〜702j4に電源を供給するコネクタ708jは、基板701jの裏面であって光源702j1と光源702j2との間に配置している。
図21は、図14に示す基板701kを示す図であって、(a)は基板701kを光源の発光面から見た平面図であり、(b)は基板701kを光源を上側にした側面図であり、(c)は基板701kを光源の発光面の反対側から見た底面図である。
基板701kは、4個の光源702k1、702k2、702k3および702k4を有し、ほぼ等間隔に配置している。これら光源702k1〜702k4に電源を供給するコネクタ708kは、基板701kの裏面であって光源702k1と光源702k2との間に配置している。
図22は、基板701kを内側ガラスユニット枠704bに固定する様子を示す斜視図である。
内側ガラスユニット枠704bの所定箇所には、基板701kの一端を固定する爪部701kaaを有し、基板701kの一端をこの爪部701kaaに引っかけた状態で基板701kの他端に固定部材701kbの天面部701ka1に載置し、固定部材701kbをネジ701kcで内側ガラスユニット枠704bに固定する。これにより、基板701kの他端は内側ガラスユニット枠704bと固定部材701kbとに挟まれて固定される。
図23は、透過部材703を内側ガラスユニット枠704bに固定する様子を示す斜視図であって、(a)は斜視図であり、(b)は(a)の部分Eを拡大して示す斜視図であり、(c)は(b)において透過部材703を嵌め込んだ状態を示す斜視図である。
透過部700において、外側ガラスユニット枠704aと内側ガラスユニット枠704bとは、例えば一端を軸にして相対的に回動して開き、間に挟んである透過部材703を容易に交換可能な構成としている。
内側ガラスユニット枠704bの所定箇所には突部703aaを有し、透過部材703は、この突部703aaに対応した位置に、切り欠き部703aを有する。
内側ガラスユニット枠704bに透過部材703を固定する際には、この突部703aaを有し、透過部材703は、この突部703aaと切り欠き部703aとを嵌合させる。これにより、透過部材703を内側ガラスユニット枠704bから取り外すときの外しやすさを向上することができる場合がある。突部703aaと切り欠き部703aとの組み合わせは、透過部材703の外周上に複数設けてもよい。図23では、斜め上に2か所設けている。
<<第9の実施例>>
図24は、本発明に係る透過部の構成の第9の実施例を示す図であって、遊技盤200を正面から見た概略図である。
透過部700の所定の領域720には、光源(図24では不図示)からの光を方向変化手段(図24では不図示)により、進行方向を遊技者側へ変化させて所定の模様を発光表示する。図24では、所定の模様として、「吉宗」の文字やその周辺の枠などのグレーで示した部分を発光表示している。
領域720の発光表示する箇所は、例えば遊技球が通過しない箇所とすることができるが、遊技球が通過する箇所であっても、すでにアウト口240に向かう可能性しかない場合の遊技球が通過する箇所は発光表示する箇所としてもよい場合がある。
<<第10の実施例>>
図25(a)は、本発明に係る透過部の構成の第10の実施例を示す図であって、透過部700を正面から見た概略図である。
この実施例では、透過部700の所定の領域720には、光源702からの光を方向変化手段(図25(a)では不図示)により、進行方向を遊技者側へ変化させて所定の模様を発光表示する。図25(a)では、所定の模様として、「熱」の文字やその周辺の星印を発光表示している。
光源702は、所定の領域720の近傍位置(図25(a)では下部)、およびその光源702に対向する位置(図25(a)では上部)に配置している。
<<第11の実施例>>
図25(b)は、本発明に係る透過部の構成の第11の実施例を示す図であって、透過部700を正面から見た概略図である。
この実施例では、透過部700の所定の領域720には、光源702からの光を方向変化手段(図25(b)では不図示)により、進行方向を遊技者側へ変化させて所定の模様を発光表示する。図25(b)では、所定の模様として、「熱」の文字やその周辺の星印を発光表示している。
この実施例では、光源702は、透過部700の外周全体に均等に配置し、所定の領域720が透過部700の全体に広がっている場合に対応している。
<発光手段の別の構成例>
図26(a)、(b)および(c)は、本発明に係る透過部に用いる発光部の別の例を示す図であって、光源の発光面から見た平面図である。
図26(a)の例では、基板701mに光源702m1、702m2および702m3を配置している。
図26(b)の例では、基板701nに光源702n1、702n2、702n3および702n4を配置している。
図26(c)の例では、基板701pに光源702p1、702p2、702p3および702p4を配置している。
各光源の配置は、1列でもよいし、図26(a)、(b)および(c)に示すように複数列であってもよい。
<スロットマシンへの適用>
本発明に係る遊技台は、「複数種類の図柄が施され、回転駆動される複数のリールと、リールの回転を指示するためのスタートレバーと、各々のリールに対応して設けられ、リールの回転を個別に停止させるための停止ボタンと、複数種類の役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段(入賞役内部抽選)と、抽選手段の抽選結果に基づいてリールの回転の停止に関する停止制御を行うリール停止制御手段(リール停止制御処理)と、抽選手段の抽選結果に基づいて停止されたリールによって表示される図柄組合せが、内部当選した役に対応して予め定めた図柄組合せであるか否かの判定をする判定手段(入賞判定処理)と、図柄の停止態様が所定の入賞態様である場合、所定の入賞態様に対応する遊技媒体を払出す遊技媒体払出処理を行う払出制御手段(メダル払出処理)と、に加え、抽選手段の抽選結果に基づいて演出を実行する演出手段を備え、この演出手段が、所定の遊技領域に球を発射する発射装置と、発射装置から発射された球を入球可能に構成された入賞口と、入賞口に入球した球を検知する検知手段と、検知手段が球を検知した場合に球を払出す払出手段と、所定の図柄(識別情報)を変動表示する可変表示装置と、可変表示装置を遮蔽する位置に移動可能なシャッタと、所定動作態様で動作する可動体と、を備え、入賞口に遊技球が入って入賞することを契機として、可変表示装置が図柄を変動させた後に停止表示させて、遊技を演出するような演出装置、であるスロットマシン」にも好適である。
<封入式遊技機への適用>
本発明に係る遊技台は、遊技機内に封入された遊技球を循環使用する封入式遊技機にも適用可能である。
<付記>
なお、以上説明した本発明は、
1.
