JP4589260B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ店等の遊技場に設置して使用されるスロットマシン等の遊技機に関するものである。
本明細書中では遊技機の1つとしてパチスロ機などのスロットマシンを例に挙げて説明しているため、遊技を行うための遊技媒体としてメダルを用いて説明するが、遊技媒体としてはパチンコ球など他の媒体も含む。
パチンコ店などの遊技場に設置して使用されるスロットマシンはパチスロ機と称され、メダルに一定の価値が与えられて、遊技を行って獲得したメダルを種々の景品に交換することができる。このスロットマシンは、前面が開口された収納箱と、この収納箱の前面を覆うように設けられた前面扉とからなる筐体の内部に、複数の図柄が外周面に配列されたリールや、入賞の際にメダルの払い出しを行うホッパー装置等や、これら装置を駆動制御する制御回路基板などが収納された構成からなる。
上述したように、ホッパー装置は遊技を行って入賞を得た場合にメダルを払い出す装置である。このホッパー装置は、入賞の際に払い出すメダルを貯留する貯留部が設けられている。この貯留部には、遊技において入賞が得られた場合にメダルの払い出しが行われるようにメダルが貯留されている。なお、遊技が開始されると、メダル投入口から直接投入されたメダルが貯留部に送り込まれるので、ホッパー装置の貯留部には、ある程度のメダルが貯留された状態で保持されている。
このようなホッパー装置が組み込まれたスロットマシンで遊技が行われた場合に、通常の遊技が行われる通常モードよりも入賞が得やすくなるBBモードやRBモードに移行しない場合には、ホッパー装置の貯留部には、メダル投入口から投入されるメダルによって満杯(所謂、オーバーフローとなる)ことがある。この状態で遊技が継続されると、メダル投入口から投入されるメダルが貯留箱に入りきらずに、貯留部の上部からスロットマシンの内部に溢れてしまうことになる。このような状態は、スロットマシンの故障等の原因となりやすいため、ホッパー装置の貯留部の側面にはオーバーフロー用の排出口が設けられており、このオーバーフロー用の排出口からメダルを排出させることで、ホッパー装置の貯留部が貯留されるメダルで満杯にならないようにしている。
オーバーフロー用の排出口から排出されるメダルは、排出口の下方に配置されたキャッシュボックス(補助受容箱)と呼ばれるオーバーフロー用の補助箱に受容されるようになっている。キャッシュボックスにおけるメダルの受容量は予め決まっているため、オーバーフロー用の排出口からメダルが排出される状態が継続されると、キャッシュボックスにもメダルが満杯となるまで貯留されることになり、結果的にスロットマシンの内部にメダルが溢れてしまう。このため、現行のスロットマシンには、例えばキャッシュボックス内に受容されるメダルの受容量が一定以上になった場合に、エラー処理が実行されるものが提供されている(特許文献1等)。このエラー処理が実行された場合には、遊技場の店員は前面扉を開け、キャッシュボックスに受容されたメダルを回収する作業を行うことになる。
特開2002−35214号公報
しかしながら、このようにキャッシュボックスに受容されたメダルを回収する場合、スロットマシンの前面に設けられた前面扉を開放するため、そのスロットマシンで遊技を行っている遊技者は、一旦スロットマシンに対応して設けられた椅子から立ち上がり、島設備と島設備との間に設けられた通路に移動してもらう必要がある。また、遊技場の店員は、前面扉を開放した後にキャッシュボックスに受容されたメダルを専用の回収箱に移し替える作業を行うため、メダル回収に伴う作業に手間が掛かり、面倒であるという欠点がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、キャッシュボックスに受容されたメダルを容易に回収することができるようにした遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の遊技機は、遊技媒体を貯留する貯留部を備えたホッパー装置と、前記貯留部に貯留された遊技媒体が一定量以上となる場合に、前記貯留部からの遊技媒体が送り込まれる補助受容箱と、前記ホッパー装置及び前記補助受容箱が収納され筐体と、を備えた遊技機において、前記筐体は、前記補助受容箱を引き出す際に該筐体の下端縁を中心軸にして回動される回収用扉を有し、前記補助受容箱は、該補助受容箱の前面に設けられた排出口と、前記排出口を被覆するシャッタと、前記シャッタを前記排出口を被覆する方向に付勢する付勢手段とを備え、前記補助受容箱を引き出したときに、前記シャッタと補助受容箱との相対位置を変化させることで、前記排出口を開放する開放機構を備えたことを特徴とする。
