JP3867745B2 - メダルゲームプレー方法およびメダルゲーム機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本出願発明は、メダル(円板状のものを示す)を用いてゲームを行なうためのメダル旋回発射装置と、該メダル旋回発射置を用いたメダルゲーム機に関するものである。
【0002】
【従来技術】
メダルを用いてゲームを行うメダルゲーム機には、メダルをメダル受け平面上に転がして乗せ、このメダル受け平面に接して往復動する偏心円板でもって受け平面上のメダルを所定の個所のメダル受けに落下させて競ういわゆるメダルフォールゲーム機(実公昭52−16867号公報)があった。
【0003】
また空中にメダルを発射させ、目標のバスケットにこのメダルを入れることを競うメダルゲーム機(特開昭58−112572号公報)があった。
【0004】
【解決しようとする課題】
メダルフォールゲーム機では、動作が緩慢であって、刺激が少なく、しかも成功の可能性が低いので、プレーヤが長時間に亘って熱中してプレーを行うことが少なかった。
【0005】
またメダル空中発射ゲーム機においては、メダルフォールゲーム機とは逆に、メダルの空中飛行時間が極めて短く、またゲームの成否は、プレーヤの技量に大きく左右されるため、一般のプレーヤはプレーを行う満足感を充分に持つことができなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段および効果】
本出願発明は、このような不具合を解消したメダル(円板状のものを示す)を用いてゲームを行なうためのメダル旋回発射装置と、該メダル旋回発射装置を用いたメダルゲーム機の発明に係り、請求項1記載の発明は、メダルを装入するメダル装入口と、該メダル装入口から装入されたメダルが移動するメダル通路と、該メダル通路に沿って移動したメダルをストッパーにより停止させて収納するメダル収納部と、前記ストッパーにより停止しているメダルを加撃する加撃部を有するメダル加撃機構と、該メダル加撃機構が作動して前記加撃部と当接した前記メダルが発射されて前記メダル収納部から排出させるためのメダル排出口とを備え、前記加撃部は、前記メダル加撃機構が動作して前記メダルの円形平面の略中央部に当接して加撃する位置に設けられ、前記メダル排出口は、前記ストッパーにより停止している前記メダルを挟んで前記加撃部と反対側に、かつ、該メダルの円形平面と平行に配設されており、前記メダル排出口近傍に設けられ、前記メダル加撃機構が動作して前記加撃部と当接して発射されるメダルの円形平面に係合する係合部を有し、発射の際に当該メダルの円形平面の一部が前記係合部に当って当該メダル全体を旋回させるスピン付与部材をさらに備えたことを特徴とするものである。
【0007】
請求項1記載のように発明を構成することにより、メダル装入口からメダル通路に装入されたメダルが、該メダル通路に沿ってメダル排出口に移動し、メダル加撃機構の動作で、メダル排出口のメダルの円形平面の略中央部が加撃されて、メダルが発射され、発射の際にメダルの円形平面の一部が係合部に当ってメダル全体が旋回される。
【0008】
また、請求項2記載のように発明を構成することにより、メダル装入口から装入されたメダルは、重力によって排出口に向ってメダル通路を自動的に移動し、該メダル通路の最下点に位置するストッパーにメダルが保持され、該メダルの円形平面の略中央部に加撃部が当接してメダル発射される。
【0009】
さらに、請求項3記載のように発明を構成することにより、加撃付勢部材の付勢力に逆い引金を所定限度を越えて引けば、引金発動手段でもって加撃片と引金との連結が自動的に断たれて、加撃付勢部材の付勢力でもって加撃片の加撃端が、メダル排出口に位置したメダル面の略中心部を加撃し、メダルが旋回した状態で発射される。
【0010】
さらにまた、請求項4記載のように発明を構成することにより、引金スプリングのバネ力に逆い、引金を引いた際に、引金発動手段が発動する以前に、引金を引く力を抜いた場合には、引金スプリングのバネ力による引金の戻りが引金節度手段で阻止され、さらに引金を引いて引金発動手段が発動した場合には、引金スプリングのバネ力により前記引金は引金操作以前の位置に自動的に復帰することができる。
【0012】
さらに、請求項6記載のように発明を構成することにより、メダルを立てた状態で鉛直線を中心に旋回したメダルは、プレー面上でプレーヤの予期する経路と異なった経路をゆっくりと進行する結果、初心者でも、楽しくゲームを行うことができ、しかも高い成果を目的とする熟練者には、より高度の技量を必要とし、飽きが来なく、メダルを立てた状態で前記略水平なプレー面上にメダルを転回させて、所定の目標個所に到達させ、ゲームを行うことができる。
【0013】