遊技領域が設けられた遊技盤と、
前記遊技盤の前側に設けられ、前記遊技領域を少なくとも臨む透過領域と、
を備えた遊技台であって、
前記透過領域へ光を照射可能な複数の発光手段を備え、
前記透過領域における第一の領域および第二の領域には、方向変化手段が少なくとも設けられており、
前記方向変化手段は、前記複数の発光手段により照射された光の進行方向を、遊技者側へ変化可能なものであり、
前記第一の領域は、前記第二の領域よりも明るく光が発せられることが可能なものである
ことを特徴とする遊技台、としたので、
多彩な演出を行え、遊技の興趣を向上させる遊技台を提供することができる。
また、発光により明るい領域と暗い領域を作ることにより、多彩な表示態様を行うことができる場合がある。
また、発光により明るい領域と暗い領域を作ることにより、明るい領域では装飾効果をあげ、暗い領域では遊技領域の視認性をよくすることができる場合がある。演出効果をあげつつ、遊技に支障がでるのを防ぐことができる場合がある。
また本発明は、
2.
1.に記載の遊技台において、
前記複数の発光手段は、第一の発光手段と第二の発光手段とを含み、
前記第一の発光手段は、第一の間隔で配置された第一の数の光源を有し、
前記第二の発光手段は、第二の間隔で配置された第二の数の光源を有し、
前記第一の間隔は前記第二の間隔よりも短い
ことを特徴とする遊技台、としたので、
明るくしたくない領域を避けて装飾効果を高めることができる場合がある。
また本発明は、
3.
2.に記載の遊技台において、
前記第一の領域へ向いた光源のうち該第一の領域に最も近い光源から該第一の領域までの距離は第一の距離であり、
前記第二の領域へ向いた光源のうち該第二の領域に最も近い光源から該第二の領域までの距離は第二の距離であり、
前記第一の距離は前記第二の距離よりも近い
ことを特徴とする遊技台、としたので、
明るくしたくない領域を避けて装飾効果を高めることができる場合がある。
また本発明は、
4.
1.乃至3.のうちのいずれか1項に記載の遊技台において、
前記複数の発光手段のうち第一の発光手段は、第一の曲面を有し、
前記複数の発光手段のうち第二の発光手段は、前記第一の曲面の曲率よりも大きく、該第二の発光手段において最も大きい曲率である所定の区間を少なくとも含む第二の曲面を有する
ことを特徴とする遊技台、としたので、
発光部の配置位置を変えることなく明度を異ならせることができる場合がある。
また、同じ装飾でも発光手段の向く方向により見え方が異ならせることができる場合がある。
また本発明は、
5.
1.乃至4.のうちのいずれか1項に記載の遊技台において、
前記第一の領域には、前記第二の領域よりも多くの前記方向変化手段が設けられている
ことを特徴とする遊技台、としたので、
視認性をよくしたい領域に方向変化手段を少なくすることで、明るいところと暗いところのメリハリをつけることができる場合がある。
また、方向変化手段の密度を異ならせることで装飾のバリエーションを増やし、装飾効果を高めることができる場合がある。
<その他の構成>
ところで、ガラスユニットの枠に帯状で複数の発光部を有する基板を設けることが考えられるが、本発明では、さらに、特徴的構成である複数の発光手段により照射された光の進行方向を、遊技者側へ変化させる方向変化手段を有する。
また、本発明は、
1−1.