また、前記シャッタは、前記補助受容箱の前面から下面に亘って設けられており、前記開放機構は、前記補助受容箱の下面に設けられた前記シャッタの端縁部に設けられ、前記補助受容箱の下面から突出する突出片と、前記回収用扉の背面に設けられ、前記補助受容箱を引き出したときに、前記突出片と当接する移動防止片とから構成されることを特徴とする。
また、前記補助受容箱は、その下面から突出して該補助受容箱を支持する支持片を複数備えており、前記支持片は、前記補助受容箱の下面に対する支持片の突出量が前記突出片の突出量よりも長くなるように設けられていることを特徴とする。
また、前記回収扉の背面には、前記排出口から排出される遊技媒体の落下を補助する傾斜面が設けられていることを特徴とする。
本発明の遊技機によれば、遊技媒体を貯留する貯留部を備えたホッパー装置と、前記貯留部に貯留された遊技媒体が一定量以上となる場合に、前記貯留部からの遊技媒体が送り込まれる補助受容箱と、前記ホッパー装置及び前記補助受容箱が収納され筐体と、を備えた遊技機において、前記筐体は、前記補助受容箱を引き出す際に該筐体の下端縁を中心軸にして回動される回収用扉を有し、前記補助受容箱は、該補助受容箱の前面に設けられた排出口と、前記排出口を被覆するシャッタと、前記シャッタを前記排出口を被覆する方向に付勢する付勢手段とを備え、前記補助受容箱を引き出したときに、前記シャッタと補助受容箱との相対位置を変化させることで、前記排出口を開放する開放機構を備えたから、回収用扉を開け補助受容箱を引き出すと、補助受容箱の排出口が開放され、補助受容箱に受容された遊技媒体が、開放された排出口を介して遊技場の床面に置かれた回収箱へと落下することになる。これにより、従来ではメダル等の遊技媒体で満杯で重い補助受容箱を引き出した後に、専用の回収箱に遊技媒体を移し替える作業を行っていたが、本発明では、遊技媒体を移し替える作業を行う手間が省け、遊技媒体の回収作業を容易に行うことができる。また、補助受容箱を引き出さないときには、排出口がシャッタによって被覆されるので、確実にホッパー装置から排出される遊技媒体を貯留することができる。
また、前記シャッタは、前記補助受容箱の前面から下面に亘って設けられており、前記開放機構は、前記補助受容箱の下面に設けられた前記シャッタの端縁部に設けられ、前記補助受容箱の下面から突出する突出片と、前記回収用扉の背面に設けられ、前記補助受容箱を引き出したときに、前記突出片と当接する移動防止片とから構成されるから、補助受容箱を引き出すだけで排出口が自動的に開くことになる。これにより、受容される遊技媒体を移し替える作業が自動的に行われるので、遊技場の店員の作業の手間を省くことができる。
また、前記補助受容箱は、その下面から突出して該補助受容箱を支持する支持片を複数備えており、前記支持片は、前記補助受容箱の下面に対する支持片の突出量が前記突出片の突出量よりも長くなるように設けられているから、例えば支持片が無い場合には補助受容箱の引き出し作業をスムーズに行わせるために補助受容箱の下面から突出した突出片に合わせて筐体の内壁面を形成する、つまり、突出片が挿入される溝部を設ける必要があるが、補助受容皿の下面に支持片を設けることで、補助受容箱の引き出し作業をスムーズに行わせることができるとともに、筐体の内壁面の形状を補助受容皿に合わせて構成する必要がなくなる。
また、前記回収扉の背面には、前記排出口から排出される遊技媒体の落下を補助する傾斜面が設けられているから、排出口から排出される遊技媒体が例えば開いている回収扉の上面に載置されることなく、遊技場の床面に載置した回収箱に遊技媒体を落とし込むことができる。