さらにまた、請求項7記載のように発明を構成することにより、略水平面に近い形状に形成されたプレー面部材の上面で転倒したメダルは、メダル除去機構でもって除去され、既に転倒したメダルに旋回メダルが接触して旋回が停止され、転倒することが避けられる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下図1ないし図26に図示された本出願発明の一実施形態について説明する。
【0024】
メダルゲーム機0の上半部は透明なカバー1で密閉され、該カバー1の下部には、前後、左右の4個所にて、該各個所にて、左右に2個所、全周に亘り計8個所に、図3に図示されるような窓2がそれぞれ形成されている。
【0025】
そして図3に図示されるように、各窓2の内側に位置して周辺板3上に後記メダル旋回発射装置41がそれぞれ左右へ旋回自在に枢支されている。
【0026】
また前記周辺板3の内側に前後、左右に位置して4枚の扇形プレーフィールド4が配設され、該扇形プレーフィールド4は、図8に図示されるように、所定の形状に裁断されて折曲された補強板5と、該補強板5の上方に接し所要の形状に形成されたプラスチック製のプレー面部材6とよりなり、該扇形プレーフィールド4の外周縁部4aにメダル受入れ用の切欠き7が形成されている。
【0027】
そして扇形プレーフィールド4のプレー面4cは、その中央部4dが最も上方へ盛上がり、該中央部4dから左右両端部4e,4fと両内外周側縁部4a,4bとに向い緩やかに下方へ弯曲するように形成されている。
【0028】
さらに図5に図示されるように、周辺板3の内側の基台8上にてメダルゲーム機0の中心位置寄りに支持ブラケット9が一体に据付けられ、該支持ブラケット9と前記扇形プレーフィールド4の補強板5の垂下壁5aとに水平軸10が貫通され、該水平軸10の両端は、図8に図示される固定手段11でもって支持ブラケット9に一体に固定されており、前記扇形プレーフィールド4は水平軸10を中心に上下に起伏自在に枢支されている。
【0029】
さらにまた基台8上の周辺板3寄りに支柱12が立設され、該支柱12の上端に緩衝ゴム13が嵌着され、後記するプレーフィールド起伏モータ14が非動作状態に設定された場合に、該支柱12および緩衝ゴム13でもって扇形プレーフィールド4が略水平に支持されるようになっている。
【0030】
しかも基台8にはプレーフィールド起伏モータ14が据付けられ、該プレーフィールド起伏モータ14の回転軸14aには、図8に図示されてるようにギヤ15が一体に嵌着され、基台8上に起伏軸支持ブラケット16(図8には図示されてはいるが、図5,図6には図示されていない)が一体に取付けられ、該起伏軸支持ブラケット16に起伏軸17が回転自在に枢支され、該起伏軸17の一端にギヤ18が一体に嵌着され、該ギヤ18は前記ギヤ15と噛合され、該起伏軸17の中央部にアーム19が一体に嵌着され、該アーム19の先端にローラ20が回転自在に取付けられており、起伏軸17がプレーフィールド起伏モータ14により1回転すると、起伏軸支持ブラケット16も1回転し、アーム19の先端のローラ20が扇形プレーフィールド4の補強板5の下面に当接して、扇形プレーフィールド4は水平軸10を中心に1往復起伏駆動されるようになっている。
【0031】
また起伏軸17にはカム21が一体に嵌着され、該カム21に隣接して基台8にマイクロスイッチ22が取付けられており、アーム19が1回転して補強板5の下面より離れた状態でアーム19の傾斜角度が検出されるようになっている。
【0032】
さらに図1、図2および図4に図示されるように、扇形プレーフィールド4の内周縁部4bに隣接してリング状のメダル排出溝23が形成されている。
【0033】
さらにまたメダル排出溝23の上方に位置して、各扇形プレーフィールド4毎に梯形状チェンガイド 24が配設され、該梯形状チェンガイド 24の奥側にスプロケット25が4個、該梯形状チェンガイド 24の4隅にそれぞれ配置され、該スプロケット25に無端チェン26が架渡され、4個の内の1個のスプロケット25は、図示されないモータに連結されており、該モータにより無端チェン26は一方向、例えば時計方向へ回送されるようになっている。
【0034】
しかも無端チェン26には図3に図示されるように、その全周に亘り等間隔に5個のヒンジ27が配置され、該ヒンジ27の一方の部片27aが該無端チェン26に一体に結合されるとともに、該ヒンジ27の他方の部片27bに、リフトのシートのような形状のメダル受皿28の垂下杆28aの頂端が一体に結合されている。
【0035】
なおメダル受皿28の垂下杆28aの下端に受け皿本体28bの一側縁が一体に結合され、該受け皿本体28bの他側縁には立上り片28cが形成されるとともに、左右両端縁に傾斜片28dが形成されている。
【0036】