遊技領域が設けられた遊技盤と、
前記遊技盤の前側に設けられ、前記遊技領域を少なくとも臨む透過領域と、
を備えた遊技台であって、
前記透過領域へ光を照射する複数の発光手段と、
前記複数の発光手段により照射された光の進行方向を、遊技者側へ変化させる方向変化手段と、
を備え、
前記方向変化手段は、遊技球が通過する領域以外に設けられている、
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、
1−2.
遊技領域が設けられた遊技盤と、
前記遊技盤の前側に設けられ、前記遊技領域を少なくとも臨む透過領域と、
を備えた遊技台であって、
前記透過領域へ光を照射する複数の発光手段と、
前記複数の発光手段により照射された光の進行方向を、遊技者側へ変化させる方向変化手段と、
を備え、
前記方向変化手段は、遊技球が通過しない領域に設けられている、
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、
1−3.
1−1.に記載の遊技台において、
前記遊技球が通過する領域は、
発射レール周辺、
遊技球が最初に当る釘の周辺、
始動口(第一特図始動口、第二特図始動口、普図始動口(ゲートやスルーチャッカーと呼ばれる))、
風車(打球変化部材)
を含む
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、
1−4.
遊技領域が設けられた遊技盤と、
前記遊技盤の前側に設けられ、前記遊技領域を少なくとも臨む透過領域と、
を備えた遊技台であって、
前記透過領域へ光を照射する複数の発光手段と、
前記複数の発光手段により照射された光の進行方向を、遊技者側へ変化させる方向変化手段と、
を備え、
前記方向変化手段は、遊技球が通過する領域では、遊技球の直径よりも細く光の進行方向を遊技者側へ変化させる
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、
1−5.
1−2に記載の遊技台において、
前記遊技球が通過しない領域は、
遊技球が通過できない領域(遊技領域内に設けられた液晶表示装置や、可動物など)である
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、
1−6.
遊技領域が設けられた遊技盤と、
前記遊技盤の前側に設けられ、前記遊技領域を少なくとも臨む透過領域と、
を備えた遊技台であって、
前記透過領域へ光を照射する複数の発光手段と、
前記複数の発光手段により照射された光の進行方向を、遊技者側へ変化させる方向変化手段と、
を備え、
前記方向変化手段は、遊技に関する情報を表示する装置の領域(たとえば特図表示装置、普図表示装置、保留ランプなどが配置されている領域、第4図柄が表示されている領域)以外に設けられている、
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、この場合、遊技の状態(図柄変動中か?停止中か?保留が記憶されているか?高確率中か?大当り中か?右打ち期間中か?など)が常に視認可能の状態にすることができる場合があり、遊技の進行に影響を及ぼすのを防ぐことができる場合があり、
また、上述の各構成によれば、
遊技球を視認可能な状態にし、遊技に影響を与えるのを防ぐ場合がある。また、遊技球が通過しない領域(液晶や可動物など)の装飾効果をさらに高めることができる場合がある。
また、本発明は、
2−1.
遊技領域が設けられた遊技盤と、
前記遊技盤の前側に設けられ、前記遊技領域を少なくとも臨む透過領域と、
を備えた遊技台であって、
前記透過領域へ光を照射する複数の発光手段と、
前記複数の発光手段により照射された光の進行方向を、遊技者側へ変化させる方向変化手段と、
を備え、
前記方向変化手段により、進行方向を遊技者側へ変化させた光が、所定の模様を発光表示する
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、
2−2.
2−1.に記載の遊技台において、
前記方向変化手段は、前記透過領域の第一の領域と第二の領域に少なくとも設けられており、
前記第一の領域は前記第二の領域よりも明るく。
前記所定の模様は前記第一の領域である、
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、
2−3.
2−1.に記載の遊技台において、
前記方向変化手段は、前記透過領域の第一の領域と第二の領域に少なくとも設けられており、
前記第一の領域は前記第二の領域よりも明るく。
前記所定の模様は前記第二の領域以外である、
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、この場合、たとえばまったく光っていない部分、または、模様から少しはみ出して光ってしまっている部分が第二の領域である場合があり、
2−4.
2−1.に記載の遊技台において、
前記方向変化手段は、前記透過領域の第一の領域と第二の領域に少なくとも設けられており、
前記第一の領域は前記第二の領域よりも明るく、
前記所定の模様は、前記第一の領域(明るい部分)と前記第二の領域(第一の領域より暗いが光っている部分またはまったく光っていない部分)の両方により構成されている
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、この場合、遊技球が通過する領域も含んで所定の模様を表示させることができる場合があり、所定の模様の場所や大きさを選ばない場合があり、
また、上述の各構成によれば、装飾効果を高めることができる場合がある。
また本発明は、
3−1.