図1に示すように、スロットマシン10は、収納箱11と、この収納箱11の前面に設けられた前面扉12とからなる筐体13の内部に、後述する第1リール25,第2リール26,第3リール27,ホッパー装置(図3参照)や電源装置(図3参照)等が配設された構成となっている。前面扉12は、上部扉14と下部扉15との2枚の扉から構成される。上部扉14には、その中央に装飾パネル20が設けられ、この装飾パネル20の略中央に表示窓21が設けられている。この表示窓21の奥には第1リール25,第2リール26,第3リール27が配設されている。周知のように、第1リール25、第2リール26、第3リール27の外周面には、例えば複数種類の図柄が複数個配列される。第1リール25,第2リール26,第3リール27がそれぞれ停止すると、第1リール25,第2リール26,第3リール27に配列された図柄が、1リール当たり3個、表示窓21を介して表示される。これにより、表示窓21を通して表示される図柄は計9個となり、第1リール25、第2リール26、第3リール27の図柄を1個ずつ組み合わせた直線状の入賞ラインが横3本斜め2本の計5本が設定される。
表示窓21の下方には、表示装置28が設けられている。この表示装置28は、例えば通常モードの遊技よりも、入賞が得やすくなるBB(ビックボーナス)モードや、RB(レギュラーボーナス)モードにおける遊技数の表示を行う他に、エラーが発生した場合にエラー表示などが行われる。
下部扉15の上部には、操作パネル35が設けられている。この操作パネル35には、遊技の開始時に操作されているMAXベットボタン36が設けられている。MAXベットボタン36は、クレジットされたメダルのうち、使用枚数である3枚のメダルを投入する際に押圧操作される。なお、投入されたメダルとは、メダル投入口43から直接メダルを投入するほかに、クレジットされたメダルを含む。
操作パネル35には、ペイアウトボタン37、スタートレバー38、第1ストップボタン40、第2ストップボタン41、第3ストップボタン42などが設けられている。ペイアウトボタン37は、クレジットされたメダルを払い出す際に押圧操作されるボタンである。スタートレバー38は、遊技を実行する際に操作される。
第1ストップボタン40は、回転する第1リール25を停止させる際に押圧操作されるボタンである。同様にして、第2ストップボタン41、第3ストップボタン42は、回転する第2リール26、第3リール27をそれぞれ停止させる際に押圧操作されるボタンである。
下部扉15であって、操作パネル35の側部には、遊技を行う際にメダルを投入するためのメダル投入口43が設けられている。メダル投入口43の奥にはセレクタ(図示せず)が組み込まれ、不適正なメダルはメダル払出口44を介してメダル受け皿45に排出される。また、セレクタは、例えば遊技の途中や各種の操作ボタンが押されたままの状態で投入された等の不適切なタイミングでメダルの投入が行われたときに、投入されたメダルをメダル受け皿45に排出する。なお、遊技の開始に先立って投入できるメダルの枚数は1〜3枚に限られているため、クレジット機能を用いていないときには、投入された1〜3枚目までのメダルは、自動的に投入され、4枚目以降に投入されたメダルはメダル受け皿45に排出される。
一方、クレジット機能がオン状態のときには4枚目以降に投入されたメダルは、セレクタに設けられたメダルセンサ(図示省略)で検知された後、例えば50枚を限度にスロットマシン10の内部に貯留される。なお、メダルがクレジットされているときに、メダル投入口43からメダルを投入した場合には、投入された1〜3枚目までのメダルが自動的に投入され、4枚目以降に投入されたメダルがクレジットされる。なお、クレジットされたメダルがある場合には、前述したMAXベットボタン36の操作によりメダルの投入操作が行われ、その投入枚数がクレジット枚数から逐次に減算される。また、遊技の結果、入賞が得られたときには配当となるメダルもクレジットされ、ペイアウトボタン37を操作したときにクレジットされているメダルがメダル受け皿45に払い出される。