さらにまた梯形状チェンガイド 24の奥側中央部24aの直下に漏斗状のチャッカー29が配設され、該チャッカー29の下部内に水平軸10の通過を検出するメダル検出器が配置され、該チャッカー29の頂部に係合突片30が突設されており、図3に図示されるように、無端チェン26の回送に伴ないメダル受皿28に傾斜片28dが、係合突片30に係合してメダル受皿28が傾斜し、受け皿本体28b上の水平軸10がチャッカー29内に落下しうるようになっている。
【0037】
しかも各梯形状チェンガイド 24の正面略中央部にスロットマシン31が配設されており、前記チャッカー29内のメダル検出機が動作すると、スロットマシン31が発動するようになっている。
【0038】
またメダルゲーム機0の中央に人形32が配置され、メダルゲーム機0の動作中、該人形32は鉛直線を中心にゆっくりと旋回し、スロットマシン31に大当りが出ると、人形32のランプ33が点滅するとともに、サイレン34が鳴りながら、この大当りの出た扇形プレーフィールド4に向って人形32が急速に旋回し、この扇形プレーフィールド4にて正対するようになっている。
【0039】
さらに左右の扇形プレーフィールド4の間に少量メダル発射装置35が配設されており、少量メダル発射装置35が動作すると、切欠き7に向って少量のメダル36が発射されるようになっている。
【0040】
さらにまた人形32内にメダル発射装置91が内蔵されている。
【0041】
図19に図示される正方形の4辺にそれぞれ丸味を付けた形状の台座42の中心孔43に、支柱43の下端軸47(図17参照)が装入され、該下端軸47のネジ部にナット48が螺着されるとともに、前記台座42のガイド溝44に支柱46のガイドピン49が嵌合されており、支柱46は台座42の中心孔43を中心に左右に向きを変えることができるようになっている。
【0042】
またメダル旋回発射装置41の銃身部51は、図13および図16に図示されるように、側面形状が普通の銃の銃床に近い形状に形成されるとともに上部52aが巾方向へ直角に折曲されてなる銃床52と、中央に所定の大きさのメダル36の直径よりも僅かに狭い巾の長孔53aが形成された銃底53と、該銃底53の両側にメダル36の直径と同一の間隔を存して付設されるメダル36の厚さと同一厚さの2枚のメダルガイド54と、これら銃底53およびメダルガイド54の略中央部を覆う蓋55と、該メダルガイド54および蓋55の手前端に付設されるメダル装入金具56と、前記メダルガイド54および蓋55の先端に隣接して銃底53に付設されるメダルストッパー57と、該メダルストッパー57上に付設される左右1対のスペーサ58と、該1対のスペーサ58に付設されるスピン付与部材59とからなり、銃床52の頂片52aに、銃底53,メダルガイド54,蓋55が順次重ねられ、蓋55の手前側でメダルガイド54にメダル装入金具56が重ねられているとともに、蓋55の奥側でメダル装入金具56にメダルストッパー57,スペーサ58,スピン付与部材59が順次重ねられ、これらが相互に一体に結合され、これら銃底53,メダルガイド54および蓋55でもってメダル収納部60が構成され、該メダル収納部60の上端のメダル装入金具56に隣接してメダル装入口60aが設けられるとともに、該メダル収納部60の下端にメダル排出口60bが設けられている。
【0043】
さらに前記銃底53の先端部に後記加撃部71の加撃部71 が遊嵌しうる孔53bが形成されるとともに、長孔53aと孔53bとの間の右側にセンサ取付け切欠き53cが形成されている。しかも前記左方のメダルガイド54の内側縁に突起54aが形成され、前記右方のメダルガイド54の内側縁に切欠き54bが形成されるとともにセンサ取付け切欠き54cが形成されている。
【0044】
そして前記支柱46の上部46aは2叉状に形成され、該2叉状部46aの上端に銃底53の左右取付け片53dがビス等で一体に取付けられている。
【0045】
また前記銃床52の手前側の銃把52eに隣接して引金61がピン62を介して前後に傾動自在に枢着され、該引金61には、引金駆動突起21aと、ピン62を中心とする円弧面に形成されたラチェット歯61bと、スプリング取付け部61cとが形成されており、該スプリング取付け部61cと銃床52のピン63とに引張コイルスプリング64が張設されており、該引張コイルスプリング64の引張バネ力により図13において引金61が反時計方向へ回転するように付勢されている。
【0046】
さらに引金61のラチェット歯61bに隣接して銃床52にラチェット爪65が枢支され、図13および図20においてラチェット爪65がラチェット歯61bに係止するように、銃床52と一体のピン26とラチェット爪65とに引張コイルスプリング67が張設されており、このラチェット歯61bとラチェット爪65とで、引金節度機構68が構成されるようになっている。
【0047】
