JP2001062112A - 遊技機 - Google Patents
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- JP2001062112A JP2001062112A JP2000285570A JP2000285570A JP2001062112A JP 2001062112 A JP2001062112 A JP 2001062112A JP 2000285570 A JP2000285570 A JP 2000285570A JP 2000285570 A JP2000285570 A JP 2000285570A JP 2001062112 A JP2001062112 A JP 2001062112A
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Abstract
業を容易にする。 【解決手段】 賞球払出装置12に接続された賞球排出
通路180は、入口114を備える横断通路112、鉛
直通路108、ダンパ110、分配室104にて構成さ
れ、鉛直通路108は透明プラスチックの通路カバー1
56にて、分配室104は透明プラスチックのカバー1
42にて覆われている。賞球払出装置120からの遊技
球は、上記各部を通過して分配室104の腕部104b
内にある受球部材160内に放出され、受球部材160
から上皿出口44を経て上皿40に排出される。受球部
材160内までが遊技球で満たされると、新たに受球部
材160に流入しようとする遊技球は、受球部材160
を満たしている遊技球によって進入を阻まれ、脚部10
4aに落下し下皿46へ導かれる。遊技球の経路が収納
枠30の前面側にあり、しかも内部を視認できるので、
賞球排出通路180の点検や修復作業が容易になる。
Description
に関し、詳しくは賞球排出通路の配置と材料の改良に関
する。
ル式遊技機(アレパチ)等の鋼製の遊技球を使用する遊
技機は、外殻となると共に遊技機を遊技機設置島(以下
単に島という)に取り付けるためにも使用される外枠、
蝶番を介して外枠に装着された前枠、遊技盤の裏側に配
されて入賞球、アウト球や賞球の通路、賞球払出装置、
各種の制御を行うための制御基盤等が設けられた裏機構
板、金枠を介して前枠に装着されたガラス枠、上皿を有
する皿扉、前枠に固定された下皿等が備えられていた。
遊技機では、入賞球、アウト球や賞球の通路が裏機構板
の背面側に配されていたので、例えば賞球排出のための
通路に玉詰まり等の障害が発生した場合、その障害を特
定するためには裏機構板を含む機体全体を開ける必要が
あった。このような作業に際しては遊技者に一時的な退
席を求めなければならず、遊技の興趣を損なうことがあ
った。
の手段として、請求項1記載の遊技機は、遊技盤を支承
する下縁部と該遊技盤の側面に接触ないし接近して該遊
技盤の左右方向の移動を規制する側縁部とを有して前記
下縁部および側縁部を含む内枠部の内側に前記遊技盤を
収納する収納枠と、該収納枠の前面に開閉自在に装着さ
れて前記遊技盤を覆う透明板を保持するガラス枠と、遊
技球を貯留する上皿を有し前記ガラス枠の下方にて前記
収納枠に対して開閉自在な皿扉と、前記収納枠の背面側
に装着されて前記遊技盤の前面側に形成される遊技領域
に放出された遊技球の挙動により入賞が成立した際に設
定数の遊技球を賞球として排出する賞球払出装置と、該
賞球払出装置と前記上皿とを接続する賞球排出通路とを
備える遊技機において、前記賞球排出通路に、前記側縁
部の外側に配されて前記賞球払出装置から排出された賞
球を前記収納枠の背面側から前面側へ導く横断部と、該
横断部に接続され、前記側縁部に沿って下降し且つ前面
側を透明材で形成された誘導部とを設けたことにより、
前記賞球排出通路の内部を前記収納枠の前面側から視認
可能としたことを特徴とする。
遊技機において、前記遊技盤に設けられたチャッカーを
通過して前記遊技盤の背面側から排出される遊技球を回
収する入賞球回収通路を前記収納枠の前面側に配すると
共に、少なくとも前記下縁部よりも下方においては前記
入賞球回収通路の前面を透明材とすることにより、前記
入賞球回収通路の内部を前記収納枠の前面側から視認可
能としたことを特徴とする。
遊技機において、前記入賞球回収通路に介装されて前記
回収された遊技球を計数する入賞球計数機構の遊技球通
過域をほぼ透明材で形成したことを特徴とする。請求項
4記載の遊技機は、請求項1ないし3のいずれか記載の
遊技機において、前記遊技盤の下端部に設けられたアウ
ト穴からのアウト球を回収するアウト球回収通路を前記