下部扉15であって、操作パネル35とメダル受け皿45との間には、スロットマシン10のイメージとなる図柄や文字等のデザインが施された装飾パネル50が設けられている。この装飾パネル50とメダル受け皿45との側部となる箇所には開口51が設けられている(図2参照)。この開口51は、後述するキャッシュボックス(補助受容箱)を引き出す際にキャッシュボックスが挿通される引き出し口(以下、引き出し口51)となる。この引き出し口51は回収扉55によって被覆されている。
図1及び図2に示すように、回収扉(回収用扉)55は、キャッシュボックスに受容されたメダルを回収する際に回動される。この回収扉55は、略直方体形状から構成され、その前面55aがスロットマシン10の外観の一部となる意匠面(以下、意匠面55a)となる。この意匠面55aの上部には、回収扉55を回動させる際に掴まれる把手部60を備えている。また、回収扉55の側面55bであって、その上部には、この回収扉55を下部扉15に施錠する施錠装置61の鍵穴62が露呈されている。なお、施錠装置61の構成は省略するが、回収扉55が取り出し口51を被覆している状態で施錠された場合に、その状態を保持できればよいものとする。なお、以下では、回収扉55が引き出し口51を被覆した状態を閉じ状態として説明する。
この回収扉55の意匠面55aとは反対側となる背面(裏面)55cであって、該背面55cの長手方向の図2中右側端縁部には移動防止片65が設けられている。この移動防止片65は方形状から構成されており、その長手方向が回収扉55の幅方向と一致するように回収扉55の背面55cに設けられている。この移動防止片65は、キャッシュボックスを引き出したときに、キャッシュボックス79の下面79aから突出する突出片112が当接される。なお、この移動防止片65の長手方向の長さAは、後述するキャッシュボックスの支持片93と支持片94の間隔、或いは支持片95と支持片96との間隔(図4に示すB)よりも短くなるように設けられている。
この回収扉55の背面55cであって、背面55cの長手方向の図2中左側端縁部には、背面55cの長手方向の略中央から、図2中左側縁部に向けて下り傾斜する傾斜面66aを備えた突片66が設けられている。この突片66は、キャッシュボックス79が引き出されたときに排出口92が開放されたときに、排出口92から排出されるメダルを滑らせ、遊技場の床面に置かれる回収箱に向けて落下させるために設けられている。なお、図示は省略しているが、この傾斜面の長手方向の両端部に、メダルが確実に傾斜面を滑り落ちるように、ガイド片を設けることも可能である。
この回収扉55は、ヒンジ70を介して下部扉29に組み付けられている。ヒンジ70は、パネル71,72を備えている。これらパネル71,72は、その短手方向の一端に、且つ長手方向に沿って筒部71a,72aが複数同一間隔を空けて設けられており、パネル72に設けられる筒部72aがパネル71に設けられた筒部71aと筒部71aとの間に挿入された状態で、このヒンジ70の回動軸となるピン73が各パネルの筒部に挿入される。なお、これらパネル71,72のうち、パネル71は、回収扉55の下面55dに組み付けられ、パネル72は取り出し口52の内壁面52aに組み付けられる。このようにヒンジ70が組み付けられることで、回収扉55は、ヒンジ70のピン73を回動軸として、つまり回収扉55の下端縁を中心にして回動する。
図1及び図2においては図の煩雑さを解消するために図示は省略しているが、回収扉55の下面55dにはストッパ126が設けられており、回収扉55が90°回動したときにストッパ126が収納箱11の下面に当接され回収扉55の回動が停止される(図7参照)。ストッパ126によって回収扉55が90°回動された状態で停止されると、回収扉55の背面55cと、収納箱11の内壁面11cとが略同一平面となる(図7参照)。なお、本実施形態では、ストッパ126を用いて回収扉55の回動を停止させているが、この他に、例えばリンク機構などを用いて回収扉55が90°回動したときに、その回動を停止させるようにすることも可能である。