さらにまたメダル加撃機構70は、前記メダル排出口60bにおけるメダル36の中心部を加撃するように、銃床52の先端の支軸72に上下へ傾動自在に枢着された加撃片71と、該加撃片71の加撃端71aを前記メダル排出口60bにおけるメダル36の中心部に付勢する引張コイルスプリング73と、前記引金61を所定限度迄引いた状態では、該引張コイルスプリング73の付勢力に逆い前記加撃片71の加撃端71aを後退させ、前記引金61を前記所定限度を越えて引いた際に、前記加撃片71と引金61との連結を断ち、引張コイルスプリング73の付勢力でもってメダル排出口60bにおけるメダル36の中心部に加撃片71の加撃端71aを加撃させる引金発動手段76とからなっている。
【0048】
そして加撃片71より手前側に位置して銃床52に前後1対の受け片52b,52cが設けられ、該受け片52b,52cに調整ネジ74が貫通され、該調整ネジ74に調整ピン75が螺合され、図16に図示されるように、該調整ピン75の先端部75aは銃床52のガイド溝52dに嵌合され、該調整ピン75の基端部75bに引張コイルスプリング73の一端が係合され、該引張コイルスプリング73の他端は引金発動手段76の連結部材77の中央突片77aのピン78に係合されている。
【0049】
また前記引金発動手段76は、前記連結部材77と、銃床52にピン80を介して枢着された傾動カム79と、該傾動カム79に対し一定角度以上傾動しないように傾動カム79に枢着された係脱片81と、前記傾動カム79および係脱片81を相互に離れる方向に付勢する圧縮コイルスプリング82とからなり、連結部材77の先端部77bは、加撃片71にピン83を介して枢着されるとともに、連結部材77の基端部77cは、傾動カム79にピン84を介して枢着されている。
【0050】
さらに銃底53の先端部の下面に軟かくて弾性に富んだ弾性片85が付設されており、引金61に引金操作を加えない図22に図示された状態で、引張コイルスプリング73のバネ力により加撃片71が支軸72を中心に反時計方向へ付勢され、加撃片71の加撃端71aが銃底53の孔73bより上方へ突出しないように、ピン83のバネ力で加撃片71が支えられるようになっている。
【0051】
さらにまた引金61のラチェット歯61bに隣接して銃床52に発射検出リミットスイッチ86が取付けられるとともに、銃底53のセンサ取付け切欠き53c,メダルガイド54のセンサ取付け切欠き54cおよび蓋55のセンサ取付け切欠き55aにメダル通過センサー87が取付けられている。
【0052】
なお、支柱46の2叉状部46aの下部に不適正メダル排出シュート88が取付けられている。
【0053】
図23ないし図25に図示されるメダル発射装置 91 では、左右に間隔を存して水平に配置された2枚の水平基板92は、メダルゲーム機0の人形32内の図示されない塔上端に一体に固定され、該水平基板92の後端にローラ枢支板93がそれぞれ枢支ビス94を介して左右へ揺動自在に枢支され、該ローラ枢支板93の外側先端にそれぞれ長孔93aが形成され、該長孔93aを貫通したガイドビス95が水平基板92に螺着され、前記ローラ枢支板93の内側先端にそれぞれスプリング取付けピン96が上方へ突設され、該スプリング取付けピン96に引張コイルスプリング97の両端が係支されており、該引張コイルスプリング97の引張力により、左右のローラ枢支板93は枢支ビス94を中心に相互に接近するように付勢されている。
【0054】
また左右の水平基板92の中央部には、それぞれ図示されない大きな穴が形成され、該穴を下方から上方へ貫通してローラ枢支板93の下面にローラ駆動モータ98の上端がそれぞれ一体に取付けられ、該ローラ駆動モータ98の上部にギヤヘッド99が突設され、前記ローラ枢支板93を下方から上方へ貫通してローラ枢支板93より上方へ突出したギヤヘッド99の回転軸99aにそれぞれ挟付けローラ100 がスプライン嵌合され、該回転軸99aの上端周方向溝にサークリップ112 が係止され、該左右の挟付けローラ100 の外周部100 aは軟質ゴムで構成されており、左右の挟付けローラ100 はそれぞれローラ駆動モータ98でもって相互に同一速度でかつ逆方向へ回転駆動されるようになっている。なおギヤヘッド99の下部ケーシング部99bには、ローラ駆動モータ98の回転軸(図示されず)が遊嵌されるとともにギヤヘッド99の上部ケーシング部99cには減速ギヤ群が内蔵されて、挟付けローラ100 はギヤヘッド99によって減速されるようになっている。
【0055】
さらに左右の挟付けローラ100 の後方と前方とに位置してローラ枢支板93に左右の入口側ガイド板101 と出口側ガイド板102 とがそれぞれ相互に平行して一体に取付けられ、該左右の出口側ガイド板102 の間には、後方から前方に向って上方へ傾斜した規制板103 が(図では右方から左方に向って上方へ傾斜している)一体に取付けられている。