収納枠の前面側に配すると共に、少なくとも前記下縁部
よりも下方においては前記アウト球回収通路の前面を透
明材とすることにより、前記アウト球回収通路の内部を
前記収納枠の前面側から視認可能としたことを特徴とす
る。
4のいずれか記載の遊技機において、前記横断部、誘導
部、入賞球回収通路およびアウト球回収通路が、前記透
明材を除いて前記収納枠の前面側に一体成形されている
ことを特徴とする。
賞球排出通路に、側縁部の外側に配されて賞球払出装置
から排出された賞球を収納枠の背面側から前面側へ導く
横断部と、この横断部に接続され、側縁部に沿って下降
し且つ前面側を透明材で形成された誘導部とを設けたこ
とにより、賞球排出通路の内部を収納枠の前面側から視
認可能としている。このため、例えばガラス枠を開くだ
けで賞球排出通路の内部を見ることができるので、この
部分に玉詰まりなどがあった場合には、機体全体を開か
なくとも簡単に障害を発見できると共に、例えば透明材
につつき穴やつつき溝などを設けておけばこれらを介し
て容易に障害を除去できる。
られたチャッカーを通過して遊技盤の背面側から排出さ
れる遊技球を回収する入賞球回収通路を収納枠の前面側
に配すると共に、少なくとも下縁部よりも下方において
は入賞球回収通路の前面を透明材とすることにより、入
賞球回収通路の内部を収納枠の前面側から視認可能とし
ている。このため、請求項1の構成による効果に加え
て、例えば皿扉を開くだけで入賞球回収通路の内部を見
ることができるので、この部分に玉詰まりなどがあった
場合には、機体全体を開かなくとも簡単に障害を発見で
きるし、請求項1記載の構成と同様に、透明材のつつき
穴やつつき溝などを介して容易に障害を除去できるとい
う効果も発揮する。
路に介装されて回収された遊技球を計数する入賞球計数
機構の遊技球通過域をほぼ透明材で形成している。した
がって、計数機構内で玉詰まりがあっても簡単に発見で
き、点検口から玉詰まりの解消や計数機構自体の点検、
修理も可能であり、請求項2の構成による効果を一層良
好としている。
部に設けられたアウト穴からのアウト球を回収するアウ
ト球回収通路を収納枠の前面側に配すると共に、少なく
とも下縁部よりも下方においてはアウト球回収通路の前
面を透明材とすることにより、アウト球回収通路の内部
を収納枠の前面側から視認可能としている。
載の構成による効果に加えて、例えば皿扉を開くだけで
アウト球回収通路の内部を見ることができるので、この
部分に玉詰まりなどがあった場合には、機体全体を開か
なくとも簡単に障害を発見し、つつき穴などからその障
害を除去できるという効果も発揮する。
部、入賞球回収通路およびアウト球回収通路が、透明材
を除いて収納枠に一体成形されている。したがって、透
明材を装着するだけで各通路を完成することができる。
このため、従来の裏機構板が削除できると共に、遊技球
通路の設置に要する工程、工数を削減できる。また、各
通路が一体成形された収納枠を外枠に組込み、これに遊
技盤を装着するので、遊技機の組立に要する工程、工数
を削減できる。
り発明の実施の形態を説明する。 [実施例]図1は本発明の遊技機としてのパチンコ機1
0の正面図であり、可変図柄表示装置12、可変図柄表
示装置12を始動させる始動入賞口14、大当たり時に
開放される大入賞口16、普通入賞口18、風車20、
アウト球を排出するためのアウト穴21等を有する周知
の遊技盤22を備えている。遊技盤22の前面側は、ほ
ぼ全体がプラスチック製のガラス枠24に保持される二
重の透明板26で覆われており、遊技盤22と透明板2
6との間に遊技領域28が形成されている。また、ガラ
ス枠24は、全体がプラスチック製の収納枠30に開閉
自在に装着されており、収納枠30の上部にはいわゆる
大当り状態が発生した際に点灯する大当りランプ32が
組み付けられている。また、収納枠30は、上辺34a
が木製で他の3辺がプラスチック製の外枠34にヒンジ
36、36を介して開閉自在に取り付けられており、錠
38を操作することにより、ヒンジ36、36を軸とし
て開閉可能である。
上皿40を有する皿扉42がヒンジ(図示略)を介して
開閉自在に装着されている。上皿40には、パチンコ機
10内部から排出される遊技球の出口となる上皿出口4
4が開口している。この皿扉42は、通常の使用時には
右裏側にてロックされて閉状態に保持され、併せてガラ
ス枠24によって上辺部分を押さえられ開放を防止され
ている。したがって、皿扉42を開くには、ガラス枠2
4を開放し、さらに右裏側のロックを解除する必要があ
る。
0の斜視図である図2に示すように、収納枠30には、