遊技領域が設けられた遊技盤と、
前記遊技盤の前側に設けられ、前記遊技領域を少なくとも臨む透過領域と、
を備えた遊技台であって、
前記透過領域へ光を照射する複数の発光手段と、
前記複数の発光手段により照射された光の進行方向を、遊技者側へ変化させる方向変化手段と、
を備え、
前記方向変化手段は、前記透過領域の第一の領域と第二の領域に少なくとも設けられており、
前記第一の領域は前記第二の領域よりも明るく、
前記第一の領域または前記第二の領域に最も近い部位と、該最も近い部位と向かいあう部位とに、前記発光手段を設ける
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、
3−2.
遊技領域が設けられた遊技盤と、
前記遊技盤の前側に設けられ、前記遊技領域を少なくとも臨む透過領域と、
を備えた遊技台であって、
前記透過領域へ光を照射する複数の発光手段と、
前記複数の発光手段により照射された光の進行方向を、遊技者側へ変化させる方向変化手段と、
を備え、
前記方向変化手段は、前記透過領域の第一の領域と第二の領域に少なくとも設けられており、
前記第一の領域は前記第二の領域よりも明るく、
前記複数の発光手段のそれぞれを等間隔(または略等間隔)に配置する
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、この場合、発光表示される模様(第一の領域)の位置や形状によらず発光させることができる場合があり、
3−3.
遊技領域が設けられた遊技盤と、
前記遊技盤の前側に設けられ、前記遊技領域を少なくとも臨む透過領域と、
を備えた遊技台であって、
前記透過領域へ光を照射する複数の発光手段と、
前記複数の発光手段により照射された光の進行方向を、遊技者側へ変化させる方向変化手段と、
を備え、
前記方向変化手段は、前記透過領域の第一の領域と第二の領域に少なくとも設けられており、
前記第一の領域は前記第二の領域よりも明るく、
前記複数の発光手段のそれぞれは、該発光手段の所定の部分(中央部、端部など)を結ぶ線に沿って設けられている
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、
3−4.
遊技領域が設けられた遊技盤と、
前記遊技盤の前側に設けられ、前記遊技領域を少なくとも臨む透過領域と、
を備えた遊技台であって、
前記透過領域へ光を照射する複数の発光手段と、
前記複数の発光手段により照射された光の進行方向を、遊技者側へ変化させる方向変化手段と、
を備え、
前記方向変化手段は、前記透過領域の第一の領域と第二の領域に少なくとも設けられており、
前記第一の領域は前記第二の領域よりも明るく、
前記複数の発光手段のそれぞれは、同一直線上に一列に設けられている
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、
3−4.
遊技領域が設けられた遊技盤と、
前記遊技盤の前側に設けられ、前記遊技領域を少なくとも臨む透過領域と、
を備えた遊技台であって、
前記透過領域へ光を照射する複数の発光手段と、
前記複数の発光手段により照射された光の進行方向を、遊技者側へ変化させる方向変化手段と、
を備え、
前記方向変化手段は、前記透過領域の第一の領域と第二の領域に少なくとも設けられており、
前記第一の領域は前記第二の領域よりも明るく、
前記複数の発光手段のそれぞれは、複数列に分かれて設けられている
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、
3−5.
遊技領域が設けられた遊技盤と、
前記遊技盤の前側に設けられ、前記遊技領域を少なくとも臨む透過領域と、
を備えた遊技台であって、
前記透過領域へ光を照射する複数の発光手段と、
前記複数の発光手段により照射された光の進行方向を、遊技者側へ変化させる方向変化手段と、
を備え、
前記方向変化手段は、前記透過領域の第一の領域と第二の領域に少なくとも設けられており、
前記第一の領域は前記第二の領域よりも明るく、
前記複数の発光手段から前記方向変化手段までの距離を異ならせることができる
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、
3−6.
遊技領域が設けられた遊技盤と、
前記遊技盤の前側に設けられ、前記遊技領域を少なくとも臨む透過領域と、
を備えた遊技台であって、
前記透過領域へ光を照射する複数の発光手段と、
前記複数の発光手段により照射された光の進行方向を、遊技者側へ変化させる方向変化手段と、
を備え、
前記方向変化手段は、前記透過領域の第一の領域と第二の領域に少なくとも設けられており、
前記第一の領域は前記第二の領域よりも明るく、
前記第一の領域および前記第二の領域の明るさを可変とした
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、この場合、演出効果(例えば、模様がはっきり見えるか見えないかで大当りへの期待度を異ならせることができる)や装飾効果を高めることができる場合があり、
また、上述の各構成によれば、装飾効果を高めることができる場合がある。
また本発明は、
4−1.
遊技領域が設けられた遊技盤と、
前記遊技盤の前側に設けられ、前記遊技領域を少なくとも臨む透過領域と、
を備えた遊技台であって、
前記透過領域へ光を照射する複数の発光手段と、
前記複数の発光手段により照射された光の進行方向を、遊技者側へ変化させる方向変化手段と、
を備え、
前記方向変化手段は、前記透過領域の第一の領域と第二の領域に少なくとも設けられており、
前記第一の領域は前記第二の領域よりも明るく、
前記発光手段は、所定の基板に所定数ずつ配置されている
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、
4−2.