【0056】
さらにまた左右の入口側ガイド板101 に隣接して、メダル供給装置105 のメダルガイド106 の上端部106 aが配置されており、該メダル供給装置105 からメダルガイド106 を通ってメダル排出端部106 aに送られたメダル36が、左右の挟付けローラ100 に挟込まれて、相互に逆方向に回転する左右の挟付けローラ100 によって左右の挟付けローラ100 の中心の垂直2等分線上の鉛直面に沿い発射されるようになっている。
【0057】
またメダル供給装置105 は、特開昭59−183484号公報に記載されたメダル払出し装置のように、ホッパー107 の底面に接して図示されない回転円板が設けられ、該回転円板にはメダルを遊嵌しうる穴(図示されず)が周方向へ亘り多数設けられ、該回転円板はメダル供給モータ108 に連結されており、メダル供給モータ108 により回転円板が回転駆動されると、該回転円板の穴に遊嵌されたメダルが1個ずつメダルガイド106 に送込まれ、この回転円板の送出し力によりメダルガイド106 内のメダル36が押上げられ、メダルガイド106 の上端部106 aよりメダル36が左右の入口側ガイド板101 の間に供給されるようになっている。
【0058】
図1ないし図26に図示されたメダルゲーム機0は前記したように構成されているので、まずメダル旋回発射装置41において、メダル36をメダル装入金具56に隣接したメダル収納部60の装入口60aに装入しようとしても、所定の適正な寸法のメダル36より大きなメダル36を、メダル装入金具56や左右1対のメダルガイド54によって装入口60aに装入することができない。
【0059】
また所定の適正な寸法のメダル36より小径のメダル36は、メダル収納部60を貫通する際に、銃底53の長孔53aから落下してしまい、所定の適正な寸法のメダル36のみがメダル収納部60の排出口60bに到達し、最先端のメダル36はメダルストッパー57のV状当接凹部57aに係止され、不正メダル36によるプレーを禁止して、正常なメダル36でのプレーを行うことができる。
【0060】
また装入口60aから排出口60bに向ってメダル収納部60を下方へ傾斜させているため、重力でもってメダル36を装入口60aから排出口60bへ自動的に移動させることができ、メダル旋回発射装置の構造をより一層簡略化することができる。
【0061】
そして所定の枚数のメダル36をメダル収納部60に収納した後、図22に図示の状態で、引金61を引き始めると、図13に図示されるように、引金61は時計方向へ傾動し、引金61の引金駆動突起61aが係脱片81に当接し、時計方向への引金61の引き操作に対応して、係脱片81を介して傾動カム79が反時計方向へ傾動され、引張コイルスプリング73のバネ力に打勝って手前側に移動する連結部材77により、加撃片71が下方へ時計方向へ傾動され、図20に図示されるように、加撃片71の加撃端71aは銃底53の孔53bから大きく離れる。
【0062】
次に図21に図示するように、引金61の引金駆動突起61aがストッパー 89に当接する迄、引金61を極限迄引くと、引金駆動突起61aの先端と係脱片81の先端との係合が解除されて、引張コイルスプリング73のバネ力により、連結部材77が前方へ引戻され、加撃片71が反時計方向へ傾動し、加撃片71が弾性片85に勢い良く当接し、加撃端71aによりメダルストッパー57内のメダル36の略中心部は強く加撃される。この時、加撃片71の頂面71bが銃底53の孔53b周辺部に強く衝突するのを、弾性片85によって緩衝され、振動や、騒音の発生が抑制される。
【0063】
さらにメダルストッパー57内で斜上前方へ略中心部が強く加撃されたメダル36は、スペーサ58の間を通過し、該メダル36の右端部がスピン付与部材59の係合部59aに当り、図21に図示されるように、銃身部51の長手方向と平行な方向を中心に旋回され、矢印に図示されるように、放物線に沿って飛行した後、扇形プレーフィールド4上に落下し、該扇形プレーフィールド4上でメダル36は旋回することができる。
【0064】
さらにまたスペーサ58がメダルストッパー57とスピン付与部材59とに介装されているため、メダル36の右端が銃底53の上面に当らず、空中でメダル36は確実に旋回することができる。
【0065】
そして図21に図示するように引金61を極限迄引いた状態で、引金61を引く力を緩めると、引張コイルスプリング64のバネ力で引金61は反時計方向へ傾動し、引金61の円弧状端部61dがラチェット爪65の背面に当り、ラチェット爪65は時計方向へ直角に傾動するため、ラチェット爪65がラチェット歯61bに接しても、引金61の反時計方向の傾動は阻止されず、図22に図示されるように、引金61がストッパ49に係止されて、引金61の引始め以前の状態に復帰することがでる。