皿扉42(図2には示さない)の下方に下皿46を有す
る下皿部材48が固着されており、下皿46には、パチ
ンコ機10内部から排出される遊技球の出口となる下皿
出口50が開口している。
は、スライド板52が設けられており、スライド板52
をスライドさせて排出穴(図示略)を開放して遊技球を
排出できる。下皿部材48には複数の小孔からなるスピ
ーカ面54が設けられており、スピーカ面54の裏側に
は遊技状態に応じて音声を発するスピーカ136(図1
には示さない)が装着されている。
部材48には、上皿40から供給される遊技球を遊技領
域28に発射するための発射ソレノイド96(図1、図
2には示さない)を操作する発射ハンドル56が設置さ
れている。次に、収納枠30の構造について説明する。
納枠30の中央部には、ほぼ矩形の窓58が設けられて
おり、図2および図3に示すようにこの窓58の外周に
沿って内枠部60が設けられている。また、図2、図3
および図10に示すように、収納枠30の上辺に沿っ
て、収納枠30と一体成形された賞球タンク62が設け
られており、賞球タンク62には、図示しない島からの
遊技球供給路を介して賞球用の遊技球が供給される構造
である。さらに、図2ないし図6に示すように、収納枠
30には、図1に示されるガラス枠24および皿扉42
を収容、保持するための外枠部64が形成されている。
この外枠部64の下辺は中央へ向かう傾斜面66、68
で形成されており、両傾斜面66、68の中間には下皿
出口50(図1、図2、図6参照)に連通する下皿誘導
路70が設けられている。
60aには、かまぼこ状の突起72、72が設けられて
いる。また図示をしないが、左側縁部60aに対向して
いる右側縁部60bにも、突起72、72と同様の突起
が設けられている。図3ないし図7に示すように、窓5
8と左側縁部60aとの間には段差74が設けられ、図
4および図7に示すように、窓58と右側縁部60bと
の間には段差74と同様の段差76が設けられている。
辺58aの前面側には、下辺58aに対してほぼ直交す
る前壁78が設けられている。図3、図5および図7に
示すように、前壁78には、左側縁部60a側から右側
縁部60b側に向かって傾斜する第1傾斜部80および
第1傾斜部80とは逆に傾斜する第2傾斜部82が設け
られている。第1傾斜部80の下曲面80aと第2傾斜
部82との間には、遊技球が通過可能な集合通路84が
形成されており、この集合通路84の下方には、図7に
示されるように入賞球計数装置86を収容するための収
容室88が形成されている。
は、集合通路84側に開口する入口201を有する筒状
の上端部203および同様に筒状の下端部205を側壁
部207で連結した形状の球通路208を備えている。
また側壁部207の中央部には相対向する1組の開口2
09、211が設けられ、これらの開口209、211
にわたって近接スイッチ213が設置されている。また
球通路208内には、上端部203にて軸支された一対
の板部215、217、板部215、217の先端に設
けられた球受部219とからなる揺動部材221が設置
されている。この揺動部材221は、楔部材223を介
して接続されているソレノイド225によって駆動され
て、球通路208内で揺動可能である。楔部材223に
は、ソレノイド225を復帰させるためのばね227が
装着されている。
賞球計数装置86へ導かれた遊技球は、球通路208内
を落下して球受部219にて一旦停止される。ここで近
接スイッチ213はオンとなる。近接スイッチ213の
信号は、例えば主制御基板134に入力されて、賞球払
出装置120を稼動させる等、所定の制御操作に使用さ
れる。次に、ソレノイド225の作動によって揺動部材
221が矢印B方向に揺動させられると、遊技球は球受
部219と球通路208との間に形成される空隙を通過
して落下する。この際、次に続く遊技球があれば、この
遊技球は楔部材223によって落下を阻止される。さら
にソレノイド225の復帰に伴って楔部材223が後退
すると、この遊技球は落下して球受部219上で停止
し、上述のように近接スイッチ213が作動する。この
ようにして、入賞した遊技球は正確に1球づつ計数され
て排出される。
球計数装置86が配されている収容室88の下方には、
回収口89が開口しており、この回収口89は、島に設
置されている回収路(図示略)に接続される。このた
め、入賞球計数装置86で計数された遊技球は島へと回
収されることになる。
してレール取付部90となっており、図3および図5に
示すように、レール取付部90の一部は凹陥部92が設
けられている。図4および図5に示すように、レール取