4−1.に記載の遊技台において、
前記所定の基板は1枚である(例えばフレキシブル基板であってもよい)
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、
4−3.
4−1.に記載の遊技台において、
前記所定の基板は複数枚である(例えばリジット基板であってもよい)
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、
4−4.
4−3.に記載の遊技台において、
前記複数枚の所定の基板は、第一の基板と第二の基板とを含み、前記第一の基板の長さと前記第二の基板の長さとは同じ(略同一)である
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、
4−5.
4−3.に記載の遊技台において、
前記複数枚の所定の基板は、第一の基板と第二の基板とを含み、前記第一の基板の長さは前記第二の基板の長さよりも長い
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、
4−6.
4−3.に記載の遊技台において、
前記複数枚の所定の基板は、第一の基板と第二の基板とを含み、前記第一の基板の長さは前記第二の基板の長さよりも短い
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、
また、上述の各構成によれば、所定の基板が1枚であれば、装飾効果を高めることができる場合があり、所定の基板が複数枚であれば、枠の形状に合わせて基板を配置することができるので、基板に実装された部品や基板自体の破損を防ぐことができる場合がある。
また本発明は、
5−1.
4−1.に記載の遊技台において、
前記基板のコネクタは、枠部材における所定の部位の周囲へ配置される
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、
5−2.
5−1.に記載の遊技台において、
前記所定の部位、少なくとも扉体に設けられたスピーカーの周辺である。
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、
5−3.
5−1.に記載の遊技台において、
前記所定の部位、少なくとも開口部の四隅である
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、
また、上述の各構成によれば、所定の部位にコネクタを集中させることができる場合があり、メンテナンス性を高めることができる場合がある。
また本発明は、
6−1.
4−1.に記載の遊技台において、
前記基板が設置可能な面のうち、所定の面には該基板を設けない
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、
6−2.
6−1.に記載の遊技台において、
前記基板を設けない面は、角度がきつい部分である
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、この場合、基板の破損を防ぐことができる場合があり、
6−3.
6−1.に記載の遊技台において、
前記基板を設けない面は、前記透過領域に別部材(たとえば取っ手)が設けられている部分である
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、この場合、透過領域による荷重で別部材(たとえば取っ手)が取れるのを防ぐことができる場合があり、別部材(たとえば取っ手)と透過領域とのつなぎ目の強度を高めることができる場合があり、
6−4.
6−1.に記載の遊技台において、
前記基板が設けられていない部分は、前記基板が設けられている部分の基板の設置面と同色またはそれに近い色である
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、
6−5.
6−1.に記載の遊技台において、
前記基板が設けられていない部分は、光を反射する色(たとえば白色)である
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、この場合、光を反射することで、発光手段を設置していない面からも光を出すことができる場合があり、
また、上述の各構成によれば、透過領域や基板の破損を防ぐことができる場合がある。
また本発明は、
7−1.
4−1.に記載の遊技台において、
前記所定の基板は、基板設置可能な面に沿って設けられている
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、
7−2.
7−1.に記載の遊技台において、
前記基板設置可能な面は曲面または平面である
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、
7−3.
7−2.に記載の遊技台において、
前記基板設置可能な面の曲面または平面の方向によって光の向きが決まる
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、
7−4.
7−2.に記載の遊技台において、
前記所定の基板が平面に設けられている場合と曲面に設けられている場合で明るさが異なる
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、
7−5.
7−1.に記載の遊技台において、
前記基板設置可能な面は支持枠に設けられている
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、
7−6.
7−1.に記載の遊技台において、
前記基板設置可能な面は支持枠以外に設けられている
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、
また、上述の各構成によれば、発光手段の配置位置を変えることなく明度を異ならせることができる場合があり、また、同じ装飾でも発光手段の向く方向により見え方を異ならせることができる場合がある。
また本発明は、
8−1.
4−1.に記載の遊技台において、
前記発光手段は、前記所定の基板に複数の所定の数(2個または3個)で電気的に直列接続して実装されている
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、
また、上述の各構成によれば、発光手段が破損した場合に直列に接続された発光手段も光らなくなるので、発光手段の破損に気づきやすい場合があり、メンテナンス性を向上させることができる場合がある。
また本発明は、
9−1.
4−1.に記載の遊技台において、
前記透過領域に前記基板を固定する部材を設ける
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、
9−2.
4−1.に記載の遊技台において、
前記基板が、前記透過領域にネジ止めする孔を有する
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、この場合、基板を曲げて固定する場合、基板を固定する位置がずれてもよいように孔を広く(基板の長手方向へ広げる)する場合があり、
9−3.