【0066】
またメダル収納部60にはメダル36が所定の複数枚が収納されるようになっているため、メダル収納部60へのメダル36の1回の装填で、引金61を反覆して引くだけで、所定の収納枚数分だけ、次々とメダル36を発射することができる。
【0067】
さらに銃底53とメダル装入金具56と間隔をメダル36の厚さに設定しておき、メダルガイド54の厚さをメダル36の厚さより僅かに大きくしておけば、銃底53,メダルガイド54および蓋55を緩やかに曲面に形成しても、メダル収納部60内をメダル36が通過することができる。このように銃底53,メダルガイド54および蓋55を緩やかに弯曲すれば、排出口60bを装入口60aよりも鉛直に近く立てることにより、メダル36をより確実に旋回させることができる。
【0068】
さらにまた銃身部51は下端軸47を中心に左右へ揺動自在に枢支されているため、所要の方向へメダル36を発射することができる。
【0069】
しかも、引金61の引き操作力を緩めた場合には、ラチェット爪65は引金61のラチェット歯61bに係合して、引金61がその位置で静止でき、引金61の、引き操作力を再び強めた際に、その位置から引金61が引かれるので、引金61の引き操作を安定して行なうことができる。
【0070】
このようにメダル旋回発射装置41により、メダル 36が扇形プレーフィールド4上に発射されて、扇形プレーフィールド4上のメダル 36が立った状態にて鉛直線を中心に旋回すると、扇形プレーフィールド4のプレー面4cでは、中央部4dが最も盛上っているため、旋回メダル 36は外周縁部4aから内周縁部4bに向い進行する際に左右両端部4e,4fに接近する方向に弯曲するが、プレー面4cの僅かな凹凸やメダル 36の接近部の摩擦状態で微妙に左右にゆれる。
【0071】
そしてタイミング良く、扇形プレーフィールド4の内周縁部4bに接近したメダル受皿28の受け皿本体28bにメダル 36が乗移ることができると、無端チェン26の回送に伴なってチャッカー29上に運ばれ、メダル受皿28の傾斜片28dが係合突片30に係合してメダル受皿28が傾き、受け皿本体28b上のメダル 36はチャッカー29内に入ることができ、スロットマシン31が稼動状態となる。
【0072】
スロットマシン31が小当りとなると、少量メダル発射装置35より数枚のメダル 36が切欠き7に向って発射され、そのメダル 36は扇形プレーフィールド4上を転回しながら切欠き7に接近し、切欠き7に入って払出される。
【0073】
またスロットマシン31が大当りとなると、ホッパー107 内のメダル36はメダルガイド106 に送込まれ、メダルガイド106 内を上昇してその上端部106 aより左右の入口側ガイド板101 の間に供給され、該メダル36は、図24の矢印方向へ回転駆動される左右の挟付けローラ100 に挟込まれ、メダル36の両外側面に働く左右の挟付けローラ100 の外周面100 bによる摩擦力で、図24の矢印方向へ付勢され、左右の出口側ガイド板102 の間を通って発射される。
【0074】
発射されたメダル36は斜上方へ傾斜した規制板103 により、斜上方へ向け空中を飛ぶことができる。
【0075】
この時、左右の挟付けローラ100 の回転速度は同一であり、かつ左右の挟付けローラ100 の外径は等しいため、鉛直線を中心として旋回することなく、出口側ガイド板102 と平行な方向に沿って飛ぶことができる。
【0076】
また挟付けローラ100 の外周部100 aは軟質ゴムよりなっているため、メダル36を挟込んだ際に、その外周部100 aは弾性変形し、衝撃力を発生することなく、メダル36を安定して挟むことができる。そしてメダル36の厚さの変化も勿論吸収でき、騒音の発生は抑制される。
【0077】
さらに挟付けローラ100 を枢支しているローラ枢支板93は枢支ビス94を中心に揺動でき、かつ左右の挟付けローラ100 は相互に接近するように引張コイルスプリング97で付勢されているので、挟付けローラ100 へのメダル36の挟込みの力をこの引張コイルスプリング97で吸収できるとともに、挟付けローラ100 の外周部100 aへの挟込み反力を軽減でき、挟付けローラ100 の耐久性を向上することができる。
【0078】
さらにまた左右の挟付けローラ100 を引張コイルスプリング97のバネ力で相互に押付けるように付勢しているため、厚くて重いメダル36は、引張コイルスプリング97のバネ力の増加でより強く左右の挟付けローラ100 に挟込まれ、大きな摩擦力でもってメダル36は確実に発射されうる。
【0079】
しかも左右挟付けローラ100 にぞれぞれローラ駆動モータ98が設けられているため、左右の挟付けローラ100 への動力伝達系は大巾に簡略化され、小型、軽量化が可能となる。
【0080】
