JP4148818B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技球を貯留可能な貯留皿と、この貯留皿に貯留された遊技球を遊技領域に向けて発射するための発射装置を備えたパチンコ遊技機などの遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の遊技機、例えばパチンコ遊技機においては、上皿(貯留皿)に貸し球あるいは賞球としての遊技球を貯留し、この遊技球を発射装置により遊技領域へ発射することで遊技を行う。
そして、このパチンコ遊技機は、表側に上皿を取り付けたパネルの裏面に球送り装置を備え、遊技球を1個ずつ上皿から発射レールへ供給できるように構成されている。この球送り装置は、例えば、発射装置に設けられた発射レールの前方(遊技者側)に設けられており、発射杵の発射動作タイミングに合わせて、遊技球を発射レールの遊技球発射方向に対して側方から発射レールに供給していた(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−161914号公報(第4頁,第5図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記のような球送り装置が遊技球を発射レールの側方から供給すると、遊技球が発射レール上で発射方向とは異なる方向、詳しくは発射方向と略直交する方向に揺動してしまっていた。そして、この揺動が治まらないまま発射杵が遊技球を打つと、この遊技球は、発射方向に対して横方向の揺れ、所謂ブレを生じて不安定な状態で遊技領域へ打ち出されてしまうことがあった。これにより、遊技者が発射操作ユニットの操作量を一定にしていても、発射勢にムラが出てしまい、遊技者の思い描く打球の発射軌道とならない場合があった。
【0005】
そこで、本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、遊技球が安定し易い状態で発射装置に供給可能な球送り装置を備えて、打球のブレが少ない遊技機を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1に記載のものは、遊技球を貯留可能な貯留皿と、前記貯留皿に貯留された遊技球を遊技領域に向けて発射するための発射装置とを備える遊技機において、
前記発射装置は、
傾斜下端部に遊技球発射位置が設定され、前記遊技球発射位置から遊技球の発射方向へ向けて上り傾斜するように延設された発射レールと、
付勢部材により前記遊技球発射位置に向けて付勢された発射杵と、
前記付勢部材の付勢力に抗して前記遊技球発射位置から離隔する方向に前記発射装置の杵先を移動して、前記発射杵に遊技球の発射動作を行わせる発射杵駆動源と、
前記発射杵の発射動作に連動して、前記貯留皿から導入した遊技球を1個ずつ前記遊技球発射位置に供給する球送り装置と、
を取付部材に一体的に構成し、
前記球送り装置は、
前記取付部材に取り付ける取付部と、前記貯留皿から流下する遊技球を受け入れる球受入口と、前記遊技球を前記遊技球発射位置へ供給するための発射位置球供給口と、を形成した球送りベース部材と、
前記球受入口から受け入れた遊技球を前記発射位置球供給口へ送出する球送り部材と、を備え、
前記発射位置球供給口を前記遊技球発射位置の上方、且つ、遊技球発射方向側に配設し、
前記球送りベース部材に対して球送り部材を揺動軸により軸着して、前記球送り部材が遊技球の発射方向に沿って揺動可能となるように構成され、
前記発射杵は、前記球送り部材に当接可能な当接部を備え、
前記球送り部材は、
前記揺動軸よりも発射位置球供給口側に設けられて、球送り部材を球受入口側に付勢する錘と、
前記揺動軸に対して錘とは反対側に設けられて、前記当接部が当接可能な被当接部と、
前記揺動軸の下方に、下向きで左右に設けられた脚部の間に形成されて、球受入口から受け入れた遊技球を1個保持可能な球受空部と、を有し、
前記球送りベース部材は、
前記球受入口と前記発射位置球供給口との間に設けられた遊技球転動面と、
該遊技球転動面の途中に突設されて、遊技球を受け入れた状態に一時停止させる突出部と、を備えたことを特徴とする遊技機である。
【0009】
請求項2に記載のものは、前記発射装置の取付部材は、
前記発射杵の作動範囲と対向する所定箇所に、発射杵に乗った遊技球が通過可能な開口部を開設したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例に挙げて本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。図1はパチンコ遊技機1の正面図である。
【0014】