図3に示すように、収納箱11は、前面が開口された箱形状から構成されている。この収納箱11の内部は、仕切り板75によって、上部収納部11aと下部収納部11bとに仕切られている。この上部収納部11aには、第1リール25、第2リール26、第3リール27を備えたリールユニット76が込み込まれる。一方、下部収納部11aには、電源装置77、ホッパー装置78、キャッシュボックス79などが収納される。電源装置77は、スロットマシン10に給電を行う装置である。この電源装置77の前面には、主電源となる電源スイッチ80の他に、キーシリンダ81、設定変更ボタン82、選択スイッチ83などが設けられている。なお、これらについては周知であるから、ここではその説明を省略する。
この電源装置77の下方には、ホッパー装置78が組み込まれる。このホッパー装置78は、上部にメダルを貯留する貯留部85を備えている。この貯留部85には、メダル投入口43から投入されたメダルのうち、正規のメダルと判定されたメダルが送り込まれる。この貯留部85の側面85aには、貯留部85に貯留されたメダルが一定量となる場合に、キャッシュボックス79に向けてメダルを排出する排出口86が設けられている。この排出口86を設けることで、貯留部85がメダルで満杯になることが防止される。なお、このホッパー装置78は、スロットマシン10における遊技において入賞を得た場合に駆動し、貯留部85に貯留されたメダルのうち最下層にあるメダルをホッパー装置78の前面に設けられた払い出し口87から払い出す。この払い出し口87から払い出されたメダルは、下部扉15に設けられたメダル払出口44からメダル受け皿45に払い出される。
キャッシュボックス79は、排出口86から排出されたメダルを受容するために設けられている。図4に示すように、キャッシュボックス79は、上面が開口された箱形状から構成されている。この内部の空間90が、貯留部85の側面に設けられた排出口86から排出されるメダルが受容される受容部(以下、受容部90)となる。この受容部90の底面90aは、キャッシュボックス79の前面79aに向けて下り傾斜する傾斜面から構成される。
このキャッシュボックス79の前面79aの上部には、キャッシュボックス79を引き出す際に、手によって掴まれる把手部91を備えている。また、キャッシュボックス79の前面79aであって、把手部91の下部には、排出口92が設けられている。この排出口92は、キャッシュボックス79に受容されたメダルを回収する際に、メダルが排出される箇所である。この排出口92は、通常、後述するシャッタ110によって遮蔽されており、キャッシュボックス79が引き出し口51から引き出されたときに開放される。
また、キャッシュボックス79の下面79bであって、その四隅には、キャッシュボックス79を支持する支持片93,94,95,96が設けられている。これら支持片93,94,95,96は、キャッシュボックス79の引き出し、或いは押し込みがスムーズに行うために設けられている。なお、このキャッシュボックス79の下面79bに設けられる支持片を四隅に設けた実施形態としているが、これに限定する必要はなく、例えば下面79bの長手方向に延びる支持片を2個、下面の短手方向の両端縁に配置することも可能である。
このキャッシュボックス79は、その前面79aから下面79bに沿って略L字状の移動通路97を備えている。この移動通路97は後述するシャッタ110が移動する通路である。この移動通路97の幅Cは、排出口92の幅Dよりも広く形成されている。これにより、シャッタ110により排出口92が遮蔽されている場合に、受容部90に受容されるメダルの重みによって排出口92の側部に位置するシャッタ110が、移動通路97から外れることが防止される。
このキャッシュボックス79の下面79aの略中央には、カバー収納部100、シャッタ挿入部101、及びバネ収納部102,103が、下面79aから受容部90の底面90aに向けて、カバー収納部100、シャッタ挿入部101及びバネ収納部102,103の順で設けられている。カバー収納部100は、キャッシュボックス79の下面79aを正面から見たときに、略T字状から構成されている。このカバー収納部100の底面100aには、シャッタ収納部101、バネ収納部102,103に沿って、ネジ125が螺合されるネジ穴105が設けられている。