また左右の出口側ガイド板102 の間に規制板103 が設けられているため、メダル36の飛出し方向を斜上方へ向けることができる。
【0081】
さらに挟付けローラ100 の回転軸は、上下鉛直方向へ向いているため、鉛直面に沿ってメダル36を飛ばし、メダル36の飛行面を左右に曲げないように目標に向って正確にメダル36を発射することができる。
【0082】
しかし、扇形プレーフィールド4からメダル受皿28への乗換えが失敗した水平軸10は、メダル排出溝23内に落下し、スロットマシン31は動作しない。
【0083】
またメダル受皿28の受け皿本体28bに水平軸10が乗っても、立上り片28cや傾斜片28dに水平軸10の一部が乗って不安定な姿勢の場合には、受け皿本体28bが傾斜した際に、チャッカー29内に落下せず、プレーが成功しないことがある。
【0091】
また前記実施形態では、扇形プレーフィールド4上で倒れたメダル36を、扇形プレーフィールド4の傾動で扇形プレーフィールド4上から除去するようになっていたが、自動車の窓に付設されたようなワイパー装置で、扇形プレーフィールド4上のメダル36を除去してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本出願発明に係るメダルゲーム機の一実施形態の斜視図である。
【図2】図1において、スロットマシンで大当りが出た場合の斜視図である。
【図3】図1の要部拡大正面図である。
【図4】図1の要部拡大平面図である。
【図5】扇形プレーフィールドが水平に支持された状態の側面図である。
【図6】扇形プレーフィールドが傾斜しない状態の側面図である。
【図7】扇形プレーフィールドの平面図である。
【図8】扇形プレーフィールドの裏面図である。
【図9】扇形プレーフィールドの外周側より見た正面図である。
【図10】チャッカーの正面図である。
【図11】チャッカーの側面図である。
【図12】チャッカーの平面図である。
【図13】メダル旋回発射装置の側面図である。
【図14】図13のXIV矢視図である。
【図15】図13のメダル旋回発射装置における銃身部の分解斜視図である。
【図16】図13のメダル加撃機構の分解斜視図である。
【図17】銃身部を支持する支柱の側面図である。
【図18】図17のXVIII矢視図である。
【図19】支柱を揺動自在に枢支する台座の平面図である。
【図20】引金を極限まで引いた状態のメダル旋回発射装置の側面図である。
【図21】引金を完全に引ききった状態のメダル旋回発射装置の側面図である。
【図22】引金を完全に引ききった状態から引金から指を離した状態のメダル旋回発射装置の側面図である。
【図23】メダル発射装置の左側面図である。
【図24】図23の平面図である。
【図25】図23の正面図である。
【図26】図23のメダル発射装置に用いられるメダル供給装置の斜視図である。
【図27】他の実施形態のメダル転回発射装置の縦断側面図である。
【図28】プレーフィールドの平面図である。
【符号の説明】
0…メダルゲーム機、1…カバー、2…窓、3…周辺板、4…扇形プレーフィールド、5…補強板、6…プレー面部材、7…切欠き、8…基台、9…支持ブラケット、10…水平軸、11…固定手段、12…支柱、13…緩衝ゴム、14…プレーフィールド起伏モータ、15…ギヤ、16…起伏軸支持ブラケット、17…起伏軸、18…ギヤ、19…アーム、20…ローラ、21…カム、22…マイクロスイッチ、23…メダル排出溝、24…梯形状チェーンガイド、25…スプロケット、26…無端チェン、27…ヒンジ、28…メダル受皿、29…チャッカー、30…係合突片、31…スロットマシン、32…人形、33…ランプ、34…サイレン、35…少量メダル発射装置、36…メダル
41…メダル旋回発射装置、42…台座、43…中心孔、44…ガイド溝、45…取付け孔、46…支柱、47…下端軸、48…ナット、49…ガイドピン、51…銃身部、52…銃床、53…銃底、54…メダルガイド、55…蓋、56…メダル装入金具、57…メダルストッパー、58…スペーサ、59…スピン付与部材、60…メダル収納部、61…引金、62,63…ピン、64…引張コイルスプリング、65…ラチェット爪、66…ピン、67…引張コイルスプリング、68…引金節度機構、70…メダル加撃機構、71…加撃片、72…支軸、73…引張コイルスプリング、74…調整ネジ、75…調整ピン、76…引金発動手段、77…連結部材、78…ピン、79…傾動カム、80…ピン、81…係脱片、82…圧縮コイルスプリング、83,84…ピン、85…弾性片、86…発射検出リミットスイッチ、87…メダル通過センサー、88…不適正メダル排出シート、