パチンコ遊技機1は、図1に示すように、機枠(本体枠)2の一側(図中左側)に、大きな開口部を有する額縁状の前面枠3を開閉(回動)可能に取り付け、この前面枠3のベースとなり、樹脂により成形される前面枠ベース部材(前面枠本体)4の裏側に設けられた遊技盤収納部内に遊技盤5を収納可能とし、遊技盤5の表面には、表示装置6、大入賞口7、一般入賞口8、アウト口9…などを配設した遊技領域10を形成している。また、前面枠3の前面には、一側(図中左側)が軸着されたガラス枠(透明部材保持枠)11を、ヒンジ部11aを介して回動可能に設け、該ガラス枠11に透視可能なガラス板(透明部材)12を収納して、遊技領域10を前方から透視可能な状態で覆い、ガラス枠11の下方に上皿ユニット13と下皿ユニット14とを上下に並べて備えている。そして、パチンコ遊技機1は、前面枠3に対して上皿ユニット13をヒンジ部13aで開閉可能に軸着し、上皿ユニット13の表側に、遊技球(貸し球あるいは賞球)が貯留される上皿15(本発明の貯留皿に相当)を配設し、下皿ユニット14の表側中央に下皿16を、左側に灰皿17を、右側に発射操作ユニット(発射操作ハンドル)20をそれぞれ配設している。さらに、このパチンコ遊技機1は、発射操作ユニット20の後方であって前面枠ベース部材4の下部に、遊技球を遊技領域10に向かって発射するための発射装置23を備え、該発射装置23の左側にファール球(戻り球)を回収するためのファール球回収路24を備えている(図2,3参照)。
【0015】
発射装置23は、上皿15に貯留された遊技球を1個ずつ発射可能な装置であり、図4に示すように、前面枠ベース部材4に取り付け可能なプレート材からなる取付部材26と、該取付部材26に取り付けられて、遊技球の発射方向へ上り傾斜するように延設された発射レール27と、該発射レール27上の遊技球をばねの付勢力によって弾発する発射杵28と、該発射杵28を付勢力に抗して後退駆動するための発射モータ29(本発明の発射杵駆動源に相当)と、発射杵28と連動して上皿15に貯留された遊技球を発射レール27上に供給する球送り装置30とを一体的に構成している。なお、発射モータ29をオン・オフする発射スイッチ(図示せず)は、発射操作ユニット20の内側に組み込まれており、発射操作ユニット20が遊技者によって操作されたことを検出して発射モータ29をオンにし、操作されていない常態では発射モータ29をオフにしている。
【0016】
発射レール27は、発射装置23から打ち出す遊技球を発射方向にガイドするための部材であり、取付部材26の左寄りの前面側に、遊技球の発射方向となる左斜め上方向へ上り傾斜するように延設され、傾斜下端部、具体的には、傾斜下部の上面であって、後述の球送り装置30の下方に遊技球発射位置33を設定している。そして、この発射レール27は、傾斜上面に、断面略V字状の溝部34を発射レール27の長手方向(発射方向)に沿って形成し、該溝部34に嵌合させることで、遊技球発射位置33の遊技球を発射方向に対して横方向へブレることなくガイドできるように構成されている。なお、上記した溝部34は、断面M字状に曲折した金属板を発射レール27の上面に備えることで形成してもよい(図4(b)参照)。
【0017】
発射杵28は、回動動作により遊技球発射位置33に供給された遊技球を弾発する略逆L字状の部材である。この発射杵28は、発射レール27の遊技球発射位置33よりも上方の位置に回動軸37を設け、該回動軸37により取付部材26に対して回動自在な状態で軸着され、回動軸37の前端からアーム38を下方に向けて延設し、該アーム38の下端から発射レール27側へ向けて杵先39を備えて構成されている。このようにして発射杵28は、杵先39を回動軸37周りに回動(移動)自在とし、発射レール27の下端上方で時計回りに回動すると、杵先39を遊技球の発射方向へ移動して遊技球発射位置33に臨ませることができる。なお、杵先39には、コイルばね等からなる弾発部40が取り付けられている。
【0018】
そして、この発射杵28は、回動軸37側の端部を、回動軸37を挟んで遊技球発射位置33とは反対側に配設された緩衝ゴム42に当接させて回動範囲を規制し、杵先39が遊技球発射位置33よりも先方に移動しないように構成されている。また、発射杵28は、アーム38の途中に線材を曲折した当接部44を球送り装置30の上方に向かって延設し、発射杵28が後退する途中で当接部44により球送り装置30を球送り操作できるように構成されている。なお、球送り装置30については、後で詳細に説明する。
【0019】
このように、発射装置23は、発射杵28を回動軸37により軸着して、杵先39が回動軸37周りに移動自在となるように構成され、回動軸37を遊技球発射位置33よりも上方に設け、球送り装置30を回動軸37と発射レール27との間、具体的には、回動軸37と発射レール27との間に後述する発射位置球供給口74が位置するように配置したので、発射装置23の高さを抑えて小型化できる。したがって、パチンコ遊技機1において発射装置23が占める領域を減少させ、その代わりに遊技領域10を下方に拡大できる。このため、遊技球が遊技領域10を流下する動きをさらに長時間見せて、遊技の興趣の向上を図ることができる。