4−1.に記載の遊技台において、
支持枠に前記基板を固定する爪部を有する
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、
また、上述の各構成によれば、発光手段の位置がずれるのを防ぎ、明るくしたい領域が暗くなってしまったり、暗くしたい領域を明るくしてしまうのを防ぐことができる場合がある。
また本発明は、
10−1.
1−1.に記載の遊技台において、
前記方向変化手段の形状(例えば光を反射させる部分1つ1つの形状)がすべて同じである
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、
10−2.
1−1.に記載の遊技台において、
前記方向変化手段の形状(例えば光を反射させる部分1つ1つの形状)を領域ごとに異ならせた
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、
10−3.
1−1.に記載の遊技台において、
前記方向変化手段の数が領域を問わずにすべて同じである
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、
10−4.
1−1.に記載の遊技台において、
前記方向変化手段の数を領域ごとに異ならせた
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、この場合、前記第一の領域に設けられた方向変化手段の数が前記第二の領域に設けられた方向変化手段の数よりも多い(または少ない)場合があり、また、方向変化手段が少ないというのは方向変化手段の数がゼロである場合を含むものである場合がある。
また本発明は、
11−1.
1−1.に記載の遊技台において、
前記第一の領域は遊技盤上の遊技球が通過しない部位であり、前記第二の領域はそれ以外の部位である
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、領域とは、遊技球の直径よりも大きい距離にわたって連続的に形成されているものをいう場合がある。
また本発明は、
12−1.
1−1.に記載の遊技台において、
特定の方向変化手段と該特定の方向変化手段に光を照射する二つの光源(第一の光源、第二の光源)について、
特定の方向変化手段と第一の光源の間に図柄表示手段(特図表示手段やランプなどの明るくさせたくない部分)を透過して遊技者に視認させるための透過領域が設けられ、
特定の方向変化手段と第二の光源の間に演出用可動手段を透過して遊技者に視認させるための透過領域が設けられ、
特定の方向変化手段と第一の光源の距離よりも、特定の方向変化手段と第二の光源の距離が近い
ことを特徴とする遊技台、である場合があり、この場合、第一の光源から特定の方向変化手段までは離れているので、光が分散し特図表示装置側が明るく照らされるのを防ぐことができる場合がある。
(その他)
なお、本発明は、以下の構成であってもよい。
・透過領域における第一の領域および第二の領域の二つの領域以外の所定の領域にも、方向変化手段が設けられていてもよい。
・方向変化手段は、第一の領域に少しでも設けられていればよく、領域内の全体に亘って隙間なく設けられている必要はない。
・方向変化手段は、第二の領域に少しでも設けられていればよく、領域内の全体に亘って隙間なく設けられている必要はない。
・方向変化手段が、光の進行方向を遊技者側に向けるための透過領域の所定の形状によるものである場合は、所定の形状の数、所定の形状の種類、当該透過領域の所定の領域における所定の形状が施されている数などは明るさを決定するために任意に決めるようにしてもよい
・透過領域は遊技領域を遊技者に透過可能な領域を含んでいればよく、図13の透過部700(ガラスユニット)を適用してもよい。
・透過領域は一枚の透過部材(透過部材703など)を適用してもよいし、複数枚の透過部材(透過部材703など)を適用してもよい。
・透過領域は一枚のガラス(外側ガラス705、内側ガラス706など)を適用してもよいし、複数枚のガラス(外側ガラス705、内側ガラス706など)を適用してもよい。
・透過領域は一枚の透過部材(透過部材703など)を適用してもよいし、複数枚の透過部材(透過部材703など)を適用してもよい。
・透過領域は一枚または複数枚のガラス(外側ガラス705、内側ガラス706など)と、一枚または複数枚の透過部材(透過部材703など)と、の組合せを適用してもよい。
・透過領域は一枚または複数枚のその他の透過部材(透過部材703、外側ガラス705、および内側ガラス706以外の所定の部材)を適用してもよい。
・透過領域は一枚または複数枚のガラス(外側ガラス705、内側ガラス706など)と、一枚または複数枚の透過部材(透過部材703など)と、一枚または複数枚のその他の透過部材(透過部材703、外側ガラス705、および内側ガラス706以外の所定の部材)と、いずれか複数の組合せを適用してもよい。
・全ての発光手段は、発光可能な最大の明るさが全て同一であってもよいし、最小の明るさが全て同一であってもよい。
・発光手段の夫々は、発光可能な最大の明るさが異なっていてもよいし、最小の明るさが異なっていてもよい。