付部90には発射レール94が取り付けられ、図5に示
すように、凹陥部92には、発射レール94の端部に載
置された遊技球を打撃するための発射ソレノイド96が
装着される。図4および図5に示すように、この発射ソ
レノイド96はカバーボックス98にて覆われる。
ように、レール取付部90と収容室88との間には、遊
技球が通過可能なアウト球排出路100が設けられてい
る。このアウト球排出路100には、図8に示されるよ
うに近接スイッチ102が設置されており、この近接ス
イッチ102の出力信号によりアウト球排出路100を
通過する遊技球を計数することができる。また、アウト
球排出路100の出口側は回収口89の上方に開口して
おり、アウト球排出路100を通過した遊技球は、回収
口89から回収路へと排出されることになる。
接スイッチ102をアウト球排出路100に設置してい
る。従来、アウト球をカウントするための近接スイッチ
等のセンサ類は、島に設置された回収路に設けられてい
たが、このパチンコ機10によれば、そのようなセンサ
類を回収路に設置する必要はなくなる。また、従来、こ
のようなセンサ類でアウト球を正確に検出するために、
島とパチンコ機との接続構造や回収路の構造、寸法など
に様々な制限を受けていたが、このパチンコ機10によ
れば、かかる制限を受けないので、回収路自体の構造お
よび島の構造等の自由度が向上すると共に、これらの構
造の簡素化が可能となる。
の上方には、アウト球排出路100とアウト球落下口1
40(図4、図5参照)とを接続する接続部材101
a、101bが仕切り板152と一体に成形されて配さ
れており、遊技盤22のアウト穴21からアウト球落下
口140へ流出した遊技球を上述のアウト球排出路10
0へと導くことができる。
ように、収容室88を挟んでアウト球排出路100と反
対側に、脚部104aと腕部104bとからなる倒立L
字状の分配室104が設けられている。この分配室10
4下方から側方にかけて、L字状の溝として回収口89
に接続された玉抜き通路106が設けられている。この
玉抜き通路106に連通する鉛直通路108が、内枠部
60の左側縁部60aに沿って設けられている。この鉛
直通路108は、分配室104とも連通しており、図6
および図8に示されるように、ダンパ110の切換操作
によって分配室104(図6参照)または玉抜き通路1
06(図8参照)に、択一的に接続される。
納枠30の左側縁部60aの外側を通過して前面側から
背面側に至る横断通路112に連通されている。図10
に示すように、この横断通路112は、収納枠30の背
面側に突出する入口114で開口している。
ンク62の下部には遊技球が流出可能な賞球流出口11
6が設けられており、賞球流出口116は、遊技球を整
列させながら流下させるプラスチック製の賞球誘導樋1
18を介して、賞球払出装置120に接続されている。
賞球払出装置120は、例えば特開平5−42248号
公報に記載されているように、ステッピングモータにて
駆動されるフライトスクリュの回転によって、遊技球を
賞球誘導樋118から導入した遊技球を入口114(図
11には示さない)に排出できる。
置する遊技盤22の背面側には、可変図柄表示装置12
の制御部12aが配されており、遊技盤22の下部に
は、大入賞口16他の入賞球を集合させるための入賞球
集合樋122が装着されている。
30には、交流24V電源に接続される電源基板12
4、電源基板124とフラットケーブル126を介して
接続された副制御基板128、副制御基板128とフラ
ットケーブル130を介して接続され制御部12aとフ
ラットケーブル132a、132bを介して接続されて
いる主制御基板134が装着されており、これらがパチ
ンコ機10の電気的な部品の制御を司っている。また、
図11に示すように、収納枠30の下部には、図1に示
されるスピーカ面54に対応する位置にスピーカ136
が装着されている。
と、図3、図4および図5に示すように、内枠部60の
左側縁部60aおよび右側縁部60bの下方には、一対
の爪板138a、138bが設けられており、これら爪
板138a、138b間には透明プラスチック製の下縁
部60cが横設されている。この下縁部60cは、左側
縁部60aおよび右側縁部60bと共に内枠部60を構
成している。このように構成される内枠部60は遊技盤
22の外周形状にほぼ整合する形状で、内枠部60内に
遊技盤22を収容、保持可能である。また、内枠部60
に収容された遊技盤22は、下縁部60cによって支承
され、左側縁部60aおよび右側縁部60bにより左右