また、発射杵28は、後述する球送り装置30の球送り部材67に当接(係合)可能な当接部44を備え、回動軸37周りに回動して発射動作すると、当接部44が球送り部材67に当接して直接駆動し、球送り装置30が発射杵28に連動するようにしたので、発射杵28の発射動作と球送り装置30の球送り動作とを、極めて簡単な構造で、しかも、タイミング遅れが生じることなく連動させることができる。したがって、安定した遊技球の発射を行うことができ、遊技の興趣を損ない難くすることができる。
【0020】
さらに、発射杵28は、図5および図6に示すように、取付部材26の裏側であって回動軸37の後側端部にケーシング47を前後に分割した状態で接続し、該ケーシング47内に収納したばね48により遊技球発射位置33に向けて付勢されている。このばね48は、ねじりコイルばねであり、一端をケーシング47のうち取付部材26側に位置する第1ケーシング部材51に、他端を第1ケーシング部材51と対向する第2ケーシング部材52にそれぞれ係止している。
【0021】
第1ケーシング部材51は、回動軸37に対して別個に回動自在な状態、すなわちフリーな状態で取り付けられている。そして、この第1ケーシング部材51は、外周面に形成した円弧状のケーシング回動ギア54を、伝達機構55(伝達部材56、伝達ギア57、連結ギア58)を介して発射操作ユニット20に接続している(図2、図5、図7参照)。このような構成により第1ケーシング部材51は、発射操作ユニット20からの操作回動量(操作入力)に対応してばね48との係止位置、すなわちばね48の端部を円周上に沿って移動させることができる。したがって、第1ケーシング部材51は、ばね48の巻きを絞め込んだり緩めたりして操作し、この操作の程度に応じてばね48の復元力(弾性力)を変化させることになる。これにより発射杵28の打ち出し回動速度を変化させて、遊技球の飛距離調整を行うことができる。
【0022】
一方、第2ケーシング部材52は、内側に回動軸37の後側端部を固定して、取付部材26に対して発射杵28とともに回動できるように構成されている。また、第2ケーシング部材52は、外周面からカムフォロワ60を延設し、該カムフォロワ60の先端を、発射モータ29によって回転するカム61に当接している。このカム61は、回動方向に沿ってカム面を徐々に高くした略曲球状であり、カム面にカムフォロワ60を当接したまま前方から見て時計回り(図8(b)参照)に回転すると、カムフォロワ60とともに第2ケーシング部材52を反時計回りに回動させて、発射杵28の杵先39を遊技球発射位置33から後退させることができる。そして、カムフォロワ60がカム面の最高点Pに到達すると(図8(c)参照)、回動するカム61は、このカムフォロワ60を一旦カム面から外し、ばね48の付勢力により戻り回動させる。このとき、発射杵28も併せて戻り回動し、杵先39を遊技球発射位置33に突入させる。このようにカム61を発射モータ29で回動することで、発射杵28に、遊技球発射位置33から離隔する方向に杵先39を移動して遊技球の発射動作を行わせることができる。なお、引き続きカム61を回動すると、このカム61は、戻り回動したカムフォロワ60を再び当接して回動させて、次の発射動作の準備を行うことができる(図8(a)参照)。
【0023】
そして、発射装置23は、取付部材26の下部であって、発射杵28の後方に大きな略矩形状の開口部64を開設している。この開口部64は、発射杵28の作動範囲と対向する所定箇所に、この発射杵28上に載った遊技球が十分通過可能な大きさで設けられている。このような開口部64を備えた発射装置23において、発射杵28が後退すると、杵先39の上方の空間と開口部64内の空間とが前後に重なり、その重なり部分も遊技球が十分に通過できる大きさで構成される。したがって、仮に杵先39の上面に遊技球が落下したとしても、この遊技球を開口部64から落とすことができる。このことから、発射レール27上の遊技球の発射動作を、障害物としての遊技球に邪魔されることなく実行して、スムーズに遊技を進行させることができる。
なお、杵先39の上面や杵先39とアーム38との屈曲部分の上面を開口部64に向かう下り傾斜面とすれば、上記した遊技球を一層開口部64へ逃がすことができて好適である。また、開口部64の下側縁部、すなわち開口部64へ落下してくる遊技球が当たり易い箇所にも、後方へ向かう下り傾斜面を形成しておくと、遊技球が開口部64の縁で止まらずに下方に落下し易くなって好ましい。
【0024】
次に、球送り装置30について説明する。
球送り装置30は、発射杵28の発射動作に連動して上皿15から遊技球を1個ずつ発射レール27上へ供給するための装置である。この球送り装置30は、取付部材26の前面において、発射杵28の回動軸37と発射レール27との間に位置するように取り付けられており、図9に示すように、遊技球の入口および出口を開設した球送りベース部材66と、該球送りベース部材66に揺動可能な状態で支持されて、遊技球を1個保持可能な球送り部材67とから構成されている。