・透過領域の周囲に設けられ、当該透過領域の側面に向かって発光する全ての発光手段は、発光可能な最大の明るさが同一であってもよい、最小の明るさが全て同一であってもよい。
・透過領域の周囲に設けられ、当該透過領域の側面に向かって発光する発光手段の夫々は、発光可能な最大の明るさが異なっていてもよいし、最小の明るさが異なっていてもよい。
なお、すべての実施形態では、次の構成が記載されている。
すなわち、遊技の結果を報知可能な遊技結果表示手段と、
前記遊技結果表示手段の前側に、当該遊技結果表示手段を少なくとも臨む透過領域と、
前記透過領域へ光を照射する複数の発光手段と、を備え、
前記透過領域における第一の領域および第二の領域には、方向変化手段が少なくとも設けられており、
前記方向変化手段は、前記複数の発光手段により照射された光の進行方向を、遊技者側へ変化可能なものであり、
前記第一の領域は、前記第二の領域よりも明るく光が発せられることが可能なものである
ことを特徴とする遊技台であって、この遊技台であれば遊技の興趣を向上することができる。
遊技結果表示手段は、スロットマシンにおけるリールを適用してもよいし、ぱちんこ機の遊技盤を適用してもよい。
(スロットへの適用)
本発明に係る遊技台は、図27に示す「複数種類の図柄が施され、回転駆動される複数のリール1002と、リールの回転を指示するためのスタートレバー1004と、各々のリールに対応して設けられ、リールの回転を個別に停止させるための停止ボタン1006と、複数種類の役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段(入賞役内部抽選)と、抽選手段の抽選結果に基づいてリールの回転の停止に関する停止制御を行うリール停止制御手段(リール停止制御処理)と、抽選手段の抽選結果に基づいて停止されたリールによって表示される図柄組合せが、内部当選した役に対応して予め定めた図柄組合せであるか否かの判定をする判定手段(入賞判定処理)と、図柄の停止態様が所定の入賞態様である場合、所定の入賞態様に対応する遊技媒体を払出す遊技媒体払出処理を行う払出制御手段(メダル払出処理1008)と、に加え、抽選手段の抽選結果に基づいて演出を実行する演出手段1010を備え、この演出手段が、所定の遊技領域1012に球を発射する発射装置1014と、発射装置から発射された球を入球可能に構成された入賞口1016と、入賞口1016に入球した球を検知する検知手段1018と、検知手段1018が球を検知した場合に球を払出す払出手段1020と、所定の図柄(識別情報)を変動表示する可変表示装置1022と、可変表示装置1022を遮蔽する位置に移動可能なシャッタ1024と、所定動作態様で動作する可動体1026と、を備え、入賞口に遊技球が入って入賞することを契機として、可変表示装置1022が図柄を変動させた後に停止表示させて、遊技を演出するような演出装置1010、であるスロットマシン1000」にも好適である。
なお、第一の領域(明るい)と第二の領域(暗い)については以下の構成であってもよい。
・第一の領域および第二の領域の両方は所定の形状をしているものであってもよい。
・第一の領域および第二の領域の両方は、方向変化手段によって進行方向が変化させられた光によって、所定の形状の絵柄が表示される領域であってもよい。
・上述の所定の形状は、例えば所定のキャラクタ形状、所定の文字形状、所定の文字列形状、所定の数字形状、所定の人の形状、所定の人の顔の形状、所定の動物の形状、所定の動物の顔の形状、遊技を演出する演出手段(例えば、液晶表示装置208、装飾図柄表示装置208など)によって表示される絵柄と同一の形状・関連する形状などであってもよい。
・上述の所定の形状の絵柄は、例えば上述の所定の形状に所定の模様が施されているもの、所定の形状の外郭線が所定の模様でできているもの、などであってもよい。
・第一の領域の透過領域に置ける位置が、第二の領域の透過領域に置ける位置がよりも上の位置であってもよい。
その際、透過領域の上側に配置された発光手段の数は、透過領域の下側に配置された発光手段の数よりも多くされていてもよいし、透過領域の上側に配置されている隣合う任意の二つの発光手段の間隔が、透過領域の下側に配置されている隣合う任意の二つの発光手段の間隔よりも狭くてもよい。
・第一の領域の透過領域に置ける位置が、第二の領域の透過領域に置ける位置がよりも下の位置であってもよい。
その際、透過領域の下側に配置された発光手段の数は、透過領域の上側に配置された発光手段の数よりも多くされていてもよいし、透過領域の下側に配置されている隣合う任意の二つの発光手段の間隔が、透過領域の上側に配置されている隣合う任意の二つの発光手段の間隔よりも狭くてもよい。
・第一の領域の透過領域に置ける位置が、第二の領域の透過領域に置ける位置がよりも左の位置であってもよい。
その際、透過領域の左側に配置された発光手段の数は、透過領域の右側に配置された発光手段の数よりも多くされていてもよいし、透過領域の左側に配置されている隣合う任意の二つの発光手段の間隔が、透過領域の右側に配置されている隣合う任意の二つの発光手段の間隔よりも狭くてもよい。