シャッタ挿入部101は、後述するシャッタを移動通路に挿入させる空間である。このシャッタ挿入部101は、その上部がカバー収納部100と連通しており、また、その側部が移動通路97の端部と連通している。バネ収納部102,103は、シャッタ挿入部101の側部に連通し、移動通路とは反対方向に延びる溝から構成されている。これらバネ収納部102,103は、後述するコイルバネ115,116の一端部がそれぞれ収納される。なお、これらバネ収納部102,103は、一定の間隔を空けて設けられている。
シャッタ110は、シャッタ本体111と、突出片112とから構成される。シャッタ本体111は、例えば金属等の平板など、可撓性を有する部材から構成される。このように可撓性を有する部材を用いることで、移動通路97がL字状から構成されている場合であっても、シャッタ110の移動をスムーズに行うことができる。なお、シャッタ本体111は、可撓性を有する部材から構成する他に、例えば長尺状に形成された樹脂板や金属板の短手方向の両端部に、かつ長手方向に沿って溝加工を施し、これら樹脂板や金属板をヒンジにより連結した、所謂スラット式から構成してもよい。
突出片112は、シャッタ本体111の上面であって、図5中右側の端縁部に設けられている。この突出片112は、カバー120に設けられた開口121に挿通された状態でキャッシュボックス79に組み込まれる。これにより、突出片112がキャッシュボックス79の下面79aから突出する。この突出片112は、キャッシュボックス79が引き出されたときに、回収扉55の背面55cに設けられた移動防止片65に当接することで、引き出されるキャッシュボックス79に対するシャッタ110の位置を相対的に変化させて、排出口92を開放する。これにより、突出片112と、移動防止片65とによって本実施形態の開放機構125が形成される。
コイルバネ115は、その一端部がバネ収納部102に収納される。このコイルバネ115の一端はバネ収納部102の後端面102aに、その他端はシャッタ本体111の後端面111aにそれぞれ当接された状態で保持される。また、同様にして、コイルバネ116は、その一端部がバネ収納部103に収納される。このコイルバネ116の一端はバネ収納部103の側面103aに、その他端はシャッタ本体111の後端面111aにそれぞれ当接された状態で保持される。これらコイルバネ115,116によって、シャッタ110が排出口92を遮蔽する方向に向けて付勢され、シャッタ本体111の先端面111bが移動通路97の前面側の端面97aに当接された状態で保持される、つまりシャッタ110により排出口92が遮蔽される。
カバー120は、略T字形状から形成された平板から構成される。このカバー120の略中央には、開口121が設けられている。この開口121には、上述したシャッタ110の突出片112が挿通される。このカバー120は、カバー収納部98に収納されることで、シャッタ挿入部100、バネ収納部103,104を被覆する。このカバー120の周縁部に沿って、ネジ125が挿通される挿通孔122が設けられている。
次に、このようにして構成されるスロットマシン10において、キャッシュボックス79に受容されたメダルを回収する手順について図6〜図9を用いて説明する。例えばスロットマシン10のキャッシュボックス79が受容されたメダルで満杯となると、図示しないオーバーフローセンサによりオーバーフローであることが検知され、スロットマシン10がエラー状態となり、遊技の実行が中断される。これにより、遊技者は遊技場の店員を呼んで、エラー状態を解除してもらう。この場合、遊技場の店員は、回収扉55の側面55bに露呈された鍵穴2に専用の鍵を差し込んで、施錠装置61を解錠する。施錠装置61を解錠した後、遊技場の店員は、回収扉55の前面に設けられた把手部60を掴んで手前に引っ張る。回収扉55は、その下面55dにヒンジ70のパネル71が組み付けられていることから、回収扉55はヒンジ70のピン73を中心にして、つまり回収扉55の下端縁を中心にして、図6中P方向に回動する。これにより、引き出し口51が露呈される。図7に示すように、回収扉55を図6中P方向に90°回動させると、回収扉55の下面55dに設けられたストッパ126が収納箱11の下面に当接されることで回収扉55の回動が停止される。このとき、回収扉55の背面55bと、収納箱11の内壁面11cとは同一平面上となる。