【0025】
球送りベース部材66は、上側および後側が開口された略箱状のベース部材本体70を備え、該ベース部材本体70の左右両側から取付部材26に取り付ける耳片状の取付部71を外方向に延設し、ベース部材本体70の前面、すなわち上皿ユニット13の裏面と対向する面に、上皿15から流下する遊技球を1個通過して受け入れ可能な球受入口(遊技球入口)72を開設し、ベース部材本体70の内部には、球受入口72から発射レール27の方向へ下り傾斜した遊技球転動面73を形成し、該遊技球転動面73の下端に位置するベース部材本体70の側面に、遊技球を1個通過して遊技球発射位置33に供給するための発射位置球供給口74(遊技球出口)を斜め下向きに開設している。
【0026】
また、球送り部材67は、例えば金属製のインサートピンからなる揺動軸76を前方に向かって突出し、該揺動軸76よりも発射位置球供給口74側(図中左側)に錘77を設け、揺動軸76を挟んで錘77とは反対側(図中右側)に、発射杵28の当接部44が当接可能な被当接部78を備えている。そして、球送り部材67は、揺動軸76の左右両側から下方へ脚部80を延設し、揺動軸76の下方であって左右の脚部80間に球受空部81を有している。この球受空部81は、遊技球を丁度1個保持可能な空間であって、前側および下側に遊技球が通過可能な開口81a,81bを形成している。なお、発射位置球供給口74側(図中左側)の脚部80は、上部前端を切り欠いて球送りベース部材66の内面と接触し難くし、球送り部材67がスムーズに揺動できるように構成されている。また、発射位置球供給口74側とは反対側(図中右側)の脚部80(以下、右側脚部80aと称す。)は、前端に球受空部81に向かって後方傾斜した傾斜面83を形成して、上皿15から供給される遊技球が脚部80に引っ掛かることなく球受空部81に保持できるようになっている。
【0027】
このような球送りベース部材66および球送り部材67を構成して、球送り装置30を取付部材26に取り付けるには、まず、球送り部材67の揺動軸76を球送りベース部材66の球受入口72の上方に設けられた軸受85に嵌合する。すると、球送り部材67の錘77および被当接部78がベース部材本体70の上部の開口から突出し、脚部80および球受空部81がベース部材本体70の内部に収納される。このような状態で球送り装置30は、球送り部材67を球送りベース部材66に対して揺動可能な状態で軸着する。
【0028】
さらに、球送りベース部材66の後部開口が閉塞されるように球送り装置30を取付部材26の前面に当接しながら、左側の取付部71を取付部材26から突設した位置決め突起86に当接し、両側の取付部71に開設してある止着孔71aへ止着部材(例えば、ネジ)を挿入して、取付部材26に球送り装置30を固定する。すると、この球送り装置30は、図6に示すように、発射位置球供給口74を、遊技球発射位置33の上方且つ遊技球発射方向側であって、発射レール27の溝部34の直上に配設する。また、球送り部材67は、発射レール27の上方において遊技球の発射方向に沿って揺動することができ、球受空部81を移動することにより球受入口72側から発射位置球供給口74側へ遊技球を送出(誘導)することができる。
【0029】
このように構成された球送り装置30は、図10(a)に示すように、揺動していない常態においては、錘77によって球送り部材67が球受入口72側に付勢され、球受空部81の前側開口81aが球受入口72の後方に位置する状態、すなわち球受入状態を維持して、遊技球を球受空部81に受け入れ可能となる。また、発射杵28の当接部44により被当接部78が押し下げられると、球送り部材67が発射位置球供給口74側に移動(回動)し、球送り装置30は、球受空部81の下側開口81bを発射位置球供給口74に連通させた状態、すなわち球排出状態に変換する(図10(c))。そして、当接部44が被当接部78から離れると、球送り部材67が錘77により付勢されて、球排出状態の球送り装置30は、再び球受入状態に変換する。このようにして、球送り装置30は、球送り動作を行うことができる。
【0030】
なお、上記した球送り装置30は、遊技球転動面73の途中であって、常態における球受空部81の発射位置球供給口74寄り(図中左寄り)の下方に突出部88を形成している(図10(d)参照)。この突出部88は、球受入口72から転動してきた遊技球を球受空部81の奥へ案内するとともに、この遊技球を球受空部81内に受け入れた状態に一時停止させる機能を担っている。このような突出部88を備えることで、球送り装置30は、遊技球が球送り装置30の球送り動作よりも早く発射位置球供給口74側に転動するのを防止して、遊技球の発射タイミングがずれるのを防ぐことができる。