・第一の領域の透過領域に置ける位置が、第二の領域の透過領域に置ける位置がよりも右の位置であってもよい。その際、透過領域の右側に配置された発光手段の数は、透過領域の左側に配置された発光手段の数よりも多くされていてもよいし、透過領域の右側に配置されている隣合う任意の二つの発光手段の間隔が、透過領域の左側に配置されている隣合う任意の二つの発光手段の間隔よりも狭くてもよい。
・第一の領域から最も近くに配置された隣合う任意の二つの発光手段の間隔が、第二の領域から最も近くに配置された隣合う任意の二つの発光手段の間隔よりも狭くてもよい。
・第一の領域と当該第一の領域から最も近くにある発光手段までの距離が、第二の領域と当該第二の領域から最も近くにある発光手段までの距離よりも、近いものであってもよい。
・第一の領域に向く発光手段の数が、第二の領域に向く発光手段の数よりも多くされていてもよい。
・第一の領域の大きさは、第二の領域の大きさのよりも大きいものであってもよい。
・第一の領域の大きさは、第二の領域の大きさのよりも小さいものであってもよい。
本発明の態様は、上述した個々の実施例に限定されるものではなく、個々の実施例の各要素のいかなる組合せも本発明に含み、また、当業者が想到しうる種々の変形も含むものであり、本発明の効果も上述した内容に限定されない。すなわち、特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更および部分的削除が可能である。
本発明に係る遊技台は、パチンコ機などに代表される遊技台に適用することができる。
100 パチンコ機
102 外枠
104 本体
200 遊技盤
本発明は上記の目的を達成するために、遊技領域が設けられた遊技盤と、前記遊技盤の前側に設けられ、前記遊技領域を少なくとも臨む透過領域と、図柄の変動表示を少なくとも実行可能な図柄表示手段と、前記図柄表示手段とは別体であり、前記透過領域を介して前側から画像を視認させることが可能な画像表示手段と、前記遊技領域に設けられた始動口と、前記始動口に遊技球が入賞した場合に、当否判定を実行可能な当否判定手段と、を備えた遊技台であって、前記図柄表示手段は、図柄の変動表示を行った後で、前記当否判定の結果に対応する図柄停止態様を少なくとも表示可能なものであり、前記画像表示手段は、装飾図柄の変動表示を行った後で、前記当否判定の結果に対応する装飾図柄停止態様を少なくとも表示可能なものであり、前記透過領域へ光を照射可能な複数の発光手段を備え、前記透過領域における複数の領域には、方向変化手段が少なくとも設けられており、前記方向変化手段は、前記複数の発光手段により照射された光の進行方向を、前側へ変化可能なものであり、前記複数の領域のうちの第一の領域の大きさは、前記複数の領域のうちの第二の領域の大きさよりも大きな領域であり、前記画像表示手段は、該画像表示手段の一部の表示領域である第一の表示領域に、変動中の装飾図柄を表示可能なものであり、前記第一の領域の少なくとも一部が、前記第一の表示領域における少なくとも一部の領域の前側に設けられていることで、変動中の装飾図柄の少なくとも一部の前側の前記透過領域を発光させることを可能とした、ことを特徴とする。

Claims (5)

  1. 遊技領域が設けられた遊技盤と、
    前記遊技盤の前側に設けられ、前記遊技領域を少なくとも臨む透過領域と、
    を備えた遊技台であって、
    前記透過領域へ光を照射可能な複数の発光手段を備え、
    前記透過領域における第一の領域および第二の領域には、方向変化手段が少なくとも設けられており、
    前記方向変化手段は、前記複数の発光手段により照射された光の進行方向を、遊技者側へ変化可能なものであり、
    前記第一の領域は、前記第二の領域よりも明るく光が発せられることが可能なものである
    ことを特徴とする遊技台。
  2. 請求項1に記載の遊技台において、
    前記複数の発光手段は、第一の発光手段と第二の発光手段とを含み、
    前記第一の発光手段は、第一の間隔で配置された第一の数の光源を有し、
    前記第二の発光手段は、第二の間隔で配置された第二の数の光源を有し、
    前記第一の間隔は前記第二の間隔よりも短い
    ことを特徴とする遊技台。
  3. 請求項2に記載の遊技台において、
    前記第一の領域へ向いた光源のうち該第一の領域に最も近い光源から該第一の領域までの距離は第一の距離であり、
    前記第二の領域へ向いた光源のうち該第二の領域に最も近い光源から該第二の領域までの距離は第二の距離であり、
    前記第一の距離は前記第二の距離よりも近い
    ことを特徴とする遊技台。
  4. 請求項1乃至3のうちのいずれか1項に記載の遊技台において、
    前記複数の発光手段のうち第一の発光手段は、第一の曲面を有し、
    前記複数の発光手段のうち第二の発光手段は、前記第一の曲面の曲率よりも大きく、該第二の発光手段において最も大きい曲率である所定の区間を少なくとも含む第二の曲面を有する
    ことを特徴とする遊技台。
  5. 請求項1乃至4のうちのいずれか1項に記載の遊技台において、
    前記第一の領域には、前記第二の領域よりも多くの前記方向変化手段が設けられている
    ことを特徴とする遊技台。
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