方向の移動を規制され、爪板138a、138bによっ
て前方への移動を規制される。また、窓58と内枠部6
0との間に設けられている段差74、76により後方へ
の移動を規制される。したがって、遊技盤22は内枠部
60、爪板138a、138bおよび段差74、76に
よって、各方向への移動を規制され、所定の位置に保持
されることになる。なお、この際左側縁部60aに設け
られた突起72、72および右側縁部60bの突起は、
左側縁部60aおよび右側縁部60bと遊技盤22との
摩擦力を強めるべく作用することになる。
の下縁部60cの中央付近には、アウト球落下口140
が開口している。図4および図5に示すように、下縁部
60cは、下縁部60cの下方に垂下された透明プラス
チック製のカバー142と一体成形されており、カバー
142は収納枠30に着脱自在である。このカバー14
2には、長方形の上皿排出口144、屋根状で横向きお
よび下向きの開口146a、146b(図5参照)を備
える下皿排出路146および点検口148(図5参照)
が設けられており、点検口148には透明プラスチック
製の蓋150が開閉自在に装着されている。この点検口
150を開放すれば、入賞球計数装置86とその付近の
玉詰まりをつつき棒等で除去することができる。
には、段差74、76間にわたって、下縁部60cに対
してほぼ垂直に、仕切板152が装着されており、仕切
板152と前壁78との間に遊技球が通過可能な間隙1
54が形成されている。この間隙154内には、図11
に示される入賞球集合樋122の出口が配されており、
入賞球集合樋122にて集められた遊技球が間隙154
内に落下する構成である。
08の前面側は透明プラスチック製の通路カバー156
にて覆われており、鉛直通路108からの遊技球の流出
を防止している。図4、図5および図6に示すように、
分配室104はカバー142にて覆われているが、上皿
排出口144が分配室104の腕部104bに対応する
位置、下皿排出路146の横向き開口146aが分配室
104の脚部104aに対応する位置となっている。ま
た図6に示すように、皿扉42に設けられた受球部材1
60が上皿排出口144を貫通して腕部104b内に至
っている。この受球部材160は、底面と3側面を有し
て上部および1側面が開口する部材で、この開口された
側面側で上皿40の上皿出口44に連通している。
の横向き開口146aが接続されているが、図4および
図6に示すように、この下皿排出路146の下方に、収
納枠30の傾斜面66が位置している。以上のように、
賞球払出装置120から排出される遊技球を導くための
賞球排出通路180は、入口114を備える横断通路1
12−鉛直通路108−ダンパ110−分配室104に
て構成され、鉛直通路108は通路カバー156にてカ
バーされ分配室104は透明プラスチックのカバー14
2で覆われている。また、図示を省略しているが、鉛直
通路108から分配室104に至る部分に対応する通路
カバー156およびカバー142には、賞球排出通路1
80に沿って幅約2mmのつつき溝が設けられており、
このつつき溝を介して針金製などのつつき棒を賞球排出
通路180内に挿入できるので、賞球排出通路180に
玉詰まりがあっても、つつき棒等を使用して速やかに除
去できる。しかも、その作業がパチンコ機10の前面側
のみでできるので、きわめて簡単である。
6参照)により、賞球払出装置120から排出された遊
技球は、入口114から横断通路112を経て収納枠3
0の前面側に至り、鉛直通路108を落下し、ダンパ1
10を含む湾曲部分でほぼ水平方向に進路を曲げられ、
分配室104の腕部104b内に配された受球部材16
0内に放出される。さらに、遊技球は、受球部材160
から上皿出口44を経て上皿40に排出される。また、
上皿40に遊技球が多量に貯留されて受球部材160内
までが遊技球で満たされると、鉛直通路108を落下し
て分配室104内に放出された遊技球は、受球部材16
0を満たしている遊技球により受球部材160への進入
を阻まれるので、脚部104aへと落下する。
けられた入賞球集合樋122を経て収納枠30の前壁7
8と仕切板152との間隙154に落下した遊技球は、
図7に示されるように第1傾斜部80、第2傾斜部82
上を転動し、集合通路84から入賞球計数装置86へ落
下する。入賞球計数装置86へ落下した遊技球は、上述
のように計数されて1球ずつ排出される。排出された遊
技球は、回収口89から回収路へと排出される。
た遊技球は、図8に示されるようにアウト穴21→アウ
ト球落下口140→接続部材101a、101bからア
ウト球排出路100へ導かれ、近接スイッチ102によ