【0031】
このように、前記球送り装置30は、前記球送りベース部材66に対して球送り部材67を揺動軸76により軸着して、前記球送り部材67が遊技球の発射方向に沿って揺動可能となるように構成され、前記球送り部材67は、前記揺動軸76よりも発射位置球供給口74側に設けられて、球送り部材67を球受入口72側に付勢する錘77と、前記揺動軸76に対して錘77とは反対側に設けられて、前記当接部44が係合可能な被当接部78と、前記揺動軸76の下方に、下向きで左右に設けられた脚部80の間に形成されて、球受入口72から受け入れた遊技球を1個保持可能な球受空部81とを有し、前記球送りベース部材66は、前記球受入口72と発射位置球供給口74との間に設けられた遊技球転動面73と、該遊技球転動面73の途中に突設されて、遊技球を球受入口72側に一時停止させる突出部88と、を備えたので、複雑な球送り駆動用の機構を備えることなく、簡単な構造によって遊技球を遊技球発射位置33に供給することができる。また、上皿15(貯留皿)から受け入れた遊技球を球送り装置30内で一旦止めてから発射レール27上へ送り出すことができる。したがって、遊技球の慣性力によって供給タイミングがずれてしまうのを防ぎ、安定した遊技球発射を行って、遊技興趣が低減しないように図ることができる。
【0032】
さらに、球送り装置30は、球送りベース部材66の下部に球止め部90を延設している。具体的に説明すると、この球止め部90は、球送りベース部材66の発射位置球供給口74の開口縁から斜め下方に下面90aを延設し、発射レール27との間隔が下方に向かうに連れて狭くなるように配設されている。また、球止め部90は、下面90aの傾斜下部が遊技球発射位置33の上方に位置するように設けられており、遊技球発射位置33に転動してきた遊技球が発射レール27との間に挟まれた状態で当接するように構成されている。このような構成を備えて、発射装置23は、遊技球を発射位置球供給口74から発射レール27に沿って遊技球発射位置33まで移動させ、この遊技球を遊技球発射位置33にて停止させることができる。この遊技球の移動距離Lは、およそ遊技球1個の直径に等しい距離に設定されている(図8(c)参照)。したがって、この発射装置23では、遊技球がなるべく発射杵28に近づいて停止し、且つ発射位置球供給口74から排出された後わずかな時間で停止することができる。このことから、この発射装置23は、発射レール27上の遊技球を速やかに安定させて、迅速に弾発することができる。
【0033】
上記のように、前記遊技球発射位置33の上方に、遊技球が当接可能な球止め部90を設け、該球止め部90に当接させることで遊技球を遊技球発射位置33に停止できるようにしたので、停止した遊技球に発射杵28を衝突させることができ、より一層安定した遊技球発射を行うことができる。遊技の興趣が損なわれるのを防ぐことができる。
また、球止め部90は、前記球送りベース部材66の発射位置球供給口74の開口縁から斜め下方に延設された下面90aを有し、該下面90aに遊技球が当接して停止するように構成されているので、簡単な構成で安定した遊技球発射を実現することができ、製造コストを低く抑えることができる。
さらに、発射位置球供給口74を形成した球送りベース部材66に球止め部90を形成して、発射位置球供給口74と球止め部90との距離を一定に維持できるので、発射位置供給口74から流下した球が球止め部90に到着するまでの時間が一定となる。これにより、遊技球が遊技球発射位置33にセットされる(位置する)タイミングが一定になり、より確実に遊技球を発射することができる。
【0034】
なお、発射装置23の手前で遊技球を貯留する上皿ユニット13は、図11に示すように、背面に上皿15内部と連通した遊技球供給口93を開設してある。この遊技球供給口93は、上皿ユニット13を前面枠3に対して開くとストッパー94により遊技球が通過できない程度に程度に閉塞され、上皿ユニット13を十分に閉じるとストッパー94が開き、球送り装置30の球受入口72に対向し、遊技球が丁度1個通過可能な通路を形成した状態で上皿15と球送り装置30とを連通させることができるように構成されている(図12参照)。
【0035】
次に、上記のような構成からなる発射装置23の動作について説明する。なお、上皿ユニット13は十分に閉じた状態であり、上皿15には、遊技球が貯留されているものとする。また、すでに1個の遊技球が遊技球供給口93および球受入口72を通過して、球送り装置30の球受空部81に保持されているものとする。そして、発射杵28は、杵先39を遊技球発射位置33に臨ませた常態である(図8(a)および図10(a)参照)。
【0036】