91…メダル発射装置、92…水平、93…ローラ枢支板、94…枢支ビス、95…ガイドビス、96…スプリング取付けピン、97…引張コイルスプリング、98…ローラ駆動モータ、99…ギヤヘッド、100 …挟付けローラ、101 …入口側ガイド板、102 …出口側ガイド板、103 …規制板、105 メダル供給装置、106 …メダルガイド、107 …ホッパー、108 …メダル供給モータ、109 …ドライブギヤ、110 …ドリブンギヤ、111 …アイドラギヤ、112 …サークリップ。
120 …メダル回転発射装置、121 …メダル収納部、122 …ストッパー、123 …軸、124 …ソレノイド、125 …メダル転回ローラ、126 …エアシリンダ。

Claims (7)

  1. メダルを装入するメダル装入口と、
    該メダル装入口から装入されたメダルが移動するメダル通路と、
    該メダル通路に沿って移動したメダルをストッパーにより停止させて収納するメダル収納部と、
    前記ストッパーにより停止しているメダルを加撃する加撃部を有するメダル加撃機構と、
    該メダル加撃機構が作動して前記加撃部と当接した前記メダルが発射されて前記メダル収納部から排出させるためのメダル排出口とを備え、
    前記加撃部は、
    前記メダル加撃機構が動作して前記メダルの円形平面の略中央部に当接して加撃する位置に設けられ、
    前記メダル排出口は、
    前記ストッパーにより停止している前記メダルを挟んで前記加撃部と反対側に、かつ、該メダルの円形平面と平行に配設されており、
    前記メダル排出口近傍に設けられ、前記メダル加撃機構が動作して前記加撃部と当接して発射されるメダルの円形平面に係合する係合部を有し、発射の際に当該メダルの円形平面の一部が前記係合部に当って当該メダル全体を旋回させるスピン付与部材をさらに備えたことを特徴とするメダル旋回発射装置。
  2. 前記メダル通路は、
    前記メダル装入口から前記メダル排出口へ向けて下方へ傾斜し、前記メダル装入口と前記メダル排出口とに亘って直線状に形成されており、
    前記メダル収納部は、
    複数枚のメダルを前記メダル通路に沿って1列に並べて収納する構成であり、
    前記メダル加撃機構の動作による加撃時に、前記メダル通路に沿って収納される複数のメダルの内、最下点に位置するメダルの円形平面の略中央部に前記加撃部が当接する位置に該メダルを保持する前記ストッパーが配設されたことを特徴とする請求項1記載のメダル旋回発射装置。
  3. 請求項1または請求項2記載のメダル旋回発射装置であって、
    前記メダル加撃機構を動作させて、メダルを発射させるためにプレーヤが操作する引金を備え、
    前記メダル加撃機構は、
    前記メダル排出口におけるメダル下面の略中心部を加撃するように前記発射装置本体に枢着された加撃片と、
    該加撃片の加撃端を前記メダル排出口におけるメダル面の略中心部に付勢する加撃付勢部材と、
    前記引金を所定限度迄引いた状態では、該加撃付勢部材の付勢力に逆い前記加撃片を後退させ、前記引金を所定限度を越えて引いた際に、前記加撃片と引金との連結を断ち、前記加撃付勢部材の付勢力でもって前記メダル排出口におけるメダル面の略中心部に、前記加撃片の加撃端を加撃させる引金発動手段とからなることを特徴とするメダル旋回発射装置。
  4. 前記引金には、該引金の引き操作に対応する復元力を与える引金スプリングが付設されるとともに、
    該引金スプリングのバネ力に逆い、前記引金を引いて、前記引金発動手段が発動する迄は、前記引金スプリングのバネ力による引金の戻りを阻止し、該引金発動手段が発動した際には、前記引金スプリングのバネ力により前記引金を引金操作以前の位置に復帰させることができる引金節度手段が設けられたことを特徴とする請求項3記載のメダル旋回発射 装置。
  5. 前記引金に何等の引金操作力が働かない状態で、前記加撃片の加撃端はメダル収納部底面から前記メダル排出口には突出しないように前記加撃片に接してバネ力を加える弾性部材が設けられたことを特徴とする請求項3または請求項4いずれか記載のメダル旋回発射装置。
  6. 請求項1ないし請求項5いずれか記載のメダル旋回発射装置と、
    前記メダル旋回発射装置から発射されて立った状態で旋回するメダルを支持しうるプレー面部材の上面が略水平面に近い形状に形成されたプレー面部材と、
    前記プレー面部材の所定の目標箇所に前記メダルが到達したことを検出する検出手段とを備えたことを特徴とするメダルゲーム機。
  7. 請求項6記載のメダルゲーム機は、
    前記プレー面部材の上面で転倒したメダルを除去するメダル除去機構が設けられ、
    該メダル除去機構は、
    前記プレー面部材を傾斜させる機構、またはプレー面部材の上面を擦付けてメダルを除去するワイパー機構であることを特徴とするメダルゲーム機。
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