ってカウントされた後、回収口89から回収路へと排出
される。また、図示を省略しているが、アウト球落下口
140から回収口89に至る部分に対応するカバー14
2には、遊技球の通路に沿って幅約2mmのつつき溝が
設けられており、このつつき溝を介して針金製などのつ
つき棒を遊技球の通路内に挿入できるので、アウト球落
下口140から回収口89に至る通路に玉詰まりがあっ
ても、つつき棒等を使用して速やかに除去できる。しか
も、その作業がパチンコ機10の前面側のみでできるの
で、きわめて簡単である。
して、賞球タンク62に貯留されている遊技球を排出す
る場合には、図示しない玉抜スイッチをオンすると、ダ
ンパ110が図示しないソレノイドにて駆動されて図6
の状態から図8の状態に変位し、鉛直通路108と玉抜
き通路106とが連通される。併せて賞球払出装置12
0が稼動して賞球タンク62からの遊技球を排出する。
排出された遊技球は横断通路112、鉛直通路108か
ら玉抜き通路106を経て回収口89から回収路へ排出
される。また、図示を省略しているが、玉抜き通路10
6に対応するカバー142には、玉抜き通路106に沿
って幅約2mmのつつき溝が設けられており、このつつ
き溝を介して針金製などのつつき棒を玉抜き通路106
内に挿入できるので、玉抜き通路106に玉詰まりがあ
っても、つつき棒等を使用して速やかに除去できる。し
かも、その作業がパチンコ機10の前面側のみでできる
ので、きわめて簡単である。
は回収路へと排出するための通路が、賞球タンク62〜
横断通路112の部分を除いて、収納枠30の前面側に
配置されている。したがって、これらの通路106、1
08、100、101a、101b、分配室104、収
容室88、入賞球計数装置86等に例えば玉詰まり等の
何等かの障害があっても、その点検作業や復旧作業は収
納枠30の前面側で行うことが可能であり、従来のごと
く収納枠30の背面側を点検、復旧するためにパチンコ
機10全体を開く必要はない。
00、101a、101b、分配室104、収容室88
等の前面側が透明プラスチック製の部材で覆われてお
り、入賞球計数装置86の球通路208等も透明プラス
チック製である。したがって、これらの通路106、1
08、100、101a、101b、分配室104、収
容室88、入賞球計数装置86等に例えば玉詰まり等の
何等かの障害があっても、そのような箇所を視認により
速やかに発見でき、点検作業や復旧作業を迅速に行うこ
とができる。また、これらの通路106、108、10
0、101a、101b、分配室104に対応するカバ
ー142や通路カバー156に設けられたつつき溝を介
してつつき棒などを挿入可能であり、収容室88の内部
は点検口148を開放すればつつき棒等を挿入できるの
で、これらの通路106、108、100、101a、
101b、分配室104、収容室88、入賞球計数装置
86等に玉詰まりがあっても、つつき棒等を使用して速
やかに除去できる。しかも、その作業がパチンコ機10
の前面側のみでできるので、きわめて簡単である。
a、101b、分配室104、収容室88等が、溝状や
凹陥状にて収納枠30に一体成形されており、収納枠3
0に通路カバー156、カバー142を装着するだけで
これらの通路等を完成できる。このため、各通路10
6、108、100、101a、101b、分配室10
4、収容室88等の設置に要する工程、工数を削減でき
る。また、このように収納枠30に遊技球の通路等が一
体化されているので、パチンコ機10の組立に要する工
程、工数を削減できる。しかも、上述の説明および図示
にて明かなように、このパチンコ機10にては、従来の
裏機構板に相当する部材は必要とされないので、パチン
コ機10の部品製造、組立に要する工程、工数の削減効
果はきわめて大きい。
球払出装置120付近を除いては、パチンコ機10の背
面側に遊技球用の通路が配されていない。このため、パ
チンコ機10の背面側における制御基板などの部品配置
の自由度が向上している。また、遊技球用の通路がない
ので、このような通路を迂回して配線する必要もなく、
フラットケーブルによる配線を広範囲で採用できる。こ
のため、配線作業に要する工程、工数を削減できる。
明したが、本発明はこのような実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに
実施できることは言うまでもない。
技機によれば、賞球排出通路の内部を収納枠の前面側か
ら視認可能としているので、例えばガラス枠を開くだけ
で賞球排出通路の内部を見ることができる。したがっ