まず、遊技者が発射操作ユニット20を操作すると、発射スイッチがオンになり、発射モータ29が回転駆動する。すると、カム61がばね48の付勢力に抗してカムフォロワ60を当接させながら回動し始め、第2ケーシング部材52および回動軸37が回動する。同時に、発射杵28の杵先39が遊技球発射位置33から後退を開始し、発射杵28から延設された当接部44が球送り装置30に上方から接近する。
【0037】
発射杵28が更に後退すると、当接部44は、球送り装置30の被当接部78に係合(当接)して、この被当接部78を押し下げ始め、球送り装置30を球受入状態から球排出状態へと変換させようとする(図8(b)および図10(b)参照)。すると、球受空部81に保持された遊技球は、右側脚部80aに押されて突出部88を乗り越えて遊技球転動面73を下り転動する。なお、このとき上皿15から球送り装置30に入ろうとする次の遊技球が球受入口72の手前で待機しているが、右側脚部80aが球受入口72の後方に移動してくるので、次の遊技球は、球送り装置30に入ることを阻止される。
【0038】
そして、カムフォロワ60がカム面の最高点Pに達する直前、すなわち発射杵28が十分に後退する直前で、当接部44は、被当接部78を十分に押し下げて、球送り装置30を球排出状態にする。すると、遊技球は、下側開口81bから球受空部81より外れて発射位置球供給口74を通過し、直下の発射レール27に排出される。排出された遊技球は、その下部が溝に嵌合して、発射レール27の幅方向へ揺れるのを規制される。この揺れが規制されたまま下方に転動すると、この遊技球は、上部を球止め部90の下面90aに当接した状態で、遊技球発射位置33に停止する(図8(c)および図10(c)参照)。
【0039】
このようにして遊技球が遊技球発射位置33に停止した直後に、カムフォロワ60が回動するカム61から外れ、ばね48の付勢力(復元力)により第2ケーシング部材52、回動軸37、および発射杵28が急激に戻り回動(前進)する。すると、杵先39が遊技球発射位置33に停止した遊技球を弾発し、遊技領域10へ発射する。この発射杵28による発射動作と同時に、当接部44が被当接部78から離れ、球送り装置30は、錘77の付勢力により球受入状態に戻る。すると、球受入口72の後方に位置していた右側脚部80aが退いて、次の遊技球が上皿15から球受入口72を通過し、球受空部81に進入する。このとき、右側脚部80aが球受入口72の後方から十分に退いていなくても、次の遊技球は、右側脚部80aの前端の傾斜面83に当接しながら移動することにより、少しずつ球受空部81に向かうことになる。このように、球送り装置30は、より迅速に次の球送り動作の準備を行うことができる。そして、発射杵28および球送り装置30は、前記した動作を繰り返し行い、例えば1分間に100個弱の遊技球を1個ずつ遊技領域10に向けて発射する。
【0040】
ところで、上記した発射装置23は、発射装置23上方から逆流する遊技球、所謂戻り球から球送り装置30を保護するための衝突防止部を備えてもよい。具体的には、図13(a)に示す衝突防止部96は、ゴムシート等の緩衝材により形成して、球送り装置30の外側で、特に発射位置球供給口74の上に位置する上面に取り付けている。あるいは、図13(b)に示すように、発射位置球供給口74の上方において、取付部材26から金属製のロッドを前方に延設することで衝突防止部97を形成するようにしてもよい。このとき、ロッドは、遊技球が十分に通過できる程度の間隔を発射レール27との間に形成することが好ましく、このようにすると、遊技球発射位置33から発射された遊技球がロッドに当たって、打球方向が変わってしまったり、遊技球発射位置33に戻ってしまったりする虞がない。あるいは、取付部材26から突設した球送り装置30用の位置決め突起86を前方に延設することで衝突防止部を形成してもよく、このようにすれば、衝突防止部としてわざわざ別部材を準備する必要がなく、製造コストを低く抑えることができる。
【0041】
このように、上記した発射装置23は、前記球送り装置30の発射位置球供給口74の上方に、戻り球としての遊技球と発射位置球供給口74の周縁部との衝突を防止する衝突防止部96,97を備えたので、戻り球の衝突によって、発射位置球供給口74の周縁部が損傷するのを防ぐことができる。したがって、損傷部分のせいで遊技球が発射位置球供給口74に詰まってしまったり、遊技球の転動方向が変わってしまうのを防いで、遊技球の供給安定性を維持することができる。このことから、遊技球の発射にずれが生じないようにして、遊技の興趣が損なわれるのを防ぐことができる。
【0042】