回収扉55を図6中P方向に回動させた後、遊技場の店員は、引き出し口51に手を挿入し、キャッシュボックス79の把手部91を掴んで、キャッシュボックス79を図7中Q方向に引き出す。このとき、回収扉50の背面55c、引き出し口51の壁面51a、収納箱11の内壁面11cが略同一平面上となることから、キャッシュボックス79は引っ掛かることなく、引き出し口51から回収扉55の背面55cまで引き出すことができる。
このキャッシュボックス79を引き出す過程で、キャッシュボックス79の下面79aから突出するシャッタ110の突出片112が、回収扉55の背面55bから突出する移動防止片65に当接する。この当接の後、キャッシュボックス79はさらに図8中Q方向に引き出されるので、移動防止片65に当接される突出片112の移動が防止される。つまり、移動するキャッシュボックス79と突出片112の相対位置が変化し、引き出されるキャッシュボックス79に対して、シャッタ110が図8中R方向に移動していることになる。これにより、キャッシュボックス79が引き出されることで、キャッシュボックス79とシャッタ110との相対位置が変化していき、排出口118が上方から開放されていく。そして、シャッタ本体111の後端面111aが、シャッタ挿入部101の側面101a,101b,101cに当接されるとシャッタ110の移動が停止される。これに合わせて、キャッシュボックス79の移動が停止される。このとき、排出口92が完全に開放される。
排出口92が完全に解放されることによって、受容部90に受容されたメダルのうち、排出口92近傍に受容されているメダル130が排出口92から排出されていく。この排出口92から排出されるメダル92は、突片66に設けられた傾斜面66aを滑り落ちた後、遊技場の床面に載置された回収箱に向けて落下していく。このように、回収扉55に傾斜面66aを備えることで、回収扉55に排出されたメダルが載置されることを防止することができる。なお、受容部90の底面90aは排出口92に向けて下り傾斜する傾斜面から構成されているから、キャッシュボックス79に受容されたメダルは、排出口92に向けて順に滑り落ちていく。
そして、キャッシュボックス79の受容部90に受容された全てのメダル130が排出口92から排出された後、遊技場の店員は、キャッシュボックス79を収納箱11の内部に(図9中S方向に)押し込む。
キャッシュボックス79を引き出し口51から収納箱11の内部へと押し込む際に、キャッシュボックス79とシャッタ110との相対位置が変化する。つまり、コイルバネ115,116の一端はシャッタ本体111の後端面111aに当接されており、その他端はバネ収納部102,103の側面102a,103aにそれぞれ当接されている。これにより、コイルバネ115,116はシャッタ110を排出口92を遮蔽する方向に(図12中T方向に)付勢している。これにより、キャッシュボックス79が図12中S方向に押し込まれると、コイルバネ115,116の図12中T方向への付勢力によって、突出片112が移動防止片65と当接されている状態が維持され続ける。つまり、押し込まれるキャッシュボックス79を基準にすると、シャッタ110が、図12中T方向へ移動していることになる。このようにシャッタ110とキャッシュボックス79の相対位置が変化することで、シャッタ110が移動通路97の内部を、排出口92を遮蔽する位置に向けて移動する。そして、シャッタ本体111の先端面111bが移動通路97の端面97aに当接されるまで、シャッタ110が移動すると、排出口92がシャッタ110により遮蔽される。