て、この部分に玉詰まりなどがあった場合には、機体全
体を開かなくとも簡単に障害を発見できると共に、例え
ば透明材につつき穴やつつき溝などを設けておけばこれ
らを介して容易に障害を除去できる。
収通路の内部を収納枠の前面側から視認可能としてい
る。このため、請求項1の構成による効果に加えて、例
えば皿扉を開くだけで入賞球回収通路の内部を見ること
ができるので、この部分に玉詰まりなどがあった場合に
は、機体全体を開かなくとも簡単に障害を発見できる
し、請求項1記載の構成と同様に、透明材のつつき穴や
つつき溝などを介して容易に障害を除去できるという効
果も発揮する。
収通路に介装されて回収された遊技球を計数する入賞球
計数機構の遊技球通過域をほぼ透明材で形成している。
したがって、計数機構内で玉詰まりがあっても簡単に発
見でき、簡単に発見でき、点検口から玉詰まりの解消や
計数機構自体の点検、修理も可能であり、請求項2の構
成による効果を一層良好としている。
回収通路の内部を収納枠の前面側から視認可能としてい
る。このため、請求項1ないし3のいずれか記載の構成
による効果に加えて、例えば皿扉を開くだけでアウト球
回収通路の内部を見ることができるので、この部分に玉
詰まりなどがあった場合には、機体全体を開かなくとも
簡単に障害を発見し、つつき穴などからその障害を除去
できるという効果も発揮する。
機構板が除去できると共に、遊技球通路の設置に要する
工程、工数を削減できる。また、遊技機の組立に要する
工程、工数を削減できる。
略斜視図である。
視図である。
斜視図である。
の説明図である。
路の説明図である。
よびアウト球の回収経路の説明図である。
装置付近の拡大説明図である。
側に装着される部品を説明する分解斜視図である。
穴、22・・・遊技盤、24・・・ガラス枠、26・・
・透明板、28・・・遊技領域、30・・・収納枠、3
4・・・外枠、40・・・上皿、42・・・皿扉、44
・・・上皿出口、46・・・下皿、48・・・下皿部
材、50・・・下皿出口、58・・・窓、60・・・内
枠部、60a・・・左側縁部(側縁部)、60b・・・
右側縁部(側縁部)、60c・・・下縁部、62・・・
賞球タンク、70・・・下皿誘導路、78・・・前壁
(入賞球回収通路)、80・・・第1傾斜部(入賞球回
収通路)、82・・・第2傾斜部(入賞球回収通路)、
84・・・集合通路(入賞球回収通路)、86・・・入
賞球計数装置(入賞球計数機構)、88・・・収容室
(入賞球回収通路)、89・・・回収口、100・・・
アウト球排出路(アウト球回収通路)、101a、10
1b・・・接続部材(アウト球回収通路)、102・・
・近接スイッチ、104・・・分配室(賞球排出通
路)、104a・・・脚部(賞球排出通路)、104b
・・・腕部(賞球排出通路)、106・・・玉抜き通
路、108・・・鉛直通路(賞球排出通路、誘導部)、
110・・・ダンパ(賞球排出通路)、112・・・横
断通路(賞球排出通路、横断部)、114・・・入口
(賞球排出通路)、116・・・賞球流出口、118・
・・賞球誘導樋、120・・・賞球払出装置(賞球払出
装置)、122・・・入賞球集合樋、140・・・アウ
ト球落下口、142・・・カバー(透明材)、144・
・・上皿排出口、146・・・下皿排出路、152・・
・仕切板(透明材)、154・・・間隙(入賞球回収通
路)、156・・・通路カバー(透明材)、160・・
・受球部材、180・・・賞球排出通路、208・・・
球通路(遊技球通過域、透明材)。
Claims (5)
- 【請求項1】 遊技盤を支承する下縁部と該遊技盤の側
面に接触ないし接近して該遊技盤の左右方向の移動を規
制する側縁部とを有して前記下縁部および側縁部を含む
内枠部の内側に前記遊技盤を収納する収納枠と、該収納
枠の前面に開閉自在に装着されて前記遊技盤を覆う透明
板を保持するガラス枠と、遊技球を貯留する上皿を有し
前記ガラス枠の下方にて前記収納枠に対して開閉自在な
皿扉と、前記収納枠の背面側に装着されて前記遊技盤の
前面側に形成される遊技領域に放出された遊技球の挙動
により入賞が成立した際に設定数の遊技球を賞球として
排出する賞球払出装置と、該賞球払出装置と前記上皿と
を接続する賞球排出通路とを備える遊技機において、 前記賞球排出通路に、 前記側縁部の外側に配されて前記賞球払出装置から排出
された賞球を前記収納枠の背面側から前面側へ導く横断
部と、 該横断部に接続され、前記側縁部に沿って下降し且つ前
面側を透明材で形成された誘導部とを設けたことによ
り、 前記賞球排出通路の内部を前記収納枠の前面側から視認