また、発射装置23は、例えば図13(b)のように、衝突防止部を発射位置球供給口74の上方だけでなく、揺動軸76の上方にも備えてもよい。この揺動軸76上方の衝突防止部98は、発射装置23から突設された庇状のものであり、球送り装置30の上方を覆うようにして設けられている。このような衝突防止部98を設けると、遊技球の衝突によって揺動軸76が破損したり、遊技球が球送り部材67の上に載ってしまったりして、球送り装置30の球送り動作が邪魔されるのを防ぐことができて好適である。また、この衝突防止部98は、発射レール27に向かう下り傾斜面を上面に形成しているので、衝突した遊技球を転動させて球送り装置30の上方から速やかに取り除くことができるので好ましい。なお、取り除かれた遊技球は、発射レール27上へ落下し、弾発された遊技球に衝突する等してファール球回収路24へ回収されることになる。
【0043】
上記した球送り装置30は、発射杵28の当接部44により球送り動作するようにしたが、本発明はこれに限定されず、例えばモータやソレノイド等の電気的駆動源を用いて球送り部材67を揺動させることにより球送り動作を行わせてもよい。このとき、電気的駆動源の動作タイミングは、発射杵28の回動位置や発射モータ29の回転に合わせる等して、発射杵28が前進する直前に遊技球を発射レール27の遊技球発射位置33に供給できればよい。
【0044】
そして、上記した実施形態は、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例にして説明したが、本発明はこれに限らず、遊技球を1個ずつ発射装置から遊技領域に打込んで遊技を行う遊技機であればどのような遊技機でもよい。例えば、内部に封入した遊技球を循環させる封入球式パチンコ機、アレンジボール式遊技機、雀球式遊技機等の遊技機であってもよい。
【0045】
なお、前記した実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明は、上記した説明に限らず特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれるものである。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、次の効果を奏する。
すなわち、発射装置は、傾斜下端部に遊技球発射位置が設定され、遊技球発射位置から遊技球の発射方向へ向けて上り傾斜するように延設された発射レールと、付勢部材により遊技球発射位置に向けて付勢された発射杵と、付勢部材の付勢力に抗して遊技球発射位置から離隔する方向に発射装置の杵先を移動して、発射杵に遊技球の発射動作を行わせる発射杵駆動源と、発射杵の発射動作に連動して、貯留皿から導入した遊技球を1個ずつ遊技球発射位置に供給する球送り装置と、を取付部材に一体的に構成し、球送り装置は、取付部材に取り付ける取付部と、貯留皿から流下する遊技球を受け入れる球受入口と、遊技球を遊技球発射位置へ供給するための発射位置球供給口と、を形成した球送りベース部材と、球受入口から受け入れた遊技球を発射位置球供給口へ送出する球送り部材とを備え、発射位置球供給口を遊技球発射位置の上方、且つ、遊技球発射方向側に配設したので、球送り装置から供給される遊技球を、発射方向に対して横方向に揺れる動きを生じ難くしながら遊技発射位置に到達させることができる。したがって、発射杵は、どの遊技球でも略同じ箇所を打ち易くなり、遊技球の飛びムラを小さくして、安定した発射動作を維持し易い。このことから、煩わしい微調整を行うことなく複数の遊技球を狙った位置へ打ち込むことができ、遊技の興趣を高めることができる。
また、球送り装置は、球送りベース部材に対して球送り部材を揺動軸により軸着して、球送り部材が遊技球の発射方向に沿って揺動可能となるように構成され、発射杵は球送り部材に当接可能な当接部を備え、球送り部材は、揺動軸よりも発射位置球供給口側に設けられて、球送り部材を球受入口側に付勢する錘と、揺動軸に対して錘とは反対側に設けられて、当接部が係合可能な被当接部と、揺動軸の下方に、下向きで左右に設けられた脚部の間に形成されて、球受入口から受け入れた遊技球を1個保持可能な球受空部とを有し、球送りベース部材は、球受入口と発射位置球供給口との間に設けられた遊技球転動面と、該遊技球転動面の途中に突設されて、遊技球を球受入口側に一時停止させる突出部とを備えたので、複雑な球送り駆動用の機構を備えることなく、簡単な構造によって遊技球を遊技球発射位置に供給することができる。また、貯留皿から受け入れた遊技球を球送り装置内で一旦止めてから発射レール上へ送り出すことができる。したがって、遊技球の慣性力によって供給タイミングがずれてしまうのを防ぎ、安定した遊技球発射を行って、遊技興趣が低減しないように図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ遊技機の正面図である。
【図2】前面枠の分解斜視図である。
【図3】前面枠ベース部材の分解斜視図である。
【図4】(a)は発射装置の正面図、(b)は(a)における発射レールのB−B断面図である。
【図5】発射装置の背面図である。
【図6】発射装置の右側側面図である。
【図7】発射装置の分解斜視図である。