この状態で、キャッシュボックス79が引き出し口51を介して収納箱11に収納される。その後、遊技場の店員は回収扉55を図7中U方向に、つまり回収扉55を閉じ位置へと回動させる。これにより、引き出し口51が回収扉55によって遮蔽される。この状態で施錠装置61による施錠を行い、回収扉55を閉じ状態で保持する。そして、下部扉15の解錠を行う鍵穴に解錠キーを差し込んで、解錠を行う方向とは逆に解錠キーを回転させることでリセット処理が行われ、エラー状態が解除される。このように、回収扉55を回動させた後に、キャッシュボックス79を引き出すだけで、キャッシュボックス79に受容されたメダルを回収することができるので、メダルの回収作業を容易にすることができる。また、回収扉55がスロットマシン10の下部扉15の図1中右側下部に設けられることで、メダルの回収作業時に遊技者が席を立つ必要がなく、遊技者の煩わしさを抑制することができる。
本実施形態では、キャッシュボックス79の下面79aから突出する突出片112よりも突出量が長い支持片93,94,95,96を設けることで、キャッシュボックス79の移動をスムーズに行わせるようにしているが、この他に、例えば収納箱11の内壁面11c、回収扉55の背面55bに、例えばキャッシュボックス79の移動方向を規制するための溝部を、キャッシュボックス79の下面79aに設けられる支持片93,94,95,96に合わせて設けることも可能である。これによれば、キャッシュボックスの移動方向が規制され、またキャッシュボックスの引き出し、押し込みをスムーズに、且つ容易に行うことができる。
なお、本実施形態では、上部扉及び下部扉の2枚の扉から前面扉を構成したスロットマシンの例を取り上げているが、これに限定する必要はなく、1枚の前面扉の場合であっても、本発明を用いることが可能である。また、本実施形態では、回収扉を下部扉に対して回動自在に組み付けた、つまり回収扉を下部扉の一部とした実施形態としているが、これに限定する必要はなく、回収扉と下部扉とを別個に収納箱に組み付けた形態としてもよい。
本実施形態では、スロットマシンの例を取り上げているが、これに限定する必要はなく、例えばホッパー装置の貯留部に遊技に使用する遊技媒体を貯留し、貯留された遊技媒体を用いた払い出しを行う遊技機であれば、本発明を用いることができる。
本発明のスロットマシンの外観を示す斜視図である。 スロットマシンに設けられる回収扉の近傍の構成を示す斜視図である。 収納箱の内部の構成を示す斜視図である。 キャッシュボックスの外観を示す斜視図である。 キャッシュボックスの下面の構成を分解して示す斜視図である。 回収扉が閉じ状態となる場合を示す説明図である。 回収扉を閉じ状態から90°回動させた状態を示す説明図である。 キャッシュボックスを引き出す過程で、突出片と移動防止片とが当接した状態を示す説明図である。 キャッシュボックスに設けられた排出口が開放された状態を示す説明図である。
符号の説明
10 スロットマシン
13 筐体
55 回収扉(回収用扉)
65 移動防止片
66a 傾斜面
78 ホッパー装置
79 キャッシュボックス(補助受容箱)
85 貯留部
92 排出口
110 シャッタ
112 突出片
115,116 コイルバネ(付勢手段)
125 開放機構
130 メダル(遊技媒体)

Claims (1)

  1. 遊技媒体を貯留する貯留部を備えたホッパー装置と、
    前記貯留部に貯留された遊技媒体が一定量以上となる場合に、前記貯留部からの遊技媒体が送り込まれる補助受容箱と、
    前記ホッパー装置及び前記補助受容箱が収納され筐体と、を備えた遊技機において、
    前記筐体は、前記補助受容箱を引き出す際に、その下端縁を中心にして回動される回収用扉を有し、
    前記補助受容箱は、該補助受容箱の前面に設けられた排出口と、前記排出口を被覆するシャッタと、前記シャッタを前記排出口を被覆する方向に付勢する付勢手段とを備え、
    前記補助受容箱を引き出したときに、前記シャッタと補助受容箱との相対位置を変化させることで、前記排出口を開放する開放機構を備えたことを特徴とする遊技機。
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