可能としたことを特徴とする遊技機。 - 【請求項2】 前記遊技盤に設けられたチャッカーを通
過して前記遊技盤の背面側から排出される遊技球を回収
する入賞球回収通路を前記収納枠の前面側に配すると共
に、少なくとも前記下縁部よりも下方においては前記入
賞球回収通路の前面を透明材とすることにより、 前記入賞球回収通路の内部を前記収納枠の前面側から視
認可能としたことを特徴とする請求項1記載の遊技機。 - 【請求項3】 前記入賞球回収通路に介装されて前記回
収された遊技球を計数する入賞球計数機構の遊技球通過
域をほぼ透明材で形成したことを特徴とする請求項2記
載の遊技機。 - 【請求項4】 前記遊技盤の下端部に設けられたアウト
穴からのアウト球を回収するアウト球回収通路を前記収
納枠の前面側に配すると共に、少なくとも前記下縁部よ
りも下方においては前記アウト球回収通路の前面を透明
材とすることにより、 前記アウト球回収通路の内部を前記収納枠の前面側から
視認可能としたことを特徴とする請求項1ないし3のい
ずれか記載の遊技機。 - 【請求項5】 前記横断部、誘導部、入賞球回収通路お
よびアウト球回収通路が、前記透明材を除いて前記収納
枠の前面側に一体成形されていることを特徴とする請求
項1ないし4のいずれか記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000285570A JP3787488B2 (ja) | 2000-09-20 | 2000-09-20 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000285570A JP3787488B2 (ja) | 2000-09-20 | 2000-09-20 | 遊技機 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP18752294A Division JP3654663B2 (ja) | 1994-08-09 | 1994-08-09 | 遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001062112A true JP2001062112A (ja) | 2001-03-13 |
JP3787488B2 JP3787488B2 (ja) | 2006-06-21 |
Family
ID=18769618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2000285570A Expired - Lifetime JP3787488B2 (ja) | 2000-09-20 | 2000-09-20 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005237439A (ja) * | 2004-02-24 | 2005-09-08 | Toyomaru Industry Co Ltd | 遊技機 |
JP2006043290A (ja) * | 2004-08-06 | 2006-02-16 | Adachi Light Co Ltd | パチンコ遊技機 |
JP2018158020A (ja) * | 2017-03-23 | 2018-10-11 | 株式会社平和 | 遊技機 |
-
2000
- 2000-09-20 JP JP2000285570A patent/JP3787488B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2005237439A (ja) * | 2004-02-24 | 2005-09-08 | Toyomaru Industry Co Ltd | 遊技機 |
JP4639604B2 (ja) * | 2004-02-24 | 2011-02-23 | 豊丸産業株式会社 | 遊技機 |
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JP4675595B2 (ja) * | 2004-08-06 | 2011-04-27 | 株式会社足立ライト工業所 | パチンコ遊技機 |
JP2018158020A (ja) * | 2017-03-23 | 2018-10-11 | 株式会社平和 | 遊技機 |
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JP3787488B2 (ja) | 2006-06-21 |
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