【図8】発射装置の発射動作の状態図であり、(a)は発射杵が後退する前、あるいは発射杵が遊技球を弾発した直後の状態図、(b)は発射杵が後退している途中の状態図、(c)は発射杵が十分に後退したときの状態図である。
【図9】(a)は球送り装置の斜視図、(b)は球送り装置の分解斜視図である。
【図10】球送り装置の状態図であり、(a)は球受入状態の図、(b)は球受入状態から球排出状態へ変換途中の状態図、(c)は球排出状態の図、(d)は遊技球転動面の断面拡大図である。
【図11】上皿ユニットの背面図である。
【図12】図1における上皿ユニットのA−A断面図である。
【図13】(a)はゴムシートからなる衝突防止部を備えた発射装置の正面図、(b)はロッド状および庇状の衝突防止部を備えた発射装置の正面図、(c)は(b)におけるC−C断面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ遊技機
2 機枠
3 前面枠
4 前面枠ベース部材
5 遊技盤
6 表示装置
7 大入賞口
8 一般入賞口
9 アウト口
10 遊技領域
11 ガラス枠
11aヒンジ部
12 ガラス板
13 上皿ユニット
13a ヒンジ部
14 下皿ユニット
15 上皿
16 下皿
17 灰皿
20 発射操作ユニット
23 発射装置
24 ファール球回収路
26 取付部材
27 発射レール
28 発射杵
29 発射モータ
30 球送り装置
33 遊技球発射位置
34 溝部
37 回動軸
38 アーム
39 杵先
40 弾発部
42 緩衝ゴム
44 当接部
47 ケーシング
48 ばね
51 第1ケーシング部材
52 第2ケーシング部材
54 ケーシング回動ギア
55 伝達機構
56 伝達部材
57 伝達ギア
58 連結ギア
60 カムフォロワ
61 カム
64 開口部
66 球送りベース部材
67 球送り部材
70 ベース部材本体
71 取付部
72 球受入口
73 遊技球転動面
74 発射位置球供給口
76 揺動軸
77 錘
78 被当接部
80 脚部
80a 右側脚部
81 球受空部
81a 前側開口
81b 下側開口
83 傾斜面
85 軸受
86 位置決め突起
88 突出部
90 球止め部
90a 下面
93 遊技球供給口
94 ストッパー
96 衝突防止部
97 衝突防止部
98 衝突防止部

Claims (2)

  1. 遊技球を貯留可能な貯留皿と、前記貯留皿に貯留された遊技球を遊技領域に向けて発射するための発射装置とを備える遊技機において、
    前記発射装置は、
    傾斜下端部に遊技球発射位置が設定され、前記遊技球発射位置から遊技球の発射方向へ向けて上り傾斜するように延設された発射レールと、
    付勢部材により前記遊技球発射位置に向けて付勢された発射杵と、
    前記付勢部材の付勢力に抗して前記遊技球発射位置から離隔する方向に前記発射装置の杵先を移動して、前記発射杵に遊技球の発射動作を行わせる発射杵駆動源と、
    前記発射杵の発射動作に連動して、前記貯留皿から導入した遊技球を1個ずつ前記遊技球発射位置に供給する球送り装置と、
    を取付部材に一体的に構成し、
    前記球送り装置は、
    前記取付部材に取り付ける取付部と、前記貯留皿から流下する遊技球を受け入れる球受入口と、前記遊技球を前記遊技球発射位置へ供給するための発射位置球供給口と、を形成した球送りベース部材と、
    前記球受入口から受け入れた遊技球を前記発射位置球供給口へ送出する球送り部材と、を備え、
    前記発射位置球供給口を前記遊技球発射位置の上方、且つ、遊技球発射方向側に配設し、
    前記球送りベース部材に対して球送り部材を揺動軸により軸着して、前記球送り部材が遊技球の発射方向に沿って揺動可能となるように構成され、
    前記発射杵は、前記球送り部材に当接可能な当接部を備え、
    前記球送り部材は、
    前記揺動軸よりも発射位置球供給口側に設けられて、球送り部材を球受入口側に付勢する錘と、
    前記揺動軸に対して錘とは反対側に設けられて、前記当接部が当接可能な被当接部と、
    前記揺動軸の下方に、下向きで左右に設けられた脚部の間に形成されて、球受入口から受け入れた遊技球を1個保持可能な球受空部と、を有し、
    前記球送りベース部材は、
    前記球受入口と前記発射位置球供給口との間に設けられた遊技球転動面と、
    該遊技球転動面の途中に突設されて、遊技球を受け入れた状態に一時停止させる突出部と、を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記発射装置の取付部材は、
    前記発射杵の作動範囲と対向する所定箇所に、発射杵に乗った遊技球が通過可能な開口部を開設したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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